JP2024090254A - リニア振動モータ - Google Patents

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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
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Abstract

【課題】動作時に発生するノイズ音を抑制することができるリニア振動モータを提供する。【解決手段】リニア振動モータ1Aは、コイル26を有する筒状の固定体10と、固定体10の内側でコイル26の磁力を受けることで中心軸方向に往復動する可動体40と、を備える。可動体40は、中心軸方向に並ぶポールピース54とバックヨークとを有する。ポールピース54は、内周面24Bと対向する第1外周部56及び第2外周部58、62、64を備える。第1外周部56と内周面24Bとの第1間隔d1は、第2外周部58、62、64と内周面24Bとの第2間隔d2、d3、d4よりも小さい。第1外周部56を含む仮想円R1の周長LP1のうち、第1外周部56の全体の長さに相当する第1長さLAが、周長LP1から第1長さLAを減算した第2長さLBよりも短い。【選択図】図5

Description

本発明は、リニア振動モータに関する。
特許文献1に示された電磁プランジャでは、円筒の内側に磁極、励磁コイル、円柱、渦巻スプリングが設けられている。円柱は作動子であり、渦巻スプリングによって保持されている。励磁コイルに通電された場合、円柱が下方向に移動する。
特開2013-188115号公報
固定体の内側に位置する可動体を磁力の作用で移動させるリニア振動モータでは、可動体が固定体に対して摺動する場合がある。固定体及び可動体の外周部の形状がそれぞれ円形状の場合は、可動体に作用する磁力の大きさが、周方向の各位置で同程度になり易く、可動体と固定体が接触する位置が決まりにくい。つまり、可動体が駆動された場合、可動体と固定体との衝突回数が多くなることで、ノイズ音が大きくなる虞がある。
本発明の目的は、リニア振動モータの動作時に発生するノイズ音を抑制することである。
一実施形態のリニア振動モータは、磁力発生部を有する筒状の固定体と、前記固定体の内側で前記磁力発生部の磁力を受けることで中心軸方向に往復動する可動体と、を備えるリニア振動モータである。前記可動体は、前記中心軸方向に並ぶ複数の磁性部材を有し、前記複数の磁性部材のうち少なくとも1つの磁性部材は、前記固定体の内周面と対向する第1外周部及び第2外周部を備える。前記第1外周部と前記内周面との第1間隔は、前記第2外周部と前記内周面との第2間隔よりも小さい。前記第1外周部を含む仮想円の周長のうち、前記第1外周部の全体の長さに相当する第1長さが、前記周長から前記第1長さを減算した第2長さよりも短い。
本発明によれば、リニア振動モータの動作時に発生するノイズ音を抑制することができる。
図1は、リニア振動モータの斜視図である。 図2は、図1に示されるリニア振動モータの縦断面図(A-A線断面図)である。 図3は、図1に示されるリニア振動モータのポールピース等を露出させた状態を示す斜視図である。 図4は、図1に示されるリニア振動モータの可動体の分解斜視図である。 図5は、図1に示されるリニア振動モータのポールピース等を拡大した説明図である。 図6は、図2に示されるリニア振動モータで可動体が径方向に偏った状態を示す横断面図である。 図7は、変形例1に係るリニア振動モータの可動体の分解斜視図である。 図8は、変形例2に係るリニア振動モータの可動体の分解斜視図である。 図9は、変形例3に係るリニア振動モータのケース部及び第1バックヨーク等を模式的に示す説明図である。 図10は、変形例4に係るリニア振動モータのポールピース等を模式的に示す説明図である。 図11は、図10に示されるリニア振動モータのケース部及び第1バックヨーク等を模式的に示す図である。 図12は、第2実施形態に係るリニア振動モータのポールピース等を模式的に示す説明図である。 図13は、図12に示されるリニア振動モータのケース部及び第1バックヨーク等を模式的に示す説明図である。
以下、本発明の幾つかの実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施形態を説明するために参照する全ての図面において、同一又は実質的に同一の構成や要素には同一の符号を用いる。また、一度説明した構成や要素については、原則として繰り返しの説明は行わない。以下の説明では、特に言及がない場合、「第1」、「第2」などの用語は、構成要素を互いに区別するために使用されているだけであり、特定の順位や順番を表すものではない。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係るリニア振動モータ1Aの斜視図である。図2は、リニア振動モータ1Aの中心軸CAを通る縦断面図である。図3は、後述するポールピース54を露出させた状態のリニア振動モータ1Aの斜視図である。
<リニア振動モータの概要>
リニア振動モータ1Aの用途は特に限定されない。リニア振動モータ1Aは、例えば、通信機器、入力機器、VR(Virtual Reality)機器に搭載可能である。これらの機器に搭載されたリニア振動モータ1Aは、例えば、振動を発生させる振動発生装置として機能することで、使用者に使用感や臨場感等を与える。
図2に示されるように、リニア振動モータ1Aは、固定体10と、可動体40と、を備えている。図2では、固定体10の中心軸CAと、可動体40の中心軸CBとが一致した状態が示されている。可動体40は、固定体10の内側で中心軸CAに沿った方向に往復動が可能である。なお、中心軸CBが延びる方向は、中心軸方向の一例である。以後の説明では、中心軸CBが延びる方向を「中心軸方向」、「上下方向」と呼ぶ場合がある。もっとも、係る呼称は説明の便宜上の呼称であり、中心軸CA、CBが延びる方向を上下方向や鉛直方向に限定するものではない。例えば、リニア振動モータ1Aが何らかの機器に搭載されたときに、中心軸CA、CBが延びる方向が、それぞれ水平方向に沿うこともある。
リニア振動モータ1Aでは、固定体10の内部で可動体40が中心軸方向に沿って往復動することで、リニア振動モータ1Aの全体が振動する。中心軸方向と直交する方向を「直交方向」と呼ぶ。直交方向は、中心軸方向と交差する交差方向の一例である。なお、直交方向は複数存在するため、直交方向の矢印は図示されていない。以後の説明では、「直交方向」を「径方向」と称する場合がある。
<固定体>
図1及び図2に示されるように、固定体10は、ケース部12と、コイル部22と、カバー部32と、を備えている。固定体10は、全体が筒状に形成されており、可動体40(図2)を収容している。
(ケース部)
図2に示されるように、ケース部12は、円筒状に形成されている。ケース部12及び後述するコイル部22は、可動体40を取り囲んでいる。ケース部12は、一例として、上ケース14と、下ケース17と、を有している。上ケース14は、下ケース17に対して中心軸方向の上側に位置している。上ケース14と下ケース17は、中心軸方向に間隔をあけて位置している。
上ケース14は、磁性材料によって形成された円筒状部材である。また、上ケース14は、側壁15と、上壁16と、を備えている。側壁15は、中心軸方向に延びる円筒状に形成されている。側壁15の一部には、周方向に間隔をあけて複数の切欠部15A(図1)が形成されている。上壁16は、側壁15の中心軸方向の上端部から径方向の内側(中心軸CA側)へ張り出されている。上壁16は、中心軸方向から見て、円環形状に形成されている。上壁16は、内周面16Aを有する。
下ケース17は、上ケース14と同じ磁性材料によって形成された円筒状部材である。また、下ケース17は、側壁18と、下壁19と、を備えている。側壁18は、中心軸方向に延びる円筒状に形成されている。側壁18の一部には、周方向に間隔をあけて複数の切欠部18A(図1)が形成されている。側壁18の直径は、一例として、側壁15の直径とほぼ等しい。下壁19は、側壁18の中心軸方向の下端部から径方向の内側へ張り出されている。下壁19は、中心軸方向から見て、円環形状に形成されている。下壁19は、内周面19Aを有する。内周面19Aと内周面16Aは、一例として、中心軸方向に沿って並んでいる。
(コイル部)
コイル部22は、ボビン24と、コイル26と、を備えている。コイル部22は、ケース部12と可動体40との間に位置している。つまり、ケース部12は、コイル部22を介して可動体40を取り囲んでいる。コイル26は、電源から電流が流れることで磁力を発生する磁力発生部の一例である。このように、固定体10は、コイル26を有している。なお、コイル26には、交流の電流が流される。つまり、コイル26に流れる電流の方向は、設定された時間が経過する度に切り替わる。
ボビン24は、非磁性材料によって円筒状に形成されている。なお、非磁性とは、強磁性を有さないことを意味する。非磁性と強磁性とを区別するための境界値の一例として、比透磁率=1.5を用いてもよい。つまり、「強磁性」を「比透磁率が1.5以上のもの」とし、「非磁性」を「比透磁率が1.5未満のもの」としてもよい。ボビン24は、外周面24Aと、内周面24Bと、上面24Cと、下面24Dと、を有する。内周面24Bの直径の大きさは、可動体40を中心軸方向に挿通可能な大きさとなっている。内周面24Bと可動体40との間には、エアギャップが存在している。
また、ボビン24は、コイル保持部25を備えている。コイル保持部25は、外周面24Aから径方向の内側に窪んだ部位であり、且つボビン24の全周に亘って形成された溝部である。コイル26は、コイル保持部25に巻かれている。コイル26は、一例として、上ケース14と下ケース17との間で外部に露出されている。さらに、ボビン24には、径方向の外側に向けて突出した複数の突起部27(図1)が形成されている。複数の突起部27と切欠部15A、18A(図1)とは、接触している。これにより、ケース部12は、ボビン24に対する周方向の位置決めがされている。
(カバー部)
カバー部32は、上カバー34と、下カバー36とを有する。上カバー34及び下カバー36は、非磁性材料によって形成されている。上カバー34及び下カバー36は、例えば、ボビン24と同一の材料によって形成される。
上カバー34は、上壁16及び上面24Cに装着されている。上カバー34は、可動体40の上部を覆っている。上カバー34を構成する部位のうち、後述するシャフト42と中心軸方向に対向する部位には、円形状の貫通孔35が形成されている。貫通孔35の直径は、シャフト42の直径に比べて大きい。
下カバー36は、下壁19及び下面24Dに装着されている。下カバー36は、可動体40の下部を覆っている。下カバー36を構成する部位のうち、シャフト42と中心軸方向に対向する部位には、円形状の貫通孔37が形成されている。貫通孔37の直径は、シャフト42の直径に比べて大きい。貫通孔35及び貫通孔37は、可動体40の振動時に固定体10の内部から外部へ空気を流出させる流出口として機能する。
<可動体>
図4に示されるように、可動体40は、一例として、シャフト42、第1バックヨーク44、第2バックヨーク46、第1磁石48、第2磁石52及びポールピース54を備えている。第1バックヨーク44、第1磁石48、ポールピース54、第2磁石52及び第2バックヨーク46は、この順で中心軸方向(上下方向)に一列に並んでいる。シャフト42は、第1バックヨーク44、第1磁石48、ポールピース54、第2磁石52及び第2バックヨーク46を中心軸方向に貫くと共に、これらを一体化させている。可動体40は、コイル26(図2)で生じる磁力を受けることで中心軸方向に往復動する。
(シャフト)
シャフト42は、円柱状に形成されており、中心軸方向に延びている。シャフト42は、中心軸CBを有する。シャフト42の中心軸方向の長さLKは、シャフト42を固定体10(図1)の内部に収容可能となる長さに決められている。また、長さLKは、可動体40が上下方向に振動した場合にシャフト42と固定体10とが接触しないように、予め決められている。可動体40では、シャフト42の上端部が第1バックヨーク44よりも上側に突出されており、シャフト42の下端部が第2バックヨーク46よりも下側に突出されている。
(第1バックヨーク及び第2バックヨーク)
第1バックヨーク44及び第2バックヨーク46は、それぞれ、磁性材料によって形成された板状部材であり、複数の磁性部材の一例である。より特定的には、第1バックヨーク44及び第2バックヨーク46は、磁性材料によって形成された円環状の板状部材である。第1バックヨーク44及び第2バックヨーク46は、それぞれ、バックヨークの一例である。第1バックヨーク44は、第2バックヨーク46よりも中心軸方向の上側に位置している。
第1バックヨーク44は、第1磁石48と対向する下面44Aと、下面44Aとは反対側の上面44Bと、外周面44Cと、を備えている。第1バックヨーク44の中央部には、中心軸方向に沿って延びる貫通孔44Dが形成されている。
第2バックヨーク46は、第2磁石52と対向する上面46Aと、上面46Aとは反対側の下面46Bと、外周面46Cと、を備えている。第2バックヨーク46の中央部には、中心軸方向に沿って延びる貫通孔46Dが形成されている。第1バックヨーク44及び第2バックヨーク46では、一例として、それぞれの直径が同程度の大きさを有し、それぞれの厚さが同程度の大きさを有している。
(第1磁石及び第2磁石)
第1磁石48及び第2磁石52は、それぞれリング型の永久磁石であって、上下方向に磁化されている。第1磁石48及び第2磁石52は、複数の磁性部材の一例に含まれる。第1磁石48の中央部には、中心軸方向に沿って延びる貫通孔48Aが形成されている。第2磁石52の中央部には、中心軸方向に沿って延びる貫通孔52Aが形成されている。第1バックヨーク44、第2バックヨーク46、第1磁石48及び第2磁石52のそれぞれの中心は、シャフト42の中心と一致している。
図2に示されるように、第1磁石48及び第2磁石52は、互いの同極同士が中心軸方向に沿って対向する向きで並んでいる。より特定的には、第1磁石48及び第2磁石52は、互いのS極同士が対向する向きで並んでいる。第1磁石48のN極は、第1バックヨーク44と対向している。第1磁石48のS極は、後述するポールピース54と対向している。第2磁石52のN極は、第2バックヨーク46と対向している。第2磁石52のS極は、ポールピース54と対向している。第1バックヨーク44の外周面44Cは、内周面16Aと対向している。第2バックヨーク46の外周面46Cは、内周面19Aと対向している。
(ポールピース)
図3に示されるように、ポールピース54は、コイル26と径方向に並んでいる。本実施形態では、一例として、ポールピース54とコイル26との間に、ボビン24の一部が位置している。
図5に示されるように、ポールピース54は、磁性材料によって形成された板状部材であり、磁性部材の一例である。ポールピース54の数は、一例として、可動体40で1つである。より特定的には、ポールピース54は、中心軸方向から見て、1つの第1外周部56と、第2外周部58、62、64と、R部66、67、68、69と、を備えている。本実施形態では、R部66、67、68、69を第2外周部58、62、64に含める。なお、図5では、中心軸CBの位置を点Oで表している。また、図5では、中心軸CAが点Oに位置している。ポールピース54には、点Oを中心とする円形の貫通孔55が形成されている。
R部66は、第1外周部56と第2外周部58とを繋いでいる。R部67は、第2外周部58と第2外周部62とを繋いでいる。R部68は、第2外周部62と第2外周部64とを繋いでいる。R部69は、第2外周部64と第1外周部56とを繋いでいる。
第1外周部56は、円弧形状の曲面である外周面57を有する。中心軸方向から見て、第1外周部56の外周面57を含む仮想の円を仮想円R1とする。仮想円R1の直径は、一例として、第2磁石52の直径よりも小さい。仮想円R1の周方向の長さを周長LP1とする。なお、図5では、仮想円R1の各長さを見やすくするために、周長LP1等を表す線を仮想円R1に対して径方向の外側にずらして表示している。
仮想円R1の周方向で、外周面57の一端の位置を点Aとし、他端の位置を点Bとする。円弧ABは、外周面57に相当する。円弧ABに対応する中心角θ1は、一例として、90°以下となっている。外周面57は、内周面24Bと径方向に対向している。第1外周部56の外周面57と、内周面24Bとの径方向の間隔を第1間隔d1とする。また、外周面57の周方向の長さを長さL1とする。ここで、仮想円の周長のうち、第1外周部の全体の長さに相当する長さを第1長さLAと定義する。本実施形態では、仮想円R1の周長LP1のうち、第1外周部56の全体の長さL1が、第1長さLAとなる。
第2外周部58は、平面状の外周面59を有する。中心軸方向から見て、外周面59の一端を点Cとし、他端を点Dとする。線分CDを延長した線は、線分OBを延長した線と交わる。つまり、外周面59は、径方向と交差する方向に沿って延びている。外周面59は、中心軸方向から見て、仮想円R1よりも内側(点O側)に位置している。また、外周面59は、点Cから点Dに向かうほど、線分OBの延長線に対して遠くなるように位置している。外周面59は、内周面24Bと対向している。第2外周部58の外周面59と、内周面24Bとの径方向の間隔を第2間隔d2とする。第1間隔d1は、第2間隔d2よりも小さい。
第2外周部62は、平面状の外周面63を有する。中心軸方向から見て、外周面63の一端を点Eとし、他端を点Fとする。線分EFを延長した線は、線分OBを延長した線と交わる。つまり、外周面63は、径方向と交差する方向に沿って延びている。なお、線分EFを延長した線は、線分CDを延長した線と交差する。外周面63は、中心軸方向から見て、仮想円R1よりも内側に位置している。また、点Eと点Oとの距離は、点Fと点Oとの距離とほぼ等しい。外周面63は、内周面24Bと対向している。第2外周部62の外周面63と、内周面24Bとの径方向の間隔を第2間隔d3とする。第1間隔d1は、第2間隔d3よりも小さい。
第2外周部64は、平面状の外周面65を有する。中心軸方向から見て、外周面65の一端を点Gとし、他端を点Hとする。線分GHを延長した線は、線分OAを延長した線と交わる。つまり、外周面65は、径方向と交差する方向に沿って延びている。線分GHの長さと線分CDの長さはほぼ等しい。外周面65は、中心軸方向から見て、仮想円R1よりも内側に位置している。また、外周面65は、点Hから点Gに向かうほど、線分OAの延長線に対して遠くなるように位置している。外周面65は、内周面24Bと対向している。第2外周部64の外周面65と、内周面24Bとの径方向の間隔を第2間隔d4とする。第1間隔d1は、第2間隔d4よりも小さい。
仮想円R1の中心角のうち、R部66、第2外周部58、R部67、第2外周部62、R部68、第2外周部64及びR部69に対応する角度を中心角θ2とする。θ2=360°-θ1である。さらに、θ2>θ1である。換言すると、仮想円R1について、第1外周部56に対応する円弧ABは、劣弧であり、第2外周部58、62、64(R部66、67、68、69を含む)に対応する円弧は、優弧である。
仮想円の周長のうち、当該周長から第1長さLAを減算した長さを第2長さLBと定義する。本実施形態では、仮想円R1のうち、第2外周部58、62、64(各R部を含む)の範囲に対応する部分の長さの合計が、長さL2となっている。つまり、第2長さLB=長さL2となっている。ここで、第1長さLAは、第2長さLBよりも短い。
<磁気的吸引力>
図2に示されるように、リニア振動モータ1Aでは、可動体40を往復動可能に保持する磁気的吸引力が得られる。より特定的には、第1磁石48、第1バックヨーク44、上ケース14及びポールピース54を含む磁気回路を通る磁束によって、磁気的吸引力が得られる。さらに、第2磁石52、第2バックヨーク46、下ケース17及びポールピース54を含む磁気回路を通る磁束によって、磁気的吸引力が得られる。
可動体40は、磁気的吸引力により、固定体10の内部で往復動可能(上下動可能)に保持される。別の見方をすると、コイル26に通電されていないとき、可動体40は、中心軸CBが中心軸CAとほぼ一致する位置にある。以下の説明では、コイル26に通電されていないときの可動体40の位置を「ニュートラルポジション」と呼ぶ場合がある。
<第1実施形態の作用>
図2に示されるように、可動体40は、磁力の作用によってニュートラルポジションに保持されている。コイル26に順方向の通電をした場合、可動体40は、上向きの推力(ローレンツ力)を受ける。これにより、可動体40は上昇する。コイル26に逆方向の通電をした場合、可動体40は、下向きの推力(ローレンツ力)を受ける。これにより、可動体40は降下する。従って、コイル26への通電方向を一定周期で反転させる交流の場合、固定体10の内部で可動体40が上下方向に往復動し、振動が発生する。
ここで、図5に示されるように、第1間隔d1は、第2間隔d2、d3、d4よりも小さい。さらに、仮想円R1の円周上で、第1長さLAが、第2長さLBよりも短い。換言すると、可動体40のうち、仮想円R1の円周上で、コイル26に近い第1外周部56の範囲は、コイル26から遠い第2外周部58、62、64の範囲よりも狭い。これにより、可動体40では、特に、第1外周部56が、第2外周部58、62、64と比べて、ケース部12(上ケース14、下ケース17)に向けて引き寄せられ易い。
図6に示されるように、第1外周部56がケース部12に向けて引き寄せられることで、可動体40の位置は、中心軸CBが中心軸CAに対して径方向に位置ずれした偏り位置となる。そして、可動体40は、偏り位置で上下方向に振動する。これにより、第1磁石48及び第2磁石52のそれぞれについて、外周面の円周方向の一部のみが、内周面24Bに対して摺動することになる。このように、可動体40が上下方向に振動しているとき、可動体40と固定体10との接触位置が、可動体40の周方向の所定の範囲内に収まる(位置が安定する)。これにより、可動体40と固定体10との接触回数が多くなることを抑制できるので、リニア振動モータ1Aの動作時に発生するノイズ音を抑制することができる。
〔変形例1〕
図7には、第1実施形態のリニア振動モータ1A(図2)に対する変形例1として、リニア振動モータ1Bの一部が示されている。なお、第1実施形態と同一又は実質的に同一の構成や要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、図1から図6までのいずれかに示された構成については、図番の記載を省略する場合がある。
<変形例1の構成>
リニア振動モータ1Bは、リニア振動モータ1Aの可動体40が可動体70に置き換えられた構成を有する。可動体70以外の構成については、リニア振動モータ1Aと同様の構成である。可動体70は、シャフト42、第1バックヨーク72、第2バックヨーク74、第1磁石48、第2磁石52及びポールピース76を備えている。シャフト42は、第1バックヨーク72、第1磁石48、ポールピース76、第2磁石52及び第2バックヨーク74を中心軸方向に貫くと共に、これらを一体化させている。可動体70は、コイル26の磁力を受けることで中心軸方向に往復動する。
第1バックヨーク72及び第2バックヨーク74は、複数の磁性部材の一例であり、それぞれポールピース54(図4)と同様に形成されている。つまり、第1バックヨーク72及び第2バックヨーク74は、それぞれ、第1外周部56と、第2外周部58、62、64と、を備えている。
第1バックヨーク72及び第2バックヨーク74は、それぞれの第1外周部56の位置が、周方向の同じ位置にある。換言すると、第1バックヨーク72と第2バックヨーク74は、第1外周部56の向きが揃えられている。なお、第1バックヨーク72が対向する上壁16と、第2バックヨーク74が対向する下壁19とは、同様の構成である。このため、第1バックヨーク72と上壁16との配置について説明し、第2バックヨーク74と下壁19との配置の説明を省略する。
図2、図5及び図7を参照して、第1バックヨーク72と上壁16との配置について説明する。外周面57と内周面16Aとの径方向の間隔は、第1間隔d1である。外周面59、63、65と内周面16Aとの径方向の間隔は、第2間隔d2、d3、d4である。第1間隔d1は、第2間隔d2、d3、d4よりも小さい。さらに、第1長さLAは、第2長さLBよりも短い。
ポールピース76は、第1実施形態の第1バックヨーク44又は第2バックヨーク46と同様に、円板状に形成されている。このように、リニア振動モータ1Bでは、第1バックヨーク72及び第2バックヨーク74が、円形のポールピース76に対する異形の部材として形成されている。
<変形例1の作用>
リニア振動モータ1Bでは、第1バックヨーク72及び第2バックヨーク74が、それぞれ第1外周部56と、第2外周部58、62、64と、を備えている。このため、第1外周部56が上壁16、下壁19に対して引き寄せられ易い。これにより、可動体70の位置が、固定体10の内側で周方向の一部に偏り易くなっている。ここで、可動体70が上下方向に振動しているとき、可動体70と固定体10との接触位置が、可動体70の周方向の所定の範囲内に収まる(位置が安定する)。これにより、可動体70と固定体10との接触回数が多くなることを抑制できるので、リニア振動モータ1Bの動作時に発生するノイズ音を抑制することができる。
また、第1バックヨーク72と第2バックヨーク74は、中心軸方向に間隔をあけて位置しており、且つ向き(径方向)が揃えられている。このため、第1バックヨーク72のみが周方向の一部に偏って位置し、あるいは、第2バックヨーク74のみが周方向の一部に偏って位置することが抑制される。これにより、シャフト42が中心軸方向と交差する方向に傾倒されにくくなるので、可動体70の中心軸方向に対する傾きを抑制することができる。
〔変形例2〕
図8には、リニア振動モータ1A(図2)に対する変形例2として、リニア振動モータ1Cの一部が示されている。なお、第1実施形態及び変形例1と同一又は実質的に同一の構成や要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、図1から図7までのいずれかに示された構成については、図番の記載を省略する。
<変形例2の構成>
リニア振動モータ1Cは、リニア振動モータ1Aの可動体40が可動体80に置き換えられた構成を有する。可動体80以外の構成については、リニア振動モータ1Aと同様の構成である。可動体80は、シャフト42、第1バックヨーク72、第2バックヨーク74、第1磁石48、第2磁石52及びポールピース54を備えている。つまり、可動体80は、第1実施形態のポールピース54に相当するヨーク部材を3つ備えている。可動体80は、コイル26の磁力を受けることで中心軸方向に往復動する。
ポールピース54、第1バックヨーク72及び第2バックヨーク74は、それぞれの第1外周部56の位置が、周方向の同じ位置にある。換言すると、ポールピース54、第1バックヨーク72及び第2バックヨーク74は、第1外周部56の向き(径方向)が揃えられている。
<変形例2の作用>
リニア振動モータ1Cでは、リニア振動モータ1Aの作用及び効果と、リニア振動モータ1Bの作用及び効果とを両方得ることができる。
〔変形例3〕
図9には、リニア振動モータ1A(図2)に対する変形例3として、リニア振動モータ1Dの中心軸方向の上部が示されている。なお、第1実施形態及び変形例1、2と同一又は実質的に同一の構成や要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、図1から図8までのいずれかに示された構成については、図番の記載を省略する。
<変形例3の構成>
リニア振動モータ1Dは、固定体90と、可動体70と、を備えている。固定体90は、ケース部92と、コイル部22と、カバー部32と、を備えている。固定体90は、全体が筒状に形成されており、可動体70を収容している。
ケース部92は、円筒状に形成されている。ケース部92は、一例として、上ケース94と、下ケースと、を有している。なお、下ケースは、固定体90の中心軸方向の中央に対して、上ケース94と対称の構成となるように形成されており、同様の磁気特性を有する。このため、上ケース94について説明をし、下ケースの図示及び説明を省略する。
上ケース94は、磁性材料によって形成された円筒状部材である。また、上ケース94は、側壁95と、上壁96と、を備えている。側壁95は、中心軸方向に延びる円筒状に形成されている。上壁96は、側壁95の中心軸方向の上端部から径方向の内側(中心軸CA側)へ張り出されている。上壁96は、第1バックヨーク72と径方向に対向している。また、上壁96は、環状部97と、突出部98と、を備えている。環状部97は、中心軸方向から見て円環形状に形成されている。環状部97のうち、径方向の最も内側に位置する面を内周面97Aとする。
突出部98は、内周面97Aの周方向の一部から中心軸CAに向けて突出された部位である。つまり、上ケース94には、第1外周部56に向けて、内周面97Aから突出した突出部98が設けられている。突出部98は、中心軸方向から見て円弧形状に形成された内周面98Aと、内周面98Aの周方向の両端から径方向の外側(内周面97A側)に向けて延びる端面98B及び端面98Cと、を備えている。内周面98Aは、径方向の外側に向けて窪んだ曲面である。
内周面98Aは、径方向に第1間隔d5をあけて、外周面57と対向している。第1間隔d5は、上壁96と第1バックヨーク72との径方向の間隔のうち、最も小さい間隔である。内周面98Aの周方向の長さL3は、長さL1よりも長い。なお、内周面98Aの円弧に対応する中心角は、一例として、中心角θ1となっている。内周面97Aと第2外周部58、62、64との間隔を第2間隔d6、d7、d8とする。第1間隔d5は、第2間隔d6、d7、d8よりも小さい。
<変形例3の作用>
リニア振動モータ1Dでは、上壁96に対して、第1外周部56が第2外周部58、62、64よりも近い位置にある。このため、第1外周部56が上壁96に向けて引き寄せられ易い。さらに、上壁96には、内周面97Aよりも径方向の内側に位置する突出部98が設けられている。これにより、第1外周部56と上壁96とをさらに近づけることができるので、可動体70の位置を突出部98に向けて、径方向に偏らせることができる。
〔変形例4〕
図10、図11には、リニア振動モータ1A(図2)に対する変形例4のリニア振動モータ1Eのうち、中心軸方向の中央部、上部が示されている。なお、第1実施形態及び変形例1、2、3と同一又は実質的に同一の構成や要素については、同一の符号を付して説明を省略する。また、図1から図9までのいずれかに示された構成については、図番の記載を省略する。
<変形例4の構成>
図10に示されるように、リニア振動モータ1Eは、固定体100と、可動体110と、を備えている。固定体100は、ケース部102と、コイル部22と、カバー部32と、を備えている。固定体100は、全体が筒状に形成されており、可動体110を収容している。
可動体110は、シャフト42、上下1組のバックヨーク118(図11)、第1磁石48、第2磁石52及びポールピース112を備えている。つまり、可動体110では、可動体40の第1バックヨーク44、第2バックヨーク46及びポールピース54が、上下1組のバックヨーク118及びポールピース112に置き換えられている。可動体110は、固定体100の内側でコイル26の磁力を受けることで中心軸方向に往復動する。なお、上下1組のバックヨーク118は、それぞれ同様の構成を有する。このため、中心軸方向の上側のバックヨーク118について説明をし、下側のバックヨーク118の説明を省略する。
ポールピース112は、磁性材料によって形成された板状部材であり、磁性部材の一例である。ポールピース112の数は、一例として、1つである。より特定的には、ポールピース112は、中心軸方向から見て、1つの第1外周部114と、1つの第2外周部116と、を備えている。ポールピース112には、点Oを中心とする円形の貫通孔115が形成されている。
第1外周部114は、ポールピース112の周方向のうち、中心角θ3に対応する部位である。中心角θ3は、一例として、90°以下となっている。また、第1外周部114は、後述する外周面117よりも径方向の外側に突出された部位である。第1外周部114は、中心軸方向から見て、円弧形状に形成された外周面114Aと、外周面114Aの周方向の両端から径方向の内側に向けて延びる端面114B及び端面114Cと、を有している。端面114Bと端面114Cは、径方向に沿って互いに平行に位置している。
外周面114Aは、径方向の外側に向けて凸形状且つ円弧形状の曲面である。中心軸方向から見て、外周面114Aを含む仮想の円を仮想円R2とする。仮想円R2の直径は、一例として、第2磁石52の直径よりも小さい。仮想円R2の周方向の長さを周長LP2とする。また、外周面114Aは、内周面24Bと径方向に対向している。外周面114Aと、内周面24Bとの径方向の間隔を第1間隔d9とする。第1間隔d9は、後述する第2間隔d10よりも小さい。また、外周面114Aの周方向の長さを長さL4とする。本実施形態では、仮想円R2の周長LP2のうち、第1外周部114の全体の長さL4が、第1長さLAに相当する。
第2外周部116は、中心軸方向から見て、点Oを中心とする円弧形状に形成されている。第2外周部116の半径は、第2磁石52の半径よりも小さい。第2外周部116は、円弧形状の曲面である外周面117を有する。外周面117に対応する中心角をθ4とする。なお、θ4=360°-θ3である。外周面117の円弧は、優弧である。外周面117は、内周面24Bと径方向に対向している。外周面117と内周面24Bとの径方向の間隔を第2間隔d10とする。第2間隔d10は、第2外周部116(外周面117)の周方向の複数の位置で等しい。
本実施形態では、仮想円R2のうち、第2外周部116の範囲に対応する部分の長さの合計が、長さL5となっている。つまり、第2長さLBが長さL5となっている。ここで、第1長さLAは、第2長さLBよりも短い。
図11に示されるように、バックヨーク118は、一例として、ポールピース112(図10)と同様の構成を有する。つまり、バックヨーク118は、第1外周部114と、第2外周部116と、を備えている。
ケース部102は、円筒状に形成されている。ケース部102は、一例として、上ケース104と、下ケースと、を有している。なお、下ケースは、固定体100の中心軸方向の中央に対して、上ケース104と対称の構成となるように形成されている。このため、上ケース104について説明をし、下ケースの説明を省略する。
上ケース104は、磁性材料によって形成された円筒状部材である。また、上ケース104は、側壁105と、上壁106と、を備えている。側壁105は、中心軸方向に延びる円筒状に形成されている。上壁106は、側壁105の中心軸方向の上端部から径方向の内側(中心軸CA側)へ張り出されている。また、上壁106は、環状部107と、突出部108と、を備えている。環状部107は、中心軸方向から見て円環形状に形成されている。環状部107のうち、径方向の最も内側に位置する面を内周面107Aとする。
突出部108は、内周面107Aの周方向の一部から中心軸CAに向けて突出された部位である。突出部108は、中心軸方向から見て円弧形状に形成された内周面108Aと、内周面108Aの周方向の両端から径方向の外側に向けて延びる端面108B及び端面108Cと、を備えている。内周面108Aは、径方向の外側に向けて窪んだ曲面である。端面108Bと端面108Cは、径方向に沿って互いに平行に位置している。内周面108Aは、径方向に第1間隔d11をあけて、外周面114Aと対向している。内周面107Aは、径方向に第2間隔d12をあけて、外周面117と対向している。第1間隔d11は、第2間隔d12よりも小さい。内周面108Aの周方向の長さL6は、一例として、長さL4と等しい。
<変形例4の作用>
図10及び図11に示されるように、リニア振動モータ1Eでは、ポールピース112が、第1外周部114と第2外周部116とを備えている。このため、可動体110の位置が、第1外周部114に対応する部分で径方向に偏り易くなっている。さらに、バックヨーク118が、ポールピース112と同様の構成を有しており、且つ突出部108と第1外周部114とが径方向に対向している。このため、可動体110の位置が、固定体100の内側でさらに径方向に偏り易くなっている。
ここで、可動体110が上下方向に振動しているとき、可動体110と固定体100との接触位置が、可動体110の周方向の所定の範囲内に収まる(位置が安定する)。これにより、可動体110と固定体100との接触回数が多くなることを抑制できるので、リニア振動モータ3の動作時に発生するノイズ音を抑制することができる。
リニア振動モータ1Eでは、第2外周部116の形状が、複数の位置で第2間隔d10(d12)が等しい円弧形状となっている。このため、第2外周部116の複数の位置で第2間隔d10(d12)が大きく異なる構成と比べて、第2外周部116内での磁力の強弱の差が生じにくくなる。これにより、可動体110が固定体100と接触した状態で、シャフト42が、中心軸方向に対して交差する方向に傾倒することを抑制できる。つまり、可動体110の振動方向が変化することを抑制できる。
〔第2実施形態〕
図12は、第2実施形態に係るリニア振動モータ2のポールピース132等を模式的に示す図である。図13は、リニア振動モータ2のケース部122及びバックヨーク142等を模式的に示す図である。なお、第1実施形態及び変形例1から変形例4までのいずれかの構成要素と同一又は同様の構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
<リニア振動モータの構成>
図12に示されるように、リニア振動モータ2は、固定体120と、可動体130と、を備えている。固定体120は、ケース部122と、コイル部22と、カバー部32と、を備えている。固定体120は、全体が筒状に形成されており、可動体130を収容している。
(ケース部)
図13に示されるように、ケース部122は、円筒状に形成されている。ケース部122は、一例として、上ケース123と、下ケース124(図12)と、を有している。下ケース124は、固定体120の中心軸方向の中央に対して、上ケース123と対称の構成となるように形成されている。このため、上ケース123について説明をし、下ケース124の説明を省略する。
上ケース123は、磁性材料によって形成された円筒状部材である。また、上ケース123は、側壁125と、上壁126と、を備えている。側壁125は、中心軸方向に延びる円筒状に形成されている。上壁126は、側壁125の中心軸方向の上端部から径方向の内側(中心軸CA側)へ張り出されている。また、上壁126は、環状部127と、3つの突出部108と、を備えている。環状部127は、中心軸方向から見て円環形状に形成されている。環状部127のうち、径方向の最も内側に位置する面を内周面127Aとする。
3つの突出部108は、内周面127Aの周方向の各部から、中心軸CAに向けてそれぞれ突出された部位である。径方向に延びる線で且つ突出部108を二等分する線を中心線Kとする。なお、3つの突出部108に合わせて、中心線Kを中心線K1、K2、K3として区別する。中心線K1、K2、K3は、それぞれの成す角度(中心角)が120°となるように、周方向に等間隔で位置している。
<可動体>
可動体130は、シャフト42、上下1組のバックヨーク142、第1磁石48、第2磁石52及びポールピース132(図12)を備えている。つまり、可動体130は、上下1組のバックヨーク142及びポールピース132を有する点で、可動体40(図4)とは構成が異なっている。可動体130は、固定体120の内側で、コイル26(図12)の磁力を受けることで、中心軸方向に往復動する。なお、上下1組のバックヨーク142については、上側及び下側で同様の構成であるため、上側のバックヨーク142について説明をし、下側のバックヨーク142の説明を省略する。
図12に示されるように、ポールピース132は、磁性材料によって形成された板状部材であり、磁性部材の一例である。ポールピース132の数は、一例として、1つである。より特定的には、ポールピース132は、中心軸方向から見て、3つの第1外周部114と、3つの第2外周部134と、を備えている。ポールピース132には、点Oを中心とする円形の貫通孔136が形成されている。
3つの第1外周部114は、可動体130の周方向に等間隔で配置されている。より特定的には、3つの第1外周部114の中心は、一例として、中心線K1、K2、K3上に位置している。中心軸方向から見て、3つの外周面114Aを含む仮想の円を仮想円R3とする。仮想円R3の直径は、一例として、第2磁石52の直径よりも小さい。仮想円R3の周方向の長さを周長LP3とする。外周面114Aに対応する中心角θ3は、一例として、50°以下となっている。3つの外周面114Aは、それぞれ内周面24Bと径方向に対向している。
外周面114Aと内周面24Bとの径方向の間隔は、それぞれ第1間隔d9である。第1間隔d9は、後述する第2間隔d10よりも小さい。本実施形態では、仮想円R3の周長LP3のうち、3つの第1外周部114の全体に相当する長さが、第1長さLAとなる。つまり、LA=3×L4である。
3つの第2外周部134は、中心軸方向から見て、それぞれ点Oを中心とする円弧形状に形成されている。第2外周部134の半径は、第2磁石52の半径よりも小さい。3つの第2外周部134は、それぞれ、円弧形状の曲面である外周面135を有する。また、それぞれの外周面135に対応する中心角をθ5とする。中心角θ5は、中心角θ3よりも大きい。周長LP3のうち、1つの外周面135に対応する周方向の長さを長さL7とする。長さL7は、長さL4よりも長い。3つの外周面135は、内周面24Bと径方向に対向している。外周面135と内周面24Bとの径方向の間隔を、第2間隔d10とする。
本実施形態では、仮想円R3の周長LP3のうち、3つの第2外周部134(外周面135)の全体に相当する長さが、第2長さLBとなる。つまり、LB=LP3-LAであり、且つLB=3×L7である。第1長さLAは、第2長さLBよりも短い。
図13に示されるように、バックヨーク142は、一例として、ポールピース132(図12)と同様の構成を有する。つまり、バックヨーク142は、3つの第1外周部114(外周面114A)と、3つの第2外周部134(外周面135)と、を備えている。3つの第1外周部114は、既述の通り、可動体130の周方向に等間隔で配置されている。内周面108Aは、径方向に第1間隔d11をあけて、外周面114Aと対向している。内周面127Aは、径方向に第2間隔d12をあけて、外周面135と対向している。第1間隔d11は、第2間隔d12よりも小さい。
<第2実施形態の作用>
図12及び図13に示されるように、リニア振動モータ2では、ポールピース132が、3つの第1外周部114と、3つの第2外周部134と、を備えている。第1間隔d9は、第2間隔d10よりも小さい。さらに、第1長さLAが第2長さLBよりも短い。つまり、第1外周部114は、第2外周部134と比べてケース部122に向けて引き寄せられ易い。さらに、第1外周部114は、周方向の占有範囲が第2外周部134の占有範囲よりも小さい。これにより、可動体130は、周方向のうち、第1外周部114が存在する位置で、径方向に偏り易くなっている。
ここで、可動体130が上下方向に振動しているとき、可動体130と固定体120との接触位置が、可動体130の周方向の所定の範囲内に収まる(位置が安定する)。これにより、可動体130と固定体120との接触回数が増えることを抑制できるので、リニア振動モータ2の動作時に発生するノイズ音を抑制することができる。
さらに、リニア振動モータ2では、バックヨーク142が、ポールピース132と同様の構成を有しており、3つの突出部108と、3つの第1外周部114とが、径方向に対向している。第1間隔d11は、第2間隔d12よりも小さい。さらに、第1長さLAが第2長さLBよりも短い。このため、ポールピース132がケース部122に引き寄せられる作用に加えて、バックヨーク142がケース部122に引き寄せられる作用も加わるので、可動体130の位置を、固定体120の内側でさらに径方向に偏り易くすることができる。
リニア振動モータ2では、ポールピース132の3つの第1外周部114が、周方向に等間隔で配置されている。このため、3つの第1外周部114のそれぞれについて、第1磁石48及び第2磁石52の外周面と、内周面24Bとの接触の確率はほぼ等しくなる。これにより、1つの第1外周部114のみが固定体120に引き寄せられる構成に比べて、第1磁石48及び第2磁石52の外周部分の1箇所当たりの摩耗量が、周方向の特定の箇所で多くなるのを抑制することができる。
リニア振動モータ2では、第1外周部114と突出部108との間で第1外周部114に作用する磁気吸引力が、他の部位で作用する磁気吸引力に比べて強い。このため、可動体130に対して、可動体130を周方向に回転させるような力(回転力)が作用する場合、第1外周部114に作用する磁気吸引力によって、可動体130が周方向の元の位置に戻される。特に、第1外周部114及び突出部108が、周方向に等間隔で3箇所配置されているので、3箇所のそれぞれの磁気吸引力によって、当該回転力に抵抗する。これにより、可動体130が回転するのを抑制することができる。
〔他の変形例〕
以下、第1実施形態、変形例1、2、3、4、及び第2実施形態とは異なる他の変形例について説明する。なお、第1実施形態、変形例1、2、3、4、及び第2実施形態の構成要素と同一又は同様の構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
第1外周部の数は、第1長さLAが第2長さLBよりも短い構成であれば、第1外周部56、114のように1つ又は3つに限らず、2つあるいは4つ以上の複数であってもよい。同様に、第2外周部の数は、第1長さLAが第2長さLBよりも短い構成であれば、第2外周部58、62、64、134のように3つ、又は第2外周部116のように1つに限らず、2つあるいは4つ以上の複数であってもよい。
第1外周部を複数備える構成では、それぞれの第1外周部の形状が異なっていてもよい。例えば、中心軸方向から見て、第1外周部が円弧形状のものと多角形状のものとが混在していてもよい。第1外周部が多角形状の場合、頂点部分と内周面24Bとの間隔を第1間隔としてもよい。
第2外周部を複数備える構成では、それぞれの第2外周部の形状が異なっていてもよい。また、第2外周部が、第2外周部58、62、64のみで構成され、R部66、67、68、69を含まなくてもよい。R部の代わりに、角部を有するものであってもよい。
複数の磁性部材の一例として、第1磁石48、第2磁石52が第1外周部及び第2外周部を備える構成とすることも可能である。非磁性と強磁性とを区別するための比透磁率の境界値は、1.5に限らず、1.0よりも大きい境界値としてもよい。
なお、本技術は、以下のような構成をとることが可能である。
(1)
磁力発生部を有する筒状の固定体と、前記固定体の内側で前記磁力発生部の磁力を受けることで中心軸方向に往復動する可動体と、を備えるリニア振動モータであって、
前記可動体は、前記中心軸方向に並ぶ複数の磁性部材を有し、
前記複数の磁性部材のうち少なくとも1つの磁性部材は、前記固定体の内周面と対向する第1外周部及び第2外周部を備え、
前記第1外周部と前記内周面との第1間隔は、前記第2外周部と前記内周面との第2間隔よりも小さく、
前記第1外周部を含む仮想円の周長のうち、前記第1外周部の全体の長さに相当する第1長さが、前記周長から前記第1長さを減算した第2長さよりも短い、
リニア振動モータ。
(2)
前記複数の磁性部材は、前記中心軸方向と交差する交差方向に沿って前記磁力発生部と並ぶポールピースを含み、
前記ポールピースは、前記第1外周部及び前記第2外周部を備える、前記(1)に記載のリニア振動モータ。
(3)
前記ポールピースは、複数の前記第1外周部を備え、
複数の前記第1外周部は、前記可動体の周方向に等間隔で配置されている、前記(2)に記載のリニア振動モータ。
(4)
前記複数の磁性部材は、磁石と、前記中心軸方向に沿って前記磁石と並ぶバックヨークと、を含み、
前記バックヨークは、前記第1外周部及び前記第2外周部を備える、前記(1)から前記(3)のいずれか1つに記載のリニア振動モータ。
(5)
前記固定体は、磁性材料によって形成され前記可動体を取り囲むケースを含み、
前記ケースには、前記バックヨークの前記第1外周部に向けて突出した突出部が設けられている、前記(4)に記載のリニア振動モータ。
(6)
前記バックヨークは、複数の前記第1外周部を備え、
複数の前記第1外周部は、前記可動体の周方向に等間隔で配置されている、前記(4)又は前記(5)に記載のリニア振動モータ。
(7)
前記第2外周部の形状は、前記第2外周部の複数の位置で前記第2間隔が等しい円弧形状である、前記(1)から前記(6)のいずれか1つに記載のリニア振動モータ。
1A リニア振動モータ、1B リニア振動モータ、1C リニア振動モータ、
1D リニア振動モータ、1E リニア振動モータ、2 リニア振動モータ、
3 リニア振動モータ、10 固定体、12 ケース部、14 上ケース、15 側壁、
15A 切欠部、16 上壁、16A 内周面、17 下ケース、18 側壁、
18A 切欠部、19 下壁、19A 内周面、22 コイル部、24 ボビン、
24A 外周面、24B 内周面、24C 上面、24D 下面、25 コイル保持部、
26 コイル、27 突起部、32 カバー部、34 上カバー、35 貫通孔、
36 下カバー、37 貫通孔、40 可動体、42 シャフト、
44 第1バックヨーク、44A 下面、44B 上面、44C 外周面、
44D 貫通孔、46 第2バックヨーク、46A 上面、46B 下面、
46C 外周面、46D 貫通孔、48 第1磁石、48A 貫通孔、52 第2磁石、
52A 貫通孔、54 ポールピース、55 貫通孔、56 第1外周部、
57 外周面、58 第2外周部、59 外周面、62 第2外周部、63 外周面、
64 第2外周部、65 外周面、66 R部、67 R部、68 R部、69 R部、
70 可動体、72 第1バックヨーク、74 第2バックヨーク、
76 ポールピース、80 可動体、90 固定体、92 ケース部、94 上ケース、
95 側壁、96 上壁、97 環状部、97A 内周面、98 突出部、
98A 内周面、98B 端面、98C 端面、100 固定体、102 ケース部、
104 上ケース、105 側壁、106 上壁、107 環状部、107A 内周面、
108 突出部、108A 内周面、108B 端面、108C 端面、
110 可動体、112 ポールピース、114 第1外周部、114A 外周面、
114B 端面、114C 端面、115 貫通孔、116 第2外周部、
117 外周面、118 バックヨーク、120 固定体、122 ケース部、
123 上ケース、124 下ケース、125 側壁、126 上壁、
127 環状部、127A 内周面、130 可動体、132 ポールピース、
134 第2外周部、135 外周面、136 貫通孔、142 バックヨーク、
CA 中心軸、CB 中心軸、d1 第1間隔、d2 第2間隔、d3 第2間隔、
d4 第2間隔、d5 第1間隔、d6 第2間隔、d7 第2間隔、d8 第2間隔、
d9 第1間隔、d10 第2間隔、d11 第1間隔、d12 第2間隔、
K 中心線、K1 中心線、K2 中心線、K3 中心線、L1 長さ、L2 長さ、
L3 長さ、L4 長さ、L5 長さ、L6 長さ、L7 長さ、LA 第1長さ、
LB 第2長さ、LK 長さ、LP1 周長、LP2 周長、LP3 周長、
R1 仮想円、R2 仮想円、R3 仮想円、θ1 中心角、θ2 中心角、
θ3 中心角、θ4 中心角、θ5 中心角

Claims (7)

  1. 磁力発生部を有する筒状の固定体と、前記固定体の内側で前記磁力発生部の磁力を受けることで中心軸方向に往復動する可動体と、を備えるリニア振動モータであって、
    前記可動体は、前記中心軸方向に並ぶ複数の磁性部材を有し、
    前記複数の磁性部材のうち少なくとも1つの磁性部材は、前記固定体の内周面と対向する第1外周部及び第2外周部を備え、
    前記第1外周部と前記内周面との第1間隔は、前記第2外周部と前記内周面との第2間隔よりも小さく、
    前記第1外周部を含む仮想円の周長のうち、前記第1外周部の全体の長さに相当する第1長さが、前記周長から前記第1長さを減算した第2長さよりも短い、
    リニア振動モータ。
  2. 前記複数の磁性部材は、前記中心軸方向と交差する交差方向に沿って前記磁力発生部と並ぶポールピースを含み、
    前記ポールピースは、前記第1外周部及び前記第2外周部を備える、
    請求項1に記載のリニア振動モータ。
  3. 前記ポールピースは、複数の前記第1外周部を備え、
    複数の前記第1外周部は、前記可動体の周方向に等間隔で配置されている、
    請求項2に記載のリニア振動モータ。
  4. 前記複数の磁性部材は、磁石と、前記中心軸方向に沿って前記磁石と並ぶバックヨークと、を含み、
    前記バックヨークは、前記第1外周部及び前記第2外周部を備える、
    請求項1に記載のリニア振動モータ。
  5. 前記固定体は、磁性材料によって形成され前記可動体を取り囲むケースを含み、
    前記ケースには、前記バックヨークの前記第1外周部に向けて突出した突出部が設けられている、
    請求項4に記載のリニア振動モータ。
  6. 前記バックヨークは、複数の前記第1外周部を備え、
    複数の前記第1外周部は、前記可動体の周方向に等間隔で配置されている、
    請求項5に記載のリニア振動モータ。
  7. 前記第2外周部の形状は、前記第2外周部の複数の位置で前記第2間隔が等しい円弧形状である、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のリニア振動モータ。
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