JP2024081604A - 手持ち工具機械 - Google Patents

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

【課題】コンパクトな手持ち工具機械を提供する。【解決手段】手持ち工具機械であって、駆動軸(116)を有する駆動モータ(114)と、駆動軸(116)により駆動可能な伝動機構(118)であって、中間軸(120)を有し、中間軸(120)内には駆動軸(116)が少なくとも部分的に突入している伝動機構(118)と、半径方向で駆動軸(116)と中間軸(120)との間に配置されている少なくとも1つの駆動軸軸受(117)と、駆動軸(116)により駆動可能な工具受け部と、を備える、手持ち工具機械。駆動軸(116)が、少なくとも1つの支持要素(200)を有し、支持要素(200)は、駆動軸軸受(117)を工具受け部に向かって支持すべく、形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、請求項1の前提部に記載の手持ち工具機械に関する。
特許文献1において、手持ち工具機械であって、工具受け部と、ハウジングと、を備え、ハウジング内には、少なくとも1つの伝動機構ユニットと、ステータおよびロータを有する電子的に整流される駆動モータとが、工具受け部内に配置可能な使用工具を駆動すべく、配置されている、手持ち工具機械が公知であり、伝動機構ユニットには、駆動側の伝動機構フランジが割り当てられている。
独国特許出願公開第102020208347号明細書
本発明は、手持ち工具機械であって、駆動軸を有する駆動モータと、駆動軸により駆動可能な伝動機構であって、中間軸を有し、中間軸内には駆動軸が少なくとも部分的に突入している伝動機構と、半径方向で駆動軸と中間軸との間に配置されている少なくとも1つの駆動軸軸受と、駆動軸により駆動可能な工具受け部と、を備える、手持ち工具機械から出発する。駆動軸が、少なくとも1つの支持要素を有し、支持要素は、駆動軸軸受を工具受け部に向かって支持すべく、形成されていることを提案する。
本発明は、駆動軸軸受が工具受け部に向かって支持要素に支持されていることにより、コンパクトな手持ち工具機械を提供する。
手持ち工具機械は、電気的に運転される手持ち工具機械として形成されていることができる。電気的に運転される手持ち工具機械は、この場合、電力網運転される手持ち工具機械として形成されていても、バッテリ運転される手持ち工具機械として形成されていてもよい。例えば手持ち工具機械は、ドライバ、ドライバドリルまたは回転打撃ドライバとして形成されていることができる。
駆動モータは、電気的に整流される駆動モータとして、特に、少なくとも1つの電気モータとして形成されていることができる。駆動モータは、ハンドスイッチを介して操作可能であるように構成されている。ハンドスイッチがユーザにより操作されると、駆動モータは、オンに切り換えられ、手持ち工具機械は、運転開始される。相応に、ハンドスイッチがユーザにより引き続き操作されなければ、駆動モータは、オフに切り換えられる。好ましくは、駆動モータは、逆転運転と、所望の回転速度の設定とが実現可能であるように、電子式に開ループおよび/または閉ループ制御可能である。逆転運転中、駆動モータは、右回り回転方向と左回り回転方向との間で切り換え可能であってもよい。逆転運転における駆動モータの切り換えのために、手持ち工具機械は、回転方向切り換え要素、特に回転方向切り換え器を有していてもよい。
駆動モータは、駆動軸を有している。駆動軸は、少なくとも駆動軸軸受により手持ち工具機械のハウジング内で軸支されている。駆動モータは、駆動軸により少なくとも伝動機構を駆動し得る。加えて駆動モータは、駆動軸により中間軸、打撃機構および/または工具受け部を駆動し得る。駆動軸軸受は、例示的に玉軸受、転がり軸受または滑り軸受として形成されていることができる。この駆動軸軸受は、駆動モータの、工具受け部に面した端部に配置されている。駆動軸軸受は、半径方向で駆動軸と、中間軸、特に中間軸の内周部との間に配置されている。駆動軸は、中間軸内に突入している。駆動軸軸受は、中間軸内に配置されていてもよく、その結果、駆動軸は、駆動軸軸受により中間軸内で軸支されている。駆動軸は、駆動モータから背離した端部に配置されている別の駆動軸軸受を有していてもよい。こうして駆動軸は、この場合、上記駆動軸軸受と、上記別の駆動軸軸受とにより回転可能にハウジング内で軸支されていることが可能である。伝動機構は、伝動機構カバーを有していてもよく、伝動機構カバーは、軸方向で駆動モータと打撃機構との間に配置されていてもよい。駆動軸が伝動機構カバー内に突入かつ/または伝動機構カバー内に係合することが可能である。手持ち工具機械は、工具軸線を有していることができる。この場合、駆動軸の回旋軸線が工具軸線を形成し得る。特に「軸方向」とは、工具軸線に対して略平行と解すべきである。これに対して「半径方向」とは、工具軸線に対して略垂直と解すべきである。
伝動機構は、中間軸を有している。駆動モータは、中間軸を駆動すべく、形成されていてもよい。このために駆動モータと中間軸とは、駆動軸と伝動機構とにより互いに結合されていてもよい。中間軸は、駆動モータと工具受け部との間に配置されていてもよい。中間軸は、少なくとも1つの中間軸軸受を有していてもよく、中間軸軸受は、少なくとも部分的にかつ/または一部セクションで、半径方向で中間軸、特に中間軸の外周部と、伝動機構カバー、特に伝動機構カバーの内周部との間に配置されている。中間軸は、中間軸軸受用の受け部を有していてもよく、中間軸軸受用の受け部は、中間軸の外周部に形成されていてもよい。中間軸軸受は、例えば玉軸受、ニードル軸受または滑り軸受として形成されていてもよい。駆動軸軸受と中間軸軸受とは、工具軸線に対して同軸であってもよい。
伝動機構は、遊星伝動機構として形成されていてもよく、例えば切り換え可能であってもよい。遊星伝動機構は、少なくとも1つの遊星段を有していることができる。切り換え可能な伝動機構の場合、少なくとも2つのギヤ段の間で、少なくとも1つのギヤ切り換え要素、特にギヤ切り換え器により切り換えが可能である。伝動機構は、伝動機構カバーを有している。伝動機構カバーは、伝動機構の少なくとも一部セクションを駆動モータに対して閉鎖すべく、形成されている。伝動機構カバーは、特に軸方向で、遊星伝動機構、特に遊星段と、駆動モータとの間に配置されていてもよい。伝動機構、特に遊星伝動機構は、内歯車を有していてもよい。例えば内歯車と伝動機構カバーとは、1ピースであることが可能である。中間軸は、遊星伝動機構の遊星枠を形成していることが可能である。
打撃機構は、打撃運転で運転されるべく、形成されている。打撃機構は、打撃運転中、高いトルクピークを発生させ、これにより、固着した結合手段を分離させたり、結合手段を固定させたりすることができる。打撃機構は、打撃子と、相対回動不能に打撃子に結合される打撃機構ばねとを有している。打撃機構は、伝動機構により駆動モータに結合されていることができる。打撃機構は、例えば回旋打撃機構として形成されていても、V溝打撃機構として形成されていてもよい。打撃機構は、中間軸により駆動可能である。打撃機構は、駆動モータと工具受け部との間に配置されていてもよい。打撃機構は、打撃機構ハウジングを有し、打撃機構ハウジング内には、打撃子と打撃機構ばねとが配置されている。加えて打撃機構は、打撃機構カバーを有している。打撃機構カバーは、打撃機構を駆動モータに向かって閉じていることができる。打撃機構カバーは、駆動モータと、工具受け部、特に中間軸、殊に特に伝動機構の中間軸との間に配置されていることができる。打撃機構カバーと伝動機構カバーとが1ピースであり、その結果、打撃機構カバーが内歯車を形成していることが可能である。
工具受け部は、工具差し込み受け部、例えばビット受け部として、かつ/または工具被せ嵌め受け部、例えばソケット受け部として形成されていてもよい。工具受け部がドリルチャックとして形成されていることも可能である。工具受け部は、使用工具、例えばねじ回しビットまたはソケットレンチを受けることができ、その結果、ユーザは、取り付け担体との取り付け要素のねじ結合を形成することができる。
付加的に手持ち工具機械は、エネルギ供給部を備え、エネルギ供給部は、バッテリ、特に手持ち工具機械バッテリパックによるバッテリ運転のために、かつ/または電力網運転のために設けられている。好ましい一実施の形態において、エネルギ供給部は、バッテリ運転のために形成されている。本発明の範囲内において、「手持ち工具機械バッテリパック」とは、少なくとも1つのバッテリセルと1つのバッテリパックハウジングとの結合体と解すべきである。手持ち工具機械バッテリパックは、有利には、市販のバッテリ運転される手持ち工具機械のエネルギ供給のために形成されている。少なくとも1つのバッテリセルは、例えば3.6Vの定格電圧を有するLi-Ion-バッテリセルとして形成されていてもよい。例示的に手持ち工具機械バッテリパックは、10個までのバッテリセルを有していてもよい。ただし、別の個数のバッテリセルも可能である。バッテリ運転される手持ち工具機械としての一実施の形態も、電力網運転される手持ち工具機械としての運転も、当業者に十分に知られており、それゆえ、ここでは、エネルギ供給部の詳細について掘り下げることはしない。
手持ち工具機械は、駆動モータを少なくとも制御する電子ユニットを備えていてもよい。電子ユニットは、ハウジング内に配置されていてもよい。加えて電子ユニットは、工具軸線に沿って伝動機構と駆動モータとの間に配置されていてもよい。電子ユニットは、例えばモータ信号を検出するホール効果プリント基板として形成されていてもよい。
手持ち工具機械のハウジングは、少なくとも部分的に工具受け部、駆動モータ、伝動機構、中間軸および打撃機構を収容すべく、形成されている。ハウジングは、2つの半シェルを有するシェルハウジングとして形成されていてもよい。
駆動軸は、少なくとも支持要素を有している。支持要素は、駆動軸軸受を、特に軸方向で、工具受け部に向かって支持すべく、形成されている。駆動軸軸受が、特に軸方向で、支持要素に当接していることも可能である。
手持ち工具機械の一実施の形態において、支持要素は、駆動軸と1ピースに形成されている。これにより、駆動軸の頑強性は、向上され得る。
手持ち工具機械の一実施の形態において、支持要素は、駆動軸に対して周方向で形成されている。この場合、支持要素は、例示的にウェブ、ランプ、突出部またはエッジとして形成されていてもよい。
手持ち工具機械の一実施の形態において、駆動軸は、少なくとも1つのフライス加工セクションを有し、フライス加工セクションのフライス加工逃げ部を、支持要素が形成する。フライス加工セクションは、少なくとも部分的に伝動機構内に到達していてもよい。加えて、フライス加工セクションは、伝動機構内に配置されていることが可能である。遊星伝動機構は、遊星歯車を有している。フライス加工セクションは、駆動軸の回旋を遊星歯車に伝達すべく、形成されている。このためにフライス加工セクションは、遊星歯車とともに噛み合いを形成している。
手持ち工具機械の一実施の形態において、フライス加工逃げ部の直径は、20mm未満、特に15mm未満、殊に特に12mm未満である。これにより、できる限り短いフライス加工逃げ部が提供され得る。
手持ち工具機械の一実施の形態において、駆動軸軸受は、駆動軸軸受インナレースにより支持要素に支持されている。駆動軸軸受インナレースは、周方向で支持要素に当接している。駆動軸軸受インナレースは、駆動軸との形状結合式、力結合式および/または素材結合式の結合を形成することが可能である。駆動軸軸受インナレースは、軸方向でエッジにより支持要素に支持されている。駆動軸軸受インナレースは、軸方向で支持要素に当接していることが可能である。
手持ち工具機械の一実施の形態において、中間軸は、少なくとも、特に中間軸の内周部に、1つの段部を有し、段部には、駆動軸軸受、特に駆動軸軸受の駆動軸軸受アウタレースが、工具受け部に向かって支持されている。中間軸は、内周部に段部を形成している。段部は、この場合、少なくとも部分的にかつ/または一部セクションで環囲するように形成されていてもよい。段部は、中間軸と1ピースであることが可能である。駆動軸軸受は、駆動軸軸受インナレースの他に、駆動軸軸受アウタレースも有している。駆動軸軸受アウタレースは、軸方向で工具受け部に向かって中間軸の段部に支持されている。駆動軸軸受アウタレースは、段部に当接していることが可能である。
手持ち工具機械の一実施の形態において、駆動モータは、少なくとも1つのスペーサ要素を有し、スペーサ要素は、駆動軸軸受を、特に軸方向で、駆動モータに向かって支持すべく、形成されている。スペーサ要素は、特に軸方向で、工具受け部に向かって配置されている。加えてスペーサ要素は、駆動軸を中心に周方向で配置されていてもよく、その結果、スペーサ要素は、駆動軸を少なくとも部分的に囲繞する。
手持ち工具機械の一実施の形態において、駆動軸軸受は、軸方向で、特に工具軸線に沿って、スペーサ要素と支持要素との間に配置されている。駆動軸軸受は、軸方向で工具受け部に向かって駆動軸の支持要素により保持される。さらに駆動軸軸受は、駆動モータに向かってスペーサ要素により保持される。この場合、駆動軸軸受は、支持要素とスペーサ要素とに支持されている。駆動軸軸受は、支持要素とスペーサ要素とに当接していることも可能である。
手持ち工具機械の一実施の形態において、スペーサ要素は、カラーを有し、カラーには、駆動軸軸受が、駆動軸軸受インナレースにより支持されている。カラーは、少なくとも部分的に環囲するように形成されている。さらにカラーは、スペーサ要素と1ピースであってもよい。駆動軸軸受インナレースは、支持要素とカラーとに当接している。これにより駆動軸軸受インナレースは、軸方向で工具受け部と駆動モータとに向かって保持される。スペーサ要素は、例えばスペーサディスクとして、またはモータスペーサとして形成されていてもよい。
本発明について以下に好ましい一実施の形態を基に説明する。
本発明に係る手持ち工具機械の概略図である。 手持ち工具機械の縦断面図の抜粋である。
図1は、本発明に係る手持ち工具機械100を示しており、手持ち工具機械100は、ここでは例示的なバッテリ式回転打撃ドライバとして形成されている。手持ち工具機械100は、被動軸124と、工具受け部150と、打撃機構122、例えば回転打撃機構あるいは回旋打撃機構と、を備えている。手持ち工具機械100は、ハンドグリップ126を有するハウジング110を備えている。手持ち工具機械100は、電力網によらない電流供給のために、機械的かつ電気的にバッテリ運転用のエネルギ供給部に接続可能であり、その結果、手持ち工具機械100は、バッテリ運転される手持ち工具機械100として形成されている。エネルギ供給部として、ここでは、手持ち工具機械バッテリパック130が用いられる。本発明は、しかし、バッテリ運転される手持ち工具機械に限定されるものではなく、電力網による、つまり電力網運転される手持ち工具機械においても適用可能である。
ハウジング110は、この場合、駆動ユニット111と打撃機構122とを有し、駆動ユニット111と打撃機構122とは、ハウジング110内に配置されている。駆動ユニット111は、手持ち工具機械バッテリパック130から電流が供給される電気的に整流される駆動モータ114と、伝動機構118とを有している。伝動機構118は、少なくとも1つの遊星伝動機構166として形成されている(図2も参照)。駆動モータ114は、例えばハンドスイッチ128を介して操作可能であるように設計されており、その結果、駆動モータ114は、オン・オフ切り換え可能である。有利には、駆動モータ114は、電子式に開ループおよび/または閉ループ制御可能であり、その結果、逆転運転と、所望の回転速度とが実現可能である。逆転運転のために、手持ち工具機械100は、回転方向切り換え要素121を備え、回転方向切り換え要素121は、回転方向切り換え器として形成されている。回転方向切り換え要素121は、駆動モータ114を右回り回転方向と左回り回転方向との間で切り換えるべく、形成されている。好適な駆動モータの構造および機能形式は、当業者に十分に知られており、それゆえ、ここでは、それについて詳しく掘り下げることはしない。
伝動機構118は、駆動モータ114に駆動軸116を介して結合されている。駆動軸116は、駆動軸軸受117によりハウジング110内で軸支されている。駆動軸軸受117は、ここでは例示的に玉軸受として形成されている。駆動軸軸受117は、半径方向で駆動軸116と、中間軸120の内周部との間に配置されている(これについては図2も参照)。伝動機構118は、駆動軸116の回転を、中間軸120を介した伝動機構118と打撃機構122との間の回転に変換すべく、設けられている。好ましくは、この変換は、中間軸120が、駆動軸116に対して相対的に、拡大されたトルクで、しかし、減じられた回転速度で回転するように実施される(図2も参照)。中間軸120は、打撃機構122を少なくとも部分的に駆動する。伝動機構118は、伝動機構ハウジング119を有し、伝動機構ハウジング119は、ハウジング110内に配置されている。手持ち工具機械100は、工具軸線102を備え、ここでは、駆動軸116の回旋軸線が、工具軸線102を形成している。駆動軸軸受117は、工具軸線102に対して半径方向で駆動軸116と中間軸120との間に配置されている。
打撃機構122は、中間軸120に結合されており、打撃子300と打撃機構ばね320とを有し、打撃機構122は、打撃運転中、高い強度を有する打撃状の回転インパルスを発生させる(図2も参照)。打撃機構122は、打撃機構ハウジング123を有し、打撃機構122は、別の好適なハウジング内、例えば伝動機構ハウジング119内に配置されていてもよい。打撃機構122は、被動軸124を駆動すべく、形成されている。被動軸124には、工具受け部150が設けられている。好ましくは、工具受け部150は、被動軸124に一体成形かつ/または形成されている。好ましくは、工具受け部150は、駆動ユニット111から離れる向きの軸方向132で配置されている。工具受け部150は、ここでは、六角穴受け部として、ビットホルダの形態で形成されており、使用工具140を受けるために設けられている。使用工具は、多角形アウタカップリング142を有するドライバビットの形態で形成されている。ドライバビットの種類、例えばHEXタイプのドライバビットは、当業者に十分に知られている。本発明は、しかし、HEXドライバビットの使用に限定されるものではなく、当業者に有意義と目されるその他の工具受け部、例えばHEXドリル、SDS-Quick使用工具または丸シャンクドリルチャックも適用可能である。加えて、好適なビットホルダの構造および機能形式は、当業者に十分に知られている。
手持ち工具機械100は、駆動ユニット111、特に駆動モータ114を少なくとも制御する制御ユニット170を備えている。ハウジング110は、制御ユニット170を少なくとも部分的に収容している。制御ユニット170は、詳しくは図示しないマイクロプロセッサを有している。加えてハウジング110は、エネルギ供給部保持装置160を有している。エネルギ供給部保持装置160は、手持ち工具機械バッテリパック130を受け、この場合、スタンド面を有するスタンドベース162を形成している。手持ち工具機械バッテリパック130は、工具なしに、エネルギ供給部保持装置160に対して着脱自在である。さらにハウジング110は、ハンドグリップ126とエネルギ供給部保持装置160とを有している。ハンドグリップ126は、ユーザにより把持され得る。一実施の形態において、エネルギ供給部保持装置160は、ハンドグリップ126に配置されている。スタンドベース162により、手持ち工具機械100は、置くことができる。
図2は、手持ち工具機械100の縦断面図の抜粋400を示している。打撃機構122、中間軸120および伝動機構118を示してあり、ここでは、中間軸120が、例示的に、部分的に伝動機構118を形成している。中間軸120は、駆動モータ114と工具受け部150との間に配置されている。ここでは、工具受け部150は、図示していない。伝動機構118は、遊星伝動機構166として形成されており、ここでは例示的に1つの遊星段が形成されている。伝動機構118は、伝動機構ハウジング119の他に、伝動機構カバー125を有している。ここでは、伝動機構カバー125は、伝動機構118を駆動モータ114に対して少なくとも部分的に閉鎖すべく、設けられている。この場合、伝動機構カバー125は、遊星伝動機構166と駆動モータ114との間に配置されている。加えて遊星伝動機構166は、内歯車129を有している。中間軸120は、中間軸軸受164を有しており、中間軸軸受164は、例示的に玉軸受として形成されている。伝動機構カバー125は、中間軸軸受164用の受け部168を有し、その結果、中間軸軸受164用の受け部168は、中間軸軸受164を受ける。中間軸軸受164は、少なくとも部分的にかつ/または一部セクションで、半径方向で中間軸120の外周部と、伝動機構カバー125の内周部との間に配置されている。中間軸軸受164用の受け部168は、中間軸120の外周部に形成されている。駆動軸軸受117と中間軸軸受164とは、工具軸線102に対して同軸に配置されている。ここでは、駆動軸軸受117と中間軸軸受164とは、一部セクションで互いにオーバラップするように配置されている。駆動軸116は、伝動機構カバー125内に突入している。伝動機構カバー125は、駆動モータ114に面した端面180を有している。伝動機構カバー125の端面180は、駆動モータ114の方を向いている。伝動機構カバー125は、別の端面182を有している。別の端面182は、打撃機構122に面している。伝動機構カバー125は、通し開口184を有している。駆動軸116は、通し開口184内に突入している。ここでは、通し開口184は、例示的に円形に形成されている。中間軸軸受164は、少なくとも部分的に通し開口184に配置されている。
打撃機構122は、遊星伝動機構166により駆動モータ114に結合されている。打撃機構122は、ここでは、V溝打撃機構として形成されている。打撃機構122は、駆動モータ114と工具受け部150との間に配置されている。打撃機構ハウジング123内には、打撃子300と打撃機構ばね320とが配置されている。打撃機構122は、打撃機構カバー127を有し、打撃機構カバー127は、打撃機構122を駆動モータ114に向かって閉じている。この場合、打撃機構カバー127は、駆動モータ114と遊星伝動機構166との間に配置されている。ここでは、打撃機構カバー127と伝動機構カバー125とは、例示的に1ピースである。
遊星伝動機構166は、遊星枠280を有している。遊星伝動機構166は、遊星枠280の他に、複数の遊星歯車282と軸受ピン284とを有している。軸受ピン284は、遊星歯車282を回転可能に遊星枠280に結合すべく、設けられている。中間軸120と遊星枠280とは、例示的に1ピースである。
駆動軸116は、支持要素200を有している。支持要素200は、駆動軸軸受117を軸方向で工具受け部150に向かって支持すべく、設けられている。ここでは、駆動軸軸受117は、軸方向で支持要素200に当接している。支持要素200は、駆動軸116と1ピースに、かつ駆動軸116に対して周方向で形成されている。支持要素200は、例えば一種のランプとして形成されている。駆動軸116は、フライス加工セクション210を有している。フライス加工セクション210は、フライス加工逃げ部212を有し、フライス加工逃げ部212は、支持要素200を形成している。フライス加工セクション210は、少なくとも部分的に伝動機構118内に突入し、実質的に伝動機構118内に配置されている。フライス加工セクション210は、遊星歯車282とともに噛み合いを形成している。フライス加工逃げ部212は、直径214を有している。フライス加工逃げ部212の直径214は、20mm未満、特に15mm未満、殊に特に12mm未満である。
駆動軸軸受117は、駆動軸軸受インナレース260により支持要素200に軸方向で支持されている。さらに駆動軸軸受インナレース260は、周方向で支持要素200に当接している。駆動軸軸受インナレース260は、ここでは力結合式に駆動軸116に結合されている。さらに駆動軸軸受インナレース260は、軸方向でエッジにより支持要素200に当接している。
中間軸120は、中間軸120の内周部に段部264を形成している。駆動軸軸受117の駆動軸軸受アウタレース262は、工具受け部150に向かって軸方向で段部264に当接している。段部264は、少なくとも部分的にかつ/または一部セクションで環囲するように形成されており、中間軸120と1ピースである。
駆動モータ114は、少なくとも1つのスペーサ要素358を有している。スペーサ要素358は、駆動軸軸受117を、特に軸方向で、駆動モータ114に向かって支持すべく、設けられている。スペーサ要素358は、駆動軸116を中心に周方向で配置されている。駆動軸軸受117は、軸方向でスペーサ要素358と支持要素200との間に配置されている。駆動軸軸受117は、軸方向で支持要素200とスペーサ要素358とに当接している。スペーサ要素358は、カラー359を有している。駆動軸軸受インナレース260は、カラー359に軸方向で当接している。カラー359は、少なくとも部分的に環囲するように形成されており、スペーサ要素358と1ピースである。スペーサ要素358は、例示的にスペーサディスクとして形成されている。
100 手持ち工具機械
102 工具軸線
110 ハウジング
111 駆動ユニット
114 駆動モータ
116 駆動軸
117 駆動軸軸受
118 伝動機構
119 伝動機構ハウジング
120 中間軸
121 回転方向切り換え要素
122 打撃機構
123 打撃機構ハウジング
124 被動軸
125 伝動機構カバー
126 ハンドグリップ
127 打撃機構カバー
128 ハンドスイッチ
129 内歯車
130 手持ち工具機械バッテリパック
132 軸方向
140 使用工具
142 多角形アウタカップリング
150 工具受け部
160 エネルギ供給部保持装置
162 スタンドベース
164 中間軸軸受
166 遊星伝動機構
168 受け部
170 制御ユニット
180 端面
182 別の端面
184 通し開口
200 支持要素
210 フライス加工セクション
212 フライス加工逃げ部
214 直径
260 駆動軸軸受インナレース
262 駆動軸軸受アウタレース
264 段部
280 遊星枠
282 遊星歯車
284 軸受ピン
300 打撃子
320 打撃機構ばね
358 スペーサ要素
359 カラー
400 抜粋

Claims (10)

  1. 駆動軸(116)を有する駆動モータ(114)と、
    前記駆動軸(116)により駆動可能な伝動機構(118)であって、中間軸(120)を有し、前記中間軸(120)内には前記駆動軸(116)が少なくとも部分的に突入している伝動機構(118)と、
    半径方向で前記駆動軸(116)と前記中間軸(120)との間に配置されている少なくとも1つの駆動軸軸受(117)と、
    前記駆動軸(116)により駆動可能な工具受け部(150)と、
    を備える手持ち工具機械(100)において、
    前記駆動軸(116)は、少なくとも1つの支持要素(200)を有し、前記支持要素(200)は、前記駆動軸軸受(117)を前記工具受け部(150)に向かって支持すべく形成されている、
    ことを特徴とする、手持ち工具機械(100)。
  2. 前記支持要素(200)は、前記駆動軸(116)と1ピースに形成されている、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の手持ち工具機械(100)。
  3. 前記支持要素(200)は、前記駆動軸(116)に対して周方向で形成されている、
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載の手持ち工具機械(100)。
  4. 前記駆動軸(116)は、少なくとも1つのフライス加工セクション(210)を有し、前記フライス加工セクション(210)のフライス加工逃げ部(212)を、前記支持要素(200)が形成する、
    ことを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一項に記載の手持ち工具機械(100)。
  5. 前記フライス加工逃げ部(212)の直径(214)が、20mm未満、特に15mm未満、殊に特に12mm未満である、
    ことを特徴とする、請求項4に記載の手持ち工具機械(100)。
  6. 前記駆動軸軸受(117)は、駆動軸軸受インナレース(260)により前記支持要素(200)に支持されている、
    ことを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一項に記載の手持ち工具機械(100)。
  7. 前記中間軸(120)は、少なくとも1つの段部(264)を有し、前記段部(264)には、前記駆動軸軸受(117)、特に前記駆動軸軸受(117)の駆動軸軸受アウタレース(264)が、前記工具受け部(150)に向かって支持されている、
    ことを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一項に記載の手持ち工具機械(100)。
  8. 前記駆動モータ(114)は、少なくとも1つのスペーサ要素(358)を有し、前記スペーサ要素(358)は、前記駆動軸軸受(117)を前記駆動モータ(114)に向かって支持すべく形成されている、
    ことを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一項に記載の手持ち工具機械(100)。
  9. 前記駆動軸軸受(117)は、軸方向で前記スペーサ要素(358)と前記支持要素(200)との間に配置されている、
    ことを特徴とする、請求項8に記載の手持ち工具機械(100)。
  10. 前記スペーサ要素(358)は、カラー(359)を有し、前記カラー(359)には、前記駆動軸軸受(117)が、駆動軸軸受インナレース(260)により支持されている、
    ことを特徴とする、請求項8または9に記載の手持ち工具機械(100)。
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