JP2024081586A - シャッタ開閉装置、それを含むシャッタ開閉システム、及びシャッタ開閉方法 - Google Patents

シャッタ開閉装置、それを含むシャッタ開閉システム、及びシャッタ開閉方法 Download PDF

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ユン イウンサン
イ ミョンジン
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Abstract

【課題】シャッタ開閉装置、それを含むシャッタ開閉システム、及びシャッタ開閉方法を提供する。【解決手段】製作、組み立て及び維持補修の容易性を向上させ、運用コストを低減させうるシャッタ開閉装置、それを含むシャッタ開閉システム、及びシャッタ開閉方法を提供するが、該シャッタ開閉装置は、開閉されるメインドアに連結され、メインドアが移動するにつれて共に移動するメインボディと、メインボディに結合されたメインガイドユニットと、メインガイドユニットに移動自在に配されたシャッタプッシングユニットと、シャッタプッシングユニットが移動するにつれて共に移動するように、シャッタプッシングユニットに、回転自在に連結されたリンクユニットと、リンクユニットが移動するにつれて共に移動するように、リンクユニットに連結され、メインドアを移動させる駆動力を利用し、開閉されるシャッタと、を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、火災が他空間に拡散することを遮断するシャッタ開閉装置、それを含むシャッタ開閉システム、及びシャッタ開閉方法に関する。
一般的に、アパートやマンションのような共同住宅、研究所、物流センターのような建物は、ワンフロア(one floor)ではなく、複数の階、または複数の区画された区域を有する。そのような複数の階、及び複数の区域は、廊下、階段及びエレベータによって連結されているので、いずれか1つの空間で火災が発生すれば、火災が他空間に拡散するにより、被害が大きくなってしまう。
火災発生時、火災が他空間に拡散することを遮断するためのシャッタ開閉システムが使用されている。該シャッタ開閉システムは、建物のエレベータ、建物の階段、研究所の研究空間、及び物流センターの作業空間などにも設けられる。該シャッタ開閉システムは、メインドアを開放または閉鎖することにより、火災の拡散を防止する構造を有する。該シャッタ開閉システムは、メインドアと共に、出入り空間を開閉するシャッタを有するシャッタ開閉装置を含む。
シャッタ開閉装置は、メインドアを作動させるメイン駆動ユニットによって作動せずに、シャッタを作動させるための電源を使用する別途のシャッタ駆動ユニットを含む。さらには、該シャッタは、第1シャッタ駆動ユニットによって作動する第1シャッタ部材、及び第2シャッタ駆動ユニットによって作動する第2シャッタ部材を含む。
そのように、シャッタ開閉システムは、メイン駆動ユニット、第1シャッタ駆動ユニット及び第2シャッタ駆動ユニットが別個に作動する方式を取るので、作動メカニズムが複雑多岐にわたる構造を有する。従って、該シャッタ開閉システムに係わる製作、組み立て及び維持補修が困難であり、該シャッタ開閉システムの運用コストが増大してしまう問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、作動メカニズムを単純化させ、製作、組み立て及び維持補修が容易であり、運用コストを低減させうるシャッタ開閉装置、それを含むシャッタ開閉システム、及びシャッタ開閉方法を提供することである。
本実施形態を介して解決する課題は、前述の課題に制限されるものではなく、言及されていない課題は、本明細書、及び添付された図面から、実施形態が属する技術分野で当業者に明確に理解されるであろう。
前述の課題を解決するための本発明の技術的思想は、開閉されるメインドアに連結され、前記メインドアが移動するにつれて共に移動するメインボディと、前記メインボディに結合されたメインガイドユニットと、前記メインガイドユニットに移動自在に配されたシャッタプッシングユニットと、前記シャッタプッシングユニットが移動するにつれて共に移動するように、前記シャッタプッシングユニットに回転可能に連結されたリンクユニットと、前記リンクユニットが移動するにつれて共に移動するように、前記リンクユニットに連結され、前記メインドアを移動させる駆動力を利用して開閉されるシャッタと、を含むシャッタ開閉装置を提供する。
また、本発明の技術的思想は、出入り空間が形成されたメインフレーム;第1軸方向に移動自在になるように、前記メインフレームに配された第1メインドア;前記第1軸方向に移動自在になるように、前記メインフレームに配された第2メインドア;前記第1メインドアに結合され、前記第1メインドアと共に移動する第1メインボディと、前記第1軸方向に沿って移動自在に、前記第1メインボディ上に配された第1シャッタプッシングユニットと、前記第1シャッタプッシングユニットに連結された第1リンクユニットの動作によって移動するように、前記第1リンクユニットに連結された第1シャッタと、弾性力による復元力を、前記第1シャッタプッシングユニットに提供する第1弾性ユニットと、を含む第1シャッタ開閉装置;及び前記第2メインドアに結合され、前記第2メインドアと共に移動する第2メインボディと、前記第1軸方向に沿って移動自在に、前記第2メインボディ上に配された第2シャッタプッシングユニットと、前記第2シャッタプッシングユニットに連結された第2リンクユニットの動作によって移動するように、前記第2リンクユニットに連結された第2シャッタと、弾性力による復元力を、前記第2シャッタプッシングユニットに提供する第2弾性ユニットと、を含む第2シャッタ開閉装置;を含むシャッタ開閉システムを提供する。
また、本発明の技術的思想は、開閉される第1メインドア、及び前記第1メインドアに結合された第1メインボディを、第1軸方向に平行な第1方向に移動させる段階と、開閉される第2メインドア、及び前記第2メインドアに結合された第2メインボディを、前記第1方向に反対となる第2方向に移動させる段階と、前記第1メインボディ上に配された第1シャッタプッシングユニット、及び前記第2メインボディ上に配された第2シャッタプッシングユニットを、互いに接触させる段階と、前記第1シャッタプッシングユニットを前記第2方向に移動させ、前記第2シャッタプッシングユニットを、前記第1方向に移動させる段階と、前記第1シャッタプッシングユニットに連結された第1シャッタを、前記第1軸方向を横切る第2軸方向に移動させ、前記第2シャッタプッシングユニットに連結された第2シャッタを、前記第2軸方向に移動させる段階と、を含むシャッタ開閉方法を提供する。
本発明の技術的思想によるシャッター開閉装置は、メインドアを移動させる駆動力で出入り空間を開放したり閉鎖したりする構造を有するので、出入り空間を開閉する作業の容易性を向上させることができる。
また、本発明の技術的思想によるシャッター開閉システムは、作動メカニズムを単純化させることにより、操作、組立及びメンテナンスの容易性を向上させ、運用コストを低減させることができる。
本開示の技術的思想による効果は、以上で言及された効果に制限されるものではなく、言及されていない他の効果は、下記の記載から当業者に明確に理解されるであろう。
従来技術によるシャッタ開閉システムの正面図である。 従来技術によるシャッタ開閉装置の斜視図である。 従来技術によるシャッタ開閉装置の正面図である。 従来技術によるシャッタ開閉装置の作動過程について説明する図面である。 一実施形態に係わるシャッタ開閉システムの正面図である。 一実施形態に係わるシャッタ開閉装置の斜視図である。 一実施形態に係わるシャッタ開閉装置の正面図である。 一実施形態に係わるシャッタ開閉装置の作動過程について説明する図面である。 一実施形態に係わるシャッタ開閉装置の作動過程について説明する図面である。 図5のI-I断面線を基準にした一実施形態に係わるシャッタ開閉装置の側断面図である。 出入り空間を閉鎖するために、メインドアが移動する様子を示した一実施形態に係わるシャッタ開閉システムの正面図である。 出入り空間が閉鎖された様子を示した一実施形態に係わるシャッタ開閉システムの正面図である。 図10のA部分を拡大した図面である。 位置固定ユニットの一例を図示した図面である。 シャッタプッシングユニットによって出入り空間が開放され始める様子を示したシャッタ開閉システムの正面図である。 図13のB部分を拡大した図面である。 初期位置にシャッタが復帰し、かつ出入り空間が開放された様子を示した一実施形態に係わるシャッタ開閉システムの正面図である。 一実施形態に係わるシャッタ開閉方法のフローチャートである。
本実施形態で使用される用語は、本発明における機能を考慮しながら、可能な限り、現在広く使用される一般的な用語を選択したが、それらは、当分野に携わる技術者の意図、判例、または新たな技術の出現などによっても異なる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、当該発明の説明部分において、詳細にその意味を記載する。従って、本発明で使用される用語は、単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と、本発明の全般にわたる内容とを基に定義されなければならない。
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むものでもあるということを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」というような用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されるか、あるいはハードウェアとソフトウェアとの結合によっても具現される。
以下の説明において、ある構成要素が他の構成要素に連結されると記述されるとき、それは、他の構成要素と直に連結されるもするが、その間に、第3の構成要素が介在されもする。類似して、ある構成要素が他の構成要素の上部に存在すると記述されるとき、それは、他の構成要素の真上にも存在し、その間に、第3の構成要素が介在されもする。また、図面において、各構成要素の構造や大きさは、説明の便宜性及び明確性のために誇張されており、説明と関係ない部分は、省略されている。
図1Aは、従来技術によるシャッタ開閉システムの正面図であり、図1Bは、従来技術によるシャッタ開閉装置の斜視図であり、図1Cは、従来技術によるシャッタ開閉装置の正面図である。
図1Aを参照すれば、従来技術によるシャッタ開閉システム1000は、メインフレーム1100、第1メインドア1200、第2メインドア1300、メイン駆動ユニット1400、シャッタ開閉装置1500を含む。
メインフレーム1100は、第1メインドア1200、第2メインドア1300、メイン駆動ユニット1400及びシャッタ開閉装置1500を全体的に支持する。メインフレーム1100は、建物のエレベータ、建物の階段、研究所の研究空間、及び物流センターの作業空間などにも設けられる。
第1メインドア1200及び第2メインドア1300は、メインフレーム1100に移動自在に配される。第1メインドア1200及び第2メインドア1300は、第1軸方向(X軸方向)に沿って互いに反対方向に移動しながら、メインフレーム1100の内部の出入り空間Sを開放するか、あるいは閉鎖することができる。
メイン駆動ユニット1400は、第1メインドア1200及び第2メインドア1300の移動を制御する。
シャッタ開閉装置1500は、メインフレーム1100に設けられ、第1メインドア1200及び第2メインドア1300と共に、メインフレーム1100の内部の出入り空間Sを開放するか、あるいは閉鎖することができる。
図1B及び図1Cを参照すれば、従来技術によるシャッタ開閉装置1500は、互いに個別的に作動する第1駆動モジュール1510及び第2駆動モジュール1520を含む。
第1駆動モジュール1510は、メインフレーム1100の内部の出入り空間Sを開放及び閉鎖する第1シャッタ1511、及び第1シャッタ1511の移動を制御する第1シャッタ駆動ユニット1512を含む。第1シャッタ駆動ユニット1512は、第1シャッタ1511を回転させることにより、出入り空間Sを開放及び閉鎖することができる。
第2駆動モジュール1520は、メインフレーム1100の内部の出入り空間Sを開放及び閉鎖する第2シャッタ1521、及び第2シャッタ1521の移動を制御する第2シャッタ駆動ユニット1522を含む。第2シャッタ駆動ユニット1522は、第2シャッタ1521を回転させることにより、出入り空間Sを開放及び閉鎖することができる。
図2は、従来技術によるシャッタ開閉装置の作動過程について説明する図面である。
まず、図2(a)に図示されているように、従来技術によるシャッタ開閉装置1500がレール2000に設けられた状態において、出入り空間Sが開放されている。
次に、図2(b)を参照すれば、第2シャッタ駆動ユニット1522により、第2シャッタ1521が作動する。第2シャッタ1521は、回転移動することにより、レール2000内部の出入り空間Sの少なくとも一部を閉鎖することができる。
次に、図2(c)を参照すれば、第1シャッタ駆動ユニット1512により、第1シャッタ1511が作動する。第1シャッタ1511は、回転移動することにより、レール2000内部の出入り空間Sの少なくとも一部を閉鎖することができる。
ここで、従来技術によれば、第1シャッタ1511及び第2シャッタ1521は、メインドア(第1メインドア1200及び第2メインドア1300)を作動させるメイン駆動ユニット1400によって作動せずに、シャッタ駆動ユニット(第1シャッタ駆動ユニット1512及び第2シャッタ駆動ユニット1522)によって作動する。さらには、第1シャッタ1511及び第2シャッタ1521は、1つの駆動ユニットによって作動するものではなく、第1シャッタ駆動ユニット1512及び第2シャッタ駆動ユニット1522によって個別的に作動する。
そのように、従来技術によるシャッタ開閉システム1000は、メイン駆動ユニット1400、第1シャッタ駆動ユニット1512及び第2シャッタ駆動ユニット1522が別個に作動する方式を取るので、作動メカニズムが複雑多岐にわたる構造を有する。そのようなシャッタ開閉システム1000を製作するためには、別個に作動するメイン駆動ユニット1400、第1シャッタ駆動ユニット1512及び第2シャッタ駆動ユニット1522のそれぞれに対される組み立て作業が必須に要求される。従って、従来には、シャッタ開閉システム1000に係わる製作、組み立て及び維持補修が困難であり、シャッタ開閉システム1000の運用コストが増大されてしまうという問題がある。
以下の実施形態は、製作、組み立て及び維持補修の容易性を向上させ、運用コストを低減させることができるシャッタ開閉装置、シャッタ開閉システム及びシャッタ開閉方法に係わるものである。以下においては、添付図面を参照し、本発明の実施形態につき、本実施形態が属する技術分野で当業者が容易に実施することができるように詳細に説明する。しかしながら、本実施形態は、さまざまに異なる形態にも具現され、ここで説明される実施形態に制限されるものではない。
一実施形態に係わるシャッタ開閉システム1(図3)は、火災が発生した場合、火災が他空間に拡散することを防止するように、建物のエレベータ、建物の階段、研究所の研究空間、及び物流センターの作業空間などに設けられる。シャッタ開閉システム1は、シャッタ開閉装置100(図3)を含むので、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100についての説明に先立ち、本実施形態に係わるシャッタ開閉システム1について説明する。
図3は、一実施形態に係わるシャッタ開閉システムの正面図である。
図3を参照すれば、実施形態に係わるシャッタ開閉システム1は、メインドア2、メインフレーム3、メイン駆動ユニット4及びレール回転ユニット5を含む。ただし、一実施形態に係わるシャッタ開閉システム1の構成要素は、それらに限定されるものではなく、一実施形態による構成要素が追加されるか、あるいは少なくとも1つの構成要素が省略されうる。
メインドア2は、メインフレーム3に移動自在に配される。メインドア2は、第1軸方向(X軸方向)に移動する第1メインドア2a及び第2メインドア2bを含むものでもある。第1メインドア2a及び第2メインドア2bは、第1方向(FD矢印方向)及び第2方向(SD矢印方向)に沿って移動しながら、メインフレーム3の出入り空間Sを開放するか、あるいは閉鎖することができる。第1メインドア2a及び第2メインドア2bは、互いに遠くなる方向に移動することにより、出入り空間Sを開放することができる。第1メインドア2a及び第2メインドア2bは、互いに近くなる方向に移動することにより、出入り空間Sを閉鎖することができる。第1方向(FD矢印方向)及び第2方向(SD矢印方向)は、反対方向であり、第1軸方向(X軸方向)と平行な方向でもある。
一方、本明細書で記載されている第1方向(FD矢印方向)、第2方向(SD矢印方向)、第3方向(UD矢印方向)及び第4方向(DD矢印方向)は、特定の方向を意味するのではなく、本実施形態に係わるシャッタ開閉システム1の構成要素の移動方向を区分するために使用されているのである。
メインドア2には、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100が結合される。それにより、一実施形態に係わるシャッタ開閉システム1は、メインドア2が移動するにつれ、シャッタ開閉装置100が共に移動する構造にも具現される。
メインフレーム3は、メインドア2、メイン駆動ユニット4及びレール回転ユニット5を全体的に支持する。メインフレーム3の内部の出入り空間Sは、メインドア2及びシャッタ開閉装置100によって開放されるか、あるいは閉鎖されうる。
メイン駆動ユニット4は、メインドア2の移動を制御する。メイン駆動ユニット4は、電源を含むものでもある。一例として、メイン駆動ユニット4は、電動モータを利用した方式により、メインドア2を移動させることができ、油圧シリンダまたは空圧シリンダを利用したシリンダ方式により、メインドア2を移動させることができる。他の例として、メイン駆動ユニット4は、ラックギア(rack gear)とピニオンギア(pinion gear)とを利用したギア方式、及びボールスクリュー(ball screw)とボールナット(ball nut)とを利用したボールスクリュー方式により、メインドア2を移動させることもできる。メイン駆動ユニット4は、メインドア2にも連結される。
レール回転ユニット5は、メインフレーム3に設けられ、メインドア2が移動することによって回転する。メインドア2が、第1軸方向(X軸方向)に移動する場合、レール回転ユニット5は、メインドア2に接触された状態において回転しうる。レール回転ユニット5は、複数個が離隔され、メインフレーム3にも設けられる。一例として、複数個のレール回転ユニット5は、メインフレーム3の下側、及びメインフレーム3の上側にそれぞれ設けられうる。
以下においては、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100について説明する。
図3を参照すれば、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、メインドア2に結合され、メインドア2と共に、第1方向(FD矢印方向)または第2方向(SD矢印方向)に沿って移動する。すなわち、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、メイン駆動ユニット4がメインドア2を移動させる駆動力を利用して移動しうる。一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100が、第1軸方向(X軸方向)に移動する過程において、出入り空間Sの少なくとも一部を開放するか、あるいは出入り空間Sの少なくとも一部を閉鎖することができる。一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、メインドア2が出入り空間Sを閉鎖する領域より小さい領域を閉鎖することができる。
一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、第1シャッタ開閉装置100a及び第2シャッタ開閉装置100bを含むものでもある。
第1シャッタ開閉装置100aは、第1メインドア2aに結合される。それにより、第1シャッタ開閉装置100aは、第1メインドア2aと共に移動しうる。
第2シャッタ開閉装置100bは、第2メインドア2bに結合される。それにより、第2シャッタ開閉装置100bは、第2メインドア2bと共に移動しうる。
第2シャッタ開閉装置100b及び第1シャッタ開閉装置100aは、設けられた位置を除き、同一構造にも具現される。
図4は、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置の斜視図である。
一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、メインボディ200、メインガイドユニット300、シャッタプッシングユニット400、リンクユニット500、リンク連結ユニット600、シャッタ700、シャッタガイドユニット800及び弾性ユニット900を含む。ただし、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100の構成要素は、それらに限定されるものではなく、一実施形態による構成要素が追加されるか、あるいは少なくとも1つの構成要素が省略されうる。
メインボディ200は、メインドア2に連結され、メインドア2が移動するにつれて共に移動する。メインボディ200は、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100の本体として機能する。メインボディ200は、全体的に、直方体の形状にも形成されるが、それに限定されるものではなく、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100の本体として機能しうる限り、他の形状にも形成される。
一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、固定部材250を含むものでもある。固定部材250は、メインボディ200及びメインドア2のそれぞれに結合され、メインボディ200をメインドア2に固定させる機能を遂行することができる。固定部材250は、ねじでもあり、複数個がメインボディ200及びメインドア2に結合されうる。
メインボディ200には、リンク移動ホール210及びシャッタガイドホール220が形成されうる。
リンク移動ホール210には、後述するリンク連結ユニット600が挿入される。リンク連結ユニット600は、リンク移動ホール210に挿入された状態において移動しうる。リンク移動ホール210は、メインボディ200の一面及び他面を貫通して形成されうる。
シャッタガイドホール220には、後述するシャッタガイドユニット800が挿入される。シャッタガイドユニット800は、シャッタガイドホール220に挿入された状態において移動しうる。シャッタガイドホール220は、メインボディ200の一面及び他面を貫通して形成されうる。シャッタガイドホール220は、リンク移動ホール210から離隔された位置において、複数個が形成されうる。
図4を参照すれば、メインガイドユニット300は、メインボディ200に結合される。メインガイドユニット300は、シャッタプッシングユニット400が、第1軸方向(X軸方向)に沿って移動することをガイドする。メインガイドユニット300は、シャッタプッシングユニット400の側面にも配される。メインガイドユニット300は、一例として、メインボディ200に分離自在に結合され、他例として、メインボディ200と一体に形成されうる。
メインガイドユニット300は、互いに離隔されて配された第1ガイド支持体310と第2ガイド支持体320とを含む。
第1ガイド支持体310は、シャッタプッシングユニット400の一側に配され、シャッタプッシングユニット400の一側を支持する。それにより、第1ガイド支持体310は、シャッタプッシングユニット400の一側をガイドすることができる。
第2ガイド支持体320は、シャッタプッシングユニット400の他側に配され、シャッタプッシングユニット400の他側を支持する。それにより、第2ガイド支持体320は、シャッタプッシングユニット400の他側をガイドすることができる。
第2ガイド支持体320及び第1ガイド支持体310は、シャッタプッシングユニット400の両側面を支持することができる。それにより、シャッタプッシングユニット400は、両側面が、第1ガイド支持体310及び第2ガイド支持体320に支持された状態において離脱されず、第1軸方向(X軸方向)に沿って移動しうるので、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、シャッタプッシングユニット400の移動が容易である構造にも具現される。
図4を参照すれば、シャッタプッシングユニット400は、メインガイドユニット300に移動自在に配される。シャッタプッシングユニット400は、第1方向(FD矢印方向)または第2方向(SD矢印方向)に移動しうる。シャッタプッシングユニット400には、リンクユニット500が連結されうる。
シャッタプッシングユニット400は、メインボディ200から離隔された状態において、第1軸方向(X軸方向)に沿って移動しうる。それにより、シャッタプッシングユニット400は、メインボディ200に接触されていない状態で移動しうるので、シャッタプッシングユニット400とメインボディ200との接触による摩耗発生可能性が低減されうる。従って、シャッタプッシングユニット400及びメインボディ200の使用周期が向上されうる。
図4を参照すれば、リンクユニット500は、シャッタプッシングユニット400が移動するにつれて共に移動するように、シャッタプッシングユニット400に、回転自在に連結される。シャッタプッシングユニット400が、第1軸方向(X軸方向)に沿って移動する過程において、リンクユニット500は、シャッタプッシングユニット400と共に移動しうる。リンクユニット500の一端は、リンク連結ユニット600に、回転自在に連結され、リンクユニット500の他端は、シャッタプッシングユニット400に、回転自在に連結されうる。
リンクユニット500は、第1リンク部材510及び第2リンク部材520を含む。
第1リンク部材510は、シャッタプッシングユニット400に、回転自在に連結される。第1リンク部材510は、シャッタプッシングユニット400が移動するにつれて共に移動しうる。第1リンク部材510の一端は、第1リンク連結部材610に、回転自在に連結され、第1リンク部材510の他端は、シャッタプッシングユニット400に、回転自在に連結される。
第2リンク部材520は、第1リンク部材510と離隔された位置において、シャッタプッシングユニット400に、回転自在に連結される。第2リンク部材520は、シャッタプッシングユニット400が移動するにつれて共に移動しうる。第2リンク部材520の一端は、第2リンク連結部材620に、回転自在に連結され、第2リンク部材520の他端は、シャッタプッシングユニット400に、回転自在に連結される。
第2リンク部材520及び第1リンク部材510は、互いに交差するようにも配される。第2リンク部材520の他端は、シャッタプッシングユニット400の一面に配され、第1リンク部材510の他端は、シャッタプッシングユニット400の他面にも配される。その場合、シャッタプッシングユニット400が、第1軸方向(X軸方向)に移動することにより、第1リンク部材510の一端と第2リンク部材520の一端との隔離距離が変更されうる。
図4を参照すれば、リンク連結ユニット600は、リンクユニット500及びシャッタ700のそれぞれに連結される。リンク連結ユニット600は、リンクユニット500が移動するにつれて共に移動し、シャッタ700を移動させることができる。
リンク連結ユニット600は、第2軸方向(Y軸方向)に沿って移動しうる。第2軸方向(Y軸方向)は、第1軸方向(X軸方向)を横切る方向でもある。例えば、第2軸方向(Y軸方向)は、第1軸方向(X軸方向)に対して垂直な方向でもある。
リンク連結ユニット600は、リンクユニット500に連結されたシャッタプッシングユニット400が、第1軸方向(X軸方向)に沿って移動する過程において、第3方向(UD矢印方向)または第4方向(DD矢印方向)に移動しうる。その場合、第3方向(UD矢印方向)及び第4方向(DD矢印方向)は、第2軸方向(Y軸方向)に平行な方向であり、互いに反対方向でもある。
リンク連結ユニット600は、リンク移動ホール210に挿入された状態において、移動しうる。それにより、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、リンクユニット500及びシャッタ700の移動が容易にガイドされるようにする構造を有することができる。一実施形態において、リンク連結ユニット600は、シャッタプッシングユニット400が移動する過程において、回転及び移動しうる。
リンク連結ユニット600は、第1リンク連結部材610及び第2リンク連結部材620を含むものでもある。
第1リンク連結部材610は、第1リンク部材510及び第1シャッタ部材710のそれぞれに連結される。シャッタプッシングユニット400が、第1軸方向(X軸方向)に沿って移動する過程において、第1リンク連結部材610は、リンク移動ホール210に挿入された状態において、第2軸方向(Y軸方向)に沿って移動しうる。第1リンク連結部材610は、第1リンク部材510及び第1シャッタ部材710のそれぞれに、回転自在に連結されうる。
第2リンク連結部材620は、第2リンク部材520及び第2シャッタ部材(720)のそれぞれに連結される。シャッタプッシングユニット400が、第1軸方向(X軸方向)に沿って移動する過程において、第2リンク連結部材620は、リンク移動ホール210に挿入された状態において、第2軸方向(Y軸方向)に沿って移動しうる。第2リンク連結部材620は、第2リンク部材520及び第2シャッタ部材720のそれぞれに、回転自在に連結されうる。
第2リンク連結部材620及び第1リンク連結部材610は、シャッタプッシングユニット400が移動するにつれて互いに反対方向に移動しうる。すなわち、シャッタプッシングユニット400が、第1軸方向(X軸方向)に移動ことするにより、第2リンク連結部材620と第1リンク連結部材610との隔離距離は変更されうる。
図4を参照すれば、シャッタ700は、リンクユニット500が移動するにつれて共に移動するように、リンクユニット500に連結される。シャッタ700は、リンク連結ユニット600を介し、リンクユニット500に連結されうる。
シャッタ700は、シャッタプッシングユニット400が、第1軸方向(X軸方向)に移動することにより、第2軸方向(Y軸方向)に移動しうる。それにより、シャッタ700は、出入り空間Sの少なくとも一部を開放するか、あるいは閉鎖することができる。シャッタプッシングユニット400が、第1軸方向(X軸方向)に移動する過程において、第1リンク部材510の一端、及び第2リンク部材520の一端は、第2軸方向(Y軸方向)に移動し、第1リンク連結部材610及び第2リンク連結部材620も、また第2軸方向(Y軸方向)に移動する。それにより、リンク連結ユニット600に連結されたシャッタ700は、第2軸方向(Y軸方向)に沿って共に移動しうる。
一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、シャッタ700を移動させるために、電源を使用する別途のシャッタ駆動ユニットを含まず、メインドア2を移動させる駆動力を利用し、シャッタ700を開閉させる。すなわち、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、メインドア2の開閉を介し、シャッタプッシングユニット400を移動させ、シャッタ700を開閉させる構造を有する。
従って、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、メインドア2を作動させるメイン駆動ユニット4の操作を介し、シャッタ700を開閉させることができるので、従来技術と対比させて見るとき、出入り空間Sの開閉のための操作の容易性を向上させることができる。また、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、作動メカニズムが単純化されるので、製作、組み立て及び維持補修が容易であり、運用コストを低減させることができる。
シャッタ700は、第1シャッタ部材710及び第2シャッタ部材720を含む。
第1シャッタ部材710は、第1リンク連結部材610に連結される。第1シャッタ部材710は、第1リンク連結部材610と共に、第3方向(UD矢印方向)及び第4方向(DD矢印方向)に移動しうる。
第2シャッタ部材720は、第2リンク連結部材620に連結される。第2シャッタ部材720は、第2リンク連結部材620と共に、第3方向(UD矢印方向)及び第4方向(DD矢印方向)に移動しうる。
第2シャッタ部材720及び第1シャッタ部材710は、シャッタプッシングユニット400が移動するにつれて互いに反対方向に移動しうる。すなわち、シャッタプッシングユニット400が移動することにより、第2シャッタ部材720と第1シャッタ部材710との隔離距離が変更されうる。それにより、第2シャッタ部材720及び第1シャッタ部材710は、出入り空間Sの少なくとも一部を開放するか、あるいは閉鎖することができる。
図4を参照すれば、シャッタガイドユニット800は、シャッタ700に連結される。シャッタガイドユニット800は、シャッタ700が移動するにつれて共に移動しうる。シャッタガイドユニット800は、シャッタガイドホール220に挿入された状態において、シャッタ700と共に、第2軸方向(Y軸方向)に沿って移動しうる。それにより、シャッタ700の移動は、安全にガイドされうる。
シャッタガイドユニット800は、第1シャッタガイド部材810及び第2シャッタガイド部材820を含むものでもある。
第1シャッタガイド部材810は、第1シャッタ部材710に連結される。第1シャッタガイド部材810は、シャッタガイドホール220に挿入された状態において、第1シャッタ部材710が、第2軸方向(Y軸方向)に移動するにつれて共に移動しうる。一実施形態において、第1シャッタガイド部材810は、第1シャッタ部材710に、回転自在に連結されうる。
第1シャッタガイド部材810は、複数個が、第1シャッタ部材710に連結されうる。その場合、メインボディ200には、複数個のシャッタガイドホール220が形成されうる。複数個の第1シャッタガイド部材810は、第1リンク連結部材610を挟んで配されうる。図4には、2個の第1シャッタガイド部材810が、第1シャッタ部材710に結合されたところが図示されているが、それは、例示的なものである。
第2シャッタガイド部材820は、第2シャッタ部材720に連結される。第2シャッタガイド部材820は、シャッタガイドホール220に挿入された状態において、第2シャッタ部材720が、第2軸方向(Y軸方向)に移動するにつれて共に移動しうる。一実施形態において、第2シャッタガイド部材820は、第2シャッタ部材720に、回転自在に連結されうる。
第2シャッタガイド部材820は、複数個が、第2シャッタ部材720に連結されうる。その場合、メインボディ200には、複数個のシャッタガイドホール220が形成されうる。複数個の第2シャッタガイド部材820は、第2リンク連結部材620を挟んで配されうる。図4には、2個の第2シャッタガイド部材820が、第2シャッタ部材720に結合されたところが図示されているが、それは、例示的なものである。
図4を参照すれば、弾性ユニット900は、弾性力による復元力を利用し、シャッタプッシングユニット400を初期位置に復帰させる。シャッタプッシングユニット400の初期位置とは、弾性ユニット900の復元力が作用していない状態におけるシャッタプッシングユニット400の位置でもある。例えば、シャッタプッシングユニット400が、第2方向(SD矢印方向)に沿って移動する場合、弾性ユニット900の弾性力による復元力は、第1方向(FD矢印方向)に作用することになる。その場合、シャッタプッシングユニット400に作用する別途の外力が存在しない場合、シャッタプッシングユニット400は、第1方向(FD矢印方向)に移動することになり、初期位置に復帰されうる。
弾性ユニット900は、シャッタプッシングユニット400に配される。弾性ユニット900の一側は、シャッタプッシングユニット400に結合され、弾性ユニット900の他側は、メインボディ200に結合されうる。それにより、シャッタプッシングユニット400が、第2方向(SD矢印方向)に沿って移動する場合、弾性ユニット900は、弾性力による復元力を、シャッタプッシングユニット400に提供する構造にも具現される。
弾性ユニット900は、第1弾性体910及び第2弾性体920を含む。
第1弾性体910及び第2弾性体920は、互いに離隔された位置において、シャッタプッシングユニット400にも配される。第1弾性体910及び第2弾性体920は、長さが変更される構造を有し、長さが変更されることにより、弾性力による復元力を、シャッタプッシングユニット400に提供することができる。第1弾性体910及び第2弾性体920のそれぞれの一側は、シャッタプッシングユニット400に結合され、第1弾性体910及び第2弾性体920のそれぞれの他側は、メインボディ200に結合されうる。
図5は、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置の正面図である。
図5に図示されている実施形態に係わるシャッタ開閉装置100の構成要素は、図4で説明されたところと同一であるので、図5においては、図4において、図面符号で表示されていない構成要素について説明する。また、図5におけるシャッタ700は、メインボディ200の背面に配されているので、構成間の区別のために、シャッタ700にハッチングを図示している。
図5を参照すれば、シャッタプッシングユニット400は、プッシング本体410及び弾性ユニット挿入部420を含む。
プッシング本体410は、シャッタプッシングユニット400の本体として機能する。プッシング本体410は、第1軸方向(X軸方向)に沿って移動することができ、第1ガイド支持体310と第2ガイド支持体320との間に配される。
弾性ユニット挿入部420には、弾性ユニット900が挿入される。弾性ユニット挿入部420は、プッシング本体410に形成されうる。弾性ユニット挿入部420は、第1軸方向(X軸方向)に沿って延長されうる。弾性ユニット挿入部420は、プッシング本体410の一面及び他面を貫通して形成されうる。弾性ユニット900が、第1弾性体910及び第2弾性体920を含む場合、2個の弾性ユニット挿入部420がプッシング本体410に形成されうる。
図5を参照すれば、シャッタプッシングユニット400が、第1軸方向(X軸方向)に移動する過程において、第1リンク部材510と第2リンク部材520との迎え角(included angle)αの大きさが変更されうる。それにより、シャッタ700の移動が誘導されうる。
一例として、シャッタプッシングユニット400が、第2方向(SD矢印方向)に移動すれば、第1リンク部材510と第2リンク部材520との迎え角αの大きさが増大されうる。その場合、第1リンク部材510の一端と、第2リンク部材520の一端との隔離距離、及び第1リンク連結部材610と第2リンク連結部材620との隔離距離が増大されうる。それにより、第1リンク連結部材610に連結された第1シャッタ部材710は、第3方向(UD矢印方向)に移動し、第2リンク連結部材620に連結された第2シャッタ部材720は、第4方向(DD矢印方向)に移動しうる。前述のような過程において、出入り空間Sの一部は、シャッタ700によって閉鎖される。
他の例として、シャッタプッシングユニット400が、第1方向(FD矢印方向)に移動すれば、第1リンク部材510と第2リンク部材520との迎え角αの大きさが小さくなりうる。その場合、第1リンク部材510の一端と、第2リンク部材520の一端との隔離距離、及び第1リンク連結部材610と第2リンク連結部材620との隔離距離が低減されうる。それにより、第1リンク連結部材610に連結された第1シャッタ部材710は、第4方向(DD矢印方向)に移動し、第2リンク連結部材620に連結された第2シャッタ部材720は、第3方向(UD矢印方向)に移動しうる。前述のような過程において、出入り空間Sの一部は、シャッタ700によって開放される。
一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100は、シャッタプッシングユニット400の作動だけにより、リンクユニット500、リンク連結ユニット600、シャッタ700の移動が順次に誘導される構造を有する。従って、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100によれば、シャッタ700を開閉する作業の容易性が向上されうる。
図6及び図7は、一実施形態に係わるシャッタ開閉装置の作動過程について説明する図面である。以下においては、図6及び図7を参照し、シャッタ開閉装置の作動過程について具体的に述べる。一方、図6及び図7において、シャッタ700は、メインボディ200の背面に配されているので、構成間の区別のために、シャッタ700にハッチングを図示している。
まず、図6を参照し、シャッタ700が出入り空間Sの一部を閉鎖する過程について説明する。
まず、図6(a)に図示されているように、シャッタプッシングユニット400に、第2方向(SD矢印方向)に外力を加える。それにより、シャッタプッシングユニット400は、第2方向(SD矢印方向)に移動しうる。
次に、図6(b)に図示されているように、シャッタプッシングユニット400が、第2方向(SD矢印方向)に移動すれば、リンクユニット500が動作する。具体的には、第1リンク部材510の一端は、第1リンク連結部材610に対して回転し、第1リンク部材510の他端は、シャッタプッシングユニット400に対して回転しうる。また、第2リンク部材520の一端は、第2リンク連結部材620に対して回転し、第2リンク部材520の他端は、シャッタプッシングユニット400に対して回転しうる。
それにより、第1リンク部材510と第2リンク部材520との迎え角αの大きさが増大され、第1リンク部材510の一端と、第1リンク連結部材610は、第3方向(UD矢印方向)に移動し、第2リンク部材520の一端と、第2リンク連結部材620は、第4方向(DD矢印方向)に移動しうる。
次に、第1リンク連結部材610に連結された第1シャッタ部材710は、第3方向(UD矢印方向)に移動し、第2リンク連結部材620に連結された第2シャッタ部材720は、第4方向(DD矢印方向)に移動しうる。
その場合、第1リンク連結部材610は、リンク移動ホール210に挿入された状態において、第3方向(UD矢印方向)に移動するので、第1シャッタ部材710が、第3方向(UD矢印方向)に移動されることがガイドされうる。第2リンク連結部材620は、リンク移動ホール210に挿入された状態において、第4方向(DD矢印方向)に移動するので、第2シャッタ部材720が、第4方向(DD矢印方向)に移動されることがガイドされうる。
また、第1シャッタガイド部材810は、シャッタガイドホール220に挿入された状態において、第1シャッタ部材710が、第3方向(UD矢印方向)に移動するにつれて共に移動する。第2シャッタガイド部材820は、シャッタガイドホール220に挿入された状態において、第2シャッタ部材720が、第4方向(DD矢印方向)に移動するにつれて共に移動する。それにより、第1シャッタ部材710及び第2シャッタ部材720は、第1シャッタガイド部材810及び第2シャッタガイド部材820により、第2軸方向(Y軸方向)における移動がガイドされうる。
シャッタプッシングユニット400が、第2方向(SD矢印方向)に移動すれば、第1弾性体910及び第2弾性体920は、長さが増大され、弾性力による復元力を、第1方向(FD矢印方向)において、シャッタプッシングユニット400に提供することができる。
前述のような過程において、出入り空間Sの少なくとも一部は、シャッタ700によって閉鎖されうる。
次に、図7を参照し、シャッタ700が出入り空間Sの一部を開放する過程について説明する。
まず、図7(a)に図示されているように、シャッタプッシングユニット400が、第2方向(SD矢印方向)に移動した状態においては、第1弾性体910及び第2弾性体920が弾性力による復元力を、第1方向(FD矢印方向)において、シャッタプッシングユニット400に提供している。ここで、シャッタプッシングユニット400の移動を制限する外力がなければ、シャッタプッシングユニット400は、第1方向(FD矢印方向)に移動しうる。
次に、図7(b)に図示されているように、シャッタプッシングユニット400が、第1方向(FD矢印方向)に移動すれば、リンクユニット500が動作する。具体的には、第1リンク部材510の一端は、第1リンク連結部材610に対して回転し、第1リンク部材510の他端は、シャッタプッシングユニット400に対して回転しうる。また、第2リンク部材520の一端は、第2リンク連結部材620に対して回転し、第2リンク部材520の他端は、シャッタプッシングユニット400に対して回転しうる。
それにより、第1リンク部材510と第2リンク部材520との迎え角αの大きさが低減され、第1リンク部材510の一端、及び第1リンク連結部材610は、第4方向(DD矢印方向)に移動し、第2リンク部材520の一端、及び第2リンク連結部材620は、第3方向(UD矢印方向)に移動する。
次に、第1リンク連結部材610に連結された第1シャッタ部材710は、第4方向(DD矢印方向)に移動し、第2リンク連結部材620に連結された第2シャッタ部材720は、第3方向(UD矢印方向)に移動しうる。
その場合、第1リンク連結部材610は、リンク移動ホール210に挿入された状態において、第4方向(DD矢印方向)に移動するので、第1シャッタ部材710が、第4方向(DD矢印方向)に移動されることがガイドされうる。第2リンク連結部材620は、リンク移動ホール210に挿入された状態において、第3方向(UD矢印方向)に移動するので、第2シャッタ部材720が、第3方向(UD矢印方向)に移動されることがガイドされうる。
また、第1シャッタガイド部材810は、シャッタガイドホール220に挿入された状態において、第1シャッタ部材710が、第4方向(DD矢印方向)に移動するにつれて共に移動する。第2シャッタガイド部材820は、シャッタガイドホール220に挿入された状態において、第2シャッタ部材720が、第3方向(UD矢印方向)に移動するにつれて共に移動する。それにより、第1シャッタ部材710及び第2シャッタ部材720は、第1シャッタガイド部材810及び第2シャッタガイド部材820により、第2軸方向(Y軸方向)における移動がガイドされうる。
前述のような過程において、出入り空間Sの少なくとも一部は、シャッタ700によって開放されうる。
図8は、図5のI-I断面線を基準にした一実施形態に係わるシャッタ開閉装置の側断面図である。図8に図示されている実施形態に係わるシャッタ開閉装置100の構成要素は、前述のところと同一であるので、図8においては、先のところにおいて、図面符号に表示されていない構成要素について説明する。また、図8には、第1ガイド支持体310、第2ガイド支持体320、シャッタプッシングユニット400、第1シャッタ部材710、及び第2シャッタ部材720の構成が図示されている。
図8を参照すれば、第1ガイド支持体310は、第1ガイドボディ311及び第1プッシャ挿入溝312を含むものでもある。
第1ガイドボディ311は、シャッタプッシングユニット400の一側に配される。第1ガイドボディ311は、第1ガイド支持体310の本体として機能しうる。第1ガイドボディ311は、メインボディ200に結合されうる。
第1プッシャ挿入溝312は、第1ガイドボディ311の内面に形成される。第1プッシャ挿入溝312には、シャッタプッシングユニット400の一側が挿入されうる。シャッタプッシングユニット400は、第1プッシャ挿入溝312に挿入された状態において、第1軸方向(X軸方向)における移動がガイドされうる。
第1ガイド支持体310は、第1ガイド上面313、第1ガイド下面314及び第1ガイド側面315をさらに含むものでもある。
第1ガイド上面313は、第1プッシャ挿入溝312に対向する第1ガイドボディ311の1内面でもある。シャッタプッシングユニット400が、第1プッシャ挿入溝312に挿入された状態において、第1ガイド上面313は、シャッタプッシングユニット400の上側にも配される。
第1ガイド下面314は、第1ガイド上面313に対向する第1ガイドボディ311の1内面でもある。シャッタプッシングユニット400が、第1プッシャ挿入溝312に挿入された状態において、第1ガイド下面314は、シャッタプッシングユニット400の下側にも配される。
第1ガイド側面315は、第1ガイド上面313及び第1ガイド下面314に連結された第1ガイドボディ311の1内面でもある。シャッタプッシングユニット400が、第1プッシャ挿入溝312に挿入された状態において、第1ガイド側面315は、シャッタプッシングユニット400の側面にも配される。
一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100によれば、シャッタプッシングユニット400は、第1ガイド上面313、第1ガイド下面314及び第1ガイド側面315のそれぞれによって支持された状態において、第1軸方向(X軸方向)に沿って移動しうる。従って、シャッタプッシングユニット400は、第1ガイド支持体310から離脱されずに、安全に移動されうる。
図8を参照すれば、第2ガイド支持体320は、第2ガイドボディ321及び第2プッシャ挿入溝322を含むものでもある。
第2ガイドボディ321は、シャッタプッシングユニット400の他側に配される。第2ガイドボディ321は、第2ガイド支持体320の本体として機能しうる。第2ガイドボディ321は、メインボディ200に結合されうる。
第2プッシャ挿入溝322は、第2ガイドボディ321の内面に形成される。第2プッシャ挿入溝322には、シャッタプッシングユニット400の他側が挿入されうる。シャッタプッシングユニット400は、第2プッシャ挿入溝322に挿入された状態において、第1軸方向(X軸方向)における移動がガイドされうる。
第2ガイド支持体320は、第2ガイド上面323、第2ガイド下面324及び第2ガイド側面(325)をさらに含むものでもある。
第2ガイド上面323は、第2プッシャ挿入溝322に対向する第2ガイドボディ321の1内面でもある。シャッタプッシングユニット400が、第2プッシャ挿入溝322に挿入された状態において、第2ガイド上面323は、シャッタプッシングユニット400の上側にも配される。
第2ガイド下面324は、第2ガイド上面323に対向する第2ガイドボディ321の1内面でもある。シャッタプッシングユニット400が、第2プッシャ挿入溝322に挿入された状態において、第2ガイド下面324は、シャッタプッシングユニット400の下側にも配される。
第2ガイド側面325は、第2ガイド上面323及び第2ガイド下面324に連結された第2ガイドボディ321の1内面でもある。シャッタプッシングユニット400が、第2プッシャ挿入溝322に挿入された状態において、第2ガイド側面325は、シャッタプッシングユニット400の側面にも配される。
一実施形態に係わるシャッタ開閉装置100によれば、シャッタプッシングユニット400は、第2ガイド上面323、第2ガイド下面324及び第2ガイド側面325のそれぞれによって支持された状態において、第1軸方向(X軸方向)に沿って移動しうる。従って、シャッタプッシングユニット400は、第2ガイド支持体320から離脱されずに、安全に移動しうる。
図9は、出入り空間Sを閉鎖するために、メインドアが移動する様子を示した実施形態に係わるシャッタ開閉システムの正面図であり、図10は、出入り空間Sが閉鎖された様子を示した実施形態に係わるシャッタ開閉システムの正面図である。
図11は、図10のA部分を拡大した図面であり、図12は、位置固定ユニットの一例を図示した図面である。
図13は、シャッタプッシングユニットにより、出入り空間Sが開放され始める様子を示したシャッタ開閉システムの正面図であり、図14は、図13のB部分を拡大した図面である。
図15は、初期位置にシャッタが復帰し、かつ出入り空間Sが開放された様子を示した実施形態に係わるシャッタ開閉システムの正面図である。
以下においては、一実施形態に係わるシャッタ開閉システム1の作動過程について、添付された図面を参照して説明する。一方、図9ないし図11、及び図12ないし図15においてメインドア(第1メインドア2a及び第2メインドア2b)及びシャッタ(第1シャッタ700a及び第2シャッタ700b)に図示されたハッチングは、断面を図示したものではなく構成要素間の区別のために図示したものである。
まず、図9を参照すれば、メインフレーム3の出入り空間Sが開放された状態において、第1メインドア2a及び第2メインドア2bは、メイン駆動ユニット4により、第1軸方向(X軸方向)に沿って互いに反対方向に移動する。第1シャッタ開閉装置100aは、第1メインドア2aに連結されているので、第1メインドア2aを作動させるメイン駆動ユニット4の駆動力により、第1メインドア2aと共に移動する。また、第2シャッタ開閉装置100bは、第2メインドア2bに連結されているので、第2メインドア2bを作動させるメイン駆動ユニット4の駆動力により、第2メインドア2bと共に移動する。一実施形態において、第1シャッタ開閉装置100aは、出入り空間Sを閉鎖するために、第1方向(FD矢印方向)に移動し、第2シャッタ開閉装置100bも、また第2方向(SD矢印方向)に移動しうる。
一実施形態に係わるシャッタ開閉システム1において、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが互いに離隔された状態において、第1シャッタプッシングユニット400aは、第1メインドア2aの端部20aから、第2シャッタプッシングユニット400bに向けて突出されるように、位置(以下、「第1シャッタプッシングユニット400aの突出位置」とする)しうる。また、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが互いに離隔された状態において、第2シャッタプッシングユニット400bは、第2メインドア2bの端部20bから、第1シャッタプッシングユニット400aに向けて突出されるように、位置(以下、「第2シャッタプッシングユニット400bの突出位置」とする)しうる。
第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが互いに離隔された状態において、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが、それぞれの突出位置に位置していない比較例は、第1メインドア2a及び第2メインドア2bが接触しても、リンクユニット(第1リンクユニット500a及び第2リンクユニット500b)が作動することができない構造である。該比較例は、第1メインドア2a及び第2メインドア2bが閉鎖されても、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが互いに接触せず、第1軸方向(X軸方向)に移動することができない構造であるからである。従って、該比較例は、第1メインドア2a及び第2メインドア2bを移動させる駆動力でもって、第1シャッタ700a及び第2シャッタ700bを移動させることができない。
一実施形態に係わるシャッタ開閉システム1は、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが、それぞれの突出位置に位置することにより、第1メインドア2a及び第2メインドア2bが接触すれば、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが、互いを移動させることができる構造に具現される。従って、一実施形態に係わるシャッタ開閉システム1は、第1メインドア2a及び第2メインドア2bを移動させる駆動力だけでもって、第1シャッタ700a及び第2シャッタ700bを移動させることができるので、出入り空間Sの開閉のための操作の容易性を向上させることができる。
次に、図10及び図11を参照すれば、第1メインドア2a及び第2メインドア2bは、反対方向に移動することによって互いに接触し、出入り空間Sの少なくとも一部を閉鎖することができる。第1シャッタプッシングユニット400a及び第1シャッタ700aは、第1メインドア2aと共に、第1方向(FD矢印方向)に移動し、第2シャッタプッシングユニット400bと第2シャッタ700bは、第2メインドア2bと共に、第2方向(SD矢印方向)に移動しうる。
前述のように、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bは、それぞれが突出位置に位置するので、互いに接触し、接触した後、反対方向に移動しうる。第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが接触された後、第1シャッタプッシングユニット400aは、第2シャッタプッシングユニット400bにより、第2方向(SD矢印方向)に移動し、第2シャッタプッシングユニット400bは、第1シャッタプッシングユニット400aにより、第1方向(FD矢印方向)に移動しうる。
第1シャッタプッシングユニット400aは、第2方向(SD矢印方向)に移動することにより、第1リンクユニット500aを作動させる。第1リンクユニット500aが作動することにより、第1シャッタ700aは、第2軸方向(Y軸方向)に移動しうる。第1リンクユニット500aの第1リンク部材510aは、第1シャッタ700aの第1シャッタ部材710aを、第3方向(UD矢印方向)に移動させ、第1リンクユニット500aの第2リンク部材520aは、第1シャッタ700aの第2シャッタ部材720aを、第4方向(DD矢印方向)に移動させることができる。
第2シャッタプッシングユニット400bは、第1方向(FD矢印方向)に移動することにより、第2リンクユニット500bを作動させる。第2リンクユニット500bが作動することにより、第2シャッタ700bは、第2軸方向(Y軸方向)に移動しうる。第2リンクユニット500bの第1リンク部材510bは、第2シャッタ700bの第1シャッタ部材710bを、第3方向(UD矢印方向)に移動させ、第2リンクユニット500bの第2リンク部材520bは、第2シャッタ700bの第2シャッタ部材720bを、第4方向(DD矢印方向)に移動させることができる。
前述のような過程において、メインドア(第1メインドア2a及び第2メインドア2b)及びシャッタ(第1シャッタ700a及び第2シャッタ700b)により、出入り空間Sが閉鎖される。
一方、第1シャッタプッシングユニット400aが、第2方向(SD矢印方向)に移動することにより、第1弾性ユニット900aは、長さが増大され、弾性力による復元力を、第1方向(FD矢印方向)において、第1シャッタプッシングユニット400aに提供することができる。また、第2シャッタプッシングユニット400bが、第1方向(FD矢印方向)に移動することにより、第2弾性ユニット900bは、長さが増大され、弾性力による復元力を、第2方向(SD矢印方向)において、第2シャッタプッシングユニット400bに提供することができる。
図12を参照すれば、一実施形態に係わるシャッタ開閉システム1は、位置固定ユニット950をさらに含むものでもある。位置固定ユニット950は、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bの位置を固定させる機能を遂行することができる。第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが互いに接触された後、弾性ユニット(第1弾性ユニット900a及び第2弾性ユニット900b)は、弾性力による復元力を、それぞれのシャッタプッシングユニット(第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400b)に提供している。従って、そのような復元力により、シャッタプッシングユニット(第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400b)は、初期位置に移動しようとするので、出入り空間Sが閉鎖されるや否や、メインドア(第1メインドア2a及び第2メインドア2b)及びシャッタ(第1シャッタ700a及び第2シャッタ700b)がの開放される危険性がある。
位置固定ユニット950は、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bの位置を固定させることにより、弾性ユニット(第1弾性ユニット900a及び第2弾性ユニット900b)による復元力が存在しても、出入り空間Sが閉鎖された状態を維持させることができる。従って、一実施形態に係わるシャッタ開閉システム1は、火災が発生した場合、弾性ユニット(第1弾性ユニット900a及び第2弾性ユニット900b)により、出入り空間Sが開放される危険性を遮断することができる。
位置固定ユニット950は、クランピング機構951、及びクランピング機構951が移動自在に配されたクランピング本体952を含むものでもある。クランピング機構951は、シャッタプッシングユニット400の両側面を固定させることにより、シャッタプッシングユニット400の位置を固定させることができる。クランピング機構951は、第2軸方向(Y軸方向)に沿って移動しうる。一実施形態に係わるシャッタ開閉システム1の制御モジュール6は、クランピング機構951の移動を制御することができる。
一実施形態において、火災が発生すれば、制御モジュール6は、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが互いに接触された状態を感知し、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bの少なくともいずれか1つの位置を固定させることができる。
また、制御モジュール6は、火災が発生し、既設定の時間が過ぎた後、または出入り空間Sの内側温度が既設定の温度以下であることを感知した場合、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bの少なくともいずれか1つの位置を解除することができる。
次に、図13ないし図15を参照すれば、メインフレーム3の出入り空間Sが閉鎖された状態において、第1メインドア2a及び第2メインドア2bは、メイン駆動ユニット4により、第1軸方向(X軸方向)に沿って互いに反対方向に移動する。その場合、第1シャッタ開閉装置100aは、第1メインドア2aに連結されているので、第1メインドア2aを作動させるメイン駆動ユニット4の駆動力により、第1メインドア2aと共に移動する。また、第2シャッタ開閉装置100bは、第2メインドア2bに連結されているので、第2メインドア2bを作動させるメイン駆動ユニット4の駆動力により、第2メインドア2bと共に移動する。一実施形態において、第1シャッタ開閉装置100aは、出入り空間Sを開放するために、第2方向(SD矢印方向)に移動し、第2シャッタ開閉装置100bも、また第1方向(FD矢印方向)に移動しうる。
第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが互いに接触された状態から離隔されれば、第1弾性ユニット900aは、第1シャッタプッシングユニット400aを初期位置に復元させることができる。その場合、第1弾性ユニット900aは、第1シャッタプッシングユニット400aを、第1方向(FD矢印方向)に移動させることができる。それにより、第1シャッタプッシングユニット400aは、第1リンクユニット500aを作動させ、第1シャッタ700aを、第2軸方向(Y軸方向)に移動させることができる。
すなわち、第1弾性ユニット900aの弾性力による復元力により、第1シャッタプッシングユニット400a、第1リンクユニット500a、第1シャッタ700aが順次に作動しうる。第1リンクユニット500aの第1リンク部材510aは、第1シャッタ700aの第1シャッタ部材710aを、第4方向(DD矢印方向)に移動させ、第1リンクユニット500aの第2リンク部材520aは、第1シャッタ700aの第2シャッタ部材720aを、第3方向(UD矢印方向)に移動させることができる。
また、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが互いに接触された状態から離隔されれば、第2弾性ユニット900bは、第2シャッタプッシングユニット400bを初期位置に復元させることができる。その場合、第2弾性ユニット900bは、第2シャッタプッシングユニット400bを、第2方向(SD矢印方向)に移動させることができる。それにより、第2シャッタプッシングユニット400bは、第2リンクユニット500bを作動させ、第2シャッタ700bを、第2軸方向(Y軸方向)に移動させることができる。
すなわち、第2弾性ユニット900bの弾性力による復元力により、第2シャッタプッシングユニット400b、第2リンクユニット500b、第2シャッタ700bが順次に作動しうる。第2リンクユニット500bの第1リンク部材510bは、第2シャッタ700bの第1シャッタ部材710bを、第4方向(DD矢印方向)に移動させ、第2リンクユニット500bの第2リンク部材520bは、第2シャッタ700bの第2シャッタ部材720bを、第3方向(UD矢印方向)に移動させることができる。
前述のような過程において、メインドア(第1メインドア2a及び第2メインドア2b)及びシャッタ(第1シャッタ700a及び第2シャッタ700b)により、出入り空間Sが、図15に図示されているように開放されうる。
他の実施形態において、第1メインドア2a及び第2メインドア2bは、メイン駆動ユニット4によらず、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが、互いに接触された状態から、反対方向に作用する反撥力を利用しても開放される。
ここで、反撥力とは、第1弾性ユニット900aが、第1シャッタプッシングユニット400aに提供する復元力、及び第2弾性ユニット900bが、第2シャッタプッシングユニット400bに提供する復元力が互いに反対方向に作用することによる力を意味する。
第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが互いに接触された状態において、第1弾性ユニット900aは、弾性力による復元力を、第1方向(FD矢印方向)において、第1シャッタプッシングユニット400aに提供している。ここで、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが互いに接触しているので、第2シャッタプッシングユニット400bは、第1シャッタプッシングユニット400aにより、第1方向(FD矢印方向)に外力を受けると見ることができる。従って、第2シャッタプッシングユニット400bは、第1シャッタプッシングユニット400aにより、第1方向(FD矢印方向)に移動し、第2メインドア2bも、また第1方向(FD矢印方向)に共に移動しうる。
また、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bが互いに接触された状態において、第2弾性ユニット900bは、弾性力による復元力を、第2方向(SD矢印方向)において、第2シャッタプッシングユニット400bに提供している。ここで、第2シャッタプッシングユニット400b及び第1シャッタプッシングユニット400aが互いに接触しているので、第1シャッタプッシングユニット400aは、第2シャッタプッシングユニット400bにより、第2方向(SD矢印方向)に外力を受けると見ることができる。従って、第1シャッタプッシングユニット400aは、第2シャッタプッシングユニット400bにより、第2方向(SD矢印方向)に移動し、第1メインドア2aも、また第2方向(SD矢印方向)に共に移動しうる。
前述のような他の実施形態によっても、メインドア(第1メインドア2a及び第2メインドア2b)及びシャッタ(第1シャッタ700a及び第2シャッタ700b)により、出入り空間Sが、図15に図示されているように開放されうる。一方、他の実施形態に係わるシャッタ開閉システム1においても、位置固定ユニット950に係わる実施形態が適用されうる。
図16は、一実施形態に係わるシャッタ開閉方法のフローチャートである。
以下においては、一実施形態に係わるシャッタ開閉方法について、添付された図面を参照して説明する。
図16を参照すれば、一実施形態に係わるシャッタ開閉方法は、次のような段階を含む。
まず、出入り空間Sが開放された状態において、第1メインドア2a及び第1メインボディ(第1メインドア2a側のメインボディ)を、第1方向(FD矢印方向)に移動させる第1段階(S100)が進められる。第1段階(S100)は、メイン駆動ユニット4によって遂行されうる。第1段階(S100)は、メイン駆動ユニット4が、第1メインドア2aを、第1方向(FD矢印方向)に移動させることによっても進められる。該第1メインボディは、第1メインドア2aに連結されているので、第1メインドア2aが移動するにつれて共に移動する。
次に、第2メインドア2b及び第2メインボディ(第2メインドア2b側のメインボディ)を、第2方向(SD矢印方向)に移動させる第2段階(S200)が進められる。第2段階(S200)は、メイン駆動ユニット4によって遂行されうる。第2段階(S200)は、メイン駆動ユニット4が、第2メインドア2bを、第2方向(SD矢印方向)に移動させることによっても進められる。第2メインボディは、第2メインドア2bに連結されているので、第2メインドア2bが移動するにつれて共に移動する。
第2段階(S200)及び第1段階(S100)は、いずれか1つの段階が先に進められ、残り段階が順次に進められるか、あるいは同時に進められうる。
次に、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bを、互いに接触させる第3段階(S300)が進められる。第3段階(S300)は、第1メインドア2a及び第2メインドア2bを、互いに向けて移動させることによっても遂行される。第3段階(S300)は、第1メインドア2aを、第1方向(FD矢印方向)に移動させ、第2メインドア2bを、第2方向(SD矢印方向)に移動させることによっても進められる。第3段階(S300)は、メイン駆動ユニット4によって遂行されうる。
次に、第1シャッタプッシングユニット400aを、第2方向(SD矢印方向)に移動させ、第2シャッタプッシングユニット400bを、第1方向(FD矢印方向)に移動させる第4段階(S400)が進められる。第4段階(S400)は、第2シャッタプッシングユニット400bが、第1シャッタプッシングユニット400aを、第2方向(SD矢印方向)に移動させ、第1シャッタプッシングユニット400aが、第2シャッタプッシングユニット400bを、第1方向(FD矢印方向)に移動させるによっても進められる。第4段階(S400)は、メイン駆動ユニット4によって遂行されうる。
次に、第1シャッタ700a及び第2シャッタ700bを、第2軸方向(Y軸方向)に移動させる第5段階(S500)が進められる。第5段階(S500)は、第1シャッタプッシングユニット400aが、第1リンクユニット500aを作動させ、第2シャッタプッシングユニット400bが、第2リンクユニット500bを作動させることによっても進められる。
第5段階(S500)が進められることにより、第1シャッタ700aの第1シャッタ部材710aは、第3方向(UD矢印方向)に移動し、第1シャッタ700aの第2シャッタ部材720aは、第4方向(DD矢印方向)に移動しうる。また、第5段階(S500)が進められることにより、第2シャッタ700bの第1シャッタ部材710bは、第3方向(UD矢印方向)に移動し、第2シャッタ700bの第2シャッタ部材720bは、第4方向(DD矢印方向)に移動しうる。
第5段階(S500)は、位置固定ユニット950が、シャッタプッシングユニット(第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400b)の位置を固定させる段階を含むものでもある。
第3段階(S300)、第4段階(S400)及び第5段階(S500)は、順次に進められるか、あるいは同時にも進められ、前述のような段階(S100、S200、S300、S400、S500)を介し、出入り空間Sの少なくとも一部が閉鎖されうる。
前述のように、一実施形態に係わるシャッタ開閉方法によれば、段階(S100、S200、S300、S400、S500)は、第1メインドア2a及び第2メインドア2bを移動させるメイン駆動ユニット4の駆動力によって順次に進められうる。従って、一実施形態に係わるシャッタ開閉方法は、メインドア2を作動させるメイン駆動ユニット4の操作を介し、シャッタ700を閉鎖させることができるので、従来技術と対比させて見るとき、出入り空間Sを閉鎖する作業の容易性を向上させることができる。
次に、出入り空間Sが閉鎖された状態において、第1メインドア2aを、第2方向(SD矢印方向)に移動させ、第2メインドア2bを、第1方向(FD矢印方向)に移動させる第6段階(S600)が進められる。第6段階(S600)は、一例において、メイン駆動ユニット4によって遂行されうる。第6段階(S600)は、他の例において、シャッタプッシングユニット(第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400b)間の反撥力によっても遂行される。
第6段階(S600)が進められることにより、第1シャッタ開閉装置100aは、第2方向(SD矢印方向)に移動し、第2シャッタ開閉装置100bは、第1方向(FD矢印方向)に移動しうる。
次に、第1シャッタプッシングユニット400a及び第2シャッタプッシングユニット400bを、互いに離隔させる第7段階(S700)が進められる。第7段階(S700)は、第1メインドア2a及び第2メインドア2bを、互いに遠くなる方向に移動させることによっても遂行される。第7段階(S700)は、第1メインドア2aを、第2方向(SD矢印方向)に移動させ、第2メインドア2bを、第1方向(FD矢印方向)に移動させることによっても進められる。第7段階(S700)は、メイン駆動ユニット4によっても遂行される。
次に、第1シャッタプッシングユニット400aを、第1方向(FD矢印方向)に移動させ、第2シャッタプッシングユニット400bを、第2方向(SD矢印方向)に移動させる第8段階(S800)が進められる。第8段階(S800)は、第1弾性ユニット900aが、弾性力による復元力を利用し、第1シャッタプッシングユニット400aを、第1方向(FD矢印方向)に移動させ、第2弾性ユニット900bが、弾性力による復元力を利用し、第2シャッタプッシングユニット400bを、第2方向(SD矢印方向)に移動させることによっても進められる。第8段階(S800)は、弾性ユニット(第1弾性ユニット900a及び第2弾性ユニット900b)によって遂行されうる。
次に、第1シャッタ700a及び第2シャッタ700bを初期位置に復帰させる第9段階(S900)が進められる。第9段階(S900)は、第1シャッタプッシングユニット400aが、第1リンクユニット500aを作動させ、第2シャッタプッシングユニット400bが、第2リンクユニット500bを作動させることによっても進められる。
第9段階(S900)が進められることにより、第1シャッタ700aの第1シャッタ部材710aは、第4方向(DD矢印方向)に移動し、第1シャッタ700aの第2シャッタ部材720aは、第3方向(UD矢印方向)に移動しうる。また、第9段階(S900)が進められることにより、第2シャッタ700bの第1シャッタ部材710bは、第4方向(DD矢印方向)に移動し、第2シャッタ700bの第2シャッタ部材720bは、第3方向(UD矢印方向)に移動しうる。
第6段階(S600)、第7段階(S700)、第8段階(S800)及び第9段階(S900)は、順次に進められるか、あるいは同時にも進められ、前述のような段階(S600、S700、S800、S900)を介し、出入り空間Sの少なくとも一部が開放されうる。
前述のように、一実施形態に係わるシャッタ開閉方法によれば、段階(S600、S700、S800、S900)は、第1メインドア2a及び第2メインドア2bを移動させるメイン駆動ユニット4の駆動力によって順次に進められうる。従って、一実施形態に係わるシャッタ開閉方法は、メインドア2を作動させるメイン駆動ユニット4の操作のみを介し、シャッタ700を開放させることができるので、従来技術と対比させて見るとき、出入り空間Sを開放する作業の容易性を向上させることができる。
本実施形態と係わる技術分野で当業者であるならば、前述の本質的な特性から外れない範囲において変形された形態によっても具現されるということを理解することができるであろう。従って、開示された方法は、限定的な観点ではなく、説明的な観点から考慮されなければならない。本発明の範囲は、前述の説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等な範囲内にある全ての差異は、本発明に含まれるものであると解釈されなければならないのである。
1 シャッタ開閉システム
2 メインドア
3 メインフレーム
4 メイン駆動ユニット
5 レール回転ユニット
100 シャッタ開閉装置
100a 第1シャッタ開閉装置
100b 第2シャッタ開閉装置
200 メインボディ
210 リンク移動ホール
220 シャッタガイドホール
300 メインガイドユニット
310 第1ガイド支持体
311 第1ガイドボディ
312 プッシャ挿入溝
313 第1ガイド上面
314 第1ガイド下面
315 第1ガイド側面
320 第2ガイド支持体
321 第1ガイドボディ
322 第1プッシャ挿入溝
323 第2ガイド上面
324 第2ガイド下面
325 第2ガイド側面
400 シャッタプッシングユニット
400a 第1シャッタプッシングユニット
400b 第2シャッタプッシングユニット
410 プッシング本体
420 弾性ユニット挿入部
500 リンクユニット
500a 第1リンクユニット
500b 第2リンクユニット
510 第1リンク部材
520 第2リンク部材
600 リンク接続ユニット
610 第1リンク接続部材
620 第2リンク接続部材
700 シャッタ
710 第1シャッタ部材
720 第2シャッタ部材
800 シャッタガイドユニット
810 第1シャッタガイド部材
820 第2シャッタガイド部材
900 弾性ユニット
900a 第1弾性ユニット
900b 第2弾性ユニット
910 第1弾性体
920 第2弾性体
950 位置固定ユニット
S 出入り空間

Claims (20)

  1. 開閉されるメインドアに連結され、前記メインドアが移動するにつれて共に移動するメインボディと、
    前記メインボディに結合されたメインガイドユニットと、
    前記メインガイドユニットに移動自在に配されたシャッタプッシングユニットと、
    前記シャッタプッシングユニットが移動するにつれて共に移動するように、前記シャッタプッシングユニットに、回転自在に連結されたリンクユニットと、
    前記リンクユニットが移動するにつれて共に移動するように、前記リンクユニットに連結され、前記メインドアを移動させる駆動力を利用し、開閉されるシャッタと、を含む、シャッタ開閉装置。
  2. 前記メインガイドユニットは、
    前記シャッタプッシングユニットの側面に配されたガイドボディ、及び前記ガイドボディの内面に形成されたプッシャ挿入溝を含み、
    前記シャッタプッシングユニットは、前記プッシャ挿入溝に挿入されて移動がガイドされる、請求項1に記載のシャッタ開閉装置。
  3. 前記メインガイドユニットは、
    前記シャッタプッシングユニットの一側に配され、前記シャッタプッシングユニットの一側を支持する第1ガイド支持体、及び前記シャッタプッシングユニットの他側に配され、前記シャッタプッシングユニットの他側を支持する第2ガイド支持体を含む、請求項1に記載のシャッタ開閉装置。
  4. 前記シャッタプッシングユニットに配され、弾性力による復元力を利用し、前記シャッタプッシングユニットを初期位置に移動させる弾性ユニットをさらに含む、請求項1に記載のシャッタ開閉装置。
  5. 前記弾性ユニットの一側は、前記シャッタプッシングユニットに結合され、
    前記弾性ユニットの他側は、前記メインボディに結合される、請求項4に記載のシャッタ開閉装置。
  6. 前記シャッタプッシングユニットは、前記弾性ユニットが挿入される弾性ユニット挿入部を含む、請求項4に記載のシャッタ開閉装置。
  7. 前記リンクユニットは、
    前記シャッタプッシングユニットと前記シャッタとのそれぞれに、回転自在に連結された第1リンク部材と第2リンク部材とを含む、請求項1に記載のシャッタ開閉装置。
  8. 前記第1リンク部材の一端と、前記第2リンク部材の一端との隔離距離が変更されることにより、前記シャッタの移動が誘導される、請求項7に記載のシャッタ開閉装置。
  9. 前記シャッタは、
    前記第1リンク部材に連結され、前記第1リンク部材が移動するにつれて共に移動する第1シャッタ部材、及び前記第2リンク部材に連結され、前記第2リンク部材が移動するにつれて共に移動する第2シャッタ部材を含む、請求項7に記載のシャッタ開閉装置。
  10. 前記シャッタプッシングユニットが、前記リンクユニットに向けて移動すれば、前記第1リンク部材と前記第2リンク部材との迎え角が大きくなり、前記第1シャッタ部材及び前記第2シャッタ部材は、互いに遠くなる方向に移動し、
    前記シャッタプッシングユニットが、前記リンクユニットから遠くなる方向に移動すれば、前記第1リンク部材と前記第2リンク部材との迎え角が小さくなり、前記第1シャッタ部材及び前記第2シャッタ部材は、互いに近くなる方向に移動する、請求項9に記載の シャッタ開閉装置。
  11. 前記シャッタと前記リンクユニットとのそれぞれに連結され、前記リンクユニットが移動するにつれて共に移動し、前記シャッタを移動させるリンク連結ユニットをさらに含む、請求項1に記載のシャッタ開閉装置。
  12. 前記リンク連結ユニットは、前記メインボディに形成されたリンク移動ホールに挿入された状態において、前記シャッタの移動をガイドする、請求項11に記載の シャッタ開閉装置。
  13. 前記シャッタに連結され、前記シャッタが移動するにつれて共に移動するシャッタガイドユニットをさらに含む、請求項1に記載のシャッタ開閉装置。
  14. 前記シャッタガイドユニットは、前記メインボディに形成されたシャッタガイドホールに挿入された状態において、前記シャッタと共に移動する、請求項13に記載のシャッタ開閉装置。
  15. 出入り空間が形成されたメインフレームと、
    第1軸方向に移動自在になるように、前記メインフレームに配された第1メインドアと、
    前記第1軸方向に移動自在になるように、前記メインフレームに配された第2メインドアと、
    前記第1メインドアに結合され、前記第1メインドアと共に移動する第1メインボディと、前記第1軸方向に沿って移動自在に、前記第1メインボディ上に配された第1シャッタプッシングユニットと、前記第1シャッタプッシングユニットに連結された第1リンクユニットの動作によって移動するように、前記第1リンクユニットに連結された第1シャッタと、弾性力による復元力を、前記第1シャッタプッシングユニットに提供する第1弾性ユニットと、を含む第1シャッタ開閉装置と、
    前記第2メインドアに結合され、前記第2メインドアと共に移動する第2メインボディと、前記第1軸方向に沿って移動自在に、前記第2メインボディ上に配された第2シャッタプッシングユニットと、前記第2シャッタプッシングユニットに連結された第2リンクユニットの動作によって移動するように、前記第2リンクユニットに連結された第2シャッタと、弾性力による復元力を、前記第2シャッタプッシングユニットに提供する第2弾性ユニットと、を含む第2シャッタ開閉装置と、を含む、シャッタ開閉システム。
  16. 前記第1シャッタプッシングユニット及び前記第2シャッタプッシングユニットが互いに離隔された状態において接触すれば、
    前記第1シャッタプッシングユニットは、前記第1リンクユニットを作動させることにより、前記第1シャッタが前記出入り空間の少なくとも一部を閉鎖するようにさせる、請求項15に記載のシャッタ開閉システム。
  17. 前記第1シャッタプッシングユニット及び前記第2シャッタプッシングユニットが互いに離隔された状態において、前記第1シャッタプッシングユニットは、前記第1メインドアの端部から、前記第2シャッタプッシングユニットに向けて突出されるように位置する、請求項15に記載のシャッタ開閉システム。
  18. 前記第1シャッタプッシングユニット及び前記第2シャッタプッシングユニットが互いに接触された状態から離隔されれば、前記第1弾性ユニットは、前記第1シャッタプッシングユニットを初期位置に復元させ、
    前記第1シャッタプッシングユニットは、前記第1リンクユニットを移動させることにより、前記第1シャッタが前記出入り空間の少なくとも一部を開放するようにさせる、請求項15に記載のシャッタ開閉システム。
  19. 開閉される第1メインドア、及び前記第1メインドアに結合された第1メインボディを、第1軸方向に平行な第1方向に移動させる段階と、
    開閉される第2メインドア、及び前記第2メインドアに結合された第2メインボディを、前記第1方向に反対となる第2方向に移動させる段階と、
    前記第1メインボディ上に配された第1シャッタプッシングユニット、及び前記第2メインボディ上に配された第2シャッタプッシングユニットを、互いに接触させる段階と、
    前記第1シャッタプッシングユニットを、前記第2方向に移動させ、前記第2シャッタプッシングユニットを、前記第1方向に移動させる段階と、
    前記第1シャッタプッシングユニットに連結された第1シャッタを、前記第1軸方向を横切る第2軸方向に移動させ、前記第2シャッタプッシングユニットに連結された第2シャッタを、前記第2軸方向に移動させる段階と、を含むシャッタ開閉方法。
  20. 前記第1メインドアを前記第2方向に移動させ、前記第2メインドアを前記第1方向に移動させる段階と、
    前記第1シャッタプッシングユニット及び前記第2シャッタプッシングユニットを、互いに離隔させる段階と、
    前記第1シャッタプッシングユニットを、前記第2方向に移動させ、前記第2シャッタプッシングユニットを、前記第1方向に移動させる段階と、
    前記第1シャッタを初期位置に復帰させ、前記第2シャッタを初期位置に復帰させる段階と、をさらに含む、請求項19に記載のシャッタ開閉方法。
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