JP2024076436A - 織物および繊維製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】速乾性だけでなくストレッチ性およびふくらみのあるソフト風合いおよびべとつき防止性および抗スナッギング性にも優れた織物および繊維製品を提供する。【解決手段】伸縮性繊維糸および芯鞘型混繊糸を含む織物であって、前記芯鞘型混繊糸の芯部および鞘部が仮撚捲縮加工を施されてないマルチフィラメントである。【選択図】なし

Description

本発明は、伸縮性繊維糸および芯鞘型混繊糸を含み、速乾性だけでなくストレッチ性およびふくらみのあるソフト風合いおよびべとつき防止性および抗スナッギング性にも優れた織物および繊維製品に関する。
従来、混繊糸を用いた、吸水性および速乾性を有する布帛が提案されている(例えば、特許文献1、2)。しかしながら、速乾性およびストレッチ性およびふくらみのあるソフト風合いおよびべとつき防止性および抗スナッギング性を兼備する点でまだ満足とは言えなかった。
特開2014-208932号公報 特開2010-144288号公報
本発明は、伸縮性繊維糸および芯鞘型混繊糸を含み、速乾性だけでなくストレッチ性およびふくらみのあるソフト風合いおよびべとつき防止性および抗スナッギング性にも優れた速乾性織物および繊維製品を提供することを目的とする。
本発明者は、芯鞘型混繊糸の芯部および鞘部を、仮撚捲縮加工を施されてない非捲縮のマルチフィラメントで構成することにより、布帛の速乾性が向上することを見出し、さらに鋭意検討することにより本発明を完成するに至った。かくして以下の発明が提供される。
1.伸縮性繊維糸および芯鞘型混繊糸を含む織物であって、前記芯鞘型混繊糸の芯部および鞘部が仮撚捲縮加工を施されてないマルチフィラメントであることを特徴とする織物。
2.前記伸縮性繊維糸が、ポリウレタン繊維、2成分がサイドバイサイド型もしくは偏心芯鞘型に接合された複合繊維、またはポリトリメチレンテレフタレート繊維からなる、上記1に記載の織物。
3.前記芯鞘型混繊糸の芯部と鞘部の糸足差が40%以上である、上記1または2に記載の織物。
4.前記芯鞘型混繊糸の芯部と鞘部がともにポリエステル繊維からなる、上記1~3のいずれかに記載の織物。
5.前記芯鞘型混繊糸の芯部がカチオン可染性ポリエステル繊維からなる、上記1~4のいずれかに記載の織物。
6.前記芯鞘型混繊糸の鞘部が異形断面繊維からなる、上記1~5のいずれかに記載の織物。
7.前記芯鞘型混繊糸において、芯部および鞘部がともにフィラメント数20~200本のマルチフィラメントである、上記1~6のいずれかに記載の織物。
8.前記芯鞘型混繊糸に、30個/m以上のインターレース加工が施されてなる、上記1~7のいずれかに記載の織物。
9.織物において、経糸および緯糸のうち少なくともどちらか一方に前記伸縮性繊維糸が含まれ、経糸および緯糸のうち少なくともどちらか一方に前記芯鞘型混繊糸が含まれる、上記1~8のいずれかに記載の織物。
10.織物において、経方向または緯方向の伸度が10%以上である、上記1~9のいずれかに記載の織物。
11.織物が二重織組織を有する、上記1~10のいずれかに記載の織物。
12.織物において、経カバーファクターが800~1800かつ緯カバーファクター700~2000の範囲内である、上記1~11のいずれかに記載の織物。
ただし、経カバーファクター(経CF)および緯カバーファクター(緯CF)は下記式により定義される。
経CF=(DWp/1.1)1/2×MWp
緯CF=(DWf/1.1)1/2×MWf
[DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。]
13.織物の目付けが80~300g/mである、上記1~12のいずれかに記載の織物。
14.織物の拡散性残留水分率(L0)が30分以下である、上記1~13のいずれかに記載の織物。
15.織物において、湿潤摩擦力が100g以下である、上記1~14のいずれかに記載の織物。
16.織物の抗スナッギング性が3級以上である、上記1~15のいずれかに記載の織物。請求項1に記載の織物。
17.織物において、経方向または緯方向の引裂強度が7N以上である、上記1~16のいずれかに記載の織物。
ただし、引裂き強度はJIS L 1096-2010 8.17 D法により測定するものとする。
18.織物において、滑脱抵抗力が3mm以下である、上記1~17のいずれかに記載の織物。
ただし、滑脱抵抗力はJIS L 1096-2010 8.23 B法(荷重117.7N)により測定するものとする。
19.上記1~18のいずれかに記載の織物を用いてなる、スポーツウエアー、アウターウエアー、インナーウエアー、紳士衣料、婦人衣料、介護用衣料、作業衣、カーシート表皮材、および寝具からなる群より選択されるいずれかの繊維製品。
本発明によれば、伸縮性繊維糸および芯鞘型混繊糸を含み、速乾性だけでなくストレッチ性およびふくらみのあるソフト風合いおよびべとつき防止性および抗スナッギング性にも優れた速乾性織物および繊維製品が得られる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、本発明の織物は伸縮性繊維糸および芯鞘型混繊糸(以下、「混繊糸」ということもある。)を含み、かかる前記混繊糸の芯部および鞘部が仮撚捲縮加工を施されてないマルチフィラメント(以下、「非仮撚加工糸」ということもある。)で構成される。仮撚捲縮加工を施されてないマルチフィラメントは非捲縮糸であり、生糸と称されることもある。仮撚捲縮加工を施されてないマルチフィラメントで混繊糸を構成することにより布帛に速乾性が付加される。混繊糸の芯部または鞘部に仮撚捲縮加工糸などの捲縮糸が配されていると、速乾性が低下するおそれがあり好ましくない。なお、本発明において、仮撚捲縮加工を施されてないマルチフィラメントには、インターレース加工などの空気加工や撚糸などが施されていてもよい。
前記混繊糸において、総繊度が50~150dtex(より好ましくは70~130dtex)の範囲内であることが好ましい。混繊糸の総繊度が上記範囲より小さいと、速乾性織物の密度が小さくなることによりスナッギングが起きやすくなるおそれがある。逆に上記範囲を越えると、織物の風合いが硬くなり、目付けも大きくなりすぎるおそれがある。
また、前記混繊糸の芯部および/または鞘部のフィラメント数としては、20~200本の範囲内であることが好ましい。特に、芯部と鞘部がともに20~200本の範囲内であることが好ましい。
混繊糸中の鞘部の作用としては、まず肌側の鞘部が発汗した汗を瞬時に吸水・拡散し、芯部に移行させ、同時に、外側の鞘部にも移行・拡散させ、織物に適度なふくらみとソフト風合いを付加することである。吸水・拡散効果を上げ、ソフト風合いにするためには、鞘部の単繊維繊度は、3.0dtex以下(より好ましくは0.001~1.3dtex)であることが好ましい。鞘部を構成する繊維の断面形状は特に限定されないが、異形断面であることが好ましい。異形断面に関しては、三角、偏平、Y型、W型、十字などのいずれでも良い。特に、吸水性、速乾性、ふくらみのあるソフト風合いの点で、偏平断面が好ましく、フラットな偏平断面より、くびれ部を有する偏平断面がより好ましい。
一方、芯部の作用としては、肌側の鞘部が吸水・拡散した水分を、毛細管現象を利用して瞬時に吸水・拡散し、外側の鞘部に移行させることである。芯部の単繊維繊度は、吸水性と拡散性の点から、0.5dtex以上であることが好ましく、より好ましくは0.9~2.2dtexの範囲である。単繊維繊度が上記範囲より小さい場合、吸水性、風合は良好となるが、速乾性が不十分となるおそれがある。一方、上記範囲より大きい場合、風合が硬くなり、目的とする織物が得られにくくなるおそれがある。芯部を構成する繊維の断面形状は特に限定されず、前記のような異形断面でもよいし丸断面でもよい。
前記芯部および/または鞘部に配されるマルチフィラメントを形成するポリマーの種類としては、ポリエステルや脂肪族ポリアミド(ナイロン6、ナイロン66など)が好ましい。なかでも、ポリエチレンテレフタレートやポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ乳酸、第3成分を共重合させたポリエステルなどがより好ましく例示される。かかるポリエステルとしては、マテリアルリサイクルまたはケミカルリサイクルされたポリエステルであってもよい。さらには、特開2004-270097号公報や特開2004-211268号公報に記載されているような、特定のリン化合物およびチタン化合物を含む触媒を用いて得られたポリエステルでもよい。該ポリマー中には、本発明の目的を損なわない範囲内で必要に応じて、微細孔形成剤、カチオン染料可染剤、着色防止剤、熱安定剤、蛍光増白剤、艶消し剤、着色剤、吸湿剤、無機微粒子が1種または2種以上含まれていてもよい。特に艶消し剤がポリマー重量対比0.1重量%以上(より好ましくは0.3~2.0重量%)含まれていると、防透性が向上し好ましい。具体的には、セミダルポリエステル、フルダルポリエステル、カチオン可染性ポリエステルが好ましい。カチオン染料可染剤(エステル形成性スルホン酸金属塩化合物など)がポリエステル中に含まれていると、国際公開第2011/048888号パンフレットに記載されているように酸性処理することで抗菌防臭性が付加され好ましい。
本発明において、前記伸縮性繊維糸としては、ポリウレタン繊維、2成分がサイドバイサイド型もしくは偏心芯鞘型に接合された複合繊維、ポリトリメチレンテレフタレート繊維などが例示される。
前記複合繊維としては、少なくとも1成分がポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、またはポリエチレンテレフタレートからなる複合繊維であることが好ましい。具体的にかかる2成分としては、ポリトリメチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートとポリブチレンテレフタレートなどが例示される。
ここで、ポリトリメチレンテレフタレートとは、トリメチレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするポリエステルからなる繊維をいい、トリメチレンテレフタレート単位が50モル%以上、好ましくは70モル%以上、さらに好ましくは80モル%以上、特に好ましくは90モル%以上のものをいう。従って第3成分としての他の酸成分および/またはグリコール成分の合計量が50モル%以下、好ましくは30モル%以下、さらに好ましくは20モル%以下、特に好ましくは10モル%以下の範囲で含有されたポリトリメチレンテレフタレートを含有する。
ポリトリメチレンテレフタレートは、テレフタル酸またはその機能的誘導体とトリメチレングリコールまたはその機能的誘導体とを、触媒の存在下で適当な反応条件下で縮合させることにより製造される。
添加する第3成分としては、脂肪族ジカルボン酸(シュウ酸、アジピン酸など)、脂環族ジカルボン酸(シクロヘキサンジカルボン酸など)、芳香族ジカルボン酸(イソフタル酸、ソジウムスルホイソフタル酸など)、脂肪族グリコール(エチレングリコール、1,2-トリメチレングリコール、テトラメチレングリコールなど)、脂環族グリコール(シクロヘキサングリコールなど)、芳香族ジオキシ化合物(ハイドロキノンビスフェノールAなど)、芳香族を含む脂肪族グリコ-ル(1,4-ビス(β-ヒドロキシエトキシ)ベンゼンなど)、脂肪族オキシカルボン酸(p-オキシ安息香酸など)などが挙げられる。
前記ポリエチレンテレフタレートは3成分を共重合させたものでもよい。また、マテリアルリサイクルまたはケミカルリサイクルされたものでもよい。さらには、特開2004-270097号公報や特開2004-211268号公報に記載されているような、特定のリン化合物及びチタン化合物を含む触媒を用いて得られたものでもよい。
前記のポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどには、微細孔形成剤、カチオン染料可染剤、着色防止剤、熱安定剤、蛍光増白剤、艶消し剤、着色剤、吸湿剤、無機微粒子が1種または2種以上含まれていてもよい。
前記の複合繊維は、例えば、特開2009-46800号公報に記載された方法により製造することができる。
本発明において、前記伸縮性繊維糸が単独糸として織物に含まれていてもよいし、他の糸条(例えば、非捲縮糸など)との複合糸(空気混繊糸など)として織物に含まれていてもよい。
その際、前記伸縮性繊維糸は、優れた風合いを得る上で、単繊維繊度が0.00002~3.0dtex(より好ましくは0.1~2.0dtex、特に好ましくは0.3~1.0tex)の範囲内であることが好ましい。
織物を構成する伸縮性繊維糸および芯鞘型混繊糸以外の繊維としては、特に制限はないが、ポリエステルからなるポリエステル系繊維が好ましい。かかるポリエステルとしては、テレフタル酸を主たる酸成分とし、炭素数2~6のアルキレングリコール、すなわちエチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコールからなる群より選ばれた少なくとも1種のグリコール、特に好ましくはエチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステルが例示される。
かかるポリエステルには、必要に応じて少量(通常30モル%以下)の共重合成分を有していてもよい。その際、使用されるテレフタル酸以外の二官能性カルボン酸としては、例えばイソフタル酸、ナフタリンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、β-ヒドロキシエトキシ安息香酸、P-オキシ安息香酸、5-ナトリウムスルホイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,4-シクロヘキサンジカルボン酸のごとき芳香族、脂肪族、脂環族の二官能性カルボン酸をあげることができる。また、上記グリコール以外のジオール化合物としては、例えばシクロヘキサン-1,4-ジメタノール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールSのごとき脂肪族、脂環族、芳香族のジオール化合物およびポリオキシアルキレングリコール等をあげることができる。
前記ポリエステルは任意の方法によって合成したものでよい。例えばポリエチレンテレフタレートの場合について説明すると、テレフタル酸とエチレングリコールとを直接エステル化反応させるか、テレフタル酸ジメチルのごときテレフタル酸の低級アルキルエステルとエチレングリコールとをエステル交換反応させるかまたはテレフタル酸とエチレンオキサイドとを反応させるかしてテレフタル酸のグリコールエステルおよび/またはその低重合体を生成させる第1段階の反応と、第1段階の反応生成物を減圧下加熱して所望の重合度になるまで重縮合反応させる第2段階の反応によって製造されたものでよい。また、マテリアルリサイクルまたはケミカルリサイクルされたポリエステルであってもよい。さらには、ポリ乳酸やステレオコンプレックスポリ乳酸などの脂肪族ポリエステルであってもよい。
前記ポリエステルには、必要に応じて、艶消し剤(二酸化チタン)、微細孔形成剤(有機スルホン酸金属塩)、着色防止剤、熱安定剤、難燃剤(三酸化二アンチモン)、蛍光増
白剤、着色顔料、帯電防止剤(スルホン酸金属塩)、吸湿剤(ポリオキシアルキレングリコール)、抗菌剤、その他の無機粒子の1種以上が含まれていてもよい。特に、前記ポリ
エステル中にポリエステル重量対比、艶消し剤が0.2重量%以上(より好ましくは0.2~2.5重量%)含まれていると、紫外線遮蔽効果や防透性が付加され好ましい。
本発明の織物を製造する方法としては、まず、芯部用非仮撚加工糸と鞘部用非仮撚加工糸を用意する。その際、混繊糸を芯鞘構造とする上で、芯部の沸水収縮率は、鞘部の沸水収縮率より大きいことが必要である。例えば、芯部用非仮撚加工糸としては、ポリエステル未延伸糸(UDY)やポリエステル部分配向糸(POY)を冷延伸した糸が、沸水収縮率が大きく好ましい。
次いで、芯部用非仮撚加工糸と鞘部用非仮撚加工糸とを引き揃えて、インターレース加工などの空気混繊法や合撚法により混繊糸を得る。特に、30個/m以上(より好ましくは60~200個/m)のインターレース加工が施されていることが好ましい。
かかる混繊糸の熱水収縮率としては、織物の抗スナッギング性の点から40%以上(より好ましくは40~60%)であることが好ましい。熱水収縮率が40%より小さいと、染色加工工程で混繊糸が十分に収縮せず、結果として速乾性織物の密度が低くなる。そのため、速乾性織物が鋭利なものにひっかかった場合、糸が引き出されてしまい、抗スナッギング性が低下するおそれがある。一方、熱水収縮率が40%より大きいと、染色加工工程で混繊糸の収縮が大きくなるため織物の密度が高くなる。その結果、抗スナッギング性は良くなるが風合が硬くなり、速乾性が低下するおそれがある。
次いで、前記伸縮性繊維糸と混繊糸とを用いて織機(例えば、ウオータージェットルームなど)などを使用して製織する。
その際、織物において、経糸および緯糸のうち少なくともどちらか一方に前記伸縮性繊維糸が含まれ、経糸および緯糸のうち少なくともどちらか一方に前記芯鞘型混繊糸が含まれることが好ましい。例えば、経糸および緯糸のうち一方に前記伸縮性繊維糸を配し、他方に前記伸縮性繊維と前記芯鞘型混繊糸とを配列(例えば1:10~10:1で配列)させることは好ましい。織物の組織は限定されず、平織組織、綾織組織、サテン織組織等が好ましく例示される。また、経2重織、緯2重織、経緯2重織などの2重織組織でもよい。なかでも、優れたべとつき防止性を得る上で裏面に凸構造を持つ2重織が好ましい。
次いで、適宜、染色加工や吸水加工(吸汗加工)を施して織物を得る。染色加工などの熱履歴により混繊糸に含まれる芯部用繊維が大きく収縮し混繊糸が芯鞘型となる。その際。混繊糸に含まれる芯部と鞘部との糸足差が40%以上(より好ましく50~80%)であることが好ましい。また、混繊糸に含まれる芯部と鞘部との糸足差を40%以上とするには、例えば、芯部用非仮撚加工糸として、ポリエステル未延伸糸(UDY)やポリエステル部分配向糸(POY)を冷延伸した糸を用い、一方、鞘部用非仮撚加工糸としてポリエステルを常法により紡糸・延伸(熱延伸)した延伸糸を用いるとよい。
なお、芯部と鞘部との糸足差の測定方法としては、例えば、以下の方法が例示される。
まず、混繊糸を用いて混繊糸を用いて筒編地を編成し、染色加工を施した後、水酸化ナトリウム水溶液に前記筒編地を浸漬し、加熱後、乾燥させることで芯糸を減量する。その後、減量前の筒編地から抜き取った混繊糸の所定ウエールの長さ(L1)と減量後の筒編地から抜き取った混繊糸の同じウエールの長さ(L2)に、それぞれ所定の荷重をかけて測定を行い、下記式により糸足差を算出する。
糸足差(%)=(L2-L1)/L1×100
織物の目付けは、特に限定されるものではないが、ソフト性、乾燥性の観点から、また用途を考えた場合、80~300g/mが好ましい。速乾性の目付が300g/mを越えると、ウエアー(衣料)として重くなりすぎるおそれがある。
なお、かかる織物には、本発明の目的が損なわれない範囲内であれば、常法の起毛加工、紫外線遮蔽あるいは抗菌剤、消臭剤、防虫剤、蓄光剤、再帰反射剤、マイナスイオン発生剤等の機能を付与する各種加工を付加適用してもよい。
本発明の織物は前記の構成を有するので、速乾性だけでなくストレッチ性およびふくらみのあるソフト風合いおよびべとつき防止性および抗スナッギング性にも優れる。
ここで、織物の拡散性残留水分率(L0)が30分以下(より好ましくは1~30分)であることが好ましい。ただし、20℃×65%RH下の雰囲気中で試料に約0.6gの水を滴下させ、各時間の質量を測定し、拡散性残留水分率を算出する。
残留水分率(%)=各時間の水分量(g)/滴下(裏面)直後の水分量(g)×100
残留水分率が10%以下になった時の時間を測定する。時間が短い方が良い(早い時間で乾く)。
また、経方向または緯方向(好ましくは経方向および緯方向)のストレッチ性が8%以上(より好ましくは10~30%)であることが好ましい。ただし、JIS L1096-2010 8.16 B法にて、織物の伸度(ストレッチ性)を測定するものとする。
また、織物において、湿潤摩擦力が100g以下(より好ましくは10~90g)であることが好ましい。ただし、下記の測定方法により、湿潤摩擦力を測定する。表面を研磨した直経8cmの金属ローラに、長さ15cm、幅6cmの測定しようとする布帛を載せ、一端をストレス・ストレイン・ゲージ(Uゲージ)に取り付け、下端には、布帛を緊張させるために10gのクリップを取り付ける。次に、金属ローラをUゲージ反対の方向に7cm/secの表面速度で回転させながら、注射器で金属ローラと布帛の間に正確に1ccの水を静かに注入する。この際、布帛にかかる張力をUゲージを介して測定し、記録計で記録して、その最大値をもって湿潤摩擦力と定義する。
また、織物の抗スナッギング性が3級以上であることが好ましい。ただし、JIS L1058-1995 D3法のカナノコにより5時間テストする。
また、織物において、経方向または緯方向(好ましくは経方向および緯方向)の引裂強度が7N以上(好ましくは8~30N)であることが好ましい。ただし、引裂き強度はJIS L 1096-2010 8.17 D法により測定するものとする。
また、織物において、滑脱抵抗力が3mm以下(より好ましくは0.1~2mm)であることが好ましい。ただし、滑脱抵抗力はJIS L 1096-2010 8.23 B法(荷重117.7N)により測定するものとする。
次に、本発明の繊維製品は、前記の織物を用いてなる、スポーツウエアー、アウターウエアー、インナーウエアー、紳士衣料、婦人衣料、介護用衣料、作業衣、カーシート表皮材、および寝具からなる群より選択されるいずれかの繊維製品である。
かかる繊維製品は前記の織物を用いているので、速乾性、ストレッチ性、ふくらみのある風合い、べとつき防止性、および抗スナッキング性に優れる。
次に、実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。なお、実施例中の各物性は下記の方法により測定したものである。
(1)目付け
JIS L1018-1998 6.4により測定する。
(2)拡散性残留水分率
20℃×65%RH下の雰囲気中で試料に約0.6gの水を滴下させ、各時間の質量を測定し、拡散性残留水分率を算出する。
残留水分率(%)=各時間の水分量(g)/滴下(裏面)直後の水分量(g)×100
残留水分率が10%以下になった時の時間を測定する。時間が短い方が良い(早い時間で乾く)。
(3)抗スナッギング性
JIS L1058-1995 D3法のカナノコにより5時間テストする。
(4)糸足差
混繊糸を用いて筒編地を編成した後、染色加工を施す。次いで、水酸化ナトリウム水溶液50g/L×250mlに3.75gの前記筒編地を浸漬し、2℃/分で昇温し、80℃で270分キープした後、乾燥させることで芯糸を減量する。その後、減量前の筒編地から抜き取った混繊糸の50ウエールの長さ(L1)と減量後の筒編地から抜き取った混繊糸の50ウエールの長さ(L2)に、それぞれ3.6gの荷重をかけて測定を行い、下記式により糸足差を算出する。
糸足差(%)=(L2-L1)/L1×100
(5)カバーファクター
経カバーファクター(経CF)および緯カバーファクター(緯CF)を下記式により算出した。
経CF=(DWp/1.1)1/2×MWp
緯CF=(DWf/1.1)1/2×MWf
[DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。]
(6)ストレッチ性
JIS L1096-2010 8.16 B法にて、織物の伸度(ストレッチ性)を測定した。
(7)織物の引裂強度
JIS L1096-2010 8.17 D法により引裂強度(N)を測定した。
(8)織物の滑脱抵抗力
JIS L1096-2010 8.23 B法 荷重117.7N(mm)により測定した。
(9)湿潤摩擦力の測定方法
まず、表面を研磨した直経8cmの金属ローラに、長さ15cm、幅6cmの測定しようとする布帛を載せ、一端をストレス・ストレイン・ゲージ(Uゲージ)に取り付け、下端には、布帛を緊張させるために10gのクリップを取り付けた。次に、金属ローラをUゲージ反対の方向に7cm/secの表面速度で回転させながら、注射器で金属ローラと布帛の間に正確に1ccの水を静かに注入した。この際、布帛にかかる張力をUゲージを介して測定し、記録計で記録して、その最大値をもって湿潤摩擦力と定義した。
(10)風合い
ソフト性の点で、優れている(〇)、普通(△)、不良である(×)、の3段階に評価する。
[実施例1]
カチオン可染性ポリエステルとして、5-スルホイソフタル酸ナトリウム塩が1.5mol%共重合されているポリエチレンテレフタレートからなる、総繊度90dtex/36fil、破断強度2.0cN/dtex、破断伸度148%のカチオン可染性POY(部分配向糸)を1.6倍の延伸倍率で冷延伸した糸(総繊度56dtex/36fil、非捲縮)と、繊維断面の長軸方向に3個所のくびれ部を有する断面扁平度3.2の扁平断面のポリエチレンテレフタレート延伸糸(総繊度44dtex/36fil、酸化チタン含有量2.4%、非捲縮)を引き揃え、2%のオーバーフィードを加えてインターレース加工して糸足差55%の混繊糸(総繊度107dtex/72fil、インターレース度106個/m)を得た。
次いで、経糸としてポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートとのサイドバイサイド型複合繊維からなる伸縮性繊維糸(総繊度56dtex/36fil)を用い、緯糸として前記混繊糸と、ポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートとのサイドバイサイド型複合繊維からなる伸縮性繊維糸(総繊度56dtex/36fil)とを15:17で配列させウォータージェットルーム織機で2重織織物を製織した。そして、該織物を分散染料で130℃×30分で染色加工を行い、通常の吸汗加工を施した。
かくして得られた織物において、目付け147g/m、経密度195本/2.54cm、緯密度191本/2.54cm、カバーファクターは経1379、緯1620、合計2999、拡散性残留水分率(L0)は25分、スナッキング性4級、経ストレッチ性15%、緯ストレッチ性15%、引裂き強度は経11N、緯13N、滑脱抵抗力0.5mm、湿潤摩擦力50g、風合い〇であり、速乾性だけでなくストレッチ性、べとつき防止性、抗スナッギング性、風合いにも優れた速乾性織物であった。
[実施例2]
カチオン可染性ポリエステルとして、5-スルホイソフタル酸ナトリウム塩が1.5mol%共重合されているポリエチレンテレフタレートからなる、総繊度56dtex/36fil、破断強度2.0cN/dtex、破断伸度148%のカチオン可染性POY(部分配向糸)を1.6倍の延伸倍率で冷延伸した糸(総繊度33dtex/36fil、非捲縮)と、繊維断面の長軸方向に3個所のくびれ部を有する断面扁平度3.2の扁平断面のポリエチレンテレフタレート延伸糸(酸化チタン含有量2.4%)(総繊度44dtex/36fil、非捲縮)とを引き揃え、2%のオーバーフィードを加えてインターレース加工して糸足差55%の混繊糸(総繊度77dtex/72fil、インターレース度106個/m)を得た。
次いで、経糸としてポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートとのサイドバイサイド型複合繊維からなる伸縮性繊維糸(総繊度56dtex/36fil)を用い、緯糸として前記混繊糸と、ポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートとのサイドバイサイド型複合繊維からなる伸縮性繊維糸(総繊度56dtex/36fil)とを15:17で配列させウォータージェットルーム織機で2重織織物を製織した。そして、該織物を分散染料で130℃×30分で染色加工を行い、通常の吸汗加工を施した。
かくして得られた織物において、目付け153g/m、経密度194本/2.54cm、緯密度211本/2.54cm、カバーファクターは経1372、緯1624、合計2996、拡散性残留水分率(L0)は23分、スナッキング性4級、経ストレッチ性17%、緯ストレッチ性15%、引裂き強度は経11N、緯14N、滑脱抵抗力0.4mm、湿潤摩擦力45g、風合い〇であり、速乾性だけでなくストレッチ性、べとつき防止性、抗スナッギング性、風合いにも優れた速乾性織物であった。
[実施例3]
経糸としてポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートとのサイドバイサイド型複合繊維からなる伸縮性繊維糸(総繊度56dtex/36fil)を用い、緯糸として実施例1記載の混繊糸と、ポリエチレンテレフタレートとポリトリメチレンテレフタレートとのサイドバイサイド型複合繊維からなる伸縮性繊維糸(総繊度56dtex/36fil)とを1:1で配列させウォータージェットルーム織機で綾織物を製織した。そして、該織物を分散染料で130℃×30分で染色加工を行い、通常の吸汗加工を施した。
かくして得られた織物において、目付け142g/m、経密度200本/2.54cm、緯密度167本/2.54cm、カバーファクターは経1414、緯1430、合計2844、拡散性残留水分率(L0)は21分、スナッキング性4級、経ストレッチ性18%、緯ストレッチ性11%、引裂き強度は経10N、緯11N、滑脱抵抗力0.3mm、湿潤摩擦力75g、風合い〇であり、速乾性だけでなくストレッチ性、べとつき防止性、抗スナッギング性、風合いにも優れた速乾性織物であった。
[比較例1]
実施例1において、混繊糸に変えてポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸(総繊度110dtex/72fil、仮撚捲縮加工糸)を緯糸に配すること以外は実施例1と同様にした。
得られた織物において、目付け143g/m、経密度190本/2.54cm、緯密度185本/2.54cm、カバーファクターは経1343、緯1583、合計2926、スナッキング性4級、経ストレッチ性14%、緯ストレッチ性13%、引裂き強度は経11N、緯14N、滑脱抵抗力0.5mm、湿潤摩擦力65g、風合い〇であったが、拡散性残留水分率(L0)は50分であり、速乾性が劣るものであった。
[比較例2]
経糸としてポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸(総繊度56dtex/36fil、仮撚捲縮加工糸)を用い、緯糸としてポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸(総繊度110dtex/72fil、仮撚捲縮加工糸)と、ポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸(総繊度56dtex/36fil、仮撚捲縮加工糸)とを15:17で配列させウォータージェットルーム織機で2重織織物を製織した。そして、該織物を分散染料で130℃×30分で染色加工を行い、通常の吸汗加工を施した。
かくして得られた織物において、目付け145g/m、経密度193本/2.54cm、緯密度190本/2.54cm、カバーファクターは経1364、緯1625、合計2989、スナッキング性4級、引裂き強度は経13N、緯14N、滑脱抵抗力0.5mm、湿潤摩擦力60gであったが、拡散性残留水分率(L0)は50分、経ストレッチ性5%、緯ストレッチ性7%、風合い△であり、速乾性、ストレッチ性、風合いが劣るものであった。
本発明によれば、速乾性だけでなくストレッチ性およびふくらみのあるソフト風合いおよびべとつき防止性および抗スナッギング性にも優れた織物および繊維製品が提供され、その工業的価値は極めて大である。

Claims (19)

  1. 伸縮性繊維糸および芯鞘型混繊糸を含む織物であって、前記芯鞘型混繊糸の芯部および鞘部が仮撚捲縮加工を施されてないマルチフィラメントであることを特徴とする織物。
  2. 前記伸縮性繊維糸が、ポリウレタン繊維、2成分がサイドバイサイド型もしくは偏心芯鞘型に接合された複合繊維、またはポリトリメチレンテレフタレート繊維からなる、請求項1に記載の織物。
  3. 前記芯鞘型混繊糸の芯部と鞘部の糸足差が40%以上である、請求項1に記載の織物。
  4. 前記芯鞘型混繊糸の芯部と鞘部がともにポリエステル繊維からなる、請求項1に記載の織物。
  5. 前記芯鞘型混繊糸の芯部がカチオン可染性ポリエステル繊維からなる、請求項1に記載の織物。
  6. 前記芯鞘型混繊糸の鞘部が異形断面繊維からなる、請求項1に記載の織物。
  7. 前記芯鞘型混繊糸において、芯部および鞘部がともにフィラメント数20~200本のマルチフィラメントである、請求項1に記載の織物。
  8. 前記芯鞘型混繊糸に、30個/m以上のインターレース加工が施されてなる、請求項1に記載の織物。
  9. 織物において、経糸および緯糸のうち少なくともどちらか一方に前記伸縮性繊維糸が含まれ、経糸および緯糸のうち少なくともどちらか一方に前記芯鞘型混繊糸が含まれる、請求項1に記載の織物。
  10. 織物において、経方向または緯方向の伸度が10%以上である、請求項1に記載の織物。
  11. 織物が二重織組織を有する、請求項1に記載の織物。
  12. 織物において、経カバーファクターが800~1800かつ緯カバーファクター700~2000の範囲内である、請求項1に記載の織物。
    ただし、経カバーファクター(経CF)および緯カバーファクター(緯CF)は下記式により定義される。
    経CF=(DWp/1.1)1/2×MWp
    緯CF=(DWf/1.1)1/2×MWf
    [DWpは経糸総繊度(dtex)、MWpは経糸織密度(本/2.54cm)、DWfは緯糸総繊度(dtex)、MWfは緯糸織密度(本/2.54cm)である。]
  13. 織物の目付けが80~300g/mである、請求項1に記載の織物。
  14. 織物の拡散性残留水分率(L0)が30分以下である、請求項1に記載の織物。
  15. 織物において、湿潤摩擦力が100g以下である、請求項1に記載の織物。
  16. 織物の抗スナッギング性が3級以上である、請求項1に記載の織物。
  17. 織物において、経方向または緯方向の引裂強度が7N以上である、請求項1に記載の織物。
    ただし、引裂き強度はJIS L 1096-2010 8.17 D法により測定するものとする。
  18. 織物において、滑脱抵抗力が3mm以下である、請求項1に記載の織物。
    ただし、滑脱抵抗力はJIS L 1096-2010 8.23 B法(荷重117.7N)により測定するものとする。
  19. 請求項1~18のいずれかに記載の織物を用いてなる、スポーツウエアー、アウターウエアー、インナーウエアー、紳士衣料、婦人衣料、介護用衣料、作業衣、カーシート表皮材、および寝具からなる群より選択されるいずれかの繊維製品。
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