JP2024076283A - 運転支援装置、運転支援方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者の快適性を損なくことなく運転支援を行うことができる運転支援装置、運転支援方法及びプログラムを得る。【解決手段】運転支援装置は、走行車線に対する自車両の走行位置を検知し、自車両の走行位置が所定の条件を満たす場合に報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援を行うと共に、運転支援の介入度合いの変更指示を受付けた場合に、当該変更指示に基づいて運転支援の介入度合いを変更する。【選択図】図19
Description
本発明は、運転支援装置、運転支援方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、車両が走行車線から逸脱する可能性がある場合に、逸脱方向を表示するヘッドアップディスプレイ装置が開示されている。具体的には、特許文献1に開示されたヘッドアップディスプレイ装置では、走行車線の境界を示す一対の境界線を画像で表示し、逸脱方向側の境界線を強調表示することで警告を行うことで運転者の支援を行う。また、車両が走行車線から逸脱する可能性がある場合に、操舵支援を行う運転支援装置などが知られている。
しかしながら、上記特許文献1に記載されたヘッドアップディスプレイ装置のように運転者の支援を行う装置では、運転者が支援の介入度合いを変更できない。このため、運転者のイメージよりも運転支援の介入度合いが大きい場合又は運転支援の介入度合いが小さい場合、運転者が違和感を覚えることがある。
本発明は、運転者による運転時の違和感を払拭しつつ運転支援を行うことができる運転支援装置、運転支援方法及びプログラムを提供する。
請求項1に係る運転支援装置は、走行車線に対する自車両の走行位置を検知し、前記自車両の走行位置が所定の条件を満たす場合に報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援を行うと共に、前記運転支援の介入度合いの変更指示を受付けた場合に、当該変更指示に基づいて前記運転支援の介入度合いを変更する。
請求項1に係る運転支援装置では、自車両の走行位置が所定の条件を満たす場合に報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援が行われる。これにより、自車両の走行位置が走行車線から大きく逸脱することを抑制できる。
また、運転支援の介入度合いの変更指示を受付けた場合に、当該変更指示に基づいて運転支援の介入度合いを変更するため、運転支援を有効にしつつ、運転支援の介入度合いをそれぞれの運転者に適した度合いに変更することができる。すなわち、運転者が運転支援を煩わしく感じた場合には、運転支援の介入度合いの変更指示を受付けることで運転支援の介入度合いが小さくなり、その結果、運転支援機能を無効にすることなく煩わしさを感じにくくできる。
請求項2に係る運転支援装置は、請求項1において、予め設定された目標走行経路と前記走行位置との距離に応じて報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援を行う。
請求項2に係る運転支援装置では、例えば、自車両の走行位置が目標走行経路から大きく逸脱する可能性がある場合に、報知及び操舵支援の少なくとも一方の運転支援が行われる。これにより、自車両が目標走行経路から大きく逸脱することを抑制できる。なお、ここでいう「目標走行経路」とは、走行車線内において、車両が走行すべき走行経路を指すものであり、走行車線の中央に限定されない。走行車線がカーブしている場合など自車両の周辺の環境に応じて、走行車線の中央から左右何れか一方にオフセットされた位置が目標走行経路となる場合を含む。
請求項3に係る運転支援装置は、請求項2において、前記走行位置が前記目標走行経路から閾値以上離れた場合に操舵力を加えることで前記運転支援を行い、前記運転支援の介入度合いが大きくなるほど、前記操舵力を大きくする。
請求項3に係る運転支援装置では、運転者が運転支援の介入度合いを変更することで、目標走行経路から閾値以上離れた場合に加えられる操舵力を変更することができる。
請求項4に係る運転支援装置は、請求項2において、前記走行位置が前記目標走行経路から閾値以上離れた場合に操舵力を加えることで前記運転支援を行い、前記運転支援の介入度合いが大きくなるほど、前記閾値を小さい値にする。
請求項4に係る運転支援装置では、運転者が運転支援の介入度合いを変更することで、操舵力が発生する位置を変更することができる。特に、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、閾値が小さい値になるため、運転支援の介入度合いが小さい場合と比較して、走行位置が目標走行経路から大きく離れていない場合でも操舵力が加えられる。
請求項5に係る運転支援装置は、請求項1において、前記走行位置が前記走行車線の境界線に近づいた場合に報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援を行う。
請求項5に係る運転支援装置では、例えば、自車両が走行車線から逸脱する可能性がある場合に、報知及び操舵支援の少なくとも一方の運転支援が行われる。これにより、自車両が走行車線から逸脱することを抑制できる。
請求項6に係る運転支援装置は、請求項5において、前記走行位置が前記境界線に閾値以上近づいた場合に操舵力を加えることで前記運転支援を行い、前記運転支援の介入度合いが大きくなるほど、前記操舵力を大きくする。
請求項6に係る運転支援装置では、運転者が運転支援の介入度合いを変更することで、走行車線を逸脱する可能性がある場合に加えられる操舵力を変更することができる。
請求項7に係る運転支援装置は、請求項5において、前記走行位置が前記境界線に閾値以上近づいた場合に操舵力を加えることで前記運転支援を行い、前記運転支援の介入度合いが大きくなるほど、前記閾値を大きい値にする。
請求項7に係る運転支援装置では、運転者が運転支援の介入度合いを変更することで、操舵力が発生する位置を変更することができる。特に、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、閾値が大きい値になるため、運転支援の介入度合いが小さい場合と比較して、走行位置が境界線から離れている場合でも操舵力が加えられる。
請求項8に係る運転支援装置は、請求項5において、前記走行位置が前記境界線に近づいた場合に乗員に報知することで前記運転支援を行い、前記運転支援の介入度合いが大きくなるほど、前記報知を行うタイミングを早くする。
請求項8に係る運転支援装置では、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、報知を行うタイミングが早くなるため、運転支援の介入度合いが小さい場合と比較して、走行位置が境界線から離れている場合でも報知が行われる。
請求項9に係る運転支援装置は、請求項5において、前記走行位置が前記境界線に近づいた場合に乗員に報知することで前記運転支援を行い、前記運転支援の介入度合いが大きくなるほど、前記報知の音量を大きくする。
請求項9に係る運転支援装置では、走行位置が境界線に近づいた場合に乗員に報知される。ここで、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、報知の音量を大きくすることで、運転支援の介入度合いが小さい場合と比較して、走行位置が境界線に近づいていることを運転者に認識させやすい。
請求項10に係る運転支援装置は、請求項1~9の何れか1項において、前記運転支援の有効時には、車室内の表示領域に当該運転支援に関する情報を表示し、前記運転支援の介入度合いに応じて前記運転支援に関する情報の表示態様を変化させる。
請求項10に係る運転支援装置では、車室内の表示領域に運転支援に関する情報を表示することで、運転者に対して運転支援の機能が有効になっていることを認識させることができる。また、運転支援の介入度合いに応じて運転支援に関する情報の表示態様を変化させることで、運転者が表示領域を見るだけで直感的に運転支援の介入度合いを把握できる。
請求項11に係る運転支援装置は、請求項10において、前記運転支援が有効になっている場合には、前記表示領域における走行車線に対応する部分に帯状の画像を表示し、前記運転支援の介入度合いに応じて前記画像の濃淡及び大きさの少なくとも一方を変化させる。
請求項11に係る運転支援装置では、運転者が走行車線に対応する部分に表示された帯状の画像を見るだけで直感的に運転支援の介入度合いを把握できる。
請求項12に係る運転支援装置は、請求項10において、前記運転支援が有効になっている場合には、前記走行車線の境界線に対応する部分に帯状の画像を表示し、前記運転支援の介入度合いに応じて前記画像の濃淡及び大きさの少なくとも一方を変化させる。
請求項12に係る運転支援装置では、運転者が走行車線の境界線に対応する部分に表示された帯状の画像を見るだけで直感的に運転支援の介入度合いを把握できる。
請求項13に係る運転支援方法は、走行車線に対する自車両の走行位置を検知し、前記自車両の走行位置が所定の条件を満たす場合に報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援を行うと共に、前記運転支援の介入度合いの変更指示を受付けた場合に、当該変更指示に基づいて前記運転支援の介入度合いを変更する。
請求項14に係るプログラムは、走行車線に対する自車両の走行位置を検知し、前記自車両の走行位置が所定の条件を満たす場合に報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援を行うと共に、前記運転支援の介入度合いの変更指示を受付けた場合に、当該変更指示に基づいて前記運転支援の介入度合いを変更する、処理をコンピュータに実行させる。
以上説明したように、本発明に係る運転支援装置、運転支援方法及びプログラムによれば、運転者による運転時の違和感を払拭しつつ運転支援を行うことができる。
実施形態に係る運転支援装置10を備えた車両12について、図面を参照して説明する。なお、図1に記載された矢印UPは車両上下方向の上方側を示し、矢印RHは車両幅方向の右方側を示す。以下の説明中の上下方向及び左右方向はそれぞれ、車両上下方向の上下及び車両幅方向の左右を意味する。
図1に示されるように、車両12における車室内の前部には、インストルメントパネル14が設けられている。インストルメントパネル14は、車両幅方向に延在されており、このインストルメントパネル14の車両右側にはステアリングホイール16が設けられている。すなわち、本実施形態では一例として、右側にステアリングホイール16が設けられた右ハンドル車とされており、運転席が車両右側に設定されている。なお、これに限定されず、運転席が車両左側に設定された車両に適用してもよい。
インストルメントパネル14の前端部にはウインドシールドガラス18が設けられている。ウインドシールドガラス18は、車両上下方向及び車両幅方向に延在されて車室内部と車室外部とを区画している。
ウインドシールドガラス18の車両右側端部は、車両右側のフロントピラー20に固定されている。フロントピラー20は、車両上下方向に延在されており、このフロントピラー20の車両幅方向内側端部にはウインドシールドガラス18が固定されている。また、フロントピラー20の車両幅方向外側端部にはフロントサイドガラス22の前端部が固定されている。なお、ウインドシールドガラス18の車両左側端部は、図示しない車両左側のフロントピラーに固定されている。
ここで、インストルメントパネル14には、画像の表示領域V1を備えた第一表示部24が設けられている。第一表示部24は、インストルメントパネル14の車両右側において、運転席の車両前方に設けられたメータディスプレイによって構成されている。第一表示部24は、車両12に搭載された各種メータ機器と接続されており、運転者が車両前方へ視線を向けた状態で視界に入る位置に設けられている。
インストルメントパネル14には、画像の表示領域V2を備えた第二表示部25が設けられている。第二表示部25は、インストルメントパネル14の車両幅方向の中央部に配設されたセンタディスプレイによって構成されている。
ウインドシールドガラス18には、画像の表示領域V3を有する第三表示部26が設けられている。第三表示部26は、第一表示部24の車両上方側に設定されており、表示装置としてのヘッドアップディスプレイ装置46(図2参照)によって投影された投影面によって構成されている。具体的には、インストルメントパネル14の車両前方側には、画像を投影可能なヘッドアップディスプレイ装置46が設けられており、このヘッドアップディスプレイ装置46からウインドシールドガラス18の第三表示部26へ画像が投影されるように構成されている。すなわち、第三表示部26は、ヘッドアップディスプレイ装置46の投影面とされたウインドシールドガラス18の一部とされている。
ここで、車両12には、運転支援装置10が設けられている。本実施形態の運転支援装置10は、例えば、種々の制御を行うECU(Electronic Control Unit)である。
(運転支援装置10のハードウェア構成)
図2に示されるように、運転支援装置10は、CPU(Central Processing Unit:プロセッサ)30、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)34、ストレージ36、無線通信インタフェース(無線通信I/F)38、車内通信インタフェース(車内通信I/F)40及び入出力インタフェース(入出力I/F)42を含んで構成されている。各構成は、内部バス44を介して相互に通信可能に接続されている。
図2に示されるように、運転支援装置10は、CPU(Central Processing Unit:プロセッサ)30、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)34、ストレージ36、無線通信インタフェース(無線通信I/F)38、車内通信インタフェース(車内通信I/F)40及び入出力インタフェース(入出力I/F)42を含んで構成されている。各構成は、内部バス44を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU30は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU30は、ROM32又はストレージ36からプログラムを読み出し、RAM34を作業領域としてプログラムを実行する。また、CPU30は、ROM32又はストレージ36に記録されているプログラムに従って、上記各構成の制御および各種の演算処理を行う。
ROM32は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM34は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ36は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する非一時的記録媒体である。本実施形態では、ROM32又はストレージ36には、運転支援処理などを行うためのプログラム等が格納されている。
無線通信I/F38は、外部サーバなどと通信するための無線通信モジュールである。当該無線通信モジュールは、例えば、5G、LTE、Wi-Fi(登録商標)等の通信規格が用いられる。
車内通信I/F40は、ECU50と接続するためのインタフェースである。当該インタフェースは、CANプロトコルによる通信規格が用いられる。車内通信I/F40は、外部バス45に対して接続されている。
ECU50は、ADAS(Advanced Driver Assistance System)-ECU50A及びステアリングECU50Bを含んで構成されている。なお、図示しないが、ECU50として、ブレーキECU及びエンジンECUなどが含まれる。
ADAS-ECU50Aは、先進運転支援システムを統括制御する。ADAS-ECU50Aには、車両12の速度を検出可能な車速センサ52、車両12のヨーレートを検出可能なヨーレートセンサ54、及びカメラ56が接続されている。カメラ56は、車両12の周囲を撮像する前方カメラ、後方カメラ及び側方カメラを含んでいる。また、カメラ56は、運転者の視線方向を検出可能なドライバ用カメラを含んでいる。ドライバ用カメラは、例えば、インストルメントパネル14に設けられており、運転席に着座した乗員(ドライバ)の顔へ向けて配置されている。そして、ドライバ用カメラは、乗員の目を認識することで、角膜反射法、強膜反射法などの原理を用いて乗員の視線方向を検出する。
ステアリングECU50Bは、パワーステアリングを制御する。ステアリングECU50Bには、舵角センサ58が接続されている。舵角センサ58はステアリングホイール16の舵角を検出するセンサである。
入出力インタフェース40には、第一表示部24、第二表示部25及びヘッドアップディスプレイ装置46が接続されている。また、ヘッドアップディスプレイ装置46によって第三表示部26へ画像が投影される。
(運転支援装置10の機能構成)
運転支援装置10は、上記のハードウェア資源を用いて、各種の機能を実現する。運転支援装置10が実現する機能構成について図3を参照して説明する。
運転支援装置10は、上記のハードウェア資源を用いて、各種の機能を実現する。運転支援装置10が実現する機能構成について図3を参照して説明する。
図3に示されるように、運転支援装置10は、機能構成として、車線位置情報取得部60、走行位置情報取得部62、有効機能情報取得部64、報知部66、操舵支援部68、介入度合い変更受付部70及び表示制御部72を含んで構成されている。なお、各機能構成は、CPU30がROM32又はストレージ36に記憶されたプログラムを読み出し、実行することにより実現される。
車線位置情報取得部60は、車両12が走行している走行車線の左右の境界線の位置情報を取得する。具体的には、車線位置情報取得部60は、カメラ56が撮影した車両12の前方の画像データに基づいて境界線の位置を特定する。このとき、本実施形態では、車線位置情報取得部60は、左右の境界線の位置情報に加えて、境界線の種類についても特定する。例えば、車線位置情報取得部60は、境界線の色及び線種などから左右の境界線がそれぞれ、センターラインであるか、車線境界線であるかについて特定する。
走行位置情報取得部62は、走行車線に対する車両12(自車両)の走行位置に関する情報を取得する。具体的には、走行位置情報取得部62は、カメラ56が撮影した車両12の周辺の画像データに基づいて走行車線に対する車両12の走行位置を算出する。このとき、車両12に搭載されたGPS(Global Positioning System)装置から受信したデータを参照してもよい。また、GPS装置による車両12の測位の精度が高い場合、GPS装置からのデータのみに基づいて走行車線に対する車両12の走行位置を算出してもよい。走行車線に対する車両12の走行位置に関する情報とは、例えば、走行車線の幅方向の中心を原点と設定した場合における、車両12の中心の座標データでもよい。
有効機能情報取得部64は、車両12に搭載された運転支援機能のうち、有効になっている運転支援機能の情報を取得する。例えば、有効機能情報取得部64は、ADAS-ECU50Aから情報を取得してもよい。なお、以下の説明では、運転支援機能として、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートについて説明し、他の運転支援機能についての説明は割愛する。
ここでいう、レーントレーシングアシストは、車両12を走行車線の目標走行経路で走行させるためのアシスト機能である。本実施形態のレーントレーシングアシストは、報知及び操舵支援の少なくとも一方を実行する際の閾値が予め設定されている。そして、車両12の走行位置と目標走行経路との差分が閾値を超えた場合に、報知及び操舵支援の少なくとも一方が実行される。運転者への報知は、報知部66の機能によって行われ、操舵支援は、操舵支援部68の機能によって行われる。なお、本実施形態における目標走行経路は、走行車線の中央を通る走行経路としているが、これに限定されず、カーブを走行しやすいように一時的に目標走行経路を走行車線の中央からオフセットした位置に設定してもよい。
ここで、本実施形態では、レーントレーシングアシストの介入度合いを変更できるように構成されている。詳細は後述する。
レーンディパーチャーアラートとは、車両12が車線を逸脱するのを抑制するためのアシスト機能である。本実施形態のレーンディパーチャーアラートは、報知及び操舵支援の少なくとも一方を実行する際の閾値が予め設定されている。そして、車両12の走行位置と境界線との距離が閾値以下となった場合に、報知及び操舵支援の少なくとも一方が実行される。運転者への報知は、報知部66の機能によって行われ、操舵支援は、操舵支援部68の機能によって行われる。
また、本実施形態では、レーンディパーチャーアラートの介入度合いを変更できるように構成されている。詳細は後述する。
報知部66は、所定の条件を満たす場合に運転者に報知を行う。例えば、報知部66は、車室内のスピーカを介して音声で報知を行う。具体的には、レーントレーシングアシストが有効になっている場合において、車両12の走行位置と目標走行経路との差分が閾値を超えた場合に、報知部66は、車両12の走行位置が目標走行経路から外れていることを運転者へ報知する。
また、レーンディパーチャーアラートが有効になっている場合において、車両12の走行位置と境界線との距離が閾値以下となった場合に、報知部66は、車両12が走行車線を逸脱する可能性があることを運転者へ報知する。
操舵支援部68は、所定の条件を満たす場合にステアリングホイール16に操舵力を加えることで操舵支援を行う。具体的には、レーントレーシングアシストが有効になっている場合において、車両12の走行位置と目標走行経路との差分が閾値を超えた場合に、操舵支援部68がステアリングホイール16に所定の操舵力を加えることで車両12を目標走行経路へ向かわせるように操舵支援する。
また、レーンディパーチャーアラートが有効になっている場合において、車両12の走行位置と境界線との距離が閾値以下となった場合に、操舵支援部68がステアリングホイール16に所定の操舵力を加えることで車両12が走行車線から逸脱しないように操舵支援する。なお、操舵支援は、運転支援装置10がステアリングECU50Bへ指示することによって行われる。
介入度合い変更受付部70は、運転支援の介入度合いの変更指示を受付ける。また、介入度合い変更受付部70が運転支援の介入度合いの変更指示を受け付けた場合、当該変更指示に基づいて運転支援の介入度合いが変更される。
例えば、介入度合い変更受付部70は、運転者が車室内の操作部を操作することで介入度合いの変更を受付けてもよい。また、例えば、介入度合い変更受付部70は、音声入力などによって介入度合いの変更を受付けてもよい。本実施形態では一例として、運転支援の介入度合いを2段階又は3段階で変更可能に構成されているが、これに限定されず、4段階以上に変更可能な構成としてもよい。
レーントレーシングアシストでは、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、閾値が小さい値となる。このため、報知部66による報知と操舵支援部68による操舵支援とが有効になっている場合において、介入度合い変更受付部70によって介入度合いが小から大へ変更された場合、車両12の走行位置と目標走行経路との差分が小さくても操舵支援及び報知が行われることとなる。また逆に、介入度合い変更受付部70によって介入度合いが大から小へ変更された場合、車両12の走行位置と目標走行経路との差分が小さい場合には操舵支援及び報知が行われない。
また、本実施形態のレーントレーシングアシストでは、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、操舵力が大きくなるようにしてもよい。この場合、介入度合い変更受付部70によって介入度合いが小から大へ変更された場合、介入度合いが小の場合と比較してより大きい操舵力が加えられる。また逆に、介入度合い変更受付部70によって介入度合いが大から小へ変更された場合、ステアリングホイール16に加えられる操舵力は、介入度合いが大の場合と比較して小さくなる。
さらに、本実施形態のレーントレーシングアシストでは、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、報知部66による報知音の音量が大きくなるようにしてもよい。この場合、介入度合い変更受付部70によって介入度合いが小から大へ変更された場合、介入度合いが小の場合と比較してより大きい報知音で報知される。また逆に、介入度合い変更受付部70によって介入度合いが大から小へ変更された場合、介入度合いが大の場合と比較して報知音の音量が小さくなる。
一方、レーンディパーチャーアラートでは、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、閾値が大きい値となる。このため、報知部66による報知と操舵支援部68による操舵支援とが有効になっている場合において、介入度合い変更受付部70によって介入度合いが小から大へ変更された場合、車両12の走行位置と境界線との距離が比較的大きい場合であっても操舵支援及び報知が行われることとなる。また逆に、介入度合い変更受付部70によって介入度合いが大から小へ変更された場合、車両12の走行位置と境界線との距離が比較的大きい場合には操舵支援及び報知が行われない。
また、本実施形態のレーンディパーチャーアラートでは、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、操舵力が大きくなるようにしてもよい。この場合、介入度合い変更受付部70によって介入度合いが小から大へ変更された場合、介入度合いが小の場合と比較してより大きい操舵力が加えられる。また逆に、介入度合い変更受付部70によって介入度合いが大から小へ変更された場合、ステアリングホイール16に加えられる操舵力は、介入度合いが大の場合と比較して小さくなる。
さらに、本実施形態のレーンディパーチャーアラートでは、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、報知部66による報知音の音量が大きくなるようにしてもよい。この場合、介入度合い変更受付部70によって介入度合いが小から大へ変更された場合、介入度合いが小の場合と比較してより大きい報知音で報知される。また逆に、介入度合い変更受付部70によって介入度合いが大から小へ変更された場合、介入度合いが大の場合と比較して報知音の音量が小さくなる。
表示制御部72は、運転支援機能であるレーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの少なくとも一方が有効になっている場合、車室内の表示領域に当該運転支援に関する情報を表示する。
本実施形態の表示制御部72は、ヘッドアップディスプレイ装置46によって投影面である第三表示部26の表示領域V3に運転支援に関する情報を表示する。なお、これに限定されず、表示制御部72によって第一表示部24の表示領域V1又は第二表示部25の表示領域V2に情報を表示してもよい。
ここで、本実施形態では、表示制御部72は、運転支援の介入度合いに応じて運転支援に関する情報の表示態様を変化させる。以下、図4から図18を参照して表示例について説明する。
(表示例1)
図4は、レーントレーシングアシストの介入度合いが小さい状態の図であり、図5は、レーントレーシングアシストの介入度合いが大きい状態の図である。図4に示されるように、表示領域V3の上部には、前方を走行する前方車両を模した画像80が表示されている。車両12の前方に車両が走行していない場合、画像80は表示されない。例えば、車両12と同一の走行車線において、所定の距離以内に他の車両が走行している場合、表示領域V3に画像80が表示される。
図4は、レーントレーシングアシストの介入度合いが小さい状態の図であり、図5は、レーントレーシングアシストの介入度合いが大きい状態の図である。図4に示されるように、表示領域V3の上部には、前方を走行する前方車両を模した画像80が表示されている。車両12の前方に車両が走行していない場合、画像80は表示されない。例えば、車両12と同一の走行車線において、所定の距離以内に他の車両が走行している場合、表示領域V3に画像80が表示される。
表示領域V3の下部には、自車両の前部を模した形状の画像82が表示されている。また、画像82の左側には、走行車線の境界線を模した画像84Lが表示されており、画像82の右側には、走行車線の境界線を模した画像84Rが表示されている。なお、以下の説明では、便宜上、画像80、画像82、画像84L及び画像84Rをそれぞれ、前方車両80、自車両82、左境界線84L及び右境界線84Rと称する。
ここで、図4では、自車両82から前方車両80へ向かって直線状に帯状の画像M1が表示されている。帯状の画像M1は、中心部が左右端部よりも濃いグラデーションで表示されている。そして、この画像M1は、レーントレーシングアシストが有効になっている場合に示される。さらに、本実施形態では、画像M1は、目標走行経路に沿って延在されているため、カーブを走行中の場合、カーブに沿って画像M1が湾曲して表示される。なお、以下の説明では、便宜上、画像M1を目標走行経路M1と称する。後述する画像M2及び画像M3についても同様に、目標走行経路M2及び目標走行経路M3と称する。
図4に示されるように、レーントレーシングアシストの介入度合いが小さい状態では、目標走行経路M1が比較的太く(大きく)表示されている。具体的には、目標走行経路M1は、前方車両80の車幅と同程度の幅で表示されている。
一方、図5に示されるように、レーントレーシングアシストの介入度合いが大きい状態では、目標走行経路M1は、図4よりも細く(小さく)表示される。具体的には、目標走行経路M1の幅が狭く表示される。このように、目標走行経路M1の幅を狭く表示することで、介入度合いが大きい状態であることを運転者に対して直感的に把握させる。
(表示例2)
図6は、レーントレーシングアシストの介入度合いが小さい状態の図であり、図7は、レーントレーシングアシストの介入度合いが大きい状態の図である。図6に示されるように、自車両82から前方車両80へ向かって直線状に帯状の目標走行経路M2が表示されている。
図6は、レーントレーシングアシストの介入度合いが小さい状態の図であり、図7は、レーントレーシングアシストの介入度合いが大きい状態の図である。図6に示されるように、自車両82から前方車両80へ向かって直線状に帯状の目標走行経路M2が表示されている。
目標走行経路M2は、全体的に単一の色で表示されている。そして、この目標走行経路M2は、レーントレーシングアシストが有効になっている場合に示される。ここで、図6に示されるように、レーントレーシングアシストの介入度合いが小さい状態では、目標走行経路M2が比較的薄く表示されている。また、目標走行経路M2は、前方車両80の車幅と同程度の幅で表示されている。
一方、図7に示されるように、レーントレーシングアシストの介入度合いが大きい状態では、目標走行経路M2は、図6よりも濃く表示される。また、目標走行経路M2は、レーントレーシングアシストの介入度合いにかかわらず、同じ幅で表示されている。すなわち、本表示例では、目標走行経路M2の幅を変更せず、色の濃淡によってレーントレーシングアシストの介入度合いを表現しており、目標走行経路M2の色が濃くなるほど介入度合いが大きい状態であることを運転者に対して直感的に把握させる。
(表示例3)
図8は、レーントレーシングアシストの介入度合いが小さい状態の図であり、図9は、レーントレーシングアシストの介入度合いが大きい状態の図である。図8に示されるように、自車両82から前方車両80へ向かって複数の楕円状の目標走行経路M3が表示されており、本表示例では、3つの目標走行経路M3が表示されている。
図8は、レーントレーシングアシストの介入度合いが小さい状態の図であり、図9は、レーントレーシングアシストの介入度合いが大きい状態の図である。図8に示されるように、自車両82から前方車両80へ向かって複数の楕円状の目標走行経路M3が表示されており、本表示例では、3つの目標走行経路M3が表示されている。
複数の目標走行経路M3はそれぞれ、全体的に単一の色で表示されている。また、目標走行経路M3は前方車両80に近づくにつれて小さく表示されており、目標走行経路M3の大きさを変化させることで自車両82から前方車両80までの距離感を表現している。そして、この目標走行経路M3は、レーントレーシングアシストが有効になっている場合に示される。ここで、図8に示されるように、レーントレーシングアシストの介入度合いが小さい状態では、目標走行経路M3が比較的大きくかつ薄く表示されている。
一方、図9に示されるように、レーントレーシングアシストの介入度合いが大きい状態では、目標走行経路M3は、図8よりも小さくかつ濃く表示される。本表示例では、4つの目標走行経路M3が表示されている。このように、本表示例では、目標走行経路M3の大きさが小さく、色が濃くなるほど介入度合いが大きい状態であることを運転者に対して直感的に把握させる。
なお、本表示例では、目標走行経路M3の大きさ及び濃さの両方を変化させたが、これに限定されない。例えば、レーントレーシングアシストの介入度合いに応じて目標走行経路M3の大きさのみを変化させてもよく、目標走行経路M3の濃さのみを変化させてもよい。
(表示例4)
図10は、レーンディパーチャーアラートの介入度合いが小さい状態の図であり、図11は、レーンディパーチャーアラートの介入度合いが大きい状態の図である。図10に示されるように、表示領域V3の上部には、前方を走行する前方車両80が表示されており、表示領域V3の下部には、自車両82が表示されている。
図10は、レーンディパーチャーアラートの介入度合いが小さい状態の図であり、図11は、レーンディパーチャーアラートの介入度合いが大きい状態の図である。図10に示されるように、表示領域V3の上部には、前方を走行する前方車両80が表示されており、表示領域V3の下部には、自車両82が表示されている。
自車両82の左右にはそれぞれ、左境界線84L及び右境界線84Rが表示されている。ここで、図10では、左境界線84L及び右境界線84Rの一部に重複するように帯状の画像M4L及び画像M4Rが表示されている。そして、この画像M4L及び画像M4Rは、レーンディパーチャーアラートが有効になっている場合に示される。
画像M4Lは、自車両82から前方車両80までの間の領域に表示されており、画像M4Lの一部又は全部が左境界線84Lと重なっている。また、画像M4Lは、全体的に単一の色で表示されており、下側の左境界線84Lが視認できるように半透明に表示されてもよい。同様に、画像M4Rは、自車両82から前方車両80までの間の領域に表示されており、画像MRLの一部又は全部が右境界線84Rと重なっている。また、画像M4Rは、全体的に単一の色で表示されており、下側の右境界線84Rが視認できるように半透明に表示されてもよい。なお、以下の説明では、便宜上、画像M4L及び画像M4Rをそれぞれ、左側境界M4L及び右側境界M4Rと称する。
図10に示されるように、レーンディパーチャーアラートの介入度合いが小さい状態では、左側境界M4L及び右側境界M4Rが比較的薄く表示されている。
一方、図11に示されるように、レーンディパーチャーアラートの介入度合いが大きい状態では、左側境界M4L及び右側境界M4Rは、図10よりも濃く表示される。このように、左側境界M4L及び右側境界M4Rを濃く表示することで、介入度合いが大きい状態であることを運転者に対して直感的に把握させる。なお、本表示例では、レーンディパーチャーアラートの介入度合いに応じて左側境界M4L及び右側境界M4Rを濃く表示したが、これに限定されず、左側境界M4L及び右側境界M4Rの大きさを変化させてもよい。例えば、レーンディパーチャーアラートの介入度合いが大きくなるほど、左側境界M4L及び右側境界M4Rを大きく表示してもよい。
(表示例5)
図12は、レーンディパーチャーアラートの介入度合いが左右で異なる状態の図である。例えば、車両12が片側二車線の道路の左側の走行路を走行している場合、車両12の右側に破線で車線境界線が描かれている場合がある。このような場合、表示領域V3における右境界線84Rは、実際の車線と同様に白色の破線で表示される。一方、左境界線84Lは、車両12の進入が禁止されている路側帯との境界線となっている。
図12は、レーンディパーチャーアラートの介入度合いが左右で異なる状態の図である。例えば、車両12が片側二車線の道路の左側の走行路を走行している場合、車両12の右側に破線で車線境界線が描かれている場合がある。このような場合、表示領域V3における右境界線84Rは、実際の車線と同様に白色の破線で表示される。一方、左境界線84Lは、車両12の進入が禁止されている路側帯との境界線となっている。
このような状態において、レーンディパーチャーアラートの介入度合いを左右で変更させる場合、図12のように濃さを変化させてもよい。図12に示されるように、右境界線84Rに表示された右側境界M4Rは、比較的薄く表示されており、左境界線84Lに表示された左側境界M4Lは、比較的濃く表示されている。
なお、図12において、左側境界M4L及び右側境界M4Rの濃さを同じにして、右境界線84Rに表示された右側境界M4Rを比較的太く表示し、左境界線84Lに表示された左側境界M4Lを比較的細く表示してもよい。
(表示例6)
図13及び図14は、レーンディパーチャーアラートの警告が表示された状態の図である。図13に示されるように、右境界線84Rに警告用の画像M5が表示されている。画像M5は、例えば、車両12が方向指示器を出すことなく右側の車線をはみ出る可能性が高い場合表示される。
図13及び図14は、レーンディパーチャーアラートの警告が表示された状態の図である。図13に示されるように、右境界線84Rに警告用の画像M5が表示されている。画像M5は、例えば、車両12が方向指示器を出すことなく右側の車線をはみ出る可能性が高い場合表示される。
画像M5を表示することで、運転者に対して右側の車線をはみ出る可能性が高いことを直感的に把握させる。なお、レーンディパーチャーアラートによる操舵支援が実行されていない場合に限定されず、操舵支援が実行されている場合であっても、操舵支援の方向とは反対方向に運転者がステアリングホイール16を操舵した場合には画像M5が表示される。
一方、図14に示されるように、車両12がはみ出る可能性が高い方向の画像を濃く表示してもよい。具体的には、車両12が右側の車線をはみ出る可能性が高い場合、左側境界M4Lよりも右側境界M4Rを濃く表示する。また、右側境界M4Rを点滅表示してもよい。
(表示例7)
図15は、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの介入度合いが小さい状態の図であり、図16は、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの介入度合いが大きい状態の図である。
図15は、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの介入度合いが小さい状態の図であり、図16は、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの介入度合いが大きい状態の図である。
図15に示されるように、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの両方の機能が有効になっている場合、目標走行経路M3、左境界線84L及び右境界線84Rが表示される。レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの介入度合いが小さい状態では、目標走行経路M3、左側境界M4L及び右側境界M4Rの全てが比較的薄く表示されている。なお、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの両方の機能が有効になっている状態では、例えば、レーントレーシングアシストによる操舵支援に抗して運転者が大きくステアリングホイール16を操舵するなどして車両12が走行車線の境界線に近づいた場合に、レーンディパーチャーアラートによる操舵支援が行われる。
一方、図16に示されるように、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの介入度合いが大きい状態では、目標走行経路M3、左側境界M4L及び右側境界M4Rの全てが比較的濃く表示されている。なお、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートのそれぞれの介入度合いに応じて、目標走行経路M3、左側境界M4L及び右側境界M4Rはそれぞれ異なる濃さで表示されてもよい。
(表示例8)
図17は、レーントレーシングアシストとレーンディパーチャーアラートとで介入度合いが異なる状態の図であり、図18は、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの介入度合いが大きい状態の図である。
図17は、レーントレーシングアシストとレーンディパーチャーアラートとで介入度合いが異なる状態の図であり、図18は、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの介入度合いが大きい状態の図である。
図17に示されるように、本表示例では、目標走行経路M3、左側境界M4L及び右側境界M4Rは表示されていない。代わりに、表示領域V3の右上にレーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの介入度合いを表す画像86が表示されている。
画像86の上段には、レーントレーシングアシストの介入度合いが表示されている。具体的には、画像86の上段には、「LTA」の文字が表示されており、文字の右側に3つのボックスが配列されている。また、3つのボックスのうち、最も左側のボックスに色が付いており、残りのボックスは白色に表示されている。これは、3段階に変更可能なレーントレーシングアシストにおいて、介入度合いが最も小さい状態であることを示している。
画像86の下段には、レーンディパーチャーアラートの介入度合いが表示されている。具体的には、画像86の下段には、「LDA」の文字が表示されており、文字の右側に3つのボックスが配列されている。また、3つのボックスのうち、最も左側のボックスと、真ん中のボックスとに色が付いており、最も右側のボックスは白色に表示されている。これは、3段階に変更可能なレーンディパーチャーアラートにおいて、介入度合いが2番目に大きい状態であることを示している。
一方、図18に示されるように、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの介入度合いが大きい状態では、画像86の全てのボックスに色が付いている。このように、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの介入度合いを並べて視覚的に表示することで、両機能の介入度合いを迅速に把握できる。
(作用)
次に、本実施形態の作用を説明する。
次に、本実施形態の作用を説明する。
(表示処理)
運転支援を行う一連の処理について、図19に示されるフローチャートを用いて説明する。この表示処理は、CPU30がROM32又はストレージ36から表示プログラムを読み出して、RAM34に展開して実行することによって実行される。なお、ここでは一例として、報知及び操舵支援の両方を実施可能な車両について説明する。
運転支援を行う一連の処理について、図19に示されるフローチャートを用いて説明する。この表示処理は、CPU30がROM32又はストレージ36から表示プログラムを読み出して、RAM34に展開して実行することによって実行される。なお、ここでは一例として、報知及び操舵支援の両方を実施可能な車両について説明する。
CPU30は、ステップS102でレーントレーシングアシスト(LTA)の介入度合いを取得する。例えば、レーントレーシングアシストの介入度合いに関する情報がストレージ36などに記憶されている場合、CPU30は、ストレージ36などからレーントレーシングアシストの介入度合いに関する情報を取得する。
CPU30は、ステップS104でレーンディパーチャーアラート(LDA)の介入度合いを取得する。例えば、レーンディパーチャーアラートの介入度合いに関する情報がストレージ36などに記憶されている場合、CPU30は、ストレージ36などからレーンディパーチャーアラートの介入度合いに関する情報を取得する。なお、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの介入度合いが介入度合い変更受付部70の機能によって変更される度に、ストレージ36に記憶された介入度合いに関する情報を更新することで、ストレージ36に最新の情報が記憶された状態にできる。
CPU30は、ステップS106で介入度合いに応じた画像を表示する。このとき、CPU30は、予め有効機能情報取得部64の機能によってレーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートうち、有効である運転支援機能を特定し、有効である機能についてのみ画像を表示する。例えば、レーントレーシングアシストのみが有効である場合、CPU30は、表示制御部72の機能によって目標走行経路M1-M3の何れかを表示領域V3に表示する(図4-9参照)。
また、例えば、レーンディパーチャーアラートのみが有効である場合、CPU30は、表示制御部72の機能によって左側境界M4L及び右側境界M4Rを表示領域V3に表示する(図10-14参照)。
さらに、レーントレーシングアシスト及びレーンディパーチャーアラートの両方が有効である場合、CPU30は、表示制御部72の機能によって両方の運転支援機能が有効であることを表示領域V3に表示する(図15-18参照)。
CPU30は、ステップS108で報知が必要であるか否かについて判定する。具体的には、CPU30は、レーントレーシングアシストが有効になっている場合において、車両12の走行位置と目標走行経路との差分が閾値を超えた場合に、報知が必要であると判定する。また、CPU30は、レーンディパーチャーアラートが有効になっている場合において、車両12の走行位置と境界線との距離が閾値以下となった場合に、報知が必要であると判定する。ステップS108において、報知が必要と判定された場合、CPU30は、ステップS110の処理へ移行する。また、ステップS108において、報知が必要ではないと判定された場合、CPU30は、ステップS112の処理へ移行する。
CPU30は、ステップS110で車室内のスピーカを介して音声で報知を行う。報知の内容は、特に限定されない。例えば、車両12の走行位置と目標走行経路との差分が閾値を超えた場合には、目標走行経路から外れていることを音声又は警告音などで報知してもよい。また、車両12の走行位置と境界線との距離が閾値以下となった場合には、境界線をはみ出る可能性があることを音声又は警告音などで報知してもよい。
CPU30は、ステップS112で操舵支援が必要であるか否かについて判定する。具体的には、CPU30は、レーントレーシングアシストが有効になっている場合において、車両12の走行位置と目標走行経路との差分が閾値を超えた場合に、操舵支援が必要であると判定する。また、CPU30は、レーンディパーチャーアラートが有効になっている場合において、車両12の走行位置と境界線との距離が閾値以下となった場合に、操舵支援が必要であると判定する。なお、ステップS108とステップS112とで判定する閾値が異なってもよい。例えば、レーントレーシングアシストによる報知の閾値と操舵支援の閾値とが異なる場合、報知のみを実行して操舵支援を実行しない場合があってもよい。
ステップS112において、操舵支援が必要と判定された場合、CPU30は、ステップS114の処理へ移行する。また、ステップS112において、操舵支援が必要ではないと判定された場合、CPU30は、ステップS114に移行せずに処理を終了させる。
CPU30は、ステップS114で操舵支援部68の機能によって車両12の操舵支援を行う。すなわち、運転支援装置10からステアリングECU50Bへ信号を送って所定の操舵力を加えることで運転支援を行う。そして、CPU30は、処理を終了する。
以上のように、本実施形形態に係る運転支援装置10では、車両12の走行位置が所定の条件を満たす場合に報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援が行われる。これにより、車両12の走行位置が走行車線から大きく逸脱することを抑制できる。
また、介入度合い変更受付部70が運転支援の介入度合いの変更指示を受付けた場合に、当該変更指示に基づいて運転支援の介入度合いを変更するため、運転支援を有効にしつつ、運転支援の介入度合いをそれぞれの運転者に適した度合いに変更することができる。すなわち、運転者が運転支援を煩わしく感じた場合には、運転支援の介入度合いを小さくすることで、運転支援機能を無効にすることなく煩わしさを感じにくくできる。
さらに、本実施形態では、例えば、車両12の走行位置が目標走行経路から大きく逸脱する可能性がある場合に、レーントレーシングアシストによって報知及び操舵支援の少なくとも一方の運転支援が行われる。これにより、自車両が目標走行経路から大きく逸脱することを抑制できる。
特に、本実施形態では、運転者が運転支援の介入度合いを変更することで、目標走行経路から閾値以上離れた場合に加えられる操舵力を変更することができる。また、運転者が運転支援の介入度合いを変更することで、操舵力が発生する位置を変更することもできる。例えば、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、閾値が小さい値になるため、運転支援の介入度合いが小さい場合と比較して、走行位置が目標走行経路から大きく離れていない場合でも操舵力が加えられる。
また、本実施形態では、例えば、車両12が走行車線から逸脱する可能性がある場合に、レーンディパーチャーアラートによって報知及び操舵支援の少なくとも一方の運転支援が行われる。これにより、車両12が走行車線から逸脱することを抑制できる。
特に、本実施形態では、運転者が運転支援の介入度合いを変更することで、走行車線を逸脱する可能性がある場合に加えられる操舵力を変更することができる。また、運転者が運転支援の介入度合いを変更することで、操舵力が発生する位置を変更することもできる。例えば、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、閾値が大きい値になるため、運転支援の介入度合いが小さい場合と比較して、走行位置が境界線から離れている場合でも操舵力が加えられる。また、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、報知を行うタイミングが早くなるため、運転支援の介入度合いが小さい場合と比較して、走行位置が境界線から離れている場合でも報知が行われる。
さらに、本実施形態では、走行位置が境界線に近づいた場合に乗員に報知される。ここで、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、報知の音量を大きくすることで、運転支援の介入度合いが小さい場合と比較して、走行位置が境界線に近づいていることを運転者に認識させやすい。
さらにまた、本実施形態では、車室内の表示領域V3に運転支援に関する情報を表示することで、運転者に対して運転支援の機能が有効になっていることを認識させることができる。また、運転支援の介入度合いに応じて運転支援に関する情報の表示態様を変化させることで、運転者が表示領域を見るだけで直感的に運転支援の介入度合いを把握できる。例えば、運転者が走行車線に対応する部分に表示された目標走行経路M1-M3を見るだけで直感的に運転支援の介入度合いを把握できる。また、運転者が走行車線の境界線に対応する部分に表示された左側境界M4L及び右側境界M4Rを見るだけで直感的に運転支援の介入度合いを把握できる。
以上、実施形態に係る運転支援装置10について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、上記実施形態では、予め設定された目標走行経路と走行位置との距離に応じて報知及び操舵支援を行う構成としたが、これに限定されず、運転支援として報知のみを行う構成でもよい。また、運転支援として操舵支援のみを行う構成でもよい。
また、上記実施形態では、車両12の走行位置が走行車線の境界線に近づいた場合に報知及び操舵支援を行う構成としたが、これに限定されず、運転支援として報知のみを行う構成でもよい。また、運転支援として操舵支援のみを行う構成でもよい。
さらに、上記実施形態では、図3及び図4に示されるように、運転支援の介入度合いが小さい場合に目標走行経路M1を太く(大きく)表示し、介入度合いが大きい場合に目標走行経路M1を細く(小さく)表示したが、これに限定されない。例えば、運転支援の介入度合いが小さい場合に目標走行経路M1を細く表示し、介入度合いが大きい場合に目標走行経路M1を太く表示してもよい。
さらにまた、上記実施形態では、運転支援の介入度合いが大きくなるほど、報知部66による報知の音量を大きくしたが、これに限定されない。例えば、音量は変化させず、運転支援の介入度合いが大きくなるほど高周波の音を出力してもよい。高周波の音を出力することで、より運転者に注意を促すことができる。
また、上記実施形態では、図4~9に示されるように、表示領域V3に表示した前記車両80と自車両82との間に目標走行経路M1、目標走行経路M2又は目標走行経路M3を表示したが、これに限定されず、ドライバの視点に応じて表示位置を調整可能なAR-HUD(拡張現実ヘッドアップディスプレイ)を用いて目標走行経路M1、目標走行経路M2又は目標走行経路M3を表示してもよい。この場合、ウインドシールドガラス18越しに見える実際の道路に対して目標走行経路M1、目標走行経路M2又は目標走行経路M3が重畳表示される。
同様に、上記実施形態では、図10~16に示されるように、表示領域V3に表示した左境界線84L及び右境界線84Rに対して、左側境界M4L及び右側境界M4Rを表示したが、これに限定されず、AR-HUDを用いて左側境界M4L及び右側境界M4Rを表示してもよい。この場合、ウインドシールドガラス18越しに見える実際の車線に対して左側境界M4L及び右側境界M4Rが重畳表示される。
また、上記実施形態でCPU30がプログラムを読み込んで実行した処理を、CPU30以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Spec Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、上記処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせで実行してもよく、例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
さらに、上記実施形態では、ストレージ36に種々のデータを記憶させる構成としたが、これに限定されない。例えば、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の非一時的記録媒体を記憶部としてもよい。この場合、これらの記録媒体に各種プログラム及びデータなどが格納されることとなる。
さらにまた、上記実施形態で説明した処理の流れは一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。例えば、上記実施形態では、図19に示されるように、表示領域に表示を行う処理と、運転支援を行う処理とを一連の処理として説明したが、これに限定されず、運転支援の介入度合いに応じた表示を行う表示処理と、運転支援の介入度合いに応じた運転支援を行う運転支援処理とを別の処理としてもよい。また、レーントレーシングアシストの処理とレーンディパーチャーアラートの処理とを別の処理としてもよい。さらに、報知を行う処理と操舵支援を行う処理とを別の処理としてもよい。
10 運転支援装置
12 車両(自車両)
V1 表示領域
V2 表示領域
V3 表示領域
12 車両(自車両)
V1 表示領域
V2 表示領域
V3 表示領域
Claims (14)
- 走行車線に対する自車両の走行位置を検知し、
前記自車両の走行位置が所定の条件を満たす場合に報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援を行うと共に、前記運転支援の介入度合いの変更指示を受付けた場合に、当該変更指示に基づいて前記運転支援の介入度合いを変更する、
運転支援装置。 - 予め設定された目標走行経路と前記走行位置との距離に応じて報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援を行う請求項1に記載の運転支援装置。
- 前記走行位置が前記目標走行経路から閾値以上離れた場合に操舵力を加えることで前記運転支援を行い、
前記運転支援の介入度合いが大きくなるほど、前記操舵力を大きくする請求項2に記載の運転支援装置。 - 前記走行位置が前記目標走行経路から閾値以上離れた場合に操舵力を加えることで前記運転支援を行い、
前記運転支援の介入度合いが大きくなるほど、前記閾値を小さい値にする請求項2に記載の運転支援装置。 - 前記走行位置が前記走行車線の境界線に近づいた場合に報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援を行う請求項1に記載の運転支援装置。
- 前記走行位置が前記境界線に閾値以上近づいた場合に操舵力を加えることで前記運転支援を行い、
前記運転支援の介入度合いが大きくなるほど、前記操舵力を大きくする請求項5に記載の運転支援装置。 - 前記走行位置が前記境界線に閾値以上近づいた場合に操舵力を加えることで前記運転支援を行い、
前記運転支援の介入度合いが大きくなるほど、前記閾値を大きい値にする請求項5に記載の運転支援装置。 - 前記走行位置が前記境界線に近づいた場合に乗員に報知することで前記運転支援を行い、
前記運転支援の介入度合いが大きくなるほど、前記報知を行うタイミングを早くする請求項5に記載の運転支援装置。 - 前記走行位置が前記境界線に近づいた場合に乗員に報知することで前記運転支援を行い、
前記運転支援の介入度合いが大きくなるほど、前記報知の音量を大きくする請求項5に記載の運転支援装置。 - 前記運転支援の有効時には、車室内の表示領域に当該運転支援に関する情報を表示し、
前記運転支援の介入度合いに応じて前記運転支援に関する情報の表示態様を変化させる請求項1~9の何れか1項に記載の運転支援装置。 - 前記運転支援が有効になっている場合には、前記表示領域における走行車線に対応する部分に帯状の画像を表示し、
前記運転支援の介入度合いに応じて前記画像の濃淡及び大きさの少なくとも一方を変化させる請求項10に記載の運転支援装置。 - 前記運転支援が有効になっている場合には、前記走行車線の境界線に対応する部分に帯状の画像を表示し、
前記運転支援の介入度合いに応じて前記画像の濃淡及び大きさの少なくとも一方を変化させる請求項10に記載の運転支援装置。 - 走行車線に対する自車両の走行位置を検知し、
前記自車両の走行位置が所定の条件を満たす場合に報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援を行うと共に、前記運転支援の介入度合いの変更指示を受付けた場合に、当該変更指示に基づいて前記運転支援の介入度合いを変更する、
運転支援方法。 - 走行車線に対する自車両の走行位置を検知し、
前記自車両の走行位置が所定の条件を満たす場合に報知及び操舵支援の少なくとも一方を含む運転支援を行うと共に、前記運転支援の介入度合いの変更指示を受付けた場合に、当該変更指示に基づいて前記運転支援の介入度合いを変更する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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