JP2024075953A - アプリケーションプログラム、情報処理システム、および情報処理方法 - Google Patents

アプリケーションプログラム、情報処理システム、および情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの行動履歴に応じてユーザに通知すべき情報の内容やレイアウトをダイナミックに変化させることができるアプリケーションプログラム、情報処理システム、および情報処理方法を提供すること。【解決手段】端末装置に、情報処理装置から地図情報を取得させる処理と、前記地図情報に基づき、前記端末装置の表示部に地図を表示させる処理と、前記端末装置を所有するユーザの行動履歴に基づき、前記ユーザに提供する情報の内容およびレイアウトを決定させる処理と、決定された前記内容および前記レイアウトに従って、前記ユーザに提供する情報を前記地図とともに前記表示部に表示させる処理と、を実行させるアプリケーションプログラム。【選択図】図1

Description

本発明は、アプリケーションプログラム、情報処理システム、および情報処理方法に関する。
従来、予め設定されたユーザの行動スケジュールに応じて、ユーザに情報を通知する技術が知られている。例えば、ユーザが所有する端末装置からユーザが実行した行動を示す実行情報を受信すると、次にユーザが実行する予定の行動を後行動として特定し、特定した後行動に関連する関連情報(例えば、後行動が行われる場所の周辺の地図など)を端末装置に送信する処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3722787号公報
しかしながら、特許文献1に記載の処理装置では、ユーザの行動履歴に応じてユーザに通知すべき情報の内容やレイアウトをダイナミックに変化させることができない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、ユーザの行動履歴に応じてユーザに通知すべき情報の内容やレイアウトをダイナミックに変化させることができるアプリケーションプログラム、情報処理システム、および情報処理方法を提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、端末装置に、情報処理装置から地図情報を取得させる処理と、前記地図情報に基づき、前記端末装置の表示部に地図を表示させる処理と、前記端末装置を所有するユーザの行動履歴に基づき、前記ユーザに提供する情報の内容およびレイアウトを決定させる処理と、決定された前記内容および前記レイアウトに従って、前記ユーザに提供する情報を前記地図とともに前記表示部に表示させる処理と、を実行させるアプリケーションプログラムである。
本発明の一態様によれば、ユーザの行動履歴に応じてユーザに通知すべき情報の内容やレイアウトをダイナミックに変化させることができる。
情報処理システム1の全体構成を示す図である。 地図情報171の一例を示す図である。 情報処理システム1によって行われるナビゲーション処理を示すシーケンス図である。 ユーザ情報272の一例を示す図である。 スポット情報172の一例を示す図である。 投稿情報173の一例を示す図である。 ナビアプリ271のメイン画面の一例を示す図である。 おすすめ画面の一例を示す図である。 第1カード表示領域281に表示される複数のカードの一例を示す図である。 端末装置200が自宅の周辺に位置する場合に、第2カード表示領域282に表示される複数のカードの一例を示す図である。 端末装置200が職場の周辺に位置する場合に、第2カード表示領域282に表示される複数のカードの一例を示す図である。 端末装置200が自宅の周辺や職場の周辺に位置しない場合に、第2カード表示領域282に表示される複数のカードの一例を示す図である。 おすすめ情報の通知画面の一例を示す図である。 おすすめマップの一例を示す図である。 交通マップの一例を示す図である。 グルメマップの一例を示す図である。 ハッシュサーチの検索画面の一例を示す図である。 端末装置200によって実行されるシート280の表示処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明のアプリケーションプログラム、情報処理システム、および情報処理方法の実施形態について説明する。説明の便宜上、アプリケーションプログラムは、現在地から目的地までの経路を示すナビアプリであるとして説明するが、後述する地図およびシートを表示するアプリケーションであればナビアプリ以外でも構わない。
<1.システム構成>
図1は、情報処理システム1の全体構成を示す図である。情報処理システム1は、情報処理装置100と、端末装置200とを備える。情報処理装置100および端末装置200は、ネットワークNWを介して通信する。ネットワークNWは、例えば、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)、インターネット、プロバイダ装置、無線基地局、専用回線などのうち一部または全部を含む。図1では、説明の便宜上、端末装置200と情報処理装置100とが独立して示されているが、以下で説明する情報処理装置100の機能の一部は、端末装置200が有してもよい。
端末装置200は、ユーザによって使用される、スマートフォンなどの携帯電話やタブレット端末などである。端末装置200は、情報処理装置100と連携するナビアプリ(ナビゲーションプログラム)271が起動されることで、ナビゲーション装置として機能する。なお、図1においては、1つの端末装置200のみが示されているが、複数の端末装置200がネットワークNWに接続されてよい。
情報処理装置100は、端末装置200に目的地までの経路を示す経路情報を提供するコンピュータである。情報処理装置100は、通信部110と、経路探索部120と、記憶部170とを備える。
通信部110は、ネットワークNWに接続するための通信インターフェースである。通信部110は、例えばネットワークインターフェースカードである。
経路探索部120は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。経路探索部120は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
記憶部170は、HDDやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)などである。記憶部170は、情報処理装置100がネットワークNWを介してアクセス可能なNAS(Network Attached Storage)装置であってもよい。記憶部170には、地図情報171、スポット情報172、および投稿情報173などの情報が格納される。なお、記憶部170には、これらの情報の他、雨雲や降水量などの情報を含む気象情報などについても格納されている。地図情報171、スポット情報172、および投稿情報173の詳細については後述する。
端末装置200は、通信部210と、表示部220と、操作部230と、測位部240と、制御部250と、記憶部270とを備える。
通信部210は、ネットワークNWに接続された無線基地局と無線通信を行う無線通信モジュールである。表示部220は、液晶表示装置などの表示装置である。操作部230は、ユーザからの操作指示を受け付ける装置である。なお、表示部220および操作部230は、タッチパネルディスプレイとして構成されてもよい。
測位部240は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機である。測位部240は、衛星から受信した電波に基づく測位を行って、端末装置200の位置(すなわちユーザの位置)を特定する。また、端末装置200は、通信部210が通信可能な無線基地局の位置から端末装置200の位置を推定してもよい。
制御部250は、CPU等のプロセッサが、記憶部270に記憶されたアプリケーションプログラムを実行することで実現される。なお、制御部250は、プロセッサがプログラムを実行するのと同様の機能を有するLSI、ASIC、およびFPGA等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
記憶部270は、例えば、RAMやROM、HDD、フラッシュメモリ、またはこれらのうち複数が組み合わされたハイブリッド型記憶装置などにより実現される。記憶部270には、ナビアプリ271およびユーザ情報272が格納されている。ナビアプリ271による処理およびユーザ情報272の詳細については後述する。
端末装置200は、定期的に(例えば数[sec]おきに)、測位部240によって特定された端末装置200の位置を現在地情報として情報処理装置100に送信する。また、端末装置200は、ユーザにより設定された目的地情報を情報処理装置100に送信し、情報処理装置100から経路情報を取得する。
図1において、情報処理装置100は、端末装置200からのリクエストに応じて経路探索を行い、経路情報を端末装置200に送信する。情報処理装置100の記憶部170に記憶されている地図情報171は、例えば、リンクの集合で道路を表現した情報である。
図2は、地図情報171の一例を示す図である。地図情報171は、リンクの両端座標、接続リンク、車線数などの情報が、リンクの識別情報であるリンクIDに対応付けられた情報である。
情報処理装置100は、地図情報171から、端末装置200から受信した端末装置200の位置を中心とした領域の地図情報(部分地図情報)を抽出し、抽出した部分地図情報を端末装置200に送信する。
端末装置200の制御部250は、情報処理装置100から受信した部分地図情報に対してリンクマッチング処理を行う。リンクマッチング処理とは、部分地図情報に含まれるリンクのうち、どのリンクに対応する道路に沿って端末装置200が移動しているか(すなわちユーザがどのリンクを移動しているか)を判定する処理である。従って、リンクマッチング処理によって、端末装置200の位置(ユーザの位置)が、いずれかのリンクに対応付けられる。リンクマッチング処理は、例えば、端末装置200の位置に最も近い位置にあるリンクを選択することを基本として、種々の要素を加味して行われる。端末装置200の制御部250は、情報処理装置100から受信した部分地図情報と、リンクマッチング処理の結果とに基づいてナビゲーション画面を生成する。また、制御部250は、生成したナビゲーション画面を表示部220に表示させる。
<2.ナビゲーション処理>
図3は、情報処理システム1によって行われるナビゲーション処理を示すシーケンス図である。まず、端末装置200の制御部250がナビアプリ271を起動し、操作部230がユーザによる目的地の設定を受け付ける(S1)。端末装置200は、測位部240によって特定された端末装置200の位置(以下、「現在地」)を示す現在地情報、目的地を示す目的地情報、およびユーザIDを、情報処理装置100に送信する(S2)。ユーザIDは、端末装置200を使用するユーザを識別するための識別情報であり、ユーザ情報272に含まれている。また、ユーザIDは、ユーザ認証によって取得される。
情報処理装置100の経路探索部120は、現在地情報および目的地情報と、地図情報171とを用いて経路探索を行う(S3)。通信部110は、探索結果として得られた経路情報と、端末装置200の現在地を中心とした領域の部分地図情報とを端末装置200に送信する(S4)。
端末装置200の制御部250は、現在地情報と部分地図情報に含まれるリンクとに対してリンクマッチング処理を行い、リンクマッチング処理の結果(以下、「リンクマッチング結果」)と、部分地図情報とに基づいてナビゲーション画面を生成する。制御部250は、生成したナビゲーション画面を表示部220に表示する(S5)。
端末装置200の通信部210は、定期的に、現在地情報およびリンクマッチング結果を情報処理装置100に送信する(S6)。情報処理装置100の通信部110は、端末装置200から受信した現在地情報に対応する部分地図情報を端末装置200に送信する(S7)。
このようにして、S5~S7の処理が繰り返し実行される。端末装置200の制御部250は、測位部240が特定した現在地に基づき、ユーザが目的地に到着したか否かを判定する。なお、端末装置200は、ユーザからの入力に基づいてユーザが目的地に到着したことを判定してもよい。
端末装置200の制御部250は、ユーザが目的地に到着したと判定した場合、目的地到着通知を情報処理装置100に送信する(S8)。情報処理装置100は、端末装置200から目的地到着通知を受信すると、図3に示される一連の動作を終了する。
<3.各種情報>
本実施形態の端末装置200は、地図だけでなく、ユーザに提供する情報を含むシートについても表示する。以下、シートを表示する際に使用される各種情報について説明する。
図4は、ユーザ情報272の一例を示す図である。ユーザ情報272は、端末装置200を使用するユーザに関する情報である。ユーザ情報272は、端末装置200の記憶部270に記憶されている。ユーザ情報272には、ユーザIDと、ユーザ名と、自宅位置と、職場位置と、検索履歴と、購入履歴と、予約履歴と、訪問履歴とが含まれる。
ユーザIDは、ユーザを識別するための識別情報である。ユーザ名は、ユーザの名称を示す情報である。自宅位置は、ユーザの自宅の位置を示す情報である。職場位置は、ユーザの職場の位置を示す情報である。これらの情報は、ユーザによってあらかじめ設定された情報である。
検索履歴は、マップ上のスポットの名称など、ユーザが検索した文字列の履歴に関する情報である。購入履歴は、公共交通機関(飛行機、新幹線など)のチケットなど、ユーザが購入した物品の購入履歴に関する情報である。予約履歴は、レストランの予約など、ユーザが行った予約の履歴に関する情報である。訪問履歴は、ユーザが訪れたことのある土地やスポットの履歴に関する情報である。
図5は、スポット情報172の一例を示す図である。スポット情報172は、情報処理装置100の記憶部170に記憶されている。スポット情報172は、地図上のスポット(店舗、駅、公園など)に関する情報である。スポット情報172には、スポットIDと、スポット名と、位置情報と、ジャンルと、スポット画像と、評価情報とが含まれる。
スポットIDは、スポットを識別するための識別情報である。スポット名は、スポットの名称を示す情報である。位置情報は、地図上におけるスポットの位置を示す情報である。ジャンルは、スポットのジャンル(カフェ、レストランなど)を示す情報である。スポット画像は、スポットの画像に関する情報である。例えば、スポット画像は、画像データのアドレスであってよい。評価情報は、ユーザがスポットに対して行った評価に関する情報である。例えば、ユーザは、5点満点でスポットに対して点数を付けてよく、評価情報は、複数のユーザがスポットに対して付けた点数の平均であってよい。
図6は、投稿情報173の一例を示す図である。投稿情報173は、情報処理装置100の記憶部170に記憶されている。投稿情報173は、ユーザが投稿した投稿の内容に関する情報である。投稿は、特定のスポットに関連付けて行われてもよく、位置情報に関連付けて行われてもよい。また、投稿は、テキストや画像を含んでよい。投稿情報173には、投稿IDと、ユーザIDと、スポットIDと、位置情報と、テキスト情報と、画像情報とが含まれる。
投稿IDは、投稿を識別するための識別情報である。ユーザIDは、投稿を行ったユーザを識別するための情報であり、ユーザ情報272に含まれるユーザIDと同様の情報である。スポットIDは、投稿が行われた対象のスポットを識別するための情報であり、スポット情報172に含まれるスポットIDと同様の情報である。位置情報は、投稿が行われた位置に関する情報である。ユーザがスポットに関連付けて投稿する場合、スポットIDが投稿情報173に含められるが、スポットが存在しない場所に関連付けて投稿する場合、位置情報が投稿情報173に含められることとなる。
テキスト情報は、ユーザによって投稿された投稿内容に含まれる文字情報である。画像情報は、ユーザによって投稿された投稿内容に含まれる画像に関する情報である。画像情報は、静止画であってもよいし、動画であってもよい。また、テキスト情報と画像情報の両方が投稿情報173に含まれてもよいし、テキスト情報と画像情報のうちのいずれか一方が投稿情報173に含まれてもよい。
<4.メイン画面>
図7は、ナビアプリ271のメイン画面の一例を示す図である。端末装置200の制御部250がナビアプリ271を記憶部270から読み出して実行すると、端末装置200の位置を中心とした地図293が表示部220に表示される。また、ユーザに提供する情報を含むシート280についても、地図293とともに表示部220に表示される。図7に示されるように、端末装置200は、表示部220の上部の第1領域291に地図293を表示し、表示部220の下部の第2領域292にシート280を表示する。
シート280は、第1カード表示領域281と、第2カード表示領域282と、検索領域283とを含む。検索領域283は、ユーザによって検索用の文字列が入力される領域である。検索領域283に検索用の文字列が入力されると、入力された文字列に関連する複数のスポットが地図293上に表示される。ユーザが複数のスポットのうちの一つを目的地として設定し、ルート案内を指示することで、図3で説明したナビゲーション処理が実行される。
第1カード表示領域281および第2カード表示領域282には、ユーザに提供する情報を選択するための複数のカードが表示される。ユーザは、第1カード表示領域281および第2カード表示領域282を指で左右にスワイプすることで、複数のカードをスクロールさせることができる。
ユーザは、第1カード表示領域281または第2カード表示領域282に表示された複数のカードのうちの一つを選択(タップ)することで、選択したカードに対応する情報を表示部220に表示させることができる。例えば、ユーザが第2カード表示領域282におけるおすすめ情報カード284を選択(タップ)すると、端末装置200は、現在地の周辺における人気スポットを含むおすすめ画面を表示部220に表示する。
図8は、おすすめ画面の一例を示す図である。おすすめ画面には、端末装置200の現在地を含む地域(図8の例では、◆◆県●●市)のおすすめスポットに関する情報が含まれる。端末装置200の現在地情報は、端末装置200の測位部240によって取得される。端末装置200は、現在地情報を情報処理装置100に送信する。情報処理装置100は、端末装置200から受信した現在地情報に基づき、端末装置200の現在地の周辺にあるスポットに関する情報を、スポット情報172から取得する。また、情報処理装置100は、端末装置200の現在地の周辺にあるおすすめスポットに関する情報を、端末装置200に送信する。例えば、情報処理装置100は、スポット情報172に含まれる評価情報の点数が高いものを、おすすめスポット情報として端末装置200に送信してよい。端末装置200は、情報処理装置100から受信したおすすめスポット情報を、表示部220上のおすすめ画面に表示する。
ユーザは、端末装置200の現在地の周辺にあるおすすめスポットに関する情報を、図8に示されるおすすめ画面から確認することができる。おすすめスポットに関する情報として、スポット画像、スポット名、評価情報、および現在地からの距離などが表示される。ユーザは、おすすめ画面を指で上下にスワイプすることで、おすすめ画面をスクロールさせることができる。おすすめ画面の上側に配置されている情報が、おすすめ画面に優先的に表示される。また、ユーザがおすすめ画面をスクロールさせることで、下側に配置されている情報が表示されることとなる。
なお、端末装置200は、ユーザ情報272に含まれる検索履歴に応じて、おすすめ画面に含まれる情報を並び替えてもよい。例えば、端末装置200は、ユーザ情報272を参照し、ユーザの検索頻度が高いジャンルの情報を、おすすめ画面に優先的に表示してもよい。具体的に、「焼肉」のジャンルについてのユーザの検索頻度が高い場合、端末装置200は、焼肉店に関するスポットをおすすめ画面に優先的に表示してよい。これによって、ユーザは、興味のあるジャンルのスポットに関する情報を効率的に把握することができる。
また、おすすめ画面には、端末装置200の現在地周辺のおすすめスポットに関する情報が含まれることとしたが、他の情報が含まれてもよい。例えば、端末装置200は、情報処理装置100から現在地(図8の例では、◆◆県●●市)周辺の気象情報を受信し、現在地の周辺に雨雲が存在する場合、現在地の周辺の雨雲レーダーをおすすめ画面に表示してもよい。すなわち、おすすめ画面には、端末装置200の現在地にいるユーザにとって有用な情報であれば、どのような情報が含まれてもよい。
このように、端末装置200は、端末装置200の現在地を含む地域のおすすめ情報を表示部220に表示する。ユーザはおすすめ画面を確認することで、その地域のおすすめスポットなどの情報を効率的に把握することができる。
図9は、第1カード表示領域281に表示される複数のカードの一例を示す図である。第1カード表示領域281には、ユーザの行動履歴に関連する複数のカードが表示される。例えば、ユーザの行動履歴は、検索履歴、購入履歴、予約履歴、または訪問履歴などであってよい。
図9に示されるように、第1カード表示領域281には、予約中のスポット(店舗)を表示するためのカード、最近検索したスポットを表示するためのカード、購入した物品(例えば、チケットなど)に関する情報を表示するためのカードなどが表示されてよい。また、第1カード表示領域281には、ユーザの自宅の位置や職場の位置を登録するためのカードが表示されてもよい。ユーザは、第1カード表示領域281を指で左右にスワイプすることで、複数のカードをスクロールさせることができる。
図10~図12は、第2カード表示領域282に表示される複数のカードの一例を示す図である。例えば、第2カード表示領域282に表示される複数のカードの各々は、現在地の周辺における人気スポットをおすすめ情報として表示するためのおすすめ情報カード284(図7)の他、現在地の周辺の特定のジャンルのスポットに関する情報を表示するためのスポットカード、目的地までのルートの案内を表示するためのルート案内カード、公共交通機関の時刻表を表示するための時刻表カード、公共交通機関の運行情報を表示するための運行情報カード、現在地の周辺の雨雲レーダーを表示するための雨雲カード、現在地の周辺の防犯に関する情報を表示するための防犯カード、または花火マップなどの特定のテーマに関するテーママップの一覧表示を指示するためのテーママップカードなどであってよい。
端末装置200は、第2カード表示領域282に表示される複数のカードの内容およびレイアウトを、現在の時刻、端末装置200の現在地、およびユーザ情報272(自宅位置、職場位置など)に基づいて決定する。例えば、端末装置200は、現在の時刻が朝、昼、夕方のいずれであるのか、端末装置200の現在地が自宅または職場の周辺であるのかなどに基づいて、第2カード表示領域282に表示される複数のカードの内容およびレイアウトを決定する。この点について、以下具体的に説明する。
図10は、端末装置200の現在地が自宅の周辺である場合に、第2カード表示領域282に表示される複数のカードの一例を示す図である。図10に示されるように、端末装置200が自宅の周辺に位置する場合、端末装置200は、朝、昼、夕方で複数のカードの配置を変更する。図10において左側に配置されているカードが、第2カード表示領域282に優先的に表示される。また、ユーザが第2カード表示領域282をスクロールさせることで、図10において右側に配置されているカードが表示されることとなる。
例えば、現在の時刻が朝である場合、ユーザはこれから出勤などで出かける可能性があると考えられる。このため、端末装置200は、ルート案内カード、時刻表カード、および運行情報カードを、第2カード表示領域282に優先的に表示する。
また、例えば、現在の時刻が昼である場合、ユーザはこれから昼食をとる可能性があると考えられる。このため、端末装置200は、現在地の周辺のランチやカフェなどのスポットを表示するためのスポットカードを、第2カード表示領域282に優先的に表示する。
また、例えば、現在の時刻が夕方である場合、ユーザはこれから夕食をとる可能性があると考えられる。このため、端末装置200は、現在地の周辺のレストランやカフェなどのスポットを表示するためのスポットカードを、第2カード表示領域282に優先的に表示する。
なお、端末装置200の現在地の周辺に雨雲が存在する場合、端末装置200は雨雲カードを第2カード表示領域282に優先的に表示してもよい。この場合、端末装置200は、情報処理装置100から気象情報を取得し、取得した気象情報に基づいて端末装置200の現在地の周辺に雨雲が存在するか否かを判定してもよい。
図11は、端末装置200の現在地が職場の周辺である場合に、第2カード表示領域282に表示される複数のカードの一例を示す図である。図11に示されるように、端末装置200の現在地が職場の周辺である場合においても、端末装置200は、朝、昼、夕方で複数のカードの配置を変更する。
図12は、端末装置200の現在地が自宅の周辺でも職場の周辺でもない場合に、第2カード表示領域282に表示される複数のカードの一例を示す図である。図12に示されるように、端末装置200の現在地が自宅の周辺でも職場の周辺でもない場合においても、端末装置200は、朝、昼、夕方で複数のカードの配置を変更する。
なお、端末装置200は、複数のカードのうち、ユーザによる使用頻度の高いカードをシート280に優先的に表示してもよい。例えば、端末装置200は、カード毎にユーザによって選択(タップ)された回数をカウントし、カウント数が高いカードを第2カード表示領域282に優先的に表示してもよい。
ただし、ナビアプリ271を起動するたびに複数のカードのレイアウトが変更されてしまうと、ユーザにとって不便な場合もある。このため、端末装置200は、複数のカードのうちの一つをユーザに指定させ、ユーザによって指定されたカードの並び順を、特定の位置に固定してもよい。例えば、端末装置200はカードの配置設定画面を表示部220に表示し、配置設定画面においてユーザによって指定されたカードの並び順を、ユーザによって指定された位置に固定してもよい。これによって、例えば、ルート案内カードを第2カード表示領域282の左端に常に配置するといったことが可能となる。
<5.おすすめ情報の通知画面>
図13は、おすすめ情報の通知画面の一例を示す図である。例えば、端末装置200は、端末装置200の現在地を含む地域にユーザが初めて訪れる場合に、その地域のおすすめ情報の通知画面を表示部220に表示する。端末装置200は、測位部240によって取得された現在地情報と、ユーザ情報272に含まれる訪問履歴に基づき、ユーザが現在地を含む地域(図13の例では、◆◆県●●市)に初めて訪れたか否かを判定する。端末装置200は、ユーザが現在地を含む地域に初めて訪れたと判定した場合、図13に示される通知画面を表示部220に表示する。
例えば、図13の通知画面においては、ユーザが現在地を含む地域(◆◆県●●市)に初めて訪れたことを通知するウィンドウ285が表示される。図13に示される例では、『「◆◆県●●市」にはじめて訪れました』などのメッセージがウィンドウ285に表示されている。ユーザがウィンドウ285をタップすると、端末装置200は、図8に示されるおすすめ画面を表示部220に表示する。ユーザはおすすめ画面を確認することで、初めて訪れる地域であっても、その地域のおすすめスポットなどの情報を効率的に把握することができる。
通知画面は、図13に示される例に限らない。例えば、端末装置200は、端末装置200の現在地を含む地域にユーザが久しぶりに訪れる場合に、その地域のおすすめ情報の通知画面を表示部220に表示してもよい。この場合、ウィンドウ285には、『「◆◆県●●市」に久しぶりに訪れました』などのメッセージが表示されてよい。
<5.地図表示画面>
ユーザが表示部220上で地図293を確認したい場合、前述の図7に示されるメイン画面においてシート280を指で下にスワイプする。これによって、地図293が表示される領域である第1領域291を広げることができる。第1領域291に表示される地図表示画面には、おすすめマップ、交通マップ、グルメマップなどのように、様々な種類の地図293を切り替えて表示することができる。
図14は、おすすめマップの一例を示す図である。おすすめマップには、地図293の種類を切り替えるための切り替えボタン286が表示されている。ユーザは、切り替えボタン286をタップすることにより、地図表示画面に表示される地図293の種類を切り替えることができる。例えば、ユーザが切り替えボタン286をタップすることにより「おすすめ」を選択すると、端末装置200はおすすめマップを表示する。
おすすめマップには、現在地周辺のおすすめスポットがアイコンで表示されている。おすすめマップに示されるおすすめスポットは、図8のおすすめ画面に含まれるおすすめスポットと同じであってもよい。ユーザがおすすめマップ上のアイコンをタップすると、端末装置200は、タップされたアイコンに対応するスポットの詳細画面を表示部220に表示する。例えば、スポットの詳細画面には、営業時間や公式サイトのアドレスなどのスポットの詳細情報や、ユーザの口コミが表示されてよい。
例えば、おすすめマップには、カフェやレストランなどの飲食店のスポットを示す飲食店アイコンが表示される。飲食店アイコンには、ケーキやコーヒーカップなどの絵が含まれるため、ユーザは、どのジャンルの飲食店であるのかを容易に把握することができる。また、おすすめマップには、イベントが開催されているスポットを示すイベントアイコンが表示される。ユーザは、イベントアイコンの位置を確認することで、イベントが開催されている位置を容易に把握することができる。また、おすすめマップには、家族や友人などの他のユーザと共有しているスポットを示す共有スポットアイコンが表示される。ユーザは、共有スポットアイコンの位置を確認することで、家族や友人などの他のユーザの興味のあるスポットの位置を容易に把握することができる。
図15は、交通マップの一例を示す図である。ユーザが切り替えボタン286をタップすることにより「交通」を選択すると、端末装置200は交通マップを表示する。
交通マップには、現在地周辺の交通機関に関するスポットなどがアイコンで表示されている。例えば、交通マップには、バス停アイコン、駅アイコン、駐輪場アイコン、および駐車場アイコンなどが表示される。ユーザは、これらのアイコンの位置を確認することで、バス停、駅、駐輪場、および駐車場などの位置を容易に把握することができる。
図16は、グルメマップの一例を示す図である。ユーザが切り替えボタン286をタップすることにより「グルメ」を選択すると、端末装置200はグルメマップを表示する。
グルメマップには、現在地周辺の飲食店に関するスポットなどがアイコンで表示されている。例えば、グルメマップには、カフェやレストランなどの店舗アイコンなどが表示される。ユーザは、これらのアイコンの位置を確認することで、カフェやレストランなどの店舗の位置を容易に把握することができる。
<6.ユーザ投稿>
図16の下部には、投稿ボタン287が表示されている。ユーザが投稿ボタン287をタップすると、端末装置200は、投稿画面を表示部220に表示する。ユーザが地図293上の複数のスポットのうちの一つを選択(タップ)して、投稿ボタン287をタップすると、端末装置200は、選択したスポットに対する口コミなどの投稿を行うための投稿画面を表示部220に表示する。投稿画面において、ユーザは、テキスト情報や画像情報を入力することができる。
端末装置200は、ユーザIDと、選択されたスポットのスポットIDと、投稿画面に入力されたテキスト情報および画像情報とを情報処理装置100に送信する。情報処理装置100は、端末装置200からユーザID、スポットID、テキスト情報、および画像情報を受信すると、この投稿を識別するための投稿IDを新たに発行する。その後、情報処理装置100は、投稿ID、ユーザID、スポットID、テキスト情報、および画像情報を、投稿情報173に追加する。
端末装置200は、スポットに対する投稿内容を、口コミとしてスポットの詳細画面に表示してよい。例えば、ユーザが地図293上に表示された複数のアイコンのうちの一つを選択(タップ)すると、端末装置200は、選択されたアイコンに対応するスポットの詳細画面を表示部220に表示してよい。また、端末装置200は、選択されたスポットに対応する投稿内容を情報処理装置100から受信して、スポットの詳細画面に口コミとして表示してもよい。
なお、ユーザは、スポットの存在しない場所に関連付けて投稿を行うこともできる。例えば、ユーザが地図293上の複数のスポットのいずれも選択(タップ)せずに、投稿ボタン287をタップすると、端末装置200は、現在地に対する口コミなどの投稿を行うための投稿画面を表示部220に表示する。投稿画面において、ユーザは、テキスト情報や画像情報を入力することができる。
端末装置200は、ユーザIDと、測位部240によって取得された現在地の位置情報(緯度、経度)と、投稿画面に入力されたテキスト情報および画像情報とを情報処理装置100に送信する。情報処理装置100は、端末装置200からユーザID、位置情報(緯度、経度)、テキスト情報、および画像情報を受信すると、この投稿を識別するための投稿IDを新たに発行する。その後、情報処理装置100は、投稿ID、ユーザID、位置情報(緯度、経度)、テキスト情報、および画像情報を、投稿情報173に追加する。
端末装置200は、位置情報(緯度、経度)に関連付けられた投稿内容を、地図293上に表示してよい。例えば、端末装置200は、地図293上において投稿された位置情報(緯度、経度)に対応する位置に、ユーザ投稿があることを示すピンを表示してよい。また、このピンがユーザに選択(タップ)されたことに応じて、端末装置200は、選択されたピンに対応する投稿内容を情報処理装置100から受信して表示部220に表示してもよい。
例えば、ユーザが登山を行う場合、山頂や休憩所などに関するスポットは地図293上に存在するものの、登山道の途中のビュースポットに関するスポットは地図293上に存在しない場合がある。このような場合であっても、ユーザは、ビュースポットで撮影した写真画像や「ここからの景色はすばらしい」といったテキストを含む情報を、現在地の位置情報(緯度、経度)に関連付けて投稿することができる。すなわち、本実施形態によれば、スポットが存在しない場合であっても、位置情報(緯度、経度)に関連付けてユーザ投稿を行うことができるため、スポットが存在しない場所の投稿内容を複数のユーザ間で共有することができる。
なお、ユーザの投稿内容は、アプリ上から検索することができる。検索の際には、ハッシュタグを用いて検索するハッシュサーチを行うこともできる。
図17は、ハッシュサーチの検索画面の一例を示す図である。例えば、ユーザが「#見晴らしが良い」および「#スピリチュアル」といったハッシュタグを検索領域283(図7)に入力して検索すると、図17に示されるハッシュサーチの検索画面が表示される。検索画面の上部には、端末装置200の現在地を中心とした地図293が表示されている。地図293上には、検索でヒットした投稿に対応するアイコンが表示されている。アイコンのサイズは、投稿に対する「いいね」の数が多いほど大きくしてよい。
また、地図293において、現在地から5kmおよび10kmの位置に同心円が描かれている。これによって、ユーザは、現在地からユーザ投稿が行われた位置までの大体の距離を容易に把握することができる。
検索画面の下部には、シート280が表示されている。シートには、ハッシュサーチでヒットした検索結果の画像の一覧が表示されている。ユーザが画像をタップすると、端末装置200は、タップされた画像に対応する投稿内容を表示部220に表示する。
なお、端末装置200は、検索結果として、ハッシュタグに関連するテーママップをシート280に表示してもよい。例えば、「#スピリチュアル」という検索ワードが入力された場合、端末装置200は、「◆◆県周辺スピリチュアルマップ」などのテーママップを検索結果としてシート280に表示してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、ハッシュタグを用いて検索するハッシュサーチを行うことができる。ハッシュサーチにおいては、位置情報(緯度、経度)に対応付けられた投稿を検索することができる。このため、本実施形態の端末装置200は、ユーザの気分や思いついたワードに対して適した検索結果を表示することができる。
<7.シートの表示処理>
図18は、端末装置200によって実行されるシート280の表示処理を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、端末装置200の制御部250がナビアプリ271を起動した後、一定時間ごとに繰り返し実行される。
まず、端末装置200は、情報処理装置100から地図情報を取得する(S10)。具体的に、端末装置200の制御部250は、通信部210を制御して地図情報要求を情報処理装置100に送信する。このとき、端末装置200は、端末装置200の位置を示す現在地情報についても、情報処理装置100に送信する。一方、情報処理装置100は、端末装置200から地図情報要求および現在地情報を受信すると、端末装置200の現在地を中心とした地図情報を記憶部170から読み出し、読み出した地図情報を端末装置200に送信する。これによって、端末装置200は、地図情報を取得することができる。
次に、端末装置200は、情報処理装置100から取得した地図情報を表示部220に表示する(S11)。その後、端末装置200は、ユーザの行動履歴を取得する(S12)。例えば、端末装置200の制御部250は、記憶部270からユーザ情報272を取得し、ユーザ情報272に含まれるユーザの行動履歴(検索履歴、購入履歴、予約履歴など)を取得する。
次に、端末装置200は、S12で取得したユーザの行動履歴に基づき、シート280の内容およびレイアウトを決定する(S13)。具体的に、端末装置200の制御部250は、ユーザの行動履歴に基づき、図7に示される第1カード表示領域281に表示される複数のカードの内容およびレイアウトを変化させる。
なお、ユーザの行動履歴は、ユーザが購入したチケットの購入履歴、ユーザが予約した店舗の予約履歴、およびユーザが検索した目的地までの経路の検索履歴のうちの少なくとも一つを含んでよい。
また、端末装置200は、ユーザの購入履歴に基づき、ユーザが購入したチケットに関連付けられた日時に応じて、複数のカードのレイアウトを決定してもよい。例えば、ユーザの購入履歴に公共交通機関のチケットが含まれる場合、公共交通機関名(例えば、新幹線など)と、移動区間(例えば、東京~新大阪など)と、出発時刻とをカードに表示する。また、チケットに関連付けられた日時(例えば、出発日時)が現在の日時に近いカードほど、第1カード表示領域281に優先的に表示する。これによって、ユーザの行動履歴(チケットの購入履歴)に応じて、ユーザに通知すべき情報の内容やレイアウトをダイナミックに変化させることができる。
また、端末装置200は、ユーザの予約履歴に基づき、ユーザが予約した店舗の予約日時に応じて、複数のカードのレイアウトを決定してもよい。例えば、ユーザの予約履歴にレストランの予約が含まれる場合、レストラン名と、予約日時とをカードに表示する。また、予約日時が現在の日時に近いカードほど、第1カード表示領域281に優先的に表示する。これによって、ユーザの行動履歴(店舗の予約履歴)に応じて、ユーザに通知すべき情報の内容やレイアウトをダイナミックに変化させることができる。
また、端末装置200は、ユーザの目的地までの経路の検索履歴に基づき、目的地の到着予定日時に応じて、複数のカードのレイアウトを決定してもよい。例えば、ユーザの検索履歴に目的地までの経路の検索が含まれる場合、目的地の名称と、到着予定日時とをカードに表示する。また、到着予定日時が現在の日時に近いカードほど、第1カード表示領域281に優先的に表示する。これによって、ユーザの行動履歴(目的地までの経路の検索履歴)に応じて、ユーザに通知すべき情報の内容やレイアウトをダイナミックに変化させることができる。
その後、端末装置200は、S13で決定された内容およびレイアウトに従って、シート280を地図293とともに表示部220に表示させる(S14)。具体的には、図7に示されるように、決定された内容およびレイアウトに従って、複数のカードがシート280中の第1カード表示領域281に表示される。これによって、ユーザの行動履歴に応じた適切な内容およびレイアウトで、複数のカードをシート280中に表示することができる。
以上説明したように、本実施形態のナビアプリ(アプリケーションプログラム)271は、端末装置200に、情報処理装置100から地図情報を取得させる処理と、地図情報に基づき、端末装置200の表示部220に地図293を表示させる処理と、端末装置200を所有するユーザの行動履歴に基づき、ユーザに提供する情報の内容およびレイアウトを決定させる処理と、決定された内容およびレイアウトに従って、ユーザに提供する情報を地図とともに表示部220に表示させる処理と、を実行させる。これによって、ユーザの行動履歴に応じてユーザに通知すべき情報の内容やレイアウトをダイナミックに変化させることができる。
なお、本実施形態では、地図293およびシート280を端末装置200に表示させるアプリケーションプログラムの例としてナビアプリ271について説明したが、地図293およびシート280を表示する機能を有するアプリであれば、どのようなアプリに本発明を適用しても構わない。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1 情報処理システム
100 情報処理装置
110 通信部(送信部)
170 記憶部
171 地図情報
172 スポット情報
173 投稿情報
200 端末装置
210 通信部
220 表示部
230 操作部
240 測位部
250 制御部
270 記憶部
271 ナビアプリ
272 ユーザ情報

Claims (9)

  1. 端末装置に、
    情報処理装置から地図情報を取得させる処理と、
    前記地図情報に基づき、前記端末装置の表示部に地図を表示させる処理と、
    前記端末装置を所有するユーザの行動履歴に基づき、前記ユーザに提供する情報の内容およびレイアウトを決定させる処理と、
    決定された前記内容および前記レイアウトに従って、前記ユーザに提供する情報を前記地図とともに前記表示部に表示させる処理と、
    を実行させるアプリケーションプログラム。
  2. 前記端末装置に、
    前記ユーザに提供する情報を選択するための複数のカードを含むシートを、前記表示部に表示させる処理を更に実行させる請求項1記載のアプリケーションプログラム。
  3. 前記端末装置に、
    前記ユーザの前記行動履歴に基づき、前記複数のカードの前記内容および前記レイアウトを決定させる処理を更に実行させる請求項2記載のアプリケーションプログラム。
  4. 前記行動履歴は、前記ユーザが購入したチケットの購入履歴、前記ユーザが予約した店舗の予約履歴、および前記ユーザが検索した目的地までの経路の検索履歴のうちの少なくとも一つを含む、請求項3記載のアプリケーションプログラム。
  5. 前記端末装置に、
    前記購入履歴に基づき、前記ユーザが購入したチケットに関連付けられた日時に応じて、前記複数のカードの前記レイアウトを決定させる処理を更に実行させる請求項4記載のアプリケーションプログラム。
  6. 前記端末装置に、
    前記予約履歴に基づき、前記ユーザが予約した店舗の予約日時に応じて、前記複数のカードの前記レイアウトを決定させる処理を更に実行させる請求項4記載のアプリケーションプログラム。
  7. 前記端末装置に、
    前記検索履歴に基づき、前記目的地の到着予定日時に応じて、前記複数のカードの前記レイアウトを決定させる処理を更に実行させる請求項4記載のアプリケーションプログラム。
  8. 請求項1から7のうちの何れか一項に記載のアプリケーションプログラムと、
    前記端末装置と通信可能な情報処理装置と、
    を備える情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記地図情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記地図情報を、前記端末装置に送信する送信部と、
    を備える情報処理システム。
  9. アプリケーションプログラムを実行する端末装置が、
    情報処理装置から地図情報を取得し、
    前記地図情報に基づき、前記端末装置の表示部に地図を表示し、
    前記端末装置を所有するユーザの行動履歴に基づき、前記ユーザに提供する情報の内容およびレイアウトを決定し、
    決定された前記内容および前記レイアウトに従って、前記ユーザに提供する情報を前記地図とともに前記表示部に表示する、
    情報処理方法。
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