JP2024075223A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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佳樹 村山
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Abstract

【課題】従来技術に比較して、変質したレジストの除去性を向上させることができる半導体装置の製造方法を提供する。【解決手段】本発明の半導体装置の製造方法は、プラズマガスを利用してレジスト膜を除去する半導体装置の製造方法において、フッ素系のガスを含まずに酸素系ガスのプラズマガスのみを用いて、不純物イオンが注入されたレジスト膜を除去するレジスト膜除去処理を実行する工程と、前記レジスト膜除去処理において、ウェハリフト昇降装置を用いて、前記半導体装置と加熱装置との距離を離隔することで、前記半導体装置のウェハ温度を下げて、変質したレジストの除去量を増大させる工程と、純水スクラブ洗浄法を用いて残存する前記レジスト膜を除去する工程と、含む。【選択図】図1C

Description

本発明は、例えばMOS型電界効果トランジスタなどの半導体装置の製造方法に関する。
半導体基板等の試料面のレジストをガスプラズマにより除去する技術としては、例えば、高周波放電により酸素ガスをプラズマ化し該ガスプラズマ中で試料面のレジストを灰化除去する技術や、マイクロ波放電による酸素ガスプラズマから活性粒子(ラジカル)を別室に輸送してレジストを灰化除去する技術や、更に、酸素ガスにフッ素を含むガス、例えば、四フッ化炭素ガスを添加したガスをプラズマ化して該ガスプラズマ中で、イオン注入等で硬化したレジストのアッシング速度を速めレジストを除去する技術が、既に知られている。
例えば、特許文献1では、以下のレジスト除去方法が開示されている。当該レジスト除去方法は、
(1)試料面のレジスト除去用のガスと前記レジストの除去を促進させると共に前記試料をエッチング可能なガスとを減圧下でプラズマ化する工程と、
(2)当該ガスプラズマで前記レジストを途中まで除去する工程と、
(3)前記レジスト除去促進用のガスのプラズマ化を停止し、前記レジスト除去用のガスのガスプラズマで前記残りのレジストを除去する工程と、
を有することを特徴としている。
また、例えば、特許文献2では、レジストパターンの下地層への悪影響を及ぼすことなくスカムを最適に除去する半導体装置の製造方法が開示されている。当該半導体装置の製造方法は、
(1)半導体基板の上に酸化膜を形成し、前記酸化膜上にフォトレジストを塗布し、前記フォトレジストを露光し、露光された前記フォトレジストを現像することにより前記フォトレジストに開口部を形成する工程と、
(2)前記フォトレジストをマスクとして、前記酸化膜を酸素プラズマ処理し、前記酸素プラズマ処理の後、前記酸化膜と前記フォトレジスト8に希釈フッ酸を供給する工程と、
(3)前記希釈フッ酸を供給する工程の後、前記フォトレジストをマスクとして前記酸化膜を通して前記半導体基板に一導電型不純物をイオン注入する工程と、
を有することを特徴としている。
特許第2644758号公報 特開2013-65594号公報
しかし、今までのMOS型電界効果トランジスタ形成を目的としたレジスト除去において、イオン注入等で硬化した除去の困難なレジストの除去を目的とした「酸素ガスにフッ素を含むガス、例えば、四フッ化炭素ガスを添加したレジストを除去する技術」では、以下の問題点があった。すなわち、ガスプラズマに露呈される試料面がシリコンあるいは酸化シリコンである場合、該当するシリコン基板やゲートのポリシリコン膜及びサイドウォールの酸化シリコン膜もフッ素を含むガスにてエッチングされるため、所望のトランジスタ構造が得られなくなる。
とりわけ、基板表面付近の不純物拡散を利用するトランジスタでは、ソース/ドレイン領域上の酸化シリコン膜がなくなると、熱処理時にアウトディフュージョン(外側への拡散)することで、所望のトランジスタ特性が得られなくなるという問題があった。また、一方で、試料面のエッチング量を低減させるようなプロセス条件にすると、高濃度注入時にレジストが変性することで除去性が低下し、残渣が発生するという問題があった。
本発明の目的は、従来技術に比較して、変質したレジストの除去性を向上させることができる半導体装置の製造方法を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、試料面のシリコンあるいは酸化シリコンをエッチングせずに、高濃度注入によって変性したレジストでも完全に除去することができる半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法は、
プラズマガスを利用してレジスト膜を除去する半導体装置の製造方法において、
フッ素系のガスを含まずに酸素系ガスのプラズマガスのみを用いて、不純物イオンが注入されたレジスト膜を除去するレジスト膜除去処理を実行する工程と、
前記レジスト膜除去処理において、ウェハリフト昇降装置を用いて、前記半導体装置と加熱装置との距離を離隔することで、前記半導体装置のウェハ温度を下げて、変質したレジストの除去量を増大させる工程と、
純水スクラブ洗浄法を用いて残存する前記レジスト膜を除去する工程と、
含む。
従って、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法によれば、変質したレジストの除去性を向上させることができる。また、試料面のシリコンあるいは酸化シリコンをエッチングせずに、高濃度注入によって変性したレジストでも完全に除去することができる。
実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第1の工程の縦断面図である。 実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第2の工程の縦断面図である。 実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第3の工程の縦断面図である。 実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第4の工程の縦断面図である。 実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第5の工程の縦断面図である。 実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第6の工程の縦断面図である。 実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第7の工程の縦断面図である。 従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第1の工程の縦断面図である。 従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第2の工程の縦断面図である。 従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第3の工程の縦断面図である。 従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第4の工程の縦断面図である。 従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第5の工程の縦断面図である。 従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す第6の工程の縦断面図である。 従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を用いたときのMOS型電界効果トランジスタの縦断面の写真である。 実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を用いたときのMOS型電界効果トランジスタの縦断面の写真である。 実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を用いたときのMOS型電界効果トランジスタの電気的特性の改善結果を示すドレイン電圧対ドレイン電流特性を示すグラフである。 従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法であるレジスト膜除去処理による酸化シリコン膜(OX)及び窒化シリコン膜(SiN)の膜減少量を示すグラフである。 従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法であるレジスト膜除去処理による酸化シリコン膜(OX)及び窒化シリコン膜(SiN)の膜減少量を示す表である。 実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法で用いる3点支持ピンによるウェハリフト昇降装置を示す写真である。 図7のウェハリフト昇降装置を用いたときのリフトアップ時のレジスト膜の膜減少量を示すグラフである。 図7のウェハリフト昇降装置を用いたときのリフトアップ時のレジスト膜の膜減少量を示す表である。 実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を用いたときのレジスト除去後の水洗による効果を示す水洗前の平面の写真である。 実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を用いたときのレジスト除去後の水洗による効果を示す水洗後の平面の写真である。
以下、本発明に係る実施形態及び変形例について図面を参照して説明する。なお、同一又は同様の構成要素については同一の符号を付している。
(発明者の知見)
図2A~図2Fは、従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す縦断面図であり、四フッ化炭素ガス(CF4)を含むプラズマを用いたプロセスガスを用いたレジスト除去について説明する図である。
図2Aのサイドウォール(SW)を形成する前において、半導体基板10上にゲート酸化シリコン膜13を形成した後、ポリシリコン電極14を形成し、レジスト膜16を形成する。次いで、図2Bにおいて、四フッ化炭素ガス(CF4)を含むプロセスガスを用いて半導体基板10の上側からレジスト膜16を等方性エッチングすると、図2Cに示すように、ポリシリコン電極14の側面がテーパー面14tとなる。
一方、図2Dに示すように、ポリシリコン電極14の側面の高温酸化シリコン膜(HTO)31及び窒化シリコン膜32のサイドウォール(SW)を形成した後において、図2Eのように、四フッ化炭素ガス(CF4)を含むプロセスガスを用いて半導体基板10の上側からレジスト膜33を等方性エッチングする。さらに、サイドウォール(SW)をエッチングし、半導体基板10をステップ形状でエッチングすると図2Fのようになる。
すなわち、図2A~図2Cのように、従来例に係る四フッ化炭素ガス(CF4)を添加したプロセスガスを使用してレジスト膜16の除去を行うと、レジスト膜16を等方性エッチングされることから、サイドウォール(SW)の形成前では、ポリシリコン電極14の電極上部も一部がエッチングされ、テーパー面14tが形成される。これに対して、サイドウォール(SW)の形成時には、図2D~図2Fのように、ゲート酸化シリコン膜13がエッチングされ、例えばSi基板である半導体基板10が露出した箇所10eについて、一部がエッチングされることや、レジスト膜33を等方性エッチングされることにより、サイドウォール(SW)の上部もエッチングされ細くなることがわかる。
図3は従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を用いたときのMOS型電界効果トランジスタの縦断面の写真である。図3において、ゲート幅W/ゲート長L=10μm/0.18μmのトランジスタの断面図から分かるように、四フッ化炭素ガス(CF4)を含むプロセスガスによるレジスト除去によって、トランジスタ形状に影響を与えていることが分かる。
本発明者らは、レジスト除去におけるプロセスガスを、四フッ化炭素ガス(CF4)などのフッ素を含まないガスで構成し、レジスト膜除去処理においてウェハリフト昇降装置を用いて、ウェハ温度を下げた状態とすることで変質したレジストの除去性を向上させ、さらにレジスト除去後に水洗処理を施すことで、試料面のシリコンあるいは酸化シリコンをエッチングせずに、高濃度注入によって変性したレジストでも完全に除去することができる知見を得た。
この知見に基づいて、本発明に係る実施形態は、例えば所定の半導体プロセスの、例えば1.8V系トランジスタ形成におけるレジスト除去工程に際して、以下の特徴を有する。すなわち、本実施形態は、例えば1.8V、3.3V、及び5V系トランジスタ形成プロセスのレジスト除去工程において、使用するプロセスガスを、四フッ化炭素ガス(CF4)などのフッ素を含まないガスで構成し、レジスト膜除去処理においてウェハリフトアップ機構を用い、ウェハ温度を下げてレジストの変質を抑制することで、レジスト除去性を向上させる。次いで、水洗処理を施すことで、高濃度注入によって変性したレジストでも完全に除去できる。さらに、レジスト除去時のエッチングダメージを低減することで、ポリシリコンのゲート電極の側部をオーバーエッチさせないことや、ソース/ドレイン領域上の酸化シリコン膜を残せるようになり、熱処理拡散時のアウトディフュージョンを抑制することができる。
(実施形態)
図1A~図1Gは実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を示す縦断面図である。実施形態では、図1A~図1Gを参照して、1.8V系半導体トランジスタ形成のための、プラズマガスを用いた製造プロセスについて以下に説明する。
図1Aにおいて、例えばSi基板などの半導体基板10において、PMOS型電界効果トランジスタ(以下、PMOSFETという。)とNMOS型電界効果トランジスタ(以下、NMOSFETという。)との各形成位置の中央部に、それぞれN型不純物イオン(例えばP又はAsであってドーズ量が例えば2×1012~1×1013ions/cm2)とP型不純物イオン(例えばB又はArであってドーズ量が例えば1×1013~5×1013ions/cm2)を注入することにより、N型ウェル(NW)11及びP型ウェル(PW)12を形成する。次いで、半導体基板10及びN型ウェル11、P型ウェル12上に、ゲート酸化シリコン膜13及びポリシリコン膜を形成した後、所定のエッチングによりポリシリコン電極14,15を形成する。
次いで、図1Bにおいて、LDD(Lightly Doped Drain)構造を形成するため、ポリシリコン電極上にレジスト膜16でカバーした後、N型ウェル11には、P型不純物イオン17(例えばB及びBF2、又はArであってドーズ量が例えば1×1015~5×1015ions/cm2)を注入し、P型ウェル12には、N型不純物イオン19(例えばP及びAsであってドーズ量が例えば1×1015~5×1015ions/cm2)を注入し、注入後にレジスト膜16の除去処理(NLDD層20及びPLDD層18でそれぞれ2回)を行った後、注入した不純物イオンを熱拡散させることで、それぞれNLDD層20及びPLDD層18を形成する。
ここで、レジスト膜16の除去処理は、図7のウェハリフト昇降装置を用いて実行する。図7は実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法で用いる3点支持ピンによるウェハリフト昇降装置を示す写真である。図7に示すように、半導体基板10は、加熱装置を下面に有する図7のウェハリフト昇降装置の上面に載置され、金属性の3点支持ピン構造(3点支持ピンがウェハの表面に対して垂直な方向(上下方向)で昇降可能な構造)によって、ウェハをリフトアップ(上昇)することにより、加熱装置の温調(加熱)ステージから半導体基板10のウェハを遠ざけ、半導体基板10と加熱装置との距離を増大させ離隔させる。これにより温調ステージ自体の温度を下げるよりも、短時間にウェハ温度を下げることが可能となる。また、ウェハをリフトダウン(下降)することにより、温調(加熱)ステージから半導体基板10のウェハに近づけて半導体基板10と加熱装置との間の距離を短くすることで、元の位置に戻すことができ、短時間に元のウェハ温度を上げることが可能となる。また、本実施形態では、レジスト膜16の除去処理を行った後、純水スクラブ洗浄法(図9を参照して後述)を用いて残存するレジスト膜16を除去する。
次いで、図1Cにおいて、P-構造及びN-構造を形成するため、ポリシリコン電極14,15上にそれぞれレジスト膜16Aでカバーした後、PLDD層18及びN型ウェル11には、P型不純物イオン21(例えばBF2又はArであってドーズ量が例えば1×1015~5×1015ions/cm2)を注入し、NLDD層20及びP型ウェル12には、N型不純物イオン19(例えばPであってドーズ量が例えば1×1015~5×1015ions/cm2)を注入する。注入後にレジスト膜16Aの除去処理(両側で合計2回)を行った後、注入した不純物イオンを熱拡散させることで、それぞれP-構造のP型拡散層22,22及びN-構造のN型拡散層24,24を形成する。
ここで、レジスト膜16Aの除去処理は、図7のウェハリフト昇降装置を用いて、図1Bのときと同様に実行する。
次いで、図1Dにおいて、高温酸化シリコン膜(HTO)31及び窒化シリコン膜(SiN)32を形成させた後、エッチングによってポリシリコン電極14の側部にサイドウォール(SW)を形成する。さらに、図1Eにおいて、N+及びP+構造を形成するため、ポリシリコン電極14及びP型ウェル12、N型ウェル11、P型拡散層22,22、並びにN型拡散層24,24の領域外側に、レジスト膜33をカバーした後に、P型拡散層22,22にはそれぞれP型不純物イオン34(例えばBであってドーズ量が例えば1×1015~5×1015ions/cm2)を注入し、N型拡散層24,24にはそれぞれN型不純物イオン37,37(例えばP,Asであってドーズ量が例えば1×1015~5×1015ions/cm2)を注入する。注入後にレジスト膜33の除去処理(両側の合計2回)を行った後に、注入した不純物イオンを熱拡散させることで、図1Fに示すように、
(1)ポリシリコン電極14にてなるゲート電極、P型拡散層35にてなるソース電極、及びP型拡散層36にてなるドレイン電極を有するPMOSFETと、
(2)ポリシリコン電極14にてなるゲート電極、N型拡散層38にてなるソース電極、及びN型拡散層39にてなるドレイン電極を有するNMOSFETと、
が形成される。
ここで、レジスト膜33の除去処理は、図7のウェハリフト昇降装置を用いて、図1Bのときと同様に実行する。
さらに、図1Gにおいて、半導体基板10上に所定の間隔を有して誘電体基板40が載置され、誘電体基板40の裏面に電極42,52,62,72が例えば並置して形成される一方、誘電体基板40の表面に電極44,54,64,74が例えば並置して形成される。ここで、電極42は接続導体43を介して電極44に接続され、電極52は接続導体53を介して電極54に接続され、電極62は接続導体63を介して電極64に接続され、電極72は接続導体73を介して電極74に接続される。
半導体基板10のPMOSFETにおいて、P型拡散層35にてなるソース電極は接続導体41を介して電極42に接続され、P型拡散層36にてなるドレイン電極は接続導体51を介して電極52に接続される。また、半導体基板10のNMOSFETにおいて、N型拡散層38にてなるソース電極は接続導体61を介して電極62に接続され、N型拡散層39にてなるドレイン電極は接続導体71を介して電極72に接続される。
以上のゲート形成プロセスにおいて、注入されたレジスト膜16,16A,33を除去する工程は、合計6回存在する。不純物イオンの注入によってレジスト膜16,16A,33は変性する。とりわけ、不純物イオンとして例えばBF2による変性が大きく、従来例では、四フッ化炭素ガス(CF4)を添加したプロセスガスを使用することで、レジスト除去性を高めていた。これに対して、実施形態では、四フッ化炭素ガス(CF4)を添加しないプロセスガスを使用することで、以下の作用効果を有する。
以下、上述の製造プロセスで製造した実施形態に係るMOSFETを試作して実施例として示す。
図3は従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を用いたときのMOS型電界効果トランジスタの縦断面の写真である。また、図4は実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を用いたときのMOS型電界効果トランジスタの縦断面の写真である。
従来例に係る図3の断面図と、実施形態に係る図4の断面図とを比較することで、実施形態では、ゲート幅W/ゲート長L=10μm/0.18μmのトランジスタの断面図から、本実施形態が従来例に比較して、トランジスタ形状が改善している。すなわち、図4の実施形態では、従来例の図3のプロセスによるトランジスタ断面形状と比較して、ポリシリコン電極のテーパーが小さくなり、サイドウォール(SW)幅が厚くなっており、半導体基板の掘れもなくなっていることがわかる。
図5は実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を用いたときのMOS型電界効果トランジスタの電気的特性の改善結果を示すドレイン電圧対ドレイン電流特性を示すグラフである。
図4で示したトランジスタ断面形状から明らかなように、サイドウォール(SW)のテーパーが小さくなったことで、MOSFETの実効ゲート長が長くなることから、飽和ドレイン電流Idsatに影響を与え、図5に示すように、RonA特性(MOSFETのオン時のドレイン電圧に対するドレイン電流特性)が改善し、ドレイン電流を大幅に増大している。
また、サイドウォール(SW)の幅が厚くなることで、N型不純物イオン(N+)を注入したときにサイドウォール(SW)の直下のN-領域のN型拡散層をカバーでき、耐圧や信頼性を向上させることができる。さらに、半導体基板の掘れを無くすことで、リーク源となり得るSi欠陥の発生を抑制できる。その結果、ゲート幅W/ゲート長L=10μm/0.18μmのトランジスタのId-Vd特性(図5)から分かるように、本実施形態により、RonA特性が大幅に向上している。
従来例に係る四フッ化炭素ガス(CF4)を含むプロセスガスと、本実施形態に係るプロセスガスにより作製したトランジスタのオン時抵抗Ronは、Vg=1.8V、Vd=0.1Vの場合、それぞれ、119.5Ωと82.7Ωであり、本実施形態により、約31%の低減が得られている。
図6Aは従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法であるレジスト膜除去処理による酸化シリコン膜(OX)及び窒化シリコン膜(SiN)の膜減少量を示すグラフである。また、図6Bは従来例に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法であるレジスト膜除去処理による酸化シリコン膜(OX)及び窒化シリコン膜(SiN)の膜減少量を示す表である。
図6A及び図6Bから明らかなように、(O2+CF4)のプロセスガスを用いた処理時間を15秒から36秒まで長くすることで、酸化シリコン膜(OX)では面内平均で0.9Åから14.2Åに膜減少量が増加する。これは、CF4ガスは、プラズマ中で、フッ素ラジカルが生成され(CF4+e-→CF3+F)、シリコンと反応することから(Si+4F→SiF4)、例えばSi基板である半導体基板をエッチングするためである。
また、窒化シリコン膜(SiN)は面内平均で3.5Åから11.7Åに膜減少量が増加する。これは、窒化シリコン膜(SiN)は、四フッ化炭素ガス(CF4)添加のガスにより、SiとFが反応することで、エッチングするためである(SiN+CFX++H+→SiFX↑+NHX↑+HCN↑+NHXF↑)。なお、酸素ガス(O2)のみでは、酸化シリコン膜(OX)及び窒化シリコン膜(SiN)ともに、210秒処理でも膜減りは無い。
図8Aは図7のウェハリフト昇降装置を用いたときのリフトアップ時のレジスト膜の膜減少量を示すグラフである。また、図8Bは図7のウェハリフト昇降装置を用いたときのリフトアップ時のレジスト膜の膜減少量を示す表である。すなわち、図8A及び図8Bでは、ウェハリフトアップ時のレジスト膜減少量の処理時間に対する依存について説明する図である。
図8A及び図8Bに示すように、ウェハリフト昇降装置を用いて、O2のみのプロセスガスで、10秒及び30秒間処理すると、レジスト膜減少量の平均は、それぞれ、412.0Å及び571.3Åであった。この結果より、直線近似を行うと次式(1)で近似できる。
膜減少量y=8.0×時間x(秒)+332.3 (1)
60秒では、y=8×60+332.3=812.3Å/分となる。
また、ウェハリフト昇降装置を用いてピンダウン時のレジスト膜減少量は、1分間で約65000Åであり、エッチングレートは、リフトアップすることによって、約0.4%まで大きく低下する。また、レジスト変性の程度に応じてウェハリフトアップ時間を設定することで、イオン注入等で変質(硬化)した除去の困難なレジスト層の除去が可能となる。
図9Aは実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を用いたときのレジスト除去後の水洗による効果を示す水洗前の平面の写真である。また、図9Bは実施形態に係るMOS型電界効果トランジスタの製造方法を用いたときのレジスト除去後の水洗による効果を示す水洗後の平面の写真である。すなわち、図9A及び図9Bは、レジスト膜除去後の水洗による効果について説明する図である。
図9Aに示すように、O2ガスのみでのレジスト除去後は、イオン注入時の不純物とレジストとの化合物が一部で残存する。その後、オゾンプラズマ処理や薬液を使用することなく、水洗を追加することのみで、図9Bに示すように化合物は容易に除去することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、所定の半導体プロセスにおいて、1.8V、3.3V、及び5V系などのトランジスタ特性の駆動能力を向上することができる。すなわち、例えば1.8V、3.3V、及び5V系トランジスタ形成において、レジスト除去の際に使用しているプロセスガスを、四フッ化炭素ガス(CF4)などのフッ素を含まないガスで構成し、レジスト膜除去処理においてウェハリフトアップ機構等を用い、ウェハ温度を下げた状態とすることで変質したレジストの除去性を向上させ、その後に水洗処理を施すことで、レジスト除去以外のエッチングダメージを低減し、ソース/ドレイン領域上の酸化シリコン膜を残せるようになり、熱処理時のアウトディフュージョンを抑制することができるとともに、高濃度注入によって変性したレジストでも完全に除去することができる。
(実施形態のまとめ及び効果)
本発明に係る実施形態の、例えばMOSFETのための半導体装置の製造方法は、
プラズマガスを利用してレジスト膜を除去する半導体装置の製造方法において、
フッ素系のガスを含まずに酸素系ガスのプラズマガスのみを用いて、不純物イオンが注入されたレジスト膜を除去するレジスト膜除去処理を実行する工程と、
前記レジスト膜除去処理において、ウェハリフト昇降装置を用いて、前記半導体装置と加熱装置との距離を離隔することで、前記半導体装置のウェハ温度を下げて、変質したレジストの除去量を増大させる工程と、
純水スクラブ洗浄法を用いて残存する前記レジスト膜を除去する工程と、
含むことを特徴としている。
これにより、変質したレジストの除去性を向上させることができる。また、試料面のシリコンあるいは酸化シリコンをエッチングせずに、高濃度注入によって変性したレジストでも完全に除去することができる。
また、前記半導体装置の製造方法において、前記レジスト膜除去処理は、ソースまたはドレイン領域上にシリコンを含む酸化膜が残存するように、前記レジスト膜を除去することを含む。これにより、NLDD層、PLDD層、N-構造のN型拡散層、及びP-構造のP型拡散層の領域への不純物イオンの注入後の熱拡散時のアウトディフュージョンを抑制することができる。
さらに、前記半導体装置の製造方法において、前記酸素系ガスを含むプラズマガスは、酸素系ガス及び窒素系ガスのみを含む。これにより、他の元素を含めず酸素及び窒素元素のプラズマにすることで、不要な反応生成物をなくし、残渣発生を抑制することができる。
またさらに、前記半導体装置の製造方法において、前記純水スクラブ洗浄法を用いて残存する前記レジスト膜を除去する工程は、CO2を添加した純水を用いて前記レジスト膜を除去することを含む。これにより、純水スクラブ洗浄法による洗浄時の帯電を抑制し、トランジスタの静電破壊を防ぐことができる。
また、前記半導体装置の製造方法において、前記不純物イオンは、BF2、P、B、As、又はArを含む。これにより、上記の不純物イオンの種類は、トランジスタ形成において必要であり、かつ、レジスト膜を変性させるため、本実施形態の作用効果をさらに改善できる。
さらに、前記半導体装置の製造方法において、ウェハリフト昇降装置を用いて、前記半導体装置と加熱装置との距離を離隔する工程は、前記ウェハリフト昇降装置を用いて、前記半導体装置のウェハ温度を下げた状態で、前記酸素系ガスを含むプラズマを利用してレジスト除去した後、前記ウェハリフト昇降装置を用いて、リフトダウンすることで、前記半導体装置と前記加熱装置との間の距離を短くして、前記半導体装置のウェハ温度を上げた状態で、前記プラズマを用いてレジスト膜を除去する。これにより、リフトアップで、ウェハ表面温度を下げるとレジストのエッチングレートが下がり、処理時間が長くなるのを、その後、リフトダウンによりウェハ表面温度を上げることで、エッチングレートを上げて処理時間を短縮することができ、レジスト変性の程度に応じて、処理時間とレジスト除去効率の最適化を行うことができる。
またさらに、前記半導体装置の製造方法において、前記半導体装置は、例えば、MOS型電界効果トランジスタである。ここで、好ましい製造条件は以下の通りである。
前記ウェハリフト昇降装置を用いてリフトアップした状態の処理時間は120秒であり、
前記リフトダウンした状態の処理時間は90秒であり、
前記プラズマガスを発生させるプラズマ発生装置のマイクロ波パワーは840Wであり、
前記加熱装置のステージ温度は250°Cであり、
前記酸素系ガスを含むプラズマガスのガス流量は3750sccmであり、
前記半導体装置の製造装置の処理チャンバー内の圧力は1.1Torrである。
これにより、良好なMOS電界効果トランジスタの形状を得ることができる。
(特許文献1との相違点)
特許文献1には、試料面のシリコンあるいは酸化シリコンをエッチングせずに、レジストのみを除去する目的で、試料面のレジスト除去用のガスとレジスト除去を促進させると共に前記試料をエッチング可能なガスとを減圧下でプラズマ化する工程と、ガスプラズマでレジストを除去する工程と、レジストの除去の終点時または除去終点直前にレジスト除去促進用のガスのプラズマ化を停止しレジスト除去用のガスのガスプラズマでオーバーエッチングをする工程を有することを特徴とする製造方法が開示されている。
本実施形態とは確かに試料面のシリコンあるいは酸化シリコンをエッチングせずに、レジストのみを除去するという点では似ている点がある。しかし、上述した高濃度注入により変性したレジスト膜の残渣が発生するという問題は解消できていない。
(特許文献2との相違点)
特許文献2には、レジストパターンの下地層への悪影響を及ぼすことなくレジスト残渣を最適に除去する目的で、レジストをマスクとして酸素プラズマ処理する工程と、酸素プラズマ処理の後、酸化シリコンとレジストを希釈フッ酸で処理した後に、レジストをマスクとして酸化シリコンを通して、半導体基板に不純物をイオン注入することを特徴とする製造方法が開示されている。
本実施形態とは確かにフッ素を含まない酸素系ガスのプラズマをレジスト照射した後、レジスト残渣をウェット処理によって除去するという点では似ている点がある。しかし、希釈フッ酸を用いてウェット処理するため、酸化シリコンがエッチングされるという問題は解消できていない。
以上詳述したように、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法によれば、変質したレジストの除去性を向上させることができる。また、試料面のシリコンあるいは酸化シリコンをエッチングせずに、高濃度注入によって変性したレジストでも完全に除去することができる。
10 半導体基板
11 N型ウェル
12 P型ウェル
13 ゲート酸化シリコン膜
14,15 ポリシリコン電極
16,16A レジスト膜
17 P型不純物イオン
19 N型不純物イオン
18 PLDD層
20 NLDD層
21 P型不純物イオン
22 P型拡散層
23 N型不純物イオン
24 N型拡散層
31 高温酸化シリコン膜(HTO)
32 窒化シリコン膜
33 レジスト膜
34 P型不純物イオン
35,36 P型拡散層
37 N型不純物イオン
38,39 N型拡散層
40 誘電体基板
41,51,61,71 接続導体
42,52,62,72 電極
43,53,63,73 接続導体
44,54,64,74 電極

Claims (8)

  1. プラズマガスを利用してレジスト膜を除去する半導体装置の製造方法において、
    フッ素系のガスを含まずに酸素系ガスのプラズマガスのみを用いて、不純物イオンが注入されたレジスト膜を除去するレジスト膜除去処理を実行する工程と、
    前記レジスト膜除去処理において、ウェハリフト昇降装置を用いて、前記半導体装置と加熱装置との距離を離隔することで、前記半導体装置のウェハ温度を下げて、変質したレジストの除去量を増大させる工程と、
    純水スクラブ洗浄法を用いて残存する前記レジスト膜を除去する工程と、
    含む半導体装置の製造方法。
  2. 前記レジスト膜除去処理は、ソースまたはドレイン領域上にシリコンを含む酸化膜が残存するように、前記レジスト膜を除去することを含む、
    請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記酸素系ガスを含むプラズマガスは、酸素系ガス及び窒素系ガスのみを含む、
    請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記純水スクラブ洗浄法を用いて残存する前記レジスト膜を除去する工程は、
    CO2を添加した純水を用いて前記レジスト膜を除去することを含む、
    請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記不純物イオンは、BF2、P、B、As、又はArを含む、
    請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  6. ウェハリフト昇降装置を用いて、前記半導体装置と加熱装置との距離を離隔する工程は、
    前記ウェハリフト昇降装置を用いて、前記半導体装置のウェハ温度を下げた状態で、前記酸素系ガスを含むプラズマを利用してレジスト除去した後、前記ウェハリフト昇降装置を用いて、リフトダウンすることで、前記半導体装置と前記加熱装置との間の距離を短くして、前記半導体装置のウェハ温度を上げた状態で、前記プラズマを用いてレジスト膜を除去する、
    請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記半導体装置は、MOS型電界効果トランジスタである、
    請求項1~6のうちのいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記半導体装置は、MOS型電界効果トランジスタであり、
    前記ウェハリフト昇降装置を用いてリフトアップした状態の処理時間は120秒であり、
    前記リフトダウンした状態の処理時間は90秒であり、
    前記プラズマガスを発生させるプラズマ発生装置のマイクロ波パワーは840Wであり、
    前記加熱装置のステージ温度は250°Cであり、
    前記酸素系ガスを含むプラズマガスのガス流量は3750sccmであり、
    前記半導体装置の製造装置の処理チャンバー内の圧力は1.1Torrである、
    請求項6記載の半導体装置の製造方法。
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