JP2024072008A - 表示方法、情報処理システム、機器管理システム、及び、通信方法 - Google Patents

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真人 岩井
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Abstract

【課題】ユーザの権限の有無に応じた表示画面を表示することができる表示方法を提供する。【解決手段】表示方法は、1以上の施設90に設けられた機器を管理する機器管理システム20と通信可能な情報端末30が実行する表示方法である。表示方法は、情報端末30のユーザの権限の有無に応じた表示画面を情報端末30が有する表示部32に表示する表示ステップを含み、権限の有無には、管理者権限の有無、及び、機器の制御権限の有無が含まれる。【選択図】図1

Description

本発明は、機器管理システムに関連する表示方法等に関する。
管理対象の施設である建築物(例えばビル)における空調系統、照明系統、コンセント系統の各種電力系統毎に消費電力を推定して人に認識可能に表示を行う電力管理システムが知られている。電力管理システムにおいては、電力監視装置に、ネットワーク回線を介してPAC空調機、入退室管理システム、照明制御システムが接続されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-120108号公報
本発明は、ユーザの権限の有無に応じた表示画面を表示することができる表示方法等を提供する。
本発明の一態様に係る表示方法は、1以上の施設に設けられた機器を管理する機器管理システムと通信可能な情報端末が実行する表示方法であって、前記情報端末のユーザの権限の有無に応じた表示画面を前記情報端末が有する表示部に表示する表示ステップを含み、前記権限の有無には、管理者権限の有無、及び、前記機器の制御権限の有無が含まれる。
本発明の一態様に係るプログラムは、前記表示方法を前記情報端末に実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様に係る情報処理システムは、1以上の施設に設けられた機器を管理する機器管理システムと通信可能な情報処理システムであって、表示部と、前記情報処理システムのユーザの権限の有無に応じた表示画面を前記表示部に表示する情報処理部とを備え、前記権限の有無には、管理者権限の有無、及び、前記機器の制御権限の有無が含まれる。
本発明の一態様に係る機器管理システムは、1以上の施設に設けられた機器を管理する機器管理システムであって、表示部を有する情報端末と通信する通信部を備え、前記通信部は、前記情報端末のユーザの権限の有無に応じた表示画面を前記表示部に表示するための情報を前記情報端末へ送信し、前記権限の有無には、管理者権限の有無、及び、前記機器の制御権限の有無が含まれる。
本発明の一態様に係る通信方法は、1以上の施設に設けられた機器を管理するコンピュータシステムであって、表示部を有する情報端末と通信可能なコンピュータシステムによって実行される通信方法であって、前記情報端末のユーザの権限の有無に応じた表示画面を前記表示部に表示するための情報を前記情報端末へ送信するステップを含み、前記権限の有無には、管理者権限の有無、及び、前記機器の制御権限の有無が含まれる。
本発明の一態様に係るプログラムは、前記通信方法を前記コンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
本発明の表示方法等は、ユーザの権限の有無に応じた表示画面を表示することができる。
図1は、実施の形態に係る表示システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、警報の一覧画面の一例を示す図である。 図3は、登録情報の一例を示す図である。 図4は、実施の形態に係る表示システムの動作例1のシーケンス図である。 図5は、拠点一覧画面の一例を示す図である。 図6は、実施の形態に係る表示システムの動作例2のシーケンス図である。 図7は、ユーザが管理者権限を有していない場合に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。 図8は、ユーザが管理者権限を有している場合に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。 図9は、管理画面の一例を示す図である。 図10は、個人の権限の有無を示す画面がポップアップ表示された管理画面の一例を示す図である。 図11は、ユーザが制御権限を有していない場合に表示される、機器の状態表示画面の一例である。 図12は、ユーザが制御権限を有している場合に表示される、機器の状態表示画面の一例を示す図である。 図13は、複数のユーザの拠点権限を拠点ごとに設定するための設定画面の一例を示す図である。 図14は、変形例に係る表示システムの機能構成を示すブロック図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る表示システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る表示システムの機能構成を示すブロック図である。
表示システム10は、複数の施設90のそれぞれに設けられた機器に関する情報を情報端末30に表示することができるシステムである。施設90は、例えば、商業施設またはオフィス等として使用される、数フロアからなる大規模なビル(非住宅の施設)である。なお、施設90は、病院または工場等の他の非住宅の施設であってもよいし、住宅(戸建て住宅または集合住宅)であってもよい。表示システム10は、具体的には、機器管理システム20と、複数の情報端末30とを備える。なお、複数の情報端末30の数は特に限定されない。表示システム10は、情報端末30を少なくとも1つ備えればよい。
機器管理システム20は、複数の施設90のそれぞれに設けられた機器の制御、及び、当該機器の監視等を行うシステムである。機器管理システム20は、複数の施設90のそれぞれに、複数の照明機器21と、複数の空調機器22と、複数の計測機器23と、制御装置24と、ゲートウェイ装置25とを備える。また、機器管理システム20は、複数の施設90外に、サーバシステム26を備える。
このように、複数の照明機器21、複数の空調機器22、複数の計測機器23、制御装置24、及び、ゲートウェイ装置25は、施設90に設けられ、サーバシステム26は、施設90外に設けられる。施設90に設けられた、とは、施設90の敷地内に設けられたと言い換えることができる。施設90を建築物としてとらえた場合、施設90に設けられた機器には、当該建築物内に設けられた機器だけでなく、当該建築物外に設けられた機器が含まれる場合がある。
照明機器21、空調機器22、及び、計測機器23のそれぞれは、施設90に設けられた機器の一例である。照明機器21は、施設90内の空間を照らす機器であり、空調機器22は、温度調整された空気を送出することにより施設90内の空間の温度を調整する機器である。計測機器23は、施設90内のエネルギー消費量(電力量)を計測する機器である。計測機器23は、センサ(センシング機器)であってもよい。具体的には、計測機器23は、施設90内の所定の領域の人の有無、人数等の人の状態、温度、湿度、明るさ等の環境の状態等の空間の状態をセンシングする機器であってもよい。なお、機器管理システム20が備える、照明機器21、空調機器22、及び、計測機器23の数は特に限定されない。
制御装置24は、施設90に設けられた機器の制御、及び、当該機器の監視等を行う装置であり、ゲートウェイ装置25を介してサーバシステム26と通信を行うことができる。機器の制御とは、機器のオン及びオフ、並びに、機器の設定変更などである。また、制御装置24は、施設90内に設けられた機器の異常等の発生(以下、警報の発生とも記載される)を、ゲートウェイ装置25を介してサーバシステム26へ通知することができる。
なお、以下では、便宜上、機器管理システム20が備える1つの制御装置24が、照明機器21、空調機器22、及び、計測機器23の3種類の機器を管理するものとして説明が行われるが、機器管理システム20は、複数の制御装置24を備えてもよい。例えば、機器管理システム20は、機器の種類ごとに制御装置24を備えてもよい。
ゲートウェイ装置25は、制御装置24が、サーバシステム26と、インターネットなどの広域通信ネットワークを通じて通信するための通信装置である。
サーバシステム26は、複数の施設90のそれぞれに設けられた機器に関する警報の一覧画面を情報端末30に表示するための情報処理を行うシステムであり、1つまたは複数のWebサーバ(クラウドサーバ)によって実現される。図2は、警報の一覧画面の一例を示す図である。サーバシステム26は、具体的には、通信部27、情報処理部28、及び、記憶部29を備える。
通信部27は、サーバシステム26が、制御装置24及び情報端末30と通信するための通信回路である。通信部27は、例えば、広域通信ネットワークを用いた通信を行う。この通信は、有線通信であってもよいし無線通信であってもよい。
情報処理部28は、上述の警報の一覧画面を情報端末30に表示するための情報処理を行う。この情報処理は、例えば、表示画面情報を情報端末30へ提供(送信)する処理などである。情報処理部28は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。情報処理部28の機能は、例えば、情報処理部28を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサ等が記憶部29に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。
記憶部29は、情報処理部28が行う情報処理に必要な情報、及び、情報処理部28が実行するコンピュータプログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部29は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)によって実現されるが、半導体メモリなどによって実現されてもよい。
情報端末30は、上述の警報の一覧画面が表示される情報端末である。情報端末30は、例えば、スマートフォンまたはタブレット端末などの携帯型の情報端末であるが、パーソナルコンピュータなどの据え置き型の情報端末であってもよい。情報端末30のユーザとしては、施設90に設けられた機器に関する警報が発生したときに、警報の対象となる機器の設置場所へ赴き、現地作業を行う現地作業者を想定している。情報端末30は、操作受付部31と、表示部32と、通信部33と、情報処理部34と、記憶部35とを備える。
操作受付部31は、ユーザの操作を受け付ける。操作受付部31は、例えば、タッチパネルによって実現される。情報端末30が据え置き型の情報端末である場合、操作受付部31は、マウスまたはキーボードなどによって実現される。
表示部32は、上述の警報の一覧画面などの各種表示画面を表示する。表示部32は、液晶パネルまたは有機ELパネルなどの表示パネルによって実現される。
通信部33は、情報端末30がサーバシステム26と通信するための通信回路である。通信部33は、例えば、移動体通信ネットワークを用いた無線通信を行う。
情報処理部34は、ユーザの操作に応じて各種表示画面を表示するための表示処理などを行う。情報処理部34は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。情報処理部34の機能は、例えば、情報処理部34を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサ等が記憶部35に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。
記憶部35は、上記表示処理に必要な情報が記憶される記憶装置である。記憶部35に記憶される情報には、情報処理部34が実行するコンピュータプログラムが含まれる。コンピュータプログラムは、例えば、ユーザによってあらかじめ記憶部35にインストールされる、表示システム10の専用のアプリケーションプログラムである。記憶部35は、例えば、半導体メモリなどによって実現される。
なお、情報端末30にアプリケーションプログラムをインストールした後には、ユーザ登録が行われる。ユーザ登録の結果、サーバシステム26には、図2の警報の一覧画面を共有する1人以上のユーザに関する情報が登録情報として記憶される。図3は、サーバシステム26の記憶部29に記憶される登録情報の一例を示す図である。登録情報においては、インストールされたアプリケーションプログラムのID及びユーザ名などが対応付けられている。なお、以下の実施の形態では、アプリケーションプログラムをアプリと省略して記載し、アプリケーションプログラムのIDをアプリIDと省略して記載する。登録情報においては、権限が対応付けられていてもよく、図3の例では、管理者権限の有無、機器の制御権限の有無、及び、拠点(施設90)に関する情報へのアクセス権限の有無が対応付けられている。
[動作例1:警報の一覧画面の表示]
以下、表示システム10によって行われる、警報の一覧画面(図2)を表示するための動作例1について説明する。図4は、表示システム10の動作例1のシーケンス図である。なお、以下では、サーバシステム26は、ある施設90に設けられた1つの制御装置24と通信を行う例について説明されるが、サーバシステム26は、他の施設90に設けられた制御装置24に対しても同様の動作を行うことができる。また、図4のシーケンス図においては、ゲートウェイ装置25の図示が省略されている。
制御装置24は、制御装置24に通信接続された、照明機器21、空調機器22、及び、計測機器23などの機器の状態を管理しており、機器に異常が発生した(以下、警報が発生したとも記載される)と判定すると、警報発生通知を(ゲートウェイ装置25を介して)サーバシステム26へ送信する(S11)。
機器のどのような状態を機器に警報が発生したと判定するかの判定条件については、あらかじめ制御装置24に登録されている。判定条件としては、点灯指令を送信したにもかかわらず照明機器21が点灯しない、空調機器22の内部の温度が所定温度を超える温度である(空調機器22が発熱している)、または、計測機器23の計測値が所定の範囲外の値である(異常値である)といった条件が例示される。
サーバシステム26の通信部27は、警報発生通知を受信する。警報発生通知には、施設90のID、警報が発生した機器のID、具体的な警報(異常)の内容を示す情報、及び、警報の発生時刻を示す時刻情報などが含まれる。情報処理部28は、受信した警報発生通知に基づいて、記憶部29に記憶された管理情報であって、施設90に設けられた機器の管理情報を更新する(S12)。管理情報は、警報発生通知を集約した情報である。
以上説明したステップS11及びS12の処理は、制御装置24によって機器に警報が発生したと判定されるごとに行われる。
また、制御装置24は、警報が発生した機器が復旧したと判定すると、復旧通知を(ゲートウェイ装置25を介して)サーバシステム26へ送信する(S13)。
サーバシステム26の通信部27は、復旧通知を受信する。復旧通知には、施設90のID、復旧した機器のID、及び、復旧した時刻を示す時刻情報などが含まれる。情報処理部28は、受信した復旧通知に基づいて、記憶部29に記憶された管理情報であって、施設90に設けられた機器の管理情報を更新する(S14)。
以上説明したステップS13及びS14の処理は、制御装置24によって機器が復旧したと判定されるごとに行われる。
このように、サーバシステム26においては、施設90に設けられた機器に警報が発生したことと、及び、その機器が復旧したか否かとが、管理情報を用いて管理されている。また、この管理情報においては、他の施設90に設けられた機器に警報が発生したことと、及び、その機器が復旧したか否かとの情報も含まれる。上記アプリがインストールされた情報端末30は、管理情報を可視化して警報の一覧画面(図2)としてユーザに提示することができる。
例えば、ユーザは、情報端末30へ上記アプリの実行を指示する所定の操作を行い、操作受付部31は所定の操作を受け付ける(S15)。操作受付部31により所定の操作が受け付けられると、情報処理部34は、一覧画面の表示要求を、通信部33を用いてサーバシステム26へ送信する(S16)。言い換えれば、通信部33は、表示要求をサーバシステム26へ送信する。表示要求には、情報端末30にインストールされているアプリのアプリIDが含まれる。
サーバシステム26の通信部27は、表示要求を受信する。情報処理部28は、受信された表示要求に基づいて、管理情報を可視化して警報の一覧画面として表示するための表示画面情報を、通信部27を用いて情報端末30へ送信する(S17)。言い換えれば、通信部27は、表示画面情報を情報端末30へ送信する。なお、表示画面情報を生成するときには、情報処理部28は、管理情報における施設90のIDをあらかじめ登録された施設90の名称(図2の警報の一覧画面における「東京ビル」など)に変換する処理、及び、機器のIDをあらかじめ登録された機器の名称(図2の警報の一覧画面における「照明機器 2F西側」など)に変換する処理などを行う。
情報端末30の通信部33は、表示画面情報を受信する。情報処理部34は、受信された表示画面情報に基づいて、警報の一覧画面(図2)を表示部32に表示する(S18)。なお、警報の一覧画面が更新されるとき、及び、ユーザの操作に応じて後述の各種表示画面が表示または更新されるときもステップS15~S18と同様の処理が行われる。
警報の一覧画面においては、1つの機器において発生した警報の警報情報が所定の単位ごとに表示される。所定の単位は、警報の種類ごとの単位であり、警報の種類には、機器の故障に関する警報、及び、機器の計測値の異常に関する警報などが含まれる。警報の種類ごとの単位は、機器の種類ごとの単位と考えることもできる。
図2の例では、1単位の警報情報は、警報が発生中であるか復旧済みであるかを示すアイコン32a、時刻情報32b、機器の名称32c、対応者表示領域32d、対応状況を示すアイコン32e、設定アイコン32f、及び、施設90の名称32gなどを含む。複数の警報情報(複数単位の警報情報)は、例えば、時刻情報に基づいてソートされて一覧表示される。
上記所定の単位(単位の区分)においては、警報の発生、及び、当該警報の発生からの復旧は、1つの単位(同一の単位)とされる。したがって、サーバシステム26が警報通知を受信したときに1単位の警報情報が生成され、生成された警報情報は、サーバシステム26が当該警報通知に対応する復旧通知を受信したときに更新される。具体的には、アイコン32aが警報発生中から復旧済みに更新され、時刻情報32bが警報の発生時刻から警報が復旧した時刻に更新される。
なお、上記所定の単位においては、警報の発生、及び、当該警報の発生からの復旧は別の単位とされてもよい。つまり、サーバシステム26が警報通知を受信したときに1単位の警報情報が生成され、サーバシステム26が当該警報通知に対応する復旧通知を受信したときには別の1単位の警報情報が生成されてもよい。
以上説明したように、表示システム10(サーバシステム26の通信部27)は、機器において発生した警報の警報情報を、所定の単位ごとに情報端末30(表示部32)に表示するための情報を送信(出力)することができる。
なお、動作例1では、機器に異常が発生した(警報が発生した)ことの判定は、制御装置24によって行われたが、当該判定は、制御装置24などから収集したデータに基づき、サーバシステム26によって行われてもよい。
[対応者の表示、及び、対応状況の表示]
ところで、図2の警報の一覧画面を視認するユーザ(つまり、情報端末30のユーザ)としては、施設90に設けられた機器に関する警報が発生したときに、警報の対象となる機器の設置場所へ赴き、現地作業を行う現地作業者を想定している。そこで、図2の警報の一覧画面における警報情報には、警報情報に対応する対応者(現地作業の担当者)を示す対応者表示領域32dが含まれる。対応者表示領域32dに表示される対応者は、任意のユーザ(複数の情報端末30に対応する複数のユーザのいずれか。以下同様)によって指定することができる。対応者の指定は、具体的には、設定アイコン32fへの操作によって行われる。
このように、表示システム10は、警報の一覧画面において警報情報ごとに対応者を表示することで、複数の情報端末30に対応する複数のユーザが警報情報への対応者(担当者)を把握することを支援することができる。
また、図2の警報の一覧画面における警報情報には、現地作業の対応状況を示すアイコン32eが含まれる。つまり、警報の一覧画面においては、警報情報への対応状況が表示される。対応状況を示すアイコン32eは、任意のユーザによって変更することができるが、基本的には、対応者として指定されたユーザが変更することを想定している。対応状況の変更は、具体的には、設定アイコン32fへの操作によって行われる。対応状況は、例えば、「未対応」、「対応中」、「完了」、及び、「対応不要」などの選択肢の中から選択される。対応状況を示すアイコン32eは、警報の発生直後は、「未対応」となる。
このように、表示システム10は、警報の一覧画面において警報情報ごとに対応状況を表示することで、複数の情報端末30に対応する複数のユーザが対応状況を共有することを支援することができる。
[拠点一覧画面の表示]
警報の一覧画面には、「拠点一覧」のタブ32hが設けられている。タブ32hは、警報の一覧画面から拠点一覧画面へ遷移するための操作領域であり、タブ32hが選択されると、拠点一覧画面が表示部32に表示される。図5は、拠点一覧画面の一例を示す図である。
図5に示されるように、拠点一覧画面は、複数の施設90のそれぞれに設けられた機器に関する警報情報を施設単位で示す画面である。以下、拠点一覧画面における警報情報を第1警報情報と記載することで、警報一覧画面における警報情報(以下では、第2警報情報と記載する)と区別する。
図5の例では、4つの第1警報情報に対応する4つの角丸四角のアイコンが表示されている。第1警報情報は、具体的には、第1警報情報に対応する施設90に設けられた機器の少なくとも1つにおいて警報が発生しているか否かを示す。図5の例では、東京ビル(施設90の一例)に設けられた少なくとも1つの機器に警報が発生していることから、東京ビルに対応するアイコンには「警報発生中」と表示されている。一方、大阪ビル(施設90の一例)に設けられた機器には警報が発生していないことから、大阪ビルに対応するアイコンには「警報発生なし」と表示されている。
なお、名古屋ビル(施設90の一例)は、当該ビルの管理者等が警報のサービスを契約していない(警報のサービスを希望していない)などの理由により、警報情報の表示に対応していないことから、名古屋ビルに対応するアイコンには「警報連携なし」と表示されている。
サーバシステム26は、このような拠点一覧画面を、図4のシーケンスと同様のシーケンスに基づいて情報端末30の表示部32に表示することができる。つまり、表示システム10(サーバシステム26の通信部27)は、上記管理情報に基づいて、複数の施設90に設けられた機器に関する第1警報情報を施設単位で示す拠点一覧画面を表示部32に表示するための情報を情報端末30へ送信(出力)することができる。
なお、拠点一覧画面には、「警報リスト」のタブ32iが設けられている。タブ32iは、拠点一覧画面から警報の一覧画面へ遷移するための操作領域であり、タブ32iが選択されると、図2の警報の一覧画面が表示部32に表示される。
[動作例2:権限に応じた表示画面の表示]
以下、表示システム10によって行われる、ユーザの権限に応じた表示画面を表示するための動作例2について説明する。図6は、表示システム10の動作例2のシーケンス図である。動作例2では、メニュー画面を表示するための動作について説明される。
例えば、ユーザは、上記アプリを実行中の情報端末30へメニュー画面を表示するための所定の操作を行い、操作受付部31は所定の操作を受け付ける(S21)。操作受付部31により所定の操作が受け付けられると、情報処理部34は、メニュー画面の表示要求を、通信部33を用いてサーバシステム26へ送信する(S22)。言い換えれば、通信部33は、表示要求をサーバシステム26へ送信する。表示要求には、情報端末30にインストールされているアプリのアプリIDが含まれる。
サーバシステム26の通信部27は、表示要求を受信する。情報処理部28は、受信された表示要求に含まれるアプリIDと、記憶部29に記憶された登録情報とを照合することにより、ユーザの管理者権限の有無を特定し(S23)、管理者権限の有無に応じたメニュー画面を表示するための表示画面情報を、通信部27を用いて情報端末30へ送信する(S24)。言い換えれば、通信部27は、表示画面情報を情報端末30へ送信する。
情報端末30の通信部33は、表示画面情報を受信する。情報処理部34は、受信された表示画面情報に基づいて、ユーザの管理者権限の有無に応じたメニュー画面を表示部32に表示する(S25)。
例えば、ステップS23においてユーザが管理者権限を有していないと特定された場合、ステップS25においては、図7のようなメニュー画面が表示される。図7は、ユーザが管理者権限を有していない場合に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。図7に示されるように、メニュー画面には、「警報リスト」、「グラフィック」、「ポイント検索」などのメニューが準備されている。
一方、ステップS23においてユーザが管理者権限を有していると特定された場合、ステップS25においては、図8のようなメニュー画面が表示される。図8は、ユーザが管理者権限を有している場合に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。図8に示されるように、ユーザが管理者権限を有している場合のメニュー画面には、ユーザが管理者権限を有していない場合のメニュー画面には表示されていない「管理画面」のメニュー32jが準備されている。
「管理画面」が選択されると、管理画面が表示される。つまり、管理画面は、ユーザが管理者権限を有している場合には表示される画面であるが、ユーザが管理者権限を有していない場合には表示されない画面である。図9は、管理画面の一例を示す図である。
図9に示される管理画面は、複数のユーザ(ユーザ自身、及び、他のユーザ)の権限の有無をユーザごとに一覧表示する画面である。ここでの権限の有無は、具体的には、管理者権限の有無、及び、機器の制御権限の有無である。
管理画面において1人のユーザが選択されると、選択されたユーザの権限の有無を示す画面がポップアップ表示される。図10は、個人(選択されたユーザ)の権限の有無を示す画面がポップアップ表示された管理画面の一例を示す図である。個人の権限の有無を示す画面においては、管理者権限の有無、及び、機器の制御権限の有無に加えて、拠点権限の有無が表示されている。
拠点権限とは、複数の施設90(拠点)に関連する情報へのアクセス権限(閲覧権限)を意味し、図10の例では、選択されたユーザがアクセス権限を有する施設90の名称が一覧表示されている。選択されたユーザがアクセス権限を有していない施設90の名称は表示されない。
また、個人の権限の有無を示す画面においては、設定変更アイコン32kが設けられている。管理者権限を有するユーザは、設定変更アイコン32kを操作することで、複数のユーザの、管理者権限の有無、機器の制御権限の有無、及び、拠点権限の有無のそれぞれを変更することができる。このように、図10の個人の権限の有無を示す画面は、複数のユーザの権限をユーザごとに設定するための設定画面でもある。
なお、設定変更アイコン32kが設けられることは必須ではない。例えば、複数のユーザの権限の有無の設定が、機器管理システム20の運営者によってのみ変更可能であり、ユーザによる変更が許可されていないような場合、設定変更アイコン32kは設けられなくてもよい。
以上説明したように、表示システム10(サーバシステム26の通信部27)は、情報端末30のユーザの管理者権限の有無に応じた表示画面を表示するための情報を送信(出力)することができる。情報端末30は、当該情報を受信することにより、ユーザの管理者権限の有無に応じた表示画面を表示することができる。
[制御権限の有無に応じた表示画面の例]
上記動作例2では、管理者権限の有無に応じた表示画面を表示する例について説明されたが、表示システム10は、図6と同様のシーケンスにしたがって、ユーザの制御権限の有無に応じた表示画面を表示することも可能である。図11は、ユーザが制御権限を有していない場合に表示される、機器の状態表示画面の一例であり、図12は、ユーザが制御権限を有している場合に表示される、機器の状態表示画面の一例を示す図である。
図11に示されるように、ユーザが管理者権限を有していない場合の機器の状態表示画面には、機器の状態のみが表示され、機器を制御するための操作領域は設けられていない。一方、図12に示されるように、ユーザが管理者権限を有している場合の機器の状態表示画面には、機器の状態に加えて、機器を制御するための操作領域32lが設けられている。つまり、図12の機器の状態表示画面は、機器を制御するための制御画面でもあり、ユーザが制御権限を有している場合のみ、機器の制御が可能である。なお、機器の制御は、例えば、操作領域32lへのユーザの操作に基づいて、情報端末30から(サーバシステム26及びゲートウェイ装置25を介して)制御装置24へ制御要求が送信されることによって実現される。
このように、表示システム10(サーバシステム26の通信部27)は、情報端末30のユーザの制御権限の有無に応じた表示画面を表示するための情報を送信(出力)することができる。情報端末30は、当該情報を受信することにより、ユーザの制御権限の有無に応じた表示画面を表示することができる。
[拠点権限の有無に応じた表示画面の例]
表示システム10は、図6と同様のシーケンスにしたがって、ユーザの拠点権限(以下、アクセス権限とも記載される)の有無に応じた表示画面を表示することも可能である。例えば、図5の拠点一覧画面に表示される第1警報情報、及び、図2の警報の一覧画面に表示される第2警報情報は、拠点権限に応じて変更される。
例えば、ユーザが、東京ビル、大阪ビル、名古屋ビル、及び、福岡ビルの4つの施設90の情報へアクセスする権限を有している場合、図5に示されるように、拠点一覧画面には、4つの施設90に対応する4つの第1警報情報(4つのアイコン)が表示される。また、警報の一覧画面には、4つの施設90に設けられた機器の第2警報情報が一覧表示される。
これに対し、ユーザが大阪ビルの情報へアクセスする権限しか有していない場合には、拠点一覧画面には、大阪ビルに対応する1つの第1警報情報(1つのアイコン)だけが表示され、警報の一覧画面には、大阪ビルに設けられた機器の第2警報情報だけが一覧表示される。
このように、表示システム10(サーバシステム26の通信部27)は、情報端末30のユーザの拠点権限の有無に応じた表示画面を表示するための情報を送信(出力)することができる。情報端末30は、当該情報を受信することにより、ユーザの拠点権限の有無に応じた表示画面を表示することができる。
なお、拠点一覧画面においては、複数の施設90のうち情報端末30のユーザのアクセス権限に応じた少なくとも一部の施設90の第1警報情報が、施設単位で表示される。つまり、拠点一覧画面は、ユーザがアクセス権限を有する施設90の一覧画面でもある。
ところで、図7及び図8のメニュー画面の「警報リスト」、「ポイント検索」、及び、「履歴」などは、1つの施設90(拠点)に設けられた機器に関する情報を表示するための単拠点画面を表示するためのメニューである。例えば、「警報リスト」が選択されたときには、ある1つの施設90に設けられた機器の警報の一覧画面が表示される。
これに対し、図2の警報の一覧画面、及び、図5の拠点一覧画面は、図7及び図8のメニュー画面の「多拠点監視」が選択されたときに表示される多拠点画面である。
そこで、拠点権限として1つの施設90への施設90へのアクセス権限しか有していないユーザのメニュー画面には、「多拠点監視」というメニューが表示されなくてもよい。言い換えれば、拠点権限として複数の施設90へのアクセス権限を有しているユーザのメニュー画面にのみ、「多拠点監視」というメニューが表示されてもよい。このように、情報端末30は、ユーザの拠点権限の強さ(アクセス権限を有する拠点の数)に応じて異なるメニュー画面を表示してもよい。
[設定画面の変形例]
上記実施の形態では、図10の個人の権限の有無を示す画面は、複数のユーザの権限(管理者権限、制御権限、及び、拠点権限)をユーザごとに設定するための設定画面であると説明された。ここで、拠点権限については、複数のユーザの権限が拠点ごとに設定されてもよい。図13は、複数のユーザの拠点権限(アクセス権限)を拠点(施設90)ごとに設定するための設定画面の一例を示す図であり、具体的には、東京ビルに関する情報へのアクセス権限を設定するための設定画面である。
このような設定画面によれば、管理者権限を有するユーザは、複数のユーザの拠点権限を拠点ごとに設定することができる。
[構成の変形例]
上記実施の形態では、機器管理システム20は、複数の施設90のそれぞれに設けられた機器の制御、及び、監視等を行ったが、1つの施設90に設けられた機器の制御、及び、監視等を行ってもよい。この場合、表示システム10は、1つの施設90内に設けられたオンプレミスのシステムであり、制御装置24、サーバシステム26、及び、情報端末30は、局所通信ネットワークを用いて通信をしてもよい。図14は、このような変形例に係る表示システムの機能構成を示すブロック図である。図14に示される表示システム10aも表示システム10と同様の動作を行うことができる。
[その他の変形例]
上記実施の形態では、情報端末30の表示部32への各種表示画面の表示は、情報端末30(情報処理部34)がアプリを実行することによって実現されたが、汎用のブラウザを実行することによって実現されてもよい。つまり、表示システム10は、アプリのインストール等が不要な、オープンシステムとして実現されてもよい。
上記実施の形態において任意のユーザに許可されていると説明された処理の一部または全部は、特定のユーザのみに許可されてもよい。例えば、管理者権限を有するユーザのみ対応者の指定が可能、というようなルールが規定されていれば、任意のユーザに許可されていると説明された処理の一部または全部を、権限を有する特定のユーザにのみ許可することが可能である。
また、上記実施の形態では、主として、情報端末30が携帯端末であることを想定した表示画面について説明したが、表示画面は、情報端末30がパーソナルコンピュータなどの比較的大きな画面を想定した画面であってもよい。例えば、図2の警報の一覧画面と、図5の拠点一覧画面を並べて一つの表示画面に表示することも可能であり、この場合、タブ32h及びタブ32iを省略することができる。
[効果等]
以下、本明細書の開示内容から得られる発明を例示し、例示される発明から得られる効果等について説明する。
発明1は、1以上の施設90に設けられた機器を管理する機器管理システム20と通信可能な情報端末30が実行する表示方法であって、情報端末30のユーザの権限の有無に応じた表示画面を情報端末30が有する表示部32に表示する表示ステップを含み、権限の有無には、管理者権限の有無、及び、機器の制御権限の有無が含まれる、表示方法である。
このような表示方法は、ユーザの権限の有無に応じた表示画面を表示することができる。
発明2は、ユーザが管理者権限を有する場合、表示ステップにおいては、表示画面として、他のユーザの権限の有無を示す管理画面を表示する、発明1の表示方法である。図9の管理画面は、発明2における管理画面の一例である。
このような表示方法は、他のユーザの権限の有無を示す管理画面を表示することができる。
発明3は、ユーザが管理者権限を有する場合、表示ステップにおいては、表示画面として、他のユーザの権限を設定するための設定画面を表示する、発明1または2に記載の表示方法である。図10の個人の権限の有無を示す画面(設定変更アイコン32kを含む画面)は、発明3における設定画面の一例である。
このような表示方法は、他のユーザの権限を設定するための管理画面を表示することができる。
発明4は、機器管理システム20は、複数の施設90に設けられた機器を管理し、権限の有無には、複数の施設90に関連する情報へのアクセス権限の有無が含まれる、発明1~3のいずれかの表示方法である。上記実施の形態における拠点権限は、発明4におけるアクセス権限の一例である。
このような表示方法は、複数の施設90に関連する情報へのアクセス権限の有無に応じた表示画面を表示することができる。
発明5は、ユーザがアクセス権限を有する場合、表示ステップにおいては、表示画面として、ユーザがアクセス権限を有する施設90の一覧画面を表示する、発明4の表示方法である。図5の拠点一覧画面、及び、図10の個人の権限の有無を示す画面は、発明5における施設90の一覧画面の一例である。
このような表示方法は、ユーザがアクセス権限を有する施設90の一覧画面を表示することができる。
発明6は、ユーザが管理者権限を有する場合、表示ステップにおいては、表示画面として、他のユーザのアクセス権限を施設90ごとに設定するための設定画面が表示される、発明5の表示方法である。図13の設定画面は、発明6における設定画面の一例である。
このような表示方法は、他のユーザのアクセス権限を施設90ごとに設定するための設定画面を表示することができる。
発明7は、ユーザが管理者権限を有する場合、表示ステップにおいては、表示画面として、他のユーザのアクセス権限をユーザごとに設定するための設定画面を表示する、発明5の表示方法である。図10の個人の権限の有無を示す画面(設定変更アイコン32kを含む画面)は、発明7における設定画面の一例である。
このような表示方法は、他のユーザのアクセス権限をユーザごとに設定するための設定画面を表示することができる。
発明8は、ユーザが制御権限を有する場合、表示ステップにおいては、表示画面として、機器の制御画面を表示する、発明1~7のいずれかの表示方法である。図12の機器の状態表示画面は、発明8における機器の制御画面の一例である。
このような表示方法は、制御権限の有無に応じた表示画面を表示することができる。
発明9は、発明1~8のいずれかの表示方法を情報端末30に実行させるためのプログラムである。
このようなプログラムは、ユーザの権限の有無に応じた表示画面を表示することができる。
発明10は、1以上の施設90に設けられた機器を管理する機器管理システム20と通信可能な情報処理システムであって、表示部と、情報処理システムのユーザの権限の有無に応じた表示画面を表示部に表示する情報処理部とを備え、権限の有無には、管理者権限の有無、及び、機器の制御権限の有無が含まれる、情報処理システムである。情報端末30は、情報処理システムの一例である。
このような情報処理システムは、ユーザの権限の有無に応じた表示画面を表示することができる。
発明11は、1以上の施設90に設けられた機器を管理する機器管理システム20であって、表示部32を有する情報端末30と通信する通信部27を備え、通信部27は、情報端末30のユーザの権限の有無に応じた表示画面を表示部32に表示するための情報を情報端末30へ送信し、権限の有無には、管理者権限の有無、及び、機器の制御権限の有無が含まれる、機器管理システム20である。
このような機器管理システム20は、ユーザの権限の有無に応じた表示画面を表示することができる。
発明12は、1以上の施設90に設けられた機器を管理するコンピュータシステムであって、表示部32を有する情報端末30と通信可能なコンピュータシステムによって実行される通信方法であって、情報端末30のユーザの権限の有無に応じた表示画面を表示部32に表示するための情報を情報端末30へ送信するステップを含み、権限の有無には、管理者権限の有無、及び、機器の制御権限の有無が含まれる、通信方法である。機器管理システム20(サーバシステム26)は、発明12におけるコンピュータシステムの一例である。
このような通信方法は、ユーザの権限の有無に応じた表示画面を表示することができる。
発明13は、発明12の通信方法をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
このようなプログラムは、ユーザの権限の有無に応じた表示画面を表示することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、表示システム、機器管理システム、または、情報処理システムなどの各種システムは、1つの装置によって実現されてもよいし、複数の装置によって実現されてもよい。システムが複数の装置によって実現される場合、システムが備える構成要素(特に、機能的な構成要素)は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
また、上記実施の形態における装置間の通信方法については特に限定されるものではない。また、装置間の通信においては、図示されない中継装置が介在してもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、上記実施の形態の表示システム、機器管理システム、または、情報処理システムなどの各種システム(コンピュータ)が実行する方法として実現されてもよいし、コンピュータに当該方法を実行させるためのプログラム(コンピュータプログラムプロダクト)として実現されてもよい。また、本発明は、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、10a 表示システム
20 機器管理システム(コンピュータシステム)
21 照明機器(機器)
22 空調機器(機器)
23 計測機器(機器)
27 通信部
30 情報端末(情報処理システム)
32 表示部
34 情報処理部
90 施設

Claims (13)

  1. 1以上の施設に設けられた機器を管理する機器管理システムと通信可能な情報端末が実行する表示方法であって、
    前記情報端末のユーザの権限の有無に応じた表示画面を前記情報端末が有する表示部に表示する表示ステップを含み、
    前記権限の有無には、管理者権限の有無、及び、前記機器の制御権限の有無が含まれる
    表示方法。
  2. 前記ユーザが前記管理者権限を有する場合、前記表示ステップにおいては、前記表示画面として、他のユーザの権限の有無を示す管理画面を表示する
    請求項1に記載の表示方法。
  3. 前記ユーザが前記管理者権限を有する場合、前記表示ステップにおいては、前記表示画面として、他のユーザの権限を設定するための設定画面を表示する
    請求項1または2に記載の表示方法。
  4. 前記機器管理システムは、複数の施設に設けられた前記機器を管理し、
    前記権限の有無には、前記複数の施設に関連する情報へのアクセス権限の有無が含まれる
    請求項1に記載の表示方法。
  5. 前記ユーザが前記アクセス権限を有する場合、前記表示ステップにおいては、前記表示画面として、前記ユーザが前記アクセス権限を有する施設の一覧画面を表示する
    請求項4に記載の表示方法。
  6. 前記ユーザが前記管理者権限を有する場合、前記表示ステップにおいては、前記表示画面として、他のユーザの前記アクセス権限を施設ごとに設定するための設定画面が表示される
    請求項5に記載の表示方法。
  7. 前記ユーザが前記管理者権限を有する場合、前記表示ステップにおいては、前記表示画面として、他のユーザの前記アクセス権限をユーザごとに設定するための設定画面を表示する
    請求項5に記載の表示方法。
  8. 前記ユーザが前記制御権限を有する場合、前記表示ステップにおいては、前記表示画面として、前記機器の制御画面を表示する
    請求項1に記載の表示方法。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載の表示方法を前記情報端末に実行させるためのプログラム。
  10. 1以上の施設に設けられた機器を管理する機器管理システムと通信可能な情報処理システムであって、
    表示部と、
    前記情報処理システムのユーザの権限の有無に応じた表示画面を前記表示部に表示する情報処理部とを備え、
    前記権限の有無には、管理者権限の有無、及び、前記機器の制御権限の有無が含まれる
    情報処理システム。
  11. 1以上の施設に設けられた機器を管理する機器管理システムであって、
    表示部を有する情報端末と通信する通信部を備え、
    前記通信部は、前記情報端末のユーザの権限の有無に応じた表示画面を前記表示部に表示するための情報を前記情報端末へ送信し、
    前記権限の有無には、管理者権限の有無、及び、前記機器の制御権限の有無が含まれる
    機器管理システム。
  12. 1以上の施設に設けられた機器を管理するコンピュータシステムであって、表示部を有する情報端末と通信可能なコンピュータシステムによって実行される通信方法であって、
    前記情報端末のユーザの権限の有無に応じた表示画面を前記表示部に表示するための情報を前記情報端末へ送信するステップを含み、
    前記権限の有無には、管理者権限の有無、及び、前記機器の制御権限の有無が含まれる
    通信方法。
  13. 請求項12に記載の通信方法を前記コンピュータシステムに実行させるためのプログラム。
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