JP2024068252A - 選別装置及びこれを備えたバイオマス原料処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】よりコンパクトな構成で粉粒体から異物を選別除去できる選別装置及びこれを備えたバイオマス原料処理システムを提供する。【解決手段】選別装置1は、異物を選別除去するための選別機3を備え、選別機3は、外筒8と、外筒8の底面81から起立する内筒9と、外筒8の上面82から内筒9の内部へ垂下する排気筒10と、を備える。気流発生手段2により発生された粉粒体を含む気流は選別機3へ導入され、旋回流となって環状空間S1を旋回しながら上昇した後に内筒9の内部空間S2へ流入し、環状空間S1において、相対的に比重の大きな異物は遠心力により旋回流から落下し、内筒9の内部空間S2において、粉粒体は遠心力によって旋回流から分離されて落下し、選別機3の底面81に設けられた取出口8dから外部へ排出される。【選択図】図1
Description
特許法第30条第2項適用申請有り 貸与日:令和4年9月30日 貸与した場所:蘭越町(北海道磯谷郡蘭越町)
本発明は、粉粒物から異物を選別除去するための選別装置及びこれを備えたバイオマス原料処理システムに関する。
従来より、籾殻や木屑等のバイオマスを燃料や肥料等として活用されており、その際にバイオマスは所定の処理装置で粉砕処理されたり固形化処理されたりする。しかしながら、バイオマスに小石等の異物が混入していると、処理装置の故障に繋がる。多くの場合、バイオマスはダンプカーに積まれて運搬され、集積場にて山積みにされて保管されるところ、運搬時にタイヤで飛ばされた砂や砂利がバイオマスに混入したり、作業員の靴底などに付着した小石が集積場にてバイオマスに混入したりすることがあり、異物の混入を完全に防止するのは難しかった。
このような異物を除去するものとしては、古くから唐箕と呼ばれる装置が知られている。近年では、これが自動化された石抜き装置が農業機械の1つとして普及している。石抜き装置は、異物が混入した粉粒体を傾斜状の多孔板に載せ、多孔板を往復揺動させると共に下方から風を送り、比重の軽い粉粒体を浮き上がらせて傾斜に沿って流下させる一方で、比重の重い小石等の異物は傾斜に逆らって上方側へ集めることで粉粒体と異物とを選別するように構成されている(例えば、引用文献1参照)。
また、サイクロン式の風力選別機を用いて対象物を重量物と軽量物へ選別する方法が提案されている。例えば、引用文献2に開示の風力選別システムでは、風力選別機で対象物から重量物が選別され、その下流側に設けられたサイクロン式選別機で軽量物が選別され、サイクロン式選別機から排出された空気流はバグフィルタにより粉塵が除去された後に大気中に排出される。
上述の石抜き装置は、多孔板を往復揺動させるための構成が複雑で部品点数も多く、コストが高いという問題があった。また、多孔板を往復揺動させるための偏心カムや軸受部が動作中に破損するという問題も懸念される。
また、引用文献2に開示の風力選別システムは、複数個の選別機を多段式に設けていることから設置面積が大きく、設置場所が限定されるという問題があった。
本発明は、よりコンパクトな構成で粉粒体から異物を選別除去できる選別装置及びこれを備えたバイオマス原料処理システムの提供を目的とする。
本発明に係る選別装置は、粉粒体を含む気流を発生させる気流発生手段と、前記気流から異物を選別除去するための選別機と、を備え、前記選別機は、外筒と、前記外筒の底面から起立する内筒と、前記外筒の上面から前記内筒の内部へ垂下する排気筒と、を備え、前記外筒と前記内筒の間には環状空間が規定され、前記外筒の側壁下部には流入口が設けられ、前記気流発生手段により発生された前記気流は、前記流入口から前記外筒へ、前記外筒の内周面の接線方向に流入し、旋回流となって前記環状空間を旋回しながら上昇した後に前記内筒の内部空間へ流入し、前記環状空間において、相対的に比重の大きな異物は遠心力により前記旋回流から落下し、前記内筒の前記内部空間において、前記粉粒体は遠心力によって前記旋回流から分離されて落下し、前記選別機の底面に設けられた取出口から外部へ排出される。
本発明に係るバイオマス原料処理システムは、バイオマス原料を処理するためのバイオマス原料処理装置と、バイオマス原料を前記バイオマス原料処理装置へ供給するための供給装置と、を備え、前記バイオマス原料処理装置はホッパを備え、前記供給装置は上述の選別装置であって、前記選別機は前記ホッパの上方に位置し、前記選別機から排出された粉粒体は前記ホッパへ供給され、前記粉粒体はバイオマス原料である。
本発明にかかる選別装置及びこれを備えたバイオマス原料処理システムによれば、選別機の環状空間において、相対的に比重の大きな異物は遠心力により旋回流から落下し、内筒の内部空間において、粉粒体は遠心力によって旋回流から分離されて落下し取出口から外部へ排出されるので、異物の除去と空気と粉粒体との分離を選別機で行うことができ、これらを別個の装置で行う多段式のものと比較して選別装置及びバイオマス原料処理システムを小型化できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態に係る選別装置について説明する。図1を参照して,本実施形態に係る選別装置1は、粉粒体から比較的比重の重い小石等の異物を除去するものであって、気流発生手段2と、選別機3と、選別機3に接続された排気管4と、を備える。
気流発生手段2は粉粒体を含む気流を発生させて選別機3へ供給するものであって、送風機5と、送風機5と選別機3とを接続する流入管6と、流入管6へ粉粒体を投入するための投入器7とを備える。粉粒体には例えば木屑や籾殻、おから、藁等のバイオマスが含まれるが、これらに限定されない。
送風機5は、ケーシング51と、ケーシング51に収容されたファン(図示せず)と、を備え、ファンの回転により気流を発生させる。送風機5により発生された気流は流入管6を介して選別機3へ送られる。流入管6はその中途部にエジェクタノズル63を備え、流入管6の下流端近傍には、流入管6内における圧力損失を調整するための仕切弁61が設けられている。
また、送風機5にはベントライン52が接続されており、送風機5から吹き出される空気の一部はベントライン52から外部に排出される。ベントライン52には調整弁53が設けられ、調整弁53を調整することでベントライン52から外部に排出される空気量を調整可能になっている。
投入器7は粉粒体を収容保持し、これを流入管6へ供給するものである。上述のエジェクタノズル63は、流入管6を流れる気流の流れ方向下流側に向かうに従い断面積が漸減するテーパ形状を有し、その先端が投入器7の下開口部の下方に位置するように配置されている。投入器7に収容保持された粉粒体は、流入管6内においてエジェクタノズル63の先端から噴出される気流により吸引されて流入管6に導入され、気流に乗って選別機3へ搬送される。
選別機3は、外筒8と、外筒8に収容された内筒9と、内筒9に挿入された排気筒10と、を備え、外筒8と内筒9の間に環状空間S1が規定されている。外筒8の側壁下部には流入管6の先端が接続される流入口8aが設けられ、図2に示すように流入口8aは、流入口8aの形成位置における外筒8の内周面の接線方向に開口している。
外筒8の下部であって、外筒8の径方向において流入口8aと対向する位置にはアシストエア流入口8bが設けられ、外筒8の底面81には取出口8dが設けられている。流入口8bもまた、流入口8bの形成位置における外筒8の内周面の接線方向に開口している。アシストエア流入口8bにはアシストエア流入管8cが接続され、アシストエア流入管8cを介して外筒8内へ外部空気を導入可能になっている。また、アシストエア流入管8cには調整弁8eが設けられ、調整弁8eを調整することによりアシストエア流入管8cを介して導入される空気量を調整可能になっている。
外筒8と内筒9は一体構造とされ、内筒9は外筒8の底面81から起立している。内筒9の高さ寸法は外筒8の高さ寸法よりも小さく、内筒9の上端と外筒8の上面82の間には所定の隙間が設けられている。内筒9は無底状であり、内筒9の内部空間S2は取出口8dを介して外部に連通している。また、内筒9の下方部位は下方に向かうに従いその直径が漸減する逆円錐部を構成し、内筒9の上方部位は径が均一なストレート部を構成している。
排気筒10は、外筒8の上面82から垂下して内筒9の内部まで延び、下端に排気口10aを有する。外筒8,内筒9及び排気筒10は全て同心円状に配置されている。
排気管4は排気筒10に連結されて送風機5の吸入口まで延び、送風機5から排出された空気は排気管4を介して送付機5へ戻される。
かかる構成において、投入器7から流入管6へ投入された粉粒体は、送風機5により発生された流入管6を流れる気流によって選別機3へ搬送される。即ち、流入管6から選別機3へ導入される粉粒体を含む気流は、空気輸送流体を構成する。上述したように、外筒8に設けられた流入口8aは外筒8の内周面の接線方向に開口しているので、外筒8に流入した粉粒体を含む空気(空気輸送流体)は、外筒8の内周面に沿って流れ、環状空間S1を旋回しながら上昇する旋回流を形成する。このとき、嵩密度(比重)が比較的大きい小石等の異物は比較的強い遠心力によって外筒8の内周面に衝突し、旋回流から落下して外筒8の底に堆積する。これにより旋回流から比較的比重の高い異物が除去される。
環状空間S1にて異物が除去された後の旋回流は、粉粒体を乗せたまま内筒9の上開口部から内筒9の内部空間S2へ流入し、粉粒体は比較的弱い遠心力によって内筒9の内周面に衝突して落下し、粉粒体と空気が分離される。このようにして分離された粉粒体は取出口8dから外部へ排出される一方、空気は排気筒10及び排気管4を介して送風機5の吸込口へ戻される。
ここで、サイクロン直径を小さくするほど、捕集限界粒子径が小さくなることが一般に知られている。即ち、旋回流の遠心力の強さは空間S1,S2の外径に比例し、外径が大きいほど遠心力は強くなり、外径が小さいほど遠心力は弱くなる。そして、遠心力が強いと、比重の小さな物体は気流から分離されることなく空気と共に搬送され、遠心力が弱いと、比重の小さな物体であっても気流から分離されて落下する。この原理を利用して、本実施形態の選別装置1では、環状空間S1において比較的強い遠心力を発生させて異物を旋回流から分離し、環状空間S1よりも外径が小さく、よって比較的小さい遠心力が働く内筒9の内部空間S2においては、粉状物を旋回流から分離する。
上述したように、環状空間S1において嵩密度の大きい小石等の異物は遠心力によって外筒8の底に堆積するが、このとき少量の粉粒体も外筒8の底に吹きだまりとして堆積する。このようにして堆積した粉粒体は、異物の跳ね返りを防ぐクッションとして機能する。外筒8の底にたまった異物を含む粉粒体は、外筒8に設けられた掃除口(図示せず)から終業時に除去される。
また、内筒9の内部空間S2では空気と粉粒体とが分離され、空気は排気筒10を介して選別機3から排出されるが、当該空気には細かな粉塵も含まれる。そして、このような粉塵を含む空気は排気管4を介して送風機5へ戻され、選別装置1内を循環する。よって、選別機3から排出される空気に含まれる粉塵を除去するための集塵機も不要となり、これによっても選別装置1の構成を簡略化できる。
一方、このように選別装置1内で空気を循環させると、送風機5のインペラ(図示せず)の摩擦熱が蓄熱し、送風機5が過熱するおそれがある。この不具合を解消するため、本実施形態においては、送風機5に接続されたベントライン52から空気の一部(送風機5による送風量の10%程度)を大気に放出し、このように放出された空気(ベントエア)に見合った量の外部空気をアシストエアとして上述のアシストエア流入口8bから選別機3へ流入させることで、選別装置1において循環する空気量を調整している。
また、このようにしてアシストエア流入口8bから導入される外部空気も、流入口8aを介して導入される空気輸送流体と同様に、外筒8の内周面に沿って流れ、環状空間S1を旋回しながら上昇する空気輸送流体の旋回流と合流する。このとき、外筒8の底に吹きだまりとして堆積している粉粒体の一部は、アシストエア流入口8bからの外部空気によって巻き上げられ、環状空間S1を介して内筒9の内部空間S2へ搬送される。これにより、外筒8の底に粉粒体が過度に堆積するのが防止される。
ここで、外筒8の内径Dと高さHの比(H/D)は2~3とする(外筒9の高さHは、外筒9の内径Dの2~3倍とする)のが好ましい。このような比率とすることにより、環状空間S1において旋回流から異物を除去するのに必要とされる気流の旋回と適正な滞留時間を確保できる。また、環状空間S1を流れる気流速度は0.5~1.0m/sであるのが好ましい。
このように、本実施形態によれば、異物が混入した粉粒体からの異物の除去と粉粒体の取り出しを選別機3で行うことができ、従来の多段式のものと比較して装置全体を小型化でき、製造コストも抑えられる。また、集塵機も不要となることから、更に装置全体を更に小型化できる。
次に、このような選別装置1を用いたバイオマス原料処理システムについて説明する。図3に示すバイオマス原料処理システム100は、粉粒体としてのバイオマス原料に対して所定の処理を行うバイオマス原料処理装置Aと、上述の選別装置1と、を備え、選別装置1はバイオマス原料処理装置Aに籾殻等のバイオマス原料を供給するための供給装置として機能する。バイオマス原料処理装置Aとしては、例えばバイオマス原料を粉砕するための粉砕装置や、バイオマス原料を粉砕して固形化することでバイオマス燃料棒を製造するバイオマス燃料棒製造装置等が挙げられるが、これらに限定されない。
バイオマス原料処理装置Aは、バイオマス原料を収容するためのホッパA1と、バイオマス原料を処理するための本体部A2と、ホッパA1から供給されたバイオマス原料を一定量ずつ本体部A2へ供給するための定量供給機A3と、を備える。選別装置1が備える選別機3はホッパA1の上部に設置され、選別機3の取出口8dから排出されたバイオマス原料が直接ホッパA1へ投入されるようになっている。
かかる構成において、投入器7に収容された異物を含む粉粒体は、流入管6を通って選別機3へ搬送され、選別機3において異物が除去された状態でホッパA1へ供給され、本体部A2において所定の処理(粉砕処理や固形化処理)が行われる。よって、異物により本体部A2が備える粉砕ローラ等の部品(図示せず)が破損するのを防止できる。
[実施例]
[実施例]
上記実施形態に係る選別装置1の性能を検証するために、粉粒物としての籾殻に直径3mm~10mmの小石を異物として混入させ、これを選別装置1により選別する実験を行った。外筒8の内径Dは397mm、外筒8の高さHは796mm、内筒9の外径(内筒9のストレート部の外径)は155mm、内筒9の高さは720mmとし、送風機5からの風速は17.6m/sとした。その結果、選別機3の取出口8dから取り出された籾殻に小石は含まれておらず、小石と籾殻を選別することができた。図4は当該実験において異物として使用した小石の写真であり、図5は取出口8dから取り出された籾殻の写真である。
以上、本発明の実施形態に係る選別装置及びこれを備えるバイオマス原料処理システムについて添付の図面を参照して説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されず、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形、修正が可能である。
1 選別装置
2 気流発生手段
3 選別機
4 排気管
5 送風機
6 流入管
7 投入器
8 外筒
8d 取出口
9 内筒
10 排気筒
A1 バイオマス原料処理システム
A2 ホッパ
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3 選別機
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5 送風機
6 流入管
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A1 バイオマス原料処理システム
A2 ホッパ
Claims (5)
- 粉粒体を含む気流を発生させる気流発生手段と、
前記気流から異物を選別除去するための選別機と、を備え、
前記選別機は、外筒と、前記外筒の底面から起立する内筒と、前記外筒の上面から前記内筒の内部へ垂下する排気筒と、を備え、前記外筒と前記内筒の間には環状空間が規定され、
前記外筒の側壁下部には流入口が設けられ、
前記気流発生手段により発生された前記気流は、前記流入口から前記外筒へ、前記外筒の内周面の接線方向に流入し、旋回流となって前記環状空間を旋回しながら上昇した後に前記内筒の内部空間へ流入し、
前記環状空間において、相対的に比重の大きな異物は遠心力により前記旋回流から落下し、
前記内筒の前記内部空間において、前記粉粒体は遠心力によって前記旋回流から分離されて落下し、前記選別機の底面に設けられた取出口から外部へ排出される選別装置。 - 前記排気筒に接続された排気管を更に備え、
前記気流発生手段は、気流を発生させる送風機と、前記送風機から延びて前記流入口に接続された流入管と、前記流入管へ粉粒体を投入するための投入器と、を備え、
前記選別機の前記排気筒から排出された空気は前記排気管を介して前記送風機へ戻される請求項1に記載の選別装置。 - 前記送風機にはベントラインが接続され、前記外筒にはアシストエア流入管が接続され、
前記送風機から送出される空気の一部は前記ベントラインから外部に排出され、
前記アシストエア流入管から前記外筒へ外部空気が導入される請求項1に記載の選別装置。 - 前記外筒の高さは、前記外筒の内径の2~3倍である請求項1に記載の選別装置。
- バイオマス原料を処理するためのバイオマス原料処理装置と、
バイオマス原料を前記バイオマス原料処理装置へ供給するための供給装置と、を備え、
前記バイオマス原料処理装置はホッパを備え、
前記供給装置は請求項1~4の何れかに記載の選別装置であって、
前記選別装置が備える前記選別機は前記ホッパの上方に位置し、前記選別機から排出された粉粒体は前記ホッパへ供給され、
前記粉粒体はバイオマス原料であるバイオマス原料処理システム。
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