JP2024067351A - システム、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】介護サービス利用者の状態の再評価をサポートする技術を提供する。【解決手段】システム10は、スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報131を取得する第1取得部101と、センサーから、入居者の状態に関する第2情報132を取得する第2取得部102と、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較する比較部104と、第1情報および第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力する出力部105とを備える。【選択図】図1

Description

本開示は、入居者の状態に関する情報を記録する技術に関し、より特定的には、入居者の状態の再評価を促す技術に関する。
令和3年度から、LIFE(Long-term care Information system For Evidence:科学的介護情報システム)の運用が開始された。これに伴い、介護事業者は、一定の様式に従い、介護サービス利用者の状態、ケアの計画および内容等を厚生労働省に提出することで、フィードバックを得られるようになった。このような背景から、LIFEに情報を登録することを支援するためのシステムが望まれるようになった。
LIFEに情報を登録することを支援するためのシステムに関し、例えば、特許第7036484号公報(特許文献1)は、「被介護者の自立支援・重度化防止のアウトカムにつながる、日常生活動作(ADL)維持・改善に対する効果的な介護サービスの計画立案、及び各専門職の連携のための効率的な情報共有を支援する」介護支援プログラム、介護用支援装置及び介護用支援システムを開示している(段落[0029]参照)。
特許第7036484号公報
特許文献1に開示された技術によると、スタッフが介護サービス利用者の情報を手動で入力する必要がある。そのため、高頻度で介護サービス利用者の情報を更新することは、スタッフにとって大きな負担となる。また、介護サービス利用者による夜中の徘徊回数等を正確にカウントすることは困難である。したがって、スタッフの負担を増やすことなく、介護サービス利用者の状態の再評価をサポートする技術が必要とされている。
本開示は、上記のような背景に鑑みてなされたものであって、ある局面における目的は、介護サービス利用者の状態の再評価をサポートする技術を提供することにある。
ある実施の形態に従うと、システムが提供される。システムは、スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報を取得する第1取得部と、センサーから、入居者の状態に関する第2情報を取得する第2取得部と、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較する比較部と、第1情報および第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力する出力部とを備える。
ある実施の形態に従うと、第2取得部は、第1取得部が第1情報を取得する頻度よりも高頻度で、センサーから第2情報を取得する。比較部は、予め定められた間隔で、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較することを繰り返す。
他の実施の形態に従うと、別のシステムが提供される。システムは、スタッフが入力した入居者の状態に関する第1情報を取得する第1取得部と、センサーから、信号を取得する第2取得部と、信号から、入居者の状態に関する第2情報を生成する生成部と、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較する比較部と、第1情報および第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力する出力部とを備える。
ある実施の形態に従うと、生成部は、第1取得部が第1情報を取得する頻度よりも高頻度で、第2情報を生成する。比較部は、第1取得部が第1情報を取得する頻度よりも高頻度で、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較することを繰り返す。
ある実施の形態に従うと、第1情報および第2情報は、入居者の基本動作、日常生活動作、または、認知症行動障害尺度に関する動作に関する情報である。
ある実施の形態に従うと、第1情報および第2情報は、入居者についての、寝返り、起き上がり、座位の保持、立ち上がり、立位の保持に関する情報、食事、椅子およびベッドの移乗、整容、トイレ動作、入浴、平地歩行、階段昇降、更衣、排便コントロール、排尿コントロールに関する情報、昼寝回数、夜中に起き出す回数、歩き回る回数、同じ動作の繰り返し回数に関する情報のいずれかを含む。
他の実施の形態に従うと、システムにより実行される方法が提供される。方法は、スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報を取得するステップと、センサーから、入居者の状態に関する第2情報を取得するステップと、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較するステップと、第1情報および第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力するステップとを備える。
他の実施の形態に従うと、システムにより実行される別の方法が提供される。方法は、スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報を取得するステップと、センサーから、信号を取得するステップと、信号から、入居者の状態に関する第2情報を生成するステップと、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較するステップと、第1情報および第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力するステップとを備える。
さらに他の実施の形態に従うと、上記の方法をコンピューターに実行させるための、プログラムが提供される。
ある実施の形態に従うと、介護サービス利用者の状態の再評価をサポートすることができる。
この開示内容の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解される本開示に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本実施の形態に従うシステム10の構成の一例を示す図である。 本実施の形態に従うサーバー100の構成の一例を示す図である。 第1情報および第2情報の比較の第1の例を示す図である。 第1情報および第2情報の比較の第2の例を示す図である。 第1情報および第2情報の比較の第3の例を示す図である。 第1情報および第2情報の比較の第4の例を示す図である。 システム10の内部処理の手順の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示に係る技術思想の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<A.システム構成>
図1は、本実施の形態に従うシステム10の構成の一例を示す図である。図1を参照して、本実施の形態に従うシステム10の構成および動作概要について説明する。なお、これ以降、「介護サービス利用者」を、施設の「入居者」と表現する。システム10は、入居者の状態の再評価をサポートするためのシステムである。
本明細書において、「システム」は、1または複数の装置からなる構成、サーバー、クラウド環境に構築された仮想マシンもしくはコンテナ、または、これらの少なくとも一部からなる構成を包含する。また、装置は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、サーバー装置、タブレット、スマートフォン等の情報処理装置を含んでいてもよく、また、これらの組合せであってもよい。ある実施の形態に従うと、システム10は、ディスプレイおよびキーボード等の入出力機器と接続され、これらの入出力機器を介してユーザーに使用される。他の実施の形態に従うと、システム10は、ネットワークを介して、クラウドサービスまたはウェブアプリケーションとして、ユーザーに各種機能を提供する。この場合、ユーザーは、自身の端末110にインストールされたブラウザまたはクライアントソフトウェアを介して、システム10の機能を使用する。
また、本明細書において、「施設」とは、入居者のための設備があり、入居者をケアするスタッフがいる任意の施設である。施設は、病院、老人介護施設、リハビリ施設等の任意の施設を包含する。本実施の形態に従うシステム10は、これらの病院、老人介護施設、リハビリ施設等の任意の施設において利用可能である。
また、本明細書において、「ユーザー」とは、システム10を使用するユーザーであり、施設の責任者、入居者をケアするスタッフ、スタッフの監督者等を包含する。
さらに、本明細書において、「入居者の状態に関する情報」とは、LIFEに対応する項目を含む情報である。入居者の状態に関する情報は、LIFEの入力項目の全てまたは一部を含む。一例として、入居者の状態に関する情報は、入居者の基本動作、日常生活動作(ADL(Activities of Daily Living))、または、認知症行動障害尺度(DBD(Dementia Behavior Disturbance Scale))に関する情報である。
入居者の基本動作は、一例として、入居者の寝返り、起き上がり、座位の保持、立ち上がり、立位の保持に関する情報等を含む。ある実施の形態に従うと、入居者の基本動作の情報は、これらの動作が行われた回数、これらの動作を行う際にふらついた回数、または、これらの動作の実行にかかった時間等の身体能力の低下を示す情報等を含む。入居者の日常生活動作(ADL)は、一例として、入居者の食事、椅子およびベッドの移乗、整容、トイレ動作、入浴、平地歩行、階段昇降、更衣、排便コントロール、排尿コントロールに関する情報等を含む。ある実施の形態に従うと、入居者のADLの情報は、これらの動作が行われた回数、これらの動作を行う際にふらついた回数、または、これらの動作の実行にかかった時間等の日常生活動作における身体能力の低下を示す情報等を含む。認知症行動障害尺度(DBD)は、一例として、入居者の昼寝回数、夜中に起き出す回数、歩き回る回数、同じ動作の繰り返し回数に関する情報等を含む。これらの情報は、入居者の認知症の症状の進行度合いを示す。
システム10は、主な構成として、サーバー100と、1つ以上の端末110と、複数の装置120とを備える。ある実施の形態に従うと、システム10は、サーバー100と、複数の装置120とを備え、1つ以上の端末110を備えなくてもよい。この場合、システム10は、システム10に含まれない端末と通信する。他の実施の形態に従うと、システム10は、サーバー100を備え、1つ以上の端末110および複数の装置120を備えなくてもよい。この場合、システム10は、システム10に含まれない端末および装置と通信する。
サーバー100は、入居者の状態情報を収集し、ユーザーに、定期的に、入居者の状態の評価の見直しを推薦(レコメンド)する。端末110は、入居者にサーバー100から送られてくる情報を提示する。装置120は、入居者の居室等に設置され、定期的に、入居者の行動に関する情報をサーバー100に送信する。
サーバー100は、主な構成として、第1取得部101と、第2取得部102と、生成部103と、比較部104と、出力部105とを備える。
第1取得部101は、スタッフが入力した入居者の状態に関する第1情報を取得する。第1情報は、例えば、LIFEの入力情報である。ある実施の形態に従うと、システム10は、LIFEの入力用のUI(User Interface)を備える。この場合、スタッフは、定期的に、UIを介して、システム10に第1情報を入力する。他の実施の形態に従うと、システム10は、他のシステムまたはアプリケーションと連携する。この場合、第1取得部101は、他のシステムまたはアプリケーションから、スタッフが入力した第1情報を取得する。
第2取得部102は、装置120から、入居者の状態に関する第2情報、または、第2情報を生成するために必要な信号を取得する。ある実施の形態に従うと、装置120は、ユーザーの特定の動作の回数をカウントする。この場合、第2取得部102は、予め定められた間隔で(定期的に)、装置120から、入居者の状態に関する第2情報(各動作の回数等)を受信する。他の実施の形態に従うと、装置120は、ユーザーの特定の動作を検出する。この場合、第2取得部102は、装置120から、ユーザーの特定の動作を検出したことを示す信号を受信する。当該信号は、生成部103によって使用される。
生成部103は、装置120から受信した信号に基づいて、入居者の状態に関する第2情報を生成する。生成部103は、予め定められた間隔で(定期的に)、ユーザーの特定の動作を検出したことを示す信号に基づいて、第2情報(各動作の回数等)を生成する。なお、第2取得部102が、装置120から、第2情報(各動作の回数等)を受信する場合、システム10は、生成部103を備えなくてもよい。第2取得部102が、装置120から、ユーザーの特定の動作を検出したことを示す信号を受信する場合、システム10は、生成部103を備える。
比較部104は、第1情報に含まれる各項目と第2情報に含まれる各項目とを比較する。一例として、第1情報および第2情報が、認知症行動障害尺度(DBD)に関する情報であるとする。この場合、比較部104は、例えば、第1情報に含まれる「(入居者が)昼寝回数、夜中に起き出す回数、歩き回る回数、同じ動作の繰り返し回数」の各々と、第2情報に含まれる「(入居者が)昼寝回数、夜中に起き出す回数、歩き回る回数、同じ動作の繰り返し回数」の各々とを比較する。
なお、回数に関する情報は、明確な回数ではなく、少ない、普通、多い等の頻度情報であってもよい。また、第1情報は、手動入力の情報であるため、入居者についての定性的な情報(物をため込む、物をなくすることが多い等)を含み得る。ある実施の形態に従うと、第1情報は、LIFEの入力項目のうち、定性的な情報を含み、第2情報は、定量的な情報または定量的な情報から導き出される情報(少ない、普通、多い等の頻度)のみを含む。この場合、比較部104は、第1情報および第2情報が共通して含む項目のみを比較する。
出力部105は、第1情報および第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力する。ある実施の形態に従うと、アラートは、第1情報および第2情報の間で一定以上の差異がある項目についてのLIFEへの登録情報を更新すること、および/または、入居者の状態を再評価することを促す内容を含む。他の実施の形態に従うと、アラートは、第1情報の各項目および第2情報の各項目の比較結果を含む。また、他の実施の形態に従うと、アラートは、第1情報および第2情報の間で一定以上の差異がある項目についてのLIFEへの登録情報を更新することおよび/または入居者の状態を再評価することを促す内容と、第1情報の各項目および第2情報の各項目の比較結果との両方を含む。
端末110は、第1情報および第2情報の比較結果、および、アラートを含む情報130を表示する。ある実施の形態に従うと、端末110は、第1情報を入力するための機能を備える。この場合、例えば、端末110は、サーバー100から、第1情報を入力するためのUIをダウンロードする。もしくは、端末110は、第1情報を入力するためのアプリケーションをインストールされる。また、他の実施の形態に従うと、サーバー100は、ディスプレイ、キーボード、マウス、タッチパネル等の任意の入出力装置を備え、第1情報および第2情報の比較結果、および、アラートを含む情報130を表示する。この場合、システム10は、端末110を備えなくてもよい。
装置120は、入居者の居室等に設けられ、入居者の行動を検出する。装置120は、入居者の行動を検出するための1つ以上のセンサー(図示せず)と、装置120を制御するための制御部(図示せず)と、サーバー100と通信するための通信部(図示せず)とを備える。装置120は、センサーにより、入居者の各行動(昼寝、夜中に起き出す、歩き回る、同じ動作の繰り返し等)を検出する。装置120は、制御部により、入居者の各行動の検出回数に基づいて、第2情報を生成する。装置120は、通信部により、第2情報またはセンサーの信号(入居者の特定の行動の検出を示す情報)をサーバー100に送信する。
情報130は、ユーザーに提示される情報である。情報130は、第1情報131と第2情報132との比較情報、および、第1情報および第2情報の間で一定以上の差異がある項目についてのLIFEへの登録情報を更新すること、および/または、入居者の状態を再評価することを促す内容を含む。
従来技術では、スタッフは、アプリケーション等を介して、第1情報をLIFEに登録するだけであった。しかしながら、LIFEへの情報登録は、スタッフにとって大きな負担であるため、LIFEに登録された第1情報の更新頻度は低かった。これに対して、本実施の形態に従うシステム10は、入居者の第2情報を定期的(例えば、1ヶ月)に取得して、予め定められた間隔(1ヶ月間等)で、スタッフにLIFEへの情報登録の見直しを通知する。これにより、スタッフは、定期的に、システム10から通知された情報を確認するだけで、LIFEへの情報登録を高頻度に更新し、さらに、入居者の状態を把握して、ケアプランの作成を行い得る。システム10は、第2情報の取得と、第1情報および第2情報の比較とを、第1取得部が第1情報を取得する頻度またはスタッフが第1情報をLIFEに入力することよりも高頻度で実行する。
図2は、本実施の形態に従うサーバー100の構成の一例を示す図である。図2を参照して、本実施の形態に従うサーバー100のハードウェア構成について説明する。ある実施の形態に従うと、サーバー100は、図2に示されるハードウェア上でプログラムを実行することで、図1に示される構成を実現する。他の実施の形態に従うと、端末110も、図2に示されるハードウェア構成を備える。
サーバー100は、CPU(Central Processing Unit)1と、1次記憶装置2と、2次記憶装置3と、外部機器インターフェイス4と、入力インターフェイス5と、出力インターフェイス6と、通信インターフェイス7とを含む。
CPU1は、サーバー100の各種機能を実現するためのプログラムを実行し得る。CPU1は、例えば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、例えば、少なくとも1つのCPU(Central Processing Unit)、少なくとも1つのGPU(Graphics Processing Unit)、少なくとも1つのFPGA(Field Programmable Gate Array)、少なくとも1つのASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはこれらの組み合わせ等によって構成されてもよい。
1次記憶装置2は、CPU1によって実行されるプログラムと、CPU1によって参照されるデータとを格納する。ある局面において、1次記憶装置2は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)またはSRAM(Static Random Access Memory)等によって実現されてもよい。
2次記憶装置3は、不揮発性メモリーであり、CPU1によって実行されるプログラムおよびCPU1によって参照されるデータを格納してもよい。その場合、CPU1は、2次記憶装置3から1次記憶装置2に読み出されたプログラムを実行し、2次記憶装置3から1次記憶装置2に読み出されたデータを参照する。ある局面において、2次記憶装置3は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)またはフラッシュメモリー等によって実現されてもよい。
外部機器インターフェイス4は、プリンター、スキャナーおよび外付けHDD等の任意の外部機器に接続され得る。ある局面において、外部機器インターフェイス4は、USB(Universal Serial Bus)端子等によって実現されてもよい。
入力インターフェイス5は、キーボード、マウス、タッチパッドまたはゲームパッド等の任意の入力装置に接続され得る。ある局面において、入力インターフェイス5は、USB端子、PS/2端子およびBluetooth(登録商標)モジュール等によって実現されてもよい。
出力インターフェイス6は、ブラウン管ディスプレイ、液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の任意の出力装置に接続され得る。ある局面において、出力インターフェイス6は、USB端子、D-sub端子、DVI(Digital Visual Interface)端子、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)端子およびディスプレイポート端子等によって実現されてもよい。
通信インターフェイス7は、有線ネットワークまたは無線ネットワークを介して他の機器と接続される。ある局面において、通信インターフェイス7は、有線LAN(Local Area Network)ポートおよびWi-Fi(登録商標)(Wireless Fidelity)モジュール等によって実現されてもよい。他の局面において、通信インターフェイス7は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)等の通信プロトコルを用いてデータを送受信してもよい。
<B.入居者の状態に関する情報の比較>
次に、図3~図6を参照して、第1情報および第2情報の比較の例について説明する。ある実施の形態に従うと、図3~図6に示される情報は、端末110のディスプレイに表示される。他の実施の形態に従うと、図3~図6に示される情報は、サーバー100に接続されるディスプレイに表示される。
図3は、第1情報および第2情報の比較の第1の例を示す図である。図3を参照して、入居者の基本動作に関する第1情報および第2情報の比較の第1の例について説明する。
グラフ310は、入居者の基本動作に関する第1情報を示す。すなわち、グラフ310は、スタッフが手動で入力した入居者の基本動作に関する情報を示す。第1情報は、一例として、入居者の寝返り、起き上がり、座位の保持、立ち上がり、立位の保持に関する情報(回数、頻度または悪化度合い等)を含む。
グラフ320は、入居者の基本動作に関する第2情報を示す。すなわち、グラフ320は、装置120がセンサーにより検出した入居者の基本動作に関する情報を示す。第2情報は、一例として、入居者の寝返り、起き上がり、座位の保持、立ち上がり、立位の保持に関する情報(回数、頻度または悪化度合い等)を含む。
グラフ310,320を比較すると、起き上がりを除く全ての項目において、第2情報の項目は、第1情報の項目よりも高い値(より悪化していることを示す)を示している。すなわち、装置120のセンサーによる入居者の基本行動についての検出結果は、スタッフの認識よりも、入居者の基本動作における身体能力が低下していることを示唆している。この場合、システム10は、アラートを出力する。アラートは、例えば、図3に示されるような第1情報および第2情報の比較結果と、見直すべき項目とを含む。システム10は、サーバー100に接続されたディスプレイまたは端末110にアラートを出力する。ユーザー(スタッフ)は、アラートを確認することで、LIFEの登録情報を更新し、さらに、入居者の基本動作における身体能力の低下について再認識する。それに伴い、ユーザー(スタッフ)は、入居者に対するケアの計画等を変更し得る。
図4は、第1情報および第2情報の比較の第2の例を示す図である。図4を参照して、入居者のADLに関する第1情報および第2情報の比較の第2の例について説明する。
グラフ410は、入居者のADLに関する第1情報を示す。すなわち、グラフ410は、スタッフが手動で入力した入居者のADLに関する情報を示す。第1情報は、一例として、入居者の食事、椅子およびベッドの移乗、整容、トイレ動作、入浴、平地歩行、階段昇降、更衣、排便コントロール、および排尿コントロールに関する情報(回数、頻度または悪化度合い等)を含む。
グラフ420は、入居者のADLに関する第2情報を示す。すなわち、グラフ420は、装置120がセンサーにより検出した入居者のADLに関する情報を示す。第2情報は、一例として、入居者の食事、椅子およびベッドの移乗、整容、トイレ動作、入浴、平地歩行、階段昇降、更衣、排便コントロール、および排尿コントロールに関する情報(回数、頻度または悪化度合い等)を含む。
グラフ410,420を比較すると、食事、整容、トイレ動作、入浴、平地歩行、更衣、排便コントロール、排尿コントロール等のいくつかの項目において、第2情報の項目は、第1情報の項目よりも高い値(より悪化していることを示す)を示している。すなわち、装置120のセンサーによる入居者のADLについての検出結果は、スタッフの認識よりも、入居者のADLについての身体能力が低下していることを示唆している。この場合、システム10は、アラートを出力する。アラートは、例えば、図4に示されるような第1情報および第2情報の比較結果と、見直すべき項目とを含む。システム10は、サーバー100に接続されたディスプレイまたは端末110にアラートを出力する。ユーザー(スタッフ)は、アラートを確認することで、LIFEの登録情報を更新し、さらに、入居者のADLにおける身体能力の低下について再認識する。それに伴い、ユーザー(スタッフ)は、入居者に対するケアの計画等を変更し得る。
図5は、第1情報および第2情報の比較の第3の例を示す図である。図5を参照して、入居者のDBDに関する第1情報および第2情報の比較の第3の例について説明する。
グラフ510は、入居者のDBDに関する第1情報を示す。すなわち、グラフ510は、スタッフが手動で入力した入居者のDBDに関する情報を示す。第1情報は、一例として、入居者の昼寝回数、夜中に起き出す回数、歩き回る回数、同じ動作の繰り返し回数に関する情報を含む。
グラフ520は、入居者の基本動作に関する第2情報を示す。すなわち、グラフ520は、装置120がセンサーにより検出した入居者のDBDに関する情報を示す。第2情報は、一例として、入居者の昼寝回数、夜中に起き出す回数、歩き回る回数、同じ動作の繰り返し回数に関する情報を含む。
グラフ510,520を比較すると、全ての項目において、第2情報の項目は、第1情報の項目よりも高い値(より悪化していることを示す)を示している。すなわち、装置120のセンサーによる入居者のBDBについての検出結果は、スタッフの認識よりも、入居者の認知症の症状が進行していることを示唆している。この場合、システム10は、アラートを出力する。アラートは、例えば、図5に示されるような第1情報および第2情報の比較結果と、見直すべき項目とを含む。システム10は、サーバー100に接続されたディスプレイまたは端末110にアラートを出力する。ユーザー(スタッフ)は、アラートを確認することで、LIFEの登録情報を更新し、さらに、入居者の認知症の症状の進行度合いについて再認識する。それに伴い、ユーザー(スタッフ)は、入居者に対するケアの計画等を変更し得る。
図6は、第1情報および第2情報の比較の第4の例を示す図である。図6を参照して、第1情報および第2情報の比較表示の第4の例について説明する。ある実施の形態に従うと、システム10は、第1情報および第2情報の比較結果を比較結果600のように表形式で出力する。図6の例では、比較結果600は、利用者名の項目601と、第1情報の項目602と、第2情報の項目603と、差分の項目604とを含む。差分の項目604は、第1情報および第2情報の全体的な差分を示す。一例として、差分の項目604は、第1情報の各項目および第2情報の各項目の差分の合計値を含む。
ユーザー(スタッフ)は、比較結果600を参照することで、複数の入居者の状態を一度に把握し得る。ある実施の形態に従うと、システム10は、図3~図6に示される比較結果および各比較結果に基づくアラートを出力してもよい。他の実施の形態に従うと、システム10は、図3~図6に示されるグラフまたは表を表示する画面間の遷移機能を備える。
<C.フローチャート>
図7は、システム10の内部処理の手順の一例を示す図である。図7を参照して、システム10の内部処理の手順の一例について説明する。ある実施の形態に従うと、CPU1は、図7の処理を行うためのプログラムを2次記憶装置3から1次記憶装置2に読み込んで、当該プログラムを実行し得る。他の局面において、当該処理の一部または全部は、当該処理を実行するように構成された回路素子の組み合わせとしても実現され得る。
ステップS710において、システム10は、前回の第1情報および第2情報の比較から一定期間が経過したか否かを判定する。システム10は、前回の第1情報および第2情報の比較から一定期間が経過したと判定した場合(ステップS710にてYES)、制御をステップS730に移す。そうでない場合(ステップS710にてNO)、システム10は、制御をステップS720に移す。すなわち、システム10は、第1情報および第2情報の比較処理を一定期間ごとに繰り返し実行する。
ステップS720において、システム10は、装置120から情報を取得する。ある実施の形態に従うと、情報は、装置120が一定期間内に得られたセンサーの検出結果から生成した第2情報である。他の実施の形態に従うと、情報は、一定期間内におけるセンサーの検出結果を示す情報(センサーの信号)である。システム10は、装置120からセンサーの検出結果を示す情報を受信した場合、一定期間内におけるセンサーの検出結果から、第2情報を生成する。
ステップS730において、システム10は、前回の第1情報(スタッフの手動によるLIFEの入力データ)を取得する。ある実施の形態に従うと、システム10は、2次記憶装置3内に格納された第1情報を読み出す。他の実施の形態に従うと、システム10は、外部のシステムまたはアプリケーションから、第1情報を取得する。
ステップS740において、システム10は、第1情報および第2情報の差分を抽出する。システム10は、第1情報に含まれる各項目および第2情報に含まれる各項目の差分を抽出する。また、システム10は、第1情報および第2情報の全体の差分を抽出する。一例として、第1情報および第2情報の全体の差分は、各項目の差分の合計である。
ステップS750において、システム10は、アラートを出力する。アラートは、一例として、第1情報および第2情報の比較結果と、再評価の推薦(レコメンド)とを含む。第1情報および第2情報の比較結果は、図3~図6に示されるような複数の表示の一部または全てを含む。再評価のレコメンドは、LIFEに登録されたデータの更新のレコメンド、および/または、入居者の健康状態の再評価並びにケア計画の変更についてのレコメンドを含む。
以上説明した通り、本実施の形態に従うシステム10は、入居者の第2情報を定期的(例えば、1ヶ月)に取得して、予め定められた間隔(1ヶ月間等)で、スタッフにLIFEへの情報登録の見直しを通知する。これにより、スタッフは、定期的に、システム10から通知された情報を見るだけで、LIFEへの情報登録を高頻度に更新し得る。また、スタッフは、入居者の状態に対する再評価を行うことで、入居者の身体機能の低下、認知症の発症・進行等を早期に把握し得る。また、スタッフは、これにより入居者の状態に合わせた適切なケアプランの策定を行い得る。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内で全ての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された開示内容は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
1 CPU、2 1次記憶装置、3 2次記憶装置、4 外部機器インターフェイス、5 入力インターフェイス、6 出力インターフェイス、7 通信インターフェイス、10 システム、100 サーバー、101 第1取得部、102 第2取得部、103 生成部、104 比較部、105 出力部、110 端末、120 装置、130 情報、131 第1情報、132 第2情報、310,320,410,420,510,520 グラフ、600 比較結果、601 利用者名の項目、602 第1情報の項目、603 第2情報の項目、604 差分の項目。

Claims (9)

  1. スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報を取得する第1取得部と、
    センサーから、前記入居者の状態に関する第2情報を取得する第2取得部と、
    前記第1情報に含まれる各項目と前記第2情報に含まれる各項目とを比較する比較部と、
    前記第1情報および前記第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力する出力部とを備える、システム。
  2. 前記第2取得部は、前記第1取得部が前記第1情報を取得する頻度よりも高頻度で、センサーから前記第2情報を取得し、
    前記比較部は、予め定められた間隔で、前記第1情報に含まれる各項目と前記第2情報に含まれる各項目とを比較することを繰り返す、請求項1に記載のシステム。
  3. スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報を取得する第1取得部と、
    センサーから、信号を取得する第2取得部と、
    前記信号から、前記入居者の状態に関する第2情報を生成する生成部と、
    前記第1情報に含まれる各項目と前記第2情報に含まれる各項目とを比較する比較部と、
    前記第1情報および前記第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力する出力部とを備える、システム。
  4. 前記生成部は、前記第1取得部が前記第1情報を取得する頻度よりも高頻度で、前記第2情報を生成し、
    前記比較部は、前記第1取得部が前記第1情報を取得する頻度よりも高頻度で、前記第1情報に含まれる各項目と前記第2情報に含まれる各項目とを比較することを繰り返す、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記第1情報および前記第2情報は、前記入居者の基本動作、日常生活動作、または、認知症行動障害尺度に関する動作に関する情報である、請求項1~4のいずれかに記載のシステム。
  6. 前記第1情報および前記第2情報は、前記入居者についての、
    寝返り、起き上がり、座位の保持、立ち上がり、立位の保持に関する情報、
    食事、椅子およびベッドの移乗、整容、トイレ動作、入浴、平地歩行、階段昇降、更衣、排便コントロール、排尿コントロールに関する情報、
    昼寝回数、夜中に起き出す回数、歩き回る回数、同じ動作の繰り返し回数に関する情報のいずれかを含む、請求項5に記載のシステム。
  7. システムにより実行される方法であって、
    スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報を取得するステップと、
    センサーから、前記入居者の状態に関する第2情報を取得するステップと、
    前記第1情報に含まれる各項目と前記第2情報に含まれる各項目とを比較するステップと、
    前記第1情報および前記第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力するステップとを備える、方法。
  8. システムにより実行される方法であって、
    スタッフによって入力された入居者の状態に関する第1情報を取得するステップと、
    センサーから、信号を取得するステップと、
    前記信号から、前記入居者の状態に関する第2情報を生成するステップと、
    前記第1情報に含まれる各項目と前記第2情報に含まれる各項目とを比較するステップと、
    前記第1情報および前記第2情報の間でいずれかの項目に一定以上の差異があることに基づいて、アラートを出力するステップとを備える、方法。
  9. 請求項7または8に記載の方法をコンピューターに実行させるための、プログラム。
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