JP2024067302A - 人形遊び兼用携帯玩具 - Google Patents

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【課題】装飾部の透明部の損傷又は破損を防止することが可能な人形遊び兼用携帯玩具を提供する。【解決手段】携帯玩具10は、扉側透明部24b及び壁側透明部26bを含む装飾が施された扉部装飾面30及び立壁部装飾面40を有し、内部に収容空間Sが設けられたケース20と、ケース20に設けられた把持部28と、を備え、扉部装飾面30及び立壁部装飾面40は、収容空間S側とは反対側に突出してなる羽根装飾部34、ガス灯上側部36b、車輪装飾部38、立壁周縁部26Eを有し、扉側透明部24b及び壁側透明部26bは、羽根装飾部34上、ガス灯上側部36b上、車輪装飾部38上、立壁周縁部26E上の任意の3点を通る仮想平面よりも収容空間S側に設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、人形遊び兼用携帯玩具に関する。
従来から、開閉可能とされたケースの内部に人形遊び用の玩具を収容し、持ち運び可能に構成された人形遊び兼用携帯玩具が知られている。例えば特許文献1には、ヒンジを介して回動可能に接続された上ケース及び下ケースを備え、下ケース及び上ケースによって囲まれる内部空間内に家具を模したミニチュア等が収容されるハウス玩具が開示されている。下ケースには、携帯用ストラップが挿通される挿通孔が設けられており、携帯可能とされている。
特許第5314212号公報
上記特許文献1のハウス玩具では、上ケースの一部から装飾部材が露呈している。このようにケースの外部に露出する装飾部材は、その透明度を高めることにより一層装飾性を高めることができる。しかしながら、樹脂材料等を使用してケースを成形する場合、装飾部材の一部の透明度を高めることにより、その部分が割れ易くなることがある。このため、透明部分を有するケースを持ち運ぶ際にケースを誤って落下等させた場合、透明部分が損傷又は破損することが懸念され、透明部分を多く配置してケースの装飾性を高めることが困難であった。
本発明は、装飾部の透明部の損傷又は破損を防止することが可能な人形遊び兼用携帯玩具を提供することを目的とする。
本発明の一つの態様に係る人形遊び兼用携帯玩具は、透明部を含む装飾が施された装飾面を有し、内部に収容空間が設けられたケースと、前記ケースに設けられた把持部と、を備え、前記装飾面は、前記収容空間側とは反対側に突出してなる複数の突出部を有し、前記透明部は、前記複数の突出部上の任意の3点を通る仮想平面よりも前記収容空間側に設けられる。
上記の態様によれば、装飾部の透明部の損傷又は破損を防止することが可能な人形遊び兼用携帯玩具を提供することができる。
本発明の実施形態に係る携帯玩具を前面側から見た全体斜視図である。 本発明の実施形態に係る携帯玩具を後面側から見た全体斜視図である。 本発明の実施形態に係る携帯玩具のケース扉部を開いた状態を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態に係る携帯玩具のケース扉部を開いた状態であって、椅子模型、テーブル模型、各種身飾品模型を除いた状態を示す全体斜視図である。 ケースの内部に固定される椅子模型を前方側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る携帯玩具の側面図である。 本発明の実施形態に係る携帯玩具の底面図である。 本発明の実施形態に係る携帯玩具の第1仮想平面との衝突態様を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る携帯玩具の第2仮想平面との衝突態様を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る携帯玩具を前方から見た写真である。
図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1、図2、及び図10に示すように、実施形態に係る人形遊び兼用携帯玩具(以下、「携帯玩具10」という。)は、樹脂材料により設けられ、全体として横長矩形状をなすケース20を備えている。ケース20は、ケース前部21とケース後部22とが互いに重ね合わされて構成されている。ケース前部21の両側には、一対のヒンジ部23が設けられている。以下では、携帯玩具10のケース前部21側を前側、ケース後部22側を後側とし、携帯玩具10を前側から見たときの右側に位置するヒンジ部23側を右側、左側に位置するヒンジ部23側を左側として説明する。
ケース20は、全体として馬車の客室を模した形状をなしており、上端部が略円弧状となっている。ケース20の内部は中空とされており、収容空間Sとなっている。図7に示すように、ケース前部21は、左右方向中央部が前方側に略円弧状に突出する前方突出部21aとなっており、前方突出部21aを挟む左右両側部分がそれぞれ略平坦状の平坦部21bとされている。ケース前部21の前側には、左右方向中央部において左右に分割される一対のケース扉部24が、前方突出部21a及び各平坦部21bに沿ってそれぞれ設けられている。
一対のヒンジ部23は、上下方向に延びる軸がケース前部21に係合しており、軸周りに回動自在に構成されている。一対のケース扉部24は、一対のヒンジ部23により、前方側に観音開きに開閉自在に設けられている。携帯玩具10では、一対のケース扉部24を開くことにより、収容空間Sがケース20の前方側に開放される(図3参照)。一対のケース扉部24の前面は、馬車の客室を模した装飾が施された扉部装飾面(装飾面)30とされている。
ケース前部21の上面21Uには、上方側に壁状に立ち上がるとともに前面側に装飾が施された立壁部26が、略円弧状とされたケース20の上端部に沿って設けられている。立壁部26は、左右方向中央部の上側部分が前方側にやや湾曲する形で立ち上がっており(図6参照)、上端部が波状に設けられている。立壁部26の前面は、後述するようにハート形状の波の形の装飾が施された立壁部装飾面(装飾面)40とされている。
図2に示すように、ケース前部21の上面21Uであって立壁部26の後側には、取手状の把持部28が設けられている。把持部28は、左右方向を軸方向としてケース前部21の上面21Uに回動可能に軸支された把持部回動軸28aを有している。把持部28は、把持部回動軸28aを回動させることにより、後方に倒した状態と立ち上げた状態との間で切り替えることができる。携帯玩具10は、遊ぶ際には把持部28を後方に倒し、持ち運ぶ際には把持部28を立ち上げて把持することにより容易に持ち運ぶことができる。
また、図2に示すように、ケース後部22は、その左右両側部分が後方側に突出する後方突出部22aとされている。図2及び図7に示すように、各後方突出部22aの下端部には、後方側に板状に延びる設置板部22bがそれぞれ設けられている。各設置板部22bの板面を設置面上に当接させることにより、把持部28が上側になるようにケース20を設置面上に立てた状態で保持することができる。また、ケース後部22の中央部には、リボンを模したリボン装飾部22cが設けられている。
図1に戻り、一対のケース扉部24について詳述する。図1及び図10に示すように、一対のケース扉部24は、着色された不透明な扉側不透明部24aと、扉側不透明部24aの前面の一部に重ね合わされた透明な扉側透明部(透明部)24bとにより構成される。このため、扉部装飾面30は、扉側不透明部24aが前方に露出する部分と扉側透明部24bが前方に露出する部分とを含んでいる。
また、扉部装飾面30は、一対のケース扉部24が閉じられた状態で前後方向においてケース前部21の前方突出部21aと重なる部分(以下、「突出部重畳部30a」という。)、及び各平坦部21bと重なる部分(以下、「平坦部重畳部30b」という。)を含んでいる。突出部重畳部30aでは、その下端側を除いて扉側不透明部24aが大きく切り欠かれており、切り欠かれた部分に扉側透明部24bのみが設けられている。扉側透明部24bのみが設けられた部分では、前方側から扉側透明部24bを透過して収容空間S内を見ることができる。
突出部重畳部30aのうち扉側透明部24bのみが設けられた部分には、その中央部に馬車の客室の窓を模した窓装飾部32が設けられている。窓装飾部32の中央部は、前後に開口する開口部32aとされている。突出部重畳部30aの下端側(扉側透明部24bが露出する部分)には、上方側に凸となるように略円弧状に湾曲する羽根を模しており、前方側に突出する一対の羽根装飾部(突出部)34がそれぞれ設けられている。図6及び図7に示すように、一対の羽根装飾部34は、突出部重畳部30aにおいて最も前方側(収容空間S側とは反対側)に突出している。
扉部装飾面30の平坦部重畳部30bのうち、窓装飾部32の左右両側に位置する部分には、ガス灯を模した一対のガス灯装飾部36がそれぞれ設けられている。各ガス灯装飾部36の下側部分(ガス灯の点灯部分に相当する部分)は、扉側透明部24bが露出するガス灯下側部36aとされる、ガス灯下側部36aでは扉側透明部24bのみが設けられており、前方側からガス灯下側部36aを透過して収容空間Sを見ることができる。ガス灯装飾部36の上側部分は、扉側不透明部24aが露出するとともにガス灯下側部36aよりも前方側(収容空間S側とは反対側)に突出するガス灯上側部(突出部)36bとされる。
平坦部重畳部30bのうち各ガス灯装飾部36の下側(一対のケース扉部24の左右下側)には、馬車の客室の車輪を模しており、前方側(収容空間S側とは反対側)にわずかに突出する一対の車輪装飾部(突出部)38がそれぞれ設けられている。各車輪装飾部38では、扉側不透明部24aが露出している。以上のように扉部装飾面30では、前方側(収容空間S側とは反対側)に突出する一対の羽根装飾部34、一対のガス灯上側部36b、及び一対の車輪装飾部38が、扉側透明部24bが露出する窓装飾部32を囲むように扉部装飾面30の周縁部に設けられており、一対のガス灯上側部36b及び一対の車輪装飾部38が、扉側透明部24bが露出するガス灯下側部36aの上下両側に設けられている。
次に、立壁部26について詳述する。立壁部26は、着色された不透明な壁側不透明部26aと、壁側不透明部26aの前側の一部に重ね合わされた透明な壁側透明部(透明部)26bとにより構成される。このため、立壁部装飾面40は、壁側不透明部26aが前方に露出する部分と壁側透明部26bが前方に露出する部分とを含んでいる。
立壁部装飾面40の左右方向中央部には、ハート形状を模したハート装飾部42が設けられている。ハート装飾部42の中央部には、ハート形状の宝飾部材等が貼り付けられる。立壁部装飾面40のうちハート装飾部42を除いた部分は、波の形の装飾が施されている。立壁部装飾面40では、立壁部26の輪郭を象る周縁部分(以下、「立壁周縁部(突出部)26E」という。)において壁側不透明部26aが露出しており、当該周縁部分を除いた部分において壁側透明部26bが露出している。立壁部装飾面40では、立壁周縁部26Eが他の部分よりも前方側(収容空間S側とは反対側)に突出している。
次に、図3~図5を参照して、ケース20の内部の構成について詳述する。図3に示すように、携帯玩具10では、一対のケース扉部24を開いて収容空間Sを開放すると、ケース20の内部の中央部に鏡部52が設けられており、鏡部52の左右両側に透明な一対の内側扉部54がそれぞれ設けられている。一対の内側扉部54は、それぞれ鏡部52寄りの端部に設けられた内側第1ヒンジ部53により、前方側に開閉自在に設けられている。一対の内側扉部54により開閉される部分には、それぞれ二段の棚部55が設けられている。図3に示すように、各棚部55上には、バックや指輪、ティアラ等の身飾品を模した各種身飾品模型60を配置することができる。
また、鏡部52の下側には、椅子を模した形状をなし、その座面70aの部分に人形等を載置可能な椅子模型(模型玩具)70が取り付けることができる。図3に示すように、椅子模型70の前方側には、テーブルを模したテーブル模型72を配置することができる。なお、各ケース扉部24の内面側(後面側)のうち各車輪装飾部38の裏側(後側)に相当する部分には、透明な円形状の円形透明部56がそれぞれ設けられている。各円形透明部56は、その接線に沿って設けられた内側第2ヒンジ部57により、開閉自在に設けられている。
ここで、ケース20の内部における椅子模型70の取り付け態様について説明する。図4に示すように、ケース20の内部のうち椅子模型70が取り付けられる部分(鏡部52の下側部分)には、椅子模型70が取り付けられて固定される椅子固定部58が設けられている。椅子固定部58の左右両側には、前後方向に沿ってレール状に延びる固定レール58aがそれぞれ設けられている。
一方、図5に示すように、椅子模型70の各脚部70bの外面側には、リブ状に張り出してケース20の固定レール58aに係合されて固定される固定リブ部(リブ部)70cがそれぞれ設けられている。椅子模型70は、各固定リブ部70cが各固定レール58aの延在方向に沿って各固定レール58aの下側(固定レール58aとケース20の内面との間)に係合されることにより、ケース20に固定される。なお、テーブル模型72の高さは椅子模型70の座面70aの高さよりも低くされており、テーブル模型72を椅子模型70の座面70a下側の空間に収めた状態で椅子模型70をケース20に固定することができる。このように固定することで、テーブル模型72がケース20の内部で移動することが防止され、テーブル模型72が鏡部52に衝突して傷を付けてしまうことを防止することができる。
携帯玩具10の使用者は、一対のケース扉部24を開いて固定レール58aに椅子模型70を固定し、テーブル模型72を椅子模型70の座面70a下側の空間に収めた状態で座面70a上に人形を載置させることができる。この状態で一対のケース扉部24を閉じると、窓装飾部32から人形を見ることができる。また、図3に示すように、携帯玩具10の使用者は、一対のケース扉部24を開いた状態で、固定レール58aに固定された椅子模型70を取り外して配置し、配置した椅子模型70の前方側にテーブル模型72を配置して、各棚部55から各種身飾品模型60を取り出して人形遊びを行うことができる。
次に、携帯玩具10が平面(地面)上に倒れた場合のケース20の衝突態様について説明する。図6及び図7に示すように、ケース20の前面側、即ち扉部装飾面30及び立壁部装飾面40を左右方向及び上下方向に沿って見ると、ケース20の左右方向中央部分では、ケース20の下側で一対の羽根装飾部34が前方に突出しており、ケース20の上側で立壁周縁部26Eが前方に突出している。そして、ケース20の左右両側部分では、ケース20の下側で各車輪装飾部38が前方に突出しており、ケース20の上側で立壁周縁部26Eが前方に突出しており、各車輪装飾部38と立壁周縁部26Eの間で各ガス灯上側部36bが前方に突出している。
扉部装飾面30及び立壁部装飾面40が上記のような凹凸態様とされていることにより、例えばケース20の前面側のうち右下部分が平面(地面)側に傾いた形で携帯玩具10が平面上に倒れた場合、図8に示すように、一例として右側の車輪装飾部38上の一点P1、右側の羽根装飾部34上の一点P2、立壁周縁部26E上の略中央に位置する一点P3、の計3点が平面(図8に示す第1仮想平面(仮想平面)V1)と当接する。即ち、第1仮想平面V1は、これらの3点P1~P3を通る平面といえる。このとき、扉部装飾面30における扉側透明部24b及び立壁部装飾面40における壁側透明部26bは、第1仮想平面V1よりもケース20の内部側、即ち収容空間S側に位置している。
また、例えばケース20の前面側のうち左上部分が平面(地面)側に傾いた形で携帯玩具10が平面上に倒れた場合、図9に示すように、一例として左側の羽根装飾部34上の一点P4、左側のガス灯上側部36b上の一点P5、立壁周縁部26E上の中央近傍に位置する一点P6、の計3点が平面(図9に示す第2仮想平面(仮想平面)V2)と当接する。即ち、第2仮想平面V2は、これらの3点P4~P6を通る平面といえる。このとき、扉部装飾面30における扉側透明部24b及び立壁部装飾面40における壁側透明部26bは、第2仮想平面V2よりもケース20の内部側、即ち収容空間S側に位置している。
このように本発明の実施形態の携帯玩具10では、ケース20の前面側が平面(地面)上に倒れると、各羽根装飾部34上、各ガス灯上側部36b上、各車輪装飾部38上、立壁周縁部26E上のうち任意の3点が平面(地面)と当接する。そして、扉側透明部24b及び壁側透明部26bはこれらの3点を通る平面よりも収容空間S側に位置することから、ケース20の前面側が当該平面上に倒れた場合に扉側透明部24b及び壁側透明部26bが当該平面と衝突することが防止される。このため、扉側透明部24b及び壁側透明部26bが割れ易い材質で設けられている場合であっても、扉側透明部24b及び壁側透明部26bの損傷又は破損を防止することができる。
以上のような本発明の実施形態によれば、下記の態様の人形遊び兼用携帯玩具を提供することができる。
第1の態様に係る人形遊び兼用携帯玩具は、透明部を含む装飾が施された装飾面を有し、内部に収容空間が設けられたケースと、前記ケースに設けられた把持部と、を備え、前記装飾面は、前記収容空間側とは反対側に突出してなる複数の突出部を有し、前記透明部は、前記複数の突出部上の任意の3点を通る仮想平面よりも前記収容空間側に設けられる。
この構成によれば、ケースの装飾面側が地面等の平面上に倒れた場合、透明部が装飾面に設けられた複数の突出部上の任意の3点を通る仮想平面よりも収容空間側、即ち内側に位置することから、透明部が当該平面と衝突することが防止される。このため、本実施形態では、装飾部が割れ易い材質で設けられている場合であっても、装飾部の透明部の損傷又は破損を防止することが可能な人形遊び兼用携帯玩具を提供することができる。また、これにより、装飾部に透明部を多く設けることができるため、ケースの装飾性を高めることができる。
第2の態様に係る人形遊び兼用携帯玩具は、前記複数の突出部は、前記透明部を囲むように前記装飾面の周縁部に設けられている。
この構成によれば、装飾面の周縁部に設けられた複数の突出部により、透明部が好適に保護され、透明部の損傷又は破損が防止される。このように、装飾面において、透明部の損傷又は破損を防止するための複数の突出部の具体的な配置態様を実現することができる。
第3の態様に係る人形遊び兼用携帯玩具は、前記収容空間内に収容されるとともに人形を載置可能な模型玩具を備え、前記ケースは、前記収容空間内に設けられるとともに前記模型玩具と係合するリブ部を有する。
この構成によれば、ケースのリブ部に模型玩具を係合させ、模型玩具に人形を載置させることにより、ケースの収容空間を利用して人形遊びを行うことができる。
第4の態様に係る人形遊び兼用携帯玩具は、前記ケースはヒンジ部を介して開閉可能とされる。
この構成によれば、ヒンジ部によりケースを開くことで容易に収容空間を開放することができるため、ケースの収容空間を利用して人形遊びを行い易いものとすることができる。
第5の態様に係る人形遊び兼用携帯玩具は、ケースは、馬車の客室を模した形状をなし、前記透明部は、前記客室の窓を模した窓装飾部を含み、前記複数の突出部は、前記客室の車輪を模した車輪装飾部を含む。
この構成によれば、ケースを閉じた状態では、持ち運ぶケースが恰も人形を乗せて移動する馬車であるかのような印象を使用者に抱かせ、ケースを開いた状態では、模型玩具等を配置した収容空間が恰も馬車の客室であるかのような印象を使用者に抱かせる。このため、人形遊び兼用携帯玩具を用いた人形遊びを一層楽しいものとすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば上記の実施形態では、扉側透明部及び壁側透明部のうち、各羽根装飾部、各ガス灯上側部、各車輪装飾部、立壁周縁部がそれぞれ突出部として前方側に突出する態様を示したが、突出部として構成される部位の装飾態様や扉側透明部及び壁側透明部における各突出部の配置態様については限定されない。また、上記の実施形態では、ケースの前面側に透明部を有する装飾面が設けられた構成を例示したが、ケースの後面側に透明部を有する装飾面が設けられた構成であってもよい。
10 携帯玩具 20 ケース
21 ケース前部 21U 上面
21a 前方突出部 21b 平坦部
22a 後方突出部 22b 設置板部
22c リボン装飾部 23 ヒンジ部
24 ケース扉部 24a 扉側不透明部
24b 扉側透明部 26 立壁部
26E 立壁周縁部 26a 壁側不透明部
26b 壁側透明部 28 把持部
28a 把持部回動軸 30 扉部装飾面
30a 突出部重畳部 30b 平坦部重畳部
32 窓装飾部 32a 開口部
34 羽根装飾部 36 ガス灯装飾部
36a ガス灯下側部 36b ガス灯上側部
38 車輪装飾部 40 立壁部装飾面
42 ハート装飾部 52 鏡部
53 内側第1ヒンジ部 54 内側扉部
55 棚部 56 円形透明部
57 内側第2ヒンジ部 58 椅子固定部
58a 固定レール 60 身飾品模型
70 椅子模型 70a 座面
70b 脚部 70c 固定リブ部
72 テーブル模型 P1~P6 点
S 収容空間 V1 第1仮想平面
V2 第2仮想平面

Claims (5)

  1. 透明部を含む装飾が施された装飾面を有し、内部に収容空間が設けられたケースと、
    前記ケースに設けられた把持部と、を備え、
    前記装飾面は、前記収容空間側とは反対側に突出してなる複数の突出部を有し、
    前記透明部は、前記複数の突出部上の任意の3点を通る仮想平面よりも前記収容空間側に設けられる、
    ことを特徴とする人形遊び兼用携帯玩具。
  2. 前記複数の突出部は、前記透明部を囲むように前記装飾面の周縁部に設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の人形遊び兼用携帯玩具。
  3. 前記収容空間内に収容されるとともに人形を載置可能な模型玩具を備え、
    前記ケースは、前記収容空間内に設けられるとともに前記模型玩具と係合するリブ部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の人形遊び兼用携帯玩具。
  4. 前記ケースはヒンジ部を介して開閉可能とされる、ことを特徴とする請求項1に記載の人形遊び兼用携帯玩具。
  5. 前記ケースは、馬車の客室を模した形状をなし、
    前記透明部は、前記客室の窓を模した窓装飾部を含み、
    前記複数の突出部は、前記客室の車輪を模した車輪装飾部を含む、
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の人形遊び兼用携帯玩具。
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