JP2024064264A - 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2024064264000001
【課題】機器データを他の利用者と共有するときの利便性を向上させる情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理システム1は、第1有線I/F310と、空調装置10の機器データを識別するデータ識別情報と、機器データの閲覧を許可することを示す共有キーと、を対応づける閲覧許可情報と、外部機器の機器データと、を記憶する第2記憶部340と、情報処理装置100Bから受信する共有キーが、閲覧許可情報に含まれる共有キーに一致する場合に、閲覧許可情報に含まれるデータ識別情報が示す機器データの閲覧を許可し、情報処理装置100Bから受信する共有キーが、閲覧許可情報に含まれる共有キーに一致しない場合に、機器データの閲覧を許可しない第2制御部330と、を備える。
【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
特許文献1は、外部装置との間で通信途絶が発生しても、使用者が期待する運転を保証する遠隔監視装置を開示する。
この遠隔監視装置は、監視側回線用通信部と、監視側専用線用通信部と、監視側データ記憶部と、監視側制御部と、を備える。
監視側回線用通信部は、外部装置との間で、公衆通信回線を介した通信を行う。
監視側専用線通信部は、空気調和装置との間で、専用通信線を介した通信を行う。
監視側データ記憶部は、空気調和装置の使用者が設定した、通信途絶時における空気調和装置の操作内容を示すデータである空気調和操作データを記憶する。
監視側制御部は、公衆通信回線を介した外部装置との通信が途絶したものと判定すると、空気調和操作データに基づいて、操作指示信号を作成処理し、監視側専用線用通信部から操作指示信号を空気調和装置に送る処理を行う。
国際公開第2020/202295号
本開示は、機器データを他のユーザと共有する際の利便性を向上させる情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供する。
本開示の情報処理システムは、通信部と、外部機器の機器データを識別するデータ識別情報と、前記機器データの閲覧を許可することを示す共有キーと、を対応づける閲覧許可情報と、前記外部機器の機器データと、を記憶する記憶部と、情報処理装置から受信する前記共有キーが、前記閲覧許可情報に含まれる前記共有キーに一致する場合に、前記閲覧許可情報に含まれるデータ識別情報が示す前記機器データの閲覧を許可し、前記情報処理装置から受信する前記共有キーが、前記閲覧許可情報に含まれる前記共有キーに一致しない場合に、前記機器データの閲覧を許可しない制御部と、を備える。
本開示の情報処理方法は、情報処理装置から共有キーを受信するステップと、外部機器の機器データを識別するデータ識別情報と、前記機器データの閲覧を許可することを示す共有キーと、を対応づける閲覧許可情報に、受信した前記共有キーに一致する前記共有キーが含まれるか否かを判定するステップと、受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを含む前記閲覧許可情報があると判定した場合に、前記閲覧許可情報に含まれるデータ識別情報が示す前記機器データの閲覧を許可するステップと、受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを含む前記閲覧許可情報がないと判定した場合に、前記機器データの閲覧を許可しないステップと、を含む。
本開示のプログラムは、コンピュータに、情報処理装置から共有キーを受信する手順と、外部機器の機器データを識別するデータ識別情報と、前記機器データの閲覧を許可することを示す共有キーと、を対応づける閲覧許可情報に、受信した前記共有キーに一致する前記共有キーが含まれるか否かを判定する手順と、受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを含む前記閲覧許可情報があると判定した場合に、前記閲覧許可情報に含まれるデータ識別情報が示す前記機器データの閲覧を許可する手順と、受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを含む前記閲覧許可情報がないと判定した場合に、前記機器データの閲覧を許可しない手順と、を実行させる。
本開示における情報処理システム、情報処理方法及びプログラムは、共有キーに基づいて機器データの閲覧を許可するか否かを判定することができる。このため、機器データを他の利用者と共有するときに、情報処理システムの構成を変更したりすることなく、機器データを他の利用者と共有することができる。従って、機器データを他の利用者と共有するときの利便性を向上させることができる。
情報処理システムのシステム構成を示す図 ユーザデータベースの構成の一例を示す図 機器データデータベースの構成の一例を示す図 共有管理データベースの構成の一例を示す図 ホーム画面の一例を示す図 条件入力画面の一例を示す図 一覧画面の一例を示す図 機器データ表示画面を示す図 ID入力画面の一例を示す図 認証時のサーバ装置の動作を示すフローチャート 機器データの検索要求を受信した場合のサーバ装置の動作を示すフローチャート 共有要求を受信した場合のサーバ装置の動作を示すフローチャート
(本開示の基礎となった知見等)
本発明者らは、外部機器である空調装置の点検や修理等の作業を行う場合、作業者は、空調装置の機器データを、許可された第三者が閲覧可能な状態とし、第三者の助言を得たい場合があるとの課題を発見した。しかし、サーバ装置に登録した空調装置の機器データを第三者が閲覧可能な状態とするためには、サーバ装置の設定を変更する必要があり、簡易な構成で、許可された第三者が機器データを閲覧可能となる構成が求められていた。
そこで、発明者らは、機器データを他のユーザと共有する際の利便性を向上させるため、本開示の主題を構成するに至った。
本開示は、機器データを他のユーザと共有する際の利便性を向上させる情報処理システムを提供することを目的とする。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、又は、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態)
図面を用いて、実施の形態を説明する。
[1.情報処理システムのシステム構成]
図1は、情報処理システム1のシステム構成を示す図である。
情報処理システム1は、通信装置50と、複数の情報処理装置100と、サーバ装置300と、を備える。複数の情報処理装置100の各々と、サーバ装置300と、はネットワーク70を介して相互にデータ通信可能に接続される。情報処理装置100は、無線通信によりネットワーク70に接続され、サーバ装置300は、有線通信によりネットワーク70に接続される。
図1には、情報処理装置100Aと、情報処理装置100Bとの2台の情報処理装置100を示すが、情報処理システム1が備える情報処理装置100の台数は任意である。以下、情報処理装置100Aと、情報処理装置100Bとを総称する場合、情報処理装置100と表記する。
情報処理装置100は、ノート型やタブレット型のパーソナルコンピュータである。また、情報処理装置100は、スマートフォンであってもよい。
情報処理装置100Aは、空調装置10の点検や修理を行う作業者が所持する装置である。また、情報処理装置100Bは、作業者を管理、監督する管理者が所持する装置である。
サーバ装置300は、情報処理装置100Aによりアップロードされる機器データを記憶する。機器データは、情報処理装置100Aが通信装置50から受信したデータである。
サーバ装置300は、機器データをアップロードした情報処理装置100Aの作業者が閲覧を許可した管理者から閲覧要求を受信すると、該当する機器データを情報処理装置100Bに送信して、情報処理装置100Bを所持する管理者が閲覧可能な状態とする。
また、サーバ装置300は、共有キーを生成する。この共有キーは、機器データの閲覧を許可することを示すデータである。また、共有キーには、有効期間が設定される。
サーバ装置300は、共有キーの有効期限内に、機器データの閲覧要求を受信した場合には、機器データの閲覧を許可し、有効期限の経過後に、機器データの閲覧要求を受信した場合には、機器データの閲覧を許可しない。サーバ装置300は、生成した共有キーを、機器データを登録した作業者の所持する情報処理装置100Aに送信する。
[2.通信装置の構成]
通信装置50は、空調装置10が備える室内機20と、室外機30とを接続する通信配線40に接続される。通信装置50は、通信配線40に常時取り付けた状態であってもよいし、作業者が空調装置10の設置場所を訪れたときに、作業者が通信配線40に接続する構成であってもよい。空調装置10は、外部機器に相当する。
通信装置50は、インターフェイス、無線通信部及び制御部を備える。インターフェイス、無線通信部及び制御部の図示は省略する。
インターフェイスは、通信配線40に接続する接続端子と、インターフェイス回路と、を備える。通信配線40を介して室内機20から室外機30に送信されるデータが、インターフェイスにより制御部に入力される。
制御部は、インターフェイスから入力されるデータのうちから、空調装置10の運転データを取得する。本実施形態では、制御部が運転データを取得する構成について説明するが、制御部が情報処理装置100Aの作業者により指定されるデータを取得する構成であってもよい。
制御部は、運転データを取得すると、取得した運転データを、無線通信部により情報処理装置100Aに送信する。
無線通信部は、BluetoothやZigBee等の近距離無線通信の通信規格に対応したインターフェイス回路を備える無線通信デバイスである。Bluetooth及びZigBeeは登録商標である。
また、本実施形態では、通信装置50を別途設ける構成について説明したが、空調装置10を制御するリモコンに、通信装置50の機能を持たせる構成であってもよい。
[3.情報処理装置の構成]
次に、情報処理装置100A及び100Bの構成について説明する。なお、情報処理装置100A及び100Bは同一の構成を備えているため、以下では、情報処理装置100Aの構成について説明する。また、以下の説明では、情報処理装置100Aの構成には「A」の符号を付し、情報処理装置100Bの構成には「B」の符号を付して説明する。
情報処理装置100Aは、第1無線I/F110A、第2無線I/F120A、タッチパネル130A及び第1制御部150Aを備える。
第1無線I/F110Aは、例えば、BluetoothやZigBee等の近距離無線通信の通信規格に対応したインターフェイス回路を備える無線通信デバイスである。
第2無線I/F120Aは、アンテナ及びインターフェイス回路を含む通信モジュールを備え、ネットワーク70を介してサーバ装置300と相互にデータ通信を行う。第2無線I/F120Aの通信方式には、例えば、4G(Generation)、5G、LTE(Long Term Evolution)等の移動体通信網を利用した通信規格、又は、Wi-Fi等の無線LAN(Local Area Network)等の無線通信規格が採用される。Wi-Fiは、登録商標である。
タッチパネル130Aは、表示パネルとタッチセンサとを備える。表示パネル及びタッチセンサの図示は省略する。表示パネルには、例えば、液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネルが用いられる。タッチセンサは、タッチパネル130Aに対するタッチ操作を検出する。タッチセンサは、電子ペン等の指示体や操作者の指が接触したタッチパネル130Aの位置をタッチ操作として検出する。タッチセンサは、タッチ操作を検出したタッチパネルの位置を示す座標情報を含む操作信号を第1制御部150Aに出力する。
第1制御部150Aは、第1記憶部160A及び第1プロセッサ170Aを備えるコンピュータ装置である。
第1記憶部160Aは、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、を備える。また、第1記憶部160Aは、SDカード等の補助記憶装置を備える構成であってもよい。
RAMは、第1プロセッサ170Aの演算領域に使用される。ROMは、第1プロセッサ170Aが実行するOS161やアプリケーションプログラム163を記憶する。以下、アプリケーションプログラム163をAPP163と略記する。
第1プロセッサ170Aは、CPU(Central Processing Unit)や、MPU(Micro Processor Unit)により構成される。第1プロセッサ170Aは、単のプロセッサにより構成してもよいし、複数のプロセッサにより構成してもよい。
[4.サーバ装置の構成]
サーバ装置300は、第1有線I/F310と、第2制御部330と、を備える。
第1有線I/F310は、例えば、NIC(Network Interface Card)等のネットワークアダプタを備える。第1有線I/F310は、ネットワーク70に接続された情報処理装置100A及び100Bと相互にデータ通信を行う。第1有線I/F310は、通信部に相当する。
第2制御部330は、第2記憶部340と、第2プロセッサ350と、を備えるコンピュータ装置である。第2記憶部340は、記憶部に相当する。第2制御部330は、制御部に相当する。
第2記憶部340は、RAM、ROM及び補助記憶装置を備える。RAMは、第2プロセッサ350の演算領域として使用される。ROMは、第2プロセッサ350が実行する制御プログラム341を記憶する。補助記憶装置は、例えば、SSD(Solid State Drive)やHDD(Hard Disk Drive)等により構成され、ユーザデータベース343、機器データデータベース345、共有管理データベース347を記憶する。以下、データベースをDBと略記する。
図2は、ユーザDB343の構成の一例を示す図である。
ユーザDB343は、サーバ装置300が提供するサービスを利用するユーザのユーザ情報を登録したデータベースであり、ユーザDB243の1レコードには、ユーザ名、ユーザID、パスワード、メールアドレス、端末ID及び所属情報が含まれる。
端末IDは、ユーザ名のユーザが所持する情報処理装置100を識別する識別情報である。
所属情報は、ユーザ名のユーザが所属する法人の法人名や所属部署等の情報である。
ユーザ名のユーザが、法人に所属しない外部のユーザである場合、属性情報として外部との情報が登録される。
図3は、機器データDB345の構成の一例を示す図である。
機器データDB345は、情報処理装置100Aから受信する機器データ等を登録するデータベースである。
機器データDB345の1レコードには、機器ID、機器データID、登録日時、種別データ、警報コード、症状コード及び機器データが含まれる。
機器IDは、空調装置10を識別する識別情報である。
機器データIDは、機器データを識別する識別情報である。
登録日時は、機器データが機器データDB345に登録された日時を示す情報である。
警報コードは、空調装置10が、空調装置10に搭載されたセンサの測定データに基づいて出力する警報の種類を示す情報である。
症状コードは、空調装置10が検出した異常の種類を示す情報である。
機器データには、機器ID、過去履歴データ、運転データ及び修理基礎データが含まれる。種別データは、機器データが、機器ID、過去履歴データ、運転データ及び修理基礎データのいずれに該当するのかを示す情報である。
機器IDは、室内機20及び室外機30を識別する識別情報である。機器IDには、品番や製造IDが用いられる。機器IDは、外部機器を識別する機器識別情報に相当する。
過去履歴データは、空調装置10の試運転時や警報発生時に、空調装置10のメモリに記憶される運転データ等のデータである。警報発生時とは、空調装置10が異常を検出して警報を発生したときを意味する。
運転データは、空調装置10の設置場所で取得するリアルタイムのデータであり、空調装置10に搭載されたセンサの測定データや、警報の種別を示すコード情報等が含まれる。
修理基礎データは、空調装置10の所有者により申告された空調装置10の症状と、作業者が行った修理作業を示す作業コードと、を含む。
図4は、共有管理DB347の構成の一例を示す図である。
共有管理DB347は、登録された機器データを共有する共有者を管理するデータベースである。共有管理DB347の1レコードには、機器データを登録したユーザのユーザID、機器データを識別する機器データID、機器データの共有が許可されたユーザのユーザID、共有キー、及び共有キーの有効期限が含まれる。機器データを登録したユーザのユーザIDを登録ユーザIDという。また、機器データの共有が許可されたユーザのユーザIDを許可ユーザIDという。機器データIDは、機器データを識別するデータ識別情報に相当する。共有管理DB347は、閲覧許可情報に相当する。許可ユーザIDは、利用者識別情報に相当する。
第2プロセッサ350は、CPU(Central Processing Unit)や、MPU(Micro Processor Unit)により構成される。第2プロセッサ350は、単一のプロセッサにより構成してもよいし、複数のプロセッサにより構成してもよい。また、第2プロセッサ350は、第2記憶部340の一部又は全部や、その他の回路と統合されたSoC(System on a chip)により構成してもよい。また、第2プロセッサ350は、プログラムを実行するCPUと、所定の演算処理を実行するDSP(Digital Signal Processor)との組合せにより構成してもよい。
[5.情報処理システムの動作]
情報処理装置100Aの第1制御部150Aは、作業者によってAPP163が選択されると、サーバ装置300にアクセスし、サーバ装置300の認証を受ける。第1制御部150Aは、認証情報であるユーザID及びパスワードの入力画面を表示させて、ユーザID及びパスワードの入力を受け付ける。入力画面の図示は省略する。
第1制御部150Aは、作業者によりユーザID及びパスワードが入力されると、入力されたユーザID及びパスワードをサーバ装置300に送信し、サーバ装置300による認証を受ける。サーバ装置300は、情報処理装置100Aから受信したユーザID及びパスワードが、ユーザDB343に登録されたユーザID及びパスワードに一致するか否かを判定して認証を行う。
図5~図9は、APP画面200を示す図である。APP画面200とは、APP163を第1制御部150Aが実行することでタッチパネル130Aに表示される画面である。
図5は、情報処理装置100Aのタッチパネル130Aに表示されるホーム画面210を示す図である。ホーム画面210は、APP画面200の一例である。
第1制御部150Aは、サーバ装置300との認証に成功すると、図5に示すホーム画面210を表示させる。
ホーム画面210には、取得ボタン211、アップロードボタン213及び検索ボタン215が表示される。
取得ボタン211は、空調装置10の機器データを通信装置50から取得するボタンである。取得ボタン211が押下されることで情報処理装置100Aが取得した機器データは随時サーバ装置300にアップロードされる。
アップロードボタン213は、取得した空調装置10の機器データをサーバ装置300にアップロードするボタンである。
情報処理装置100Aが取得した機器データは、基本的に随時サーバ装置300にアップロードされるが、地下の設備での作業で圏外のためアップロードに失敗したり、通信エラーでアップロードに失敗したりする場合がある。このような場合に、アップロードボタン213を使用することで、アップロードに失敗した機器データを後でサーバ装置300にアップロードすることができる。
検索ボタン215は、サーバ装置300に登録した機器データを検索するボタンである。
第1制御部150Aは、取得ボタン211が押下されると、通信装置50に無線接続し、機器データの取得要求を通信装置50に送信する。通信装置50は、通信配線40を介して室内機20と室外機30との間で送信される機器データを取得し、取得した機器データを情報処理装置100Aに送信する。第1制御部150Aは、通信装置50から受信した機器データを第1記憶部160Aに記憶させる。
次に、アップロードボタン213が押下された場合の動作について説明する。
第1制御部150Aは、アップロードボタン213が押下されると、第1記憶部160Aに記憶させた機器データの一覧を表示し、サーバ装置300にアップロードする機器データの選択を受け付ける。
第1制御部150Aは、作業者によりアップロードする機器データが選択されると、アップロード要求をサーバ装置300に送信し、サーバ装置300から許可通知を受信すると、選択された機器データをサーバ装置300にアップロードする。
図6は、サーバ装置300に登録された機器データを検索する検索条件を入力する条件入力画面230の一例を示す図である。条件入力画面230は、APP画面200の一例である。
次に、検索ボタン215が押下された場合の動作について説明する。
第1制御部150Aは、検索ボタン215が押下されると、図6に示す検索条件の入力を受け付ける条件入力画面230を表示させる。
条件入力画面230には、機器データを検索する複数の検索項目が表示される。
検索項目には、空調装置10の機器IDを入力する入力欄231、警報コードを入力する入力欄232、発生した症状や、症状を示すコードを入力する入力欄233、機器データがサーバ装置300に登録された登録日を入力する入力欄234、共有キーを入力する入力欄235等が表示される。
条件入力画面230に入力される検索条件は、入力欄231~235のすべてに入力する必要はなく、少なくとも1つの入力欄231~235に検索条件が入力されていればよい。
第1制御部150Aは、入力欄231~235の少なくとも1つに検索条件が入力され、確定ボタン237が押下されると、入力された検索条件をサーバ装置300に送信する。
図7は、一覧画面250を示す図である。一覧画面250は、APP画面200の一例である。
サーバ装置300は、受信した検索条件に基づき、図3に示す機器データDB345を検索し、検索条件に該当する機器データ、及び機器データの属性情報を情報処理装置100Aに送信する。属性情報には、機器データが登録された登録日、機器ID、機器データIDが含まれる。
第1制御部150Aは、サーバ装置300から受信した各機器データの属性情報を一覧表示した一覧画面250を表示させる。一覧画面250には、図7に示すように機器データが登録された日付251、機器ID253、及び機器データID255が表示項目として表示される。
図8は、機器データ表示画面270を示す図である。機器データ表示画面270は、APP画面200の一例である。
第1制御部150Aは、一覧画面250に表示された属性情報のいずれか1つが選択されると、選択された属性情報に対応する機器データを表示した機器データ表示画面270を表示させる。
図9は、ID入力画面290を示す図である。
機器データ表示画面270には、共有ボタン271が表示される。
第1制御部150Aは、共有ボタン271が押下されると、共有先のユーザを特定するための情報を入力するID入力画面290を表示させる。ID入力画面290には、ユーザIDの入力欄291と、確定ボタン293とが表示される。作業者はこの入力欄291に、共有先のユーザのユーザIDを入力する。第1制御部150Aは、ユーザIDが入力欄291に入力され、確定ボタン293が押下されると、入力されたユーザIDと、共有キーの発行をサーバ装置300に要求する共有要求と、をサーバ装置300に送信する。
ここで、第1制御部150Aは、機器データの閲覧を許可する有効期間の設定を、作業者に求めてもよい。第1制御部150Aは、有効期限の設定を受け付けた場合には、共有要求と、ユーザIDと、有効期間の情報と、をサーバ装置300に送信する。
サーバ装置300は、共有要求と、ユーザIDとを受信すると、共有キーを生成する。サーバ装置300は、共有キーを生成すると、生成した共有キーを、登録ユーザID、機器データID、許可ユーザID、有効期間等とともに共有管理DB347に登録する。
サーバ装置300は、情報処理装置100から有効期間を受信している場合には、情報処理装置100から受信した有効期限を、共有管理DB347に登録する。
また、サーバ装置300は、情報処理装置100から有効期間を受信していない場合、共有キーを設定した日から予め設定された期間を有効期限に設定し、設定した有効期限の情報を共有管理DB347に登録する。
次に、サーバ装置300は、生成した共有キーを情報処理装置100Aに送信する。また、サーバ装置300は、機器データを識別する機器データIDを、共有キーとともに情報処理装置100Aに送信してもよい。
機器データをサーバ装置300にアップロードした作業者と、機器データを閲覧する管理者とが同一の法人に属する場合、閲覧者である管理者は、共有キーを使用することなく、機器データを閲覧することができる。作業者と同一法人の管理者は、共有キーを使用しない場合、機器データIDを使用して、サーバ装置300に登録された機器データを検索し、検索した機器データを情報処理装置100Bで閲覧することができる。
サーバ装置300は、ログインしているユーザのメールアドレスをユーザDB343から取得し、共有キー及び機器データIDを、取得したメールアドレス宛に電子メールで送信する。共有キー及び機器データIDは、電子メールの本文に記載してあってもよいし、共有キー及び機器データIDが記載されたテキストファイルを電子メールに添付してもよい。
また、サーバ装置300が、情報処理装置100に共有キー及び機器データIDを送信し、第1制御部150Aは、受信した共有キー及び機器データIDをAPP画面200に表示してもよい。
第1制御部150Aは、サーバ装置300から共有キー及び機器データIDを受信すると、共有キー及び機器データIDを受信したことをAPP画面200に表示させる。
作業者は、サーバ装置300から共有キー及び機器データIDを受信すると、受信した共有キー及び機器データIDを含む電子メールを、閲覧を許可する作業者又は管理者のメールアドレス宛てに電子メールで送信する。ここでは、管理者宛に電子メールを送信したと仮定して説明する。また、作業者は、電話や、メッセンジャーアプリケーション等を使用して管理者に通知してもよい。
管理者は、作業者から共有キー及び機器データIDを含む電子メールを受信すると、情報処理装置100BにインストールされたAPP163をタップして選択する。
第1制御部150Bは、APP163が選択されると、サーバ装置300にアクセスし、管理者により入力された認証情報であるユーザID及びパスワードをサーバ装置300に送信して、サーバ装置300の認証を受ける。
第1制御部150Bは、サーバ装置300との認証に成功すると、図5に示すホーム画面210を表示させる。
次に、第1制御部150Bは、ホーム画面210に表示された検索ボタン215が押下されると、図6に示す条件入力画面230をタッチパネル130Bに表示させる。
管理者は、作業者と同一の法人に属する場合、共有キーを使用することなく、作業者がサーバ装置300にアップロードした機器データを閲覧することができる。作業者と同一法人に属する管理者は、受信した電子メールに記載された機器データIDを、条件入力画面230に入力する。情報処理装置100Bは、入力された機器データIDをサーバ装置300に送信する。
サーバ装置300は、情報処理装置100Bから機器データIDを受信すると、共有管理DB347を参照して、機器データIDに対応する機器データを登録した登録ユーザIDを取得する。サーバ装置300は、ユーザDB343を参照して、登録ユーザIDのユーザと、ログインしているユーザとが同一の法人に属しているか否かを判定する。
サーバ装置300は、登録ユーザIDのユーザと、ログインしているユーザとが同一の法人に属していると判定した場合、機器データIDに対応する機器データと、その属性情報とを情報処理装置100Bに送信し、管理者に機器データの閲覧を許可する。
作業者は、空調装置10の作業や点検に関して別法人の他の作業者に助言を求めたい場合がある。以下の説明では、情報処理装置100Bを保持するユーザが、管理者ではなく別法人の他の作業者(以降、別法人の他の作業者のことを作業支援者と呼ぶことがある)の場合がある。作業者は、共有先のユーザのユーザIDを指定する際、作業支援者のユーザIDを指定する。
作業支援者は、共有キーを使って機器データを閲覧することはできるが、共有キーを使わずに、例えば条件入力画面230で機器IDを指定してその機器データを検索しても、その機器データを閲覧することはできない。作業者と別法人である作業支援者は、基本的には作業者が保存した機器データを閲覧する権限がないためである。一方で、作業者が作業や点検に関して作業支援者に助言を求めたい場合には、共有キーを使うことでデータを閲覧する権限を一時的に作業支援者に付与することができる。
作業支援者は、受信した電子メールに記載された共有キーを、条件入力画面230に入力する。情報処理装置100Bは、入力された共有キーをサーバ装置300に送信する。
サーバ装置300は、情報処理装置100Bから共有キーを受信すると、ログインしているユーザのユーザID及び共有キーが共有管理DB347に登録されているか否かを判定する。また、サーバ装置300は、共有キーを受信した日時が、共有管理DB347に登録された共有キーの有効期限内の日時であるか否かを判定する。
サーバ装置300は、ログインしている作業支援者のユーザIDが許可ユーザIDとして登録され、共有キーが共有管理DB347に登録された共有キーに一致し、共有キーの有効期限が切れていない場合、該当する機器データの閲覧を許可する。サーバ装置300は、許可ユーザID及び共有キーと同一のレコードに登録された機器データIDを取得し、取得した機器データIDに対応する機器データを機器データDB345から取得する。サーバ装置300は、取得した機器データを情報処理装置100Bに送信する。
また、サーバ装置300は、ログインしている作業支援者のユーザIDが許可ユーザIDとして登録されていない場合や、共有キーが共有管理DB347に登録された共有キーに一致しない場合、共有キーの有効期限が切れている場合には、機器データの閲覧を許可しない。
同一法人に属する使用者及び管理者は、サーバ装置300に登録された機器データを検索する場合に、空調装置10の機器IDや、警報コード、発生した症状を示すコード等を条件入力画面230に入力して検索することができる。
サーバ装置300は、空調装置10の機器IDや、警報コード、発生した症状を示すコードとともに、共有キーを受信した場合、空調装置10の機器IDや、警報コード、発生した症状を示すコードを無視して、共有キーにより共有管理DB347を検索する。そして、サーバ装置300は、共有キーに対応づけられた機器データIDを検出する。
また、サーバ装置300は、空調装置10の機器IDや、警報コード、発生した症状を示すコードのいずれかを受信し、共有キーを受信しなかった場合、受信した機器IDや、警報コード、又は、症状を示すコードに基づいて機器データDB345を検索する。そして、サーバ装置300は、機器IDや、警報コード、又は、症状を示すコードに対応づけられた機器データを検出する。
また、情報処理装置100Bの第1制御部150Bは、図6に示す条件入力画面230において、共有キーと、機器IDや警報コード、症状コード、登録日付の少なくもと1つとが入力された場合、共有キーだけをサーバ装置300に送信してもよい。つまり、第1制御部150Bは、入力された機器IDや警報コード、症状コード、登録日付をサーバ装置300に送信することなく、共有キーだけをサーバ装置300に送信する。
[6.サーバ装置の動作]
次に、図10から図12のフローチャートを参照しながらサーバ装置300の動作について説明する。
図10は、認証時のサーバ装置300の動作を示すフローチャートである。
図10を参照しながら情報処理装置100からアクセスを受けた場合のサーバ装置300の動作について説明する。
第2制御部330は、情報処理装置100からのアクセスを受けたか否かを判定する(ステップS1)。第2制御部330は、情報処理装置100からのアクセスを受けていない場合(ステップS1/NO)、アクセスを受けるまで待機する。
第2制御部330は、情報処理装置100からのアクセスを受けると(ステップS1/YES)、認証情報の取得要求を情報処理装置100に送信する(ステップS2)。
次に、第2制御部330は、認証情報であるユーザID及びパスワードを情報処理装置100から受信したか否かを判定する(ステップS3)。
第2制御部330は、情報処理装置100から認証情報を受信していない場合(ステップS3/NO)、認証情報を受信するまで待機する。
第2制御部330は、情報処理装置100から認証情報を受信すると(ステップS3/YES)、受信した認証情報と、ユーザDB343に登録したユーザID及びパスワードとが一致するか否かを判定して認証情報を認証する(ステップS4)。
第2制御部330は、受信した認証情報と、ユーザDB343に登録したユーザID及びパスワードとが一致しなかった場合、認証失敗と判定して(ステップS5/NO)、ステップS2に戻り、認証情報の取得要求を再度、情報処理装置100に送信する。
また、第2制御部330は、受信した認証情報と、ユーザDB343に登録したユーザID及びパスワードとが一致した場合、認証成功と判定して(ステップS5/YES)、認証処理を終了する。
図11は、ログインしているユーザの操作する情報処理装置100から機器データの検索要求を受信した場合のサーバ装置300の動作を示すフローチャートである。
図11に示すフローチャートを参照しながら機器データの検索要求を受信した場合のサーバ装置300の動作について説明する。
第2制御部330は、情報処理装置100から機器データの検索要求を受信していない場合(ステップS11/NO)、検索要求を受信するまで待機する。
第2制御部330から検索要求を受信すると(ステップS11/YES)、検索条件に共有キーが含まれるか否かを判定する(ステップS12)。情報処理装置100から受信する検索要求には、機器データを検索するときに使用する検索条件が含まれる。検索条件には、図6の条件入力画面230に示すように、共有キーや、機器ID、警報コード、症状コード、登録日時等が含まれる。
第2制御部330は、検索条件に共有キーが含まれる場合(ステップS12/YES)、受信した共有キーが共有管理DB347に登録されているか否かを判定する(ステップS13)。第2制御部330は、受信した共有キーが共有管理DB347に登録されていない場合(ステップS13/NO)、該当する機器データが存在しないことを通知するエラー通知を情報処理装置100に送信し(ステップS14)、この処理を終了する。
第2制御部330は、受信した共有キーが共有管理DB347に登録されている場合(ステップS13/YES)、ログインしているユーザのユーザIDが、共有管理DB347に登録されている許可ユーザIDに一致するか否かを判定する(ステップS15)。
第2制御部330は、ログインしているユーザのユーザIDが許可ユーザIDに一致しない場合(ステップS15/NO)、該当する機器データが存在しないことを通知するエラー通知を情報処理装置100に送信し(ステップS14)、この処理を終了する。
第2制御部330は、ログインしているユーザのユーザIDが許可ユーザIDに一致する場合(ステップS15/YES)、共有キーの期限が有効であるか否かを判定する(ステップS16)。第2制御部330は、共有キーの期限が有効ではなく、期限切れであると判定すると(ステップS16/NO)、エラー通知を情報処理装置100に送信し(ステップS14)、この処理を終了する。
第2制御部330は、共有キーの期限が有効であると判定すると(ステップS16/YES)、共有キーに対応する機器データIDを共有管理DB347から取得する(ステップS17)。
次に、第2制御部330は、取得した機器データIDに対応する機器データと、その属性情報とを機器データDB345から取得する。第2制御部330は、取得した機器データと、その属性情報とを情報処理装置100に送信して(ステップS18)、処理を終了する。
また、第2制御部330は、検索条件に共有キーが含まれない場合(ステップS12/NO)、機器ID、警報コード、症状コード、登録日時等の他の検索条件に基づいて機器データDB345を検索し、検索条件に該当する機器データを検出する(ステップS19)。
第2制御部330は、他の検索条件に該当する機器データを機器データDB345から検出した場合(ステップS19/YES)、機器データを登録したユーザと、サーバ装置300にアクセスした情報処理装置100のユーザとが同一法人に属するユーザであるか否かを判定する(ステップS20)。
第2制御部330は、機器データを登録したユーザと、サーバ装置300にアクセスした情報処理装置100のユーザとが同一法人に属するユーザではない場合(ステップS20/NO)、エラー通知を情報処理装置100に送信し(ステップS21)、この処理を終了する。
第2制御部330は、機器データを登録したユーザと、サーバ装置300にアクセスした情報処理装置100のユーザとが同一法人に属するユーザである場合(ステップS20/YES)、該当する機器データと、その属性情報とを取得し、取得した機器データ及び属性情報を情報処理装置100に送信する(ステップS18)。
図12は、ログインしているユーザの操作する情報処理装置100から共有要求を受信した場合のサーバ装置300の動作を示すフローチャートである。
図12に示すフローチャートを参照しながら共有要求を受信した場合のサーバ装置300の動作について説明する。
第2制御部330は、情報処理装置100から共有要求を受信したか否かを判定する(ステップS21)。第2制御部330は、情報処理装置100から共有要求を受信していない場合(ステップS21/NO)、共有要求を受信するまで待機する。
第2制御部330は、情報処理装置100から共有要求を受信すると(ステップS21/YES)、共有キーを生成する(ステップS22)。第2制御部330は、生成した共有キーを、登録ユーザID、機器データID、許可ユーザID、有効期間等とともに共有管理DB347に登録する(ステップS23)。次に、第2制御部330は、生成した共有キーを、共有要求を受信した情報処理装置100に送信する(ステップS24)。第2制御部330は、ユーザのメールアドレスをユーザDB343から取得し、取得したメールアドレス宛に共有キーを電子メールで送信する。第2制御部330は、共有キーを含む電子メールを送信すると、この処理フローを終了する。
[7.他の実施の形態]
(付記)
以上の実施の形態の記載により、下記の技術が開示される。
(技術1)
通信部と、
外部機器の機器データを識別するデータ識別情報と、前記機器データの閲覧を許可することを示す共有キーと、を対応づける閲覧許可情報と、前記外部機器の機器データと、を記憶する記憶部と、
情報処理装置から受信する前記共有キーが、前記閲覧許可情報に含まれる前記共有キーに一致する場合に、前記閲覧許可情報に含まれるデータ識別情報が示す前記機器データの閲覧を許可し、
前記情報処理装置から受信する前記共有キーが、前記閲覧許可情報に含まれる前記共有キーに一致しない場合に、前記機器データの閲覧を許可しない制御部と、
を備える、情報処理システム。
この構成によれば、共有キーに基づいて機器データの閲覧を許可するか否かを判定することができる。このため、機器データを他の利用者と共有するときに、情報処理システムの構成を変更したりすることなく、機器データを他の利用者と共有することができる。従って、機器データを他の利用者と共有するときの利便性を向上させることができる。
(技術2)
前記記憶部が記憶する前記閲覧許可情報には、利用者を識別する利用者識別情報が含まれ、
前記制御部は、
前記情報処理装置から受信する前記共有キー及び前記利用者識別情報が、前記閲覧許可情報に含まれる前記共有キー及び前記利用者識別情報に一致する場合に、前記閲覧許可情報に含まれるデータ識別情報が示す前記機器データの閲覧を許可し、
前記情報処理装置から受信する前記共有キー及び前記利用者識別情報が、前記閲覧許可情報に含まれる前記共有キー及び前記利用者識別情報に一致しない場合に、前記機器データの閲覧を許可しない、技術1記載の情報処理システム。
この構成によれば、共有キー及び利用者識別情報に基づいて機器データの閲覧を許可するか否かを判定することができる。閲覧許可情報に登録された利用者識別情報の利用者からの閲覧要求があった場合にだけ、機器データの閲覧を許可することができる。
(技術3)
前記記憶部は、前記共有キーの有効期間を示す情報を記憶し、
前記制御部は、
前記共有キーの受信日が前記有効期限内に含まれる場合、前記機器データの閲覧を許可し、
前記共有キーの受信日が前記有効期限内に含まれない場合、前記機器データの閲覧を許可しない、技術1又は2記載の情報処理システム。
この構成によれば、共有キーに設定された有効期限内に共有キーを含む閲覧要求を受信した場合にだけ、機器データの閲覧を許可することができる。
(技術4)
前記閲覧許可情報には、前記機器データが登録された日付と、前記外部機器を識別する機器識別情報と、が含まれ、
前記制御部は、
前記情報処理装置から、前記機器データの登録日、及び、前記機器識別情報の少なくとも一方と、前記共有キーと、前記利用者識別情報と、を受信する場合に、受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを検出し、検出した前記共有キーが含まれる前記閲覧許可情報の前記データ識別情報が示す前記機器データを前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置から、前記機器データの登録日、及び、前記機器識別情報の少なくとも一方と、前記利用者識別情報と、を受信する場合に、
前記機器データの登録日、及び、前記機器識別情報の少なくとも一方が一致し、前記閲覧許可情報に前記利用者識別情報が登録された前記機器データを前記情報処理装置に送信する、技術2又は3記載の情報処理システム。
この構成によれば、情報処理装置から、共有キーと、利用者識別情報とを含む閲覧要求を受信した場合に、共有キーに対応づけられた機器データを検出し、検出した機器データを情報処理装置に表示させることができる。
(技術5)
前記機器データは、前記外部機器である空調装置の運転データであり、
前記情報処理装置から受信する前記機器識別情報には、前記空調装置が備える室内ユニットの品番又は製造番号が含まれる、技術4記載の情報処理システム。
この構成によれば、空調装置の運転データを共有することができる。
(技術6)
情報処理装置から共有キーを受信するステップと、
外部機器の機器データを識別するデータ識別情報と、前記機器データの閲覧を許可することを示す共有キーと、を対応づける閲覧許可情報に、受信した前記共有キーに一致する前記共有キーが含まれるか否かを判定するステップと、
受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを含む前記閲覧許可情報があると判定した場合に、前記閲覧許可情報に含まれるデータ識別情報が示す前記機器データの閲覧を許可するステップと、
受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを含む前記閲覧許可情報がないと判定した場合に、前記機器データの閲覧を許可しないステップと、
を含む、情報処理方法。
この構成によれば、共有キーに基づいて機器データの閲覧を許可するか否かを判定することができる。このため、機器データを他の利用者と共有するときに、情報処理システムの構成を変更したりすることなく、機器データを他の利用者と共有することができる。従って、機器データを他の利用者と共有するときの利便性を向上させることができる。
(技術7)
コンピュータに、
情報処理装置から共有キーを受信する手順と、
外部機器の機器データを識別するデータ識別情報と、前記機器データの閲覧を許可することを示す共有キーと、を対応づける閲覧許可情報に、受信した前記共有キーに一致する前記共有キーが含まれるか否かを判定する手順と、
受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを含む前記閲覧許可情報があると判定した場合に、前記閲覧許可情報に含まれるデータ識別情報が示す前記機器データの閲覧を許可する手順と、
受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを含む前記閲覧許可情報がないと判定した場合に、前記機器データの閲覧を許可しない手順と、
を実行させるプログラム。
この構成によれば、共有キーに基づいて機器データの閲覧を許可するか否かを判定することができる。このため、機器データを他の利用者と共有するときに、情報処理システムの構成を変更したりすることなく、機器データを他の利用者と共有することができる。従って、機器データを他の利用者と共有するときの利便性を向上させることができる。
以上のように、本出願において開示する例示として、上記実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
例えば、サーバ装置300に、使用者及び管理者が属する法人を識別する法人識別情報を登録してもよい。
使用者及び管理者が同一法人に属する場合に、これら使用者及び管理者で機器データを共有したい場合にも共有キーを使用することができる。閲覧を許可された管理者が、使用者と同一法人に属している場合、共有管理DB347に許可ユーザIDを登録しなくてもよい。サーバ装置300は、機器データを登録した使用者と同一法人に属する使用者や管理者から共有キーを用いた機器データの閲覧要求を受け付けた場合に、この使用者や管理者に機器データの閲覧を許可する。
また、図1に示すサーバ装置300の構成は一例であって、具体的な実装形態は特に限定されない。つまり、必ずしも各部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサがプログラムを実行することで各部の機能を実現する構成とすることも可能である。また、上述した実施の形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
また、図8に示す動作のステップ単位は、動作の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、動作が限定されることはない。処理内容に応じて、さらに多くのステップ単位に分割してもよい。また、1つのステップ単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。また、そのステップの順番は、本開示の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。
また、上述した実施形態では、単一のサーバ装置300により処理を実行する場合について説明したが、複数のサーバ装置により構成される情報処理システムにより分散して処理を実行させることも可能である。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲又はその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
以上のように、本発明に係る情報処理システム1は、外部機器の機器データを、遠隔地にいる第三者と共有する用途に利用可能である。
1 情報処理システム
10 空調装置
20 室内機
30 室外機
40 通信配線
50 通信装置
70 ネットワーク
100、100A、100B 情報処理装置
110A 第1無線I/F
120A 第2無線I/F
130 タッチパネル
130A、130B タッチパネル
150A、150B 第1制御部
160A 第1記憶部
161 OS
163 APP
170A 第1プロセッサ
200 サーバ装置
210 APP画面
211 取得ボタン
213 アップロードボタン
215 検索ボタン
230 条件入力画面
231、232、233、234、235 入力欄
237 確定ボタン
240 第2記憶部
243 ユーザDB
250 一覧画面
250 第2プロセッサ
251 日付
253 機器ID
255 機器データID
257 共有ボタン
300 サーバ装置
310 第1有線I/F
330 第2制御部
340 第2記憶部
341 制御プログラム
343 ユーザDB
345 機器データデータベース
347 共有管理データベース
350 第2プロセッサ
DB345 機器データ
347 共有管理DB

Claims (7)

  1. 通信部と、
    外部機器の機器データを識別するデータ識別情報と、前記機器データの閲覧を許可することを示す共有キーと、を対応づける閲覧許可情報と、前記外部機器の機器データと、を記憶する記憶部と、
    情報処理装置から受信する前記共有キーが、前記閲覧許可情報に含まれる前記共有キーに一致する場合に、前記閲覧許可情報に含まれるデータ識別情報が示す前記機器データの閲覧を許可し、
    前記情報処理装置から受信する前記共有キーが、前記閲覧許可情報に含まれる前記共有キーに一致しない場合に、前記機器データの閲覧を許可しない制御部と、
    を備える、情報処理システム。
  2. 前記記憶部が記憶する前記閲覧許可情報には、利用者を識別する利用者識別情報が含まれ、
    前記制御部は、
    前記情報処理装置から受信する前記共有キー及び前記利用者識別情報が、前記閲覧許可情報に含まれる前記共有キー及び前記利用者識別情報に一致する場合に、前記閲覧許可情報に含まれるデータ識別情報が示す前記機器データの閲覧を許可し、
    前記情報処理装置から受信する前記共有キー及び前記利用者識別情報が、前記閲覧許可情報に含まれる前記共有キー及び前記利用者識別情報に一致しない場合に、前記機器データの閲覧を許可しない、請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記記憶部は、前記共有キーの有効期間を示す情報を記憶し、
    前記制御部は、
    前記共有キーの受信日が前記有効期限内に含まれる場合、前記機器データの閲覧を許可し、
    前記共有キーの受信日が前記有効期限内に含まれない場合、前記機器データの閲覧を許可しない、請求項1記載の情報処理システム。
  4. 前記閲覧許可情報には、前記機器データが登録された日付と、前記外部機器を識別する機器識別情報と、が含まれ、
    前記制御部は、
    前記情報処理装置から、前記機器データの登録日、及び、前記機器識別情報の少なくとも一方と、前記共有キーと、前記利用者識別情報と、を受信する場合に、受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを検出し、検出した前記共有キーが含まれる前記閲覧許可情報の前記データ識別情報が示す前記機器データを前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置から、前記機器データの登録日、及び、前記機器識別情報の少なくとも一方と、前記利用者識別情報と、を受信する場合に、
    前記機器データの登録日、及び、前記機器識別情報の少なくとも一方が一致し、前記閲覧許可情報に前記利用者識別情報が登録された前記機器データを前記情報処理装置に送信する、請求項2記載の情報処理システム。
  5. 前記機器データは、前記外部機器である空調装置の運転データであり、
    前記情報処理装置から受信する前記機器識別情報には、前記空調装置が備える室内ユニットの品番又は製造番号が含まれる、請求項4記載の情報処理システム。
  6. 情報処理装置から共有キーを受信するステップと、
    外部機器の機器データを識別するデータ識別情報と、前記機器データの閲覧を許可することを示す共有キーと、を対応づける閲覧許可情報に、受信した前記共有キーに一致する前記共有キーが含まれるか否かを判定するステップと、
    受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを含む前記閲覧許可情報があると判定した場合に、前記閲覧許可情報に含まれるデータ識別情報が示す前記機器データの閲覧を許可するステップと、
    受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを含む前記閲覧許可情報がないと判定した場合に、前記機器データの閲覧を許可しないステップと、
    を含む、情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    情報処理装置から共有キーを受信する手順と、
    外部機器の機器データを識別するデータ識別情報と、前記機器データの閲覧を許可することを示す共有キーと、を対応づける閲覧許可情報に、受信した前記共有キーに一致する前記共有キーが含まれるか否かを判定する手順と、
    受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを含む前記閲覧許可情報があると判定した場合に、前記閲覧許可情報に含まれるデータ識別情報が示す前記機器データの閲覧を許可する手順と、
    受信した前記共有キーに一致する前記共有キーを含む前記閲覧許可情報がないと判定した場合に、前記機器データの閲覧を許可しない手順と、
    を実行させるプログラム。
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