JP2024063682A - 除菌剤可視化用のインク、及び除菌剤可視化シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 除菌剤が付与されたことを目視できるインクを提供すること。【解決手段】 除菌剤が付与されることで呈色状態が変化し、かつ水性液体に難溶な可視化剤と、前記可視化剤を前記水性液体に分散させる分散剤と、前記水性液体とを有する除菌剤可視化用のインク。【選択図】 なし

Description

本発明は除菌剤可視化用のインク、及び除菌剤可視化シートに関する。
近年は感染症のリスクが高まっており、医療体制に鑑みて都市のロックダウンも実施される。日常生活においては対面対話が出来ないケースが増えており、コワーキングスペースなどの公共性が高い空間においては稼働率が下がったり、当該施設の利用者の生産性が低下したり、あるいは事業機会の損失も発生したりしている。ひいては経済の低下を招くことも懸念される。
そこで清掃や除菌の行為が重要視され、当該行為を可視化する技術が開示されている。特許文献1では清掃における除菌操作を紫外域の蛍光材料で可視化している。しかしながら当該技術では特殊な道具を要するため、簡便性に欠ける。
また特許文献2では除菌剤とpH応答性色素との反応で当該色素の発色が変化する技術が開示されている。しかしながら、この方法では2つの反応性物質を1液に混合して使用されるため、長期保存が難しい。
また、特許文献1、2では除菌剤の付与を可視化できる材料は開示されているが、除菌対象が多い場合に、除菌剤の付与状況をどのように記録や管理するかについては開示されていない。除菌対象が多い場合、除菌剤が付与されたことを人が手書きで記録したり、コンピュータ等に入力することで記録すると、手間がかかる上に、付与状況を誤って記録する可能性がある。
特許文献3では、多孔性検知粒子を材料の表面に埋め込むことにより発色させる技術が開示されている。しかしながら、検知種が水溶性でないため、検知種を散布したのちにUVインクの糊のようなものを事前に堆積させている。そのため、解像度が十分でなかった。
米国特許第8519360号明細書 米国特許出願公開第2017/0336373号明細書 特開2020-101535号明細書
そこで本発明では、除菌剤が付与されたことを目視できるインクを提供することを目的とする。
本発明に係る除菌剤可視化用のインクは、除菌剤が付与されることで呈色状態が変化し、かつ水性液体に難溶な可視化剤と、前記可視化剤を前記水性液体に分散させる分散剤と、前記水性液体とを有する。
本発明に係る除菌剤可視化用のインクによれば、除菌剤が付与されたことを目視できるインクを提供できる。
本発明の第一の実施形態に係る除菌剤可視化シートの模式図である。 本発明の第一の実施形態に係る除菌剤可視化シートの一例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について説明するが、除菌可視化シート製造用水性インクの実施形態の説明に先立ち、本実施形態に係る除菌剤可視化用のインクを使用する除菌可視化シートの実施態様を説明する。
本実施形態における、除菌剤可視化シート103は、基材102と、基材102の上に設けられた呈色部101とを有する(図1)。呈色部101は、除菌剤が付与されることで呈色状態が変化する可視化剤(不図示)を有する。このように本実施形態に係る除菌剤可視化シートを用いれば、呈色状態の変化を目視することで除菌剤の付与が確認できるため、簡便である。また、除菌剤と可視化剤とが混合されるのは、除菌剤を除菌剤可視化シートに付与したときであり、除菌剤と可視化剤とが混合されている時間が短い。そのため、用いられる材料の長期保存が容易である。
ここで除菌剤の付与とは除菌剤が可視化剤に到達していればよく、除菌剤を噴霧することや、除菌剤を含んだダスターによる拭き取ることが挙げられる。ダスターによる拭き取りによる除菌工程においては、除菌剤は、次亜塩素酸ナトリウムや、エタノール水などが広く用いられる。
本実施形態に係る除菌剤可視化用のインクは除菌剤が付与されることで呈色状態が変化し、かつ水性液体に難溶な可視化剤と、前記可視化剤を前記水性液体に分散させる分散剤と、前記水性液体とを有する。
本実施形態において、分散剤が、ポリエチレンオキサイド基、ポリプロピレンオキサイド基、ポリグリセリン基で構成される群から選択される少なくとも一種の官能基を有することが好ましい。また、分散剤が、エチレンオキサイドに由来する繰り返し単位とプロピレンオキサイドに由来する繰り返し単位とを含む共重合体を有することが好ましい。
本実施形態において、インクに含まれる可視化剤の全質量を100質量%としたときに、インクに含まれる分散剤は、30質量%以上200質量%以下とすることが好ましい。
本実施形態において、可視化剤がオルトクレゾールフタレイン、チモールブルー、及びチモールフタレインで構成される群から選択される少なくとも一種を含むことが好ましい。ここで、インクの全質量を100質量%としたときに、インクに含まれる可視化剤は、1質量%以上10質量%以下であることが好ましい。
本実施形態の除菌可視化インクは、上記除菌可視化シートに呈色部を形成するためのインクであり、基材へはスプレー法、塗布法など様々な方法により付与できる。中でも、インクジェット法により呈色部を形成することにより、呈色部にオンデマンドにキャラクターのバーコート等を高解像度で表示することが可能となる。
なお、除菌可視化シート各部位の詳細については、後述する。
以下に、本実施形態の除菌可視化シート製造用水性インクを説明する。
<可視化剤>
本実施形態における可視化剤は水に難溶でかつ後述の除菌剤と反応することで呈色状態が変化するものであれば特に限定されない。本実施形態において呈色状態が変化するとは、除菌剤の付与前後で、目視により色の差異を確認できるような変化のことである。例えば、目視で見えない状態から目視で見える状態への変化、目視で見える状態から見えない状態への変化、及び目視により認識できる色の変化のいずれかの変化が生じること、が挙げられる。本実施形態における可視化剤はo-クレゾールフタレイン、チモールフタレインのいずれかが例示される。
ここで、目視により認識できる色の変化は、色の濃淡の変化や、色の変化も含む。色の濃淡の変化とは、例えば濃い赤色から薄い赤色への変化であり、色の変化は赤色から青色への変化といった変化を表す。また、目視により認識できる色の変化として、例えば、無色から有色への変化やその逆といったものも含む。
なお、可視化剤は互いに異なる呈色状態の変化を示す複数の材料を組み合わせて用いても良い。
呈色状態が変化する現象としてはクロミズムがあげられる。クロミズムとしてはフォトクロミズム、サーモクロミズム、エレクトロクロミズム、アシディクロミズム、ソルバトクロミズム、ベイポクロミズムが挙げられる。本実施形態において、これらの現象を生じる物質をクロミック物質と呼び、特に、フォトクロミック物質、サーモクロミック物質、エレクトロクロミック物質、アシディクロミック物質、ソルバトクロミック物質、ベイポクロミック物質と呼ぶことができる。
本実施形態の可視化剤は上記の中で水に難溶なものである。本明細書において難溶とは、23℃の純水に対して溶解度が0.1%以下であると定義する。
可視化剤の量はインク組成物の全質量を基準として、1~10%含まれることが、濃色な呈色を得る上で好ましい。
<分散剤>
本実施形態における除菌剤可視化用のインクは、可視化剤を水に分散するための分散剤を含む。 可視化剤がアシディクロミズムにより呈色する場合、分散剤がポリエチレンオキサイド基、ポリプロピレンオキサイド基、ポリグリセリン基で構成される群から選択される少なくとも一種の官能基を有することが好ましい。これは、アシディクロミズムには水の媒介が必要であり、可視化剤の近傍にこれらの官能基があることで、水が呼び込まれやすいことで呈色しやすくなると推定している。また、これらの官能基の保水効果により、可視化剤の呈色が継続しやすい。特に、可視化剤がアシディクロミズムにより呈色するチモールブルー、オルトクレゾールフタレイン(o-クレゾールフタレイン)である場合に、分散剤がポリエチレンオキサイド基、ポリプロピレンオキサイド基、ポリグリセリン基から選ばれる一種又は複数種の官能基を有する分散剤が上記の理由により好適である。
一方で、分子量1万以上のスチレンーマレイン酸共重合物など、疎水性が強い分散剤を使用すると、呈色部にて分散剤が可視化剤を被覆してしまい、除菌剤による呈色が阻害される場合がある。
ポリエチレンオキサイド基、ポリプロピレンオキサイド基、ポリグリセリン基から選ばれる一種又は複数種の官能基を有する分散剤としては、エチレンオキサイド(EO)とプロピレンオキサイド(PO)の共重合体を主体とするEO-POブロックポリマー系(商品名 ビックケミー社製DisperBYK 183、DisperBYK185、DisperBYK190等)、デカグリセリン系(商品名 日光ケミカル製 ニッコールデカグリセリン1-ISV等)、エチレンオキサイド系(商品名 花王製 エマルゲン420)等が好ましく、中でもEO-POブロックポリマー系の分散剤が好ましい。
これら分散剤は可視化剤の全質量を100質量%としたときに、30質量%~200質量%使用し、従来公知の方法で分散してインク成分とする。
<水性液体>
本発明の除菌可視化シート製造用水性インクは、水性液体として少なくとも水を含有する水性のインクである。インクには、水、又は水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒である水性液体を含有させることができる。水としては、脱イオン水やイオン交換水を用いることが好ましい。
インク中の水の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、50.00質量%以上95.00質量%以下であることが好ましい。また、インク中の水溶性有機溶剤の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、3.00質量%以上50.00質量%以下であることが好ましい。水溶性有機溶剤としては、アルコール類、(ポリ)アルキレングリコール類、グリコールエーテル類、含窒素化合物類、含硫黄化合物類などのインクジェット用のインクに使用可能なものをいずれも用いることができる。
(その他の添加剤)
本発明の除菌可視化シート製造用水性インクは上記した成分以外にも必要に応じて、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンなどの多価アルコール類や、尿素、エチレン尿素などの尿素誘導体などの、水溶性有機化合物を含有してもよい。さらに、本実施形態におけるマーキング組成物は、必要に応じて、界面活性剤、pH調整剤、防錆剤、防腐剤、防黴剤、酸化防止剤、還元防止剤、蒸発促進剤、キレート化剤、及び水溶性樹脂など、種々の添加剤を含有してもよい。
本発明の除菌可視化シート製造用水性インクをインクジェット方式の記録ヘッドから吐出して記録媒体に画像を記録する場合、表面張力や粘度を適切に制御したものを用いることが好ましい。具体的には、25℃における組成物の表面張力は、10mN/m以上60mN/m以下であることが好ましく、20mN/m以上60mN/m以下であることがさらに好ましく、30mN/m以上50mN/m以下であることが特に好ましい。
また、25℃における組成物の粘度は、1.0mPa・s以上10mPa・sであることが好ましく、1.0mPa・s以上5mPa・s以下であることがさらに好ましい。
<画像記録方法(除菌可視化シート製造用水性インクの付与方法)>
本実施形態における画像記録方法は、スプレー法、インクジェット法等が挙げられる。例えばインクジェット法は、本発明のインクをインクジェット方式の記録ヘッドから吐出して記録媒体に画像を記録する方法である。インクを吐出する方式としては、力学的エネルギーを付与する方式や、組成物に熱エネルギーを付与する方式が挙げられる。本初映のインクを用いること以外、インクジェット記録方法の工程は公知の方法を用いることができる。
可視化剤は2種類以上用いても良い。例えば、呈色を維持する時間が異なる可視化剤を用いることで、除菌剤が接触してからの時間をインジケータとして表示することができるので望ましい。
また、可視化剤が、文字情報やイメージ情報(図)、またはイメージ情報と文字情報の両方を示すように設けられていても良い。文字情報やイメージ情報は特に限定されないが、それが表れることで、被除菌領域の利用者に喜ばれるようなものであると、利用者が自主的に除菌剤の付与を行いやすくなると考えられる。また可視化剤は除菌剤の揮発に伴い色が変化し、回復する。ここで、回復するとは、除菌剤が付与される前の状態に戻るということである。呈色状態が可逆的であると言い換えることもできる。なすなわち、本実施形態における可視化剤は、除菌剤が付与されることで一定時間、呈色状態が変化し、その後、除菌剤が付与される前の状態に戻るものを用いることができる。例えば、目視で見えない状態の可視化剤に除菌剤が付与されることで目視で見える状態へと呈色状態が変化し、一定時間経過すると、目視で見えない状態に戻るようにすることができる。このように、可視化剤が可逆的であることで、除菌を繰り返し行う必要があるような状況で用いることができる。
(除菌剤可視化シート)
本実施形態に係る除菌剤可視化シート103は、基材102と、基材102の上に設けられた呈色部101とを有する(図1)。呈色部101は、除菌剤が付与されることで呈色状態が変化する可視化剤(不図示)を有する。このように本実施形態に係る除菌剤可視化シートを用いれば、呈色状態の変化を目視することで除菌剤の付与が確認できるため、簡便である。また、除菌剤と可視化剤とが混合されるのは、除菌剤を除菌剤可視化シートに付与したときであり、除菌剤と可視化剤とが混合されている時間が短い。そのため、用いられる材料の長期保存が容易である。ここで除菌剤の付与とは除菌剤が可視化剤に到達していればよく、除菌剤を噴霧することや、除菌剤を含んだダスターによる拭き取ることが挙げられる。
<呈色部>
本実施形態における呈色部は少なくとも可視化剤を有する。呈色部は基材との密着性を向上させるために、バインダーを有しても良い。バインダーとしては樹脂を用いることができ、例えばウレタン樹脂やポリビニルアルコールなどを用いることができる。
本実施形態における呈色部の厚さは1μm以上80μm以下であることが好ましく、5μm以上60μm以下であること好ましく、15μm以上50μm以下であることがさらに好ましい。呈色部の厚さを80μm以下とすることで、基材との密着性が良くなり、呈色部の厚を1μm以上とすることで、呈色部の呈色状態が良くなる。
本実施形態における呈色部は、基材の少なくとも一部に設けられていればよく、全面に設けられていてもよい。基材の少なくとも一部に設けられるとは、水玉模様やチェッカーボード模様が挙げられる。また、除菌剤を用いたふき取りを行う際の、拭き取り開始位置や終了位置を呈色部の形成パターンによって示しても良い。また、矩形状の基材上に呈色部を設ける場合、四隅に比べて、中央部付近の呈色部の形成面積を小さくする形成パターンとすることもできる。
<基材>
本実施形態における基材としては、基材の上に呈色部を設けられるものであればよい。
基材が樹脂シートである場合、軽量で柔軟であるため好ましい。樹脂シートとしては例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート/イソフタレート共重合体等のポリエステル樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン樹脂;ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ4フッ化エチレン、エチレン-4フッ化エチレン共重合体等のポリフッ化エチレン系樹脂;ナイロン6、ナイロン6,6等の脂肪族ポリアミド樹脂;ポリ塩化ビニル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/ビニルアルコール共重合体、ポリビニルアルコール、ビニロン等のビニル重合体樹脂;三酢酸セルロース、セロハン等のセルロース系樹脂;ポリメタアクリル酸メチル、ポリメタアクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂;ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリイミド等の、その他の合成樹脂;等が挙げられる。樹脂シートは、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を複合あるいは積層して用いてもよい。基材には呈色部を保持する受容層を設けることが好ましい。なぜなら、可視化剤がインクである場合、受容層が保持しやすいからである。
本実施形態における基材の受容層は前記可視化剤と反応しないことが望ましい。例えば、アルカリ性で呈色する可視化剤の場合は、受容層は中性または酸性であることが望ましい。受容層と可視化剤が反応してしまうと除菌剤と反応する前に呈色してしまうので望ましくない。
本実施形態における基材は透明でも不透明でも色がついていてもよい。可視化剤が除菌剤と反応する前に色がついている場合はその色近傍の色がついていることが望ましい。
なお、本実施形態における基材として、剥離紙、金属板、木材などを利用できる。また、基材を他の部材に接着するために接着部が設けられていてもよい。接着部は、基材の全面の設けられていても、一部に設けられていても良い。一部に設けられた構成は、はがしやすい。また、接着部はUV硬化樹脂を含むことではがしやすくなる。
また、基材が紙である場合、可視化剤を紙になじみやすくするためにアニオン性、カチオン性、ノニオン性などの界面活性剤が呈色部に含まれていてもよい。界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロック共重合体、アセチレングリコール系化合物などのノニオン性界面活性剤を用いることが好ましい。
<保持部>
本実施形態における除菌剤可視化シート103は、呈色部101の上に除菌剤を保持する保持部104を有していても良い(図2)。保持部103は除菌剤を保持する時間を長くできるため、除菌剤が可視化剤と反応して呈色する時間を長くすることができる。また保持部103に設けられる材料を適宜選択することで、呈色する時間を制御することができる。例えば、目視できるような呈色状態から、目視できない状態への変化する時間を制御できる。
そのような機能があることから保持部は消色時間制御部と言い換えることもできる。
保持部は塗布された除菌剤を保持するために空隙を有することが望ましい。例えば保持部は、複数の無機粒子を含み、前記複数の無機粒子の間に空隙が形成されている構成とすることができる。ここで用いられる無機粒子は、パールネックレス状シリカ粒子、鎖状シリカ粒子、球状コロダイルシリカ、非球状コロイダルシリカ、アルミナ粒子、チタニア粒子、及びジルコニア粒子で構成される群から選択される少なくとも一種である。無機微粒子の粒径の動的光散乱法による粒度分布のピーク位置(以下、単に粒径と呼ぶ)は1nm以上300nm以下であることが好ましく1nm以上150nm以下であることがさらに好ましく、1nm以上60nm以下であることが特に好ましい。特にパールネックレス状シリカ粒子の粒径は20nm以上50nm以下であることが好ましい。また、鎖状シリカ粒子の粒径は1nm以上10nm以下であることが望ましい。粒径を300nm以下とすることで、空隙の量を十分に確保でき、粒径を1nm以上とすることで、無機粒子により形成される空隙の細孔直径を十分に大きくでき、塗布された除菌剤の吸収速度を速くすることができる。空隙の細孔直径は、細孔直径分布曲線は、5nm以上20nm以下の範囲に最大ピークを有することが好ましい。細孔直径のピークが5nm以上だと、除菌剤の吸収速度が速くなり、また、20nmを超えるとヘイズが高くなることがある。ヘイズが高くなると白っぽさが目立つようになるため、呈色部の視認性の低下を低減するためにも20nm以下であることが望ましい。なお、細孔直径の測定は、BET比表面積測定によって求めることができる。
ここで用いられる樹脂は、様々な樹脂から選択することができるが、除菌剤が水系である場合は、水溶性樹脂が好ましい。水溶性樹脂は、例えば、メチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、及びヒドロキシエチルセルロース等のセルロース系バインダー、でんぷん及びその変性物、ゼラチン及びそれらの変性物、カゼイン、プルラン、アラビアゴム、カラヤゴム、及びアルブミン等の天然高分子樹脂またはこれらの誘導体、ポリビニルアルコール及びその変性物、SBRラテックス、NBRラテックス、メチルメタクリレート-ブタジエン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体等のラテックスやエマルション類、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン等のビニルポリマー、ポリエチレンイミン、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、及び無水マレイン酸またはその共重合体で構成される群から選択される少なくとも一種を用いることができる。
保持部の厚みは均一でなくても良い。例えば、一部の厚みを変えることで除菌剤の保持時間を変えることができる。これにより呈色部の呈色時間を変えることができ、除菌剤が接触してからの時間をインジケータとして表示することもできる。
<保護部>
本実施形態において、呈色部の上に、呈色部を保護する保護部が設けられていてもよい。ここで呈色部の上とは、呈色部と接するように保護部が設けられていても良いし、呈色部の上に保持部が設けられている場合、保持部の上に保護部が設けられていても良い。例えば、保持部として水溶性樹脂を用いた場合、表面が粘稠になるので、保護層でコーティングすることが好ましい。本実施形態における保護部としてはアクリル系樹脂、酢ビ樹脂、塩ビ樹脂、エチレン/酢ビ共重合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン系樹脂、ポリオレフィン樹脂等の樹脂、及びそれらの共重合体樹脂で構成される群から選択される少なくとも一種を用いることができる。また、保護部は、可視化剤が呈色する程度に十分な除菌剤を透過させる構成であることが好ましい。
また、本実施形態における保護部は、耐水性を向上させる耐水材料を有していてもよい。耐水材料としては、親水性樹脂を少なくし、代わりに、疎水性が高く、加水分解しにくいバインダーを用いることができる。具体的には、アクリル樹脂、ポリカーボネート変性ウレタン樹脂及びポリエーテル変性ウレタン樹脂を例示できる。
これらの中から1種を用いても、複数種を組み合わせて用いても良い。
用いる量は、インク受容層中のバインダー全体の含有量に対する水溶性樹脂の含有量が20質量%以下になるように前記加水分解しにくいバインダーを含有することが好ましい。
また、本実施形態における保護部は、耐対候性を向上させる耐候材料を有していてもよい。耐候材料としては、紫外線吸収剤や光安定剤であるベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、トリアジン系など、ヒンダートアミン系の化合物の何れかを用いることができる。
また、消色時間制御部は除菌剤可視化シートの表面を除菌剤で何度も拭くため、耐久性をもたせることができるので、より好ましい。
<タンク>
本実施形態に係るインクタンクは、上記本実施形態に係る除菌剤可視化用のインクを含む。
以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、下記の実施例により限定されるものではない。なお、成分量に関しては「部」及び「%」と記載しているものは特に断らない限り質量基準である。
実施例1の作成
可視化剤:O-クレゾールフタレイン:2部
分散剤:分散剤ビックケミー社製DisperBKY 190:0.8部
イオン交換水:16部
上記を分散(フリッチュ社製遊星ボールミル 300rpm 4時間、メディア;ジルコニアビーズ 0.5mmΦ、メディア充填率 70%)し、グリセリン15%水溶液で可視化剤濃度が5%になるように希釈し、スターラーにて1時間攪拌した後に、0.5μフィルターでろ過し、実施例のインク1を得た。
可視化剤、分散剤、可視化剤濃度を表1に示すように変更し、それ以外は同様にして、実施例2から9を得た。
また、可視化剤としてチモールフタレインを、分散剤を使用せずに実施例1と同様にインクを作成し、比較例1のインクを得た。
Figure 2024063682000001
除菌可視化シート1~8の作成
実施例1のインクをインクジェット記録装置(エプソン社製EP-M553T)のイエロー色のカートリッジに充填し、画像処理ソフト(アドビ社製PHOTOSHOP(登録商標))にてイエロー色が100%デューティとなるベタ画像を作成した。基材としては、光沢紙(製品名;光沢プロPT-201、製造元;キヤノン)を用いた。得られた記録物を温度23℃、相対湿度55%の環境で24時間乾燥させた。
これを除菌可視化シート1とする。
インクを実施例2のインクに変えた以外は上記と同様にして、除菌可視化シート2~9および比較例1のインクを使用した除菌可視化シート10を作成した。
<評価>
除菌剤として0.5wt%の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を用いた。除菌剤をキムワイプに1ml滴下し、キムワイプで除菌剤可視化シートに除菌剤を塗布した。シートを白色の紙の上に置き、ビデオで撮影した。撮影した動画を0から255のグレースケールに変換して、塗布前後の値の変化量の絶対値を測定した以下に示す評価基準のうち、「A」及び「B」を許容できるレベルとし、「C」を許容できないレベルとした。
A:30以上
B:15以上30未満
C:15未満
Figure 2024063682000002
本発明の実施例のインクにより、除菌剤が付与されたことを目視可能となる。
<実施例の評価2 熱エネルギーによるインクジェット吐出>
実施例1のインクを、インクカートリッジに充填し、熱エネルギーの作用により記録ヘッドからインクを吐出するインクジェット記録装置(PIXUS iP7230;キヤノン製)にセットした。本実施例においては、1/600インチ×1/600インチの単位領域に、1滴あたり2.5pLのインク滴を8滴付与して記録したベタ画像を「記録デューティが100%である」と定義する。このインクジェット記録装置を用いて、温度23℃、相対湿度55%の環境で、記録デューティが100%であるベタ画像を記録した。
吐出の不具合は発生せず、均一なベタ画像を記録することができた。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために以下の請求項を添付する。
なお、上記開示は、以下の構成を含む。
(構成1)
除菌剤が付与されることで呈色状態が変化し、かつ水性液体に難溶な可視化剤と、前記可視化剤を前記水性液体に分散させる分散剤と、前記水性液体とを有する除菌剤可視化用のインク。
(構成2)
前記分散剤が、ポリエチレンオキサイド基、ポリプロピレンオキサイド基、ポリグリセリン基で構成される群から選択される少なくとも一種の官能基を有する構成1に記載の除菌剤可視化用のインク。
(構成3)
前記分散剤が、エチレンオキサイドに由来する繰り返し単位とプロピレンオキサイドに由来する繰り返し単位とを含む共重合体を有する構成1または2に記載の除菌剤可視化用のインク。
(構成4)
前記インクに含まれる前記可視化剤の全質量を100質量%としたときに、前記インクに含まれる前記分散剤は、30質量%以上200質量%以下である構成1乃至3のいずれか一項に記載の除菌剤可視化用のインク。
(構成5)
前記可視化剤がオルトクレゾールフタレイン、チモールブルー、及びチモールフタレインで構成される群から選択される少なくとも一種を含む構成1乃至4のいずれか一項に記載の除菌剤可視化用のインク。
(構成6)
前記インクの全質量を100質量%としたときに、前記インクに含まれる前記可視化剤は、1質量%以上10質量%以下である構成1に記載の除菌剤可視化用のインク。
(構成7)
前記水性液体が、水、又は水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒を有する構成1に記載の除菌剤可視化用のインク。
(構成8)
基材と、前記基材の上に設けられた呈色部とを有し、
前記呈色部は、構成1乃至7のいずれか一項に記載の可視化剤を有する除菌剤可視化シート。
(構成9)
前記呈色部は、前記除菌剤を保持する保持部を有する構成1乃至8のいずれか一項に記載の除菌剤可視化シート。
(構成10)
前記保持部は、複数の無機粒子を含み、前記複数の無機粒子の間に空隙が形成されている構成9に記載の除菌剤可視化シート。
(構成11)
前記保持部は、パールネックレス状シリカ粒子、球状コロダイルシリカ、非球状コロイダルシリカ、アルミナ粒子、チタニア粒子、ジルコニア粒子で構成される群から選択される少なくとも一種を含む構成9または10に記載の除菌剤可視化シート。
(構成12)
前記呈色部はバインダーを有する構成8乃至11いずれか一項に記載の除菌剤可視化シート。
(構成13)
前記呈色部の上に保護部が設けられている構成8乃至12のいずれか一項に記載の除菌剤可視化シート。

Claims (13)

  1. 除菌剤が付与されることで呈色状態が変化し、かつ水性液体に難溶な可視化剤と、前記可視化剤を前記水性液体に分散させる分散剤と、前記水性液体とを有する除菌剤可視化用のインク。
  2. 前記分散剤が、ポリエチレンオキサイド基、ポリプロピレンオキサイド基、ポリグリセリン基で構成される群から選択される少なくとも一種の官能基を有する請求項1に記載の除菌剤可視化用のインク。
  3. 前記分散剤が、エチレンオキサイドに由来する繰り返し単位とプロピレンオキサイドに由来する繰り返し単位とを含む共重合体を有する請求項1に記載の除菌剤可視化用のインク。
  4. 前記インクに含まれる前記可視化剤の全質量を100質量%としたときに、前記インクに含まれる前記分散剤は、30質量%以上200質量%以下である請求項1に記載の除菌剤可視化用のインク。
  5. 前記可視化剤がオルトクレゾールフタレイン、チモールブルー、及びチモールフタレインで構成される群から選択される少なくとも一種を含む請求項1に記載の除菌剤可視化用のインク。
  6. 前記インクの全質量を100質量%としたときに、前記インクに含まれる前記可視化剤は、1質量%以上10質量%以下である請求項1に記載の除菌剤可視化用のインク。
  7. 前記水性液体が、水、又は水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒を有する請求項1に記載の除菌剤可視化用のインク。
  8. 基材と、前記基材の上に設けられた、前記可視化剤を有する呈色部とを有し、
    前記呈色部は、請求項1に記載の可視化剤を有する除菌剤可視化シート。
  9. 前記呈色部は、前記除菌剤を保持する保持部を有する請求項8に記載の除菌剤可視化シート。
  10. 前記保持部は、複数の無機粒子を含み、前記複数の無機粒子の間に空隙が形成されている請求項9に記載の除菌剤可視化シート。
  11. 前記保持部は、パールネックレス状シリカ粒子、球状コロダイルシリカ、非球状コロイダルシリカ、アルミナ粒子、チタニア粒子、ジルコニア粒子で構成される群から選択される少なくとも一種を含む請求項9に記載の除菌剤可視化シート。
  12. 前記呈色部はバインダーを有する請求項8に記載の除菌剤可視化シート。
  13. 前記呈色部の上に保護部が設けられている請求項8に記載の除菌剤可視化シート。
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