JP2024055807A - 鉢植え用キット - Google Patents

鉢植え用キット Download PDF

Info

Publication number
JP2024055807A
JP2024055807A JP2023171602A JP2023171602A JP2024055807A JP 2024055807 A JP2024055807 A JP 2024055807A JP 2023171602 A JP2023171602 A JP 2023171602A JP 2023171602 A JP2023171602 A JP 2023171602A JP 2024055807 A JP2024055807 A JP 2024055807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pot
planting
engaging
planting pot
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023171602A
Other languages
English (en)
Inventor
呉羽澤
楊曜銘
Original Assignee
長煬科技有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 長煬科技有限公司 filed Critical 長煬科技有限公司
Publication of JP2024055807A publication Critical patent/JP2024055807A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G9/00Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
    • A01G9/02Receptacles, e.g. flower-pots or boxes; Glasses for cultivating flowers
    • A01G9/022Pots for vertical horticulture
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G9/00Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
    • A01G9/02Receptacles, e.g. flower-pots or boxes; Glasses for cultivating flowers
    • A01G9/028Multi-compartmented pots

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

【課題】二つ又は二つ以上の植栽鉢を重ね合わせる場合に、複数の前記植栽鉢を重ね合わせる強度を向上することができる、鉢植え用キットを提供する。【解決手段】鉢植え用キットは、第一植栽鉢、第二植栽鉢、及び少なくとも一つの係合具を有しており、前記第一植栽鉢は、少なくとも一つの第一係合部を有し、前記第一係合部は、前記第一植栽鉢における鉢壁の外壁面より突出すると共に前記鉢壁における底部部分に位置し、前記第二植栽鉢は、少なくとも一つの第二係合部を有し、前記第二係合部は、前記第二植栽鉢における鉢壁の外壁面より突出すると共に前記鉢壁における先端部分に位置し、前記第一植栽鉢と共に前記第二植栽鉢に重ね合わせられた場合には、前記係合具が前記第一植栽鉢における第一係合部と前記第二植栽鉢における第二係合部とを結合していることにより、前記植栽鉢らを重ね合わせる時に重ね合わせ強度を強めることができる。【選択図】図5

Description

本発明は、鉢植えの植物に関し、特に、鉢植え用キットに関する。
植栽鉢は、鉢植え用媒体(例えばスポンジや土壌など)を内部に置いて植栽物を植栽媒体に植えることがよく知られている。従来の植栽鉢は、その構成によって多くても一種類又は単一だけの植栽物を植えるようにしか提供できず、植えた植栽物が少なくなり、鉢植えによる美しさに変化が多彩になされ難しい。また、従来の植栽鉢は、底部に排水口が設けられていることから、植栽鉢の底部に溜まった水が多すぎ、植栽物に根腐れが招致されてしまうのを避けることができるものの、排水口から排出された水も失ってしまうことから、鉢植えをする従業者は、常に植栽鉢毎に水をやることが必要になり、時間がかかるし水資源も無駄になる。鉢植えをする従業者は、植栽鉢の底部において、水を溜める皿を置いて排水口より排出された水を溜めることがあるが、水を溜める皿により溜められてきた水を、前記植栽鉢における植栽媒体に吸收されるように供することが依然としてできず、逆に、蚊や虫を生ませやすいことになってしまう。
従来の植栽鉢により、一種類又は単一だけの植栽物を植えるようにしか提供できず、水が直接的に排水口から排出され易く、植栽物に効果よく供されなく、必要に応じて植栽鉢に水をやる頻度が高くなるなどの問題を解決するために、以下の特許に基づく技術がなされる。
我が国に公開番号が第M528588号であって発明名称が「根に水を灌ぐ植栽鉢」である実用新案に、本体と少なくとも一つの受容部を含み、前記本体は、底面、側壁、複数の排水手段、溢流手段及び支持手段を有し、前記少なくとも一つの受容部は、前記側壁の外側に設けられると共に前記側壁の外部へ突出することが開示されている。ただし、前記溢流手段は、前記底面の中央に設けられ、少なくとも一つの突出リブ及び少なくとも一つの溢流穴を含み、複数の前記突出リブは、前記底面の上方と下方より突出しており、前記支持手段は、接続部及び少なくとも一つの結合部を含み、前記接続部は、複数の前記結合件と前記溢流手段における突出リブとを結合することにより、複数の前記受容部分を、上層に位置している根に水を灌ぐ植栽鉢における排水手段の直下に置くことが確保され得る。しかしながら、依然として以下の欠点が存在している。
1、前記支持手段に基づく位置付けにより、重ね合わせられる植栽鉢を支持することができるものの、前記本体中心に位置する支持手段だけにより接続されていることから、この接続箇所に、接触している面積が小さくなり、支持力も不十分になる。従って、植栽鉢は、重ね合わせられる状態に、十分な安定性を維持することができず、大き過ぎる外部からの力を受けられている場合(例えば、風が強い場合)に、前記支持手段が前記些植栽鉢の本体に対して激しく揺れやすく、ひいては、それにより前記支持手段が破壊されてしまう。
2、また、植栽鉢に水をやった後には、植栽媒体に止めて吸収されてきた水量が限られる。底面にうねうねの設計を有すると、水を前記本体に溜める時間を延ばすことが可能である。しかしながら、成長が異なる状態にある植栽物によって、その根が、必ず、時間を延ばして溜められてきた水を吸収するように、前記本体の底面まで伸びることができるわけではない。
3、受容部に位置する植栽物を取りやすいという目的を図るために、植栽用籠を用いて前記少なくとも一つの受容部に当接して固定することにより、植栽用籠が倒れた現象を避けることができる。しかしながら、植栽物が勢いよく伸びている場合に、植栽用籠を前記受容部から取り除くことが必要となるが、植栽物の根が前記受容部を這い登っていることにより、植栽物を取り出す際に根が折って破壊されてしまうことが易い。
4、二つ以上の植栽鉢が重ね合わせられている場合には、植栽鉢の一つを取り外したり洗浄したりしようとすると、最先端に位置する植栽鉢から順次に、対応する前記支持手段による接続を順次に解除しなければ、そのうちの植栽鉢の一つを円滑に取り外すことができず、不便のみならず、時間も工夫もかかる。
要するに、上記の記載からみればわかるように、従来の植栽鉢に係る設計は、まだ完璧なものでなく、改良すべきところも存在している。
本発明は、このことに鑑み、二つ又は二つ以上の植栽鉢を重ね合わせる場合に、複数の前記植栽鉢を重ね合わせる強度を向上することができる、鉢植え用キットを提供する、ことを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するために、第一植栽鉢、第二植栽鉢、及び少なくとも一つの係合具を含む鉢植え用キットを提供する。前記第一植栽鉢は、少なくとも一つの第一係合部を含み、前記第一係合部は、前記第一植栽鉢における鉢壁の外壁面より突出すると共に、前記鉢壁における底部部分に位置する。前記第二植栽鉢は、少なくとも一つの第二係合部を含み、前記第二係合部は、前記第二植栽鉢における鉢壁の外壁面より突出すると共に前記鉢壁における先端部分に位置する。前記係合具は、前記第一植栽鉢が前記第二植栽鉢に重ね合わせられた場合に、前記第一植栽鉢における第一係合部と前記第二植栽鉢における第二係合部との両者を結合している。
本発明による効果は、二つ又は二つ以上の植栽鉢を重ね合わせる場合に、そのうちの前記植栽鉢の一つを取り外したり洗浄したりしようとすると、前記係合具により複数の前記植栽鉢間の接続を解除できれば、そのうちの前記植栽鉢の一つを円滑に取り外すことができ、取り出しが終わると、前記係合具を再度用いて、分離された他の前記植栽鉢を再度重ね合わせることもできる、ということにある。
本発明の好ましい実施例に係る植栽鉢の斜視図である。 図1に示す植栽鉢の一部の断面図である。 図1に示す植栽鉢の上面図である。 図1に示す植栽鉢の底面図である。 図1に示す植栽鉢を重ね合わせた時の分解図である。 図5に示す植栽鉢於を重ね合わせた時の一部の構成の分解図である。 図6に示す植栽鉢を重ね合わせた時に断面図である。 図1における示されているA部分についての局所的拡大図である。 図6に示す植栽鉢を重ね合わせた時の上面図である。 図1に示す植栽鉢を重ね合わせた時の一部の構成の分解図である。 図6に示す植栽鉢の係合具の斜視図である。 図6に示す植栽鉢の係合具を他の視角から見た斜視図である。 図11Bに示す係合具の正面図である。 図6に示す植栽鉢の係合具を12-12方向から見た断面図である。 図10に示す植栽鉢の係合具を13-13方向から見た断面図である。
本発明を一層明確に説明するために、好ましい実施例を挙げて図面を参照しながら以下に詳しく説明する。本発明の好ましい実施例に係る植栽鉢10は、図1乃至図4に示されている。前記植栽鉢10は、鉢本体12及び少なくとも一つのサブ鉢本体14を含む。前記鉢本体12は、鉢底部121と前記鉢底部121を回っている鉢壁122とにより、内部空間S1を有した鉢胴体を形成するように構成される。前記少なくとも一つのサブ鉢本体14は、前記鉢本体12における鉢壁122の先端部分に接続される。前記少なくとも一つのサブ鉢本体14は、植え空間S2及び連通口14aを有する。前記少なくとも一つのサブ鉢本体14は、前記連通口14aを介してその植え空間S2が前記鉢本体12の内部空間S1に連通する。本実施例では、サブ鉢本体14は、その数が複数であり、前記鉢本体12における鉢壁122の外壁面に分布する。複数の前記サブ鉢本体14は、等間隔をおいて前記鉢壁122の先端部分に設置されると共に傾斜角を有するように外部へ伸びて形成される。ある実施例に係るサブ鉢本体14は、鉢本体12と一体化にして形成されたものである。しかしながら、他の実施例では、サブ鉢本体は、独立している手段であって、外部から前記鉢本体12の鉢壁122に掛けて接続されたものであってもよい。
本実施例に係る前記鉢本体12は、鉢底部121の中央部分に排水口12aを有する。複数のリブ片13は、中空管11の外管壁及び排水口12aの穴壁に接続され、中空管11が口12aに立設するようになる。前記鉢底部121は、前記排水口12aへ斜めることが好ましい。それにより、灌漑用水を集めて前記排水口12aへ案内することに役立つ。また、鉢底部121は、鉢壁122と近い箇所に、少なくとも一つの分流領域を有する。前記分流領域は、前記鉢本体12における一部の灌漑用水を鉢底部121の外部へ案内するためのものである。図3と図4に示すように、本実施例に係る分流領域は、複数あり、それぞれ、隣接する二つのサブ鉢本体14間に位置すると共に鉢底部121を貫通した穴12bを有する。
図5と図6を再度参照すると、示すように、本実施例に係る上記の植栽鉢10における各サブ鉢本体14の植え空間S2には、例えばスポンジ15のような植栽用媒体を入れると、植物の種(不図示)を予めスポンジ15に埋めるとよい。サブ鉢本体14は、傾斜角で外へ突出しているように伸びて形成されたものであることから、灌漑用水がスポンジ15に注がれた場合に、一部の灌漑用水がサブ鉢本体14における鉢壁の内面に沿って鉢本体12の内部空間S1に入ることになる。以下、本発明に係る植栽鉢10により、スポンジ15をサブ鉢本体14における植え空間S2にしっかりと設ける構成について再度説明する。しかも、水資源を効果良く活用することができる構成について説明する。また、本発明に係る植栽鉢10により、鉢植えの数を増やすように重ね合わせてもよい。次に、本発明により植栽鉢10をしっかりと重ね合わせる構成を以下に説明する。
まず、スポンジ15に安定性を維持させる局面からみれば、本発明係が提供する複数の肋を有した構成は、スポンジ15を制限することに用いられる。図5乃至図9に示すように、前記肋は、本実施例に係る鉢本体12の底部に、下へ伸びている少なくとも一つの突出リブ123を有するように構成される。前記サブ鉢本体14は、内部に、少なくとも一つの対になるリブ141及び位置付けリブ142(図8参照)を有する。前記対になるリブ141は、それぞれ、前記サブ鉢本体14における対向する二つの側方の内壁に接続される。前記位置付けリブ142は、前記対になるリブ141間に位置する。スポンジ15が圧力により変形可能であるため、前記スポンジ15が前記対になるリブ141と前記位置付けリブ142との間に置かれる場合に、スポンジ15が複数の方向から位置制限を受けられ抜け落ちが難しくなる。なお、本実施例に係る位置付けリブ142に、さらに当接部142a及びフォーク142bを形成する。前記当接部142aは、前記サブ鉢本体14における鉢壁の内面に斜め接続される。前記フォーク142bは、前記当接部142aにおける下部に位置する。図7に示すように、スポンジ15は、側面が前記当接部142aと近接しており、下縁が前記フォーク142bに掛けられる。植栽鉢10は、図5乃至図7に示す状態で上下方向に重ね合わせられた場合に、上方植栽鉢10を第一植栽鉢10A、下方植栽鉢10を第二植栽鉢10B、それぞれとして定義すると、第二植栽鉢10Bにおけるリブ141と位置付けリブ142が第一植栽鉢10Aにおける突出リブ123と共に上下方向において前記スポンジ15を挟んで、スポンジ15を前記サブ鉢本体14の内部に一層しっかりと固定することができる。前記上下方向に重ね合わせられた第一植栽鉢10Aと第二植栽鉢10Bにより、本発明に定義された鉢植え用キットを構成している。説明するべきことは、前記突出リブ123についての数や設置位置がサブ鉢本体14の数によって対応的に定められると良い。また、本実施例では、複数の前記突出リブ123が、間隔をおいて前記鉢本体12の底部に設置される。植栽鉢10を重ね合わせない場合に、単一の植栽鉢10について、複数の前記突出リブ123により前記鉢本体12を高くすると、植栽鉢10の底部が必要以上濡れて蚊や虫が生むのを避けることができる。
図2及び図7に示すように、水資源を効果よく活用する局面からみれば、本実施例に係る前記鉢本体12は、内部に、前記鉢底部121より盛り上げた少なくとも一つの凸部124を有する。前記凸部124は、頂部に水溜り凹部124aを形成する。前記水溜り凹部124aは、円弧状をなして水溜りとして凹んで構成されたものである。前記水溜り凹部124aは、水平位置が前記鉢底部121と前記サブ鉢本体14との間に位置する。また、前記水溜り凹部124aは、前記連通口14aと対向する下方の位置に位置する。灌漑用水は、植栽鉢10の上方より滴下して植栽鉢10の内部へ入った場合に、一部が鉢底部121に沿って前記排水口12aへ集まって引き続き下へ溢流することにより、植栽鉢10に溜まった灌漑用水が多すぎるのを避け、他の一部が鉢底部121における各分流領域に位置する穴12bより滴下して、前記水溜り凹部124aによりちょっと受けられることになる。前記水溜り凹部124aに受けられた少量の灌漑用水は、植物が生長する時に根により吸収されることから、根が多すぎる灌漑用水に不当侵入されるため根腐れが発生してしまうのを避けることができる。なお、本実施例に係る前記水溜り凹部124aは、複数の小弧形状凸部124bを有する。複数の前記小弧形状凸部124bは、前記水溜りの凹面より突出する。複数の前記小弧形状凸部124bは、植物の根が、前記水溜り凹部124aに溜まった灌漑用水を吸収するようにはい登るためのものである。説明するのは、前記凸部124の数がサブ鉢本体14の数と対応しており、複数の前記サブ鉢本体14が間隔をおいて前記鉢壁122に位置する場合に、複数の前記凸部124が各前記サブ鉢本体14における前記連通口14aの下方位置に位置することになる。
図1、図2、図5乃至図7を参照すると、本実施例において複数の植栽鉢10を互いにしっかりと重ね合わせるための構成は、各植栽鉢10の鉢本体12に少なくとも一つの第一位置付け部と少なくとも一つの第二位置付け部を一体化にして形成するということにある。そのうち、第一位置付け部分は、前記鉢本体12における鉢壁122の頂部に位置する一方、第二位置付け部分は、前記鉢本体12における鉢壁122の底部に位置する。しかも、第一位置付け部と第二位置付け部との形状は、互いに補う。本実施例では、第一位置付け部は、その数が四つであり、それぞれ、隣接するサブ鉢本体14間に位置する。第二位置付け部は、その数が八つであり、間隔を置いて前記鉢壁122の底部に設置される。そのうち、四つの第二位置付け部は、それぞれ、一つの第一位置付け部と対応しており、他の四つの第二位置付け部は、ぞれぞれ、一つのサブ鉢本体14と対応するとともに、サブ鉢本体14と対応する第二位置付け部がさらに前記突出リブ123に接続される。図2に示すように、前記第一位置付け部は、位置付け溝125である。各位置付け溝125は、前記鉢壁122における内壁面より頂縁まで伸びた溝口を有する。位置付け溝125は、溝底部125aと二つの溝壁125bを有する。前記二つの溝壁125bは、前記溝底部125aに接続される。図1に示すように、前記第二位置付け部は、突出している位置付け突出リブ126となる。各位置付け突出リブ126は、底部126aと二つの側方126bを有する。前記二つの側方126bは、前記底部126aに接続される。前記底部126aと前記二つの側方126bとの輪郭、及び、前記位置付け溝125における前記溝底部125aと前記二つの溝壁125bの形状は、互いに補う。図5乃至図6に示すように、二つの植栽鉢10を重ね合わせる場合に、上方植栽鉢10における底部の四つの位置付け突出リブ126が下方植栽鉢10における頂縁の位置付け溝125に嵌入するとともに、位置付け溝125における前記二つの溝壁125bにより位置付け突出リブ126が左右方向を移動できる範囲を制限することになる。また、上方植栽鉢10は、底部において、突出リブ123が接続された他の四つの位置付け突出リブ126が下方植栽鉢10にサブ鉢本体14に嵌入するためのものである。同様に、サブ鉢本体14における鉢本体12に接続された両側は、位置付け突出リブ126が左右方向を移動できる範囲を制限する。それにより、重ね合わせられた状態にある植栽鉢10が、不当な回転を生じさせ上方植栽鉢10のサブ鉢本体14と下方植栽鉢10のサブ鉢本体14がずれるように設置されてしまうことを避けることができる。そして、植物にとって比較的大きな生長用空間がある。それと同時に、上方植栽鉢10における各分流領域の穴12bがちょっと、下方植栽鉢10のサブ鉢本体14と、縦方向に揃うことになり、つまり、灌漑をやる過程に、上方植栽鉢10へ流れた灌漑用水について、その一部が分流領域にある穴12bより、直接に、下方植栽鉢10のサブ鉢本体14へ滴下しながら、サブ鉢本体14に設置されたスポンジ15に吸収される。
互いに重ね合わせられた植栽鉢10間の安定性を高める局面からみれば、本実施例が提供する強化構成は、各植栽鉢10に少なくとも一つの第一係合部16と少なくとも一つの第二係合部17を設置すること、及び、少なくとも一つの係合具20を含むことが含まれる。同様に、記載を便宜にするために、以下、互いに重ね合わせられた上方植栽鉢10を第一植栽鉢10A、下方植栽鉢10を第二植栽鉢10B、それぞれとして定義する。図5、図6、図10及び図11A乃至図11Cを参照すると、本実施例に係る第一植栽鉢10Aと第二植栽鉢10Bは、それぞれ、鉢本体12における鉢壁122の外壁面と前記鉢壁122に位置する先端部分とに複数の第二係合部17を有し、鉢壁122の外壁面と前記鉢壁122に位置する底部部分とに複数の第一係合部16を有し、第一係合部16と第二係合部17は縦方向の位置が千鳥状になるように設置される。そのうち、第一係合部16とサブ鉢本体14は、さらに、縦方向に沿う上下方向に対応する位置に設置される。また、第一係合部16は、開口が上へ向かう上方結合溝16aを有する。第二係合部17は、開口が下へ向かう下方結合溝17aを有する。係合具20は、背面において対になる囲い22を有する。ある実施例では、前記係合具20は、背面の中央部分に結合穴21を窪んで形成する。係合具20は、前記結合穴21の穴壁より凹んで二つの受容溝23を形成する。各前記受容溝23は、それぞれ前記對囲い22の下方に位置する。そのうち、前記對になる囲い22は、それぞれ、前記結合穴21における穴壁の対向する二つの位置より突出する。図11Cの開示からみればわかるように、前記結合穴21における前記対になる囲い22間の最大距離D2が前記結合穴21の穴径D1よりも小さい。
第一植栽鉢10Aと第二植栽鉢10Bが図6に示すように上下方向に重ね合わせられた場合には、前記係合具20により前記第一係合部16と前記第二係合部17を結合しようとすると、まず、係合具20を図12に示す水平方向へ揺動させ、この時、前記係合具20が結合穴21における最大穴径D1の部分を前記第一係合部16と前記第二係合部17に嵌入してから、係合具20が図13に示す垂直方向に変わるように係合具20を回転させ、この時、前記係合具20における一つの囲い22を前記上方結合溝16aに嵌入する一方、前記係合具20における他の囲い22が前記下方結合溝17aに嵌入する。それにより、第一植栽鉢10Aと第二植栽鉢10Bをしっかりと連結することができる。再度説明するのは、前記第一係合部16と第二係合部17が一体的に植栽鉢10における鉢壁122の外壁面に形成されてもよいし、分離可能に植栽鉢10の鉢壁122に結合されてもよい。本実施例では、第一係合部16が分離可能に植栽鉢10における鉢壁122に結合される一方、第二係合部17が一体的に植栽鉢10における鉢壁122の外壁面に形成される。
上記を纏めると、本発明に係る植栽鉢10に、以下のような利点を備えている。
1、前記鉢本体12における前記第一位置付け部と前記第二位置付け部とは、同士が互いに補って前記鉢壁122と接合できることから、前記植栽鉢10を重ね合わせる際に十分な安定性を維持することができる。
2、前記鉢本体12は、内部に位置する前記水溜り凹部124aが、一部の余計な灌漑用水を載置するためのものであることから、灌漑用水が前記植栽鉢10に溜まる時間を延ばして、成長の状態が異なる植物に吸収されるように供給することができる。
3、前記サブ鉢本体14における二つの前記對リブ141、前記位置付けリブ142、及び前記鉢本体12における複数の前記突出リブ123は、植栽鉢10を重ね合わせる際に、植物を植えるためのスポンジ15を共に挟むことができる。そして、スポンジ15は、摺動され難い。
4、前記鉢本体12における前記第一係合部16、前記第二係合部17、及び、前記些係合具20は、植栽鉢10を重ね合わせる際に重ね合わせの強度を向上することができる。
5、第一係合部16と第二係合部17を、位置が縦方向において千鳥状になるように設置すると共に、第一係合部16とサブ鉢本体14を、位置が上下方向に対応しているように設置することにより、上方に重ね合わせられた植栽鉢10のサブ鉢本体14と、下方に重ね合わせられた植栽鉢10のサブ鉢本体14が千鳥状に設置され、植物ために比較的大きな成長用空間が形成される。
以上は、本発明における好ましい実施可能実施例に過ぎず、本発明の明細書及び特許の範囲に基づいた如何なる均等置換が本発明の特許範囲に含まれるとは言うまでもない。
10 植栽鉢
10A 第一植栽鉢
10B 第二植栽鉢
11 中空管
12 鉢本体
12a 排水口
12b 穴
121 鉢底部
122 鉢壁
123 突出リブ
124 凸部
124a 水溜り凹部
124b 小弧形状凸部
125 位置付け溝
125a 溝底部
125b 溝壁
126 位置付け突出リブ
126a 底部
126b 側方
13 リブ片
14 サブ鉢本体
14a 連通口
141 リブ
142 位置付けリブ
142a 当接部
142b フォーク
15 スポンジ
16 第一係合部
16a 上方結合溝
17 第二係合部
17a 下方結合溝
20 係合具
21 結合穴
22 囲い
23 受容溝
S1 内部空間
S2 植え空間
D1 穴径
D2 囲い間の最大距離

Claims (4)

  1. 少なくとも一つの第一係合部を含み、前記第一係合部が前記第一植栽鉢における鉢壁の外壁面より突出すると共に前記鉢壁における底部部分に位置する、第一植栽鉢、
    少なくとも一つの第二係合部を含み、前記第二係合部が前記第二植栽鉢における鉢壁の外壁面より突出すると共に前記鉢壁における先端部分に位置する、第二植栽鉢、及び
    前記第一植栽鉢が前記第二植栽鉢に重ね合わせられた場合には、前記第一植栽鉢における第一係合部と前記第二植栽鉢における第二係合部との両方を結合している、少なくとも一つの係合具を含む、ことを特徴とする鉢植え用キット。
  2. 前記第一植栽鉢は、前記第一係合部に溝口が上方に向かう上方結合溝を有し、
    前記第二植栽鉢は、前記第二係合部に溝口が下方に向かう下方結合溝を有し、
    前記係合具は、対になる囲いを有しており、前記第一係合部と前記第二係合部に結合する場合に、前記対になる囲いの一つが前記上方結合溝に位置する一方、前記囲いにおける他方の前記下方結合溝に位置する、ことを特徴とする請求項1に記載の鉢植え用キット。
  3. 前記係合具は、結合穴を有しており、
    前記対になる囲いは、それぞれ、前記結合穴における穴壁の二つ対向する位置より突出しており、
    前記係合具が前記第一係合部と前記第二係合部に結合された場合には、前記第一係合部と前記第二係合部との両者が前記結合穴に位置している、ことを特徴とする請求項2に記載の鉢植え用キット。
  4. 前記係合具は、二つの受容溝を有しており、
    前記二つの受容溝は、前記結合穴の穴壁より凹んだものであり、各前記受容溝は、それぞれ、前記対になる囲い下方に位置しており、
    前記結合穴における前記対になる囲い間の最大距離が前記結合穴の穴径よりも小さい、ことを特徴とする請求項3に記載の鉢植え用キット。
JP2023171602A 2022-10-07 2023-10-02 鉢植え用キット Pending JP2024055807A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW111138162 2022-10-07
TW111138162A TWI812499B (zh) 2022-10-07 2022-10-07 植栽盆組(一)

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024055807A true JP2024055807A (ja) 2024-04-18

Family

ID=88586038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023171602A Pending JP2024055807A (ja) 2022-10-07 2023-10-02 鉢植え用キット

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20240114847A1 (ja)
JP (1) JP2024055807A (ja)
TW (1) TWI812499B (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN205623394U (zh) * 2016-04-12 2016-10-12 四川建筑职业技术学院 一种可堆叠种植盆
CN207340619U (zh) * 2017-06-21 2018-05-11 徐胜良 一种具有节水功能的种植盆

Also Published As

Publication number Publication date
US20240114847A1 (en) 2024-04-11
TWI812499B (zh) 2023-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8191310B2 (en) Stackable plant pot
JP5142498B2 (ja) 草木用の植栽装置と植栽構造
US6536361B1 (en) Combinable planting plate
US8261913B2 (en) Stackable plant pot
US8978300B2 (en) Post or wall mounted stackable plant pot
US7730667B2 (en) Stackable plant pot
JP2024055807A (ja) 鉢植え用キット
KR101228003B1 (ko) 녹화용의 용기 유닛과, 그 용기 유닛을 사용한 녹화 공법
JP3856681B2 (ja) 植栽トレー
JP3565222B2 (ja) 緑化ブロック及び緑化ブロック塀
KR101366837B1 (ko) 식생블럭 및 이를 이용한 옹벽구조물
KR102322640B1 (ko) 조립식 화분체
TW202415281A (zh) 植栽盆組(一)
TW202415282A (zh) 植栽盆(一)
CN210184137U (zh) 无土种植盆和利用无土种植盆组合的立体栽培装置
TW202415283A (zh) 植栽盆(二)
TW202415284A (zh) 植栽盆組(二)
JP4889213B2 (ja) 緑化構造物、およびそれに使用する保水排水基盤材と見切り材との結合構造
TWI817761B (zh) 植栽盆(一)
TWI802513B (zh) 植栽盆組(二)
TWI820956B (zh) 植栽盆(二)
KR20100004168U (ko) 공기통공을 구비한 육묘용 연결포트
JP3655578B2 (ja) 擁壁ブロック
JP2007197993A (ja) 壁面取付け式プランター
KR200495056Y1 (ko) 반려동물 하우스

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231002