JP2024055555A - 冷蔵庫および梱包材 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成部品を取り付ける構成が簡素化された冷蔵庫および梱包材を提供する。【解決手段】冷蔵庫10は、貯蔵室である冷蔵室121等と、冷蔵室121等を閉鎖する扉18と、扉18の内面に配設されたドアポケット24と、冷蔵室121を区切る棚部15と、輸送時または保管時に於いて、冷蔵室121の内部に収納される梱包材40と、を具備する。梱包材40を部分的に凹状とすることで凹状収納領域41を形成し、凹状収納領域41に、冷蔵庫10を構成する構成部品16Aを収納する。【選択図】図3

Description

本発明は、冷蔵庫および梱包材に関する。
一般的な冷蔵庫は、冷蔵庫本体に複数の貯蔵室が設けられており、例えば上方から冷蔵室、冷凍室、野菜室が順次配置されている。そして、冷蔵庫本体の内部奥側の下部に各貯蔵室を冷却するための冷凍サイクルを構成する圧縮機、凝縮器、膨張手段および蒸発器が配置されている。冷凍サイクルにより冷却された冷気はファンにより各貯蔵室に供給される。
上記した冷蔵庫に於いては、蒸発器に付着した霜を除去する除霜行程により生じた除霜水は蒸発皿に導かれる。蒸発皿に貯留された水は、上記した圧縮機等から生じる熱を利用して蒸発する。
図6を参照して、ここでは図示しない蒸発皿や台脚を前方から塞ぐキックプレート1134を有する冷蔵庫1110の構成を説明する。冷蔵庫1110では、冷蔵庫本体1112を有する。冷蔵庫本体1112には、上方から、冷蔵室1114、上段冷凍室1118、下段冷凍室1120および野菜室1122が設けられている。これら冷蔵室1114等の前方開口部は、扉1124、扉1126、扉1128および扉1130で閉鎖される。蒸発皿は、野菜室1122の下方に配置される。蒸発皿の前方はキックプレート1134により覆われる。
図7を参照して、冷蔵庫1110の輸送または保管を行う際には、前述したキックプレート1134は、冷蔵庫本体1112の下端から取り外される。キックプレート1134は、冷蔵室1114の内部において、棚部1135の上面に配置される。キックプレート1134は、長尺部材であることから、傾斜した状態で棚部1135の上面に、接着テープ等により接着される。
特開2016-109377号公報
しかしながら、前述した背景技術に係る冷蔵庫では、搬送時等におけるキックプレートの固定構造に関して、改善の余地があった。
具体的には、図7を参照して、棚部1135にキックプレート1134を取り付ける工程において、キックプレート1134が前述したように長尺部材であることから、キックプレート1134が冷蔵室1114の内壁を傷つけてしまう課題があった。
また、キックプレート1134を棚部1135の上面に貼り付ける工程が、製造工程において生じることから、冷蔵庫の製造工程が複雑化する課題があった。
更に、係る課題は、キックプレート1134以外の構成部材、例えば、製氷機を構成する部材や他の区画部材等に関しても発生し得る。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、構成部品を取り付ける構成が簡素化された冷蔵庫および梱包材を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室と、前記貯蔵室を閉鎖する扉と、前記扉の内面に配設されたドアポケットと、前記貯蔵室を区切る棚部と、輸送時または保管時に於いて、前記貯蔵室の内部に収納される梱包材と、を具備し、前記梱包材を部分的に凹状とすることで凹状収納領域を形成し、前記凹状収納領域に、冷蔵庫を構成する構成部品を収納することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記構成部品は、キックプレートであることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記梱包材は、前記ドアポケットの位置を固定するドアポケット固定部と、前記棚部を固定する棚固定部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記扉は、幅方向における一方向端部を支点として回転可能な第1扉と、幅方向における他方向端部を支点として回転可能な第2扉と、を有し、前記ドアポケットは、前記第1扉に配設された第1ドアポケットと、前記第2扉に配設された第2ドアポケットと、を有し、前記ドアポケット固定部は、前記第1ドアポケットが挿入される第1ドアポケット固定部と、前記第2ドアポケットが挿入される第2ドアポケット固定部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記棚固定部は、前記梱包材の側面に凹状に形成され、前記棚固定部に、前記棚部の前端が挿入されることにより、前記棚部の前後方向における位置が固定されることを特徴とする。
また、本発明の梱包材は、輸送時または保管時に於いて、冷蔵庫の貯蔵室の内部に収納される梱包材であり、前記梱包材を部分的に凹状とすることで凹状収納領域を形成し、前記凹状収納領域は、前記冷蔵庫を構成する構成部品を収納することができるように構成されることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室と、前記貯蔵室を閉鎖する扉と、前記扉の内面に配設されたドアポケットと、前記貯蔵室を区切る棚部と、輸送時または保管時に於いて、前記貯蔵室の内部に収納される梱包材と、を具備し、前記梱包材を部分的に凹状とすることで凹状収納領域を形成し、前記凹状収納領域に、冷蔵庫を構成する構成部品を収納することを特徴とする。本発明の冷蔵庫によれば、梱包材の凹状収納領域に構成部品を収納することにより、貯蔵室の内部において構成部品の位置を固定でき、輸送時において構成部品が貯蔵室の内部を不用意に移動することを防止できる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記構成部品は、キックプレートであることを特徴とする。本発明の冷蔵庫によれば、長尺部材であるキックプレートが、冷蔵庫の輸送中において貯蔵室の内部で不用意に移動してしまうことを防止できる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記梱包材は、前記ドアポケットの位置を固定するドアポケット固定部と、前記棚部を固定する棚固定部と、を有することを特徴とする。本発明の冷蔵庫によれば、梱包材によりドアポケットおよび棚部の位置を固定することができ、輸送時において棚部およびドアポケットが不用意に移動することを防止できる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記扉は、幅方向における一方向端部を支点として回転可能な第1扉と、幅方向における他方向端部を支点として回転可能な第2扉と、を有し、前記ドアポケットは、前記第1扉に配設された第1ドアポケットと、前記第2扉に配設された第2ドアポケットと、を有し、前記ドアポケット固定部は、前記第1ドアポケットが挿入される第1ドアポケット固定部と、前記第2ドアポケットが挿入される第2ドアポケット固定部と、を有することを特徴とする。本発明の冷蔵庫によれば、第1扉および第2扉を有する所謂観音開きの冷蔵庫においても、第1ドアポケットおよび第2ドアポケットの位置を強固に固定できる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記棚固定部は、前記梱包材の側面に凹状に形成され、前記棚固定部に、前記棚部の前端が挿入されることにより、前記棚部の前後方向における位置が固定されることを特徴とする。本発明の冷蔵庫によれば、冷蔵庫の輸送時において棚部が前後方向に移動することを防止できる。
また、本発明の梱包材は、輸送時または保管時に於いて、冷蔵庫の貯蔵室の内部に収納される梱包材であり、前記梱包材を部分的に凹状とすることで凹状収納領域を形成し、前記凹状収納領域は、前記冷蔵庫を構成する構成部品を収納することができるように構成されることを特徴とする。本発明の梱包材によれば、梱包材の凹状収納領域に構成部品を収納することにより、貯蔵室の内部において構成部品の位置を固定でき、輸送時において構成部品が貯蔵室の内部を不用意に移動することを防止できる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の内部構成を示す側方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫に梱包材が組み込まれる構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る梱包材を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る梱包材を別の角度で示す斜視図である。 背景技術に係る冷蔵庫を示す斜視図である。 背景技術に係る冷蔵庫の内部にキックプレートを固定する構造を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10および梱包材40を図面に基づき詳細に説明する。以下の説明では、同一の部材には原則的に同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。更に、以下の説明では、上下前後左右の各方向を適宜用いるが、左右とは冷蔵庫10を前方から見た場合の左右である。
図1は、冷蔵庫10を、前方左側から見た斜視図である。冷蔵庫10は、断熱箱体11と、断熱箱体11の内部に形成された貯蔵室とを有する。貯蔵室として、上方側から、冷蔵室121、冷凍室122および野菜室123を有する。
冷蔵室121の前方開口は、扉18で閉鎖される。扉18は、第1扉181ないし第6扉186を有する。
冷蔵室121の前面開口は、第1扉181および第2扉182により閉鎖される。第1扉181および第2扉182は、回転式の扉であり、左右方向外側端部を回転中心として回転する。即ち、冷蔵庫10は、観音開き型の第1扉181および第2扉182を有する。
冷凍室122の前面開口は、第3扉183、第4扉184および第5扉185により閉鎖される。第3扉183は、冷凍室122の前面開口の上側左方部分を閉鎖する。第4扉184は、冷凍室122の前面開口の上側右方部分を閉鎖する。第5扉185は、冷凍室122の下方部分を閉鎖する。第3扉183、第4扉184および第5扉185は、前後方向に沿って引出自在とされる扉である。
野菜室123の前面開口は、引出式の第6扉186により閉鎖される。
キックプレート16は、構成部品16Aの一例であり、断熱箱体11の下端前側に配設される。キックプレート16は、ここでは図示しない蒸発皿や台脚を前方から塞ぐ部材である。キックプレート16は、断熱箱体11の左右方向における幅と、同等の長さを有する長尺部材である。キックプレート16は、第6扉186の下方側に組み付けられる。
図2の側方断面図を参照して、冷蔵庫10の断面構成を説明する。図2では、冷蔵庫10の内部に於ける冷気の流れを点線の矢印で示す。
断熱箱体11は、所定形状に曲折加工された鋼板からなる外箱111と、外箱111と離間した内側に配置された合成樹脂板から成る内箱112と、外箱111と内箱112との間に充填された断熱材113とから構成される。
断熱箱体11の内部の貯蔵室は、前述したように、上方から冷蔵室121、冷凍室122および野菜室123に区画される。冷蔵室121と冷凍室122とは、断熱壁27で区画される。冷凍室122と野菜室123とは、断熱壁19により区画される。
冷蔵室121の内部は、複数の棚部15により上下方向に区画される。具体的には、棚部15として、上方から、棚部151、棚部152および棚部153が配設される。棚部15は、略板状の透明ガラスまたは透明合成樹脂等から成る部材であり、前後方向に引き出し可能な状態で、内箱112の内部に配設される。
冷凍室122の奥側には、冷却室115が形成されており、冷凍室122と冷却室115とは仕切壁28で区画される。冷却室115の内部には、冷却器である蒸発器116が配設される。冷蔵庫10の下端側後方には機械室14が区画形成され、機械室14には圧縮機22が配置される。蒸発器116および圧縮機22は、ここでは図示しない凝縮器および膨張手段と共に、蒸気圧縮冷凍サイクルを形成する。蒸気圧縮冷凍サイクルを運転することで蒸発器116により冷却室115の内部の冷気を冷却し、この冷気を各貯蔵室に送風することで、各貯蔵室の庫内温度を、所定の冷却温度帯域とする。
冷却室115の内部において、蒸発器116の上方側には送風機29が配置される。送風機29は、軸流送風機または遠心送風機であり、蒸発器116が冷却した蒸発器116の内部の冷気を、冷蔵室121、冷凍室122および野菜室123に向けて送風する。
冷却室115から上方に向かって送風路118が形成される。送風路118には、冷気を冷蔵室121に吹き出すための開口である吹出口23が形成される。吹出口23からは前方に向かって冷気が吹き出される。これにより、冷蔵室121は、所定の冷蔵温度帯域に冷却される。
送風機29で送風された冷気の一部は、仕切壁28に形成した開口を介して、冷凍室122に送風される。冷凍室122の内部を冷却した冷気は、冷却室115に帰還する。これにより、冷凍室122は所定の冷凍温度帯域に冷却される。また、送風機29で送風された冷気の一部は野菜室123にも送風され、これにより野菜室123は所定の冷蔵温度帯域に冷却される。
図3は、前述した扉18を省いて、輸送時または保管時における冷蔵庫10の上方部分を示す斜視図である。図3では、梱包材40に相当する部分に色彩を付している。輸送時または保管時において、冷蔵庫10の内部には、梱包材40が配設されている。
第1ドアポケット251および第1ドアポケット252は、図1に示した第1扉181の内側に取り付けられる、略ポケット状の収納容器である。第1ドアポケット251および第1ドアポケット252は、簡易な係合構造により、第1扉181の内壁に取り付けられる。
第2ドアポケット261、第2ドアポケット262および第2ドアポケット263は、図1に示した第2扉182の内部に取り付けられる。第2ドアポケット261、第2ドアポケット262および第2ドアポケット263は、簡易な係合構造により、第2扉182の内壁に取り付けられる。
梱包材40は、輸送時または保管時に於いて、冷蔵室121の内部に収納される。梱包材40は、冷蔵庫10の冷蔵室121の内部に収納され、梱包材40を部分的に凹状とすることで凹状収納領域41が形成される。凹状収納領域41は、冷蔵庫10を構成する構成部品16Aを収納することができるように凹状に構成される。梱包材40は、発泡ウレタン等の柔軟性および軽量性に優れる部材から成る。梱包材40は、左右方向において、冷蔵室121の略中央に配置され、上下方向に沿って細長く伸びる長尺部材である。梱包材40は、図1を参照して、第1扉181と第2扉182との境界に沿って配設される。梱包材40には、後述するように、前方から、キックプレート16が嵌め込まれる。
図4は、梱包材40およびキックプレート16を示す斜視図である。図5は梱包材40を他の角度から示す斜視図である。
図4を参照して、梱包材40は、上下方向に沿って伸びる部材であり、前述したドアポケット24等の位置を固定し、且つ、キックプレート16を収容する機能を有する。梱包材40の形状は、前述したドアポケット24の位置および形状に即しており、ドアポケット24の位置を固定できるような形状とされる。
凹状収納領域41は、梱包材40を部分的に凹状とすることで形成される。凹状収納領域41は、梱包材40の前面を溝状に窪ませた領域である。凹状収納領域41は、左右方向において梱包材40の中央近傍に形成される。また、凹状収納領域41は、梱包材40の上端近傍から下端近傍に至るまで、略直線状に連続して形成される。上下方向における凹状収納領域41の長さは、上下方向におけるキックプレート16の長さと同等以上とされる。また、左右方向における凹状収納領域41の幅は、左右方向におけるキックプレート16の幅と略同等とされる。更に、前後方向における凹状収納領域41の深さは、前後方向におけるキックプレート16の長さと同等以上とされる。係る構成により、凹状収納領域41に、キックプレート16を固定した状態で収納することができる。
キックプレート16は、前方側から、凹状収納領域41に嵌め込まれる。梱包材40の凹状収納領域41にキックプレート16を収納することにより、冷蔵室121の内部においてキックプレート16の位置を固定できる。よって、輸送時において、キックプレート16が、冷蔵室121の内部において不用意に移動することを防止できる。更に、冷蔵庫10の製造工程を考えた場合、キックプレート16を凹状収納領域41に嵌め込むことによって、キックプレート16の位置を簡易に固定できる。よって、背景技術のように、接着テープ等を用いる必要が無い。このようにすることで、冷蔵庫10の製造工程を簡略化できる。また、梱包材40は、前述したドアポケット固定部42を固定するために元来から用いられている保護部材である。よって、キックプレート16の位置を暫定的に固定する為に、部品点数が増えることが無い。
前述したように、ドアポケット24は、第1扉181等に係合されているのみである。よって、何ら対策を施さなければ、冷蔵庫10を輸送する際に作用する振動等により、ドアポケット24が第1扉181等から外れてしまう懸念がある。また、棚部15に関しても同様の懸念がある。このことから、本実施形態では、梱包材40に設けたドアポケット固定部42および棚固定部43により、ドアポケット24および棚部15の位置を固定する。
図4および図5を参照して、梱包材40はドアポケット固定部42を有する。
ドアポケット固定部42は、左方側および右方側に、第1ドアポケット固定部44および第2ドアポケット固定部45を有する。梱包材40の、第1ドアポケット固定部44および第2ドアポケット固定部45が形成されない部分は、肉抜き加工が施される。係る構成により、梱包材40を構成する材料である発泡ウレタン等の量を削減でき、梱包材40の軽量化を図れる。
図4を参照して、第1ドアポケット固定部44は、梱包材40の左方側に形成され、上方から、第1ドアポケット固定部441、第1ドアポケット固定部442および第1ドアポケット固定部443を有する。
第1ドアポケット固定部441、第1ドアポケット固定部442および第1ドアポケット固定部443は、梱包材40の前面および左面を、略立方体形状または略直方体形状に窪ませた凹状部である。図3に示す様に、第1ドアポケット固定部442に、第1ドアポケット251の右方側端部が挿入される。係る構成により、第1ドアポケット251の右側面および後側面を、第1ドアポケット固定部442の側面で固定でき、輸送時において第1ドアポケット251が第1扉181から離脱することを抑制できる。
第1ドアポケット固定部443に、第1ドアポケット252の右方側端部が挿入される。係る構成により、第1ドアポケット252の右側面および後面を、第1ドアポケット固定部443の側面により支持でき、輸送時において第1ドアポケット252が第1扉181から離脱することを抑制できる。
図4に示す様に、第2ドアポケット固定部45は、梱包材40の右方側に形成され、上方から、第2ドアポケット固定部451、第2ドアポケット固定部452および第2ドアポケット固定部453を有する。
第2ドアポケット固定部451、第2ドアポケット固定部452および第2ドアポケット固定部453は、梱包材40の前面および右面を、略立方体形状または略直方体形状に窪ませた凹状部である。図3に示す様に、第2ドアポケット固定部451に、第2ドアポケット261の左方側端部が挿入される。係る構成により、第2ドアポケット261の左側面および後側面を、第2ドアポケット固定部451の側面で固定でき、輸送時において第2ドアポケット261が第2扉182から離脱することを抑制できる。
第2ドアポケット262の左方側端部が第2ドアポケット固定部452に挿入される。係る構成により、第1ドアポケット252の左方側端部を第2ドアポケット固定部452で固定でき、冷蔵庫10の輸送時において、第2ドアポケット262が第2扉182から離脱することを防止できる。
第2ドアポケット263の左方側端部は、第2ドアポケット固定部453に挿入され、係る構成によっても、冷蔵庫10の輸送時における第2ドアポケット263の離脱を防止できる。
図4を参照して、当接部46は、梱包材40の本体部から左方に向かって伸びる部位である。図3を参照して、当接部46の左方側端部は、冷蔵室121の左方側内壁に当接する。このようにすることで、左右方向において、冷蔵庫10の内部における梱包材40の位置を所定位置にすることができる。
図5を参照して、棚固定部43は、梱包材40の側面に凹状に形成される部位である。棚固定部43は、上方側から、棚固定部431、棚固定部432および棚固定部433を有する。棚固定部431、棚固定部432および棚固定部433は、梱包材40の後面において、左方端部から右方端部に至るまで、直線状に連続的に形成された略直線状の溝である。棚固定部431、棚固定部432および棚固定部433の上下方向における幅は、図2に示す、棚部151、棚部152および棚部153の厚さと同等とされる。
図3に示す棚部151の先端部が、図5に示す棚固定部431に挿入される。図3に示す棚部152の先端部が、図5に示す棚固定部432に挿入される。図3に示す棚部153の先端が、図5に示す棚固定部433に挿入される。このようにすることで、輸送時において、棚部151、棚部152および棚部153が、不用意に前方に移動してしまうことを防止できる。
更に、図3を参照して説明したように、保管時および輸送時において、キックプレート16は、梱包材40と共に、冷蔵室121に収納される。冷蔵庫10を使用する際においては、冷蔵庫10を所定箇所に設置し、キックプレート16を梱包材40から取り出し、その後、図1に示す様に、冷蔵庫10の最下部にキックプレート16を嵌め込む。
本発明は、前述実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。また、前述した各形態は相互に組み合わせることが可能である。
例えば、図4を参照して、前述した本実施形態では、構成部品16Aとしてキックプレート16を例示したが、キックプレート16以外の構成部材を構成部品16Aとして採用し得る。例えば、製氷機を構成する部材や他の区画部材等を、構成部品16Aとして採用し得る。係る場合でも、キックプレート16を構成部品16Aとして採用した場合と、同様の効果を奏し得る。
更に、前述した実施形態では、図1に示したような観音開き型の扉を有する冷蔵庫10を例示したが、所謂片開きの扉を有する冷蔵庫10を採用することもできる。この場合、図3を参照して、冷蔵室121の左方端部または右方端部に、梱包材40は配置される。
10 冷蔵庫
11 断熱箱体
111 外箱
112 内箱
113 断熱材
115 冷却室
116 蒸発器
118 送風路
121 冷蔵室
122 冷凍室
123 野菜室
14 機械室
15 棚部
151 棚部
152 棚部
153 棚部
16 キックプレート
16A 構成部品
18 扉
181 第1扉
182 第2扉
183 第3扉
184 第4扉
185 第5扉
186 第6扉
19 断熱壁
22 圧縮機
23 吹出口
24 ドアポケット
251 第1ドアポケット
252 第1ドアポケット
261 第2ドアポケット
262 第2ドアポケット
263 第2ドアポケット
27 断熱壁
28 仕切壁
29 送風機
40 梱包材
41 凹状収納領域
42 ドアポケット固定部
43 棚固定部
431 棚固定部
432 棚固定部
433 棚固定部
44 第1ドアポケット固定部
441 第1ドアポケット固定部
442 第1ドアポケット固定部
443 第1ドアポケット固定部
45 第2ドアポケット固定部
451 第2ドアポケット固定部
452 第2ドアポケット固定部
453 第2ドアポケット固定部
46 当接部
1110 冷蔵庫
1112 冷蔵庫本体
1114 冷蔵室
1118 上段冷凍室
1120 下段冷凍室
1122 野菜室
1124 扉
1126 扉
1128 扉
1130 扉
1134 キックプレート
1135 棚部

Claims (6)

  1. 貯蔵室と、
    前記貯蔵室を閉鎖する扉と、
    前記扉の内面に配設されたドアポケットと、
    前記貯蔵室を区切る棚部と、
    輸送時または保管時に於いて、前記貯蔵室の内部に収納される梱包材と、を具備し、
    前記梱包材を部分的に凹状とすることで凹状収納領域を形成し、
    前記凹状収納領域に、冷蔵庫を構成する構成部品を収納することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記構成部品は、キックプレートであることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記梱包材は、前記ドアポケットの位置を固定するドアポケット固定部と、前記棚部を固定する棚固定部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記扉は、幅方向における一方向端部を支点として回転可能な第1扉と、幅方向における他方向端部を支点として回転可能な第2扉と、を有し、
    前記ドアポケットは、前記第1扉に配設された第1ドアポケットと、前記第2扉に配設された第2ドアポケットと、を有し、
    前記ドアポケット固定部は、前記第1ドアポケットが挿入される第1ドアポケット固定部と、前記第2ドアポケットが挿入される第2ドアポケット固定部と、を有することを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記棚固定部は、前記梱包材の側面に凹状に形成され、
    前記棚固定部に、前記棚部の前端が挿入されることにより、前記棚部の前後方向における位置が固定されることを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 輸送時または保管時に於いて、冷蔵庫の貯蔵室の内部に収納される梱包材であり、
    前記梱包材を部分的に凹状とすることで凹状収納領域を形成し、
    前記凹状収納領域は、前記冷蔵庫を構成する構成部品を収納することができるように構成されることを特徴とする梱包材。



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