JP2024054741A - 脚部用マッサージ装置及び制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、脚部全体、中でも特に足首から先の部位において効果的で心地よいマッサージ感を被施療者に与えることのできる脚部用マッサージ装置とその制御プログラムを提供することを目的とする。【解決手段】上記の課題を解決するために、脚を覆うカバー部を備える脚部用マッサージ装置であって、足首を挟んで足の内側と外側の両側面を押圧する独立して制御可能な足首押圧部を備えることを特徴とする脚部用マッサージ装置を提供する。【選択図】図4

Description

本発明は、健康・美容の目的で、脚部を圧迫刺激して血流やリンパ液の流れを促進・改善し、疲労回復や筋肉のコリをほぐしてむくみ等を軽減しスリムにするためのマッサージを行うとともに、特に足首から下の部位へのマッサージに関して、心地良く好ましい感触を与えることのできることを特徴とする脚部用マッサージ施療のための機器とその制御プログラムに関する。
人体における下肢部、特にふくらはぎから足首・足先部は、心臓から最も離れた距離にあり、重力に反して血液を心臓に戻す必要があるが、血行が阻害されうっ滞し易く冬季の冷え等にも繋がり易い。特に長時間の立ち仕事や靴・靴下による拘束等もあり、リンパ液も同様にうっ滞して脚部のむくみにも繋がり易い。
従来、間欠的な空気の圧迫による血流等改善を目的とした家庭用マッサージ器がある。身体各部に巻き付けた袋状の空気室(以下エアバッグと呼ぶ)にエアを供給し、加圧-減圧を繰り返して間欠的に圧迫-緩和することで、身体各部にマッサージ刺激を与えて施療するための機器が知られている。
例えば、特許文献1では、下肢に好ましいマッサージとして、対象部位のマッサージ感が強調されるよう、くるぶし下側の踵背面部を避けた形状のマッサージ装置が提案されている。これによりユーザーにとっては足のくるぶし下側の部位におけるマッサージ感が強調される効果について記載されている。
また、登録実用新案文献2では、マッサージする対象部位の順序と時間、サイクル等について、「くるぶし・すね・膝上・ふともも」の脚部4ヵ所の空気袋の加圧順序、保持時間、繰り返し回数等を適切に制御することで、被施術者にとって好ましい感触を与える条件についての提案が記載されている。
また、特許文献3には、足首から下の足全体を包むように設定された一つの足包囲袋と、その内側で足裏の土踏まずに対応する相互に連通した押圧袋を有する、足用空気圧式マッサージ装置が開示されている。この足用空気圧式マッサージ装置は、足裏、足先から足甲、足首まで一つの連通した足包囲袋で押圧する制御をしている。
特開2016-198671号公報 登録実用新案第3211015号公報 特開2011-30948号公報
特許文献1には、足のくるぶしの下側と脚の外側(又は内側)全体を押圧するエアバッグが記載されてはいるが、前記エアバッグは簡略化して下腿ヒラメ筋を押圧するエアバッグと繋がっておりエア供給と制御は共通で分離されておらず、足首部だけを独立して押圧する構造にはなっていない。また、踵部を押圧しないことで足首部のマッサージ感を相対的に強く感じる効果を期待してはいるが、足首部より先の部位における血行を促進しマッサージをより効果的で心地よい最適なものにするには改善の余地がある。
特許文献2には、くるぶし(下部)からふともも(上部)まで脚部各部位のマッサージ順序と時間等の条件選定による、「さすりあげ」「流す」「押す」「もみほぐし」の脚部全体に対する加圧パターンと効果が記載されている。しかしながら、足首から下の部分のあるべきマッサージパターンや順序に着目した記載はない。このため、特に足首から足甲・足裏・足先までの部位に関して、どの位置のエアバッグをどういう順序でどう空気圧力変化させ(即ち加圧パターン)どうすればより心地よいマッサージ感覚を得られ、被施療者に満足感を与えられるかの検討が不足しているという課題がある。
そこで、本発明は、脚部全体、中でも特に足首から先の部位において効果的で心地よいマッサージ感を被施療者に与えることのできる脚部用マッサージ装置とその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明者は、上記の課題について鋭意検討した結果、足首部位の両側面を同時に押圧する足首押圧部を他の部位と独立して制御可能とすることで、被施療者の足首部が両側から押圧されしっかりと掴まれることにより、血液供給が比較的乏しいくるぶし下部から足先への血流を促進され、効果的で心地よいマッサージ感を被施療者に与えることができることを見出して、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下を特徴とする脚部用マッサージ装置である。
上記課題を解決するための本発明の脚部用マッサージ装置は、脚を覆うカバー部を備える脚部用マッサージ装置であって、足首を挟んで足の内側と外側の両側面を押圧し、独立して制御可能な足首押圧部を備えることを特徴とする、脚部用マッサージ装置である。
このマッサージ装置を用いれば、被施療者の足首部が両側から押圧されしっかりと掴まれることにより、血液供給が比較的乏しいくるぶし下部から足先への血流を促進することができる。その結果、冬季の冷え性などを含め元来うっ滞し易い足指末端への血行を促進でき、末端まで血液が流れることで心地よいマッサージ感を得ることができる。
また、本発明の脚部用マッサージ装置の一実施態様としては、上記に加えて足の甲側の指付け根部を押圧する足甲押圧部及び足の裏を押圧する足裏押圧部を備えることを特徴とする脚部用マッサージ装置である。
これにより足先・足裏を上下に包み込み圧迫することで、前記足首への押圧と併せて足全体への最適な加圧マッサージを行うことが可能になる。
また、本発明の脚部用マッサージ装置の一実施態様としては、上記に加えてふくらはぎ下部のアキレス腱の両側面を押圧するアキレス腱押圧部、及び、ふくらはぎ上部の腓腹筋の両側面を押圧する腓腹筋押圧部を備えることを特徴とする脚部用マッサージ装置である。
これにより、足先からふくらはぎ、膝下までの一連の脚部全体の加圧マッサージを効果的で心地よいものにすることができる。
また、本発明の脚部用マッサージ装置の一実施態様としては、前記足首押圧部を押圧した後、前記足甲押圧部及び前記足裏押圧部を押圧する制御部を備えることを特徴とする脚部用マッサージ装置である。
押圧部の順序を上記の様に制御することで、足首(踵骨からアキレス腱末端下部)を掴んで刺激し足先への血流を増加させたうえで、足指付け根を圧迫して末端への血流を促進できる。単に足先から圧迫を開始し、順々に上へ上へと締め付けて行く場合と比較すると、一旦足首部を先に掴んで足首から足先方向末端へ向けた血流を促進した上でその後足先と足裏を押圧することによる血流増加の効果を体感でき、より心地よいマッサージ感を得ることができる。
また、本発明の脚部用マッサージ装置の一実施態様としては、前記足首押圧部、前記足甲押圧部、前記足裏押圧部、前記アキレス腱押圧部、及び、前記腓腹筋押圧部はエアバッグからなることを特徴とする脚部用マッサージ装置である。
押圧する手段としては、エアバッグが最も流体の供給又は排出がし易くコンパクトに機器を構成し易いため、好適に用いられる。
上記課題を解決するための本発明の脚部用マッサージ装置の制御用プログラムは、脚を覆うカバー部を備える脚部用マッサージ装置の押圧部を制御するプログラムであって、足首を挟んで足の内側と外側の両側面を押圧する足首押圧部を作動する足首押圧ステップと、前記足首押圧ステップの後に、足の甲側の指付け根部を押圧する足甲押圧部及び足の裏を押圧する足裏押圧部を作動する足甲及び足裏押圧ステップと、を実行することを特徴とする、脚部用マッサージ装置用の制御プログラムである。
上記の押圧順序を含めた各種の加圧-減圧パターン、繰り返しサイクル等を採用することで、より心地よい体感を得られる脚部マッサージが可能となる。
本発明によれば、足先からふくらはぎ部までの脚部全体、中でも特に足首から先の部位において効果的で心地よいマッサージ感を被施療者に与えることのできる脚部用マッサージ装置とその制御プログラムを提供することができる。
本発明の実施態様の脚部用マッサージ装置のカバー部(ブーツカフ)を、人の下肢に装着した状態での概略外観図である。 本発明の実施態様の脚部用マッサージ装置のカバー部(ブーツカフ)内部のエアバッグの配置を示す概略透視図である。(左足の例) 本発明の実施態様の脚部用マッサージ装置の構造と構成を示す概略図である。 本発明の実施態様の脚部用マッサージ装置の、足首より下のエアバッグ内部構造と配置を示す展開平面図である(左足用)。 本発明の実施態様の脚部用マッサージ装置の、ふくらはぎ部のエアバッグ内部構造と配置を示す展開平面図である(左足用)。 本発明の実施態様の各押圧部に対応する、非腹筋部(ふくらはぎ上部)、アキレス腱部(ふくらはぎ下部)、及び、足首部(アキレス腱下部と踵骨の間)の位置関係を示す脚部内部の概略図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る脚部用マッサージ装置及び制御プログラムについて詳細に説明する。
なお、実施態様に記載する脚部用マッサージ装置については、本発明に係る脚部用マッサージ装置を説明するために例示したに過ぎず、これに限定されるものではない。
[第1の実施態様]
第1の実施態様の脚部用マッサージ装置1は、脚部に巻き付けたエアバッグに圧力空気を供給又は排出する操作により、加圧と減圧を繰り返して間欠的に圧迫及び緩和を行うことで、マッサージ刺激を与えて施療するための機器である。
図1は、本発明の脚部用マッサージ装置1の外観を示す概略説明図である。脚部用マッサージ装置1は、左右脚用のブーツカフ2a、2b(外装カバー)、ブーツカフ2a、2bの内部に配置されたエアバッグ3a~3g(押圧部。図2参照。)を備える。
<カバー部>
カバー部は、片脚を覆う部材であり、第1の実施態様の脚部用マッサージ装置では、長靴形状のブーツカフ2a(左足)、2b(右足)である。ブーツカフ2a、2bは、通常脚部の形に合わせた構造に製作され、ファスナー等で開いて左右の脚を入れて閉じられ、脚部形状にフィットする立体的構造になっている。その内部にはエアバッグ3a~3g(図2参照。)が配置される。
ブーツカフの材質は、特に制限されないが、例えば、布、樹脂シート、パルプシートなどが挙げられる。エアバッグによる押圧作用を高めるという観点から、脚部に装着した際に、拡径方向への伸縮を制限するものが好ましい。また、フィット感などの装着性に優れるという観点から、布製、樹脂シート製であることが好ましく、被施療者の脚の太さや形状に合わせて面ファスナー等でカバー部の締め付け方を調整できるものが好ましい。
<押圧部>
押圧部は、脚部の表面に圧力を与える手段である。図2には、第1の実施態様の脚部用マッサージ装置1の押圧部であるエアバッグ3a~3gを示す。エアバッグ3a~3gは、ブーツカフ2a、2bの内部にそれぞれ配置され、エアバッグへ空気を供給することにより、膨張して皮膚表面側に圧力を与えることができる。エアバッグは、簡単な装置構成で容易に流体を供給又は排出することが可能であり、バッグの膨張又は収縮を容易に制御することができる。
なお、第1の実施態様の押圧部としては、エアバッグを例示しているが、脚部の表面を押圧できる手段であれば、どのような手段でもよい。例えば、空気に代えて、水、オイル、ジェル等の流体を供給する流体バッグを用いてもよい。水、オイル、ジェルなどの流体を用いる場合には、押圧部を加温することができる。その他、ピストンなどの動力装置を利用して押圧してもよい。
エアバッグは、圧縮空気が供給又は排出されることにより膨張又は収縮する帯状の袋材である。エアバッグの配置は、特に制限されないが、例えば、ブーツカフ内の脚部皮膚表面側のマッサージを行うべき適切な箇所に複数のエアバッグが配置される。
図2は、本発明の脚部用マッサージ装置内部のエアバッグの配置例を示す透視概念図であり、3a~3gは、脚部の所定位置に配置された各エアバッグを表す。
エアバッグ3aは、足の裏(土踏まず)を押圧する足裏押圧部であり、エアバッグ3bは、足の甲(足指の付け根)を押圧する足甲押圧部であり、エアバッグ3cは、足首(アキレス腱下部から踵骨)を左右両側から挟むように押圧する足首押圧部である。なお、3cは左右両側のエアバッグが一体的に連通して形成されている。
エアバッグ3d、3fは、ふくらはぎ下部のアキレス腱の内側(3d)と外側(3f)を両側から挟むように押圧するアキレス腱押圧部であり、両者は連通して同時に加圧又は減圧される。エアバッグ3e、3gは、ふくらはぎの上部の腓腹筋の内側(3e)と外側(3g)を両側から挟むように押圧する腓腹筋押圧部であり、両者は連通して同時に加圧又は減圧される。
図2で、図示した例では片方の脚に7個のエアバッグを足先からふくらはぎまで配置しているが、個数はこれ以上でもこれ以下でもよく、また、これ等以外の膝上、大腿部等の位置を押圧する押圧部を配置してもよい。
なお、本発明の実施態様の各押圧部に対応する、非腹筋部(ふくらはぎ部上部)、アキレス腱部(ふくらはぎ下部)、及び、足首部(アキレス腱下部と踵骨の間)の位置関係がわかるように、脚部内部各部(筋肉、腱、骨)の概略図を図6に示した。
エアバッグについては、図4に示した本発明の実施態様の足首より下のエアバッグの展開平面図や、図5に示した本発明の実施態様の、ふくらはぎ部のエアバッグの展開平面図の様に、脚部形状に合わせてその構造と配置を設計することができる。また、各エア供給口から給気することで、押圧部を加圧することができる。
<操作・制御部>
操作・制御部5は、マッサージの開始/終了の入り切りと、各エアバッグへの空気の供給又は排出による加圧又は減圧を通じて、押圧部位置、時間、順序、パターン、サイクル等の加圧モードを選択しコントロールするものである。
図3は、本発明の第1の実施態様の脚部用マッサージ装置1の構成を示す概略図であり、操作スイッチ部6からの信号が、電気回路を含む制御部7を経て、エア供給源8(通常空気ポンプ又はエアコンプレッサー)及び電磁弁9をコントロールする。
空気チューブ11は、エア供給プラグ10で電磁弁9に結合されて操作・制御部5に繋がり、一方その先端部側はエアバッグに設けられているエア先端プラグ12に結合され、エアバッグに加圧空気を供給-減圧排気する。
ブーツカフ2a(左足用)のエアバッグ及びブーツカフ2b(右足用)の両者に対して、制御部7からの電気指令で、同じタイミングで左右足の対応する各エアバッグに空気が供給される。
<脚部用マッサージ装置の使用方法>
次に、脚部用マッサージ装置1の使用方法について説明する。脚部用マッサージ装置1のブーツカフ2a、2bのファスナーを開いて左右の脚を入れ、できるだけブーツカフとの隙間を少なくフィットする様に脚の位置やブーツカフの留め具を調整した後にファスナーを閉じる。
作動は、操作スイッチ部6により行うが、各エアバッグ3a~3gは、エア供給源8に接続され、制御部7に記憶されたプログラムにより電磁弁9を開閉することでエアバッグ毎にその圧力を増大又は減少させてマッサージ効果を発揮する。
<制御プログラム>
制御プログラムは、各押圧部の選択とその押圧実施の順序、加圧-減圧のタイミングと保持時間、繰り返し等の条件を適切に定めるものである。より具体的な例としては、一定の各種加圧パターン単位を定め、それ等の組み合わせ及び繰り返しからなるマッサージモードを設定することができる。
制御プログラムは、制御部7の電気回路に記憶され、各種加圧パターン条件からなるマッサージモードを、操作スイッチ部6で適宜選択・指定することで、両脚各部に種々の変化をつけた押圧パターンによる圧迫刺激を与え、効果的なマッサージ効果を発現することができる。
本発明の制御用プログラムは、脚を覆うカバー部を備える脚部用マッサージ装置の押圧部を制御するプログラムであって、足首を挟んで足の内側と外側の両側面を押圧する足首押圧部を作動する足首押圧ステップと、前記足首押圧ステップの後に、足の甲側の指付け根部を押圧する足甲押圧部及び足の裏を押圧する足裏押圧部を作動する足甲及び足裏押圧ステップと、を実行することを特徴とする。
上記の押圧順序を含めた各種の加圧-減圧パターン、繰り返しサイクル等を採用することで、より心地よい体感を得られる脚部マッサージが可能となる。
また、本発明の制御用プログラムは、ふくらはぎ下部のアキレス腱の内側と外側を両側から挟むように押圧するアキレス腱押圧ステップと、ふくらはぎの上部の腓腹筋の内側と外側を両側から挟むように押圧する腓腹筋押圧ステップを実行することが好ましい。
各ステップは、単独で実行しても、複数のステップを同時に実行してもよい。各ステップの加圧時間(給気時間及び保持時間の合計)は、特に制限されないが、例えば、2~20秒であり、好ましくは4~15秒である。
足首を掴まれる感覚を得られることから、足首押圧ステップを単独で実行することが好ましい。単独で実行される足首押圧ステップの加圧時間(給気時間及び保持時間の合計)は、好ましくは6~12秒である。
<加圧パターン>
加圧パターンとは、一定の押圧部位置と押圧順序と加圧時間/減圧時間を保った、総時間で数十秒程度の時間長さの加圧パターンの単位である。被施療者にとってマッサージ効果を上げ、かつ心地よくマッサージを体感できるように設定される。
以下、表1(A型)から表7(G型)に、本発明における各加圧パターンの例を示す。
なお、エアバッグ3cを加圧するステップは、足首押圧ステップに相当し、エアバッグ3a及び3bを加圧するステップは、足甲及び足裏押圧ステップに相当し、エアバッグ3d及び3fを加圧するステップは、アキレス腱押圧ステップに相当し、エアバッグ3e及び3gを加圧するステップは、腓腹筋押圧ステップに相当する。
上記A型加圧パターンのエアバッグ動作内容は以下の通りである。
最初に、全てのエアバッグが常圧の状態を開始点とする。
エアバッグ3cに第1回目の加圧空気を8秒間給気して内部の空気圧を上昇し、第1回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3cに対して第2回目の加圧空気を6秒間給気して内部の空気圧を上昇する。さらに第2回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3c、3d、3fに対して第3回目の加圧空気を6秒間給気して内部の空気圧を上昇し、第3回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3c、3d、3f、3e、3gに対して第4回目の加圧空気を6秒間給気した後、給気を止めて1秒間保持する。その後、上記全エアバッグを4秒間減圧排気する、全体として31秒間に亘る1サイクルの加圧パターンである。
上記B型加圧パターンのエアバッグ動作内容は以下の通りである。
最初に、全てのエアバッグが常圧の状態を開始点とする。
エアバッグ3a、3bに第1回目の加圧空気を6秒間給気して内部の空気圧を上昇し、その後第1回目の給気動作終了時に、上記エアバッグ3a、3bを4秒間減圧排気する。次に、エアバッグ3a、3bに第2回目の加圧空気を6秒間給気して内部の空気圧を上昇し、さらに第2回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3cに対して第3回目の加圧空気を8秒間給気して内部の空気圧を上昇し、その後第3回目の給気動作終了時に上記全エアバッグを4秒間減圧排気する。次に、エアバッグ3a、3bに第4回目の加圧空気を6秒間給気して内部の空気圧を上昇し、第4回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3cに対して第5回目の加圧空気を8秒間給気して内部の空気圧を上昇する。さらに第5回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3c、3d、3fに対して第6回目の加圧空気を6秒間給気して内部の空気圧を上昇し、その後上記全エアバッグを4秒間減圧排気する。次に、エアバッグ3a、3bに第7回目の加圧空気を6秒間給気して内部の空気圧を上昇し、さらに第7回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3cに対して第8回目の加圧空気を8秒間給気して内部の空気圧を上昇する。次に、第8回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3c、3d、3fに対して第9回目の加圧空気を6秒間給気して内部の空気圧を上昇し、第9回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3c、3d、3f、3e、3gに対して第10回目の加圧空気を6秒間給気した後、給気を止めて1秒間保持する。その後上記全エアバッグを4秒間減圧排気する。全体として83秒間に亘る1サイクルの加圧パターンである。
上記C型加圧パターンのエアバッグ動作内容は以下の通りである。
最初に、全てのエアバッグが常圧の状態を開始点とする。
エアバッグ3cに第1回目の加圧空気を8秒間給気して内部の空気圧を上昇し、その後第1回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3bに対して第2回目の加圧空気を8秒間給気して内部の空気圧を上昇するとともに、同時にエアバッグ3cは8秒間減圧排気する。次に、第2回目の給気動作終了時に、エアバッグ3d、3fに対して第3回目の加圧空気を8秒間給気して内部の空気圧を上昇するとともに、同時にエアバッグ3a、3bは8秒間減圧排気する。その後第3回目の給気動作終了時に、エアバッグ3e、3gに対して第4回目の加圧空気を8秒間給気した後、給気を止めて1秒間保持する。同時にエアバッグ3d、3fは(8+1)秒間減圧排気する。その後上記全エアバッグを4秒間減圧排気する。全体として37秒間に亘る1サイクルの加圧パターンである。
上記D型加圧パターンのエアバッグ動作内容は以下の通りである。
最初に、全てのエアバッグが常圧の状態を開始点とする。
エアバッグ3cに第1回目の加圧空気を8秒間給気して内部の空気圧を上昇し、その後第1回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3cに対して第2回目の加圧空気を8秒間給気して内部の空気圧を上昇する。次に、第2回目の給気動作終了時に、エアバッグ3c、3d、3fに対して第3回目の加圧空気を8秒間給気して内部の空気圧を上昇するとともに、同時にエアバッグ3a、3bは8秒間減圧排気する。その後第3回目の給気動作終了時に、エアバッグ3d、3f、3e、3gに対して第4回目の加圧空気を8秒間給気した後、給気を止めて1秒間保持する。同時にエアバッグ3cは(8+1)秒間減圧排気する。その後上記全エアバッグを4秒間減圧排気する。全体として37秒間に亘る1サイクルの加圧パターンである。
上記E型加圧パターンのエアバッグ動作内容は以下の通りである。
最初に、全てのエアバッグが常圧の状態を開始点とする。
エアバッグ3cに第1回目の加圧空気を8秒間給気して内部の空気圧を上昇し、その後第1回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3cに対して第2回目の加圧空気を6秒間給気して内部の空気圧を上昇する。次に、第2回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3c、3d、3fに対して第3回目の加圧空気を6秒間給気して内部の空気圧を上昇し、その後第3回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3c、3d、3f、3e、3gに対して第4回目の加圧空気を8秒間給気した後、給気を止めて1秒間保持する。その後上記全エアバッグを4秒間減圧排気する。全体として33秒間に亘る1サイクルの加圧パターンである。
上記F型加圧パターンのエアバッグ動作内容は以下の通りである。
最初に、全てのエアバッグが常圧の状態を開始点とする。
エアバッグ3cに第1回目の加圧空気を10秒間給気して内部の空気圧を上昇し、その後第1回目の給気動作終了時に、エアバッグ3a、3b、3cに対して第2回目の加圧空気を8秒間給気して内部の空気圧を上昇する。その後上記全エアバッグを4秒間減圧排気する。全体として22秒間に亘る1サイクルの加圧パターンである。
上記G型加圧パターンのエアバッグ動作内容は以下の通りである。
G型加圧パターンは、F型加圧パターンの終了時を開始点とし、続けて行う。
エアバッグ3d、3gに第1回目の加圧空気を10秒間給気して内部の空気圧を上昇するとともに、同時にエアバッグ3e、3fは10秒間減圧排気する。その後第1回目の給気動作終了時に、エアバッグ3e、3fに対して第2回目の加圧空気を10秒間給気して内部の空気圧を上昇するとともに、同時にエアバッグ3d、3gは10秒間減圧排気する。全体として20秒間に亘る1サイクルの加圧パターンである。
上記の加圧パターンA型からE型の5種においては、足首押圧部(エアバッグ3c)、足裏押圧部(エアバッグ3a)、足甲押圧部(エアバッグ3b)、アキレス腱押圧部(エアバッグ3d、3f)、腓腹筋押圧部(エアバッグ3e、3g)に対応する全てのエアバッグを使用して適宜組み合わせた加圧パターンとなっている。
F型パターンは、(エアバッグ3a、3b、3c)のみの押圧部を使用しており、またG型パターンは、(エアバッグ3d、3g、3e.3f)のみの押圧部を使用し組み合わせた加圧パターンとなっている。
また、上記の7種の加圧パターンのうち、A、C、D、E、Fの5パターンは、足首押圧部を押圧した後、足甲押圧部及び足裏押圧部を押圧する順序を特徴とする加圧パターンである。その中でも、特に加圧パターンA、C、D、Eが足先の各押圧部に連続してふくらはぎの各押圧部部のマッサージを行うことで、効果的で心地よいマッサージ感をふくらはぎ部に関しても得ることができる。
<マッサージモード>
マッサージモードとは、さらに上記のA~Gの加圧パターン単位を複数組み合わせ、順序と繰り返し等を規定したものであり、総時間で十分から数十分程度の時間長さの加圧マッサージ施療である。加圧パターンと同様に、被施療者にとってマッサージ効果を上げ、かつ心地よくマッサージを体感できるように設定される。
以下、上記の7種のA型からG型の加圧パターンを適宜組み合わせて設計したマッサージモードの例を、表8(マッサージモード(1))から表11(マッサージモード(4))に示す。
マッサージモード(1)は、本発明の特徴であるA、C、Dの加圧パターンを多用しながら、足先からふくらはぎまでの総合的で心地よくかつ効果的なマッサージを指向したものである。
上記マッサージモード(1)の加圧パターン組み合わせサイクルは以下の通りである。
まず、A型加圧パターンを3回繰り返し、次にB型加圧パターンを3回繰り返す。さらに、C型加圧パターンを4回繰り返し、D型加圧パターンを4回繰り返す。次いで、A型加圧パターンを9回繰り返して終了する。全体として約15分間に亘るマッサージモードである。
マッサージモード(2)は、特に下肢の下部から上部へのしぼり上げを強調して指向したものである。
上記マッサージモード(2)の加圧パターン組み合わせサイクルは以下の通りである。
まず、A型加圧パターンを2回繰り返し、次にE型加圧パターンを26回繰り返す。全体として約15分間に亘るマッサージモードである。
マッサージモード(3)は、下部及び上部の両方のもみほぐしを指向したものである。
上記マッサージモード(3)の加圧パターン組み合わせサイクルは以下の通りである。
まず、F型加圧パターンを3回繰り返し、次にG加圧パターンを5回繰り返す。その後、全エアバッグを4秒間(1回)減圧排気する。
続いて、A型加圧パターンを2回繰り返し、次にF型加圧パターンを3回繰り返し、さらにG型加圧パターンを5回繰り返す。その後、全エアバッグを4秒間(1回)減圧排気する。これを上表の通り3回繰り返す。
次に、A型加圧パターンを2回繰り返し終了する。全体として約15分間に亘るマッサージモードである。
マッサージモード(4)は、減圧の多い加圧パターンBを基にした、脚部のリラックスを指向したマッサージモードである。
上記マッサージモード(4)の加圧パターン組み合わせサイクルは以下の通りである。
B型加圧パターンを11回繰り返す。全体として約15分間に亘るマッサージモードである。
次に本発明の第1の実施態様の脚部用マッサージ装置1を用いた実施例を以下に示す。
図2における7個のエアバッグ3aから3gを備えた、図3の構造の脚部マッサージ装置を3名の被験者に装着し、表8のマッサージモード(1)に従って約15分間のマッサージを行った。
次に、比較例として、本発明の足首を左右両側から挟むように押圧する独立して制御可能な足首押圧部に対応するエアバッグ3cと、足の甲(足指の付け根)を押圧する押圧部に対応するエアバッグ3b、及び、足の裏(土踏まず)を押圧する押圧部に対応するエアバッグ3aを別々に備えておらず、3c、3a、3bが連通し、同時に作動する構造である以外は上記本発明と同様の脚部マッサージ装置を用いて、マッサージモード(1)に準じた約15分間のマッサージを実施した。
被験者3名(A、B、C)による、本発明実施例と比較例の両方のマッサージ施療後の感想コメントを以下に示す
被験者3名の上記コメントからは、ふくらはぎ部までを含めたマッサージの心地よさ、その中でも特に足首/踵から足先にかけての体感の良さが共通して見られた。
なお、上述した実施態様はあくまで一例を示すものである。本発明に係る脚部用マッサージ装置は、上述した実施態様に限られるものではなく、請求項に記載した要旨を変更しない範囲で、上述した実施態様に係る脚部用マッサージ装置を変形してもよい。
本発明の脚部用マッサージ装置及び制御プログラムは、足先からふくらはぎ部までの脚部に関して、血流やリンパ液の流れを促進・改善し、疲労回復や筋肉のコリをほぐしてむくみ等を軽減しスリムにする等のマッサージを行うに際し、特に足首から下の部位への効果的で心地良く好ましいマッサージ感を被施療者に与えることができるため、健康・美容の目的に好適に利用可能である。
1 脚部用マッサージ装置
2a ブーツカフ(左足用)、2b ブーツカフ(右足用)
3a~3g エアバッグ
5 操作・制御部
6 操作スイッチ部
7 制御部
8 エア供給源
9 電磁弁
10 エア供給プラグ
11 空気チューブ
12 エア先端プラグ
13 エア供給口

Claims (6)

  1. 脚を覆うカバー部を備える脚部用マッサージ装置であって、足首を挟んで足の内側と外側の両側面を押圧し、独立して制御可能な足首押圧部を備えることを特徴とする、脚部用マッサージ装置。
  2. 足の甲側の指付け根部を押圧する足甲押圧部及び足の裏を押圧する足裏押圧部を備えることを特徴とする、請求項1に記載の脚部用マッサージ装置。
  3. アキレス腱の両側面を押圧するアキレス腱押圧部、及び、腓腹筋の両側面を押圧する腓腹筋押圧部を備えることを特徴とする、請求項2に記載の脚部用マッサージ装置。
  4. 前記足首押圧部を押圧した後、前記足甲押圧部及び前記足裏押圧部を押圧する制御部を備えることを特徴とする、請求項3に記載の脚部用マッサージ装置。
  5. 前記足首押圧部、前記足甲押圧部、前記足裏押圧部、前記アキレス腱押圧部、及び、前記腓腹筋押圧部はエアバッグからなることを特徴とする、請求項3に記載の脚部用マッサージ装置。
  6. 脚を覆うカバー部を備える脚部用マッサージ装置の押圧部を制御するプログラムであって、
    足首を挟んで足の内側と外側の両側面を押圧する足首押圧部を作動する足首押圧ステップと、
    前記足首押圧ステップの後に、足の甲側の指付け根部を押圧する足甲押圧部及び足の裏を押圧する足裏押圧部を作動する足甲及び足裏押圧ステップと、を実行することを特徴とする、脚部用マッサージ装置用の制御プログラム。


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