JP2024053859A - 警備システム - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで、家人が不在時における作業の安全を証明することができる警備システムを提供する。【解決手段】警備システムは、予め設定された監視領域内に設置される監視装置と、動画を撮影可能な撮影部と情報を記憶可能な記憶部と、を備える作業者端末であって、監視装置が認証を行う際に当該作業者端末の個体を識別するための識別情報を記憶部に記憶した作業者端末と、認証時刻と特定情報と監視装置が認証を行った作業者端末の識別情報とを関連付けた第1情報を取得する第1情報取得処理部と、動画情報と撮影時刻と動画を撮影した作業者端末の識別情報と、を関連付けた第2情報を取得する第2情報取得処理部と、を備える。【選択図】図2

Description

本実施形態は、警備システムに関する。
従来、来訪サービスの一例である警備システムにおいて、監視対象となる物件から利用者が退出し無人となる状態では、侵入異常を含めた異常発生時に監視センタへの通報が行われ、警備員が通報元の物件に派遣される技術が知られている。
特開2017-157151号公報
ここで、家人の不在時に作業が行われる場合、作業を行う作業者による盗難や物品破損の疑いがもたれるおそれがある。そのため、作業状況を監視する監視カメラを作業者が出入りする空間に設置して、作業者の行動を監視することが考えられるが、空間の広さ等によっては、複数の監視カメラが必要となる。また、複数の監視カメラを設置するには多大なコストを要するため、設置を行うことが容易ではない。そのため、家人の不在時の作業の正当性を証明することが困難な場合があった。
本発明の実施形態は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コストで、家人が不在時における作業の安全を証明することができる警備システムを提供することにある。
本実施形態の警備システムは、予め設定された監視領域内に設置される監視装置と、動画を撮影可能な撮影部と、情報を記憶可能な記憶部と、を備える作業者端末であって、前記監視装置が認証を行う際に当該作業者端末の個体を識別するための識別情報を前記記憶部に記憶した作業者端末と、前記監視装置が前記作業者端末を認証した時刻に関する認証時刻と、前記監視装置が設置された前記監視領域を特定するための特定情報と、前記監視装置が認証した前記作業者端末の前記識別情報と、を関連付けた第1情報を取得する第1情報取得処理部と、前記撮影部によって撮影した動画に関する動画情報と、前記動画を撮影した時刻に関する撮影時刻と、前記動画を撮影した前記作業者端末の前記識別情報と、を関連付けた第2情報を取得する第2情報取得処理部と、を備える。
一実施形態による警備システムの構成の一例を概念的に示す図 一実施形態による警備システムの電気的構成の一例を示すブロック図 一実施形態による警備システムについて、第1情報取得処理部によって取得される第1情報の内容の一例を示す図 一実施形態による警備システムについて、第2情報取得処理部によって取得される第2情報の内容の一例を示す図 一実施形態による警備システムについて、記憶処理部によって記憶される関連付け情報の内容の一例を示す図 一実施形態による警備システムの制御フローの一例を示すフローチャート(その1) 一実施形態による警備システムの制御フローの一例を示すフローチャート(その2) 一実施形態による警備システムの制御フローの一例を示すフローチャート(その3)
以下、実施形態について図面を参照して説明する。また、以下の実施形態において、構成要素等に付された第1、第2、・・・との語句は、類似した構成要素を単に区別するためのものであり、構成要素間の優劣や時間的要素を意味するものではない。
図1に示す警備システム1は、住居や事業所等の監視領域としての建物における異常を検出して報知等の対処を行う、いわゆるホームセキュリティシステムに適用することができる。警備システム1は、監視装置10、作業者端末20、及び監視センタ30を備えている。監視装置10、作業者端末20、及び監視センタ30は、例えばインターネットや電話回線等を含んで構成されたネットワーク2を介して互いに通信可能に接続されている。ネットワーク2は、LAN回線で構成しても良く、例えば図示しないアクセスポイント等を介して無線LANで監視装置10、作業者端末20、及び監視センタ30が互いに通信可能に接続することができる。また、監視装置10は、複数の作業者端末20に紐づけられた関係とすることができる。
監視装置10は、異常検知部40の動作を制御する。異常検知部40は、予め設定された建物内に設置され、当該建物内における異常を検知するものである。異常検知部40は、例えば窓の開閉を検知するセンサ、赤外線の変化により人体を検出するセンサ、及び火災や煙を検知するセンサ等を含んで構成されている。監視装置10は、異常検知部40の動作を制御することによって、警備システム1の稼働及び停止を切替えることができる。
また、監視装置10は、建物内の異常を検知した場合、異常信号を監視センタ30に送信する。この場合、警備システム1は、建物に対する警備モードとして、例えば警戒モード及び解除モードが設けられている。警戒モードは、異常検知部40が稼働して建物内の監視を行うモードである。一方、解除モードは、異常検知部40が停止して建物内の監視を行わないモードである。解除モードは、異常検知部40を停止する構成に限らず、異常検知部40が稼働したまま、異常信号を監視センタ30に送信しない構成としても良い。
監視装置10は、図1に示すように、装置制御部101、操作表示部11、報知部12、計時部13、記憶部14、及び通信部15を備えている。装置制御部101は、監視装置10全体の制御を司っている。装置制御部101は、例えば図示しないCPUや、ROM、RAM、及び書き換え可能なフラッシュメモリ等の記憶領域を有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。操作表示部11、報知部12、計時部13、記憶部14、及び通信部15は、それぞれ装置制御部101に電気的に接続されている。監視装置10の動作に必要な電力は、例えば監視装置10に内蔵されている図示しない電池から供給される。
操作表示部11は、作業者Wの入力操作を受け付けて、入力操作された内容を表示することができる。操作表示部11は、例えばタッチパネルや操作ボタン等で構成されている。報知部12は、例えばディスプレイやスピーカ等で構成されており、作業者Wに対して必要な情報を例えば表示や音によって報知するためのものである。報知部12は、操作表示部11と一体に構成することができる。計時部13は、任意の時点の時刻を取得する機能を有している。時刻とは、例えば何時何分何秒というような絶対的な時刻、又はある時点を基準とした相対的な時刻を意味する。また、計時部13は、基準となるある時点からの経過時間を測定する機能を有していても良い。時間とは、ある一点の時刻からある一点の時刻までの時の長さを意味する。
記憶部14は、例えば例えばROM、HDD、半導体メモリ、及び磁気ディスク等の周知の記憶媒体で構成することができる。記憶部14は、例えば物件情報や位置情報等の建物の特定情報を記憶しておくことができる。特定情報とは、監視装置10が設置された建物を特定するための情報である。物件情報とは、例えば監視装置10が設けられた建物に付与される識別番号である。識別番号は、数字、文字、及び記号等の組み合わせによって構成される。位置情報とは、監視装置10が設置された建物の位置に関する情報である。位置情報は、例えば住所や緯度及び経度を示す情報である。通信部15は、ネットワーク2を介して行われる通信を行うインターフェースである。通信部15は、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信機能を備え、作業者端末20との間で近距離無線通信を行うことができる。
作業者端末20は、例えば作業者Wが携帯可能な情報通信端末いわゆるスマートフォンで構成することができる。作業者端末20は、作業者Wに装着可能ないわゆるウェアラブル端末で構成しても良い。この場合、作業者端末20は、作業者Wが着用する衣服に一体化したものの他に、頭部に装着可能なものや眼鏡型のもの等であっても良い。作業者端末20は、端末制御部201、撮影部21、装着検知部22、記憶部23、及び通信部24を備えている。なお、作業者端末20は、詳細は図示しないが、任意の時点の時刻を取得可能な計時部を有して構成することができる。端末制御部201は、作業者端末20全体の制御を司る。端末制御部201は、例えば図示しないCPUや、ROM、RAM、及び書き換え可能なフラッシュメモリ等の記憶領域を有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。
撮影部21は、静止画及び動画を撮影可能に構成されている。撮影部21は、例えば周囲360度の全方位を撮影できる、いわゆる全方位カメラつまり360度カメラで構成することができる。この場合、作業者端末20は、撮影部21と通信部24とが物理的及び電気的に一体又は別体に構成することができる。本実施形態では、撮影部21と通信部24とは、物理的及び電気的に一体に構成されている。このように、撮影部21と通信部24とを物理的に一体に接続することで、例えば作業者Wが撮影部21を忘れて対象となる建物に向かってしまうことを防止することができる。
装着検知部22は、作業者Wに対する撮影部21の装着状態を検出する機能を有する。作業者端末20は、装着検知部22を用いて、作業者Wに対して撮影部21が装着されているか否かを検知することができる。装着検知部22は、例えば加速度センサやジャイロセンサ並びに生体センサ等で構成することができる。この場合、端末制御部201は、装着検知部22によって所定期間例えば数秒から数分程度、検知信号が検出されない場合に、撮影部21が作業者Wから外れていると判定することができる。端末制御部201は、例えば作業者端末20が作業者Wから離れた場所に置かれたまま作業が行われていること、つまり撮影部21によって作業場所の周囲が撮影できてないことを判定することができる。また、監視装置10は、装着検知部22が検出した検知信号を取得することができる。
記憶部23は、各種の情報を記憶可能に構成されている。記憶部23は、例えばROM、HDD、半導体メモリ、磁気ディスク、及びRFタグ等の周知の記憶媒体で構成することができる。記憶部23は、例えば識別情報を記憶しておくことができる。識別情報とは、例えば作業者端末20を識別するために付与される識別番号である。識別情報は、監視装置10が認証を行う際に、作業者端末20の個体を識別するためのものである。認証とは、作業者端末20が予め登録された正当な作業者端末であるか否かを判定するものである。複数の作業者端末20の識別情報は、例えば監視装置10の記憶部14に記憶されている。また、本実施形態の場合、監視装置10が行う認証には、警戒モードを解除するための認証を含む。つまり、識別情報は、監視装置10の警備モードを切り替える際の認証に用いることができる。なお、警戒モードを解除するための認証は、作業者端末20とは分離した認証機器を用いて別途行っても良い。
記憶部23は、撮影部21によって撮影した動画に関する動画情報及び当該動画を撮影した時刻に関する撮影時刻を記憶することができる。動画情報は、撮影部21によって撮影された動画のデータである。動画情報は、動画のデータに限らず、動画を識別する識別情報であっても良い。撮影時刻は、日付が含まれており、撮影部21によって動画の撮影を開始した時刻と動画の撮影を終了した時刻とを含めることができる。また、撮影時刻は、秒単位で示すことができる。通信部24は、通信部15と同様の通信を行うためのインターフェースである。
また、監視装置10は、認証処理部16、モード設定処理部17、及び報知処理部18を備えている。認証処理部16、モード設定処理部17、及び報知処理部18は、監視装置10の図示しない記憶領域に記憶されているコンピュータプログラムをCPUによって実行することにより仮想的に実現される。認証処理部16、モード設定処理部17、及び報知処理部18の一部又は全部をハードウェアで構成しても良い。また、認証処理部16、モード設定処理部17、及び報知処理部18の一部又は全部を、作業者端末20又は監視センタ30に設けても良い。
認証処理部16は、認証処理を実行可能である。認証処理は、通信部15を用いて作業者端末20から取得された識別情報によって、作業者Wの認証を行う処理を含む。認証は、例えば作業者Wが警備システム1の警備モードを警戒モードから解除モードに切り替える際に行われる。認証処理部16は、作業者端末20から受け付けた識別情報と、監視装置10に記憶されている作業者端末の識別情報とを照合し、一致した場合に、認証を通す。また、記憶部14は、認証処理部16によって認証処理が行われた時刻つまり監視装置10が作業者端末20を認証した時刻に関する認証時刻を記憶することができる。
モード設定処理部17は、モード設定処理を実行可能である。モード設定処理は、認証処理の結果又は操作表示部11に対する操作に基づいて、警備システム1の警備モードを警戒モード又は解除モードのいずれかに設定する処理を含む。モード設定処理部17は、警戒モードの実行中に例えば作業者端末20の認証が行われた場合に、警戒モードから解除モードに切り替える。一方、モード設定処理部17は、解除モードの実行中に例えば作業者Wによって操作表示部11に対して警戒モードを設定する操作が行われた場合に、警戒モードから解除モードに切り替える。
報知処理部18は、報知処理を実行可能である。報知処理は、装着検知部22により撮影部21が作業者Wに装着されていない状態が検出された場合に、作業者Wに報知する処理を含む。報知処理部18は、報知部12を用いて、例えば表示や音によって撮影部21が装着できていないことを作業者Wに報知する。また、報知処理は、撮影部21によって作業場所の周囲が撮影できてないことを判定する処理を含んでいても良い。
監視センタ30は、監視領域とは異なる位置であって、例えば警備会社が運営管理する施設に設置される。監視センタ30は、監視装置10から送信される異常信号を受け付けて、対象となる建物への作業者Wの派遣等の必要な措置を促す。監視センタ30は、センタ制御部301、通信部31、記憶部32、第1情報取得処理部33、第2情報取得処理部34、及び記憶処理部35を備えている。センタ制御部301は、監視センタ30全体の制御を司る。通信部31は、ネットワーク2を介して行われる通信を行うインターフェースである。記憶部32は、例えば例えばROM、HDD、半導体メモリ、及び磁気ディスク等の周知の記憶媒体で構成することができる。記憶部32には、例えば特定情報や複数の作業者端末20の識別情報等が記憶されている。
第1情報取得処理部33、第2情報取得処理部34、及び記憶処理部35は、監視センタ30の図示しない記憶領域に記憶されているコンピュータプログラムをCPUによって実行することにより仮想的に実現される。第1情報取得処理部33、第2情報取得処理部34、及び記憶処理部35の一部又は全部をハードウェアで構成しても良い。また、第1情報取得処理部33、第2情報取得処理部34、及び記憶処理部35の一部又は全部を、監視装置10又は作業者端末20に設けても良い。
第1情報取得処理部33は、第1情報取得処理を実行可能である。第1情報取得処理は、第1情報331を取得する処理を含む。第1情報331は、作業者端末20の認証時に取得される情報を含んで構成されている。第1情報331は、図3に示すように、監視装置10が作業者端末20を認証した時刻に関する認証時刻と、建物の特定情報と、監視装置10が認証した作業者端末20の識別情報と、を関連付けた情報である。つまり、第1情報331は、作業者端末20が特定の時刻に監視領域内に存在していたことを確認するための情報を含んでいる。第1情報331は、監視センタ30が監視装置10から異常信号を受け付けた場合に、作業者Wが派遣された建物を特定できる情報を含む。
第2情報取得処理部34は、第2情報取得処理を実行可能である。第2情報取得処理は、第2情報341を取得する処理を含む。第2情報341は、撮影部21による動画の撮影時に取得される情報を含んで構成されている。第2情報341は、図4に示すように、動画情報と、撮影時刻と、当該動画を撮影した作業者端末20の識別情報と、を関連付けた情報である。第2情報341は、動画を撮影した作業者端末20と撮影した時刻とを特定できる情報を含む。
記憶処理部35は、記憶処理を実行可能である。記憶処理は、第1取得処理及び第2取得処理で取得した第1情報331及び第2情報341を記憶部32に記憶する処理を含む。本実施形態では、図5に示すように、記憶処理は、第2情報341の識別情報と同一の識別情報を含み、かつ、動画の撮影時刻の範囲内に認証時刻が含まれる第1情報331を、第2情報341と関連付けて関連付け情報351として記憶部32に記憶する処理を含む。
関連付け情報351は、第1情報331と第2情報341とが対応付けられた情報である。関連付け情報351には、例えば作業者端末20の識別情報、建物の特定情報、及び動画情報等を含めることができる。関連付け情報351は、関連付け情報351に含まれる動画に対して、認証が行われた作業者端末20が関連付けられたものである。つまり、関連付け情報351を用いて、認証が行われた作業者端末20によって撮影された動画を確認することができる。第1情報331と第2情報341とは、それぞれ別々に記憶部32に記憶されて管理されても良い。
次に、図6から図8も参照して、警備システム1において行われる制御内容について説明する。この場合、警備システム1の警備モードが警戒モード中において、監視センタ30が監視装置10から異常信号を受け付けた状態であり、作業者Wが建物に派遣された場合であるものとする。なお、以下の説明では、制御を行う主体を各制御部101、201、301として説明する。
作業者Wが対象の建物に到着して、建物の扉を解錠して建物内に進入すると(スタート)、ステップS11において、作業者Wによる撮影部21に対する撮影を開始する入力操作を受け付けると、端末制御部201は動画の撮影を開始する。次に、ステップS12において、作業者Wが作業者端末20を監視装置10に近づけると、端末制御部201は、識別情報を無線通信によって監視装置10に送信する。そして、装置制御部101は、ステップS13において、作業者端末20の認証を行う。
次に、装置制御部101は、ステップS14において、警備システム1の警備モードを警戒モードから解除モードに切り替える。警備システム1の警備モードが解除モードに切り替わると、センタ制御部301は、ステップS15において、監視装置10から第1情報331を取得する。そして、ステップS16において、センタ制御部301は、第1情報331を記憶部32に記憶する。
作業者端末20の認証が終わると、端末制御部201は、図7のステップS21において、装着検知部22を用いて撮影部21が作業者Wに装着されているか否かを判断する。端末制御部201は、撮影部21が装着されている場合には、ステップS25に処理を移行させる。そして、装置制御部101は、ステップS25において、作業者Wによって操作表示部11に対して作業が完了した旨の所定の入力操作が行われたか否かを判断する。
装置制御部101は、作業が完了した旨の所定の入力操作が行われていない場合(ステップS25でNO)、ステップS11に処理を戻す。一方、作業が完了した旨の所定の入力操作が行われた場合(ステップS25でYES)、装置制御部101は、図8のステップS31に処理を移行させる。ステップS31において、装置制御部101は、警備システム1の警備モードを警戒モードに再度設定する。そして、端末制御部201は、ステップS32において、作業者Wによる撮影部21に対する撮影を停止する入力操作を受け付けると、動画の撮影を停止する。
次に、センタ制御部301は、ステップS33において、作業者端末20から第2情報341を取得する。そして、ステップS34において、センタ制御部301は、第1情報331を記憶部32に記憶する。その後、センタ制御部301は、ステップS35において、第1情報331を、第2情報341と関連付けて関連付け情報351として記憶部32に記憶して、一連の制御を終了する(エンド)。
一方、端末制御部201は、撮影部21が未装着である場合には(ステップS21でYES)、ステップS22へ処理を移行させる。ステップS22において、装置制御部101は、作業者端末20から撮影部21が未装着である旨の情報を受信すると、報知部12を介して、作業者Wに対して撮影部21が装着できていないことを報知する。端末制御部201は、ステップS23において、撮影部21が作業者Wに装着されたか否かを判断する。端末制御部201は、撮影部21が作業者Wに装着された場合には(ステップS23でYES)、ステップS24に処理を移行させる。
ステップS24において、装置制御部101は、作業者端末20から撮影部21が装着された旨の情報を受信すると、報知部12からの報知を停止させる。そして、装置制御部101は、ステップS25に処理を移行させる。その後、ステップS25以降の処理が順次行われ、一連の制御が終了する(エンド)。
以上説明した本実施形態によれば、警備システム1は、監視装置10と、作業者端末20と、第1情報取得処理部33と、第2情報取得処理部34と、を備える。監視装置10は、予め設定された監視領域内に設置される。作業者端末20は、撮影部21及び記憶部23を備える。撮影部21は、動画を撮影可能である。記憶部23は、情報を記憶可能である。作業者端末20は、監視装置10が認証を行う際に、当該作業者端末20の個体を識別するための識別情報を記憶部23に記憶している。第1情報取得処理部33は、第1情報331を取得する。第1情報331は、監視装置10が作業者端末20を認証した時刻に関する認証時刻と、監視装置10が設置された監視領域を特定するための特定情報と、監視装置10が認証した作業者端末20の識別情報と、を関連付けたものである。そして、第2情報取得処理部34は、第2情報341を取得する。第2情報341は、撮影部21によって撮影した動画に関する動画情報と、動画を撮影した時刻に関する撮影時刻と、動画を撮影した作業者端末20の識別情報と、を関連付けたものである。
これによれば、第1情報331は、監視装置10が認証した作業端末20を用いた認証時の情報を含んでいる。第2情報341は、動画を撮影した作業端末20を用いた動画撮影時の情報を含んでいる。そのため、第1情報331と第2情報341とを参照し、第2情報341の作業者端末20の識別情報と同一の識別情報を含み、かつ、第2情報341の撮影時刻の範囲内に認証時刻を含む第1情報331を特定することで、認証を行った作業者端末20と同一の作業端末20で撮影した動画を特定することができる。つまり、撮影部21によって撮影された動画が、作業者端末20によって認証を行った建物内において撮影されたものであることを特定することができる。そして、撮影された動画を確認することで、例えば家人の不在時に行われた作業中に、物品の盗難や破損が発生していないことを確認することができる。
このように、第1情報331及び第2情報341を用いることで、例えば家人の不在時に作業を行う場合に、作業中に物品の盗難や破損が発生していないことを、事後的に証明することができる。これにより、例えば建物内に複数の監視カメラを設置する等の設備にコストを掛けることなく、家人の不在時の作業の正当性を証明することができる。結果として、低コストで、家人が不在時における作業の安全を証明することができる。
また、警備システム1は、記憶処理部35を更に備える。記憶処理部35は、第2情報341の識別情報と同一の識別情報を含み、かつ、撮影時刻の範囲内に認証時刻が含まれる第1情報331を、当該第2情報341と関連付けて記憶する。これによれば、認証が行われた作業者端末20によって動画が撮影されたものであるとして、情報を一元管理することができる。これにより、家人が不在時における作業の安全を証明するための情報の取り扱いを容易にすることができる。
警備システム1は、装着検知部22及び報知処理部18を更に備える。装着検知部22は、作業者Wに対する撮影部21の装着状態を検出する。報知処理部18は、装着検知部22により撮影部21が作業者Wに装着されていない状態が検出された場合に、作業者Wに報知する。これによれば、作業者Wは撮影部21が適切に装着できていない状態であることに気づくことができる。これにより、作業者Wは、当該報知を受けて撮影部21を正しく装着することができるため、作業中の動画が撮影されないといった不具合の発生を回避することができる。
なお、本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
1…警備システム、40…異常検知部、10…監視装置、18…報知処理部、20…作業者端末、21…撮影部、22…装着検知部、23…記憶部、33…第1情報取得処理部、331…第1情報、34…第2情報取得処理部、341…第2情報、35…記憶処理部

Claims (3)

  1. 予め設定された監視領域内に設置される監視装置と、
    動画を撮影可能な撮影部と、情報を記憶可能な記憶部と、を備える作業者端末であって、前記監視装置が認証を行う際に当該作業者端末の個体を識別するための識別情報を前記記憶部に記憶した作業者端末と、
    前記監視装置が前記作業者端末を認証した時刻に関する認証時刻と、前記監視装置が設置された前記監視領域を特定するための特定情報と、前記監視装置が認証した前記作業者端末の前記識別情報と、を関連付けた第1情報を取得する第1情報取得処理部と、
    前記撮影部によって撮影した動画に関する動画情報と、前記動画を撮影した時刻に関する撮影時刻と、前記動画を撮影した前記作業者端末の前記識別情報と、を関連付けた第2情報を取得する第2情報取得処理部と、
    を備える警備システム。
  2. 前記第2情報の前記識別情報と同一の前記識別情報を含み、かつ、前記撮影時刻の範囲内に前記認証時刻が含まれる前記第1情報を、当該第2情報と関連付けて記憶する記憶処理部を更に備える、
    請求項1に記載の警備システム。
  3. 作業者に対する前記撮影部の装着状態を検出する装着検知部と、
    前記装着検知部により前記撮影部が前記作業者に装着されていない状態が検出された場合に、前記作業者に報知する報知処理部と、を更に備える、
    請求項1又は2に記載の警備システム。
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