JP2024052512A - 積層型キャパシタ - Google Patents

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永訓 宋
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Abstract

【課題】電歪現象によるクラック発生を遅延させて初期故障が減少した積層型キャパシタを提供する。【解決手段】一実施形態による積層型キャパシタは、誘電体層、誘電体層を間に置いて積層される一対の第1内部電極層と一対の第2内部電極層を含むキャパシタ本体、そしてキャパシタ本体の長さ方向両側に配置される第1外部電極および第2外部電極を含み、一対の第1内部電極層は、それぞれ第1外部電極および第2外部電極と連結され、一対の第2内部電極層は、それぞれ第1外部電極および第2外部電極と連結され、一対の第1内部電極層と一対の第2内部電極層は、幅方向の平均長さが互いに異なる。【選択図】図1

Description

本記載は、積層型キャパシタに関する。
積層型キャパシタは、小型でありながら高容量具現が可能であるため、多様な電子機器に使用されている。
特に、電装用高圧積層型キャパシタを製造するためには、誘電体グリーンシートの上に導電性ペーストで内部電極用印刷膜を形成した後、誘電体グリーンシートを数十層から数百層を積み重ねて製造する。
この場合、高電圧の電場を印加する時、厚さ方向(電場方向)には長さ膨張が発生し、幅方向には長さ収縮が発生する(Reverse piezoelectric effect)。
このような現象は、強誘電体、例えばBaTiO内のダイポール(dipole)が電場により一方向に整列する過程で電場に平行な方向に配列されるため発生する。
この時、臨界値以上のストレスが積層型キャパシタにかかればクラック(crack)が発生するようになる。このような電歪現象によるクラック発生は、印加電圧が高く、マージンに対するオーバーラップの比率が大きく、大型、厚膜を適用する高信頼性製品で特に問題になり得る。
したがって、このような高信頼性製品で電歪現象によるクラック発生を抑制する必要がある。
本開示の一側面は、幅方向マージン部と内部電極との境界面のストレスを減少させることで、幅方向マージン部と内部電極との境界面の急激な応力上昇を緩和させることによって、電歪現象によるクラック発生を遅延させて初期故障が減少した積層型キャパシタを提供することができる。
一側面による積層型キャパシタは、誘電体層、ならびに誘電体層を間に置いて積層される一対の第1内部電極層および一対の第2内部電極層を含むキャパシタ本体と、キャパシタ本体の長さ方向両側に配置される第1外部電極および第2外部電極とを含み、一対の第1内部電極層は、それぞれ第1外部電極および第2外部電極と連結され、一対の第2内部電極層は、それぞれ第1外部電極および第2外部電極と連結され、一対の第1内部電極層と一対の第2内部電極層は、幅方向の平均長さが互いに異なる。
キャパシタ本体は、一対の第1内部電極層と一対の第2内部電極層の積層方向に互いに対向する第1面および第2面、第1面および第2面と連結され、長さ方向に互いに対向する第3面および第4面、および第1面および第2面と連結され、第3面および第4面と連結され、幅方向に互いに対向する第5面および第6面を含むことができる。
第1外部電極は、キャパシタ本体の第3面に配置される。
第2外部電極は、キャパシタ本体の第4面に配置される。
一対の第1内部電極層は、第1外部電極と連結される第1-1内部電極層、および第2外部電極と連結される第1-2内部電極層を含むことができる。
一対の第2内部電極層は、第1外部電極と連結される第2-1内部電極層、および第2外部電極と連結される第2-2内部電極層を含むことができる。
一対の第1内部電極層と一対の第2内部電極層は、誘電体層を間に置いて交互に積層され得る。
第1-1内部電極層、第1-2内部電極層、第2-1内部電極層および第2-2内部電極層は、誘電体層を間に置いて順次に積層され得る。
第1内部電極層の幅方向の平均長さは、第2内部電極層の幅方向の平均長さより長くてもよい。
第1内部電極層の幅方向の平均長さと第2内部電極層の幅方向の平均長さとの比率は、0.7:1乃至1未満:1であり得る。
第1-1内部電極層が第1外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、第1-1内部電極層が第1外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短くてもよい。
第1-2内部電極層が第2外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、第1-2内部電極層が第2外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短くてもよい。
第2-1内部電極層が第1外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、第2-1内部電極層が第1外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短くてもよい。
第2-2内部電極層が第2外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、第2-2内部電極層が第2外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短くてもよい。
一対の第1内部電極層の第5面に近い側の端部は、一対の第2内部電極層の第5面に近い側の端部より第5面にさらに近く位置することができる。
一対の第1内部電極層の第6面に近い側の端部は、一対の第2内部電極層の第6面に近い側の端部より第6面にさらに近く位置することができる。
第1内部電極層の第5面に近い側の端部から第5面までの平均最短距離は、第2内部電極層の第5面に近い側の端部から第5面までの平均最短距離より短くてもよい。
第1内部電極層の第6面に近い側の端部から第6面までの平均最短距離は、第2内部電極層の第6面に近い側の端部から第6面までの平均最短距離より短くてもよい。
他の側面による積層型キャパシタは、誘電体層、ならびに誘電体層を間に置いて積層される一対の第1内部電極層および一対の第2内部電極層を含むキャパシタ本体と、キャパシタ本体の長さ方向両側に配置される第1外部電極および第2外部電極とを含み、一対の第1内部電極層は、それぞれ第1外部電極および第2外部電極と連結され、一対の第2内部電極層は、それぞれ第1外部電極および第2外部電極と連結され、キャパシタ本体は、幅方向に互いに対向する第5面および第6面を有し、一対の第1内部電極層の第5面に近い側の端部は、一対の第2内部電極層の第5面に近い側の端部より第5面にさらに近く位置し、一対の第2内部電極層の第6面に近い側の端部は、一対の第1内部電極層の第6面に近い側の端部より第6面にさらに近く位置することができる。
キャパシタ本体は、一対の第1内部電極層と一対の第2内部電極層の積層方向に互いに対向する第1面および第2面、第1面および第2面と連結され、長さ方向に互いに対向する第3面および第4面、および第1面および第2面と連結され、第3面および第4面と連結され、幅方向に互いに対向する第5面および第6面を含むことができる。
第1外部電極は、キャパシタ本体の第3面に配置され得る。
第2外部電極は、キャパシタ本体の第4面に配置され得る。
一対の第1内部電極層と一対の第2内部電極層は、誘電体層を間に置いて交互に積層され得る。
一対の第1内部電極層は、第1外部電極と連結される第1-1内部電極層、および第2外部電極と連結される第1-2内部電極層を含むことができる。
一対の第2内部電極層は、第1外部電極と連結される第2-1内部電極層、および第2外部電極と連結される第2-2内部電極層を含むことができる。
第1-1内部電極層が第1外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、第1-1内部電極層が第1外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短くてもよい。
第1-2内部電極層が第2外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、第1-2内部電極層が第2外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短くてもよい。
第2-1内部電極層が第1外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、第2-1内部電極層が第1外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短くてもよい。
第2-2内部電極層が第2外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、第2-2内部電極層が第2外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短くてもよい。
第1内部電極層の第5面に近い側の端部から第5面までの平均最短距離は、第2内部電極層の第5面に近い側の端部から第5面までの平均最短距離より短くてもよい。
第1内部電極層の第6面に近い側の端部から第6面までの平均最短距離は、第2内部電極層の第6面に近い側の端部から第6面までの平均最短距離より長くてもよい。
一側面による積層型キャパシタによれば、幅方向マージン部と内部電極との境界面のストレスを減少させることで、幅方向マージン部と内部電極との境界面の急激な応力上昇を緩和させることによって、電歪現象によるクラック発生を遅延させて初期故障を減少させることができる。
一実施形態による積層型キャパシタを示す斜視図である。 図1のI-I’線に沿って切断した積層型キャパシタの断面図である。 図1のII-II’線に沿って切断した積層型キャパシタの断面図である。 図1のキャパシタ本体で内部電極層の積層構造を示す分離斜視図である。 図4の第1-1内部電極層を示す平面図である。 図4の第1-2内部電極層を示す平面図である。 図4の第2-1内部電極層を示す平面図である。 図4の第2-2内部電極層を示す平面図である。 他の実施形態による積層型キャパシタのII-II’線に沿って切断した断面図である。 図9のキャパシタ本体で内部電極層の積層構造を示す分離斜視図である。 図10の第1-1内部電極層を示す平面図である。 図10の第1-2内部電極層を示す平面図である。 図10の第2-1内部電極層を示す平面図である。 図10の第2-2内部電極層を示す平面図である。 実施例1、実施例2、比較例1、比較例2、および参照例1で製造された積層型キャパシタの幅方向(W軸方向)内部位置による応力分布を示すグラフである。
以下、添付した図面を参照して本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施することができるように本発明の実施形態を詳しく説明する。図面において、本発明を明確に説明するために、説明上不要な部分は省略し、明細書全体にわたって同一または類似の構成要素については同一の参照符号を付した。また、添付した図面は、本明細書に開示された実施形態を容易に理解できるようにするためのものに過ぎず、添付した図面により本明細書に開示された技術的な思想が制限されず、本発明の思想および技術範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むものと理解されなければならない。
第1、第2などのように序数を含む用語は、多様な構成要素を説明することに使用され得るが、前記構成要素は前記用語により限定されない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみで使用される。
ある構成要素が他の構成要素に「連結されて」いるか、または「接続されて」いると言及された場合には、その他の構成要素に直接的に連結されているか、接続されているか、または対向していることもできるが、中間に他の構成要素が存在することもできると理解されなければならない。反面、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いるか、または「直接接続されて」いると言及された場合には、中間に他の構成要素が存在しないと理解されなければならない。
明細書全体において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとするものであり、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除しないものと理解されなければならない。したがって、ある部分がある構成要素を「含む」という場合、これは特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
図1は一実施形態による積層型キャパシタ100を示す斜視図であり、図2は図1のI-I’線に沿って切断した積層型キャパシタ100の断面図であり、図3は図1のII-II’線に沿って切断した積層型キャパシタ100の断面図であり、図4は図1のキャパシタ本体110で内部電極層の積層構造を示す分離斜視図であり、図5は図4の第1-1内部電極層を示す平面図であり、図6は図4の第1-2内部電極層を示す平面図であり、図7は図4の第2-1内部電極層を示す平面図であり、図8は図4の第2-2内部電極層を示す平面図である。
本実施形態を明確に説明するために方向を定義すれば、図面に表示されたL軸、W軸およびT軸は、それぞれキャパシタ本体110の長さ方向、幅方向および厚さ方向を示す。ここで、厚さ方向(T軸方向)は、シート形状の構成要素の広い面(周面)と垂直な方向であり得、一例として誘電体層111が積層される積層方向と同一の概念で使用することができる。長さ方向(L軸方向)は、シート形状の構成要素の広い面(周面)と平行に伸びる方向であって、厚さ方向(T軸方向)とほぼ垂直な方向になり得、一例として両側に第1外部電極131および第2外部電極132が位置する方向であり得る。幅方向(W軸方向)は、シート形状の構成要素の広い面(周面)と平行に伸びる方向であって、厚さ方向(T軸方向)および長さ方向(L軸方向)とほぼ垂直な方向であり得、一例として両側に第1外部電極131および第2外部電極132が位置しない方向であり得る。
図1乃至図8を参照すれば、本実施形態による積層型キャパシタ100は、キャパシタ本体110、およびキャパシタ本体110のL軸方向に対向する両側に配置される第1外部電極131および第2外部電極132を含むことができる。
キャパシタ本体110は一例として、略六面体形状であり得る。
本実施形態では説明の便宜のために、キャパシタ本体110の厚さ方向(T軸方向)に互いに対向する両面を第1面および第2面、第1面および第2面と連結され、長さ方向(L軸方向)に互いに対向する両面を第3面および第4面、第1面および第2面と連結され、第3面および第4面と連結され、幅方向(W軸方向)に互いに対向する両面を第5面および第6面と定義する。下面である第1面が実装方向に向かう面であり得る。
キャパシタ本体110の形状、サイズおよび誘電体層111の積層数は、本実施形態の図面に示されたものに限定されるものではない。
キャパシタ本体110は、複数の誘電体層111を厚さ方向(T軸方向)に積層した後に焼成したものであり、複数の誘電体層111と誘電体層111を間に置いて厚さ方向(T軸方向)に交互に配置される一対の第1内部電極層121および一対の第2内部電極層122を含む。この時、一対の第1内部電極層121は、互いに異なる極性を有することができ、一対の第2内部電極層122は、互いに異なる極性を有することができる。
この時、キャパシタ本体110の互いに隣接するそれぞれの誘電体層111の間の境界は、走査電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)を利用せずには確認し難い程度に一体化され得る。
また、キャパシタ本体110は、アクティブ領域とカバー領域112、113を含むことができる。
アクティブ領域は、積層型キャパシタ100の容量形成に寄与する部分である。一例として、アクティブ領域は、厚さ方向(T軸方向)に沿って積層される一対の第1内部電極層121または一対の第2内部電極層122が重なった(overlap)領域であり得る。
カバー領域112、113は、厚さ方向マージン部として厚さ方向(T軸方向)にアクティブ領域の第1面および第2面側にそれぞれ位置することができる。このようなカバー領域112、113は、単一の誘電体層111または2個以上の誘電体層111がアクティブ領域の上面および下面にそれぞれ積層されたものであり得る。
また、キャパシタ本体110は、側面カバー領域をさらに含むことができる。側面カバー領域は、幅方向マージン部として幅方向(W軸方向)にアクティブ領域の第5面および第6面側にそれぞれ位置することができる。このような側面カバー領域は、誘電体グリーンシート表面に内部電極層形成用導電性ペースト層を塗布する時、誘電体グリーンシート表面の一部領域にのみ導電性ペースト層を塗布し、誘電体グリーンシート表面の両方の側面には導電性ペースト層を塗布していない誘電体グリーンシートを積層した後、焼成することによって形成され得る。
カバー領域112、113と側面カバー領域は、物理的または化学的ストレスによる第1内部電極層121および第2内部電極層122の損傷を防止する役割を果たす。
一例として、誘電体層111は、高誘電率のセラミック材料を含むことができる。例えば、セラミック材料は、BaTiO、CaTiO、SrTiO、またはCaZrOなどの成分を含む誘電体セラミックを含むことができる。また、これら成分に加えて、Mn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの補助成分をさらに含むことができる。例えば、BaTiO系誘電体セラミックにCa、Zrなどが一部固溶された(Ba1-xCa)TiO、Ba(Ti1-yCa)O、(Ba1-xCa)(Ti1-yZr)OまたはBa(Ti1-yZr)Oなどを含むことができる。
また、誘電体層111にはセラミック粉末と共に、セラミック添加剤、有機溶剤、可塑剤、結合剤および分散剤などがさらに添加され得る。セラミック添加剤は、例えば遷移金属酸化物または遷移金属炭化物、希土類元素、マグネシウム(Mg)またはアルミニウム(Al)などを使用することができる。
一例として、誘電体層111の平均厚さは、0.5μm乃至10μmであり得る。
一対の第1内部電極層121は、互いに異なる極性を有する電極であって、誘電体層111を間に置いて厚さ方向(T軸方向)に沿って互いに重なるように配置された、第1-1内部電極層121aと第1-2内部電極層121bを含む。第1-1内部電極層121aは、長さ方向(L軸方向)一側端部がキャパシタ本体110の第3面を通じて露出し、第1-2内部電極層121bは、長さ方向(L軸方向)一側端部がキャパシタ本体110の第4面を通じて露出することができる。
第1-1内部電極層121aと第1-2内部電極層121bは、中間に配置された誘電体層111により互いに電気的に絶縁され得る。
キャパシタ本体110の第3面を通じて露出する第1-1内部電極層121aの端部は、第1外部電極131と接続されて電気的に連結され、キャパシタ本体110の第4面を通じて露出する第1-2内部電極層121bの端部は、第2外部電極132と接続されて電気的に連結され得る。
同様に、一対の第2内部電極層122は、互いに異なる極性を有する電極であって、誘電体層111を間に置いて厚さ方向(T軸方向)に沿って互いに重なるように配置された、第2-1内部電極層122aと第2-2内部電極層122bを含む。第2-1内部電極層122aは、長さ方向(L軸方向)一側端部がキャパシタ本体110の第3面を通じて露出し、第2-2内部電極層122bは、長さ方向(L軸方向)一側端部がキャパシタ本体110の第4面を通じて露出することができる。
第2-1内部電極層122aと第2-2内部電極層122bは、中間に配置された誘電体層111により互いに電気的に絶縁され得る。
キャパシタ本体110の第3面を通じて露出する第2-1内部電極層122aの端部は、第1外部電極131と接続されて電気的に連結され、キャパシタ本体110の第4面を通じて露出する第2-2内部電極層122bの端部は、第2外部電極132と接続されて電気的に連結され得る。
一対の第1内部電極層121と一対の第2内部電極層122は、誘電体層111を間に置いて厚さ方向(T軸方向)に沿って交互に積層され得る。例えば、第1-1内部電極層121a、第1-2内部電極層121b、第2-1内部電極層122aおよび第2-2内部電極層122bは、誘電体層111を間に置いて順次に積層され得る。
この時、第1-1内部電極層121aの端部と第2-1内部電極層122aの端部は、キャパシタ本体110の第3面を通じて露出して第1外部電極131と接続されて電気的に連結され、第1-2内部電極層121bの端部と第2-2内部電極層122bの端部は、キャパシタ本体110の第4面を通じて露出して第2外部電極132と接続されて電気的に連結され得る。
第1内部電極層121および第2内部電極層122は、導電性金属を含み、例えばNi、Cu、Ag、Pd、またはAuなどの金属やこれらの合金、例えばAg-Pd合金を含むことができる。
また、第1内部電極層121および第2内部電極層122は、誘電体層111に含まれるセラミック材料と同一の組成系の誘電体粒子を含むこともできる。
一例として、第1内部電極層121および第2内部電極層122の平均厚さは、0.1μm乃至2μmであり得る。
前記のような構成により、第1外部電極131および第2外部電極132に所定の電圧を印加すると互いに対向する一対の第1内部電極層121および一対の第2内部電極層122の間に電荷が蓄積される。この時、積層型キャパシタ100の静電容量は、アクティブ領域で厚さ方向(T軸方向)に沿って積層される一対の第1内部電極層121および一対の第2内部電極層122の重畳面積と比例する。
ただし、高信頼性積層型キャパシタ100の場合、第1内部電極層121および第2内部電極層122を数十層から数百層を積み重ねてキャパシタ本体110を構成するが、この場合、電歪現象によるクラックが発生しやすい。
このような幅方向マージン部の引張応力によるクラックを改善するために、幅方向マージン部の長さを増加させて幅方向マージン部の強度を高めることができる。しかし、幅方向マージン部の長さが増加すると、アクティブ領域を減少させて容量が減少するという問題がある。幅方向マージン部の長さの増加幅が大きい場合、容量減少がより大きくなるため、高容量積層型キャパシタ100に適用するのは困難である。
本実施形態による積層型キャパシタ100は、一対の第1内部電極層121と一対の第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)平均長さが互いに異なる。
これにより、幅方向(W軸方向)マージン部と内部電極との境界面のストレスを減少させて、幅方向(W軸方向)マージン部と内部電極との境界面の急激な応力上昇を緩和させることによって、電歪現象によるクラック発生を遅延させて初期故障を減少させることができる。
一例として、前記第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)平均長さは、前記第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)平均長さより長くてもよい。例えば、第1-1内部電極層121aおよび第1-2内部電極層121bの幅方向(W軸方向)平均長さは、第2-1内部電極層122aおよび第2-2内部電極層122bの幅方向(W軸方向)平均長さより長くてもよい。
ここで、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)の長さは、W-T面を第1内部電極層121が露出する時までL軸方向に沿って研磨した後、露出させた切断面で任意の第1内部電極層121を選び、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)の一側端から他側端をつなぐ最短線分の長さを第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)の長さとすることができる。第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)の長さは第1-1内部電極層121aまたは第1-2内部電極層121bの幅方向(W軸方向)平均長さを測定することができる。
第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)平均長さは、露出させた切断面で選ばれた任意の3個、5個、または10個の互いに異なる第1内部電極層121で測定された第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)の長さの算術平均値であり得る。または、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)平均長さは、任意の3個、5個、または10個の互いに異なる切断面で同一の第1内部電極層121に対して測定された第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)の長さの算術平均値であり得る。
第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)平均長さは、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)平均長さと同様な方法で求めることができる。第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)の長さは、第2-1内部電極層122aまたは第2-2内部電極層122bの幅方向(W軸方向)平均長さを測定することができる。
第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)平均長さと第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)平均長さとの比率は、0.7:1乃至1未満:1であり得る。
第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)平均長さに対する第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)平均長さの比率が前記範囲を外れる場合、容量減少が大きくなることがある。
一例として、第1-1内部電極層121aが第1外部電極131と連結される一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第1-1内部電極層121aが第1外部電極131と連結されない他側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。つまり、第1-1内部電極層121aの第3面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第4面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。例えば、第1-1内部電極層121aの幅方向(W軸方向)平均長さは、長さ方向(L軸方向)にほぼ一定であるが、第1-1内部電極層121aが第1外部電極131と連結される一側端で幅方向(W軸方向)平均長さが順次に傾斜して減少することができる。
第1-2内部電極層121bが第2外部電極132と連結される一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第1-2内部電極層121bが第2外部電極132と連結されない他側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。つまり、第1-2内部電極層121bの第4面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第3面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。例えば、第1-2内部電極層121bの幅方向(W軸方向)平均長さは、長さ方向(L軸方向)にほぼ一定であるが、第1-2内部電極層121bが第2外部電極132と連結される一側端で幅方向(W軸方向)平均長さが順次に傾斜して減少することができる。
同様に、第2-1内部電極層122aが第1外部電極131と連結される一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第2-1内部電極層122aが第1外部電極131と連結されない他側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。つまり、第2-1内部電極層122aの第3面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第4面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。例えば、第2-1内部電極層122aの幅方向(W軸方向)平均長さは、長さ方向(L軸方向)にほぼ一定であるが、第2-1内部電極層122aが第1外部電極131と連結される一側端で幅方向(W軸方向)平均長さが順次に傾斜して減少することができる。
第2-2内部電極層122bが第2外部電極132と連結される一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第2-2内部電極層122bが第2外部電極132と連結されない他側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。つまり、第2-2内部電極層122bの第4面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第3面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。例えば、第2-2内部電極層122bの幅方向(W軸方向)平均長さは、長さ方向(L軸方向)にほぼ一定であるが、第2-2内部電極層122bが第2外部電極132と連結される一側端で幅方向(W軸方向)平均長さが順次に傾斜して減少することができる。
これにより、外部電極との境界面のストレスを減少させて、外部電極との境界面の急激な応力上昇を緩和させることによって、電歪現象によるクラック発生を遅延させて初期故障を減少させることができる。
一対の第1内部電極層121の第5面に近い側の端部は、一対の第2内部電極層122の第5面に近い側の端部より第5面に近く位置することができる。
また、一対の第1内部電極層121の第6面に近い側の端部は、一対の第2内部電極層122の第6面に近い側の端部より第6面に近く位置することができる。
そのために、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)マージン部の平均長さは、第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)マージン部の平均長さより短くてもよい。
ここで、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)マージン部の長さは、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)一側端からキャパシタ本体110の幅方向(W軸方向)一側表面(第5面)までの最短距離であり得る。
第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)マージン部の長さは、第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)一側端からキャパシタ本体110の幅方向(W軸方向)一側表面(第5面)までの最短距離であり得る。
または、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)マージン部の長さは、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)他側端からキャパシタ本体110の幅方向(W軸方向)他側表面(第6面)までの最短距離であり得る。
第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)マージン部の長さは、第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)他側端からキャパシタ本体110の幅方向(W軸方向)他側表面(第6面)までの最短距離であり得る。
第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)マージン部の長さは、W-T面を第1内部電極層121が露出する時までL軸方向に沿って研磨した後、露出させた切断面で任意の第1内部電極層121を選び、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)一側端と他側端を最短で連結する線分をキャパシタ本体110の幅方向(W軸方向)一側表面(第5面)まで延長し、前記線分で第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)一側端とキャパシタ本体110の幅方向(W軸方向)一側表面(第5面)との間の距離を測定したり、前記線分で第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)他側端とキャパシタ本体110の幅方向(W軸方向)他側表面(第6面)との間の距離を測定して求めることができる。
第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)マージン部の平均長さは、露出させた切断面で選ばれた任意の3個、5個、または10個の互いに異なる第1内部電極層121で測定された第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)マージン部の長さの算術平均値であり得る。または、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)マージン部の平均長さは、任意の3個、5個、または10個の互いに異なる切断面で同一の第1内部電極層121に対して測定された第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)マージン部の長さの算術平均値であり得る。
第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)マージン部の平均長さは、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)マージン部の平均長さと同様の方法で求めることができる。
第1外部電極131および第2外部電極132は、互いに異なる極性の電圧が提供され、第1内部電極121および第2内部電極層122の露出する部分とそれぞれ接続されて電気的に連結され得る。
第1外部電極131および第2外部電極132は、キャパシタ本体110の第3面および第4面にそれぞれ配置されて第1内部電極層121および第2内部電極層122と接続される第1接続部および第2接続部と、キャパシタ本体110の第1面および第2面と第3面および第4面が会う角部に配置される第1バンド部および第2バンド部をそれぞれ含むことができる。
第1バンド部および第2バンド部は、第1接続部および第2接続部でキャパシタ本体110の第1面および第2面の一部までそれぞれ延長され得る。第1バンド部および第2バンド部は、第1接続部および第2接続部でキャパシタ本体110の第5面および第6面の一部までそれぞれさらに延長され得る。第1バンド部および第2バンド部は、第1外部電極131および第2外部電極132の固着強度を向上させるなどの役割を果たす。
一例として、第1外部電極131および第2外部電極132は、キャパシタ本体110と接触する第1ベース電極および第2ベース電極、および第1ベース電極および第2ベース電極をそれぞれ覆うように配置される第1端子電極および第2端子電極をそれぞれ含むことができる。
第1ベース電極および第2ベース電極は、銅(Cu)を含むことができる。また、第1ベース電極および第2ベース電極は、銅(Cu)を主成分として含有し、ニッケル(Ni)、スズ(Sn)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、金(Au)、銀(Ag)、タングステン(W)、チタニウム(Ti)、鉛(Pb)、またはこれらの合金のうちの一つ以上の物質とガラスを含むことができる。
一例として、第1ベース電極および第2ベース電極の形成方法は、導電性金属およびガラスを含む導電性ペーストにキャパシタ本体110をディッピングして形成したり、導電性ペーストをキャパシタ本体110の表面にスクリーン印刷法またはグラビア印刷法などで印刷したり、導電性ペーストをキャパシタ本体110の表面に塗布したりまたは導電性ペーストを乾燥させた乾燥膜をキャパシタ本体110上に転写して形成することができる。
第1ベース電極および第2ベース電極を前述した導電性ペーストで形成することによって十分な伝導性を維持しながらも、添加したガラスにより第1外部電極131および第2外部電極132の緻密度を高めることによってメッキ液および/または外部水分の浸透を効果的に抑制することができる。
一例として、第1ベース電極および第2ベース電極に含まれるガラス成分は、酸化物が混合された組成であり得、ケイ素酸化物、ホウ素酸化物、アルミニウム酸化物、遷移金属酸化物、アルカリ金属酸化物およびアルカリ土類金属酸化物からなる群より選ばれた一つ以上であり得る。遷移金属は、亜鉛(Zn)、チタニウム(Ti)、銅(Cu)、バナジウム(V)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)およびニッケル(Ni)からなる群より選ばれ、アルカリ金属は、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)およびカリウム(K)からなる群より選ばれ、アルカリ土類金属は、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)およびバリウム(Ba)からなる群より選ばれた一つ以上であり得る。
一例として、第1端子電極および第2端子電極は、ニッケル(Ni)を主成分として含有することができ、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、スズ(Sn)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、金(Au)、銀(Ag)、タングステン(W)、チタニウム(Ti)または鉛(Pb)などの単独またはこれらの合金をさらに含むことができる。第1端子電極および第2端子電極は、積層型キャパシタ100の基板との実装性、構造的信頼性、外部に対する耐久度、耐熱性および等価直列抵抗値(Equivalent Series Resistance、ESR)を改善することができる。
一例として、第1端子電極および第2端子電極は、メッキにより形成され得る。第1端子電極および第2端子電極は、スパッタまたは電解メッキ(Electric Deposition)により形成され得る。
図9は他の実施形態による積層型キャパシタ100を図1のII-II’線に沿って切断した断面図であり、図10は図9のキャパシタ本体110で内部電極層の積層構造を示す分離斜視図であり、図11は図10の第1-1内部電極層を示す平面図であり、図12は図10の第1-2内部電極層を示す平面図であり、図13は図10の第2-1内部電極層を示す平面図であり、図14は図10の第2-2内部電極層を示す平面図である。
他の実施形態による積層型キャパシタ100の斜視図は図1と同一であり、図1のI-I’線に沿って切断した断面図は図2と同一である。
本実施形態による電子部品は、前述の電子部品と類似しているため、重複する説明は省略し、相違点を中心に説明する。
本実施形態による積層型キャパシタ100は、一対の第1内部電極層121の第5面に近い側の端部は、一対の第2内部電極層122の第5面に近い側の端部より第5面に近く位置することができる。
ただし、一対の第2内部電極層122の第6面に近い側の端部は、一対の第1内部電極層121の第6面に近い側の端部より第6面にさらに近く位置することができる。
そのために、第1内部電極層121の第5面に近い側マージン部の平均長さは、第2内部電極層122の第5面に近い側マージン部の平均長さより短く、第1内部電極層121の第6面に近い側マージン部の平均長さは、第2内部電極層122の第6面に近い側マージン部の平均長さより長くてもよい。
ここで、第1内部電極層121の第5面に近い側マージン部の長さは、第1内部電極層121の第5面に近い側端からキャパシタ本体110の第5面までの最短距離であり得る。
第2内部電極層122の第5面に近い側マージン部の長さは、第2内部電極層122の第5面に近い側端からキャパシタ本体110の第5面までの最短距離であり得る。
第1内部電極層121の第6面に近い側マージン部の長さは、第1内部電極層121の第6面に近い側端からキャパシタ本体110の第6面までの最短距離であり得る。
第2内部電極層122の第6面に近い側マージン部の長さは、第2内部電極層122の第6面に近い側端からキャパシタ本体110の第6面までの最短距離であり得る。
第1内部電極層121の第5面に近い側マージン部の長さは、W-T面を第1内部電極層121が露出する時までL軸方向に沿って研磨した後、露出させた切断面で任意の第1内部電極層121を選び、第1内部電極層121の第5面に近い側端と第6面に近い側端を最短で連結する線分をキャパシタ本体110の第5面まで延長し、前記線分で第1内部電極層121の第5面に近い側端とキャパシタ本体110の第5面との間の距離を測定して求めることができる。第1内部電極層121のマージン部の長さは、第1-1内部電極層121aまたは第1-2内部電極層121bのマージン部の長さを測定することができる。
第1内部電極層121の第6面に近い側マージン部の長さは、前記線分をキャパシタ本体110の第6面まで延長し、前記線分で第1内部電極層121の第6面に近い側端とキャパシタ本体110の第6面との間の距離を測定して求めることができる。
第1内部電極層121の第5面に近い側マージン部の平均長さは、露出させた切断面で選ばれた任意の3個、5個、または10個の互いに異なる第1内部電極層121で測定された第1内部電極層121の第5面に近い側マージン部の長さの算術平均値であり得る。または、第1内部電極層121の第5面に近い側マージン部の平均長さは、任意の3個、5個、または10個の互いに異なる切断面で同一の第1内部電極層121に対して測定された第1内部電極層121の第5面に近い側マージン部長さの算術平均値であり得る。
第1内部電極層121の第6面に近い側マージン部の平均長さは、露出させた切断面で選ばれた任意の3個、5個、または10個の互いに異なる第1内部電極層121で測定された第1内部電極層121の第6面に近い側マージン部の長さの算術平均値であり得る。または、第1内部電極層121の第6面に近い側マージン部の平均長さは、任意の3個、5個、または10個の互いに異なる切断面で同一の第1内部電極層121に対して測定された第1内部電極層121の第6面に近い側マージン部長さの算術平均値であり得る。
第2内部電極層122の第5面に近い側マージン部の平均長さは、第1内部電極層121の第5面に近い側マージン部の平均長さと同様な方法で求めることができ、第2内部電極層122の第6面に近い側マージン部の平均長さは、第1内部電極層121の第6面に近い側マージン部の平均長さと同様な方法で求めることができる。第2内部電極層122のマージン部の長さは、第2-1内部電極層122aまたは第2-2内部電極層122bのマージン部の長さを測定することができる。
この時、一対の第1内部電極層121と一対の第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)平均長さは実質的に同じであってもよい。例えば、第1内部電極層121の幅方向(W軸方向)平均長さと第2内部電極層122の幅方向(W軸方向)平均長さとの比率は、0.8:1乃至1:0.8であり得、例えば0.9:1乃至1:0.9、または1:1であり得る。
一例として、第1-1内部電極層121aが第1外部電極131と連結される一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第1-1内部電極層121aが第1外部電極131と連結されない他側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。つまり、第1-1内部電極層121aの第3面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第4面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。例えば、第1-1内部電極層121aの幅方向(W軸方向)平均長さは、長さ方向(L軸方向)にほぼ一定であるが、第1-1内部電極層121aが第1外部電極131と連結される一側端で幅方向(W軸方向)平均長さが順次に傾斜して減少することができる。
第1-2内部電極層121bが第2外部電極132と連結される一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第1-2内部電極層121bが第2外部電極132と連結されない他側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。つまり、第1-2内部電極層121bの第4面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第3面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。例えば、第1-2内部電極層121bの幅方向(W軸方向)平均長さは、長さ方向(L軸方向)にほぼ一定であるが、第1-2内部電極層121bが第2外部電極132と連結される一側端で幅方向(W軸方向)平均長さが順次に傾斜して減少することができる。
同様に、第2-1内部電極層122aが第1外部電極131と連結される一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第2-1内部電極層122aが第1外部電極131と連結されない他側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。つまり、第2-1内部電極層122aの第3面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第4面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。例えば、第2-1内部電極層122aの幅方向(W軸方向)平均長さは、長さ方向(L軸方向)にほぼ一定であるが、第2-1内部電極層122aが第1外部電極131と連結される一側端で幅方向(W軸方向)平均長さが順次に傾斜して減少することができる。
第2-2内部電極層122bが第2外部電極132と連結される一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第2-2内部電極層122bが第2外部電極132と連結されない他側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。つまり、第2-2内部電極層122bの第4面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さは、第3面に近い一側端の幅方向(W軸方向)平均長さより短くてもよい。例えば、第2-2内部電極層122bの幅方向(W軸方向)平均長さは、長さ方向(L軸方向)にほぼ一定であるが、第2-2内部電極層122bが第2外部電極132と連結される一側端で幅方向(W軸方向)平均長さが順次に傾斜して減少することができる。
これにより、外部電極との境界面のストレスを減少させて、外部電極との境界面の急激な応力上昇を緩和させることによって、電歪現象によるクラック発生を遅延させて初期故障を減少させることができる。
以下、発明の具体的な実施例を提示する。ただし、下記に記載された実施例は、発明を具体的に例示したり説明したりするためのものに過ぎず、これにより発明の範囲が限定されてはならない。
[製造例:積層型キャパシタの製造]
(実施例1)
図3に示されているように、誘電体層を間に置いて一対の第1内部電極層と一対の第2内部電極層を交互に積層してキャパシタ本体を製造するが、第1内部電極層の第5面に近い側のマージン部の平均長さが50μmであり、第1内部電極層の第6面に近い側のマージン部の平均長さが50μmであり、第2内部電極層の第5面に近い側のマージン部の平均長さが117μmであり、第2内部電極層の第6面に近い側のマージン部の平均長さが117μmになるように調節して、実施例1による積層型キャパシタを製造する。
(実施例2)
図9に示されているように、誘電体層を間に置いて一対の第1内部電極層と一対の第2内部電極層を交互に積層してキャパシタ本体を製造するが、第1内部電極層の第5面に近い側のマージン部の平均長さが50μmであり、第1内部電極層の第6面に近い側のマージン部の平均長さが117μmであり、第2内部電極層の第5面に近い側のマージン部の平均長さが117μmであり、第2内部電極層の第6面に近い側のマージン部の平均長さが50μmになるように調節して、実施例2による積層型キャパシタを製造する。
(参照例1)
誘電体層を間に置いて第1内部電極層と第2内部電極層を交互に積層してキャパシタ本体を製造するが、第1内部電極層の第5面に近い側のマージン部の平均長さが50μmであり、第1内部電極層の第6面に近い側のマージン部の平均長さが50μmであり、第2内部電極層の第5面に近い側のマージン部の平均長さが117μmであり、第2内部電極層の第6面に近い側のマージン部の平均長さが117μmになるように調節して、参照例1による積層型キャパシタを製造する。
参考として、実施例1で製造された積層型キャパシタは、一対の第1内部電極層と一対の第2内部電極層が交互に積層されるが、参照例1で製造された積層型キャパシタは、1層の第1内部電極層と1層の第2内部電極層が交互に積層される。
(比較例1)
誘電体層を間に置いて一対の第2内部電極層のみを交互に積層してキャパシタ本体を製造し、第2内部電極層の第5面に近い側のマージン部の平均長さが117μmであり、第2内部電極層の第6面に近い側のマージン部の平均長さが117μmになるように調節して、比較例1による積層型キャパシタを製造する。
(比較例2)
誘電体層を間に置いて一対の第1内部電極層のみを交互に積層してキャパシタ本体を製造し、第1内部電極層の第5面に近い側のマージン部の平均長さが50μmであり、第1内部電極層の第6面に近い側のマージン部の平均長さが50μmになるように調節して、比較例2による積層型キャパシタを製造する。
[実験例:積層型キャパシタの応力分布の測定]
実施例1、実施例2、比較例1、比較例2、および参照例1で製造された積層型キャパシタの幅方向(W軸方向)内部位置による応力分布を測定し、その結果を図15に示し、表1にまとめる。
積層型キャパシタの幅方向(W軸方向)内部位置による応力分布は、製品の実測値(誘電体層の厚さ、内部電極層の厚さ、マージン部の長さなど)をモデリングの時に反映してシミュレーションする。
表1および図15を参照すれば、実施例1および実施例2で製造された積層型キャパシタは、比較例1で製造された積層型キャパシタに比べて応力の平均値が172MPaから127MPaに低くなり、電歪現象によるクラックが改善される効果があることが分かる。
以上を通じて本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲と発明の説明および添付した図面の範囲内で多様に変形して実施することが可能であり、これらもまた本発明の範囲に属することは当然である。
100:積層型キャパシタ
110:キャパシタ本体
111:誘電体層
112、113:カバー領域
121:第1内部電極層
121a:第1-1内部電極層
121b:第1-2内部電極層
122:第2内部電極層
122a:第2-1内部電極層
122b:第2-2内部電極層
131:第1外部電極
132:第2外部電極

Claims (20)

  1. 誘電体層、ならびに前記誘電体層を間に置いて積層される一対の第1内部電極層および一対の第2内部電極層を含むキャパシタ本体と、
    前記キャパシタ本体の長さ方向両側に配置される第1外部電極および第2外部電極とを含み、
    前記一対の第1内部電極層は、それぞれ前記第1外部電極および前記第2外部電極と連結され、前記一対の第2内部電極層は、それぞれ前記第1外部電極および前記第2外部電極と連結され、
    前記一対の第1内部電極層と前記一対の第2内部電極層は、幅方向の平均長さが互いに異なる、
    積層型キャパシタ。
  2. 前記キャパシタ本体は、前記一対の第1内部電極層と前記一対の第2内部電極層の積層方向に互いに対向する第1面および第2面、前記第1面および第2面と連結され、長さ方向に互いに対向する第3面および第4面、および前記第1面および第2面と連結され、前記第3面および第4面と連結され、幅方向に互いに対向する第5面および第6面を含み、
    前記第1外部電極は、前記キャパシタ本体の前記第3面に配置され、
    前記第2外部電極は、前記キャパシタ本体の前記第4面に配置される、
    請求項1に記載の積層型キャパシタ。
  3. 前記一対の第1内部電極層は、前記第1外部電極と連結される第1-1内部電極層、および前記第2外部電極と連結される第1-2内部電極層を含む、請求項2に記載の積層型キャパシタ。
  4. 前記一対の第2内部電極層は、前記第1外部電極と連結される第2-1内部電極層、および前記第2外部電極と連結される第2-2内部電極層を含む、請求項3に記載の積層型キャパシタ。
  5. 前記一対の第1内部電極層と前記一対の第2内部電極層は、前記誘電体層を間に置いて交互に積層される、請求項4に記載の積層型キャパシタ。
  6. 前記第1-1内部電極層、前記第1-2内部電極層、前記第2-1内部電極層および前記第2-2内部電極層は、前記誘電体層を間に置いて順次に積層される、請求項5に記載の積層型キャパシタ。
  7. 前記第1内部電極層の幅方向の平均長さは、前記第2内部電極層の幅方向の平均長さより長い、請求項1に記載の積層型キャパシタ。
  8. 前記第1内部電極層の幅方向の平均長さと前記第2内部電極層の幅方向の平均長さとの比率は、0.7:1乃至1未満:1である、請求項7に記載の積層型キャパシタ。
  9. 前記第1-1内部電極層が前記第1外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、前記第1-1内部電極層が前記第1外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短く、
    前記第1-2内部電極層が前記第2外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、前記第1-2内部電極層が前記第2外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短く、
    前記第2-1内部電極層が前記第1外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、前記第2-1内部電極層が前記第1外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短く、
    前記第2-2内部電極層が前記第2外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、前記第2-2内部電極層が前記第2外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短い、請求項6に記載の積層型キャパシタ。
  10. 前記一対の第1内部電極層の前記第5面に近い側の端部は、前記一対の第2内部電極層の前記第5面に近い側の端部より前記第5面にさらに近く位置し、
    前記一対の第1内部電極層の前記第6面に近い側の端部は、前記一対の第2内部電極層の前記第6面に近い側の端部より前記第6面にさらに近く位置する、請求項2に記載の積層型キャパシタ。
  11. 前記第1内部電極層の前記第5面に近い側の端部から前記第5面までの平均最短距離は、前記第2内部電極層の前記第5面に近い側の端部から前記第5面までの平均最短距離より短い、請求項10に記載の積層型キャパシタ。
  12. 前記第1内部電極層の前記第6面に近い側の端部から前記第6面までの平均最短距離は、前記第2内部電極層の前記第6面に近い側の端部から前記第6面までの平均最短距離より短い、請求項11に記載の積層型キャパシタ。
  13. 誘電体層、ならびに前記誘電体層を間に置いて積層される一対の第1内部電極層および一対の第2内部電極層を含むキャパシタ本体と、
    前記キャパシタ本体の長さ方向両側に配置される第1外部電極および第2外部電極とを含み、
    前記一対の第1内部電極層は、それぞれ前記第1外部電極および前記第2外部電極と連結され、前記一対の第2内部電極層は、それぞれ前記第1外部電極および前記第2外部電極と連結され、
    前記キャパシタ本体は、幅方向に互いに対向する第5面および第6面を有し、
    前記一対の第1内部電極層の前記第5面に近い側の端部は、前記一対の第2内部電極層の前記第5面に近い側の端部より前記第5面にさらに近く位置し、
    前記一対の第2内部電極層の前記第6面に近い側の端部は、前記一対の第1内部電極層の前記第6面に近い側の端部より前記第6面にさらに近く位置する、積層型キャパシタ。
  14. 前記キャパシタ本体は、前記一対の第1内部電極層と前記一対の第2内部電極層の積層方向に互いに対向する第1面および第2面、前記第1面および第2面と連結され、長さ方向に互いに対向する第3面および第4面、および前記第1面および第2面と連結され、前記第3面および第4面と連結され、幅方向に互いに対向する前記第5面および前記第6面を含み、
    前記第1外部電極は、前記キャパシタ本体の前記第3面に配置され、
    前記第2外部電極は、前記キャパシタ本体の前記第4面に配置される、
    請求項13に記載の積層型キャパシタ。
  15. 前記一対の第1内部電極層と前記一対の第2内部電極層は、前記誘電体層を間に置いて交互に積層される、請求項14に記載の積層型キャパシタ。
  16. 前記一対の第1内部電極層は、前記第1外部電極と連結される第1-1内部電極層、および前記第2外部電極と連結される第1-2内部電極層を含む、請求項14に記載の積層型キャパシタ。
  17. 前記一対の第2内部電極層は、前記第1外部電極と連結される第2-1内部電極層、および前記第2外部電極と連結される第2-2内部電極層を含む、請求項16に記載の積層型キャパシタ。
  18. 前記第1-1内部電極層が前記第1外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、前記第1-1内部電極層が前記第1外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短く、
    前記第1-2内部電極層が前記第2外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、前記第1-2内部電極層が前記第2外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短く、
    前記第2-1内部電極層が前記第1外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、前記第2-1内部電極層が前記第1外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短く、
    前記第2-2内部電極層が前記第2外部電極と連結される一側端の幅方向の平均長さは、前記第2-2内部電極層が前記第2外部電極と連結されない他側端の幅方向の平均長さより短い、請求項17に記載の積層型キャパシタ。
  19. 前記第1内部電極層の前記第5面に近い側の端部から前記第5面までの平均最短距離は、前記第2内部電極層の前記第5面に近い側の端部から前記第5面までの平均最短距離より短い、請求項13に記載の積層型キャパシタ。
  20. 前記第1内部電極層の前記第6面に近い側の端部から前記第6面までの平均最短距離は、前記第2内部電極層の前記第6面に近い側の端部から前記第6面までの平均最短距離より長い、請求項19に記載の積層型キャパシタ。
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