JP2024051821A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024051821000001
【課題】可搬型メモリに対応するショートカット情報を登録可能な画像処理装置であって、ショートカット情報の選択に関する操作性を改善する技術を提供すること。
【解決手段】MFP1は、ショートカット情報23が選択された場合に、ショートカット情報23に含まれる機能に基づく画像処理を、ショートカット情報23に含まれるパラメータに従って実行する。MFP1は、USBメモリが装着された場合に、USBメモリを利用する機能を選択するための画面をユーザIF13に表示させる。その画面にて選択を受け付ける選択肢には、USBショートカットのショートカット情報23がメモリ12に記憶されていれば、USBショートカットを選択するための選択肢が含まれ、USBショートカットのショートカット情報23がメモリ12に記憶されていなければ、USBショートカットの選択肢が含まれない。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示される技術分野は、ショートカット情報を登録可能な画像処理装置に関する。
従来、画像処理に関するある機能とその機能のパラメータとが含まれるショートカット情報を登録可能な画像処理装置が知られている。画像処理装置は、登録されたショートカット情報の選択をホーム画面等から受け付けた場合に、例えばそのショートカット情報に含まれる機能の選択とパラメータの設定とを完了させる、そのショートカット情報に含まれる機能に基づく画像処理をそのパラメータに従って実行する、といった処理を自動的に行う。このようなショートカット情報に関する技術として、例えば特許文献1には、異なるコピー条件が割り当てられた複数のキーを操作パネルに表示し、キーの操作によってコピー条件が選択される画像形成装置が開示されている。特許文献1に開示される複数のキーがそれぞれショートカット情報に相当する。
特開2003-150009号公報
USBメモリ等の可搬型メモリを装着可能な画像処理装置では、可搬型メモリを利用可能な機能が含まれるショートカット情報を登録できる。この可搬型メモリに対応するショートカット情報が登録されている場合の動作については特許文献1に開示されておらず、改善の余地がある。
この課題の解決を目的としてなされた画像処理装置は、ユーザインタフェースと、通信インタフェースと、メモリと、コンピュータと、を備え、画像処理に関する複数の機能を実行可能な画像処理装置であって、前記メモリには、ショートカット情報を記憶可能であり、前記ショートカット情報は、前記複数の機能の1つと前記1つの機能のパラメータとを含む情報であり、前記画像処理装置が実行可能な前記複数の機能には、可搬型メモリを利用する特定機能が含まれ、前記コンピュータは、前記メモリに記憶されている前記ショートカット情報のうちの1つが選択された場合に、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記機能に基づく前記画像処理を、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記パラメータに従って実行し、さらに前記コンピュータは、前記通信インタフェースに前記可搬型メモリが装着された場合に、前記特定機能を選択するための特定画面を前記ユーザインタフェースに表示させ、前記特定画面にて選択を受け付ける選択肢には、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報が前記メモリに記憶されていれば、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報を選択するための特定選択肢が含まれ、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報が前記メモリに記憶されていなければ、前記特定選択肢が含まれない、ように構成される。
本明細書に開示される画像処理装置は、可搬型メモリを利用する特定機能に対応するショートカット情報が記憶されていれば、可搬型メモリが装着された場合に表示される特定画面に、特定機能に対応するショートカット情報を選択するための特定選択肢を含める。可搬型メモリが装着された場合はその可搬型メモリを利用する可能性が高まることから、特定選択肢が含まれる特定画面を表示することで、特定機能に対応するショートカット情報を選択し易くなり、その結果として特定機能の早期の開始が期待できる。また、特定機能に対応するショートカット情報が記憶されていなければ、特定選択肢を含まない特定画面を表示することで、特定画面がシンプルな構成になり、特定画面を利用し易い。
上記画像処理装置の機能を実現するための画像処理システム、制御方法、コンピュータプログラム、当該プログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
本明細書に開示される技術によれば、可搬型メモリに対応するショートカット情報を登録可能な画像処理装置であって、ショートカット情報の選択に関する操作性を改善する技術が実現される。
本実施の形態のMFPの電気的構成を示すブロック図である。 ホーム画面の例を示す説明図である。 USBメモリ装着処理の手順の例を示すフローチャートである。 機能選択メニュー画面の例を示す説明図である。 ショートカット選択画面の例を示す説明図である。 ショートカット選択ホーム画面の例を示す説明図である。 機能選択メニュー画面の例を示す説明図である。 スキャンUSBの設定画面の例を示す説明図である。 ショートカット登録処理の手順の例を示すフローチャートである。 選択肢に含めるショートカット情報のパターンの例を示す説明図である。 メモリID確認処理の手順の例を示すフローチャートである。
以下、画像処理装置を具体化した実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本明細書では、プリント、スキャン等の画像処理に関する複数の機能を実行可能な複合機(以下、「MFP」とする)を開示する。
本実施の形態のMFP1は、図1に示すように、CPU11と、メモリ12と、を含むコントローラ10を備えている。MFP1は、画像処理装置の一例である。CPU11は、コンピュータの一例である。また、MFP1は、ユーザインタフェース(以下、「ユーザIF」とする)13と、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)14と、印刷エンジン15と、スキャナ16と、を備え、これらがコントローラ10に電気的に接続されている。
CPU11は、メモリ12から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。メモリ12には、図1に示すように、オペレーティングシステム(以下、「OS」とする)21と、画像処理プログラム22と、ショートカット情報23と、を含む各種のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」とする)や各種のデータが記憶されている。メモリ12は、各種の処理が実行される際の作業領域としても利用される。CPU11が備えるバッファも、メモリ12の一例である。
画像処理プログラム22は、画像処理に関する各種の機能をMFP1に実行させるためのプログラムである。ショートカット情報23は、画像処理プログラム22によって実行可能な機能の1つと、その機能にて利用されるパラメータと、を含む情報である。ショートカット情報23は、MFP1のユーザによって登録されることで記憶される情報であり、MFP1の工場出荷時にはメモリ12に記憶されていない。MFP1は、ユーザの指示に応じて、複数のショートカット情報23を記憶可能である。
なお、メモリ12の一例は、MFP1に内蔵されるROM、RAM、HDD等に限らず、CPU11が読み取り可能かつ書き込み可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non-transitoryな媒体である。non-transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。また、non-transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non-transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
ユーザIF13は、画面の表示機能と操作の受け付け機能とを有するタッチパネル131を含む。ユーザIF13は、さらに、ハードウェアキー、LEDランプ、スピーカ等を含んでもよい。
通信IF14は、外部装置と通信を行うためのハードウェアを含む。通信IF14の通信規格は、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、USBなどである。MFP1は、複数の通信規格に対応する複数の通信IF14を備えていてもよい。なお、本実施の形態のMFP1は、少なくともUSBメモリを装着可能であり、USBメモリと通信するためのUSBインタフェース(以下、「USB-IF」とする)141を備えている。
印刷エンジン15は、シート等の印刷媒体に画像データに基づく画像を印刷する構成を含む。印刷エンジン15の画像形成方式は、例えば、電子写真方式、インクジェット方式である。スキャナ16は、原稿の画像を読み取って、画像データを取得する構成を含む。
次に、MFP1の動作手順について、フローチャートを参照して説明する。なお、以下の処理は、基本的に、プログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」等の処理は、CPUの処理を表している。CPUによる処理は、OSのAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OSの記載を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記載は、「プログラムBがOSのAPIを用いてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。また、プログラムに記述された命令に従ったCPUの処理を、省略した文言で記載することがある。例えば、「CPUが行う」のように記載することがある。また、プログラムに記述された命令に従ったCPUの処理を、「プログラムAが行う」のようにCPUを省略した文言で記載することがある。
なお、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、CPUが要求することなくデータを受信するという処理も、「CPUがデータを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。また、「要求する」、「指示する」とは、要求していることを示す情報や、指示していることを示す情報を相手に出力することを示す概念である。また、要求していることを示す情報や指示していることを示す情報のことを、単に、「要求」、「指示」とも記載する。
また、CPUによる、情報Aは事柄Bであることを示しているか否かを判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか否かを判断する」のように概念的に記載することがある。CPUによる、情報Aが事柄Bであることを示しているか、事柄Cであることを示しているか、を判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか事柄Cであるかを判断する」のように概念的に記載することがある。
本実施の形態のMFP1は、電源が投入されると各種の初期化動作を行い、ユーザIF13のタッチパネル131に、例えば、図2に示すようなホーム画面50を表示して、ユーザの操作を受け付ける待機状態となる。ホーム画面50は、ユーザの操作を受け付け可能な各種のアイコンを含む画面である。
本実施の形態のMFP1は、画像処理に関する複数の機能として、例えば、印刷エンジン15による印刷機能、スキャナ16によるスキャン機能、FAX送信機能、を備えている。MFP1は、これらの機能を利用して、例えば、外部装置から受信した画像データに基づく印刷、スキャンデータに基づく印刷を行うコピー、スキャンデータに基づくFAX送信、スキャンデータを指定の保存先に保存するスキャン、を実行可能である。ホーム画面50には、例えば、FAX送信指示を受け付けるファクスアイコン51と、コピー指示を受け付けるコピーアイコン52と、スキャン指示を受け付けるスキャンアイコン53と、が含まれる。ファクスアイコン51とコピーアイコン52とスキャンアイコン53とは、画像処理に関する各機能に対応する選択肢の一例である。
MFP1は、登録済みのショートカットの情報であるショートカット情報23がメモリ12に記憶されている場合、そのショートカットの実行指示を受け付けるショートカットアイコンをホーム画面50に表示することができる。図2に示すホーム画面50では、「第1ショートカット」を示すショートカットアイコン54と、「第3ショートカット」を示すショートカットアイコン55と、が表示されている。これらのショートカットアイコン54、55は、メモリ12に記憶されている各ショートカット情報23に対応する選択肢の一例である。なお、アイコン中に表示される「第1ショートカット」等の文字列は、例えば、ユーザによって設定されたショートカットの名称である。
さらに、MFP1はショートカットの登録指示を受け付け可能であり、ホーム画面50には、ショートカットの登録指示を受け付けるショートカット登録アイコン56が含まれても良い。MFP1は、ショートカットの登録指示を受け付けた場合には、受け付けたショートカットを示す情報をショートカット情報23として、メモリ12に記憶する。ショートカットの登録に関する処理については、後述する。
なお、図2に示すホーム画面50では、6個のアイコンが表示されている例を示しているが、1画面に表示されるアイコンの数は、これに限らない。また、表示対象のアイコンは他にも有っても良く、MFP1は、ホーム画面のスクロールやタブによる切替を受け付けることで、ホーム画面に表示されるアイコンを切替可能であっても良い。
本実施の形態のMFP1は、USB-IF141を介して、USBメモリの装着を受け付け可能であり、装着されたUSBメモリとの通信によるデータの読み出しや書き込みが可能である。USBメモリは、可搬型メモリの一例である。
そして、MFP1は、USBメモリを利用する機能として、例えば、スキャンUSB、ダイレクト印刷、を実行可能である。スキャンUSBは、原稿の画像をスキャナ16にてスキャンして、そのスキャンデータを装着されているUSBメモリに記憶させる機能である。ダイレクト印刷は、装着されているUSBメモリに記憶されている画像データを読み出し、その画像データに基づく印刷を印刷エンジン15に実行させる機能である。スキャンUSBやダイレクト印刷は、特定機能の一例である。
そして、MFP1は、USBメモリを利用する機能である、スキャンUSBやダイレクト印刷に対応するショートカットの登録指示を受け付け可能である。MFP1は、例えば、スキャンUSBに対応するショートカットの登録指示を受け付けた場合、スキャンUSB機能を示す情報と、スキャンのパラメータと、を含むショートカット情報23を、メモリ12に記憶する。以下では、USBメモリを利用する機能に対応するショートカットを、単に、「USBショートカット」とし、USBメモリを利用しない機能に対応するショートカットを、単に、「非USBショートカット」とする。
ホーム画面50を表示している状態で、USBメモリが装着された場合、MFP1は、USBメモリ装着処理を実行する。MFP1におけるUSBメモリ装着処理の手順について、図3のフローチャートを参照して説明する。USBメモリ装着処理は、USB-IF141によってUSBメモリの装着が検知されたことを契機に、MFP1のCPU11にて実行される。
USBメモリ装着処理では、CPU11は、USBショートカットを示すショートカット情報23がメモリ12に記憶されているか否かを判断する(S101)。USBショートカットを示すショートカット情報23が記憶されていると判断した場合(S101:YES)、CPU11は、ユーザIF13に、ショートカットボタンを含む機能選択メニューを表示させる(S102)。機能選択メニューは、装着されたUSBメモリを利用して実行する機能の選択を受け付けるメニューである。
S102にて表示される機能選択メニューの例を、図4に示す。図4に示す機能選択メニュー60は、スキャンUSBボタン61と、ダイレクト印刷ボタン62と、ショートカットボタン63と、を含む。機能選択メニュー60は、特定画面の一例である。スキャンUSBボタン61は、スキャンUSB機能の実行指示を受け付けるボタンである。ダイレクト印刷ボタン62は、ダイレクト印刷の実行指示を受け付けるボタンである。スキャンUSBボタン61とダイレクト印刷ボタン62とは、機能選択肢の一例である。また、ショートカットボタン63は、ショートカットの選択を受け付けるボタンである。ショートカットボタン63は、特定選択肢の一例である。
そして、CPU11は、表示した機能選択メニュー60にて、各ボタンのいずれかへの操作を受け付ける(S103)と、受け付けた操作がショートカットボタン63への操作であるか否かを判断する(S105)。ショートカットボタン63への操作を受け付けたと判断した場合(S105:YES)、CPU11は、ユーザIF13に、ショートカット選択画面を表示させる(S106)。
例えば、USBショートカットを示すショートカット情報23として、「第1ショートカット」と「第2ショートカット」とが記憶されている場合、CPU11は、図5(A)に示すように、ショートカットボタン71と、ショートカットボタン72と、を含むショートカット選択画面70を表示させる。ショートカットボタン71は、「第1ショートカット」の実行指示を受け付けるボタンである。ショートカットボタン72は、「第2ショートカット」の実行指示を受け付けるボタンである。
MFP1は、メモリ12にさらに、非USBショートカットである「第3ショートカット」を示すショートカット情報23が記憶されている場合、ショートカットボタン63への操作を受け付けたことに応じて、「第3ショートカット」を示すボタンを表示しても良い。MFP1は、例えば、図5(A)に示すショートカット選択画面70に代えて、図5(B)または図5(C)に示すショートカット選択画面70を表示させても良い。
図5(A)の例では、MFP1は、非USBショートカットのショートカットボタンを表示しない。この例のMFP1は、USBメモリが装着されたことで表示されるショートカット選択画面70には、非USBショートカットを示すボタンを非表示とする。これにより、ショートカット選択画面70に表示される選択肢の数が少なくなり、USBショートカットをより見つけ易くなる。
図5(B)の例では、MFP1は、非USBショートカットのショートカットボタンを選択不能に表示する。この例のMFP1は、USBメモリが装着されたことで表示されるショートカット選択画面70には、非USBショートカットである「第3ショートカット」を示すショートカットボタン73を、グレーアウトして表示する。非USBショートカットの選択肢を選択不能に表示することで、USBショートカットの選択肢と区別して表示されることから、USBショートカットの選択肢をより見つけ易くなる。また、非USBショートカットの選択肢自体は表示されるため、非USBショートカットが登録されていないといったユーザの誤認を回避できる。
図5(C)の例では、MFP1は、非USBショートカットのショートカットアイコンを含むショートカット選択画面70を表示し、USBショートカットを示すショートカットアイコンを、非USBショートカットのショートカットアイコンに比較して、強調して表示する。この例のMFP1は、USBショートカットを示すショートカットボタン71、72を、非USBショートカットを示すショートカットボタン73よりも大きいフォントで表示する。USBショートカットの選択肢を非USBショートカットの選択肢よりも強調表示することで、USBショートカットの選択肢がより見易く表示され、見つけ易くなる。
また、CPU11は、S106にて、図5(A)~(C)に示すショートカット選択画面70を表示させる代わりに、図6に示すショートカット選択ホーム画面80を表示させても良い。ショートカット選択ホーム画面80は、ホーム画面50に表示される各アイコンのうち、USBメモリを利用する機能に対応するアイコンを、USBメモリを利用しない機能に対応するアイコンよりも優先表示させた画面である。
図6に示すショートカット選択ホーム画面80は、各選択肢である各アイコンが、図2に示したホーム画面50と同じ位置に配置されている画面である。そして、ショートカット選択ホーム画面80では、CPU11は、USBショートカットを示すショートカットアイコン54やUSBメモリを利用する機能であるスキャンアイコン53を選択可能に表示し、USBメモリを利用しない機能を示すアイコン51、52、56や非USBショートカットを示すショートカットアイコン55を選択不能に表示する。ショートカット選択ホーム画面80は、特定画面の一例である。ショートカットアイコン54は、特定選択肢の一例である。スキャンアイコン53は、機能選択肢の一例である。
待機画面として表示されるホーム画面50と、同じアイコンを同じ位置に配置したショートカット選択ホーム画面80を表示すれば、ホーム画面50に表示されるアイコンの位置を覚えているユーザは、所望のショートカットを選択し易い。
なお、ショートカット選択ホーム画面は、図6に示す例に限らない。CPU11は、例えば、USBメモリを利用する機能であるダイレクト印刷アイコンを選択可能に表示させても良い。また、CPU11は、USBショートカットを示すショートカットアイコン54を選択可能に表示させ、USBメモリを利用する機能であってもショートカットアイコンではないアイコン、例えば、スキャンアイコン53を選択不能に表示させても良い。
また、MFP1は、USBメモリを利用可能な機能であって、ショートカットではない機能、例えば、スキャン機能について、デフォルトパラメータとして、USBメモリを利用するか否かを示すパラメータを設定可能であっても良い。その場合、USBメモリを利用可能な機能であっても、デフォルトパラメータとしてUSBメモリを利用しないことを示すパラメータが設定されている機能については、CPU11は、その機能のアイコンを選択不能に表示させても良い。あるいは、CPU11は、デフォルトパラメータとしてUSBメモリを利用しないことを示すパラメータが設定されている機能であっても、その機能のアイコンを選択可能に表示させ、そのアイコンへの選択を受け付けたら、USBメモリを利用することを示すパラメータに変更して、その機能を実行する、としても良い。その場合は、CPU11は、例えば、機能の実行前に、パラメータを変更してUSBメモリを利用することを表示させても良い。
また、USBメモリが装着された場合、CPU11は、ショートカットボタン63を含む機能選択メニュー60(図4参照)を表示させる代わりに、例えば、図7に示すように、個々のUSBショートカットの選択肢を含む機能選択メニュー90を表示させても良い。つまり、S101にてYESと判断した場合、CPU11は、S102~S105を実行せず、S106を実行するとしても良い。この場合、CPU11は、ショートカット選択画面70に代えて機能選択メニュー90を表示させても良い。
図7に示す機能選択メニュー90は、スキャンUSBボタン61とダイレクト印刷ボタン62とショートカットボタン91とショートカットボタン92と、を含む。スキャンUSBボタン61とダイレクト印刷ボタン62とは、機能選択肢の一例である。ショートカットボタン91は、「第1ショートカット」の実行指示を受け付けるボタンである。ショートカットボタン92は、「第2ショートカット」の実行指示を受け付けるボタンである。ショートカットボタン91とショートカットボタン92とは、特定選択肢の一例である。機能選択メニュー90は、特定画面の一例である。
USBメモリが装着された際に先ず表示される画面で、USBショートカットの選択肢であるショートカットボタン91、92を含む機能選択メニュー90を表示すれば、ユーザは、USBショートカットの選択肢を含まない機能選択メニュー60を表示した場合に比較して、USBショートカットを直ぐに選択できる。なお、この構成でも、CPU11は、S106にて、機能選択メニュー90に代えて、図6に示したショートカット選択ホーム画面80を表示させても良い。
図3のUSBメモリ装着処理の説明に戻る。S106にてショートカット選択画面70(図5参照)またはショートカット選択ホーム画面80(図6参照)または機能選択メニュー90(図7参照)を表示させた後、CPU11は、表示中のショートカットを示す選択肢への操作を受け付けたか否かを判断する(S108)。
具体的には、ショートカット選択画面70にてショートカットボタン71またはショートカットボタン72への操作を受け付けた場合、または、ショートカット選択ホーム画面80に含まれるショートカットアイコン54への操作を受け付けた場合、または機能選択メニュー90に含まれるショートカットボタン91またはショートカットボタン92への操作を受け付けた場合に、CPU11は、S108にてYESと判断する。一方、ショートカット選択ホーム画面80に含まれるスキャンアイコン53や、機能選択メニュー90に含まれるスキャンUSBボタン61またはダイレクト印刷ボタン62等の、ショートカット以外の機能を示す選択肢への操作を受け付けた場合に、CPU11は、S108にてNOと判断する。
ショートカットを示す選択肢への操作を受け付けたと判断した場合(S108:YES)、CPU11は、ショートカット情報23に記憶されている内容に基づいて、選択されたショートカットを実行する(S109)。つまり、CPU11は、選択されたショートカットのパラメータに従って、選択されたショートカットの機能を実行する。
一方、USBメモリが装着されたことによって、USBメモリ装着処理の実行を開始した場合であっても、USBショートカットを示すショートカット情報23がメモリ12に記憶されていない場合には、CPU11は、冒頭のS101にてNOと判断する。USBショートカットを示すショートカット情報23がメモリ12に記憶されていないと判断した場合(S101:NO)、CPU11は、ユーザIF13に、ショートカットボタンを含まない機能選択メニューを表示させる(S111)。S111にて表示される機能選択メニューは、例えば、図4に示す機能選択メニュー60のうちのショートカットボタン63を含まない機能選択メニューである。そして、CPU11は、表示した機能選択メニューにて、各ボタンのいずれかへの操作を受け付ける(S112)。
S111にて表示される機能選択メニューにはショートカットを示すボタンが含まれないことから、S112にて受け付ける操作は、ショートカット以外を示す選択肢への操作である。S112の後、または、S102にて表示させた機能選択メニューやS106にて表示させたショートカット選択画面にて受け付けたユーザの操作が、ショートカット以外を示す選択肢への操作であった場合(S105:NO、または、S108:NO)、CPU11は、受け付けた選択肢によって示される機能の設定画面を表示する(S115)。設定画面は、機能のパラメータの設定を受け付ける画面である。
例えば、受け付けた選択肢がスキャンUSBを示す選択肢であった場合、CPU11は、図8に示すように、スキャンUSB用の設定画面100をユーザIF13に表示させる。この設定画面100は、スキャンUSBに関する各種のパラメータの設定と、実行指示と、を受け付ける画面である。ユーザは、各種のパラメータを設定したら、実行ボタン101を操作して、実行指示を入力する。
CPU11は、設定画面100にて実行ボタン101の操作による実行指示を受け付けたか否かを判断する(S116)。実行ボタン101の操作を受け付けたと判断したら(S116:YES)、CPU11は、設定されたパラメータに基づいて、受け付けた機能を実行する(S117)。選択を受け付けた機能がスキャンUSBであれば、MFP1は、設定画面100にて受け付けた各種のパラメータを用いて原稿のスキャンを行い、取得したスキャンデータをUSBメモリに記憶させる。USBメモリが装着された際に、ショートカットの選択肢のみでなくUSBメモリを利用する機能の選択肢も表示させ、USBメモリを利用する機能の選択を受け付けることで、ショートカットを使用せずに各種の機能を実行したいユーザは、MFP1を利用し易い。
なお、CPU11は、ショートカットの選択を受け付けた場合にも、S112にてショートカットの実行を開始する前に、パラメータの設定を受け付ける設定画面を表示させて設定の変更指示を受け付けても良い。スキャンUSB機能のショートカットが選択された場合の設定画面は、例えば、図8に示す設定画面100と同様の画面構成であっても良い。この場合、CPU11は、選択されたショートカットのパラメータとしてショートカット情報23に記憶されているパラメータを、設定画面における各項目の初期値として表示させ、設定画面へのユーザの操作を受け付けて、各パラメータを変更する。また、MFP1は、ショートカットの登録時に、実行指示を受け付けた場合に設定画面を表示するか否かの設定を受け付け可能であっても良い。そして、CPU11は、設定画面を表示する設定のショートカットであれば設定画面を表示させ、設定画面を表示しない設定のショートカットであれば設定画面を表示させない、としても良い。
S109の後、または、S117の後、CPU11は、USBメモリ装着処理を終了する。CPU11は、例えば、図2に示したホーム画面50を、ユーザIF13に表示させて待機状態となる。
ここまで、登録済みのショートカットを選択して実行させる手順について説明した、続いて、ショートカットを登録する手順について説明する。MFP1は、例えば、図2に示したホーム画面50にて、ショートカット登録アイコン56への操作によってショートカットの登録指示を受け付け可能である。ショートカットの登録指示を受け付けた場合に実行されるショートカット登録処理の手順について、図9のフローチャートを参照して説明する。このショートカット登録処理は、ショートカットの登録指示を受け付けたことを契機に、MFP1のCPU11にて実行される。
なお、以下では、USBショートカットであって、スキャンUSB機能に対応するショートカットを登録する場合の動作について説明する。非USBショートカットの登録に関する動作は、従来と同様であり、説明を省略する。
ショートカット登録処理では、CPU11は、ショートカットに登録する機能の選択を受け付け(S201)、その機能で用いるパラメータの設定を受け付ける(S202)。さらに、CPU11は、ショートカットの名称の指定を受け付ける(S203)。指定された名称は、例えば、前述したホーム画面50にてショートカットのアイコン中に表示される。例えば、スキャンUSBのショートカットの登録指示を受け付けた場合、MFP1は、スキャンUSBを示すアイコンにショートカットの名称を付加してホーム画面50に表示する。
また、CPU11は、ワンタッチショートカットとして登録するか否かの指定を受け付ける(S204)。ワンタッチショートカットは、ショートカットの実行指示を受け付けた際に、前述した設定画面(例えば、図8参照)を表示せず、ショートカット情報23に記憶されているパラメータを用いて実行を開始するショートカットである。一方、ワンタッチショートカットではないショートカットは、画像処理の実行前に設定画面を表示して、パラメータの変更指示を受け付けるショートカットである。なお、S201~S204の受け付け手順は、この図9の順に限らず、どのような順であっても良い。
S204の後、CPU11は、ショートカットの実行対象となるUSBメモリを識別するメモリIDを登録するか否かについて、ユーザに問い合わせる指示受け付け画面を、ユーザIF13に表示させる(S211)。メモリIDは、USBメモリを識別する識別情報の一例である。各USBメモリには、例えば、ベンダID、プロダクトID、シリアルナンバ、によるメモリIDが記憶されている。USBメモリが接続された場合、MFP1は、そのUSBメモリからメモリIDを取得できる。
本実施の形態のMFP1は、USBショートカットを登録する際に、実行対象のUSBメモリを示す情報であるメモリIDの指定を受け付け可能である。そして、MFP1は、後述するように、メモリIDが含まれるショートカット情報23によって示されるUSBショートカットの実行対象を、そのメモリIDに対応するUSBメモリに限定することができる。
CPU11は、メモリIDを登録する指示を受け付けたか否かを判断する(S212)。メモリIDを登録する指示を受け付けたと判断した場合(S212:YES)、CPU11は、USBメモリがUSB-IF141に装着されているか否かを判断する(S213)。
USBメモリが装着されていないと判断した場合(S213:NO)、CPU11は、装着を促す画面を表示する。この画面には、キャンセルの指示を受け付けるボタンが含まれる。CPU11は、USBメモリが装着されるか(S213:YES)、または、キャンセルの指示を受け付ける(S214:YES)まで、待機する。
USBメモリが装着されていると判断した場合(S213:YES)、CPU11は、装着されているUSBメモリからメモリIDに対応する情報を読み出し、メモリIDを取得する(S221)。さらに、CPU11は、S201~S204にて受け付けたショートカットの情報に、S221にて取得したメモリIDの情報を含めて、ショートカット情報23としてメモリ12に記憶する(S222)。
一方、メモリIDを登録しない指示を受け付けたと判断した場合(S212:NO)、または、キャンセルの指示を受け付けた場合(S214:YES)、CPU11は、メモリIDの情報を含まないショートカット情報23をメモリ12に記憶する(S223)。S222またはS223の後、CPU11は、ショートカット登録処理を終了する。
本実施の形態のMFP1は、装着されたUSBメモリのメモリIDと、登録されているショートカット情報23に含まれるメモリIDとが一致する場合に、そのショートカットに含まれる機能に基づく画像処理を実行可能になる。一方、MFP1は、メモリIDが一致しない場合、そのショートカットに含まれる機能に基づく画像処理を実行しない。MFP1は、メモリIDを含むショートカット情報23の登録を受け付け可能であるので、特定のUSBメモリでの実行に限定したショートカット情報23を登録できる。
さらに、本実施の形態のMFP1は、メモリIDの情報が含まれるショートカット情報23を示す選択肢を表示する際に、ショートカット情報23に含まれるメモリIDと装着されたUSBメモリのメモリIDとが一致するか否かに応じて、選択肢の表示形態を異なるものとしても良い。
具体的には、MFP1は、ショートカット情報23を示す選択肢を優先表示の対象とするか否かを、メモリIDに応じて決定するためのパターンとして、例えば、図10に示すように、3種類のパターンを備えていても良い。図10では、優先表示するショートカット情報23を「○」で、優先表示しないショートカット情報23を「×」で示している。MFP1は、図10に示す各パターンのいずれかが予め設定されていても良いし、複数のパターンを備え、パターンについてのユーザの選択を受け付け可能であっても良い。
次に、設定されているパターンに応じて、USBメモリのメモリIDに基づいて、優先表示するか否かを決定するメモリID確認処理の手順について、図11のフローチャートを参照して説明する。CPU11は、例えば、図3に示したUSBメモリ装着処理のS101にて、USBショートカットを示すショートカット情報23がメモリ12に記憶されていると判断した場合(S101にてYESの場合)、S102に進む前に、メモリID確認処理を実行する。そして、このメモリID確認処理の結果に応じて、CPU11は、USBメモリ装着処理のS102以降での表示形態を決定する。
メモリID確認処理では、CPU11は、USB-IF141に装着されたUSBメモリからメモリIDを取得する(S301)。S301は、取得処理の一例である。そして、CPU11は、USBショートカットを示すショートカット情報23を、1つずつ確認する。CPU11は、確認対象のショートカット情報23にメモリIDが含まれているか否かを判断する(S302)。
ショートカット情報23にメモリIDが含まれていると判断した場合(S302:YES)、CPU11は、S301にて取得したメモリIDと、ショートカット情報23に含まれるメモリIDと、が一致しているか否かを判断する(S303)。一致していると判断した場合(S303:YES)、CPU11は、そのショートカット情報23を優先表示すると決定する(S305)。
つまり、CPU11は、USBメモリ装着処理にて後に表示させるショートカット選択画面70あるいはショートカット選択ホーム画面80にて、このショートカット情報23を示す選択肢を、優先表示する。ショートカット情報23を示す選択肢を含むショートカット選択画面70あるいはショートカット選択ホーム画面80は、選択画面の一例である。CPU11は、設定されているパターンに関わらず、装着されたUSBメモリのメモリIDと一致するメモリIDが含まれるショートカット情報23を、優先表示する。装着されたUSBメモリのメモリIDとメモリIDが一致するUSBショートカットを示す選択肢は、第1選択肢の一例である。
S301にて取得したメモリIDと、ショートカット情報23に含まれるメモリIDと、が一致していないと判断した場合(S303:NO)、CPU11は、設定されているパターンが、パターンA、パターンB、パターンCのいずれであるかを判断する(S311)。この場合、設定されているパターンに応じて、優先表示するか否かが異なる。装着されたUSBメモリのメモリIDとメモリIDが一致しないUSBショートカットを示す選択肢は、第2選択肢の一例である。
パターンAであると判断した場合(S311:A)、CPU11は、S305に進んで、当該ショートカット情報23を優先表示すると決定する。一方、パターンBまたはパターンCであると判断した場合(S311:B、C)、CPU11は、当該ショートカット情報23を優先表示しないと決定する(S312)。
また、確認対象のショートカット情報23にメモリIDが含まれていないと判断した場合(S302:NO)、CPU11は、設定されているパターンが、パターンA、パターンB、パターンCのいずれであるかを判断する(S321)。ショートカット情報23にメモリIDが含まれないUSBショートカットを示す選択肢は、第4選択肢の一例である。
パターンAまたはパターンBであると判断した場合(S321:A、B)、CPU11は、当該ショートカット情報23を優先表示すると決定する(S322)。パターンCであると判断した場合(S311:B、C)、CPU11は、S312に進み、当該ショートカット情報23を優先表示しないと決定する。
S305、S312、S322の後、CPU11は、USBショートカットを示すショートカット情報23であって未確認のショートカット情報23が、他に有るか否かを判断する(S331)。未確認のショートカット情報23が有ると判断した場合(S331:YES)、CPU11は、そのショートカット情報23を確認対象としてS302に戻り、優先表示するか否かを決定する。
未確認のショートカット情報23が無いと判断した場合(S331:NO)、CPU11は、メモリID確認処理を終了して、USBメモリ装着処理のS102に進む。なお、いずれのパターンが設定されている場合であっても、CPU11は、非USBショートカットを示すショートカット情報を優先表示しない。非USBショートカットを示す選択肢は、第3選択肢の一例である。
このメモリID確認処理を実行することで、パターンAが設定されている場合には、メモリIDが一致しない場合でも、USBショートカットであれば、その選択肢が優先表示される。つまり、パターンAが設定されている場合には、CPU11は、メモリID確認処理を実行しなくても良い。ただし、MFP1は、メモリIDが一致しないUSBショートカットを実行対象としない。メモリIDが一致しないUSBショートカットの選択肢が選択された場合には、MFP1は、例えば、USBメモリの交換を促すとしても良いし、エラーを表示するとしても良い。
パターンBが設定されている場合、メモリIDが一致するUSBショートカットと、メモリIDを含まないUSBショートカットとが、メモリIDが一致しないUSBショートカットと、非USBショートカットと、よりも優先表示される。例えば、前述した「第2ショートカット」が、メモリIDが一致しないUSBショートカットであった場合、CPU11は、図5に示したショートカット選択画面70のショートカットボタン72を、非表示とするか、「第3ショートカット」を示すショートカットボタン73と同様に、選択不能に表示、あるいは、強調しない表示とする。
メモリIDが一致するUSBショートカットは、実行可能なショートカットである。一方、メモリIDが一致しないUSBショートカットは、実行不可能なショートカットである。パターンBが設定されている場合、メモリIDが一致するUSBショートカットが、メモリIDが一致しないUSBショートカットや非USBショートカットよりも優先表示されるので、ユーザは、ショートカットを選択し易い。
また、メモリIDを含まないUSBショートカットは、装着されたUSBメモリのメモリIDに関わらず、実行可能なショートカットである。パターンBが設定されている場合、メモリIDを含まないUSBショートカットが、メモリIDが一致しないUSBショートカットや非USBショートカットよりも優先表示されるので、ユーザは、ショートカットを選択し易い。
パターンCが設定されている場合、メモリIDが一致するUSBショートカットのみが優先表示され、メモリIDが一致しないUSBショートカットと、メモリIDを含まないUSBショートカットと、非USBショートカットとは、いずれも優先表示されない。メモリIDが一致するUSBショートカットが有る場合には、そのショートカットが選択される可能性が高く、メモリIDが一致するUSBショートカットのみが優先表示されることで、ユーザは、ショートカットを選択し易い。
なお、パターンCが設定されている場合であっても、メモリIDが一致するUSBショートカットが無い場合には、CPU11は、メモリIDを含まないUSBショートカットを優先表示するとしても良い。
以上、詳細に説明したように、本実施の形態のMFP1は、USBメモリが装着された場合に、USBショートカットが登録されていれば、そのショートカットを選択肢として含むショートカット選択画面70またはショートカット選択ホーム画面80を、ユーザIF13に表示させる。USBメモリが装着された場合には、そのUSBメモリを利用する可能性が高まることから、USBショートカットを選択肢として表示させることで、対応するショートカットを選択し易くなる。その結果として、USBメモリを利用する機能の早期の開始が期待できる。また、USBショートカットが登録されていなければ、USBショートカットを選択肢として含めないことで、画面がシンプルな構成になり、ショートカット選択画面またはショートカット選択ホーム画面を利用し易い。
さらに、例えば、USBメモリが装着された場合に表示される機能選択メニューにショートカットの選択肢を含めないとすると、USBショートカットを選択する場合に、その機能選択メニューを一旦キャンセルして、その後に表示される画面から所望のショートカットを探して選択しなくてはならない。本実施の形態によれば、USBメモリが装着された際の画面に、USBショートカットを選択するための選択肢が含まれるので、所望のショートカットを直ぐに選択できる可能性が高い。
また、例えば、ショートカットを利用するユーザを限定したい場合がある。ユーザアカウント等で機能の利用を制限できるが、認証情報の入力等、手間がかかる。ショートカットの情報にUSBメモリの識別情報を含め、装着されたUSBメモリの識別情報と照合してショートカットの実行可否を決定することで、その識別情報に対応するUSBメモリが装着されたときのみそのショートカットが有効になる構成とすることができる。これにより、ショートカットの利用を、そのUSBメモリを有するユーザに限定できる。
なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。従って本明細書に開示される技術は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、画像処理装置の一例は、MFPに限らず、スキャナ、FAX装置等、少なくともスキャン機能とUSBメモリとの通信機能とを備えるものであれば適用可能である。
また、本実施の形態にて図示した各種の画面の表示態様は、いずれも一例であり、各画面に表示されるアイコンの個数、種類や配置、表示される文言等は、図示の例に限るものではない。例えば、機能選択メニュー60やショートカット選択画面70のボタン表示に代えて、アイコンによる表示としても良い。
また、強調表示の表示形態は、図5(C)に示したように大きなフォントで表示するものに限らず、例えば、色を変えて表示する、選択肢に枠を表示する、選択肢を点滅表示する、でも良い。
また、例えば、ワンタッチショートカットの選択は受け付けなくても良い。また、設定画面100では、実行するか否かの選択のみを受け付け、設定の変更を受け付けなくても良い。
また、可搬型メモリは、USBメモリに限らず、例えば、SDカード、メモリースティック、コンパクトフラッシュ(登録商標)、でも良い。
また、実施の形態に開示されている任意のシーケンス図において、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 MFP
11 CPU
12 メモリ
13 ユーザIF
14 通信IF

Claims (16)

  1. ユーザインタフェースと、
    通信インタフェースと、
    メモリと、
    コンピュータと、
    を備え、画像処理に関する複数の機能を実行可能な画像処理装置であって、
    前記メモリには、ショートカット情報を記憶可能であり、前記ショートカット情報は、前記複数の機能の1つと前記1つの機能のパラメータとを含む情報であり、前記画像処理装置が実行可能な前記複数の機能には、可搬型メモリを利用する特定機能が含まれ、
    前記コンピュータは、
    前記メモリに記憶されている前記ショートカット情報のうちの1つが選択された場合に、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記機能に基づく前記画像処理を、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記パラメータに従って実行し、
    さらに前記コンピュータは、
    前記通信インタフェースに前記可搬型メモリが装着された場合に、前記特定機能を選択するための特定画面を前記ユーザインタフェースに表示させ、前記特定画面にて選択を受け付ける選択肢には、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報が前記メモリに記憶されていれば、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報を選択するための特定選択肢が含まれ、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報が前記メモリに記憶されていなければ、前記特定選択肢が含まれない、
    ように構成される画像処理装置。
  2. 請求項1に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記特定画面にて前記特定選択肢が選択された場合、前記メモリに記憶されている前記ショートカット情報のうちの1つの選択を受け付けるショートカット選択画面を前記ユーザインタフェースに表示させ、
    さらに前記コンピュータは、
    前記ショートカット選択画面にて前記ショートカット情報が選択された場合に、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記機能に基づく前記画像処理を、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記パラメータに従って実行し、
    さらに前記コンピュータは、
    前記ショートカット選択画面にて、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報を、前記特定機能に対応しない前記ショートカット情報よりも優先表示する、
    ように構成される画像処理装置。
  3. 請求項2に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記ショートカット選択画面にて、前記特定機能に対応しない前記ショートカット情報を非表示にすることで、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報を、前記特定機能に対応しない前記ショートカット情報よりも優先表示する、
    ように構成される画像処理装置。
  4. 請求項2に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記ショートカット選択画面にて、前記特定機能に対応しない前記ショートカット情報を選択不能に表示することで、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報を、前記特定機能に対応しない前記ショートカット情報よりも優先表示する、
    ように構成される画像処理装置。
  5. 請求項2に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記ショートカット選択画面にて、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報を、前記特定機能に対応しない前記ショートカット情報よりも強調表示することで、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報を、前記特定機能に対応しない前記ショートカット情報よりも優先表示する、
    ように構成される画像処理装置。
  6. 請求項2に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    画像処理に関する各機能に対応する選択肢と、前記メモリに記憶されている各ショートカット情報に対応する選択肢と、を含むホーム画面を前記ユーザインタフェースに表示させることが可能であり、
    さらに前記コンピュータは、
    前記特定画面にて前記特定選択肢が選択された場合、前記ホーム画面に含まれる各選択肢がそれぞれ同じ位置に配置された前記ショートカット選択画面であって、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報の前記選択肢が、前記特定機能に対応しない前記ショートカット情報の前記選択肢および各機能の前記選択肢よりも優先表示された前記ショートカット選択画面を前記ユーザインタフェースに表示させる、
    ように構成される画像処理装置。
  7. 請求項1に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記通信インタフェースに前記可搬型メモリが装着された場合、前記メモリに記憶されている前記ショートカット情報であって、前記特定機能に対応する各ショートカット情報の選択を受け付ける選択肢をそれぞれ前記特定選択肢とする前記特定画面を前記ユーザインタフェースに表示させ、
    さらに前記コンピュータは、
    前記特定画面にて前記特定選択肢のうちの1つが選択された場合、選択された前記特定選択肢に対応する前記ショートカット情報に含まれる前記特定機能に基づく前記画像処理を、選択された前記特定選択肢に対応する前記ショートカット情報に含まれる前記パラメータに従って実行する、
    ように構成される画像処理装置。
  8. 請求項7に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    画像処理に関する各機能に対応する選択肢と、前記メモリに記憶されている各ショートカット情報に対応する選択肢と、を含むホーム画面を前記ユーザインタフェースに表示させることが可能であり、
    さらに前記コンピュータは、
    前記通信インタフェースに前記可搬型メモリが装着された場合、前記ホーム画面に含まれる各選択肢がそれぞれ同じ位置に配置された前記特定画面であって、前記特定機能に対応する前記ショートカット情報の前記選択肢である前記特定選択肢が、前記特定機能に対応しない前記ショートカット情報の前記選択肢および各機能の前記選択肢よりも優先表示された前記特定画面を前記ユーザインタフェースに表示させる、
    ように構成される画像処理装置。
  9. 請求項1に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記通信インタフェースに前記可搬型メモリが装着された場合に、前記特定機能に対応する選択肢である機能選択肢を含む前記特定画面を、前記ユーザインタフェースに表示させ、
    さらに前記コンピュータは、
    前記特定画面にて前記機能選択肢が選択された場合、前記特定機能のパラメータを設定する設定画面を前記ユーザインタフェースに表示させ、前記特定機能に基づく前記画像処理を、前記設定画面にて設定された前記パラメータに従って実行する、
    ように構成される画像処理装置。
  10. 請求項1に記載される画像処理装置において、
    前記特定機能に対応する前記ショートカット情報には、可搬型メモリを識別する識別情報を含めることが可能であり、
    前記コンピュータは、
    前記通信インタフェースに前記可搬型メモリが装着された場合に、装着された前記可搬型メモリから識別情報を取得する取得処理を実行し、
    さらに前記コンピュータは、
    前記メモリに記憶されている前記ショートカット情報のうち前記識別情報が含まれる前記ショートカット情報の1つが選択された場合に、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記識別情報と、前記取得処理にて取得された前記可搬型メモリの前記識別情報と、が一致するか否かを判断し、一致すると判断されれば、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記機能に基づく前記画像処理を、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記パラメータに従って実行し、一致しないと判断されれば、選択された前記ショートカット情報に含まれる前記機能に基づく前記画像処理を実行しない、
    ように構成される画像処理装置。
  11. 請求項10に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記メモリに記憶されている各ショートカット情報を示す選択肢を含む選択画面を前記ユーザインタフェースに表示させ、各選択肢への選択操作を前記ユーザインタフェースを介して受け付け、
    さらに前記コンピュータは、
    前記選択画面を介して前記選択肢のうちの1つに対する選択操作があった場合に、選択操作された前記選択肢に対応する前記ショートカット情報に含まれる前記機能に基づく前記画像処理を、選択操作された前記選択肢に対応する前記ショートカット情報に含まれる前記パラメータに従って実行し、
    さらに前記コンピュータは、
    前記選択画面にて、前記特定機能に対応しかつ前記取得処理にて取得された前記識別情報と一致する前記識別情報が含まれる前記ショートカット情報の前記選択肢である第1選択肢を、前記特定機能に対応しかつ前記取得処理にて取得された前記識別情報と一致しない前記識別情報が含まれる前記ショートカット情報の前記選択肢である第2選択肢、および前記特定機能に対応しない前記ショートカット情報の前記選択肢である第3選択肢、よりも優先表示する、
    ように構成される画像処理装置。
  12. 請求項11に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記選択画面にて、前記第1選択肢、および前記特定機能に対応しかつ前記識別情報が含まれない前記ショートカット情報の前記選択肢である第4選択肢を、前記第2選択肢、および前記第3選択肢よりも優先表示する、
    ように構成される画像処理装置。
  13. 請求項11に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記選択画面にて、前記第1選択肢を、前記第2選択肢、前記第3選択肢、および前記特定機能に対応しかつ前記識別情報が含まれない前記ショートカット情報の前記選択肢である第4選択肢、よりも優先表示する、
    ように構成される画像処理装置。
  14. 請求項11に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記選択画面にて、前記第2選択肢および前記第3選択肢を非表示にすることで、前記第1選択肢を、前記第2選択肢および前記第3選択肢よりも優先表示する、
    ように構成される画像処理装置。
  15. 請求項11に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記選択画面にて、前記第2選択肢および前記第3選択肢を選択不能に表示することで、前記第1選択肢を、前記第2選択肢および前記第3選択肢よりも優先表示する、
    ように構成される画像処理装置。
  16. 請求項11に記載される画像処理装置において、
    前記コンピュータは、
    前記選択画面にて、前記第1選択肢を、前記第2選択肢および前記第3選択肢よりも強調表示することで、前記第1選択肢を、前記第2選択肢および前記第3選択肢よりも優先表示する、
    ように構成される画像処理装置。
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