JP2024051269A - レベリングシステムおよびレーザ受光器 - Google Patents

レベリングシステムおよびレーザ受光器 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザ受光器の傾斜を検出する。【解決手段】レベリングシステム(1)は、測定基準点から所定の高さ(H)で水平にレーザ光(B)を出射する回転レーザ装置(10)と、前記レーザ光を受光するレーザ受光器(20)と、を備え、前記レーザ受光器は、導光体の両端部に配置された受光部を備える鉛直受光管(23)および水平受光管(24)と、前記受光部に接続された演算処理部(31)を備え、前記演算処理部は、前記受光部の各受光信号から前記レーザ光の衝突位置(235)を特定し、前記衝突位置が前記導光体の長さの中央位置を境にしたどちら側にあるかと、前記衝突位置の前記中央位置からの差分距離を算出し、前記鉛直受光管の差分距離(Dv)から前記受光器の前後傾斜(θ)を検出し、前記水平受光管の差分距離(Dh)から前記受光器の左右傾斜(δ)を検出する。【選択図】図2

Description

本発明は、回転レーザ装置からの水平なレーザ光を受光してレベリングするための、レベリングシステムおよびレーザ受光器に関する。
建築・土木・内装工事などの測量作業では、水平出し(レベリング)のために、回転レーザ装置とレーザ受光器が利用されている。回転レーザ装置は、測定基準点に据え付けられ、レーザ光源を備えた回転ヘッドを備え、基準とする高さで水平にレーザ光を旋回させる。レーザ受光器は、受光センサを備えた検出体内でレーザ光の衝突位置を検出して、レーザ光に対するレーザ受光器の高さ方向(鉛直方向)の位置を検出する。例えば特許文献1では、受光センサとして複数のフォトダイオートを鉛直な軸線周りに設け、かつ受光センサを鉛直方向に移動可能に構成して、レーザ光を常に受光センサの高さ方向(鉛直方向)中央位置で受光する、レーザ受光器が開示されている。
特開2020-169921号公報
しかしながら、特許文献1のレーザ受光器は、レーザ受光器の傾斜に起因する誤差を防止するために、チルトセンサを備える必要があった。
本発明は、係る課題を解決するためになされたものであり、チルトセンサを使用せずに、レーザ受光器の傾斜を検出することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様のレベリングシステムは、測定基準点から所定の高さHで水平にレーザ光を出射する回転レーザ装置と、前記レーザ光を受光するレーザ受光器と、を備え、前記レーザ受光器は、受光センサとして,柱状の導光体,前記導光体の両端部に配置された受光部,前記レーザ光を前記導光体の前記両端部に向かって分割する光結合層,を備える、鉛直受光管および水平受光管と、前記受光部に接続された演算処理部を備え、前記演算処理部は、前記受光部の各受光信号から前記レーザ光の衝突位置を特定し、前記衝突位置が前記導光体の長さの中央位置を境にしたどちら側にあるかと、前記衝突位置の前記中央位置からの差分距離を算出し、前記鉛直受光管の差分距離Dvから前記受光器の前後傾斜θを検出し、前記水平受光管の差分距離Dhから前記受光器の左右傾斜δを検出する。
第2の態様のレベリングシステムでは、第1の態様において、前記演算処理部は、数式1から前記前後傾斜θを算出し、数式2から前記左右傾斜δを算出するのも好ましい。
第3の態様のレベリングシステムでは、第1の態様において、前記演算処理部は、前記差分距離Dvと前記前後傾斜θの対応関係を記憶した前後傾斜検出テーブルと、前記差分距離Dhと前記左右傾斜δの対応関係を記憶した水平傾斜検出テーブルから、前記鉛直受光管で検出した前記差分距離Dvに対応する前記前後傾斜θを読み求め、前記水平受光管で検出した前記差分距離Dhに対応する前記左右傾斜δを読み求めるのも好ましい。
第4の態様のレベリングシステムでは、第1~3のいずれかの態様において、前記鉛直受光管と前記水平受光管は、前記鉛直受光管の前記中央位置に前記水平受光管の中心軸を合わせ、受光器中心が前記水平受光管の前記中央位置になるように、T型に配置されているのも好ましい。
第5の態様のレベリングシステムでは、第1~3のいずれかの態様において、前記鉛直受光管は第1鉛直受光管と第2鉛直受光管の2本、前記水平受光管は1本あり、前記第1鉛直受光管、前記第2鉛直受光管、および前記水平受光管は、前記第1鉛直受光管および前記第2鉛直受光管のそれぞれの前記中央位置に前記水平受光管の中心軸を合わせ、受光器中心が前記水平受光管の前記中央位置になるように、H型に配置されているのも好ましい。
第6の態様のレベリングシステムでは、第1~3のいずれかの態様において、前記レーザ受光器では、前記水平受光管は第1水平受光管と第2水平受光管の2本、前記鉛直受光管は1本あり、前記第1水平受光管、前記第2水平受光管、および前記鉛直受光管は、前記第1水平受光管と前記第2水平受光管のそれぞれの前記中央位置の延長と前記鉛直受光管の前記中央位置の延長の交点が受光器中心となるように、C型またはI型に配置され、前記回転レーザ装置では、前記高さHのレーザ光と、前記高さHのレーザ光から、前記第1水平受光管と前記第2水平受光管のそれぞれの前記中央位置と前記水平受光管の中心軸との離距離d分上下にずれた高さH+dのレーザ光および高さH-dのレーザ光が出射され、前記第1水平受光管は前記高さH+dのレーザ光で、前記第2水平受光管は前記高さH-dのレーザ光で、前記差分距離Dhを算出するのも好ましい。
第7の態様のレベリングシステムでは、第1~3のいずれかの態様において、前記レーザ受光器では、前記鉛直受光管は第1鉛直受光管と第2鉛直受光管の2本、前記水平受光管は第1水平受光管と第2水平受光管の2本あり、前記第1鉛直受光管、前記第2鉛直受光管、第1水平受光管、および前記第2水平受光管は、前記第1鉛直受光管および前記第2鉛直受光管のそれぞれの前記中央位置の延長と前記第1水平受光管と前記第2水平受光管のそれぞれの前記中央位置の延長の交点が受光器中心となるように、矩形型に配置され、前記回転レーザ装置では、前記高さHのレーザ光と、前記高さHのレーザ光から、前記第1水平受光管と前記第2水平受光管のそれぞれの前記中央位置と前記水平受光管の中心軸との離距離d分上下にずれた高さH+dのレーザ光および高さH-dのレーザ光が出射され、前記第1水平受光管は前記高さH+dのレーザ光で、前記第2水平受光管は前記高さH-dのレーザ光で、前記差分距離Dhを算出するのも好ましい。
また、第8の態様のレーザ受光器は、測定基準点から所定の高さHで水平に出射されるレーザ光を受光するレーザ受光器であって、受光センサとして、柱状の導光体,前記導光体の両端部に配置された受光部,前記レーザ光を前記導光体の前記両端部に向かって分割する光結合層,を備える鉛直受光管および水平受光管と、前記受光部に接続された演算処理部を備え、前記演算処理部は、前記受光部の各受光信号から前記レーザ光の衝突位置を特定し、前記衝突位置が前記導光体の長さの中央位置を境にしたどちら側にあるかと、前記衝突位置の前記中央位置からの差分距離を算出し、前記鉛直受光管の差分距離Dvから前記受光器の前後傾斜θを検出し、前記水平受光管の差分距離Dhから前記受光器の左右傾斜δを検出するのも好ましい。
本発明によれば、レベリングのためのレーザ受光器において、レーザ受光器が自身の傾斜を検出することができる。
第1の実施の形態に係るレベリングシステムの外観斜視図である。 同レベリングシステムの受光器の正面斜視図である。 同レベリングシステムの受光器の受光センサを説明する図である。 同レベリングシステムの受光器による前後傾斜の検出を説明する図である。 同レベリングシステムの受光器による左右傾斜の検出を説明する図である。 同レベリングシステムの受光器による前後傾斜の算出を説明する図である。 同レベリングシステムの受光器による左右傾斜の算出を説明する図である。 同レベリングシステムの構成ブロック図である。 第2の実施の形態に係るレベリングシステムの受光器の正面斜視図である。 第3の実施の形態に係るレベリングシステムの受光器の正面斜視図である。 第3の実施の形態に係る回転レーザ装置の構成例である。 第4の実施の形態に係るレベリングシステムの受光器の正面斜視図である。 実施の形態らのレベリングシステムの変形例の構成ブロック図である。 変形例に係る傾斜検出テーブルの例である。
次に、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。以下の実施の形態の説明において、同種の構成には同一の名称を付して、重複する説明は適宜省略する。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施の形態に係るレベリングシステム1の外観斜視図、図2は受光器20の正面斜視図である。レベリングシステム1は、回転レーザ装置10と、レーザ受光器(以下、単に受光器と言う。)20を備える。
回転レーザ装置10は、発光ダイオード(LED)、半導体レーザ(LD)、またはSLED(Super Luminescent Diode)などのレーザ光源14を備えた回転ヘッド11を備えている。回転ヘッド11は、所定周波数に強度変調されたパルス光、レーザ光Bを出射する。回転レーザ装置10は、地面上の一測定基準点RPに整準台を介して立設され、回転ヘッド11を回転させて、測定基準点RPからレベリングに用いる高さHとなる水平基準面12を旋回するように、レーザ光Bを回転させる。回転レーザ装置10は、後述する通信部13を備え、高さHの情報を受光器20へ送信する。
受光器20は、図2に示すように、ケース21と、ハンドル22と、鉛直受光管23と、水平受光管24と、表示部25と、操作部26と、発光インジケータ27を備える。鉛直受光管23,水平受光管24,表示部25,および操作部26は、ケース21の前面に配置されている。発光インジケータ27は、ケース21の上面など作業者に視認されやすい位置に配置されている。ハンドル22は、ケース21の後面に左右一対に配置されている(図2では正面視左のハンドルは見えない状態となっている)。鉛直受光管23および水平受光管24が、受光器20の受光センサである。図1に示すように、受光器20は、例えば測定点X1の直上に、ポールまたは標尺などの支持部材Pに既知の固定具を使用してレーザ光Bを受光する高さに支持される。または、後述する発光インジケータ27および/またはブザー32を使用しながら、例えば測定点X2の直上で、作業者Wが受光器20をレーザ光Bを受光する高さに支持しても良い。
鉛直受光管23は軸方向を鉛直方向に配置し、水平受光管24は軸方向を水平方向に配置したものであって、同一の構成であるため、鉛直受光管23を用いて受光センサの構成を説明する。図3は受光器20の受光センサ(鉛直受光管23)を説明する図であり、鉛直受光管23の側面を表した図である。図3において、左がケース21の前面であり、レーザ光Bを受光する側である。
鉛直受光管23は、柱状の導光体231と、導光体231の一方の端部に配置された受光部232と、他方の端部に配置された受光部233を備える。受光部232,233は、フォトダイオード、アバランシェフォトダイオード(APD)、または同等の光電変換素子である。受光部232,233が検出した各受光信号は、後述する演算処理部31にて処理される。導光体231は、レーザ光Bを体内で導光すれば材料は限定されないが、例えば透明なガラスや石英、またはアクリルやポリカーボネイトなどの樹脂である。導光体231は、軸方向に規定の長さLを備える、円柱、楕円柱、または全反射による導光が可能な柱状に形成される。導光体231には、光結合層234が形成される(横断面図を参照)。光結合層234は、光の回折、屈折、散乱、反射、分散、および/または蛍光の原理を使用して、レーザ光Bを導光体231に結合する(導光体外にレーザ光を反射せず、導光体内にレーザ光を入射させる)。光結合層234は、例えば蛍光粒子を溶液に分散させた塗料を導光体231の表面に塗布するか、または、蛍光粒子を含有する樹脂層を導光体231の表面に設けることで、形成される。
図3に示すように、レーザ光Bが導光体231に衝突すると、衝突位置235において、レーザ光Bは、光結合層234によって導光体231内に結合されるとともに、一方の受光部232へ向かうレーザ光B1と、反対方向にある他方の受光部233へ向かうレーザ光B2に分割される。衝突位置235が導光体231の軸方向の中央位置Mであれば、レーザ光B1が導光した距離L1とレーザ光B2が導光した距離L2は同じであるため、受光部232、233の受光信号の波形は一致する。しかしながら、衝突位置235が導光体231の中央位置Mからずれると、レーザ光B1,B2が導光した距離L1,L2は異なるため、受光部232、233の受光信号の波形にズレが生じる。例えば図3では、衝突位置235は導光体231の中央位置Mより上で、距離L1が距離L2より短いため、受光部232の受光信号に対して受光部233の受光信号に遅れが生じる。演算処理部31では、これらの受光信号の時間差または位相差と、規定の長さLと、導光体231の光伝番速度から、距離L1およびL2を算出して、衝突位置235を特定する。また、衝突位置235は中央位置Mを境にしたどちら側にあるかと、衝突位置235の中央位置Mからの差分距離Dを、規定の長さLと、距離L1またはL2から算出する。例えば図3であれば、L/2-L1またはL2-L/2からDを求める。
ここで、受光器20は、図2に示すように、鉛直受光管23と水平受光管24が、鉛直受光管23の長さLの中央位置Mに水平受光管24の中心軸を合わせ、受光器中心Cが水平受光管24の長さLの中央位置Mになるように、「T」型に配置されている。レーザ光Bが受光器中心Cに衝突しない場合、発光インジケータ27の点滅および/または後述するブザー32の信号音が鳴り、回転レーザ装置10と受光器20の位置合わせが行える。レーザ光Bが受光器中心Cに衝突するように位置合わせを行うと、レーザ光Bは図2のラインBL上を通過することになる。
上記の位置合わせをすると、その後、受光器20が前後にθ傾斜した場合、図4Aに示すように、鉛直受光管23での衝突位置235が中央位置Mから上にずれ、受光部232,233での受光信号にズレが生じ、差分距離Dvが検出される。また、受光器20が左にδ1傾斜した場合、図4Bに示すように、水平受光管24での衝突位置235が中央位置Mから右にずれ、受光部243の受光信号に対して受光部242の受光信号に遅れが生じ、差分距離Dhが検出される。受光器20が右にδ2傾斜した場合、図4Bに示すように、水平受光管24での衝突位置235が中央位置Mから左にずれ、受光部242の受光信号に対して受光部243の受光信号に遅れが生じ、差分距離Dhが検出される。
このため、受光器20が前後にθ傾斜した場合は、図5Aに示す関係から、受光器20の前または後の傾斜θを算出することができる。受光器20が後ろにθ傾斜した場合、位置合わせにより、レーザ光Bは規定の高さHで鉛直受光管23(の前側面)に直交入射する。その後、受光器20に前後傾斜が無ければ、レーザ光Bの衝突位置235は中央位置Mとなるが、受光器20に前後傾斜が有れば、レーザ光Bの衝突位置235が中央位置Mより上となり、演算処理部31により差分距離Dvが検出される。差分距離Dvは傾斜θが大きくなるほど長くなり、傾斜θと差分距離Dvの値は一対一対応することが分かる。ここで、受光器20が直立の状態(1)と後方に傾斜した状態(2)とレーザ光Bで形成される直角三角形から、傾斜θは、差分距離Dvを用いて、数式1で求められる。
受光器20が左右にδ傾斜した場合は、図5Bに示す関係から、受光器20の左または右の傾斜δを算出することができる。受光器20が右にδ傾斜した場合、位置合わせにより、レーザ光Bは規定の高さHで水平受光管24(の前側面)に直交入射する。その後、受光器20に右傾斜が無ければ、レーザ光Bの衝突位置235は中央位置Mとなるが、受光器20に右傾斜が有れば、レーザ光Bの衝突位置235が中央位置Mより上となり、演算処理部31により差分距離Dhが検出される。差分距離Dhは傾斜δが大きくなるほど長くなり、傾斜δと差分距離Dhの値は一対一対応することが分かる。ここで、受光器20が直立の状態(3)と右に傾斜した状態(4)と差分距離Dhで形成される二等辺三角形から、傾斜δは、差分距離Dhを用いて、数式2で求められる。なお、左右傾斜に関しては、図4Bに示すように、差分距離Dhが左にずれる場合は右の傾斜δ2と特定して求められ、差分距離Dhが右にずれる場合は左の傾斜δ1と特定して求められる。
以上を踏まえて、図6はレベリングシステム1の構成ブロック図である。回転レーザ装置10は、前述の通り、レーザ光Bを出射する回転ヘッド11と、通信部13を備える。受光器20は、演算処理部31と、ブザー32と、通信部33と、記憶部34と、前述の受光部(鉛直受光管のもの)232,233と、受光部(水平受光管のもの)242,243と、表示部25と、操作部26と、発光インジケータ27を備える。
表示部25は液晶または有機ELディスプレイであり、後述する位置合わせの表示と傾斜検知の表示をする。操作部26はボタンやスイッチであり、位置合わせと傾斜検知の際の操作が行える。受光部232,233(鉛直受光管のもの)および受光部242,243(水平受光管のもの)は前述の通りであり、それぞれ、受光信号を演算処理部31に送る。通信部33は、回転レーザ装置10の通信部13との間で無線通信が可能であり、通信部13からレーザ光Bの高さHの情報を受信する。通信は、ブルートゥース(登録商標)、各種の無線LAN規格、赤外線通信、携帯電話回線、その他無線回線等を用いることができる。
演算処理部31は、少なくともCPU(Central Processing Unit)およびメモリ(RAM(Random・Access・Memory),ROM(Read・Only・Memory)等)を集積回路に実装した集積回路、集積回路の集合、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサを含むものである。
演算処理部31は、位置合わせ部311と、前後傾斜検出部312と、左右傾斜検出部313の機能部を備える。各機能部は、CPU、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのPLD(Programmable Logic Device)などの電子回路により構成される。
位置合わせ部311は、レベリングの開始時に、回転レーザ装置10と受光器20の位置合わせ、すなわちレーザ光Bと受光器中心C(図2)の位置合わせを行う。作業者は、図示しない水平気泡管などをガイドに受光器20を直立水平に保ち、操作部26から位置合わせを指示する。位置合わせ部311は、レーザ光Bが受光器中心Cに衝突しない場合、表示部25に受光器中心Cとの差(鉛直方向の差は鉛直受光管23,水平方向の差は水平受光管24で検出できる)を矢印などを用いて誘導し、また、発光インジケータ27を点滅および/またはブザー32の信号音を鳴らし、作業者に通知する。
前後傾斜検出部312は、位置合わせ後、受光器20が前後に傾斜し、鉛直受光管23が差分距離Dvを検出すると、前述の数式1から前後傾斜θを算出し、前または後に傾斜していることと、傾斜θの角度を表示部25に表示する。前後傾斜検出部312は、前後傾斜θが検出された場合、発光インジケータ27を点滅および/またはブザー32の信号音を鳴らし、作業者に通知する。
左右傾斜検出部313は、位置合わせ後、受光器20が左右に傾斜し、水平受光管24が差分距離Dhを検出すると、前述の数式2から左右傾斜δを算出し、左の傾斜であるのか、右の傾斜であるのかとともに、傾斜δの角度を表示部25に表示する。左右傾斜検出部313は、左右傾斜δが検出された場合、発光インジケータ27を点滅および/またはブザー32の信号音を鳴らし、作業者に通知する。
ブザー32および発光インジケータ27は演算処理部31(機能部311,312,313)により制御され、位置合わせの時と傾斜検知の時に作動する。ブザー32および発光インジケータ27は、機能部311,312,313の作動に応じて、信号音、点灯色、または点滅パターンが変更されるのも好ましい。
記憶部34は、主記憶装置としてのRAM、ROM、補助記憶装置としてのHDD(Hard・Disc・Drive)等を含むものである。記憶部34は、演算処理部31の行う各処理プログラムを格納している。
以上、本形態のレベリングシステム1によれば、位置合わせ後、受光器20が傾斜すると、受光器20が鉛直受光管23と水平受光管24からなる受光センサを備えているから、鉛直受光管23が前後傾斜を検出し、水平受光管24が左右傾斜を検出して、作業者に通知する。特に、受光器20は、自身の前後傾斜θと左右傾斜δの数値を算出することができ、表示部25を介して具体的な数値で作業者に通知することができる。
[第2の実施形態]
図7は第2の実施の形態に係るレベリングシステム1の受光器20の正面斜視図である。本形態の受光器20では、第1の実施形態の鉛直受光管23が2本ある。正面視左のものが第1鉛直受光管23L、右のものが第2鉛直受光管23Rとする。受光器20は、第1鉛直受光管23Lおよび第2鉛直受光管23Rのそれぞれの長さLの中央位置Mに水平受光管24の中心軸を合わせ、受光器中心Cが水平受光管24の長さLの中央位置Mになるように、受光センサが「H」型に配置されている。表示部25および操作部26は、これらの余白に配置されている。
本形態では、前後傾斜検出部312は、位置合わせ後、受光器20が前後に傾斜し、第1鉛直受光管23Lおよび第2鉛直受光管23Rが差分距離Dvを検出すると、第1鉛直受光管23Lと第2鉛直受光管23Rによる前後傾斜θが一致(完全一致だけでなく、予め定めた許容範囲内の数値を含む。)した場合、表示部25、ブザー32、発光インジケータ27により作業者に通知する。本形態によれば、2本の鉛直受光管23で整合を取るため、前後傾斜の検出精度が向上する。
[第3の実施形態]
図8は第3の実施の形態に係るレベリングシステム1の受光器20の正面斜視図である。本形態の受光器20では、第1の実施形態での水平受光管24が2本ある。正面視上のものが第1水平受光管24U、下のものが第2水平受光管24Dとする。受光器20は、第1水平受光管24Uと第2水平受光管24Dのそれぞれの長さLの中央位置Mの延長と鉛直受光管23の長さLの中央位置Mの延長の交点が受光器中心Cとなるように、受光センサが「C」型または「I」型に配置されている。鉛直受光管23の中央位置Mと各水平受光管24U,24Dの中心軸との離距離dは予め計測され把握されている。表示部25および操作部26は、これらの余白に配置されている。
図9は第3の実施の形態に係る回転レーザ装置10の構成例である。本形態の回転レーザ装置10は、高さHのレーザ光B、高さH+dのレーザ光B´、高さH-dのレーザ光Bのレーザ光B″を出射する。例えば図9の(1)に例示したように、レーザ光源14の光軸近傍に配置された回動ミラー15と、その上下に配置された固定ミラー16,17を備え、回動ミラー15の回転角を規則的に変更して、高さHで直接出射するレーザ光Bと、回動ミラー15で反射されて上の固定ミラー16から高さH+dで出射するレーザ光B´と、回動ミラー15で反射されて下の固定ミラー17から高さH‐dで出射するレーザ光B″を生成する。または、図9の(2)に例示したように、主のレーザ光源14に対して距離dだけ上下に配置された副のレーザ光源14´,14″を備え、主のレーザ光源14から高さHのレーザ光Bを、副のレーザ光源14´から高さH+dのレーザ光B´を、副のレーザ光源14″から高さH‐dのレーザ光B″を、出射する。これらの例に限らず、回動ミラー、ビームスプリッタ、またはプリズムなどの公知の光学要素の組み合わせによって、本形態の回転レーザ装置10は、レーザ光Bの出射高さを、高さHから離距離d分上下に移動可能である。
本形態では、回転レーザ装置10は、高さHのレーザ光B、高さH+dのレーザ光B´、高さH-dのレーザ光Bのレーザ光B″を、予め定めた規則に基づいて出射する。前後傾斜検出部312は、位置合わせ後、高さHのレーザ光Bを基に前後傾斜θを検出する。左右傾斜検出部313は、位置合わせ後、高さH+dのレーザ光B´および高さH-dのレーザ光B″を基に左右傾斜δを検出する。左右傾斜検出部313は、受光器20が左右に傾斜し、第1水平受光管24Uが高さH+dのレーザ光B´で差分距離Dhを、第2水平受光管24Dが高さH‐dのレーザ光B″で差分距離Dhを検出すると、第1水平受光管24Uと第2水平受光管24Dの左右傾斜δが一致(完全一致だけでなく、予め定めた許容範囲内の数値を含む。)した場合、表示部25、ブザー32、発光インジケータ27により作業者に通知する。本形態によれば、2本の水平受光管24で整合を取るため、左右傾斜の検出精度が向上する。
[第4の実施形態]
図10は第4の実施の形態に係るレベリングシステム1の受光器20の正面斜視図である。本形態の受光器20では、第2の実施形態の第1鉛直受光管23Lおよび第2鉛直受光管23Rと、第3の実施形態の第1水平受光管24Uおよび第2水平受光管24Dを備え、受光センサが「矩形」型に配置されている。表示部25および操作部26は、これらの余白に配置されている。本形態の回転レーザ装置10も、第3の実施形態と同様に、レーザ光Bの出射高さを、高さHから離距離d分上下に移動可能である。
本形態では、第2の実施形態と同様に第1鉛直受光管23Lと第2鉛直受光管23Rによる前後傾斜θが一致した場合と、第1水平受光管24Uと第2水平受光管24Dの左右傾斜δが一致した場合に、表示部25、ブザー32、発光インジケータ27により作業者に通知する。本形態によれば、2本の鉛直受光管23と2本の水平受光管24で整合を取るため、前後傾斜および水平傾斜の両方の検出精度が向上する。
[変形例]
第1~第4の実施の形態の好ましい変形例を述べる。図11は係る変形例の構成ブロック図である。レベリングシステム1の演算処理部31は、前後傾斜テーブル作成部314と左右傾斜テーブル作成部315を備えてもよい。前後傾斜θと左右傾斜δは、それぞれ数式1と数式2の通り、レーザ光Bの高さHに依存する。このため、回転レーザ装置10から高さHの情報を受信すると、前後傾斜テーブル作成部314は、数式1に基づき、差分距離Dvと前後傾斜θの対応関係を記憶した前後傾斜検出テーブル341を作成し、これを記憶部34に記憶する。同様に、左右傾斜テーブル作成部315は、数式2に基づき、差分距離Dhと左右傾斜δの対応関係を記憶した左右傾斜検出テーブル342を作成し、これを記憶部34に記憶する。図12は分解能0.5mm単位とした場合の前後傾斜検出テーブル341および左右傾斜検出テーブル342を例示している。前後傾斜検出テーブル341では、鉛直受光管23の中央位置Mを0[mm]とし、中央位置Mより受光部232側で検出された差分距離Dvをプラス、中央位置Mより受光部233側で検出された差分距離Dvをマイナスとし、各差分距離Dvに対応する傾斜角θが記憶されている。左右傾斜検出テーブル342では、水平受光管24の中央位置Mを0[mm]とし、中央位置Mより受光部242側で検出された差分距離Dhをプラス、中央位置Mより受光部243側で検出された差分距離Dhをマイナスとし、各差分距離Dhに対応する傾斜角δが記憶されている。
本変形例によれば、前後傾斜と左右傾斜の対応関係が予め求められているので、前後傾斜検出部312および左右傾斜検出部313は、差分距離Dvと差分距離Dhに対応する前後傾斜θおよび左右傾斜δを、検出テーブル341,342から読み求めればよいため、効率的である。なお、使用する高さHが予め定まっている場合は、予め別のパーソナルコンピュータで検出テーブル341,342を作成し、記憶部34に記憶しておくことも有効である。
以上、本発明の好ましい実施の形態および変形例を述べたが、上記は本発明の一例であり、これらを当業者の知識に基づいて組み合わせることが可能であり、そのような形態も本発明の範囲に含まれる。
1 レベリングシステム
10 回転レーザ装置
11 回転ヘッド
12 水平基準面
13 通信部
14 レーザ光源
20 レーザ受光器
21 ケース
22 ハンドル
23 鉛直受光管
231 導光体
232 受光部
233 受光部
234 光結合層
235 衝突位置
24 水平受光管
242 受光部
243 受光部
25 表示部
26 操作部
27 発光インジケータ
31 演算処理部
311 位置合わせ部
312 前後傾斜検出部
313 左右傾斜検出部
314 前後傾斜テーブル作成部
315 左右傾斜テーブル作成部
32 ブザー
33 通信部
34 記憶部
341 前後傾斜検出テーブル
342 左右傾斜検出テーブル

Claims (8)

  1. 測定基準点から所定の高さHで水平にレーザ光を出射する回転レーザ装置と、前記レーザ光を受光するレーザ受光器と、を備え、
    前記レーザ受光器は、受光センサとして,柱状の導光体,前記導光体の両端部に配置された受光部,前記レーザ光を前記導光体の前記両端部に向かって分割する光結合層,を備える、鉛直受光管および水平受光管と、前記受光部に接続された演算処理部を備え、
    前記演算処理部は、
    前記受光部の各受光信号から前記レーザ光の衝突位置を特定し、前記衝突位置が前記導光体の長さの中央位置を境にしたどちら側にあるかと、前記衝突位置の前記中央位置からの差分距離を算出し、
    前記鉛直受光管の差分距離Dvから前記受光器の前後傾斜θを検出し、前記水平受光管の差分距離Dhから前記受光器の左右傾斜δを検出する
    ことを特徴とするレベリングシステム。
  2. 前記演算処理部は、数式1から前記前後傾斜θを算出し、数式2から前記左右傾斜δを算出することを特徴とする請求項1に記載のレベリングシステム。
  3. 前記演算処理部は、前記差分距離Dvと前記前後傾斜θの対応関係を記憶した前後傾斜検出テーブルと、前記差分距離Dhと前記左右傾斜δの対応関係を記憶した水平傾斜検出テーブルから、前記鉛直受光管で検出した前記差分距離Dvに対応する前記前後傾斜θを読み求め、前記水平受光管で検出した前記差分距離Dhに対応する前記左右傾斜δを読み求めることを特徴とする請求項1に記載のレベリングシステム。
  4. 前記鉛直受光管と前記水平受光管は、前記鉛直受光管の前記中央位置に前記水平受光管の中心軸を合わせ、受光器中心が前記水平受光管の前記中央位置になるように、T型に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレベリングシステム。
  5. 前記鉛直受光管は第1鉛直受光管と第2鉛直受光管の2本、前記水平受光管は1本あり、前記第1鉛直受光管、前記第2鉛直受光管、および前記水平受光管は、前記第1鉛直受光管および前記第2鉛直受光管のそれぞれの前記中央位置に前記水平受光管の中心軸を合わせ、受光器中心が前記水平受光管の前記中央位置になるように、H型に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレベリングシステム。
  6. 前記レーザ受光器では、前記水平受光管は第1水平受光管と第2水平受光管の2本、前記鉛直受光管は1本あり、前記第1水平受光管、前記第2水平受光管、および前記鉛直受光管は、前記第1水平受光管と前記第2水平受光管のそれぞれの前記中央位置の延長と前記鉛直受光管の前記中央位置の延長の交点が受光器中心となるように、C型またはI型に配置され、
    前記回転レーザ装置では、前記高さHのレーザ光と、前記高さHのレーザ光から、前記第1水平受光管と前記第2水平受光管のそれぞれの前記中央位置と前記水平受光管の中心軸との離距離d分上下にずれた高さH+dのレーザ光および高さH-dのレーザ光が出射され、
    前記第1水平受光管は前記高さH+dのレーザ光で、前記第2水平受光管は前記高さH-dのレーザ光で、前記差分距離Dhを算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のレベリングシステム。
  7. 前記レーザ受光器では、前記鉛直受光管は第1鉛直受光管と第2鉛直受光管の2本、前記水平受光管は第1水平受光管と第2水平受光管の2本あり、前記第1鉛直受光管、前記第2鉛直受光管、第1水平受光管、および前記第2水平受光管は、前記第1鉛直受光管および前記第2鉛直受光管のそれぞれの前記中央位置の延長と前記第1水平受光管と前記第2水平受光管のそれぞれの前記中央位置の延長の交点が受光器中心となるように、矩形型に配置され、
    前記回転レーザ装置では、前記高さHのレーザ光と、前記高さHのレーザ光から、前記第1水平受光管と前記第2水平受光管のそれぞれの前記中央位置と前記水平受光管の中心軸との離距離d分上下にずれた高さH+dのレーザ光および高さH-dのレーザ光が出射され、
    前記第1水平受光管は前記高さH+dのレーザ光で、前記第2水平受光管は前記高さH-dのレーザ光で、前記差分距離Dhを算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のレベリングシステム。
  8. 測定基準点から所定の高さHで水平に出射されるレーザ光を受光するレーザ受光器であって、
    受光センサとして、柱状の導光体,前記導光体の両端部に配置された受光部,前記レーザ光を前記導光体の前記両端部に向かって分割する光結合層,を備える鉛直受光管および水平受光管と、前記受光部に接続された演算処理部を備え、
    前記演算処理部は、
    前記受光部の各受光信号から前記レーザ光の衝突位置を特定し、前記衝突位置が前記導光体の長さの中央位置を境にしたどちら側にあるかと、前記衝突位置の前記中央位置からの差分距離を算出し、
    前記鉛直受光管の差分距離Dvから前記受光器の前後傾斜θを検出し、前記水平受光管の差分距離Dhから前記受光器の左右傾斜δを検出する
    ことを特徴とするレーザ受光器。
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