JP2024048737A - 超音波診断システムおよび超音波診断システムの制御方法 - Google Patents

超音波診断システムおよび超音波診断システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが被検体に対して排便に関する適切な処置を行うことができる超音波診断システムおよび超音波診断システムの制御方法を提供する。【解決手段】超音波システムは、被検体を特定する被検体特定部(30)と、超音波プローブ(1)を用いて被検体の大腸の超音波画像を取得する画像取得部(33)と、超音波画像から便を検出する便検出部(28)と、便検出部(28)による検出結果を被検体に紐付けて保存するメモリ(24)と、モニタ(23)と、被検体特定部(30)により被検体が特定されると、メモリ(24)に保存されている過去の検査時の便検出部(28)による検出結果をモニタ(23)に表示する表示制御部(22)とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、被検体の大腸の検査を行う超音波画像を表示する超音波診断システムおよび超音波診断システムの制御方法に関する。
従来から、いわゆる超音波診断システムを用いて被検体内の断層を表す超音波画像を撮影することにより被検体に対する検査および診断が行われている。このような超音波診断システムを用いた検査および診断を円滑に行うためには、超音波診断システムのユーザが一定以上の熟練度を要することが知られている。そこで、超音波診断システムを用いた検査および診断を円滑に行うために、例えば特許文献1~3に開示されるような、超音波診断システムを用いた検査および診断を補助する技術が開発されている。
特許文献1は、通信によって外部サーバに保存された被検体の過去の診断履歴を取得することにより、ユーザが行う診断を補助する技術を開示している。特許文献2は、被検体内の音情報と被検体内を撮影した超音波画像に基づいて被検体内の大腸に存在する便の状態を自動的に評価することにより、ユーザが行う診断を補助する技術を開示している。特許文献3は、ユーザの指示に基づいて被検体の過去の検査をリスト表示することにより、ユーザが行う検査および診断を補助する技術を開示している。
国際公開第2016/136992号 特開2021-083999号公報 特開2014-150804号公報
ところで、慢性的な便秘が生じている被検体および麻痺等の何らかの理由で腹圧がかけられないことにより排便が困難な被検体等に対して排便の補助を行う際に、被検体の大腸に存在する便の状態を検査するために、超音波診断システムを用いることがある。このような場合には、過去の検査、例えば前回の検査において被検体内に便が存在するか否かを把握することが、被検体に対して排便に関する適切な処置を行う上で有用である。
ユーザは、特許文献1の技術を用いることにより、被検体の過去の診断履歴を確認でき、特許文献3の技術を用いることにより、被検体の過去の検査をリスト表示で確認できるが、過去の検査における被検体内の便の有無までを容易に把握することは困難である。また、特許文献1および2の技術では、被検体の過去の診断履歴または過去の検査を確認するためにはユーザの入力操作が必要であり、手間がかかるため、場合によっては被検体の過去の診断履歴または過去の検査の確認が困難なことがあった。また、特許文献2の技術では、被検体内の大腸に存在する便の状態を自動的に評価することはできるが、ユーザが、過去の検査における被検体内の便の有無を把握することは困難である。
本発明はこのような従来の問題点を解消するためになされたものであり、ユーザが被検体に対して排便に関する適切な処置を行うことができる超音波診断システムおよび超音波診断システムの制御方法を提供することを目的とする。
以下の構成によれば、上記目的を達成できる。
〔1〕 超音波プローブを走査することにより被検体の大腸の検査を行う超音波診断システムであって、
被検体を特定する被検体特定部と、
超音波プローブを用いて被検体の大腸の超音波画像を取得する画像取得部と、
超音波画像から便を検出する便検出部と、
便検出部による検出結果を被検体に紐付けて保存するメモリと、
モニタと、
被検体特定部により被検体が特定されると、メモリに保存されている過去の検査時の便検出部による検出結果をモニタに表示する表示制御部と
を備える超音波診断システム。
〔2〕 メモリは、便検出部による検出結果に併せて、ユーザにより入力され且つ被検体に対して施された処置の有無および処置内容を保存し、
被検体特定部により被検体が特定された場合に、表示制御部は、過去の検査時の処置の有無および処置内容もモニタに表示する〔1〕に記載の超音波診断システム。
〔3〕 処置内容は、浣腸、投薬、摘便のうちの少なくとも1つである〔2〕に記載の超音波診断システム。
〔4〕 被検体特定部は、被検体の識別情報を入力することにより被検体を特定する〔1〕~〔3〕のいずれかに記載の超音波診断システム。
〔5〕 メモリは、便検出部による検出結果を被検体の識別情報および被検体の全地球測位システム情報に紐付けて保存し、
被検体特定部は、被検体の全地球測位システム情報を入力することにより被検体を特定する〔1〕~〔4〕のいずれかに記載の超音波診断システム。
〔6〕 メモリは、
便検出部による検出結果を被検体に紐付けて保存する第1メモリ領域と、
第1メモリ領域から独立して配置され且つ被検体に対する大腸以外の検査部位の検査結果を被検体に紐付けて保存する第2メモリ領域を
有する〔1〕~〔5〕のいずれかに記載の超音波診断システム。
〔7〕 超音波プローブを走査することにより被検体の大腸の検査を行う超音波診断システムの制御方法であって、
被検体を特定し、
超音波プローブを用いて被検体の大腸の超音波画像を取得し、
超音波画像から便を検出し、
便の検出結果を被検体に紐付けてメモリに保存し、
被検体が特定されると、メモリに保存されている過去の検査時の便の検出結果をモニタに表示する
超音波診断システムの制御方法。
本発明によれば、超音波診断システムが、被検体を特定する被検体特定部と、超音波プローブを用いて被検体の大腸の超音波画像を取得する画像取得部と、超音波画像から便を検出する便検出部と、便検出部による検出結果を被検体に紐付けて保存するメモリと、モニタと、被検体特定部により被検体が特定されると、メモリに保存されている過去の検査時の便検出部による検出結果をモニタに表示する表示制御部とを備えるため、ユーザが被検体に対して排便に関する適切な処置を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る超音波診断システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における送受信回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における画像生成部の構成を示すブロック図である。 観察部位を選択するメニュー画面の例を示す図である。 便の検出結果および処置内容の表示例を示す図である。 第1表示領域、第2表示領域および第3表示領域の例を示す図である。 第1表示領域に現在の超音波画像が表示され、第2表示領域に参考画像が表示され、第3表示領域に走査ガイドの動画が表示される例を示す図である。 超音波画像に付与するアノテーションを選択するアイコンの例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る超音波診断システムの動作を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
以下に記載する構成要件の説明は、本発明の代表的な実施態様に基づいてなされるが、本発明はそのような実施態様に限定されるものではない。
なお、本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
本明細書において、「同一」、「同じ」は、技術分野で一般的に許容される誤差範囲を含むものとする。
実施の形態
図1に本発明の実施の形態に係る超音波診断システムの構成を示す。超音波診断システムは、超音波プローブ1と、超音波プローブ1に接続される装置本体2を備えている。
超音波プローブ1は、振動子アレイ11を有している。振動子アレイ11に送受信回路12が接続されている。
装置本体2は、超音波プローブ1の送受信回路12に接続される画像生成部21を有している。画像生成部21に、表示制御部22およびモニタ23が、順次、接続されている。また、画像生成部21にメモリ24が接続されている。メモリ24に、表示制御部22および観察部位選択部25が接続されている。観察部位選択部25に、参考画像表示部26、走査ガイド表示部27および便検出部28が接続されている。参考画像表示部26および走査ガイド表示部27は、表示制御部22に接続している。便検出部28はメモリ24に接続している。また、装置本体2は、被検体特定部30を有している。被検体特定部30は、表示制御部22およびメモリ24に接続している。また、送受信回路12、画像生成部21、表示制御部22、メモリ24、観察部位選択部25、参考画像表示部26、走査ガイド表示部27、便検出部28および被検体特定部30に、本体制御部31が接続されている。本体制御部31に入力装置32が接続されている。
また、送受信回路12と画像生成部21により画像取得部33が構成されている。また、画像生成部21、表示制御部22、観察部位選択部25、参考画像表示部26、走査ガイド表示部27、便検出部28、被検体特定部30および本体制御部31により、装置本体2用のプロセッサ34が構成されている。
超音波プローブ1の振動子アレイ11は、1次元または2次元に配列された複数の超音波振動子を有している。これらの超音波振動子は、それぞれ送受信回路12から供給される駆動信号に従って超音波を送信すると共に、被検体からの超音波エコーを受信して、超音波エコーに基づく信号を出力する。各超音波振動子は、例えば、PZT(Lead Zirconate Titanate:チタン酸ジルコン酸鉛)に代表される圧電セラミック、PVDF(Poly Vinylidene Di Fluoride:ポリフッ化ビニリデン)に代表される高分子圧電素子およびPMN-PT(Lead Magnesium Niobate-Lead Titanate:マグネシウムニオブ酸鉛-チタン酸鉛固溶体)に代表される圧電単結晶等からなる圧電体の両端に電極を形成することにより構成される。
送受信回路12は、本体制御部31による制御の下で、振動子アレイ11から超音波を送信し且つ振動子アレイ11により取得された受信信号に基づいて音線信号を生成する。送受信回路12は、図2に示すように、振動子アレイ11に接続されるパルサ41と、振動子アレイ11から順次直列に接続される増幅部42、AD(Analog to Digital)変換部43およびビームフォーマ44を有している。
パルサ41は、例えば、複数のパルス発生器を含んでおり、本体制御部31からの制御信号に応じて選択された送信遅延パターンに基づいて、振動子アレイ11の複数の超音波振動子から送信される超音波が超音波ビームを形成するようにそれぞれの駆動信号を、遅延量を調節して複数の超音波振動子に供給する。このように、振動子アレイ11の超音波振動子の電極にパルス状または連続波状の電圧が印加されると、圧電体が伸縮し、それぞれの超音波振動子からパルス状または連続波状の超音波が発生して、それらの超音波の合成波から、超音波ビームが形成される。
送信された超音波ビームは、例えば、被検体の部位等の対象において反射され、超音波プローブ1の振動子アレイ11に向かって伝搬する。このように振動子アレイ11に向かって伝搬する超音波エコーは、振動子アレイ11を構成するそれぞれの超音波振動子により受信される。この際に、振動子アレイ11を構成するそれぞれの超音波振動子は、伝搬する超音波エコーを受信することにより伸縮して、電気信号である受信信号を発生させ、これらの受信信号を増幅部42に出力する。
増幅部42は、振動子アレイ11を構成するそれぞれの超音波振動子から入力された信号を増幅し、増幅した信号をAD変換部43に送信する。AD変換部43は、増幅部42から送信された信号をデジタルの受信データに変換する。ビームフォーマ44は、AD変換部43から受け取った各受信データに対してそれぞれの遅延を与えて加算することにより、いわゆる受信フォーカス処理を行う。この受信フォーカス処理により、AD変換部43で変換された各受信データが整相加算され且つ超音波エコーの焦点が絞り込まれた音線信号が取得される。
画像生成部21は、図3に示すように、信号処理部45、DSC(Digital Scan Converter:デジタルスキャンコンバータ)46および画像処理部47が順次直列に接続された構成を有している。
信号処理部45は、送受信回路12から受信した音線信号に対し、本体制御部31により設定される音速値を用いて超音波の反射位置の深度に応じて距離による減衰の補正を施した後、包絡線検波処理を施すことにより、被検体内の組織に関する断層画像情報であるBモード画像信号を生成する。
DSC46は、信号処理部45で生成されたBモード画像信号を通常のテレビジョン信号の走査方式に従う画像信号に変換(ラスター変換)する。
画像処理部47は、DSC46から入力されるBモード画像信号に階調処理等の各種の必要な画像処理を施した後、Bモード画像信号を表示制御部22およびメモリ24に送出する。以降は、画像処理部47により画像処理が施されたBモード画像信号を、超音波画像と呼ぶ。
モニタ23は、表示制御部22の制御の下で、種々の表示を行う。モニタ23は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)、有機ELディスプレイ(Organic Electroluminescence Display)等のディスプレイ装置を含むことができる。
本体制御部31は、予め記録されたプログラム等に従って装置本体2の各部および超音波プローブ1を制御する。
入力装置32は、検査者による入力操作を受け付け、入力された情報を本体制御部31に送出する。入力装置32は、例えば、キーボード、マウス、トラックボール、タッチパッドおよびタッチパネル等の検査者が入力操作を行うための装置等により構成される。
便検出部28は、画像生成部21により生成された超音波画像を解析することにより、超音波画像から便を検出する。便検出部28は、例えば、便に関する複数のテンプレート画像を記憶しており、複数のテンプレート画像を用いて超音波画像内をサーチする、いわゆるテンプレートマッチングの方法により便Kを検出できる。便検出部28は、例えば、便が写った多数の被検体の大腸の超音波画像により学習されたいわゆる機械学習における、学習済みモデルを用いて超音波画像から便を検出することもできる。
被検体特定部30は、例えば入力装置32を介してユーザにより入力された被検体の識別情報に基づいて被検体を特定する。ここで、被検体の識別情報としては、例えば、被検体毎に設定されたID(Identifier:識別子)または被検体名等を用いることができる。
メモリ24は、本体制御部31の制御の下で、被検体特定部30により特定された被検体に紐付けて、画像生成部21により生成された超音波画像、その超音波画像に対して便検出部28によって行われた便Kの検出結果、ユーザが被検体に行った処置の有無およびその処置内容を保存する。ユーザが被検体に行った処置の有無およびその処置内容は、例えば、入力装置32を介してユーザにより入力される。処置内容として、例えば、浣腸、投薬および摘便等のうち少なくとも1つを入力できる。
メモリ24としては、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)、SSD(Solid State Drive:ソリッドステートドライブ)、FD(Flexible Disk:フレキシブルディスク)、MOディスク(Magneto-Optical disk:光磁気ディスク)、MT(Magnetic Tape:磁気テープ)、RAM(Random Access Memory:ランダムアクセスメモリ)、CD(Compact Disc:コンパクトディスク)、DVD(Digital Versatile Disc:デジタルバーサタイルディスク)、SDカード(Secure Digital card:セキュアデジタルカード)、または、USBメモリ(Universal Serial Bus memory:ユニバーサルシリアルバスメモリ)等の記録メディア等を用いることができる。
観察部位選択部25は、入力装置32を介して入力されたユーザの指示に基づいて、予め設定されている複数の観察部位のうち、1つの観察部位を選択する。例えば、表示制御部22により図4に示すようなメニュー画面M1がモニタ23に表示された場合に、メニュー画面M1に含まれる複数のアイコンA1~A8のうち観察部位に関連するアイコンが入力装置32を介してユーザによって選択されると、観察部位選択部25は、ユーザが選択したアイコンに基づいて観察部位を選択できる。
図4のメニュー画面M1は、血管への針の穿刺を行うモードを起動するためのアイコンA1、検査メニューのリストを設定するモードを起動するためのアイコンA2、被検体の膀胱を観察して膀胱内の尿量を計測するモードを起動するためのアイコンA3、大腸を観察するモードを起動するためのアイコンA4、肺エコーを観察するモードを起動するためのアイコンA5、超音波プローブ1の走査を開始するためのアイコンA6、検査履歴をモニタ23に表示するためのアイコンA7、および、超音波診断システムの取り扱い説明書をモニタ23に表示するためのアイコンA8を含んでいる。
観察部位選択部25は、例えば、これらのアイコンA1~A8のうち、アイコンA1が選択されると観察部位として血管を選択し、アイコンA3が選択されると観察部位として膀胱を選択し、アイコンA4が選択されると観察部位として大腸を選択し、アイコンA5が選択されると観察部位として肺を選択することができる。観察部位選択部25は、特にアイコンA4が選択された場合に、観察部位として、大腸全体、結腸および直腸のうちの少なくとも1つを選択できる。ここで、ユーザがアイコンA4を選択することによって観察部位選択部25が大腸全体、結腸および直腸のうちのいずれを選択するかは、予め設定できる。
表示制御部22は、本体制御部31の制御の下で、画像生成部21により生成された超音波画像等に対して所定の処理を施して、モニタ23に表示する。また、表示制御部22は、観察部位選択部25により観察部位として大腸が選択されると、被検体特定部30により特定された被検体に対する、過去の検査における便検出部28による便Kの検出結果がメモリ24に保存されているか否かを判定する。
表示制御部22は、過去の検査における便Kの検出結果がメモリ24に保存されていると判定された場合に、モニタ23の表示を図5のような表示に遷移させて、過去の検査時、例えば前回の検査時の便検出部28による便Kの検出結果をモニタ23に表示する。この際に、表示制御部22は、例えば、便Kの検出の有無の他に、検査日時、被検体に対する処置の有無およびその処置内容を表すメッセージEをモニタ23に表示することができる。この際に、表示制御部22は、例えば処置内容として浣腸、投薬および摘便等のうち少なくとも1つを表示できる。
ここで、慢性的な便秘が生じている被検体および麻痺等の何らかの理由で腹圧がかけられないことにより排便が困難な被検体等に対して排便の補助を行う場合には、過去の検査、例えば前回の検査において被検体内に便Kが存在するか否かを把握することが、被検体に対して排便に関する適切な処置を行う上で有用である。本発明の超音波診断システムのユーザは、表示制御部22によってモニタ23に表示された、過去の検査時の便検出部28による便Kの検出結果を容易に且つ確実に確認して、被検体に対して排便に関する適切な処置を行うことができる。
また、表示制御部22は、例えば、メッセージEにおける「OK」のテキスト部分が入力装置32を介してユーザにより選択されると、メッセージEの表示をモニタ23から削除できる。メッセージEの表示がモニタ23から削除されると、表示制御部22は、モニタ23の表示を図6のような表示に遷移できる。この際に、モニタ23は、第1表示領域R1、第2表示領域R2および第3表示領域R3を有する。
表示制御部22は、画像生成部21により生成された最新の超音波画像を、順次、モニタ23の第1表示領域R1に表示する。
参考画像表示部26は、大腸を撮影した標準的な超音波画像である参考画像を記憶しており、例えば図6に示すように、参考画像URをモニタ23の第2表示領域R2において表示する。ユーザは、第1表示領域R1に表示される現在の超音波画像と第2表示領域R2に表示される参考画像URを確認して、参考画像URに類似する超音波画像が得られるように超音波プローブ1を移動しながら走査を行うことにより、被検体の大腸を容易に撮影できる。
走査ガイド表示部27は、被検体の大腸を撮影するために超音波プローブ1の走査をガイドする走査ガイドを記憶しており、例えば図6に示すように、被検体の大腸に対する走査ガイドG1をモニタ23の第3表示領域R3に表示する。ここで、走査ガイド表示部27は、走査ガイドG1として、例えば、超音波プローブ1の大腸までの移動経路を示す動画または静止画を表示できる。ユーザは、第3表示領域R3に表示された走査ガイドG1を確認することにより、超音波プローブ1の移動経路を容易に把握して、被検体の大腸を容易に撮影できる。
ここで、モニタ23は、図6のように、第1表示領域R1、第2表示領域R2および第3表示領域R3を有する表示において、フリーズボタンB1と、便の有無の判別を行うための便有無ボタンB2を含むことができる。フリーズボタンB1は、第1表示領域R1における超音波画像の連続的な表示を一時停止する、すなわち、いわゆるフリーズさせるためのボタンである。便有無ボタンB2は、便検出部28により被検体の大腸に存在する便Kを検出する処理を実行するためのボタンである。
表示制御部22は、入力装置32を介してユーザにより便有無ボタンB2が選択されて便検出部28により便Kが検出された場合に、例えば図7に示す関心領域示唆線L1を超音波画像U1上に表示する等により便Kの位置を強調表示できる。関心領域示唆線L1は、検出された便Kを含む領域の存在を示唆する線であり、任意の形態を有することができるが、例えば、便Kを囲む矩形の四隅を表す4つの屈曲線からなることができる。表示制御部22は、関心領域示唆線L1を表示する他に、例えば、便Kの画像の色を周囲とは異なる色で表示する、便Kの輪郭線を表示する、便Kを点滅させる等、便Kを周囲とは異なる表示態様により強調表示することもできる。
便検出部28により便Kが検出された状態で、入力装置32を介してユーザによりフリーズボタンB1が選択されると、本体制御部31は、モニタ23の表示を、例えば図8に示すような表示に遷移できる。この表示では、例えば、便Kが検出された最新の超音波画像U1がモニタ23に表示され、超音波画像U1に対して便Kの性状に関するアノテーションを付与するためのアノテーションアイコンC1、C2およびC3が表示される。ユーザは、入力装置32を介してアノテーションアイコンC1、C2およびC3のうちいずれかを選択することにより、選択されたアノテーションアイコンに対応するアノテーションを超音波画像U1に付与できる。このようにして超音波画像U1に付与されたアノテーションは、超音波画像U1に関連付けてメモリ24に保存される。また、図7の表示において、モニタ23は、検出された便Kの性状がアノテーションアイコンC1、C2およびC3に対応する便Kの性状に該当しないことから超音波画像U1に対してアノテーションを付与しない指示を行うための該当なしボタンB3と、フリーズを解除して走査を再開する再スキャンボタンB4を含むこともできる。
なお、画像生成部21、表示制御部22、観察部位選択部25、参考画像表示部26、走査ガイド表示部27、便検出部28、被検体特定部30および本体制御部31を有するプロセッサ34は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)、および、CPUに各種の処理を行わせるための制御プログラムから構成されるが、FPGA(Field Programmable Gate Array:フィードプログラマブルゲートアレイ)、DSP(Digital Signal Processor:デジタルシグナルプロセッサ)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:アプリケーションスペシフィックインテグレイテッドサーキット)、GPU(Graphics Processing Unit:グラフィックスプロセッシングユニット)、または、その他のIC(Integrated Circuit:集積回路)を用いて構成されてもよく、もしくはそれらを組み合わせて構成されてもよい。
また、プロセッサ34の画像生成部21、表示制御部22、観察部位選択部25、参考画像表示部26、走査ガイド表示部27、便検出部28、被検体特定部30および本体制御部31は、部分的にあるいは全体的に1つのCPU等に統合させて構成されることもできる。
次に、図9のフローチャートを用いて実施の形態に係る超音波診断システムの動作の例を説明する。
まず、ステップS1において、観察部位選択部25は、入力装置32を介して入力されたユーザの指示に基づいて、予め設定されている複数の観察部位のうち、大腸を選択する。例えば、表示制御部22により図4に示すようなメニュー画面M1がモニタ23に表示された場合に、メニュー画面M1に含まれる複数のアイコンA1~A8のうち、大腸に関するアイコンA4が入力装置32を介してユーザによって選択されると、観察部位選択部25は、ユーザが選択したアイコンに基づいて、大腸を観察部位として選択できる。
次に、ステップS2において、被検体特定部30は、入力装置32を介してユーザにより入力された、被検体のIDまたは名称等の識別情報に基づいて、検査対象の被検体を特定する。
ステップS3において、表示制御部22は、メモリ24を参照して、被検体特定部30により特定された被検体に対する、過去の検査における便検出部28による便Kの検出結果がメモリ24に保存されているか否かを判定する。過去の検査における便Kの検出結果がメモリ24に保存されていると判定された場合にステップS4に進む。
ステップS4において、表示制御部22は、例えば図5に示すようなメッセージE5をモニタ23に表示することにより、過去の検査における便Kの検出結果をモニタ23に表示する。表示制御部22は、この際に、過去の検査における便Kの検出結果の他に、検査日時、被検体に対する処置の有無およびその処置内容をモニタ23に表示できる。
ユーザは、このようにして、過去の検査における便Kの検出結果を容易に且つ確実に把握して、被検体に対して排便に関する適切な処置を行うことができる。
ステップS4の処理が完了すると、ステップS5に進む。また、過去の検査における便Kの検出結果がメモリ24に保存されていないとステップS3で判定された場合には、ステップS4を省略してステップS5に進む。
ステップS5において、ユーザが超音波プローブ1を被検体の体表上で移動させながら走査することで、複数フレームの超音波画像U1が撮影される。この際に、超音波プローブ1の振動子アレイ11により被検体内に超音波ビームが送信され且つ被検体内から超音波エコーが受信され、受信信号が生成される。画像取得部33の送受信回路12は、受信信号に対して、本体制御部31の制御の下でいわゆる受信フォーカス処理を行って音線信号を生成する。送受信回路12により生成された音線信号は、画像生成部21に送出される。画像生成部21は、送受信回路12から送出された音線信号を用いて超音波画像U1を生成する。
このようにして生成された超音波画像U1は、例えば図7に示すように、表示制御部22により、モニタ23の第1表示領域R1に表示される。
ステップS6において、便検出部28は、ステップS5で生成される超音波画像U1を解析することにより、超音波画像U1から被検体の大腸内に存在する便Kを検出する。この際に、便検出部28は、例えば、入力装置32を介してユーザにより、モニタ23に表示された便有無ボタンB2が選択されたことをトリガとして、便Kを検出する処理を実行する。
ステップS7において、本体制御部31は、第1表示領域R1に表示されている超音波画像U1をフリーズ表示するか否かを判定する。本体制御部31は、例えば、入力装置32を介してユーザにより、モニタ23に表示されたフリーズボタンB1が選択される等、フリーズの指示が入力された場合に超音波画像U1をフリーズ表示すると判定する。また、本体制御部31は、例えば、入力装置32を介してユーザによりフリーズの指示が入力されない場合に、第1表示領域R1における超音波画像U1の連続的な表示を続行すると判定する。
ステップS7において第1表示領域R1における超音波画像U1の連続的な表示を続行すると判定された場合に、ステップS5に戻って、超音波画像U1が新たに撮影される。続いてステップS6において便検出部28により超音波画像U1から便Kが検出される。このようにして、ステップS7で第1表示領域R1における超音波画像U1の連続的な表示を続行すると判定される限り、ステップS5~ステップS7の処理が繰り返される。
ステップS7において超音波画像U1をフリーズ表示すると判定された場合に、ステップS8に進む。ステップS8において、メモリ24は、本体制御部31の制御の下で、モニタ23の第1表示領域R1においてフリーズ表示されている最新の超音波画像U1に対するステップS6の便Kの検出結果を、ステップS2で特定された被検体に紐付けて保存する。このようにして保存された便Kの検出結果は、表示制御部22によって、次回の検査時に、例えば図5に示すようにモニタ23に表示される。
ステップS9において、本体制御部31は、検査を終了するか否かを判定する。本体制御部31は、例えば、入力装置32を介してユーザにより、検査を終了する指示が入力された場合に検査を終了すると判定でき、検査を終了する指示が特に入力されない場合に検査を続行すると判定できる。
ステップS9において検査を続行すると判定された場合に、ステップS5に戻り、超音波画像U1が新たに撮影される。以降は、ステップS6で超音波画像U1から便Kが検出され、ステップS7で超音波画像U1をフリーズ表示するか否かが判定され、ステップS8で便Kの検出結果が被検体に紐付けてメモリ24に保存される。このようにして、ステップS9で検査を続行すると判定される限り、ステップS5~ステップS9の処理が繰り返される。
ステップS9において検査を終了すると判定された場合に、図9のフローチャートに従う超音波診断システムの動作が完了する。
以上から、本発明の実施の形態の超音波システムによれば、被検体特定部30により検査を受けている被検体が特定されると、表示制御部22が、メモリ24に保存されている過去の検査時の便検出部28による便Kの検出結果をモニタ23に表示するため、ユーザは、過去の検査における便Kの検出結果を容易に且つ確実に把握して、被検体に対して排便に関する適切な処置を行うことができる。
なお、送受信回路12が超音波プローブ1に備えられることが説明されているが、送受信回路12は装置本体2に備えられていてもよい。
また、画像生成部21が装置本体2に備えられることが説明されているが、画像生成部21は超音波プローブ1に備えられていてもよい。
また、装置本体2は、いわゆる据え置き型でもよく、持ち運びが容易な携帯型でもよく、例えばスマートフォンまたはタブレット型のコンピュータにより構成される、いわゆるハンドヘルド型でもよい。このように、装置本体2を構成する機器の種類は特に限定されない。
また、装置本体2がメモリ24を備えることが説明されているが、メモリ24は、装置本体2に外付けされたメモリであってもよい。また、超音波診断システムは、例えば、装置本体2とネットワークを介して接続されるサーバを備えることができる。この場合に、メモリ24は、装置本体2ではなくサーバに備えられていてもよい。
また、超音波プローブ1または装置本体2は、図示しないGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)センサを備え、GPSセンサにより被検体のGPS情報を取得できる。この場合に、メモリ24は、本体制御部31の制御の下で、便検出部28による便Kの検出結果を被検体の識別情報および被検体のGPS情報に紐付けて保存できる。
さらにこの場合に、被検体特定部30は、GPSセンサから被検体のGPS情報が入力されることにより、被検体を特定できる。この際に、被検体特定部30は、例えば、GPSセンサから入力されたGPS情報と、メモリ24に保存されている被検体のGPS情報が一致した場合に、被検体を特定できる。このようなGPS情報に基づく被検体の特定は、例えば訪問看護または在宅医療等において被検体の自宅で被検体の検査を行う場合に有用である。
また、メモリ24は、便検出部28による便Kの検出結果を被検体に紐付けて保存する第1メモリ領域と、第1メモリ領域から独立して配置され且つ被検体に対する大腸以外の検査部位の検査結果を被検体に紐付けて保存する第2メモリ領域を有することができる。これにより、例えば、何らかの原因で第2メモリ領域のデータが消去されてしまったとしても、第1メモリ領域に保存されている便Kの検出結果をメモリ24に保存したまま残すことができる。特に、第1メモリ領域を図示しないサーバに配置することにより、装置本体2上でデータが誤って消去されてしまうリスクを低減できる。
1 超音波プローブ、2 装置本体、11 振動子アレイ、12 送受信回路、21 画像生成部、22 表示制御部、23 モニタ、24 メモリ、25 観察部位選択部、26 参考画像表示部、27 走査ガイド表示部、28 便検出部、30 被検体特定部、31 本体制御部、32 入力装置、33 画像取得部、34 プロセッサ、41 パルサ、42 増幅部、43 AD変換部、44 ビームフォーマ、45 信号処理部、46 DSC、47 画像処理部、A1~A8 アイコン、B1 フリーズボタン、B2 便有無ボタン、B3 該当なしボタン、B4 再スキャンボタン、C1~C3 アノテーションアイコン、E メッセージ、G1 走査ガイド、K 便、L1 関心領域示唆線、M1 メニュー画面、R1 第1表示領域、R2 第2表示領域、R3 第3表示領域、U1,U2 超音波画像、UR 参考画像。

Claims (7)

  1. 超音波プローブを走査することにより被検体の大腸の検査を行う超音波診断システムであって、
    前記被検体を特定する被検体特定部と、
    前記超音波プローブを用いて前記被検体の大腸の超音波画像を取得する画像取得部と、
    前記超音波画像から便を検出する便検出部と、
    前記便検出部による検出結果を前記被検体に紐付けて保存するメモリと、
    モニタと、
    前記被検体特定部により前記被検体が特定されると、前記メモリに保存されている過去の検査時の前記便検出部による前記検出結果を前記モニタに表示する表示制御部と
    を備える超音波診断システム。
  2. 前記メモリは、前記便検出部による前記検出結果に併せて、ユーザにより入力され且つ前記被検体に対して施された処置の有無および処置内容を保存し、
    前記被検体特定部により前記被検体が特定された場合に、前記表示制御部は、過去の検査時の処置の有無および処置内容も前記モニタに表示する請求項1に記載の超音波診断システム。
  3. 前記処置内容は、浣腸、投薬、摘便のうちの少なくとも1つである請求項2に記載の超音波診断システム。
  4. 前記被検体特定部は、前記被検体の識別情報を入力することにより前記被検体を特定する請求項1に記載の超音波診断システム。
  5. 前記メモリは、前記便検出部による前記検出結果を前記被検体の識別情報および前記被検体の全地球測位システム情報に紐付けて保存し、
    前記被検体特定部は、前記被検体の前記全地球測位システム情報を入力することにより前記被検体を特定する請求項1に記載の超音波診断システム。
  6. 前記メモリは、
    前記便検出部による前記検出結果を前記被検体に紐付けて保存する第1メモリ領域と、
    前記第1メモリ領域から独立して配置され且つ前記被検体に対する大腸以外の検査部位の検査結果を前記被検体に紐付けて保存する第2メモリ領域を
    有する請求項1に記載の超音波診断システム。
  7. 超音波プローブを走査することにより被検体の大腸の検査を行う超音波診断システムの制御方法であって、
    前記被検体を特定し、
    前記超音波プローブを用いて前記被検体の大腸の超音波画像を取得し、
    前記超音波画像から便を検出し、
    便の検出結果を前記被検体に紐付けてメモリに保存し、
    前記被検体が特定されると、前記メモリに保存されている過去の検査時の便の前記検出結果をモニタに表示する
    超音波診断システムの制御方法。
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