JP2024048596A - 汁用ディスペンサー - Google Patents

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Abstract

【課題】汁用ディスペンサーのパラメータなどの設定は、各店舗のスタッフでは設定ミスをする場合があるので、運用教育を受けたサービスマンが、本社から各店舗に出張して設定しているが、サービスマンが出張しなくても運用管理ができるディスペンサーが要望されている。【解決手段】予め定められた処理を実行して汁ディスペンサーを制御する演算部と、インターネットに接続されたコンピュータとデータを送受信するための通信部を有し、演算部は、コンピュータから受信した、濃縮原料と湯の混合割合データに基づき、ポンプを起動させる時間と、弁を開く時間を制御し、混合部に投入する濃縮原料の量と湯の量を定め、濃縮原料と湯を所定の割合で希釈混合した汁を作る。【選択図】図5

Description

本発明は、食堂や外食チェーン店において、みそ汁やだし汁を美味しく作ってお客様に提供するための汁用のディスペンサーに関するもので、詳しくは、濃縮されたみそ汁やだし汁の原料を湯と希釈混合してみそ汁やだし汁を作るための汁もののディスペンサーにおける、濃縮原料と湯の混合割合の定め方に関するものである。
食堂や外食チェーン店において、みそ汁やだし汁を提供しようとする場合、予め作りおきしておくと時間とともに煮詰まり風味がなくなる。
そこで、みそ汁やだし汁の濃縮原料が容器に納められて本社から外食チェーンの各店舗
に支給され、各店舗において、みそ汁やだし汁が注文された都度に、店舗のスタッフが、みそ汁やだし汁の濃縮原料を湯で希釈混合してお客様に提供するようになっており、みそ汁ディスペンサーやだし汁ディスペンサーが本社から支給されて設置されている。
みそ汁やだし汁の濃縮原料は袋状の容器に収められているものや紙パックに収められているものある。
また、どのくらいの割合で希釈混合すれば美味しい汁となるか、湯の温度はどれくらいがよいかは、濃縮原料の種類毎に、ベテランの調理師が定めて店舗のスタッフに指示している。
みそ汁を作るディスペンサーには特許第6804747号公報のディスペンサーがあり、だし汁を作るディスペンサーには特開2020-48504号公報のディスペンサーがある。
特許第6804747号公報
特開2020-48504号公報
美味しい汁を作るための混合割合と温度は、各店舗に設置されている汁用ディスペンサーのパラメータ設定などの処理メニューを用いて設定しておけばよいのであるが、
各店舗のスタッフにはアルバイトなどの初心者が多いので設定ミスをする場合があるので、汁用ディスペンサーの運用教育を受けたサービスマンが、本社から各店舗に出張し、営業時間が過ぎてから設定している。
このような背景から、本社のサービスマンが各店舗に出張しなくても汁ディスペンサーの運用管理ができる、みそ汁ディスペンサーやだし汁の定量供給装置などの、汁用ディスペンサーが要望されている。
みそ汁やだし汁の濃縮原料を湯で希釈混合して汁ものを作る汁用ディスペンサーであって、
湯を貯留する湯タンクと、
湯を沸かして保温するためのヒーターと、
濃縮原料と湯を混合して器に注出するための混合部と、
濃縮原料を前記混合部へ投入するためのポンプと、
湯を前記混合部へ供給するための弁と、
予め定められた処理を実行して汁ディスペンサーを制御する演算部と、
インターネットに接続されたコンピュータとデータを送受信するための通信部を有し、

演算部は、コンピュータから受信した、濃縮原料と湯の混合割合データに基づき、ポンプを起動させる時間と、弁を開く時間を制御し、混合部に投入する濃縮原料の量と湯の量を定め、濃縮原料と湯を所定の割合で希釈混合した汁を作ることを特徴とする。
演算部は、インターネットに接続されたコンピュータから受信した、湯の温度データに基づいてヒーターを制御し、濃縮原料を所定の温度の湯で希釈混合した汁を作ることを特徴とする。
演算部は、注出を実行する毎に、実行した日時をインターネットに接続されたコンピュータへ送信することを特徴とする。
みそ汁やだし汁の濃縮原料を湯で希釈混合して汁ものを作る汁用ディスペンサーであって、
湯を貯留する湯タンクと、
湯を沸かして保温するためのヒーターと、
濃縮原料と湯を混合して器に注出するための混合部と、
濃縮原料を前記混合部へ投入するためのポンプと、
湯を前記混合部へ供給するための弁と、
予め定められた処理を実行して汁ディスペンサーを制御する演算部と、
インターネットに接続されたコンピュータとデータを送受信するための通信部を有し、
演算部は、コンピュータから受信した、濃縮原料と湯の混合割合データに基づき、ポンプを起動させる時間と、弁を開く時間を制御し、混合部に投入する濃縮原料の量と湯の量を定め、濃縮原料と湯を所定の割合で希釈混合した汁を作ることを特徴とするので、
各店舗にベテランのスタッフがいなくても混合の割合を間違うことがなく、美味しい風味のしるものを提供できる。
また、本社のサービスマンが、各店舗の営業時間を過ぎてから訪問して設定する必要がなくなるので、深夜勤務が少なくなり業務改善ができる。
演算部は、インターネットに接続されたコンピュータから受信した、湯の温度データに基づいてヒーターを制御し、濃縮原料を所定の温度の湯で希釈混合した汁を作ることを特徴とするので、
美味しい風味が味わえる汁ものを提供できる。
演算部は、注出を実行する毎に、実行した日時をインターネットに接続されたコンピュータへ送信することを特徴とするので、
注出実行データを受信したコンピュータPCは、
店舗毎の汁ものの提供杯数(器数)と提供日時を集計することができ、売り上げを増やすための情報として活用できる。
図1は、本発明のみそ汁ディスペンサー(1)の構成を説明するための外観図である。 図2は、制御装置を説明するためのブロック図である。 図3は、湯の供給量とみそ投入量の制御を説明するための図である。 図4は、本発明のみそ汁ディスペンサー(1)のメイン処理のフローチャートである。 図5は、本発明のみそ汁ディスペンサー(1)がコンピュータと送受信するデータを説明するための図であり、図5(a)は、コンピュータから受信する濃縮原料データであり、図5(b)は、コンピュータへ送信する注出実行データである。
本発明の汁用ディスペンサーの構成を説明する。図1は、濃縮されたみそと湯を希釈混合してみそ汁を作る場合に設置されるみそ汁ディスペンサー(1)である。
みそ汁ディスペンサー(1)は、本体部(2)とテーブル部(3)からなり、本体部(2)の内部には、湯Aを貯留しておく湯タンク(4)とみそ汁ディスペンサー(1)を制御する制御装置(5)が設けられている。
本体部(2)の前面には、みそパック(6)を引っかけて装着するみそパックフック(7)とペースト状のみそBを押し出すためのチューブポンプ(8)と湯Aとペースト状のみそBを混ぜ合わせるための混合部(9)が設けられている。
混合部(9)への湯Aの供給は、湯タンク(4)の底部付近から混合部(9)まで湯配管(10)が配設されており、湯配管(10)に設けられた電磁弁(11)を開くと、湯タンク(4)の湯Aは圧力によって自然落下で混合部(9)に供給される。
また、湯タンク(4)には、貯留している湯Aの量を検知するためのフロートセンサ(図示せず)が設けられている。
混合部(9)へのペースト状のみそBの投入は、みそパック(6)から弾力性のあるみそ配管チューブ(12)がチューブポンプ(8)の内部を通り、みそ投入ノズル(13)まで配設されており、チューブポンプ(8)の回転により、チューブポンプ(8)の中のみそ配管チューブ(12)がしごかれて内部のペースト状のみそBが押し出されることにより、順次、混合部(9)の上方に設けられたみそ投入ノズル(13)から投入される。
このような構成で、湯Aは電磁弁(11)が開くことにより混合部(9)まで供給され、ペースト状のみそBはチューブポンプ(8)の回転により、混合部(9)へ投入される。
そして、混合部(9)に投入されたペースト状のみそBは湯Aの水流の中の複数の分散流により分散されて湯Aと混合され、みそ汁となって排出口(14)から排出され、テーブル(3)の上に置かれた器(15)に注出される。
続いて、図2の制御機能ブロック図を用いて本発明のみそ汁ディスペンサー(1)の制御装置(5)を説明する。
入出力制御部(31)は、弾力性のあるみそ配管チューブ(12)をしごいてペースト状のみそBを押し出す為のチューブポンプ(8)の回転駆動制御と、湯タンク(4)の湯Aを混合部(9)に供給するための電磁弁(11)の開閉制御と、水道水を湯タンク(4)に給水する為の給水弁(図示せず)の開閉制御などの出力の制御。温度センサ(39)とフロートセンサ(図示せず)などの入力制御を行うための電気回路である。
湯温制御部(32)は、湯タンク(4)の中に給水された水を加熱して沸騰させ保温するためのヒーター(38)を制御する回路であり、湯タンク(4)の湯の残量が変化した場合でも、湯温のオーバーシュートやアンダーシュートが発生することなく目的の温度に保つことができるように、ヒーター(38)をON/OFFさせる比率と湯の残量との関係のデータを事前に採って記憶部(21)に格納している。
表示操作部(33)は、みそ汁ディスペンサー(1)の動作条件の設定やみそ汁注出操作をするためのもので、液晶表示器やLEDやタクトスイッチにより構成されている。
演算部(34)は、入出力制御部(31)や温度制御部(32)への指示や、表示操作部(33)の制御や、通信部(36)の制御や、みそ汁ディスペンサー(1)の制御に必要な演算などを実行するための、主にワンチップマイコンからなる電子回路である。
記憶部(35)は、演算部(34)が使用する制御変数や設定値や、各種データなどを記憶するためのRAMやROM等のメモリーICである。
通信部(36)は、Wi-Fi(登録商標)規格と、Bluetooth(登録商標)規格の、微弱電波を用いた近距離無線通信である。
コンピュータPCは、インターネットに接続されたコンピュータである。遠隔地の大型コンピュータ(サーバー)とデータを送受信でき携帯端末も含まれる。
図4に、本発明のみそ汁ディスペンサー(1)の演算部(20)が実行するメイン処理のフローチャートを示す。
処理STP1は、みそ汁を注出する処理であり、表示操作部(33)に設けられている注出スイッチ(37)が押された場合に、演算部(34)は、湯Aとペースト状みそBを混合して器(15)に注ぎこむ(注出する)。
処理STP2は、みそディスペンサー(1)の動作条件の設定や制御変数を初期化する処理であり、みそ汁ディスペンサー(1)を管理するサービスマンの操作により、必要に応じて実行される処理である。
通信部(36)が、Wi-Fi(登録商標)規格、またはBluetooth(登録商標)規格の無線通信により携帯端末装置とペアリングを行ったり、コンピュータPCと回線を接続する処理などが実行される。
処理STP3は、みそ汁ディスペンサー(1)に異常がないかどうか調べるための動作テストであり、入出力制御部(31)と温度制御部(32)が正常に機能しているかのテストが、みそ汁ディスペンサー(1)を管理するサービスマンにより定期的に実行される。
また、本発明のみそ汁ディスペンサー(1)は、処理STP1と処理STP2と処理STP3のいずれの処理の実行中でも、必要に応じて、インターネットに接続されいるコンピュータPCとデータを送受信する。
続いて、本発明のみそ汁ディスペンサー(1)が、通信部(36)により、インターネットに接続されいるコンピュータPCと送受信するデータを 図5(a)、(b)を用いて説明する。
図5(a)は、「濃縮原料」に関するデータであり、みそ汁ディスペンサー(1)がコンピュータPCから受信するデータである。
図5(b)は、「注出実行」に関するデータであり、みそ汁ディスペンサー(1)がコンピュータPCへ送信するデータである。
図5(a)の「濃縮汁材原料」データの項目の、
「装置番号MN」は、みそ汁ディスペンサー(1)を特定するための番号であり、コンピュータ(PC)には、何店に「装置番号MN」が何番のみそ汁ディスペンサー(1)が設置されているかが登録されている。店舗毎に異なる「装置番号MN」のみそ汁ディスペンサー(1)が設置されている。
「原料品番GN」は、みそ汁ディスペンサー(1)に装着している「濃縮原料」の種類を特定するための番号である。
「原料注出量(g)GG」は、器一杯あたりに使う「濃縮原料」のみその重さである。
「湯注出量(cc)CC」は、器一杯あたりに使う湯の量である。
「原料警告数KH」は、今装着している一つの「濃縮原料」容器に入っている「濃縮原料」で作ることができる杯数である。
「上限温度(℃)UT」は、今装着している「濃縮原料」に適した湯の上限温度のであり、
「下限温度(℃)LT」は、今装着している「濃縮原料」に適した湯の温下限度である。
コンピュータPCには、「装置番号MN」=1001号機が何店に設置されているみそ汁ディスペンサー(1)であるかが登録されており、
また、「装置番号MN」=1001号機には、何という「原料品番GN」の「濃縮原料」をセットしているかが登録されている。
本発明のみそ汁ディスペンサー(1)は、みそ汁用であるので「濃縮原料」はペースト状に濃縮された味噌である。
続いて、図5(a)に示すデータの意味を説明する。
「原料品番GN」=A001は、ペースト状に濃縮された味噌であり、
「原料品番GN」=A001のみそを用いて作るみそ汁では、
器(15)一杯当たりに使うペースト状のみそBの量は、「原料注出量(g)GG」=16.0グラムであり、湯の量は、「湯注出量(cc)CC」=150ccである。
という割合で混合希釈せよという、コンピュータPCからみそ汁ディスペンサー(1)の演算部(34)への指示である。
また、ペースト状のみそBを混合希釈する湯の温度は、「上限温度(℃)UT」=95℃から「下限温度(℃)LT」=85℃にせよという、コンピュータPCからみそ汁ディスペンサー(1)の演算部(34)への指示である。「原料品番GN」の「濃縮原料」に適した湯Aの温度を示すものである。
演算部(20)は、受信した「濃縮原料」データ(図6(a)に示すデータ)を、
「原料注出量(g)GG」と「湯注出量(cc)CC」は混合割合データとして、
「上限温度(℃)UT」と「下限温度(℃)LT」は湯の温度データとして、記憶部(35)に記憶する。
続いて、図5(b)に示す「注出実行」データを説明する。
「装置番号 MN」は、みそ汁ディスペンサー(1)を特定するための番号であり、本実施例では1001号機とする。
「動作AC」は、何に関する実行データであるかを分類するためのもので、「注出」という動作を実行したことを通知するデータである。
「状態ST」は、「注出」という動作を開始したという意味である。
「日時YD」2022/11/30、10:05:15は、「注出実行」データを送信した日付と時刻であり、「注出」という動作を開始した時刻である。
続いて、本発明のみそ汁ディスペンサー(1)が一杯のみそ汁を注出する方法を説明する。
まず、事前準備として、サービスマンにより、処理STP2と処理STP3が実行され、
みそ汁ディスペンサー(1)が故障していないことが確認されたうえで、演算部(34)はコンピュータPCから「濃縮原料」に関するデータ受信し、
湯Aの温度を、「上限温度(℃)UT」=95℃から「下限温度(℃)LT」=85℃にせよ、という指示に従って温度制御部(32)を制御して、湯タンク(4)の中のヒーター(38)をONして水を沸騰させた後、所定の比率でON/OFFして湯の温度が95℃から85℃になるように保温している。
そして、演算部(34)は、みそ汁注出処理(処理STP1)において、
コンピュータPCから受信した「濃縮原料」データの、
「湯注出量(cc)CC」=150ccを混合部(9)に供給する場合には、
電磁弁(11)を何秒間開いてかなければならないかを算出して、その秒数を、電磁制御変数TYとして記憶部(35)に記憶する。
また、「原料注出量(g)GG」=16.0グラムを混合部(9)に投入する場合には、
チューブポンプ(8)を何秒間起動させておかなければならないかを算出して、その秒数を、チューブポンプ制御変数TMとして記憶部(35)に記憶する。
電磁弁(11)を開いておく時間TYは、湯タンク(4)のフロートセンサ(図示せず)により湯Aの貯留残量を検知し、電磁弁(11)と湯配管(10)の口径などから算出する。
また、チューブポンプ(8)を回転起動させておく時間TMは、チューブポンプ(8)の回転数とトルクとみそ配管チューブ(12)の口径などから算出する。
そして、演算部(20)は、注出スイッチ(37)が押されると、図3に示すタイミングで、湯AとみそBの混合を実行する(図3は電磁弁(11)の開閉とチューブポンプ(8)の起動停止のタイミングチャートである。)
演算部(34)は、注出スイッチ(37)が押されると、電磁弁制御信号(51)をONして電磁弁(11)を開いて、電磁制御変数TYの時間だけ経過すれば、電磁弁制御信号(51)をOFFして電磁弁(11)を閉じる。
そして、時間T1遅延してから、チューブポンプ制御信号(52)をONして、チューブポンプ(8)を回転起動して、「濃縮原料」(濃縮みそ)を混合部(9)に投入し、
チューブポンプ制御変数TMの時間だけ経過すれば、チューブポンプ制御信号(52)をOFFして、チューブポンプ(8)を停止する。
以上の動作の実行により、器(15)には、コンピュータPCから受信した「濃縮原料」データの中の、「原料注出量(g)GG」と「湯注出量(cc)CC」の割合で希釈混合されて作られたみそ汁が注出される。
本発明のみそ汁ディスペンサー(1)では、図3のタイミングチャートで示すように、
電磁制御変数TYの方がチューブポンプ制御変数TMよりも大きい値にして、混合部(9)に水流が生じてからみそを投入し、まだ水流がのこっている状態でみその投入が終われるように、湯配管(10)の口径やチューブポンプ(8)の回転数などを決定している。
以上で説明したように、本発明のディスペンサーは、インターネットに接続されたコンピュータから受信した、濃縮原料と湯の混合割合データに基づき、ポンプを起動させる時間と、前記弁を開く時間を制御することにより、
混合部に投入する濃縮原料の量と湯の量を定め、濃縮原料と湯を所定の割合で希釈混合し、かつ、湯の温度も提供する汁ものに適した温度で保温したものであるので、美味しい風味が味わえる汁ものを提供できる汁用ディスペンサーである。
また、本発明のディスペンサーは、インターネットに接続されたコンピュータPCへ、汁ものの注出動作を実行したことを送信する機能を有している。
演算部(34)は、注出スイッチ(37)が押され、電磁弁制御信号(51)をONして電磁弁(11)を開いた直後に、 図5(b)に示す「注出実行」データを、
現在時刻、「日時YD」2022/11/30、10:05:15、「注出」、「開始」という内容で生成してコンピュータPCに送信し、
電磁弁制御信号(51)をOFFして電磁弁(11)を閉た直後に、「実行」データを、
現在時刻、「日時YD」2022/11/30、10:05:25、「注出」、「完了」という内容で生成してコンピュータPCに送信する。
一杯のみそ汁の注出を1回実行する毎に、「注出実行」データを送信するので、「注出実行」データを受信したコンピュータPCは、店舗毎の汁ものの提供杯数(器数)と提供日時を集計することができ、売り上げを増やすための情報として活用できる。
以上は、みそ汁ディスペンサー(1)の場合において説明したが、濃縮されただし汁と
湯を希釈混合してだし汁を作る場合に設置されるだし汁ディスペンサーにおいても同様に実施できるものである。
1 みそ汁ディスペンサー
2 本体部
3 テーブル部
4 湯タンク
5 制御装置
6 みそパック
7 みそパックフック
8 チューブポンプ
9 混合部
10 湯配管
11 電磁弁
12 みそ配管チューブ
13 みそ投入ノズル
14 排出口
15 器
31 入出力制御部
32 湯温制御部
33 表示操作部
34 演算部
35 記憶部
36 通信部
37 注出スイッチ
38 ヒーター
39 温度センサ
51 電磁弁制御信号
52 チューブポンプ制御信号
A 湯
B みそ
PC コンピュータ

Claims (3)

  1. みそ汁やだし汁の濃縮原料を湯で希釈混合して汁ものを作る汁用ディスペンサーであって、
    湯を貯留する湯タンクと、
    湯を沸かして保温するためのヒーターと、
    濃縮原料と湯を混合して器に注出するための混合部と、
    濃縮原料を前記混合部へ投入するためのポンプと、
    湯を前記混合部へ供給するための弁と、
    予め定められた処理を実行して汁ディスペンサーを制御する演算部と、
    インターネットに接続されたコンピュータとデータを送受信するための通信部を有し、

    前記演算部は、前記コンピュータから受信した、濃縮原料と湯の混合割合データに基づき、前記ポンプを起動させる時間と、前記弁を開く時間を制御し、前記混合部に投入する濃縮原料の量と湯の量を定め、濃縮原料と湯を所定の割合で希釈混合した汁を作ることを特徴とする汁用ディスペンサー。
  2. 前記演算部は、インターネットに接続されたコンピュータから受信した、湯の温度データに基づいて前記ヒーターを制御し、濃縮原料を所定の温度の湯で希釈混合した汁を作ることを特徴とする、前記請求項1記載の汁用ディスペンサー。
  3. 前記演算部は、注出を実行する毎に、実行した日時をインターネットに接続されたコンピュータへ送信することを特徴とする、前記請求項1記載の汁用ディスペンサー。
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