JP2024048186A - 粗集かご、および排水構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】廃水中の固形ゴミの堆積による排水不全や溢水を効果的に防止できる、実用性の高い粗集かごを提供すること。【解決手段】複数の排水小孔1、1、1、・・・によりザル様に形成された本体2と、本体2内底面3に立設されている一本または複数本の排水管5とからなる粗集かご10であって、排水管5の上端6までの高さは本体2の上端4までの高さ以下であり、これにより、本体2内の水位が排水管5の上端6を越えて上昇しない。排水管5の径は、本粗集かご10による捕集対象固形ゴミが通らない程度のサイズとする。【選択図】図1
Description
特許法第30条第2項適用申請有り 〔展示会出品〕
本発明は粗集かご、および排水構造に係り、特に、廃水中の固形ゴミの堆積による排水不全や溢水を防止する技術に関するものである。
出願人やその関連会社はこれまで、排水構造や排水枡に関して複数の出願をしている。たとえば後掲特許文献1には、洗浄作業等が便利で施工が簡易な水封管セットとして、連結可能な第一管部材・第二管部材によるジョイント式の水封管セットを開示している。両管部材にはそれぞれ相互着脱可能に連結するための連結部を設け、また第一管部材には、管部周囲の竪坑底部への設置用のプレート部を設ける構成である。
また他者による特許文献2には、排水溝や排水桝に流入する落葉等のごみや土砂を溜めるために排水溝等のグレーティング載置段部に係止して用いられるごみ受けかごにおける、排水小孔のごみや土砂による目詰まり対策として、排水小孔を底面に設け、対向する側壁の中間部に横方向の長孔を設ける構成が開示されている。これによって、排水小孔がごみや土砂で目詰まりして溜まった雨水の水位が長孔に達した時には、流入する雨水が長孔から流出せしめられる、としている。
しかし、上記文献2開示技術では、溜まったゴミ等によって側壁の長孔が塞がれてしまうと、そこからの水の流出がなされず、目詰まりは解消されない。特に、魚の骨・皮などといった食品加工残渣のように、土砂よりもサイズが大きく、形状も嵩張るゴミが廃水中に混じる状況においては効果は上記技術の効果は限定的であり、排水不全や溢水を効果的に防止することのできる、より実用性の高い技術が望まれる。
そこで本発明が解決しようとする課題は、かかる従来技術の問題点をなくし、廃水中の固形ゴミの堆積による排水不全や溢水を効果的に防止できる、実用性の高い粗集かごを提供することである。
本願発明者は上記課題について検討した。その結果、複数の排水小孔によりザル様に形成された粗集かご本体の内側に、これら排水小孔とは別に、ゴミが溜まった場合の本体内の水位上昇を規制するための排水管を立設することによって解決できることに想到した。そして、これに基づいて本発明を完成するに至った。すなわち、上記課題を解決するための手段として本願で特許請求される発明、もしくは少なくとも開示される発明は、以下の通りである。
〔1〕 排水桝の上に設置して用いる廃水中の固形ゴミ捕集用の粗集かごであって、ザル様に複数の排水小孔によって形成された本体と、該本体内底面に立設されている排水管とからなり、該排水管の上端までの高さは該本体の上端までの高さ以下であり、かかる構成により、該本体内の水位が該排水管の上端を越えて上昇しないことを特徴とする、粗集かご。
〔2〕 前記排水管は、前記本体内底面に一本立設されていることを特徴とする、〔1〕に記載の粗集かご。
〔3〕 前記排水管は、前記本体内底面に複数本立設されていることを特徴とする、〔1〕に記載の粗集かご。
〔4〕 前記排水管は円筒状であって、本粗集かごによる捕集対象固形ゴミが通らない程度の径サイズを有することを特徴とする、〔2〕、〔3〕のいずれかに記載の粗集かご。
〔2〕 前記排水管は、前記本体内底面に一本立設されていることを特徴とする、〔1〕に記載の粗集かご。
〔3〕 前記排水管は、前記本体内底面に複数本立設されていることを特徴とする、〔1〕に記載の粗集かご。
〔4〕 前記排水管は円筒状であって、本粗集かごによる捕集対象固形ゴミが通らない程度の径サイズを有することを特徴とする、〔2〕、〔3〕のいずれかに記載の粗集かご。
〔5〕 前記本体には排水桝への着脱用の取っ手が設けられていることを特徴とする、〔2〕、〔3〕のいずれかに記載の粗集かご。
〔6〕 上蓋を載せずに用いることを特徴とする、〔2〕、〔3〕のいずれかに記載の粗集かご。
〔7〕 〔2〕、〔3〕のいずれかに記載の粗集かごと、該粗集かごが載せられた排水桝とからなり、該粗集かごの上に上蓋が載せられていないことを特徴とする、排水構造。
〔8〕 前記排水管の上端はザル様に複数の排水小孔によって形成されていることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕のいずれかに記載の粗集かご。
〔9〕 前記排水管の上端を被覆するキャップが備えられており、該キャップの上端はザル様に複数の排水小孔によって形成されていることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕のいずれかに記載の粗集かご。
〔10〕 前記キャップを前記排水管に着脱可能に係止する係止手段が備えられていることを特徴とする、〔9〕に記載の粗集かご。
〔6〕 上蓋を載せずに用いることを特徴とする、〔2〕、〔3〕のいずれかに記載の粗集かご。
〔7〕 〔2〕、〔3〕のいずれかに記載の粗集かごと、該粗集かごが載せられた排水桝とからなり、該粗集かごの上に上蓋が載せられていないことを特徴とする、排水構造。
〔8〕 前記排水管の上端はザル様に複数の排水小孔によって形成されていることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕のいずれかに記載の粗集かご。
〔9〕 前記排水管の上端を被覆するキャップが備えられており、該キャップの上端はザル様に複数の排水小孔によって形成されていることを特徴とする、〔1〕、〔2〕、〔3〕のいずれかに記載の粗集かご。
〔10〕 前記キャップを前記排水管に着脱可能に係止する係止手段が備えられていることを特徴とする、〔9〕に記載の粗集かご。
本発明の粗集かご、および排水構造は上述のように構成されるため、これらによれば、廃水中の固形ゴミの堆積による排水不全や溢水を実用性高く防止することができる。特に、魚の骨・皮などといった食品加工残渣のような、サイズが大きく、形状も嵩張るゴミが混ざった廃水が発生する食品加工場等において、ゴミの堆積による排水不全や溢水発生の対策として、有効である。
以下、図面により本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の粗集かごの基本構成を示す側断面視の説明図である。また、図1-2は図1に示す粗集かごの平面視の説明図である。これらに図示するように本粗集かご10は、排水桝の上に設置して用いる、廃水中の固形ゴミ捕集用の粗集かごであって、ザル様に複数の排水小孔1、1、1、・・・によって形成された本体2と、本体2内底面3に立設されている排水管5とからなり、排水管5の上端6までの高さは本体2の上端4までの高さ以下であり、かかる構成により、本体2内の水位が排水管5の上端6を越えて上昇しないことを、主たる構成とする。なお、本体2の上端4の外周には、排水桝への設置用の設置用縁7が備えられている。
図1は、本発明の粗集かごの基本構成を示す側断面視の説明図である。また、図1-2は図1に示す粗集かごの平面視の説明図である。これらに図示するように本粗集かご10は、排水桝の上に設置して用いる、廃水中の固形ゴミ捕集用の粗集かごであって、ザル様に複数の排水小孔1、1、1、・・・によって形成された本体2と、本体2内底面3に立設されている排水管5とからなり、排水管5の上端6までの高さは本体2の上端4までの高さ以下であり、かかる構成により、本体2内の水位が排水管5の上端6を越えて上昇しないことを、主たる構成とする。なお、本体2の上端4の外周には、排水桝への設置用の設置用縁7が備えられている。
かかる構成の本粗集かご10は排水桝の上に設置されて使用される。粗集かご10に固形ゴミを含む廃水が流入してくると、ザル様に形成された本体2の複数の排水小孔1、1、1、・・・のサイズよりも小さい廃水成分は、これらを通って本粗集かご10外へと排出、排水される。一方、排水小孔1を通らないサイズや形状の廃水成分、すなわち所定の固形ゴミは、本粗集かご10の外へは排出されず、かご10の内部に残り、溜まる。
本粗集かご10内部に固形ゴミが溜まり、それが嵩高くなっていくにしたがい、粗集かご10の排水小孔1、1、1、・・・は次第に塞がれていき、それらを通って排出されるべき廃水の排水作用、排水効率は次第に低下し、粗集かご10内部に溜まり、水位が上昇する状況が生じ得る。しかし、たとえ水位が上昇しても、それが排水管5の上端6を超えて上昇することはなく、上端6に達した廃水は排水管5内に流入、流下する。したがって、粗集かご10内部に廃水が溜まった場合であっても、これが粗集かご10外に溢れ出ることが有効に防止される。なお本図では排水管5が一本立設されている構成を示すが、次に述べる通りこれには限定されない。
図2は、本発明の粗集かごの構成例を示す平面視の説明図であり、排水管の設置数について例示する。設置用縁の図示は省略する。図中の(a)に示すように本粗集かご110は、その排水管15a等が、本体12内底面13に複数本、本例では五本、すなわち15a、15b、・・・と立設されている構成とすることができる。本体12内に廃水が溜まっていく時、その水位の変化はゴミの堆積の状況によって分布を生じる可能性がある。つまり、本体12内で推移の高低差が生じる可能性である。
もし、一本のみ立設されている排水管の箇所では水位が低くても、他の箇所でそれを超える水位となった場合には、その高水位箇所付近において水が外へ溢れ出る可能性がないわけではない。しかし、ただ一箇所に一本の排水管を立設するのではなく、図示するように数箇所に分けて複数立設する構成とすることで、かかる可能性を防止ないしは低減することができる。なお、図中(b)には四本の排水管25a等が設けられている粗集かご210の例を示す。このように、設置数および配置はあくまでも例であり、本発明はこれに限定されない。
なお、本発明粗集かごの排水管の形態は特に限定されるものではないが、前出図1-2に示す通り円筒状とすることが望ましい。また、排水管の径サイズは、本粗集かごによる捕集対象固形ゴミが通らない程度のサイズとすることができる。これにより、かかるサイズ・形状の固形ゴミは排水小孔のみならず排水管をも通らないため、排水管内に詰まってしまって排水を妨げることがなく、本体内で水位が上昇した場合の排水作用が阻害されることはない。たとえばサーモン類の解体処理が行われる持ち場における排水設備において、捕集対象固形ゴミを魚骨として、本発明粗集かごを設計することができる。
図3は、取っ手を備えた本発明の粗集かごの構成を示す説明図である。図中、(b)は(a)の側面視図である。図示するように本粗集かご410は、排水桝への着脱用の取っ手38、38を設けた構成とすることができる。図示するように取っ手38は、本体32の上端34に設ける構成とすることができ、また両手でそれぞれを持てるように対向して計二つ、設けることが望ましい。取っ手38、38を把持して本粗集かご310を取り扱うことにより、本体内に溜まったゴミを廃棄処理するために本粗集かご310を排水桝から取り外し、カラになった本粗集かご310を再度排水桝に設置する、という作業を容易に行うことができる。
図4は、本発明の排水構造の基本構成を示す側断面視の説明図である。図示するように本発明排水構造490は、以上説明したいずれかの構成の粗集かご410と、粗集かご410が載せられた排水桝450とからなり、粗集かご410の上には上蓋49Xが載せられていないことを、特徴的な構成とする。すなわち本発明粗集かご410、および排水構造490は、上蓋49Xを載せずに用いる方式とすることができる。粗集かご410内にある程度のサイズを有する固形ゴミが堆積することを想定、前提した上で排水構造490設置個所における廃水の溢れ出しを防ぎ、かつ堆積した固形ゴミの処理のために要すると予想される粗集かご410の着脱の頻度を考慮すると、かかる構成が便利であり、作業効率がよい。
本発明の実施例を示すが、本発明が実施例の構成に限定されないことはいうまでもない。
図5は、本発明の粗集かご実施例の正面図(背面図)である。また、
図5-2、5-3、5-4、5-5、および5-6はそれぞれ、実施例の左側面図(右側面図)、平面図、底面図、正面右上方からの斜視図、および底面右下方からの斜視図である。本実施例粗集かご510は、水産加工場の排水設備用として、特にサーモン類の解体処理時に魚骨などの廃棄物が発生する現場における用途を念頭に設計、製作した。
図5は、本発明の粗集かご実施例の正面図(背面図)である。また、
図5-2、5-3、5-4、5-5、および5-6はそれぞれ、実施例の左側面図(右側面図)、平面図、底面図、正面右上方からの斜視図、および底面右下方からの斜視図である。本実施例粗集かご510は、水産加工場の排水設備用として、特にサーモン類の解体処理時に魚骨などの廃棄物が発生する現場における用途を念頭に設計、製作した。
実施例粗集かご510を排水桝上に設置しての効果確認試験を実施した。上述した、魚骨などの廃棄物が発生するサーモン類の解体処理が行われる水産加工場の現場にて、非公開で試験した。比較には、本体内に立設した排水管を有しない従来型の粗集かごを用いて、排水効果のほどを確かめた。その結果、従来型では、上記解体処理に伴い発生する魚骨などのゴミが粗集かご内に溜まってくるにしたがって排水効率が悪くなり、しまいには、溜まった廃水がかごの上から溢れ出る状況も発生した。
一方、本発明粗集かご510を設置した場合は、魚骨などのごみが内部に溜まってきても、排水管65の上面を完全に塞いでしまうことはなかった。そして、内部で廃水が溜まってその水位が上昇しても、排水管55の上端56まで上昇した場合には排水管55内に流入し、流下するため、上端56を超えて水位が上昇することはなかった。排水管55の上端56は本体52の上端54以下の高さであるから、粗集かご510内にいくら廃水が溜まっても、これがかご510の上端54を超えて外側に溢れ出る状況にはならず、本発明の効果が確認できた。
以上述べた構成とは異なる本発明粗集かごの例について、さらに説明する。
図6は、排水管に特徴的構造を備えている本発明粗集かごの、排水管の構成を示す説明図である。図示するように本粗集かごの排水管65の上端66は、ザル様に複数の排水小孔によって形成されている、すなわちザル様端部65Mとなっている構成とすることができる。既に述べたように、排水管の上端はその全体が開口した構造とすることでよいのであるが、本体がそうであるように固形物である廃水成分が排水管中に流入することを、本体同様に防止したいという要請はあり得る。本排水管65の構造は、それに対応するものである。
図6は、排水管に特徴的構造を備えている本発明粗集かごの、排水管の構成を示す説明図である。図示するように本粗集かごの排水管65の上端66は、ザル様に複数の排水小孔によって形成されている、すなわちザル様端部65Mとなっている構成とすることができる。既に述べたように、排水管の上端はその全体が開口した構造とすることでよいのであるが、本体がそうであるように固形物である廃水成分が排水管中に流入することを、本体同様に防止したいという要請はあり得る。本排水管65の構造は、それに対応するものである。
粗集かご内部に固形ゴミが溜まり、それが嵩高くなっていくにしたがい、粗集かごの排水小孔は次第に塞がれていき、それらを通って排出されるべき廃水の排水作用、排水効率は次第に低下し、粗集かご内部に溜まり、水位が上昇する状況が生じ得る。しかし、たとえ水位が上昇しても、それが排水管65の上端66を超えて上昇することはなく、上端66に達した廃水は排水管65内に流入、流下する。したがって、粗集かご内部に廃水が溜まった場合であっても、これが粗集かご外に溢れ出ることが有効に防止される。そしてこの時、本体の排水小孔と同様に、排水管65上端のザル様体65Mによって廃水中の固形ゴミが捕集され、排水管65内に流入、排出されることが防止される。
なお、ザル様体65Mにおける小孔のサイズ・形状や、その構成方法(板に設けた孔、網、など)は、上述の本体における排水小孔同様、適宜に設計することができる。また、本体の排水小孔と同一のサイズとするか、相違させるかも、適宜に設計可能である。
図7は、キャップを備えている本発明粗集かごの、排水管の構成を示す説明図である。また、図7-2はキャップを備えている本発明粗集かごの、キャップ使用方法を示す説明図である。これらに図示するように本発明粗集かごは、排水管の上端を被覆するキャップ70を備えており、キャップ70の上端はザル様に複数の排水小孔によって形成されている、すなわちザル様体70Mとなっている構成とすることができる。
図7-2に示すように、本キャップ70を、上端が開口したタイプの排水管75に被せることにより、排水管75の上端にはザル様体70Mが配置されることとなってこれが新たに排水管75の上端76を形成することとなり、図6に示した構成例と同様の作用効果を得ることができる。
排水管の上端におけるザル様体の配置を、本キャップ70により行う方式とすることで、排水管の上端を完全に開口状態とするか、それとも廃水中の固形ゴミを捕集できる形態とするかを、その都度選択することができる。また、図6の構成例の場合よりも、排水管の清掃をしやすくなり、衛生管理上も好ましい。
図8は、キャップを備えている本発明粗集かごの、キャップ構成例を示す斜視図である。また、図8-2は図8に示したキャップに対応する排水管の構成例を示す斜視図、図8-3は図8のキャップで図8-2の排水管を被覆した状態を示す斜視図である。図示するように係止手段は、キャップ側係止手段80Lと、これに対応する排水管側係止手段85Lとからなる構成とすることができる。係止手段80L等を備えることにより、キャップ80を排水管85に取り付けて用いる場合の取り付け安定性を高めることができる。なお、図示する係止手段80L、85Lの方式は一例であり、本発明はこれに限定されない。
本発明の粗集かご、および排水構造によれば、廃水中の固形ゴミの堆積による排水不全や溢水を実用性高く防止することができ、特に食品加工場等におけるゴミの堆積による排水不全や溢水発生の対策として有効である。したがって、排水設備製造分野、水産加工・食肉加工・食品加工などの排水設備使用分野、およびこれらに関連する全分野において、産業上利用性が高い発明である。
1、11、21、31、41、51…排水小孔
2、12、22、32、42、52…本体
3、13、23、33、53、83…本体内底面
4、34、54…本体の上端
5、15a、15b、15c、15d、15e、25a、25b、25c、25d、35、45、55、65、75…排水管
6、36、56、66、76…排水管の上端
7、37、47、57…設置用縁
10、210、310、410、510…粗集かご
38、48、58…取っ手
49X…上蓋
450…排水桝
457…粗集かご設置部位
490…排水構造
65M、70M、80M…ザル様体
70、80…キャップ
80L、85L…係止手段
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10、210、310、410、510…粗集かご
38、48、58…取っ手
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450…排水桝
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490…排水構造
65M、70M、80M…ザル様体
70、80…キャップ
80L、85L…係止手段
Claims (10)
- 排水桝の上に設置して用いる廃水中の固形ゴミ捕集用の粗集かごであって、
ザル様に複数の排水小孔によって形成された本体と、
該本体内底面に立設されている排水管とからなり、
該排水管の上端までの高さは該本体の上端までの高さ以下であり、
かかる構成により、該本体内の水位が該排水管の上端を越えて上昇しないことを特徴とする、粗集かご。 - 前記排水管は、前記本体内底面に一本立設されていることを特徴とする、請求項1に記載の粗集かご。
- 前記排水管は、前記本体内底面に複数本立設されていることを特徴とする、請求項1に記載の粗集かご。
- 前記排水管は円筒状であって、本粗集かごによる捕集対象固形ゴミが通らない程度の径サイズを有することを特徴とする、請求項2、3のいずれかに記載の粗集かご。
- 前記本体の上端には排水桝への着脱用の取っ手が設けられていることを特徴とする、請求項2、3のいずれかに記載の粗集かご。
- 上蓋を載せずに用いることを特徴とする、請求項2、3のいずれかに記載の粗集かご。
- 請求項2、3のいずれかに記載の粗集かごと、該粗集かごが載せられた排水桝とからなり、該粗集かごの上に上蓋が載せられていないことを特徴とする、排水構造。
- 前記排水管の上端はザル様に複数の排水小孔によって形成されていることを特徴とする、請求項1、2、3のいずれかに記載の粗集かご。
- 前記排水管の上端を被覆するキャップが備えられており、該キャップの上端はザル様に複数の排水小孔によって形成されていることを特徴とする、請求項1、2、3のいずれかに記載の粗集かご。
- 前記キャップを前記排水管に着脱可能に係止する係止手段が備えられていることを特徴とする、請求項9に記載の粗集かご。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20221005 |