JP2024047431A - 制御システム、コンピュータープログラム及び制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】1又は複数の他のユーザーと会話する際に、ユーザーにとってより利便性が高い画面表示を実現すること。【解決手段】本発明の一態様は、ネットワークを介してユーザーと他のユーザーとが会話を行うための仮想的な会議室において、前記ユーザーと同じ会議室に参加している1又は複数の他のユーザー毎に、前記他のユーザーのユーザー端末から提供される画像を表示可能な部分領域及び拡大部分領域を前記ユーザーのユーザー端末の画面に表示させる制御部を備え、前記拡大部分領域は前記部分領域よりも相対的に大きい領域であり、前記制御部は、前記部分領域のユーザーに関して所定の操作が行われた場合に、前記ユーザーに関して前記拡大部分領域を表示する、制御システムである。【選択図】図1
Description
本発明は、オンラインで会話することを実現するための技術に関する。
従来から、ネットワークを介して会話や会議を行うためのシステムが提案されている。これらのシステムでは、カメラで撮影された参加者の顔画像や参加者のアイコン等がユーザー毎に設けられた部分領域に表示されることが一般的である。例えば、特許文献1には、撮影されたユーザーの顔領域の画像を抽出して背景にはぼかしをかけて表示することが記載されている。ユーザーは、表示された顔画像アイコンを視認することによって、どのような人が参加しているかを把握することができる。また、アイコンではなく、ユーザー端末で撮像されているユーザーの動画像がユーザー毎の部分領域に表示されるシステムもある。
従来から、複数のメンバーが参加している場合には、参加している1又は複数のメンバー毎に部分領域が設けられて顔や動画像が表示されるシステムがある。このようなメンバー毎の部分領域の画面レイアウトについて、予め定義されている複数の画面レイアウトから選択することができるシステムもある。例えば、1又は複数のユーザーの部分領域がそれぞれ同じ大きさで設定され、各ユーザーの画像が部分領域内に表示される画面レイアウトがある。他の例として、代表ユーザー(例えばその時点で発言しているユーザー)の部分領域が他のユーザーの部分領域よりも大きく設定される画面レイアウトもある。他の例として、画面共有されているウィンドウやデスクトップの画像を表示するための部分領域がユーザーの部分領域よりも大きく設定される画面レイアウトもある。しかしながら、必ずしもユーザーが所望する画面を見やすく表示することが実現できてはいなかった。
上記事情に鑑み、本発明は、1又は複数の他のユーザーと会話する際に、ユーザーにとってより利便性が高い画面表示を実現することを可能とする技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、ネットワークを介してユーザーと他のユーザーとが会話を行うための仮想的な会議室において、前記ユーザーと同じ会議室に参加している1又は複数の他のユーザー毎に、前記他のユーザーのユーザー端末から提供される画像を表示可能な部分領域及び拡大部分領域を前記ユーザーのユーザー端末の画面に表示させる制御部を備え、前記拡大部分領域は前記部分領域よりも相対的に大きい領域であり、前記制御部は、前記部分領域のユーザーに関して所定の操作が行われた場合に、前記ユーザーに関して前記拡大部分領域を表示する、制御システムである。
本発明の一態様は、上記の制御システムであって、前記制御部は、前記拡大部分領域を表示する場合、前記拡大部分領域のユーザーに関する前記部分領域の表示を行わない。
本発明の一態様は、上記の制御システムであって、前記制御部は、複数のユーザーから共有の指示を受けた場合、共有の指示をした複数のユーザーに応じた前記部分領域又は前記拡大部分領域において、共有の指示に応じた画面を表示する。
本発明の一態様は、ネットワークを介してユーザーと他のユーザーとが会話を行うための仮想的な会議室において、前記ユーザーと同じ会議室に参加している1又は複数の他のユーザー毎に、前記他のユーザーのユーザー端末から提供される画像を表示可能な部分領域又は拡大部分領域を前記ユーザーのユーザー端末の画面に表示させる制御部を備え、前記拡大部分領域は前記部分領域よりも相対的に大きい領域であり、前記制御部は、前記部分領域のユーザーに関して所定の操作が行われた場合に、前記ユーザーに関して前記拡大部分領域を表示する、制御システムとしてコンピューターを機能させるためのコンピュータープログラムである。
本発明の一態様は、コンピューターが、ネットワークを介してユーザーと他のユーザーとが会話を行うための仮想的な会議室において、前記ユーザーと同じ会議室に参加している1又は複数の他のユーザー毎に、前記他のユーザーのユーザー端末から提供される画像を表示可能な部分領域又は拡大部分領域を前記ユーザーのユーザー端末の画面に表示させ、前記拡大部分領域は前記部分領域よりも相対的に大きい領域であり、前記コンピューターは、前記部分領域のユーザーに関して所定の操作が行われた場合に、前記ユーザーに関して前記拡大部分領域を表示する、制御方法である。
本発明により、1又は複数の他のユーザーと会話する際に、ユーザーにとってより利便性が高い画面表示を実現することが可能となる。
以下、本発明の具体的な構成例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の会話システム100のシステム構成を示す概略ブロック図である。会話システム100は、ユーザー端末10を操作するユーザー同士がネットワーク90を介して会話を行うためのシステムである。会話システム100は、複数のユーザー端末10、会話制御装置20を含む。複数のユーザー端末10及び会話制御装置20は、ネットワーク90を介して通信可能に接続される。ネットワーク90は、無線通信を用いたネットワークであってもよいし、有線通信を用いたネットワークであってもよい。ネットワーク90は、複数のネットワークが組み合わされて構成されてもよい。
図1は、本発明の会話システム100のシステム構成を示す概略ブロック図である。会話システム100は、ユーザー端末10を操作するユーザー同士がネットワーク90を介して会話を行うためのシステムである。会話システム100は、複数のユーザー端末10、会話制御装置20を含む。複数のユーザー端末10及び会話制御装置20は、ネットワーク90を介して通信可能に接続される。ネットワーク90は、無線通信を用いたネットワークであってもよいし、有線通信を用いたネットワークであってもよい。ネットワーク90は、複数のネットワークが組み合わされて構成されてもよい。
図2は、ユーザー端末10の機能構成の具体例を示す概略ブロック図である。ユーザー端末10は、例えばスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピューター、携帯ゲーム機、据え置き型ゲーム機、専用機器などの情報機器を用いて構成される。ユーザー端末10は、通信部11、操作部12、表示部13、音声入力部14、音声出力部15、撮像部16、記憶部17及び制御部18を備える。
通信部11は、通信機器である。通信部11は、例えばネットワークインターフェースとして構成されてもよい。通信部11は、制御部18の制御に応じて、ネットワーク90を介して他の装置とデータ通信する。通信部11は、無線通信を行う装置であってもよいし、有線通信を行う装置であってもよい。
操作部12は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、ボタン、タッチパネル等の既存の入力装置を用いて構成される。操作部12は、ユーザーの指示をユーザー端末10に入力する際にユーザーによって操作される。操作部12は、入力装置をユーザー端末10に接続するためのインターフェースであっても良い。この場合、操作部12は、入力装置においてユーザーの入力に応じ生成された入力信号をユーザー端末10に入力する。操作部12は、マイク及び音声認識装置を用いて構成されてもよい。この場合、操作部12はユーザーによって発話された文言を音声認識し、認識結果の文字列情報をユーザー端末10に入力する。操作部12は、ユーザーの指示をユーザー端末10に入力可能な構成であればどのように構成されてもよい。
表示部13は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。表示部13は、会話を行う際に用いられる画像データを表示する。表示部13は、画像表示装置をユーザー端末10に接続するためのインターフェースであっても良い。この場合、表示部13は、画像データを表示するための映像信号を生成し、自身に接続されている画像表示装置に映像信号を出力する。
音声入力部14は、マイクを用いて構成される。音声入力部14は、マイクそのものとして構成されてもよいし、外部機器としてマイクをユーザー端末10に接続するためのインターフェースとして構成されてもよい。マイクは、会話を行うユーザーの発話音声を取得する。音声入力部14は、マイクによって取得された音声のデータを制御部18に出力する。
音声出力部15は、スピーカーやヘッドホンやイヤホン等の音声出力装置を用いて構成される。音声出力部15は、音声出力装置そのものとして構成されてもよいし、外部機器として音声出力装置をユーザー端末10に接続するためのインターフェースとして構成されてもよい。音声出力装置は、会話を行うユーザーが音声を聞き取ることができるように音声を出力することが望ましい。音声出力部15は、制御部18によって出力される音声信号に応じた音声を出力する。
撮像部16は、カメラ等の撮像機器を用いて構成される。撮像部16は、カメラ等の撮像機器をユーザー端末10に接続するためのインターフェースであってもよい。撮像部16は、ユーザーの顔を撮像可能な位置に設置されることが望ましい。この場合、撮像部16は、ユーザーの顔を撮像し、静止画像又は動画像のデータ(以下「画像データ」という。)を生成する。撮像部16は、生成した画像データを制御部18に出力する。
記憶部17は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。記憶部17は、制御部18によって使用されるデータを記憶する。記憶部17は、例えばユーザー情報記憶部171として機能してもよい。ユーザー情報記憶部171は、ユーザー端末10を操作するユーザーに関する情報(以下「ユーザー情報」という。)を記憶する。ユーザー情報は、例えばユーザーのハンドルネーム、ユーザーのアイコンデータ、ユーザーの属性情報を含んでもよい。ハンドルネームとは、ユーザーが会話システム100において会話を行う際に使用する名前(ニックネーム又は本名)である。アイコンデータとは、ユーザーが会話システム100において会話を行う際に使用する画像データである。属性情報は、例えばユーザーの年齢、性別、所属に関する情報を含んでもよい。
記憶部17は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。記憶部17は、制御部18によって使用されるデータを記憶する。記憶部17は、例えばユーザー情報記憶部171として機能してもよい。ユーザー情報記憶部171は、ユーザー端末10を操作するユーザーに関する情報(以下「ユーザー情報」という。)を記憶する。ユーザー情報は、例えばユーザーのハンドルネーム、ユーザーのアイコンデータ、ユーザーの属性情報を含んでもよい。ハンドルネームとは、ユーザーが会話システム100において会話を行う際に使用する名前(ニックネーム又は本名)である。アイコンデータとは、ユーザーが会話システム100において会話を行う際に使用する画像データである。属性情報は、例えばユーザーの年齢、性別、所属に関する情報を含んでもよい。
制御部18は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーとメモリーとを用いて構成される。制御部18は、プロセッサーがプログラムを実行することによって、表示制御部181、会議制御部182及び会話制御部183として機能する。なお、制御部18の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されても良い。上記のプログラムは、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピューター読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM、半導体記憶装置(例えばSSD:Solid State Drive)等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。上記のプログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
表示制御部181は、通信部11を介して会話制御装置20から表示情報を受信する。表示制御部181は、取得された表示情報に基づいて画像信号を生成し、表示部13に表示させる。表示情報は、例えば表示される画像そのものを示す画像データであってもよい。この場合、画像データを生成する主体(画像データ生成部)は会話制御装置20の表示情報生成部233である。表示情報は、例えば表示される画像を生成するために必要となる情報(例えば、表示される会議室の位置、大きさ及び表示態様や、ユーザーの位置及びアイコン画像を示す情報)を示すデータであってもよい。この場合、表示制御部181は、表示データに基づいて、表示部13に表示するための画像データを生成する。この場合、画像データを生成する主体(画像データ生成部)は表示制御部181である。
会議制御部182は、会話制御装置20において仮想的に設けられる会議に関する制御を行う。例えば、ユーザーが操作部12を操作することによって新規の会議室を設置することを指示した場合、会議制御部182は、新規の会議室を設置するための処理を行う。
会話制御部183は、他のユーザー端末10のユーザーとの間で行われる会話に関する制御を行う。他のユーザー端末10のユーザーとの会話は、例えば設置された会議室に参加する1又は複数のユーザーとの間の会話(以下「会議室会話」という。)として行われても良い。会話制御部183は、例えば音声入力部14から入力された音声データを、通信部11を介して会話制御装置20へ送信する。会話制御部183は、会話制御装置20から音声データを受信すると、受信された音声データを音声出力部15から出力する。
図3は、会話制御装置20の機能構成の具体例を示す概略ブロック図である。会話制御装置20は、例えばパーソナルコンピューターやサーバー装置などの情報処理装置を用いて構成される。会話制御装置20は、通信部21、記憶部22及び制御部23を備える。
通信部21は、通信機器である。通信部21は、例えばネットワークインターフェースとして構成されてもよい。通信部21は、制御部23の制御に応じて、ネットワーク90を介して他の装置とデータ通信する。通信部21は、無線通信を行う装置であってもよいし、有線通信を行う装置であってもよい。
記憶部22は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。記憶部22は、制御部23によって使用されるデータを記憶する。記憶部22は、例えば正規ユーザー情報記憶部221、ゲストユーザー情報記憶部222及び会議室情報記憶部223として機能してもよい。
正規ユーザー情報記憶部221は、ユーザー端末10を操作する複数の正規ユーザーに関する情報(正規ユーザー情報)を記憶する。正規ユーザーとは、会話システム100を使用することができるユーザーとして予め所定の手続きを行い登録されている者である。正規ユーザーは、例えばユーザーID及びパスワードを用いてログインすることによって、会話システム100において正規ユーザー用に提供されている1又は複数の機能(以下「正規ユーザー機能」という。)を利用することが可能である。
正規ユーザーは、他の正規ユーザーからの招待を受けること無く、自発的に会話システム100にログインすることが可能である。正規ユーザーは、会話システム100にログインしておくことにより、会話システム100にログインしている他のユーザーとオンラインで会話することが可能である。複数の正規ユーザーの正規ユーザー情報は、予め会話制御装置20に登録されてもよい。正規ユーザー情報は、例えば正規ユーザーのハンドルネーム、正規ユーザーのアイコンデータ、正規ユーザーの属性情報を含んでもよい。
ゲストユーザー情報記憶部222は、ゲストユーザーに関する情報(ゲストユーザー情報)を記憶する。ゲストユーザーとは、正規ユーザーから招待を受けることによって会話システム100にアクセスすることができる者である。ゲストユーザーは、例えば正規ユーザーからの招待として、会話システム100にアクセスするための情報(以下「ゲストアクセス情報」という。)を受け取り、ゲストアクセス情報を用いることによってゲストユーザーとして会話システム100にアクセスする。ゲストアクセス情報として、例えばURL(Uniform Resource Locator)や、ID等の文字列が用いられてもよい。
ゲストユーザーは、会話システム100において、ゲストユーザー用に提供されている1又は複数の機能(以下「ゲストユーザー機能」という。)を利用することが可能である。ただし、正規ユーザー機能に比べてゲストユーザー機能は制限されている。すなわち、ゲストユーザー機能として提供される機能は、正規ユーザー機能の一部である。なお、正規ユーザー機能として提供されていない機能がゲストユーザー機能に含まれてもよい。ゲスト情報は、例えばゲストユーザーのハンドルネーム、ゲストユーザーの属性情報を含んでもよい。ハンドルネームとは、ゲストユーザーが会話システム100において会話を行う際に使用する名前(ニックネーム又は本名)である。属性情報は、例えばゲストユーザーの年齢、性別、所属に関する情報を含んでもよい。なお、ユーザーとは、正規ユーザー及びゲストユーザーの両方を含む概念である。
会議室情報記憶部223は、会議室に関する情報(以下「会議室情報」という。)を記憶する。会議室とは、会話システム100においてユーザーが会話を行うために設置する仮想的な部屋である。会議室情報は、例えばその会議室に設定されている名前を示す情報を含んでもよい。会議室情報は、さらに、その会議室に現在入室している正規ユーザー及びゲストユーザーを示す情報を含んでもよい。
制御部23は、CPU等のプロセッサーとメモリーとを用いて構成される。制御部23は、プロセッサーがプログラムを実行することによって、ユーザー制御部231、会議室制御部232、表示情報生成部233及び会話制御部234として機能する。なお、制御部23の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されても良い。上記のプログラムは、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されても良い。コンピューター読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM、半導体記憶装置(例えばSSD)等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。上記のプログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
ユーザー制御部231は、正規ユーザー及びゲストユーザーに関する制御処理を行う。例えば、ユーザー制御部231は、会話制御装置20にアクセスしてくる正規ユーザーについてログインのための処理(例えば認証処理)を行ってもよい。ユーザー制御部231は、ユーザー端末10から受信された正規ユーザー情報を正規ユーザー情報記憶部221に登録してもよい。ユーザー制御部231は、会話制御装置20にアクセスしてくるゲストユーザーに対し、ゲストユーザー情報の入力を要求し、入力されたゲストユーザー情報(例えばハンドルネームや属性情報など)をゲストユーザー情報記憶部222に登録してもよい。
会議室制御部232は、会議室に関する制御処理を行う。例えば、会議室制御部232は、会議室を新たに設置することについてユーザー端末10から指示を受けた場合には、受信される情報に基づいて会議室情報を生成し、会議室情報記憶部223に登録してもよい。会議室制御部232は、ユーザーによって会議室へ参加するための所定の操作が行われた場合、所定の条件が満たされると、その会議室へユーザーを参加させるための処理を行う。例えば、会議室制御部232は、会議室情報記憶部223を更新することによって、会議室に新たなユーザーが参加したことを登録する。このとき、会議室制御部232は、参加の要求が正規ユーザーによってなされた場合と、ゲストユーザーによってなされた場合とで異なる処理を行っても良い。
会議室制御部232は、例えば、会話システム100にログインしている正規ユーザーから、特定の会議室への入室を要求する操作がなされた場合、その正規ユーザーがその会議室に入室する資格を有しているか否か判定する。例えば、通常の会議室であれば、どのような正規ユーザーであっても入室する資格を有していると判定されてもよい。例えば、入室が制限されている会議室であれば、予め登録されている正規ユーザーであることを条件として入室する資格の有無が判定されてもよい。
会議室制御部232は、例えば、特定のゲストアクセス情報を用いて会話システム100にアクセスしてきたゲストユーザーに対しては、アクセス先として指定されている会議室が公開状態であるか否か判定する。アクセス先として指定されている会議室が非公開状態である場合には、会議室制御部232はそのゲストユーザーの入室を許可しない。アクセス先として指定されている会議室が公開状態である場合には、会議室制御部232はそのゲストユーザーの入室を許可する。このとき、会議室制御部232はそのゲストユーザーの入室を許可するのではなく、その会議室に設けられた待機室への入室を許可してもよい。ゲストユーザーが待機室に入室した後に、正規ユーザーによってそのゲストユーザーについて会議室への入室を許可する操作がなされた場合に、会議室制御部232はそのゲストユーザーの会議室への入室を許可してもよい。
表示情報生成部233は、ユーザー端末10において表示される画像の生成に必要となる情報(表示情報)を生成する。表示情報は、例えば現在設置されている会議室に関する情報や、会話制御装置20にアクセスしている各ユーザー端末10のユーザーに関する情報を含んでもよい。表示情報生成部233は、生成された表示情報を、ユーザー端末10に対して送信する。
各ユーザー端末10に表示される画像は、例え同じ会議室に入室しているユーザーのユーザー端末10であっても、そのユーザーが正規ユーザーであるのかゲストユーザーであるのかに応じて異なる。ゲストユーザーが操作するユーザー端末10(ゲストユーザー端末)に表示される画像に示される情報量は、正規ユーザーが操作するユーザー端末10(正規ユーザー端末)に表示される画像に示される情報量に比べて少ない。
例えば、正規ユーザーが操作するユーザー端末10には、その正規ユーザーが入室している会議室以外の会議室に関する情報も表示されるが、ゲストユーザーが操作するユーザー端末10には、そのゲストユーザーが入室している会議室以外の会議室に関する情報は表示されないように構成されてもよい。ゲストユーザーが複数の会議室へ招待されている場合には、ゲストユーザー端末には、そのゲストユーザーが招待されている複数の会議室に関する情報が表示され、招待されていない会議室に関する情報は表示されないように構成されてもよい。例えば、正規ユーザーが操作するユーザー端末10には、その正規ユーザーが入室している会議室以外の会議室に関する情報も表示されるが、ゲストユーザーが操作するユーザー端末10には、そのゲストユーザーが入室している会議室以外の会議室に関する情報は表示されないように構成されてもよい。
会話制御部234は、ユーザー端末10から音声データを受信する。会話制御部234は、各ユーザー端末10に対して出力されるべき音声データ(以下「会話音声データ」という。)を生成し、各ユーザー端末10に会話音声データを送信する。会話制御部234は、例えば各ユーザー端末10のユーザーがどのような会話に参加しているかに基づいて会話音声データを生成してもよい。例えば、会話制御部234は、各ユーザーのユーザー端末10に対し、そのユーザーが入室している会議室に参加している全ユーザーのユーザー端末10から受信された音声を含む会話音声データを送信してもよい。
次に、ユーザー端末10において表示される画像と、各画像が表示されている場合に出力される会話音声データとの関係について説明する。
図4は、ユーザー端末10の表示部13に表示される画像の具体例を示す図である。図4において、表示部13には、会議室領域画像30、会話領域31、聞き耳領域32、アイコン画像41、操作領域画像51が表示されている。表示部13には、会議室を設置可能な仮想空間の画像が表示される。仮想空間は、主に会議室の領域と、会議室外の領域と、で構成される。会議室の領域は、会議室領域画像30として表示される。会議室外の領域(以下「室外領域」という。)は、符号91で表される領域であり、会議室に入室していないユーザーのアイコン画像41が表示される領域である。
会議室領域画像30は、会話領域31と聞き耳領域32とを含む。会話領域31にアイコン画像41が表示されているユーザーは、同じ会議室の会話領域31にアイコン画像41が表示されている他のユーザーと会話をすることができる。すなわち、会話領域31にアイコン画像41が表示されている各ユーザーの音声は、お互いに送受信される。以下の説明では、会議室に入室するということは、会話領域31にアイコン画像41が表示されることを示す。すなわち、会議室に入室するということは、他の入室者と会話を行うことが可能な状態になることを示す。
聞き耳領域32にアイコン画像41が表示されているユーザー(以下「聞き耳ユーザー」という。)は、その会議室の会話領域31にアイコン画像41が表示されているユーザー(入室しているユーザー)の会話を聞くことができる。ただし、聞き耳ユーザーは、その会議室において発言することができない。すなわち、聞き耳ユーザーが発話した音声は、その会議室に入室している他のユーザーのユーザー端末10や、その会議室における他の聞き耳ユーザーのユーザー端末10において出力されない。
会議室領域画像30は、所定の大きさの領域を示す幾何学形状の画像として表される。本実施形態の例では、会議室領域画像30は、円形の画像として表される。会議室領域画像30の中央付近には、会議室の名称311が表示される。図4の例では、“雑談”が会議室の名称である。会議室の名称が表示されることによって、室外領域91に位置するユーザー(正規ユーザー)であっても、その会議室に入室することなくおおよそその会議室でどのような会話が行われているか推察することが可能となる。
会議室領域画像30の内側には、入室ボタン312及び詳細ボタン313が表示されてもよい。入室ボタン312は、その会議室に入室することを要求するためのボタンである。室外領域91に位置するユーザーによって入室ボタン312が操作されることに応じて、そのユーザーがその会議室に入室することを要求していることを会議室制御部232が判断する。会議室制御部232は、その要求に応じて入室を許可するか否か判定し、判定結果に応じてユーザーの入室を制御する。
詳細ボタン313は、その会議室に関する詳細な情報を表示させるためのボタンである。詳細ボタン313が操作されることに応じて、詳細表示領域が画面に表示される。詳細表示領域には、その会議室に関する詳細な情報と、その会議室について操作を行うためのボタンや入力枠が表示される。例えば、ゲストアクセス情報を発行するためのボタン、ゲストアクセス情報が表示される領域、公開状態又は非公開状態に状態を変更するためのボタン、会議室の名称、会議室の名称を変更するためのボタン、変更後の会議室の名称を入力するための入力枠、等が表示されてもよい。
アイコン画像41は、ユーザーの仮想的な位置とユーザーに関する情報を示す画像である。アイコン画像41は、例えばユーザー情報に含まれるアイコンデータにしたがって表示されてもよい。
図5は、ユーザー状態設定画像の具体例を示す図である。所定の操作が行われる事に応じて、画面にユーザー状態設定画像511が表示される。図5では、ユーザー状態設定画像511には、“ウェルカム”、“フラット”及び“ゾーン”の3つのユーザー状態のアイコン画像と文字列との表示例が示されている。
“ウェルカム”は、例えばそのユーザーが会話制御装置20にアクセスしており会話可能な状態であって、会話を積極的に行いたい状態であることを示す。“フラット”は、例えばそのユーザーが会話制御装置20にアクセスしており会話可能な状態であって、会話は行っても行わなくてもどちらでもよい状態であることを示す。“ゾーン”は、例えばそのユーザーが会話制御装置20にアクセスしており画面の閲覧程度はしているが、暫くの間操作はしない状態であることや会話を行いたくない状態であることを示す。以上説明したユーザー状態の具体例は、あくまで例にすぎず、他の態様でユーザー状態が定義されてもよい。
図6は、アイコン画像41の一具体例を示す図である。アイコン画像41は、ユーザー状態を示すように構成されてもよい。図6に示される具体例では、アイコン画像41は、ユーザー状態を示すユーザー状態画像42を含んでいる。ユーザー状態画像42は、ユーザー状態を示す画像である。ユーザー状態画像42は、例えば形状や色によってユーザー状態を示すように構成されてもよい。ユーザー状態画像42として、例えば、ユーザー状態設定画像511において示されている各ユーザー状態のアイコン画像が示されてもよい。
なお、アイコン画像41においてユーザー状態を示す態様は、ユーザー状態画像42を用いた態様に限定される必要は無い。例えば、アイコン画像41そのものの色をユーザー状態に応じて変更するような態様でユーザー状態が示されてもよい。例えば、ウェルカムである場合にはアイコン画像41を通常の色で表示し、フラットである場合にはアイコン画像41をセピア調の色で表示し、ゾーンである場合にはアイコン画像41を白黒画像(例えば2値画像)で表示してもよい。
図7は、ユーザー端末10の表示部13に表示される画像の具体例を示す図である。図7の例では、2名分のユーザーのアイコン画像41(41_1及び41_2)と、1つの会議室の会議室領域画像30とが表示されている。会議室領域画像30によって示される会議室には、どのユーザーもまだ参加していない。2名のユーザーは、どの会議室にも参加していない。そのため、アイコン画像41_1及びアイコン画像41_2は、会議室領域画像30の内側ではなく室外領域91に表示されている。
会議室に参加を希望するユーザーは、所定の操作を行うことで会議室に参加(入室)することができる。例えば、参加を希望する会議室領域画像30における入室ボタン312を操作することで、その会議室に参加することができる。なお、入室するための操作は上述したものに限定される必要は無い。会議室に対して入室制限が設定されている場合には、入室制限において入室が許可されているユーザーのみがその会議室に入室することができる。
図8は、ユーザー端末10の表示部13に表示される画像の具体例を示す図である。図8の例では、雑談がテーマの会議室に対して1名のユーザーが参加している。そのため、雑談がテーマの会議室を示す会議室領域画像30の内側に、1名分のユーザーのアイコン画像41(41_2)が表示されている。この時点では、アイコン画像41_2のユーザーと同じ会議室に参加している他のユーザーはいない。そのため、アイコン画像41_2のユーザーは、雑談がテーマの会議室において、他のユーザーと会話を行うことができない。
室外領域91にいるアイコン画像41_1のユーザーが、雑談がテーマの会議室への参加のための操作を行うと、その会議室に参加しているユーザーに対して、参加を希望しているユーザーがいることが通知される。例えば、所定の音(例えばドアをノックする音)が、各ユーザーのユーザー端末10において出力されても良い。通知対象となるユーザーは、その会議室に参加している全てのユーザーであってもよいし、所定の一部のユーザー(例えばその会議室の管理者であるユーザー)のみであってもよい。
通知がなされた後に、所定の条件が満たされると、アイコン画像41_1のユーザーは雑談がテーマの会議室へ参加することができる。所定の条件は、例えば単に所定の時間(例えば1秒、3秒、5秒など)が経過したことであってもよいし、所定のユーザー(例えばその会議室の管理者、参加者など)によって参加が許可されたことであってもよいし、その会議室に予め設定されている参加条件が満たされたことであってもよい。
図9は、ユーザー端末10の表示部13に表示される画像の具体例を示す図である。図9の例では、雑談がテーマの会議室に対して2名のユーザーが参加している。そのため、雑談がテーマの会議室を示す会議室領域画像30の内側に、2名分のユーザーのアイコン画像41(41_1及び41_2)が表示されている。この時点では、アイコン画像41_1のユーザーとアイコン画像41_2のユーザーとが同じ会議室に参加している。そのため、アイコン画像41_1のユーザーとアイコン画像41_2のユーザーとは、雑談がテーマの会議室において会話を行うことができる。すなわち、同じ会議室に参加しているユーザー同士は、ユーザー端末10を用いて会話を行うことができる。
より具体的には以下の通りである。会議室に参加しているユーザーのユーザー端末10は、同じ会議室に参加していている他のユーザーが発話した音声データを受信し、出力する。また、会議室に参加しているユーザーのユーザー端末10は、そのユーザーが発話した音声データを会話制御装置20に送信する。この送信により、同じ会議室に参加していている他のユーザーのユーザー端末10において、その音声データが出力される。室外領域91にいるアイコン画像41_3のユーザーが、雑談がテーマの会議室への参加のための操作を行うと、所定の条件が満たされた後に、アイコン画像41_3のユーザーは雑談がテーマの会議室へ参加することができる。
図10は、ユーザー端末10の表示部13に表示される画像の具体例を示す図である。図10の例では、雑談がテーマの会議室に対して3名のユーザーが参加している。そのため、雑談がテーマの会議室を示す会議室領域画像30の内側に、3名分のユーザーのアイコン画像41(41_1、41_2及び41_3)が表示されている。この時点では、アイコン画像41_1のユーザーとアイコン画像41_2のユーザーとアイコン画像41_3のユーザーとが同じ会議室に参加している。そのため、アイコン画像41_1のユーザーとアイコン画像41_2のユーザーとアイコン画像41_3のユーザーとは、雑談がテーマの会議室において会話を行うことができる。なお、4名以上のユーザーが同一の会議室に参加する場合も同様である。
図11は、ユーザー端末10の表示部13に表示される画像の具体例を示す図である。図11の例では、雑談がテーマの会議室に対して8名のユーザーが参加している。図11の例では、ユーザー端末10はビデオ会話モードで動作している。ビデオ会話モードでは、同じ会議室(図11では雑談がテーマの会議室)に参加しているユーザー毎に部分領域51が表示される。部分領域51は、その部分領域51に対応づけられたユーザーのユーザー端末10から提供される動画像を表示可能な領域である。部分領域51に表示可能な動画像の具体例には、ユーザー端末10の撮像部16によって撮像されている動画像、ユーザー端末10において共有されている画面(以下「共有画面」という。)を示す動画像、がある。共有画面とは、例えばそのユーザーによって選択されたウィンドウ、選択されたファイルを表示するウィンドウ、選択されたデスクトップ、等の画面である。共有画面を示す動画像では、その画面に対してユーザーが行った操作が随時反映されてもよい。例えば、ユーザーがカーソルの位置を操作する場合には、そのカーソルの表示位置が共有画面において操作に応じて変化する。
部分領域51には、上述したもの以外の種類の動画像が表示されてもよい。図11の例では、各部分領域51には、ユーザー端末10の撮像部16によって撮像されている各ユーザーの顔を含む動画像が表示されている。
図11の例では、表示部13の画面の一部(例えば右端付近)に部分リスト領域50が設けられる。部分リスト領域50には、諸定数以下(図11の例では7つ以下)の部分領域51が並べられて表示される。図11の例では、雑談がテーマの会議室に参加している8名のユーザーのうち、7名分のユーザーの部分領域51が表示されている。残りの1名分のユーザーの部分領域51は、部分リスト領域50の大きさの制限により表示されていない。ただし、部分リスト領域50に表示される部分領域51の数が何らかの理由で減った場合には、それまで表示されていなかったユーザーの部分領域51が部分リスト領域50に表示されてもよい。また、部分リスト領域50に表示される部分領域51はスクロール表示されてもよい。例えば、図11の画面において、下方向に部分リスト領域50の表示がスクロールされた場合、上端にあった部分領域51_1は表示されなくなり、部分領域51_2~51_7はそれぞれ一つ上に移動し、下端に部分領域51_8が表示されてもよい。
図12は、ユーザー端末10の表示部13に表示あれる画像の具体例を示す図である。図12の例では、部分領域51_7に表示されていたユーザーの画像が、拡大部分領域52_7に表示されている。ユーザー端末10の表示部13に表示されている部分領域51に対してユーザーが所定の操作(例えばタッチ、クリック等)を行うと、操作された部分領域51は拡大部分領域52として表示される。拡大部分領域52は、部分領域51よりも面積が広い。拡大部分領域52には、部分領域51に表示されていた画像と同じものが拡大されて表示される。拡大部分領域52は、例えば部分リスト領域50以外の領域に1又は複数表示される。拡大部分領域52に表示されているユーザーに対応する部分領域51は、部分リスト領域50から削除されてもよい。図12の例では、もともと部分リスト領域50に表示されていた部分領域51_7に対して操作がなされたため、拡大部分領域52_7が表示されている。その際に、部分領域51_7は部分リスト領域50から削除された。この削除に伴って、それまで表示されていなかった部分領域51_8が部分リスト領域50に表示されてもよい。
図13は、ユーザー端末10の表示部13に表示される画像の具体例を示す図である。図13の例では、部分領域51_4及び51_7に表示されていたユーザーの画像が、それぞれ拡大部分領域52_4及び52_7に表示されている。このような表示は、例えばもともと部分リスト領域50に表示されていた部分領域51_4及び51_7に対してそれぞれ操作がなされた結果として表示される。拡大部分領域52が複数表示される場合には、各拡大部分領域52の大きさが同じ大きさとして表示されてもよい。この場合も、拡大部分領域52は、部分領域51よりも大きい領域として、より画面13の中心に近い位置に表示される。
図14は、ユーザー端末10の表示部13に表示される画像の具体例を示す図である。図14の例では、部分領域51_2、51_4及び51_7に表示されていたユーザーの画像が、それぞれ拡大部分領域52_2、52_4及び52_7に表示されている。このような表示は、例えばもともと部分リスト領域50に表示されていた部分領域51_2、51_4及び51_7に対してそれぞれ操作がなされた結果として表示される。拡大部分領域52が複数表示される場合には、各拡大部分領域52の大きさが同じ大きさとして表示されてもよい。この場合も、拡大部分領域52は、部分領域51よりも大きい領域として、より画面13の中心に近い位置に表示される。
図15は、ユーザー端末10の表示部13に表示される画像の具体例を示す図である。図15の例では、部分リスト領域50に表示されていた全ての部分領域51に対して操作された結果、全てのユーザーについて拡大部分領域52が表示されている。全てのユーザーについて拡大部分領域52が表示されている場合には、部分リスト領域50が設けられなくてもよい。この場合、部分リスト領域50として使用されていた領域も、拡大部分領域52の表示領域として使用される。そのため、拡大部分領域52をより広く表示することが可能となる。
図12~図15に示されるように、表示部13には拡大部分領域個別操作ボタンと、拡大部分領域全体操作ボタン55が表示される。拡大部分領域個別操作ボタンには、個別拡大ボタン53及び縮小ボタン54が含まれる。拡大部分領域個別操作ボタンは、拡大部分領域52毎に表示される。拡大部分領域全体操作ボタン55は、表示部13の画面に一つ表示される。個別拡大ボタン53が操作された場合、その拡大部分領域52は、他の拡大部分領域52よりもさらに大きな領域として拡大表示される。このとき、他の拡大部分領域52は表示されなくてもよい。拡大部分領域52が拡大表示されている際には、戻るボタンも表示される。戻るボタンが操作された場合、個別拡大ボタン53が操作される直前の表示状態に戻る。縮小ボタン54が操作された場合、そのユーザーについて拡大部分領域52が消去され、部分リスト領域50に部分領域51が表示される。
拡大部分領域全体操作ボタン55には、全画面ボタン、全て閉じるボタン、非表示ボタンが含まれても良い。これらのボタンは、例えば拡大部分領域全体操作ボタン55を操作することによって表示されてもよい。全画面ボタンが操作されると、拡大部分領域52が表示されたままの状態で全画面表示が行われる。全て閉じるボタンが操作されると、全ての拡大部分領域52が消去され、部分リスト領域50に可能な限り全ての部分領域51が表示される。すなわち、拡大部分領域52が一つも表示されていない状態(例えば図11の状態)に表示が戻る。非表示ボタンが操作されると、全ての拡大部分領域52の表示が一時的に消去され、その背景にもともと表示されていた会議室領域画像30が表示される。このような表示の状態では、会議室領域画像30やアイコン画像41に対する操作が有効となる。一方で、拡大部分領域52が一つでも表示されている場合には、会議室領域画像30やアイコン画像41に対する操作が無効となる。非表示ボタンが操作された際には、戻るボタンも表示される。戻るボタンが操作された場合、非表示ボタンが操作される直前の表示状態に戻る。
図16は、部分領域51において画面共有が実行されている状態の具体例を示す図である。部分領域51_10、部分領域51_11及び部分領域51_12では、部分領域51に応じたユーザーによって画面共有の操作が行われた結果、共有画面の動画像が表示されている。このように、複数のユーザーによって同じタイミングに画面共有が行われても良い。その場合、画面共有の操作を行った複数のユーザーそれぞれのユーザー端末10によって画面共有が実施される。画面共有を行っているユーザーに応じた部分領域51又は拡大部分領域52において、各ユーザーが共有している画面が表示される。そのため、複数のユーザーによって同じタイミングに画面共有が行われた場合には、複数の部分領域51又は拡大部分領域52において同じタイミングでそれぞれ異なる画面が共有されて表示される。
図17は、部分領域51及び拡大部分領域52において画面共有が実行されている状態の具体例を示す図である。図17の例では、部分領域51_10及び部分領域51_12において所定の操作が行われた結果、部分領域51_10及び51_12に表示されていた共有画面の画像が、それぞれ拡大部分領域52_10及び52_12に表示されている。このように、複数の拡大部分領域52において、それぞれ異なるユーザーによって並行して行われている画面共有が表示されてもよい。
図11~図17に示される部分領域51及び拡大部分領域52に関する表示の制御は、ユーザー端末10の表示制御部181によって行われても良いし、会話制御装置20の表示情報生成部233によって行われても良い。
図11~図17に示される部分領域51及び拡大部分領域52に関する表示の制御は、ユーザー端末10の表示制御部181によって行われても良いし、会話制御装置20の表示情報生成部233によって行われても良い。
このように構成された会話システム100では、1又は複数の他のユーザーと会話する際に、ユーザーにとってより利便性が高い画面表示を実現することが可能となる。具体的には以下の通りである。会話システム100では、会話に参加している1又は複数のユーザーの部分領域51は、画面の一部の領域(部分リスト領域50)に表示される。ユーザーは、より大きく表示させたいユーザーの部分領域51に対して所定の操作を行うことによって、そのユーザーの部分領域51を拡大部分領域52として表示させることができる。ユーザーは、このような拡大部分領域52を、複数の所望のユーザーについて表示させることもできる。そのため、ユーザーは所望のユーザーについてのみ拡大させて画像を表示させ、その他のユーザーについてはより小さい画像(部分領域51の画像)として表示させることができる。そのため、ユーザーにとってより利便性が高い画面表示を実現することが可能となる。
また、会話システム100では、複数のユーザーが並行してそれぞれ画面共有を行うことができる。また、複数のユーザーが並行して行っている画面共有の画像は、それぞれのユーザーの部分領域51又は拡大部分領域52に表示される。そのため、ユーザーは共有画面を複数並行して見ることが可能となる。また、ユーザーは拡大させたい共有画面について、部分領域51に対し所定の操作を行うことによって拡大部分領域52として表示させることができる。この場合も、複数の拡大部分領域52において並行して異なる共有画面を表示させることができる。そのため、ユーザーにとってより利便性が高い画面表示を実現することが可能となる。
なお、共有画面に表示される動画像のデータは、共有元のユーザー端末10から会話制御装置20を経由して共有先のユーザー端末10に送信されてもよいし、共有元のユーザー端末10から会話制御装置20を経由せずに共有先のユーザー端末10に送信されてもよい。部分領域51及び拡大部分領域52に表示される動画像のデータは、送信元のユーザー端末10から会話制御装置20を経由して送信先のユーザー端末10に送信されてもよいし、送信元のユーザー端末10から会話制御装置20を経由せずに送信先のユーザー端末10に送信されてもよい。
会話制御部183又は会話制御部234は、拡大部分領域52に表示されているユーザーの音声が、部分領域51に表示されているユーザーの音声よりも大きく出力されるように制御を行ってもよい。
会話制御部183又は会話制御部234は、拡大部分領域52に表示されているユーザーの音声が、部分領域51に表示されているユーザーの音声よりも大きく出力されるように制御を行ってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100…会話システム, 10…ユーザー端末, 20…会話制御装置, 11…通信部, 12…操作部, 13…表示部, 14…音声入力部, 15…音声出力部, 16…撮像部, 17…記憶部, 171…ユーザー情報記憶部, 18…制御部, 181…表示制御部, 182…会議制御部, 183…会話制御部, 21…通信部, 22…記憶部, 221…正規ユーザー情報記憶部, 222…ゲストユーザー情報記憶部, 223…会議室情報記憶部, 23…制御部, 231…ユーザー制御部, 232…会議室制御部, 233…表示情報生成部, 234…会話制御部, 30…会議室領域画像, 31…会話領域, 311…会議室の名称, 312…入室ボタン, 313…詳細ボタン, 32…聞き耳領域, 41…アイコン画像, 91…室外領域
Claims (5)
- ネットワークを介してユーザーと他のユーザーとが会話を行うための仮想的な会議室において、前記ユーザーと同じ会議室に参加している1又は複数の他のユーザー毎に、前記他のユーザーのユーザー端末から提供される画像を表示可能な部分領域及び拡大部分領域を前記ユーザーのユーザー端末の画面に表示させる制御部を備え、
前記拡大部分領域は前記部分領域よりも相対的に大きい領域であり、
前記制御部は、前記部分領域のユーザーに関して所定の操作が行われた場合に、前記ユーザーに関して前記拡大部分領域を表示する、制御システム。 - 前記制御部は、前記拡大部分領域を表示する場合、前記拡大部分領域のユーザーに関する前記部分領域の表示を行わない、請求項1に記載の制御システム。
- 前記制御部は、複数のユーザーから共有の指示を受けた場合、共有の指示をした複数のユーザーに応じた前記部分領域又は前記拡大部分領域において、共有の指示に応じた画面を表示する、請求項1又は請求項2に記載の制御システム。
- ネットワークを介してユーザーと他のユーザーとが会話を行うための仮想的な会議室において、前記ユーザーと同じ会議室に参加している1又は複数の他のユーザー毎に、前記他のユーザーのユーザー端末から提供される画像を表示可能な部分領域又は拡大部分領域を前記ユーザーのユーザー端末の画面に表示させる制御部を備え、
前記拡大部分領域は前記部分領域よりも相対的に大きい領域であり、
前記制御部は、前記部分領域のユーザーに関して所定の操作が行われた場合に、前記ユーザーに関して前記拡大部分領域を表示する、制御システムとしてコンピューターを機能させるためのコンピュータープログラム。 - コンピューターが、ネットワークを介してユーザーと他のユーザーとが会話を行うための仮想的な会議室において、前記ユーザーと同じ会議室に参加している1又は複数の他のユーザー毎に、前記他のユーザーのユーザー端末から提供される画像を表示可能な部分領域又は拡大部分領域を前記ユーザーのユーザー端末の画面に表示させ、
前記拡大部分領域は前記部分領域よりも相対的に大きい領域であり、
前記コンピューターは、前記部分領域のユーザーに関して所定の操作が行われた場合に、前記ユーザーに関して前記拡大部分領域を表示する、制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2022153044A JP2024047431A (ja) | 2022-09-26 | 2022-09-26 | 制御システム、コンピュータープログラム及び制御方法 |
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2022
- 2022-09-26 JP JP2022153044A patent/JP2024047431A/ja active Pending
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