JP2024047144A - 作業機械の制御システム、作業機械、及び作業機械の制御方法 - Google Patents

作業機械の制御システム、作業機械、及び作業機械の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】掘削対象を所望の形状に施工すること。【解決手段】作業機械の制御システムは、作業機械の掘削対象に設定される複数の設計面を記憶する施工データ記憶部と、複数の設計面の中から指定された掘削対象の法面の目標形状を示す目標施工面を拡張した拡張面を法肩方向及び法尻方向のそれぞれに作成する拡張面作成部と、法肩方向及び法尻方向のそれぞれに拡張面が作成された場合において、法尻方向の拡張面を用いずに、法肩方向の拡張面及び目標施工面に基づいて、作業機械が有する作業機を制御する作業機制御部と、を備える。【選択図】図9

Description

本開示は、作業機械の制御システム、作業機械、及び作業機械の制御方法に関する。
作業機械に係る技術分野において、目標施工面に基づいて掘削対象を掘削する技術が知られている。目標施工面に基づいて掘削対象を掘削する技術として、目標施工面と作業機のバケットとの相対位置を示すガイダンス画像を作業機械のオペレータに提示するマシンガイダンス技術と、目標施工面に従って作業機のバケットが移動するようにオペレータの操作をアシスト制御するマシンコントロール技術とが知られている。特許文献1には、マシンコントロール技術の一例が開示されている。
国際公開第2015/129930号
相互に異なる勾配の複数の設計面によって目標施工面が規定される場合がある。例えば、掘削対象に法面(slope)と法肩(top of slope)と法尻(toe of slope)とを形成する場合、法面の目標形状を示す第1設計面と、第1設計面の最上部に接続される第2設計面と、第1設計面の最下部に接続される第3設計面とによって目標施工面が規定される場合がある。第1設計面の勾配と第2設計面との勾配は、異なる。第1設計面と第2設計面との境界に法肩が規定される。第1設計面の勾配と第3設計面との勾配は、異なる。第1設計面と第3設計面との境界に法尻が規定される。法肩を形成するために、第2設計面と第1設計面との両方に従ってバケットが連続的に移動するように制御されると、第2設計面と第1設計面との境界をバケットが通過するとき、例えば制御遅れに起因して、バケットが第2設計面及び第1設計面を追従し切れなくなる可能性がある。その結果、法肩が所望の形状に施工されない可能性がある。そのため、第1設計面の法肩方向に第1設計面の勾配と同じ勾配の拡張面を作成し、拡張面と第1設計面との両方に従ってバケットが連続的に移動するように作業機を制御する技術が知られている。拡張面と第1設計面との両方に従ってバケットが連続的に移動するように作業機を制御する処理と、第2設計面に従ってバケットが移動するように作業機を制御する処理とが別々に実施されることにより、法肩が所望の形状に施工される。しかしながら、拡張面が、第1設計面の法肩方向のみならず法尻方向にも作成された場合、第1設計面と拡張面との両方に従ってバケットが連続的に移動するように作業機が制御されると、バケットが第3設計面を掘り込んでしまい、掘削対象が所望の形状に施工されない可能性がある。
本開示は、掘削対象を所望の形状に施工することを目的とする。
本開示に従えば、作業機械の掘削対象に設定される複数の設計面を記憶する施工データ記憶部と、複数の設計面の中から指定された掘削対象の法面の目標形状を示す目標施工面を拡張した拡張面を法肩方向及び法尻方向のそれぞれに作成する拡張面作成部と、法肩方向及び法尻方向のそれぞれに拡張面が作成された場合において、法尻方向の拡張面を用いずに、法肩方向の拡張面及び目標施工面に基づいて、作業機械が有する作業機を制御する作業機制御部と、を備える、作業機械の制御システムが提供される。
本開示によれば、掘削対象が所望の形状に施工される。
図1は、実施形態に係る作業機械を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る作業機械を示す模式図である。 図3は、実施形態に係る作業機械の運転室を示す図である。 図4は、実施形態に係る作業機械の制御システムを示すブロック図である。 図5は、目標施工面及び拡張面を説明するための図である。 図6は、目標施工面及び拡張面を説明するための図である。 図7は、実施形態に係る作業機械の制御方法を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る表示装置に表示された表示画面の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る作業機制御部の処理を説明するための図である。 図10は、実施形態に係るコンピュータシステムを示すブロック図である。
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
[作業機械]
図1は、実施形態に係る作業機械1を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る作業機械1を示す模式図である。図3は、実施形態に係る作業機械1の運転室2を示す図である。
作業機械1は、作業現場において稼働する。実施形態において、作業機械1は、油圧ショベルである。以下の説明において、作業機械1を適宜、油圧ショベル1、と称する。
油圧ショベル1は、走行体3と、旋回体4と、作業機5と、油圧シリンダ6と、操作装置7と、車載モニタ8と、位置センサ9と、傾斜センサ10と、姿勢センサ11と、制御装置12とを備える。
図2に示すように、作業現場に3次元の現場座標系(Xg,Yg,Zg)が規定される。旋回体4に3次元の車体座標系(Xm,Ym,Zm)が規定される。
現場座標系は、作業現場に規定された現場基準点Ogから南北に伸びるXg軸、現場基準点Ogから東西に伸びるYg軸、及び現場基準点Ogから鉛直に伸びるZg軸により構成される。
車体座標系は、旋回体4に規定された代表点Omから旋回体4の前後方向に伸びるXm軸、代表点Omから旋回体4の左右方向に伸びるYm軸、及び代表点Omから旋回体4の上下方向に伸びるZm軸により構成される。旋回体4の代表点Omを基準として、+Xm方向は旋回体4の前方であり、-Xm方向は旋回体4の後方であり、+Ym方向は旋回体4の左方であり、-Ym方向は旋回体4の右方であり、+Zm方向は旋回体4の上方であり、-Zm方向は旋回体4の下方である。
走行体3は、旋回体4を支持した状態で走行する。走行体3は、一対の履帯3Aを有する。履帯3Aの回転により、走行体3は、走行動作する。走行体3の走行動作は、前進動作及び後進動作を含む。油圧ショベル1は、走行体3により作業現場を移動することができる。
旋回体4は、走行体3に支持される。旋回体4は、走行体3よりも上方に配置される。旋回体4は、走行体3に支持された状態で旋回軸RXを中心に旋回動作する。旋回軸RXは、Zm軸に平行である。旋回体4の旋回動作は、左旋回動作及び右旋回動作を含む。運転室2は、旋回体4に設けられる。
作業機5は、旋回体4に支持される。作業機5は、作業を実施する。実施形態において、作業機5により実施される作業は、掘削対象を掘削する掘削作業及び掘削物を積込対象に積み込む積込作業を含む。
作業機5は、ブーム5Aと、アーム5Bと、バケット5Cとを含む。ブーム5Aの基端部は、旋回体4の前部に回動可能に連結される。アーム5Bの基端部は、ブーム5Aの先端部に回動可能に連結される。バケット5Cの基端部は、アーム5Bの先端部に回動可能に連結される。
油圧シリンダ6は、作業機5を動作させる。油圧シリンダ6は、ブームシリンダ6Aと、アームシリンダ6Bと、バケットシリンダ6Cとを含む。ブームシリンダ6Aは、ブーム5Aを上げ動作及び下げ動作させる。アームシリンダ6Bは、アーム5Bを掘削動作及びダンプ動作させる。バケットシリンダ6Cは、バケット5Cを掘削動作及びダンプ動作させる。ブームシリンダ6Aの基端部は、旋回体4に連結される。ブームシリンダ6Aの先端部は、ブーム5Aに連結される。アームシリンダ6Bの基端部は、ブーム5Aに連結される。アームシリンダ6Bの先端部は、アーム5Bに連結される。バケットシリンダ6Cの基端部は、アーム5Bに連結される。バケットシリンダ6Cの先端部は、バケット5Cに連結される。
図3に示すように、操作装置7は、運転室2に配置される。操作装置7は、走行体3、旋回体4、及び作業機5の少なくとも一つを動作させるために操作される。操作装置7は、運転室2に搭乗したオペレータに操作される。オペレータは、運転室2に配置された運転シート14に着座した状態で、操作装置7を操作することができる。
操作装置7は、旋回体4及び作業機5の動作のために操作される左作業レバー7A及び右作業レバー7Bと、走行体3の動作のために操作される左走行レバー7C及び右走行レバー7Dと、左フットペダル7E及び右フットペダル7Fとを含む。
左作業レバー7Aが前後方向に操作されることにより、アーム5Bがダンプ動作又は掘削動作する。左作業レバー7Aが左右方向に操作されることにより、旋回体4が左旋回動作又は右旋回操作する。右作業レバー7Bが左右方向に操作されることにより、バケット5Cが掘削動作又はダンプ動作する。右作業レバー7Bが前後方向に操作されることにより、ブーム5Aが下げ動作又は上げ動作する。なお、左作業レバー7Aが前後方向に操作されたときに旋回体4が右旋回動作又は左旋回動作し、左作業レバー7Aが左右方向に操作されたときにアーム5Bがダンプ動作又は掘削動作してもよい。
左走行レバー7Cが前後方向に操作されることにより、走行体3の左側の履帯3Aが前進動作又は後進動作する。右走行レバー7Dが前後方向に操作されることにより、走行体3の右側の履帯3Aが前進動作又は後進動作する。
左フットペダル7Eは、左走行レバー7Cと連動する。右フットペダル7Fは、右走行レバー7D連動する。左フットペダル7E及び右フットペダル7Fが操作されることにより、走行体3が前進動作又は後進動作されてもよい。
車載モニタ8は、運転室2に配置される。車載モニタ8は、運転シート14の右前方に配置される。車載モニタ8は、表示装置8Aと、入力装置8Bと、警報装置8Cとを有する。
表示装置8Aは、規定の表示データを表示する。表示装置8Aとして、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)又は有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electroluminescence Display)のようなフラットパネルディスプレイが例示される。
入力装置8Bは、オペレータに操作されることにより入力データを生成する。入力装置8Bとして、ボタンスイッチ、コンピュータ用キーボード、及びタッチパネルが例示される。
警報装置8Cは、規定の警報を出力する。実施形態において、警報装置8Cは、警報音を出力する音声出力装置である。なお、警報装置8Cは、警報光を出力する発光装置でもよい。
位置センサ9は、現場座標系における旋回体4の位置を検出する。位置センサ9は、全球測位衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)を利用して現場座標系における旋回体4の位置を検出する。全地球航法衛星システムは、全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)を含む。全地球航法衛星システムは、緯度、経度、及び高度の座標データで規定される位置を検出する。位置センサ9は、GNSS衛星からGNSS電波を受信するGNSS受信機を含む。位置センサ9は、旋回体4に配置される。実施形態において、位置センサ9は、旋回体4のカウンタウエイトに配置される。
位置センサ9は、第1位置センサ9Aと、第2位置センサ9Bとを含む。第1位置センサ9Aと第2位置センサ9Bとは、旋回体4の異なる位置に配置される。実施形態において、第1位置センサ9Aと第2位置センサ9Bとは、旋回体4において左右方向に間隔をあけて配置される。第1位置センサ9Aは、第1位置センサ9Aが配置されている位置を示す第1測位位置を検出する。第2位置センサ9Bは、第2位置センサ9Bが配置されている位置を示す第2測位位置を検出する。
傾斜センサ10は、旋回体4の加速度及び角速度を検出する。傾斜センサ10は、慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)を含む。傾斜センサ10は、旋回体4に配置される。実施形態において、傾斜センサ10は、運転室2の下方に設置される。
姿勢センサ11は、作業機5の姿勢を検出する。作業機5の姿勢は、作業機5の角度を含む。姿勢センサ11は、旋回体4に対するブーム5Aの角度を検出する第1姿勢センサ11Aと、ブーム5Aに対するアーム5Bの角度を検出する第2姿勢センサ11Bと、アーム5Bに対するバケット5Cの角度を検出する第3姿勢センサ11Cとを含む。姿勢センサ11は、油圧シリンダ6のストロークを検出するストロークセンサでもよいし、作業機5の角度を検出するポテンショメータでもよい。
[制御システム]
図4は、実施形態に係る作業機械1の制御システム30を示すブロック図である。油圧ショベル1は、制御システム30を備える。制御システム30は、車載モニタ8と、位置センサ9と、傾斜センサ10と、姿勢センサ11と、制御装置12とを有する。制御装置12は、油圧ショベル1を制御する。制御装置12は、コンピュータシステムを含む。
車載モニタ8は、コントローラ40を有する。コントローラ40は、施工データ記憶部15と、入力データ取得部18と、拡張面作成部23と、表示制御部25とを有する。
制御装置12は、車体データ記憶部16と、操作データ取得部17と、センサデータ取得部19と、位置方位算出部20と、傾斜角算出部21と、作業機位置算出部22と、法尻判定部24と、走行制御部26と、旋回制御部27と、作業機制御部28とを有する。
施工データ記憶部15は、作業現場に設定される複数の設計面を記憶する。複数の設計面は、作業現場において油圧ショベル1の掘削対象に設定される。設計面は、油圧ショベル1の外部に存在するコンピュータシステムにより作成される。設計面は、例えば設計室のような油圧ショベル1の外部施設において作成される。設計面は、現場座標系において規定される面である。複数の設計面により、掘削対象の目標形状を示す目標施工面が規定される。油圧ショベル1は、目標施工面に基づいて、掘削対象を掘削する。
車体データ記憶部16は、油圧ショベル1の車体データを記憶する。油圧ショベル1の車体データは、作業機5の寸法を含む。作業機5の寸法は、ブーム5Aの長さ、アーム5Bの長さ、及びバケット5Cの長さを含む。また、油圧ショベル1の車体データは、走行体3の寸法及び旋回体4の寸法を含む。
操作データ取得部17は、操作装置7が操作されることにより生成された操作データを取得する。
入力データ取得部18は、入力装置8Bが操作されることにより生成された入力データを取得する。
センサデータ取得部19は、位置センサ9の検出データ、傾斜センサ10の検出データ、及び姿勢センサ11の検出データを取得する。
位置方位算出部20は、位置センサ9の検出データに基づいて、現場座標系における旋回体4の位置及び方位角を算出する。上述のように、位置センサ9は、GNSS電波を受信するGNSS受信機を含む。位置方位算出部20は、GNSS電波に基づいて、旋回体4の位置及び方位角を算出する。旋回体4の方位角は、例えばXg軸を基準とする旋回体4の方位角である。
位置方位算出部20は、第1位置センサ9Aにより検出される第1測位位置及び第2位置センサ9Bにより検出される第2測位位置の少なくとも一方に基づいて、旋回体4の位置を算出する。位置方位算出部20は、第1位置センサ9Aにより検出される第1測位位置と第2位置センサ9Bにより検出される第2測位位置との相対位置に基づいて、旋回体4の方位角を算出する。
傾斜角算出部21は、傾斜センサ10の検出データに基づいて、旋回体4の傾斜角を算出する。旋回体4の傾斜角は、旋回体4のロール角及びピッチ角を含む。ロール角とは、Xg軸を中心とする傾斜方向における旋回体4の傾斜角をいう。ピッチ角とは、Yg軸を中心とする傾斜方向における旋回体4の傾斜角をいう。傾斜角算出部21は、傾斜センサ10の検出データに基づいて、旋回体4のロール角及びピッチ角を算出する。
作業機位置算出部22は、位置方位算出部20により算出された作業機械1の位置に基づいて、作業機5の位置を算出する。実施形態において、作業機位置算出部22は、車体データ記憶部16に記憶されている油圧ショベル1の車体データと、位置方位算出部20により算出された旋回体4の位置及び方位角と、傾斜角算出部21により算出された旋回体4の傾斜角と、姿勢センサ11の検出データとに基づいて、現場座標系における作業機5の位置を算出する。作業機5の位置は、バケット5Cの位置を含む。バケット5Cの位置は、バケット5Cの先端部に設けられている刃先5Dの位置を含む。
拡張面作成部23は、複数の設計面の中から指定された掘削対象の法面の目標形状を示す目標施工面を拡張した拡張面を法肩方向及び法尻方向のそれぞれに作成する。
法尻判定部24は、複数の設計面のうち目標施工面に接続される隣接設計面と拡張面との相対位置に基づいて、目標施工面と隣接設計面との境界に法尻が存在するか否かを判定する。
表示制御部25は、車載モニタ8の表示装置8Aを制御する。表示制御部25は、規定の表示データを表示装置8Aに表示させる。
走行制御部26は、操作データ取得部17により取得された操作装置7の操作データに基づいて、走行体3を制御する。
旋回制御部27は、操作データ取得部17により取得された操作装置7の操作データに基づいて、旋回体4を制御する。
作業機制御部28は、作業機5を制御する。作業機5を制御することは、油圧シリンダ6を制御することを含む。作業機制御部28は、操作データ取得部17により取得された操作装置7の操作データに基づいて、作業機5を制御する。また、作業機制御部28は、目標施工面に従って作業機5のバケット5Cが移動するようにオペレータの操作をアシスト制御する。作業機制御部28は、作業機位置算出部22により算出されたバケット5Cの刃先5Dがオペレータにより指定された目標施工面に追従するように、作業機5をアシスト制御する。
[目標施工面及び拡張面]
図5及び図6のそれぞれは、目標施工面150及び拡張面13を説明するための図である。図5及び図6に示すように、掘削対象に法面50と法肩51と法尻52とを形成する場合、法面50の目標形状を示す第1設計面15Bと、第1設計面15Bの最上部に接続される第2設計面15Aと、第1設計面15Bの最下部に接続される第3設計面15Cとによって目標施工面150が規定される。第1設計面15B、第2設計面15A、及び第3設計面15Cのそれぞれは、平面である。第1設計面15Bの勾配と第2設計面15Aとの勾配は、異なる。第1設計面15Bと第2設計面15Aとの境界に法肩51が規定される。第1設計面15Bの勾配と第3設計面15Cとの勾配は、異なる。第1設計面15Bと第3設計面15Cとの境界に法尻52が規定される。
バケット5Cで法肩51を形成するために、第2設計面15Aと第1設計面15Bとの両方に従ってバケット5Cが連続的に移動するように制御されると、第2設計面15Aと第1設計面15Bとの境界をバケット5Cが通過するとき、例えば制御遅れに起因して、バケット5Cが第2設計面15A及び第1設計面15Bを追従し切れなくなる可能性がある。その結果、法肩51が所望の形状に施工されない可能性がある。
そのため、拡張面作成部23は、設計面の勾配と同じ勾配の拡張面13を作成する。図5に示すように、第2設計面15Aに従ってバケット5Cの刃先5Dが移動するようにオペレータの操作がアシスト制御される場合、拡張面作成部23は、第2設計面15Aの掘削開始方向及び掘削終了方向のそれぞれに拡張面13を作成する。具体的には、図5に示すように、第2設計面15Aの掘削開始方向に開始側拡張面13Aが作成され、第2設計面15Aの掘削終了方向に終了側拡張面13Bが作成される。開始側拡張面13Aの勾配と第2設計面15Aの勾配と終了側拡張面13Bの勾配とは、同じである。開始側拡張面13Aは、第2設計面15Aの掘削開始側端部に繋がるように作成される。開始側拡張面13Aは、第2設計面15Aの掘削開始側端部から掘削開始方向に拡張されるように作成される。終了側拡張面13Bは、第2設計面15Aの掘削終了側端部に繋がるように作成される。終了側拡張面13Bは、第2設計面15Aの掘削終了側端部から掘削終了方向に拡張されるように作成される。開始側拡張面13Aと第2設計面15Aと終了側拡張面13Bとに従ってバケット5Cの刃先5Dが連続的に移動するように作業機5がアシスト制御される。これにより、法肩51の一部を構成する掘削対象の上面が形成される。
掘削対象の上面を形成する処理を掘削対象の法面50を形成する処理とは、別々に実施される。例えば、掘削対象の上面が形成された後、掘削対象の法面50を形成する処理が開始される。なお、掘削対象の上面が形成される前に、掘削対象の法面50が形成されてもよい。
図6に示すように、第1設計面15Bに従ってバケット5Cの刃先5Dが移動するようにオペレータの操作がアシスト制御される場合、拡張面作成部23は、第1設計面15Bの法肩方向及び法尻方向のそれぞれに拡張面13を作成する。法面50を形成する場合、法肩側が掘削開始側であり、法尻側が掘削終了側である。具体的には、図6に示すように、第1設計面15Bの法肩方向に法肩側拡張面13Cが作成され、第1設計面15Bの法尻方向に法尻側拡張面13Dが作成される。法肩側拡張面13Cの勾配と第1設計面15Bの勾配と法尻側拡張面13Dの勾配とは、同じである。法肩側拡張面13Cは、第1設計面15Bの法肩側端部に繋がるように作成される。法肩側拡張面13Cは、第1設計面15Bの法肩側端部から法肩方向に拡張されるように作成される。法尻側拡張面13Dは、第1設計面15Bの法尻側端部に繋がるように作成される。法尻側拡張面13Dは、第1設計面15Bの法尻側端部から法尻方向に拡張されるように作成される。法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bとに従ってバケット5Cの刃先5Dが連続的に移動するように作業機5がアシスト制御される。掘削対象の上面と法面50の上部とが形成されることにより、法肩51が形成される。
開始側拡張面13Aと第2設計面15Aと終了側拡張面13Bとに従ってバケット5Cが連続的に移動するように作業機5を制御する処理と、法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bとに従ってバケット5Cが連続的に移動するように作業機5を制御する処理とが別々に実施されることにより、法肩51が所望の形状に施工される。
法面50を形成する場合、法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bと法尻側拡張面13Dとに従ってバケット5Cの刃先5Dが連続的に移動するように作業機5がアシスト制御されることにより、法面50が適正に形成される可能性がある。しかしながら、法尻側拡張面13Dが作成された場合、第1設計面15Bと法尻側拡張面13Dとの両方に従ってバケット5Cが連続的に移動するように作業機5が制御されると、バケット5Cが第3設計面15Cを掘り込んでしまい、掘削対象が所望の形状に施工されない可能性がある。
そこで、実施形態において、作業機制御部28は、掘削対象の法面50の目標形状を示す目標施工面150である第1設計面15Bを拡張した拡張面13が拡張面作成部23により法肩方向及び法尻方向のそれぞれに作成された場合において、法尻方向の拡張面13である法尻側拡張面13Dを用いずに、法肩方向の拡張面13である法肩側拡張面13C及び第1設計面15Bに基づいて、作業機5をアシスト制御する。すなわち、拡張面作成部23により法肩側拡張面13C及び法尻側拡張面13Dのそれぞれが作成された場合において、作業機制御部28は、法尻側拡張面13Dを無効化し、バケット5Cの刃先5Dが法肩側拡張面13C及び第1設計面15Bのみに従って移動するように、作業機5をアシスト制御する。
[制御方法]
図7は、実施形態に係る油圧ショベル1の制御方法を示すフローチャートである。施工データ記憶部15には、複数の設計面が記憶されている。油圧ショベル1のオペレータは、入力装置8Bを操作して、複数の設計面の中から掘削対象の法面50の目標形状を示す目標施工面150を指定する。
図8は、実施形態に係る表示装置8Aに表示された表示画面の一例を示す図である。施工データ記憶部15には、少なくとも第1設計面15B、第2設計面15A、及び第3設計面15Cが記憶されている。オペレータは、入力装置8Bを操作して、第1設計面15B、第2設計面15A、及び第3設計面15Cの中から、法面50の目標形状を示す目標施工面150として第1設計面15Bを指定する。
入力データ取得部18は、入力装置8Bからの入力データを取得する。入力データ取得部18は、入力装置8Bからの入力データに基づいて、第1設計面15B、第2設計面15A、及び第3設計面15Cの中から、法面50の目標形状を示す目標施工面150として第1設計面15Bを指定する(ステップS1)。
拡張面作成部23は、目標施工面150として指定された第1設計面15Bに基づいて、拡張面13を作成する。拡張面作成部23は、第1設計面15Bを拡張した拡張面13を法肩方向及び法尻方向のそれぞれに作成する。図6を参照して説明したように、拡張面作成部23は、法肩側拡張面13C及び法尻側拡張面13Dを作成する(ステップS2)。
法尻判定部24は、目標施工面150である第1設計面15Bに接続される隣接設計面と拡張面13との相対位置に基づいて、第1設計面15Bと隣接設計面との境界に法尻が存在するか否かを判定する(ステップS3)。
法尻判定部24は、水平方向の同一地点において隣接設計面が拡張面13よりも高い位置に存在するか否かを判定する。法尻判定部24は、水平方向の同一地点において隣接設計面が拡張面13よりも高い位置に存在すると判定した場合、第1設計面15Bと隣接設計面との境界に法尻が存在すると判定する。
実施形態において、第1設計面15Bに接続される隣接設計面は、第1設計面15Bの最上部に接続される第2設計面15Aと、第1設計面15Bの最下部に接続される第3設計面15Cとを含む。水平方向において、第2設計面15Aの位置と法肩側拡張面13Cの少なくとも一部の位置とが一致する。水平方向において、第3設計面15Cの位置と法尻側拡張面13Dの少なくとも一部の位置とが一致する。法尻判定部24は、水平方向の同一地点において第2設計面15Aが法肩側拡張面13Cよりも高い位置に存在するか否かを判定する。法尻判定部24は、水平方向の同一地点において第3設計面15Cが法尻側拡張面13Dよりも高い位置に存在するか否かを判定する。
図6及び図8に示すように、水平方向の同一地点において第2設計面15Aが法肩側拡張面13Cよりも低い位置に存在する。水平方向の同一地点において第3設計面15Cが法尻側拡張面13Dよりも高い位置に存在する。そのため、法尻判定部24は、第1設計面15Bと第2設計面15Aとの境界に法尻が存在しないと判定する。法尻判定部24は、第1設計面15Bと第3設計面15Cとの境界に法尻が存在する。
ステップS3において、第1設計面15Bと第3設計面15Cとの境界に法尻が存在すると判定された場合(ステップS3:Yes)、作業機制御部28は、法尻方向の拡張面13である法尻側拡張面13Dを用いずに、法肩方向の拡張面13である法肩側拡張面13Cと、目標施工面である第1設計面15Bと、法尻が存在すると判定された隣接設計面である第3設計面15Cとに基づいて、作業機5を制御する。すなわち、作業機制御部28は、法尻側拡張面13Dを無効化して、バケット5Cの刃先5Dが法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bと第3設計面15Cとのそれぞれに追従するように、作業機5をアシスト制御する(ステップS4)。
ステップS3において、第1設計面15Bと第3設計面15Cとの境界に法尻が存在しないと判定された場合(ステップS3:No)、作業機制御部28は、法尻側拡張面13Dを用いて、法肩側拡張面13C及び第1設計面15Bに基づいて、作業機5を制御する。すなわち、作業機制御部28は、法尻側拡張面13Dを有効化して、バケット5Cの刃先5Dが法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bと法肩側拡張面13Cとのそれぞれに追従するように、作業機5をアシスト制御する(ステップS5)。
図9は、実施形態に係る作業機制御部28の処理を説明するための図である。図9の[修正前]に示すように、法尻側拡張面13Dが有効化されたままの場合、法面50を形成するときに、バケット5Cの刃先5Dが法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bと法尻側拡張面13Dとを含む目標施工面RTに追従するように、作業機5がアシスト制御される。この場合、バケット5Cが第3設計面15Cを掘り込んでしまい、掘削対象が所望の形状に施工されない可能性がある。
実施形態においては、図9の[修正後]に示すように、作業機制御部28は、法尻側拡張面13Dを無効化して、バケット5Cの刃先5Dが法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bと第3設計面15Cとを含む修正後の目標施工面RTに追従するように、作業機5をアシスト制御する。これにより、掘削対象が所望の形状に施工される。
[コンピュータシステム]
図10は、実施形態に係るコンピュータシステム1000を示すブロック図である。上述の制御装置12は、コンピュータシステム1000を含む。コンピュータシステム1000は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサ1001と、ROM(Read Only Memory)のような不揮発性メモリ及びRAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリを含むメインメモリ1002と、ストレージ1003と、入出力回路を含むインターフェース1004とを有する。上述の制御装置12の機能は、コンピュータプログラムとしてストレージ1003に記憶されている。プロセッサ1001は、コンピュータプログラムをストレージ1003から読み出してメインメモリ1002に展開し、プログラムに従って上述の処理を実行する。なお、コンピュータプログラムは、ネットワークを介してコンピュータシステム1000に配信されてもよい。
コンピュータプログラム又はコンピュータシステム1000は、上述の実施形態に従って、油圧ショベル1の掘削対象に設定される複数の設計面を記憶することと、複数の設計面の中から指定された掘削対象の法面50の目標形状を示す目標施工面である第1設計面15Bを拡張した拡張面13を法肩方向及び法尻方向のそれぞれに作成することと、法肩方向及び法尻方向のそれぞれに拡張面13が作成された場合において、法尻方向の拡張面13である法尻側拡張面13Dを用いずに、法肩方向の拡張面13である法肩側拡張面13C及び第1設計面15Bに基づいて、油圧ショベル1が有する作業機5を制御することと、を実行することができる。
[効果]
以上説明したように、実施形態に係る油圧ショベル1の制御システム30は、油圧ショベル1の掘削対象に設定される複数の設計面を記憶する施工データ記憶部15と、複数の設計面の中から指定された掘削対象の法面50の目標形状を示す目標施工面である第1設計面15Bを拡張した拡張面13を法肩方向及び法尻方向のそれぞれに作成する拡張面作成部23と、法肩方向及び前記法尻方向のそれぞれに拡張面13が作成された場合において、法尻方向の拡張面13である法尻側拡張面13Dを用いずに、法肩方向の拡張面13である法肩側拡張面13C及び第1設計面15Bに基づいて、油圧ショベル1が有する作業機5を制御する作業機制御部28と、を備える。
実施形態においては、法面50を形成する場合、法面50の目標施工面である第1設計面15Bについて法肩側拡張面13Cと法尻側拡張面13Dとが作成された場合、法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bと法尻側拡張面13Dとに従ってバケット5Cが連続的に移動するように作業機5がアシスト制御されると、バケット5Cが第3設計面15Cを掘り込んでしまい、掘削対象が所望の形状に施工されない可能性がある。実施形態においては、法肩側拡張面13C及び法尻側拡張面13Dのそれぞれが作成された場合において、法尻側拡張面13Dを用いずに、法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bと基づいて、作業機5がアシスト制御される。法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bと第3設計面15Cとに従ってバケット5Cが連続的に移動するように作業機5がアシスト制御されることにより、第3設計面15Cが掘り込まれることが抑制される。そのため、掘削対象が所望の形状に施工される。
[その他の実施形態]
上述の実施形態において、作業機制御部28は、法尻が存在すると法尻判定部24により判定された場合、バケット5Cの刃先5Dが法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bと第3設計面15Cとに追従するように、作業機5をアシスト制御することとした。作業機制御部28は、入力装置8Bからの入力データに基づいて、法尻側拡張面13Dを用いずに、バケット5Cの刃先5Dが法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bと複数の設計面のうち第1設計面15Bの最下部に接続される第3設計面15Cとに基づいて、作業機5をアシスト制御してもよい。すなわち、図9の[修正後]の目標施工面RTがオペレータにより指定されてもよい。オペレータは、表示装置8Aに表示された図9の[修正前]の目標施工面RTを確認しながら、図9の[修正後]の目標施工面RTとなるように、法肩側拡張面13Cと第1設計面15Bと第3設計面15Cとを含む目標施工面RTを指定することができる。オペレータは、例えば、法尻側拡張面13Dに代えて第3設計面15Cを用いて作業機5がアシスト制御されるように目標施工面RTを指定することができる。
上述の実施形態において、施工データ記憶部15、車体データ記憶部16、操作データ取得部17、入力データ取得部18、センサデータ取得部19、位置方位算出部20、傾斜角算出部21、作業機位置算出部22、拡張面作成部23、法尻判定部24、表示制御部25、走行制御部26、旋回制御部27、及び作業機制御部28のそれぞれが、別々のハードウエアにより構成されてもよい。
上述の実施形態において、作業機械1が走行体3及び旋回体4を有する油圧ショベルであることとした。作業機械1は走行体3及び旋回体4を有しなくてもよい。作業機械1は、作業機を有していればよく、例えばブルドーザでもよいしホイールローダでもよい。
1…油圧ショベル(作業機械)、2…運転室、3…走行体、3A…履帯、4…旋回体、5…作業機、5A…ブーム、5B…アーム、5C…バケット、5D…刃先、6…油圧シリンダ、6A…ブームシリンダ、6B…アームシリンダ、6C…バケットシリンダ、7…操作装置、7A…左作業レバー、7B…右作業レバー、7C…左走行レバー、7D…右走行レバー、7E…左フットペダル、7F…右フットペダル、8…車載モニタ、8A…表示装置、8B…入力装置、8C…警報装置、9…位置センサ、9A…第1位置センサ、9B…第2位置センサ、10…傾斜センサ、11…姿勢センサ、11A…第1姿勢センサ、11B…第2姿勢センサ、11C…第3姿勢センサ、12…制御装置、13…拡張面、13A…開始側拡張面、13B…終了側拡張面、13C…法肩側拡張面、13D…法尻側拡張面、14…運転シート、15…施工データ記憶部、15A…第2設計面、15B…第1設計面、15C…第3設計面、16…車体データ記憶部、17…操作データ取得部、18…入力データ取得部、19…センサデータ取得部、20…位置方位算出部、21…傾斜角算出部、22…作業機位置算出部、23…拡張面作成部、24…法尻判定部、25…表示制御部、26…走行制御部、27…旋回制御部、28…作業機制御部、30…制御システム、50…法面、51…法肩、52…法尻、150…目標施工面、1000…コンピュータシステム、1001…プロセッサ、1002…メインメモリ、1003…ストレージ、1004…インターフェース、Og…現場基準点、Om…代表点、RX…旋回軸。

Claims (9)

  1. 作業機械の掘削対象に設定される複数の設計面を記憶する施工データ記憶部と、
    複数の前記設計面の中から指定された前記掘削対象の法面の目標形状を示す目標施工面を拡張した拡張面を法肩方向及び法尻方向のそれぞれに作成する拡張面作成部と、
    前記法肩方向及び前記法尻方向のそれぞれに前記拡張面が作成された場合において、前記法尻方向の拡張面を用いずに、前記法肩方向の拡張面及び前記目標施工面に基づいて、前記作業機械が有する作業機を制御する作業機制御部と、を備える、
    作業機械の制御システム。
  2. 複数の前記設計面のうち前記目標施工面に接続される隣接設計面と前記拡張面との相対位置に基づいて、前記目標施工面と前記隣接設計面との境界に法尻が存在するか否かを判定する法尻判定部を備え、
    前記作業機制御部は、前記法尻が存在すると判定された場合、前記目標施工面及び前記隣接設計面に基づいて、前記作業機を制御する、
    請求項1に記載の作業機械の制御システム。
  3. 前記法尻判定部は、水平方向の同一地点において前記隣接設計面が前記拡張面よりも高い位置に存在すると判定した場合、前記法尻が存在すると判定する、
    請求項2に記載の作業機械の制御システム。
  4. 入力装置からの入力データを取得する入力データ取得部を備え、
    前記作業機制御部は、前記入力データに基づいて、前記法尻方向の拡張面を用いずに、前記法肩方向の拡張面と、前記目標施工面と、複数の前記設計面のうち前記目標施工面の最下部に接続される隣接設計面とに基づいて、前記作業機を制御する、
    請求項1に記載の作業機械の制御システム。
  5. 請求項1に記載の作業機械の制御システムを備える、
    作業機械。
  6. 作業機械の掘削対象に設定される複数の設計面を記憶することと、
    複数の前記設計面の中から指定された前記掘削対象の法面の目標形状を示す目標施工面を拡張した拡張面を法肩方向及び法尻方向のそれぞれに作成することと、
    前記法肩方向及び前記法尻方向のそれぞれに前記拡張面が作成された場合において、前記法尻方向の拡張面を用いずに、前記法肩方向の拡張面及び前記目標施工面に基づいて、前記作業機械が有する作業機を制御することと、を含む、
    作業機械の制御方法。
  7. 複数の前記設計面のうち前記目標施工面に接続される隣接設計面と前記拡張面との相対位置に基づいて、前記目標施工面と前記隣接設計面との境界に法尻が存在するか否かを判定することと、
    前記法尻が存在すると判定された場合、前記目標施工面及び前記隣接設計面に基づいて、前記作業機を制御することと、を含む、
    請求項6に記載の作業機械の制御方法。
  8. 水平方向の同一地点において前記隣接設計面が前記拡張面よりも高い位置に存在すると判定された場合、前記法尻が存在すると判定される、
    請求項7に記載の作業機械の制御方法。
  9. 入力装置からの入力データを取得することと、
    前記入力データに基づいて、前記法尻方向の拡張面を用いずに、前記法肩方向の拡張面と、前記目標施工面と、複数の前記設計面のうち前記目標施工面の最下部に接続される隣接設計面とに基づいて、前記作業機を制御することと、を含む、
    請求項6に記載の作業機械の制御方法。
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