JP2024043833A - 情報処理装置、車載装置及び運転補助システム - Google Patents

情報処理装置、車載装置及び運転補助システム Download PDF

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Abstract

【課題】運転者の運転誤りを未然に防止することが可能な技術を提供すること。【解決手段】車両の走行位置に関する情報を含む、車両の運転に関する運転データを取得する取得部と、前記運転データと地図データとに基づいて、運転誤りの内容及び運転誤りが生じた地図上の地点を検出し、検出した前記運転誤りの内容と前記運転誤りが生じた地図上の地点を示す地点識別情報とを対応づけてデータベースに格納する検出部と、前記運転誤りの内容と前記地点識別情報とを対応づけた注意喚起データを、車両に送信する送信部と、を有する情報処理装置を提供する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、車載装置及び運転補助システムに関する。
現在、道路地図データには、一方通行及び通行区分(右折専用レーン等)などの道路規制データが格納されており、ナビゲーションシステムは、当該道路規制データを利用することで、運転者に対し警告を行うことが可能である。例えば、特許文献1には、一方通行の道路を含む交差点に車両が差しかかったときに、運転者が誤って進入禁止方向の道路側へ進入しようとした場合、その行為を自動的に検出し、警告を発する装置が開示されている。
特開平08-185594号公報
特許文献1に記載の技術では、運転者が実際に方向指示器(ウィンカー)を操作した際に、警告を発することになる。したがって、運転者が方向指示器を誤って操作するまで、運転者は運転誤りに気付くことができないという問題がある。また、運転者が方向指示器を誤って操作していることから、後方を走行中している車両は、減速又は車線変更を余儀なくされるという問題がある。
そこで、本発明は、運転者の運転誤りを未然に防止することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、車両の走行位置に関する情報を含む、車両の運転に関する運転データを取得する取得部と、前記運転データと地図データとに基づいて、運転誤りの内容及び運転誤りが生じた地図上の地点を検出し、検出した前記運転誤りの内容と前記運転誤りが生じた地図上の地点を示す地点識別情報とを対応づけてデータベースに格納する検出部と、前記運転誤りの内容と前記地点識別情報とを対応づけた注意喚起データを、車両に送信する送信部と、を有する。
本発明によれば、運転者の運転誤りを未然に防止することが可能な技術を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る運転補助システム1の装置構成の一例を示す図である。 図2は、サーバのハードウェア構成例を示す図である。 図3は、車載装置のハードウェア構成例を示す図である。 図4は、サーバの機能ブロック構成例を示す図である。 図5は、車載装置の機能ブロック構成例を示す図である。 図6は、車載装置が運転データをサーバに送信する処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、サーバが運転データを取得して運転誤りの内容を検出する処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、運転誤り履歴DBの一例を示す図である。 図9は、サーバが注意喚起データを車載装置に送信する処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、車載装置が運転者に注意喚起を行う際の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、運転誤り履歴DBの変形例1を示す図である。 図12は、運転誤り履歴DBの変形例2を示す図である。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る運転補助システム1の装置構成の一例を示す図である。運転補助システム1は、サーバ10と、1又は複数の車両に搭載される車載装置20とを含む。サーバ10と車載装置20とは、無線の通信ネットワークNを介して接続され、相互に通信を行うことができる。
サーバ10(情報処理装置)は、1以上の車載装置20から、車載装置20が搭載された車両の運転データを収集する。運転データは、運転者が行う車両の運転に関するデータであり、例えば、車両の走行位置に関する情報と、運転者が行う運転操作を示すデータとを含む。つまり、運転データは、運転者が、どこで、どのような運転操作を行ったのかを示すデータであってもよい。運転操作を示すデータは、例えば、ウィンカー操作、ハンドル操作量(ハンドル操舵角)、アクセル開度、ブレーキの強さ、車速、加速度、及び、減速度等を含んでもよい。また、運転データは、運転者の運転中における生体データを含んでもよい。運転者の生体データは、例えば、運転者の表情、運転者の声及び運転者の視線に関するデータ等を含んでもよい。また、運転データは、タイムスタンプを含んでいてもよい。つまり、運転データは、運転者が、いつ、どこで、どのような運転操作を行ったのかを示すデータであってもよい。また、運転データは、撮影装置で撮影された車外又は車内の画像又は映像を含んでいてもよい。
また、サーバ10は、収集した運転データと地図データとに基づいて、運転誤りの内容及び運転誤りが生じた地図上の地点を検出し、検出した運転誤りの内容と運転誤りが生じた地図上の地点を示す地点識別情報とを対応づけてデータベースに格納する。地点識別情報については後述する。本実施形態における運転誤りの内容は、道路における交通規制の見落としであり、例えば、一方通行の見落とし、一時停止の見落とし、及び、車線変更禁止の見落とし等である。例えば、サーバ10は、運転データに、地点Aにおいて、運転者が右方向にウィンカーを出したものの、右折せずにウィンカーをキャンセルして直進したことが記録されていたとする。この場合、運転者は、一方通行の道路であることに運転者が気づかずにウィンカーを出したものの、実際に曲がる前に一方通行の道路であることに気づいてウィンカーをキャンセルしたと想定される。したがって、サーバ10は、地点Aで一方通行の見落としが発生したことをデータベースに記録する。
また、サーバ10は、運転誤りの内容と運転誤りが生じた地図上の地点を示す地点識別情報とを対応づけた注意喚起データを、道路を走行している車両の車載装置20に送信する。ここで、サーバ10は、運転誤りが生じた全ての地点の地点識別情報を対象とするのではなく、運転誤りが頻繁に生じる地点の地点識別情報を対象に注意喚起データを生成して車載装置20に送信するようにしてもよい。
車載装置20は、運転者が行う車両の運転に関する運転データをサーバ10に送信する。また、車載装置20は、サーバ10から注意喚起データを受信し、車両の走行位置が、地点識別情報で示される位置から所定範囲内である場合、地点識別情報に対応する運転誤りの内容を示す情報を出力する。車載装置20は、例えば、運転誤りに注意して運転することを促すメッセージを画面に表示させるようにしてもよいし、警告音や音声を出力するようにしてもよい。
車載装置20は、ナビゲーション装置であってもよいし、スマートフォン及びタブレット端末等であってもよい。また、車載装置20は、例えば車載コンピュータと接続するインタフェースを備えており、当該インタフェースを介して、ウィンカー操作の状態、車速データ、加減速データ及びハンドル操舵角等の運転操作を示すデータを取得するようにしてもよい。また、車載装置20はマイク及びカメラを備えており(又はマイク及びカメラが接続されており)、運転者の声、視線、顔の表情等の生体データを取得するようにしてもよい。
また、車載装置20は、ナビゲーション機能を備えていてもよい。つまり、車載装置20は、出発地から目的地までのルート(経路)を地図画面に重ねて表示し、出発地から目的地までのルートに従って移動するように案内を行うようにしてもよい。
<ハードウェア構成>
(サーバ)
図2は、サーバ10のハードウェア構成例を示す図である。サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphical Processing Unit)等のプロセッサ11、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)及び/又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置12、有線又は無線通信を行う通信IF(Interface)13、入力操作を受け付ける入力装置14、及び情報の出力を行う出力装置15を有する。入力装置14は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス及び/又はマイク等である。出力装置15は、例えば、ディスプレイ、タッチパネル及び/又はスピーカ等である。サーバ10は、1又は複数の物理的な装置から構成されていてもよいし、ハイパーバイザー(hypervisor)上で動作する仮想的なサーバを用いて構成されていてもよいし、クラウドサーバを用いて構成されていてもよい。
(車載装置)
図3は、車載装置20のハードウェア構成例を示す図である。車載装置20は、CPU、GPU等のプロセッサ21、メモリ、HDD及び/又はSSD等の記憶装置22、有線又は無線通信を行う通信IF(Interface)23、撮影装置24(カメラ)、入力操作を受け付ける入力装置25、情報の出力を行う出力装置26、及び、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信器27を有する。入力装置25は、例えば、操作ボタン、マイク及び/又は入力IF等である。入力IFは、車両に搭載された車載コンピュータと接続するためのIFであってもよい。出力装置26は、例えば、ディスプレイ、タッチパネル及び/又はスピーカ等である。なお、撮影装置24は、車載装置20そのものが備えている必要はなく、外部の撮影装置を車載装置20に接続可能な構成としてもよい。
<機能ブロック構成>
(サーバ)
図4は、サーバ10の機能ブロック構成例を示す図である。サーバ10は、記憶部100と、取得部101と、検出部102と、送信部103とを含む。記憶部100は、サーバ10が備える記憶装置12を用いて実現することができる。また、取得部101と、検出部102と、送信部103とは、サーバ10のプロセッサ11が、記憶装置12に記憶されたプログラムを実行することにより実現することができる。また、当該プログラムは、記憶媒体に格納することができる。当該プログラムを格納した記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体(Non-transitory computer readable medium)であってもよい。非一時的な記憶媒体は特に限定されないが、例えば、USBメモリ又はCD-ROM等の記憶媒体であってもよい。
記憶部100は、車載装置20から取得した運転データを格納する運転DB(DataBase)100aと、運転誤りの内容と運転誤りが生じた地点とを対応づけて記録する運転誤り履歴DB100bと、地図データを格納する地図DB100cとを記憶する。地図DB100cには、リンク及びノードに関するデータが含まれる。ここで、ノードとは、交差点や道路上の結節点といった点を示す用語であり、リンクとは、ノードとノードの間を結ぶ道路区間を示す用語である。また、地図DB100cには、一方通行であることを示す情報(つまり、道路の進行方向を示す情報)、一時停止を示す情報、最高速度を示す情報、右折専用レーン、直進レーン及び左折専用レーン、左折禁止/右折禁止、ゾーン30の範囲等を示す規制情報などが、ノード、リンク又は地図上のオブジェクト等に対応づけて格納される。なお、左折禁止/右折禁止といった規制情報は、車両の進行方向の情報と組み合わされて格納されてもよい。例えば、左折して道路Aに進入することは許可されているが、右折して道路Aに進入することは禁止される場合、左折又は右折が禁止される交差点を示すノードと、道路Aに右折して進入することになる道路のリンクとが組み合わされて格納されてもよい。
取得部101は、車両の走行位置に関する情報を含む、車両の運転に関する運転データを取得する。また、取得部101は、取得した運転データを運転DB100aに格納する。
検出部102は、運転DB100a(運転データ)と地図DB100c(地図データ)とに基づいて、運転誤りの内容及び運転誤りが生じた地図上の地点を検出し、検出した運転誤りの内容と運転誤りが生じた地図上の地点を示す地点識別情報とを対応づけて運転誤り履歴DB100bに格納する。ここで、地点識別情報は、ノードの識別子であってもよいし、リンクの識別子であってもよいし、地点識別情報は、ノードの識別子及びリンクの識別子の組み合わせでもよい。例えば、地点識別情報がノードの識別子である場合、車両が当該ノードに近づいた場合に、運転者に注意喚起を行うことができる。また、地点識別情報がリンクの識別子である場合、車両が当該リンクに近づいた場合に、運転者に注意喚起を行うことができる。また、地点識別情報がノードの識別子及び特定のリンクの識別子の組み合わせである場合、当該特定リンクを走行しながら当該ノードに近づいた場合に、運転者に注意喚起を行うことができる。
送信部103は、運転誤りの内容と地点識別情報とを対応づけた注意喚起データを、車両に搭載される車載装置20に送信する。また、運転誤り履歴DB100bには、運転誤りが所定期間に生じた回数が更に対応づけて格納されており、送信部103は、当該所定期間に所定回数以上生じた運転誤りの内容を示す注意喚起データを、車両に搭載される車載装置20に送信するようにしてもよい。
(車載装置)
図5は、車載装置20の機能ブロック構成例を示す図である。車載装置20は、記憶部200と、取得部201と、送信部202と、受信部203と、ナビゲーション処理部204と、出力部205とを含む。記憶部200は、車載装置20が備える記憶装置22を用いて実現することができる。また、取得部201と、送信部202と、受信部203と、ナビゲーション処理部204と、出力部205とは、車載装置20のプロセッサ21が、記憶装置22に記憶されたプログラムを実行することにより実現することができる。また、当該プログラムは、記憶媒体に格納することができる。当該プログラムを格納した記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体であってもよい。非一時的な記憶媒体は特に限定されないが、例えば、USBメモリ又はCD-ROM等の記憶媒体であってもよい。
記憶部200は、地図データを格納する地図DB200aを格納する。
取得部201は、GNSS受信器27を用いて、車載装置20の現在位置を取得する。また、取得部201は、車載コンピュータ及び撮影装置24等から運転データを取得する。
送信部202は、サーバ10(情報処理装置)に対し、車両(車載装置20)の走行位置に関する情報を含む、運転者が行う車両の運転に関する運転データを送信する。
受信部203は、サーバ10から、運転誤りの内容と運転誤りが生じた地図上の地点を示す地点識別情報とを対応づけた注意喚起データを受信する。
ナビゲーション処理部204は、地図DB200aを用いて、出発地から目的地までの走行経路を案内する。
出力部205は、車両の走行位置が、注意喚起データに含まれる、地点識別情報により示される地点から所定範囲内である場合、当該地点識別情報に対応する運転誤りの内容を示す情報を出力する。出力部205は、運転誤りの内容を示す情報として、運転者への注意喚起を示すアイコン、図形又は文字を画面に表示させるようにしてもよい。また、出力部205は、運転誤りの内容を示す情報として、運転者への注意喚起を示す音声又はアラーム音を出力するようにしてもよい。
(機能ブロック構成に関する補足)
以上説明した機能ブロック構成において、サーバ10が備える機能部を車載装置20が備える構成としてもよい。つまり、本実施形態に係る全ての処理を、車載装置20が実行することととしてもよい。この場合、特定の運転者を対象に運転データの収集及び分析を行い、当該特定の運転者が運転誤りを行う地点を走行する際に注意喚起を行う一連の処理を、サーバ10を用いずに実現することが可能になる。
<処理手順>
図6は、車載装置20が運転データをサーバ10に送信する処理の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、サーバ10は、複数の車載装置20から収集した運転データから、複数の運転者が運転誤りをする地点を特定し、運転者に注意喚起を行うものとする。
ステップS10で、車載装置20の取得部201は、例えば車載コンピュータ及び撮影装置24等から、運転者が行った運転操作を示すデータ(ウィンカー操作、ハンドル操作量、アクセル開度、ブレーキの強さ、車速、加速度、減速度等)及び/又は運転者の生体データ(運転者の表情、運転者の声及び/又は運転者の視線等)等を含む各種データを取得する。また、車載装置20の取得部201は、GNSS受信器27から、GNSS受信器27で測定された車両の走行位置を示すデータを取得する。また、取得部201は、取得した運転操作を示すデータと運転者の生体データと走行位置を示すデータを時系列順に対応づけることで、運転データを生成する。なお、運転データは、運転者が、いつ、どこで、どのような運転操作等を行ったのかを判別することが可能なデータであればどのようなフォーマットであってもよい。また、上述した運転データに含まれるデータの内容は一例に過ぎず、本実施形態がこれに限定されるものではない。上述したデータの全部が運転データに含まれていてもよいし、一部のデータのみが運転データに含まれていてもよい。
ステップS11で、送信部202は、ステップS10の処理手順で生成された運転データを生成してサーバ10に送信する。
なお、送信部202は、全ての運転データをサーバ10に送信するのではなく、運転誤りが生じた可能性がある時刻を含む所定期間の運転データのみをサーバ10に送信するようにしてもよい。例えば、取得部201は、取得した運転データが所定の検出条件に合致する場合、運転誤りが生じた可能性があると判断するようにしてもよい。所定の検出条件は、サーバ10の検出部102が、運転データから運転誤りを検出する際に用いる検出条件と同一であってもよい。これにより、車載装置20からサーバ10に送信される運転データのデータ量を削減することが可能になる。
図7は、サーバ10が運転データを取得して運転誤りの内容を検出する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS20で、取得部101は、各車載装置20から送信される運転データを取得する。取得部101は、取得した運転データを、車載装置20の識別子と対応づけて運転DB100aに格納する。
ステップS21で、検出部102は、運転DB100a及び地図DB100cを参照し、所定の検出条件に従って、運転誤りの内容及び運転誤りが生じた地図上の地点を検出し、検出した運転誤りの内容及び当該地点を示す地点識別情報を運転誤り履歴DB100bに格納する。なお、検出部102は、運転誤りの内容が、一方通行見落とし及び一時停止見落としのように交差点で生じるものである場合、当該交差点に対応するノード識別子を、地点識別情報として格納するようにしてもよい。また、検出部102は、運転誤りの内容が、特定の道路から交差点に進入する際に生じるものである場合、当該道路に対応するリンクの識別子及び当該交差点に対応するノード識別子を、地点識別情報として格納するようにしてもよい。例えば、道路Aと道路Bと道路Cが接続している交差点Dが存在し、道路Aを走行している車両が交差点Dで右折することが禁止されている場合、検出部102は、道路Aのリンク識別子と交差点Dのノード識別子とを、地点識別情報として格納するようにしてもよい。また、検出部102は、運転誤りの内容が、車線変更禁止の見落としのように特定の道路で生じるものである場合、当該道路に対応するリンクの識別子を、地点識別情報として格納するようにしてもよい。また、検出部102は、車線変更禁止等の区間がリンクに対応する道路の一部である場合、当該道路に対応するリンクの識別子及び区間を識別する情報(例えば、区間開始及び終了地点の緯度経度情報、又は、区間開始及び終了地点のリンク先端/終端からの距離)を地点識別情報として格納するようにしてもよい。
図8は、運転誤り履歴DB100bの一例を示す図である。「発生地点」は、運転誤りが生じたことが検出された地点の地点識別情報を示す。「運転誤り内容」は、発生した運転誤りの内容を示す。例えば、一方通行見落としは、右折先の道路、左折先の道路又は直進先の道路が一方通行であるにも関わらず、当該道路を逆走しそうになったことを意味する。「運転誤り発生回数」は、所定期間前から現在までの間(例えば直近の1ヵ月間や半年間など)で同一の運転誤りが生じた回数を示す。例えば図8の例では、複数の運転者の運転データを分析した結果、地点1では、所定期間前から現在までの間に100回の一方通行見落としが発生していることを意味する。「発生日時」には、運転誤りが発生した日時を示すタイムスタンプが格納される。なお、発生日時には、少なくとも、運転誤り発生回数に格納されている回数分のタイプスタンプが格納される。「通知対象」は、発生している運転誤りに関する注意喚起を運転者に通知するか否かを示すフラグである。サーバ10は、通知対象のフラグを所定周期で更新するようにしてもよい。また、通知対象とするか否かは、運転誤り発生回数が閾値以上であるか否かに応じて決定されてもよい。例えば、閾値が50回に設定されている場合、運転誤り発生回数が50回以上である場合は通知対象になり、50回未満である場合は通知対象外になる。なお、当該閾値は任意の値に設定することができる。図7に戻り説明を続ける。
ここで、サーバ10が、所定の検出条件に従って運転誤りを検出する方法の具体例を説明する。
(具体例1)
検出部102は、運転DB100aに格納される運転データに、運転者がウィンカー操作を行ったことを示す運転データが含まれている場合において、ウィンカーにより示される右折方向又は左折方向の道路が一方通行による進入禁止であるとき、運転者がウィンカー操作を行った地点で、一方通行の見落としが生じたことを検出するようにしてもよい。この場合、検出部102は、運転誤り履歴DB100bの「運転誤りの内容」及び「発生地点」に、一方通行の見落とし及び運転者がウィンカー操作を行った地点に最も近い交差点のノード識別子を格納する。
(具体例2)
検出部102は、運転DB100aに格納される運転データに、運転者が右折又は左折のハンドル操作を行ったことを示す運転データが含まれている場合において、右折方向又は左折方向の道路が一方通行による進入禁止であるとき、運転者がハンドル操作を開始した地点で、一方通行の見落としが生じたことを検出するようにしてもよい。この場合、検出部102は、運転誤り履歴DB100bの「運転誤りの内容」及び「発生地点」に、一方通行の見落とし及び運転者がハンドル操作を開始した地点に最も近い交差点のノード識別子を格納する。
(具体例3)
検出部102は、運転DB100aに格納される運転データに、運転者が急ブレーキ(所定の減速度以上のブレーキ操作)を行ってから右折又は左折のハンドル操作を行ったことを示す運転データが含まれている場合において、直進方向の道路が一方通行による進入禁止であるとき、運転者が急ブレーキを開始した地点で、一方通行の見落としが生じたことを検出するようにしてもよい。この場合、検出部102は、運転誤り履歴DB100bの「運転誤りの内容」及び「発生地点」に、一方通行の見落とし及び運転者が急ブレーキを開始した地点に最も近い交差点のノード識別子を格納する。
(具体例4)
検出部102は、運転DB100aに格納される運転データに、「ここを右折」又は「ここを左折」又はこれに類する内容の運転者の音声が含まれている場合において、右折方向又は左折方向の道路が一方通行による進入禁止であるとき、運転者が当該音声を発した地点で、一方通行の見落としが生じたことを検出するようにしてもよい。この場合、検出部102は、運転誤り履歴DB100bの「運転誤りの内容」及び「発生地点」に、一方通行の見落とし及び運転者が音声を発した地点に最も近い交差点のノード識別子を格納する。
(具体例5)
検出部102は、運転DB100aに格納される運転データに、運転者がウィンカー操作を行ったことを示す運転データが含まれている場合において、ウィンカー操作を行った道路が車線変更禁止レーンであるとき、運転者がウィンカー操作を行った道路で、車線変更禁止の見落としが生じたことを検出するようにしてもよい。この場合、検出部102は、運転誤り履歴DB100bの「運転誤りの内容」及び「発生地点」に、車線変更禁止見落とし及び運転者がウィンカー操作を行った道路のリンク識別子を格納する。
(具体例6)
検出部102は、運転DB100aに格納される運転データに、運転者が車線変更のハンドル操作を行ったことを示す運転データが含まれている場合において、ハンドル操作を行った道路が車線変更禁止レーンであるとき、運転者がハンドル操作を開始した道路で、車線変更禁止の見落としが生じたことを検出するようにしてもよい。この場合、検出部102は、運転誤り履歴DB100bの「運転誤りの内容」及び「発生地点」に、車線変更禁止見落とし及び運転者がウィンカー操作を行った道路のリンク識別子を格納する。
(具体例7)
検出部102は、運転DB100aに格納される運転データに、「右レーンに車線変更」又は「左レーンに車線変更」又はこれに類する内容の運転者の音声が含まれている場合において、当該音声を発した道路が車線変更禁止レーンであるとき、運転者が当該音声を発した道路で、車線変更禁止の見落としが生じたことを検出するようにしてもよい。この場合、検出部102は、運転誤り履歴DB100bの「運転誤りの内容」及び「発生地点」に、車線変更禁止見落とし及び運転者がウィンカー操作を行った道路のリンク識別子を格納する。
(具体例8)
検出部102は、運転DB100aに格納される運転データに、運転者が急ブレーキ(所定の減速度以上のブレーキ操作)を行ったことを示す運転データが含まれている場合において、進行方向に沿って所定距離以内に一時停止地点が存在するとき、運転者が急ブレーキを開始した地点で、一時停止の見落としが生じたことを検出するようにしてもよい。この場合、検出部102は、運転誤り履歴DB100bの「運転誤りの内容」及び「発生地点」に、一時停止見落とし及び運転者が急ブレーキを開始した地点に最も近い交差点のノード識別子を格納する。
(具体例9)
検出部102は、運転DB100aに格納される運転データに、運転者が右ウィンカー操作を行ったことを示す運転データが含まれている場合において、右ウィンカーにより示される右折方向の道路が右折による進入禁止であるとき、運転者が右ウィンカー操作を行った地点で、右折禁止の見落としが生じたことを検出するようにしてもよい。この場合、検出部102は、運転誤り履歴DB100bの「運転誤りの内容」に右折禁止の見落としを格納するとともに、「発生地点」に、運転者が右ウィンカー操作を行った道路のリンク識別子及び運転者が右ウィンカー操作を行った地点に最も近い交差点のノード識別子を格納する。なお、具体例9の「運転者が右ウィンカー操作を行ったこと」は、「運転者が右折のハンドル操作を行ったこと」又は「「ここを右折」又はこれに類する内容の運転者の音声が含まれていたこと」に置き換えてもよい。
(具体例10)
検出部102は、運転DB100aに格納される運転データに、時速30kmを超えた速度でゾーン30のエリアに進入したことを示す運転データが含まれている場合、ゾーン30のエリアに進入した時点で、ゾーン30の見落としが生じたことを検出するようにしてもよい。この場合、検出部102は、運転誤り履歴DB100bの「運転誤りの内容」にゾーン30の見落としを格納するとともに、「発生地点」に、ゾーン30のエリアに進入した際に走行していた道路のリンク識別子を格納する。
図9は、サーバ10が注意喚起データを車載装置20に送信する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS30で、送信部103は、運転誤り履歴DB100bから、「通知対象」が対象に設定されているレコードを抽出し、抽出したレコードから注意喚起データを生成する。注意喚起データには、発生地点及び運転誤り内容のペアが1以上含まれている。
ステップS31で、送信部103は、ステップS31の処理手順で生成した注意喚起データを、各車載装置20に送信する。
なお、車載装置20は、車載装置20が搭載された車両の現在の走行位置をサーバ10に通知するようにしてもよい。また、サーバ10は、運転誤り履歴DB100bから、発生地点の地点識別情報で示される位置が当該車両の走行位置から所定範囲(「第1所定範囲」と称してもよい)に含まれるレコードを抽出するようにしてもよい。
また、サーバ10の送信部103は、車両が走行している走行位置から所定範囲内で生じた運転誤りの内容を示す注意喚起データを、車両に搭載される車載装置20に送信するようにしてもよい。所定範囲は任意であるが、例えば、走行位置を中心とする半径数十キロメートルといった範囲であってもよい。これにより、発生地点の地点識別情報で示される位置が当該車両の走行位置から所定範囲(第1所定範囲)に含まれないレコードについては、注意喚起データには含まれないことになるため、サーバ10から各車載装置20に送信する注意喚起データのデータ量を削減することができる。
図10は、車載装置20が運転者に注意喚起を行う際の処理手順の一例を示すフローチャートである。
ステップS40で、車載装置20の受信部203は、サーバ10から注意喚起データを受信する。
ステップS41で、車載装置20の取得部201は、車載装置20が搭載された車両の現在位置を取得する。また、出力部205は、注意喚起データのうち、現在位置が発生地点の地点識別情報で示される位置から所定範囲(「第2所定範囲」と称してもよい)に含まれるか否かを判定し、所定範囲内である場合はステップS42に進む。所定範囲は、例えば、発生地点の地点識別情報で示される位置を中心とする半径100~200m程度の範囲であってもよい。例えば、発生地点がノード識別子で示されている場合、出力部205は、現在位置が、当該ノード識別子に対応する交差点の位置から所定範囲である場合に、ステップS42に進むようにしてもよい。また、発生地点がリンク識別子で示されている場合、出力部205は、現在位置が、当該リンク識別子に対応する道路から所定範囲である場合に、ステップS42に進むようにしてもよい。また、発生地点がリンク識別子及びノード識別子で示されている場合、出力部205は、当該リンク識別子に対応する道路を走行しており、かつ、現在位置が、当該ノード識別子に対応する交差点の位置から所定範囲である場合に、ステップS42に進むようにしてもよい。また、発生地点がリンク識別子及び区間を識別する情報で示されている場合、出力部205は、当該リンク識別子に対応する道路を走行しており、かつ、現在位置が、区間を識別する情報で示される区間開始の位置から所定範囲である場合に、ステップS42に進むようにしてもよい。
また、出力部205は、所定範囲を、車両の速度が速いほど広くなるように変更するようにしてもよい。例えば、時速10kmで走行している場合の所定範囲Aと、時速40kmで走行している場合の所定範囲Bとでは、所定範囲Bの方が所定範囲Aよりも広いこととしてもよい。
ステップS42で、車載装置20の出力部205は、運転誤りに関する注意喚起メッセージ(例えば、「一方通行にご注意ください」等)をディスプレイに表示させる。若しくは、出力部205は、運転誤りに関する注意喚起を示す音声(例えば、「一方通行の見落としが多発しています」等)をスピーカから出力するようにしてもよい。
ステップS43で、車載装置20は、運転者が運転を終了する場合は処理を終了し、運転を終了しない場合はステップS41の処理手順に戻る。つまり、車載装置20は、運転者が運転を終了するまで、ステップS41及びステップS42の処理手順を繰り返す。
なお、出力部205は、ナビゲーション処理部204が走行経路の案内を行っているか否かに関わらず、運転誤りに関する注意喚起を出力するようにしてもよい。
また、出力部205は、ナビゲーション処理部204が走行経路の案内を行っている場合、運転誤りに関する注意喚起を出力せず、走行経路の案内を行っていない場合(つまり、フリー走行時)に、運転誤りに関する注意喚起を出力するようにしてもよい。例えば、ナビゲーション機能により走行経路の案内を行う場合、一方通行路を逆走するような経路案内は生じない可能性が高いことから、運転者は、運転誤りに関する注意喚起を不快に感じる可能性がある。したがって、走行経路の案内を行っている場合、運転誤りに関する注意喚起を出力しないようにすることで、運転者が注意喚起を不快に感じることを抑制することが可能になる。
<変形例>
(変形例1)
図11は、運転誤り履歴DB100bの変形例1を示す図である。図11に示すように、運転誤り履歴DB100bには、運転誤りが所定期間に生じた回数に基づく注意喚起レベルが更に対応づけて格納されていてもよい。また、サーバ10の送信部103は、注意喚起レベルを含む注意喚起データを、車両に搭載された車載装置20に送信するようにしてもよい。
例えば、図11の例では、地点1で所定期間に生じた一方通行見落としの回数は100回であることから注意喚起レベル1に指定され、地点2で所定期間に生じた一方通行見落としの回数は70回であることから注意喚起レベル2に指定されている。なお、注意喚起レベルの段階数は任意であり、3段階以上に分けられていてもよい。
また、車載装置20の出力部205は、注意喚起レベルが大きいほど、注意喚起メッセージを強調表示するようにしてもよいし、注意喚起の音量を大きくするようにしてもよい。また、出力部205は、注意喚起レベルの大きさに応じて、注意喚起の方法を変更するようにしてもよい。例えば、注意喚起レベル1が最もレベルが大きいとする場合、出力部205は、注意喚起レベル1である運転誤りについては音声で注意喚起を行い、注意喚起レベル2である運転誤りについてはメッセージ表示で注意喚起を行うようにしてもよい。また、出力部205は、注意喚起レベルに応じて、図10のステップS41の処理手順における所定範囲の大きさを変更するようにしてもよい。例えば、注意喚起レベルが大きいほど、所定範囲の大きさを大きくするようにしてもよい。これにより、注意喚起レベルが大きいほど、より早いタイミングで注意喚起を出力することが可能になる。
(変形例2)
図12は、運転誤り履歴DB100bの変形例2を示す図である。図12に示すように、運転誤り履歴DB100bには、運転誤りの内容と発生地点とが時間帯ごとに対応づけて格納されていてもよい。また、サーバ10の送信部103は、運転誤りの内容と発生地点とが時間帯ごとに対応づけられる注意喚起データを、車両に搭載された車載装置20に送信するようにしてもよい。
例えば、図12の例では、地点1で一方通行見落としが所定期間に生じた回数が、時間帯ごとに対応づけられており、0~6時及び18~24時は注意喚起を行い、6~18時は注意喚起を行わないことが示されている。
また、車載装置20の出力部205は、注意喚起データに従い、車両が走行している時間が通知対象の時間帯である場合に注意喚起を出力し、車両が走行している時間が通知対象外の時間帯である場合に注意喚起を出力しないようにしてもよい。例えば、車両が午前1時に走行しており、かつ、現在位置が地点1から所定範囲である場合、出力部205は、運転誤りに関する注意喚起を出力してもよい。また、車両が午前7時に走行しており、かつ、現在位置が地点1から所定範囲である場合、出力部205は、運転誤りに関する注意喚起を出力しないようにしてもよい。
また、変形例2における「時間帯ごと」を、「曜日ごと」、「月ごと」、「季節(春、夏、秋、冬)ごと」、「天気(晴れ、曇り、雨、雪等)ごと」又は「車種(小型自動車、中型トラック、大型トラック、バス等)ごと」、「交通規制イベントごと」に置き換えるようにしてもよい。「交通規制イベントごと」に置き換えた場合、例えば、歩行者天国が開催されている期間に運転誤りが多発する場所について、歩行者天国が開催されている期間中に注意喚起を行うことが可能になる。
(変形例3)
車載装置20の出力部205は、地図DB100cを参照し、図10のステップS42の処理手順で一方通行見落としの注意喚起を出力する場合において、運転者がウィンカーを出している方向が進入禁止であることを検知した場合に、注意喚起(例えば、右折することはできません等)を出力するようにしてもよい。また、出力部205は、実際の規制情報に応じた注意喚起を行うようにしてもよい。例えば、出力部205は、右折禁止/左折禁止の見落としの注意喚起を出力する場合において、車両の実際の進行方向が規制情報に対応づけられた進行情報に整合する場合に、注意喚起(例えば、右折することはできません等)を出力するようにしてもよい。例えば、規制情報として「道路BをX方向に走行し、交差点Bで右折して道路Aに進入することはできない」との情報が設定されている場合、出力部205は、車両が道路BをX方向に走行している際に、注意喚起を出力するようにしてもよい。
(変形例4)
サーバ10の検出部102は、同一の運転者が運転誤りを起こした回数をカウントしておき、同一の運転者が運転誤りを起こす回数に応じて運転者の注意度(要注意運転者であるのか否かを示す度合い)を設定するようにしてもよい。また、出力部205は、運転者の注意度を注意喚起データに含めて、車載装置20に送信するようにしてもよい。車載装置20は、運転者の注意度が大きいほど、注意喚起メッセージを強調表示するようにしてもよいし、注意喚起の音量を大きくするようにしてもよい。
<まとめ>
以上説明した実施形態によれば、サーバ10は、車載装置20から収集した運転データを分析することで運転誤りが生じている地点を検出し、車載装置20は、車両が検出した地点の近くを走行する際に、運転誤りが生じていることを示す注意喚起を出力するようにした。これにより、運転者の運転誤りを未然に防止することが可能になる。また、サーバ10は、運転誤りが所定期間で生じた回数を記録し、運転誤りが生じた回数が所定回数以上である地点を、注意喚起の通知対象とするようにした。これにより、注意喚起が多発してしまうことで運転者が不快に感じることを抑制することが可能になる。また、運転誤りの発生頻度を考慮した注意喚起を行うことが可能になる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態で説明したフローチャート、シーケンス、実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
1…運転補助システム、10…サーバ、11…プロセッサ、12…記憶装置、13…通信IF、14…入力装置、15…出力装置、20…車載装置、21…プロセッサ、22…記憶装置、23…通信IF、24…撮影装置、25…入力装置、26…出力装置、27…GNSS受信器、100…記憶部、100a…運転DB、100b…履歴DB、100c…地図DB、101…取得部、102…検出部、103…送信部、200…記憶部、200a…地図DB、201…取得部、202…送信部、203…受信部、204…ナビゲーション処理部、205…出力部

Claims (9)

  1. 車両の走行位置に関する情報を含む、車両の運転に関する運転データを取得する取得部と、
    前記運転データと地図データとに基づいて、運転誤りの内容及び運転誤りが生じた地図上の地点を検出し、検出した前記運転誤りの内容と前記運転誤りが生じた地図上の地点を示す地点識別情報とを対応づけてデータベースに格納する検出部と、
    前記運転誤りの内容と前記地点識別情報とを対応づけた注意喚起データを、車両に送信する送信部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記データベースには、前記運転誤りが所定期間に生じた回数が更に対応づけて格納されており、
    前記送信部は、前記所定期間に所定回数以上生じた運転誤りの内容を示す前記注意喚起データを、前記車両に送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データベースには、前記運転誤りが前記所定期間に生じた回数に基づく注意喚起レベルが更に対応づけて格納されており、
    前記送信部は、前記注意喚起レベルを含む前記注意喚起データを、前記車両に送信する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記データベースには、前記運転誤りの内容と前記地点識別情報とが時間帯ごとに対応づけて格納されており、
    前記送信部は、前記運転誤りの内容と前記地点識別情報とが時間帯ごとに対応づけられる前記注意喚起データを、前記車両に送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記検出部は、前記運転データに、運転者がウィンカー操作を行ったことが含まれている場合において、ウィンカーにより示される右折方向又は左折方向の道路が一方通行による進入禁止であるとき、一方通行の見落としを表す情報と、運転者がウィンカー操作を行った地図上の地点を示す地点識別情報とを対応づけて前記データベースに格納する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 車両に搭載される車載装置であって、
    情報処理装置から、運転誤りの内容と運転誤りが生じた地図上の地点を示す地点識別情報とを対応づけた注意喚起データを受信する受信部と、
    車両の走行位置が、前記注意喚起データに含まれる、前記地点識別情報により示される地点から所定範囲内である場合、前記地点識別情報に対応する運転誤りの内容を示す情報を出力する出力部と、
    を有する車載装置。
  7. 前記情報処理装置に対し、前記車両の走行位置に関する情報を含む、運転者が行う前記車両の運転に関する運転データを送信する送信部、を有する、
    請求項6に記載の車載装置。
  8. 出発地から目的地までの走行経路を案内するナビゲーション処理部、を有し、
    前記出力部は、前記ナビゲーション処理部が前記走行経路の案内を行っていない場合に、前記運転誤りの内容を示す情報を出力する、
    請求項6に記載の車載装置。
  9. 情報処理装置と複数の車両に搭載される複数の車載装置を含む運転補助システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記複数の車載装置から、前記複数の車両の走行位置に関する情報を含む、前記複数の車両の運転に関する運転データを取得する取得部と、
    前記運転データと地図データとに基づいて、運転誤りの内容及び運転誤りが生じた地図上の地点を検出し、検出した前記運転誤りの内容と前記運転誤りが生じた地図上の地点を示す地点識別情報とを対応づけてデータベースに格納する検出部と、
    前記運転誤りの内容と前記地点識別情報とを対応づけた注意喚起データを、前記複数の車載装置に送信する送信部と、を有し、
    前記複数の車載装置の各々は、
    前記情報処理装置から、前記運転誤りの内容と前記地点識別情報とを対応づけた注意喚起データを受信する受信部と、
    前記車両の走行位置が、前記注意喚起データに含まれる、前記地点識別情報により示される地点から所定範囲内である場合、前記地点識別情報に対応する運転誤りの内容を示す情報を出力する出力部と、
    を有する運転補助システム。
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