JP2024043119A - ワイパブレード - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減して組み立て作業性を向上させる。【解決手段】ワイパアームに連結されるメインホルダ40と、メインホルダ40により保持され、所定の曲率で湾曲されたバーティブラ22と、バーティブラ22により保持され、フロントガラス11に接触されるブレードラバー30と、を有し、メインホルダ40は、バーティブラ22をその長手方向に間隔を持って保持する第1爪部46および第2爪部47と、第1爪部46と第2爪部47との間に設けられ、バーティブラ22に向けて突出した支持突起49と、を備え、バーティブラ22は、支持突起49が係合される長孔22aを備えている。【選択図】図8

Description

本発明は、駆動源により揺動されるアームに連結され、払拭面を払拭するワイパブレードに関する。
従来、自動車等の車両にはワイパ装置が搭載されている。ワイパ装置は、車室内に設けられたワイパスイッチをオン操作することで作動する。これにより、払拭面に付着した雨水や埃等の付着物が払拭されて良好な視界が確保される。このようなワイパ装置は、駆動源により揺動されるアームと、アームに連結されるワイパブレードと、を備えている。
例えば、特許文献1に記載されたワイパブレードは、ワイパアーム(アーム)に連結される連結レバー(連結部材)と、ブレードラバーに剛性と弾性を付与するバッキング(バーティブラ)と、を有している。そして、バッキングは、連結レバーに対して、その長手方向への移動が規制された状態となっている。具体的には、バッキングと連結レバーとの間にサポートパーツを設けることで、バッキングの連結レバーに対する長手方向への移動を規制している。
特開2013-082431号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載されたワイパブレードによれば、小さな部品であるサポートパーツが必要であり、連結レバーおよびバッキングを互いに位置合わせした状態で、両者間にサポートパーツを組み付ける必要があった。よって、部品管理が煩雑化することに加えて、組み立て作業性の悪化が避けられなかった。
本発明の目的は、部品点数を削減して組み立て作業性を向上させることができるワイパブレードを提供することにある。
本発明の一態様では、駆動源により揺動されるアームに連結され、払拭面を払拭するワイパブレードであって、前記アームに連結される連結部材と、前記連結部材により保持され、所定の曲率で湾曲されたバーティブラと、前記バーティブラにより保持され、前記払拭面に接触されるブレードラバーと、を有し、前記連結部材は、前記バーティブラをその長手方向に間隔を持って保持する第1保持部および第2保持部と、前記第1保持部と前記第2保持部との間に設けられ、前記バーティブラに向けて突出した突起部と、を備え、前記バーティブラは、前記突起部が係合される係合孔を備えている。
本発明によれば、連結部材の突起部を、バーティブラの係合孔に係合させることにより、バーティブラの連結部材に対する長手方向への移動が規制される。したがって、連結部材に突起部を一体化して、従前に比して部品点数を削減することが可能となり、ひいては組み立て作業性を向上させることができる。
実施の形態1のワイパブレードの斜視図である。 図1のメインホルダの部分の拡大斜視図である。 図2をブレードラバー側から見た拡大斜視図である。 ブレードラバーおよびバーティブラを示す斜視図である。 図3のA-A線に沿う断面図である。 図3のB-B線に沿う断面図である。 図3のC-C線に沿う断面図である。 図7のD-D線に沿う断面図である。 メインホルダ単体をワイパアーム側から見た斜視図である。 メインホルダ単体をブレードラバー側から見た斜視図である。 ワイパブレードの組み立て手順(1)を説明する断面図である。 ワイパブレードの組み立て手順(2)を説明する断面図である。 ワイパブレードの組み立て手順(3)を説明する断面図である。 ワイパブレードの組み立て手順(4)を説明する断面図である。 実施の形態2のメインホルダ単体をワイパアーム側から見た斜視図である。 実施の形態2のメインホルダ単体をブレードラバー側から見た斜視図である。
[実施の形態1]
以下、本発明の実施の形態1について図面を用いて詳細に説明する。
図1は実施の形態1のワイパブレードの斜視図を、図2は図1のメインホルダの部分の拡大斜視図を、図3は図2をブレードラバー側から見た拡大斜視図を、図4はブレードラバーおよびバーティブラを示す斜視図を、図5は図3のA-A線に沿う断面図を、図6は図3のB-B線に沿う断面図を、図7は図3のC-C線に沿う断面図を、図8は図7のD-D線に沿う断面図を、図9はメインホルダ単体をワイパアーム側から見た斜視図を、図10はメインホルダ単体をブレードラバー側から見た斜視図をそれぞれ示している。
[ワイパブレードの概要]
図1に示されるワイパブレード10は、自動車等の車両のフロントガラス(払拭面)11を払拭するワイパ装置を形成している。ワイパブレード10は、ラバーホルダ20およびブレードラバー30を備えている。ラバーホルダ20は、ブレードラバー30を保持しており、図中二点鎖線で示されるワイパアーム(アーム)12の先端部に回動自在に連結されている。
ここで、ワイパアーム12の基端部は、ワイパモータ(駆動源)により揺動されるピボット軸(図示せず)に固定されている。これにより、ワイパアーム12およびワイパブレード10が、ワイパモータの駆動により揺動される。具体的には、ワイパブレード10が、フロントガラス11の下反転位置と上反転位置との間に形成される払拭範囲(図示せず)を往復移動する。これにより、フロントガラス11の払拭範囲に付着した雨水や埃等が払拭される。
なお、ワイパモータとピボット軸との間には、ワイパモータの回転運動をピボット軸の揺動運動に変換するリンク機構(図示せず)が設けられている。ただし、ワイパブレード10は、ワイパアームの基端部をワイパモータの出力軸に直接固定した、所謂ダイレクトドライブ型のワイパ装置にも適用することができる。
[ラバーホルダ]
図1ないし図10に示されるように、ラバーホルダ20は、1つのメインホルダ40と、一対のサブホルダ21と、一対のバーティブラ22と、一対のキャップ23と、を備えている。そして、メインホルダ40は、一対のバーティブラ22を保持している。また、メインホルダ40には、U字状クリップUCが揺動自在に装着され、当該U字状クリップUCに、ワイパアーム12の先端部が連結されている。さらに、メインホルダ40に保持される一対のバーティブラ22は、ブレードラバー30の本体部31を保持している。
また、一対のサブホルダ21は、メインホルダ40の長手方向両側に配置され、かつメインホルダ40と同様に一対のバーティブラ22を保持している。さらに、一対のキャップ23は、一対のサブホルダ21の長手方向におけるメインホルダ40側とは反対側に設けられ、一対のバーティブラ22の端部に固定されている。これらのキャップ23は、サブホルダ21,バーティブラ22およびブレードラバー30の端部をそれぞれ覆い隠し、これにより、ワイパブレード10全体の見栄えを良くしている。
[ブレードラバー]
図4ないし図8に示されるように、ブレードラバー30は、一対のバーティブラ22に保持される本体部31と、フロントガラス11に接触されるリップ部32と、を備えている。また、本体部31とリップ部32との間にはネック部33が設けられている。ネック部33は、リップ部32よりも幅狭となっており、リップ部32よりも柔軟性を有している。よって、フロントガラス11上をブレードラバー30が往復移動することでリップ部32が傾動し、その結果、リップ部32の先端部の角が、フロントガラス11に付着した雨水や埃等が綺麗に払拭する。
ブレードラバー30は、ラバーホルダ20の長手方向全域に亘って設けられ、その幅方向に沿う断面形状は、ブレードラバー30の長手方向全域で略同じ形状となっている。そして、本体部31の幅方向両側、つまりブレードラバー30の払拭方向両側(図5ないし図7の左右側)には、ブレードラバー30の長手方向に延びる一対の溝部34がそれぞれ設けられている。これらの溝部34には、バーティブラ22の幅方向における一部(略1/3を占める部分)がそれぞれ入り込んでいる。これにより、ブレードラバー30は、一対のバーティブラ22を介して、メインホルダ40およびサブホルダ21により保持される。
[バーティブラ]
図3ないし図8に示されるように、一対のバーティブラ22は、メインホルダ40およびサブホルダ21により保持されている。具体的には、一対のバーティブラ22は、図4に示されるように、ステンレス鋼板等を平板状に打ち抜くことでそれぞれ細長い棒状に形成され、板ばねの機能を有している。そして、一対のバーティブラ22は、ラバーホルダ20(図1参照)の長手方向全域に亘って設けられ、その長さ寸法はブレードラバー30の長さ寸法と略等しくなっている。
一対のバーティブラ22は、外力を付加していない自由状態において、予め所定の曲率に湾曲されている。具体的には、バーティブラ22の曲率は、フロントガラス11の曲率よりも小さい曲率となっている。これにより、リップ部32(図5参照)の長手方向全域を、フロントガラス11の曲率に合わせて密着可能としている。つまり、バーティブラ22の曲率をフロントガラス11の曲率よりも小さくすることで、ブレードラバー30の十分な払拭性能を確保している。
より具体的には、一対のバーティブラ22は、図3および図6に示されるように、メインホルダ40に設けられた一対の第1爪部46および一対の第2爪部47により保持されている。なお、図6では、一対の第1爪部46のみが示されている。また、図5に示されるように、一対のバーティブラ22の幅方向における一部(略2/3を占める部分)は、サブホルダ21に設けられた一対のバーティブラ収容部21bに収容されている。
さらに、図4に示されるように、一対のバーティブラ22の長手方向における略中央部には、長孔22aがそれぞれ設けられている。これらの長孔22aは、本発明における係合孔に相当する。そして、長孔22aは、バーティブラ22の短手方向に延びており、かつバーティブラ22の板厚方向に貫通している。具体的には、長孔22aは、バーティブラ22の短手方向に幅広となっており、バーティブラ22の長手方向に幅狭となっている。
これらの長孔22aの内部には、メインホルダ40に設けられた一対の支持突起49(図10参照)が入り込んで係合している。そして、支持突起49は、長孔22aの内部を、バーティブラ22の短手方向にのみ移動可能となっている。言い換えれば、支持突起49は、長孔22aに対してバーティブラ22の長手方向に移動不能となっている。
これにより、一対のバーティブラ22は、メインホルダ40に対して、その長手方向への移動が規制された状態となり、当該方向へのがたつきが抑えられている。その一方で、ブレードラバー30のフロントガラス11に対する摺動抵抗が大きい場合や、積雪等によりワイパブレード10の払拭方向に比較的大きな負荷が掛かった場合には、支持突起49が長孔22aの内部を移動する。これにより、支持突起49に大きな負荷が掛かることが抑えられる。
また、一対のバーティブラ22の長手方向両側には、キャップ固定孔22bがそれぞれ設けられている。これらのキャップ固定孔22bには、キャップ23(図1参照)の内側に設けられた一対の係合凸部(図示せず)が係合される。これにより、一対のキャップ23は、それぞれのバーティブラ22の長手方向両側に固定される。なお、サブホルダ21は、一対のキャップ23を一対のバーティブラ22の長手方向両側にそれぞれ固定することで、メインホルダ40と一対のキャップ23との間に保持される。
ここで、図4に示されるように、ブレードラバー30の溝部34にバーティブラ22を装着した状態において、長孔22aおよびキャップ固定孔22bは、それぞれ外部に露出される。すなわち、長孔22aおよびキャップ固定孔22bは、溝部34に入り込まない。したがって、ブレードラバー30に一対のバーティブラ22を組み付けた状態で、これらの組立体(ブレードサブアッシーSA)を、メインホルダ40に容易に装着可能となっている。さらには、ブレードサブアッシーSAの状態で、一対のバーティブラ22の長手方向両側に、キャップ23を容易に装着可能となっている。なお、ワイパブレード10の組み立て手順については、後で詳述する。
また、一対のバーティブラ22を保持するサブホルダ21は、柔軟性を有するプラスチック材料等により形成されている。したがって、一対のサブホルダ21は、一対のバーティブラ22の湾曲形状に追従して容易に弾性変形可能となっている。よって、一対のサブホルダ21は、ワイパブレード10の払拭性能に、悪影響を与えることがない。
[メインホルダ]
メインホルダ40は、ワイパアーム12の先端部にU字状クリップUC(図1参照)を介して回動自在に連結される。メインホルダ40は、本発明における連結部材に相当する。メインホルダ40は、図9および図10に示されるように、プラスチック等の樹脂材料を射出成形することで略長方形に形成され、ワイパブレード10の長手方向に延びている。ここで、メインホルダ40は、U字状クリップUCを介してワイパアーム12に連結される部品であり、ある程度の強度が必要となる。具体的には、メインホルダ40は、一対のバーティブラ22(図4参照)のばね力により変形しない高硬度のプラスチック材料からなる。
メインホルダ40は、ワイパブレード10の長手方向に延び、かつフロントガラス11に対して垂直に起立した第1長辺壁部41および第2長辺壁部42を備えている。第1長辺壁部41は、ワイパブレード10がフロントガラス11(図1参照)の下反転位置にある場合に、車両の前方側に配置される。一方、第2長辺壁部42は、ワイパブレード10がフロントガラス11の下反転位置にある場合に、車両の後方側に配置される。
そして、第2長辺壁部42の長手方向両側(図9の左右側)には、車両の走行時に走行風を受ける第1フィン部42aがそれぞれ一体に設けられている。これにより、ブレードラバー30がフロントガラス11から浮き上がることが抑えられ、高速走行時等における払拭性能の低下が防止される。なお、第1長辺壁部41の長手方向両側には、第1フィン部42aよりもフロントガラス11からの高さが低くなった低床部41aがそれぞれ一体に設けられている。これにより、走行風は、低床部41aから第1フィン部42aに向けて、メインホルダ40の表面に沿って流れる。
また、第1長辺壁部41と第2長辺壁部42との間には、略平板状に形成された第1橋渡し部43,第2橋渡し部44および第3橋渡し部45が一体に設けられている。第1橋渡し部43は、ワイパブレード10をワイパアーム12に装着した状態で、メインホルダ40の長手方向におけるワイパアーム12側とは反対側(図9の左側)に配置される。一方、第3橋渡し部45は、ワイパブレード10をワイパアーム12に装着した状態で、メインホルダ40の長手方向におけるワイパアーム12側(図9の右側)に配置される。そして、第2橋渡し部44は、メインホルダ40の長手方向における第1橋渡し部43と第3橋渡し部45との間に配置されている。
また、第1長辺壁部41と第2長辺壁部42との間で、かつメインホルダ40の長手方向における第1橋渡し部43と第2橋渡し部44との間には、U字状クリップUCが回動自在に連結される連結ピンPNが設けられている。連結ピンPNは円柱状に形成され、メインホルダ40を射出成形する際に、当該メインホルダ40に一体に形成される。つまり、連結ピンPNは、プラスチック等の樹脂材料製となっている。なお、図8に示されるように、連結ピンPNは、U字状クリップUCに設けられた係合溝Gに、回動自在に係合される。このように、連結ピンPNには、U字状クリップUCを介して、ワイパアーム12(図1参照)が回動自在に連結されている。
図10に示されるように、メインホルダ40のフロントガラス11側には、一対の第1爪部46および一対の第2爪部47が設けられている。具体的には、一対の第1爪部46は、メインホルダ40の長手方向において第1橋渡し部43に対応した部分に配置され、一対の第2爪部47は、メインホルダ40の長手方向において第2橋渡し部44に対応した部分に配置されている。よって、連結ピンPNは、メインホルダ40の長手方向における第1爪部46と第2爪部47との間に設けられている。そして、一対の第1爪部46および一対の第2爪部47は、それぞれ第1長辺壁部41および第2長辺壁部42に一体に設けられ、かつメインホルダ40の内側に向けてそれぞれ突出されている。
これらの第1爪部46および第2爪部47は、図8に示されるように、一対のバーティブラ22を保持している。具体的には、第1爪部46および第2爪部47は、バーティブラ22をその長手方向に間隔を持って保持しており、第1爪部46は、本発明における第1保持部に相当し、第2爪部47は、本発明における第2保持部に相当する。そして、第1爪部46および第2爪部47に保持された一対のバーティブラ22と、第1橋渡し部43および第2橋渡し部44との間には、比較的大きな隙間Sが形成されている。具体的には、この隙間Sは、バーティブラ22の肉厚(約1.0mm)の約2倍の大きさ(約2.0mm)となっている。
これにより、一対のバーティブラ22のメインホルダ40からの脱落が防止され、かつ一対のバーティブラ22は、第1爪部46および第2爪部47の部分において、柔軟に湾曲可能となっている。したがって、一対のバーティブラ22に保持されたブレードラバー30は、メインホルダ40の部分において、フロントガラス11の曲率に合わせてスムーズに湾曲することができ、ひいては十分な払拭性能が確保される。
また、図8に示されるように、第1橋渡し部43および第3橋渡し部45は、サブホルダ21の長手方向におけるキャップ23側とは反対側の端部を、それぞれ覆い隠している。これにより、ワイパブレード10を形成するメインホルダ40の近傍の見栄えを良くしている。
[弾性腕部]
図7ないし図10に示されるように、メインホルダ40の第2橋渡し部44には、メインホルダ40の長手方向に延びる弾性腕部48が一体に設けられている。弾性腕部48は、本発明における腕部に相当し、略平板状に形成されるとともに、フロントガラス11の垂直方向から見たときに、略T字状に形成されている。そして、弾性腕部48の基端側(図9の右側)には、メインホルダ40の長手方向に延びる腕部本体48aが設けられ、弾性腕部48の先端側(図9の左側)には、メインホルダ40の短手方向に延びるバーティブラ支持部48bが設けられている。
具体的には、腕部本体48aの長手方向基端部が、第2橋渡し部44に接続され、メインホルダ40の幅方向における腕部本体48aの両脇に、切欠部NCがそれぞれ設けられている。これにより、腕部本体48aは、第2橋渡し部44に対して、フロントガラス11の垂直方向に弾性変形可能となっている。
また、バーティブラ支持部48bは、腕部本体48aの長手方向先端部に一体に設けられている。そして、図9に示されるように、バーティブラ支持部48bのフロントガラス11側とは反対側の面は、第2橋渡し部44および腕部本体48aの面に対して面一の平坦面となっている。これにより、連結ピンPNに装着されたU字状クリップUCが、弾性腕部48に干渉することが抑えられる。
さらに、バーティブラ支持部48bのフロントガラス11側には、図10に示されるように、一対の支持突起49が一体に設けられている。これらの支持突起49は、メインホルダ40の長手方向において、一対の第1爪部46と一対の第2爪部47との間に設けられ、バーティブラ支持部48bから一対のバーティブラ22(フロントガラス11)に向けて所定の高さで突出されている。なお、一対の支持突起49は、本発明における突起部に相当する。
一対の支持突起49は、弾性腕部48の長手方向における先端側に設けられ、一対のバーティブラ22の長孔22aにそれぞれ入り込む部分である。これらの支持突起49は、円柱状に形成され、かつその突出高さはバーティブラ22の肉厚(約1.0mm)よりも若干大きい約1.3mmとなっている。これにより、一対の支持突起49は、一対の長孔22aに対して、それぞれ確実に係合可能となっている。
また、一対の支持突起49は、バーティブラ支持部48bの長手方向両側に配置され、腕部本体48aの長手方向における延長上には配置されていない。具体的には、図3に示されるように、ワイパブレード10をフロントガラス11の垂直方向から見たときに、ブレードラバー30および一対の支持突起49は、それぞれ重ならない位置に設けられている。よって、図3に示される状態において、例えば、先細りの工具(ねじ回し等)を用いて支持突起49を押圧することで、メインホルダ40に対するバーティブラ22のロックを解除することができる。
さらに、一対の支持突起49の先端部には、それぞれテーパ面TPが設けられている。具体的には、テーパ面TPは、メインホルダ40の長手方向における支持突起49の第2爪部47側に設けられている。そして、これらのテーパ面TPは、第2爪部47側に向けて支持突起49の高さを徐々に低くするように、所定角度で傾斜されている。これにより、メインホルダ40の長手方向における第2爪部47側から、一対のバーティブラ22を装着し易くなっている。ただし、支持突起49の仕様(突出高さや形状等)によっては、テーパ面TPを省略しても良い。
また、図9および図10に示されるように、メインホルダ40をフロントガラス11の垂直方向から見たときに、U字状クリップUCが装着される連結ピンPNと、バーティブラ支持部48bに設けられる支持突起49とが、バーティブラ22の長手方向に互いにずれて設けられている。具体的には、連結ピンPNは、メインホルダ40の長手方向において第1橋渡し部43と支持突起49との間に配置され、支持突起49(弾性腕部48)は、メインホルダ40の長手方向において連結ピンPNと第2橋渡し部44との間に配置されている。
これにより、メインホルダ40をフロントガラス11の垂直方向から見たときに、連結ピンPNと支持突起49(弾性腕部48)とが重なることがなく、ひいては、メインホルダ40を射出成形する際に用いる金型を、容易に離型可能としている。すなわち、メインホルダ40の形状は、アンダーカットを生じない成形性を考慮した形状となっている。
[サブホルダ]
ここで、一対のサブホルダ21は、図1に示されるように、メインホルダ40の長手方向両側に配置され、かつラバーホルダ20の殆どの部分を占めている。したがって、これらのサブホルダ21は、ワイパブレード10の見栄えに大きく左右する部品となっている。図5に示されるように、サブホルダ21は、第2フィン部21aと、一対のバーティブラ収容部21bと、を備えている。
なお、第2フィン部21aにおいても、メインホルダ40の第1フィン部42a(図2参照)と同様に、車両の走行時に走行風を受ける部分となっている。これにより、ブレードラバー30がフロントガラス11から浮き上がることが抑えられて、高速走行時等における払拭性能の低下が防止される。すなわち、第2フィン部21aの表面を形成する傾斜面SL(図5参照)は、車両の前方側(図5の右側)を向いている。
一対のバーティブラ収容部21bは、それぞれ断面が略U字形状に形成されており、第2フィン部21aのフロントガラス11側に一体に設けられている。そして、一対のバーティブラ収容部21bは、互いに向き合うようにしてブレードラバー30に向けて開口されている。これにより、一対のバーティブラ22の一部(略2/3を占める部分)が、バーティブラ収容部21bの内部にそれぞれ入り込む。
ここで、第2フィン部21aは柔軟性を有する弾性材料(シリコーンゴム等)により形成され、一対のバーティブラ収容部21bは第2フィン部21aよりも高硬度の樹脂材料(軟質プラスチック等)により形成されている。具体的には、第2フィン部21aおよび一対のバーティブラ収容部21bを有するサブホルダ21は、シリコーンゴム等の弾性材料と軟質プラスチック等の樹脂材料とを同時に押出成形することで長尺に形成されている。つまり、サブホルダ21は二色成形品となっている。
なお、バーティブラ収容部21bの内部には、所定の隙間を介してバーティブラ22が移動自在に入り込む。これにより、バーティブラ22をバーティブラ収容部21bの内部に容易に装着可能として、ワイパブレード10の組み立て性を向上させている。また、バーティブラ22は、バーティブラ収容部21bの内部を容易に滑ることができるため、バーティブラ22のばね力をブレードラバー30に効率良く伝達することが可能となっている。
[ワイパブレードの組み立て手順]
次に、以上のように形成されたワイパブレード10の組み立て手順について、図面を用いて詳細に説明する。
図11はワイパブレードの組み立て手順(1)を説明する断面図を、図12はワイパブレードの組み立て手順(2)を説明する断面図を、図13はワイパブレードの組み立て手順(3)を説明する断面図を、図14はワイパブレードの組み立て手順(4)を説明する断面図をそれぞれ示している。
まず、図11に示されるように、予め別の製造工程で製造されたメインホルダ40を準備する。また、ブレードラバー30に一対のバーティブラ22を組み付けてなるブレードサブアッシーSAを準備する。
次いで、破線矢印M1に示されるように、ブレードサブアッシーSAの長手方向一端部(先端側)を、メインホルダ40の長手方向における第3橋渡し部45側に臨ませる。このとき、ブレードサブアッシーSAを、メインホルダ40に対して緩やかな傾斜角度α°(約5°程度)となるように傾斜させる。このとき、フロントガラス11の垂直方向においてメインホルダ40とブレードサブアッシーSAとの相対角度が「α°」となれば良いので、メインホルダ40を、ブレードサブアッシーSAに対して緩やかな傾斜角度α°となるように傾斜させても良い。
ただし、メインホルダ40およびブレードサブアッシーSAを、互いに相対角度を持たせずに真っ直ぐにした状態で組み付けることもできる。この場合には、緩やかな傾斜角度α°で傾斜させた場合に比して、メインホルダ40に対するブレードサブアッシーSAの押し込み荷重が増加する。
その後、ブレードサブアッシーSAを、継続して破線矢印M1の方向に押し込み、ブレードサブアッシーSAの長手方向一端部における一対のバーティブラ22を、第2橋渡し部44と第2爪部47との間に差し込んで行く。すると、一対のバーティブラ22の長手方向一端部が、破線矢印M2に示されるように、第2橋渡し部44と第2爪部47との間を通過する。このとき、一対のバーティブラ22の長手方向一端部は、第2橋渡し部44の第2爪部47側に設けられた斜面SPに倣って移動される。よって、ブレードサブアッシーSAの長手方向一端部は、第2橋渡し部44および第2爪部47の部分を、湾曲した状態で通過する。
次に、図12の破線矢印M3に示されるように、メインホルダ40に対するブレードサブアッシーSAの差し込み作業を継続して進める。すると、図12に示されるように、ブレードサブアッシーSAの長手方向一端部が、メインホルダ40に対して傾斜した状態で、一対の支持突起49の部分を乗り越える。このとき、一対のバーティブラ22は、第2橋渡し部44と第2爪部47との間を通過して湾曲していること、および支持突起49の第2爪部47側にテーパ面TPが設けられていることから、一対の支持突起49の部分を容易に通過可能となっている。
その後、メインホルダ40に対するブレードサブアッシーSAの差し込み作業をさらに継続して進めると、図12に示されるように、ブレードサブアッシーSAの長手方向一端部が、メインホルダ40の第1爪部46の近傍に到達する。このとき、一対の支持突起49は、一対のバーティブラ22を図中下方(フロントガラス11側)に押圧しつつ、その先端部分が一対のバーティブラ22に対して摺接する。
次いで、図中破線矢印M4に示されるように、ブレードサブアッシーSAの長手方向一端部を、メインホルダ40に向けて押圧(フロントガラス11側とは反対側に押圧)し、一対のバーティブラ22の長手方向一端部を、第1橋渡し部43と第1爪部46との間に差し込むようにする。その際には、ブレードラバー30のリップ部32を傷付けないようにすべく、一対のバーティブラ22を押圧するようにする。
これにより、一対のバーティブラ22は、第1橋渡し部43と第1爪部46との間に差し込まれるとともに、一対の支持突起49をフロントガラス11側とは反対側に押し返す。よって、弾性腕部48が、破線矢印M5に示されるように、図中上方(フロントガラス11側とは反対側)に反るようにして弾性変形される。
その後、図13の破線矢印M6に示されるように、一対のバーティブラ22の第1橋渡し部43と第1爪部46との間への差し込み作業を継続して行う。このとき、破線矢印M5に示されるように、弾性腕部48は一対のバーティブラ22により弾性変形された状態のままであり、一対の支持突起49の先端部分は一対のバーティブラ22に対して摺接した状態となっている。
次いで、図14の破線矢印M6に示されるように、一対のバーティブラ22の第1橋渡し部43と第1爪部46との間への差し込み作業を、さらに継続して行う。すると、一対の支持突起49が、一対のバーティブラ22の長孔22aにそれぞれ入り込む。これにより、破線矢印M7に示されるように、弾性腕部48が弾性変形された状態から元の通りの真っ直ぐな状態に戻り、支持突起49が長孔22aに完全に係合される。
したがって、メインホルダ40に対するブレードサブアッシーSAのそれ以上の装着動作(相対移動)が規制されて、メインホルダ40に対するブレードサブアッシーSAの組み付け作業が終了する。これにより、ブレードサブアッシーSAは、メインホルダ40に対する正規の位置に位置決めされる。
その後、メインホルダ40の長手方向両側に延びるブレードサブアッシーSAに対し、それぞれサブホルダ21(図1参照)を装着する。このとき、一対のバーティブラ収容部21b(図5参照)に、一対のバーティブラ22をそれぞれ入り込むようにする。ここで、バーティブラ22はバーティブラ収容部21bに対して隙間を介して入り込むため、サブホルダ21をブレードサブアッシーSAに対して容易に装着することができる。
次いで、一対のキャップ23(図1参照)を、一対のバーティブラ22の長手方向両側に固定する。これにより、サブホルダ21,バーティブラ22およびブレードラバー30の端部がそれぞれ覆い隠されて、ワイパブレード10の組み立てが完了する。
以上詳述したように、実施の形態1に係るワイパブレード10によれば、メインホルダ40の支持突起49を、バーティブラ22の長孔22aに係合させることにより、バーティブラ22のメインホルダ40に対する長手方向への移動が規制されるようにした。したがって、メインホルダ40に支持突起49を一体化して、従前に比して部品点数を削減することが可能となり、ひいては組み立て作業性を向上させることができる。
また、実施の形態1に係るワイパブレード10によれば、ワイパブレード10をフロントガラス11の垂直方向から見たときに、ブレードラバー30および支持突起49が、それぞれ重ならない位置に設けられている。これにより、例えば、先細りの工具(ねじ回し等)を用いて支持突起49を押圧することで、メインホルダ40に対するバーティブラ22のロックを解除することができる。よって、ワイパブレード10のメンテナンス性を向上させることができる。
さらに、実施の形態1に係るワイパブレード10によれば、メインホルダ40は、フロントガラス11の垂直方向に弾性変形可能な弾性腕部48を有し、支持突起49が、弾性腕部48の先端側に設けられている。これにより、弾性腕部48の弾性変形時における支持突起49の移動量を大きくすることができる。したがって、弾性腕部48を大きく反らせずに、支持突起49を長孔22aに係合させることが可能となる。よって、ワイパブレード10の組み立て作業性を向上させることができる。
また、実施の形態1に係るワイパブレード10によれば、長孔22aがバーティブラ22の短手方向に延びており、支持突起49が、長孔22aの内部を、バーティブラ22の短手方向にのみ移動可能となっている。したがって、ワイパブレード10の払拭方向に比較的大きな負荷が掛かった場合に、支持突起49が長孔22aの内部を移動して、ひいては支持突起49に大きな負荷が掛かることが抑えられる。よって、ステンレス鋼板製のバーティブラ22(高剛性)により、プラスチック製の支持突起49(低剛性)が損傷することを防止できる。
さらに、実施の形態1に係るワイパブレード10によれば、メインホルダ40の第1爪部46と第2爪部47との間に、ワイパアーム12が回動自在に連結される連結ピンPNが設けられ、支持突起49および連結ピンPNが、バーティブラ22の長手方向にずれて設けられている。したがって、メインホルダ40をフロントガラス11の垂直方向から見たときに、連結ピンPNと支持突起49(弾性腕部48)とが重なることがない。よって、メインホルダ40をアンダーカットが生じない形状として、射出成型後のメインホルダ40から金型を容易に離型可能として、メインホルダ40の成形性を向上させることが可能となる。
また、実施の形態1に係るワイパブレード10によれば、上述のように部品点数を削減して組み立て作業性を向上させることができるので、製造エネルギーの省力化を図ることが可能となる。したがって、国連で定められた持続可能な開発目標(SDGs)において、特に、目標7(すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを確保する)および目標13(気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる)を実現することができる。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について図面を用いて詳細に説明する。なお、上述した実施の形態1と同様の機能を有する部分については同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
図15は実施の形態2のメインホルダ単体をワイパアーム側から見た斜視図を、図16は実施の形態2のメインホルダ単体をブレードラバー側から見た斜視図をそれぞれ示している。
図15および図16に示されるように、実施の形態2のメインホルダ(連結部材)50は、実施の形態1のメインホルダ40(図9および図10参照)に比して、第2橋渡し部51の形状および弾性腕部(腕部)52の形状が異なっている。
第2橋渡し部51には、略半円状の切欠凹部51aが設けられている。切欠凹部51aは、メインホルダ50の長手方向において第3橋渡し部45に向けて開口され、かつ第2橋渡し部51の略半分を占めている。これにより、メインホルダ50の軽量化を図っている。また、切欠凹部51aを「肉盗み」として機能させ、第2橋渡し部51にヒケ等(歪み等)が発生することを抑えている。
さらに、弾性腕部52を形成する腕部本体52aは、実施の形態1の腕部本体48a(図9および図10参照)に比して、その幅寸法が大きくなっている。具体的には、腕部本体52aの両脇に設けられる切欠部NCが、実施の形態1に比して、第1,第2長辺壁部41,42寄りにそれぞれ配置されている。よって、実施の形態1の腕部本体48aに比して、腕部本体52aの剛性が高くなっている。
また、腕部本体52aのフロントガラス11側(図16参照)には、凹溝52bが設けられ、これにより、腕部本体52aを幅広とした分の重量増加を抑制している。なお、当該凹溝52bにおいても、切欠凹部51aと同様に「肉盗み」として機能する。
さらに、腕部本体52aの長手方向先端部に一体に設けられるバーティブラ支持部52cには、メインホルダ50の長手方向に凹むようにして窪み部52dが設けられている。当該窪み部52dは、メインホルダ50の長手方向において、凹溝52bに対応する箇所に設けられている。これにより、実施の形態1に比して、バーティブラ支持部52cの長手方向両側の剛性が弱められ、一対の支持突起(突起部)52eが、バーティブラ22の長孔22a(図4および図8参照)に対して、それぞれ個別に係合可能となっている。よって、組み立て時の「操作感」を向上させることができる。
また、実施の形態2の一対の支持突起52eにおいては、その先端部のテーパ面TP(図10参照)を省略している。
以上のように形成した実施の形態2においても、上述した実施の形態1と同様の作用効果を奏することができる。これに加えて、実施の形態2では、実施の形態1に比して、腕部本体52aの剛性を高めることができる。したがって、ワイパ装置の作動時に発生する振動や炎天下での加熱による歪み等により、支持突起52eが長孔22aから外れることがより抑えられる。また、メインホルダ50の成形精度を向上させることができるので、メインホルダ50にばらつきが生じることをより抑えることができる。さらに、組み立て時の「操作感」を向上させることができるので、組み立て不良等の発生をより抑えることができる。
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記各実施の形態では、ワイパブレード10を、自動車等の車両のフロントガラス11を払拭するワイパ装置に適用したものを示したが、本発明はこれに限らず、ワイパブレード10を、自動車等の車両のリヤ側に搭載されるリヤワイパ装置や、船舶,航空機,鉄道車両等に搭載されるワイパ装置にも適用することができる。
その他、上記実施の形態における各構成要素の材質,形状,寸法,数,設置箇所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、上記実施の形態に限定されない。
10:ワイパブレード,11:フロントガラス(払拭面),12:ワイパアーム(アーム),20:ラバーホルダ,21:サブホルダ,21a:第2フィン部,21b:バーティブラ収容部,22:バーティブラ,22a:長孔(係合孔),22b:キャップ固定孔,23:キャップ,30:ブレードラバー,31:本体部,32:リップ部,33:ネック部,34:溝部,40:メインホルダ(連結部材),41:第1長辺壁部,41a:低床部,42:第2長辺壁部,42a:第1フィン部,43:第1橋渡し部,44:第2橋渡し部,45:第3橋渡し部,46:第1爪部(第1保持部),47:第2爪部(第2保持部),48:弾性腕部(腕部),48a:腕部本体,48b:バーティブラ支持部,49:支持突起(突起部),50:メインホルダ(連結部材),51:第2橋渡し部,51a:切欠凹部,52:弾性腕部(腕部),52a:腕部本体,52b:凹溝,52c:バーティブラ支持部,52d:窪み部,52e:支持突起(突起部),G:係合溝,NC:切欠部,PN:連結ピン,S:隙間,SA:ブレードサブアッシー,SL:傾斜面,SP:斜面,TP:テーパ面,UC:U字状クリップ

Claims (5)

  1. 駆動源により揺動されるアームに連結され、払拭面を払拭するワイパブレードであって、
    前記アームに連結される連結部材と、
    前記連結部材により保持され、所定の曲率で湾曲されたバーティブラと、
    前記バーティブラにより保持され、前記払拭面に接触されるブレードラバーと、
    を有し、
    前記連結部材は、前記バーティブラをその長手方向に間隔を持って保持する第1保持部および第2保持部と、前記第1保持部と前記第2保持部との間に設けられ、前記バーティブラに向けて突出した突起部と、を備え、
    前記バーティブラは、前記突起部が係合される係合孔を備えている、
    ワイパブレード。
  2. 前記ワイパブレードを前記払拭面の垂直方向から見たときに、前記ブレードラバーおよび前記突起部が、それぞれ重ならない位置に設けられている、
    請求項1に記載のワイパブレード。
  3. 請求項1に記載のワイパブレードにおいて、
    前記連結部材は、前記払拭面の垂直方向に弾性変形可能な腕部を有し、
    前記突起部が、前記腕部の先端側に設けられている、
    ワイパブレード。
  4. 請求項1に記載のワイパブレードにおいて、
    前記係合孔は、前記バーティブラの短手方向に延びる長孔であり、
    前記突起部は、前記長孔の内部を、前記バーティブラの短手方向にのみ移動可能となっている、
    ワイパブレード。
  5. 請求項1に記載のワイパブレードにおいて、
    前記連結部材の前記第1保持部と前記第2保持部との間に、前記アームが回動自在に連結される連結ピンが設けられ、
    前記突起部および前記連結ピンが、前記バーティブラの長手方向にずれて設けられている、
    ワイパブレード。
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