JP2024040834A - 2部材連結装置および建設機械 - Google Patents

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啓充 加庭
Hiromitsu Kaniwa
拓人 佐々木
Takuto Sasaki
作 天童
Saku Tendo
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Abstract

Figure 2024040834000001
【課題】 上側から覗き込むことなく、連結作業を容易に行えると共に、案内部材や連結ピンの損傷を防止できるようにする。
【解決手段】 左第1ブラケット22の左外側ブラケット22Aと対面するアッパブーム10の左第2ブラケット24の外側面には、アッパブーム10を横方向に移動してロアブーム9に接近させたときに、左案内部材32が左上連結ピン26に達した位置で左第1ブラケット22に当接する左ストッパ部材36が設けられている。右第1ブラケット23の右外側ブラケット23Aと対面するアッパブーム10の右第2ブラケット25の外側面には、アッパブーム10を横方向に移動してロアブーム9に接近させたときに、右案内部材33が右上連結ピン27に達した位置で右第1ブラケット23に当接する右ストッパ部材37が設けられている。
【選択図】 図4

Description

本開示は、例えば、連結ピンを用いてマルチブームを構成する隣り合うブーム間を連結するのに好適に用いられる2部材連結装置および建設機械に関する。
建設機械の代表例としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、上部旋回体の前側に回動可能に設けられた作業装置と、を備えている。
また、油圧ショベルには、高所の解体を行う機種がある。この高所の解体作業に用いられる作業装置は、複数のブームを連結してなるマルチブームを備えている。例えば、マルチブームを構成する複数のブームのうち、隣り合うロアブームとアッパブームは、2部材連結装置によって着脱可能に連結されている。ロアブームとアッパブームは、左右の側面部、上面部および下面部からなる角筒状に形成されている。
2部材連結装置は、第1ブームをなすロアブームに設けられ、左右方向の外側と内側で隙間をもって対面した一対の第1ブラケットと、一対の第1ブラケットにそれぞれ同一軸線上に設けられた第1ピン挿通孔と、第2ブームをなすアッパブームに設けられ、一対の第1ブラケットの隙間に差し込まれる第2ブラケットと、第2ブラケットに設けられ、ロアブームとアッパブームとの連結位置で第1ピン挿通孔と連通する第2ピン挿通孔と、ロアブームの内側の第1ブラケット側から第1ピン挿通孔および第2ピン挿通孔に挿入される連結ピンと、を備えている。
ここで、2部材連結装置を用いてロアブームとアッパブームとを連結する場合には、ロアブームを前側に倒した状態で、水平をなすように吊り上げたアッパブームをロアブームに接近させ、第1ブラケットの第1ピン挿通孔に第2ブラケットの第2ピン挿通孔を位置合わせする。しかし、アッパブームを吊り上げた状態で第1ピン挿通孔と第2ピン挿通孔とを位置合わせするのは難しく、連結作業に時間や労力を要してしまう。
そこで、2部材連結装置は、アッパブームに案内部材を備えている。この案内部材は、アッパブームを吊り上げて第2ブラケットを第1ブラケットに接近させたときに、第1ブラケット側の連結ピンに係合することにより、第2ブラケットを連結位置、即ち、第2ピン挿通孔を第1ピン挿通孔と同軸となる位置に案内する構成となっている(特許文献1)。
特開2010-230113号公報
ところで、2部材連結装置の案内部材は、内側の第1ブラケット側から第1ピン挿通孔および第2ピン挿通孔に挿入される連結ピンに係合する構造になっているから、連結ピンと案内部材との位置関係を作業装置の側方から目視することができない。従って、連結ピンと案内部材との距離を上側から覗き込むための高所作業車等の設備が必要になるから、連結作業に手間を要してしまう。
しかも、連結ピンと案内部材との距離は、上側から覗き込んだだけでは正確に把握するのが難しい。このために、案内部材が連結ピンに衝突して案内部材や連結ピンが損傷する虞がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、上側から覗き込むことなく、連結作業を容易に行えると共に、案内部材や連結ピンの損傷を防止できるようにした2部材連結装置および建設機械を提供することにある。
本発明による2部材連結装置は、第1部材と第2部材とを連結する2部材連結装置であって、前記第1部材に設けられ、左右方向の外側と内側で隙間をもって対面した一対の第1ブラケットと、前記一対の第1ブラケットにそれぞれ同一軸線上に設けられた第1ピン挿通孔と、前記第2部材に設けられ、前記一対の第1ブラケットの前記隙間に差し込まれる第2ブラケットと、前記第2ブラケットに設けられ、前記第1部材と前記第2部材との連結位置で前記第1ピン挿通孔と連通する第2ピン挿通孔と、前記内側の第1ブラケット側から前記第1ピン挿通孔および前記第2ピン挿通孔に挿入される連結ピンと、前記第2部材に設けられ、前記第2ブラケットを前記第1ブラケットに接近させたときに前記連結ピンに係合して前記第2ブラケットを前記連結位置に案内する案内部材と、を備えてなる2部材連結装置において、前記外側の第1ブラケットと対面する前記第2ブラケットの外側面には、前記第2部材を横方向に移動して前記第1部材に接近させたときに、前記案内部材が前記連結ピンに達した位置で前記第1ブラケットに当接するストッパ部材が設けられている。
また、本発明の建設機械は、自走可能な下部走行体と、前記下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、前記上部旋回体の前側に設けられ、複数のブームを連結してなるマルチブーム仕様の作業装置と、前記複数のブームのうち、隣り合う第1ブームと第2ブームとを連結する2部材連結装置と、を備えてなる建設機械であって、前記2部材連結装置は、前記第1ブームに設けられ、左右方向の外側と内側で隙間をもって対面した一対の第1ブラケットと、前記一対の第1ブラケットにそれぞれ同一軸線上に設けられた第1ピン挿通孔と、前記第2ブームに設けられ、前記一対の第1ブラケットの前記隙間に差し込まれる第2ブラケットと、前記第2ブラケットに設けられ、前記第1ブームと前記第2ブームとの連結位置で前記第1ピン挿通孔と連通する第2ピン挿通孔と、前記内側の第1ブラケット側から前記第1ピン挿通孔および前記第2ピン挿通孔に挿入される連結ピンと、前記第2ブームに設けられ、前記第2ブラケットを前記第1ブラケットに接近させたときに前記連結ピンに係合して前記第2ブラケットを前記連結位置に案内する案内部材と、を備え、前記外側の第1ブラケットと対面する前記第2ブラケットの外側面には、前記第2ブームを横方向に移動して前記第1ブームに接近させたときに、前記案内部材が前記連結ピンに達した位置で前記第1ブラケットに当接するストッパ部材が設けられている。
本発明によれば、上側から覗き込むことなく、連結作業を容易に行うことができると共に、案内部材や連結ピンの損傷を防止することができる。
本発明の実施形態による2部材連結装置が適用されるマルチブーム仕様の油圧ショベルを示す左側面図である。 ロアブームを前側に倒した状態で2部材連結装置を用いて連結した作業装置の連結部分を示す平面図である。 ロアブームとアッパブームとの間で分離した作業装置を旋回フレームと一緒に示す左側面図である。 図3中のロアブーム、アッパブーム等を拡大して示す左側面図である。 図4中のロアブームの先端部を前側から示す前面図である。 ピン抜差機構によって連結ピンを抜いた状態のロアブームの先端部を図5と同様位置から示す前面図である。 図4中のアッパブームの基端部を後側から示す後面図である。 ロアブームに対してアッパブームを接近させている状態を示す動作説明図である。 アッパブームの左ストッパ部材をロアブームの左第1ブラケットに当接させた状態を示す動作説明図である。 アッパブームの左ストッパ部材(右ストッパ部材)をロアブームの左第1ブラケット(右第1ブラケット)に当接させた状態での左上連結ピンと左案内部材との位置関係を示す動作説明図である。 アッパブームの左ストッパ部材(右ストッパ部材)をロアブームの左第1ブラケット(右第1ブラケット)に当接させた状態での右上連結ピンと右案内部材との位置関係を示す動作説明図である。 アッパブームを下げて右上連結ピンを右案内部材により連結位置に案内した状態を示す動作説明図である。 右上連結ピンを右上第1ピン挿通孔と右上第2ピン挿通孔に挿入した状態で、アッパブームを下げて右下連結ピンを右位置決部材により連結位置に位置決めした状態を示す動作説明図である。
以下、本発明の実施形態による2部材連結装置を、建設機械としてのマルチブーム仕様の油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、図1ないし図13を参照しつつ詳細に説明する。具体的には、第1部材(第1ブーム)としてのロアブームと第2部材(第2ブーム)としてのアッパブームとを2部材連結装置によって着脱可能に連結した場合を例示している。なお、実施形態では、油圧ショベルの走行方向を前後方向とし、油圧ショベルの走行方向と直交する横方向を左右方向として説明する。また、ロアブームとアッパブームの上下方向は、ロアブームとアッパブームを前側に倒した姿勢に対応している。
図1において、マルチブーム仕様の油圧ショベル1は、前後方向に自走可能なクローラ式の下部走行体2と、下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、上部旋回体3の前側に設けられた後述するマルチブーム仕様の作業装置8と、を含んで構成されている。油圧ショベル1は、下部走行体2によって作業現場を走行し、上部旋回体3を旋回させつつ作業装置8を回動させることにより、地面から上方に離れた高所の解体作業等を行う。
上部旋回体3は、ベースとなる旋回フレーム4と、旋回フレーム4の左前側に設けられたキャブ5と、旋回フレーム4の後側に設けられたカウンタウエイト6と、カウンタウエイト6の前側に位置して旋回フレーム4上に設けられたエンジン、油圧ポンプ、冷却装置等(いずれも図示せず)を収容する建屋カバー7と、を備えている。旋回フレーム4の前側には、後述する作業装置8のロアブーム9が設けられている。
マルチブーム仕様の作業装置8は、ブームが長さ方向で分割されたツーピースブーム式の作業装置として構成されている。作業装置8は、旋回フレーム4の前側に回動可能に設けられている。作業装置8は、ロアブーム9と、アッパブーム10と、アッパブーム10の先端側に回動可能に取り付けられたフロントブーム11と、フロントブーム11の先端側に回動可能に取り付けられたアーム12と、アーム12の先端側に回動可能に取り付けられた作業具としての破砕機13と、を含んで構成されている。破砕機13は、カッター、ブレーカ、フォーク、フォークグラップル等の他の作業具に交換することができる。
また、旋回フレーム4とロアブーム9との間には、ロアブーム9を挟んで2本のブームシリンダ14(図2参照)が設けられ、アッパブーム10とフロントブーム11との間には、ジブシリンダ15が設けられている。さらに、フロントブーム11とアーム12との間には、アームシリンダ16が設けられ、アーム12と破砕機13との間には、作業具シリンダ17が設けられている。
第1ブームとしてのロアブーム9は、第1部材を構成している。ロアブーム9は、全体として四角形の断面形状を有する角筒状の製缶体によって形成されている。ロアブーム9は、左側面部9A、右側面部9B、上面部9Cおよび下面部9Dからなり、アッパブーム10側となる先端部は、先端面部9Eによって閉塞されている。ロアブーム9の先端面部9Eは、上側から下側に向け、後側に傾斜している。即ち、先端面部9Eは、上側の上面部9Cに対して鋭角をなし、下側の下面部9Dに対して鈍角をなしている。
一方、ロアブーム9の基端側(旋回フレーム4側)は、旋回フレーム4の前側に回動可能に取り付けられている。ロアブーム9の先端側には、作業内容に応じてツーピースブームフロント、ハイリフトフロント等の異なるアタッチメントを選択的に取り付けることができる(実施形態では、ツーピースブームフロントを装着している)。
第2ブームとしてのアッパブーム10は、第2部材を構成している。アッパブーム10は、全体として四角形の断面形状を有する角筒状の製缶体によって形成されている。アッパブーム10は、左側面部10A、右側面部10B、上面部10Cおよび下面部10Dからなり、ロアブーム9側となる基端部は、基端面部10Eによって閉塞されている。
アッパブーム10の基端面部10Eは、ロアブーム9の先端側に対応するように、上側から下側に向け、後側に傾斜している。即ち、基端面部10Eは、図13に示すロアブーム9とアッパブーム10との連結状態で、一定の間隔寸法をもって対面している。
ここで、図3に示すように、油圧ショベル1を作業現場に輸送するときには、例えば、長尺な作業装置8を複数の部分に分解し、別々の輸送車両に積載して作業現場に輸送する。具体的には、アッパブーム10、フロントブーム11、アーム12、ジブシリンダ15、アームシリンダ16からなる組立体(ツーピースブームフロント)を、ロアブーム9から切り離して輸送する。この組立体をロアブーム9に取り付ける場合には、組立体を油圧クレーン(図示せず)によって吊り上げ、アッパブーム10をロアブーム9との連結位置に向けて移動させる。そして、連結位置では、アッパブーム10の基端側を後述の2部材連結装置21を用いてロアブーム9の先端側に連結する構成となっている。即ち、本実施形態では、ロアブーム9を第1部材として適用し、アッパブーム10を第2部材として適用した場合を例示している。
次に、本実施形態に係る2部材連結装置21の構成と2部材連結装置21を用いた連結作業(手順)について詳細に説明する。
2部材連結装置21は、第1ブームとしてのロアブーム9(第1部材)と第2ブームとしてのアッパブーム10(第2部材)との間を連結する。2部材連結装置21は、図4ないし図7に示すように、後述する左第1ブラケット22、右第1ブラケット23、左上第1ピン挿通孔22D、左下第1ピン挿通孔22E、右上第1ピン挿通孔23D、右下第1ピン挿通孔23E、左第2ブラケット24、右第2ブラケット25、左上第2ピン挿通孔24C、左下第2ピン挿通孔24D、右上第2ピン挿通孔25C、右下第2ピン挿通孔25D、左上連結ピン26、右上連結ピン27、左下連結ピン28、右下連結ピン29、左案内部材32、右案内部材33、左ストッパ部材36、右ストッパ部材37を含んで構成されている。
第1ブラケットとしての左第1ブラケット22は、ロアブーム9の先端側に設けられている。左第1ブラケット22は、左側面部9A寄りとなるロアブーム9の左側に配置されている。図5、図6に示すように、左第1ブラケット22は、左右方向の外側と内側で一定の間隔(左第2ブラケット24を挟持する間隔)をもって対面した一対の左外側ブラケット22Aおよび左内側ブラケット22Bにより構成されている。ここで、左外側ブラケット22Aと左内側ブラケット22Bとは、それぞれ強度を有する鋼板等を用いて形成されている。左外側ブラケット22Aと左内側ブラケット22Bとの間は、左第2ブラケット24が差し込まれる左隙間22Cとなっている。
図2に示すように、左外側ブラケット22Aは、ロアブーム9の先端側に左側面部9Aと同一面をなすように形成されている。図8に示すように、左外側ブラケット22Aは、先端面部9Eから前側に延びて設けられ、上面部9C側に上側ボス22A1を有し、下面部9D側に下側ボス22A2を有している。また、上側ボス22A1と下側ボス22A2との間は、上側ボス22A1と下側ボス22A2とを滑らかに接続する湾曲部22A3となっている。
図5、図6に示すように、左内側ブラケット22Bは、左外側ブラケット22Aの内側(右側)に対面して配置され、ロアブーム9の先端側に取り付けられている。図10に示すように、左内側ブラケット22Bは、左外側ブラケット22Aと同様に、先端面部9Eから前側に延びて設けられ、上面部9C側に上側ボス22B1を有し、下面部9D側に下側ボス22B2を有している。また、上側ボス22B1と下側ボス22B2との間は、上側ボス22B1と下側ボス22B2とを滑らかに接続する湾曲部22B3となっている。
左外側ブラケット22Aと左内側ブラケット22Bの上部、即ち、上側ボス22A1,22B1には、左右方向に延びる同一軸線上に左上第1ピン挿通孔22Dがそれぞれ穿設されている。また、左外側ブラケット22Aと左内側ブラケット22Bの下部、即ち、下側ボス22A2,22B2には、左右方向に延びる同一軸線上に左下第1ピン挿通孔22Eがそれぞれ穿設されている。そして、左上第1ピン挿通孔22Dには、後述の左上連結ピン26が抜き差し可能に挿着され、左下第1ピン挿通孔22Eには、後述の左下連結ピン28が抜き差し可能に挿着される。
第1ブラケットとしての右第1ブラケット23は、ロアブーム9の先端側に設けられている。右第1ブラケット23は、右側面部9B寄りとなるロアブーム9の右側に配置されている。図5、図6に示すように、右第1ブラケット23は、左右方向の外側と内側で一定の間隔(右第2ブラケット25を挟持する間隔)をもって対面した一対の右外側ブラケット23Aおよび右内側ブラケット23Bにより構成されている。ここで、右外側ブラケット23Aと右内側ブラケット23Bとは、それぞれ強度を有する鋼板等を用いて形成されている。右外側ブラケット23Aと右内側ブラケット23Bとの間は、右第2ブラケット25が差し込まれる右隙間23Cとなっている。
図2に示すように、右外側ブラケット23Aは、ロアブーム9の先端側に右側面部9Bと同一面をなすように形成されている。右外側ブラケット23Aは、先端面部9Eから前側に延びて設けられ、上面部9C側に上側ボス23A1を有し、下面部9D側に下側ボス23A2を有している。また、上側ボス23A1と下側ボス23A2との間は、上側ボス23A1と下側ボス23A2とを滑らかに接続する湾曲部23A3となっている。
右内側ブラケット23Bは、右外側ブラケット23Aの内側(左側)に対面して配置され、ロアブーム9の先端側に取り付けられている。図11に示すように、右内側ブラケット23Bは、右外側ブラケット23Aと同様に、先端面部9Eから前側に延びて設けられ、上面部9C側に上側ボス23B1を有し、下面部9D側に下側ボス23B2を有している。また、上側ボス23B1と下側ボス23B2との間は、上側ボス23B1と下側ボス23B2とを滑らかに接続する湾曲部23B3となっている。
右外側ブラケット23Aと右内側ブラケット23Bの上部、即ち、上側ボス23A1,23B1には、左右方向に延びる同一軸線上に右上第1ピン挿通孔23Dがそれぞれ穿設されている(右内側ブラケット23B側のみ図示)。また、右外側ブラケット23Aと右内側ブラケット23Bの下部、即ち、下側ボス23A2,23B2には、左右方向に延びる同一軸線上に右下第1ピン挿通孔23Eがそれぞれ穿設されている(右内側ブラケット23B側のみ図示)。そして、右上第1ピン挿通孔23Dには、後述の右上連結ピン27が抜き差し可能に挿着され、右下第1ピン挿通孔23Eには、後述の右下連結ピン29が抜き差し可能に挿着される。
図2、図4、図8に示すように、第2ブラケットとしての左第2ブラケット24は、アッパブーム10の基端側に設けられている。左第2ブラケット24は、左側面部10A寄りとなるアッパブーム10の左側に配置されている。左第2ブラケット24は、ロアブーム9とアッパブーム10との連結時に、左第1ブラケット22を構成する一対の左外側ブラケット22Aと左内側ブラケット22Bとの左隙間22Cに差し込まれる。図10に示すように、左第2ブラケット24は、強度を有する鋼板等を用いて形成され、基端面部10Eから後側に延びている。左第2ブラケット24は、上面部10C側に上側ボス24Aを有し、下面部10D側に下側ボス24Bを有している。
左第2ブラケット24の上部、即ち、上側ボス24Aには、ロアブーム9とアッパブーム10との連結位置(図12、図13に示す位置)で左上第1ピン挿通孔22Dと連通する左上第2ピン挿通孔24Cが穿設されている。また、左第2ブラケット24の下部、即ち、下側ボス24Bには、図13に示す連結位置で左下第1ピン挿通孔22Eと連通する左下第2ピン挿通孔24Dが穿設されている。そして、左上第2ピン挿通孔24Cには、後述の左上連結ピン26が抜き差し可能に挿着され、左下第2ピン挿通孔24Dには、後述の左下連結ピン28が抜き差し可能に挿着される。
第2ブラケットとしての右第2ブラケット25は、アッパブーム10の基端側に設けられている。右第2ブラケット25は、右側面部10B寄りとなるアッパブーム10の右側に配置されている。右第2ブラケット25は、ロアブーム9とアッパブーム10との連結時に、右第1ブラケット23を構成する一対の右外側ブラケット23Aと右内側ブラケット23Bとの右隙間23Cに差し込まれる。図11に示すように、右第2ブラケット25は、強度を有する鋼板等を用いて形成され、基端面部10Eから後側に延びている。右第2ブラケット25は、上面部10C側に上側ボス25Aを有し、下面部10D側に下側ボス25Bを有している。
右第2ブラケット25の上部、即ち、上側ボス25Aには、ロアブーム9とアッパブーム10との連結位置で右上第1ピン挿通孔23Dと連通する右上第2ピン挿通孔25Cが穿設されている。また、右第2ブラケット25の下部、即ち、下側ボス25Bには、連結位置で右下第1ピン挿通孔23Eと連通する右下第2ピン挿通孔25Dが穿設されている。そして、右上第2ピン挿通孔25Cには、後述の右上連結ピン27が抜き差し可能に挿着され、右下第2ピン挿通孔25Dには、後述の右下連結ピン29が抜き差し可能に挿着される。
ここで、左第2ブラケット24の左上第2ピン挿通孔24Cと右第2ブラケット25の右上第2ピン挿通孔25Cとは、左第1ブラケット22の左上第1ピン挿通孔22Dと右第1ブラケット23の右上第1ピン挿通孔23Dと同一軸線上に配置することができる。また、左第2ブラケット24の左下第2ピン挿通孔24Dと右第2ブラケット25の右下第2ピン挿通孔25Dとは、左第1ブラケット22の左下第1ピン挿通孔22Eと右第1ブラケット23の右下第1ピン挿通孔23Eと同一軸線上に配置することができる。さらに、左第2ブラケット24と右第2ブラケット25との間には、後述する左案内部材32、右案内部材33、左位置決部材34、右位置決部材35が設けられている。
連結ピンとしての左上連結ピン26は、左第1ブラケット22の左内側ブラケット22B側から左上第1ピン挿通孔22Dおよび左上第2ピン挿通孔24Cに挿入される。左上連結ピン26は、左右方向に延びる円柱体として形成されている。左上連結ピン26は、左右方向の外側に位置する先端部だけが左内側ブラケット22Bの左上第1ピン挿通孔22Dに挿入された離脱位置(図6の位置)と、左内側ブラケット22Bの左上第1ピン挿通孔22Dを貫いて左外側ブラケット22Aの左上第1ピン挿通孔22Dまで挿入された挿入位置(図5の位置)との間で抜き差しされる。左上連結ピン26は、図6に示す離脱位置で左内側ブラケット22Bから内側に突出した部分が、後述の左案内部材32に係合することができる。
連結ピンとしての右上連結ピン27は、右第1ブラケット23の右内側ブラケット23B側から右上第1ピン挿通孔23Dおよび右上第2ピン挿通孔25Cに挿入される。右上連結ピン27は、左右方向に延びる円柱体として形成されている。右上連結ピン27は、左右方向の外側に位置する先端部だけが右内側ブラケット23Bの右上第1ピン挿通孔23Dに挿入された離脱位置(図6の位置)と、右内側ブラケット23Bの右上第1ピン挿通孔23Dを貫いて右外側ブラケット23Aの右上第1ピン挿通孔23Dまで挿入された挿入位置(図5の位置)との間で抜き差しされる。右上連結ピン27は、図6に示す離脱位置で右内側ブラケット23Bから内側に突出した部分が、後述の右案内部材33に係合することができる。
連結ピンとしての左下連結ピン28は、左第1ブラケット22の左内側ブラケット22B側から左下第1ピン挿通孔22Eおよび左下第2ピン挿通孔24Dに挿入される。左下連結ピン28は、左右方向に延びる円柱体として形成されている。左下連結ピン28は、左右方向の外側に位置する先端部だけが左内側ブラケット22Bの左下第1ピン挿通孔22Eに挿入された離脱位置(図6の位置)と、左内側ブラケット22Bの左下第1ピン挿通孔22Eを貫いて左外側ブラケット22Aの左下第1ピン挿通孔22Eまで挿入された挿入位置(図5の位置)との間で抜き差しされる。左下連結ピン28は、図6に示す離脱位置で左内側ブラケット22Bから内側に突出した部分が、後述の左位置決部材34に係合することができる。
連結ピンとしての右下連結ピン29は、右第1ブラケット23の右内側ブラケット23B側から右下第1ピン挿通孔23Eおよび右下第2ピン挿通孔25Dに挿入される。右下連結ピン29は、左右方向に延びる円柱体として形成されている。右下連結ピン29は、左右方向の外側に位置する先端部だけが右内側ブラケット23Bの右下第1ピン挿通孔23Eに挿入された離脱位置(図6の位置)と、右内側ブラケット23Bの右下第1ピン挿通孔23Eを貫いて右外側ブラケット23Aの右下第1ピン挿通孔23Eまで挿入された挿入位置(図5の位置)との間で抜き差しされる。右下連結ピン29は、図6に示す離脱位置で右内側ブラケット23Bから内側に突出した部分が、後述の右位置決部材35に係合することができる。
上側ピン抜差機構30は、左第1ブラケット22と右第1ブラケット23との間に設けられている。上側ピン抜差機構30は、左第1ブラケット22の左上第1ピン挿通孔22Dと左第2ブラケット24の左上第2ピン挿通孔24Cとに対して左上連結ピン26を抜き差しすると共に、右第1ブラケット23の右上第1ピン挿通孔23Dと右第2ブラケット25の右上第2ピン挿通孔25Cとに対して右上連結ピン27を抜き差しする。上側ピン抜差機構30は、油圧シリンダ30A、浮動リンク30B、左リンク30C、右リンク30Dを含んで構成されている。
油圧シリンダ30Aは、左上連結ピン26、右上連結ピン27から所定寸法離間した位置、例えば、下側に離間した位置に左右方向に延びて配置されている。浮動リンク30Bは、左上連結ピン26、右上連結ピン27と油圧シリンダ30Aとの間に浮いた状態(自由に動ける状態)で、油圧シリンダ30Aと平行をなすように左右方向に延びて設けられている。
左リンク30Cは、長さ方向(上下方向)の途中部分が浮動リンク30Bの左側部位に回動可能に取り付けられ、下部が油圧シリンダ30Aの左側端部に回動可能に取り付けられ、上部が左上連結ピン26の基端部に回動可能に取り付けられている。また、右リンク30Dは、左リンク30Cと左右方向で対称形状をなし、長さ方向(上下方向)の途中部分が浮動リンク30Bの右側部位に回動可能に取り付けられ、下部が油圧シリンダ30Aの右側端部に回動可能に取り付けられ、上部が右上連結ピン27の基端部に回動可能に取り付けられている。
これにより、上側ピン抜差機構30は、油圧シリンダ30Aを伸長させて左リンク30Cを回動させることにより、左上連結ピン26を左外側ブラケット22Aの左上第1ピン挿通孔22D、左第2ブラケット24の左上第2ピン挿通孔24Cから引き抜くことができる。同時に、右リンク30Dを回動させることにより、右上連結ピン27を右外側ブラケット23Aの右上第1ピン挿通孔23D、右第2ブラケット25の右上第2ピン挿通孔25Cから引き抜くことができる。このときに、上側ピン抜差機構30は、左上連結ピン26の先端部だけを左内側ブラケット22Bの左上第1ピン挿通孔22Dに残し、右上連結ピン27の先端部だけを右内側ブラケット23Bの右上第1ピン挿通孔23Dに残した状態とする(図6に示す離脱位置)。
一方、上側ピン抜差機構30は、油圧シリンダ30Aを縮小させることにより、左リンク30Cによって左上連結ピン26を左上第1ピン挿通孔22D、左上第2ピン挿通孔24Cに差し込むことができ、右リンク30Dによって右上連結ピン27を右上第1ピン挿通孔23D、右上第2ピン挿通孔25Cに差し込むことができる(図5に示す挿入位置)。
下側ピン抜差機構31は、上側ピン抜差機構30と同様に、左第1ブラケット22と右第1ブラケット23との間に設けられている。下側ピン抜差機構31は、左第1ブラケット22の左下第1ピン挿通孔22Eと左第2ブラケット24の左下第2ピン挿通孔24Dとに対して左下連結ピン28を抜き差しすると共に、右第1ブラケット23の右下第1ピン挿通孔23Eと右第2ブラケット25の右下第2ピン挿通孔25Dとに対して右下連結ピン29を抜き差しする。下側ピン抜差機構31は、油圧シリンダ31A、浮動リンク31B、左リンク31C、右リンク31Dを含んで構成されている。
油圧シリンダ31Aは、左下連結ピン28、右下連結ピン29から所定寸法離間した位置、例えば、上側に離間した位置に左右方向に延びて配置されている。浮動リンク31Bは、左下連結ピン28、右下連結ピン29と油圧シリンダ31Aとの間に浮いた状態(自由に動ける状態)で、油圧シリンダ31Aと平行をなすように左右方向に延びて設けられている。
左リンク31Cは、長さ方向(上下方向)の途中部分が浮動リンク31Bの左側部位に回動可能に取り付けられ、上部が油圧シリンダ31Aの左側端部に回動可能に取り付けられ、下部が左下連結ピン28の基端部に回動可能に取り付けられている。また、右リンク31Dは、左リンク31Cと左右方向で対称形状をなし、長さ方向(上下方向)の途中部分が浮動リンク31Bの右側部位に回動可能に取り付けられ、上部が油圧シリンダ31Aの右側端部に回動可能に取り付けられ、下部が右下連結ピン29の基端部に回動可能に取り付けられている。
これにより、下側ピン抜差機構31は、油圧シリンダ31Aを伸長させて左リンク31Cを回動させることにより、左下連結ピン28を左外側ブラケット22Aの左下第1ピン挿通孔22E、左第2ブラケット24の左下第2ピン挿通孔24Dから引き抜くことができる。同時に、右リンク31Dを回動させることにより、右下連結ピン29を右外側ブラケット23Aの右下第1ピン挿通孔23E、右第2ブラケット25の右下第2ピン挿通孔25Dから引き抜くことができる。このときに、下側ピン抜差機構31は、左下連結ピン28の先端部だけを左内側ブラケット22Bの左下第1ピン挿通孔22Eに残し、右下連結ピン29の先端部だけを右内側ブラケット23Bの右下第1ピン挿通孔23Eに残した状態とする(図6に示す離脱位置)。
一方、下側ピン抜差機構31は、油圧シリンダ31Aを縮小させることにより、左リンク31Cによって左下連結ピン28を左下第1ピン挿通孔22E、左下第2ピン挿通孔24Dに差し込むことができ、右リンク31Dによって右下連結ピン29を右下第1ピン挿通孔23E、右下第2ピン挿通孔25Dに差し込むことができる(図5に示す挿入位置)。
図7、図10に示すように、案内部材としての左案内部材32は、アッパブーム10の基端側の左側寄りに設けられている。左案内部材32は、左第2ブラケット24を左第1ブラケット22に接近させたときに、左上連結ピン26に係合して左第2ブラケット24を連結位置(左上連結ピン26が左上第1ピン挿通孔22D、左上第2ピン挿通孔24Cと同軸となる位置)に案内する。
左案内部材32は、左外側ブラケット22Aと左内側ブラケット22Bとの間の左隙間22Cに左第2ブラケット24が差し込まれたときに、左内側ブラケット22Bと左右方向で対面する位置に配置されている。左案内部材32は、上下方向に延びつつアッパブーム10の基端面部10Eから後側に突出した板体として形成されている。
図10に示すように、左案内部材32は、アッパブーム10等を横長状態で吊り上げた姿勢で、左上第2ピン挿通孔24Cの上部の円弧形状に合致する凹円弧部32Aと、凹円弧部32Aから下側に向けて前後方向に拡開した基端面部10E側の前案内部32Bおよび反対側の後案内部32Cと、を備えている。左案内部材32は、逆V字状に配置された前案内部32Bまたは後案内部32Cを左上連結ピン26に上方から当接させることにより、前案内部32B、後案内部32Cの斜辺によって左上連結ピン26を凹円弧部32A、即ち、左上第2ピン挿通孔24Cと同軸となる位置に案内することができる。この場合、左案内部材32は、左内側ブラケット22Bから内側(右側)に突出した離脱位置の左上連結ピン26に係合する。
図7、図11に示すように、案内部材としての右案内部材33は、アッパブーム10の基端側の右側寄りに設けられている。右案内部材33は、右第2ブラケット25を右第1ブラケット23に接近させたときに、右上連結ピン27に係合して右第2ブラケット25を連結位置(右上連結ピン27が右上第1ピン挿通孔23D、右上第2ピン挿通孔25Cと同軸となる位置)に案内する。
右案内部材33は、右外側ブラケット23Aと右内側ブラケット23Bとの間に右第2ブラケット25が差し込まれたときに、右内側ブラケット23Bと左右方向で対面する位置に配置されている。右案内部材33は、上下方向に延びつつアッパブーム10の基端面部10Eから後側に突出した板体として形成されている。
図11に示すように、右案内部材33は、アッパブーム10等を横長状態で吊り上げた姿勢で、右上第2ピン挿通孔25Cの上部の円弧形状に合致する凹円弧部33Aと、凹円弧部33Aから下側に向けて前後方向に拡開した基端面部10E側の前案内部33Bおよび反対側の後案内部33Cと、を備えている。右案内部材33は、逆V字状に配置された前案内部33Bまたは後案内部33Cを右上連結ピン27に上方から当接させることにより、前案内部33B、後案内部33Cの斜辺によって右上連結ピン27を凹円弧部33A、即ち、右上第2ピン挿通孔25Cと同軸となる位置に案内することができる。この場合、右案内部材33は、右内側ブラケット23Bから内側(左側)に突出した離脱位置の右上連結ピン27に係合する。
このようにして、左案内部材32が、左上連結ピン26の軸線を左第2ブラケット24の左上第2ピン挿通孔24Cの軸線に一致させることにより、左上第2ピン挿通孔24Cに対し、上側ピン抜差機構30によって左上連結ピン26を円滑に挿通することができる。
同様に、右案内部材33が、右上連結ピン27の軸線を右第1ブラケット23の右上第2ピン挿通孔25Cの軸線に一致させることにより、右上第2ピン挿通孔25Cに対し、上側ピン抜差機構30によって右上連結ピン27を円滑に挿通することができる。
図7、図10に示すように、左位置決部材34は、アッパブーム10の基端側の左側寄りに設けられている。左位置決部材34は、左第2ブラケット24に設けられた左下第2ピン挿通孔24Dに、左下連結ピン28を容易に挿通できるように、左下連結ピン28の軸線を左下第2ピン挿通孔24Dの軸線に一致させる。
左位置決部材34は、左外側ブラケット22Aと左内側ブラケット22Bとの間の左隙間22Cに左第2ブラケット24を配置したときに、左内側ブラケット22Bと左右方向で対面する位置に配置されている。左位置決部材34は、上下方向に延びつつアッパブーム10の基端面部10Eから後側に突出した三角形状の板体として形成されている。
左位置決部材34は、後端部に凹円弧部34Aを備えている。この凹円弧部34Aは、左第1ブラケット22を構成する左外側ブラケット22Aの上側ボス22A1、左内側ブラケット22Bの上側ボス22B1と左第2ブラケット24の上側ボス24Aとを連結した左上連結ピン26を中心にし、アッパブーム10の下部が後側に回動したときに、離脱位置の左下連結ピン28に当接する。これにより、左位置決部材34は、左下連結ピン28の軸線を、左下第2ピン挿通孔24Dの軸線に一致させることができる。
図7、図11に示すように、右位置決部材35は、アッパブーム10の基端側の右側寄りに設けられている。右位置決部材35は、右第2ブラケット25に設けられた右下第2ピン挿通孔25Dに、右下連結ピン29を容易に挿通できるように、右下連結ピン29の軸線を右下第2ピン挿通孔25Dの軸線に一致させる。
右位置決部材35は、右外側ブラケット23Aと右内側ブラケット23Bとの間の右隙間23Cに右第2ブラケット25を配置したときに、右内側ブラケット23Bと左右方向で対面する位置に配置されている。右位置決部材35は、上下方向に延びつつアッパブーム10の基端面部10Eから後側に突出した三角形状の板体として形成されている。
右位置決部材35は、後端部に凹円弧部35Aを備えている。この凹円弧部35Aは、右第1ブラケット23を構成する右外側ブラケット23Aの上側ボス23A1、右内側ブラケット23Bの上側ボス23B1と右第2ブラケット25の上側ボス25Aとを連結した右上連結ピン27を中心にし、アッパブーム10の下部が後側に回動したときに、図13に示すように、離脱位置の右下連結ピン29に当接する。これにより、右位置決部材35は、右下連結ピン29の軸線を、右下第2ピン挿通孔25Dの軸線に一致させることができる。
このようにして、左位置決部材34が、左下連結ピン28の軸線を、左下第2ピン挿通孔24Dの軸線に一致させることにより、左第1ブラケット22の左下第1ピン挿通孔22Eと左第2ブラケット24の左下第2ピン挿通孔24Dとに対し、下側ピン抜差機構31によって左下連結ピン28を円滑に挿通することができる。
同様に、右位置決部材35が、右下連結ピン29の軸線を、右下第2ピン挿通孔25Dの軸線に一致させることにより、右第1ブラケット23の右下第1ピン挿通孔23Eと右第2ブラケット25の右下第2ピン挿通孔25Dとに対し、下側ピン抜差機構31によって右下連結ピン29を円滑に挿通することができる。
次に、本実施形態の特徴部分となる左ストッパ部材36、右ストッパ部材37の構成および機能について説明する。
図2に示すように、ストッパ部材としての左ストッパ部材36は、左第1ブラケット22の左外側ブラケット22Aと対面する左第2ブラケット24の外側面(左面)に設けられている。左ストッパ部材36は、アッパブーム10を横方向(前後方向かつ水平方向)に移動してロアブーム9に接近(図8中の矢示方向に移動)させたときに、左案内部材32が左上連結ピン26に達した位置(図10に示す位置)で、左第1ブラケット22に当接し、この位置でアッパブーム10の移動を規制する。
左ストッパ部材36は、アッパブーム10の左側面部10Aから左側に突出した直方体状の厚板部材からなる。左ストッパ部材36は、アッパブーム10等が図3、図4のような吊姿勢をとったときに、左第2ブラケット24の左上第2ピン挿通孔24Cよりも前側かつ下側に配置されている。換言すると、左ストッパ部材36は、アッパブーム10をロアブーム9に接近させたときに、左上連結ピン26が左案内部材32の前案内部32Bに当接するよりも先に、左外側ブラケット22Aの上側ボス22A1に当接する位置に配置されている。
さらに、左ストッパ部材36は、アッパブーム10の左側面部10Aに設けているから、左外側ブラケット22Aの上側ボス22A1との距離を外部から容易に目視することができる。また、左ストッパ部材36は、左外側ブラケット22Aの湾曲部22A3との干渉を避ける位置に配置されている。
ストッパ部材としての右ストッパ部材37は、右第1ブラケット23の右外側ブラケット23Aと対面する右第2ブラケット25の外側面(右面)に設けられている(図2、図7参照)。右ストッパ部材37は、アッパブーム10を横方向(前後方向かつ水平方向)に移動してロアブーム9に接近(図8中の矢示方向に移動)させたときに、右案内部材33が右上連結ピン27に達した位置(図11に示す位置)で、右第1ブラケット23に当接し、この位置でアッパブーム10の移動を規制する。
右ストッパ部材37は、アッパブーム10の右側面部10Bから右側に突出した直方体状の厚板部材からなる。右ストッパ部材37は、アッパブーム10等が図3、図4のような吊姿勢をとったときに、右第2ブラケット25の右上第2ピン挿通孔25Cよりも前側かつ下側に配置されている。換言すると、右ストッパ部材37は、アッパブーム10をロアブーム9に接近させたときに、右上連結ピン27が右案内部材33の前案内部33Bに当接するよりも先に、右外側ブラケット23Aの上側ボス23A1に当接する位置に配置されている。
さらに、右ストッパ部材37は、アッパブーム10の右側面部10Bに設けているから、右外側ブラケット23Aの上側ボス23A1との距離を外部から容易に目視することができる。また、右ストッパ部材37は、右外側ブラケット23Aの湾曲部23A3との干渉を避ける位置に配置されている。
本実施形態による2部材連結装置21は、上述の如き構成を有するもので、次に、2部材連結装置21を用いて、油圧ショベル1のロアブーム9の先端側にアッパブーム10を連結する場合の作業手順の一例について説明する。
まず、連結作業を行う前の準備作業について述べる。図3、図4に示すように、ロアブーム9を前側に倒し、図6に示すように、左上連結ピン26、右上連結ピン27、左下連結ピン28、右下連結ピン29を離脱位置に配置する。
連結作業の準備が整ったら、図示しない油圧クレーンを用い、図3に示すように、アッパブーム10、フロントブーム11、アーム12、ジブシリンダ15、アームシリンダ16、作業具シリンダ17からなる組立体を吊り上げ、この組立体をロアブーム9に向けて横方向(水平方向)に移動させる。具体的には、図8に示すように、アッパブーム10の基端側を、ロアブーム9の先端側に近付ける。
このときには、アッパブーム10の位置をロアブーム9の位置よりも高くすることにより、左外側ブラケット22Aの上側ボス22A1と左ストッパ部材36とを同じ高さに、右外側ブラケット23Aの上側ボス23A1と右ストッパ部材37とを同じ高さに配置する。この状態で、アッパブーム10をロアブーム9に近付け、左第2ブラケット24を左第1ブラケット22の左外側ブラケット22Aと左内側ブラケット22Bとの間の左隙間22Cに差し入れ、右第2ブラケット25を右第1ブラケット23の右外側ブラケット23Aと右内側ブラケット23Bとの間の右隙間23Cに差し入れる。
さらに、アッパブーム10をロアブーム9に近付けることにより、図9に示すように、左ストッパ部材36を左外側ブラケット22Aの上側ボス22A1に当接させる。同様に、右ストッパ部材37を右外側ブラケット23Aの上側ボス23A1に当接させる。このときには、左ストッパ部材36と左外側ブラケット22Aの上側ボス22A1との距離、右ストッパ部材37と右外側ブラケット23Aの上側ボス23A1との距離は、外部から容易に目視することができ、強く衝突しないように優しく、かつ素早く当接させることができる。
そして、左ストッパ部材36が左外側ブラケット22Aの上側ボス22A1に当接し、右ストッパ部材37が右外側ブラケット23Aの上側ボス23A1に当接した状態では、図10、図11に示すように、左上連結ピン26の上側に左案内部材32の凹円弧部32Aが位置し、右上連結ピン27の上側に右案内部材33の凹円弧部33Aが位置している。従って、左案内部材32の前案内部32Bに左上連結ピン26が衝突する前に、右案内部材33の前案内部33Bに右上連結ピン27が衝突する前に、アッパブーム10の移動を停止させることができる。
左ストッパ部材36を左外側ブラケット22Aの上側ボス22A1に当接させ、右ストッパ部材37を右外側ブラケット23Aの上側ボス23A1に当接させたら、図12に示すように、アッパブーム10を下げる。これにより、左上連結ピン26は、左案内部材32によって左上第2ピン挿通孔24Cと同軸となる位置に配置される。同様に、右上連結ピン27は、右案内部材33によって右上第2ピン挿通孔25Cと同軸となる位置に配置される。
この状態で、上側ピン抜差機構30によって左上連結ピン26を左上第1ピン挿通孔22D、左上第2ピン挿通孔24Cに差し込む。同様に、右上連結ピン27を右上第1ピン挿通孔23D、右上第2ピン挿通孔25Cに差し込む。これにより、左第1ブラケット22の上側ボス22A1,22B1と左第2ブラケット24の上側ボス24Aとを左上連結ピン26によって連結でき、右第1ブラケット23の上側ボス23A1,23B1と右第2ブラケット25の上側ボス25Aとを右上連結ピン27によって連結することができる。
次に、左上連結ピン26、右上連結ピン27を中心にしてアッパブーム10を下側(図12の反時計回り)に回動し、左位置決部材34の凹円弧部34Aを左下連結ピン28に当接させる。同様に、図13に示すように、右位置決部材35の凹円弧部35Aを右下連結ピン29に当接させる。これにより、左下連結ピン28は、左位置決部材34によって左下第2ピン挿通孔24Dと同軸となる位置に配置される。同様に、右下連結ピン29は、右位置決部材35によって右下第2ピン挿通孔25Dと同軸となる位置に配置される。
この状態で、下側ピン抜差機構31によって左下連結ピン28を左下第1ピン挿通孔22E、左下第2ピン挿通孔24Dに差し込む。同様に、右下連結ピン29を右下第1ピン挿通孔23E、右下第2ピン挿通孔25Dに差し込む。これにより、左第1ブラケット22の下側ボス22A2,22B2と左第2ブラケット24の下側ボス24Bとを左下連結ピン28によって連結でき、右第1ブラケット23の下側ボス23A2,23B2と右第2ブラケット25の下側ボス25Bとを右下連結ピン29によって連結することができる。
かくして、本実施形態によれば、左第1ブラケット22の左外側ブラケット22Aと対面するアッパブーム10の左第2ブラケット24の外側面には、アッパブーム10を横方向に移動してロアブーム9に接近させたときに、左案内部材32が左上連結ピン26に達した位置で左第1ブラケット22に当接する左ストッパ部材36が設けられている。
同様に、右第1ブラケット23の右外側ブラケット23Aと対面するアッパブーム10の右第2ブラケット25の外側面には、アッパブーム10を横方向に移動してロアブーム9に接近させたときに、右案内部材33が右上連結ピン27に達した位置で右第1ブラケット23に当接する右ストッパ部材37が設けられている。
従って、左上連結ピン26と左案内部材32との距離、右上連結ピン27と右案内部材33との距離を外部から容易に把握することができるから、従来技術で述べたように、連結ピンと案内部材との距離を上側から覗き込むための高所作業車等の設備が不要になる。この結果、ロアブーム9とアッパブーム10との連結作業を容易に行うことができる。
また、左ストッパ部材36と左外側ブラケット22Aとの距離、右ストッパ部材37と右外側ブラケット23Aとの距離は、外部から容易に目視することができるから、強く衝突しないように優しく、かつ素早く当接させることができる。これにより、左案内部材32、右案内部材33、左上連結ピン26、右上連結ピン27の損傷を防止することができる。
なお、実施形態では、油圧シリンダ30Aを備えた上側ピン抜差機構30を用いて、左第1ブラケット22の左上第1ピン挿通孔22D、左第2ブラケット24の左上第2ピン挿通孔24Cに左上連結ピン26を抜き差しし、右第1ブラケット23の右上第1ピン挿通孔23D、右第2ブラケット25の右上第2ピン挿通孔25Cに右上連結ピン27を抜き差ししている。また、油圧シリンダ31Aを備えた下側ピン抜差機構31を用いて、左第1ブラケット22の左下第1ピン挿通孔22E、左第2ブラケット24の左下第2ピン挿通孔24Dに左下連結ピン28を抜き差しし、右第1ブラケット23の右下第1ピン挿通孔23E、右第2ブラケット25の右下第2ピン挿通孔25Dに右下連結ピン29を抜き差ししている。
しかし、本発明はこれに限らず、例えば、全部の連結ピンを手作業によって各ピン挿通孔に抜き差しする構成としてもよい。また、上側または下側の連結ピンを手作業によって各ピン挿通孔に抜き差しする構成としてもよい。
また、実施形態では、2部材連結装置21を用いて作業装置8のロアブーム9とアッパブーム10との間を連結した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば、ロアブームとインサートブームとの間、インサートブームとアッパブームとの間等を2部材連結装置で連結したものにも広く適用することができる。
さらに、実施形態では、クローラ式の下部走行体2を備えた油圧ショベル1を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、ホイール式の下部走行体を備えた油圧ショベルに適用してもよい。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
8 作業装置
9 ロアブーム(第1部材、第1ブーム)
10 アッパブーム(第2部材、第2ブーム)
21 2部材連結装置
22 左第1ブラケット(第1ブラケット)
22A 左外側ブラケット
22B 左内側ブラケット
22C 左隙間(隙間)
22D 左上第1ピン挿通孔(第1ピン挿通)
22E 左下第1ピン挿通孔(第1ピン挿通)
23 右第1ブラケット(第1ブラケット)
23A 右外側ブラケット
23B 右内側ブラケット
23C 右隙間(隙間)
23D 右上第1ピン挿通孔(第1ピン挿通)
23E 右下第1ピン挿通孔(第1ピン挿通)
24 左第2ブラケット(第2ブラケット)
24C 左上第2ピン挿通孔
24D 左下第2ピン挿通孔
25 右第2ブラケット(第2ブラケット)
25C 右上第2ピン挿通孔
25D 右下第2ピン挿通孔
26 左上連結ピン(連結ピン)
27 右上連結ピン(連結ピン)
28 左下連結ピン(連結ピン)
29 右下連結ピン(連結ピン)
32 左案内部材(案内部材)
33 右案内部材(案内部材)
36 左ストッパ部材
37 右ストッパ部材

Claims (2)

  1. 第1部材と第2部材とを連結する2部材連結装置であって、
    前記第1部材に設けられ、左右方向の外側と内側で隙間をもって対面した一対の第1ブラケットと、
    前記一対の第1ブラケットにそれぞれ同一軸線上に設けられた第1ピン挿通孔と、
    前記第2部材に設けられ、前記一対の第1ブラケットの前記隙間に差し込まれる第2ブラケットと、
    前記第2ブラケットに設けられ、前記第1部材と前記第2部材との連結位置で前記第1ピン挿通孔と連通する第2ピン挿通孔と、
    前記内側の第1ブラケット側から前記第1ピン挿通孔および前記第2ピン挿通孔に挿入される連結ピンと、
    前記第2部材に設けられ、前記第2ブラケットを前記第1ブラケットに接近させたときに前記連結ピンに係合して前記第2ブラケットを前記連結位置に案内する案内部材と、
    を備えてなる2部材連結装置において、
    前記外側の第1ブラケットと対面する前記第2ブラケットの外側面には、前記第2部材を横方向に移動して前記第1部材に接近させたときに、前記案内部材が前記連結ピンに達した位置で前記第1ブラケットに当接するストッパ部材が設けられていることを特徴とする2部材連結装置。
  2. 自走可能な下部走行体と、前記下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、前記上部旋回体の前側に設けられ、複数のブームを連結してなるマルチブーム仕様の作業装置と、前記複数のブームのうち、隣り合う第1ブームと第2ブームとを連結する2部材連結装置と、を備えてなる建設機械であって、
    前記2部材連結装置は、
    前記第1ブームに設けられ、左右方向の外側と内側で隙間をもって対面した一対の第1ブラケットと、
    前記一対の第1ブラケットにそれぞれ同一軸線上に設けられた第1ピン挿通孔と、
    前記第2ブームに設けられ、前記一対の第1ブラケットの前記隙間に差し込まれる第2ブラケットと、
    前記第2ブラケットに設けられ、前記第1ブームと前記第2ブームとの連結位置で前記第1ピン挿通孔と連通する第2ピン挿通孔と、
    前記内側の第1ブラケット側から前記第1ピン挿通孔および前記第2ピン挿通孔に挿入される連結ピンと、
    前記第2ブームに設けられ、前記第2ブラケットを前記第1ブラケットに接近させたときに前記連結ピンに係合して前記第2ブラケットを前記連結位置に案内する案内部材と、
    を備え、
    前記外側の第1ブラケットと対面する前記第2ブラケットの外側面には、前記第2ブームを横方向に移動して前記第1ブームに接近させたときに、前記案内部材が前記連結ピンに達した位置で前記第1ブラケットに当接するストッパ部材が設けられていることを特徴とする建設機械。
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