JP2024039889A - 電極シートの製造方法 - Google Patents

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陽祐 志村
智也 召田
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Abstract

【課題】 電池用の電極シートの製造品質を向上する。【解決手段】 電極シートを製造する方法は、長尺の金属シートを搬送しながら金属シートの表面に活物質ペーストを塗布する塗工工程と、活物質ペーストが塗布された金属シートを乾燥炉内で搬送しながら、金属シート上の活物質ペーストを乾燥させる乾燥工程とを備える。乾燥炉内では、金属シートの搬送方向に沿って熱風を送風するとともに、少なくとも一つの光源から金属シート上の活物質ペーストへ光を照射する。光が照射されることにより、活物質ペーストの温度は、乾燥炉内の温度よりも高くなる。【選択図】図2

Description

本明細書に開示する技術は、電池用の電極シートの製造方法に関する。
特許文献1に、電極シートの製造方法が記載されている。この製造方法では、活物質ペーストが塗布された金属シートを、高温に維持された乾燥炉内で搬送することによって、金属シート上の活物質ペーストを乾燥させている。
特開2019-29256号公報
活物質ペーストを短時間で乾燥させるためには、乾燥炉内の温度を高くする必要がある。しかしながら、乾燥炉内の温度が不均一となりやすく、乾燥炉内の温度を適切に管理することが難しい。その結果、金属シートに意図しない熱変形が生じるなどして、電極シートの製造品質が低下するおそれがある。本明細書は、このような問題を回避することで、電極シートの製造品質を高めることのできる技術を提供する。
本明細書が開示する技術は、電極シートの製造方法に具現化される。この製造方法は、長尺の金属シートを搬送しながら、前記金属シートの表面に活物質ペーストを塗布する塗工工程と、前記塗工工程と並行して実施されるとともに、前記活物質ペーストが塗布された前記金属シートを乾燥炉内で搬送しながら、前記金属シート上の前記活物質ペーストを乾燥させる乾燥工程とを備える。前記乾燥炉内では、前記金属シートの搬送方向に沿って熱風を送風するとともに、少なくとも一つの光源から前記金属シート上の前記活物質ペーストへ光を照射する。前記光が照射されることにより、前記活物質ペーストの温度は、前記乾燥炉内の温度よりも高くなる。
上記した製造方法では、乾燥炉内に対する熱風の供給と、活物質ペーストに対する光の照射とを組み合わせることで、乾燥炉内の温度を過剰に高めることなく、活物質ペーストの温度を選択的に高めることができる。これにより、活物質ペーストの温度が管理しやすく、活物質ペーストを短時間で均一に乾燥させることができる。また、乾燥炉内に供給された熱風は、金属シートの搬送方向に沿って流れることから、熱風が活物質ペーストへ強く当たることがない。これにより、活物質ペーストに無用な影響を与えることなく、乾燥炉内を乾燥に適した温度に維持するとともに、乾燥によって生じた水蒸気を排気することができる。
実施例で利用する電極シートの製造装置10の構成を模式的に示す。 乾燥装置16の構成を側面視で示す図。 レーザ光Lの照射範囲20aと非照射範囲20bとを平面視で示す図。
本技術の一実施形態において、前記少なくとも一つの光源は、前記金属シートの搬送方向に沿って配列された複数の光源を含んでもよい。即ち、光源の数は一つに限定されず、例えば目標とする乾燥時間に応じて、複数の光源を利用してもよい。また、複数の光源を利用することで、各光源を小型化することができるとともに、各光源から金属シートまでの距離も短くすることができる。これにより、乾燥炉の小型化を図ることができる。
本技術の一実施形態において、前記乾燥工程では、前記金属シートの温度(金属シート上の活物質ペーストの温度を含む)に応じて、前記少なくとも一つの光源の出力を調整してもよい。これにより、活物質ペーストの温度を適切に管理して、活物質ペーストの乾燥を短時間で均一に行うことができる。
本技術の一実施形態において、前記乾燥工程では、乾燥炉内の温度が所定の目標温度となるように、前記乾燥炉内に供給する前記熱風の温度、風量又はその両者を調節してもよい。この場合、所定の目標温度は、特定の温度に限られず、一定の幅を持つ温度範囲であってもよい。
上記した実施形態において、前記所定の目標温度は、80℃以上であって150℃以下であってもよい。なお、乾燥炉内の温度が80℃を下回ると、乾燥炉内の飽和水蒸気量が不十分となって、乾燥の効率が低下する。その一方で、乾燥炉内の温度が150℃を上回ると、金属シートが当該温度に起因する影響を受けて、電極シートの製造品質が低下するおそれが生じる。
図面を参照して、実施例の製造方法について説明する。本実施例の製造方法は、電池用の電極シートを製造するものであり、図1に示す製造装置10を用いて実施される。ここでいう電池は、特に限定されないが、例えばリチウムイオン電池であってよい。また、電極シートは、正極用の電極シートであってもよく、負極用の電極シートであってもよい。
図1に示すように、製造装置10は、搬送装置12と塗工装置14と乾燥装置16とを備える。搬送装置12は、所定の搬送経路に沿って長尺の金属シート2を搬送する。金属シート2は、特に限定されないが、銅又はアルミニウムで構成されている。また、金属シート2の表面には、炭素コートが施されていてもよい。なお、図中における方向Xは、搬送装置12による金属シート2の搬送方向を示す。
塗工装置14は、金属シート2の表面に活物質ペースト4を塗布する装置である。活物質ペースト4とは、少なくとも活物質を含有するペーストであり、その具体的な構成は特に限定されない。塗工装置14は、搬送装置12による金属シート2の搬送経路に配置されており、搬送される金属シート2の表面に活物質ペースト4を塗布していく。金属シート2の表面には、その両端部分を除いて、活物質ペースト4が広く塗工される(図3等参照)。
乾燥装置16は、活物質ペースト4を塗布させる装置である。乾燥装置16もまた、搬送装置12による金属シート2の搬送経路に配置されている。乾燥装置16は、金属シート2の搬送方向Xに関して、塗工装置14の下流側に位置しており、金属シート2の表面に塗布された活物質ペースト4を速やかに乾燥させる。
図2に示すように、乾燥装置16は、乾燥炉18と、乾燥炉18に設けられた複数の光源20を備える。乾燥炉18には、塗工装置14から送り出された金属シート2が搬入される。乾燥装置16は、金属シート2が乾燥炉18内を搬送される間に、金属シート2上の活物質ペースト4を乾燥する。乾燥炉18の具体的な構成は特に限定されないが、内部の温度を維持するために、断熱性を有するとよい。
複数の光源20は、乾燥炉18内を搬送される金属シート2に、レーザ光Lを照射する。レーザ光Lは、金属シート2上の活物質ペースト4に照射され、当該活物質ペースト4を加熱する。複数の光源20は、レーザ光Lに限られず、活物質ペースト4を加熱し得る光を照射するものであればよい。特に限定されないが、複数の光源20は、金属シート2の搬送方向Xに沿って配置されている。これにより、複数の光源20によって光が照射される複数の照射範囲20aも、搬送方向Xに沿って配列されている。
図2、図3に示すように、複数の照射範囲20aの間には、一定の間隔が設けられている。これにより、互いに隣接する二つの照射範囲20aの間には、レーザ光Lが照射されない非照射範囲20bが設けられている。このような構成によると、金属シート2に塗布された活物質ペースト4には、金属シート2の搬送に伴って、レーザ光Lが断続的に照射される。レーザ光Lの照射範囲20aで加熱された金属シート2や活物質ペースト4が、非照射範囲20bを通過する間に冷却されることで、金属シート2の過剰な温度上昇が抑制される。なお、金属シート2の幅方向に関して、照射範囲20aの位置及び寸法は、金属シート2に塗布された活物質ペースト4の位置及び寸法に一致している。
図2に示すように、乾燥炉18には、ダクト22が接続されている。ダクト22は、乾燥炉18内に熱風Bを供給する。ダクト22が接続された熱風Bの吹き出し口22aは、搬送方向Xの上流端に位置しており、搬送方向Xの下流側に向けて熱風Bを吹き出すように指向されている。これにより、乾燥炉18の内部では、搬送方向Xに沿って熱風Bが送風される。熱風Bの温度は特に限定されない。但し、乾燥炉18内の温度は、80℃以上であって150℃以下であるとよく、熱風Bの温度もそれに応じた温度であるとよい。
乾燥炉18には、炉内温度センサ26と、複数のシート温度センサ24とが設けられている。炉内温度センサ26は、乾燥炉18内の温度を測定することができる。これにより、乾燥炉18内の温度が所定の目標温度(例えば、前述した80℃以上であって150℃以下である任意の温度又は温度範囲)となるように、乾燥炉18内に供給する熱風Bの温度又は風量を調節することができる。この調節は、作業者によって行われてもよいし、制御装置によって自動的に行われてもよい。特に限定されないが、炉内温度センサ26は、吹き出し口22aの近傍に設けられている。
シート温度センサ24は、金属シート2の温度を測定する。特に限定されないが、シート温度センサ24は、非接触式の温度センサであり、金属シート2の温度をその裏面から測定する。複数のシート温度センサ24は、レーザ光Lが照射される複数の照射範囲20aに対して、一つずつ設けられている。このような構成によると、金属シート2の温度に応じて、光源20の出力を調整することができる。この調節は、作業者によって行われてもよいし、制御装置によって自動的に行われてもよい。なお、シート温度センサ24の数は、特に限定されない。乾燥装置16は、光源20の数にかかわらず、少なくとも一つのシート温度センサ24を備えればよい。また、シート温度センサ24は、金属シート2の温度をその表面から測定するもの、即ち、金属シート2上の活物質ペースト4の温度を測定するものであってよい。
以上の構成により、製造装置10を用いた電極シートの製造方法では、長尺の金属シート2を搬送しながら、金属シート2の表面に活物質ペースト4を塗布する塗工工程が実施される。また、その塗工工程と並行して、金属シート2上の活物質ペースト4を乾燥させる乾燥工程が実施される。乾燥工程は、乾燥炉18内で実施される。乾燥炉18内では、金属シート2の搬送方向Xに沿って熱風が送風されるとともに、複数の光源20から金属シート2上の活物質ペースト4へレーザ光Lが照射される。レーザ光Lが照射されることにより、活物質ペースト4の温度は、乾燥炉18内の温度よりも高くなる。
上記した製造方法では、乾燥炉18内に対する熱風Bの供給と、活物質ペースト4に対するレーザ光Lの照射とを組み合わせることで、乾燥炉18内の温度を過剰に高めることなく、活物質ペースト4の温度を選択的に高めることができる。これにより、活物質ペースト4の温度が管理しやすく、活物質ペースト4を短時間で均一に乾燥させることができる。また、乾燥炉18内に供給された熱風Bは、金属シート2の搬送方向Xに沿って流れることから、熱風Bが活物質ペースト4へ強く当たることがない。これにより、活物質ペースト4に無用な影響(例えば局所的な温度変化)を与えることなく、乾燥炉18内を乾燥に適した温度に維持するとともに、乾燥によって生じた水蒸気を排気することができる。
2:金属シート、 4:活物質ペースト、 10:製造装置、 12:搬送装置、 14:塗工装置、 16:乾燥装置、 18:乾燥炉、 20:光源、 20a:照射範囲、 20b:非照射範囲、 22:炉内温度センサ、 24:シート温度センサ、 L:レーザ光、 B:熱風

Claims (5)

  1. 電極シートの製造方法であって、
    長尺の金属シートを搬送しながら、前記金属シートの表面に活物質ペーストを塗布する塗工工程と、
    前記塗工工程と並行して実施されるとともに、前記活物質ペーストが塗布された前記金属シートを乾燥炉内で搬送しながら、前記金属シート上の前記活物質ペーストを乾燥させる乾燥工程と、
    を備え、
    前記乾燥炉内では、前記金属シートの搬送方向に沿って熱風を送風するとともに、少なくとも一つの光源から前記金属シート上の前記活物質ペーストへ光を照射し、
    前記光が照射されることにより、前記活物質ペーストの温度は、前記乾燥炉内の温度よりも高くなる、
    製造方法。
  2. 前記少なくとも一つの光源は、前記金属シートの搬送方向に沿って配列された複数の光源を含む、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記乾燥工程では、前記金属シートの温度に応じて、前記少なくとも一つの光源の出力を調整する、請求項1に記載の製造方法。
  4. 前記乾燥工程では、前記乾燥炉内の温度が所定の目標温度となるように、前記乾燥炉内に供給する前記熱風の温度、風量又はその両者を調節する、請求項3に記載の製造方法。
  5. 前記所定の目標温度は、80℃以上であって150℃以下である、請求項4に記載の製造方法。
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