JP2024038813A - 生産計画システム及び生産計画方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】多品種混流生産が行われる場合にも、消費電力等の環境負荷を低減する生産計画を立案する。【解決手段】生産計画システムであって、演算部と、記憶部と、を備え、記憶部は、生産計画情報と、作業指示情報と、治工具情報と、段取り時間情報と、消費電力情報と、を保持し、演算部は、生産計画情報及び作業指示情報に基づいて、所定の期間に投入される生産物を、同一の治工具によって生産できる生産物のグループに分類し、治工具情報に基づいて、各グループの生産物を生産するために生産設備に設置する治工具の組合せの複数の案を作成し、段取り時間情報及び消費電力情報に基づいて、複数の案から、段取り時間の合計及び消費電力の合計の少なくとも一方が小さくなる治工具の組合せ及びグループの投入順序を作成する。【選択図】図1

Description

本発明は、製品の生産計画の立案を支援する技術に関する。
本発明の背景技術として、特開2018-116988(特許文献1)及び特開2020-203303(特許文献2)がある。
特許文献1には、「部品実装装置を複数連結した2以上の部品実装ラインL1,L2において、各時間帯における部品実装ラインL1,L2での生産に割り当てられる作業者の数と、部品実装ラインL1,L2で実装基板V1~V6を切り替える際に必要な段取り替え作業に必要な作業者の数に基づき、部品実装ラインL1,L2において段取り替え作業を実施するのに必要な段取り替え作業時間(内段取り作業時間Tc1~Tc4)を算出し、段取り替え作業時間を含む生産対象となる全ての実装基板V1~V6の生産が完了する生産完了時間Tf0を算出し、所定の期間内において、部品実装ラインL1,L2における生産完了時間Tf0が短くなるようにグループG1~G4を決定する。」と記載されている。
特許文献2には、「加工順決定方法は、コンピュータが、部品の曲げ加工に使用する複数の金型段取りの情報を取得し(S10)、各金型段取り間の金型交換時間に基づいて、複数の金型段取りの段取り換えの順序を決定し(S11~13)、決定された段取り換えの順序に基づいて、複数の金型段取りを用いて一連の曲げ加工を行うための加工順を決定する(S14)。」と記載されている。
特開2018-116988号公報 特開2020-203303号公報
制御盤などの社会インフラシステム製品においては、多品種混流生産が行われる。多品種混流生産では、生産される製品の品種が多く、頻繁に変更される。従来、作業負荷の平準化等、高効率に多品種混流生産をするための計画の最適化の取り組みが行われてきた。しかし、近年は、環境への意識の高まりから、消費電力及びCO2排出量などの環境負荷を低減するための生産計画立案が重要となっている。
生産工程の一例として曲げ加工の工程を挙げると、曲げ加工機が稼働している時間のうち大半は、加工対象の部品を曲げ加工機に投入するまでの段取り(すなわち投入する部品の選定及び金型の交換等)に要している。曲げ加工機に限らず、生産のための設備全般において同様の傾向がある。このため、生産効率の向上及び消費電力削減を実現するために段取り効率化による設備のアイドリング時間の削減が求められている。
段取りを効率化するための技術として、上記の特許文献1及び2には、いずれも、段取りを効率化するための技術が記載されている。しかし、特許文献1には、段取り効率化のために設備で使用する治工具(例えば曲げ加工機における金型等)の組み合わせを立案することは記載されていない。特許文献2には、段取り効率化のために部品の投入順序を立案することは記載されていない。また、段取り効率化のために治工具の選定条件を緩和することはいずれの文献にも記載されていない。
上記の課題の少なくとも一つを解決するために、本発明は、生産計画システムであって、演算部と、記憶部と、を備え、前記記憶部は、生産計画情報と、作業指示情報と、治工具情報と、段取り時間情報と、消費電力情報と、を保持し、前記生産計画情報は、生産設備に投入される生産物の品目と、前記生産物が前記生産設備に投入される時期と、を含み、前記作業指示情報は、前記生産物の品目ごとに、前記生産物の生産のために前記生産設備に設置する治工具を指示する情報を含み、前記治工具情報は、前記生産設備に設置できる治工具の仕様を含み、前記段取り時間情報は、前記生産設備における前記治工具の段取りに要する時間を含み、前記消費電力情報は、前記生産設備における前記治工具の段取り及び前記治工具を用いた生産に要する電力を含み、前記演算部は、前記生産計画情報及び前記作業指示情報に基づいて、所定の期間に投入される前記生産物を、同一の前記治工具によって生産できる生産物のグループに分類し、前記治工具情報に基づいて、前記各グループの前記生産物を生産するために前記生産設備に設置する前記治工具の組合せの複数の案を作成し、前記段取り時間情報及び前記消費電力情報に基づいて、前記複数の案から、段取り時間の合計及び消費電力の合計の少なくとも一方が小さくなる前記治工具の組合せ、及び、前記グループの投入順序を作成することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、多品種混流生産が行われる場合にも、段取り時間の削減によって消費電力等の環境負荷を低減する生産計画を立案することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
本発明の実施例1の生産計画システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1の生産計画システムが保持する生産計画を示す説明図である。 本発明の実施例1の生産計画システムが保持する作業指示情報を示す説明図である。 本発明の実施例1の生産計画システムが保持する治工具情報を示す説明図である。 本発明の実施例1の生産計画システムが保持する段取り時間原単位情報を示す説明図である。 本発明の実施例1の生産計画システムが保持する消費電力原単位情報を示す説明図である。 本発明の実施例1の生産計画システムが保持する投入グループ情報を示す説明図である。 本発明の実施例1の生産計画システムが保持する治工具組合せ案を示す説明図である。 本発明の実施例1の生産計画システムが保持する確定した投入順序と治工具組合せを示す説明図である。 本発明の実施例1の生産計画システムが実行する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例1の生産計画システムが表示する出力画面を示す説明図である。 本発明の実施例2の生産計画システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2の生産計画システムが保持する生産実績を示す説明図である。 本発明の実施例2の生産計画システムが保持する治工具選定ルールを示す説明図である。 本発明の実施例2の生産計画システムが保持する投入グループ情報を示す説明図である。 本発明の実施例2の生産計画システムが保持する治工具組合せ案を示す説明図である。 本発明の実施例2の生産計画システムが保持する確定した投入順序と治工具組合せを示す説明図である。 本発明の実施例2の生産計画システムが実行する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2の生産計画システムが表示する出力画面を示す説明図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例1の生産計画システムの構成を示すブロック図である。
生産計画システム100は、サーバまたは端末などのPC(Personal Computer)、及び当該PCに実装されるソフトウェアを含む装置であり、入出力部101、記憶部102及び演算部103を備えている。生産計画システム100は、ネットワーク104を介して、設計システム105及び作業指示装置106などのシステムと接続されている。
入出力部101は、演算部103の処理において必要なデータを取得し、処理結果を表示するためのものであり、例えば、キーボード及びマウスなどの入力装置、外部と通信する通信装置、ディスク型記憶媒体の記録再生装置、並びに、液晶モニタなどの出力装置等を有して構成される。
記憶部102は、演算部103の処理で使用する入力情報107と処理結果を格納する出力情報108とを備えており、HDD(ハードディスクドライブ)又はSSD(ソリッドステートドライブ)、及びメモリ等の記憶装置で構成される。
入力情報107は、生産計画111、作業指示情報112、治工具情報113及び原単位情報114を含む。原単位情報114は、段取り時間原単位情報115(図5A)及び消費電力原単位情報116(図5B)を含む。出力情報108は、生産計画情報121、投入グループ情報122、投入グループ毎の生産方法123、治工具組合せ案124、治工具組み合わせ条件毎の段取り時間算出結果125及び確定した投入順序と治工具組合せ126を含む。これらの情報については後述する。
演算部103は、メモリ部130及び演算処理部131を有する。メモリ部130は、入出力部101及び記憶部102の入力情報107から取得したデータ、並びに、演算処理部131が処理した結果を一時的に保持するためのものである。
演算処理部131は、データ取得部132、投入グループ作成部133、治工具組合せ立案部134、投入順序と治工具組合せ算出部135及び表示制御部136によって構成される。上記の各部が実行する処理については後述する。
次に、入力情報107について説明する。
図2は、本発明の実施例1の生産計画システム100が保持する生産計画111を示す説明図である。
生産計画111は、製品の生産計画を管理するための情報であり、例えば、投入日201、要求期限202及び部品名203を含む。投入日201は、製品を構成する部品が工程に投入される予定日を示す。要求期限202は、各工程が完了することが求められる期限を示す。部品名203は、工程に投入される部品を識別する情報である。
図2には、例として、それぞれ部品名「A-1」、「A-2」、「A-3」及び「A-4」で識別される4種類の部品の生産計画として、それぞれの投入日及び要求期限を示している。以下の説明ではこれらの部品を単に部品「A-1」~部品「A-4」のように記載する場合がある。
図3は、本発明の実施例1の生産計画システム100が保持する作業指示情報112を示す説明図である。
図3に示す作業指示情報112は、部品名301、材質302、板厚303、曲げ角度304、加工幅305、加工部306、金型(上)307及び金型(下)308を含む。部品名301は、工程に投入される部品を識別する情報である。材質302及び板厚303は、各部品の材質及び板厚を示す。加工部306は、各部品が投入される工程において加工される部分を特定する情報である。加工幅305及び曲げ角度304は、各加工部において行われる加工を特定する情報である。図3には曲げ加工の例を示しており、曲げ加工が行われる部分の幅及び曲げ角度が特定される。金型(上)307及び金型(下)308は、各加工部の加工に使用される金型を特定する情報である。
例えば、図3の作業指示情報112の先頭のエントリは、材質が「a」であり板厚が「t1」である部品「A-1」の、幅が「150mm」である加工部「A-1-1」を90度折り曲げる加工を、上の金型「P-1」及び下の金型「D-2」の組み合わせによって行う指示を示している。
図3には工程の作業として曲げ加工が行われる場合の例を示しているが、本実施例は曲げ加工以外の工程作業にも適用することができる。例えば、打ち抜き加工が行われる場合、曲げ角度304及び加工幅305の代わりに、打ち抜く部分の形状及び大きさ等を特定する情報が含まれてもよい。また、金型(上)307及び金型(下)308は、工程の作業のために設備に取り付けられる治工具を特定する情報の例である。本実施例では治工具として曲げ加工を行うための金型を示しているが、工程の種別に応じた治工具が設備で使用され、その治工具を指定する情報が作業指示情報112に保持される。例えば、打ち抜き加工を行うための金型等のほか、部品の作業位置を指示するための治具等を特定する情報が保持されてもよい。
また、図3の例では一つの部品に一つの加工部のみがあるが、一つの部品に複数の加工部があってもよい。その場合、作業指示情報112には部品名301の値が同一の複数のエントリが登録され、それぞれのエントリにおいて、各加工部の加工内容及びそれに使用される治工具等が特定される。
図4は、本発明の実施例1の生産計画システム100が保持する治工具情報113を示す説明図である。
治工具情報113には、工程の作業のために設備に取り付けることができる治工具の仕様及び数量等を示す情報が含まれる。図4に示す治工具情報113は、金型名401、幅402、曲げ角度403及び数量404を含む。金型名401は、治工具(図4の例では金型)を識別する情報である。幅402は、金型の幅を示す。曲げ角度403は、金型によって行われる曲げ加工の角度を示す。数量404は、保持されている金型の数量を示す。
例えば、図4の治工具情報113の先頭のエントリは、金型名がP-1である金型の幅が100mmであり、その曲げ角度が90度である(すなわち90度曲げる加工に使用できる)こと、及び、その金型が3個あること(すなわち同じ金型を同時に3個使用できること)を示している。図4の例では、金型「P-1」~「P-3」は曲げ加工に使用する上側の金型であり、金型「D-1」~「D-3」は下側の金型である。
図4では省略されているが、治工具情報113は、それぞれの金型を使用できる部品の材質及び板厚を指定する情報を含んでもよい。また、治工具情報113は、曲げ加工以外の工程の作業のための治工具に関する情報を含んでもよい。
図5A及び図5Bは、本発明の実施例1の生産計画システム100が保持する原単位情報114を示す説明図である。
原単位情報114は、工程の段取りに要する時間の計算の基準となる段取り時間原単位情報115と、各設備の稼働状態毎の消費電力の基準となる消費電力原単位情報116と、を含む。図5Aには金型を使った工程における段取り時間の原単位情報の例を示す。具体的には、図5Aに示す段取り時間原単位情報115は、金型名501、金型設置502、金型取り外し503及び金型搬送504を含む。図5Aの例は、金型P-1を設置する作業に60秒、金型を取り外す作業に30秒、金型を搬送する作業に180秒を要することを示している。図5Bには、各稼働状態における消費電力の原単位情報の例を示す。具体的には、図5Bに示す消費電力原単位情報116は、設備M-001において、設備立ち上げに5kWh、設備のアイドリングに4kWh、生産中に8kWhを要することを示している。
次に、出力情報108について説明する。
図6は、本発明の実施例1の生産計画システム100が保持する投入グループ情報122を示す説明図である。
後述するように、本実施例では、生産計画に基づいて設備に投入される複数の部品のうち同一の治工具を使用して生産できる部品を一つのグループにまとめる。このような投入部品のグループを投入グループとも記載する。所定の期間(例えば1日分)の生産計画に基づいて、当該期間に同一の設備に投入される複数の部品をいくつかの投入グループに分類し、その結果が投入グループ情報122として保持される。
図6に示す投入グループ情報122は、投入日601、要求期限602、部品名603、投入グループ604、材質605、板厚606、曲げ角度607及び加工幅608を含む。投入日601~部品名603は、生産計画111の投入日201~部品名203に対応する。材質605~加工幅608には、それぞれの部品に対応する材質302~加工幅305の値が保持される。投入グループ604は、それぞれの部品が分類された投入グループを識別する情報である。投入グループの生成については後述する。
図7は、本発明の実施例1の生産計画システム100が保持する治工具組合せ案124を示す説明図である。
治工具組合せ案124は、投入グループごとに設備に設置される治工具の組合せの案を示す情報である。図7に示す治工具組合せ案124は、投入グループ701、材質702、板厚703、曲げ角度704、加工幅705、金型(上)706及び金型(下)708を含む。投入グループ701は、各投入グループを識別する情報であり、図6の投入グループ604に対応する。材質702、板厚703、曲げ角度704及び加工幅705は、それぞれ、各投入グループの材質605、板厚606、曲げ角度607及び加工幅608に対応する。金型(上)706及び金型(下)708は、各投入グループの材質605、板厚606、曲げ角度607及び加工幅608に対応する加工をするための金型を特定する情報である。図7に示す具体例については後述する。
図8は、本発明の実施例1の生産計画システム100が保持する確定した投入順序と治工具組合せ126を示す説明図である。
後述するように、生産計画システム100は、生成した複数の治工具組合せ案124を採用した場合の段取り時間を計算し、段取り時間が短くなる治工具組合せ案124と、それを採用したときの部品の投入順序とを特定して、その情報を、確定した投入順序と治工具組合せ126として保持する。
図8に示す確定した投入順序と治工具組合せ126は、投入日801、要求期限802、部品名803、投入グループ804、投入順序805、金型(上)806及び金型(下)807を含む。投入日801~投入グループ804は、投入グループ情報122の投入日601~投入グループ604に対応する。投入順序805は、生産計画システム100が特定した段取り時間が短くなる治工具組合せ案124における金型(上)705及び金型(下)707に対応する。図8に示す具体例については後述する。
図9は、本発明の実施例1の生産計画システム100が実行する処理を示すフローチャートである。
最初に、データ取得部132が、入力情報107を取得する(ステップS901)。これによって、生産計画111、作業指示情報112、治工具情報113及び原単位情報114が取得される。
次に、投入グループ作成部133が、入力情報107に基づいて、同一の治工具を使用して工程の作業を行うことができる部品をグループ化する(ステップS902)。例えば、図2に示すとおりに部品「A-1」、「A-2」、「A-3」及び「A-4」の生産が計画されており、それぞれの部品の生産に使用される金型が図3に示す通りに指示されている場合、部品「A-1」及び「A-2」は同一の金型を使用して生産できるため、それらが同一の投入グループ(例えば投入グループ「Gr.1」)に分類される。同様に、部品「A-3」及び「A-4」は、それぞれが一つの投入グループ(例えば投入グループ「Gr.2」及び「Gr.3」)に分類される。その結果、例えば図6に示すような投入グループ情報122が生成される。
次に、治工具組合せ立案部134が、入力情報107及び生成された投入グループ情報122に基づいて、投入グループごとの治工具の組合せを立案する(ステップS903)。
例えば、図6に示す投入グループ情報122が生成された場合、投入グループ「Gr.1」における加工幅は150mmである。このため、その加工に、作業指示情報112によって指示されている通りに、幅が150mmである金型「P-2」及び「D-2」を使用することができる。しかし、幅の合計が150mmになる金型「P-1」と「P-3」との組合せ及び金型「D-1」と「D-3」との組合せを使用することもでき、あるいは、幅の合計が150mmになる3個の金型「P-3」の組合せ及び3個の金型「D-3」の組合せを使用することもできる。このように、治工具組合せ立案部134は、生成された投入グループについて、使用することができる治工具の組合せの案を複数生成し、それらを治工具組合せ案124として保持する。
例えば、図7の治工具組合せ案124の先頭のエントリは、投入グループ「Gr.1」の加工のために、上側の金型として金型「P-1」及び「P-3」の組合せを使用され、下側の金型として金型「D-1」及び「D-3」の組合せを使用する案を示している。
次に、投入順序と治工具組合せ算出部135が、入力情報107及び生成された治工具組合せ案124に基づいて、複数の治工具組合せ案124の各々を採用した場合の段取り時間を計算して、段取り時間が短くなる治工具組合せ案124及びそのときの投入順序を特定する(ステップS904)。例えば、投入順序と治工具組合せ算出部135は、複数の治工具組合せ案124の各々について、投入グループの投入順序を変更しながら、原単位情報114に基づいて段取り時間を計算し、段取り時間が最小になる治工具組合せ案124及びそのときの投入順序を特定して、その結果を確定した投入順序と治工具組合せ126として保持してもよい。
図8には、そのようにして特定された治工具組合せ案及び投入順序の例を示している。この例では、最初に投入グループ「Gr.1」の部品「A-1」及び「A-2」が投入され、次に投入グループ「Gr.2」の部品「A-3」が投入され、その次に投入グループ「Gr.3」の部品「A-4」が投入される。部品「A-1」及び「A-2」の加工には、作業指示情報112によって指示されたものとは異なり、幅の合計が150mmとなる金型「P-1」と「P-3」との組合せ及び金型「D-1」と「D-3」との組合せが使用される。また、部品「A-4」の加工には、作業指示情報112によって指示されたものとは異なり、幅の合計が100mmとなる2個の金型「P-3」の組合せ及び2個の金型「D-3」の組合せが使用される。
この例によれば、最初の部品の加工をする前に金型「P-1」、「P-3」、「D-1」及び「D-3」を設置した後、全ての部品の加工が終わるまで金型「P-3」及び「D-3」を取り外す必要がない。部品「A-3」を投入するときに金型「P-1」及び「D-1」を取り外せばよく、部品「A-4」を投入するときに金型「P-3」及び「D-3」を追加して設置すればよい。
このように、同一の治工具を使って工程の作業を実行できる部品(上記の例では部品「A-1」及び「A-2」)が連続して投入され、さらに、治工具の設置、取り外し及び搬送に要する時間の合計が小さくなるように、使用される治工具の組合せ及び部品の投入順序が決定される。これによって、段取り時間を最小化し、その結果、製品の生産に要する消費電力を削減することができる。
なお、上記の例において、治工具の組合せ及び部品の投入順序は、段取り時間の合計が最小になるように決定されるが、消費電力が最小になるように決定されてもよい。例えば、生産計画システム100は、設備の状態に応じた消費電力を示す情報(例えば消費電力原単位情報116)を保持してもよい。そして、生産計画システム100は、ステップS904において、複数の治工具組合せ案124の各々について、投入グループの投入順序を変更しながら、段取り時間原単位情報115に基づいて段取り時間を計算し、さらに消費電力原単位情報116に基づいて消費電力の合計を計算して、消費電力の合計が最小になる治工具組合せ案124及びそのときの投入順序を特定してもよい。
次に、投入順序と治工具組合せ算出部135が、確定した投入順序と治工具組合せ126に基づいて、作業指示情報112を変更する(ステップS905)。例えば、表示制御部136が確定した投入順序と治工具組合せ126及びそれに関連する情報を含む出力画面を入出力部101に表示させ、修正が入力された場合にはその修正を反映させたうえで、投入順序と治工具組合せ算出部135が作業指示情報112を変更してもよい。表示制御部136によって表示される情報の例については後述する。
以上で実施例1の生産計画システム100が実行する処理が終了する。
図10は、本発明の実施例1の生産計画システム100が表示する出力画面を示す説明図である。
図10に示す出力画面1000は、生産計画表示領域1001、投入グループ表示領域1002、投入順序と治工具情報表示領域1003、解析条件入力領域1004、効果表示領域1005、変更前作業指示情報入力領域1006、作業指示修正入力領域1007及び作業指示書発行領域1008を含む。
図10の例では、生産計画システム100のユーザ(例えば生産設備を使用して工程の作業を実行する作業者又はその管理者等)が解析条件入力領域1004に解析対象日及び解析対象設備を指定する情報を入力してグループ化実行ボタンを操作すると、図9に示す処理の実行が開始される。
生産計画表示領域1001には、指定された解析対象日に指定された解析対象設備に投入される部品の生産計画が表示される。これは、出力情報108の生産計画情報121に相当するものであり、ステップS901で取得された生産計画111のうち当該解析対象日及び当該解析対象設備に対応する情報である。
投入グループ表示領域1002には、ステップS902で作成された投入グループが表示される。例えば、図6に示した投入グループ情報122と同様の情報が表示されてもよい。ユーザは、投入グループ表示領域1002を参照して、修正が必要であると判断した場合には修正を入力した上で、投入順序立案の指示を入力してもよい。その結果、ステップS903及びS904が実行される。
投入順序と治工具情報表示領域1003には、ステップS903及びS904の過程で得られた情報、又はその結果として得られた情報が表示される。例えば、ユーザが立案の条件を入力して表示ボタンを操作すると、その条件に応じて立案された治工具組合せと投入順序が表示される。立案の条件としては、例えば段取り時間の最小化、生産に要する消費電力の最小化、生産時間の最短化又は複数の治工具の使用頻度の平準化等、任意の条件を設定してもよい。
投入順序と治工具情報表示領域1003に表示される情報は、図8に示したものと同様であってよいが、ユーザが確定を指示するまでは確定前の案として表示されており、ユーザがいずれかの案を選択したり、案の内容を変更したりすることができる。なお、投入順序と治工具情報表示領域1003に表示される情報のうち、投入グループに対応する金型の情報は、出力情報108のうちの投入グループ毎の生産方法123に相当する。
所定の条件(例えば段取り時間の最小化)を満たす治工具の組合せを立案した結果、入力情報107の作業指示情報112によって指示された治工具の組合せが変更される場合がある。図10の例では、図8に示したものと同様に、部品「A-1」、「A-2」及び「A-4」に対応する金型が変更されている。投入順序と治工具情報表示領域1003では、このような変更箇所を明示する表示(例えば変更箇所の強調表示)が行われてもよい。
効果表示領域1005には、治工具の組合せと投入順序を最適化したことの効果を示す指標の値が表示される。図10の例では各条件に応じて立案された治工具組合せと投入順序の案毎の段取り時間及び消費電力が表示されているが、その他の指標の値が表示されてもよい。なお、効果表示領域1005に表示される情報は、出力情報108のうちの治工具組み合わせ条件毎の段取り時間算出結果125に相当する。
ユーザが変更前作業指示情報入力領域1006に部品名を入力して表示ボタンを操作することによって、当該部品の変更前の作業指示を表示させることができる。ユーザは、変更前の作業指示と、投入順序と治工具情報表示領域1003に表示された変更箇所とを参照し、さらに、効果表示領域1005に表示された各条件に対応する案の効果を参照して、いずれの案を選択するか、及び、案の修正を行うかを判断することができる。修正が必要であると判断した場合、ユーザは、作業指示修正入力領域1007を操作して、投入順序又は治工具組合せの少なくともいずれかを修正することができる。
ユーザが複数の案のいずれかを選択し、必要があれば修正を行って、作業指示書発行領域1008の確定ボタンを操作すると、選択した案が確定し、それに従う作業指示書が発行される。
次に、本発明の実施例2について説明する。以下に説明する相違点を除き、実施例2のシステムの各部は、実施例1の同一の符号を付された各部と同一の機能を有するため、それらの説明は省略する。
図11は、本発明の実施例2の生産計画システムの構成を示すブロック図である。
図11に示す生産計画システム100において、入力情報107は、生産実績1101をさらに含む。また、演算処理部131は、治工具選定ルール作成部1103及び治工具選定基準変更部1104をさらに含む。出力情報108は、治工具選定ルール127をさらに含む。また、投入グループ情報122、投入グループ毎の生産方法123、治工具組合せ案124、治工具組合せ条件毎の段取り時間算出結果125及び確定した投入順序と治工具組合せ126は、実施例1と異なる場合がある。以下、上記の相違点について説明する。
図12は、本発明の実施例2の生産計画システム100が保持する生産実績1101を示す説明図である。
生産実績1101は、過去に実際の生産で使用された治工具に関する情報を蓄積したものである。図12に示す生産実績1101は、投入日1201、部品名1202、材質1203、板厚1204、曲げ角度1205、加工幅1206、加工部1207、金型(上)1208及び金型(下)1209を含む。
投入日1201は、それぞれの部品が実際に工程の作業のために設備に投入された日を示す。部品名1202~加工部1207は、実際に投入された部品の名前、材質、板厚、曲げ角度、加工幅及び加工部を示す。金型(上)1208及び金型(下)1209は、それぞれの部品の加工に実際に使用された治工具(この例では金型)を特定する情報である。
図12の例では、「X」という日に部品「A-1」、「A-2」及び「A-4」が投入され、いずれも金型「P-2」及び「D-2」が使用されている。部品「A-1」及び「A-2」の加工に金型「P-2」及び「D-2」を使用するのは作業指示情報112によって指定されている通りである。
一方、作業指示情報112では部品「A-4」の加工に金型「P-1」及び「D-1」を使用することが指定されているのに対して、実際にはそれと異なる金型「P-2」及び「D-2」が使用されている。例えば、現場の作業員等が作業指示情報112とは異なる金型を使用する判断をした場合等に、このような相違が発生し得る。上記の例では、部品「A-4」の加工幅が100mmであるのに対して、金型「P-1」及び「P-2」の幅は150mmである。一般に、加工幅より広い幅を持った金型を加工に使用しても問題がない場合があるため、前後に投入される部品の加工のための金型を使用しても問題がない場合にはその金型を使用するという判断がされる場合がある。
すなわち、この例は、加工幅が100mmである部品「A-4」の加工に、幅が150mmである金型「P-2」及び「D-2」を使用することができたという実績を示している。
さらに、図12の例では、「Y」という日に部品「A-1」、「A-2」及び「A-4」が投入されている。この例において、部品「A-4」の加工に1個の金型「P-1」及び1個の金型「D-1」が使用されたのは作業指示情報112によって指定されている通りである。一方、部品「A-1」及び「A-2」の加工には、作業指示情報112によって指定されたものと異なり、2個の金型「P-1」及び2個の金型「D-1」が使用されている。これは、「X」日の例と同様に、現場の作業員等の判断によるものである。
すなわち、この例は、加工幅が150mmである部品「A-1」及び「A-2」の加工に、幅の合計が200mmとなる2個の金型「P-1」及び2個の金型「D-1」を使用することができたという実績を示している。
図13は、本発明の実施例2の生産計画システム100が保持する治工具選定ルール1102を示す説明図である。
治工具選定ルール1102は、後述するように、治工具選定ルール作成部1103によって作成される。図13に示す治工具選定ルール1102は、部品名1301、材質1302、板厚1303、曲げ角度1304、加工幅1305、加工部1306、金型幅1307及び金型制約1308を含む。これらのうち部品名1301~加工部1306は、それぞれ作業指示情報112の部品名301~加工部308と同様の情報である。金型幅1307及び金型制約1308は、新たに選定された各部品を加工するための治工具の選定条件を示す。図13に示す治工具選定ルール1102の具体例については後述する。
図14は、本発明の実施例2の生産計画システム100が保持する投入グループ情報122を示す説明図である。
図14に示す実施例2の投入グループ情報122の投入日601、要求期限602、部品名603及び投入グループ604は、図6に示したものと同様である。ただし、投入グループ604の値は実施例1と異なる場合がある。さらに、実施例2の投入グループ情報122は、各投入グループに分類された部品に対応する、選定する金型幅1401を含む。図14に示す投入グループ情報122の具体例については後述する。
図14では省略されているが、実施例2の投入グループ情報122は、さらに、図6に示した各投入グループの部品の材質605、板厚606、曲げ角度607及び加工幅608等を含んでもよい。
図15は、本発明の実施例2の生産計画システム100が保持する治工具組合せ案124を示す説明図である。
実施例2の治工具組合せ案124は、図7に示した実施例1の治工具組合せ案124と同様の項目の情報を含むが、その内容は実施例1と異なる。図15に示す治工具組合せ案124の具体例については後述する。
図16は、本発明の実施例2の生産計画システム100が保持する確定した投入順序と治工具組合せ126を示す説明図である。
実施例2の確定した投入順序と治工具組合せ126は、図8に示した実施例1の確定した投入順序と治工具組合せ126と同様の項目の情報を含むが、その内容は実施例1と異なる。図16に示す確定した投入順序と治工具組合せ126の具体例については後述する。
図17は、本発明の実施例2の生産計画システム100が実行する処理を示すフローチャートである。
最初に、データ取得部132が、入力情報107を取得する(ステップS1701)。この処理は図9のステップS901と同様であるが、ステップS1701で取得される入力情報には生産実績1101がさらに含まれる。
次に、治工具選定ルール作成部1103が、生産実績1101に基づいて治工具選定ルール1102を作成する(ステップS1702)。これによって、その後の処理で作業指示情報112によって指示された治工具以外の治工具が立案の際の選定対象に含まれることとなる。
ここで、治工具選定ルール作成部1103は、使用された実績がある金型の幅を含むように(すなわち合計がその幅となる金型の組合せが選定対象に含まれるように)、治工具選定ルール1102を作成する。
例えば、図12に示すような生産実績1101が得られた場合、加工幅が150mmである部品「A-1」及び「A-2」の加工に、幅が150mmである金型「P-2」及び「D-2」が使用された実績があり、さらに、幅の合計が200mmとなる2個の金型「P-1」及び2個の金型「D-1」が使用された実績もある。このため、治工具選定ルール作成部1103は、部品「A-1」及び「A-2」に対応する金型幅1307を「150以上」とすることで、これらの部品の加工に使用する治工具の選定ルールを緩和する(図13参照)。
同様に、図12に示す生産実績1101によれば、加工幅が100mmである部品「A-4」の加工に、幅が100mmである金型「P-1」及び「D-1」が使用された実績があり、さらに、幅が150mmである金型「P-2」及び「D-2」が使用された実績もある。このため、治工具選定ルール作成部1103は、部品「A-4」に対応する金型幅1307を「100以上」とすることで、部品「A-4」の加工に使用する治工具の選定ルールを緩和する(図13参照)。
なお、金型幅1307は、金型幅の上限を示す情報を含んでもよい。具体的には、上記の例では、部品「A-1」及び「A-2」の金型幅1307は実績に基づいて「150以上200以下」であってもよい。また、部品「A-4」の金型幅1307は実績に基づいて「100以上150以下」であってもよい。
次に、投入グループ作成部133が、入力情報107及び治工具選定ルール1102に基づいて、同一の治工具を使用して工程の作業を行うことができる部品をグループ化する(ステップS1703)。この処理は、図9のステップS902と同様に行われる。ただし、ステップS902では作業指示情報112及び治工具情報113を参照するのに対して、ステップS1703では治工具選定ルール1102を参照する点が異なる。
言い換えると、ステップS902では、作業指示情報112及び治工具情報113が治工具選定ルールに相当する情報として参照されるのに対して、ステップS1703では、生産実績1101に基づいて変更(すなわち緩和)された治工具選定ルール1102が参照される。
具体的には、実施例1では、部品「A-1」及び「A-2」が投入グループ「Gr.1」に分類され、部品「A-3」及び「A-4」がそれぞれ投入グループ「Gr.2」及び「Gr.3」に分類された。これに対して、実施例2では、上記のように部品「A-4」を生産するための治工具の選定ルールが緩和され、幅が150mmの金型も選定することができる。このため、部品「A-4」を、部品「A-1」及び「A-2」と同じ投入グループ「Gr.1」に分類することができる(図14の投入グループ604参照)。
これに伴って、治工具選定基準変更部1104は、部品「A-4」に対応する、選定する金型幅1401の値を、部品「A-1」及び「A-2」と同じ「150以上」に変更する。
なお、上記のように治工具選定ルールを緩和することによって、ある部品を複数のグループのいずれにも分類可能となる場合がある。そのような場合、投入グループ作成部133は、投入グループの総数が最小となるように投入グループを作成してもよい。
次に、治工具組合せ立案部134が、入力情報107及び生成された投入グループ情報122に基づいて、投入グループごとの治工具の組合せを立案する(ステップS1704)。これは、図9のステップS903と同様に実行されるが、図14に示すように部品「A-4」が投入グループ「Gr.1」に分類されたこと、及び、投入グループ「Gr.1」の金型幅の選定条件が緩和されたことに基づく立案が行われる。その結果、例えば図15に示すように、投入グループ「Gr.1」及び「Gr.2」に関する治工具組合せ案124が複数立案される。
言い換えると、ステップS903では、幅の合計が作業指示情報112で指示された金型の幅と一致する1以上の金型の組合せの案が作成される。これに対して、ステップS1704では、幅の合計が治工具選定ルール1102を満たす1以上の金型の組合せの案が作成される。
次に、投入順序と治工具組合せ算出部135が、段取り時間が短くなる治工具組合せ案124及びそのときの投入順序を特定する(ステップS1705)。これは、図9のステップS904と同様に実行されるが、ステップS1704で立案された治工具組合せ案124に基づいて行われるため、その結果は実施例1と異なる場合がある。図16に示す確定した投入順序と治工具組合せ126は、ステップS1705の結果として得られる情報の一例である。
ここで、図16に示す実施例2の確定した投入順序と治工具組合せ126が図8に示した実施例1の確定した投入順序と治工具組合せ126と異なる点を説明する。実施例2では、部品「A-4」が投入グループ「Gr.1」に分類されたことから、部品「A-4」の加工は部品「A-1」及び「A-2」の作業に続けて行われ、その間、金型は交換されない。なお、部品「A-1」、「A-2」及び「A-4」の作業はどの順に行われてもよい。これによって、実施例1と比較して金型の交換回数がさらに減ることから、段取り時間及び消費電力をさらに削減することができる。
次に、投入順序と治工具組合せ算出部135が、確定した投入順序と治工具組合せ126に基づいて、作業指示情報112を変更する(ステップS1706)。この処理は、図9のステップS905と同様に実行される。ここで表示制御部136によって表示される情報の例については後述する。
以上で実施例2の生産計画システム100が実行する処理が終了する。
図18は、本発明の実施例2の生産計画システム100が表示する出力画面を示す説明図である。
図18に示す出力画面1800は、生産計画表示領域1801、投入グループ表示領域1802、投入順序と治工具情報表示領域1803、解析条件入力領域1804、効果表示領域1805、変更前作業指示情報入力領域1806、作業指示修正入力領域1807及び作業指示書発行領域1808を含む。これらは、図10に示した実施例1の出力画面1000の生産計画表示領域1001、投入グループ表示領域1002、投入順序と治工具情報表示領域1003、解析条件入力領域1004、効果表示領域1005、変更前作業指示情報入力領域1006、作業指示修正入力領域1007及び作業指示書発行領域1008と基本的には同様のものであるが、以下に示す相違点がある。
実施例1と同様に、ユーザが解析条件入力領域1804に解析対象日及び解析対象設備を指定する情報を入力してグループ化実行ボタンを操作すると、図17に示す処理の実行が開始される。
生産計画表示領域1801は、生産計画表示領域1001と同様であるため説明を省略する。
投入グループ表示領域1802には、ステップS1703で作成された投入グループが表示される。例えば、図14に示した投入グループ情報122と同様の情報が表示されてもよい。ユーザは、投入グループ表示領域1802を参照して、修正が必要であると判断した場合には修正を入力した上で、投入順序立案の指示を入力してもよい。その結果、ステップS1704及びS1705が実行される。
投入順序と治工具情報表示領域1803には、ステップS1704及びS1705の過程で得られた情報、又はその結果として得られた情報が表示される。例えば、実施例1の場合と同様に、ユーザが立案の条件を入力して表示ボタンを操作すると、その条件に応じて立案された治工具組合せと投入順序が表示される。
投入順序と治工具情報表示領域1803に表示される情報は、図16に示したものと同様であってよいが、ユーザが確定を指示するまでは確定していない点は実施例1と同様である。また、実施例1と同様に、作業指示情報112によって指示された治工具の組合せが立案によって変更された場合に、その変更箇所が明示されてもよい。
効果表示領域1805には、図10の効果表示領域1005と同様に、治工具の組合せと投入順序を最適化したことの効果を示す指標の値が表示される。
変更前作業指示情報入力領域1806、作業指示修正入力領域1807及び作業指示書発行領域1808の操作方法は、図10に示した変更前作業指示情報入力領域1006、作業指示修正入力領域1007及び作業指示書発行領域1008の操作方法と同様であるため、説明を省略する。
なお、本発明の実施形態のシステムは、例えば次のように構成されてもよい。
(1)生産計画システム(例えば生産計画システム100)であって、演算部(例えば演算部103)と、記憶部(例えば記憶部102)と、を備え、記憶部は、生産計画情報(例えば生産計画111)と、作業指示情報(例えば作業指示情報112)と、治工具情報(例えば治工具情報113)と、段取り時間情報(例えば段取り時間原単位情報115)と、消費電力情報(例えば消費電力原単位情報116)と、を保持し、生産計画情報は、生産設備に投入される生産物(例えば部品)の品目(例えば部品名203)と、生産物が生産設備に投入される時期(例えば投入日201)と、を含み、作業指示情報は、生産物の品目ごとに、生産物の生産のために生産設備に設置する治工具を指示する情報を含み、治工具情報は、生産設備に設置できる治工具の仕様を含み、段取り時間情報は、生産設備における治工具の段取りに要する時間を含み、消費電力情報は、生産設備における治工具の段取り及び治工具を用いた生産に要する電力を含み、演算部は、生産計画情報及び作業指示情報に基づいて、所定の期間に投入される生産物を、同一の治工具によって生産できる生産物のグループに分類し(例えばステップS902又はS1703における投入グループの作成)、治工具情報に基づいて、各グループの生産物を生産するために生産設備に設置する治工具の組合せの複数の案を作成し(例えばステップS903又はS1704)、段取り時間情報及び消費電力情報に基づいて、複数の案から、段取り時間の合計及び消費電力の合計の少なくとも一方が小さくなる治工具の組合せ、及び、グループの投入順序を作成する(例えばステップS903又はS1704)。
これによって、多品種混流生産が行われる場合にも、段取り時間を削減し、消費電力等の環境負荷を低減する生産計画を立案することができる
(2)上記(1)において、記憶部は、過去に各品目の生産物の生産に使用された治工具を示す実績情報(例えば生産実績1101)をさらに保持し、演算部は、実績情報に基づいて、各品目の生産物の生産に使用する治工具の選定条件(例えば治工具選定ルール1102)を作成し(例えばステップS1702)、選定条件に基づいて、所定の期間に投入される生産物を、同一の治工具によって生産できる生産物のグループに分類する(例えばステップS1703)。
これによって、段取り時間をさらに削減することができる。
(3)上記(2)において、演算部は、グループの数が最小となるように、所定の期間に投入される生産物を、同一の治工具によって生産できる生産物のグループに分類する。
これによって、段取り時間をさらに削減することができる。
(4)上記(2)において、生産設備は、曲げ加工を行う設備であり、治工具は、曲げ加工のための金型であり、作業指示情報は、生産物の品目ごとに、生産物の曲げ加工のために生産設備に設置する金型を指示する情報を含み、治工具情報は、各金型の幅を示す情報を含み、実績情報は、過去に各品目の生産物の曲げ加工に使用された金型を示す情報を含み、選定条件は、各品目の生産物の曲げ加工に使用する金型の幅の条件を示す情報を含み、前記演算部は、各品目の生産物の曲げ加工に使用された実績がある金型の幅を含むように、選定条件を作成し(例えばステップS1702)、選定条件の少なくとも一部が重複する複数の品目の生産物が同一のグループに含まれるように、所定の期間に投入される生産物を、同一の治工具によって生産できる生産物のグループに分類し(例えばステップS1703)、治工具の組合せの複数の案として、幅の合計が選定条件を満たす1以上の金型を設置する案を作成する(例えばステップS1704)。
これによって、曲げ加工が行われる場合の金型交換等の段取り時間を削減することができる。
(5)上記(1)において、生産設備は、曲げ加工を行う設備であり、治工具は、曲げ加工のための金型であり、作業指示情報は、生産物の品目ごとに、生産物の曲げ加工のために生産設備に設置する金型を指示する情報を含み、治工具情報は、各金型の幅を示す情報を含み、演算部は、治工具の組合せの複数の案として、幅の合計が作業指示情報によって指示された金型の幅に一致する1以上の金型を設置する案を作成する(例えばステップS903)。
これによって、曲げ加工が行われる場合の金型交換等の段取り時間を削減することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明のより良い理解のために詳細に説明したものであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることが可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によってハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによってソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、不揮発性半導体メモリ、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)等の記憶デバイス、または、ICカード、SDカード、DVD等の計算機読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に格納することができる。
また、制御線及び情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線及び情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
100 生産計画システム
101 入出力部
102 記憶部
103 演算部
104 ネットワーク
105 設計システム
106 作業指示装置
107 入力情報
108 出力情報
130 メモリ部
131 演算処理部

Claims (10)

  1. 生産計画システムであって、
    演算部と、記憶部と、を備え、
    前記記憶部は、生産計画情報と、作業指示情報と、治工具情報と、段取り時間情報と、消費電力情報と、を保持し、
    前記生産計画情報は、生産設備に投入される生産物の品目と、前記生産物が前記生産設備に投入される時期と、を含み、
    前記作業指示情報は、前記生産物の品目ごとに、前記生産物の生産のために前記生産設備に設置する治工具を指示する情報を含み、
    前記治工具情報は、前記生産設備に設置できる治工具の仕様を含み、
    前記段取り時間情報は、前記生産設備における前記治工具の段取りに要する時間を含み、
    前記消費電力情報は、前記生産設備における前記治工具の段取り及び前記治工具を用いた生産に要する電力を含み、
    前記演算部は、
    前記生産計画情報及び前記作業指示情報に基づいて、所定の期間に投入される前記生産物を、同一の前記治工具によって生産できる生産物のグループに分類し、
    前記治工具情報に基づいて、前記各グループの前記生産物を生産するために前記生産設備に設置する前記治工具の組合せの複数の案を作成し、
    前記段取り時間情報及び前記消費電力情報に基づいて、前記複数の案から、段取り時間の合計及び消費電力の合計の少なくとも一方が小さくなる前記治工具の組合せ、及び、前記グループの投入順序を作成することを特徴とする生産計画システム。
  2. 請求項1に記載の生産計画システムであって、
    前記記憶部は、過去に各品目の前記生産物の生産に使用された前記治工具を示す実績情報をさらに保持し、
    前記演算部は、
    前記実績情報に基づいて、各品目の前記生産物の生産に使用する前記治工具の選定条件を作成し、
    前記選定条件に基づいて、前記所定の期間に投入される前記生産物を、同一の前記治工具によって生産できる生産物のグループに分類することを特徴とする生産計画システム。
  3. 請求項2に記載の生産計画システムであって、
    前記演算部は、前記グループの数が最小となるように、前記所定の期間に投入される前記生産物を、同一の前記治工具によって生産できる生産物のグループに分類することを特徴とする生産計画システム。
  4. 請求項2に記載の生産計画システムであって、
    前記生産設備は、曲げ加工を行う設備であり、
    前記治工具は、前記曲げ加工のための金型であり、
    前記作業指示情報は、前記生産物の品目ごとに、前記生産物の曲げ加工のために前記生産設備に設置する前記金型を指示する情報を含み、
    前記治工具情報は、前記各金型の幅を示す情報を含み、
    前記実績情報は、過去に各品目の前記生産物の曲げ加工に使用された前記金型を示す情報を含み、
    前記選定条件は、各品目の前記生産物の曲げ加工に使用する前記金型の幅の条件を示す情報を含み、
    前記演算部は、
    各品目の前記生産物の曲げ加工に使用された実績がある前記金型の幅を含むように、前記選定条件を作成し、
    前記選定条件の少なくとも一部が重複する複数の品目の前記生産物が同一の前記グループに含まれるように、前記所定の期間に投入される前記生産物を、同一の前記治工具によって生産できる生産物のグループに分類し、
    前記治工具の組合せの複数の案として、幅の合計が前記選定条件を満たす1以上の金型を設置する案を作成することを特徴とする生産計画システム。
  5. 請求項1に記載の生産計画システムであって、
    前記生産設備は、曲げ加工を行う設備であり、
    前記治工具は、前記曲げ加工のための金型であり、
    前記作業指示情報は、前記生産物の品目ごとに、前記生産物の曲げ加工のために前記生産設備に設置する前記金型を指示する情報を含み、
    前記治工具情報は、前記各金型の幅を示す情報を含み、
    前記演算部は、前記治工具の組合せの複数の案として、幅の合計が前記作業指示情報によって指示された前記金型の幅に一致する1以上の金型を設置する案を作成することを特徴とする生産計画システム。
  6. 生産計画システムが実行する生産計画方法であって、
    前記生産計画システムは、演算部と、記憶部と、を備え、
    前記記憶部は、生産計画情報と、作業指示情報と、治工具情報と、段取り時間情報と、消費電力情報と、を保持し、
    前記生産計画情報は、生産設備に投入される生産物の品目と、前記生産物が前記生産設備に投入される時期と、を含み、
    前記作業指示情報は、前記生産物の品目ごとに、前記生産物の生産のために前記生産設備に設置する治工具を指示する情報を含み、
    前記治工具情報は、前記生産設備に設置できる治工具の仕様を含み、
    前記段取り時間情報は、前記生産設備における前記治工具の段取りに要する時間を含み、
    前記消費電力情報は、前記生産設備における前記治工具の段取り及び前記治工具を用いた生産に要する電力を含み、
    前記生産計画方法は、
    前記演算部が、前記生産計画情報及び前記作業指示情報に基づいて、所定の期間に投入される前記生産物を、同一の前記治工具によって生産できる生産物のグループに分類する第1手順と、
    前記演算部が、前記治工具情報に基づいて、前記各グループの前記生産物を生産するために前記生産設備に設置する前記治工具の組合せの複数の案を作成する第2手順と、
    前記演算部が、前記段取り時間情報及び前記消費電力情報に基づいて、前記複数の案から、段取り時間の合計及び消費電力の合計の少なくとも一方が小さくなる前記治工具の組合せ、及び、前記グループの投入順序を作成する第3手順と、を含むことを特徴とする生産計画方法。
  7. 請求項6に記載の生産計画方法であって、
    前記記憶部は、過去に各品目の前記生産物の生産に使用された前記治工具を示す実績情報をさらに保持し、
    前記生産計画方法は、
    前記演算部が、前記実績情報に基づいて、各品目の前記生産物の生産に使用する前記治工具の選定条件を作成する第4手順をさらに含み、
    前記第1手順において、前記演算部は、前記選定条件に基づいて、前記所定の期間に投入される前記生産物を、同一の前記治工具によって生産できる生産物のグループに分類することを特徴とする生産計画方法。
  8. 請求項7に記載の生産計画方法であって、
    前記第1手順において、前記演算部は、前記グループの数が最小となるように、前記所定の期間に投入される前記生産物を、同一の前記治工具によって生産できる生産物のグループに分類することを特徴とする生産計画方法。
  9. 請求項7に記載の生産計画方法であって、
    前記生産設備は、曲げ加工を行う設備であり、
    前記治工具は、前記曲げ加工のための金型であり、
    前記作業指示情報は、前記生産物の品目ごとに、前記生産物の曲げ加工のために前記生産設備に設置する前記金型を指示する情報を含み、
    前記治工具情報は、前記各金型の幅を示す情報を含み、
    前記実績情報は、過去に各品目の前記生産物の曲げ加工に使用された前記金型を示す情報を含み、
    前記選定条件は、各品目の前記生産物の曲げ加工に使用する前記金型の幅の条件を示す情報を含み、
    前記第4手順において、前記演算部は、各品目の前記生産物の曲げ加工に使用された実績がある前記金型の幅を含むように、前記選定条件を作成し、
    前記第1手順において、前記演算部は、前記選定条件の少なくとも一部が重複する複数の品目の前記生産物が同一の前記グループに含まれるように、前記所定の期間に投入される前記生産物を、同一の前記治工具によって生産できる生産物のグループに分類し、
    前記第1手順において、前記演算部は、前記治工具の組合せの複数の案として、幅の合計が前記選定条件を満たす1以上の金型を設置する案を作成することを特徴とする生産計画方法。
  10. 請求項6に記載の生産計画方法であって、
    前記生産設備は、曲げ加工を行う設備であり、
    前記治工具は、前記曲げ加工のための金型であり、
    前記作業指示情報は、前記生産物の品目ごとに、前記生産物の曲げ加工のために前記生産設備に設置する前記金型を指示する情報を含み、
    前記治工具情報は、前記各金型の幅を示す情報を含み、
    前記第2手順において、前記演算部は、前記治工具の組合せの複数の案として、幅の合計が前記作業指示情報によって指示された前記金型の幅に一致する1以上の金型を設置する案を作成することを特徴とする生産計画方法。
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