JP2024036989A - ドアストラップ - Google Patents
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Abstract
【課題】コストを抑えることができる、ドアストラップを提供する。【解決手段】バックドア100に取り付けられるドアストラップ10は、締結ブラケット16から垂れ下がるストラップ本体12と、前記締結ブラケット16から前記バックドア100の下端側に向かって延びた後、屈曲して、前記ストラップ本体12の中間位置に連結される保持部14と、を備え、前記保持部14は、第一~第五平紐を含み、前記第一平紐22は、くの字状に折り曲げられ、前記第二平紐24および前記第三平紐26は、前記第一平紐22を両サイドから包む保護部38と、折り曲げ部32の先まで延びる広がり部40と、を有し、前記第四平紐28は、前記第一平紐22に重ねられた状態で第一~第三平紐22,24,26に縫い付けられ、前記第五平紐30は、前記第二平紐24および第三平紐26に跨って、両者に縫い付けられる。【選択図】図3
Description
本明細書は、跳ね上げ式のバックドアに取り付けられるドアストラップを開示する。
従来から、車両の背面に、跳ね上げ式のバックドアを設けることが提案されている。跳ね上げ式のバックドアは、その上端近傍に設けられ、車幅方向平行な軸を中心として揺動することで、開閉される。そのため、バックドアを開放した場合、バックドア全体が、車両のルーフに近い高さになる。この場合、ユーザがバックドアを掴みにくく、バックドアを閉鎖しにくい問題があった。
そこで、一部では、バックドアに、下方に垂れ下がるストラップを設けることが提案されている。バックドアを開放した場合、ストラップ下端は、バックドアよりも下方に位置するため、ユーザは、バックドアよりも楽にストラップを掴むことができる。そして、このストラップを引っ張ることで、バックドアを閉鎖できる。
ここで、ユーザの負担を軽減するためには、ストラップはある程度長いことが望ましい。しかし、ストラップが長いと、バックドアを閉鎖したとき、当該ストラップをバックドアで挟み込むおそれがあった。こうした問題を防止するため、ストラップの挟み込みを防止するための専用の部材を追加することも考えられるが、この場合、コストアップ等、別の問題を招く。
そこで、本明細書では、ストラップの長さを十分に確保しつつ、当該ストラップの挟み込みを防止でき、さらに、コストを抑えることができる、ドアストラップを開示する。
なお、特許文献1には、バックドアにストラップを設ける技術が開示されているが、このストラップは、スイッチを押下するために引っ張られるものであり、短くても問題ない。そのため、特許文献1には、ストラップを長くしつつ、挟み込みを防止するための技術は何ら開示されていない。
本明細書で開示するドアストラップは、跳ね上げ式のバックドアに取り付けられるドアストラップであって、前記バックドアの車室側の面にある締結部から垂れ下がるストラップ本体と、前記締結部から前記バックドアの下端側に向かって延びた後、屈曲して、前記ストラップ本体の中間位置に連結される保持部であって、前記バックドアを閉鎖したときに前記ストラップ本体を前記中間位置で屈曲させる保持部と、を備え、前記保持部は、第一~第五平紐を含み、前記第一平紐は、くの字状に折り曲げられ、その折り曲げ部から前記締結部に向かう第一部と、前記折り曲げ部から前記ストラップ本体に向かう第二部と、に区分けされており、前記第二平紐および前記第三平紐は、前記第二部を両サイドから包むように互いにおよび前記第二部に縫い付けられた保護部と、広がった状態で前記折り曲げ部の先まで延びる広がり部と、を有し、前記第四平紐は、前記第一部に重ねられた状態で前記第一部に縫い付けられるとともに、その両端が前記第二平紐および前記第三平紐に縫い付けられ、前記第五平紐は、前記広がり部が広がった状態を維持するように、前記第二平紐および第三平紐に跨って、両者に縫い付けられる、ことを特徴とする。
本発明によれば、ストラップの長さを十分に確保しつつ、当該ストラップの挟み込みを防止でき、さらに、コストを抑えることができる。
以下、図面を参照して、バックドア100に取り付けられるドアストラップ10の構成について説明する。図1は、ドアストラップ10の斜視図である。また、図2は、ドアストラップ10をバックドア100に取り付けた様子を示す模式図である。なお、図2において、「Fr」、「Up」、「Rh」は、それぞれ、車両前方、車両上方、車両右側方を示している。また、図2の上段は、バックドア100を開放した様子を、下段は、バックドア100を閉鎖した様子をそれぞれ示している。
はじめにバックドア100について簡単に説明する。本例においてバックドア100は、車両の背面に設けられた跳ね上げ式のドアである。このバックドア100は、車幅方向と略平行で、バックドア100の上端近傍に位置するヒンジ軸(図示せず)を中心として揺動することで開閉される。バックドア100は、開放された際には、車両のルーフとほぼ同じ高さで略水平の姿勢をとり、閉鎖された際には、略鉛直方向の姿勢をとる。
次に、ドアストラップ10について説明する。図1に示す通り、ドアストラップ10は、ストラップ本体12と、保持部14と、締結ブラケット16と、を有する。ストラップ本体12は、締結ブラケット16から垂れ下がるループ状部材である。ストラップ本体12は、平紐をU字状に折り返して構成される。ストラップ本体12は、折り返し部を境界として二つの部位に区分けされる。以下では、この二つの部位の一方を往路部12aと呼び、他方を復路部12bと呼ぶ。
往路部12aと復路部12bが互いに密着することを防止するために、両者12a,12bの間には、スペーサ20が設けられている。スペーサ20は、例えば、平紐をC字状または9字状に折り曲げて構成されており、スペーサ20の両端を往路部12aおよび復路部12bに接続されている。
ストラップ本体12の上端は、締結ブラケット16に接続されている。締結ブラケット16は、バックドア100の車室側の面に、ボルト等により締結される。かかる締結ブラケット16は、例えば樹脂や金属で構成される。
保持部14は、締結ブラケット16からバックドア100の下端側に向かって延びた後、屈曲して、ストラップ本体12の中間位置に連結される部位である。この保持部14は、バックドア100が開閉された場合でも、バックドア100に対して所定の姿勢を保持できるように、ある程度の保形性を有する。本例では、この保持部14を、複数の平紐を組み合わせて構成しているが、これについては後述する。
以上のようなドアストラップ10を設けるのは、バックドア100を閉鎖しやすくするためである。すなわち、開放状態のバックドア100を閉鎖する場合、ユーザはバックドア100を下方に引っ張る必要がある。しかし、上述した通り、開放状態のバックドア100は、ルーフとほぼ同じ高さとなるため、ユーザの体格によっては、開放状態のバックドア100を直接掴むことは難しい場合があった。
一方、本例のようにバックドア100にドアストラップ10を設けた場合、バックドア100を閉鎖する際に、ユーザは、ストラップ本体12を手で掴んで下方に引っ張ればよい。ストラップ本体12は、バックドア100よりも十分に低い位置まで垂れ下がっているため、背の低いユーザであっても、ストラップ本体12を容易に掴むことができ、バックドア100を容易に閉鎖できる。
ここで、ユーザの負担を減らすためには、ストラップ本体12を十分に長くすることが求められる。しかし、ストラップ本体12を長くすると、バックドア100を閉鎖した際、ストラップ本体12が、バックドア100に挟み込まれるおそれがあった。
本例では、こうしたストラップ本体12の挟み込みを防止するために、保持部14を設けている。保持部14は上述した通り、締結ブラケット16からバックドア100の下端側に向かって延びた後、屈曲して、ストラップ本体12の中間位置に連結される。換言すれば、保持部14の一部は、バックドア100から離れるに従い、バックドア100の上端側に向かうような斜め上方向に突き出ている。かかる保持部14を設けることで、バックドア100を閉鎖した際には、図2の下段に示すように、ストラップ本体12が途中で折り曲げられる。これにより、ストラップ本体12の下端が、過度に低くなることが防止でき、ストラップ本体12がバックドア100に挟み込まれることを効果的に防止できる。
ここで、保持部14は、重力の影響で姿勢が変化しない程度の保形性を有する必要がある。こうした保形性を確保するために、保持部14の一部または全部を、樹脂等の硬質材料で構成することも考えられる。しかし、ストラップ本体12と異なる素材を用いた場合、コストの増加や製造工程の複雑化という別の問題を招く。そこで、本例では、ストラップ本体12と同種の平紐を複数組み合わせて保持部14を構成している。以下これについて説明する。
図3は、保持部14の製造過程を示す模式図である。保持部14は、第一~第五平紐22,24,26,28,30を組み合わせて構成される。第一平紐22は、「く」の字状に折り曲げられる平紐である。第一平紐22は、その折り曲げ部32から締結ブラケット16に向かう第一部34と、締結ブラケット16からストラップ本体12に向かう第二部36と、に区分けされる。
第二平紐24および第三平紐26は、互いにほぼ同じ形状の平紐である。この第二平紐24および第三平紐26は、図3の状態S12に示すように、その長尺方向が、第二部36の長尺方向と略平行となる姿勢で配置される。以下では、第二平紐24および第三平紐26の長尺方向端部のうち、ストラップ本体12に近い端部を「基端」と呼び、ストラップ本体12から離れる側の端部を「先端」と呼ぶ。
状態S12に示すように、第二平紐24は、その左端が、第二部36の右端と重なるように、第二部36と厚み方向に重ねられる。また、このとき、第二平紐24は、その先端が、第二部36の先端より外側に飛び出るような位置に配される。この状態で、第二平紐24の左端かつ基端周辺は、第二部36と縫い合わされる。図3における破線は、縫い目を示している。
同様に第三平紐26も、その右端が、第二部36の左端と重なるように、第二部36と厚み方向に重ねられる。そして、この状態で、第三平紐26の右端かつ基端周辺は、第二部36と縫い合わされる。
続いて、状態S14に示すとおり、第二平紐24の基端周辺および第三平紐26の基端周辺は、互いに近づくように、また、第二部36を両サイドから包み込むように折り曲げられる。そして、第二平紐24の右端および第三平紐26の左端が、合掌状態で互いに縫い合わされる。
以下では、第二平紐24および第三平紐26のうち、第二部36を包み込む部分を「保護部38」と呼ぶ。また、第二平紐24の先端周辺、および、第三平紐26の先端周辺は、折り曲げられることなく広がっているため、「広がり部40」と呼ぶ。
保護部38を形成できれば、続いて、第四平紐28を、第一部34、第二平紐24および第三平紐26に縫い付ける。具体的には、第四平紐28は、図3の状態S14に示すように、その長手方向が、第一部34の長手方向と、直交する姿勢で、第一部34の上に重ねられる。その状態で、第四平紐28の長手方向両端が、第二平紐24および第三平紐26の広がり部40に縫い付けられる。また、第四平紐28は、第一部34にも縫い付けられる。
さらに、第五平紐30は、図3の状態S12およびS14に示すように、その短尺方向に二つに折り曲げられる。そして、二つに折り重なった第五平紐30で、第二平紐24の先端および第三平紐26の先端を挟み込み、その状態で、第五平紐30を、第二平紐24および第三平紐26に縫い付ける。
このように、第二部36を、第二平紐24および第三平紐26で包み込むことで、第二部36周辺の剛性が向上し、第二部36の保形性が高まる。また、第四平紐28および第五平紐30を、第二平紐24および第三平紐26に対して直交するように配置したうえで、第二平紐24、第三平紐26、および、第一部34に縫い付けることで保持部14全体が横方向に倒れにくくなる。結果として、保持部14の保形性が向上する。また、第一~第五平紐22,24,26,28,30は、ストラップ本体12と同種の平紐で構成されているため、コストの増加などを防止できる。
10 ドアストラップ、12 ストラップ本体、14 保持部、16 締結ブラケット、20 スペーサ、22 第一平紐、24 第二平紐、26 第三平紐、28 第四平紐、30 第五平紐、32 折り曲げ部、34 第一部、36 第二部、38 保護部、40 広がり部、100 バックドア。
Claims (1)
- 跳ね上げ式のバックドアに取り付けられるドアストラップであって、
前記バックドアの車室側の面にある締結部から垂れ下がるストラップ本体と、
前記締結部から前記バックドアの下端側に向かって延びた後、屈曲して、前記ストラップ本体の中間位置に連結される保持部であって、前記バックドアを閉鎖したときに前記ストラップ本体を前記中間位置で屈曲させる保持部と、
を備え、前記保持部は、第一~第五平紐を含み、
前記第一平紐は、くの字状に折り曲げられ、その折り曲げ部から前記締結部に向かう第一部と、前記折り曲げ部から前記ストラップ本体に向かう第二部と、に区分けされており、
前記第二平紐および前記第三平紐は、前記第二部を両サイドから包むように互いにおよび前記第二部に縫い付けられた保護部と、広がった状態で前記折り曲げ部の先まで延びる広がり部と、を有し、
前記第四平紐は、前記第一部に重ねられた状態で前記第一部に縫い付けられるとともに、その両端が前記第二平紐および前記第三平紐に縫い付けられ、
前記第五平紐は、前記広がり部が広がった状態を維持するように、前記第二平紐および第三平紐に跨って、両者に縫い付けられる、
ことを特徴とするドアストラップ。
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