JP2024032376A - 燃料電池装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料を供給する流路において、原燃料の供給源と開閉弁とを繋ぐ配管が容易に外れず、安全性と信頼性に優れた燃料電池装置を提供する。【解決手段】燃料電池装置100は、原燃料を改質器12に供給する原燃料流路22に、開閉弁150と原燃料継手156とを接続する第1配管60を有する。第1配管60は、第一開口部6111と、第二開口部612と、第一開口部611を含む直線状の第一直線流路621と、第二開口部612を含む直線状の第二直線流路622と、を備え、第一直線流路621の中心軸である第一中心軸線L1と第二直線流路622の中心軸である第二中心軸線L2が90度の角度をなしている。これにより第1配管60は、配管の両端が90度異なる方向に突っ張って固定されるため、振動などによって配管が自然に外れてしまうことを有効に防止することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池装置に関するものである。
水素を含有する燃料ガスと酸素含有ガス(空気)とを用いて発電を行ない、電気を外部に供給する燃料電池装置が知られており、発電を行う燃料電池モジュールと、燃料電池モジュールを動作させるための補機等を筐体内に備えて構成される。
このような燃料電池装置は、天然ガスやLPガス等の原燃料を水蒸気改質し、燃料電池モジュールに供給する燃料ガスを生成するための改質器を備えている。また改質器の上流には、水を気化して水蒸気を生成する気化器を備えており、この気化器に原燃料と水とが導入されるようになっている。そして、気化器で発生した水蒸気と原燃料とが混合されて下流側の改質部に導入され、改質器で燃料ガスが生成されるように構成されている(例えば、特許文献1)。
また、気化器へ原燃料を供給する燃料供給装置には、上流側より、供給源から供給される原燃料ガスを遮断する2連の電磁弁、原燃料ガスの圧力を検出する圧力センサ、原燃料ガスの流量を検知する流量センサ、原燃料ガスを送出するガスポンプ、原燃料ガスに含まれる硫黄分を除去する脱硫器、などの補機が設けられており、原燃料ガスの供給源および各補機の間をガス供給管により接続している。
特開2018-49783号公報
上述の燃料供給装置のように原燃料ガスが流れる流路では、補機の間を繋ぐ配管が外れるとそこからガス漏れが発生し、発火や爆発という危険な事態を招くおそれがある。特に装置内において、電磁弁の上流側の間の配管が外れると原燃料ガスを止めることができなくなり、危険性がより高まってしまう。そのため、補機と配管が容易に外れないような構造が採用されている。例えば、補機と配管との接続には、一般にクイックファスナ等の固定具を用いることが多いが、クイックファスナが外れてしまわないよう抜け止め防止用の金具を設けることなどはその一例である。しかしながら、このような金具を設けることで部品点数が増加するため、組立工数の増加や部品コストの上昇は避けられなかった。
本発明は、上記課題を解決するためのもので、燃料を供給する流路において、原燃料の供給源と電磁弁とを繋ぐ配管が容易に外れることがなく、安全性と信頼性に優れた燃料電池装置を提供することを目的とする。
本発明は、燃料ガスと酸素含有ガスとで発電を行なう燃料電池と、
原燃料を改質して前記燃料ガスを生成する改質器と、
前記原燃料を前記改質器に供給する原燃料流路と、
前記原燃料流路に設けられた開閉弁と、
外部の燃料供給源と前記原燃料流路とを接続する原燃料継手と、を備え
前記原燃料流路は、前記開閉弁と前記原燃料継手とを接続する第1配管を有し、
前記第1配管は、一端側の第一開口部と、他端側の第二開口部と、前記第一開口部を含む直線状の第一直線流路と、前記第二開口部を含む直線状の第二直線流路と、を備え
前記第一直線流路の中心軸である第一中心軸線と前記第二直線流路の中心軸である第二中心軸線が90度の角度をなしている燃料電池装置である。
上述のように構成することにより、燃料供給源と開閉弁とを繋ぐ第1配管が、振動などによって配管が自然に外れてしまうことを有効に防止することができる。よって、安全性と信頼性に優れた燃料電池装置となる。
本実施形態の燃料電池装置のシステム構成図である。 本実施形態の第1電磁弁と原燃料継手との接続構造を示す図である。 本実施形態の第1配管を示す図である。 本実施形態の第1配管のその他の例を示す図である。 第1配管の配管長yの求め方の説明図である。 燃料電池装置の筐体の分解図である。 右側面パネルの構造を示す図である。 外装パネルに対する原燃料継手および第1電磁弁の配置を示した図である。
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、原燃料を改質器に供給する原燃料流路に、開閉弁と原燃料継手とを接続する第1配管を有している燃料電池装置であって、この第1配管は、一端側の第一開口部と、他端側の第二開口部と、第一開口部を含む直線状の第一直線流路と、第二開口部を含む直線状の第二直線流路と、を備え、第一直線流路の中心軸である第一中心軸線と第二直線流路の中心軸である第二中心軸線が90度の角度をなしている。これにより、燃料供給源と開閉弁とを繋ぐ第1配管は、配管の両端が90度異なる方向に突っ張って固定されるため、振動などによって配管が自然に外れてしまうことを有効に防止することができる。よって、安全性と信頼性に優れた燃料電池装置となる。
また、開閉弁と原燃料継手は、第一中心軸線と第二中心軸線との交点からの距離が等しい位置に配置されている。これにより、第1配管の第一開口部と第二開口部は、開閉弁と原燃料継手のどちらにも接続することができるため、誤組付けのおそれがなくなり、第1配管の向きを気にすることなく組み立てることができる。
また、第1配管は、前記第一中心軸線と前記第二中心軸線のなす角を等分する線に対して線対象の形状である。これにより、第1配管はどちら向きで接続しても、その形状が変わらないので、配管の向きを気にすることなく燃料電池装置を構成する他の部品との干渉を避けることができる。
また、原燃料継手は筐体に取り付けられており、開閉弁は1または複数の部材を介して間接的に筐体に接続されている。これにより、開閉弁と原燃料継手の位置関係が変わらないため、第1配管をより外れにくくすることができる。
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。
図1は本実施形態の燃料電池装置のシステム構成図である。燃料電池装置100は、燃料電池モジュール1を含み、燃料電池モジュール1を作動させるための、第1熱交換器2、蓄熱タンク3、凝縮水タンク4、放熱器5、空気供給装置14、燃料供給装置15、改質水供給装置16等の複数の補機が筐体50内に納められている。筐体50内には上述の装置全てが収められる必要はなく、例えば、第1熱交換器2や蓄熱タンク3を筐体50の外部に設けてもよい。また、上述の装置の一部を省略した燃料電池装置も可能である。
燃料電池モジュール1は、箱状の収納容器10の内部に、燃料ガスと酸素含有ガスとで発電を行なう燃料電池11と、燃料電池11に供給する燃料ガスを生成する改質器12と、を収容して構成される。
燃料電池11の構成については特に限定はしないが、例えば、複数の燃料電池セルが配列されてなるセルスタック構造を有していてもよい。セルスタック構造の燃料電池11は、例えば、各燃料電池セルの下端を、ガラスシール材等の絶縁性接合材を用いて、マニホールドに固定することによって構成される。
改質器12は、天然ガス、LPガス等の原燃料ガスを水蒸気改質し、燃料電池11に供給する燃料ガスを生成する。改質器12には、原燃料ガスを供給する燃料供給装置15と、改質水を供給する改質水供装置16が接続されており、原燃料ガスと改質水は加熱された改質器12で改質反応し、水素を含む燃料ガスが生成される。
燃料電池11には、改質器12で生成された燃料ガスと、空気供給装置14によって導入された空気(酸素含有ガス)が供給される。燃料ガスは、燃料電池セル内を通過するときに酸素含有ガスと反応して発電が行われる。発電に使用されなかった燃料ガスと酸素含有ガスは、燃料電池11の上部で合流して燃焼する。この燃料ガスの燃焼によって高温の排ガスが生成され、改質器12はこの熱によって加熱される。このようにして燃料電池モジュール1内で生じた排ガスは、第1熱交換器2に供給される。
第1熱交換器2には配管を介して、蓄熱タンク3、熱媒ポンプP1および放熱器5が接続され、第1熱媒循環ラインHC1が形成されている。この第1熱媒循環ラインHC1には熱媒体が導入されており、第1熱交換器2ではこの熱媒体と前述の排ガスとで熱交換が行われて熱媒体が加熱される。熱媒体としては水などを用いることができ、蓄熱タンク3は熱交換により温度が上昇した熱媒体を蓄える。蓄熱タンク3に蓄えられた熱媒体は、放熱器5に送られて冷却され、再び第1熱交換器2で排ガスと熱交換を行った後、蓄熱タンク3に還流する。これにより、蓄熱タンク3には上部から温度の高い熱媒体が蓄えられ温度成層が形成される。
また、第1熱交換器2には、凝縮水回収路20を介して凝縮水タンク4が接続されている。燃料電池モジュール1で発生した排ガスが熱交換によって冷却されると、排ガス中に含まれる水蒸気が水と気体に分離され、分離された水は、凝縮水回収流路20を通って凝縮水タンク4に回収される。凝縮水タンク4では、イオン交換器(図示せず)などを経て、回収した水から不純物を取り除いて純水化する。純水化した水は水供給装置16により改質器12に供給され、改質水として使用される。一方で、水分が取り除かれた気体は、排気流路21を通ってから筐体50の外に排出される。
改質器12に原燃料を供給する燃料供給装置15は、燃料の供給源から繋がる原燃料流路22上に、第1電磁弁150、圧力センサ151、脱硫器152、ガス流量計153、燃料ポンプ154、第2電磁弁155等の補機が設けられている。また、外装ケース50の側面には原燃料継手156が取り付けられており、この原燃料継手156によって原燃料流路22が燃料電池装置100外部の燃料の供給源と接続されている。改質器12に改質水を供給する改質水供給装置16は、凝縮水タンク4から繋がる改質水流路23上に改質水ポンプ160等の補機が設けられている。燃料電池モジュール1に酸素含有ガスを供給する空気供給装置14は、酸素含有ガス流路24上に、エアフィルタ140、空気流量計1412、ブロワ142等の補機が設けられている。なお、ここに挙げた補機は一例であって、この他の補機を備える構成としてもよい。
さらに、燃料電池装置100には、各種機器の動作を制御する制御装置30が設けられているほか、燃料電池モジュール1にて発電された直流電力を交流電力に変換し、変換された電気の外部負荷への供給量を調整するための供給電力調整部(パワーコンディショナ)40を備えている。
また、燃料電池装置100は、第2熱交換器6、蓄熱タンク3から熱媒を循環させる与熱ポンプP2およびこれらを繋ぐ配管を含む第2熱媒循環ラインHC2を備えていてもよい。第2熱媒循環ラインHC2では、外部から供給流路25を介して供給された水道水を、蓄熱タンク3に貯留された高温の熱媒体を用いて第2熱交換器6で加温する。加温された水を外部の給湯器等の再加熱装置に向けて送給流路26を介して送給することができる。燃料電池装置100は、外部への温水供給を行わない、いわゆるモノジェネレーションシステムであってもよい。
図2は、第1電磁弁と原燃料継手との接続構造を示す図である。第1電磁弁150と原燃料継手156の間には、第1配管60が設けられている。第1電磁弁150は、図1に示すようにケーシング内に2つの電磁弁150a、150bを連ねて構成されており、この電磁弁150a、150bを開閉することで原燃料流路22の開状態と閉状態とを切り替えて、改質器12への原燃料の供給と遮断を制御する。
第1配管60は、原燃料流路22を構成する複数の配管のうちの一つであって、熱伝導率の高い銅配管からなり、曲げ加工が施されている。本実施形態では、第1配管60は略L字形状をなしており、上流側の端部が原燃料継手156に接続され、下流側の端部が第1電磁弁150に接続されている。そして、原燃料継手156と第1電磁弁150との接続箇所にはクイックファスナ65が取り付けられて固定されている。
図3は、本実施形態の第1配管を示す図である。第1配管60は、一端側に形成された開口である第一開口部611と、他端側に形成された開口である第二開口部612とを有している。そして、第一開口部611と第二開口部612とを繋ぐ流路は、一端側の第一開口部611を含んで直線状に延びる第一直線流路621と、他端側の第二開口部612を含んで直線状に延びる第二直線流路622と、第一直線流路621と第二直線流路622とを繋ぐ屈曲流路623とから構成されている。また、第一直線流路621の中心軸を第一中心軸線L1とし、第二直線流路622の中心軸を第二中心軸線L2として、それぞれの中心軸線を延長すると、第一中心軸線L1と第二中心軸線L2とがおよそ90度の角度で交わっている。
さらには、第一中心軸線L1と第二中心軸線L2との交点をXとすると、第一開口部611からXまでの長さと、第二開口部612からXまでの長さと、が等しくなっている。言い換えると、第1電磁弁150と原燃料継手156は、第一中心軸線L1と第二中心軸線L2との交点Xからの距離が等しい位置に配置されている。
第一中心軸線L1と第二中心軸線L2とが90度の角度で交わることで、第1配管60の両端に接続される第1電磁弁150と原燃料継手156との間には、90度異なる方向に突っ張る力が働く。配管の両端が90度異なる方向に突っ張って固定されるため、意図的に引っ張らない限り第1配管60を引き抜くことはできない。したがって、もし燃料電池装置100の運転に伴う振動等によってクイックファスナ65が外れてしまったとしても、第1配管60までもが外れてしまうことはないので、ガス漏れのおそれはなく安全に使用することができる。また、従来のようにクイックファスナ65を固定するための金具が不要になるため、部品コストを抑えることもできる。
また、第1電磁弁150と原燃料継手156とが、第一中心軸線L1と第二中心軸線L2との交点Xからの距離が等しい位置に配置されていることで、第1配管60はどちら向きでも接続することができる。つまり、第一開口部611は、第1電磁弁150と接続してもよいし原燃料継手156と接続してもよい。そのため、誤組付けのおそれがなくなり、第1配管60の向きを気にすることなく組み立てることができるため、組立性も向上させることができる。
なお、第一直線流路621と第二直線流路622の長さを変えたり、第一直線流路621と第二直線流路622とを繋ぐ流路の形を変えることで、第1配管60の形状は変化する。しかしながら、第一中心軸線L1と第二中心軸線L2とが90度で交わるようになっていれば、第1配管60が抜けにくくなる効果を得ることができる。そのため、第1配管60は図3で示すようなL字形状に限定されない。
図4は、第1配管の変形例を示した図である。(A)は、第一直線流路621と第二直線流路622の長さが図3に比べて短く、第一直線流路621と第二直線流路622の間には斜め方向に延びる直線状の流路が設けられている。(B)は、(A)の変形例であって、第一直線流路621と第二直線流路622の間を斜め方向に延びる直線状の流路を有し、第一直線流路621と第二直線流路622の長さが異なっている。(C)は、第一直線流路621と第二直線流路622の間に円弧状の流路が設けられている。(D)は、第一直線流路621と第二直線流路622との間には階段状に折れ曲がった流路が設けられている。このように、第1配管60の形状はそれぞれ異なるが、(A)~(D)のいずれにおいても、第一中心軸線L1と第二中心軸線L2とが90度の角度で交わるようになっている。
また、第1配管60は、第一中心軸線L1と第二中心軸線L2のなす角を二等分する二等分線Mを引いたときに、二等分線Mに対して線対象の形状とすることができる。なお、第一中心軸線L1と第二中心軸線L2のなす角度は90度であるから、二等分線Mは第一中心軸線L1(または第二中心軸線L2)と45度の角度をなす線である。図3においては、二等分線Mを一点鎖線で示していて、第1配管60はこの二等分線Mに対して線対象の形状になっている。このように、第1配管60を線対象の形状にすると、第1配管60の接続向きをどちら向きにしても、その形状は同じになる。
燃料電池装置100の内部には多数の補機が設けられており、小型化するために狭いスペース内に様々の補機やそれらを繋ぐ配管が密に配置されている。そのため、取付向きによって第1配管60の形状が変わってしまうと、他の部品や配管と干渉してしまい、結局取付向きが限定されてしまうおそれがある。これに対して、第1配管60を線対象の形状とすることで、いずれの向きで用いても形状が変わらないため、第1配管60の向きを気にせずに使用することができる。
この第1配管60の配管長さの設定方法について、図5を用いて説明する。図5においては、第1配管60にA、B、Cの3点を振り、AB(=BC)の長さを第1配管60の配管長yとする。そして、∠ACBをα、第1配管60を原燃料継手156に対して傾けることのできる角度をθ、第1電磁弁150の開口からシール面までの長さをsで表している。このときの第1配管60の配管長yの最大長さは以下の式で求めることができる。
√2・y・sin(α―θ)=y-s
y=-s/(√2・sin(α―θ))-1
次に、燃料電池装置100の筐体50について説明する。
図6は、本実施形態の燃料電池装置の筐体の分解図であり、図7は、本実施形態の右側面パネルの構造を示す図である。燃料電池装置100の筐体50は、直方体形状であって、底板51と、上面パネル52と、複数の側面パネル53~56を備えている。側面パネルは、左側面パネル53、右側面パネル54、正面パネル55、背面パネル56を備えており、底板51および各パネル52~56は、板金部材を折り曲げ加工して成型される。各パネル52~56は、1枚の部材から構成されてもよいし、複数の部材を予め組み合わせたものであってもよい。また、本実施形態の筐体50は、フレームを用いずに底板51に側面パネル53~56を取り付けることができるように構成されているが、フレームを備えた構成であってもよい。
燃料電池装置100には、メンテナンスを行うメンテナンス面があらかじめ設定されている。上面パネル52と、複数の側面パネル53~56の一部は、メンテナンス時に取り外されるメンテナンスパネルである。
右側面パネル54は、上部パネル541と下部パネル542から構成されている。上部パネル541は、開閉可能なカバー部541aを備えていて、このカバー部541aを外すと燃料電池装置100の電源スイッチやブレーカスイッチを操作することができるようになっている。そして、メンテナンスの際には下部パネル542は取り付けたまま、上部パネル541だけを取り外すことができるようになっている。メンテナンス時に取り外しのできるパネルは、上述の上部パネル541に限らず、他のパネルも取り外しできるように設計することができる。また、下部パネル542には、燃料や水等の配管が継手を介して接続されている。第1配管60が接続される原燃料継手156も、下部パネル542に取り付けられる。
下部パネル542は、配管等が接続される配管接続板542aと、この配管接続板542aの左右両端部に取り付けられる保持フレーム542bを有している。
図8は、外装パネルに対する原燃料継手および第1電磁弁の配置を示した図である。原燃料継手156は、右側面パネル54の一部である下部パネル542を貫通して取り付けられている。第1電磁弁150には、電磁弁固定金具70が取り付けられていて、この電磁弁固定金具70は保持フレーム542bと接続されている。保持フレーム542bは、下部パネル542と底板51に接続されているため、第1電磁弁150は電磁弁固定金具70と保持フレーム542bを介して筐体50を構成する外装パネルに接続されている。つまり、第1電磁弁150と原燃料継手156はともに燃料電池装置100の筐体50を構成する外装パネルに直接または間接的に接続されているため、第1電磁弁150と原燃料継手156の位置関係がズレてしまうことが防止されている。これにより、第1電磁弁150と原燃料継手156との間に配置された第1配管60に外部から余計な力が加わることが抑制されるため、第1配管60をより外れにくくすることができる。
本実施形態の電磁弁固定金具70は、第1電磁弁150にねじ止めされた第1部材71と、第1部材71にねじ止めされた第2部材72とを備えて構成され、第2部材72が保持フレーム542bに接続されている。しかしながら、電磁弁固定金具70の構成は上述するものに限らず、また、電磁弁固定金具70は保持フレーム542bではなく下部パネル542に取り付けられるようにしてもよい。ただし、第1電磁弁150と原燃料継手156とが、メンテナンスパネルに接続されていると、メンテナンス時にパネルを外した際に位置関係がズレてしまうおそれがある。そのため、第1電磁弁150と原燃料継手156は、メンテナン時に取り外されない外装パネル、もしくはフレームに接続されるのがよい。
11 燃料電池
12 改質器
22 原燃料流路
150 第1電磁弁(開閉弁)
156 原燃料継手
50 筐体
60 第1配管
611 第一開口部
612 第二開口部
621 第一直線流路
622 第二直線流路
L1 第一中心軸線
L2 第二中心軸線

Claims (4)

  1. 燃料ガスと酸素含有ガスとで発電を行なう燃料電池と、
    原燃料を改質して前記燃料ガスを生成する改質器と、
    前記原燃料を前記改質器に供給する原燃料流路と、
    前記原燃料流路に設けられた開閉弁と、
    外部の燃料供給源と前記原燃料流路とを接続する原燃料継手と、を備え
    前記原燃料流路は、前記開閉弁と前記原燃料継手とを接続する第1配管を有し、
    前記第1配管は、一端側の第一開口部と、他端側の第二開口部と、前記第一開口部を含む直線状の第一直線流路と、前記第二開口部を含む直線状の第二直線流路と、を備え
    前記第一直線流路の中心軸である第一中心軸線と前記第二直線流路の中心軸である第二中心軸線が90度の角度をなしている燃料電池装置。
  2. 前記開閉弁と前記原燃料継手は、前記第一中心軸線と前記第二中心軸線との交点からの距離が等しい位置に配置されている請求項1記載の燃料電池装置。
  3. 前記第1配管は、前記第一中心軸線と前記第二中心軸線のなす角を等分する線に対して線対象の形状である請求項2記載の燃料電池装置。
  4. 前記原燃料継手は、筐体に取り付けられており、
    前記開閉弁は1または複数の部材を介して間接的に前記筐体に接続されている請求項1から3のいずれかに記載の燃料電池装置。
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