JP2024031393A - 硬貨外観検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】硬貨の縁部外周面のギザ模様、位相等を含む硬貨の表裏面及び縁部の画像を正確に撮像して検査精度を向上させる。【解決手段】1面用カメラ、2面用カメラの撮像画像に基づいて硬貨の外観を検査する硬貨外観検査装置において、1面用照明部は、硬貨C0の1面を照明する落射照明部113及び拡散照明部112と1面の平坦部模様及び縁部CXを照明する斜方照明部111とを備え、2面用照明部は、硬貨C0の2面を照明する落射照明部123及び拡散照明部122と2面の平坦部模様及び縁部CXを照明する斜方照明部121とを備え、1面用カメラ115が硬貨C0の1面を撮像する際に、斜方照明部121による縁部CXの照射光の正反射光を1面用カメラ115に受光させ、2面用カメラ125が硬貨C0の2面を撮像する際に、斜方照明部111による縁部CXの照射光の正反射光を2面用カメラ125に受光させる。【選択図】図4

Description

本発明は、硬貨製造ラインの最終工程において、主として硬貨の表裏面や縁部周辺に形成された模様等の外観を検査する外観検査装置に関し、特に硬貨の縁部外周面のギザ模様等を高精度に検査可能とした硬貨外観検査装置に関するものである。
硬貨製造ラインにおいては、様々な原因により不良品が発生する。不良の種類には、例えば、硬貨の欠け、模様の位置ずれや不鮮明、孔の偏心、圧印・刻印の欠け、硬貨の汚れ、異種硬貨の混入等があり、最終工程では、外観検査を行って上記欠陥のない良品硬貨と欠陥を有する不良品硬貨とを確実に判別して仕分けることが求められる。
なお、外観検査の対象には、硬貨の表裏面の模様だけでなく、偽造防止のために縁部外周面に形成されるギザ模様、各ギザ部分の間隔が不均一である異形ギザ模様の仕上がり状態や、これらのギザ模様と表裏面の文字、模様との位相(ずれ)の状態も含まれている。
従来では、硬貨の外観を検査員が目視により検査する目視検査が主流であったが、20年ほど前から、カメラによる撮像画像を処理して外観の良否を判別する外観検査装置が導入されている。
初期の外観検査装置は、カメラの感度等に限界があるため硬貨を静止させた状態で露光する必要があることから、硬貨を保持するインデックステーブルを用いて硬貨の加速・減速・停止を繰り返しつつ搬送し、その搬送工程における停止タイミングにて硬貨の表裏面や縁部を撮像していた。
ここで、特許文献1には、自重により移動する硬貨を停止させることなく、その移動中に硬貨の上面、下面、及び外径面を撮像して外観検査を行うようにした外観検査装置が記載されている。
図15は、この外観検査装置の光学系の主要部構成図である。図15において、C0は、傾斜した搬送面156を自重により移動する硬貨、150は、硬貨C0の上面側に配置されたリング状のミラー、151は、硬貨C0の上面に光を照射するリング状の第1のLED、152は、硬貨C0の上面からの反射光を受光して撮像する第1のカメラ、153は、硬貨C0の下面側に配置された透明板、154は、硬貨C0の下面に光を照射するリング状の第2のLED、155は、硬貨C0の下面及び縁部周辺からの反射光を受光して撮像する第2のカメラ、157は、硬貨C0が撮像位置に到達したことを検出する硬貨到達センサである。
この外観検査装置では、第2のカメラ155が、硬貨C0の下面からの反射光だけでなく、ミラー150による硬貨C0の縁部外周面からの反射光も受光可能であるため、硬貨C0の表裏面の模様及び縁部周辺の模様をほぼ同時に撮像して検査することができる。
しかしながら、搬送面156を移動する硬貨C0の速度はもっぱら硬貨C0の自重と搬送面156の傾斜角度に依存しているので、単位時間当たりの処理速度を向上させることは難しい。
また、ミラー150が汚れている場合には、このミラー150を介して第2のカメラ155に入射する硬貨C0の縁部外周面からの反射光が少なくなり、縁部外周面のギザ模様等を正確に撮像することが困難であった。
更に、特許文献1に係る外観検査装置は、主として硬貨入金機や硬貨入出金機等の硬貨処理機に組み込むことを想定しており、硬貨製造ラインの最終工程において硬貨の外観を高速に検査するような用途には不向きであった。
このような背景のもとで、出願人は、特許文献2に示すように、硬貨の搬送、撮像を含む一連の工程の処理能力を向上させ、かつ、硬貨の表裏面及び縁部周辺の模様を一層正確に撮像可能にすると共に、硬貨製造ラインへの適用を容易にした硬貨外観検査装置を既に出願している。
この硬貨外観検査装置では、硬貨に所定の初期速度及び重力を与えて切り出し部に連続的に供給し、一枚ずつ切り出された硬貨を撮像部に導入して硬貨の移動中にその第1面及び第2面(表裏面)と縁部周辺とを1面用カメラ及び2面用カメラにより撮像した後に、仕分け部により良品硬貨と不良品硬貨とを仕分けるように構成されている。
特許第5140510号公報(図1,図5等) 特開2021-68359号公報(図1~図3、[0036],[0037]等)
特許文献2に記載された硬貨外観検査装置によれば、特許文献1に係る外観検査装置に比べて処理能力を向上させることができ、硬貨製造ラインの最終工程への適用も可能になる。
しかし、この硬貨外観検査装置では、リング状の第1の斜方照明部を例えば1面用カメラ側に配置し、第1の斜方照明部による硬貨の縁部からの反射光を第1のリング状プリズムを介して1面用カメラが受光することにより、硬貨の第1面の縁部周辺の模様を撮像している。同様に、硬貨の第2面の縁部周辺の模様については、2面用カメラ側に配置された第2の斜方照明部、第2のリング状プリズムを用いて、2面用カメラが撮像している。
上記のように、硬貨の同一の検査対象面側に配置された斜方照明部とカメラとによって硬貨周辺、特に縁部の外周面からの反射光を撮像する場合、既に市場に出回っている流通硬貨であれば、縁部外周面にある程度の粗さができているのでギザ模様の再現に必要な反射光が得られるが、製造直後の硬貨では縁部がほぼ鏡面になっているため斜方照明部からの光が正反射してしまい、カメラに入射する十分な反射光を得ることができず、縁部外周面のギザ模様を正確に撮像することが困難であった。
ここで、図16(a)は、従来技術(例えば、特許文献2に記載された硬貨外観検査装置)を用いて撮像した500円硬貨の一方の面の撮像画像であり、図16(b)は(a)において□で囲った部分の拡大画像である。また、図17(a),(b)は、同様に撮像した500円硬貨の他方の面の撮像画像である。
これらの図からわかるように、従来では硬貨の縁部外周面のギザ模様等を正確に撮像することができず、模様の一部が不鮮明になる等の問題があった。
そこで、本発明の解決課題は、硬貨の検査対象面側に設置された複数の照明部による検査対象面への照射光の反射光を上記検査対象面側のカメラにより撮像すると共に、検査対象面とは反対側に設置された斜方照明部により硬貨の縁部周辺に光を照射し、縁部周辺、特に縁部外周面からの正反射光を上記カメラによって撮像することにより、縁部外周面のギザ模様、位相等を正確に撮像して検査精度を向上させた硬貨外観検査装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の硬貨外観検査装置は、請求項1に記載するように、搬送路上の撮像位置に到達した硬貨の1面を1面用照明部が照明してその反射光を1面用カメラにより撮像すると共に、前記硬貨の2面を2面用照明部が照明してその反射光を2面用カメラにより撮像し、前記1面用カメラ及び前記2面用カメラによる撮像画像をそれぞれ画像処理して前記硬貨の外観を検査する硬貨外観検査装置において、
前記1面用照明部は、前記硬貨の1面を照明する落射照明部及び拡散照明部と、前記硬貨の1面の平坦部模様及び縁部を照明する斜方照明部と、を備え、
前記2面用照明部は、前記硬貨の2面を照明する落射照明部及び拡散照明部と、前記硬貨の2面の平坦部模様及び縁部を照明する斜方照明部と、を備え、
前記1面用カメラが前記硬貨の1面を撮像する際に、前記2面用照明部の斜方照明部による前記縁部の照射光の正反射光を前記1面用カメラに受光させ、かつ、前記2面用カメラが前記硬貨の2面を撮像する際に、前記1面用照明部の斜方照明部による前記縁部の照射光の正反射光を前記2面用カメラに受光させるものである。
特に、本発明は、前記縁部の照射光の正反射光が、前記縁部の外周面に形成されたギザ模様への照射光の正反射光であることを特徴とする。
本発明によれば、硬貨の縁部外周面のギザ模様を含む縁部周辺の模様を表裏面の模様と共に高精度に撮像することができ、模様の欠け、乱れ、汚れや模様相互間の位相等を含む硬貨の外観を正確に検査することができる。
特に、製造直後で縁部外周面が鏡面状態である硬貨に対しても、縁部外周面からの正反射光を確実に捉えて正確な画像を得ることにより、従来技術に比べて外観検査精度を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る硬貨外観検査装置の構成図である。 図1における切り出し部及びその制御装置の構成図である。 硬貨の撮像位置付近における搬送ガイドの開口部の説明図である。 図1におけるカメラボックスの内部構造を照明光の光路と共に示した断面図である。 図4におけるリング状プリズムの説明図である。 本発明の他の実施形態におけるカメラボックスの内部構造を示した断面図である。 図6における拡散プリズムの説明図である。 図7の拡散プリズムの作用を説明するための断面図である。 本発明の実施形態の全体的な回路構成図である。 図9における主要部の回路構成図である。 図10の各電源部によって駆動される斜方照明部の点灯時間及び光強度の説明図である。 本発明の実施形態の動作を示すタイミングチャートである。 (a)は本発明の実施形態により撮像した500円硬貨の一方の面の撮像画像、(b)は(a)において□で囲った部分の拡大画像である。 (a)は本発明の実施形態により撮像した500円硬貨の他方の面の撮像画像、(b)は(a)において□で囲った部分の拡大画像である。 特許文献1に記載された外観検査装置の光学系の構成図である。 (a)は従来技術により撮像した500円硬貨の一方の面の撮像画像、(b)は(a)において□で囲った部分の拡大画像である。 (a)は、従来技術により撮像した500円硬貨の他方の面の撮像画像、(b)は(a)において□で囲った部分の拡大画像である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
図1(a)は、この実施形態に係る硬貨外観検査装置の概略的な全体構成図、図1(b)は図1(a)における撮像部の側面図、図1(c)は搬送ガイド内の未検査硬貨に作用する力の説明図である。なお、本実施形態の構成は、後述する撮像部250を除けば、特許文献2に記載された外観検査装置とほぼ同様である。
以下では、硬貨の搬送手段を中心にして概略的な構成を説明する。
図1(a)において、硬貨製造ラインの前工程(圧印工程)から投入された未検査硬貨(以下、単に硬貨ともいう)C0は、硬貨フィーダ10によって直立状態で整列され、鉛直方向に配置された搬送ガイド20を経由して切り出し部200に供給される。
硬貨フィーダ10の整列出力能力は、後述する撮像部250の処理能力より高くし、切り出し部200の入口に複数の硬貨C0が連続して滞留するように供給量が制御される。
硬貨フィーダ10は切り出し部200と非同期で硬貨C0を供給するため、切り出し部200の入口に硬貨C0が到達していない状態で切り出し動作を行うと、噛み込みが発生して硬貨C0の破損や装置の停止を招く。そこで、切り出し部200の上流側及び切り出し部200内に硬貨到達センサ301,302を配置し、これらのセンサ301,302により硬貨C0が検出されない場合には、切り出し動作を行わないようにしている。
切り出し部200は、一対の切り出し円盤210,220を互いに逆方向に回転させ、搬送ガイド20内に滞留している硬貨C0を所定の時間間隔をおいて1枚ずつ分離しながら搬送ガイド21方向に送出する。この実施形態では、硬貨C0を重力のみによって送出する(落下させる)のではなく、切り出し円盤210,220の回転力により硬貨C0に一定の初期速度を与えながら送出する。
切り出し部200が硬貨C0を1枚ずつ分離して送出すると、撮像部250に供給される硬貨C0の相互間に隙間ができるため、硬貨C0の縁部には照明光が十分に照射されることになり、縁部からの反射光は後述のレンズ114,124を介して1面用カメラ115、2面用カメラ125に確実に入射する。
切り出し部200では、例えば、500円硬貨を60[ms]おきに切り出せば1系統で1000枚/分を処理することができ、特許文献1の従来技術に比べて、硬貨C0を撮像位置まで搬送する機構を大幅に簡略化することができる。この外観検査装置の上流側に設けられた圧印機(図示せず)の処理能力は850枚/分程度であるから、切り出し部200としては上述した処理能力があれば十分である。
切り出し部200の入口では、硬貨C0の自由落下速度が大きくなり過ぎないように、搬送ガイド20の鉛直部を短くすることが望ましい。
図2は、切り出し部200及びその制御装置の具体的な構成図である。
図2(a)に示すように、切り出し部200は、互いに逆方向に回転する切り出し円盤210,220を備え、これらの切り出し円盤210,220の外周面には、相互間に硬貨C0が1枚入る間隔をおいて複数の切り出し凸部210a,220aがそれぞれ形成されている。P1,P2は、後述する撮像部250による撮像位置であり、303は、硬貨C0が撮像位置P1,P2に到達したことを検出する硬貨到達センサである。
検査対象となる硬貨C0の種類が変更されて硬貨の外径が変わった場合には、搬送ガイド20,21及び切り出し円盤210,220を交換して対応すればよい。
図2(b),(c)は切り出し部200の制御装置の構成例を示している。
図2(b)は、例えば出力が0.1[kW]の同期サーボモータ231,232により切り出し円盤210,220を高速に回転させる例であり、図2(c)は1台の同期サーボモータ233と駆動ギア234とを用いて切り出し円盤210,220を回転させる例である。これらの図において、230は同期サーボ制御器である。
切り出し円盤210,220を同一速度で同期させて回転させると、硬貨C0を回転させずに切り出すことができる。硬貨C0を回転させないことは、硬貨C0の撮像時に表裏面の模様に基づいて周り角検査(硬貨C0の表裏の周方向に沿った圧印模様のずれ角(位相角)の検査)を行うために重要である。
硬貨C0の若干の回転が許容されるのであれば、一つの切り出し円盤を用いて硬貨C0を切り出してもよい。
切り出し部200によって切り出された硬貨C0は、前述した図1(a)におけるx方向(水平方向)のずれやz方向(紙面の手前に向かう方向)の浮きをなくすことが望ましい。切り出し部200から撮像部250に至る搬送ガイド21の搬送面は、摩擦係数を小さくするのは勿論のこと、特にz方向の硬貨C0の浮きをなくすために、硬貨C0の搬送方向を、図1(a)のy方向(鉛直方向、つまり重力が作用する方向)に対して若干傾斜させることが有効である。
図1(b),(c)は、搬送ガイド21における硬貨C0の搬送方向21aすなわち搬送面を、鉛直方向に対して角度θだけ傾斜させた状態を示している。これにより、硬貨C0の質量をmとし、重力加速度をGとすると、図1(c)に示す押し付け力F(=mGcosθ)が硬貨C0から搬送面に加わるので、硬貨C0の浮きを抑制することができる。
図3は、硬貨C0の撮像位置付近における搬送ガイド21の開口部21Bの説明図である。
搬送ガイド21の途中に形成された開口部21Bの、硬貨搬送方向に沿った長さはL1=L2であり、1面用カメラ115及び2面用カメラ125が若干の時間差をおいてほぼ同時に硬貨C0の表裏面及び縁部CXを撮像可能となっている。開口部21Bの形状は、下記の複数の照明部からの照明光が遮られるおそれがなければ、円形、楕円形など、任意の形状で良い。
硬貨C0が撮像位置に到達したことは、前記硬貨到達センサ303により検出される。この硬貨到達センサ303は、外径が異なる複数種類の硬貨に対応させることを考慮して、外径が最小の硬貨が撮像位置に到達したことを検出する位置に設置しておき、外径が大きい硬貨に対しては、外径の差分の移動時間に相当する遅延時間を切り替えて対応すれば良い。例えば、5円硬貨の外径は22.2[mm]、500円硬貨の外径は26.5[mm]であり、両者には4.3[mm]の差がある(半径の差は約2.2[mm])。従って、撮像位置における硬貨C0の搬送速度を1.0[m/s]とすると、上記の半径の差に応じて約2.2[ms]の遅延時間を設定すれば良い。
次に、撮像部250は、図1(b)に示すように、搬送ガイド21の両側に配置されたカメラボックス110,120と、これらの内部にそれぞれ収容された斜方照明部111,121、拡散照明部112,122、落射照明部113,123、レンズ114,124、1面用カメラ115,2面用カメラ125を備えている。
ここで、斜方照明部111、拡散照明部112、落射照明部113は、請求項における1面側照明部を構成し、斜方照明部121、拡散照明部122、落射照明部123は、請求項における2面側照明部を構成している。
図4(a),(b)は、上記カメラボックス110,120の内部構造を照明光の光路と共に示した断面図であり、図4(a)は2面用カメラ125による撮像時の光路を重ねて示し、図4(b)は1面用カメラ115による撮像時の光路を重ねて示してある。
以下、斜方照明部111,121、拡散照明部112,122、落射照明部113,123等の構造を、図4(a),(b)に基づいて説明する。
斜方照明部111,121は、全体がリング状に形成されてその内周面に多数のLEDが配置されており、これらのLEDから指向性の強い光が、硬貨C0の各面の平坦部模様及び縁部CX付近に低角度で照射される。
斜方照明部111,121にそれぞれ隣接している拡散照明部112,122も、全体がリング状に形成されてその内周面に多数のLEDが配置されており、これらのLEDからの照射光は、透明アクリルまたは光学ガラス製のリング状プリズム116,126を介し、指向性の弱い拡散光となって硬貨C0の表裏面全体を照射する。なお、図5(a)はリング状プリズム116,126の正面図、(b)はA-A断面図であり、その全体は中空の円錐を軸に直交する面で切断した構造を有する。
拡散照明部112,122にそれぞれ隣接している落射照明部113,123は、内部底面に配置された多数のLEDによる照射光が、拡散板113a,123a及びハーフミラー113b,123bを介し平行光となって硬貨C0の表裏面を照射する。
次いで、各照明部による光路を説明する。
図4(a)のように2面用カメラ125による撮像時には、硬貨C0の1面側の斜方照明部111からの照射光が硬貨C0の縁部外周面により正反射し、その反射光が硬貨C0の2面側のリング状プリズム126に入射して複数回の反射を繰り返し、その後、レンズ124を介して2面用カメラ125に入射する。また、硬貨C0の2面側の拡散照明部122からの照射光は、リング状プリズム126を介し拡散光となって硬貨C0の2面全体を照射し、その反射光がレンズ124を介して2面用カメラ125に入射する。更に、硬貨C0の2面側の落射照明部123からの照射光は、拡散板123a及びハーフミラー123bを介して硬貨C0の2面全体を照射し、その反射光がレンズ124を介して2面用カメラ125に入射する。
一方、図4(b)のように1面用カメラ115による撮像時の光路は、上述した2面用カメラ125による撮像時と対称になり、2面側の斜方照明部121から照射されて硬貨C0の縁部外周面により正反射し、リング状プリズム116を経て来た光と、拡散照明部112及びリング状プリズム116による硬貨C0の1面全体からの反射光と、落射照明部113による硬貨C0の1面全体からの反射光とが、レンズ114を介して1面用カメラ115に入射する。
なお、図4(a),(b)では、落射照明部113,123のハウジングが光路と干渉しているように描かれているが、上記ハウジングに開口部を設けるか、あるいはハウジング自体を透明材料によって形成することにより、光路と干渉しない構造になっていることは言うまでもない。
次に、図6は、本発明の他の実施形態におけるカメラボックス110,120の内部構造を示した断面図である。
この実施形態では、リング状プリズム116,126の内面に、同じくリング状の透明アクリルまたは光学ガラスからなる拡散プリズム117,127が配置されている。図7(a)は拡散プリズム117,127の正面図、(b)はB-B断面図であり、その全体は、リング状プリズム116,126と同様に中空の円錐を軸に直交する面で切断した構造を有する。
図8は、一例として拡散プリズム127の作用(拡散プリズム117についても同じ)を説明するための断面図である。
拡散照明部122による照射光はリング状プリズム126を通り、透明接着剤等からなる透過面127aを介して拡散プリズム127の拡散反射面127bにより拡散反射する。この拡散反射光は拡散プリズム127の内部を通って拡散反射面127cに達し、再び反射して透過面127dから出射することにより、拡散反射光(間接照明光)として硬貨C0の2面全体を照射する。
また、硬貨C0の1面側の斜方照明部111から照射されて硬貨C0の縁部CXの外周面で正反射した反射光は、リング状プリズム126の内部底面で反射し、更に拡散反射面127cで反射してリング状プリズム126の内部を通過し、図示されていないレンズ124を介して2面用カメラ125に到達するようになっている。
以上のようにして、撮像部250により硬貨C0の表裏面及び縁部CXを1面用カメラ115及び2面用カメラ125によって撮像した画像に基づいて、後述する画像処理PC500内のCPU510が硬貨C0の欠けや模様の位相ずれ、位置ずれ、圧印・刻印の欠け、硬貨の汚れ、縁部CXのギザ模様等を検査して外観の良否を判断し、前述した図1(a)における仕分け部400方向に搬送する。そして、硬貨C0が仕分け部400に搬入されたことを硬貨到達センサ304が検出したら、良品硬貨Cを搬送ガイド91から良品回収ボックス90に回収し、不良品硬貨C1を搬送ガイド61から不良品回収ボックス60に回収する。
次に、図9は、本発明の実施形態の全体的な回路構成図である。
図9において、画像処理PC500は、装置全体を統括的に制御するCPU510と、硬貨到達センサ303からの硬貨到着信号をトリガとして1面用カメラ115による1面画像信号と2面用カメラ215による2面画像信号をそれぞれ処理し、かつ、1面照明用電源部710、2面照明用電源部720,縁部斜方照明用電源部730に対する制御信号を生成する画像処理部501,502と、CPU510による硬貨C0の外観検査結果を検査結果信号として機構制御用のPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)600に出力し、かつ、各電源部710,720,730に対して各照明部の点灯時間及び照明光の強度設定値をディジタル出力するDIO(ディジタル入出力)ボード503と、を備えている。
また、上記PLC600は、検査結果信号及びタイミング信号に基づいて制御リジェクト信号を生成し、装置内の各部に出力するように構成されている。
更に、1面照明用電源部710は、出力ポート「斜方1」、「拡散1」、「落射1」から斜方照明部111、拡散照明部112、落射照明部113にそれぞれ電源電圧を供給すると共に、2面照明用電源部720は、出力ポート「斜方2」、「拡散2」、「落射2」から斜方照明部121、拡散照明部122、落射照明部123にそれぞれ電源電圧を供給する。
また、縁部斜方照明用電源部730は、楕円で囲んだように、1面照明用電源部710の出力ポート「斜方1」にワイヤード・オア接続された出力ポート「斜方22」と、2面照明用電源部720の出力ポート「斜方2」にワイヤード・オア接続された出力ポート「斜方12」と、を有する。
図10は、上述した出力ポート「斜方1」と「斜方22」との接続関係を示す回路であり、図中の1面斜方照明用電源部7101が出力ポート「斜方1」に相当し、縁部斜方照明用電源部7301が出力ポート「斜方22」に相当する。これらの1面斜方照明用電源部7101(斜方1)と縁部斜方照明用電源部7301(斜方22)との出力合計値が、1面側の斜方照明部111に与えられるようになっている。
なお、出力ポート「斜方2」と「斜方12」との出力合計値を2面側の斜方照明部121に与えるための接続関係も同様であるため、図示を省略する。
図10において、1面斜方照明用電源部7101は、図9のDIOボード503から入力される強度設定値に応じて出力電圧を可変とする可変電源部7101aと、この可変電源部7101aに接続されたスイッチング素子7101b及び逆流防止ダイオード7101cとを備え、これらの直列回路の両端が斜方照明部111内の直並列LED群に接続されている。上記スイッチング素子7101bは、図9のDIOボード503から入力される点灯時間設定値に応じてオン/オフ時間が制御される。
縁部斜方照明用電源部7301についても同様に、可変電源部7301aと、この可変電源部7301aに接続されたスイッチング素子7301b及び逆流防止ダイオード7301cとを備え、これらの直列回路の両端が斜方照明部111内の直並列LED群に接続されている。
上記構成により、斜方照明部111内の直並列LED群には、1面斜方照明用電源部7101及び縁部斜方照明用電源部7301から電源電圧が供給され、所定の光強度と点灯時間によって発光するように制御される。
図11は、斜方照明部111の点灯時間及び光強度の一例を示しており、(a)は1面斜方照明用電源部7101からの供給電力による動作、(b)は縁部斜方照明用電源部7301からの供給電力による動作である。なお、点灯時間及び光強度については任意に設定可能である。
次に、図12は、本発明の実施形態の動作を示すタイミングチャートである。
まず、搬送されてきた硬貨C0が撮像部250内の撮像位置に到達したことを硬貨到達センサ303が検出すると、硬貨到達信号が図9の画像処理部501,502に入力される。なお、硬貨C0は少なくとも60[ms]の間隔で撮像位置に到達するように設定されている。
画像処理PC500では、適宜な長さの1面側撮像調整時間を経て、画像処理部501により1面用カメラ115を例えば75[μs]、露光させる。また、これと同時に、DIOボード503からの制御信号により、1面照明用電源部710を駆動して出力ポート「斜方1」、「拡散1」、「落射1」から電源電圧を供給し、1面側照明部(斜方照明部111、拡散照明部112、落射照明部113)を例えば50[μs]、点灯させると共に、斜方照明用電源部730の出力ポート「斜方12」を介して2面照明用電源部720の出力ポート「斜方2」から電源電圧を供給し、2面側照明部(斜方照明部121)を点灯させる。
「斜方1」、「拡散1」、「落射1」、「斜方2」の点灯時間及び光強度は、検査しやすい画像になるように、各々最適値に設定することができる。
これにより、前述した図4(b)に示す点灯状態が得られ、1面側の斜方照明部111、拡散照明部112、落射照明部113からの照明光により硬貨C0の1面側の全体的な模様が撮像されると同時に、2面側の斜方照明部121からの照明光により硬貨C0の縁部外周面のギザ模様等も1面用カメラ115によって正確に撮像することができる。
その後、1面用カメラ115による撮像画像を例えば33[ms]にわたって画像処理部501に転送し、硬貨C0の1面の模様やその位相、異形ギザ模様等が正確に形成されているか否かの画像検査処理を行う。そして、1面側の最終処理として、検査結果をPLC600に通知する。
硬貨C0の2面側の撮像処理については、1面側の撮像調整時間が経過してから例えば100[μs]を経過してから、2面用カメラ125の露光を開始する。
ここで、1面用カメラ115と2面用カメラ125との露光開始時間が100[μs]ずれた場合、搬送中の硬貨C0の移動速度を1[m/s]とすると、100[μs]の間に硬貨C0は鉛直方向に100[μm]ほど移動することになる。しかし、この硬貨C0の位置ずれは画像処理部501,502による演算処理によって補正可能であるため、実質的に、同時刻における硬貨C0の1面、2面、及び縁部周辺の模様を撮像することができる。上記位置ずれに対応する硬貨C0の回転量については、無視しても差し支えない。
2面用カメラ125の露光と同時に、DIOボード503からの制御信号により、2面照明用電源部720を駆動して出力ポート「斜方2」、「拡散2」、「落射2」から電源電圧を供給し、2面側照明部(斜方照明部121、拡散照明部122、落射照明部123)を例えば50[μs]、点灯させると共に、斜方照明用電源部730の出力ポート「斜方22」を介して1面照明用電源部710の出力ポート「斜方1」から電源電圧を供給し、1面側照明部(斜方照明部111)を点灯させる。
「斜方2」、「拡散2」、「落射2」、「斜方1」の点灯時間及び光強度は、検査しやすい画像になるように、各々最適値に設定することができる。
これにより、前述した図4(a)に示す点灯状態が得られ、2面側の斜方照明部121、拡散照明部122、落射照明部123からの照明光により硬貨C0の2面側の全体的な模様が撮像されると同時に、1面側の斜方照明部111からの照明光により硬貨C0の縁部外周面のギザ模様等も2面用カメラ115によって正確に撮像することができる。
2面用カメラ115による撮像画像の転送処理、画像検査処理、検査結果通知処理は前述した1面側と同様である。
そして、全体的な最終処理として、PLC600は1面側の検査結果と2面側の検査結果とを合わせて総合判定を行い、硬貨C0の全体的な外観検査による良否判定を行う。この良否判定の結果に基づいて、図1における仕分け部400を動作させ、良品硬貨Cと不良品硬貨C1とを仕分けるものである。
なお、図12中に示した各処理に要する時間はあくまで例示的な値であり、何ら限定的なものではない。
以上説明した動作により、500円硬貨の1面、2面、及び縁部周辺を撮像した画像を、図13及び図14に示す。
図13(a)は、図6~図8に示した拡散プリズム117,127を併用して撮像した500円硬貨の一方の面の撮像画像であり、図13(b)は(a)において□で囲った部分の拡大画像である。また、図14(a),(b)は、同様に撮像した500円硬貨の他方の面の撮像画像である。
これらの図からわかるように、本発明の硬貨外観検査装置によれば、硬貨の縁部の模様や縁部外周面における各ギザ部分の間隔が不均一である異形ギザ模様、これらの模様と表裏面の文字との間の位相等についても鮮明に撮像できている。このため、本発明は外観検査精度の向上に寄与することができる。
C0:未検査硬貨
C1:不良品硬貨
C:良品硬貨
CX:縁部
P1,P2:撮像位置
G0,GX:模様
10:硬貨フィーダ
20,21,61,91:搬送ガイド
21a:搬送方向(搬送面)
21B:開口部
60:不良品回収ボックス
90:良品回収ボックス
110,120:カメラボックス
111,121:斜方照明部
112,122:拡散照明部
113,123:落射照明部
113a,123a:拡散板
113b,123b:ハーフミラー
114,124:レンズ
115:1面用カメラ
116,126:リング状プリズム
117,127:拡散プリズム
125:2面用カメラ
127a,127d:透過面
127b,127c:拡散反射面
200:切り出し部
210,220:切り出し円盤
210a,220a:切り出し凸部
230:同期サーボ制御器
231,232,233:同期サーボモータ
234:駆動ギア
250:撮像部
301,302,303,304:硬貨到達センサ
400:仕分け部
500:画像処理PC
510:CPU
501,502:画像処理部
503:DIOボード
600:PLC
710:1面照明用電源部
7101:1面斜方照明用電源部(斜方1)
7101a,7301a:可変電源
7101b,7301b:スイッチング素子
7101c,7301c:逆流防止ダイオード
720:2面照明用電源部
730:縁部斜方照明用電源部
7301:縁部斜方照明用電源部(斜方22)

Claims (5)

  1. 搬送路上の撮像位置に到達した硬貨の1面を1面用照明部が照明してその反射光を1面用カメラにより撮像すると共に、前記硬貨の2面を2面用照明部が照明してその反射光を2面用カメラにより撮像し、前記1面用カメラ及び前記2面用カメラによる撮像画像をそれぞれ画像処理して前記硬貨の外観を検査する硬貨外観検査装置において、
    前記1面用照明部は、前記硬貨の1面を照明する落射照明部及び拡散照明部と、前記硬貨の1面の平坦部模様及び縁部を照明する斜方照明部と、を備え、
    前記2面用照明部は、前記硬貨の2面を照明する落射照明部及び拡散照明部と、前記硬貨の2面の平坦部模様及び縁部を照明する斜方照明部と、を備え、
    前記1面用カメラが前記硬貨の1面を撮像する際に、前記2面用照明部の斜方照明部による前記縁部の照射光の正反射光を前記1面用カメラに受光させ、かつ、前記2面用カメラが前記硬貨の2面を撮像する際に、前記1面用照明部の斜方照明部による前記縁部の照射光の正反射光を前記2面用カメラに受光させることを特徴とする硬貨外観検査装置。
  2. 請求項1に記載した硬貨外観検査装置において、
    前記1面用照明部を構成する拡散照明部及び斜方照明部、並びに、前記2面用照明部を構成する拡散照明部及び斜方照明部が、前記硬貨の中心軸を包囲するリング状に形成されていることを特徴とする硬貨外観検査装置。
  3. 請求項1または2に記載した硬貨外観検査装置において、
    前記1面用照明部を構成する拡散照明部からの照射光を拡散させて前記硬貨の1面に照射するリング状プリズムと、前記2面用照明部を構成する拡散照明部からの照射光を拡散させて前記硬貨の2面に照射するリング状プリズムと、をそれぞれ備えたことを特徴とする硬貨外観検査装置。
  4. 請求項3に記載した硬貨外観検査装置において、
    前記リング状プリズムの内面に、当該リング状プリズムへの入射光を拡散して前記硬貨側に照射するためのリング状の拡散プリズムをそれぞれ配置したことを特徴とする硬貨外観検査装置。
  5. 請求項1または2に記載した硬貨外観検査装置において、
    前記縁部の照射光の正反射光が、前記縁部の外周面に形成されたギザ模様への照射光の正反射光であることを特徴とする硬貨外観検査装置。
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