JP2024030878A - 放射パネルおよびその取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 建物内の天井に放射パネルを施工する際の意匠性を容易に高めることができる放射パネルの取付構造を提供する。【解決手段】 建物内の天井に水平方向に間隔をあけて支持された複数の長尺部材40の間に取り付けられる放射パネル1の取付構造であって、長尺部材40は、平板状のウエブ41と、ウエブ41の下部から厚み方向両側に張り出すように設けられて下方に開口する断面コ字状の下フランジ部42とを備えており、放射パネル1は、パネル本体10と、パネル本体10の上面側に設けられて熱媒流体が通過するパイプ20とを備え、パネル本体10は、下面側に突出する複数の突部13を備えており、パネル本体10の両端部が下フランジ部42の上方に配置された状態で突部13の下端が下フランジ部42の下端と略面一になるように、放射パネル1が複数の長尺部材40に支持される。【選択図】 図6
Description
本発明は、放射パネルおよびその取付構造に関する。
室内の冷暖房を行うため、建物の天井に放射パネルを施工することが従来から行われている。建物の天井にシステム天井が利用される場合、システム天井を構成する複数の長尺部材(バー材)の間に、放射パネルを取り付けることができる。
例えば、特許文献1には、図11に下方から見た要部斜視図で示すように、Tバーと呼ばれる断面逆T次状の長尺部材50の水平板部51の上面に、放射パネル60の縁部が支持される構成が、従来技術として開示されている。
放射パネル60の下面側には、下方に突出する断面円弧状の突部61が複数形成されており、隣接する突部61の間に溝部62が形成されている。長尺部材50の水平板部51には突部61の下端部が当接するため、水平板部51の上方に位置する溝部62の端部に室内の照明光が届きにくくなり、この部分に影Sが生じることで意匠性が低下するおそれがある。
このため、特許文献1の発明は、溝部62の端部に照明光が入り込まないように、溝部62の端部を塞ぐ突起を長尺部材50に設けて、影の発生を防止する工夫がなされているが、既存の長尺部材50の形状を変更する必要があるため、対応が困難な場合があった。
一方、既存の長尺部材50には種々の形状のものが存在するため、長尺部材50の形状に合わせて放射パネル60の形状を工夫する余地があった。
そこで、本発明は、建物内の天井に放射パネルを施工する際の意匠性を容易に高めることができる放射パネルおよびその取付構造の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、建物内の天井に水平方向に間隔をあけて支持された複数の長尺部材の間に取り付けられる放射パネルの取付構造であって、前記長尺部材は、上下方向に沿って配置される平板状のウエブと、前記ウエブの下部から厚み方向両側に張り出すように設けられて下方に開口する断面コ字状の下フランジ部とを備えており、前記放射パネルは、形状が互いに異なる第1スパンドレルおよび第2スパンドレルを、縁部同士が重なり合うようにそれぞれ1つ以上を一方向に並列することで、前記第1スパンドレルおよび第2スパンドレルが並列方向の両端部にそれぞれ配置されたパネル本体と、前記パネル本体の下面側に突出する複数の突部と、前記パネル本体の上面側に設けられて熱媒流体が通過するパイプとを備えており、前記パネル本体の前記並列方向の両端部が前記下フランジ部の上方に配置された状態で前記突部の下端が前記下フランジ部の下端と略面一になるように、前記放射パネルが複数の前記長尺部材に支持される放射パネルの取付構造により達成される。
この放射パネルの取付構造において、前記長尺部材は、前記ウエブの上部から厚み方向両側に張り出すように設けられた上フランジ部を更に備えることが好ましく、前記放射パネルは、前記パネル本体の上面側に前記並列方向に沿って配置されて前記第1のスパンドレルおよび第2のスパンドレルを連結する桟部材を更に備えることが好ましい。前記桟部材は、前記並列方向の両端部にそれぞれフック部が設けられていることが好ましく、前記フック部が前記上フランジ部に係合することにより、前記パネル本体と前記下フランジ部との間に隙間が形成されることが好ましい。
前記第1スパンドレルは、前記並列方向の一方端部に水平に設けられた第1重畳部が、他方端部に水平に設けられた第2重畳部よりも高くなるように形成され、一の前記第1スパンドレルの前記第1重畳部が、他の前記第1スパンドレルの前記第2重畳部の上面に重なるように複数が前記並列方向に連続して配置されることが好ましく、前記第2スパンドレルは、前記並列方向の両端部に設けられた第1重畳部および第2重畳部が同じ高さになるように形成され、前記第2スパンドレルの前記第1重畳部が、前記第1スパンドレルの前記第2重畳部の上面に重なるように配置されることが好ましい。この構成によれば、前記放射パネルの前記並列方向の両端部は、前記第1スパンドレルの前記第1重畳部および前記第2スパンドレルの前記第2重畳部によってそれぞれ形成することができる。
前記突部は、断面が直線状または円弧状に形成されていることが好ましく、前記並列方向に沿って等間隔に配置されていることが好ましい。
また、本発明の前記目的は、建物内の天井に水平方向に間隔をあけて支持された複数の長尺部材の間に取り付けられる放射パネルであって、形状が互いに異なる第1スパンドレルおよび第2スパンドレルを、縁部同士が重なり合うようにそれぞれ1つ以上を一方向に並列することで、前記第1スパンドレルおよび第2スパンドレルが並列方向の両端部にそれぞれ配置されたパネル本体と、前記パネル本体の下面側に突出する複数の突部と、前記パネル本体の上面側に設けられて熱媒流体が通過するパイプと、前記パネル本体の上面側に前記並列方向に沿って配置されて前記第1のスパンドレルおよび第2のスパンドレルを連結する桟部材とを備え、前記桟部材は、前記並列方向の両端部にそれぞれフック部が設けられており、前記フック部が前記長尺部材の上部に係合することにより、前記突部の下端が前記長尺部材の下端と略面一になる放射パネルにより達成される。
本発明の放射パネルおよびその取付構造によれば、建物内の天井に放射パネルを施工する際の意匠性を容易に高めることができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る放射パネルの平面図であり、図2は、図1のA-A断面図である。本実施形態の放射パネル1は、建物内の天井に取り付けられる冷暖房用の放射パネルであり、図1および図2に示すように、パネル本体10と、パネル本体10の下面側に突出する突部13と、パネル本体10の上面側に設けられたパイプ20および桟部材30とを備えている。
パネル本体10は、平面視矩形状の第1スパンドレル11および第2スパンドレル12を、縁部同士が重なり合うように短手方向に並列配置し、並列方向Dに延びる複数の桟部材30により一体的に連結して構成されている。第1スパンドレル11および第2スパンドレル12は、パネル本体10の両端部にそれぞれ配置されればよく、それぞれの個数は1つ以上であれば特に限定されない。本実施形態のパネル本体10は、5つの第1スパンドレル11が連続するように配置され、この隣りに1つの第2スパンドレル12が配置されている。第1スパンドレル11および第2スパンドレル12は、アルミニウム等の熱伝導率が高い金属材料等からなり、断面が波状となるように形成されることで、下面側に突出する断面円弧状の突部13が並列方向Dに沿って等間隔に配置されている。
図3は、第1スパンドレル11の断面図である。図3に示すように、第1スパンドレル11の短手方向の両側縁部には、水平に延びる第1重畳部11aおよび第2重畳部11bがそれぞれ設けられている。第1重畳部11aは、突部13から短手方向外方に張り出すように形成されている。一方、第2重畳部11bは、突部13から短手方向内方に折り返すように形成されている。第1重畳部11aは、第2重畳部11bよりも第1スパンドレル11の厚み分だけ上方に位置しており、複数の第1スパンドレル11を並列配置したときに、一の第1スパンドレル11の第1重畳部11aが、他の第1スパンドレル11の第2重畳部11bの上面に重なる。
第1重畳部11aおよび第2重畳部11bには、上面側に突出する係合リブ11cが、それぞれ長手方向の全体にわたって設けられている。各係合リブ11cは、第1重畳部11aおよび第2重畳部11bが互いに重なり合った状態で隣接し、上端部が略同じ高さ位置になるように形成されている。
図4は、第2スパンドレル12の断面図である。図4に示すように、第2スパンドレル12は、第1スパンドレル11とは形状が相違しており、短手方向の両側縁部に形成された第1重畳部12aおよび第2重畳部12bが、いずれも突部13から短手方向外方に張り出して水平に延びるように形成されている。第1重畳部12aおよび第2重畳部12bは、いずれも同じ高さに位置しており、図3に示す第1スパンドレル11の第2重畳部11bの上面に、第2スパンドレル12の第1重畳部12aが重なった状態で、第1スパンドレル11および第2スパンドレル12の突部13の下端が略面一になるように形成されている。第1重畳部12aおよび第2重畳部12bには、第1スパンドレル11の第1重畳部11aおよび第2重畳部11bと同様に、上面側に突出する係合リブ12cが長手方向の全体にわたって設けられている。
パイプ20は、流路が蛇行するように配置されており、内部を熱媒流体が通過する。パイプ20の材料は特に限定されないが、アルミニウム等からなる金属管や、二層管あるいは三層管など、軽量且つある程度の剛性を有する材料を好ましく例示することができる。パイプ20の直線部分は、突部13の上面側となる溝状の嵌合部に嵌め込まれて、パネル本体10に保持されている。
桟部材30は、例えば溝型鋼を使用することができ、断面コ字状の開口がパネル本体10を向くように、パネル本体10の長手方向に間隔をあけて複数(本実施形態では3つ)配置されている。桟部材30の下部には、係合部31および押圧部32が、いずれも切欠状にそれぞれ複数形成されている。各係合部31は、パネル本体10の係合リブ11c,12cと係合し、第1スパンドレル11同士、あるいは、第1スパンドレル11と第2スパンドレル12とを連結する。押圧部32は、パイプ20を押圧してパネル本体10に固定する。3つの桟部材30のうち、パネル本体10の長手方向両側に配置された桟部材30には、取付用のフック部33が両端部にそれぞれ設けられている。
図5は、本発明の一実施形態に係る放射パネルの取付構造を示す分解斜視図である。図5に示す放射パネルの取付構造は、上述した放射パネル1と、放射パネル1が取り付けられる複数の長尺部材40とを備えている。複数の長尺部材40は、システム天井のバー材であり、建物内の天井に吊りボルト(図示せず)により吊り下げ支持されて、格子状(グリッド状)に配置されている。図5においては、放射パネル10の短手方向両側を支持する2つの長尺部材40のみを図示している。
長尺部材40は、上下方向に沿って配置される平板状のウエブ41と、ウエブ41の下部および上部からそれぞれ厚み方向両側に張り出すように設けられた下フランジ部42および上フランジ部43とを備えている。下フランジ部42は、上フランジ部43よりも張り出し幅が大きくなるように形成されている。
長尺部材40の断面形状は、従来から種々のものが存在するが、本実施形態の長尺部材40は、いわゆるYバーと呼ばれるものであり、下フランジ部42が二股に分岐して下方に開口する断面コ字状に形成されている。放射パネル1は、桟部材30に設けられたフック部33が長尺部材40の上部である上フランジ部43に係合することにより、短手方向両側が複数の長尺部材40にそれぞれ支持される。
図6は、図5に示す放射パネルの取付構造の断面図である。図6に示すように、パネル本体10の並列方向Dの両端部は、第1スパンドレル11の第1重畳部11aおよび第2スパンドレル12の第2重畳部12bによってそれぞれ形成される。放射パネル1が複数の長尺部材40に支持されると、パネル本体10の並列方向Dの両端部11a,12bが、長尺部材40の下フランジ部42の上方に配置されると共に、突部13の下端が、下フランジ部42の下端と略面一になる。これにより、複数の放射パネル1を並列方向Dに沿って連続的に配置したときに、下フランジ部42の開口が、隣接する複数の突部13間に形成される溝部と同化されて目立ち難くなるため、意匠性を向上させることができる。
また、放射パネル1の長手方向端部と長尺部材40との関係においても、突部13の下端が下フランジ部42の下端(すなわち長尺部材40の下端)と略面一になることで、図11に示す従来の取付構造のように溝部62の端部に影Sが発生するのを確実に防止することができる。したがって、これによっても放射パネル1の取付構造の意匠性を高めることができる。
パネル本体10の並列方向Dの両端部11a,12bは、下フランジ部42の上面に接触してもよいが、放射パネル1は、フック部33を介して長尺部材40に支持されるため、図7に示すように、パネル本体10の両端部11a,12bと下フランジ部42の上面との間に、若干の隙間Sが形成されてもよい。この構成によれば、パネル本体10からの冷熱または温熱の放射に加えて、パネル本体10の上面側で発生した冷風または温風を、隙間Sを介して室内に供給することができるので、冷暖房効果を高めることができる。但し、パネル本体10の両端部11a,12bは下フランジ部42の上面に密着してもよく、この場合は放射パネル1がフック部33を備えない構成であってもよい。
本実施形態の放射パネル1の取付構造は、上述したようにYバーと呼ばれる断面コ字状の下フランジ部42を備える長尺部材40を備えるものである。但し、既存の長尺部材40には種々の断面形状のものが存在しており、形状が異なる長尺部材40に対しても、本実施形態の放射パネル1を容易に対応させることができる。
図8は、本発明の応用例に係る放射パネルの取付構造の断面図である。図8に示す放射パネル101は、図2等に示す本実施形態の放射パネル1において、他方端部に設けられた第2スパンドレル12を、一方端部の第3スパンドレル112に置き換えたものであり、その他の構成については本実施形態の放射パネル1と同様である。図8において、図2等と同様の構成部分に同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。図8に示す長尺部材140は、一般にTバーと呼ばれるバー材であり、上下方向に沿って配置されるウエブ141の下部に設けられた下フランジ部142が、水平に延びる平板状に形成されている。放射パネル101は、並列方向Dの両端部の突部13が、下フランジ部142の上方に配置される。
図9は、図8に示す第3スパンドレル112の断面図である。図9に示すように、第3スパンドレル112は、第1スパンドレル11とは形状が相違しており、短手方向の両部縁部に形成された第1重畳部112aおよび第2重畳部112bが、いずれも突部13から短手方向内方に折り返されて水平に延びるように形成されている。第1重畳部112aおよび第2重畳部112bは、いずれも同じ高さに位置しており、図8に示すように、第3スパンドレル112の第2重畳部112bの上面に、第1スパンドレル11の第1重畳部11aが重なった状態で、第1スパンドレル11および第2スパンドレル12の突部13の下端が略面一になるように形成されている。第1重畳部112aおよび第2重畳部112bには、上面側に突出する係合リブ112cが長手方向の全体にわたって設けられている。
このように、本実施形態の放射パネル1は、パネル本体10の一部を構成する第1スパンドレル11を取り替えるだけで、形状が異なる他の長尺部材140にも取り付け可能であり、種々の施工現場に低コストで容易に対応することができる。
本実施形態の放射パネル1の突部13は、断面が円弧状に形成されており、並列方向Dに沿って等間隔に配置されているが、突部13の断面形状は特に限定されるものではなく、例えば、図10に示すように、断面が鉛直方向に直線状に延びる複数の突部13が等間隔に配置された構成であってもよい。この場合、第1スパンドレル11および第2スパンドレル12は、水平な平板状に形成することができる。
1 放射パネル
10 パネル本体
11 第1スパンドレル
11a 第1重畳部
11b 第2重畳部
12 第2スパンドレル
12a 第1重畳部
12b 第2重畳部
13 突部
20 パイプ
30 桟部材
33 フック部
40 長尺部材
41 ウエブ
42 下フランジ部
43 上フランジ部
10 パネル本体
11 第1スパンドレル
11a 第1重畳部
11b 第2重畳部
12 第2スパンドレル
12a 第1重畳部
12b 第2重畳部
13 突部
20 パイプ
30 桟部材
33 フック部
40 長尺部材
41 ウエブ
42 下フランジ部
43 上フランジ部
Claims (5)
- 建物内の天井に水平方向に間隔をあけて支持された複数の長尺部材の間に取り付けられる放射パネルの取付構造であって、
前記長尺部材は、上下方向に沿って配置される平板状のウエブと、前記ウエブの下部から厚み方向両側に張り出すように設けられて下方に開口する断面コ字状の下フランジ部とを備えており、
前記放射パネルは、
形状が互いに異なる第1スパンドレルおよび第2スパンドレルを、縁部同士が重なり合うようにそれぞれ1つ以上を一方向に並列することで、前記第1スパンドレルおよび第2スパンドレルが並列方向の両端部にそれぞれ配置されたパネル本体と、
前記パネル本体の下面側に突出する複数の突部と、
前記パネル本体の上面側に設けられて熱媒流体が通過するパイプとを備えており、
前記パネル本体の前記並列方向の両端部が前記下フランジ部の上方に配置された状態で前記突部の下端が前記下フランジ部の下端と略面一になるように、前記放射パネルが複数の前記長尺部材に支持される放射パネルの取付構造。 - 前記長尺部材は、前記ウエブの上部から厚み方向両側に張り出すように設けられた上フランジ部を更に備えており、
前記放射パネルは、前記パネル本体の上面側に前記並列方向に沿って配置されて前記第1のスパンドレルおよび第2のスパンドレルを連結する桟部材を更に備え、
前記桟部材は、前記並列方向の両端部にそれぞれフック部が設けられており、
前記フック部が前記上フランジ部に係合することにより、前記パネル本体と前記下フランジ部との間に隙間が形成される請求項1に記載の放射パネルの取付構造。 - 前記第1スパンドレルは、前記並列方向の一方端部に水平に設けられた第1重畳部が、他方端部に水平に設けられた第2重畳部よりも高くなるように形成され、一の前記第1スパンドレルの前記第1重畳部が、他の前記第1スパンドレルの前記第2重畳部の上面に重なるように複数が前記並列方向に連続して配置され、
前記第2スパンドレルは、前記並列方向の両端部に設けられた第1重畳部および第2重畳部が同じ高さになるように形成され、前記第2スパンドレルの前記第1重畳部が、前記第1スパンドレルの前記第2重畳部の上面に重なるように配置され、
前記放射パネルの前記並列方向の両端部は、前記第1スパンドレルの前記第1重畳部および前記第2スパンドレルの前記第2重畳部によってそれぞれ形成される請求項1または2に記載の放射パネルの取付構造。 - 前記突部は、断面が直線状または円弧状に形成されており、前記並列方向に沿って等間隔に配置されている請求項1または2に記載の放射パネルの取付構造。
- 建物内の天井に水平方向に間隔をあけて支持された複数の長尺部材の間に取り付けられる放射パネルであって、
形状が互いに異なる第1スパンドレルおよび第2スパンドレルを、縁部同士が重なり合うようにそれぞれ1つ以上を一方向に並列することで、前記第1スパンドレルおよび第2スパンドレルが並列方向の両端部にそれぞれ配置されたパネル本体と、
前記パネル本体の下面側に突出する複数の突部と、
前記パネル本体の上面側に設けられて熱媒流体が通過するパイプと、
前記パネル本体の上面側に前記並列方向に沿って配置されて前記第1のスパンドレルおよび第2のスパンドレルを連結する桟部材とを備え、
前記桟部材は、前記並列方向の両端部にそれぞれフック部が設けられており、
前記フック部が前記長尺部材の上部に係合することにより、前記突部の下端が前記長尺部材の下端と略面一になる放射パネル。
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