JP2024025308A - 逆止弁 - Google Patents

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JP2024025308A
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栄治 大川内
Eiji Okawachi
拓也 西尾
Takuya Nishio
祐輝 高木
Yuki Takagi
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Nitto Kohki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Nitto Kohki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】摺動性を有する部位を備えてもガス流れの不均一を抑制することができる逆止弁を提供する。【解決手段】流路の一部となる穴を具備するシートと、シートの穴を塞ぐことで弁を閉じる弁体と、弁体を内包する筒状のホルダと、を備え、弁体は、円筒形状又は円柱形状の弁体本体部と、弁体本体部の外周面から弁体本体部の半径方向に突出してホルダの内面に接触するリップ部と、を備え、リップ部は、弁体本体部の周方向に一周するように環状である、又は、弁体本体部の周方向に等間隔に複数配置されている。【選択図】図1

Description

本開示は逆止弁に関する。
特許文献1には、逆止弁において、弁体の周囲に摺動抵抗付与部材を配置することが記載されている。
特開2013-231507号公報
特許文献1のように従来の逆止弁に具備される摺動抵抗付与部材はCリング型となっておりガスの流れが不均一となるおそれがある。
本開示では上記問題を鑑み、摺動性を有する部位を備えてもガス流れの不均一を抑制することができる逆止弁を提供することを課題とする。
本願は、逆止弁において、流路の一部となる穴を具備するシートと、シートの穴を塞ぐことで弁を閉じる弁体と、弁体を内包する筒状のホルダと、を備え、弁体は、円筒形状又は円柱形状の弁体本体部と、弁体本体部の外周面から弁体本体部の半径方向に突出してホルダの内面に接触するリップ部と、を備え、リップ部は、弁体本体部の周方向に一周するように環状である、又は、弁体本体部の周方向に等間隔に複数配置されている、逆止弁を開示する。
本開示によれば、リップ部によって摺動性を得ることができる。また、リップ部を弁体本体部の周方向に一周するように環状である、又は、弁体本体部の周方向に等間隔に複数配置されていることで、ガスの流れを均一にすることが可能である。
図1(a)はレセプタクルの半断面図、図1(b)は逆止弁の断面図である。 図2は弁体の外観を示す図である。 図3は他の形態例を説明する図である。 図4は他の形態例を説明する図である。 図5は他の形態例を説明する図である。
1.レセプタクル
図1(a)には、1つの形態にかかる逆止弁を具備するレセプタクル10の半断面図を示した。レセプタクル10(継手機構)は、例えば燃料電池車に搭載される燃料タンク(車載タンク)に配管等を介して接続されており、その燃料タンクに水素等の燃料ガスを充填する際に、燃料ガス供給ノズルが着脱可能に接続されるものであって、ガス充填口として機能する。なお、燃料ガス供給源は、例えば、燃料ガス充填所に設置される。
レセプタクル10は、矢印Sで示す方向に沿って流れる燃料ガス流路10aの最上流側に、燃料ガス供給ノズルが接続される接続口11を有している。また、接続口11の内周に形成された環状溝11aには、Oリング12が嵌合しており、燃料ガス供給ノズルの端部が、そのOリング12に当接して接続口11に係止される。これにより、燃料ガス供給ノズルの端部外周面と接続口11内周面との間がシールされる。
さらに、接続口11における環状溝11aの後段の内側部分は縮径されており、その部位には、Oリング12よりも径が小さいOリング13が設けられている。このOリング13は、燃料ガス供給ノズルよりも小径の燃料ガス供給ノズルを接続口11に係止するためのものである。これにより、比較的小径の燃料ガス供給ノズルの端部外周面と接続口11内周面との間がシールされる。
また、燃料ガス流路10a内のOリング13の係止位置よりも下流側には、逆止弁20が設けられている。なお、レセプタクル10の燃料ガス流路10aにおける下流側端部には、燃料タンク等に接続された配管の端部が接続される。
2.逆止弁
図1(b)には、図1(a)に示すレセプタクル10に備わる逆止弁20の概略構成を断面図で表した。逆止弁20は、ホルダ21と、シート22と、弁体25と、弁体25を付勢する弾性体40と、を具備している。
そして流体である燃料ガスをシート22の側から弁体25の側へ流通可能とするものである。なお、以下の説明において、逆止弁20においてシート22の側を上流側、その反対側を下流側ともいう。
2.1.ホルダ
ホルダ21は、その内側に弁体25を収納する筐体であって、両端に底を具備しない(開口端を有する)筒状の部材であり本形態では円筒である。この開口端における開口は燃料ガス流路10aの一部を構成する。
その開口端のうち下流側の開口端では開口が狭められ開口21bが形成されており、弾性体40の一端が引っ掛かって保持できるように段差21aが形成されている。
2.2.シート
シート22は環状の部材であり、ホルダ21の上流側の開口端に被せられるように配置される。これによりシート22の環状である内側の穴22aが燃料ガス流路10aの一部を構成する。
また、穴22aのうちホルダ21側では、後述する弁部27の少なくとも一部が挿入され流体を遮断して気密を得られるように、弁部27の外形に合わせた内側形状を具備することができる。本形態では下流側に向けて穴22aが広がるテーパ形状である。
2.3.弁体
弁体25は筒状であるホルダ21の内側に内包されるように配置され燃料ガス流路10aの開放と閉鎖を切り替える部材である。図2に弁体25の外形を表した。図2(a)が斜視図、図2(b)が筒状であるホルダ21の軸線L方向で弁部27側から見た図、図2(c)が軸線方向が紙面左右方向となるように見た図である。また、図1(b)には弁体25の断面図が表れている。
これら図からわかるように、弁体25は、弁体本体部26、弁部27、リップ部28、及び、弾性体取り付け部29を有している。各部位は以下のように構成されている。
弁体本体部26は上流側の端部に底を有する筒状の部材で、本形態では円筒状である。弁体本体部26の筒の軸線はホルダ21の筒の軸線と概ね同軸となる。また、弁体本体部26の筒の内側の空洞26aが燃料ガス流路10aの一部を構成する。
また弁体本体部26の側面には、弁体本体部26の外部から内部の空洞26aに連通する連通穴26bが設けられている。本形態ではこれにより穴22aから流入したガスを空洞26aに流入させることができる。
弁部27は弁体本体部26の底のうち外側に設けられた突起状の部材であり、シート22に対向するように配置されている。弁部27がシート22の穴22aの内側に挿入されて穴22aと接触して気密をとることで燃料ガス流路10aが閉鎖状態となり、弁部27が穴22aの内面から離脱することで燃料ガス流路10aが開放状態となる。
本形態で弁部27はシート22に向かって先細りする円錐台形状を有している。これによりテーパ面が楔として機能して閉鎖状態における気密性を高めることができる。
リップ部28は弁体本体部26の外周面から弁体本体部26の半径方向に突出する部位である。図1(b)からわかるようにリップ部28がホルダ21の内面に接触して摺動部材として機能する。
本形態のリップ部28は弁体本体部26の半径方向に延びる第一部28aと、第一部28aの先端から弁部27の側(上流側)に延びる第二部28bと、を有している。これにより第二部28がホルダ21の内面に接触した際に弾性変形して摺動時に柔軟に変形できるので、弁体25の移動の円滑性を高めることができる。なお、図2(c)に点線Aで示したように第二部28bはその先端に向かうにつれて軸線Lから離れるように傾斜させてもよい。これによれば図1(b)のように弁体25をホルダ21の内側に配置したとき第二部28bがホルダ21の内面を押圧するため、ホルダ21の内側における弁体25の配置安定性を高めることができる。
本形態でリップ部28は弁体本体部26の外周方向に4つ設けられ、これらは等間隔に配置されている。すなわち図2からもわかるようにリップ部28は軸線L周りに90°ずつずれるように配置されている。
本開示ではリップ部が複数設けられる場合、リップ部は弁体本体部26の外周方向に等間隔で配置される。これにより弁体25が軸線Lとは異なる方向に移動し難くなり軸線Lの方向への移動の円滑性を高めることができる。また本形態では4つのリップ部28を備えているがこれに限られることはなく、2つ、3つ、及び、5つ以上であってもよい。安定性の向上の観点からは3つ以上であることが好ましい。
弾性体取り付け部29は筒状の部材であり、本形態では円筒状である。弾性体取り付け部29は弁体本体部26と同軸に配置され、その一端が弁体本体部26に接続されている。従って弾性体取り付け部29の他端は穴21bに対向するように配置される。
弾性体取り付け部29の外形は弁体本体部26の外形よりも小さく、弁体本体部26と弾性体取り付け部29との接続部分で段差が形成され、この段差に弾性部材40の一方の端部が引っ掛かるように配置される。
また、弾性体取り付け部29の内部空洞29aは弁体本体部26の内部空洞26aに連続しており、燃料ガス流路10aの一部となる。
以上説明した弁体25は特に限定されることはないが樹脂により構成することができる。樹脂の種類も特に限定されることはないが、例えばポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を用いることができる。
2.4.弾性体
弾性体40は弁体本体部26、弁部27をシート22側に付勢する部材である。本形態では弾性体40としてバネが適用されており、バネが弾性体取り付け部29に巻き付けられるように配置されその一端が弁体本体部26と弾性体取り付け部29との段差に引っ掛けられ、その他端がホルダー21の開口21bの側の段差に引っ掛けられるように配置される。
3.作用等
弁体25は通常時(燃料ガスが供給されていない状態)では弾性体40の付勢力により弁部27がシート22の穴22a内に配置され気密を保って押圧されている。これにより下流側からのガスの逆流が抑えられる。そして燃料ガスが上流側から供給されると燃料ガスが穴22aから入り、弁部27を押して弾性体40の付勢力に抗して弁体25を下流側に移動させる。これにより弁部27が穴22aから離脱して隙間ができ、燃料ガスは順方向(上流側から下流側)に流れる。
本開示の逆止弁によれば、弁体のリップ部を摺動部材として使用することで、一部品で従来技術と同様の摺動効果を得ることができるため、従来に対して部品点数を削減し、低コスト化をすることが可能である。また、リップ部を周方向に等間隔で複数配置することで、ガスを軸線の方向に均一に流すことができ、摺動部材としてのリップ部にかかるガス流や動圧が軸線の方向に対して均一となり、弁体が円滑に移動することができる。また水分などの異物が流入した際に、一部に偏ることを抑制することもできる。
4.他の形態
図3~図5には他の形態にかかる逆止弁20について説明する図を示した。各例について図面を参照しつつ説明する。
図3(a)は逆止弁20のうち弁体25を示した図であり図2(c)と同じ視点による図である。図3(a)の例ではリップ部28の第二部28bが第一部28aの先端から弁部27とは反対方向(下流側)に延びている。このような形態では弁体の閉弁時に受圧面積が大きくなり、さらに安定した閉弁が可能となる。
図3(b)は逆止弁20のうち弁体25を示した図であり図2(c)と同じ視点による図である。図3(b)の例では軸線Lに沿った方向にさらに他のリップ部28を有している。すなわち、弁部27の側に設けられたリップ部28の第二部28bは弁部27の側(上流側)に延び、弁部27とは反対側に設けられたリップ部28の第二部28bは弁部27とは反対側(下流側)に延びるように構成されている。
これによれば、弁体の開閉弁時の受圧面積が大きくなり、安定した弁開閉が可能となる。
図4は本例にかかる弁体25の外形を表した。図4(a)が斜視図、図4(b)が筒状であるホルダ21の軸線方向で弁部27側から見た図、図4(c)が軸線方向が紙面左右方向となるように見た図である。図4の例ではリップ部28が1つであるが、弁体本体部26の周方向に一周するように環状に形成されている。
これによればリップ部28における受圧面積が大きくなり、安定した弁開閉が可能となる。
図4の形態のリップ部28は、図2の例で説明した形態のリップ部28が環状に延びた形状であるが、これに限らず図3(a)及び図3(b)に示したリップ部28の形状が環状に延びたものあってもよい。
図5は逆止弁20の断面を示した図であり、図1(b)と同じ視点による図である。図5の例では、燃料ガス流路が弁体25には形成されておらず弁体本体部26、及び、弾性体取り付け部29は柱(本形態では円柱)状である。そして、燃料ガス流路はホルダ21の内側から外側に延び、さらに外側から内側に戻る流路21aにより形成されている。この流路21aはリップ部28を挟んで上流側と下流側のそれぞれにホルダ21の内側に開口部を有し、この開口部同士が連通する流路である。
図5の形態によれば弁体25に燃料ガス流路のための空洞を設ける必要がなく、弁体25の強度を高めることができる。
10…レセプタクル、20…逆止弁、25…弁体、28…リップ部

Claims (1)

  1. 流路の一部となる穴を具備するシートと、
    前記シートの前記穴を塞ぐことで弁を閉じる弁体と、
    前記弁体を内包する筒状のホルダと、を備え、
    前記弁体は、円筒形状又は円柱形状の弁体本体部と、
    前記弁体本体部の外周面から前記弁体本体部の半径方向に突出して前記ホルダの内面に接触するリップ部と、を備え、
    前記リップ部は、前記弁体本体部の周方向に一周するように環状である、又は、前記弁体本体部の周方向に等間隔に複数配置されている、
    逆止弁。
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