JP2024024962A - 印刷システム、サーバー、印刷装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】給紙口の数が少なく用紙の積載可能量も少ない家庭用等の印刷装置では、用紙の在庫管理を適切に実施できず、適切なタイミングでの用紙の配送もできなかった。【解決手段】印刷装置101は、給紙部にセットされた新たな用紙の用紙情報の入力を受け付け、該用紙情報をサーバー102に送信して用紙の残量を管理するための管理情報の登録を依頼する。また、用紙の消費に応じて用紙の用紙情報をサーバー102に送信して用紙の消費を通知する。サーバー102は、印刷装置101からの登録の依頼に応じて、用紙情報に対応する用紙の残量を管理する管理情報を登録し、その残量を該用紙情報から特定可能なパッケージの用紙枚数とする。また、印刷装置101からの用紙の消費の通知に応じて、管理情報で管理する残量を減らして用紙の残量を適切に管理する。さらに、管理情報で管理する残量に基づいて用紙を配送するための処理を開始する。【選択図】図1
Description
本発明は、印刷装置に用いられる印刷用紙の在庫管理が可能な印刷システム、サーバー、印刷装置、制御方法、及びプログラムに関する。
インクやトナーを用いて印刷用紙に印刷する印刷装置では、印刷用紙の在庫を管理し、在庫が完全になくなる前に印刷用紙を補充することで、ダウンタイムを削減し、生産性を高めることができる。なお、印刷用紙には複数のサイズや種類があるため、サイズや種類ごとに印刷用紙の在庫の管理をする必要がある。
特許文献1では、印刷データ中の用紙情報に基づいて出力枚数を計数することにより、在庫枚数で印刷できる期間を予測する技術が提案されている。この技術は、在庫で印刷できる期間を予測することによって、在庫がなくなる前に用紙を購入することができるようになり、ダウンタイムの削減に貢献することが可能な技術である。
近年、消耗品の在庫状況に応じて消耗品を自動的に配送するサービスが実施されており、消耗品である用紙の在庫管理技術も必要とされている。
近年、消耗品の在庫状況に応じて消耗品を自動的に配送するサービスが実施されており、消耗品である用紙の在庫管理技術も必要とされている。
印刷装置には、省スペースや低コストの観点から、印刷用紙をセットする給紙口の数や印刷用紙の積載枚数が少ない印刷装置もある。例えば、家庭用の印刷装置がこれに当たる。このような印刷装置では、様々な種類やサイズの印刷用紙を用途に応じて交換して給紙口にセットしながら利用する。そのため、印刷時に設定する用紙の設定と実際に給紙口にセットされた用紙とが異なる場合があり得る。このような場合、特許文献1の技術では、誤って設定した用紙情報を基にカウントしてしまい、在庫管理が適切に行われない可能性がある。
例えば上述の家庭用の印刷装置のように省スペースや低コストの印刷装置では、給紙口にセットできる用紙の数が少ない場合がある。このような印刷装置では、購入した1つのパッケージ(一般的に所定量の用紙からなる用紙群が1つのパッケージ(一冊)として販売される)の用紙の全てを一度に印刷装置にセットすることができず、セットした用紙が少なくなったタイミングや無くなったタイミングで、該パッケージの残りの用紙をセットすることになる。そのため、印刷装置の給紙口にセットされた用紙の残量を測定するセンサを用いたとしても、まだセットされていない用紙の在庫管理をすることはできない。
一方で、家庭用等の印刷装置を在宅勤務や在宅学習、サテライトオフィスといったスペースが限られる環境で用いられる場合、印刷用紙の在庫を大量に保管するスペースが不足するため、適切なタイミングで自動的に印刷用紙を配送するサービスが求められる。そのため、給紙口の数が少なく用紙の積載可能量も少ない家庭用等の印刷装置であっても、印刷用紙の在庫管理を適切に実施し、最適なタイミングで用紙を配送する仕組みが求められる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明は、用紙の適切な在庫管理が可能となり、適切なタイミングで用紙の配送を行うことができ、ユーザの利便性を各段に向上することができる仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、印刷装置と、サーバーとが通信可能な印刷システムであって、前記印刷装置は、前記印刷装置の給紙部にセットした新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の用紙情報を入力するための入力手段と、前記入力手段で入力された用紙情報を前記サーバーに送信して前記新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報の登録を依頼する第1通知手段と、前記印刷装置において用紙が消費されたことに応じて、該消費された用紙の用紙情報を前記サーバーに送信して該用紙情報に対応する用紙が消費されたことを前記サーバーに通知する第2通知手段と、を有し、前記サーバーは、前記印刷装置からの登録の依頼に応じて、前記印刷装置から受信した用紙情報に対応する前記一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報を前記印刷装置に紐づけて登録し、該管理情報で管理する残量を該用紙情報から特定可能な前記一まとまりの用紙の量とする登録手段と、前記印刷装置からの用紙の消費の通知に応じて、前記印刷装置から受信した用紙情報に対応する前記管理情報で管理する残量を減らすように該管理情報を更新する更新手段と、を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、用紙の適切な在庫管理が可能となり、適切なタイミングで用紙の配送を行うことができ、ユーザの利便性を各段に向上することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
〔第1実施形態〕
本実施形態における印刷システムは、印刷装置とサーバーから構成されるシステムである。以下、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態における印刷システムのシステム全体の構成の一例を示す図である。
本実施形態における印刷物提供システムは、ネットワーク103を介して印刷装置101とサーバー102が相互に通信可能な構成となっている。なお、複数台の印刷装置101をネットワーク103に接続することも可能である。また、印刷装置101は、有線でネットワーク103に接続される構成でも、でネットワーク103に無線で接続される構成でもよい。
本実施形態における印刷システムは、印刷装置とサーバーから構成されるシステムである。以下、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態における印刷システムのシステム全体の構成の一例を示す図である。
本実施形態における印刷物提供システムは、ネットワーク103を介して印刷装置101とサーバー102が相互に通信可能な構成となっている。なお、複数台の印刷装置101をネットワーク103に接続することも可能である。また、印刷装置101は、有線でネットワーク103に接続される構成でも、でネットワーク103に無線で接続される構成でもよい。
ネットワーク103は、インターネット等を含むネットワークを想定しているが、これに限定されるものではない。また、ネットワーク103には有線のネットワークと無線のネットワークが含まれる構成でもよい。
本実施形態では、印刷装置101として、インクジェット方式の印刷装置を例に説明するが、電子写真方式の印刷装置や他の印刷方式の印刷装置でもよい。
サーバー102は、1台のコンピュータにより実現されるものであっても、複数のコンピュータにより実現されるものであってもよい。例えば、サーバー102は、クラウドコンピューティングの技術を利用して実現されるクラウドサービス型のサーバーであってもよいし、オンプレミス(on-premises)型のサーバーであってもよい。
サーバー102は、1台のコンピュータにより実現されるものであっても、複数のコンピュータにより実現されるものであってもよい。例えば、サーバー102は、クラウドコンピューティングの技術を利用して実現されるクラウドサービス型のサーバーであってもよいし、オンプレミス(on-premises)型のサーバーであってもよい。
<印刷装置>
図2は、印刷装置101の構成の一例を示すブロック図である。
印刷装置101は内部バス209を有し、内部バス209には、CPU201、不揮発性メモリ202、データメモリ203、操作パネル制御回路204、印刷部205、読取部206及び無線LANユニット207が接続されている。さらに、操作パネル制御回路204には、タッチパネル208等の操作パネル(操作部)が接続されている。
図2は、印刷装置101の構成の一例を示すブロック図である。
印刷装置101は内部バス209を有し、内部バス209には、CPU201、不揮発性メモリ202、データメモリ203、操作パネル制御回路204、印刷部205、読取部206及び無線LANユニット207が接続されている。さらに、操作パネル制御回路204には、タッチパネル208等の操作パネル(操作部)が接続されている。
不揮発性メモリ202には印刷装置制御ソフトウェアが保存されており、CPU201が印刷装置制御ソフトウェアを読み出して実行することにより印刷装置101が制御される。データメモリ203は、CPU201のワーク領域として使用したり、無線LANユニット207を介して送受信するデータを一時保存するための揮発性のメモリである。
操作パネル制御回路204は、接続されたタッチパネル208の制御を行う。タッチパネル208は、ユーザへの情報の表示とユーザからのタッチ操作による指示の受付を行う。
印刷部205は、印刷装置のモーターやセンサを制御しデータメモリに保存された画像を紙に印刷するプリンタ部である。読取部206は、モーターやセンサを制御し光学センサによって画像を読み取り、読み取った画像をデータメモリ403に保存するスキャナ部である。
印刷部205は、印刷装置のモーターやセンサを制御しデータメモリに保存された画像を紙に印刷するプリンタ部である。読取部206は、モーターやセンサを制御し光学センサによって画像を読み取り、読み取った画像をデータメモリ403に保存するスキャナ部である。
印刷装置101は、無線LANユニット207経由でネットワーク上の外部端末とデータの送受信ができる。本実施形態では、無線LANユニット207はネットワーク103(図1)に接続されているものとする。
図3は、印刷装置101を簡易に表現する斜視図である。
図3に示すように、印刷装置101の外部からは、読取部206と、タッチパネル208と、印刷部205の給紙口302と、排紙口303とが確認できる。印刷部205は、給紙口302にセットされた用紙を引き込んで印刷を行い、排紙口303から用紙を排出する。また、給紙口302には用紙の積載センサ(不図示)が搭載されており、CPU201は用紙の積載センサを参照することで、現在用紙が積載されているか否かを知ることができる。また、用紙の積載センサは、用紙が積載されていない状態から用紙が積載された状態に変化したことを検知すると、用紙がセットされたとみなして、信号をCPU201に送る。なお、給紙部としての給紙口302は給紙カセットを用いて用紙をセットする構成でもよい。その場合、用紙の積載センサは給紙カセットに設けられていてもよい。また、給紙カセットの開閉を検知するセンサを設け、給紙カセットの開閉を検知すると、用紙がセットされたとみなして、信号をCPU201に送る構成を設けてもよい。
図3に示すように、印刷装置101の外部からは、読取部206と、タッチパネル208と、印刷部205の給紙口302と、排紙口303とが確認できる。印刷部205は、給紙口302にセットされた用紙を引き込んで印刷を行い、排紙口303から用紙を排出する。また、給紙口302には用紙の積載センサ(不図示)が搭載されており、CPU201は用紙の積載センサを参照することで、現在用紙が積載されているか否かを知ることができる。また、用紙の積載センサは、用紙が積載されていない状態から用紙が積載された状態に変化したことを検知すると、用紙がセットされたとみなして、信号をCPU201に送る。なお、給紙部としての給紙口302は給紙カセットを用いて用紙をセットする構成でもよい。その場合、用紙の積載センサは給紙カセットに設けられていてもよい。また、給紙カセットの開閉を検知するセンサを設け、給紙カセットの開閉を検知すると、用紙がセットされたとみなして、信号をCPU201に送る構成を設けてもよい。
<サーバー>
サーバー102は、複数台の印刷装置と通信を行い、それぞれの印刷装置に使用する印刷用紙の在庫を管理するとともに、印刷装置の用紙を配送する開始通知をする機能を持つ。以下、詳細に説明する。
図4は、サーバー102の構成の一例を示すブロック図である。
サーバー102は内部バス409を有し、内部バス409には、CPU401、プログラムメモリ402、データメモリ403、不揮発性メモリ404、有線LAN制御回路405及び操作回路406が接続されている。
また、有線LAN制御回路405には、有線LANユニットが接続されている。
さらに、操作回路406には、操作制御ユニット408を介してキーボード410とディスプレイ411等が接続されている。
サーバー102は、複数台の印刷装置と通信を行い、それぞれの印刷装置に使用する印刷用紙の在庫を管理するとともに、印刷装置の用紙を配送する開始通知をする機能を持つ。以下、詳細に説明する。
図4は、サーバー102の構成の一例を示すブロック図である。
サーバー102は内部バス409を有し、内部バス409には、CPU401、プログラムメモリ402、データメモリ403、不揮発性メモリ404、有線LAN制御回路405及び操作回路406が接続されている。
また、有線LAN制御回路405には、有線LANユニットが接続されている。
さらに、操作回路406には、操作制御ユニット408を介してキーボード410とディスプレイ411等が接続されている。
CPU401がプログラムメモリ402や不揮発性メモリ404等に記憶される各種ソフトウェア(プログラム)を読み出して実行することにより各種制御を行う。データメモリ403は、CPU401のワーク領域として使用したり、有線LANユニット407を介して送受信するデータを一時保存するための揮発性のメモリである。
<印刷システムのシーケンス>
本実施形態において、印刷システム100は、印刷装置登録シーケンス、印刷用紙登録シーケンス、印刷時の在庫管理シーケンスを行うことで、印刷用紙の在庫管理及び印刷用紙の配送開始を行う。
印刷装置登録シーケンスは、ユーザが印刷装置101を設置する際に、サーバー102に印刷装置を登録するためのシーケンスである。以下、図5を用いて説明する。
本実施形態において、印刷システム100は、印刷装置登録シーケンス、印刷用紙登録シーケンス、印刷時の在庫管理シーケンスを行うことで、印刷用紙の在庫管理及び印刷用紙の配送開始を行う。
印刷装置登録シーケンスは、ユーザが印刷装置101を設置する際に、サーバー102に印刷装置を登録するためのシーケンスである。以下、図5を用いて説明する。
図5は、第1実施形態における印刷装置登録シーケンスの一例を表すシーケンス図である。なお、図5、後述の図7及び図13に示すシーケンス図において、印刷装置101の処理はCPU201が不揮発性メモリ202に記憶されるプログラムを読み出して実行することにより実現される。同様に、サーバー102の処理はCPU401がプログラムメモリ402や不揮発性メモリ404等に記憶されるプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S1001において、印刷装置101は、タッチパネル208に印刷装置の登録を開始するメッセージを表示し、S1002に処理を進める。なお、S1001の処理は、例えば、ユーザがタッチパネル208から所定の操作を行うことで実行される構成でも、まだ印刷装置の登録がされていない印刷装置101に電源が投入された際などに実行される構成でも、他の構成でもよい。
S1002において、印刷装置101は、印刷装置101の個体ごとにユニークに定められている識別情報(本実施形態ではシリアルIDを用いる)をサーバー102に送信する。なお、本実施形態において、印刷装置101の個体ごとに定められているシリアルIDは、印刷装置101が工場で出荷される際に不揮発性メモリ202に保存されるものとする。そのため、印刷装置101は、S1002では、不揮発性メモリ202からシリアルIDを読み出してサーバー102に送信するものとする。なお、印刷装置101の識別情報は、シリアルIDに限定されるものではなく、印刷装置101を個体ごとに識別可能な識別情報であれば、MACアドレス等でも、その他の情報であってもよい。
サーバー102は、印刷装置101から送信されたシリアルIDを受信すると、S1003の処理を実行する。S1003において、サーバー102は、印刷装置101から受信したシリアルIDに対応した在庫管理テーブルの作成を行い、不揮発性メモリ404に保存する。在庫管理テーブルについて図6を用いて説明する。
図6は、サーバー102に保存された在庫管理テーブルの一例を表す図である。
在庫管理テーブルは、印刷装置101の識別情報(シリアルID)ごとに、用紙の商品IDと、商品IDに対応する用紙の初期枚数、用紙を発注するタイミングを定めるための発注閾値、用紙の消費枚数が登録できるようになっている。印刷装置101のシリアルIDが「1221」であった場合、図5のS1003では、図6の(a)に示すような、シリアルIDが登録された在庫管理テーブルが作成されて、不揮発性メモリ404保存される。S1003で保存される在庫管理テーブルは、作成された初期状態であるため、図6の(a)に示すように、シリアルID以外の項目は空の状態のテーブルが保存されることになる。サーバー102は、在庫管理テーブルの作成が終わると、レスポンスを印刷装置101に返す。
在庫管理テーブルは、印刷装置101の識別情報(シリアルID)ごとに、用紙の商品IDと、商品IDに対応する用紙の初期枚数、用紙を発注するタイミングを定めるための発注閾値、用紙の消費枚数が登録できるようになっている。印刷装置101のシリアルIDが「1221」であった場合、図5のS1003では、図6の(a)に示すような、シリアルIDが登録された在庫管理テーブルが作成されて、不揮発性メモリ404保存される。S1003で保存される在庫管理テーブルは、作成された初期状態であるため、図6の(a)に示すように、シリアルID以外の項目は空の状態のテーブルが保存されることになる。サーバー102は、在庫管理テーブルの作成が終わると、レスポンスを印刷装置101に返す。
印刷装置101は、サーバー102からのレスポンスを受信すると、S1004の処理を実行する。S1004において、印刷装置101は、タッチパネル208の表示を、後述する図7のS2001の用紙セット検出の前の画面(例えばホーム画面)に遷移させる。
以上のシーケンスで、印刷装置101をサーバー102に登録することができる。
以上のシーケンスで、印刷装置101をサーバー102に登録することができる。
なお、印刷システム100では複数の印刷装置101を接続させることができ、複数台の印刷装置101をサーバー102に登録することができる。印刷装置101はそれぞれ異なるシリアルIDが付与されているため、サーバー102はそれぞれのシリアルIDを在庫管理テーブルに割り当てることで、複数の印刷装置101それぞれの在庫管理テーブルを保存し管理することができる。以上のシーケンスにより、サーバー102がシリアルIDの割り当てられた在庫管理テーブルを保存することで印刷装置の登録が完了する。
また、印刷装置の登録は、印刷装置以外、例えばスマートフォンやタブレット端末、PC(パーソナルコンピュータ)等の外部端末から行ってもよい。この場合、ユーザが、外部端末から、印刷装置101のシリアルID(例えば印刷装置101の筐体に付加されている)を入力する。また、印刷装置101の筐体に、印刷装置を登録するためのサーバー102のURL及び印刷装置の識別情報を含むコード(例えばQRコード(登録商標)のような二次元コード(バーコードのような一次元コードでもよい))を付加しておく。そして、該コードを外部装置のカメラで読み取ることにより、サーバー102にアクセスして、印刷装置を登録するようにしてもよい。また、その他の方法を用いてもよい。
また、印刷装置の登録は、印刷装置以外、例えばスマートフォンやタブレット端末、PC(パーソナルコンピュータ)等の外部端末から行ってもよい。この場合、ユーザが、外部端末から、印刷装置101のシリアルID(例えば印刷装置101の筐体に付加されている)を入力する。また、印刷装置101の筐体に、印刷装置を登録するためのサーバー102のURL及び印刷装置の識別情報を含むコード(例えばQRコード(登録商標)のような二次元コード(バーコードのような一次元コードでもよい))を付加しておく。そして、該コードを外部装置のカメラで読み取ることにより、サーバー102にアクセスして、印刷装置を登録するようにしてもよい。また、その他の方法を用いてもよい。
図7は、第1実施形態における印刷用紙登録シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
ユーザが給紙口302に用紙をセットすると、用紙の積載センサが用紙を検知するため、印刷装置101は、用紙がセットされたことを検出する(S2001)。なお、給紙口302の代わりに又は併用して給紙カセットを備える場合には、ユーザによる給紙カセットに用紙がセットされたことに応じて、印刷装置101が、用紙がセットされたと判断してもよい。また、給紙カセットの開閉に応じて、印刷装置101が、用紙がセットされたと判断してもよい。ここで、用紙のセットがされたことを検知された場合に限らず、新たな用紙の使用を開始する場合であれば、どのような方法であってもよい。例えば、印刷装置101の操作部をユーザが操作することでS2001の処理が進むようにしてもよいし、印刷装置101を管理する外部PCからのユーザ操作であってもよい。
ユーザが給紙口302に用紙をセットすると、用紙の積載センサが用紙を検知するため、印刷装置101は、用紙がセットされたことを検出する(S2001)。なお、給紙口302の代わりに又は併用して給紙カセットを備える場合には、ユーザによる給紙カセットに用紙がセットされたことに応じて、印刷装置101が、用紙がセットされたと判断してもよい。また、給紙カセットの開閉に応じて、印刷装置101が、用紙がセットされたと判断してもよい。ここで、用紙のセットがされたことを検知された場合に限らず、新たな用紙の使用を開始する場合であれば、どのような方法であってもよい。例えば、印刷装置101の操作部をユーザが操作することでS2001の処理が進むようにしてもよいし、印刷装置101を管理する外部PCからのユーザ操作であってもよい。
次にS2002において、印刷装置101は、給紙口302に現在セットされている用紙と、登録されている用紙とが同じかどうかをユーザに問う画面を、タッチパネル208に表示し、ユーザ操作に応じて用紙交換の有無を判断する。この画面の一例を図8(a)に示す。
図8は、タッチパネル208に表示するメッセージの一例を示す図である。
上述した図7のS2002では、図8の(a)に示すような画面がタッチパネル208に表示される。そして、「用紙を交換しましたか?」というメッセージに対して、ユーザが「はい」又は「いいえ」をタップする。ここで、ユーザが「いいえ」をタップすると、印刷装置101は、現在登録されている用紙と同じ用紙である(用紙交換されていない)ため新たな印刷用紙登録は不要と判断し(S2002でNO)、S2016に処理を進める。この場合、S2016において、印刷装置101は、タッチパネル208の画面を上記S2001で用紙のセットが検出される前の画面に戻して、印刷用紙登録シーケンスを終了する。
上述した図7のS2002では、図8の(a)に示すような画面がタッチパネル208に表示される。そして、「用紙を交換しましたか?」というメッセージに対して、ユーザが「はい」又は「いいえ」をタップする。ここで、ユーザが「いいえ」をタップすると、印刷装置101は、現在登録されている用紙と同じ用紙である(用紙交換されていない)ため新たな印刷用紙登録は不要と判断し(S2002でNO)、S2016に処理を進める。この場合、S2016において、印刷装置101は、タッチパネル208の画面を上記S2001で用紙のセットが検出される前の画面に戻して、印刷用紙登録シーケンスを終了する。
一方、図8の(a)の画面で、ユーザが「はい」をタップすると、印刷装置101は、現在セットしている用紙と異なる用紙がセットされた(用紙交換された)ため新たな印刷用紙登録が必要と判断し(S2002でYES)、S2003に処理を進める。
なお、印刷装置101に初めて用紙がセットされる場合のように、過去に登録されている用紙が一切存在しない場合には、現在セットしている用紙が登録されていないため、印刷装置101は、S2002の処理をスキップしてS2003に処理を進めるものとする。印刷装置101は過去に登録した用紙の一覧をテーブルとして不揮発性メモリ202に保存しているものとする。
なお、印刷装置101に初めて用紙がセットされる場合のように、過去に登録されている用紙が一切存在しない場合には、現在セットしている用紙が登録されていないため、印刷装置101は、S2002の処理をスキップしてS2003に処理を進めるものとする。印刷装置101は過去に登録した用紙の一覧をテーブルとして不揮発性メモリ202に保存しているものとする。
S2003において、印刷装置101は、交換セットされた用紙が過去に登録された用紙であるかをユーザに問うメッセージをタッチパネル208に表示し、ユーザ操作に応じて、セットされた用紙が登録済みの用紙であるかどうかを判断する。この画面の一例を図8(b)に示す。S2003では、図8の(b)に示すような画面がタッチパネル208に表示される。ここで、ユーザが「登録済みの用紙ですか?」というメッセージに対して「いいえ」をタップすると、印刷装置101は、今回セットされた用紙が新たな用紙(まだ登録されていない用紙)であると判断して(S2003でNO)、S2004に処理を進める。
S2004において、印刷装置101は、用紙を登録するための準備をユーザに促す画面を表示する。この画面の一例を図9(a)に示す。なお、本実施形態では、所定量の用紙からなる一まとまりの用紙群が1つのパッケージ(一冊)として販売・配送される。例えば、ユーザに配送された用紙には、上述のパッケージごとに、後述する図10に示すような用紙登録カード1000が同梱されているものとする。
図9は、タッチパネル208に表示するメッセージの一例を示す図である。
本実施形態において、図7のS2004では、図9(a)に示すようにユーザが所有する印刷用紙に同梱されている用紙登録カード1000をスキャナに載せて開始をタップするよう表示する。
本実施形態において、図7のS2004では、図9(a)に示すようにユーザが所有する印刷用紙に同梱されている用紙登録カード1000をスキャナに載せて開始をタップするよう表示する。
図10は、ユーザに配送された用紙のパッケージに同梱されている用紙登録カード1000の一例を示す図である。
用紙登録カード1000には、用紙名称、用紙サイズ、商品ID(数値、文字、記号のいずれか又は少なくともいずれかを用いたもの)、および、商品IDの2次元コードが印刷されている。商品IDの2次元コードは、商品IDから生成され、印刷装置101が商品IDに復元可能な2次元の画像パターンである。2次元コードは、例えばQRコード(登録商標)である。なお、用紙登録カード1000に記載される商品IDのコードは、2次元コードに限定されるものではなく、1次元コード(いわゆるバーコード)等の他の形式のコードで記載されていてもよい。
用紙登録カード1000には、用紙名称、用紙サイズ、商品ID(数値、文字、記号のいずれか又は少なくともいずれかを用いたもの)、および、商品IDの2次元コードが印刷されている。商品IDの2次元コードは、商品IDから生成され、印刷装置101が商品IDに復元可能な2次元の画像パターンである。2次元コードは、例えばQRコード(登録商標)である。なお、用紙登録カード1000に記載される商品IDのコードは、2次元コードに限定されるものではなく、1次元コード(いわゆるバーコード)等の他の形式のコードで記載されていてもよい。
図11は、商品IDの各桁が示す情報について説明する図である。
商品IDは、配送される用紙のパッケージ単位に定められた例えば18桁の数値である。
本実施形態では、図11で示す通り、左から3桁は用紙の種類を表すIDであり、次の3桁が用紙のサイズを表すIDである。さらに続く3桁はパッケージに入っている用紙の枚数を表しており、残りの9桁は用紙のパッケージ毎に商品IDが重複しないように定められたユニークIDが定められているものとする。すなわち、商品IDから、用紙のパッケージに含まれる用紙の種類、サイズ及び枚数を特定可能である。
商品IDは、配送される用紙のパッケージ単位に定められた例えば18桁の数値である。
本実施形態では、図11で示す通り、左から3桁は用紙の種類を表すIDであり、次の3桁が用紙のサイズを表すIDである。さらに続く3桁はパッケージに入っている用紙の枚数を表しており、残りの9桁は用紙のパッケージ毎に商品IDが重複しないように定められたユニークIDが定められているものとする。すなわち、商品IDから、用紙のパッケージに含まれる用紙の種類、サイズ及び枚数を特定可能である。
図7のS2004での表示に従って、ユーザが用紙登録カード1000を読取部206のスキャナにセットし、「開始」をタップすると、印刷装置101は、S2005に処理を進める。
S2005において、印刷装置101は、読取部206のスキャナで用紙登録カード1000を読み取り、データメモリ403に用紙登録カードの画像を保存する。さらに、印刷装置101は、データメモリ403に保存された画像から商品IDの2次元コードの位置を検出し、該2次元コードを復号して数値の商品IDを復元する。
S2005において、印刷装置101は、読取部206のスキャナで用紙登録カード1000を読み取り、データメモリ403に用紙登録カードの画像を保存する。さらに、印刷装置101は、データメモリ403に保存された画像から商品IDの2次元コードの位置を検出し、該2次元コードを復号して数値の商品IDを復元する。
次にS2006において、印刷装置101は、上記S2005で復元した商品IDを、現在給紙口にセットされている用紙の情報として、不揮発性メモリ202に保存する。なお、本実施形態では、2次元コードを用いて商品IDを登録したが、当然のことながら商品IDの数値をタッチパネル208でユーザが入力して登録する構成としてもよい。また、スマートフォンやタブレット端末、PC等の外部端末から用紙の商品IDを入力(カメラで読み取ってもよい)して、印刷装置101に送信してもよい。さらに、商品IDではなく、用紙名称、サイズ及び枚数等の用紙情報をタッチパネル208や外部端末等から直接入力する構成でもよい。
次にS2007において、印刷装置101は、上記S2005で復号した商品IDの数値をパラメータとして、用紙の名称及びサイズをサーバー102に問い合わせるコマンドを発行する。このコマンドを受信したサーバー102は、S2008に処理を進める。S2008において、サーバー102は、上記受信した用紙名称及びサイズを問い合わせるコマンドのパラメータに含まれる商品IDを参照し、対応する用紙の名称とサイズを検索する。サーバー102の不揮発性メモリ404には、商品IDから用紙の名称及びサイズを参照するための参照テーブルが保存されている。
図12は、商品IDから用紙の名称及びサイズを参照するための参照テーブルの一例を示す図である。
図12(a)は、商品IDの用紙の種類を表すIDから用紙名称を参照するためのテーブルの一例である。また、図12(b)は、商品IDの用紙サイズを表すIDから用紙サイズを参照するためのテーブルの一例である。
図12(a)は、商品IDの用紙の種類を表すIDから用紙名称を参照するためのテーブルの一例である。また、図12(b)は、商品IDの用紙サイズを表すIDから用紙サイズを参照するためのテーブルの一例である。
S2008において、サーバー102は、受信した商品IDが図11のように「001002300123123123」であった場合、上位3桁が「001」であるため図12(a)で示すテーブルを参照して用紙名称が「廉価普通紙」であることを特定する。同様に、サーバー102は、サイズを表すIDが「002」であることから、図12(b)で示すテーブルを参照し、用紙サイズが「A4」であることを特定する。
次にS2009において、サーバー102は、用紙の名称及びサイズをサーバー102に問い合わせるコマンドに対する応答を、印刷装置101に送る。このとき、サーバー102は、上記S2008で特定した用紙の名称とサイズの文字情報をパラメータとして応答を送る。
印刷装置101は、サーバー102からの応答を受信すると、S2010に処理を進める。なお、印刷装置101は、過去にサーバー102に登録した用紙情報(例えば、用紙名称、用紙サイズ及び商品IDを一組とする情報)の一覧をテーブルとして不揮発性メモリ202に保存している。S2010において、印刷装置101は、サーバー102から返送された用紙の種類とサイズの文字列を過去にサーバー102に登録した用紙の一覧に登録する。
次にS2011において、印刷装置101は、新規用紙登録依頼コマンドをサーバー102に対して送信する。新規用紙登録依頼コマンドは、印刷装置101のシリアルIDと、上記S2006で保存された現在給紙口にセットされている用紙の商品IDがパラメータとして付加されている。
上述の新規用紙登録依頼コマンドを受信すると、サーバー102は、S2012に処理を進める。S2012において、サーバー102は、上記受信した新規用紙登録依頼コマンドのパラメータのうちシリアルIDを参照して、シリアルIDに対応した在庫管理テーブルを特定する。さらに、サーバー102は、新規用紙登録依頼コマンドのパラメータのうち商品IDを、上記特定した在庫管理テーブルに登録する。また、サーバー102は、商品IDから用紙の初期枚数を読み出し、上記特定した在庫管理テーブルに登録する。
次にS2013において、サーバー102は、上記特定した在庫管理テーブルに、用紙を発注するタイミングを定めるための閾値(発注閾値)を登録し、新規用紙登録依頼コマンドの応答を印刷装置101に送信する。なお、本実施形態では、発注閾値は用紙の初期枚数の8割とするが、これに限定されるものではない。例えば、ユーザごと、印刷装置ごと又は用紙種類ごとなどに、ユーザが発注閾値を得るための基準を設定可能にしてもよい。例えば、消費スピードの速いユーザは初期枚数の7割、消費スピードの遅いユーザは初期枚数の9割と設定することも可能である。また、消費スピードの速い廉価普通紙A4サイズは初期枚数の7割、消費スピードの遅い最高級普通紙A4サイズは初期枚数の9割と設定することも可能である。
図6(b)には、在庫管理テーブルのうち、シリアルIDが「1221」の印刷装置に対応した在庫管理テーブルに、図7のS2012とS2013によって商品IDが「001002300123123123」の用紙が登録された様子が示されている。
図6の(b)に示す通り、商品IDと商品IDから特定した用紙の初期枚数300枚がS2012で登録され、S2013で300枚の8割である240枚が発注閾値に登録される。なお、まだ印刷装置は用紙を消費していないので、消費枚数は初期値の0枚となっている。
図6の(b)に示す通り、商品IDと商品IDから特定した用紙の初期枚数300枚がS2012で登録され、S2013で300枚の8割である240枚が発注閾値に登録される。なお、まだ印刷装置は用紙を消費していないので、消費枚数は初期値の0枚となっている。
印刷装置101は、サーバー102から送信された新規用紙登録依頼コマンドの応答を受信すると、S2016に処理を進める。S2016において、印刷装置101は、タッチパネル208の画面をS2001で用紙のセットが検出される前の画面に戻す。
以上のシーケンスにより、在庫管理テーブルに用紙が登録されたことで、用紙登録シーケンスが完了する。
以上のシーケンスにより、在庫管理テーブルに用紙が登録されたことで、用紙登録シーケンスが完了する。
なお、ユーザが過去に登録した用紙を再度セットするケースも考えられる。
この場合、図7のS2003において、ユーザは、「登録済みの用紙ですか?」のメッセージに対して「はい」をタップする。この操作に応じて、印刷装置101は、今回セットされた用紙が過去に登録された用紙と同じ用紙である(登録済みの用紙)と判断し(S2003でYESと判断し)、S2014に処理を進める。
この場合、図7のS2003において、ユーザは、「登録済みの用紙ですか?」のメッセージに対して「はい」をタップする。この操作に応じて、印刷装置101は、今回セットされた用紙が過去に登録された用紙と同じ用紙である(登録済みの用紙)と判断し(S2003でYESと判断し)、S2014に処理を進める。
S2014において、印刷装置101は、「セットした用紙を選択してください」というメッセージとともに、過去にS2010で保存された登録済み用紙リスト(一覧)をタッチパネル208の画面に表示する。
図9(b)は、図7のS2014でタッチパネル208に表示される画面の一例である。
図9(b)に示すとおり、過去に登録した用紙の名称、サイズ、及び、商品IDのうちユニークIDがリストとして表示される。図7のS2014の状態でユーザが登録済み用紙リストのいずれかの項目をタップすると、印刷装置101は、S2015に処理を進める。なお、図9(b)の画面に表示される、過去に登録した用紙のリストのうち、必要ない用紙の情報については、ユーザがタッチパネル208や外部端末から手動で削除することができる。また、過去に登録した用紙のリストのうち、一定期間セットされなかった用紙の情報については、自動で削除される構成でもよい。また、後述するが、そのパッケージの用紙を全て消費した場合、そのパッケージの商品IDに対応する登録は、上記用紙一覧から自動で削除されるように構成してもよい。
図9(b)に示すとおり、過去に登録した用紙の名称、サイズ、及び、商品IDのうちユニークIDがリストとして表示される。図7のS2014の状態でユーザが登録済み用紙リストのいずれかの項目をタップすると、印刷装置101は、S2015に処理を進める。なお、図9(b)の画面に表示される、過去に登録した用紙のリストのうち、必要ない用紙の情報については、ユーザがタッチパネル208や外部端末から手動で削除することができる。また、過去に登録した用紙のリストのうち、一定期間セットされなかった用紙の情報については、自動で削除される構成でもよい。また、後述するが、そのパッケージの用紙を全て消費した場合、そのパッケージの商品IDに対応する登録は、上記用紙一覧から自動で削除されるように構成してもよい。
S2015において、印刷装置101は、現在給紙口にセットされている用紙を、上記S2014でユーザが選択した用紙に変更し不揮発性メモリ202に保存し、S216に処理を進める。なお、本実施形態における印刷装置シリアルIDごとの在庫管理は、図6(b)に示すとおり、用紙の商品IDごとに実施するものとしている。そのため同じ名称且つ同じサイズの用紙であっても別々に残量が管理する必要がある。ユーザが商品ID「002002300000023123」の用紙を登録した後で商品ID「002002300123898231」の用紙を登録すると、いずれも「最高級普通紙」の「A4」であるが別々に在庫管理が行われる。そのため同じ用紙名称で同じサイズの用紙であってもユーザが区別できるように登録済み用紙リストを表示する際に図9(b)に示すとおり、商品IDのうちユニークIDも用紙リスト表示する画面に表示する構成となっている。
次に印刷装置101を使って用紙を消費した際のふるまいについて説明する。印刷用紙在庫管理シーケンスは、印刷装置101で印刷をして用紙が消費された際に用紙の在庫管理をするためのシーケンスである。以下、図13を用いて説明する。
図13は、第1実施形態における印刷用紙在庫管理シーケンスの一例を表すシーケンス図である。
図13は、第1実施形態における印刷用紙在庫管理シーケンスの一例を表すシーケンス図である。
S3001において、印刷装置101は、例えば、タッチパネル208のメニューをユーザが操作しコピー機能の実行を指示することによって、印刷ジョブを受け付ける。このときユーザはタッチパネル208のメニューで印刷用紙の種類やサイズを指摘することができる。なお、ネットワーク103にPC等の汎用の端末を接続し、汎用の端末から印刷ジョブを発行してもよい。その場合、S3001では、印刷装置101が端末から送信された印刷データが付加され、用紙の種類とサイズが指定された印刷ジョブを受信する。
次にS3002において、印刷装置101は、図7のS2006で保存された現在給紙口にセットされている用紙の情報を不揮発性メモリ202から読み出す。
次にS3003において、印刷装置101は、上記S3001で受け付けた印刷ジョブで指定されている印刷用紙の種類とサイズが、上記S3002で読みだした現在給紙口にセットされている用紙と比較し一致しているか否かを確認する。さらに、印刷装置101は、給紙口302の用紙の積載センサを参照して用紙がセットされているか否かを確認する。
次にS3003において、印刷装置101は、上記S3001で受け付けた印刷ジョブで指定されている印刷用紙の種類とサイズが、上記S3002で読みだした現在給紙口にセットされている用紙と比較し一致しているか否かを確認する。さらに、印刷装置101は、給紙口302の用紙の積載センサを参照して用紙がセットされているか否かを確認する。
印刷ジョブで指定された印刷用紙の種類とサイズが現在給紙口にセットされている用紙と異なる場合、又は、給紙口302に用紙がセットされていない場合、印刷装置101は、「用紙無し」と判断し(S3003でYES)、S3011に処理を進める。
S3011において、印刷装置101は、タッチパネル208に、「用紙をセットしてください」のメッセージとともに、印刷ジョブで指定された用紙の種類と名称を表示する。
次にS3012において、印刷装置101は、ユーザが給紙口302に指示された用紙をセットするため、用紙セットシーケンス(図7で示した印刷用紙登録シーケンス)を実行する。S3012で用紙セットシーケンスを実行した後、印刷装置101は、S3004に処理を進める。
S3011において、印刷装置101は、タッチパネル208に、「用紙をセットしてください」のメッセージとともに、印刷ジョブで指定された用紙の種類と名称を表示する。
次にS3012において、印刷装置101は、ユーザが給紙口302に指示された用紙をセットするため、用紙セットシーケンス(図7で示した印刷用紙登録シーケンス)を実行する。S3012で用紙セットシーケンスを実行した後、印刷装置101は、S3004に処理を進める。
また、印刷ジョブで指定された印刷用紙の種類とサイズが現在給紙口にセットされている用紙と同じ場合、印刷装置101は、用紙があると判断し(S3003でNO)、S304に処理を進める。なお、印刷ジョブがファクシミリ受信に応じた印刷ジョブである場合には、給紙口302に用紙がセットされていることにより、S3004に処理を進めるものとしてもよい。
S3004において、印刷装置101は、印刷部205を制御して給紙口302にセットされている用紙を1枚給紙して印刷を実行する。印刷装置101は、印刷が実行され排紙したタイミングで、サーバー102に用紙を消費したことを通知する(S3005)。用紙を消費したことをサーバー102に通知する際、印刷装置101は、印刷装置のシリアルIDと、現在給紙口にセットされている用紙の商品IDをパラメータに付与して用紙の消費を通知する。
印刷装置101から用紙が消費されたことの通知を受信すると、サーバー102は、S3006に処理を進める。S3006において、サーバー102は、該通知に含まれるパラメータから印刷装置101のシリアルIDに対応した在庫管理テーブルを特定する。さらに、印刷装置101は、該特定された在庫管理テーブルから、用紙が消費されたことの通知のパラメータに付加されている商品IDに対応した消費枚数カウンタを特定し、該カウンタを1加算(カウントアップ)する。これにより、在庫管理テーブルで管理している用紙の残量を管理するための情報が更新される。
図14は、在庫管理テーブルの状態の一例を表す図である。
図14の(a)は、商品IDが「001002300123123123」の用紙が登録後に初めて印刷によって消費されたときに、図13のS3006で消費枚数カウンタが加算された様子を示す。図14の(a)で示す通り、消費枚数「0」に「1」が加算されて、消費枚数「1」となっている。
図14の(a)は、商品IDが「001002300123123123」の用紙が登録後に初めて印刷によって消費されたときに、図13のS3006で消費枚数カウンタが加算された様子を示す。図14の(a)で示す通り、消費枚数「0」に「1」が加算されて、消費枚数「1」となっている。
次にS3007において、サーバー102は、用紙の消費枚数と発注閾値を比較し、用紙の消費枚数が発注閾値以上となったか否かを判断する。消費枚数が発注閾値未満の場合(S3007でNOの場合)、サーバー102は、印刷装置101に用紙が消費されたことの通知に対する返送を行う。
一方、用紙の消費を続けると、S3006で消費枚数のカウンタが図14の(b)で示とおり発注閾値以上の値となる。するとS3007において、サーバー102は、用紙消費枚数が発注閾値以上と判断し(S3007でYES)、S3008に処理を進める。なお、S3007でYESと判断するのは、用紙消費枚数が閾値以上となったときのみとし、それ以降は用紙消費枚数が閾値より大きい場合でも、S3007でNOと判断して、用紙の発送処理(S3008)が重複して行われてしまうことを防止する。なお、S3007の判断を、用紙消費枚数が閾値と等しくなった場合としてもよい。また、在庫管理テーブルに発送済みかどうかのフラグを設け、発送済みでない場合にのみS3007でYESと判断するようにしてもよい。
S3008において、サーバー102は、用紙の印刷装置101のシリアルIDと、商品IDと、発送処理促すメッセージ画面をディスプレイ411に表示し、印刷装置101に用紙が消費されたことの通知に対する返送を行う。なお、発送処理促すメッセージのオペレータへの通知方法は、画面表示に限定されるものではなく、他の方法であってもよい。例えば、予め設定されている発送担当者へメール等により通知する方法でもよいし、担当者がシステムにログインした際に画面表示により通知する構成でもよい。
本実施形態では、発送処理を促すメッセージを確認したオペレータは、顧客管理情報を参照し、印刷装置101のシリアルIDを持つユーザの住所を調べ商品IDと同じ用紙名称で同じサイズの用紙をユーザの住所に発送する。なお、サーバー102に顧客管理情報を予め保存させておき、S3008では、印刷装置101のシリアルIDに対応した顧客の住所を検索し表示する構成としてもよい。ここでは、発送処理を促すメッセージをオペレータに通知する構成を示しているが、これに限定されるものではない。例えば、発送処理のための他のサーバーを設け、S3008では、サーバー102が、発送に必要な情報(印刷装置101のシリアルID、商品ID等)を前記他のサーバーに通知し、該他のサーバーで発送の処理が行われる構成でもよい。すなわち、S3008では、上記商品IDから特定される用紙の名称(種類)とサイズが同じ用紙を印刷装置101に対応する配送先に配送するための何らかの処理を開始する構成であればよい。
印刷装置101は、上述したサーバー102から用紙が消費されたことの通知に対する返送を受け取ると、S3009に処理を進める。
S3009において、印刷装置101は、上記S3001で受信した印刷ジョブで指定されたページ数分かつ部数分の印刷が終わった(ジョブ終了)か否かを確認する。まだ印刷すべきページが残っている場合(S3009でNOの場合)、印刷装置101は、S3003に処理を移行する。
一方、すでに全ての印刷が終わっている場合(S3009でYESの場合)、印刷装置101は、S3010に処理を進める。
S3010において、印刷装置101は、タッチパネル208の画面を待機画面に戻して処理を終了する。
S3009において、印刷装置101は、上記S3001で受信した印刷ジョブで指定されたページ数分かつ部数分の印刷が終わった(ジョブ終了)か否かを確認する。まだ印刷すべきページが残っている場合(S3009でNOの場合)、印刷装置101は、S3003に処理を移行する。
一方、すでに全ての印刷が終わっている場合(S3009でYESの場合)、印刷装置101は、S3010に処理を進める。
S3010において、印刷装置101は、タッチパネル208の画面を待機画面に戻して処理を終了する。
なお、図13に示したシーケンスでは、印刷装置101で1枚印刷するごとに、サーバー102に用紙の消費通知を送る構成を示したが、これに限定されるものではない。例えば、印刷装置101はジョブが終了したタイミングやS3003で用紙無しになったタイミングで、該ジョブで消費した用紙枚数をサーバー102に通知する構成でもよい。
また、ジョブの実行中に紙詰まりなどが発生したことにより、該ジョブで給紙された用紙枚数と、印刷が完了して排紙された用紙枚数(印刷枚数)とに差が生じる場合がある。このような場合には、印刷装置101は、ジョブ終了のタイミング等で、紙詰まり等により消費した用紙枚数(例えば給紙枚数-印刷枚数、すなわち給紙枚数と印刷枚数との差分)を、サーバー102に通知する。そして、この通知に応じてサーバー102が在庫管理テーブルで管理している用紙の消費枚数を補正するように構成してもよい。
また、ジョブの実行中に紙詰まりなどが発生したことにより、該ジョブで給紙された用紙枚数と、印刷が完了して排紙された用紙枚数(印刷枚数)とに差が生じる場合がある。このような場合には、印刷装置101は、ジョブ終了のタイミング等で、紙詰まり等により消費した用紙枚数(例えば給紙枚数-印刷枚数、すなわち給紙枚数と印刷枚数との差分)を、サーバー102に通知する。そして、この通知に応じてサーバー102が在庫管理テーブルで管理している用紙の消費枚数を補正するように構成してもよい。
なお、ユーザが印刷用紙を別の用途に使用した場合や破損や汚れにより使えなくなってしまう可能性が考えられる。そのため本実施形態では、在庫管理テーブルの消費枚数を補正する手段を設ける。例えば、印刷装置101のタッチパネル208に在庫管理テーブル補正画面を設け、ユーザの操作をトリガに印刷装置101がサーバー102から在庫管理テーブルを取得し、在庫管理テーブルをタッチパネル208に表示する。次に、ユーザがタッチパネル208を操作し消費枚数を補正し確定すると、印刷装置101がサーバー102に補正済みの在庫管理テーブルを送信する。補正済みの在庫管理テーブルを受信したサーバー102は、補正済み在庫管理テーブルを既存の在庫管理テーブルに上書き保存する構成とすればユーザによる在管理テーブルの補正が可能となる。また、パーソナルコンピュータのような外部装置からサーバー102にアクセスして、在庫管理テーブルを修正するように構成してもよい。
なお、在庫管理テーブルの補正に印刷装置101のタッチパネル208を用いたが、ユーザの持つパーソナルコンピュータ(PC)やスマートフォンといった汎用端末(外部装置)によってサーバー102にアクセスし補正する構成としてもよい。
このように、本実施形態の在管理テーブルは、印刷装置や外部装置から修正可能である。
なお、在庫管理テーブルの補正に印刷装置101のタッチパネル208を用いたが、ユーザの持つパーソナルコンピュータ(PC)やスマートフォンといった汎用端末(外部装置)によってサーバー102にアクセスし補正する構成としてもよい。
このように、本実施形態の在管理テーブルは、印刷装置や外部装置から修正可能である。
なお、S3006のカウントアップにより、初期枚数と消費枚数が等しくなった場合には、その商品の用紙は全て消費されたことになる。その場合、サーバー102は、印刷装置101への応答に、その商品IDと全て消費したことを示す情報を含めるものとする。さらに、サーバー102は、在管理テーブルから、その商品IDの情報を削除してもよい。また、商品IDと全て消費したことを示す情報を含む応答を受け取った印刷装置101は、不揮発性メモリ202に保存されている、過去に登録した用紙の一覧から、その商品IDの情報を削除するようにしてもよい。
以上の構成により、印刷システム100では、図5の印刷装置登録シーケンスで示したとおり、印刷装置101のシリアルナンバーをサーバー102に登録できるため、サーバー102は印刷装置101の個体ごとに用紙の在庫を管理することができる。さらに、図7の用紙登録シーケンスで示したとおり、ユーザが用紙の商品IDを登録し、サーバー102に伝えることで、サーバー102は在庫管理テーブルに用紙の商品を登録し商品ごとに適切な在庫管理が可能となる。
また、図13の印刷用紙在庫管理シーケンスで示したとおり、印刷装置101が用紙を消費するたびに用紙の商品IDとともに用紙の消費状況をサーバー102に伝えることで、サーバー102は用紙の商品IDごとの消費枚数をカウントアップができる。このため、適切なタイミングで適切な用紙の発送処理を行うことが可能となる。
図15は、複数の用紙を登録した在庫管理テーブルの一例を表す図である。
図15に示すとおり、ユーザが複数の用紙を区別して使う場合にも適切に在庫が管理できる。
また、図13の印刷用紙在庫管理シーケンスで示したとおり、印刷装置101が用紙を消費するたびに用紙の商品IDとともに用紙の消費状況をサーバー102に伝えることで、サーバー102は用紙の商品IDごとの消費枚数をカウントアップができる。このため、適切なタイミングで適切な用紙の発送処理を行うことが可能となる。
図15は、複数の用紙を登録した在庫管理テーブルの一例を表す図である。
図15に示すとおり、ユーザが複数の用紙を区別して使う場合にも適切に在庫が管理できる。
また、本実施形態では、印刷設定としては同じ用紙であっても価格が異なる用紙はユニークID以外も別の商品IDとなる設定とすることで別々の管理ができる。例えば、廉価な普通紙も高価な普通紙も印刷設定は同じ「普通紙」として設定される場合がある。その場合であっても、印刷設定とは関係なく、用紙が区別して登録されるため、廉価な普通紙と高価な普通紙を区別して用紙の在庫管理ができるといった効果も奏する。
なお、在庫管理テーブルの「消費枚数」を「在庫枚数」として、用紙が消費されるごとに、在庫枚数を減算するようにしてもよい。その場合、発注閾値を例えば初期枚数の2割等とし、在庫枚数が2割以下になった際に用紙発送処理を開始するようにする。
なお、在庫管理テーブルの「消費枚数」を「在庫枚数」として、用紙が消費されるごとに、在庫枚数を減算するようにしてもよい。その場合、発注閾値を例えば初期枚数の2割等とし、在庫枚数が2割以下になった際に用紙発送処理を開始するようにする。
なお、本実施形態では、商品ID内のユニークIDを参照することで、同じ名称で同じサイズの用紙であっても別の商品として区別するものとしたが、本発明は同じ用紙の名称で同じサイズであれば同一の商品とみなして在庫管理する方法で実施することもできる。その場合、上述した在庫管理テーブルの「消費枚数」を「在庫枚数」とする構成とする。そして、図7のS2012で在庫管理テーブルに用紙を登録する際に、ユニークID以外のIDが今回登録する用紙と一致している場合、すでに登録されている用紙の在庫枚数に、その用紙の初期枚数を加算することで在庫管理を行う構成とすればよい。または、「消費枚数」を用い、用紙が配送された後に、その用紙の消費枚数が初期枚数の100%に対応する枚数になると0%(すなわち0枚)に戻すようにしてもよい。
なお、同じ用紙の名称で同じサイズであれば同一の商品とみなして在庫管理する方法の場合、ユニークIDは在庫管理に必須ではなくなるため、商品IDからユニークIDを除外してもよい。また、IDを使わずにユーザが用紙の名称とサイズを選択することで用紙を登録する構成としてもよい。
また、本実施形態では給紙口が1つしかない印刷装置での例を説明したが、給紙口を複数持つ印刷装置に本発明を適用してもよい。その場合、図7のS2006やS2015で登録する現在用紙は、給紙口ごとにそれぞれ登録できる構成とする。そして、図13のS3005で通知する用紙の商品IDは、図13のS3004で給紙した給紙口に登録されている現在の用紙に対応した商品IDをサーバー102に伝えればよい。
また、在庫管理テーブルをサーバー102ではなく、サーバー102から通信可能な他の情報処理装置に設けてもよい。
以上、第1実施形態によれば、ユーザが容易に印刷システムに用紙の種類やサイズ、量に関する用紙情報を登録してから用紙を使用することができるようになる。これにより、例えば、家庭用の印刷装置のように省スペースや低コストの印刷装置であっても、適切な在庫管理が可能となり、適切なタイミングで用紙の配送を行うことができる。この結果、ユーザの利便性を各段に向上することができる。
また、普通紙であっても様々な価格帯の普通紙が市販されており、ユーザが用途に応じて高価な普通紙と安価な普通紙を使い分けている場合も考えられる。その場合、印刷設定で高価な普通紙と安価な普通紙を区別して指定できないと、出力枚数も区別して計数できず、適切な在庫管理ができないといが、本実施形態では、この課題を解決し、細かく分類される用紙の種類ごとに適切な在庫管理を実現することができる。
〔第2実施形態〕
以下、第1実施形態と異なる構成の実施形態について説明する。
印刷システム100の構成と印刷装置101、サーバー102の構成は第1実施形態と同じ構成であるため省略する。
〔第2実施形態〕
以下、第1実施形態と異なる構成の実施形態について説明する。
印刷システム100の構成と印刷装置101、サーバー102の構成は第1実施形態と同じ構成であるため省略する。
図16は、第2実施形態における印刷装置登録シーケンスの一例を表すシーケンス図である。なお、図16、後述の図17及び図18に示すシーケンス図において、印刷装置101の処理はCPU201が不揮発性メモリ202に記憶されるプログラムを読み出して実行することにより実現される。同様に、サーバー102の処理はCPU401がプログラムメモリ402や不揮発性メモリ404等に記憶されるプログラムを読み出して実行することにより実現される。
まず、S4001とS4002は、第1実施形態の図3のS1001、S1002と同じであるため説明を省略する。
サーバー102は、印刷装置の登録要求を受け取ると、S4003において、パラメータとして付加されている印刷装置のシリアルIDを不揮発性メモリ404に記憶し、印刷装置の登録要求に対する返送を印刷装置101に送る。
また、S4004は、S1004と同じであるため説明を省略する。
サーバー102は、印刷装置の登録要求を受け取ると、S4003において、パラメータとして付加されている印刷装置のシリアルIDを不揮発性メモリ404に記憶し、印刷装置の登録要求に対する返送を印刷装置101に送る。
また、S4004は、S1004と同じであるため説明を省略する。
第2実施形態では、第1実施形態と異なり、在庫管理テーブルをサーバー102側では作らない。なお、オペレータは、サーバー102に記憶された印刷装置のシリアルIDを参照でき、顧客情報と照合することができるものとする。
図17は、第2実施形態における用紙登録シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
S5001~S5010は、第1実施形態における図7のS2001~S2010と同じであるため説明を省略する。また、S5013はS2014と、S5014はS2015と、S5016はS2015とそれぞれ同じであるため説明を省略する。
S5001~S5010は、第1実施形態における図7のS2001~S2010と同じであるため説明を省略する。また、S5013はS2014と、S5014はS2015と、S5016はS2015とそれぞれ同じであるため説明を省略する。
S5011において、印刷装置101は、予め印刷装置101の不揮発性メモリ202に保存されている在庫管理テーブルに用紙の商品IDの登録を行う。
次にS5012において、印刷装置101は、不揮発性メモリ202に保存されている在庫管理テーブルの発注閾値を設定する。本実施形態では、第1実施形態と同じく初期枚数の8割を発注閾値として説明するが、これに限定されるものではなく、他の割合であってもよいし、予め定められた枚数等を発注閾値としてもよい。
以上、図17で示す用紙登録シーケンスによって、印刷装置101の在庫管理テーブルにユーザが給紙口にセットする用紙を登録することができる。
次にS5012において、印刷装置101は、不揮発性メモリ202に保存されている在庫管理テーブルの発注閾値を設定する。本実施形態では、第1実施形態と同じく初期枚数の8割を発注閾値として説明するが、これに限定されるものではなく、他の割合であってもよいし、予め定められた枚数等を発注閾値としてもよい。
以上、図17で示す用紙登録シーケンスによって、印刷装置101の在庫管理テーブルにユーザが給紙口にセットする用紙を登録することができる。
図18は、第2実施形態における印刷用紙在庫管理シーケンスの一例を表すシーケンス図である。
S6001~S6004は、第1実施形態の図14におけるS3001~S3004と同じであるため説明を省略する。同様に、S6008~S6012は、第1実施形態の図14におけるS3008~S3012と同じであるため説明を省略する。
S6001~S6004は、第1実施形態の図14におけるS3001~S3004と同じであるため説明を省略する。同様に、S6008~S6012は、第1実施形態の図14におけるS3008~S3012と同じであるため説明を省略する。
印刷装置101は、S6004で印刷を1枚終えると、S6005において、不揮発性メモリ202の在庫管理テーブルのうちの用紙消費枚数をカウントアップする。このとき、印刷装置101は、図17の用紙登録シーケンスで登録された現在給紙口にセットされている用紙の商品IDに対応した用紙消費枚数をカウントアップする。
次にS6006において、印刷装置101は、用紙消費枚数と発注閾値を比較し、発注閾値以上か否かを判断する。用紙消費枚数が発注閾値未満の場合(S6006でNOの場合)、印刷装置101は、S6009に処理を進める。
一方、用紙消費枚数が発注閾値以上の場合(S6006でYESの場合)、印刷装置101は、S6007に処理を進める。なお、S6006でYESと判断するのは、用紙消費枚数が閾値以上となったときのみとし、それ以降は用紙消費枚数が閾値より大きい場合でも、S6006でNOと判断して、用紙の発送要求(S6007)が重複して行われてしまうことを防止する。なお、S6006の判断を、用紙消費枚数が閾値と等しくなった場合としてもよい。また、在庫管理テーブルに発送済みかどうかのフラグを設け、発送済みでない場合にのみS6006でYESと判断するようにしてもよい。
S6007において、印刷装置101は、サーバー102に対して、用紙の発送要求を行う。このとき、用紙の発送要求のパラメータには、印刷装置101のシリアルIDと、用紙の商品IDが付加されている。
サーバー102は、印刷装置101からの用紙発送要求を受信すると、S6008に処理を進める。
S6008において、サーバー102は、用紙の発送要求に付加されたパラメータを用いて、用紙の発送処理を開始する。
S6008において、サーバー102は、用紙の発送要求に付加されたパラメータを用いて、用紙の発送処理を開始する。
以上の構成により本実施形態における印刷システム100は、第1実施形態と異なり、印刷装置101側に用紙の在庫管理テーブルを持つ構成で用紙の商品ごとに在庫管理を行うことができる。また、発注閾値を超えたタイミングで用紙の配送要求を行うため、適切なタイミングで適切な用紙を発送することができる。
なお、本実施形態ではカット紙を想定した実施形態としたが、本発明はロール紙を扱う印刷装置であっても実施可能である。その場合在庫管理テーブルは初期枚数、消費枚数といった枚数で管理するのではなく、初期長、消費長といった長さで管理すればよい。例えば、長さが100メートルのロール紙をセットした場合は、用紙登録シーケンスで、在庫管理テーブルの初期長に100、発注閾値に80として保存すればよい。印刷装置101が印刷によって消費した長さをサーバー102に通知することで消費長を加算し、定められた発注閾値に達したところで発注処理を開始すればよい。
なお、在庫管理は、用紙の残量で行ってもよい。この場合、発注閾値に、用紙を発注するタイミングの在庫枚数をセットする。例えば、残量が初期枚数の2割となることを発注閾値としてもよい。この場合、初期枚数が300枚の用紙であれば、用紙登録時に発注閾値に60枚がセットされ、残量が60枚になった場合に発注処理が行われる。
なお、在庫管理テーブルを印刷装置101ではなく、印刷装置101から通信可能な他の情報処理装置に設けてもよい。
以上、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。
以上、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。
以上、各実施形態では、ユーザが印刷装置の給紙口にセットした新たなパッケージの用紙の用紙情報(種類、サイズ、量などを特定可能)を登録し、用紙情報ごとに在庫管理テーブルを作成する。印刷装置の用紙情報ごとに用紙消費状況を在庫管理テーブルに反映在庫することで、用紙情報ごとに適切に在庫管理を行う。この構成により、用紙情報ごとに適切に在庫管理ができるため、最適なタイミングで用紙を配送するシステムが提供できる。ユーザは容易に印刷システムに用紙の種類やサイズ、量に関する用紙情報を登録してから用紙を使用することができるようになる。このような構成により、例えば、家庭用の印刷装置のように省スペースや低コストの印刷装置であっても、適切な在庫管理が可能となり、適切なタイミングで用紙の配送を行うことができる。また、ユーザが用途に応じて高価な普通紙と安価な普通紙を使い分けるといった利用にも対応し、細かく分類される用紙の種類ごとに適切な在庫管理を実現することができる。この結果、ユーザの利便性を各段に向上することができる。すなわち、ユーザビリティを各段に向上することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 印刷システム
101 印刷装置
102 サーバー
103 ネットワーク
101 印刷装置
102 サーバー
103 ネットワーク
Claims (21)
- 印刷装置と、サーバーとが通信可能な印刷システムであって、
前記印刷装置は、
前記印刷装置の給紙部にセットした新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の用紙情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段で入力された用紙情報を前記サーバーに送信して前記新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報の登録を依頼する第1通知手段と、
前記印刷装置において用紙が消費されたことに応じて、該消費された用紙の用紙情報を前記サーバーに送信して該用紙情報に対応する用紙が消費されたことを前記サーバーに通知する第2通知手段と、を有し、
前記サーバーは、
前記印刷装置からの登録の依頼に応じて、前記印刷装置から受信した用紙情報に対応する前記一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報を前記印刷装置に紐づけて登録し、該管理情報で管理する残量を該用紙情報から特定可能な前記一まとまりの用紙の量とする登録手段と、
前記印刷装置からの用紙の消費の通知に応じて、前記印刷装置から受信した用紙情報に対応する前記管理情報で管理する残量を減らすように該管理情報を更新する更新手段と、を有する、
ことを特徴とする印刷システム。 - 前記サーバーは、前記更新手段により更新された管理情報で管理する残量に基づいて、用紙を配送するための処理を開始する処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
- 前記処理手段は、前記管理情報で管理する残量が、該管理情報に対応する用紙情報から特定可能な前記一まとまりの用紙の量の一定の割合となった場合に、前記用紙を配送するための処理を開始することを特徴とする請求項2に記載の印刷システム。
- 印刷装置と、サーバーとが通信可能な印刷システムであって、
前記印刷装置は、
前記印刷装置の給紙部にセットした新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の用紙情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段で入力された用紙情報に対応する前記新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報を登録し、該管理情報で管理する残量を該用紙情報から特定可能な前記一まとまりの用紙の量とする登録手段と、
前記印刷装置において用紙が消費されたことに応じて、該消費された用紙の用紙情報に対応する前記管理情報で管理する残量を減らすように該管理情報を更新する更新手段と、
前記更新手段により更新された管理情報で管理する残量に基づいて、用紙の配送を依頼する依頼手段と、を有し、
前記サーバーは、前記印刷装置からの用紙の配送の依頼に応じて、用紙を配送するための処理を開始する処理手段を有する、
ことを特徴とする印刷システム。 - 前記依頼手段は、前記管理情報で管理する残量が、該管理情報に対応する用紙情報から特定可能な前記一まとまりの用紙の量の一定の割合となった場合に、前記用紙の配送を依頼することを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。
- 前記一まとまりの用紙群は、所定の量の用紙をまとめた1つのパッケージであり、
前記パッケージには、該パッケージに対応する用紙情報として、少なくとも用紙の種類、サイズ及び量を特定可能な商品IDが付加され、
前記入力手段は、前記パッケージに付加された用紙情報の入力を受け付けることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の印刷システム。 - 前記印刷装置は、前記パッケージに付加されている用紙情報を読み取り可能な読取手段を有し、
前記入力手段は、前記読取手段により前記パッケージに付加されている用紙情報を読み取ることで前記用紙情報を入力することを特徴とする請求項6に記載の印刷システム。 - 前記パッケージに付加される用紙情報は、一次元コード又は二次元コードで表現され、
前記入力手段は、前記読取手段により前記一次元コード又は二次元コードを読み取ることで前記用紙情報を入力することを特徴とする請求項7に記載の印刷システム。 - 前記入力手段は、前記印刷装置の操作部又は前記印刷装置と通信可能な外部装置から前記パッケージに付加されている用紙情報の入力を受け付けることを特徴とする請求項6に記載の印刷システム。
- 前記管理情報で管理する残量は、前記印刷装置又は外部装置から修正可能であることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の印刷システム。
- 前記印刷装置の給紙部から給紙された用紙の量と前記印刷装置で印刷された用紙の量が異なる場合、前記給紙部から給紙された用紙の量と前記印刷された用紙の量との差分に基づき該用紙の用紙情報に対応する前記管理情報で管理する残量を補正する補正手段を有することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の印刷システム。
- 印刷装置と通信可能なサーバーであって、
前記印刷装置の給紙部にセットした新たな一まとまりの用紙群に属する用紙について入力された該用紙の用紙情報とともに前記印刷装置から送信される、前記新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報の登録の依頼に応じて、前記用紙情報に対応する前記一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報を前記印刷装置に紐づけて登録し、該管理情報で管理する残量を該用紙情報から特定可能な前記一まとまりの用紙の量とする登録手段と、
前記印刷装置で用紙が消費された際に該消費された用紙の用紙情報とともに前記印刷装置から送信される、該用紙情報に対応する用紙が消費されたことの通知に応じて、前記用紙情報に対応する前記管理情報で管理する残量を減らすように該管理情報を更新する更新手段と、
を有することを特徴とするサーバー。 - 前記更新手段により更新された管理情報で管理する残量に基づいて、用紙を配送するための処理を開始する処理手段を有することを特徴とする請求項12に記載のサーバー。
- 印刷装置と通信可能なサーバーにおける制御方法であって、
前記印刷装置の給紙部にセットされた新たな一まとまりの用紙群に属する用紙について入力された該用紙の用紙情報とともに前記印刷装置から送信される、前記新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報の登録の依頼に応じて、前記用紙情報に対応する前記一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報を前記印刷装置に紐づけて登録し、該管理情報で管理する残量を該用紙情報から特定可能な前記一まとまりの用紙の量とする登録工程と、
前記印刷装置で用紙が消費された際に該消費された用紙の用紙情報とともに前記印刷装置から送信される、該用紙情報に対応する用紙が消費されたことの通知に応じて、前記用紙情報に対応する前記管理情報で管理する残量を減らすように該管理情報を更新する更新工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - 前記更新工程で更新された管理情報で管理する残量に基づいて、用紙を配送するための処理を開始する処理手段を有することを特徴とする請求項14に記載の制御方法。
- コンピュータを、請求項12又は13に記載の各手段として機能させるためのプログラム。
- サーバーと通信可能な印刷装置であって、
前記印刷装置の給紙部にセットした新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の用紙情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段で入力された用紙情報を前記サーバーに送信して前記新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報の登録を依頼する第1通知手段と、
前記印刷装置において用紙が消費されたことに応じて、該消費された用紙の用紙情報を前記サーバーに送信して該用紙情報に対応する用紙が消費されたことを前記サーバーに通知する第2通知手段と、
を有することを特徴とする印刷装置。 - 用紙を配送するための処理を行うサーバーと通信可能な印刷装置であって、
前記印刷装置の給紙部にセットした新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の用紙情報を入力するための入力手段と、
前記入力手段で入力された用紙情報に対応する前記新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報を登録し、該管理情報で管理する残量を該用紙情報から特定可能な前記一まとまりの用紙の量とする登録手段と、
前記印刷装置において用紙が消費されたことに応じて、該消費された用紙の用紙情報に対応する前記管理情報で管理する残量を減らすように該管理情報を更新する更新手段と、
前記更新手段により更新された管理情報で管理する残量に基づいて、用紙の配送を依頼する依頼手段と、
を有することを特徴とする印刷装置。 - サーバーと通信可能な印刷装置における制御方法であって、
前記印刷装置の給紙部にセットした新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の用紙情報を入力するための入力工程と、
前記入力工程で入力された用紙情報を前記サーバーに送信して前記新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報の登録を依頼する第1通知工程と、
前記印刷装置において用紙が消費されたことに応じて、該消費された用紙の用紙情報を前記サーバーに送信して該用紙情報に対応する用紙が消費されたことを前記サーバーに通知する第2通知工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - 用紙を配送するための処理を行うサーバーと通信可能な印刷装置における制御方法であって、
前記印刷装置の給紙部にセットした新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の用紙情報を入力するための入力工程と、
前記入力工程で入力された用紙情報に対応する前記新たな一まとまりの用紙群に属する用紙の残量を管理するための管理情報を登録し、該管理情報で管理する残量を該用紙情報から特定可能な前記一まとまりの用紙の量とする登録工程と、
前記印刷装置において用紙が消費されたことに応じて、該消費された用紙の用紙情報に対応する前記管理情報で管理する残量を減らすように該管理情報を更新する更新工程と、
前記更新工程で更新された管理情報で管理する残量に基づいて、用紙の配送を依頼する依頼工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、請求項17又は18に記載の各手段として機能させるためのプログラム。
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