JP2024024751A5 - - Google Patents

Description

従来から制御基板へ不正にアクセスされないように、セキュリティを高めた基板ケースを備える遊技機が知られている（例えば、特許文献１参照）。このような基板ケースは、壊さない限り制御用ＲＯＭを交換できないように構成されている。

特開２００８－５５１１２号公報

ところで、このような基板ケースは、制御基板へのアクセスのみならず、制御基板に実装された遊技の制御を行う電子部品（例えば、ＣＰＵ（Central Processing Unit）チップ）に対するセキュリティを高めることが求められている。

本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、遊技の制御を行う制御部品に対する不正を防止すると共に、その制御部品に不正が行われたことを早期に発見することが可能な遊技機を提供することを目的とする。

遊技の制御に関わる所定の電子部品（例えば、ＣＰＵチップ６１１）が実装された制御基板（例えば、主制御基板６１０）と、
前記制御基板を収容する透明な基板ケース（例えば、主基板ケース６２０）と、を備え、
前記基板ケースは、
前記所定の電子部品に対向する箇所が前記所定の電子部品側に凹となる面落ち部（例えば、面落ち部６４３）と、
前記面落ち部に連続し、前記所定の電子部品の第１の側面と第２の側面とのそれぞれに対向する位置に、前記面落ち部の底部（例えば、底部６４３ａ）に平行な断面形状がコ字状に形成された突出片（例えば、突出片６６９）と、
前記面落ち部の側壁に連続する複数のリブ（例えば、リブ６７０ａ～６７０ｄ）と、を有し、
前記基板ケースは、前記面落ち部を有する第１ケース（例えば、上ケース６２２）と、前記制御基板における前記所定の電子部品が実装される面と反対側の面に対向する第２ケース（例えば、下ケース６２１）とを有し、
前記第１ケースは、前記第２ケースに対して前記面落ち部が形成された面に略平行な第１方向（例えば、左右方向）にスライドさせることで前記第２ケースに係合され、
前記面落ち部の底部の輪郭は、前記所定の電子部品の上面の輪郭よりも大きく、
前記面落ち部は、底部から離れるにつれて開口が広がるように形成されている
ことを特徴とする遊技機。

上記構成によれば、遊技の制御に関わる所定の電子部品に対する不正を防止すると共に、所定の電子部品に不正が行われたことを早期に発見することができる。

Claims (1)

1. 遊技の制御に関わる所定の電子部品が実装された制御基板と、
   前記制御基板を収容する透明な基板ケースと、を備え、
   前記基板ケースは、
   前記所定の電子部品に対向する箇所が前記所定の電子部品側に凹となる面落ち部と、
   前記面落ち部に連続し、前記所定の電子部品の第１の側面と第２の側面とのそれぞれに対向する位置に、前記面落ち部の底部に平行な断面形状がコ字状に形成された突出片と、
   前記面落ち部の側壁に連続する複数のリブと、を有し、
   前記面落ち部の底部の輪郭は、前記所定の電子部品の上面の輪郭よりも大きく、
   前記面落ち部は、底部から離れるにつれて開口が広がるように形成されている
   ことを特徴とする遊技機。