JP2024024033A - 管理装置、管理方法及びプログラム - Google Patents

管理装置、管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェア資産管理台帳への登録作業を容易にする。【解決手段】複数の情報装置にインストールされているソフトウェア資産を管理する管理装置が、前記情報装置にインストールされているソフトウェアが、ソフトウェア資産管理台帳で管理されているか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により前記ソフトウェアが前記ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないと判定された場合、前記ソフトウェアに関する情報と、前記ソフトウェアが分類される区分であって、かつ、前記ソフトウェアが適切に利用されているか否かの判定に用いられる区分とを対応付けて前記ソフトウェア資産管理台帳に登録する登録手段と、を有する。前記区分には、所定の第1の区分~第4の区分が含まれる。【選択図】図2

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 平成29年10月4日にIAITAM ACE JAPAN 2017にて公開
本発明は、管理装置、管理方法及びプログラムに関する。
企業等では、ネットワーク内に大量の情報装置(例えば、PC等の各種端末やサーバ装置等)が存在し、これらの情報装置にインストールされているソフトウェアの数も膨大である。このため、各企業等では、保有しているソフトウェア資産やライセンス等を効率的に管理するため、IT(Information Technology)資産管理システムを導入している場合が多い。
IT資産管理システムでは、例えば、企業内で保有しているソフトウェア資産を、台帳(この台帳は、「ソフトウェア資産管理台帳」とも呼ばれる。)を用いて管理している。
特開2001-005659号公報
例えば、ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないソフトウェアが情報装置にインストールされてしまう事態が起こり得る。これは、情報装置の利用者が、例えば、自身の判断でソフトウェアを購入及びインストールしてしまう場合があるためである。
このような場合、IT資産管理システムの管理者等は、情報装置にインストールされたソフトウェアが適切なものであるか否か(例えば、ソフトウェア資産の運用ルールやセキュリティポリシー等に適合しているか否か等)を判断した上で、ソフトウェア資産管理台帳に登録する必要がある。これは、例えば、ソフトウェア資産の運用ルールやセキュリティポリシー等に適合していないソフトウェアが情報装置にインストールされた場合、コンピュータウイルス等の外部からの攻撃や情報漏えい等のリスク、不正なライセンス利用による契約違反等のリスクが発生する恐れがあるためである。
しかしながら、情報装置が大量に存在する場合には、ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないソフトウェアが情報装置にインストールされてしまう事態が度々起こり得ると考えられる。このため、IT資産管理システムの管理者等によるソフトウェア資産管理台帳への登録作業には、多くの労力を要すると考えられる。
本発明の実施形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、ソフトウェア資産管理台帳への登録作業を容易にすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の実施形態に係る管理装置は、複数の情報装置にインストールされているソフトウェア資産を管理する管理装置であって、前記情報装置にインストールされているソフトウェアが、ソフトウェア資産管理台帳で管理されているか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により前記ソフトウェアが前記ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないと判定された場合、前記ソフトウェアに関する情報と、前記ソフトウェアが分類される区分であって、かつ、前記ソフトウェアが適切に利用されているか否かの判定に用いられる区分とを対応付けて前記ソフトウェア資産管理台帳に登録する登録手段と、を有し、前記区分には、前記ソフトウェアが前記情報装置での利用が許可されており、適切に利用されているソフトウェアであることを示す第1の区分と、前記ソフトウェアが前記情報装置での利用が禁止されており、不適切なソフトウェア利用であるとしてアラートの通知対象となるソフトウェアであることを示す第2の区分と、前記ソフトウェアの利用には事前の申請が必要であり、事前の申請がなされていない場合は不適切なソフトウェア利用であるとしてアラートの対象となるソフトウェアであることを示す第3の区分と、前記ソフトウェアが他のソフトウェアの更新プログラム又はデバイスドライバであり、前記ソフトウェアが適切に利用されているか否かの判定対象外のソフトウェアであることを示す第4の区分と、が含まれる。
ソフトウェア資産管理台帳への登録作業を容易にすることができる。
本実施形態に係る資産管理システムの全体構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る管理装置の機能構成の一例を示す図である。 ハードウェアインベントリ情報の一例を示す図である。 ソフトウェアインベントリ情報の一例を示す図である。 ハードウェア資産管理台帳情報の一例を示す図である。 ソフトウェア資産管理台帳情報の一例を示す図である。 ライセンス管理台帳情報の一例を示す図である。 ライセンス割当情報の一例を示す図である。 自動登録条件情報の一例を示す図である。 ソフトウェア資産管理台帳への自動登録処理の一例を示すフローチャートである。 アラート通知処理の一例を示すフローチャートである。 アラート一覧画面及びアラート詳細画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施形態は、以下の実施形態に限られるわけではない。
<全体構成>
まず、ソフトウェア資産、ハードウェア資産、及びライセンス等のIT資産を管理する資産管理システム1について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る資産管理システム1の全体構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る資産管理システム1は、管理装置10と、収集装置20と、1以上の情報装置30と、管理者端末40とを有する。
情報装置30は、例えばPCやスマートフォン、タブレット端末等の各種端末やサーバ装置等である。情報装置30には、例えば、各種ソフトウェアがインストールされている。情報装置30及び当該情報装置30にインストールされているソフトウェアが、管理装置10による管理対象のハードウェア資産及びソフトウェア資産である。なお、ソフトウェアには、ライセンス契約等により購入したソフトウェアやプリインストールされているソフトウェア、或るソフトウェアに対する更新プログラム、セキュリティパッチ等が含まれる。
また、情報装置30には、当該情報装置30にインストールされているソフトウェアに関する情報を示すソフトウェアインベントリ情報と、当該情報装置30に関する情報を示すハードウェアインベントリ情報とを収集装置20に送信する専用のソフトウェア(インベントリ収集用ソフトウェア)がインストールされている。インベントリとは、保有資産を示す用語であり、IT資産管理等の分野で広く用いられている用語である。なお、インベントリ収集用ソフトウェア自身も、管理装置10による管理対象のソフトウェアに含まれていても良い。
ただし、収集装置20が情報装置30からソフトウェアインベントリ情報及びハードウェアインベントリ情報を取得することができる場合(すなわち、例えば、エージェントレス方式のインベントリ収集用ソフトウェアが収集装置20にインストールされている場合等)には、当該情報装置30にインベントリ収集用ソフトウェアがインストールされていなくても良い。
収集装置20は、情報装置30から送信されたソフトウェアインベントリ情報及びハードウェアインベントリ情報を収集するコンピュータ又はコンピュータシステムである。収集装置20は、情報装置30から収集したソフトウェアインベントリ情報及びハードウェアインベントリ情報を管理装置10に送信する。
なお、収集装置20は、管理装置10と一体で構成されていても良い。すなわち、収集装置20が備える機能(ソフトウェアインベントリ情報及びハードウェアインベントリ情報の収集機能)を管理装置10が有していても良い。
管理装置10は、IT資産を管理するコンピュータ又はコンピュータシステムである。管理装置10は、収集装置20が収集したソフトウェアインベントリ情報を用いて、ソフトウェア資産管理台帳に対してソフトウェア資産を登録する。すなわち、管理装置10は、ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないソフトウェアがソフトウェアインベントリ情報に含まれる場合(言い換えれば、ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないソフトウェアが情報装置30にインストールされている場合)、当該ソフトウェアを資産としてソフトウェア資産管理台帳に登録する。
また、管理装置10は、収集装置20から送信されたソフトウェアインベントリ情報及びハードウェアインベントリ情報等を用いて、IT資産が適切に利用されているか否かを判定し、判定結果に応じて管理者端末40や情報装置30等にアラートを通知する。
管理者端末40は、例えばPCやスマートフォン、タブレット端末等の各種端末であり、管理装置10の管理者等が利用する。管理装置10には、例えば、管理装置10から通知されたアラートの一覧等が表示される。なお、管理者端末40は、管理装置10と一体で構成されていても良い。
<機能構成>
次に、本実施形態に係る管理装置10の機能構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る管理装置10の機能構成の一例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係る管理装置10は、登録処理部110と、アラート通知処理部120とを有する。これら各機能部は、管理装置10にインストールされた1以上のプログラムがCPU(Central Processing Unit)に実行させる処理により実現される。
また、本実施形態に係る管理装置10は、記憶部130を有する。当該記憶部は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等を用いて実現可能である。なお、当該記憶部は、管理装置10とネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現されていても良い。
記憶部130には、ハードウェアインベントリ情報210と、ソフトウェアインベントリ情報220と、ハードウェア資産管理台帳情報230と、ソフトウェア資産管理台帳情報240と、ライセンス管理台帳情報250と、ライセンス割当情報260と、自動登録条件情報270と、ソフトウェア辞書情報280とが記憶されている。なお、これら各情報は、1つの記憶装置を用いて実現された記憶部130に記憶されていても良いし、複数の記憶装置を用いて実現された記憶部130に記憶されていても良い。
ハードウェアインベントリ情報210は、収集装置20により情報装置30毎に収集されたハードウェアインベントリ情報である。ハードウェアインベントリ情報210の詳細については後述する。
ソフトウェアインベントリ情報220は、収集装置20により情報装置30毎に収集されたソフトウェアインベントリ情報である。1つのソフトウェアインベントリ情報220には、当該情報装置30にインストールされているソフトウェア毎に、当該ソフトウェアに関する情報(例えば、ソフトウェア名やインストール日等)を示すレコードが含まれている。ソフトウェアインベントリ情報220の詳細については後述する。
ハードウェア資産管理台帳情報230は、ハードウェア資産を管理するためのハードウェア資産管理台帳を示す情報である。ハードウェア資産管理台帳情報230の詳細については後述する。
ソフトウェア資産管理台帳情報240は、ソフトウェア資産管理台帳を示す情報である。ソフトウェア資産管理台帳情報240の詳細については後述する。
本実施形態に係るソフトウェア資産管理台帳により管理されるソフトウェア資産は、「標準ソフトウェア」、「禁止ソフトウェア」、「未許可ソフトウェア」、「管理対象外ソフトウェア」及び「個別導入ソフトウェア」の5つのソフトウェア区分に分類される。
「標準ソフトウェア」とは、情報装置30での利用が許可されているソフトウェアである。「禁止ソフトウェア」とは、情報装置30での利用が禁止されているソフトウェアである。「未許可ソフトウェア」とは、情報装置30で利用するには事前に所定の許可申請を行う必要があるソフトウェアのことである。「管理対象外ソフトウェア」とは、管理装置10による管理対象外のソフトウェアのことである。「管理対象外ソフトウェア」に分類されるソフトウェアとしては、例えば、ソフトウェアの更新プログラムや各種デバイスドライバ等が挙げられる。
なお、ソフトウェア資産が分類される上記の5つのソフトウェア区分は一例であって、これら5つのソフトウェア区分に限定されるものではない。
ライセンス管理台帳情報250は、ライセンスを管理するためのライセンス管理台帳を示す情報である。ライセンス管理台帳情報250の詳細については後述する。
ライセンス割当情報260は、ライセンスの割り当てに関する情報である。ライセンス割当情報260の詳細については後述する。
自動登録条件情報270は、ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないソフトウェアが情報装置30にインストールされている場合に、当該ソフトウェアを資産としてソフトウェア資産管理台帳に登録するときの条件を示す情報である。ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないソフトウェアは、自動登録条件情報270により、「標準ソフトウェア」、「禁止ソフトウェア」、「未許可ソフトウェア」、「管理対象外ソフトウェア」及び「個別導入ソフトウェア」の5つのソフトウェア区分のうちの何れかのソフトウェア区分でソフトウェア資産管理台帳に登録される。
ソフトウェア辞書情報280は、ソフトウェアの名寄せに用いられるソフトウェア辞書を示す情報である。ソフトウェアの名寄せとは、ソフトウェアインベントリ情報220に含まれるソフトウェア名を、ソフトウェアを一意に特定するソフトウェア名に変換することである(この変換を「ソフトウェア名の正規化」とも称する。)。
一般に、ソフトウェアインベントリ情報220に含まれるソフトウェア名は、ソフトウェアを一意に特定できる名称でない場合が多い。例えば、ソフトウェアインベントリ情報220に含まれるソフトウェア名が記号で表現されていたり、省略した名称で表現されていたりする場合がある。また、ソフトウェアインベントリ情報220に含まれるソフトウェア名には、半角と全角とが混在している場合もある。そこで、このようなソフトウェア名を、ソフトウェアを一意に特定するソフトウェア名に変換するために、ソフトウェア辞書情報280が用いられる。
ソフトウェア辞書情報280には、例えば、ソフトウェアインベントリ情報220に含まれるソフトウェア名と、正規化されたソフトウェア名とが対応付けられている。なお、ソフトウェア辞書情報280には、例えば、更に、ソフトウェアの種別(例えば、「ユーティリティ」、「デバイスドライバ」又は「更新プログラム」等)やライセンスの種別(例えば、「フリーウェア」又は「シェアウェア」等)が対応付けられていても良い。
登録処理部110は、ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないソフトウェアが情報装置30にインストールされている場合に、当該ソフトウェアを資産としてソフトウェア資産管理台帳に登録する処理を行う。登録処理部110には、取得部111と、正規化部112と、登録部113とが含まれる。
取得部111は、記憶部130に記憶されているソフトウェアインベントリ情報220からレコードを1件取得する。
正規化部112は、記憶部130に記憶されているソフトウェア辞書情報280を参照して、取得部111により取得されたレコードに含まれるソフトウェア名を正規化する。
登録部113は、ソフトウェア資産管理台帳情報240を参照して、正規化部112により正規化されたソフトウェア名のソフトウェア資産がソフトウェア資産管理台帳に登録されているか否かを判定する。そして、登録部113は、当該ソフトウェア名のソフトウェア資産がソフトウェア資産管理台帳に登録されていないと判定した場合、自動登録条件情報270を参照して、当該自動登録条件情報270に応じたソフトウェア区分で、当該ソフトウェア名のソフトウェアを資産としてソフトウェア資産管理台帳に登録する。
アラート通知処理部120は、IT資産が適切に利用されていない場合に、アラートを通知する処理を行う。アラート通知処理部120には、判定部121と、アラート通知部122とが含まれる。
判定部121は、記憶部130に記憶されている各種情報(ハードウェアインベントリ情報210、ソフトウェアインベントリ情報220、ハードウェア資産管理台帳情報230、ソフトウェア資産管理台帳情報240、ライセンス管理台帳情報250、及びライセンス割当情報260)からIT資産が適切に利用されているか否かを判定する。
アラート通知部122は、判定部121によりIT資産が適切に利用されていないと判定された場合、当該判定結果に応じて、管理者端末40や情報装置30等にアラートを通知する。
<ハードウェアインベントリ情報210>
ここで、ハードウェアインベントリ情報210について、図3を参照しながら説明する。図3は、ハードウェアインベントリ情報210の一例を示す図である。なお、ハードウェアインベントリ情報210は、収集装置20により情報装置30毎に収集され、記憶部130に記憶される。
図3に示すように、ハードウェアインベントリ情報210には、「ハードウェア管理ID」と、「装置識別番号」と、「メーカー名」と、「型番」と、「シリアル番号」と、「コンピュータ名」と、「MAC(Media Access Control address)アドレス」とが含まれる。
「ハードウェア管理ID」は、情報装置30を一意に特定するIDである。ハードウェア管理IDによりハードウェアインベントリ情報210とソフトウェアインベントリ情報220とが相互に対応付けられる。
「装置識別番号」は、情報装置30にインストールされたインベントリ収集用ソフトウェアにより生成された番号であり、ハードウェア管理IDと同様に、情報装置30を一意に特定するIDである。なお、「装置識別番号」は、「機器番号」や「端末識別番号」等の他の名称であっても良い。
「メーカー名」は、情報装置30の製造元のメーカー名である。「型番」は、情報装置30の型番である。「シリアル番号」は、情報装置30のシリアル番号(例えば、製造固有番号等)である。「コンピュータ名」は、情報装置30に設定された名称である。「MACアドレス」は、情報装置30のMACアドレスである。
なお、メーカー名、型番、シリアル番号、コンピュータ名、及びMACアドレスは、インベントリ収集用ソフトウェアによって収集される情報装置30の情報の一例であって、インベントリ収集用ソフトウェアによって収集される情報装置30の情報は、これらに限定されるものではない。
<ソフトウェアインベントリ情報220>
次に、ソフトウェアインベントリ情報220について、図4を参照しながら説明する。図4は、ソフトウェアインベントリ情報220の一例を示す図である。なお、ソフトウェアインベントリ情報220は、収集装置20により情報装置30毎に収集され、記憶部130に記憶される。
図4に示すように、ソフトウェアインベントリ情報220には、1以上のレコードが含まれる。また、これら各レコードには、「ソフトウェア管理ID」と、「ハードウェア管理ID」と、「ソフトウェア名」と、「メーカー名」と、「インストール日」とが含まれる。
「ソフトウェア管理ID」は、ソフトウェアを一意に特定するIDである。なお、ソフトウェア管理IDは、例えば、「ソフトウェア識別子」や「ソフトウェア資産識別子」等の他の名称であっても良い。
ソフトウェアインベントリ情報220のレコードに含まれるソフトウェア管理IDがソフトウェア資産管理台帳情報240にも存在する場合、当該ソフトウェア管理IDにより、ソフトウェアインベントリ情報220のレコードとソフトウェア資産管理台帳情報240のレコードとが相互に対応付けられる。
一方で、ソフトウェアインベントリ情報220のレコードに含まれるソフトウェア管理IDがソフトウェア資産管理台帳情報240にも存在しない場合も有り得る。これは、例えば、情報装置30のユーザが、ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないソフトウェアを当該情報装置30にインストールしてしまった場合等である。
「ハードウェア管理ID」は、上述したように、情報装置30を一意に特定するIDである。「ソフトウェア名」は、ソフトウェアの名称である。なお、ソフトウェアインベントリ情報200のソフトウェア名は、上述したように、ソフトウェアを一意に特定できる名称でない場合が多い。
「メーカー名」は、ソフトウェアの製造メーカーの名称である。「インストール日」は、ソフトウェアを情報装置30にインストールした日付である。なお、「インストール日」は、ソフトウェアを情報装置30にインストールした日時であっても良い。
<ハードウェア資産管理台帳情報230>
次に、ハードウェア資産管理台帳情報230について、図5を参照しながら説明する。図5は、ハードウェア資産管理台帳情報230の一例を示す図である。
図5に示すように、ハードウェア資産管理台帳情報230には、1以上のレコードが含まれる。また、これら各レコードには、「ハードウェア管理ID」と、「装置識別番号」と、「メーカー名」と、「型番」と、「シリアル番号」と、「コンピュータ名」と、「MACアドレス」と、「管理部門」と、「管理者」と、「ユーザID」と、「状態」とが含まれる。
「ハードウェア管理ID」、「装置識別番号」、「メーカー名」、「型番」、「シリアル番号」、「コンピュータ名」、及び「MACアドレス」は、上述した通りである。
「管理部門」は、情報装置30を管理する部門である。「管理者」は、情報装置30の管理者である。「ユーザID」は、情報装置30を利用している利用者(ユーザ)を一意に特定するIDである。
「状態」は、ハードウェアの状態である。ハードウェアの状態としては、例えば、「利用中」、「遊休中」、「廃棄済」等がある。「利用中」とは、情報装置30をユーザが利用している状態のことである。「遊休中」とは、情報装置30をユーザが利用していない状態のこと(情報装置30をユーザに対して割り当てていない状態のこと)である。「廃棄済」とは、情報装置30が廃棄済みである状態のことである。
なお、例えば、管理対象のハードウェアが追加や削除された場合、管理者によって管理者端末40を用いて、ハードウェア資産管理台帳情報230のレコードの追加や削除が行われる。
<ソフトウェア資産管理台帳情報240>
次に、ソフトウェア資産管理台帳情報240について、図6を参照しながら説明する。図6は、ソフトウェア資産管理台帳情報240の一例を示す図である。
図6に示すように、ソフトウェア資産管理台帳情報240には、1以上のレコードが含まれる。また、これら各レコードには、「ソフトウェア管理ID」と、「ソフトウェア名」と、「メーカー名」と、「バージョン」と、「有償/無償区分」と、「種別」と、「ソフトウェア区分」とが含まれる。
「ソフトウェア管理ID」、「ソフトウェア名」、及び「メーカー名」は、上述した通りである。
「バージョン」は、ソフトウェアのバージョンである。なお、バージョンには、ソフトウェアのリビジョンが含まれていても良い。「有償/無償区分」は、ソフトウェアが有償であるか無償であるかを示す区分である。
「種別」は、ソフトウェアの種別である。ソフトウェアの種別としては、例えば、「業務系」、「ユーティリティ」、「その他」等がある。「業務系」とは、各種業務を直接的又は間接的に支援する機能を提供するソフトウェアであり、例えば、ワープロソフトや表計算ソフト等の各種アプリケーションソフトウェアが挙げられる。「ユーティリティ」とは、補助的な機能を提供するソフトウェアであり、例えば、プリンタドライバや暗号化ソフトウェア等が挙げられる。「その他」とは、「業務系」及び「ユーティリティ」以外のソフトウェアであり、例えば、ソフトウェアの更新プログラムやセキュリティパッチ等が挙げられる。
「ソフトウェア区分」は、ソフトウェア資産を分類する区分である。ソフトウェア区分としては、上述した通り、「標準ソフトウェア」、「禁止ソフトウェア」、「未許可ソフトウェア」、「管理対象外ソフトウェア」及び「個別導入ソフトウェア」の5つのソフトウェア区分がある。
なお、例えば、管理対象のソフトウェアが追加や削除された場合、管理者によって管理者端末40を用いて、ソフトウェア資産管理台帳情報240のレコードの追加や削除が行われる。
<ライセンス管理台帳情報250>
次に、ライセンス管理台帳情報250について、図7を参照しながら説明する。図7は、ライセンス管理台帳情報250の一例を示す図である。
図7に示すように、ライセンス管理台帳情報250には、1以上のレコードが含まれる。また、これら各レコードには、「ライセンス管理ID」と、「ソフトウェア管理ID」と、「ライセンス種別」と、「付加ライセンス」と、「購入日」と、「管理部門」と、「管理者」と、「元ライセンス管理ID」と、「ライセンス保有数」と、「使用数合計」とが含まれる。
「ライセンス管理ID」は、ソフトウェアのライセンスを一意に特定するIDである。「ソフトウェア管理ID」は、上述したように、ソフトウェアを一意に特定するIDである。
「ライセンス種別」は、ライセンスの種別である。ライセンスの種別としては、例えば、「ユーザライセンス」、「デバイスライセンス」、「フリーウェア」等がある。「ユーザライセンス」とは、例えば、1つのライセンスで1ユーザによるソフトウェアの利用が許可されるライセンスである。「デバイスライセンス」とは、例えば、1つのライセンスで1台の情報装置30へのソフトウェアのインストールが許可されるライセンスである。「フリーウェア」とは、例えば、ライセンス契約が不要なライセンスのことである。
ライセンス管理台帳情報250の各レコードには、上記以外にも、例えば、ライセンスの有効期限等が含まれていても良い。
なお、ライセンスの種別は、上記以外にも、例えば、プロセッサライセンス等の種々のライセンスがある。
「付加ライセンス」、ライセンス契約に付帯する権利(契約)のことである。このような権利としては、例えば、「アップグレード権」や「ダウングレード権」等がある。アップグレード権とは、ライセンス契約したバージョンのソフトウェアよりも上位のバージョンのソフトウェアも利用可能な権利のことである。ダウングレード権とは、ライセンス契約したバージョンのソフトウェアよりも下位のバージョンのソフトウェアも利用可能な権利のことである。
なお、付加ライセンスは、上記以外にも、例えば、重複インストール権等の種々の付加ライセンスがある。
「購入日」は、ライセンスを購入した日である。「管理部門」は、ライセンスを管理する部門である。「管理者」は、ライセンスの管理者である。「元ライセンス管理ID」は、ライセンス契約に対してアップグレード権又はダウングレード権が付帯されている場合に、親となるライセンスのライセンス管理ID(すなわち、アップグレード前又はダウングレード前のソフトウェアのライセンス管理ID)のことである。
「ライセンス保有数」は、ライセンスの保有数である。例えば、ライセンスの保有数が「10」で、かつ、ライセンス種別が「デバイスライセンス」である場合、10台分のライセンスを保有していることを示している。同様に、例えば、ライセンスの保有数が「10」で、かつ、ライセンス種別が「ユーザライセンス」である場合、10ユーザ分のライセンスを保有していることを示している。
「使用数合計」は、ライセンス保有数のうち、実際に利用されているライセンス(すなわち、情報装置30又はユーザに対して割り当てられているライセンス)のことである。
なお、例えば、ライセンス契約が新たに締結された場合やライセンス契約が切れた場合等に、管理者によって管理者端末40を用いて、ライセンス管理台帳情報250のレコードの追加や削除が行われる。
<ライセンス割当情報260>
次に、ライセンス割当情報260について、図8を参照しながら説明する。図8は、ライセンス割当情報260の一例を示す図である。
図8に示すように、ライセンス割当情報260には、1以上のレコードが含まれる。また、これら各レコードには、「割当管理ID」と、「ハードウェア管理ID」と、「ユーザID」と、「ライセンス管理ID」とが含まれる。
「割当管理ID」は、ライセンス割当情報260の各レコードを一意に特定するIDである。「ハードウェア管理ID」は、上述したように、情報装置30を一意に特定するIDである。「ユーザID」は、上述したように、情報装置30を利用している利用者(ユーザ)を一意に特定するIDである。「ライセンス管理ID」は、上述したように、ソフトウェアのライセンスを一意に特定するIDである。
これにより、ソフトウェアのライセンスがどの情報装置30のどのユーザに対して割り当てられているのかが管理される。例えば、割当管理ID「AS01」のレコードは、ハードウェア管理ID「HW01」の情報装置30を利用するユーザ(ユーザID「ユーザA」)に対して、ライセンス管理ID「LC01」のライセンスが割り当てられていることを示している。
なお、例えば、ライセンスの割り当てが追加や削除された場合、管理者によって管理者端末40を用いて、ライセンス割当情報260のレコードの追加や削除が行われる。
<自動登録条件情報270>
次に、自動登録条件情報270について、図9を参照しながら説明する。図9は、自動登録条件情報270の一例を示す図である。
図9に示すように、自動登録条件情報270には、1以上のレコードが含まれる。また、これら各レコードには、「ソフトウェア名」と、「メーカー名」と、「種別」と、「自動登録区分」と、「ソフトウェア区分」とが含まれる。
「ソフトウェア名」は、上述したように、ソフトウェアの名称である。なお、自動登録条件情報270のレコードに含まれるソフトウェア名は、ソフトウェア辞書情報280を用いて正規化されたソフトウェア名である。ただし、正規化されていないソフトウェア名であっても良い。また、自動登録条件情報270には、正規化されたソフトウェア名が含まれるレコードと、正規化されていないソフトウェア名が含まれるレコードとが混在していても良い。
「メーカー名」は、上述したように、ソフトウェアの製造メーカーの名称である。「種別」は、上述したように、ソフトウェアの種別である。
「自動登録区分」は、ソフトウェア資産管理台帳に管理されていないソフトウェアが情報装置30にインストールされている場合に、当該ソフトウェアを資産としてソフトウェア資産管理台帳に登録するか否かを示す区分である。自動登録区分が「自動登録」である場合、当該ソフトウェアは、ソフトウェア資産管理台帳に登録される。一方で、自動登録区分が「アラート」である場合、例えば、管理者端末40や該当の情報装置30に対してアラートが通知される。「ソフトウェア区分」は、上述したように、ソフトウェア資産を分類する区分である。
例えば、ソフトウェア名「PresentationA」のソフトウェアが情報装置30にインストールされている一方で、ソフトウェア資産管理台帳に登録されていない場合、ソフトウェア区分を「標準ソフトウェア」として、当該ソフトウェアがソフトウェア資産管理台帳に登録される。
なお、ソフトウェア名に含まれる「*」は、任意の文字列を表す。これにより、例えば、ソフトウェア名が「Update*」である場合、ソフトウェア名が「Update20171201」や「Update20171210」等のソフトウェア(例えば、或るソフトウェアに対する更新プログラム)を、ソフトウェア区分を「管理対象外ソフトウェア」として、ソフトウェア資産管理台帳に登録することができる。
<ソフトウェア資産管理台帳への自動登録処理>
以降では、ソフトウェア資産管理台帳に管理されていないソフトウェアが情報装置30にインストールされている場合に、当該ソフトウェアをソフトウェア資産管理台帳に登録する処理について、図10を参照しながら説明する。図10は、ソフトウェア資産管理台帳への自動登録処理の一例を示すフローチャートである。なお、図10に示す自動登録処理は、例えば、情報装置30単位で収集されたソフトウェアインベントリ情報220毎(すなわち、情報装置30毎)に実行される。
まず、登録処理部110の取得部111は、記憶部130に記憶されているソフトウェアインベントリ情報220からレコードを1件取得する(ステップS101)。
次に、登録処理部110の正規化部112は、ソフトウェア辞書情報280を参照して、取得部111により取得されたレコードに含まれるソフトウェア名を正規化する(ステップS102)。
次に、登録処理部110の登録部113は、ソフトウェア資産管理台帳情報240を参照して、正規化部112により正規化されたソフトウェア名のソフトウェア資産がソフトウェア資産管理台帳に登録されているか否かを判定する(ステップS103)。すなわち、登録部113は、上記のステップS102で正規化されたソフトウェア名が含まれるレコードがソフトウェア資産管理台帳情報240に存在するか否かを判定する。
ステップS103において、当該ソフトウェア名のソフトウェア資産がソフトウェア資産管理台帳に登録されていると判定された場合、登録処理部110は、ステップS105に進む。
一方、ステップS103において、当該ソフトウェア名のソフトウェア資産がソフトウェア資産管理台帳に登録されていないと判定された場合、登録処理部110の登録部113は、自動登録条件情報270を参照して、当該自動登録条件情報270に応じたソフトウェア区分で、当該ソフトウェア名のソフトウェアを資産としてソフトウェア資産管理台帳に登録する(ステップS104)。
すなわち、登録部113は、自動登録条件情報270を参照して、当該ソフトウェア名に対応するソフトウェア区分を特定した上で、特定したソフトウェア区分及び当該ソフトウェア名を含むレコードをソフトウェア資産管理台帳情報240に追加する。
例えば、当該ソフトウェア名が「Editsoft C」である場合、自動登録条件情報270を参照して、ソフトウェア区分「標準ソフトウェア」が特定される。したがって、登録部113は、ソフトウェア名「Editsoft C」及びソフトウェア区分「標準ソフトウェア」を含むレコードを作成して、ソフトウェア資産管理台帳情報240に追加する。なお、このとき、当該レコードのメーカー名やバージョン等は、自動登録条件情報270から取得されても良いし、ソフトウェアインベントリ情報220から取得されても良い。又は、当該レコードのメーカー名やバージョン等をブランクとしても良い。
また、例えば、当該ソフトウェア名が「Update20171211」である場合、自動登録条件情報270を参照して、ソフトウェア区分「管理対象外ソフトウェア」が特定される。したがって、登録部113は、ソフトウェア名「Update20171211」及びソフトウェア区分「管理対象外ソフトウェア」を含むレコードを作成して、ソフトウェア資産管理台帳情報240に追加する。
なお、上記のように、当該ソフトウェア名のソフトウェアをソフトウェア資産管理台帳に登録する場合は、自動登録条件情報270において当該ソフトウェア名に対して自動登録区分「自動登録」が対応付けられているときである。当該ソフトウェア名に対して自動登録区分「アラート」が対応付けられている場合、登録部113は、ソフトウェア管理台帳への登録は行わずに、例えば、アラートを通知するための所定のフラグに「1」を設定する。後述するアラート処理において、このフラグを参照することで、アラート通知部122により管理者端末40や該当の情報装置30に対してアラートが通知される。
次に、登録処理部110の取得部111は、ソフトウェアインベントリ情報220から全てのレコードが取得されたか否かを判定する(ステップS105)。
ステップS105において、未だ取得されていないレコードがソフトウェアインベントリ情報220に存在する場合、登録処理部110は、ステップS101に戻る。これにより、ソフトウェアインベントリ情報220に含まれる全てのレコードに対して、上記のステップS102~ステップS104が実行される。
一方、ステップS105において、ソフトウェアインベントリ情報220から全てのレコードが取得されたと判定された場合、登録処理部110は、ソフトウェア資産管理台帳への自動登録処理を終了する。
以上により、本実施形態に係る管理装置10は、ソフトウェア資産管理台帳に管理されていないソフトウェアが情報装置30にインストールされている場合(すなわち、ソフトウェア資産管理台帳に管理されていないソフトウェアのソフトウェア名がソフトウェアインベントリ情報220に含まれる場合)、当該ソフトウェアをソフトウェア資産管理台帳に登録することができる。これにより、本実施形態に係る管理装置10によれば、管理者によるソフトウェア資産管理台帳への登録作業を容易にすることができる。
特に、本実施形態に係る管理装置10は、例えば、更新プログラムやデバイスドライバ等が情報装置30にインストールされた場合に、これらのソフトウェアのソフトウェア区分を「管理対象外ソフトウェア」としてソフトウェア資産管理台帳に登録する。したがって、例えば、更新プログラムが頻繁に提供されるようなソフトウェアが情報装置30にインストールされているような場合に、管理者によるソフトウェアの管理負担を軽減させることができる。
<アラート通知処理>
以降では、IT資産が適切に利用されていない場合に、アラートを通知する処理について、図11を参照しながら説明する。図11は、アラート通知処理の一例を示すフローチャートである。
まず、アラート通知処理部120の判定部121は、記憶部130に記憶されている各種情報(ハードウェアインベントリ情報210、ソフトウェアインベントリ情報220、ハードウェア資産管理台帳情報230、ソフトウェア資産管理台帳情報240、ライセンス管理台帳情報250、及びライセンス割当情報260)を参照して、アラート通知条件を満たすか否かを判定する(ステップS201)。
判定部121は、例えば、以下の(1)~(12)に示す場合に、アラート通知条件を満たすと判定すれば良い。
(1)ハードウェアインベントリ情報210が、ハードウェア資産管理台帳情報230のレコードとハードウェア管理IDにより関連付けが行えない場合。
(2)ハードウェア資産管理台帳情報230の各レコードのうち、ハードウェアインベントリ情報210と関連付けを行うことができたレコードについて、当該レコードの状態が「遊休中」又は「廃棄済」である場合。
(3)ハードウェア資産管理台帳情報230の各レコードのうち、ハードウェアインベントリ情報210と関連付けを行うことができたレコードについて、当該レコードの状態が「利用中」であって、かつ、ハードウェアインベントリ情報210が所定の期間(例えば、30日)以上の間、収集できていない場合。
(4)図10のステップS102でソフトウェア名の正規化を行うことができなかった場合(すなわち、ソフトウェアの名寄せを行うことができなかった場合)。
(5)図10のステップS102でソフトウェア名の正規化を行うことができた場合であって、上記のステップS103で当該ソフトウェア名のソフトウェア資産がソフトウェア資産管理台帳に登録されていないと判定された場合。なお、このとき、更に、上述したフラグを参照して、このフラグに「1」が設定されている場合としても良い。
(6)ソフトウェア資産管理台帳情報240においてソフトウェア区分が「未許可ソフトウェア」となっているソフトウェアを示すレコードが、ソフトウェアインベントリ情報220に含まれる場合。
(7)ソフトウェア資産管理台帳情報240においてソフトウェア区分が「禁止ソフトウェア」となっているソフトウェアを示すレコードが、ソフトウェアインベントリ情報220に含まれる場合。
(8)ソフトウェアインベントリ情報220に含まれるレコードにより示されるソフトウェアがインストールされている情報装置30に対して、ライセンス割当情報260においてライセンス管理IDが関連付けられていない場合(すなわち、情報装置30にインストールされているソフトウェアに対してライセンスが割り当てられていない場合)。
(9)情報装置30のユーザから利用申請が行われたにも関わらず、当該利用申請が行われたソフトウェアを示すレコードがソフトウェアインベントリ情報220に含まれていない場合。
(10)ライセンスの有効期限が切れているソフトウェアが存在する場合(すなわち、ライセンスの有効期限が切れているソフトウェアを示すレコードがソフトウェアインベントリ情報220に含まれる場合)。
(11)ライセンスの有効期限切れが迫っているソフトウェアが存在する場合(すなわち、ライセンスの有効期限切れが迫っているソフトウェアを示すレコードがソフトウェアインベントリ情報220に含まれる場合)。なお、ライセンスの有効期限切れが迫っているとは、例えば、有効期限切れまでの残り日数が数日程度である場合等である。
(12)ソフトウェアに割り当てられているライセンスの合計数が保有数を超過している場合(すなわち、使用数合計>ライセンス保有数となっているレコードがライセンス管理台帳情報250に存在する場合)。
次に、アラート通知部122は、条件を満たすアラート通知条件が存在するか否かを判定する(ステップS202)。すなわち、アラート通知部122は、上記の(1)~(12)のアラート通知条件うち、条件を満たすアラート通知条件が存在するか否かを判定する。
ステップS202において、条件を満たすアラート通知条件が存在しないと判定された場合、アラート通知処理部120は、アラート通知処理を終了する。
一方、ステップS202において、条件を満たすアラート通知条件が存在すると判定された場合、アラート通知処理部120のアラート通知部122は、条件を満たすアラート通知条件に応じたアラートを、管理者端末40及び該当の情報装置30の少なくとも一方に通知する(ステップS203)。なお、アラート毎に、管理者端末40及び情報装置30の両方にアラートを通知するか、管理者端末40だけにアラートを通知するか、又は情報装置30だけにアラートを通知するかが予め設定されている。
ここで、一例として、管理者端末40又は情報装置30に通知されたアラートの一覧を示すアラート一覧画面G100と、当該アラート一覧画面G100から選択されたアラートの詳細を示すアラート詳細画面G200とを図12に示す。図12は、アラート一覧画面G100及びアラート詳細画面G200の一例を示す図である。
図12(a)に示すように、アラート一覧画面G100には、管理装置10から通知されたアラートの一覧が表示される。また、図12(b)に示すように、アラート詳細画面G200には、アラートの詳細な情報が表示される。
管理者は、アラート一覧画面G100やアラート詳細画面G200を参照することで、適切に利用されていないIT資産が存在することと、その詳細な内容とを知ることができる。したがって、管理者は、IT資産が適切に利用されるように、情報装置30のユーザに対して是正を求める措置等を取ることができる。
また、情報装置30のユーザも、アラート一覧画面G100やアラート詳細画面G200を参照することで、自身がIT資産を適切に利用していないことを知ることができ、その是正を図ることができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 資産管理システム
10 管理装置
20 収集装置
30 情報装置
40 管理者端末
110 登録処理部
111 取得部
112 正規化部
113 登録部
120 アラート通知処理部
121 判定部
122 アラート通知部
130 記憶部
210 ハードウェアインベントリ情報
220 ソフトウェアインベントリ情報
230 ハードウェア資産管理台帳情報
240 ソフトウェア資産管理台帳情報
250 ライセンス管理台帳情報
260 ライセンス割当情報
270 自動登録条件情報
280 ソフトウェア辞書情報

Claims (5)

  1. 複数の情報装置にインストールされているソフトウェア資産を管理する管理装置であって、
    前記情報装置にインストールされているソフトウェアが、ソフトウェア資産管理台帳で管理されているか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記ソフトウェアが前記ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないと判定された場合、前記ソフトウェアに関する情報と、前記ソフトウェアが分類される区分であって、かつ、前記ソフトウェアが適切に利用されているか否かの判定に用いられる区分とを対応付けて前記ソフトウェア資産管理台帳に登録する登録手段と、
    を有し、
    前記区分には、
    前記ソフトウェアが前記情報装置での利用が許可されており、適切に利用されているソフトウェアであることを示す第1の区分と、
    前記ソフトウェアが前記情報装置での利用が禁止されており、不適切なソフトウェア利用であるとしてアラートの通知対象となるソフトウェアであることを示す第2の区分と、
    前記ソフトウェアの利用には事前の申請が必要であり、事前の申請がなされていない場合は不適切なソフトウェア利用であるとしてアラートの対象となるソフトウェアであることを示す第3の区分と、
    前記ソフトウェアが他のソフトウェアの更新プログラム又はデバイスドライバであり、前記ソフトウェアが適切に利用されているか否かの判定対象外のソフトウェアであることを示す第4の区分と、が含まれる、管理装置。
  2. 複数の情報装置にインストールされているソフトウェア資産を管理する管理装置であって、
    前記情報装置にインストールされているソフトウェアが、ソフトウェア資産管理台帳で管理されているか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により前記ソフトウェアが前記ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないと判定された場合、前記ソフトウェアに関する情報と、前記ソフトウェアが分類される区分であって、かつ、前記ソフトウェアが適切に利用されているか否かの判定に用いられる区分とを対応付けて前記ソフトウェア資産管理台帳に登録する登録手段と、
    所定の通知先に対して前記ソフトウェアに関するアラートを通知するアラート通知手段と、
    を有し、
    前記登録手段は、
    前記第1の判定手段により前記ソフトウェアが前記ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないと判定された場合であっても、前記ソフトウェアに関する情報に含まれる自動登録条件が前記アラート通知手段によりアラート通知を行うことを示すものである場合には前記ソフトウェアを前記ソフトウェア資産管理台帳に登録せず、
    前記アラート通知手段は、
    前記第1の判定手段により前記ソフトウェアが前記ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないと判定され、かつ、前記ソフトウェアに関する情報に含まれる自動登録条件がアラート通知を行うことを示すものである場合、又は、前記情報装置のハードウェアに関する情報が収集されたときに前記情報装置の利用状態が廃棄済若しくは遊休中である場合、又は、前記情報装置の利用状態が利用中であり、かつ、前記情報装置のハードウェアに関する情報が一定期間以上収集されていない場合、前記アラートを通知する、管理装置。
  3. 複数の情報装置にインストールされているソフトウェア資産を管理する管理装置が、
    前記情報装置にインストールされているソフトウェアが、ソフトウェア資産管理台帳で管理されているか否かを判定する第1の判定手順と、
    前記第1の判定手順で前記ソフトウェアが前記ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないと判定された場合、前記ソフトウェアに関する情報と、前記ソフトウェアが分類される区分であって、かつ、前記ソフトウェアが適切に利用されているか否かの判定に用いられる区分とを対応付けて前記ソフトウェア資産管理台帳に登録する登録手順と、
    を実行し、
    前記区分には、
    前記ソフトウェアが前記情報装置での利用が許可されており、適切に利用されているソフトウェアであることを示す第1の区分と、
    前記ソフトウェアが前記情報装置での利用が禁止されており、不適切なソフトウェア利用であるとしてアラートの通知対象となるソフトウェアであることを示す第2の区分と、
    前記ソフトウェアの利用には事前の申請が必要であり、事前の申請がなされていない場合は不適切なソフトウェア利用であるとしてアラートの対象となるソフトウェアであることを示す第3の区分と、
    前記ソフトウェアが他のソフトウェアの更新プログラム又はデバイスドライバであり、前記ソフトウェアが適切に利用されているか否かの判定対象外のソフトウェアであることを示す第4の区分と、が含まれる、管理方法。
  4. 複数の情報装置にインストールされているソフトウェア資産を管理する管理装置が、
    前記情報装置にインストールされているソフトウェアが、ソフトウェア資産管理台帳で管理されているか否かを判定する第1の判定手順と、
    前記第1の判定手順で前記ソフトウェアが前記ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないと判定された場合、前記ソフトウェアに関する情報と、前記ソフトウェアが分類される区分であって、かつ、前記ソフトウェアが適切に利用されているか否かの判定に用いられる区分とを対応付けて前記ソフトウェア資産管理台帳に登録する登録手順と、
    所定の通知先に対して前記ソフトウェアに関するアラートを通知するアラート通知手順と、
    を実行し、
    前記登録手順は、
    前記第1の判定手順で前記ソフトウェアが前記ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないと判定された場合であっても、前記ソフトウェアに関する情報に含まれる自動登録条件が前記アラート通知手順でアラート通知を行うことを示すものである場合には前記ソフトウェアを前記ソフトウェア資産管理台帳に登録せず、
    前記アラート通知手順は、
    前記第1の判定手順で前記ソフトウェアが前記ソフトウェア資産管理台帳で管理されていないと判定され、かつ、前記ソフトウェアに関する情報に含まれる自動登録条件がアラート通知を行うことを示すものである場合、又は、前記情報装置のハードウェアに関する情報が収集されたときに前記情報装置の利用状態が廃棄済若しくは遊休中である場合、又は、前記情報装置の利用状態が利用中であり、かつ、前記情報装置のハードウェアに関する情報が一定期間以上収集されていない場合、前記アラートを通知する、管理方法。
  5. コンピュータを、請求項1又は2に記載の管理装置として機能させるプログラム。
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