JP2024022363A - 運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の運転者が警報に対して感じる煩わしさを低減できる運転支援装置を提供する。【解決手段】運転支援装置10は、少なくとも一部の操作が自動で制御される車両20の運転者に対して警報を出力する制御部12を備える。制御部12は、運転者の過去の運転記録、車両の走行環境、又は、乗車人数の少なくとも1つに基づいて警報の内容を決定する。【選択図】図1

Description

本開示は、運転支援装置に関する。
ステアリングホイールに対する操作の検出によって、警報タイミングを遅延させる車両用警報装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2019-175077号公報
警報を遅延させても車両の運転者が警報を煩わしく感じることがある。
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、車両の運転者が警報に対して感じる煩わしさを低減することにある。
本開示の一実施形態に係る運転支援装置は、少なくとも一部の操作が自動で制御される車両の運転者に対して警報を出力する制御部を備える。前記制御部は、運転者の過去の運転記録、車両の走行環境、又は、乗車人数の少なくとも1つに基づいて前記警報の内容を決定する。
本開示の一実施形態に係る運転支援装置によれば、車両の運転者が警報に対して感じる煩わしさが低減され得る。
一実施形態に係る運転支援装置の構成例を示すブロック図である。 車両に設置された端末装置の構成部の例を示す模式図である。
(運転支援システム1の構成例)
図1に示されるように、一実施形態に係る運転支援システム1は、運転支援装置10と、端末装置40とを備える。運転支援装置10は、車両20の運転者の状態、又は、車両20の状態に基づいて、運転者を支援する情報を生成して出力する。運転者を支援する情報は、支援情報とも称される。運転支援装置10は、支援情報として、後述するように運転者が集中を欠いたり注意散漫になったりしたときに運転者に通知する警報を生成して出力する。運転支援装置10は、車両20に同乗者が乗っている場合、同乗者に対して支援情報を出力してもよい。
運転支援装置10は、支援情報を運転者又は同乗者に直接通知してよいし、支援情報を端末装置40に出力して端末装置40から運転者に支援情報を通知させてよい。端末装置40は、運転者又は同乗者によって所持されていてもよいし、車両20に搭載されていてもよい。運転支援装置10は、端末装置40の機能を含み、車両20に搭載されていてもよい。つまり、端末装置40は、運転支援装置10に含まれてもよい。運転支援装置10又は端末装置40の機能は、車両20に搭載されているナビゲーション装置等の他の機器によって実現されてもよい。
<運転支援装置10>
運転支援装置10は、制御部12と、記憶部14と、インタフェース16とを備える。
制御部12は、運転支援装置10の少なくとも1つの構成部を制御する。制御部12は、1つ以上のプロセッサを含んで構成されてよい。本実施形態において「プロセッサ」は、汎用のプロセッサ、特定の処理に特化した専用のプロセッサ等であるが、これらに限られない。制御部12は、1つ以上の専用回路を含んで構成されてもよい。専用回路は、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)を含んでよい。制御部12は、プロセッサの代わりに専用回路を含んで構成されてもよいし、プロセッサとともに専用回路を含んで構成されてもよい。
記憶部14は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等を含んで構成されてよいが、これらに限られない。記憶部14は、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部14は、磁気ディスク等の電磁記憶媒体を含んで構成されてよい。記憶部14は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な媒体を含んで構成されてよい。記憶部14は、運転支援装置10の動作に用いられる任意の情報又はプログラムを格納する。記憶部14は、例えばシステムプログラム又はアプリケーションプログラム等を格納してよい。記憶部14は、制御部12に含まれてもよい。
インタフェース16は、制御部12から情報又はデータ等を出力したり、制御部12に情報又はデータ等を入力したりする。インタフェース16は、ネットワーク50を介して車両20又は端末装置40等の他の機器と通信可能に構成される通信モジュールを含んでよい。通信モジュールは、例えば4G(4th Generation)又は5G(5th Generation)等の移動体通信規格に対応してよい。通信モジュールは、LAN(Local Area Network)等の通信規格に対応してもよい。通信モジュールは、有線又は無線の通信規格に対応してもよい。通信モジュールは、これらに限られず、種々の通信規格に対応してよい。インタフェース16は、通信モジュールに接続可能に構成されてもよい。
インタフェース16は、運転者等のユーザから情報又はデータ等の入力を受け付ける入力デバイスを含んで構成されてよい。入力デバイスは、例えば、タッチパネル若しくはタッチセンサ、又はマウス等のポインティングデバイスを含んで構成されてよい。入力デバイスは、物理キーを含んで構成されてもよい。入力デバイスは、マイク等の音声入力デバイスを含んで構成されてもよい。
インタフェース16は、運転者等のユーザに対して情報又はデータ等を出力する出力デバイスを含んで構成されてよい。出力デバイスは、例えば、画像又は文字若しくは図形等の視覚情報を出力する表示デバイスを含んでよい。表示デバイスは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ若しくは無機ELディスプレイ、又は、PDP(Plasma Display Panel)等を含んで構成されてよい。表示デバイスは、これらのディスプレイに限られず、他の種々の方式のディスプレイを含んで構成されてよい。表示デバイスは、LED(Light Emitting Diode)又はLD(Laser Diode)等の発光デバイスを含んで構成されてよい。表示デバイスは、他の種々のデバイスを含んで構成されてよい。出力デバイスは、例えば、音声等の聴覚情報を出力するスピーカ等の音声出力デバイスを含んでよい。出力デバイスは、これらの例に限られず、他の種々のデバイスを含んでよい。
運転支援装置10は、1つ又は互いに通信可能な複数のサーバ装置を含んで構成されてよい。
<端末装置40>
端末装置40は、制御部42と、インタフェース44と、刺激提示部46とを備える。
制御部42は、1つ以上のプロセッサ又は1つ以上の専用回路を含んで構成されてよい。制御部42は、運転支援装置10の制御部12と同一又は類似に構成されてよい。制御部42は、記憶部を含んで構成されてよい。記憶部は、運転支援装置10の記憶部14と同一又は類似に構成されてよい。
インタフェース44は、入力デバイス、出力デバイス、又は通信デバイスを含んで構成されてよい。インタフェース44は、運転支援装置10のインタフェース16と同一又は類似に構成されてよい。端末装置40が車載端末である場合、入力デバイスは、ナビゲーション装置のタッチパネル等として構成されてよい。入力デバイスは、図2に例示されるように、車内又は車外を撮影するカメラ441を含んでよい。出力デバイスは、図2に例示されるようにナビゲーション装置のディスプレイ442として構成されてよいし、オーディオ装置として構成されてもよい。
刺激提示部46は、車両20の運転者に種々の刺激を与えるように構成される。刺激提示部46は、図2に例示されるように、運転者の嗅覚を刺激する特定の臭いを有するガスを噴射する噴射部461を含んで構成されてよい。噴射部461は、運転者の触覚を刺激するように霧状の液体を噴射するように構成されてよい。噴射部461は、運転者の触覚を刺激するように運転者に向けて空気を噴射したり空気砲のような衝撃波を出力したりするように構成されてよい。噴射部461は、噴射する物質の量によって刺激の出力の大きさを制御してよい。噴射部461は、噴射する物質の速度によって刺激の出力の大きさを制御してよい。噴射部461は、噴射するガスの濃度によって刺激の出力の大きさを制御してよい。
刺激提示部46は、図2に例示されるように、運転者の触覚又は痛覚等を刺激する電流をシートに流す電流印加部462、又は、電流をハンドルに流す電流印加部463を含んで構成されてよい。電流印加部462又は463は、電流の大きさによって刺激の出力の大きさを制御してよい。電流印加部462又は463は、電流を流す時間によって刺激の出力の大きさを制御してよい。電流印加部462又は463は、電流の大きさを変化させるパターンによって刺激の出力の大きさを制御してよい。
刺激提示部46は、図2に例示されるように、運転者の触覚を刺激する振動をハンドル又はシート等に生じさせる振動提示部464を含んで構成されてよい。振動提示部464は、振動の強さによって刺激の出力の大きさを制御してよい。振動提示部464は、振動を与える時間によって刺激の出力の大きさを制御してよい。振動提示部464は、振動の大きさを変化させるパターンによって刺激の出力の大きさを制御してよい。
刺激提示部46は、運転者の聴覚を刺激する特定の音声を出力する音声出力デバイスを含んで構成されてよい。インタフェース44の出力デバイスが運転者の聴覚を刺激する特定の音声を出力するように構成されてもよい。刺激提示部46は、音量の大きさによって刺激の出力の大きさを制御してよい。刺激提示部46は、音声を出力する時間によって刺激の出力の大きさを制御してよい。刺激提示部46は、音声の内容によって刺激の出力の大きさを制御してもよい。
刺激提示部46は、運転者の視覚を刺激する情報を表示する表示デバイスを含んで構成されてよい。インタフェース44の出力デバイスが運転者の視覚を刺激する特定の情報を表示するように構成されてもよい。刺激提示部46は、表示の明るさによって刺激の出力の大きさを制御してよい。刺激提示部46は、表示の時間によって刺激の出力の大きさを制御してよい。刺激提示部46は、表示の内容によって刺激の出力の大きさを制御してよい。刺激提示部46は、表示を変化させるパターンによって刺激の出力の大きさを制御してよい。
刺激提示部46の機能は、運転支援装置10又は制御装置30に含まれてよい。刺激提示部46は、独立した刺激提示装置として車両20に搭載されてもよい。
端末装置40は、車両20の運転者又は同乗者によって所持される携帯端末として構成されてもよいし、車両20に搭載されるナビゲーション装置等の車載端末として構成されてもよい。端末装置40は、スマートフォン若しくはタブレット等の携帯端末、又は、ノートPC(Personal Computer)若しくはタブレットPC等のPCを含んで構成されてよい。端末装置40は、これらの例に限られず、種々の機器を含んで構成されてよい。運転支援システム1が備える端末装置40の数は、1つに限られず、2つ以上であってよい。
<車両20>
車両20は、車体と、車体を走行させるための駆動部とを備える。車体は、運転者又は同乗者が車両20に搭乗できるように構成される。駆動部は、路面等を走行する機構として例えば車輪又はキャタピラ等を備えてよい。駆動部は、車輪又はキャタピラ等を駆動するモータ又はエンジン等の駆動機構を更に備えてよい。駆動部は、駆動機構から車輪又はキャタピラ等に動力を伝達するギア等を更に備えてよい。駆動部は、操舵機構を更に備えてよい。駆動部は、駆動機構に電力を供給するバッテリ又は燃料を供給するタンク等を更に備えてよい。
車両20は、制御装置30を備える。制御装置30は、車両20の駆動部の少なくとも一部を制御することによって、車両20を走行させる操作の少なくとも一部を制御する。つまり、制御装置30は、車両20の少なくとも一部の操作を自動で制御する。車両20は、運転者による操作と制御装置30による制御とに基づいて走行してよいし、制御装置30による制御だけに基づいて走行してもよい。
制御装置30は、1つ以上のプロセッサを含んで構成されてよい。制御装置30は、プロセッサの代わりに1つ以上の専用回路を含んで構成されてもよいし、プロセッサとともに専用回路を含んで構成されてもよい。制御装置30は、運転支援装置10の制御部12と同一又は類似に構成されてよい。制御装置30は、記憶部を備えてよい。記憶部は、運転支援装置10の記憶部14と同一又は類似に構成されてよい。制御装置30は、入力デバイス、出力デバイス、又は通信デバイスを含んで構成されてよい。制御装置30の入力デバイス、出力デバイス、又は通信デバイスは、運転支援装置10のインタフェース16と同一又は類似に構成されてよい。
車両20は、車両20自身の位置情報を取得する位置情報検出部を含んで構成されてよい。車両20は、車両20自身の位置情報を運転支援装置10に出力してよい。位置情報検出部は、衛星測位システムに対応する受信機を含んで構成されてよい。衛星測位システムに対応する受信機は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機等を含んでもよい。
車両20は、車両20の状態を検出するセンサを更に備えてよい。センサは、車両20の加速度を検出する加速度センサを含んでよい。センサは、車両20に乗っている同乗者を検出する重量センサ等を含んでよい。センサは、車両20の中又は車両20の周囲を撮影するカメラを含んでよい。
制御装置30は、車両20の位置情報又は車両20の状態の検出結果を運転支援装置10に出力してよい。運転支援装置10は、1台の車両20から情報を取得してその車両20の運転者向けに支援情報を生成してよいし、複数の車両20から情報を取得して各車両20の運転者向けに支援情報を生成してもよい。
車両20は、車両20自身に設置されている出力デバイスを備えてよい。出力デバイスは、例えばナビゲーション装置のディスプレイ又はHUD(Head Up Display)等を含んでよい。出力デバイスは、カーオーディオ装置等を含んでもよい。
(運転支援システム1の動作例)
車両20の運転者は、例えば運転中の眠気等によって、運転に集中できなくなったり注意散漫になったりし得る。特に、制御装置30によって車両20の少なくとも一部の操作が制御される場合、運転者が運転中に眠気を感じたり運転に集中できなくなったり注意散漫になったりしやすい。運転支援装置10の制御部12は、運転者を支援する情報として、運転者の集中力を高めたり注意喚起したりする警報を出力する。制御部12は、インタフェース16の通信デバイスによって警報を端末装置40に出力し、端末装置40の出力デバイスによって運転者又は同乗者に警報を出力してよい。制御部12は、インタフェース16の出力デバイスによって運転者又は同乗者に警報を出力してもよい。
<警報条件>
制御部12は、運転者又は車両20の状態が警報条件を満たしたときに警報を出力してよい。制御部12は、運転者の顔又は身体を写した画像に基づいて警報を出力するか決定してよい。制御部12は、運転者の生体情報に基づいて警報を出力するか決定してよい。制御部12は、車両20の駆動部等から検出したデータに基づいて警報を出力するか決定してよい。
制御部12は、例えば、運転者が所定時間以上にわたって目を瞑っていたり運転者の視線が所定時間以上にわたって車両20の前方から外れていたりする場合に警報を出力すると決定してよい。所定時間は、例えば車両20の速度に応じて設定され得る。制御部12は、例えば、運転者の心拍数又は呼吸数が所定範囲外になった場合に警報を出力すると決定してよい。所定範囲は、運転者の運転中の通常の生体情報に基づいて設定され得る。言い換えれば、制御部12は、運転者の生体情報が運転中の通常の生体情報から大きく外れた場合に警報を出力すると決定してよい。
制御部12は、車両20のアクセル開度が所定値以上になったりアクセル開度の変化が所定値以上になったりした場合に警報を出力すると決定してよい。制御部12は、車両20のブレーキ操作量が所定値以下になったりブレーキ操作量の変化が所定値以上になったりした場合に警報を出力すると決定してよい。
<警報の内容の例>
制御部12は、運転者に対して種々の内容の警報を出力してよい。制御部12は、運転者の、触覚、嗅覚、聴覚又は視覚等の感覚に刺激を与えることを警報の内容として決定してよい。
制御部12は、運転者の触覚に刺激を与えるために、刺激提示部46によって運転者に振動を与えたり運転者に低周波電流等の電流信号を与えたりすることを警報の内容として決定してよい。制御部12は、刺激提示部46によって運転者に霧を吹きかけたり空気を吹きかけたりすることを警報の内容として決定してよい。制御部12は、同乗者に対して運転者に触れることを促す表示又は音声を出力することを警報の内容として決定してよい。
制御部12は、運転者の嗅覚に刺激を与えるために、刺激提示部46によって運転者に特定の臭いを有するガスを吹きかけることを警報の内容として決定してよい。特定の臭いは、例えば、不快な臭い又は刺激臭を含んでよい。特定の臭いは、例えば、ハッカ又はミント等の覚醒作用を有する臭いを含んでもよい。
制御部12は、運転者の聴覚に刺激を与えるために、種々の音声を出力することを警報の内容として決定してよい。制御部12は、例えば、所定のビープ音又はメロディを出力することを警報の内容として決定してよい。制御部12は、例えば、虫が飛ぶ音又はすりガラスを爪でひっかいた時の音等の人間が不快に感じる音を出力することを警報の内容として決定してよい。制御部12は、同乗者に対して運転者に声をかけることを促す表示又は音声を出力することを警報の内容として決定してよい。
制御部12は、運転者の視覚に刺激を与えるために、種々の表示を出力することを警報の内容として決定してよい。制御部12は、例えば、所定の文字又は記号等を含むメッセージを表示することを警報の内容として決定してよい。制御部12は、例えば、発光又は光の点滅を警報の内容として決定してよい。制御部12は、種々の表示を、ディスプレイ442又はHUD等の出力デバイスに表示させてよい。制御部12は、運転者の視線方向に刺激となる情報を表示させてもよい。例えば運転者がわき見運転をしている場合、わき見をしている視線の先に刺激となる情報を表示させてもよい。
<警報の内容の決定>
制御部12は、出力する警報の内容を、運転者又は車両20の状態に基づいて決定してよい。制御部12は、例えば、車両20に運転者の他に同乗者が乗っていることに基づいて、同乗者から運転者に対して刺激を与えるように促すことを警報の内容として決定してよい。
制御部12は、運転者が覚醒しやすい警報の内容に関する情報をあらかじめ取得してよい。制御部12は、例えば、運転者が警報の内容を設定する入力を受け付けてよい。制御部12は、例えば、運転者に対して過去に出力した警報の内容と運転者の状態の変化との関係に基づいて、運転者が覚醒しやすい警報の内容を推定してよい。つまり、制御部12は、運転者の過去の運転記録に基づいて警報の内容を決定してよい。
上述したように、制御装置30によって車両20の少なくとも一部の操作が制御される場合、運転者が運転中に眠気を感じたり運転に集中できなくなったり注意散漫になったりしやすい。ここで、表1に示されるように、車両20の自動運転レベルが1から5までに分類されている。自動運転レベルを表す数値が大きいほど、車両20を走行させるために必要な車両20の操作のうち制御装置30が制御する操作の数の割合が大きい。
制御部12は、車両20の自動運転レベルに応じて設定された警報の内容に関する情報をあらかじめ取得してよい。制御部12は、運転者が自動運転レベルに応じて警報の内容を設定する入力を受け付けてよい。表1に例示されているように、車両20の自動運転レベルを表す数値が4又は5である場合、運転者による操作が少なく運転者を覚醒させる必要性が少ないので、制御部12は警報を出力しないように設定してもよい。
車両20の自動運転レベルを表す数値が3である場合、制御部12は、ハンドルを振動させる程度の弱い刺激を警報の内容として決定してよい。車両20の自動運転レベルを表す数値が2である場合、制御部12は、刺激を強めるために、ハンドルに電流を流したり異臭を有するガスを噴霧したりすることを警報の内容として決定してよい。車両20の自動運転レベルを表す数値が1である場合、制御部12は、さらに刺激を強めるために、運転席のシートに電流を流したり異臭を有するガスを噴霧したりすることを警報の内容として決定してよい。
制御部12は、警報の内容として刺激の種類を決定するだけでなく、それぞれの刺激の出力の大きさを決定してよい。運転者に対して与えられる刺激の強さは、刺激の種類と刺激の出力の大きさとに基づいて定まる。制御部12は、自動運転レベルを表す数値が小さいほど刺激が強くなるように警報の内容を決定してよい。逆に、制御部12は、自動運転レベルを表す数値が大きいほど刺激が強くなるように警報の内容を決定してもよい。
制御部12は、車両20に同乗者が存在する場合、同乗者に対して運転者の眠気を通知して運転者を起こす行動を実施するように促すことを警報の内容として決定してよい。制御部12は、車両20に同乗者が存在し、かつ、自動運転である場合に、自動運転レベルに応じて、運転者だけに警報を出力してもよいし、同乗者だけに警報を出力してもよいし、運転者及び同乗者の両方に警報を出力してもよい。
制御部12は、車両20の走行環境に基づいて、警報の内容を決定してよい。制御部12は、例えば、車両20の走行速度が速いほど刺激を強くするように警報の内容を決定してよい。制御部12は、車両20と周囲の他車両との速度差が大きいほど刺激を強くするように警報の内容を決定してよい。制御部12は、周囲に存在する、他車両、歩行者、又は障害物等の数が多いほど刺激を強くするように警報の内容を決定してよい。
制御装置30が車両20の少なくとも一部の操作を制御している状態で車両20が走行しているとき、車両20の走行環境の変化によって制御装置30が制御する操作の数が少なくなり、自動運転レベルを表す数値が小さくなり得る。つまり、運転者が意図しない間に運転者が操作する必要のある項目が増えることがある。制御部12は、運転者の操作が増える場合、刺激が強くなるように警報の内容を決定してよい。制御部12は、車両20の走行環境に基づいて運転者の操作が必要になる確率を算出し、確率が高いほど刺激を強くするように警報の内容を決定してよい。
制御部12は、車両20の走行環境に基づいて、車両20の走行中に生じた事象に運転者が反応するのにかかる時間(反応時間)の許容値を算出してよい。制御部12は、反応時間が許容値以上になるほど運転者の注意力が低下したり眠気が強くなったりする状態を避けるように刺激の強さを決定してよい。つまり、制御部12は、反応時間を許容値未満に低減できる刺激の強さになるように警報の内容を決定してよい。
制御部12は、運転者の状態に基づいて、警報の内容を決定してよい。例えば、制御部12は、運転者の眠気が強いほど、又は、運転者の注意力が低下しているほど、刺激が強くなるように警報の内容を決定してよい。
車内が静かであるほど、運転者の眠気が強くなったり、運転者の注意が散漫になったりし得る。制御部12は、車両20に同乗している人数が少ないほど、刺激が強くなるように警報の内容を決定してよい。逆に、車内の人数が多いほど、運転者の注意が散漫になることもある。制御部12は、車両20に同乗している人数が多いほど、刺激が強くなるように警報の内容を決定してもよい。
以上述べてきたように、運転支援装置10の制御部12は、少なくとも一部の操作が自動で制御される車両20の運転者に対して警報を出力してよい。制御部12は、運転者の過去の運転記録、車両20の走行環境、又は、乗車人数の少なくとも1つに基づいて警報の内容を決定してよい。このようにすることで、運転者が警報に感じる煩わしさが低減され得る。
制御部12は、複数の種類の刺激を組み合わせた内容を警報の内容として決定してもよい。制御部12は、刺激の強さを適宜設定して警報の内容として決定してもよい。
本開示に係る実施形態は、運転支援装置10の制御部12が実行する運転支援方法として実現され得る。また、本開示に係る実施形態は、制御部12に実行させる運転支援プログラムとしても実現され得る。運転支援プログラムは、非一時的なコンピュータ読み取り可能媒体に格納されてよい。運転支援方法又は運転支援プログラムは、以下の手順を含んでよい。
ステップS1:制御部12は、運転者の状態、又は、車両20の状態を取得する。
ステップS2:制御部12は、運転者に警報を出力するか決定する。
ステップS3:制御部12は、運転者に警報を出力すると決定した場合(ステップS2:YES)、警報の内容を決定する。
ステップS4:制御部12は、決定した警報の内容を出力する。
制御部12は、運転者に警報を出力しない場合(ステップS2:NO)、又は、ステップS4の手順の実行後、上述した手順の実行を終了してよい。
本開示に係る実施形態について、諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び改変を行うことが可能であることに注意されたい。したがって、これらの変形及び改変は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段又は各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段又はステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
本開示に係る運転支援装置10は、刺激提示部46又は独立した刺激提示装置を制御可能に構成され、運転者に対して適宜決定した内容の刺激を与える。運転支援装置10が運転者に与える刺激を制御する機能は、制御装置30等の車両20のコントローラ、ナビゲーション装置等の車載機器のコントローラ、又は、他の種々の機器のコントローラによって実現されてよい。
1 運転支援システム
10 運転支援装置(12:制御部、14:記憶部、16:インタフェース)
20 車両(30:制御装置)
40 端末装置(42:制御部、44:インタフェース、441:カメラ、442:ディスプレイ、46:刺激提示部、461:噴射部、462、463:電流印加部、464:振動提示部)
50 ネットワーク

Claims (1)

  1. 少なくとも一部の操作が自動で制御される車両の運転者に対して警報を出力する制御部を備え、
    前記制御部は、運転者の過去の運転記録、車両の走行環境、又は、乗車人数の少なくとも1つに基づいて前記警報の内容を決定する、運転支援装置。
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