JP2024022348A - 検出機構 - Google Patents

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Nobuaki Miyake
洋 大平
Hiroshi Ohira
康正 近藤
Yasumasa Kondo
浩司 武岡
Koji Takeoka
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Abstract

【課題】仮に導電布の織糸がほつれた場合でも織糸のほつれ長さを短くする。【解決手段】ステアリングホイールでは、第1糸24と第2糸26とが縫製されてセンサ電極22が構成されている。ここて、センサ電極22の外周に凹部22Bが設けられており、凹部22Bが第1糸24を切断している。このため、センサ電極22の外周内側の第1糸24の長さを短くでき、仮に当該第1糸24がほつれた場合でも、当該第1糸24のほつれ長さを短くできる。【選択図】図6

Description

本発明は、導電布を備える検出機構に関する。
下記特許文献1に記載の静電容量センサでは、縦糸と横糸とが織られて交点が形成されることで検出電極が構成されている。
ここで、この静電容量センサでは、検出電極の外周と縦糸及び横糸との角度が45°にされており、検出電極の外周において縦糸及び横糸が切断されている(段落[0081]参照)。
特開2021-82573号公報
本発明は、上記事実を考慮し、仮に導電布の織糸がほつれた場合でも織糸のほつれ長さを短くできる検出機構を得ることが目的である。
本発明の第1態様の検出機構は、接触体に設けられ、前記接触体への人の接触を検出する検出部と、前記検出部に設けられると共に、織糸と織糸とが織られて交点を形成することで構成され、導電性を有する導電布と、前記導電布の外周に設けられ、織糸を切断する凹部と、を備える。
本発明の第2態様の検出機構は、本発明の第1態様の検出機構において、前記導電布の外周に沿う織糸を前記凹部が切断する。
本発明の第3態様の検出機構は、本発明の第1態様又は第2態様の検出機構において、同一の織糸を複数の前記凹部が切断する。
本発明の第4態様の検出機構は、本発明の第3態様の検出機構において、複数の前記凹部が前記導電布の外周に沿って連続して配置される。
本発明の第5態様の検出機構は、本発明の第1態様~第4態様の何れか1つの検出機構において、前記導電布の外周から内側に2番目の前記交点を形成する織糸を前記凹部が切断する。
本発明の第6態様の検出機構は、本発明の第1態様~第5態様の何れか1つの検出機構において、前記導電布の外周から内側に2番目の前記交点を形成する織糸の当該交点から前記凹部による切断位置までの距離が当該交点から前記検出部の外周までの最短距離に比し小さくされる。
本発明の第7態様の検出機構は、本発明の第1態様~第6態様の何れか1つの検出機構において、前記検出部の一側に前記導電布が設けられると共に、前記検出部の他側に導電体が設けられ、かつ、前記導電布の外周から内側に2番目の前記交点を形成する織糸の当該交点から前記凹部による切断位置までの距離が当該交点から前記検出部の外周を通る前記導電体までの最短距離に比し小さくされる。
本発明の第1態様の検出機構は、接触体の検出部が接触体への人の接触を検出する。また、検出部では、織糸と織糸とが織られて交点を形成することで導電布が構成されており、導電布が導電性を有する。
ここで、導電布の外周に凹部が設けられており、凹部が織糸を切断する。このため、導電布の外周内側の織糸の長さを短くでき、仮に導電布の織糸がほつれた場合でも、織糸のほつれ長さを短くできる。
本発明の第2態様の検出機構では、導電布の外周に沿う織糸を凹部が切断する。このため、導電布の外周に織糸が沿う場合でも、当該織糸を凹部が切断できて、当該織糸のほつれ長さを短くできる。
本発明の第3態様の検出機構では、同一の織糸を複数の凹部が切断する。このため、当該織糸のほつれ長さを効果的に短くできる。
本発明の第4態様の検出機構では、複数の凹部が導電布の外周に沿って連続して配置される。このため、凹部の配置間隔を小さくでき、織糸のほつれ長さを効果的に短くできる。
本発明の第5態様の検出機構では、導電布の外周から内側に2番目の交点を形成する織糸を凹部が切断する。このため、導電布の外周から内側に1番目の交点における織糸同士の結合が破断された場合でも、導電布の外周から内側に2番目の交点を形成する織糸のほつれ長さを短くできる。
本発明の第6態様の検出機構では、導電布の外周から内側に2番目の交点を形成する織糸の当該交点から凹部による切断位置までの距離が、当該交点から検出部の外周までの最短距離に比し、小さくされる。このため、仮に導電布の外周から内側に2番目の交点を形成する織糸がほつれた場合でも、当該織糸のほつれ長さを当該交点から検出部の外周までの最短距離に比し小さくでき、当該織糸が導電布以外の部分に導通することを抑制できる。
本発明の第7態様の検出機構では、検出部の一側に導電布が設けられると共に、前記検出部の他側に導電体が設けられる。また、導電布の外周から内側に2番目の交点を形成する織糸の当該交点から凹部による切断位置までの距離が、当該交点から検出部の外周を通る導電体までの最短距離に比し小さくされる。このため、仮に導電布の外周から内側に2番目の交点を形成する織糸がほつれた場合でも、当該織糸のほつれ長さを当該交点から検出部の外周を通る導電体までの最短距離に比し小さくでき、当該織糸が導電体に導通することを抑制できる。
本発明の実施形態に係るステアリングホイールを示す前側から見た正面図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態に係るステアリングホイールの主要部を示す図であり、(A)は、前側から見た正面図であり、(B)は、後側から見た背面図である。 本発明の実施形態に係るステアリングホイールの主要部を示す前側から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るステアリングホイールのセンサを示す表側から見た展開図である。 本発明の実施形態に係るステアリングホイールのセンサ電極を示す表側から見た展開図である。 本発明の実施形態に係るステアリングホイールにおけるセンサ電極の傾斜端の中間部を示す表側から見た拡大展開図である。 本発明の実施形態に係るステアリングホイールにおけるセンサ電極の傾斜端の端部を示す表側から見た拡大展開図である。
図1には、本発明の実施形態に係る接触体としてのステアリングホイール10が前側から見た正面図にて示されている。なお、図面では、ステアリングホイール10の前側を矢印FRで示し、ステアリングホイール10の右側を矢印RHで示し、ステアリングホイール10の上側を矢印UPで示している。
本実施形態に係るステアリングホイール10は、車両後側において車両の運転席に対向されており、ステアリングホイール10は、運転席に着座する乗員(運転者、接触者)の車両前側に配置されている。また、ステアリングホイール10の前側、右側及び上側は、それぞれ車両の後側、右側及び上側に向けられている。
図1に示す如く、ステアリングホイール10の中央部分には、固定部としてのボス部10Aが設けられており、ステアリングホイール10の外周部分には、接触部としての正面視円環状のリム部10Bが設けられている。ボス部10Aとリム部10Bとの間には、接続部としてのスポーク部10Cが3個設けられており、スポーク部10Cは、ボス部10Aから左側、右側及び下側に延出されて、ボス部10Aとリム部10Bとを接続している。
ステアリングホイール10には、骨格部材としての金属製の芯金12が設けられている。
芯金12の中央部分には、板状のボス芯金12Aが設けられており、ボス芯金12Aは、ボス部10Aを構成している。ボス芯金12Aは、車両における支持軸としての円柱状のステアリングシャフト14の車両後側端(車両上側端)に固定されており、ステアリングシャフト14は、リム部10Bと同軸上に配置されている。ステアリングホイール10(芯金12)は、ステアリングシャフト14に一体回転可能に支持されており、乗員がリム部10Bを把持してステアリングホイール10を周方向に回転操作することで、ステアリングシャフト14が中心軸線周りに回転されて、車両が操舵される。
芯金12の外周部分には、正面視円環状のリム芯金12Bが設けられており、リム芯金12Bは、リム部10Bを構成している。ボス芯金12Aとリム芯金12Bとの間には、長尺板状のスポーク芯金12Cが3個設けられており、スポーク芯金12Cは、ボス芯金12Aから左側、右側及び下側(ステアリングホイール10の径方向外側)に延出されて、ボス芯金12Aとリム芯金12Bとを一体に接続すると共に、スポーク部10Cを構成している。
ボス部10A及びスポーク部10Cには、被覆部材としての板状のパッド16が設けられており、パッド16は、ボス芯金12A及びスポーク芯金12Cの前側に取付けられて、ボス芯金12A及びスポーク芯金12Cの前側を被覆している。
リム部10Bの長手方向(ステアリングホイール10の周方向)及び周方向(長手方向周りの方向)における全体には、設置部材としての正面視円環状の内部材18(図3参照)が設けられており、内部材18は、軟質樹脂製(例えばポリウレタン製)にされると共に、長手方向に垂直な断面の外形が円状にされている。内部材18内には、リム芯金12Bが収容されており、内部材18は、リム芯金12Bに固定されている。
リム部10Bの左側部分及び右側部分には、それぞれ検出機構を構成する検出部としての略長尺矩形シート状のセンサ20(図2の(A)及び(B)、図3、図4参照)が設けられており、センサ20は、内部材18の外周に巻付けられて貼付けられている。センサ20の長手方向は、リム部10Bの長手方向に沿って湾曲されて配置されており、センサ20の長手方向一側(図4の矢印Lの方向)は、リム部10Bの長手方向下側に向けられている。センサ20の幅方向は、リム部10Bの周方向に沿って湾曲されて配置されており、センサ20の幅方向一側(図4の矢印Wの方向)は、リム部10Bの周方向後側に向けられている。センサ20の幅方向中央は、リム部10Bのステアリングホイール10径方向外側に配置されており、センサ20の幅方向両端は、リム部10Bのステアリングホイール10径方向内側に配置されている。
センサ20の表側部分(リム部10Bの径方向外側部分)には、導電布(センサ部)としての略長尺矩形布状のセンサ電極22が設けられており、センサ電極22の長手方向一側及び幅方向一側は、それぞれセンサ20の長手方向一側及び幅方向一側に向けられている。
センサ電極22は、織糸としての第1糸24(経糸及び緯糸の一方)と第2糸26(経糸及び緯糸の他方)とが織られて交点28(交差部分)を形成することで構成されており(図4及び図5参照)、図4及び図5では、センサ電極22の一部における第1糸24及び第2糸26の概略が示されて、第1糸24の配置間隔及び第2糸26の配置間隔が現実のものよりも大きく示されている。センサ電極22は、第1糸24と第2糸26とが織られた状態で、外周全体に金属メッキが形成されて、導電性を有しており、第1糸24と第2糸26とは、交点28において金属メッキによって結合されて導通されている。第1糸24は、センサ電極22の長手方向一側へ向かうに従いセンサ電極22の幅方向一側へ向かう方向に傾斜されると共に、第2糸26は、センサ電極22の長手方向他側へ向かうに従いセンサ電極22の幅方向一側へ向かう方向に傾斜されており、第1糸24及び第2糸26は、センサ電極22の長手方向及び幅方向に対して45°傾斜している。センサ電極22は、第1糸24の延在方向及び第2糸26の延在方向に伸張不能にされると共に、第1糸24の延在方向及び第2糸26の延在方向とは異なる方向に伸張可能にされており、センサ電極22は、長手方向及び幅方向に伸張可能にされている。
センサ電極22の長手方向一側部の幅方向他側における外周には、直線状の傾斜端22Aが形成されており、傾斜端22Aは、センサ電極22の長手方向一側へ向かうに従いセンサ電極22の幅方向一側へ向かう方向に傾斜されている。傾斜端22Aは、センサ電極22の長手方向及び幅方向に対して45°傾斜しており、傾斜端22Aのセンサ電極22内側では、傾斜端22Aに沿って第1糸24が配置されている。また、センサ電極22の外周は、傾斜端22Aの両外側において、センサ電極22の外側に突出されている。
傾斜端22Aには、三角形状の凹部22B(図6及び図7参照)が複数形成されており、複数の凹部22Bは、それぞれ端辺がセンサ電極22の長手方向と幅方向とに平行にされると共に、傾斜端22Aの全体において傾斜端22Aに沿って連続して配置されている。センサ電極22の傾斜端22A(凹部22Bの開放端を含む)から内側に1番目及び2番目の第1糸24(以下、当該1番目の第1糸24を「第1糸24A」といい、当該2番目の第1糸24を「第1糸24B」という)は、凹部22Bによって切断されており、センサ電極22の傾斜端22Aより内側では、当該1番目の第1糸24Aと第2糸26との交点28(以下「交点28A」という)は、略全て切断されると共に、当該2番目の第1糸24Bと第2糸26との交点28(以下「交点28B」という)は、一部切断されて一部残存している。また、センサ電極22の傾斜端22Aから内側に1番目の第1糸24Aは、少なくとも傾斜端22Aの両外側において、センサ電極22の外周から内側に第2糸26に沿って1番目の交点28Aを形成しており、センサ電極22の傾斜端22Aから内側に2番目の第1糸24Bは、少なくとも傾斜端22Aの両外側において、センサ電極22の外周から内側に第2糸26に沿って2番目の交点28Bを形成している。
センサ20の裏側部分(リム部10Bの径方向内側部分)には、導電体(シールド部)としての略長尺矩形布状のシールド電極30が設けられており、シールド電極30は、センサ電極22と略同一の構成にされているが、凹部22Bが形成されていない。
センサ電極22とシールド電極30との間には、絶縁部としての略長尺矩形シート状の絶縁体32が設けられており、絶縁体32は、長手方向一側及び幅方向一側がそれぞれセンサ20の長手方向一側及び幅方向一側に向けられている。絶縁体32には、センサ電極22及びシールド電極30が固定されており、絶縁体32の外周は、センサ電極22の外周及びシールド電極30の外周の外側に配置されている。絶縁体32は、樹脂製にされており、絶縁体32は、センサ電極22とシールド電極30とを電気的に絶縁している。
センサ電極22及びシールド電極30は、それぞれ、長手方向一側かつ幅方向一側の部分において、車両の制御装置36(ECU)に電気的に接続されている。
リム部10Bの外周全体には、検出機構を構成する外周部材としての皮革38が設けられており、皮革38は、センサ20を被覆すると共に、リム部10Bの表側面(径方向外側面)を構成している。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のステアリングホイール10では、リム部10Bを乗員が把持して、乗員の手がリム部10Bの皮革38の表側面に接触した際に、制御装置36において、乗員の手とセンサ20のセンサ電極22との間に発生する静電容量が検出されて、乗員のリム部10Bの把持(手の皮革38への接触)が検出される。また、制御装置36によりセンサ20のセンサ電極22とシールド電極30とが同電位に制御されている。これにより、センサ電極22とリム芯金12Bとの間に寄生容量が発生することがシールド電極30により制限されることで、乗員の手とセンサ電極22との間に発生する静電容量が当該寄生容量により変化することが抑制されて、乗員のリム部10Bの把持の検出精度が低下することが抑制される。
ところで、リム部10Bにおいて、例えば、センサ20が内部材18の外周に巻付けられて組付けられる際には、センサ電極22に外周外側への摩擦力が作用されることで、センサ電極22の外周から内側に第1糸24又は第2糸26に沿って1番目の交点28の結合(第1糸24と第2糸26との結合)が破断され易い。しかも、センサ電極22の傾斜端22Aでは、凹部22Bからセンサ電極22内側に第1糸24又は第2糸26に沿って1番目の交点28の結合も破断され易い。このため、当該各交点28を形成する第1糸24及び第2糸26がほつれ易くされている。
ここで、センサ電極22の傾斜端22Aに凹部22Bが設けられており、凹部22Bが第1糸24A、24Bを切断している。このため、傾斜端22Aのセンサ電極22内側の第1糸24A、24Bの長さを短くできる。これにより、仮に当該第1糸24A、24Bがほつれた場合でも、当該第1糸24A、24Bのほつれ長さを短くできて、当該第1糸24A、24Bがセンサ電極22とセンサ電極22以外の部分とを導通させることを抑制できる。
また、センサ電極22の傾斜端22Aに沿う第1糸24A、24Bを凹部22Bが切断している。このため、傾斜端22Aに第1糸24A、24Bが沿う場合でも、当該第1糸24A、24Bを凹部22Bが切断できて、当該第1糸24A、24Bのほつれ長さを短くできる。
さらに、センサ電極22の傾斜端22Aに沿う同一の第1糸24A、24Bを複数の凹部22Bが切断している。このため、当該第1糸24A、24Bのほつれ長さを効果的に短くできる。
しかも、複数の凹部22Bがセンサ電極22の傾斜端22Aに沿って連続して配置されている。このため、凹部22Bの配置間隔を小さくでき、第1糸24A、24Bのほつれ長さを効果的に短くできる。
また、傾斜端22Aの両外側においてセンサ電極22の外周から内側に第2糸26に沿って2番目の交点28Bを形成する第1糸24Bを凹部22Bが切断している。このため、傾斜端22Aの両外側においてセンサ電極22の外周から内側に第2糸26に沿って1番目の交点28Aの結合が破断された場合でも、傾斜端22Aの両外側においてセンサ電極22の外周から内側に第2糸26に沿って2番目の交点28B(最外の凹部22Bから第1糸24Bに沿って2番目の交点28B)を形成する第1糸24Bのほつれ長さ(当該交点28Bを起点とする延出長さ)を短くできる。
さらに、傾斜端22Aの両外側においてセンサ電極22の外周から内側に第2糸26に沿って2番目の交点28B(最外の凹部22Bから第1糸24Bに沿って2番目の交点28B)を形成する第1糸24Bの当該交点28Bから凹部22Bによる切断位置までの距離が、当該交点28Bからセンサ20の外周(絶縁体32の外周)までの最短距離に比し、小さくされている。このため、仮に当該交点28Bを形成する第1糸24Bがほつれた場合でも、当該第1糸24Bのほつれ長さ(当該交点28Bを起点とする延出長さ)を当該交点28Bからセンサ20の外周までの最短距離に比し小さくでき、当該第1糸24Bがセンサ電極22以外の部分に導通することを抑制できて、センサ電極22が当該第1糸24Bを介してセンサ電極22以外の部分に導通することを抑制できる。
しかも、傾斜端22Aの両外側においてセンサ電極22の外周から内側に第2糸26に沿って2番目の交点28B(最外の凹部22Bから第1糸24Bに沿って2番目の交点28B)を形成する第1糸24Bの当該交点28Bから凹部22Bによる切断位置までの距離が、当該交点28Bからセンサ20の外周(絶縁体32の外周)を通るシールド電極30までの最短距離に比し、小さくされている。このため、仮に当該交点28Bを形成する第1糸24Bがほつれた場合でも、当該第1糸24Bのほつれ長さ(当該交点28Bを起点とする延出長さ)を当該交点28Bからセンサ20の外周を通るシールド電極30までの最短距離に比し小さくでき、当該第1糸24Bがシールド電極30に導通することを抑制できて、センサ電極22が当該第1糸24Bを介してシールド電極30に導通することを抑制できる。
なお、本実施形態では、センサ電極22の傾斜端22Aに複数の凹部22Bが連続して設けられる。しかしながら、センサ電極22の傾斜端22Aに複数の凹部22Bが間隔をあけて設けられてもよい。
また、本実施形態では、センサ電極22の傾斜端22Aに凹部22Bが複数設けられる。しかしながら、センサ電極22の傾斜端22Aに設けられる凹部22Bの数は複数でも1つでもよい。
さらに、本実施形態では、センサ電極22の傾斜端22Aに凹部22Bが設けられる。しかしながら、センサ電極22の傾斜端22A以外の外周に凹部22Bが設けられてもよい。
また、本実施形態では、センサ電極22の外周に凹部22Bが設けられる。しかしながら、シールド電極30(導電布)の外周に凹部22Bが設けられてもよい。
さらに、本実施形態では、センサ20にセンサ電極22、シールド電極30及び絶縁体32が設けられる。しかしながら、センサ20に、センサ電極22が設けられて、シールド電極30及び絶縁体32が設けられなくてもよい。
また、本実施形態では、センサ20がステアリングホイール10(接触体)に設けられる。しかしながら、センサ20がステアリングホイール10以外の接触体(例えば車両のシート)に設けられてもよい。
10・・・ステアリングホイール(接触体)、20・・・センサ(検出部)、22・・・センサ電極(導電布)、22B・・・凹部、24・・・第1糸(織糸)、26・・・第2糸(織糸)、28・・・交点、30・・・シールド電極(導電体)

Claims (7)

  1. 接触体に設けられ、前記接触体への人の接触を検出する検出部と、
    前記検出部に設けられると共に、織糸と織糸とが織られて交点を形成することで構成され、導電性を有する導電布と、
    前記導電布の外周に設けられ、織糸を切断する凹部と、
    を備える検出機構。
  2. 前記導電布の外周に沿う織糸を前記凹部が切断する請求項1記載の検出機構。
  3. 同一の織糸を複数の前記凹部が切断する請求項1記載の検出機構。
  4. 複数の前記凹部が前記導電布の外周に沿って連続して配置される請求項3記載の検出機構。
  5. 前記導電布の外周から内側に2番目の前記交点を形成する織糸を前記凹部が切断する請求項1記載の検出機構。
  6. 前記導電布の外周から内側に2番目の前記交点を形成する織糸の当該交点から前記凹部による切断位置までの距離が当該交点から前記検出部の外周までの最短距離に比し小さくされる請求項1記載の検出機構。
  7. 前記検出部の一側に前記導電布が設けられると共に、前記検出部の他側に導電体が設けられ、かつ、前記導電布の外周から内側に2番目の前記交点を形成する織糸の当該交点から前記凹部による切断位置までの距離が当該交点から前記検出部の外周を通る前記導電体までの最短距離に比し小さくされる請求項1記載の検出機構。
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