JP2024022332A - スイッチ装置、車両用スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性に優れたスイッチ装置、車両用スイッチ装置を提供する。【解決手段】複数の操作面を備える操作ノブ10を有し、1又は2以上の操作面への操作によりなされた操作を検出するスイッチ装置1とする。スイッチ装置1は、隣接する操作面は、境界領域を挟んで異なる角度を有し、操作ノブは、少なくとも一つの操作面に対応する領域に、操作面へのタッチ又は近接を検出する静電センサを備える。これにより、操作ポジションの認識がしやすく、なぞり操作、押下操作への配慮がされたシームレス静電スイッチを提供することができる。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り プレスリリース「人とくるまのテクノロジー展 2022 YOKOHAMA」に出展 掲載アドレス http://www.tokai-rika.co.jp/index.html 東海理化のホームページ トピックス 公開者 株式会社東海理化電機製作所 公開日 令和4年5月17日 〔刊行物等〕 展示会名,開催場所 人とくるまのテクノロジー展2022、パシフィコ横浜 公開者 自動車技術会、株式会社東海理化電機製作所 公開日 令和4年5月25日 〔刊行物等〕 展示会名,開催場所 人とくるまのテクノロジー展2022、ポートメッセ名古屋 公開者 自動車技術会、株式会社東海理化電機製作所 公開日 令和4年6月29日 〔刊行物等〕 掲載アドレス https://www.youtube.com/watch?v=PuxKn-x2wck&t=94s YouTube インテリジェントコクピットIntelligent Cockpit Concept 掲載日 令和4年6月1日
本発明は、スイッチ装置、車両用スイッチ装置に関する。
従来の技術として、車載搭載機能の設定や指示等の表示および操作に用いる表示装置の操作性を向上させた車載用のスイッチ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のスイッチ装置は、車両機能の画像を表示させるタッチパネル式の表示画面が設けられた表示装置と、表示画面に表示された車両機能の画像に基づいて車両状態の変更操作をさせる操作手段と、車両機能の画像の表示制御をさせると共に操作手段による操作により車両機能の制御をさせる制御回路と、を備える。このスイッチ装置において、操作手段は、表示装置の表示画面に沿って移動操作可能に設けられた操作プレート部と、操作プレート部に設けられた突形状のスイッチ部、及び、タッチセンサを備えて構成されている。
特開2013-220736号公報
特許文献1のスイッチ装置は、操作プレート部に設けられた突形状のスイッチ部を備えて構成され、突形状のスイッチ部、及び、タッチセンサへの操作により、車載搭載機能の設定や指示等の表示を行ない、表示装置の操作性を向上させる、とされている。しかし、タッチパネル式の表示画面上を操作する場合において、操作プレート部があるために、タッチ操作となぞり操作を区別して操作する場合に、操作がしにくい等の問題があった。
従って、本発明の目的は、操作性に優れたスイッチ装置、車両用スイッチ装置を提供することにある。
[1]本発明は、上記目的を達成するために、複数の操作面を備える操作ノブを有し、1又は2以上の前記操作面への操作によりなされた操作を検出するスイッチ装置であって、隣接する前記操作面は、境界領域を挟んで異なる角度を有し、前記操作ノブは、少なくとも一つの前記操作面に対応する領域に、前記操作面へのタッチ又は近接を検出する静電センサを備える、スイッチ装置を提供する。
[2]隣接する前記操作面は、前記境界領域において連続的に接し、隣接する前記操作面のそれぞれに対応する領域に、前記静電センサを備えるように構成されていてもよい。
[3]また、前記なされた操作により検出される操作は、なぞり操作又は押下操作であってもよい。
[4]また、前記境界領域は、隣接する前記操作面が接する境界であって、境界線、又は、2つの前記操作面の端部に挟まれた段差を有する段部であってもよい。
[5]また、複数の前記操作面は、隣接する前記操作面が前記境界領域においてそれぞれ山折り、谷折りで接し、又は、前記段部を挟んで接し、又は、それらの前記操作面の組み合わせで構成されていてもよい。
[6]また、[1]から[5]のいずれかに記載のスイッチ装置は、車両のステアリングに搭載される、車両用スイッチ装置であってもよい。
本発明によれば、操作性に優れたスイッチ装置、車両用スイッチ装置を提供することができる。
図1(a)は、本発明の実施の形態に係るスイッチ装置の平面図であり、図1(b)は、図1(a)のA―A断面を示す断面図であり、図1(c)は、図1(a)のB―B断面を示す断面図である。 図2(a)は、本発明の実施の形態に係るスイッチ装置を車両のステアリングに搭載した状態を示す、運転席側から見た正面図であり、図2(b)は、スイッチ装置の操作ノブを拡大して示す拡大正面図である。 図3は、本実施の形態に係るスイッチ装置の制御部を含めたブロック図である。 図4は、本実施の形態に係るスイッチ装置の全体動作を示すフローチャートである。 図5は、図4で示したフローチャートにおけるなぞり判定の部分の動作を示すフローチャートである。 図6は、図4で示したフローチャートにおける押下判定の部分の動作を示すフローチャートである。 図7は、スイッチ装置の操作ノブの他の区画タイプを示す他の実施の形態を示す正面図である。
(本発明の実施の形態)
本発明の実施の形態に係るスイッチ装置1は、図1(a)、(b)、(c)、図2(b)に示すように、複数の操作面(11a、11b、11c、11d、11e、11f、11g、11h、11i)を備える操作ノブ10を有し、1又は2以上の操作面への操作によりなされた操作を検出するスイッチ装置である。本実施の形態では、複数の操作面として、境界領域(12a、12b、12c、12d)で区画された9カ所の操作ポジションを有するものとして説明する。スイッチ装置1は、複数の操作面(11a~11i)を備える操作ノブ10と、操作ノブ10を支持する本体部15を有している。
隣接する操作面は、境界領域を挟んで異なる角度を有し、操作ノブは、少なくとも一つの操作面に対応する領域に、操作面へのタッチ又は近接を検出する静電センサを備えている。なお、操作面に対応する領域とは、操作面(11a~11i)、及び、操作面(11a~11i)から操作ノブ10の内部を含む領域であり、本実施の形態では、図1(b)、(c)に示すように、タッチ検出電極21、22、23が操作面(11b、11e、11h)である操作ノブ10の表面から所定の深さで埋設されている。
図1(c)に示すように、隣接する操作面(11b、11e、11h)は、境界領域において連続的に接し、隣接する操作面のそれぞれに対応する領域に、静電センサ20としてタッチ検出電極21、22、23を備えることで、なぞり操作を検出することができる。
操作面とは、境界領域に挟まれて区画された面で、操作者が操作するノブの表面である。操作面(11a~11i)に対しては、なぞり操作、押下(押圧)操作が行われる。なぞり操作は2以上の操作面への連続するタッチ操作、スライド操作であり、タッチ操作の検出は静電センサへの操作者の指等の接触、近接により行なう。また、押下(押圧)操作は、各操作面への押下操作、押圧操作により行なう。以下においては、押下操作を行なうものとして説明する。
図1(a)、(b)、(c)に示すように、操作ノブ10は、境界領域(12a、12b、12c、12d)で区画される9つの操作面(11a~11i)を有し、なぞり操作を検出するための操作面(11b、11e、11h)に対応する領域には、静電センサ20としてタッチ検出電極21、22、23が設けられている。タッチ検出電極21、22、23は、操作者の手指が接触または近接した場合に、手指とタッチ検出電極21、22、23とでコンデンサを形成するので、後述する制御部40により、静電容量の変化を検出することにより、タッチ検出電極21、22、23へのタッチまたは近接を検出することができる。
この境界領域(12a、12b、12c、12d)は、隣接する操作面(11a~11i)が接する境界であって、境界線、又は、2つの操作面の端部に挟まれた段差を有する段部(傾斜面)である。本実施の形態では、上下3段山折れ(凸折れ)タイプとされており、図1(a)に示すように、操作面(11a、11d、11g)と操作面(11b、11e、11h)、及び、操作面(11b、11e、11h)と操作面(11c、11f、11i)をそれぞれ区画する境界領域12a、12bは、隣接する2つの操作面の端部に挟まれた段差を有する段部(傾斜面)である。
図1(b)に示すように、隣接する操作面11dと操作面11eは、境界領域12aを挟んで接する。境界領域12aは、段差を有する段部(傾斜面)であって、操作面11eは水平な面、操作面11dは左に傾斜した面となっており、異なる角度に形成されている。同様に、隣接する操作面11eと操作面11fは、境界領域12bを挟んで接する。境界領域12bは、段差を有する段部(傾斜面)であって、操作面11eは水平な面、操作面11fは右に傾斜した面となっており、異なる角度に形成されている。
一方、図1(a)に示すように、操作面(11a、11b、11c)と操作面(11d、11e、11f)及び、操作面(11d、11e、11f)と操作面(11g、11h、11i)をそれぞれ区画する境界領域12c、12dは、隣接する2つの操作面の境界線である。
図1(c)に示すように、隣接する操作面11bと操作面11eは、境界領域12cにおいて連続的に接する。境界領域12cは、隣接する操作面11bと操作面11eのそれぞれの端部が接する境界線である。図1(b)と同様に、スイッチ装置を平置した状態において、操作面11eは水平な面、操作面11bは右に傾斜した面となっており、異なる角度に形成されている。同様に、隣接する操作面11eと操作面11hは、境界領域12dにおいて連続的に接する。境界領域12dは、隣接する操作面11eと操作面11hのそれぞれの端部が接する境界線である。操作面11eは水平な面、操作面11hは左に傾斜した面となっており、異なる角度に形成されている。
複数の操作面は、隣接する操作面が境界領域において、それぞれ山折り、谷折りで接し、又は、段部を挟んで接し、又は、それらの前記操作面の組み合わせで構成されている。図1(b)に示すように、一例として、操作面11dと操作面11eは、段部である境界領域12aを挟んで接する。また、図1(c)に示すように、一例として、操作面11bと操作面11eは、境界線である境界領域12dにおいて山折りで接する。このように、本実施の形態は、操作ノブの操作面が、上下3段山折れ(凸折れ)タイプで、操作面として9カ所の操作ポジションを有するスイッチ装置1である。
なお、上記の説明における操作面(11a~11i)は、それぞれ、平面でもよく、また、曲面でもよい。
図1(a)、(b)、(c)に示すように、操作面(11a、11c、11g、11i)の下部には、押下検出部(31、32、33、34)が配置されている。押下検出部(31、32、33、34)としては、一例として、タクティクトスイッチが使用できる。操作ノブ10は、9つの操作面(11a~11i)への押下操作により、押下操作した操作面(11a~11i)に対応して、押下検出部(31、32、33、34)が押されてオン動作する。本実施の形態では、押下検出部(31、32、33、34)のオンとオフの組み合わせにより、どの操作面(11a~11i)が押下操作されたかを後述する制御部40により検出する。なお、押下操作の検出には、タクティクトスイッチのほかに、静電容量方式の圧力センサ、ひずみゲージによる荷重センサ等による他のスイッチも使用可能である。また、上記した静電容量の変化を検出するタッチ検出電極によっても押下(押圧)操作を検出可能である。
図2(a)は、本発明の実施の形態に係るスイッチ装置を車両のステアリングに搭載した状態を示す、運転席側から見た正面図であり、図2(b)は、スイッチ装置の操作ノブを拡大して示す拡大正面図である。本発明の実施の形態に係るスイッチ装置1は、一例として、車両のステアリングに搭載され、車両用スイッチ装置として機能させることができる。スイッチ装置1を車両のステアリングに搭載することで、車両の運転中に手元を見ない場合でも、指先の感覚で、なぞり操作や押下操作の区別がしやすいという効果がある。
図2(a)に示すように、車両100のステアリング110に装着され、ステアリングスイッチとして使用される。スイッチ装置1は、例えば、車両100のステアリング110の左右に配置されている。このステアリング110は、ステアリングシャフトが連結されるホーンパッド部120と、ユーザが把持するステアリング把持部111と、ホーンパッド部120とステアリング把持部111とを連結するスポーク部112、113と、を備えて概略構成されている。
図2(a)に示す例では、本実施の形態に係るスイッチ装置1は、スポーク部112、113にそれぞれ搭載されている。また、操作ノブ10の各操作面(11a~11i)には、図2(b)に示すように、操作面をなぞり操作又は押下操作した場合に実行される機能が文字、図形等により表示されている。
図2(a)に示すように、インストルメントパネル114には種々の表示部が配置されており、一例として、スポーク部112に搭載されたスイッチ装置1の操作により、表示部115に表示されるメニュー、目盛り、数値等を変更等することができる。一例として、図2(b)に示すように、操作面11a、11c、11d、11f、11g、11iを押下操作した場合には、それぞれ、「セット」、「リターン」、「左へ移動」、「右へ移動」、「キャンセル」、「車間距離切替」の機能が実行される。また、操作面11b、11e、11hをなぞり操作した場合には、なぞり操作の方向に対応して、表示部115に表示される目盛り、数値をアップダウン操作できる。
(制御部40)
図3は、本実施の形態に係るスイッチ装置の制御部を含めたブロック図である。制御部40は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部40が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。
(スイッチ装置1の動作)
図3に示すように、制御部40には、静電センサ20としてのタッチ検出電極(21、22、23)からタッチ操作信号(St1、St2、St3)が入力される。また、制御部40には、押下ポジションセンサ30としての押下検出部(31、32、33、34)からプッシュ信号(Sp1、Sp2、Sp3、Sp4)が入力される。制御部40での信号処理動作の結果として、制御部40から車両100に対して、例えば、なぞり信号Sn、ポジション信号Spが出力される。車両100側では、このなぞり信号Sn、ポジション信号Spにより、表示部115に表示されるメニュー、目盛り、数値等を変更等することができる。
制御部40は、まず、タッチ判定信号生成部41において、入力されるタッチ操作信号(St1、St2、St3)に基づいて、タッチ判定信号T、T、Tを生成する。タッチ操作信号(St1、St2、St3)は、操作者がタッチした指とタッチ検出電極(21、22、23)との間に生じる静電容量値である。表1に示すように、タッチ判定信号生成部41は、タッチ検出電極(21、22、23)で検出した静電容量値が所定の静電容量閾値V以上の場合はタッチありとしてT=1、T=1、T=1とし、所定の静電容量閾値V未満の場合はタッチなしとしてT=0、T=0、T=0とする。
Figure 2024022332000002
図4は、本実施の形態に係るスイッチ装置の全体動作を示すフローチャートである。制御部40は、まず、タッチ判定信号T、T、Tに基づいて、タッチ操作がされたかどうかを判定する。
(Step001)制御部40は、T=1又はT=1又はT=1かどうかを判定する。すなわち、タッチ判定信号T、T、Tのいづれかの信号が1(オン)の場合は、タッチ操作がされたとしてStep002へ進み(Step001:Yes)、そうでない場合は、タッチ操作がされていないとしてStep003(押下判定)へ進む(Step001:No)。
(Step002)図5は、図4で示したフローチャートにおけるなぞり判定の部分の動作を示すフローチャートである。制御部40は、図5で示すフローチャートにしたがってなぞり判定の動作を行なう。
(Step201)制御部40は、T=1かどうかを判定する。T=1の場合はStep202へ進み(Step201:Yes)、そうでない場合はStep204へ進む(Step201:No)。
(Step202)制御部40は、T=1かどうかを判定する。T=1の場合はStep203へ進み(Step202:Yes)、そうでない場合はなぞり判定の動作を終了する(Step202:No)。
(Step203)制御部40は、マイナス方向になぞり操作がされたと判定し、なぞり判定の動作を終了する。制御部40は、マイナス方向へのなぞり判定に対応するなぞり信号Snを出力することができる。
(Step204)制御部40は、T=1かどうかを判定する。T=1の場合はStep205へ進み(Step204:Yes)、そうでない場合はStep209へ進む(Step204:No)。
(Step205)制御部40は、T=1かどうかを判定する。T=1の場合はStep206へ進み(Step205:Yes)、そうでない場合はStep207へ進む(Step205:No)。
(Step206)制御部40は、マイナス方向になぞり操作がされたと判定し、なぞり判定の動作を終了する。制御部40は、マイナス方向へのなぞり判定に対応するなぞり信号Snを出力することができる。
(Step207)制御部40は、T=1かどうかを判定する。T=1の場合はStep208へ進み(Step207:Yes)、そうでない場合はなぞり判定の動作を終了する(Step207:No)。
(Step208)制御部40は、プラス方向になぞり操作がされたと判定し、なぞり判定の動作を終了する。制御部40は、プラス方向へのなぞり判定に対応するなぞり信号Snを出力することができる。
(Step209)制御部40は、T=1かどうかを判定する。T=1の場合はStep210へ進み(Step209:Yes)、そうでない場合はなぞり判定の動作を終了する(Step209:No)。
(Step210)制御部40は、T=1かどうかを判定する。T=1の場合はStep211へ進み(Step210:Yes)、そうでない場合はなぞり判定の動作を終了する(Step210:No)。
(Step211)制御部40は、プラス方向になぞり操作がされたと判定し、なぞり判定の動作を終了する。制御部40は、プラス方向へのなぞり判定に対応するなぞり信号Snを出力することができる。
上記示したなぞり判定の動作により出力されるなぞり信号Snに基づいて、車両100側は、表示部115に表示される目盛り、数値をアップダウン操作でき、これに対応する車載機器、電子機器等の動作を制御することができる。
(Step003)図6は、図4で示したフローチャートにおける押下判定の部分の動作を示すフローチャートである。制御部40は、図6で示すフローチャートにしたがって押下判定の動作を行なう。制御部40は、プッシュ信号(Sp1、Sp2、Sp3、Sp4)に基づいて、押下判定の組み合わせにより、表2に示すように、どの操作面が押下された押下ポジションかを判定する。なお、押下ポジションセンサ30としての押下検出部(31、32、33、34)から出力されるプッシュ信号(Sp1、Sp2、Sp3、Sp4)は、押下(プッシュ、押圧)された場合は1、されない場合は0とする。
Figure 2024022332000003
(Step301)制御部40は、Sp1=0かどうかを判定する。Sp1=0の場合はStep302へ進み(Step301:Yes)、そうでない場合はStep312へ進む(Step301:No)。
(Step302)制御部40は、Sp2=0かどうかを判定する。Sp2=0の場合はStep303へ進み(Step302:Yes)、そうでない場合はStep308へ進む(Step302:No)。
(Step303)制御部40は、Sp3=0かどうかを判定する。Sp3=0の場合はStep304へ進み(Step303:Yes)、そうでない場合はStep306へ進む(Step303:No)。
(Step304)制御部40は、Sp4=0かどうかを判定する。Sp4=0の場合は押下判定の動作を終了し(Step304:Yes)、そうでない場合はtep305へ進む(Step304:No)。
(Step305)制御部40は、操作面11iの押下操作がされたと判定し、押下操作の動作を終了する。制御部40は、操作面11iの押下操作に対応するポジション信号Spを出力することができる。
(Step306)制御部40は、Sp4=0かどうかを判定する。Sp4=0の場合はStep307へ進み(Step306:Yes)、そうでない場合は押下判定の動作を終了する(Step306:No)。
(Step307)制御部40は、操作面11gの押下操作がされたと判定し、押下操作の動作を終了する。制御部40は、操作面11gの押下操作に対応するポジション信号Spを出力することができる。
(Step308)制御部40は、Sp3=0かどうかを判定する。Sp3=0の場合はStep309へ進み(Step308:Yes)、そうでない場合は押下判定の動作を終了する(Step308:No)。
(Step309)制御部40は、Sp4=0かどうかを判定する。Sp4=0の場合はStep310へ進み(Step309:Yes)、そうでない場合はStep311へ進む(Step309:No)。
(Step310)制御部40は、操作面11cの押下操作がされたと判定し、押下操作の動作を終了する。制御部40は、操作面11cの押下操作に対応するポジション信号Spを出力することができる。
(Step311)制御部40は、操作面11fの押下操作がされたと判定し、押下操作の動作を終了する。制御部40は、操作面11fの押下操作に対応するポジション信号Spを出力することができる。
(Step312)制御部40は、Sp2=0かどうかを判定する。Sp2=0の場合はStep313へ進み(Step312:Yes)、そうでない場合は押下判定の動作を終了する(Step312:No)。
(Step313)制御部40は、Sp3=0かどうかを判定する。Sp3=0の場合はStep314へ進み(Step313:Yes)、そうでない場合はStep316へ進む(Step313:No)。
(Step314)制御部40は、Sp4=0かどうかを判定する。Sp4=0の場合はStep315へ進み(Step314:Yes)、そうでない場合は押下判定の動作を終了する(Step314:No)。
(Step315)制御部40は、操作面11aの押下操作がされたと判定し、押下操作の動作を終了する。制御部40は、操作面11aの押下操作に対応するポジション信号Spを出力することができる。
(Step316)制御部40は、Sp4=0かどうかを判定する。Sp4=0の場合はStep317へ進み(Step316:Yes)、そうでない場合は押下判定の動作を終了する(Step316:No)。
(Step317)制御部40は、操作面11dの押下操作がされたと判定し、押下操作の動作を終了する。制御部40は、操作面11dの押下操作に対応するポジション信号Spを出力することができる。
上記示した押下判定の動作により出力されるポジション信号Spに基づいて、車両100側は、表示部115に表示されるメニュー、目盛り、数値等を変更でき、これに対応する車載機器、電子機器等の動作を制御することができる。
(操作ノブの操作面の他の実施の形態)
図7は、スイッチ装置の操作ノブの他の区画タイプを示す他の実施の形態を示す正面図である。図7に示す操作ノブ50は、上下3段凸凹折れタイプを示す。
図7に示すように、操作ノブ50は、境界領域(52a、52b、52c、52d、52e、52f、52g)で操作面が区画されている。一例として、境界領域(52a、52b、52d)は段差を有する段部(傾斜面)であって、境界領域を挟んで隣接する操作面はそれぞれ異なる角度に形成されている。また、境界領域(52c、52e、52f、52g)は隣接する2つの操作面がなす境界線であって、境界線を挟んで隣接する操作面はそれぞれ異なる角度に形成されている。上記示した隣接する操作面は、山折れ(凸折れ)、谷折れ(凹折れ)でそれぞれ隣接することができ、各操作面の状態を山折れ(凸折れ)、谷折れ(凹折れ)のいずれにするかは、操作内容や操作ノブの搭載位置等の条件に基づいて任意に設定することができる。
(本発明の実施の形態の効果)
上記のような構成により、次のような効果を有する。
(1)複数のポジションを持つ静電ステアリングスイッチにおいて、操作ノブの操作面を格子状に区切り、操作面の角度変化をさせることでポジション認識を確実にさせることができる。
(2)複数個所、例えば、9カ所の操作ポジションの認識がしやすく、なぞり操作、スライド操作、押下操作への配慮がされたシームレス静電ステアリングスイッチを実現できる。
(3)操作面の変化により押下操作時のフィーリングを得られ、押す位置を認識しやすい。また、薄いレリーフを持った段差を有する段部(傾斜面)、立体を乗り越えることで操作の確実なフィードバックが得られるので、押す位置を認識しやすい。
(4)薄いレリーフを持った段差を有する段部(傾斜面)、立体をガイドにすることで、なぞり操作に対応しフィードバックが得られるので、なぞり操作のなぞり方向がわかりやすい。
(5)シームレスな1面のスイッチ構造でありながら、多面カットの見栄えによる意匠性の付与にも貢献することができる。
(6)スイッチ装置1は、車両のステアリングに搭載される車両用スイッチ装置として機能させることができる。車両の運転中は手元を見ないでステアリングを把持した状態でスイッチ操作を行なう場合がある。そのような場合でも、指先の感覚で、なぞり操作、押下、押圧操作の区別がしやすいという効果を有する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、この実施の形態は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。例えば、パソコンのタッチパッドやゲームコントローラなど、スイッチ装置を搭載できる種々の装置に適用が可能である。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、実施の形態は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…スイッチ装置、10…操作ノブ、11a、11b、11c、11d、11e、11f、11g、11h、11i…操作面、12a、12b、12c、12d…境界領域、15…本体部、20…静電センサ、21…タッチ検出電極、22…タッチ検出電極、23…タッチ検出電極、30…押下ポジションセンサ、40…制御部、41…タッチ判定信号生成部、50…操作ノブ、100…車両、110…ステアリング、111…ステアリング把持部、112、113…スポーク部、114…インストルメントパネル、115…表示部、120…ホーンパッド部
Sn…信号
Sp…ポジション信号
、T、T…タッチ判定信号
Vt…静電容量閾値

Claims (6)

  1. 複数の操作面を備える操作ノブを有し、1又は2以上の前記操作面への操作によりなされた操作を検出するスイッチ装置であって、
    隣接する前記操作面は、境界領域を挟んで異なる角度を有し、
    前記操作ノブは、少なくとも一つの前記操作面に対応する領域に、前記操作面へのタッチ又は近接を検出する静電センサを備える、スイッチ装置。
  2. 隣接する前記操作面は、前記境界領域において連続的に接し、隣接する前記操作面のそれぞれに対応する領域に、前記静電センサを備える、請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記なされた操作により検出される操作は、なぞり操作又は押下操作である、請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記境界領域は、隣接する前記操作面が接する境界であって、境界線、又は、2つの前記操作面の端部に挟まれた段差を有する段部である、請求項1に記載のスイッチ装置。
  5. 複数の前記操作面は、隣接する前記操作面が前記境界領域においてそれぞれ山折り、谷折りで接し、又は、前記段部を挟んで接し、又は、それらの前記操作面の組み合わせで構成されている、請求項4に記載のスイッチ装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のスイッチ装置は、車両のステアリングに搭載される、車両用スイッチ装置。
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