JP2024021708A - 距離計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】距離計測に関して、遠距離での距離分解能を低下させることなく、近距離での距離分解能を高め得る。【解決手段】制御部は、全ての投光素子からそれぞれ同じ第1発光タイミングT1fで第1発光パルスP1fを発光させた後に、投光素子を特定可能に少なくとも一部の他の投光素子と異なる第2発光タイミングT2fで第2発光パルスP2fを発光させるように投光部を制御し、受光素子ごとに、第1パルス応答時間ΔT1に基づいてTOF計測したTOF計測距離と、第2パルス応答時間ΔT2が第1発光タイミングT1fとの時間差に等しくなる第2発光タイミングT2fから特定される投光素子と受光素子との紐付けによりステレオ計測したステレオ計測距離とのうち、計測距離が所定の距離閾値以上になる場合に、TOF計測距離を計測距離結果として出力し、計測距離が所定の距離閾値未満になる場合に、ステレオ計測距離を計測距離結果として出力する。【選択図】図7

Description

本発明は、計測対象から受光した反射光を利用して計測対象までの距離を計測する距離計測装置に関するものである。
従来、計測対象領域内の物体から受光した反射光を利用してその物体までの距離を計測する装置として、その物体に照射した光の反射光を検出したタイミング、すなわち、物体までを往復する光の飛行時間(TOF:Time of Flight)を利用する光学式の距離計測装置が採用されている。このような光学式の距離計測装置に関する技術として、例えば、下記特許文献1に開示される光学式測距センサが知られている。この光学式測距センサでは、受光素子としてSPAD(Single Photon Avalanche Diode)が採用されており、複数のSPADからそれぞれ出力される出力信号を合計した合成信号が所定の閾値以上になるタイミングで検出信号が生成されて、この生成タイミングと検出開始タイミングとの間の測定期間が計測される。そして、合成信号が増加するタイミング情報をさらに考慮して、1回の投受光において複数のSPADが反応した複数のタイミングを得ることで、光学式測距センサにおける光検出精度の向上を図っている。
特開2019-158737号公報
ところで、複数のSPADを使ったTOF計測方式では、光の飛来速度に基づいて距離を計算する必要があるが、その光の飛来速度は十分に高速なため、例えば、サンプリング間隔を1GHzとしたとしても、片道15cm程度の距離計測精度が原理的に限度となる。また、研究レベルにおけるSPAD単体でのサンプリングでは、より高速なサンプリング周波数の適用が可能(カスタム)であっても、例えば、アレイ状に配置した複数のSPADでは、同様の高サンプリング周波数化が困難になる。そのため、複数のSPADが採用されるTOF計測方式の測距センサでは、サンプリング周波数制約が距離分解能を決定する主要因になり、計測距離の遠近に関わらず距離分解能が一定となる一方で、近距離での距離分解能を向上させることが困難という問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、距離計測に関して遠距離での距離分解能を低下させることなく近距離での距離分解能を高め得る構成を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、
所定の計測対象領域に対して個別に所定の発光パルスを投光可能な投光素子が複数配置される投光部(20,21)と、
複数の受光素子を備えて、複数の前記発光パルスが前記対象領域内の物体で反射した反射光をそれぞれ受光パルスとして受光する受光部(30,31)と、
前記投光部を制御する制御部(11)と、
前記受光部により受光された複数の受光パルスに基づいて前記計測対象領域内での距離計測を行う計測部(40)と、
を備える距離計測装置(10)であって、
前記制御部は、全ての前記投光素子からそれぞれ同じ第1発光タイミングで第1発光パルスを発光させた後に、当該投光素子を特定可能に少なくとも一部の他の投光素子と異なる第2発光タイミングで第2発光パルスを発光させるように前記投光部を制御し、
前記第1発光タイミングと前記第1発光パルスに応じて生じた受光パルスを受光した第1受光タイミングとの時間差を第1パルス応答時間(ΔT1)、前記第1受光タイミングと前記第2発光パルスに応じて生じた受光パルスを受光した第2受光タイミングとの時間差を第2パルス応答時間(ΔT2)とするとき、
前記計測部は、前記受光素子ごとに、前記第1パルス応答時間に基づいてTOF計測したTOF計測距離と、前記第2パルス応答時間が前記第1発光タイミングとの時間差に等しくなる前記第2発光タイミングから特定される前記投光素子と当該受光素子との紐付けにより算出される投光角(α)及び受光角(β)に基づいてステレオ計測したステレオ計測距離とのうち、計測距離が所定の距離閾値(Zth)以上になる場合に、前記TOF計測距離を計測距離結果として出力し、計測距離が前記所定の距離閾値未満になる場合に、前記ステレオ計測距離を計測距離結果として出力することを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、制御部は、全ての投光素子からそれぞれ同じ第1発光タイミングで第1発光パルスを発光させた後に、当該投光素子を特定可能に少なくとも一部の他の投光素子と異なる第2発光タイミングで第2発光パルスを発光させるように投光部を制御する。計測部は、受光素子ごとに、第1パルス応答時間に基づいてTOF計測したTOF計測距離と、第2パルス応答時間が第1発光タイミングとの時間差に等しくなる第2発光タイミングから特定される投光素子と当該受光素子との紐付けにより算出される投光角及び受光角に基づいてステレオ計測したステレオ計測距離とのうち、計測距離が所定の距離閾値以上になる場合に、TOF計測距離を計測距離結果として出力し、計測距離が所定の距離閾値未満になる場合に、ステレオ計測距離を計測距離結果として出力する。
これにより、計測距離が所定の距離閾値未満になる場合、すなわち、近距離では、近距離ほど距離分解能が高くなるステレオ計測での計測距離結果が出力され、計測距離が所定の距離閾値以上になる場合、すなわち、遠距離では、遠距離でも距離分解能が低下しないTOF計測での計測距離結果が出力される。特に、投光部から投光される第1発光パルス及び第2発光パルスの受光部での受光タイミングを利用するため、TOF計測用の投受光部とステレオ計測用の投受光部とを個別に設けることなく、1つの投光部と1つの受光部とでTOF計測とステレオ計測とを実施することができる。したがって、距離計測に関して遠距離での距離分解能を低下させることなく近距離での距離分解能を高め得る距離計測装置を、一組の投光部及び受光部で実現することができる。
請求項2の発明では、受光素子は、SPAD(Single Photon Avalanche Diode)であり、SPADは、応答特性が高く画素サイズを小さくできるので、距離計測に関する距離分解能を更に高めてその計測精度を向上させることができる。
請求項3の発明では、計測部は、TOF計測距離とステレオ計測距離との差が所定の距離差以上となる受光素子について計測結果を出力しない。
TOF計測距離とステレオ計測距離とが大きく異なる場合、少なくともいずれか一方が計測中のノイズ等の影響によって誤った計測距離となっている可能性が高い。このため、TOF計測距離とステレオ計測距離との差が所定の距離差以上となる受光素子については、TOF計測距離とステレオ計測距離とが大きく異なっているとして、いずれの計測距離も出力しないことで、誤った計測距離結果の出力を抑制することができる。
請求項4の発明では、計測部は、TOF計測距離とステレオ計測距離との差に関する情報を計測距離結果の信憑性に関する情報として受光素子ごとに出力する。
TOF計測距離とステレオ計測距離との差が小さい場合には、それぞれ正しく計測が行われており、信憑性の高い計測距離結果が出力されている可能性が高く、TOF計測距離とステレオ計測距離との差が大きい場合には、少なくともいずれか一方が計測中のノイズ等の影響によって誤った計測距離となっているために、信憑性の低い計測距離結果が出力されている可能性が高い。すなわち、両者の差をその両者の一方である計測距離結果の信憑性として利用することができる。このため、計測距離結果をその信憑性に関する情報(TOF計測距離とステレオ計測距離との差に関する情報)とともに取得した出力先では、例えば、信憑性の高い計測距離結果のみを利用できるなど、計測距離結果の利用価値を高めることができる。
第1実施形態に係る距離計測装置の概略構成を示すブロック図である。 図1のVCSELアレイの概略構成を説明する説明図である。 TOF計測方式による距離計測を説明する説明図である。 ステレオ計測方式による距離計測を説明する説明図である。 TOF計測方式とステレオ計測方式とについて計測距離と距離分解能との関係を説明する説明図である。 ステレオ計測方式における近距離での計測精度を説明する説明図である。 第1発光タイミング及び第2発光タイミングと第1受光タイミング及び第2受光タイミングと第1パルス応答時間及び第2パルス応答時間との関係を説明する説明図であり、図7(A)は、投光素子V11での発光タイミングを示し、図7(B)は、投光素子V12での発光タイミングを示し、図7(C)は、投光素子V11の発光による反射光を受光した受光タイミング等を示し、図7(D)は、投光素子V12の発光による反射光を受光した受光タイミング等を示し、図7(E)は、図7(C)よりも遠距離の測距点について投光素子V11の発光による反射光を受光した受光タイミング等を示し、図7(F)は、図7(D)よりも遠距離の測距点について投光素子V12の発光による反射光を受光した受光タイミング等を示す。 計測部によりなされる計測処理等の流れを例示するフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明の距離計測装置を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る距離計測装置10は、所定の計測対象領域内での物体までの距離をTOF計測方式によるTOF計測距離結果及びステレオ計測方式によるステレオ計測距離結果を利用して計測する装置である。この距離計測装置10は、図1に示すように、全体制御を司る制御部11と、所定の計測対象領域に対して所定の発光パルスを投光する投光部20と、対象領域内の物体で反射した反射光を受光する受光部30と、受光部30により受光された受光パルスに基づいて計測対象領域内での物体までの距離計測を行う計測部40と、を備えるように構成されている。
制御部11は、マイコンを主体として構成されるものであり、CPU、システムバス、入出力インタフェース等を有し、ROM,RAM、不揮発性メモリなどからなる記憶部とともに情報処理装置を構成している。記憶部には、投光部20及び計測部40の制御に関するプログラムや計測部40による計測結果を利用した制御処理を実行するためのプログラム等が制御部11により実行可能に予め格納されている。
投光部20は、VCSELアレイ21と、制御部11からの発光指示に応じてVCSELアレイ21の各投光素子を制御する光源制御部22とを備えている。VCSELアレイ21は、図2に示すように、投光素子(V11~Vmn)である複数の垂直共振器型面発光レーザがアレイ状に配置されてなるもので、光源制御部22により制御されて投光素子ごとに所定のタイミングにて発光パルスを投光可能に構成されている。
受光部30は、SPADアレイ31と、SPADアレイ31からの出力信号を処理して計測部40に出力する信号処理部32とを備えている。SPADアレイ31は、応答特性が高く画素サイズを小さくできる受光素子として採用される複数のSPADが、VCSELアレイ21の各投光素子と同様に、アレイ状に配置されて構成される。このように構成されるSPADアレイ31は、投光部20から投光された発光パルスが対象領域内の物体で反射した反射光を受光パルスとして各SPADにて受光するように配置されている。信号処理部32は、各SPADが受光パルスを受光したタイミングでそれぞれ出力されるパルス信号を処理して計測部40に出力するように構成されている。
計測部40は、制御部11から投光部20に対して指示した発光指示のタイミングに関する情報(以下、発光タイミング情報ともいう)を制御部11から受信するとともに、受光部30の信号処理部32からSPADごとのパルス信号を受信することで、所定の計測対象領域内での物体までの距離を計測するための計測処理を行う。
本実施形態において計測部40にてなされる計測処理では、所定の計測対象領域内での物体までの距離が、TOF計測方式によるTOF計測距離結果とステレオ計測方式によるステレオ計測距離結果とを利用して計測される。
TOF計測方式では、図3に示すように、投光素子にて発光パルスを発光させた発光タイミングとその発光パルスに応じて生じた反射光である受光パルスを受光素子にて受光した受光タイミングとの時間差(以下、第1パルス応答時間ΔT1ともいう)に応じて、受光素子ごとに距離(TOF計測距離)が計測される。なお、TOF計測方式では、距離計測に関する距離分解能は、受光部30のサンプリング時間性能に依存することになり、図5の実線D1にて示すように、計測距離Zの遠近に関わらず距離分解能が一定となる。
ステレオ計測方式(アクティブステレオ計測方式)では、図4に示すように、受光素子にて受光した受光パルスに対応する発光パルスを発光させた投光素子を特定して紐付けることで投光角α及び受光角βを算出し、これら投光角α及び受光角βと設計的に既知である視差とに基づいて三角測量により、物体(測距点)までの距離(ステレオ計測距離)が計測される。そのため、ステレオ計測方式では、基本的に、受光部30や投光部20の設計パラメタ(画素数や画素サイズ、1画素あたりの投影視野・受光視野等)や計測距離Zにより、距離計測に関する距離分解能が規定され、図5の破線D2にて例示するように、近距離ほど距離分解能が高くなる。なお、図4では、便宜上、レンズ等の光学系の図示を省略している。
例えば、投光視野(水平)が90°で水平素子数が200のVCSELアレイ21と、受光視野(水平)が90°で水平素子数が200のSPADアレイ31とで、水平方向の視差が15cmである場合に、ステレオ計測方式について距離1m地点での距離分解能は、以下のように計算される。
投光視野(水平)が90°に対して水平素子数が200であるため、投光光線の精度は、0.45°となる。また、受光視野(水平)が90°に対して水平素子数が200であるため、受光光線の精度は、0.45°となる。そして、図6に例示するように、投光素子と受光素子との上記水平方向での中央に相当する測距点1mを考えると、視差15cmなので、三平方の定理より、投光角αは、以下のように算出される。
α=tan-1(1/0.075)=85.7°
そうすると、距離Zmaxは、投光角α=85.7°+(0.45°/2)での距離になるので、三平方の定理より、距離Zmax=1.05mとして算出される。同様に、距離Zminは、投光角α=85.7°-(0.45°/2)での距離になるので、三平方の定理より、距離Zmin=0.95mとして算出される。そうすると、距離精度(距離Zmax-距離Zmin)は、10cm程度となり、上述した1GHzで高速サンプリングしたTOF計測方式での計測精度15cm程度よりも高い計測精度になり、近距離ほどさらに高い計測精度になることがわかる。
このため、本実施形態では、制御部11により投光部20を制御することで、VCSELアレイ21における全ての投光素子からそれぞれ同じ第1発光タイミングで第1発光パルスを発光させた後に、全ての投光素子について当該投光素子を特定可能に少なくとも一部の他の投光素子と異なる第2発光タイミングで第2発光パルスを発光させる。第1発光パルスは、TOF計測するための発光パルスであり、第2発光パルスは、ステレオ計測するための発光パルスである。
具体的には、例えば、全投光素子(V11~Vmn)からそれぞれ同じ第1発光タイミングで第1発光パルスを発光させてから所定の時間経過後に、まず、一列目の投光素子(V11、V21、V31・・・Vm1)で第2発光パルスを発光させる。この一列目の投光素子の発光から既定時間(例えば、10ns)経過後に、二列目の投光素子(V12、V22、V32・・・Vm2)で第2発光パルスを発光させる。続いて、二列目の投光素子の発光から上記既定時間経過後に、三列目の投光素子(V13、V23、V33・・・Vm3)で第2発光パルスを発光させる。このように、列ごとに発光タイミング(第2発光タイミング)を既定時間単位でずらすようにして、全投光素子について第2発光パルスを発光させる。
上述のように、VCSELアレイ21の列単位(所定の発光グループ単位)で第2発光タイミングをずらすことで、受光部30の信号処理部32から計測部40に出力される出力信号のタイミングを利用して、受光素子にて受光した受光パルスに対応する発光パルスを発光させた投光素子を特定することができる。
例えば、図7(A)に例示するように、投光素子V11から第1発光タイミングT1fで第1発光パルスP1f(11)が発光された後に第2発光タイミングT2f(1)で第2発光パルスP2f(11)が発光され、図7(B)に例示するように、投光素子V12から投光素子V11と同じ第1発光タイミングT1fで第1発光パルスP1f(12)が発光された後であって上記第2発光タイミングT2f(1)から上記既定時間経過後の第2発光タイミングT2f(2)で第2発光パルスP2f(12)が発光される場合を想定する。
この場合、上記第1発光パルスP1f(11)及び第2発光パルスP2f(11)の反射光が受光される受光素子では、図7(C)に示すように、第1発光タイミングT1fから計測距離に応じて遅れた受光タイミング(以下、第1受光タイミングともいう)T1r(1)で、第1発光パルスP1f(11)の反射光として第1受光パルスP1r(11)が受光される。第1発光タイミングT1fと第1受光タイミングT1r(1)との時間差が第1パルス応答時間ΔT1(1)となる。
その後、同じ受光素子では、図7(C)に示すように、第1受光タイミングT1r(1)の後に第2受光タイミングT2r(1)で、第2発光パルスP2f(11)の反射光として第2受光パルスP2r(11)が受光される。第1受光タイミングT1r(1)と第2受光タイミングT2r(1)との時間差(以下、第2パルス応答時間ΔT2ともいう)は、第1発光タイミングT1f(1)と第2発光タイミングT2f(1)との時間差に等しくなる。
また、上記第1発光パルスP1f(12)及び第2発光パルスP2f(12)の反射光が受光される受光素子では、図7(D)に示すように、第1発光タイミングT1fから計測距離に応じて遅れた第1受光タイミングT1r(2)で、第1発光パルスP1f(12)の反射光として第1受光パルスP1r(12)が受光される。第1発光タイミングT1fと第1受光タイミングT1r(2)との時間差が第1パルス応答時間ΔT1(2)となる。
その後、同じ受光素子では、図7(D)に示すように、第1受光タイミングT1r(2)の後に第2受光タイミングT2r(2)で、第2発光パルスP2f(12)の反射光として第2受光パルスP2r(12)が受光される。第1受光タイミングT1r(2)と第2受光タイミングT2r(2)との時間差である第2パルス応答時間ΔT2(2)は、第1発光タイミングT1f(2)と第2発光タイミングT2f(2)との時間差に等しくなる。
なお、図7(C)及び図7(D)では、投光素子V11からの発光パルス(第1発光パルスP1f(11)及び第2発光パルスP2f(11))が反射する測距点までの計測距離と、投光素子V12からの発光パルス(第1発光パルスP1f(12)及び第2発光パルスP2f(12))が反射する測距点までの計測距離とが、同じ計測距離Zmの場合を想定している。
このため、計測距離Zmよりも遠くにある計測距離Znの測距点に対して、投光素子V11から上述のように発光パルスがそれぞれ発光される場合、図7(E)に示すように、第1発光タイミングT1fから計測距離Znに応じて遅れた第1受光タイミングT1r(1)で第1受光パルスP1r(11)が受光され、その後の第2受光タイミングT2r(1)で第2受光パルスP2r(11)が受光される。
同様に、計測距離Znの測距点に対して、投光素子V12から上述のように発光パルスがそれぞれ発光される場合、図7(F)に示すように、第1発光タイミングT1fから計測距離Znに応じて遅れた第1受光タイミングT1r(2)で第1受光パルスP1r(12)が受光され、その後の第2受光タイミングT2r(2)で第2受光パルスP2r(12)が受光される。
計測距離Zmと計測距離Znとで異なるため、図7(C)での第1パルス応答時間ΔT1(1)と図7(E)での第1パルス応答時間ΔT1(1)とが異なり、図7(D)での第1パルス応答時間ΔT1(2)と図7(F)での第1パルス応答時間ΔT1(2)とが異なる。その一方で、計測距離Zmと計測距離Znとが異なっても、図7(C)での第2パルス応答時間ΔT2(1)と図7(E)での第2パルス応答時間ΔT2(1)とは、同じ投光素子V11からの2つの発光パルスの反射光を順次受光しているため、同一の値となる。同様に、図7(D)での第2パルス応答時間ΔT2(2)と図7(F)での第2パルス応答時間ΔT2(2)とは、同じ投光素子V12からの2つの発光パルスの反射光を順次受光しているため、同一の値となる。このように、第2発光タイミングT2fが同じ投光素子からのパルス光を受光する受光素子では、それぞれ第2パルス応答時間ΔT2が同一の値となる。
すなわち、VCSELアレイ21の列単位(所定の発光グループ単位)で第2パルス応答時間ΔT2が同じ値となるため、第2パルス応答時間ΔT2からその受光素子が受光した受光パルスに対応する発光パルスを発光させた投光素子が属するVCSELアレイ21の列を特定することができる。このため、第1受光タイミングT1rと受光素子ごとの第2受光タイミングT2rとを含めた発光タイミング情報を制御部11から取得した計測部40では、受光素子ごとに、第2パルス応答時間ΔT2が第1発光タイミングT1fとの差に等しくなる第2発光タイミングT2fから投光素子を特定することができる。そして、このように特定される投光素子と当該受光素子との紐付けにより算出される投光角α及び受光角βに基づいてステレオ計測距離を計測することができる(図4参照)。
そして、第1パルス応答時間ΔT1に応じて、受光素子ごとにTOF計測距離を計測することができるので(図3参照)、計測部40にてなされる計測処理では、受光素子ごとに計測されるTOF計測距離とステレオ計測距離とに基づいて、所定の計測対象領域内での物体(各測距点)までの距離を計測する。
以下、本実施形態において、計測部40にてなされる計測処理等について、図8に示すフローチャートを参照して詳述する。
所定の操作等に応じて計測部40にて計測処理が開始されると、投光部20のVCSELアレイ21の各投光素子が発光可能な状態になるとともに受光部30のSPADアレイ31の各受光素子が受光可能な状態になる。そして、制御部11による発光指示に応じて、各投光素子から、第1発光タイミングT1fで第1発光パルスP1fが発光された後に、列ごと(グループごと)に異なる第2発光タイミングT2fで第2発光パルスP2fが発光される(図8のS101)。これにより、受光部30では、受光素子ごとに、第1受光パルスP1rが受光された第1受光タイミングT1rと第2受光パルスP2rが受光された第2受光タイミングT2rとが、信号処理部32により処理されて、計測部40に出力される(S103)。
計測部40では、上述のように受光部30の信号処理部32から出力される受光素子ごとの第1受光タイミングT1r及び第2受光タイミングT2rが取得されると、制御部11から取得した発光タイミング情報(第1発光タイミングT1fと受光素子ごとの第2発光タイミングT2f)を利用して、受光素子ごとに計測距離が計測される。
まず、ステップS105に示すTOF計測処理がなされ、受光素子ごとに、第1発光タイミングT1fと第1受光タイミングT1rとの差である第1パルス応答時間ΔT1に基づいて、TOF計測距離が計測される。
続いて、ステップS107に示すステレオ計測がなされる。この処理では、受光素子ごとに、第2パルス応答時間ΔT2(第1受光タイミングT1rと第2受光タイミングT2rとの時間差)に基づいて、その受光素子が受光した受光パルスに対応する発光パルスを発光させた投光素子の列が特定される。そして、このように特定される投光素子と当該受光素子との紐付けにより算出される投光角α及び受光角βに基づいて、ステレオ計測距離が計測される。
上述のように、受光素子ごとにTOF計測距離及びステレオ計測距離が計測されると、ステップS109に示す計測結果消去検討処理がなされ、誤った計測距離となっている可能性が高い計測距離を消去するための処理がなされる。具体的には、TOF計測距離とステレオ計測距離との差が所定の距離差以上となる場合には、少なくともいずれか一方が計測中のノイズ等の影響によって誤った計測距離となっている可能性が高いとして、それらTOF計測距離及びステレオ計測距離が消去される。このように、TOF計測距離とステレオ計測距離との差が所定の距離差以上となる受光素子については、TOF計測距離とステレオ計測距離とが大きく異なっているとして、いずれの計測距離も出力しないことで、誤った計測距離結果の出力を抑制することができる。なお、計測距離が長くなると、第2受光パルスP2rが受光されなくなるためにステレオ計測距離が計測されなくなる場合がある。このような場合には、消去せずに、TOF計測距離を計測距離結果とするようにしてもよい。
そして、ステップS111に示す計測結果選択検討処理がなされ、受光素子ごとに、TOF計測距離及びステレオ計測距離のうちのいずれか一方が、正しい計測結果として選択される。図5からわかるように、距離分解能は、近距離ではステレオ計測距離の方が高くなり、遠距離ではTOF計測距離の方が高くなる。このため、TOF計測距離の距離分解能とステレオ計測距離の距離分解能とが設計的に等しくなる距離(境界点)を所定の距離閾値Zthとして、計測距離が所定の距離閾値Zth以上になる場合に、TOF計測距離を計測距離結果として選択し、計測距離が上記所定の距離閾値Zth未満になる場合に、ステレオ計測距離を計測距離結果として選択することで、距離計測精度を高めることができる。
上述のように受光素子ごとに出力すべき計測結果が選択されると、ステップS113に示す計測結果出力にて、その選択された計測結果が受光素子ごとに出力されて、本計測処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る距離計測装置10では、制御部11は、全ての投光素子からそれぞれ同じ第1発光タイミングT1fで第1発光パルスP1fを発光させた後に、当該投光素子を特定可能に少なくとも一部の他の投光素子と異なる第2発光タイミングT2fで第2発光パルスP2fを発光させるように投光部20を制御する。計測部40は、受光素子ごとに、第1パルス応答時間ΔT1に基づいてTOF計測したTOF計測距離と、第2パルス応答時間ΔT2が第1発光タイミングT1fとの時間差に等しくなる第2発光タイミングT2fから特定される投光素子と当該受光素子との紐付けにより算出される投光角α及び受光角βに基づいてステレオ計測したステレオ計測距離とのうち、計測距離が所定の距離閾値Zth以上になる場合に、TOF計測距離を計測距離結果として出力し、計測距離が所定の距離閾値Zth未満になる場合に、ステレオ計測距離を計測距離結果として出力する。
これにより、計測距離が所定の距離閾値Zth未満になる場合、すなわち、近距離では、近距離ほど距離分解能が高くなるステレオ計測での計測距離結果が出力され、計測距離が所定の距離閾値Zth以上になる場合、すなわち、遠距離では、遠距離でも距離分解能が低下しないTOF計測での計測距離結果が出力される。特に、投光部20から投光される第1発光パルスP1f及び第2発光パルスP2fの受光部30での受光タイミングを利用するため、TOF計測用の投受光部とステレオ計測用の投受光部とを個別に設けることなく、1つの投光部20と1つの受光部30とでTOF計測とステレオ計測とを実施することができる。したがって、距離計測に関して遠距離での距離分解能を低下させることなく近距離での距離分解能を高め得る距離計測装置10を、一組の投光部20及び受光部30で実現することができる。
また、本実施形態では、受光素子は、SPAD(Single Photon Avalanche Diode)であり、SPADは、応答特性が高く画素サイズを小さくできるので、距離計測に関する距離分解能を更に高めてその計測精度を向上させることができる。なお、受光部30は、SPADがアレイ状に配置されるSPADアレイ31を備えるように構成されることに限らず、距離計測装置10の利用環境等に応じて、他の受光素子が投光部の各投光素子と同様にして複数配置されるように構成されてもよい。
特に、本実施形態では、計測部40は、TOF計測距離とステレオ計測距離との差が所定の距離差以上となる場合には、それらTOF計測距離及びステレオ計測距離を消去して(S109)、その受光素子について計測結果を出力しない。
このように、TOF計測距離とステレオ計測距離との差が所定の距離差以上となる受光素子については、TOF計測距離とステレオ計測距離とが大きく異なっているとして、いずれの計測距離も出力しないことで、誤った計測距離結果の出力を抑制することができる。
本実施形態の変形例として、計測部40は、TOF計測距離とステレオ計測距離との差に関する情報を、計測距離結果の信憑性に関する情報として受光素子ごとに出力してもよい。
TOF計測距離とステレオ計測距離との差が小さい場合には、それぞれ正しく計測が行われており、信憑性の高い計測距離結果が出力されている可能性が高い。その一方で、TOF計測距離とステレオ計測距離との差が大きい場合には、少なくともいずれか一方が計測中のノイズ等の影響によって誤った計測距離となっているために、信憑性の低い計測距離結果が出力されている可能性が高い。
例えば、投光部20と異なる光源等からの干渉光パルスが第1受光パルスP1rの前に受光された受光素子では、第1パルス応答時間ΔT1及び第2パルス応答時間ΔT2が正しく計測されないために、両計測法とも誤った計測距離となってしまう。また、干渉光パルスが第1受光パルスP1rと第2受光パルスP2rとの間で受光された受光素子では、第2パルス応答時間ΔT2が正しく計測されないために、ステレオ計測法で誤った計測距離となってしまう。また、異なる投光素子からの投光パルスが反射後に混濁して同じ受光素子にて受光される場合にも、少なくともいずれか一方の計測法で誤った計測距離となってしまう。
このため、本実施形態の変形例では、両者の差をその両者の一方である計測距離結果の信憑性として利用する。これにより、計測距離結果をその信憑性に関する情報(TOF計測距離とステレオ計測距離との差に関する情報)とともに取得した出力先では、例えば、信憑性の高い計測距離結果のみを利用できるなど、計測距離結果の利用価値を高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態等に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)投光部20は、複数の垂直共振器型面発光レーザがアレイ状に配置されるVCSELアレイ21を備えるように構成されることに限らず、例えば、複数のLEDがアレイ状に配置されるLEDアレイ等、発光タイミングを投光素子ごとに制御可能な他の投光手段を備えるように構成されてもよい。
(2)制御部11は、列ごとに第2発光タイミングT2fを既定時間単位で変えて第2発光パルスP2fを順次発光させるように投光部20を制御することに限らず、例えば、行ごとに第2発光タイミングT2fを既定時間単位で変えて第2発光パルスP2fを順次発光させるように投光部20を制御してもよいし、予め決められたグループごとに第2発光タイミングT2fを既定時間単位で変えて第2発光パルスP2fを順次発光させるように投光部20を制御してもよい。また、制御部11は、投光素子ごとに第2発光タイミングT2fを既定時間単位で変えて第2発光パルスP2fを順次発光させるように投光部20を制御してもよい。
(3)1つの受光部30にて第1受光パルスP1r及び第2受光パルスP2rを受光するように構成されることに限らず、受光部30にてTOF計測するための第1受光パルスP1rを受光し、受光部30と異なる別の受光部にてステレオ計測するための第2受光パルスP2rを受光するように構成されてもよい。この場合には、投光部20と別の受光部との視差をTOF計測距離の計測精度に制約されることなく大きくできるため、ステレオ計測距離の計測精度を向上させることができる。
(4)本発明は、所定の監視エリア内での物体までの距離を計測する装置に適用することができるが、これに限らず、例えば、移動体に設置されることで相対的に移動することになる物体までの距離を計測する装置に適用されてもよい。
10…距離計測装置
11…制御部
20…投光部
21…VCSELアレイ(複数の投光素子)
30…受光部
31…SPADアレイ(複数の受光素子)
40…計測部
T1f…第1発光タイミング
T2f…第2発光タイミング
T1r…第1受光タイミング
T2r…第2受光タイミング
P1f…第1発光パルス
P2f…第2発光パルス
P1r…第1受光パルス
P2r…第2受光パルス
Zth…距離閾値
ΔT1…第1パルス応答時間
ΔT2…第2パルス応答時間

Claims (4)

  1. 所定の計測対象領域に対して個別に所定の発光パルスを投光可能な投光素子が複数配置される投光部と、
    複数の受光素子を備えて、複数の前記発光パルスが前記対象領域内の物体で反射した反射光をそれぞれ受光パルスとして受光する受光部と、
    前記投光部を制御する制御部と、
    前記受光部により受光された複数の受光パルスに基づいて前記計測対象領域内での距離計測を行う計測部と、
    を備える距離計測装置であって、
    前記制御部は、全ての前記投光素子からそれぞれ同じ第1発光タイミングで第1発光パルスを発光させた後に、当該投光素子を特定可能に少なくとも一部の他の投光素子と異なる第2発光タイミングで第2発光パルスを発光させるように前記投光部を制御し、
    前記第1発光タイミングと前記第1発光パルスに応じて生じた受光パルスを受光した第1受光タイミングとの時間差を第1パルス応答時間、前記第1受光タイミングと前記第2発光パルスに応じて生じた受光パルスを受光した第2受光タイミングとの時間差を第2パルス応答時間とするとき、
    前記計測部は、前記受光素子ごとに、前記第1パルス応答時間に基づいてTOF計測したTOF計測距離と、前記第2パルス応答時間が前記第1発光タイミングとの時間差に等しくなる前記第2発光タイミングから特定される前記投光素子と当該受光素子との紐付けにより算出される投光角及び受光角に基づいてステレオ計測したステレオ計測距離とのうち、計測距離が所定の距離閾値以上になる場合に、前記TOF計測距離を計測距離結果として出力し、計測距離が前記所定の距離閾値未満になる場合に、前記ステレオ計測距離を計測距離結果として出力することを特徴とする距離計測装置。
  2. 前記受光素子は、SPAD(Single Photon Avalanche Diode)であることを特徴とする請求項1に記載の距離計測装置。
  3. 前記計測部は、前記TOF計測距離と前記ステレオ計測距離との差が所定の距離差以上となる前記受光素子について計測結果を出力しないことを特徴とする請求項1に記載の距離計測装置。
  4. 前記計測部は、前記TOF計測距離と前記ステレオ計測距離との差に関する情報を前記計測距離結果の信憑性に関する情報として前記受光素子ごとに出力することを特徴とする請求項1に記載の距離計測装置。
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