JP2024020046A - サービス提供装置、サービス提供方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子決済により債権を回収する債権者が負う貸し倒れのリスクを低減することができるサービス提供装置、サービス提供方法、およびプログラムを提供すること。【解決手段】電子決済サービスを提供するサービス提供装置であって、利用者が前記電子決済サービスを利用するための口座である電子決済口座のチャージ残高を管理するオートチャージ管理部であって、前記電子決済口座のチャージ残高が決済金額に対して不足する場合、利用者の操作に依らずに、1以上の銀行口座から前記電子決済口座に入金するオートチャージ管理部と、利用者の支払いを前記電子決済口座のチャージ残高で決済するための決済処理を実行する決済処理部と、を備え、前記オートチャージ管理部は、第1の銀行口座から入金された金額が不足分の金額を下回った場合、前記第1の銀行口座とは異なる第2の銀行口座から前記電子決済口座に入金するための処理を行う、サービス提供装置。【選択図】図1

Description

本発明は、サービス提供装置、サービス提供方法、およびプログラムに関する。
従来、電子マネーを用いた電子決済において、予め設定された銀行口座から必要に応じて電子マネーを自動で電子決済用の口座に入金する、いわゆるオートチャージ機能が利用可能となっている。このようなオートチャージ機能に関し、入金元を複数の銀行口座の中で切り替えて使用できるようにする技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2012-178105号公報
しかしながら、従来技術では、電子決済口座への入金元候補として予め複数の銀行口座が登録されていたとしても、入金元に設定された銀行口座(以下「入金元口座」という。)の預金残高によっては必要な金額のオートチャージができないといった状況が発生したり、そもそもオートチャージ自体ができないといった状況が発生したりする場合があった。このため、債務者から債権を回収する債権者にとって、債務者から電子決済で債務の支払いを受けることは、電子決済口座のチャージ残高不足や入金元口座の預金残高不足によって債権を回収できないリスク(すなわち貸し倒れリスク)を伴うものであった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、電子決済により債権を回収する債権者の貸し倒れリスクを低減することができるサービス提供装置、サービス提供方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、電子決済サービスを提供するサービス提供装置であって、利用者が前記電子決済サービスを利用するための口座である電子決済口座のチャージ残高を管理するオートチャージ管理部であって、前記電子決済口座のチャージ残高が決済金額に対して不足する場合、前記利用者の操作に依らずに予め登録された1以上の銀行口座から前記電子決済口座に入金するオートチャージ管理部と、前記利用者の支払いを前記電子決済口座のチャージ残高で決済するための決済処理を実行する決済処理部と、を備え、前記オートチャージ管理部は、第1の銀行口座から入金された金額が不足分の金額を下回った場合、前記第1の銀行口座とは異なる第2の銀行口座から前記電子決済口座に入金するための処理を行う、サービス提供装置である。
本発明の一態様によれば、電子決済により債権を回収する債権者が負う貸し倒れのリスクを低減することができる。
電子決済サービスが実現されるための構成の一例を示す図である。 電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図(その1)である。 電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図(その2)である。 第1実施形態に係る決済サーバ100の構成図である。 利用者情報172の内容の一例を示す図である。 加盟店/店舗情報176の内容の一例を示す図である。 複数口座オートチャージおよび部分決済による電子決済の流れを示す概略図である。 本実施形態の複数口座オートチャージ処理の流れの一例を示すフローチャートである。 複数口座オートチャージ処理の第1の実施例を示す図である。 複数口座オートチャージ処理の第2の実施例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明のサービス提供装置、サービス提供方法、およびプログラムの実施形態について説明する。アプリケーションプログラムと決済サーバは、協働して電子決済サービスを提供する。以下の説明ではアプリケーションプログラムを決済アプリと称する。電子決済サービスは、店舗における商品やサービスの購買に係る決済をサポートするサービスである。店舗とは、例えば、現実空間に存在する物理的な店舗(実店舗)であるが、電子商取引の仮想店舗を含んでもよい。仮想店舗は、電子決済サービスの運営者とは異なる主体によって提供されるものを含んでもよい。その場合、仮想店舗における買い物の決済の際に、電子決済サービスのインターフェース画面に遷移するように制御される。電子決済サービスにおいて、店舗は、例えば加盟店(ブランド)に属するものとして扱われ、店舗において購買行動が行われた際の決済などの処理は、主として利用者と加盟店の間で行われる。これに代えて、決済などの処理が利用者と店舗との間で行われてもよい。
[電子決済サービス]
図1は、電子決済サービスが実現されるための構成の一例を示す図である。電子決済サービスは、決済サーバ100を中心として実現される。決済サーバ100は、例えば、一以上の利用者端末装置10、一以上の第1店舗端末装置50、及び一以上の第2店舗端末装置70のそれぞれとネットワークNWを介して通信する。ネットワークNWは、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、無線基地局、プロバイダ装置などを含む。
利用者端末装置10は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の可搬型端末装置である。利用者端末装置10は、少なくとも、光学読取機能、通信機能、表示機能、入力受付機能、プログラム実行機能を有するコンピュータ装置である。以下の説明では、これらの機能を実現するための構成をそれぞれカメラ、通信装置、タッチパネル、CPU(Central Processing Unit)等と称する。利用者端末装置10では、CPU等のプロセッサにより決済アプリ20が実行されることで、決済サーバ100と連携して電子決済サービスを利用者に提供するように動作する。決済アプリ20は、例えば、アプリケーションストアから利用者端末装置10にインストールされ、カメラ、通信装置、タッチパネルなどを制御する。
第1店舗端末装置50は、例えば、店舗に設置される。第1店舗端末装置50は、少なくとも、商品価格取得機能、光学読取機能、プログラム実行機能、通信機能を有するコンピュータ装置である。第1店舗端末装置50は、いわゆるPOS(Point of Sale)装置を含み、POS装置によって商品価格取得機能や光学読取機能を実現してもよい。店舗コード画像60は、店舗に置かれ、QRコード(登録商標)等のコード画像が紙やプラスチックの媒体に印刷されたものである。なお、店舗コード画像60は、店舗に置かれたディスプレイ(スマートフォンなどの端末装置のディスプレイでもよい)によって表示されてもよい。
第2店舗端末装置70は、加盟店の運営者によって使用される。第2店舗端末装置70は、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。第2店舗端末装置70では、加盟店向けインターフェース72が動作する。加盟店向けインターフェース72は、加盟店向けアプリであってもよいし、ブラウザであってもよい。加盟店向けインターフェース72は、加盟店の運営者によるクーポンの設定等を受け付け、決済サーバ100に送信する。スマートフォンである第2店舗端末装置70は、加盟店向けアプリを実行することで、店舗コード画像に相当するコード画像を表示したり、利用者端末装置10が表示するコード画像を読み取ったりする機能を有する。
決済サーバ100は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50から受信した決済情報に基づいて電子決済を実現する。第1店舗端末装置50は、POS装置と加盟店サーバを含む場合があり、その場合、POS装置から加盟店サーバを介して決済情報が決済サーバ100に送信される。以下の説明では、これを特に区別せず、第1店舗端末装置50から決済情報が送信されるものとする。
図2および図3は、電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図である。電子決済には、パターン1とパターン2の二つが存在してよい。
図2に示すパターン1(以下、ユーザスキャンと称する)の場合、決済アプリ20が起動した状態の利用者端末装置10が、光学読取機能によって店舗コード画像60をデコードする(S1)。店舗コード画像60には、店舗URL(Uniform Resource Locator)の情報が含まれている。この店舗URLは、電子決済サービスのドメインに対して店舗を識別可能な情報が付加されたものであり、決済サーバ100において加盟店IDや店舗ID等との対応付けがなされている(後述)。決済アプリ20は、店舗URLとアカウントIDを含む第1決済情報を決済サーバ100に送信する(S2)。決済サーバ100は、店舗URLに対応する加盟店ID、店舗IDから、店舗情報(後述)を検索して加盟店名と店舗名の情報を取得し(S3)、決済アプリ20に送信する(S4)。利用者は、加盟店名や店舗名が表示された画面において、決済金額を利用者端末装置10に入力する(S5)。そして、利用者端末装置10は、少なくとも決済金額を含む第2決済情報を生成し、決済サーバ100に送信する(S6)。決済サーバ100は、受信した第2決済情報に基づいて電子決済を行う(S7)。そして、決済サーバ100は、決済完了通知(決済完了画面を表示するための情報)を決済アプリ20に送信し(S8)、決済アプリ20は決済完了画面を表示する(S9)。なお、店舗コード画像60が店舗に置かれたディスプレイによって表示される場合、店舗コード画像60には、店舗URLだけでなく決済金額の情報が含まれる場合がある。この場合、利用者が決済金額を入力する手順が省略され、第1決済情報に決済金額の情報が含められて決済サーバ100に送信される。加盟店名や店舗名の情報は、決済完了画面に含めて表示されてよい。
図3に示すパターン2(以下、ストアスキャンと称する)の場合、決済アプリ20の起動時、決済アプリ20において支払う操作が行われたとき、自動更新のタイミング(例えば1分おき)になったとき、およびその他のタイミングで、決済アプリ20はワンタイムコードの発行要求を決済サーバ100に送信する(S11)。決済サーバ100はワンタイムコードを生成し(S12)、決済アプリ20に送信する(S13)。決済アプリ20は、ワンタイムコードに基づいて生成した、QRコードやバーコード等のコード画像を表示する(S14)。利用者は利用者端末装置10の表示面を第1店舗端末装置50に翳し(提示し)、第1店舗端末装置50は、光学読取機能によってコード画像をデコードし、ワンタイムコード等を取得する(S15)。そして、第1店舗端末装置50は、ワンタイムコード、決済金額、加盟店ID、店舗ID等を含む決済情報を生成し、決済サーバ100に送信する(S16)。決済金額の情報は、予めバーコード読み取りや手入力等によって取得されている。決済サーバ100は、受信した情報に基づいて、ワンタイムコードに対応する利用者を特定し、電子決済を行う(S17)。そして、決済サーバ100は、決済完了通知を決済アプリ20に送信し(S18)、決済アプリ20は決済完了画面を表示する(S19)。
なお、上記のいずれか一方のみのパターンで電子決済が行われてもよい。また、図2で説明した「アカウントID」は、利用者の識別情報として用いられ得る他の情報(例えば電話番号)であってもよい。また、ストアスキャンにおいてワンタイムコードの発行が省略され、決済アプリ20は、利用者のアカウントIDに基づいて生成したコード画像を表示してもよい。その場合、決済サーバ100は、ワンタイムコードに対応する利用者を特定するのに代えて、アカウントIDに対応する利用者を特定する。
[決済サーバ]
図4は、第1実施形態に係る決済サーバ100の構成図である。決済サーバ100は、例えば、通信部110と、決済コンテンツ提供部120と、決済処理部130と、情報管理部140と、オートチャージ管理部150と、記憶部170とを備える。通信部110および記憶部170以外の構成要素は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
記憶部170は、HDDやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)などである。記憶部170は、決済サーバ100がネットワークを介してアクセス可能なNAS(Network Attached Storage)装置であってもよい。記憶部170には、利用者情報172、決済コンテンツ情報174、加盟店/店舗情報176などの情報が格納される。
通信部110は、ネットワークNWに接続するための通信インターフェースである。通信部110は、例えばネットワークインターフェースカードである。
決済コンテンツ提供部120は、例えば、Webサーバの機能を有し、電子決済サービスの各種画面を表示するための情報(コンテンツ)を利用者端末装置10に提供する。決済コンテンツ提供部120は、決済コンテンツ情報174から適宜、必要なコンテンツを読み出して利用者端末装置10に提供する。利用者端末装置10は、決済アプリ20によってコンテンツが再生された状態で利用者による各種入力を受け付け、前述した決済情報などを決済サーバ100に送信する。
決済処理部130は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50により送信された決済情報に基づいて、決済処理を行う。決済処理部130は、利用者情報172を参照しながら決済処理を行う。
図5は、利用者情報172の内容の一例を示す図である。利用者情報172は、利用者の登録情報の一例である。利用者情報172は、例えば、利用者URL、アカウントID、電話番号、パスワードの他、メールアドレス、利用者ID、氏名・住所・生年月日、登録日、チャージ残高、後払い設定、後払い枠、後払い利用額、後払い利用可能額、決済方法設定、1以上の銀行口座、クレジットカード番号、チャージ履歴情報、決済履歴情報などの情報が対応付けられたものである。利用者URLは、利用者間の送金処理に使用される。電子決済サービスへの新規登録時には、電話番号およびパスワードの登録が必須となる。アカウントIDは、決済サーバ100によって利用者に発行されるものであり、利用者IDは、利用者が任意に設定できる(設定しなくてもよい)IDである。メールアドレス、および氏名・住所・生年月日も同様に、利用者が任意に設定できる(設定しなくてもよい)情報である。登録日とは利用者が電子決済サービスに登録した日(アカウントを作成した日)である。以下、これらの情報が対応付けられた利用者のインスタンス(電子決済口座)のことをアカウントと称する。
チャージ残高は、利用者が予めアカウントに送金することで設定された電子マネーの残高を示す情報である。送金の手段としては、指定業者(銀行)のATM(Automatic Teller Machine)からの送金、登録された1以上の銀行口座からの送金などがある。後払い設定は、後払いによる電子決済を可能とするための設定が済んでいるか否かを示す情報であり、「済」と「未」のいずれかに設定される。後払い枠は月ごとに利用可能な後払いの限度額であり、後払い利用額は、当月に既に利用された後払いの金額であり、後払い利用可能額は、後払い枠から後払い利用額を差し引いて求められる、当月に利用可能な後払いの金額である。図では後払い枠を一つだけ示しているが、実際には更に日ごとの上限額などが存在し、それらの低い方が後払い枠に設定されてよい。後払いの更なる詳細については後述する。決済方法設定は、その時点において利用者がチャージ残高による電子決済を行うのか、後払いによる決済を行うのかを示す設定情報である。銀行口座とクレジットカード番号のそれぞれは、電子決済口座に入金可能な銀行口座またはクレジットカード番号の情報(口座番号、カード番号)である。
なお、本実施形態では、後述の複数口座オートチャージに利用可能な入金元の候補として、利用者は1以上の銀行口座を優先順位とともに登録可能である。図5は、第1優先、第2優先、…、第n優先(nは1以上の整数)の銀行口座を登録可能な場合を表している。チャージ履歴情報は、利用者が予め電子決済サービスに送金してチャージ残高を増加させた履歴である。決済履歴情報は、利用者が行った決済の内訳(日時、購買行動が行われた店舗の店舗ID、決済金額、決済方法など)を、決済ごとに示す情報である。
図6は、加盟店/店舗情報176の内容の一例を示す図である。加盟店/店舗情報176は、例えば、店舗URLに対して加盟店IDと店舗IDが対応付けられた第1テーブル176Aと、加盟店IDに対して加盟店名と売上金(前述)が対応付けられた第2テーブル176Bと、店舗IDに対して店舗IDが対応付けられた第3テーブル176Cとを含む。加盟店/店舗情報176には、これらの情報の他、加盟店または店舗のカテゴリ、店舗の所在地、決済パターン等の情報が含まれてもよい。
情報管理部140は、利用者端末装置10や第2店舗端末装置70から取得した情報に基づいて、利用者情報172および加盟店/店舗情報176を管理する。情報管理部140は、利用者情報172および加盟店/店舗情報176について新規レコードの追加、編集、削除などを行う。例えば、情報管理部140は、利用者の電子決済口座について、オートチャージ管理部150によるチャージ残高管理処理が実行されたことに応じて利用者情報172を更新する。
オートチャージ管理部150は、利用者が電子決済サービスを利用するための口座である電子決済口座のチャージ残高を管理する。例えば、オートチャージ管理部150は、電子決済口座のチャージ残高が決済金額に対して不足する場合、利用者の操作に依らずに、予め登録された1以上の銀行口座から自動的に電子決済口座に入金する(いわゆるオートチャージ)。より具体的には、オートチャージ管理部150は、電子決済口座に複数の銀行口座が設定されている場合、複数の銀行口座の優先順位に基づいて自動入金処理を繰り返し実行する。例えば、オートチャージ管理部150は、第1の銀行口座から入金された金額が不足分の金額を下回った場合、第1の銀行口座とは異なる第2の銀行口座から電子決済口座に入金するための処理を行う。これにより、オートチャージ管理部150は、電子決済の実行時におけるチャージ残高不足を抑制し、決済が完了する可能性を高めることができる。
なお、オートチャージにより1つの銀行口座から電子決済口座に入金する金額は、不足分の金額であってもよいし、不足分の金額以上の金額であってもよいし、不足分の金額未満の金額であってもよい。また、オートチャージにより1つの銀行口座から電子決済口座に入金する金額は、予め定められた金額であってもよい。また、電子決済事業者は、オートチャージによる電子決済口座への自動入金に関して、予め利用者の同意を得ているものとする。
[電子決済]
決済処理部130は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50から決済情報が取得されると、利用者情報172を参照して当該利用者の「決済方法設定」を取得する。決済処理部130は、「決済方法設定」が「チャージ残高」に設定されている利用者に関して、以下のように電子決済を行う。決済処理部130は、例えば、利用者IDに対応付けて管理しているチャージ残高を減少させ、加盟店の売上金の項目値を増加させることで、電子決済を行う。加盟店の売上金の項目値は、例えば、それ自体が電子マネーとして使用されるものでは無く、加盟店と電子決済サービスとの取り決めに応じたサイクルで、売上金の項目値に対応する金額が銀行口座に送金される。
決済処理部130は、「設定情報」が「後払い」に設定されている利用者に関して、以下のように電子決済を行う。後払いとは、電子決済サービスの運営者とは別主体であるクレジットカード会社との連携による「クレジット払い」とは別枠で設定されるものであり、電子決済サービスの運営者が与信者となって、後払い枠の範囲内でチャージ残高に依存しない電子決済を許容するものである。なお後払いサービスを受けるために、電子決済サービスの運営者が提供するクレジットカードの取得が要求されてよい。後払いで利用された金額は、一か月分まとめて翌月の支払日に、例えば銀行口座からの引き落としによって決済される。この場合、決済処理部130は、後払い利用額に決済金額を加算し、後払い利用可能額から同額を差し引くことで暫定決済を行い、締め日になると上記のように当月分の決済を翌月の支払い日に引き落とすための処理を行う。なお暫定決済の時点で決済金額が後払い利用可能額を超える場合は、エラー通知が決済アプリケーション20に返信される。
さらに、本実施形態において、決済処理部130は、電子決済の実行時において以下の処理を行うことにより、電子決済による金融債権の回収リスクを低減することができるものである。
(1)チャージ残高不足時に1以上の銀行口座からオートチャージ
決済処理部130は、電子決済の実行時に電子決済口座のチャージ残高が不足している場合であっても、予め利用者の承諾が得られている場合には、オートチャージ管理部150にオートチャージの実行を指示することにより、1以上の銀行口座からチャージ残高を補充することができる。これにより、決済処理部130は、電子決済をより確実に完了させることが可能となる。以下では、このような形態のオートチャージを「複数口座オートチャージ」という。
(2)チャージ残高不足時に支払総額の一部を電子決済により決済
決済処理部130は、利用者と、利用者から支払を受ける事業者(債権者)との双方が予め同意している場合には、電子決済口座のチャージ残高が不足している場合であっても、支払総額の一部(チャージ残高で支払い可能な範囲の金額)を電子決済により決済することができる。これにより、債権者は、支払総額の全額を回収できないという事態を回避して金融債権の回収リスクを低減することができる。以下では、このような電子決済方法を「部分決済」という。
図7は、複数口座オートチャージおよび部分決済による電子決済の流れを示す概略図である。図7において、利用者Uは、サービスを利用し、そのサービス利用料を料金請求事業者Rに対して支払うものである。一方、料金請求事業者Rは、利用者Uにサービスを提供するサービス事業者SPからの委託を受けて、利用者Uからサービス利用料を徴収する事業者である。なお、ここでは、料金請求事業者Rとサービス事業者SPが別事業者である場合について説明するが、料金請求事業者Rはサービス事業者SPを兼ねるものであってもよい。また、料金請求事業者Rは、複数のサービス事業者SPに関してサービス利用料を徴収するものであってもよい。
また、図7において、電子決済事業者Tは、上述の電子決済サービスを提供する事業者であり、料金請求事業者Rからの依頼により、利用者Uの電子決済口座ACから電子決済によりサービス利用料を徴収して料金請求事業者Rまたはサービス事業者SPの口座に入金(送金)するものである。図中の銀行口座BKは、利用者Uの電子決済口座ACへの入金元として設定された利用者Uの銀行口座BKである。上述のとおり、利用者Uの電子決済口座ACには、複数口座オートチャージのために1以上の銀行口座BKが予め設定される。
この場合、まず利用者Uが、サービス事業者SPが提供するサービスを利用し、そのサービス利用に関する情報(サービス利用情報)が料金請求事業者Rに提供される(S21)。例えば、サービス事業者SPが提供するサービスが、サービス用アプリ(図示せず)を用いて利用者端末装置10から利用可能なサービスである場合、サービス利用情報は利用者Uによるサービス用アプリの使用操作に応じて生成され、料金請求事業者Rに送信される。なお、サービス用アプリは、決済アプリ20の一部として構成されてもよい。続いて、料金請求事業者Rが、利用者Uに関して提供されたサービス利用情報をもとに利用者Uに請求すべき料金の明細情報を生成して利用者Uに通知する(S22)。
一方、料金請求事業者Rは、利用者Uに請求すべき料金を、利用者Uの電子決済口座ACのチャージ残高から引き落とすことを電子決済事業者Tに依頼するための情報(引落データ)を生成して電子決済事業者T(決済サーバ100)に送信する(S23)。続いて、決済サーバ100では、決済処理部130が、料金請求事業者Rから受信された引落データに基づいてサービス利用料の金額を認識し、認識した金額を利用者Uの電子決済口座ACのチャージ残高から引き落とすための電子決済処理を実行する(S24)。
この電子決済処理において電子決済口座ACのチャージ残高が不足している場合、決済処理部130は、オートチャージ管理部150に複数口座オートチャージの実行を指示し、この指示に応じて、オートチャージ管理部150が複数口座オートチャージ処理を実行する(S25)。この複数口座オートチャージ処理では、電子決済口座ACに複数の銀行口座BKが入金元として設定されている場合、オートチャージ管理部150は、必要に応じて複数の銀行口座BKから電子決済口座ACに入金を行う(S26)。オートチャージ管理部150は、複数口座オートチャージ処理の実行結果を決済処理部130に応答し、決済処理部130が複数口座オートチャージの実施後のチャージ残高に対して電子決済処理を実行する(S27)。この電子決済処理では、電子決済口座ACのチャージ残高が支払総額に満たない場合、決済処理部130は、支払総額の一部を決済することが可能である。決済サーバ100は、電子決済処理の実行結果を料金請求事業者Rに応答する(S28)。
図8は、本実施形態の複数口座オートチャージ処理の流れの一例を示すフローチャートである。処理フローは、図7のステップS5において決済処理部130からの実行指示を受けて開始する。まず、オートチャージ管理部150は、利用者の電子決済口座への入金元として登録されている1以上の銀行口座のうち最も優先順位が高い銀行口座を選択する(S301)。続いて、オートチャージ管理部150は、選択中の銀行口座を有する銀行の管理装置に対して当該銀行口座の預金残高を問い合わせる(S302)。オートチャージ管理部150は、預金残高問い合わせに対して返信された預金残高が不足分の金額未満であるか否かを判定する(S303)。ここでの不足分の金額とは、利用者の支払総額に対して不足しているチャージ残高の金額である。
ここで、選択中の銀行口座の預金残高が不足分の金額以上であると判定した場合、オートチャージ管理部150は、不足分の金額の全額を選択中の銀行口座から引き落として電子決済口座に入金する(S304)。これにより、不足分の金額が全て電子決済口座のチャージ残高に補充されたので、オートチャージ管理部150は、複数口座オートチャージ処理を終了してメイン処理に制御を戻す(リターン)。
一方、ステップS303において、選択中の銀行口座の預金残高が不足分の金額未満であると判定した場合、オートチャージ管理部150は、選択中の銀行口座の預金残高全額を電子決済口座に入金し(S305)、不足分の金額を更新する(S306)。例えば、複数口座オートチャージ処理の開始時における不足分の金額が50万円であり、入金元として最初に選択された銀行口座の預金残高が20万円であった場合、その20万円が電子決済口座に入金されるので、その分を差し引いた30万円(=50万円-20万円)に、不足分の金額を更新する。
続いて、オートチャージ管理部150は、対象利用者の電子決済口座への入金元として登録されている複数の銀行口座のうち、選択中の銀行口座、およびそれ以前に選択した銀行口座のほかに、未選択の銀行口座が残っているか否かを判定する(S307)。ここで、未選択の銀行口座が残っていないと判定した場合、不足分の金額の入金に使用できる銀行口座がないので、オートチャージ管理部150は、複数口座オートチャージ処理を終了してメイン処理に制御を戻す(リターン)。この場合、オートチャージ管理部150は、支払総額に対して不足分の金額を残したままで複数口座オートチャージ処理を終了することになる。
一方、ステップS307において、未選択の銀行口座が残っていると判定した場合、オートチャージ管理部150は、選択中の銀行口座の次に優先順位が高い銀行口座を選択し(S308)、ステップS302に制御を戻す。この場合、対象利用者の電子決済口座への入金元として登録されている複数の銀行口座に全体として、支払総額以上の預金残高がある場合、ステップS302~S307を繰り返し実行することにより、チャージ残高が支払総額以上となるまで(すなわち不足分の金額がゼロになるまで)、複数の銀行口座からの入金が優先順位に従って順次行われていくことになる。
図9は、複数口座オートチャージ処理の第1の実施例を示す図である。具体的には、図9は、料金請求事業者が債権回収のために利用者に請求すべき金額が100万円であり、電子決済口座のチャージ残高が10万円であった場合における複数口座オートチャージ処理の処理例を示すものである。この例において、利用者は、A銀行、B銀行、およびC銀行の優先順位で各銀行口座を入金元の候補として登録済みである。そして、図9は、A銀行口座、B銀行口座、C銀行口座のそれぞれに40万円、30万円、20万円の預金残高があるときに、債権回収のための電子決済処理が実施された状況を表すものである。
この場合、複数口座オートチャージ処理の開始時における不足分の金額は、債権の総額100万円からチャージ残高10万円を差し引いた90万円となる。この場合、複数口座オートチャージ処理により、90万円の不足に対して、A銀行口座、B銀行口座、C銀行口座のそれぞれから順に、40万円、30万円、20万円を電子決済口座に入金することにより、電子決済口座のチャージ残高を支払総額に足る100万円とすることができる。そして、決済処理部130が、複数口座オートチャージ処理後のチャージ残高100万円に対して電子決済処理を行うことにより、料金請求事業者は、利用者のチャージ残高が不足しており、かつ利用者の資産が複数の銀行口座に分散している場合であっても、利用者が当該複数の銀行口座を入金元の候補として登録していれば、支払総額の全額について債権回収を行うことができる。
図10は、複数口座オートチャージ処理の第2の実施例を示す図である。図10は、図9と同様の状況において、債権の総額が110万円である場合の処理例を示すものである。この場合、複数口座オートチャージ処理の開始時における不足分の金額は、図9の場合と同様に、債権の総額110万円からチャージ残高10万円を差し引いた100万円となる。この場合、図9の例と同様に、複数口座オートチャージ処理により、100万円の不足に対して、A銀行口座、B銀行口座、C銀行口座のそれぞれから順に、40万円、30万円、20万円を電子決済口座に入金することはできるものの、合計として10万円足りなくなる。この場合、料金請求事業者は、110万円の全額を回収することはできないものの、100万円を回収してサービス事業者に供給することができる。なお、この場合、決済処理部130は、利用者の支払総額に対して最終的に不足した未決済分の金額を料金請求事業者に通知する。この場合、料金請求事業者は、決済完了額を回収できた金額としてサービス事業者に送金するとともに、未決済分の金額を残債として差――ビス事業者に通知する。これにより、サービス事業者は、利用者の電子決済口座に十分なチャージ残高がない場合であっても、利用者から可能な範囲での金額を回収することができる。
なお、図9および図10の例において、A銀行が「第1銀行」の一例であり、B銀行が「第2銀行」の一例である。また、A銀行に対する預金残高の問い合わせが「第1の問い合わせ」の一例であり、B銀行に対する預金残高の問い合わせが「第2の問い合わせ」の一例である。また、オートチャージによるA銀行口座への入金額が「第1入金額」の一例であり、オートチャージによるB銀行口座への入金額が「第2入金額」の一例である。また、B銀行を「第1銀行」とした場合には、C銀行を「第2銀行」とみなすことにより、A銀行およびB銀行の場合と同様の関係性が説明される。例えば、この場合、B銀行に対する預金残高の問い合わせが「第1の問い合わせ」の一例となり、C銀行に対する預金残高の問い合わせが「第2の問い合わせ」の一例となる。また、この場合、オートチャージによるB銀行口座への入金額が「第1入金額」の一例となり、オートチャージによるC銀行口座への入金額が「第2入金額」の一例となる。
以上説明した実施形態によれば、電子決済による金融債権の回収リスクを低減することができる。具体的には、従来、銀行口座の預金残高からサービス利用料の支払いを決済する方法の1つとして、いわゆる銀行口座振り替えがある。銀行口座振り替えは、料金請求事業者が利用者から口座振替依頼書を受け付け、その内容をもとに、指定された銀行に対して請求すべき金額の引き落としを依頼することによって実現されるものであった。また、従来の口座振替依頼書では振替元として登録される銀行口座は1つであった。そのため、料金請求事業は、口座振り替えに成功して支払総額の全額を回収できるか、または、指定された銀行口座に十分な預金残高がなく、口座振り替えに失敗して一銭も回収できないか、のいずれかとなることとなっていた。このように、従来の口座振り替えは、料金請求事業者にとって口座振替が失敗したときのリスクが大きいものであった。
これに対して、本実施形態によれば、電子決済サービスを提供する決済サーバ100(サービス提供装置)が、利用者の電子決済口座のチャージ残高を管理する手段として、電子決済口座のチャージ残高が不足した場合に1以上の銀行口座から電子決済口座に入金するオートチャージ管理部150と、利用者の支払いを電子決済口座のチャージ残高で決済するための決済処理を実行する決済処理部130と、を備え、オートチャージ管理部150が、第1の銀行口座から入金された金額が所定の金額を下回った場合、不足分の金額を第1の銀行口座とは異なる第2の銀行口座から電子決済口座に入金することができる。このように、実施形態の決済サーバ100によれば、1つの銀行口座に支払総額以上の預金残高がない場合であっても、他の銀行口座から優先順位に従って順に、資金を電子決済口座に入金していくことができるので、電子決済によって債権回収できる可能性を高めることができる。
さらに、上述のとおり、従来の口座振り替えでは、引落先の銀行口座の預金残高に応じて、支払総額の全額を回収できるか、または一銭も回収できないかのいずれかであったが、本実施形態の複数口座オートチャージによれば、支払総額の全額を回収できない場合であっても、支払総額のうち可能な範囲でサービス利用料を回収することができるので、料金請求事業者にとって電子決済による債権回収のリスクを低減することができる。
<変形例>
上記の実施形態では、複数口座オートチャージ処理において、オートチャージ管理部150が銀行の管理装置に対して預金残高の問い合わせを送信する場合について説明したが、これは決済サーバ100が対象の銀行口座からオートチャージのために即時出金できる金額を認識するために行うものであり、必ずしも預金残高を問い合わせるものでなくてもよいし、銀行側が提供する問い合わせ受け付けのインターフェースに応じて適宜変更されてよい。例えば、銀行側が、即時出金可能な金額の問い合わせに応答可能な場合、オートチャージ管理部150は、預金残高を問い合わせる代わりに、即時出金可能な金額を問い合わせてもよい。この場合、問い合わせを受けた銀行の管理装置は、予定されている口座振替などを考慮した上で即時出金可能な金額を算出し、算出した金額を決済サーバ100に応答する。また、例えば、銀行側が、指定された金額の即時出金が可能か否かの問い合わせに応答可能な場合、オートチャージ管理部150は、預金残高を問い合わせる代わりに、オートチャージで想定する出金額を指定して、その即時出金が可能か否かを問い合わせてもよい。この場合、問い合わせを受けた銀行の管理装置は、予定されている口座振替などを考慮した上で、指定された金額の即時出金が可能か否かを判定し、判定結果を決済サーバ100に応答する。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
10…利用者端末装置、20…決済アプリ、50…第1店舗端末装置、60…店舗コード画像、70…第2店舗端末装置、72…加盟店向けインターフェース、100…決済サーバ、110…通信部、120…決済コンテンツ提供部、130…決済処理部、140…情報管理部、150…オートチャージ管理部、170…記憶部、172…利用者情報、174…決済コンテンツ情報、176…加盟店/店舗情報、176A…第1テーブル、176B…第2テーブル、176C…第3テーブル

Claims (8)

  1. 電子決済サービスを提供するサービス提供装置であって、
    利用者が前記電子決済サービスを利用するための口座である電子決済口座のチャージ残高を管理するオートチャージ管理部であって、前記電子決済口座のチャージ残高が決済金額に対して不足する場合、前記利用者の操作に依らずに、1以上の銀行口座から前記電子決済口座に入金するオートチャージ管理部と、
    前記利用者の支払いを前記電子決済口座のチャージ残高で決済するための決済処理を実行する決済処理部と、
    を備え、
    前記オートチャージ管理部は、第1の銀行口座から入金された金額が不足分の金額を下回った場合、前記第1の銀行口座とは異なる第2の銀行口座から前記電子決済口座に入金するための処理を行う、
    サービス提供装置。
  2. 前記オートチャージ管理部は、前記電子決済口座のチャージ残高が不足した場合、
    前記第1の銀行口座を有する第1銀行の管理装置に対して前記第1の銀行口座の預金残高に関する第1の問い合わせを送信し、
    前記第1の問い合わせに対して返信された結果に基づいて前記第1の銀行口座から前記電子決済口座に入金する第1入金額を決定し、決定した前記第1入金額を前記第1の銀行口座から前記電子決済口座に入金する、
    請求項1に記載のサービス提供装置。
  3. 前記オートチャージ管理部は、前記第1入金額が前記不足分の金額を下回った場合、
    前記第2の銀行口座を有する第2銀行に対して前記第2の銀行口座の預金残高に関する第2の問い合わせを行い、
    前記第2の問い合わせの結果に基づいて前記第2の銀行口座から前記電子決済口座に入金する第2入金額を決定し、決定した前記第2入金額を前記第2の銀行口座から前記電子決済口座に入金する、
    請求項2に記載のサービス提供装置。
  4. 前記オートチャージ管理部は、前記電子決済口座に複数の銀行口座が設定されている場合、
    前記銀行口座を有する銀行に対して前記銀行口座の預金残高に関する問い合わせを行うことと、
    前記問い合わせの結果に基づいて前記銀行口座から前記電子決済口座への入金額を決定し、決定した前記入金額を前記銀行口座から前記電子決済口座に入金することと、
    を含む自動入金処理を、前記複数の銀行口座について予め設定された優先順位の順に繰り返し実行する、
    請求項1に記載のサービス提供装置。
  5. 前記オートチャージ管理部は、前記電子決済口座のチャージ残高が前記利用者の支払いに必要な金額以上となるまで、前記自動入金処理を前記優先順位に基づいて繰り返し実行する、
    請求項4に記載のサービス提供装置。
  6. 前記決済処理部は、前記利用者の支払いに関して、前記利用者の電子決済口座のチャージ残高から決済された金額が、前記利用者が支払うべき総額に満たなかった場合、前記総額に対して不足している未決済分の金額を前記支払いに係る債権者に通知する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のサービス提供装置。
  7. 電子決済サービスを提供するサービス提供装置が、
    利用者が前記電子決済サービスを利用するための口座である電子決済口座のチャージ残高を管理するためのオートチャージ処理であって、前記電子決済口座のチャージ残高が決済金額に対して不足する場合、前記利用者の操作に依らずに、予め登録された1以上の銀行口座から前記電子決済口座に入金するオートチャージ処理と、
    前記利用者の支払いを前記電子決済口座のチャージ残高で決済するための決済処理と、
    を実行し、
    前記オートチャージ処理において、第1の銀行口座から入金された金額が不足分の金額を下回った場合、前記第1の銀行口座とは異なる第2の銀行口座から前記電子決済口座に入金するための処理を行う、
    サービス提供方法。
  8. 電子決済サービスを提供するサービス提供装置に、
    利用者が前記電子決済サービスを利用するための口座である電子決済口座のチャージ残高を管理するためのオートチャージ処理であって、前記電子決済口座のチャージ残高が決済金額に対して不足する場合、前記利用者の操作に依らずに、予め登録された1以上の銀行口座から前記電子決済口座に入金するオートチャージ処理と、
    前記利用者の支払いを前記電子決済口座のチャージ残高で決済するための決済処理と、
    を実行させ、
    前記オートチャージ処理において、第1の銀行口座から入金された金額が不足分の金額を下回った場合、前記第1の銀行口座とは異なる第2の銀行口座から前記電子決済口座に入金するための処理を実行させる、
    ためのプログラム。
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