JP2024018881A - 半導体装置 - Google Patents

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Akihiro Kajiwara
彩 新留
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Abstract

【課題】特性を向上できる半導体装置を提供する。【解決手段】実施形態によれば、半導体装置は、半導体装置は、第1~第3電極、及び、第1~第3窒化物領域を含む。第1窒化物領域は、Alx1Ga1-x1N(0≦x1<1)を含む。第2窒化物領域は、Alx2Ga1-x2N(x1<x2≦1)またはInyAlzGa(1-y-z)N(0<y≦1、0≦z<1、y+z≦1)を含む。第3窒化物領域は、Alx3Ga1-x3N(x1<x3<x2)を含む。第3窒化物領域は、第7部分領域を含む。第7部分領域は、第1窒化物領域の第3部分領域と第3電極との間にある。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
例えば、トランジスタなどの半導体装置において、特性の向上が望まれる。
特開2020-53585号公報
本発明の実施形態は、特性を向上できる半導体装置を提供する。
本発明の実施形態によれば、半導体装置は、第1電極、第2電極、第3電極、第1窒化物領域、第2窒化物領域及び第3窒化物領域を含む。前記第1電極から前記第2電極への方向は、第1方向に沿う。前記第3電極の前記第1方向における位置は、前記第1電極の前記第1方向における位置と、前記第2電極の前記第1方向における位置と、の間にある。前記第1窒化物領域は、Alx1Ga1-x1N(0≦x1<1)を含む。前記第1窒化物領域は、第1部分領域、第2部分領域、第3部分領域、第4部分領域及び第5部分領域を含む。前記第1部分領域から前記第1電極への方向は、前記第1方向と交差する第2方向に沿う。前記第2部分領域から前記第2電極への方向は、前記第2方向に沿う。前記第3部分領域から前記第3電極への方向は、前記第2方向に沿う。前記第4部分領域の前記第1方向における位置は、前記第1部分領域の前記第1方向における位置と、前記第3部分領域の前記第1方向における位置と、の間にある。前記第5部分領域の前記第1方向における位置は、前記第3部分領域の前記第1方向における前記位置と、前記第2部分領域の前記第1方向における位置と、の間にある。前記第2窒化物領域は、Alx2Ga1-x2N(x1<x2≦1)またはInAlGa(1-y-z)N(0<y≦1、0≦z<1、y+z≦1)を含む。前記第2窒化物領域は、第6部分領域を含む。前記第4部分領域から前記第6部分領域への方向は前記第2方向に沿う。前記第3窒化物領域は、Alx3Ga1-x3N(x1<x3<x2)を含む。前記第3窒化物領域は、第7部分領域を含む。前記第7部分領域は、前記第3部分領域と前記第3電極との間にある。
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 図2は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 図3は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 図4は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 図5は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 図6は、第2実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 図7は、第2実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 図8は、第2実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。 図9(a)~図9(d)は、実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。 図10(a)~図10(c)は、実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図1に示すように、実施形態に係る半導体装置110は、第1電極51、第2電極52、第3電極53、第1窒化物領域11、第2窒化物領域12及び第3窒化物領域13を含む。
第1電極51から第2電極52への方向は、第1方向D1に沿う。第1方向D1をX軸方向とする。X軸方向に対して垂直な1つの方向をZ軸方向とする。X軸方向及びZ軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。
第3電極53の第1方向D1における位置は、第1電極51の第1方向D1における位置と、第2電極52の第1方向D1における位置と、の間にある。第1方向D1において、第3電極53の少なくとも一部が、第1電極51の少なくとも一部と、第2電極52の少なくとも一部と、の間にあって良い。
第1窒化物領域11は、Alx1Ga1-x1N(0≦x1<1)を含む。1つの例において、第1窒化物領域11におけるAlの組成比x1は、例えば、0以上0.1未満である。第1窒化物領域11は、例えば、GaNを含む。第1窒化物領域11は、結晶を含む。
第1窒化物領域11は、第1部分領域11a、第2部分領域11b、第3部分領域11c、第4部分領域11d及び第5部分領域11eを含む。第1部分領域11aから第1電極51への方向は、第2方向D2に沿う。第2方向D2は、第1方向D1と交差する。第2方向D2は、例えば、Z軸方向である。
第2部分領域11bから第2電極52への方向は、第2方向D2に沿う。第3部分領域11cから第3電極53への方向は、第2方向D2に沿う。例えば、第2方向D2において第1電極51と重なる領域が、第1部分領域11aに対応する。例えば、第2方向D2において第2電極52と重なる領域が、第2部分領域11bに対応する。例えば、第2方向D2において第3電極53と重なる領域が、第3部分領域11cに対応する。
第4部分領域11dの第1方向D1における位置は、第1部分領域11aの第1方向D1における位置と、第3部分領域11cの第1方向D1における位置と、の間にある。第5部分領域11eの第1方向D1における位置は、第3部分領域11cの第1方向D1における位置と、第2部分領域11bの第1方向D1における位置と、の間にある。これらの部分領域の互いの境界は、不明確でも、明確でも良い。
第2窒化物領域12は、Alx2Ga1-x2N(x1<x2≦1)またはInAlGa(1-y-z)N(0<y≦1、0≦z<1、y+z≦1)を含む。第2窒化物領域12がAlx2Ga1-x2N(x1<x2≦1)を含む場合、Alの組成比x2は、例えば、0.8以上1以下である。1つの例において、第2窒化物領域12は、AlNを含んでも良い。または、第2窒化物領域12は、InAlGaNを含んで良い。以下では、第2窒化物領域12がAlx2Ga1-x2N(x1<x2≦1)を含む場合の例について説明する。第2窒化物領域12は、結晶を含む。後述するように、第2窒化物領域12の一部がアモルファスでも良い。
第2窒化物領域12は、第6部分領域12fを含む。第4部分領域11dから第6部分領域12fへの方向は第2方向D2に沿う。
第3窒化物領域13は、Alx3Ga1-x3N(x1<x3<x2)を含む。第3窒化物領域13におけるAlの組成比x3は、例えば、0.1以上0.35以下である。第3窒化物領域13は、結晶を含む。
第3窒化物領域13は、第7部分領域13gを含む。第7部分領域13gは、第3部分領域11cと第3電極53との間にある。
図1に示す例において、半導体装置110は、第1絶縁部材41を含む。第1絶縁部材41は、第1絶縁領域41aを含む。第1絶縁領域41aは、第3部分領域11cと第3電極53との間にある。
第1電極51と第2電極52との間に流れる電流は、第3電極53の電位により制御できる。第3電極53の電位は、例えば、第1電極51の電位を基準とした電位で良い。第1電極51は、例えば、ソース電極として機能する。第2電極52は、例えば、ドレイン電極として機能する。第3電極53は、ゲート電極として機能する。半導体装置110は、例えば、トランジスタである。
第1窒化物領域11は、第2窒化物領域12と対向する領域、及び、第3窒化物領域13と対向する領域と、を含む。例えば、これらの領域にキャリア領域10cが形成される。キャリア領域10cは、例えば、2次元電子ガスである。半導体装置は、例えばHEMT(High Electron Mobility Transistor)である。
第1電極51と第3電極53との間の第1方向D1に沿う距離は、第3電極53と第2電極52との間の第1方向D1に沿う距離よりも短い。例えば、第2電極52に高電圧が印加される。第3電極53と第2電極52との間の第1方向D1に沿う距離が長いことで、例えば、安定した特性が得易い。破壊などが抑制できる。
実施形態においては、第6部分領域12f(第2窒化物領域12)において、高いAl組成比が適用される。これにより、第6部分領域12fに対応する部分において、高いキャリア濃度が得られる。これにより、低いシート抵抗が得られる。例えば、低いオン抵抗が得られる。
一方、第7部分領域13gにおいて、低いAl組成比が適用される。Al組成比が低いことで、第7部分領域13gにおいて、高い結晶品質が得易い。これにより、例えば、高いゲート信頼性が得易い。ゲートリーク電流を小さくできる。
半導体装置110の動作において、第1電極51と第3電極53との間に印加される電界強度は比較的低い。このため、高いAl組成比が適用される第6部分領域12f(第2窒化物領域12)において結晶品質は必ずしも高くなくて良い。電界強度が低いため、低い結晶品質においても実用的に十分に安定した特性が得られる。上記のように、第6部分領域12fにおいて、高いAl組成比が適用されることで、高いキャリア濃度が得られ、これにより、低いオン抵抗が得られる。
実施形態においては、第6部分領域12fに高いAl組成比が適用されることで、低いオン抵抗が得られる。一方、第7部分領域13gに低いAl組成比が適用されることで、高いゲート信頼性が得られる。実施形態によれば、特性を向上できる半導体装置を提供できる。実施形態によれば、高い信頼性が維持できる。
図1に示すように、第6部分領域12fは、第2方向D2に沿う第1厚さt1を有する。第7部分領域13gは、第2方向D2に沿う第2厚さt2を有する。実施形態において、第1厚さt1は、第2厚さt2よりも薄いことが好ましい。Al組成比が高い場合に厚さが厚いと、結晶品質が急激に悪くなりやすい。例えば、結晶にクラックが入りやすい。例えば、ゲートリーク電流が大きくなりやすい。Al組成比が高い第6部分領域12fの第1厚さt1が薄いことで、高い結晶品質が維持できる。
第2窒化物領域12がInAlGa(1-y-z)N(0<y≦1、0≦z<1、y+z≦1)を含む場合も、第6部分領域12fに対応する部分において、高いキャリア濃度が得られる。これにより、低いシート抵抗が得られる。例えば、低いオン抵抗が得られる。Inの組成比yは、例えば、0を超え0.2以下であることが好ましい。Alの組成比zは、例えば、0.8以上1未満であることが好ましい。
例えば、第1厚さt1は、第2厚さt2の0.5倍以下であることが好ましい。例えば、第1厚さt1は、1nm以上10nm以下であることが好ましい。例えば、第2厚さt2は、20nm以上40nm以下であることが好ましい。結晶品質が高い、実用的な窒化物領域が得られる。
図1に示すように、第3窒化物領域13は、第8部分領域13hをさらに含んで良い。第5部分領域11eから第8部分領域13hへの方向は、第2方向D2に沿う。半導体装置110の動作において、第2電極52に高電圧が印加される。第3電極53と第2電極52との間の電位差は大きい。第3電極53と第2電極52との間の領域において、Al組成比が低く高い結晶品質が得易い第3窒化物領域13(第8部分領域13h)が適用される。これにより、高い動作安定性が得易い。例えば、高い信頼性が得易い。半導体装置の耐圧が向上する。
図1に示すように、第8部分領域13hは、第2方向D2に沿う第3厚さt3を有する。第1厚さt1は、第3厚さt3よりも薄い。第3厚さt3は、第2厚さt2と実質的に同じでも良い。
第1電極51は、第1部分領域11a及び第6部分領域12fの少なくともいずれかと電気的に接続される。第2電極52は、第2部分領域11b及び第8部分領域13hの少なくともいずれかと電気的に接続される。
図1に示すように、第6部分領域12fは、第4部分領域11dと、第1絶縁部材41の一部と、の間にあって良い。例えば、第6部分領域12fの上に、第1絶縁部材41の一部が設けられて良い。第1絶縁部材41の一部は、例えば保護膜として機能する。例えば、第6部分領域12fが安定する。第1絶縁部材41の一部は、例えばゲート絶縁膜として機能する。例えば、安定したしきい値電圧が得られる。例えば、ゲートリーク電流を小さくできる。
第1絶縁部材41は、例えば、SiN、SiO、SiON、AlN、AlON、AlSiON、及び、Alよりなる群から選択された少なくとも1つを含んで良い。
図1に示すように、第1電極51は、第1電極面51fを含む。第1部分領域11aから第1電極面51fへの方向は、第2方向D2に沿う。例えば、第1電極面51fは、第1部分領域11aと対向する。第2電極52は、第2電極面52fを含む。第2部分領域11bから第2電極面52fへの方向は、第2方向D2に沿う。例えば、第2電極面52fは、第2部分領域11bと対向する。例えば、第2電極面52fは、第3窒化物領域13(第8部分領域13h)と対向して良い。
第1電極面51fの高さが、第2電極面52fの高さと異なっても良い。これらの電極において「段差」が設けられても良い。例えば、第1電極面51fの第2方向D2における位置と、第2電極面52fの第2方向D2における位置と、が互いに異なっても良い。これらの位置の差は、過度に大きくなくて良い。
例えば、第1電極面51fの第2方向D2における位置と、第2電極面52fの第2方向D2における位置と、の間の第2方向D2における距離は、50nm以下であることが好ましい。
半導体装置110は、例えば、ノーマリオン特性を有する。第1電極51、第2電極52及び第3電極53は、Y軸方向に沿って延びて良い。
図1に示すように、半導体装置110は、基板18sを含んで良い。半導体装置110は、窒化物層18bを含んで良い。基板18sは、例えばシリコン、GaN及びSiCよりなる群から選択された少なくとも1つを含んで良い。基板18sの上に、窒化物層18bが設けられる。窒化物層18bは、例えば、Al、Ga及びNを含む。窒化物層18bは、例えば、バッファ層である。バッファ層の上に、半導体部材10Mが設けられる。半導体部材10Mは、第1窒化物領域11、第2窒化物領域12及び第3窒化物領域13を含む。半導体部材10Mは、例えば、エピタキシャル成長により形成される。
1つの例において、第6部分領域12fは、厚さが3nmのAlN膜である。この場合に、第1電極51と第3電極53との間の領域におけるキャリア濃度は、約7×1012cm-2である。このとき、第1電極51と第3電極53との間の領域におけるシート抵抗は、540Ω/squareである。
一方、参考例において、第6部分領域12fは、厚さが30nmのAl0.17Ga0.83N膜である。この場合に、第1電極51と第3電極53との間の領域におけるキャリア濃度は、約5.5×1012cm-2である。このとき、第1電極51と第3電極53との間の領域におけるシート抵抗は、630Ω/squareである。
このように、第6部分領域12fに高Al組成比を適用することで、高いキャリア濃度が得られる。低いシート抵抗が得られる。
図2は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図2に示すように、実施形態に係る半導体装置111において、第2窒化物領域12の形状が、半導体装置110における第2窒化物領域12の形状と異なる。これを除く半導体装置111の構成は、半導体装置110の構成と同様で良い。
半導体装置111において、第2窒化物領域12は、第9部分領域12iをさらに含む。第9部分領域12iは、第7部分領域13gと第3電極53との間にある。第2窒化物領域12は、第10部分領域12jをさらに含んでも良い。第8部分領域13hは、第5部分領域11eと第10部分領域12jとの間にある。
例えば、第9部分領域12iは、第6部分領域12fと連続する。例えば、第10部分領域12jは、第9部分領域12iと連続する。連続した膜状の第2窒化物領域12において、均質な膜が得易い。連続した膜状の第2窒化物領域12において、より安定した特性が得易い。
図3は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図3に示すように、実施形態に係る半導体装置112は、第1絶縁層45をさらに含む。これを除く半導体装置112の構成は、半導体装置111の構成と同様で良い。
第1絶縁層45は、第8部分領域13hと第10部分領域12jとの間にある。第1絶縁層45は、例えば、保護膜として機能する。第1絶縁層45により、例えば、第3窒化物領域13が保護される。第1絶縁層45は、例えば、SiN、SiON、SiO、Al、AlON、AlN、及び、AlSiONよりなる群から選択された少なくとも1つを含んで良い。
半導体装置112において、第10部分領域12jは、アモルファスで良い。または、第6部分領域12fにおける結晶性は、第10部分領域12jにおける結晶性よりも高い。第10部分領域12jにおける結晶性が低いことで、例えば、リーク電流が抑制される。例えば、高い破壊耐圧が得易い。より安定した特性が得易い。第10部分領域12jにおける結晶性が低いことで、例えば、外部から窒化物半導体層への不純物(例えば、水または水素など)の進入が抑制し易くなる。
半導体装置112において、第9部分領域12iは、アモルファスで良い。または、第6部分領域12fにおける結晶性は、第9部分領域12iにおける結晶性よりも高い。第9部分領域12iにおける結晶性が低いことで、例えば、リーク電流が抑制される。例えば、高い破壊耐圧が得易い。より安定した特性が得易い。
図4は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図4に示すように、実施形態に係る半導体装置113において、第4部分領域11dと第3部分領域11cとの間に段差が設けられる。これを除く半導体装置113の構成は、半導体装置111の構成と同様で良い。
半導体装置113において、例えば、第4部分領域11dの厚さは、第3部分領域11cの厚さよりも薄い。これらの厚さは、第2方向D2に沿う長さである。例えば、第6部分領域12fから第3部分領域11cの一部への方向は、第1方向D1に沿う。第6部分領域12fは、例えば、第3部分領域11cの側面に対向する。
例えば、後述する製造方法において、第3窒化物領域13となる膜の一部が除去され、除去された領域に第2窒化物領域12が形成されて良い。上記の膜の一部の除去の際に、第1窒化物領域11の一部が除去されても良い。これにより、第4部分領域11dと第3部分領域11cとの間に段差が設けられて良い。例えば、広い製造条件により、良好な特性の半導体装置を安定して得ることができる。
図5は、第1実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図5に示すように、実施形態に係る半導体装置114において、第3窒化物領域13の一部が、第4部分領域11dと第6部分領域12fとの間に設けられる。これを除く半導体装置114の構成は、半導体装置110の構成と同様で良い。
半導体装置114において、第3窒化物領域13は、第11部分領域13kを含む。第11部分領域13kは、第4部分領域11dと第6部分領域12fとの間にある。半導体装置113に関して説明したように、第3窒化物領域13となる膜の一部が除去されて良い。この除去の際に、上記の膜の一部が残っても良い。残った膜が、第11部分領域13kに対応する。例えば、広い製造条件により、良好な特性の半導体装置を安定して得ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態において、第3電極53は、p形の半導体である。
図6は、第2実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図6に例示する実施形態に係る半導体装置120において、第3電極53は、p形の窒化物を含む。p形の窒化物は、Al及びGaよりなる群から選択された少なくとも1つと、窒素と、を含む。第3電極53は、例えば、Mgを含む。第3電極53は、第7部分領域13gと接する。上記を除く半導体装置120の構成は、例えば、半導体装置110と同様で良い。
半導体装置120において、第3電極53は、例えば、p形のAlGaN、または、p形のGaNを含む。例えば、簡単な構成により、目的とする動作が得られる。ノーマリオフ動作が得られる。
図7は、第2実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図7に示すように、実施形態に係る半導体装置121において、第2窒化物領域12は、第10部分領域12jをさらに含む。これを除く半導体装置121の構成は、例えば、半導体装置120と同様で良い。
半導体装置121において、第3窒化物領域13は、第8部分領域13hを含む。第5部分領域11eから第8部分領域13hへの方向は、第2方向D2に沿う。第8部分領域13hは、第5部分領域11eと第10部分領域12jとの間にある。第10部分領域12jが設けられることで、第8部分領域13hが保護される。
図8は、第2実施形態に係る半導体装置を例示する模式的断面図である。
図8に示すように、実施形態に係る半導体装置122において、第3窒化物領域13は、第11部分領域13kを含む。これを除く半導体装置122の構成は、例えば、半導体装置121と同様で良い。
半導体装置122において、第11部分領域13kは、第4部分領域11dと第6部分領域12fとの間にある。例えば、第3窒化物領域13となる膜の一部が除去されて良い。この除去の際に、上記の膜の一部が残っても良い。残った膜が、第11部分領域13kに対応する。例えば、広い製造条件により、良好な特性の半導体装置を安定して得ることができる。
以下、実施形態に係る半導体装置の製造方法の例について説明する。以下では、半導体装置113の製造方法の例について説明する。
図9(a)~図9(d)、及び、図10(a)~図10(c)は、実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する模式的断面図である。
図9(a)に示すように、第1窒化物領域11の上に、第3窒化物領域13となる第3窒化物膜13Fが形成される。
図9(b)に示すように、第3窒化物膜13Fの一部が除去される。除去は、例えば、塩素系ガスを用いたドライエッチングにより実施されて良い。このエッチングにおいて、第1窒化物領域11の一部が除去されても良い。
図9(c)に示すように、第2窒化物領域12となる第2窒化物膜12Fが形成される。第2窒化物膜12Fは、例えば、エピタキシャル成長により形成されて良い。
図9(d)に示すように、第1絶縁部材41となる第1絶縁膜41Fが形成される。図10(a)に示すように、第3電極53が形成される。
図10(b)に示すように、第1電極51及び第2電極52が形成される領域の、第2窒化物膜12F及び第1絶縁膜41Fが除去される。これにより、第2窒化物領域12及び第1絶縁部材41が得られる。
図10(c)に示すように、第1電極51及び第2電極52が形成される。これにより、半導体装置113が得られる。
実施形態において、第1電極51及び第2電極52の少なくともいずれかは、例えば、アルミニウム、チタン、ニッケル、及び、金よりなる群から選択された少なくとも1つを含む。第3電極53は、例えば、TiN、WN、Ni、Au、Pt及びTiよりなる群から選択された少なくとも1つを含む。第3電極53は、例えば、導電性のシリコン、または、ポリシリコンなど含んでも良い。第3電極53は、例えば、導電性のGaNを含んでも良い。第3電極53は、例えば、ポリGaNまたはポリAlGaNなどを含んでも良い。
長さ及び厚さに関する情報は電子顕微鏡観察などにより得られる。材料の組成に関する情報は、SIMS(Secondary Ion Mass Spectrometry)またはEDX(Energy dispersive X-ray spectroscopy)などにより得られる。
実施形態は、以下の構成(例えば技術案)を含んで良い。
(構成1)
第1電極と、
第2電極であって、前記第1電極から前記第2電極への方向は、第1方向に沿う、前記第2電極と、
第3電極であって、前記第3電極の前記第1方向における位置は、前記第1電極の前記第1方向における位置と、前記第2電極の前記第1方向における位置と、の間にある、前記第3電極と、
Alx1Ga1-x1N(0≦x1<1)を含む第1窒化物領域であって、前記第1窒化物領域は、第1部分領域、第2部分領域、第3部分領域、第4部分領域及び第5部分領域を含み、前記第1部分領域から前記第1電極への方向は、前記第1方向と交差する第2方向に沿い、前記第2部分領域から前記第2電極への方向は、前記第2方向に沿い、前記第3部分領域から前記第3電極への方向は、前記第2方向に沿い、前記第4部分領域の前記第1方向における位置は、前記第1部分領域の前記第1方向における位置と、前記第3部分領域の前記第1方向における位置と、の間にあり、前記第5部分領域の前記第1方向における位置は、前記第3部分領域の前記第1方向における前記位置と、前記第2部分領域の前記第1方向における位置と、の間にある、前記第1窒化物領域と、
Alx2Ga1-x2N(x1<x2≦1)またはInAlGa(1-y-z)N(0<y≦1、0≦z<1、y+z≦1)を含む第2窒化物領域であって、前記第2窒化物領域は、第6部分領域を含み、前記第4部分領域から前記第6部分領域への方向は前記第2方向に沿う、前記第2窒化物領域と、
Alx3Ga1-x3N(x1<x3<x2)を含む第3窒化物領域であって、前記第3窒化物領域は、第7部分領域を含み、前記第7部分領域は、前記第3部分領域と前記第3電極との間にある前記第3窒化物領域と、
を備えた半導体装置。
(構成2)
前記第6部分領域は、前記第2方向に沿う第1厚さを有し、
前記第7部分領域は、前記第2方向に沿う第2厚さを有し、
前記第1厚さは、前記第2厚さよりも薄い、構成1に記載の半導体装置。
(構成3)
前記第3窒化物領域は、第8部分領域をさらに含み、
前記第5部分領域から前記第8部分領域への方向は、前記第2方向に沿う、構成2に記載の半導体装置。
(構成4)
前記第6部分領域は、前記第2方向に沿う第1厚さを有し、
前記第7部分領域は、前記第2方向に沿う第2厚さを有し、
前記第8部分領域は、前記第2方向に沿う第3厚さを有し、
前記第1厚さは、前記第2厚さよりも薄く、
前記第1厚さは、前記第3厚さよりも薄い、構成3に記載の半導体装置。
(構成5)
前記第2窒化物領域は、第9部分領域をさらに含み、
前記第9部分領域は、前記第7部分領域と前記第3電極との間にある、構成3または4に記載の半導体装置。
(構成6)
前記第2窒化物領域は、第10部分領域をさらに含み、
前記第8部分領域は、前記第5部分領域と前記第10部分領域との間にある、構成5に記載の半導体装置。
(構成7)
前記第10部分領域は、アモルファスである、または、
前記第6部分領域における結晶性は、前記第10部分領域における結晶性よりも高い、構成6に記載の半導体装置。
(構成8)
第1絶縁層をさらに備え、
前記第1絶縁層は、前記第8部分領域と前記第10部分領域との間にある、構成7に記載の半導体装置。
(構成9)
前記第6部分領域から前記第3部分領域の一部への方向は、前記第1方向に沿う、構成1~8のいずれか1つに記載の半導体装置。
(構成10)
前記第3窒化物領域は、第11部分領域を含み、
前記第11部分領域は、前記第4部分領域と前記第6部分領域との間にある、構成1~8のいずれか1つに記載の半導体装置。
(構成11)
第1絶縁領域を含む第1絶縁部材をさらに備え、
前記第1絶縁領域は、前記第3部分領域と前記第3電極との間にある、構成1~10のいずれか1つに記載の半導体装置。
(構成12)
前記第6部分領域は、前記第4部分領域と、前記第1絶縁部材の一部と、の間にある、構成11に記載の半導体装置。
(構成13)
前記第3電極は、p形の窒化物を含み、
前記p形の窒化物は、Al及びGaよりなる群から選択された少なくとも1つと、窒素と、を含む、構成1または2に記載の半導体装置。
(構成14)
前記第3電極は、前記第7部分領域と接した、構成13に記載の半導体装置。
(構成15)
前記第3窒化物領域は、第8部分領域をさらに含み、
前記第5部分領域から前記第8部分領域への方向は、前記第2方向に沿い、
前記第2窒化物領域は、第10部分領域をさらに含み、
前記第8部分領域は、前記第5部分領域と前記第10部分領域との間にある、構成13または14に記載の半導体装置。
(構成16)
前記第3窒化物領域は、第11部分領域を含み、
前記第11部分領域は、前記第4部分領域と前記第6部分領域との間にある、構成13または14に記載の半導体装置。
(構成17)
前記第2窒化物領域は、前記Alx2Ga1-x2N(x1<x2≦1)を含み、
前記x2は、0.8以上1以下であり、
前記x3は、0.1以上0.35以下である、構成1~16のいずれか1つに記載の半導体装置。
(構成18)
前記第1厚さは、前記第2厚さの0.5倍以下である、構成2に記載の半導体装置。
(構成19)
前記第1厚さは、1nm以上10nm以下であり、
前記第2厚さは、20nm以上40nm以下である、構成2に記載の半導体装置。
(構成20)
前記第1電極は、第1電極面を含み、
前記第1部分領域から前記第1電極面への方向は、前記第2方向に沿い、
前記第2電極は、第2電極面を含み、
前記第2部分領域から前記第2電極面への方向は、前記第2方向に沿い、
前記第1電極面の前記第2方向における位置と、前記第2電極面の前記第2方向における位置と、の間の前記第2方向における距離は、50nm以下である、構成1~19のいずれか1つに記載の半導体装置。
実施形態によれば、特性を向上できる半導体装置を提供できる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、半導体装置に含まれる、半導体部材、窒化物領域、電極及び絶縁部材などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した半導体装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての半導体装置も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10M…半導体部材、 10c…キャリア領域、 11~13…第1~第3窒化物領域、 11a~11e…第1~第5部分領域、 12F…第2窒化物膜、 12f…第6部分領域、 12i…第9部分領域、 12j…第10部分領域、 13F…第3窒化物膜、 13g…第7部分領域、 13h…第8部分領域、 13k…第11部分領域、 18b…窒化物層、 18s…基板、 41…第1絶縁部材、 41F…第1絶縁膜、 41a…第1絶縁領域、 45…第1絶縁層、 51~53…第1~第3電極、 51f、52f…第1、第2電極面、 110~114、120~122…半導体装置、 D1、D2…第1、第2方向、 t1~t3…第1~第3厚さ

Claims (20)

  1. 第1電極と、
    第2電極であって、前記第1電極から前記第2電極への方向は、第1方向に沿う、前記第2電極と、
    第3電極であって、前記第3電極の前記第1方向における位置は、前記第1電極の前記第1方向における位置と、前記第2電極の前記第1方向における位置と、の間にある、前記第3電極と、
    Alx1Ga1-x1N(0≦x1<1)を含む第1窒化物領域であって、前記第1窒化物領域は、第1部分領域、第2部分領域、第3部分領域、第4部分領域及び第5部分領域を含み、前記第1部分領域から前記第1電極への方向は、前記第1方向と交差する第2方向に沿い、前記第2部分領域から前記第2電極への方向は、前記第2方向に沿い、前記第3部分領域から前記第3電極への方向は、前記第2方向に沿い、前記第4部分領域の前記第1方向における位置は、前記第1部分領域の前記第1方向における位置と、前記第3部分領域の前記第1方向における位置と、の間にあり、前記第5部分領域の前記第1方向における位置は、前記第3部分領域の前記第1方向における前記位置と、前記第2部分領域の前記第1方向における位置と、の間にある、前記第1窒化物領域と、
    Alx2Ga1-x2N(x1<x2≦1)またはInAlGa(1-y-z)N(0<y≦1、0≦z<1、y+z≦1)を含む第2窒化物領域であって、前記第2窒化物領域は、第6部分領域を含み、前記第4部分領域から前記第6部分領域への方向は前記第2方向に沿う、前記第2窒化物領域と、
    Alx3Ga1-x3N(x1<x3<x2)を含む第3窒化物領域であって、前記第3窒化物領域は、第7部分領域を含み、前記第7部分領域は、前記第3部分領域と前記第3電極との間にある前記第3窒化物領域と、
    を備えた半導体装置。
  2. 前記第6部分領域は、前記第2方向に沿う第1厚さを有し、
    前記第7部分領域は、前記第2方向に沿う第2厚さを有し、
    前記第1厚さは、前記第2厚さよりも薄い、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第3窒化物領域は、第8部分領域をさらに含み、
    前記第5部分領域から前記第8部分領域への方向は、前記第2方向に沿う、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第6部分領域は、前記第2方向に沿う第1厚さを有し、
    前記第7部分領域は、前記第2方向に沿う第2厚さを有し、
    前記第8部分領域は、前記第2方向に沿う第3厚さを有し、
    前記第1厚さは、前記第2厚さよりも薄く、
    前記第1厚さは、前記第3厚さよりも薄い、請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第2窒化物領域は、第9部分領域をさらに含み、
    前記第9部分領域は、前記第7部分領域と前記第3電極との間にある、請求項3に記載の半導体装置。
  6. 前記第2窒化物領域は、第10部分領域をさらに含み、
    前記第8部分領域は、前記第5部分領域と前記第10部分領域との間にある、請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記第10部分領域は、アモルファスである、または、
    前記第6部分領域における結晶性は、前記第10部分領域における結晶性よりも高い、請求項6に記載の半導体装置。
  8. 第1絶縁層をさらに備え、
    前記第1絶縁層は、前記第8部分領域と前記第10部分領域との間にある、請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記第6部分領域から前記第3部分領域の一部への方向は、前記第1方向に沿う、請求項1に記載の半導体装置。
  10. 前記第3窒化物領域は、第11部分領域を含み、
    前記第11部分領域は、前記第4部分領域と前記第6部分領域との間にある、請求項1に記載の半導体装置。
  11. 第1絶縁領域を含む第1絶縁部材をさらに備え、
    前記第1絶縁領域は、前記第3部分領域と前記第3電極との間にある、請求項1に記載の半導体装置。
  12. 前記第6部分領域は、前記第4部分領域と、前記第1絶縁部材の一部と、の間にある、請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記第3電極は、p形の窒化物を含み、
    前記p形の窒化物は、Al及びGaよりなる群から選択された少なくとも1つと、窒素と、を含む、請求項1に記載の半導体装置。
  14. 前記第3電極は、前記第7部分領域と接した、請求項13に記載の半導体装置。
  15. 前記第3窒化物領域は、第8部分領域をさらに含み、
    前記第5部分領域から前記第8部分領域への方向は、前記第2方向に沿い、
    前記第2窒化物領域は、第10部分領域をさらに含み、
    前記第8部分領域は、前記第5部分領域と前記第10部分領域との間にある、請求項13に記載の半導体装置。
  16. 前記第3窒化物領域は、第11部分領域を含み、
    前記第11部分領域は、前記第4部分領域と前記第6部分領域との間にある、請求項13に記載の半導体装置。
  17. 前記第2窒化物領域は、前記Alx2Ga1-x2N(x1<x2≦1)を含み、
    前記x2は、0.8以上1以下であり、
    前記x3は、0.1以上0.35以下である、請求項1~16のいずれか1つに記載の半導体装置。
  18. 前記第1厚さは、前記第2厚さの0.5倍以下である、請求項2に記載の半導体装置。
  19. 前記第1厚さは、1nm以上10nm以下であり、
    前記第2厚さは、20nm以上40nm以下である、請求項2に記載の半導体装置。
  20. 前記第1電極は、第1電極面を含み、
    前記第1部分領域から前記第1電極面への方向は、前記第2方向に沿い、
    前記第2電極は、第2電極面を含み、
    前記第2部分領域から前記第2電極面への方向は、前記第2方向に沿い、
    前記第1電極面の前記第2方向における位置と、前記第2電極面の前記第2方向における位置と、の間の前記第2方向における距離は、50nm以下である、請求項1に記載の半導体装置。
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