JP2024016685A - ヒートシンク - Google Patents

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Abstract

Figure 2024016685000001
【課題】放熱フィンの熱交換性能に優れつつ、冷却風が放熱フィンを流通する際に受ける圧力損失を低減できるヒートシンクを提供する。
【解決手段】発熱体と熱的に接続される受熱部と、前記受熱部と熱的に接続された、第1の主表面を有する平板状の第1の放熱フィンと、前記受熱部と熱的に接続された、第2の主表面を有する平板状の第2の放熱フィンであって、前記第2の主表面の面積が、前記第1の主表面の面積よりも小さい前記第2の放熱フィンと、を有するヒートシンクであり、複数の前記第1の放熱フィン同士の間であって、前記第2の主表面が前記第1の主表面と平面視にて重なり合う位置に、前記第2の放熱フィンが配置されているヒートシンク。
【選択図】図1

Description

本発明は、発熱体を強制空冷で冷却するヒートシンクに関し、特に、優れた冷却特性を有しつつ、冷却風の圧力損失を低減できるヒートシンクに関する。
近年の電子機器の高機能化に伴い、電子機器内部には、電子部品等の発熱体を含め、多数の部品が高密度に搭載されている。また、電子機器の高機能化に伴い、電子部品等の発熱体の発熱量がますます増大している。電子部品等の発熱体を冷却する手段として、ヒートシンクが使用されることがある。
ヒートシンクとしては、冷却対象である発熱体と熱的に接続されるベースプレートと、ベースプレートと熱的に接続された複数の放熱フィンとを有し、放熱フィンに冷却風を供給することで、発熱体を冷却するものがある。また、ヒートシンクには、優れた冷却特性が要求されることから、放熱フィンとヒートパイプを設けた構造のヒートシンクが使用されることがある。
放熱フィンとヒートパイプを設けた構造のヒートシンクとしては、ベースプレートと、ベースプレートから突出するフィンとを有し、押出方向と直交する幅方向に並べて互いに接合された複数の押出型材を備え、前記複数の押出型材が、前記フィンを複数有するとともに、ヒートパイプを装着可能に形成された前記押出方向に延びる貫通孔を前記ベースプレートに有するヒートシンクが提案されている(特許文献1)。特許文献1では、ヒートパイプの熱輸送機能により、各放熱フィンの熱負荷を分散、均一化させて、放熱フィンの局所的な温度上昇を抑制することで、放熱フィンの放熱特性を向上させて、ヒートシンクの冷却特性を向上させたものである。また、特許文献1のヒートシンクでは、複数の放熱フィンのフィンピッチは、略同じとなっている。
一方で、ヒートシンクの冷却特性を向上させるためには、放熱フィンの放熱特性を向上させるだけではなく、ヒートシンクに供給される冷却風が放熱フィン全体にわたって円滑に供給されて、放熱フィンの熱交換性能が十分に発揮されることも必要である。冷却風が放熱フィン全体にわたって円滑に供給されるためには、冷却風が放熱フィンを流通する際に受ける圧力損失を低減させることが必要である。
複数の放熱フィンのフィンピッチが略同じとなっている特許文献1のヒートシンクでは、並列配置されている複数の放熱フィンのフィンピッチを大きくすることで、冷却風が放熱フィンを流通する際に受ける圧力損失を低減させることができる。しかし、複数の放熱フィン間のフィンピッチを大きくすると、放熱フィンの設置枚数が制限されるので、放熱フィンの放熱特性を向上させることができないという問題があった。一方で、放熱フィンの放熱特性を向上させるために、放熱フィンの設置枚数を増大させると、冷却風が放熱フィンを流通する際に受ける圧力損失が増大して、放熱フィンの熱交換性能が十分に発揮されないという問題があった。
国際公開第2019/053791号
本発明は上記した従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、放熱フィンの熱交換性能に優れつつ、冷却風が放熱フィンを流通する際に受ける圧力損失を低減できるヒートシンクを提供することを目的とする。
本発明の構成の要旨は、以下の通りである。
[1]発熱体と熱的に接続される受熱部と、
前記受熱部と熱的に接続された、第1の主表面を有する平板状の第1の放熱フィンと、
前記受熱部と熱的に接続された、第2の主表面を有する平板状の第2の放熱フィンであって、前記第2の主表面の面積が、前記第1の主表面の面積よりも小さい前記第2の放熱フィンと、
を有するヒートシンクであり、
複数の前記第1の放熱フィン同士の間であって、前記第2の主表面が前記第1の主表面と平面視にて重なり合う位置に、前記第2の放熱フィンが配置されているヒートシンク。
[2]前記第2の放熱フィンの前記第2の主表面全体が、複数の前記第1の放熱フィンの前記第1の主表面と平面視にて重なり合う位置に配置されている[1]に記載のヒートシンク。
[3]前記受熱部が、平板状のベースプレートであり、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンが、前記ベースプレートの表面に対して鉛直方向に所定の間隔で並列配置されている[1]または[2]に記載のヒートシンク。
[4]前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンが、熱伝導部材を介して前記受熱部と熱的に接続されている[1]または[2]に記載のヒートシンク。
[5]前記第1の主表面が、前記第1の主表面の厚さ方向に形成された第1の貫通孔を有し、前記第2の主表面が、前記第2の主表面の厚さ方向に形成された第2の貫通孔を有し、前記熱伝導部材が、前記第1の貫通口及び前記第2の貫通孔に嵌挿されている[4]に記載のヒートシンク。
[6]前記熱伝導部材が、ヒートパイプまたはベーパーチャンバーである[4]に記載のヒートシンク。
[7]前記受熱部が、ヒートパイプの蒸発部であり、前記蒸発部と連続した前記ヒートパイプの断熱部を介して前記ヒートパイプの凝縮部が設けられ、前記凝縮部に前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンが熱的に接続されている[1]または[2]に記載のヒートシンク。
[8]前記ヒートパイプが複数設けられ、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンとが熱的に接続されている前記ヒートパイプの本数が、前記第1の放熱フィンのみが熱的に接続されている前記ヒートパイプの本数よりも多い[7]に記載のヒートシンク。
[9]前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンとが並列配置された一方の放熱フィン群と、前記一方の放熱フィン群に隣接した、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンとが並列配置された他方の放熱フィン群と、が積層された放熱部を有し、前記一方の放熱フィン群と前記他方の放熱フィン群との間に、前記ヒートパイプの凝縮部が挿入されている[7]に記載のヒートシンク。
[10]前記第1の主表面の周縁部の少なくとも一部領域に、前記第1の主表面の厚さ方向に突出した第1の突出片を有し、前記第2の主表面の周縁部の少なくとも一部領域に、前記第2の主表面の厚さ方向に突出した第2の突出片を有し、前記第1の突出片と前記第2の突出片が連結されることで、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンが、連結されて一体化されている[1]または[2]に記載のヒートシンク。
[11]複数の前記第1の放熱フィン同士の間のフィンピッチが、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンとの間のフィンピッチの整数倍である[1]または[2]に記載のヒートシンク。
[12]前記発熱体と平面視にて重なり合う位置に、前記第2の放熱フィンが配置されている[1]または[2]に記載のヒートシンク。
[13]さらに、第3の主表面を有する平板状の第3の放熱フィンを有し、前記第3の主表面の面積が、前記第2の放熱フィンの前記第2の主表面の面積よりも小さい[1]または[2]に記載のヒートシンク。
[14]前記第3の放熱フィンが、複数の前記第1の放熱フィン同士の間であって、前記第3の主表面が前記第1の主表面と平面視にて重なり合う位置に配置されている[13]に記載のヒートシンク。
[15]前記第3の放熱フィンの前記第3の主表面全体が、前記第1の放熱フィンの前記第1の主表面及び前記第2の放熱フィンの前記第2の主表面と平面視にて重なり合う位置に配置されている[13]に記載のヒートシンク。
[16]前記発熱体と平面視にて重なり合う位置に、前記第2の放熱フィンと前記第3の放熱フィンが配置されている[13]に記載のヒートシンク。
[17]前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンに冷却風を供給するための送風ファンが、一体化されていない[1]または[2]に記載のヒートシンク。
上記態様における「平面視」とは、平板状である放熱フィンの主表面に対向する方向から、ヒートシンクを視認した状態を意味する。また、平板状の第1の放熱フィンが、放熱に寄与する主表面として第1の主表面を有し、平板状の第2の放熱フィンが、放熱に寄与する主表面として第2の主表面を有し、平板状の第3の放熱フィンが、放熱に寄与する主表面として第3の主表面を有している。
本発明のヒートシンクの態様では、複数の放熱フィンからなる放熱フィン群で形成されている放熱部は、第1の放熱フィンと第2の放熱フィンを有しており、第2の放熱フィンの第2の主表面の面積が第1の放熱フィンの第1の主表面の面積よりも小さい。また、第2の放熱フィンが、複数の第1の放熱フィン同士の間に、第2の主表面が第1の主表面と平面視にて重なり合った状態で配置されている。上記から、本発明のヒートシンクの態様では、放熱部には、第2の放熱フィンが存在している部位と第2の放熱フィンが存在していない部位とがあり、放熱部のうち、第2の放熱フィンが配置されている部位は放熱フィンのフィンピッチが狭く、第2の放熱フィンが配置されていない部位は放熱フィンのフィンピッチが広くなっている。従って、本発明のヒートシンクの態様によれば、放熱部のうち、第2の放熱フィンが配置されている部位では放熱フィンの熱交換性能に優れており、第2の放熱フィンが配置されていない部位では冷却風の圧力損失が低減されるので、放熱フィンの熱交換性能に優れつつ、冷却風が放熱フィンを流通する際に受ける圧力損失を低減することができる。
本発明のヒートシンクの態様によれば、前記第2の放熱フィンの前記第2の主表面全体が、複数の前記第1の放熱フィンの前記第1の主表面と平面視にて重なり合う位置に配置されていることにより、放熱部における放熱フィンの熱交換性能がさらに向上する。
本発明のヒートシンクの態様によれば、前記受熱部が、平板状のベースプレートであり、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンが、前記ベースプレートの表面に対して鉛直方向に所定の間隔で並列配置されていることにより、発熱体の設置場所にて発熱体の熱をヒートシンクから外部環境へ放出することができる。
本発明のヒートシンクの態様によれば、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンが熱伝導部材を介して前記受熱部と熱的に接続されていることにより、発熱体からの熱が、受熱部から第1の放熱フィンと第2の放熱フィンへ確実に伝導される。
本発明のヒートシンクの態様によれば、前記第1の主表面が前記第1の主表面の厚さ方向に形成された第1の貫通孔を有し、前記第2の主表面が前記第2の主表面の厚さ方向に形成された第2の貫通孔を有し、前記熱伝導部材が前記第1の貫通口及び前記第2の貫通孔に嵌挿されていることにより、熱伝導部材と第1の放熱フィン及び第2の放熱フィンとの間の熱的接続性が向上し、熱伝導部材から第1の放熱フィンと第2の放熱フィンへより円滑に熱伝導される。
本発明のヒートシンクの態様によれば、前記熱伝導部材がヒートパイプまたはベーパーチャンバーであることにより、ヒートパイプまたはベーパーチャンバーの熱輸送機能によって、発熱体の熱が、受熱部から第1の放熱フィンと第2の放熱フィンへ輸送されて、ヒートシンクの冷却特性がさらに向上する。
本発明のヒートシンクの態様によれば、前記受熱部が、ヒートパイプの蒸発部であり、前記蒸発部と連続した前記ヒートパイプの断熱部を介して前記ヒートパイプの凝縮部が設けられ、前記凝縮部に前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンが熱的に接続されていることにより、放熱フィンを設置できない狭小空間に発熱体が設置されていても、ヒートパイプが、狭小空間から狭小空間の外部へ熱輸送でき、前記外部で放熱できるので、狭小空間に設置されている発熱体であっても、優れた冷却特性を発揮できる。
本発明のヒートシンクの態様によれば、前記ヒートパイプが複数設けられ、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンとが熱的に接続されている前記ヒートパイプの本数が、前記第1の放熱フィンのみが熱的に接続されている前記ヒートパイプの本数よりも多いことにより、ヒートパイプの熱的負荷の均一化が可能となり、ヒートシンクの冷却特性がさらに向上する。
本発明のヒートシンクの態様によれば、前記第1の主表面の周縁部の少なくとも一部領域に、前記第1の主表面の厚さ方向に突出した第1の突出片を有し、前記第2の主表面の周縁部の少なくとも一部領域に、前記第2の主表面の厚さ方向に突出した第2の突出片を有し、前記第1の突出片と前記第2の突出片が連結されることで、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンが、連結されて一体化されていることにより、ヒートシンクへの第1の放熱フィンと第2の放熱フィンの取り付けが容易化される。
本発明のヒートシンクの態様によれば、前記発熱体と平面視にて重なり合う位置に、前記第2の放熱フィンが配置されていることにより、ヒートシンクの放熱部の熱交換性能がさらに向上する。
本発明のヒートシンクの態様によれば、主表面の面積が前記第2の放熱フィンの前記第2の主表面の面積よりも小さい第3の放熱フィンをさらに有し、複数の前記第1の放熱フィン同士の間であって、前記第3の放熱フィンの主表面が前記第1の主表面と平面視にて重なり合う位置に配置されていることにより、放熱フィンの熱交換性能に優れつつ、冷却風が放熱フィンを流通する際に受ける圧力損失をさらに低減することができる。
本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクの斜視図である。 本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクの正面図である。 本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。 本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクに搭載される第1の放熱フィンの平面図である。 本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクに搭載される第1の放熱フィンの正面図である。 本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクに搭載される第1の放熱フィンの側面図である。 本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクに搭載される第2の放熱フィンの平面図である。 本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクに搭載される第2の放熱フィンの正面図である。 本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクに搭載される第2の放熱フィンの側面図である。 本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクにおける第1の放熱フィンと第2の放熱フィンの配置を説明する放熱部の分解斜視図である。 本発明の第2実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。 本発明の第3実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。 本発明の第4実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。 本発明の第5実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。 本発明の第6実施形態例に係るヒートシンクの正面図である。 本発明の第7実施形態例に係るヒートシンクの斜視図である。 本発明の第8実施形態例に係るヒートシンクの斜視図である。 本発明の第8実施形態例に係るヒートシンクの正面図である。 本発明の第8実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。 本発明の第9実施形態例に係るヒートシンクの斜視図である。 本発明の第9実施形態例に係るヒートシンクの正面図である。 本発明の第9実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。
以下に、本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクについて、図面を用いながら説明する。なお、図1は、本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクの斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクの正面図である。図3は、本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。図4は、本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクに搭載される第1の放熱フィンの平面図である。図5は、本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクに搭載される第1の放熱フィンの正面図である。図6は、本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクに搭載される第1の放熱フィンの側面図である。図7は、本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクに搭載される第2の放熱フィンの平面図である。図8は、本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクに搭載される第2の放熱フィンの正面図である。図9は、本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクに搭載される第2の放熱フィンの側面図である。また、本発明の実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図では、いずれも、説明の便宜上、後述する、第1の主表面の厚さ方向に突出した第1の突出片、及び第2の主表面の厚さ方向に突出した第2の突出片を図示していない。
図1、2に示すように、第1実施形態例に係るヒートシンク1は、裏面で発熱体100と熱的に接続される、ヒートシンク1の受熱部である平板状のベースプレート50と、平板状のベースプレート50の表面に設けられ、受熱部である平板状のベースプレート50と熱的に接続された、第1の主表面11を有する平板状の第1の放熱フィン10と、受熱部である平板状のベースプレート50と熱的に接続された、第2の主表面21を有する平板状の第2の放熱フィン20と、を有している。第1の放熱フィン10は、主に、第1の放熱フィン10の主表面である第1の主表面11が放熱機能を有している。また、第2の放熱フィン20は、主に、第2の放熱フィン20の主表面である第2の主表面21が放熱機能を有している。
ヒートシンク1では、受熱部は平板状のベースプレート50であり、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20が、ベースプレート50の表面に対して鉛直方向に所定の間隔で並列配置されている。ベースプレート50の表面に設けられた、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・と複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・から形成された放熱フィン群19が、ヒートシンク1の放熱部となっている。
ヒートシンク1では、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・が、それぞれ、ベースプレート50表面に対して鉛直方向に所定の間隔にて並列に配置されている。また、いずれの第1の放熱フィン10も、その主表面11が、ベースプレート50表面に対して略平行となるように並列に配置されている。複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・の間隔は、特に限定されないが、ヒートシンク1では、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・が、略等間隔にて並べられている。従って、第1の放熱フィン10のフィンピッチは、略等間隔となっている。
第2の放熱フィン20の第2の主表面21の面積は、第1の放熱フィン10の第1の主表面11の面積よりも小さい態様となっている。すなわち、第1の放熱フィン10の第1の主表面11の面積は、第2の放熱フィン20の第2の主表面21の面積よりも大きく、第1の放熱フィン10の放熱特性は、第2の放熱フィン20の放熱特性よりも大きい態様となっている。
図1~3に示すように、ヒートシンク1では、ベースプレート50表面に対して鉛直方向に所定の間隔にて並列に配置されている複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・同士の間に、第2の放熱フィン20が配置されている。すなわち、第2の放熱フィン20は、第1の放熱フィン10と第1の放熱フィン10との間に装入されている。第2の放熱フィン20の装入の頻度は、特に限定されないが、ヒートシンク1では、ベースプレート50表面に対して鉛直方向に沿って、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20が交互に配置されている。
複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・は、それぞれベースプレート50表面に対して鉛直方向に所定の間隔にて並列に配置されている。また、いずれの第2の放熱フィン20も、その主表面21が、ベースプレート50表面及び第1の放熱フィン10の第1の主表面11に対して略平行となるように並列に配置されている。複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・の間隔は、特に限定されないが、ヒートシンク1では、複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・が、略等間隔にて並べられている。従って、第2の放熱フィン10のフィンピッチは、略等間隔となっている。
また、第2の放熱フィン20は、第2の主表面21が第1の放熱フィン10の第1の主表面11と平面視にて重なり合う位置に配置されている。上記から、ヒートシンク1では、放熱部である放熱フィン群19には、第2の放熱フィン20が存在している部位40と第2の放熱フィン20が存在していない部位41とがある。放熱フィン群19のうち、第2の放熱フィン20が存在している部位40における放熱フィンのフィンピッチは、第2の放熱フィン20が存在していない部位41における放熱フィンのフィンピッチよりも狭くなっている。第2の放熱フィン20が存在していない部位41における放熱フィンのフィンピッチは、第1の放熱フィン10のフィンピッチなっている。ヒートシンク1では、放熱フィン群19の中央部が、第2の放熱フィン20が存在している部位40であり、放熱フィン群19の両端部が、第2の放熱フィン20が存在していない部位41となっている。
複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・同士の間のフィンピッチと第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20との間のフィンピッチとの関係は、特に限定されない。例えば、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・同士の間のフィンピッチが、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20との間のフィンピッチの整数倍(例えば、2倍)であることが挙げられる。すなわち、放熱フィン群19では、第2の放熱フィン20が存在していない部位41のフィンピッチは、第2の放熱フィン20が存在している部位40のフィンピッチの整数倍(例えば、2倍)であることが挙げられる。
ヒートシンク1では、第2の放熱フィン20の第2の主表面21全体が、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・の第1の主表面11、11、11・・・と平面視にて重なり合う位置に配置されている。従って、放熱フィン群19の外観形状は、ベースプレート50表面に対して鉛直方向に並列に配置されている複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・にて形成されている。
複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・と複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・は、熱伝導部材を介して受熱部であるベースプレート50と熱的に接続されている。すなわち、放熱フィン群19は、熱伝導部材を介して受熱部であるベースプレート50と熱的に接続されている。
ヒートシンク1では、熱伝導部材として複数のヒートパイプ30、30、30・・・が使用されている。ヒートパイプ30は管状体であり、ヒートパイプ30の長手方向の形状は、直線状、L字状、U字状等、特に限定されない。ヒートパイプ30は、ベースプレート50からベースプレート50表面に対して鉛直方向に伸延している部位を有している。
ヒートパイプ30のうち、ベースプレート50に取り付けられている部位が、蒸発部として機能し、ベースプレート50表面に対して鉛直方向に伸延している部位であって、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・と複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・が熱的に接続されている部位が、凝縮部として機能する。ヒートパイプ30は、その内部空間が、密封されており、さらに減圧処理された熱輸送部材である。ヒートパイプ30の内部空間は、蒸発部から凝縮部まで連通しており、作動流体が封入されている。ヒートパイプ30は、その熱輸送特性により、発熱体100からの熱を、蒸発部から凝縮部へ、すなわち、ベースプレート50から複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・と複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・へ輸送する。
ヒートパイプ30に複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・を熱的に接続させる構造は、特に限定されない。図1、4~6に示すように、ヒートシンク1では、第1の放熱フィン10の第1の主表面11が、第1の主表面11の厚さ方向に形成された第1の貫通孔12を有している。第1の貫通孔12は、ヒートパイプ30の径方向の形状に対応した形状を有している。また、第1の貫通孔12は、ベースプレート50表面に対して鉛直方向に伸延しているヒートパイプ30の部位に対応した第1の主表面11の部位に形成されている。上記から、第1の貫通孔12は、複数設けられている。ベースプレート50表面に対して鉛直方向に伸延しているヒートパイプ30の部位が第1の貫通孔12に嵌挿されていることで、ヒートパイプ30に複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・が熱的に接続されている。なお、第1の貫通孔12に形成されている切り欠き部13は、ヒートパイプ30に第1の放熱フィン10を固定する際に、はんだ等の接着材料を使用する場合に、はんだ等の接着材料を供給するための供給部である。
ヒートパイプ30に複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・を熱的に接続させる構造は、特に限定されない。図1、7~9に示すように、ヒートシンク1では、第2の放熱フィン20の第2の主表面21が、第2の主表面21の厚さ方向に形成された第2の貫通孔22を有している。第2の貫通孔22は、ヒートパイプ30の径方向の形状に対応した形状を有している。また、第2の貫通孔22は、ベースプレート50表面に対して鉛直方向に伸延しているヒートパイプ30の部位に対応した第2の主表面21の部位に形成されている。上記から、第2の貫通孔22は、複数設けられている。ベースプレート50表面に対して鉛直方向に伸延しているヒートパイプ30の部位が第2の貫通孔22に嵌挿されていることで、ヒートパイプ30に複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・が熱的に接続されている。上記から、ベースプレート50表面に対して鉛直方向に伸延しているヒートパイプ30の部位は、第1の貫通孔12と第2の貫通孔22に嵌挿されている。なお、第2の貫通孔22に形成されている切り欠き部23は、ヒートパイプ30に第2の放熱フィン20を固定する際に、はんだ等の接着材料を使用する場合に、はんだ等の接着材料を供給するための供給部である。
ヒートシンク1の放熱フィン群19では、ベースプレート50表面に対して鉛直方向に並列に配置されている、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・と複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・が、連結されて一体化されている。上記から、放熱フィン群19全体が、一体の構造となっている。
図1、5、6に示すように、第1の放熱フィン10は、第1の主表面11の周縁部の少なくとも一部領域に、第1の主表面11の厚さ方向に突出した第1の突出片14を有している。第1の放熱フィン10では、第1の主表面11の周縁部のうち、冷却風の流れ方向と略平行である周縁部に、第1の突出片14を有している。第1の突出片14の突出寸法は、第1の突出片14の突出方向に隣接している他の放熱フィンとの間のフィンピッチに対応する寸法である。ヒートシンク1では、第2の放熱フィン20が存在している部位40に対応する領域では、第1の突出片14の突出寸法は、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20との間のフィンピッチに対応する寸法である。一方で、第2の放熱フィン20が存在していない部位41に対応する領域では、第1の突出片14の突出寸法は、第1の放熱フィン10と第1の放熱フィン10との間のフィンピッチに対応する寸法である。
また、図1、8、9に示すように、第2の放熱フィン20は、第2の主表面21の周縁部の少なくとも一部領域に、第2の主表面21の厚さ方向に突出した第2の突出片24を有している。第2の放熱フィン20では、第2の主表面21の周縁部のうち、冷却風の流れ方向と略平行である周縁部に、第2の突出片24を有している。第2の突出片24の突出寸法は、第2の突出片24の突出方向に隣接している他の放熱フィンとの間のフィンピッチに対応する寸法である。ヒートシンク1では、第2の突出片24の突出寸法は、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20との間のフィンピッチに対応する寸法である。
第1の放熱フィン10の第1の突出片14が、第1の突出片14の突出方向に隣接している他の放熱フィン(ヒートシンク1では、第1の放熱フィン10及び/または第2の放熱フィン10)と連結され、第2の放熱フィン20の第2の突出片24が、第2の突出片24の突出方向に隣接している他の放熱フィン(ヒートシンク1では、第1の放熱フィン10)と連結されることで、所定のフィンピッチを得つつ、放熱フィン群19全体が一体化されている。第1の突出片14と第2の突出片24を用いた連結方法としては、例えば、第1の突出片14と第2の突出片24を、かしめて連結することが挙げられる。
ベースプレート50のうち、発熱体100を熱的に接続する位置としては、ヒートシンク1では、発熱体100と平面視にて重なり合う位置に第2の放熱フィン20が配置されるように、発熱体100を熱的に接続することが挙げられる。すなわち、放熱フィン群19のうち、第2の放熱フィン20が存在している部位40と平面視にて重なり合う位置に発熱体100を熱的に接続することが挙げられる。
図2、3に示すように、ヒートシンク1では、冷却風Fは、第1の放熱フィン10の第1の主表面11の延在方向及び第2の放熱フィン20の第2の主表面21の延在方向に沿って、放熱フィン群19へ供給される。すなわち、冷却風Fは、ベースプレート50表面の延在方向に沿って放熱フィン群19へ供給される。ヒートシンク1では、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20に冷却風Fを供給するための送風ファン(図示せず)は、ヒートシンク1と一体化されてはいない。ヒートシンク1では、冷却風Fの流れ方向において、放熱フィン群19の中央部が、第2の放熱フィン20が存在している部位40であり、放熱フィン群19の両端部が、第2の放熱フィン20が存在していない部位41である。
第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20の材質は、特に限定されず、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス等の金属を挙げることができる。また、ベースプレート50の材質は、特に限定されず、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス等の金属を挙げることができる。ヒートパイプ30に使用されるコンテナの材質としては、特に限定されず、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、チタン合金、ステンレス等の金属を挙げることができる。また、ヒートパイプ30のコンテナに封入される作動流体としては、コンテナの材料との適合性に応じて、適宜選択可能であり、例えば、水、フルオロカーボン類、シクロペンタン、エチレングリコール、これらの混合物等を挙げることができる。
次に、ヒートシンク1の放熱フィン群19の作製方法について説明する。なお、図10は、本発明の第1実施形態例に係るヒートシンクにおける第1の放熱フィンと第2の放熱フィンの配置を説明する放熱部の分解斜視図である。
図10に示すように、第1の貫通孔12と第1の突出片14を有する複数の第1の放熱フィン10の間に、第2の貫通孔22と第2の突出片24を有する第2の放熱フィン20が配置されるように、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20を重ねて、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・と複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・からなる放熱フィン積層構造体19’を形成する。ヒートシンク1では、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20を交互に重ねている。このとき、第1の貫通孔12と第2の貫通孔22が平面視にて重ね合わされ、第1の突出片14と第2の突出片24が同一面上に位置するように、放熱フィン積層構造体19’を形成する。
次に、第1の放熱フィン10の第1の突出片14と第2の放熱フィン20の第2の突出片24をかしめることで、放熱フィン積層構造体19’を構成している複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・と複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・を連結して、全ての放熱フィンが一体化された構造の放熱フィン群19を作製することができる。
なお、上記のように作製した放熱フィン群19の第1の貫通孔12と第2の貫通孔22に、ベースプレート50に取り付けられているヒートパイプ30(ベースプレート50表面に対して鉛直方向に伸延しているヒートパイプ30の部位)を嵌挿することで、ヒートシンク1を製造することができる。
次に、第1実施形態例に係るヒートシンク1が冷却対象である発熱体100を冷却するメカニズムについて説明する。発熱体100からの熱は、発熱体100と熱的に接続されたベースプレート50に伝達される。ベースプレート50に伝達された熱は、ベースプレート50と熱的に接続されたヒートパイプ30の蒸発部へ伝達される。ベースプレート50からヒートパイプ30の蒸発部へ熱が伝達されると、ヒートパイプ30の熱輸送系が作動し、ヒートパイプ30の蒸発部にて吸収された熱は、ヒートパイプ30の蒸発部から凝縮部へ輸送される。ヒートパイプ30の凝縮部へ輸送された熱は、冷却風Fの流れを受けている、ヒートパイプ30の凝縮部と熱的に接続された第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20へ伝達され、さらに、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20からヒートシンク1の外部環境へと放出される。
ヒートシンク1では、放熱部である放熱フィン群19のうち、発熱体100に近い第2の放熱フィン20が存在している部位40では、放熱フィンの設置枚数が多く、フィンピッチが小さいので、放熱フィン群19の熱交換性能に優れている。一方で、放熱フィン群19のうち、発熱体100から比較的遠い第2の放熱フィン20が存在していない部位41では、フィンピッチが大きいので、冷却風Fの圧力損失が低減される。従って、ヒートシンク1では、放熱フィン群19の熱交換性能に優れつつ、冷却風Fが放熱フィン群19を流通する際に受ける圧力損失を低減することができるので、優れた冷却特性を発揮できる。また、ヒートシンク1では、放熱フィン群19のフィンピッチが小さい領域が放熱フィン群19の一部に限られている点でも、冷却風Fの圧力損失を低減することができる。また、ヒートシンク1では、冷却風Fの圧力損失を低減できることに応じて、放熱フィン群19に供給される冷却風Fの風量が増大する点でも、優れた冷却特性を発揮できる。
また、ヒートシンク1では、第2の放熱フィン20の第2の主表面21全体が、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・の第1の主表面11、11、11・・・と平面視にて重なり合う位置に配置されているので、放熱部である放熱フィン群19における放熱フィンの熱交換性能がさらに向上する。
また、ヒートシンク1では、ヒートシンク1の受熱部がベースプレート50であり、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20がベースプレート50の表面に対して鉛直方向に並列配置されているので、発熱体100の熱は発熱体100の高さ方向にて放出されることから、発熱体100の設置場所にて発熱体100の熱をヒートシンク1から外部環境へ放出することができる。
また、ヒートシンク1では、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20がヒートパイプ30を介してベースプレート50と熱的に接続されているので、ヒートパイプ30の熱輸送機能によって、発熱体100の熱がベースプレート50から第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20へ積極的に輸送され、ヒートシンク1の冷却特性がさらに向上する。
また、ヒートシンク1では、第1の放熱フィン10の第1の主表面11が第1の貫通孔12を有し、第2の放熱フィン20の第2の主表面21が第2の貫通孔22を有し、ヒートパイプ30が第1の貫通口12と第2の貫通孔22に嵌挿されているので、ヒートパイプ30と第1の放熱フィン10及び第2の放熱フィン20との間の熱的接続性が向上し、ヒートパイプ30から第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20へ、さらに円滑に熱伝導される。
また、ヒートシンク1では、第1の放熱フィン10の第1の主表面11の周縁部に、第1の主表面11の厚さ方向に突出した第1の突出片14を有し、第2の放熱フィン20の第2の主表面21の周縁部に、第2の主表面21の厚さ方向に突出した第2の突出片24を有し、第1の突出片14と第2の突出片24がかしめ等により連結されていることで、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20が一体化されている。従って、ヒートシンク1への第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20の取り付け作業が容易化される。
また、ヒートシンク1では、発熱体100と平面視にて重なり合う位置に第2の放熱フィン10が配置されている、すなわち、発熱体100と平面視にて重なり合う位置における放熱フィン群19のフィンピッチが小さいので、放熱部である放熱フィン群19の熱交換性能がさらに向上する。
次に、本発明の第2実施形態例に係るヒートシンクについて、図面を用いながら説明する。なお、第2実施形態例に係るヒートシンクについて、第1実施形態例に係るヒートシンクと主要な構成は同じなので、第1実施形態例に係るヒートシンクと同じ構成要素に関しては、同じ符号を用いて説明する。図11は、本発明の第2実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。
第1実施形態例に係るヒートシンク1では、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20が交互に配置されていたが、これに代えて、図11に示すように、第2実施形態例に係るヒートシンク2では、隣接する第1の放熱フィン10の間に、複数(図11では、2枚)の第2の放熱フィン20が所定の間隔にて並列に配置されている。このように、本発明のヒートシンクでは、冷却対象である発熱体の発熱量や冷却風の圧力損失の程度に応じて、隣接する第1の放熱フィン10の間に配置する第2の放熱フィン20の枚数を適宜選択することができる。
ヒートシンク2の放熱フィン群19では、例えば、第2の放熱フィン20が存在していない部位41のフィンピッチは、第2の放熱フィン20が存在している部位40のフィンピッチの整数倍(例えば、3倍)であることが挙げられる。
ヒートシンク2でも、放熱フィン群19のうち、発熱体に近い第2の放熱フィン20が存在している部位40では、放熱フィンの設置枚数が多く、フィンピッチが小さいので、放熱フィン群19の熱交換性能に優れ、発熱体から比較的遠い第2の放熱フィン20が存在していない部位41では、フィンピッチが大きいので、冷却風の圧力損失が低減される。
次に、本発明の第3実施形態例に係るヒートシンクについて、図面を用いながら説明する。なお、第3実施形態例に係るヒートシンクについて、第1、第2実施形態例に係るヒートシンクと主要な構成は同じなので、第1、第2実施形態例に係るヒートシンクと同じ構成要素に関しては、同じ符号を用いて説明する。図12は、本発明の第3実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。
第1、第2実施形態例に係るヒートシンク1、2では、隣接する第1の放熱フィン10の間に第2の放熱フィン20が配置されていたが、これに代えて、図12に示すように、第3実施形態例に係るヒートシンク3では、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20に加えて、さらに、第3の主表面61を有する平板状の第3の放熱フィン60を有している。第3の放熱フィン60の主表面である第3の主表面61の面積は、第2の放熱フィン20の第2の主表面21の面積よりも小さい態様となっている。
ヒートシンク3の放熱フィン群19では、隣接する第1の放熱フィン10の間に第2の放熱フィン20が配置されている部位と、隣接する第1の放熱フィン10の間に第3の放熱フィン60が配置されている部位と、がある。ヒートシンク3では、隣接する第1の放熱フィン10の間に1枚の第2の放熱フィン20が配置されて、第3の放熱フィン60は配置されていない部位と、隣接する第1の放熱フィン10の間に1枚の第3の放熱フィン60が配置されて、第2の放熱フィン20は配置されていない部位と、がある。上記から、ヒートシンク3では、ヒートシンク1の複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・の一部を第3の放熱フィン60に代えた構成となっている。
第3の放熱フィン60は、隣接する複数の第1の放熱フィン10同士の間であって、第3の主表面61が第1の放熱フィン10の第1の主表面11と平面視にて重なり合う位置に配置されている。より具体的には、第3の放熱フィン60は、第3の放熱フィン60の第3の主表面61全体が、第1の放熱フィン10の第1の主表面11及び第2の放熱フィン20の第2の主表面21と平面視にて重なり合う位置に配置されている。ヒートシンク3でも、放熱部である放熱フィン群19には、第2の放熱フィン20が存在している部位40と第2の放熱フィン20が存在していない部位41とがあり、第2の放熱フィン20が存在している部位40に第3の放熱フィン60も存在している。
このように、本発明のヒートシンクでは、冷却対象である発熱体の発熱量や冷却風の圧力損失の程度に応じて、隣接する第1の放熱フィン10の間に、第2の放熱フィン20が配置された部位と、第2の放熱フィン20の第2の主表面21の面積よりも小さい第3の放熱フィン60が配置された部位と、を形成してもよい。ヒートシンク3では、ヒートシンク1の複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・の一部を第3の放熱フィン60に代えた構成となっているので、第2の放熱フィン20が存在している部位40における冷却風の圧力損失も抑制することができる。なお、放熱フィン群19における第3の放熱フィン60の設置数は、1枚でもよく、複数でもよい。
ヒートシンク3では、例えば、発熱体と平面視にて重なり合う位置に、第2の放熱フィン20と第3の放熱フィン60が配置されている。
ヒートシンク3でも、放熱フィン群19のうち、発熱体に近い第2の放熱フィン20が存在している部位40では、放熱フィンの設置枚数が多く、フィンピッチが小さいので、放熱フィン群19の熱交換性能に優れ、発熱体から比較的遠い第2の放熱フィン20が存在していない部位41では、フィンピッチが大きいので、冷却風の圧力損失が低減される。また、ヒートシンク3では、第3の放熱フィン60の第3の主表面61が第1の主表面11と平面視にて重なり合う位置に配置されているので、放熱フィン群19の熱交換性能に優れつつ、冷却風が放熱フィン群19を流通する際に受ける圧力損失をさらに低減することができる。
次に、本発明の第4実施形態例に係るヒートシンクについて、図面を用いながら説明する。なお、第4実施形態例に係るヒートシンクについて、第1~第3実施形態例に係るヒートシンクと主要な構成は同じなので、第1~第3実施形態例に係るヒートシンクと同じ構成要素に関しては、同じ符号を用いて説明する。図13は、本発明の第4実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。
第3実施形態例に係るヒートシンク3では、放熱フィン群19は、隣接する第1の放熱フィン10の間に第2の放熱フィン20が配置されて第3の放熱フィン60は配置されていない部位と、隣接する第1の放熱フィン10の間に第3の放熱フィン60が配置されて第2の放熱フィン20は配置されていない部位と、を有していたが、これに代えて、図13に示すように、第4実施形態例に係るヒートシンク4では、隣接する第1の放熱フィン10の間に、第2の放熱フィン20と第3の放熱フィン60が配置されている。より具体的には、隣接する第1の放熱フィン10の間に、1枚の第2の放熱フィン20と1枚の第3の放熱フィン60が配置されている。ヒートシンク4でも、第2の放熱フィン20が存在している部位40に第3の放熱フィン60も存在している。
このように、本発明のヒートシンクでは、冷却対象である発熱体の発熱量や冷却風の圧力損失の程度に応じて、隣接する第1の放熱フィン10の間に、第2の放熱フィン20と、第2の放熱フィン20の第2の主表面21の面積よりも小さい主表面を有する第3の放熱フィン60と、が配置された構成としてもよい。ヒートシンク4では、ヒートシンク2の複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・の一部を第3の放熱フィン60に代えた構成となっているので、第2の放熱フィン20が存在している部位40における冷却風の圧力損失も抑制することができる。
ヒートシンク4でも、例えば、発熱体と平面視にて重なり合う位置に、第2の放熱フィン20と第3の放熱フィン60が配置されている。
ヒートシンク4でも、放熱フィン群19のうち、発熱体に近い第2の放熱フィン20が存在している部位40では、放熱フィンの設置枚数が多く、フィンピッチが小さいので、放熱フィン群19の熱交換性能に優れ、発熱体から比較的遠い第2の放熱フィン20が存在していない部位41では、フィンピッチが大きいので、冷却風の圧力損失が低減される。
次に、本発明の第5実施形態例に係るヒートシンクについて、図面を用いながら説明する。なお、第5実施形態例に係るヒートシンクについて、第1~第4実施形態例に係るヒートシンクと主要な構成は同じなので、第1~第4実施形態例に係るヒートシンクと同じ構成要素に関しては、同じ符号を用いて説明する。図14は、本発明の第5実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。
第2実施形態例に係るヒートシンク2では、隣接する第1の放熱フィン10の間に、複数(2枚)の第2の放熱フィン20が所定の間隔にて並列に配置されていたが、図14に示すように、第5実施形態例に係るヒートシンク5では、隣接する第1の放熱フィン10の間に、複数(2枚)の第2の放熱フィン20が配置され、複数(2枚)の第2の放熱フィン20の間に、さらに第3の放熱フィン60が配置されている。ヒートシンク5では、隣接する第2の放熱フィン20の間に、さらに、1枚の第3の放熱フィン60が配置されている。ヒートシンク5でも、第2の放熱フィン20が存在している部位40に第3の放熱フィン60も存在している。
このように、本発明のヒートシンクでは、冷却対象である発熱体の発熱量や冷却風の圧力損失の程度に応じて、隣接する第1の放熱フィン10の間に装入される第2の放熱フィン20の枚数と第3の放熱フィン60の枚数を、適宜選択することができる。ヒートシンク5でも、第2の放熱フィン20が存在している部位40における冷却風の圧力損失も抑制することができる。
また、ヒートシンク5でも、例えば、発熱体と平面視にて重なり合う位置に、第2の放熱フィン20と第3の放熱フィン60が配置されている。
ヒートシンク5でも、放熱フィン群19のうち、発熱体に近い第2の放熱フィン20が存在している部位40では、放熱フィンの設置枚数が多く、フィンピッチが小さいので、放熱フィン群19の熱交換性能に優れ、発熱体から比較的遠い第2の放熱フィン20が存在していない部位41では、フィンピッチが大きいので、冷却風の圧力損失が低減される。
次に、本発明の第6実施形態例に係るヒートシンクについて、図面を用いながら説明する。なお、第6実施形態例に係るヒートシンクについて、第1~第5実施形態例に係るヒートシンクと主要な構成は同じなので、第1~第5実施形態例に係るヒートシンクと同じ構成要素に関しては、同じ符号を用いて説明する。図15は、本発明の第6実施形態例に係るヒートシンクの正面図である。
上記各実施形態例では、冷却風Fの流れ方向において、放熱フィン群19の中央部が、第2の放熱フィン20が存在している部位40であり、放熱フィン群19の両端部が、第2の放熱フィン20が存在していない部位41であったが、図15に示すように、第6実施形態例に係るヒートシンク6では、冷却風Fの流れ方向において、放熱フィン群19の中央部が、第2の放熱フィン20が存在していない部位41であり、放熱フィン群19の両端部が、第2の放熱フィン20が存在している部位40となっている。すなわち、ヒートシンク6では、放熱フィン群19の中央部を介して冷却風Fの風上側端部と風下側端部に、それぞれ、第2の放熱フィン20が存在している部位40が形成されている。ヒートシンク6では、ベースプレート50のうち、冷却風Fの流れ方向における両端部に、それぞれ、発熱量の高い発熱体100-1が熱的に接続され、冷却風Fの流れ方向における中央部に、発熱量の低い発熱体100-2が熱的に接続されていることに対応している。
ヒートシンク6でも、ヒートシンク1と同じく、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・同士の間に、第2の放熱フィン20が配置されている。一方で、ヒートシンク6では、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・同士の間のうち、冷却風Fの流れ方向において、第1の放熱フィン10の一端部と他端部に、それぞれ、第2の放熱フィン20が装入され、第1の放熱フィン10の中央部には第2の放熱フィン20は配置されていない。
このように、本発明のヒートシンクでは、ベースプレート50のホットスポットに、放熱フィン群19の第2の放熱フィン20が存在している部位40が位置するように、放熱フィン群19の第2の放熱フィン20が存在している部位40と第2の放熱フィン20が存在していない部位41を、適宜変更することができる。
ヒートシンク6でも、放熱フィン群19のうち、ホットスポットに近い第2の放熱フィン20が存在している部位40では、放熱フィンの設置枚数が多く、フィンピッチが小さいので、放熱フィン群19の熱交換性能に優れ、ホットスポットから比較的遠い第2の放熱フィン20が存在していない部位41では、フィンピッチが大きいので、冷却風の圧力損失が低減される。
次に、本発明の第7実施形態例に係るヒートシンクについて、図面を用いながら説明する。なお、第7実施形態例に係るヒートシンクについて、第1~第6実施形態例に係るヒートシンクと主要な構成は同じなので、第1~第6実施形態例に係るヒートシンクと同じ構成要素に関しては、同じ符号を用いて説明する。図16は、本発明の第7実施形態例に係るヒートシンクの斜視図である。
第7実施形態例に係るヒートシンク7では、ヒートシンク7の受熱部は、ベースプレートに代えて、ヒートパイプ70の一端71に位置するヒートパイプ70の蒸発部となっている。また、ヒートパイプ70の一端71に位置する蒸発部と連続したヒートパイプ70の中間部(断熱部)73を介して、ヒートパイプ70の他端72にヒートパイプ70の凝縮部が設けられている。ヒートパイプ70の他端72に位置する凝縮部に、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20を有する放熱フィン群19が熱的に接続されている。ヒートパイプ70は、一端71と、他端72と、一端71と他端72を繋ぐ中間部73と、を有し、一端71と中間部73と他端72の内部空間は、相互に連通している。ヒートパイプ70の一端71は、受熱ブロック110表面に取り付けられ、カバー部111にて保護されている。受熱ブロック110裏面の中央部に、冷却対象である発熱体100が熱的に接続される。ヒートパイプ70は、その内部空間が、密封されており、さらに減圧処理された熱輸送部材である。ヒートパイプ70の内部空間には、作動流体が封入されている。ヒートパイプ70は、その熱輸送特性により、発熱体100からの熱を、蒸発部から凝縮部へ輸送する。
ヒートシンク7では、複数のヒートパイプ70、70、70・・・がヒートパイプ70の径方向に沿って並列に設けられている。それぞれのヒートパイプ70について、放熱フィン群19と熱的に接続された他端72に、ヒートパイプ70の長手方向における曲げ部が形成されている。従って、複数のヒートパイプ70、70、70・・は、いずれも、略L字状となっている。また、右側に位置するヒートパイプ70の曲げ部は、右方向の曲げであるのに対し、左側に位置するヒートパイプ70の曲げ部は、左方向の曲げである。つまり、右側に位置するヒートパイプ70と左側に位置するヒートパイプ70について、曲げ部の曲げ方向が反対となっている。
複数のヒートパイプ70、70、70・・・は、いずれも、曲げ部により、放熱フィン群19の長手方向に対して略平行方向に他端72が延びる態様となっている。ヒートシンク7では、ヒートパイプ70の他端72が、放熱フィン群19の長手方向の端部まで達している。
第1の放熱フィン10の第1の主表面11が、ヒートパイプ70の一端71の伸延方向に対して略平行方向に配置されるように、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・が並列配置されている。また、第2の放熱フィン20の第2の主表面が、ヒートパイプ70の一端71の伸延方向に対して略平行方向に配置されるように、複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・が並列配置されている。放熱フィン群19では、複数の第1の放熱フィン10同士の間に、第2の放熱フィン20が配置されている。ヒートシンク7では、説明の便宜上、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20が交互に配置されている。ヒートシンク7の放熱フィン群19では、冷却風Fの風上に位置する部位が第2の放熱フィン20が存在していない部位41であり、冷却風Fの風下に位置する部位が第2の放熱フィン20が存在している部位40となっている。
図16に示すように、ヒートシンク7では、複数のヒートパイプ70、70、70・・・が設けられており、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20とが熱的に接続されているヒートパイプ70の本数が、第1の放熱フィン10のみが熱的に接続されているヒートパイプ70の本数よりも多い態様となっている。すなわち、第2の放熱フィン20が存在している部位40に熱的に接続されているヒートパイプ70の本数が、第2の放熱フィン20が存在していない部位41に熱的に接続されているヒートパイプ70の本数よりも多い態様となっている。図16では、例えば、右側3本のヒートパイプ70のうち、右側から2本目のヒートパイプ70と3本目のヒートパイプ70には、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20が熱的に接続され、右側から1本目のヒートパイプ70には、第1の放熱フィン10のみが熱的に接続されている。第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20が熱的に接続されているヒートパイプ70では、その一端71は発熱体100に近い位置にて受熱ブロック110を介して発熱体100と熱的に接続されている。従って、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20が熱的に接続されているヒートパイプ70は、熱的負荷が大きくなっている。一方で、第1の放熱フィン10のみが熱的に接続されているヒートパイプ70では、その一端71は発熱体100から遠い位置にて受熱ブロック110を介して発熱体100と熱的に接続されている。従って、第1の放熱フィン10のみが熱的に接続されているヒートパイプ70は、熱的負荷が比較的小さくなっている。
ヒートシンク7の放熱部である放熱フィン群19の外観形状は略直方体である。放熱フィン群19は、外観形状が略直方体であり、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20が交互に並列配置された一方の放熱フィン群19-1と、一方の放熱フィン群19-1に隣接し、外観形状が略直方体であり、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20が交互に並列配置された他方の放熱フィン群19-2とが積層された構造となっている。一方の放熱フィン群19-1も他方の放熱フィン群19-2も、平板状の支持体75上に取り付けられた複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・と複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・が、放熱フィン群19の長手方向に対して略平行方向に並列配置されている構造となっている。
一方の放熱フィン群19-1と他方の放熱フィン群19-2との間に、ヒートパイプ70の凝縮部である他端72が挿入されている。一方の放熱フィン群19-1と他方の放熱フィン群19-2との間に、ヒートパイプ70の他端72が配置されることで、放熱フィン群19とヒートパイプ70が熱的に接続されている。
ヒートシンク7では、放熱フィン群19のうち、熱的負荷の大きいヒートパイプ70が熱的に接続されている、第2の放熱フィン20が存在している部位40では、放熱フィンの設置枚数が多く、フィンピッチが小さいので、放熱フィン群19の熱交換性能に優れ、熱的負荷の小さいヒートパイプ70が熱的に接続されている、第2の放熱フィン20が存在していない部位41では、フィンピッチが大きいので、冷却風Fの圧力損失が低減される。従って、ヒートシンク7でも、放熱フィン群19の熱交換性能に優れつつ、冷却風Fが放熱フィン群19を流通する際に受ける圧力損失を低減することができるので、優れた冷却特性を発揮できる。
また、ヒートシンク7では、放熱フィン群19を設置できない狭小空間に発熱体100が設置されていても、ヒートパイプ70が、狭小空間から狭小空間の外部へ熱輸送でき、前記外部で放熱フィン群19の熱交換作用により放熱できるので、狭小空間に設置されている発熱体100であっても、優れた冷却特性を発揮できる。
また、ヒートシンク7では、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20が熱的に接続されているヒートパイプ70の本数が、第1の放熱フィン10のみが熱的に接続されているヒートパイプ70の本数よりも多いことにより、複数のヒートパイプ70、70、70・・・の熱的負荷の均一化が可能となり、ヒートシンク7の冷却特性がさらに向上する。
次に、本発明の第8実施形態例に係るヒートシンクについて、図面を用いながら説明する。なお、第8実施形態例に係るヒートシンクについて、第1~第7実施形態例に係るヒートシンクと主要な構成は同じなので、第1~第7実施形態例に係るヒートシンクと同じ構成要素に関しては、同じ符号を用いて説明する。図17は、本発明の第8実施形態例に係るヒートシンクの斜視図である。図18は、本発明の第8実施形態例に係るヒートシンクの正面図である。図19は、本発明の第8実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。
上記各実施形態例では、熱伝導部材として、管状体である、複数のヒートパイプ30、30、30・・・が使用されていたが、図17、18、19に示すように、第8実施形態例に係るヒートシンク8では、熱伝導部材として、平面型の形状である、複数のベーパーチャンバー80、80、80・・・が使用されている。具体的には、ヒートシンク8では、第1実施形態例に係るヒートシンク1のヒートパイプ30に代えて、板状の熱輸送部材であるベーパーチャンバー80が使用されている態様となっている。
ベーパーチャンバー80のうち、ベースプレート50に取り付けられている部位が、蒸発部として機能し、ベースプレート50表面に対して鉛直方向に伸延している部位であって、複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・と複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・が熱的に接続されている部位が、凝縮部として機能する。ベーパーチャンバー80は、その内部空間が、密封されており、さらに減圧処理された熱輸送部材である。ベーパーチャンバー80の内部空間は、蒸発部から凝縮部まで連通しており、作動流体が封入されている。ベーパーチャンバー80は、その熱輸送特性により、発熱体100からの熱を、蒸発部から凝縮部へ、すなわち、ベースプレート50から複数の第1の放熱フィン10、10、10・・・と複数の第2の放熱フィン20、20、20・・・へ輸送する。
ベーパーチャンバー80の熱輸送方向の形状は、直線状、L字状、U字状等、特に限定されない。ベーパーチャンバー80は、ベースプレート50からベースプレート50表面に対して鉛直方向に伸延している部位を有している。
ヒートシンク8でも、ヒートシンク1と同様に、放熱フィン群19の中央部に、第2の放熱フィン20が存在している部位40が形成され、放熱フィン群19の中央部を介して冷却風Fの風上側端部と風下側端部に、それぞれ、第2の放熱フィン20が存在していない部位41が形成されている。ヒートシンク8では、放熱フィン群19における第2の放熱フィン20の位置に対応して、ベースプレート50のうち、冷却風Fの流れ方向における両端部に、それぞれ、発熱量の低い発熱体100-2が熱的に接続され、冷却風Fの流れ方向における中央部に、発熱量の高い発熱体100-1が熱的に接続されている。
ヒートシンク8でも、放熱フィン群19のうち、発熱量の高い発熱体100-1に近い第2の放熱フィン20が存在している部位40では、放熱フィンの設置枚数が多く、フィンピッチが小さいので、放熱フィン群19の熱交換性能に優れ、発熱量の高い発熱体100-1から比較的遠い第2の放熱フィン20が存在していない部位41では、フィンピッチが大きいので、冷却風の圧力損失が低減される。また、ヒートシンク8では、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20がベーパーチャンバー80を介してベースプレート50と熱的に接続されているので、ベーパーチャンバー80の熱輸送機能によって、発熱体100の熱がベースプレート50から第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20へ積極的に輸送され、ヒートシンク1の冷却特性がさらに向上する。
次に、本発明の第9実施形態例に係るヒートシンクについて、図面を用いながら説明する。なお、第9実施形態例に係るヒートシンクについて、第1~第8実施形態例に係るヒートシンクと主要な構成は同じなので、第1~第8実施形態例に係るヒートシンクと同じ構成要素に関しては、同じ符号を用いて説明する。図20は、本発明の第9実施形態例に係るヒートシンクの斜視図である。図21は、本発明の第9実施形態例に係るヒートシンクの正面図である。図22は、本発明の第9実施形態例に係るヒートシンクにおける放熱フィンの配置の概要を正面から示す説明図である。
第1~第7実施形態例では、熱伝導部材として、管状体である、複数のヒートパイプ30、30、30・・・が使用されていたが、図20、21、22に示すように、第9実施形態例に係るヒートシンク9では、熱伝導部材として、平面型の形状である、複数のベーパーチャンバー80、80、80・・・が使用されている。具体的には、ヒートシンク9では、第6実施形態例に係るヒートシンク6のヒートパイプ30に代えて、板状の熱輸送部材であるベーパーチャンバー80が使用されている態様となっている。
上記から、ヒートシンク9では、冷却風Fの流れ方向において、放熱フィン群19の中央部が、第2の放熱フィン20が存在していない部位41であり、放熱フィン群19の両端部が、第2の放熱フィン20が存在している部位40となっている。具体的には、ヒートシンク9では、放熱フィン群19の中央部を介して冷却風Fの風上側端部と風下側端部に、それぞれ、第2の放熱フィン20が存在している部位40が形成されている。ヒートシンク9では、ベースプレート50のうち、冷却風Fの流れ方向における両端部に、それぞれ、発熱量の高い発熱体100-1が熱的に接続され、冷却風Fの流れ方向における中央部に、発熱量の低い発熱体100-2が熱的に接続されていることに対応している。
ヒートシンク9でも、放熱フィン群19のうち、発熱量の高い発熱体100-1に近い第2の放熱フィン20が存在している部位40では、放熱フィンの設置枚数が多く、フィンピッチが小さいので、放熱フィン群19の熱交換性能に優れ、発熱量の高い発熱体100-1から比較的遠い第2の放熱フィン20が存在していない部位41では、フィンピッチが大きいので、冷却風の圧力損失が低減される。また、ヒートシンク9でも、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20がベーパーチャンバー80を介してベースプレート50と熱的に接続されているので、ベーパーチャンバー80の熱輸送機能によって、発熱体100の熱がベースプレート50から第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20へ積極的に輸送され、ヒートシンク1の冷却特性がさらに向上する。
次に、本発明のヒートシンクの他の実施形態例について説明する。上記した第7実施形態例に係るヒートシンク7では、放熱フィン群19は、第1の放熱フィン10と第2の放熱フィン20を有していたが、これに代えて、さらに、第2の放熱フィン20の第2の主表面21の面積よりも小さい主表面を有する第3の放熱フィンを有していてもよい。上記態様では、隣接する第1の放熱フィン10の間に第3の放熱フィンが配置されていてもよく、隣接する第2の放熱フィン20の間に第3の放熱フィンが配置されていてもよい。
本発明のヒートシンクは、高発熱量の発熱体に対しても優れた冷却性能を発揮できるので、広汎な分野で利用可能であり、例えば、鉄道車両、航空機、自動車等の移動体、電子機器やサーバ等に搭載された電子部品を冷却する分野で利用価値が高い。
1、2、3、4、5、6、7、8、9 ヒートシンク
10 第1の放熱フィン
11 第1の主表面
20 第2の放熱フィン
21 第2の主表面
30、70 ヒートパイプ
50 ベースプレート
80 ベーパーチャンバー

Claims (17)

  1. 発熱体と熱的に接続される受熱部と、
    前記受熱部と熱的に接続された、第1の主表面を有する平板状の第1の放熱フィンと、
    前記受熱部と熱的に接続された、第2の主表面を有する平板状の第2の放熱フィンであって、前記第2の主表面の面積が、前記第1の主表面の面積よりも小さい前記第2の放熱フィンと、
    を有するヒートシンクであり、
    複数の前記第1の放熱フィン同士の間であって、前記第2の主表面が前記第1の主表面と平面視にて重なり合う位置に、前記第2の放熱フィンが配置されているヒートシンク。
  2. 前記第2の放熱フィンの前記第2の主表面全体が、複数の前記第1の放熱フィンの前記第1の主表面と平面視にて重なり合う位置に配置されている請求項1に記載のヒートシンク。
  3. 前記受熱部が、平板状のベースプレートであり、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンが、前記ベースプレートの表面に対して鉛直方向に所定の間隔で並列配置されている請求項1または2に記載のヒートシンク。
  4. 前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンが、熱伝導部材を介して前記受熱部と熱的に接続されている請求項1または2に記載のヒートシンク。
  5. 前記第1の主表面が、前記第1の主表面の厚さ方向に形成された第1の貫通孔を有し、前記第2の主表面が、前記第2の主表面の厚さ方向に形成された第2の貫通孔を有し、前記熱伝導部材が、前記第1の貫通口及び前記第2の貫通孔に嵌挿されている請求項4に記載のヒートシンク。
  6. 前記熱伝導部材が、ヒートパイプまたはベーパーチャンバーである請求項4に記載のヒートシンク。
  7. 前記受熱部が、ヒートパイプの蒸発部であり、前記蒸発部と連続した前記ヒートパイプの断熱部を介して前記ヒートパイプの凝縮部が設けられ、前記凝縮部に前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンが熱的に接続されている請求項1または2に記載のヒートシンク。
  8. 前記ヒートパイプが複数設けられ、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンとが熱的に接続されている前記ヒートパイプの本数が、前記第1の放熱フィンのみが熱的に接続されている前記ヒートパイプの本数よりも多い請求項7に記載のヒートシンク。
  9. 前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンとが並列配置された一方の放熱フィン群と、前記一方の放熱フィン群に隣接した、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンとが並列配置された他方の放熱フィン群と、が積層された放熱部を有し、前記一方の放熱フィン群と前記他方の放熱フィン群との間に、前記ヒートパイプの凝縮部が挿入されている請求項7に記載のヒートシンク。
  10. 前記第1の主表面の周縁部の少なくとも一部領域に、前記第1の主表面の厚さ方向に突出した第1の突出片を有し、前記第2の主表面の周縁部の少なくとも一部領域に、前記第2の主表面の厚さ方向に突出した第2の突出片を有し、前記第1の突出片と前記第2の突出片が連結されることで、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンが、連結されて一体化されている請求項1または2に記載のヒートシンク。
  11. 複数の前記第1の放熱フィン同士の間のフィンピッチが、前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンとの間のフィンピッチの整数倍である請求項1または2に記載のヒートシンク。
  12. 前記発熱体と平面視にて重なり合う位置に、前記第2の放熱フィンが配置されている請求項1または2に記載のヒートシンク。
  13. さらに、第3の主表面を有する平板状の第3の放熱フィンを有し、前記第3の主表面の面積が、前記第2の放熱フィンの前記第2の主表面の面積よりも小さい請求項1または2に記載のヒートシンク。
  14. 前記第3の放熱フィンが、複数の前記第1の放熱フィン同士の間であって、前記第3の主表面が前記第1の主表面と平面視にて重なり合う位置に配置されている請求項13に記載のヒートシンク。
  15. 前記第3の放熱フィンの前記第3の主表面全体が、前記第1の放熱フィンの前記第1の主表面及び前記第2の放熱フィンの前記第2の主表面と平面視にて重なり合う位置に配置されている請求項13に記載のヒートシンク。
  16. 前記発熱体と平面視にて重なり合う位置に、前記第2の放熱フィンと前記第3の放熱フィンが配置されている請求項13に記載のヒートシンク。
  17. 前記第1の放熱フィンと前記第2の放熱フィンに冷却風を供給するための送風ファンが、一体化されていない請求項1または2に記載のヒートシンク。
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