JP2024011234A - 情報処理装置、情報処理方法、及び、システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、システム Download PDF

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頌 小林
Sho Kobayashi
卓寛 市之瀬
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Abstract

【課題】中古車リースにおいて契約期間満了前の車両の乗り換えを促進させる。【解決手段】新車のリースプランとして、初期費用が発生し且つ中途解約金が発生しない第一プラン、及び、初期費用が発生せず且つ中途解約金が発生する第二プランを出力し、中古車のリースプランとして、第一プランのみを出力する、制御部を備える。【選択図】図16

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び、システムに関する。
リース総額とリース予定期間に基づいて単位期間毎(例えば月毎)のリース料金を算出する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2022-067192号公報
契約期間の満了前にユーザがリースを解約しようとすると解約金が発生するため、中古車リースを契約しているユーザは、契約期間の満了まで解約せずに同じ車両に乗り続ける傾向がある。本開示の目的は、中古車リースにおいて契約期間満了前の車両の乗り換えを促進させることにある。
本開示の態様の一つは、
新車のリースプランとして、初期費用が発生し且つ中途解約金が発生しない第一プラン、及び、初期費用が発生せず且つ中途解約金が発生する第二プランを出力し、
中古車のリースプランとして、前記第一プランのみを出力する、
制御部を備える情報処理装置である。
本開示の態様の一つは、
コンピュータが、
新車のリースプランとして、初期費用が発生し且つ中途解約金が発生しない第一プラン、及び、初期費用が発生せず且つ中途解約金が発生する第二プランを出力し、
中古車のリースプランとして、前記第一プランのみを出力する、
情報処理方法である。
本開示の態様の一つは、
ユーザの端末と、
前記ユーザの端末に新車のリースプランまたは中古車のリースプランを送信する制御部を備えるサーバと、
を備えたシステムであって、
前記制御部が、
前記新車のリースプランとして、初期費用が発生し且つ中途解約金が発生しない第一プラン、及び、初期費用が発生せず且つ中途解約金が発生する第二プランを前記ユーザ端末へ送信し、
前記中古車のリースプランとして、前記第一プランのみを前記ユーザ端末へ送信する、
システムである。
また、本開示の他の態様は、上記の情報処理装置またはシステムにおける処理をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、そのプログラムを非一時的に記憶した記憶媒体である。
本開示によれば、中古車リースにおいて契約期間満了前の車両の乗り換えを促進させることができる。
実施形態に係るシステムの概略構成を示す図である。 実施形態に係るシステムを構成するサーバ、ユーザ端末、及び、施設端末のそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 サーバの機能構成を例示した図である。 説明のために残価テーブルを模式的に示した図である。 相場情報DBに格納される相場情報のテーブル構成を例示した図である。 残価情報DBに格納される残価情報のテーブル構成を例示した図である。 月額対応表を示した図である。 ユーザ端末の機能構成を例示した図である。 施設端末の機能構成を例示した図である。 残価テーブルを生成する処理を示すシーケンス図である。 ユーザがリースサイトにアクセスしたときのシステムの処理を示すシーケンス図である。 新車または中古車の何れか一方の車両をユーザに選択するためのページの一例を示した図である。 車種をユーザに選択させるためのページの一例を示した図である。 ユーザが新車を選択した場合にユーザ端末のディスプレイに表示される画像の一例を示した図である。 ユーザが中古車を選択した場合にユーザ端末のディスプレイに表示される画像の一例を示した図である。 第1実施形態に係る料金プランをユーザ端末のディスプレイに表示させる処理のフローチャートである。 料金プランを選択するためにユーザ端末のディスプレイに表示されるウェブページの一例を示した図である。 第2実施形態に係る料金プランをユーザ端末のディスプレイに表示させる処理のフローチャートである。 第3実施形態に係る料金プランをユーザ端末のディスプレイに表示させる処理のフローチャートである。 第一プラン(解約金フリープラン)または第二プラン(初期費用フリープラン)の何れか一方の料金プランをユーザに選択するためのページの一例を示した図である。 ユーザが第一プランを選択した場合にユーザ端末のディスプレイに表示される画像の一例を示した図である。 ユーザが第二プランを選択した場合にユーザ端末のディスプレイに表示される画像の一例を示した図である。
本開示の態様の一つである情報処理装置は、新車及び中古車のリースプランを出力する情報処理装置である。新車は、今まで登録されたことがない車両、または、今まで使用されたことがない車両である。中古車は、今までに少なくとも1回は車両登録されたことがある車両、または、今までに使用された履歴のある車両である。中古車は、以前にリース車両として使用されていた車両を含む。この場合、リース車両を再リースすることになる。リースプランは、ユーザが支払う料金に関するプランを含む。
また、情報処理装置は、新車のリースプランとして、初期費用が発生し且つ中途解約金が発生しない第一プラン、及び、初期費用が発生せず且つ中途解約金が発生する第二プランを出力し、中古車のリースプランとして、前記第一プランのみを出力する、制御部を備える。例えば、ユーザが、車両のリース契約を結ぶ際に、新車または中古車の何れかを選択することができる。例えば、ユーザが新車を選択した場合には、第一プラン、及び、第二プランがユーザに提示され、ユーザが中古車を選択した場合には、第一プランのみがユーザに提示される。
第一プランは、初期費用が発生し且つ中途解約金が発生しないプランである。初期費用は、ユーザがリース契約時に最初に支払を求められる料金である。初期費用は、ユーザが所定期間毎に支払う料金(例えば、リースの月額)とは別に支払う料金である。ユーザは、初期費用の支払いを条件として第一プランを契約することができる。また、中途解約金は、リースの契約期間の満了前にユーザが解約する場合に支払いを求められる料金である。ユーザは、第一プランを解約するときには、中途解約金を支払う必要はない。その他に、例えば、第一プランに対応した月額を毎月支払うことがユーザに求められる。
第二プランは、初期費用が発生せず且つ中途解約金が発生するプランである。したがって、ユーザは、第二プランの契約時には初期費用を支払う必要はない。一方、ユーザは、第二プランを中途解約する場合に中途解約金を支払う必要がある。その他に、例えば、第二プランに対応した月額を毎月支払うことがユーザに求められる。
ここで、仮に中古車リースにおいて第二プランを設定すると、ユーザが中途解約する場合には中途解約金を支払う必要がある。中古車リースを利用するユーザは、毎月支払う料金が低額であることに魅力を感じているユーザが多いため、中途解約金が大きな負担に感じるユーザも多い。そのため、ユーザが他の車両に乗り換えたいと思っていても、我慢して契約満了まで同じ車両に乗り続けることになる。そうすると、車両の乗り換えが進まない。
そこで、制御部は、ユーザが中古車を選択した場合には、中途解約金が発生しない第一プランのみを出力している。これにより、ユーザが中途解約しやすくなるため、次の車両に乗り換えやすくなる。例えば、中古車リースから新車リースに乗り換えるユーザがいれば、より多くの収益を上げることができる。また、ユーザにとっても、気軽に車両を乗り換えることができるため、より多くの車両を体験することができる。
また、前記制御部は、前記新車に対応する前記第一プランにおいて所定期間毎に支払う額と、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて前記所定期間毎に支払う額との差を、車種によらない定額の差に設定してもよい。所定期間毎に支払う額は、例えば月額であり、ユーザが定期的に支払う料金である。この支払は、例えば、銀行口座からの引き落とし、または、クレジットカードでの決済によって行われてもよい。所定期間は適宜設定可能である。車種は、車両の型式または車両の名称であってもよい。車種によらない定額の差とは、どの車種であっても、新車と中古車との支払額の差が等しくなることを意味する。これは、例えば、第一の車種の新車と中古車との支払額の差が、第一の車種とは異なる第二の車種における新車と中古車との支払額の差と等しいことを意味する。このように、新車との比較に基づいて中古車に対応する第一プランの支払額を設定することにより、料金設定がシンプルになり、ユーザにとって分かり易い料金設定になる。また、新車の月額よりも中古車の支払額のほうが低くなるように定額の差を設定することにより、ユーザが中古車を選択しやすくなる。
また、前記制御部は、前記新車に対応する前記第一プランにおいて所定期間毎に支払う額と、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて前記所定期間毎に支払う額との差を
、車種によらず且つ車格に応じた定額の差に設定してもよい。車格とは、車両の大きさを所定の基準によって分類したものである。例えば、全長、全幅、ホイールベースなどに基づいて分類してもよい。例えば、コンパクトクラス、ミドルクラス、ラージクラスなどに分類してもよい。また、車格は、新車時の価格、エンジンの排気量またはモータの出力などによって分類することもできる。ここで、比較的大きな車両は、比較的小さな車両よりも、新車の販売価格が高い傾向にある。値段の高い車両と低い車両とで同じ差額を設定して、新車の支払額(例えば、月額)から差額を減算することで中古車の支払額を算出すると、新車の支払額に対する中古車の支払額の比が、値段の高い車両と低い車両とで異なる。この場合、例えば、車格の大きな車両では、新車の支払額と比較して中古車の支払額の低下の度合いが小さくなり、中古車の魅力が小さく感じ得る。一方、車格の小さな車では中古車の支払額の低下の度合いが大きくなり、中古車において利益が確保できなくなる虞がある。これに対し、新車に対応する第一プランの支払額と、中古車に対応する第一プランの支払額との差を、車種によらず且つ車格に応じた定額の差に設定することで、車格の大きな車両では、中古車の魅力が大きくなり、車格の小さな車では中古車における利益を確保することができる。なお、定額の差は、新車の所定期間毎の支払額に対する中古車の所定期間毎の支払額の比が、所定の範囲内となるように、各車格において設定してもよい。
また、前記制御部は、前記新車に対応する前記第一プランにおいて所定期間毎に支払う額と、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて前記所定期間毎に支払う額との差を、車種によらず且つ年式に応じた定額の差に設定してもよい。年式は、車両が製造された年、または、車両が最初に登録された年としてもよい。ここで、同じ車種であっても、年式が古くなるほど、すなわち、車両が最初に登録された年からの経過年数が多いほど、中古車の魅力は小さくなっていく。そのため、年式が異なるのに同じ料金設定にすると、古い年式の中古車の需要が少なくなってしまう。これに対して、年式応じた支払額を設定することにより、古い年式の中古車の魅力を増すことができる。また、新しい年式の中古車では、より多くの利益を得ることが可能となる。
したがって、前記制御部は、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて、同一車種の場合には、前記中古車の年式が古いほど前記定額の差を大きくしてもよい。
また、前記制御部は、リースの契約満了時の車両の価格を残価として設定し、前記新車と前記中古車とで同一の残価設定に基づいて、前記新車における前記第一プラン、及び、前記中古車における前記第一プランの夫々における料金を算出して出力することで、前記新車における前記第一プラン、及び、前記中古車における前記第一プランを出力してもよい。このように、新車と中古車とで同一の残価設定を行うことにより、料金を容易に算出することができる。また、残価を設定することにより、例えば月額料金を低く抑えることができる。残価は、契約満了時の車両の価格の予測に基づいて設定される。
また、前記制御部は、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて、同一車種の場合には、前記中古車の状態にかかわらず同一の料金に設定してもよい。中古車の状態には、中古車の走行距離、及び、中古車の劣化の状態を含むことができる。これにより、例えば月額の設定が容易となる。ただし、走行距離が長すぎたり、中古車として機能しないほど劣化が進行していたりする場合にも同じ料金を適用すると、ユーザの不満を招く。そのため、走行距離が所定距離以下の車両、または、中古車の劣化が許容範囲内の車両についてのみ、リースの対象として選定してもよい。
また、前記新車に対応する将来の評価額を予測するための残価と、前記残価に基づいて前記新車に対応する前記第一プラン及び前記第二プランにおける料金を算出する算出式と、前記新車に対応する前記第一プランについての料金と前記中古車に対応する前記第一プ
ランについての料金との差額に関する情報と、を記憶する記憶部を更に備えていてもよい。残価、算出式、および、差額を記憶部が記憶していることにより、新車に対応する料金および中古車に対応する料金を速やかに算出することができる。したがって、料金プランに関する情報を速やかに出力することができる。なお、算出式は、モデルとしてもよい。このようにして、ユーザに対して例えば月額料金を速やかに提示することが可能となる。記憶部には、例えば、車種ごとに新車登録からの経過月数に応じた残価を表した残価テーブルが記憶されていてもよい。
また、ユーザの端末と通信を行う通信部を更に備え、前記制御部は、前記ユーザの端末からリースプランを表示させるリクエストを前記通信部を介して受信したことに応答して、前記新車のリースプランとして、前記第一プラン及び前記第二プランに対応する画像を前記ユーザの端末に表示させる指令を、前記通信部を介して前記ユーザの端末に送信することで、前記第一プラン、及び、前記第二プランを出力し、前記中古車のリースプランとして、前記第一プランのみに対応する画像を前記ユーザの端末に表示させる指令を、前記通信部を介して前記ユーザの端末に送信することで、前記第一プランのみを出力してもよい。
また、ユーザの端末と通信を行う通信部を更に備え、前記制御部は、前記ユーザの端末からリースプランを表示させるリクエストを受信したことに応答して、前記新車または前記中古車の何れかのリースを選択させる画像を前記ユーザの端末に表示させる指令、及び、前記ユーザが前記ユーザの端末に入力したリースの選択に関する情報を送信させる指令を、前記ユーザの端末に送信し、前記ユーザが前記新車のリースを選択したことに関する情報を前記ユーザの端末から受信したことに応答して、前記記憶部に記憶されている前記残価及び前記算出式に基づいて、前記新車に対応する料金を、前記第一プラン及び前記第二プランの夫々のプランについて算出し、算出した前記第一プラン及び前記第二プランの夫々のプランについての料金に対応する画像を前記ユーザの端末に表示させる指令を前記ユーザの端末に送信することで、前記第一プラン、及び、前記第二プランを出力し、前記ユーザが前記中古車のリースを選択したことに関する情報を前記ユーザの端末から受信したことに応答して、前記記憶部に記憶されている前記残価及び前記算出式に基づいて、前記新車に対応する料金を前記第一プランについて算出し、算出した前記新車に対応する料金と前記記憶部に記憶されている前記差額に関する情報とに基づいて、前記中古車に対応する料金を前記第一プランについて算出し、算出した前記第一プランについての料金に対応する画像を前記ユーザの端末に表示させる指令を前記ユーザの端末に送信することで、前記第一プランのみを出力してもよい。
ユーザの端末において、例えば、リースサイトにアクセスすること、または、リースサイトにおいてリースプランを表示させる所定のボタンがタップされると、リースプランを表示させるリクエストが送信される。このリースリクエストに応答して制御部は、リースプランを出力する。
また、前記通信部は、更に、前記中古車の売買を管理する端末と通信を行い、
前記記憶部は、更に、前記中古車の売買を管理する端末から受信した、前記中古車の売買の額に関する第一の情報と、前記第一の情報に基づいて前記新車及び前記中古車の値段の予測値を残価として算出する第二の算出式と、を記憶し、
前記制御部は、
前記第一の情報を、前記中古車の売買を管理する端末から受信して前記記憶部に記憶させ、
前記第一の情報と前記第二の算出式とに基づいて前記残価を算出し、
算出した前記残価を前記記憶部に記憶させてもよい。
中古車の売買の額に基づいて残価を算出することにより、適正な残価を算出することができる。このときには、第二の算出式を用いて残価が算出されるので、残価を容易に算出することができる。そして、記憶部に残価を記憶させておくことにより、残価を用いて速やかに新車に対応する料金及び中古車に対応する料金を算出することができる。したがって、ユーザに速やかに料金プランを提示することができる。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。また、以下の実施形態は可能な限り組み合わせることができる。
<第1実施形態>
図1は、実施形態に係るシステム1の概略構成を示す図である。図1の例では、システム1が、サーバ30、ユーザ端末40、及び、施設端末50を含む。システム1は、ユーザがユーザ端末40を介して車両10のリース契約を結ぶときに、車両10に応じてサーバ30が料金プランを提示するシステムである。サーバ30は、新車または中古車のリースサービスをオンラインで提供するコンピュータである。オンラインでのリースサービスを利用するユーザは、ユーザ端末40のウェブブラウザを通じてリースサイト(車両10をリースするWebサイト)にアクセスして、車両10のリースを申し込む。車両10は、新車または中古車である。中古車は、以前にリースされていた車両及びレンタカーを含む。
なお、図1における施設は、自動車ディーラ、または、オークション会場など、車両10の情報を取得可能な場所である。施設において、例えば、リースの対象となり得る中古車の清掃及び査定が行われる。また、施設端末50は、車両10の状態、オークションの落札額などを取得する。この施設端末50は、オークションを管理する端末であってもよい。なお、本実施形態では、オークション会場となる施設において、リース対象となる車両10の査定及び清掃が行われるものとする。したがって、オークション会場とは別の場所でリース対象となる車両10の査定及び清掃が行われる場合には、夫々の場所に端末を設けてもよい。
車両10の状態は、査定の結果得られる評点であってもよい。査定は、施設の査定員によって行われ、査定員は査定の結果を施設端末50に入力する。また、車両10の状態及び車両10の落札額が施設端末50からサーバ30へ送信され、サーバ30は車両10の状態及び落札額に関する情報を蓄積する。この蓄積された情報に基づいて、サーバ30は、車両10の相場を判断できる。サーバ30は、この車両10の相場に基づいて、車両10の残価テーブルを生成する。この残価テーブルに基づいて、リース料金が設定される。なお、オークションで落札される車両10は、落札額で引き取られて販売等がされる車両であるため、リース契約の対象とはならない車両である。一方、リース車両は、施設において査定及び清掃等が行われるが、オークションの対象とはならない車両である。リース車両の残価の算出に、オークションの落札額を利用するため、施設端末50からは、リース車両に関する情報と、オークションで落札された車両に関する情報との両方の情報がサーバ30へ送信される。
サーバ30は、例えばインターネットのウェブサイトを介してユーザに料金プランを提示し、ユーザの選択に基づいてリース契約を行う。本実施形態では、サーバ30は、ユーザ端末40とのインタラクションを行うためのWebサーバを実行可能に構成される。ユーザが、ユーザ端末40のブラウザを通じてWebサーバへアクセスすると、サーバ30が新車に応じた料金プランまたは中古車に応じた料金プランを提示するためのサイトのWebページを、ユーザ端末40のブラウザに表示させる。そして、サーバ30は、Webページに表示されている車両10のリースを契約するリクエストをユーザ端末40から受
け付けると、リース契約のための処理を行う。
ユーザ端末40は、リースサイトを利用するユーザが使用するコンピュータである。ユーザ端末40には、例えば、ウェブブラウザがインストールされている。このウェブブラウザを利用して、ユーザは、ユーザ端末40から車両10のリース契約を締結する。なお、リース契約の締結はウェブブラウザに限らず、他のアプリケーションソフトウェアによって行ってもよい。リース契約を締結するときにサーバ30からユーザ端末40へリースプランが提示される。このときに、新車リースの場合には、第一プラン及び第二プランが提示され、中古車リースの場合には、第一プランのみが提示される。
サーバ30、ユーザ端末40、及び、施設端末50は、ネットワークN1によって接続されている。なお、ネットワークN1は、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網でありWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークN1は、携帯電話等の電話通信網、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信網を含んでもよい。
次に、図2に基づいて、サーバ30、ユーザ端末40、及び、施設端末50のハードウェア構成について説明する。図2は、実施形態に係るシステム1を構成するサーバ30、ユーザ端末40、及び、施設端末50のそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。
サーバ30は、コンピュータの構成を有している。サーバ30は、ユーザに対してリースサービスを提供する。サーバ30は、プロセッサ301、主記憶部302、補助記憶部303、及び、通信部304を有する。これらは、バスにより相互に接続される。なお、サーバ30は、情報処理装置の一例である。また、プロセッサ301は、制御部の一例である。また、主記憶部302及び補助記憶部303は、記憶部の一例である。
プロセッサ301は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等である。プロセッサ301は、サーバ30を制御し、様々な情報処理の演
算を行う。主記憶部302は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。補助記憶部303は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハ
ードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)、リムーバブルメディア等である。
補助記憶部303には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。補助記憶部303に格納されたプログラムをプロセッサ301が主記憶部302の作業領域にロードして実行し、このプログラムの実行を通じて各構成部等が制御される。これにより、所定の目的に合致した機能をサーバ30が実現する。主記憶部302および補助記憶部303は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体である。なお、サーバ30は、単一のコンピュータであってもよいし、複数台のコンピュータが連携したものであってもよい。また、補助記憶部303に格納される情報は、主記憶部302に格納されてもよい。また、主記憶部302に格納される情報は、補助記憶部303に格納されてもよい。
通信部304は、ネットワークN1経由でユーザ端末40及び施設端末50と通信を行う手段である。通信部304は、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。LANインターフェースボードや無線通信回路は、ネットワークN1に接続される。
次に、ユーザ端末40について説明する。ユーザ端末40は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)とい
った小型のコンピュータである。
ユーザ端末40は、プロセッサ401、主記憶部402、補助記憶部403、入力部404、ディスプレイ405、及び、通信部406を有する。これらは、バスにより相互に接続される。ユーザ端末40のプロセッサ401、主記憶部402、及び、補助記憶部403については、サーバ30のプロセッサ301、主記憶部302、及び、補助記憶部303と同様であるため、説明を省略する。
入力部404は、ユーザが行った入力操作を受け付ける手段であり、例えば、タッチパネル、マウス、キーボード、または、マイク等である。ディスプレイ405は、ユーザに対して情報を提示する手段であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、または、EL(Electroluminescence)パネル等である。なお、入力部404及びディスプレイ
405は、1つのタッチパネルディスプレイとして構成してもよい。
通信部406は、ユーザ端末40をネットワークN1に接続するための通信手段である。通信部406は、例えば、移動体通信サービス(例えば、6G(6th Generation)、5G(5th Generation)、4G(4th Generation)、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)等の電話通信網)、または、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信
網を利用して、ネットワークN1経由で他の装置(例えばサーバ30等)と通信を行うための回路である。
次に、施設端末50について説明する。施設端末50は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)といったコンピュータである。
施設端末50は、プロセッサ501、主記憶部502、補助記憶部503、入力部504、ディスプレイ505、及び、通信部506を有する。これらは、バスにより相互に接続される。施設端末50のプロセッサ501、主記憶部502、補助記憶部503、入力部504、ディスプレイ505、及び、通信部506は、ユーザ端末40のプロセッサ401、主記憶部402、補助記憶部403、入力部404、ディスプレイ405、及び、通信部406と同様であるため、説明を省略する。
次に、サーバ30の機能について説明する。図3は、サーバ30の機能構成を例示した図である。サーバ30は、機能構成要素として、制御部31、及び、記憶部32を備える。サーバ30のプロセッサ301は、主記憶部302上のコンピュータプログラムにより、制御部31の処理を実行する。なお、制御部31の処理の一部は、ネットワークN1に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。制御部31は機能モジュールとして残価算出部311、料金算出部312、プラン提示部313、及び、契約部314を有する。
また、記憶部32は、主記憶部302と補助記憶部303とを含んで構成される。記憶部32には、相場情報DB321、残価情報DB322、及び、月額対応表323が記憶されている。相場情報DB321、及び、残価情報DB322は、プロセッサ301によって実行されるデータベース管理システム(Database Management System、DBMS)のプログラムが、補助記憶部303に記憶されるデータを管理することで構築される、例えばリレーショナルデータベースである。
残価算出部311は、車両10の残価を算出し、残価テーブルを生成する。残価とは、所定の期間が経過した後における車両10の評価額である。残価テーブルは、新車登録か
らの経過月に対応する車両10の残価の予測値が格納されたテーブルである。残価算出部311は、将来の残価の推移を予測値として算出して残価テーブルを生成する。
図4は、説明のために残価テーブルを模式的に示した図である。図4に示した残価テーブルにおいて、横軸は新車登録からの経過月数、縦軸は残価を示している。ここで、車両10の残価について説明する。車両10を売却する際の評価額は、車種や新車登録からの経過月数によって変わりうる。残価テーブルは、新車での車両10の登録時からの評価額の推移を示しており、例えば、経過月が長くなるほど残価は低くなる。図4において「0カ月」は、新車の登録時点を示しており、このときの例えば車種A1、車種B1、及び、車種C1の残価はR0で同じである。R0は、新車の販売価格と考えてもよい。しかし、車種ごとの人気の度合いなどに応じて中古車市場の相場が変化するため、車種ごとに残価の下落度合いが変化し得る。そのため、残価算出部311は、車種ごとに中古車市場の相場に応じて残価テーブルを設定している。なお、新車の販売時からの経過月数に対応する残価の算出方法は限定しない。残価の算出には公知の技術を利用することができる。例えば、オークションの落札額から残価を算出する算出式、または、オークションの落札額から残価テーブルを生成する算出式は補助記憶部303に記憶されている。また、車両10に装着されているオプション品などによっても中古車の評価額が変わりうるため、残価テーブルは、同じオプション品を装着した、同じグレードの車両10ごとに設定されていてもよい。そして、残価テーブルは、オークションの落札額に応じて適宜アップデートされる。
このように、残価テーブルは、車種ごとの経過月数と残価との関係を示している。この残価テーブルは、新車登録時の価格に基づいて設定している。すなわち、新車を基準として残価テーブルを設定している。そして、本実施形態では、中古車の残価についても新車登録時の価格に基づいた残価テーブルを使用して算出する。すなわち、新車と中古車とで同じ残価テーブルを利用している。そうすると、新車と中古車とで同一の残価設定に基づいて、新車における第一プラン、新車における第二プラン、及び、中古車における第一プランの夫々における料金を算出することになる。
図4に示した例では、車種A1は残価の下落率が最も大きく、車種C1は残価の下落率が最も小さい。なお、図4では、直線的に残価が下降するように残価テーブルを設定しているが、これに限らず、例えば、曲線上を残価が下降することもあり得る。また、例えば、オークションの落札額の推移に基づいて生成される近似線上を残価が下降すると考えてもよい。
残価算出部311は、施設端末50から送信される中古車オークションにおける落札額に関する情報を取得し、この落札額と補助記憶部303に記憶されている算出式とに基づいて残価及び残価テーブルを生成する。施設端末50から受信する情報には、車両に関する情報(例えば、車種、グレード、オプション、年式、走行距離、及び、評点)と、落札額に関する情報が含まれる。これらの情報を以下では、相場情報ともいう。残価算出部311は、相場情報を受信すると、その相場情報を相場情報DB321に格納する。
ここで、図5は、相場情報DB321に格納される相場情報のテーブル構成を例示した図である。相場情報テーブルは、車両ID、車種、グレード、オプション、年式、走行距離、評点、及び、落札額の各フィールドを有する。これら相場情報DB321の各フィールドに格納される情報は、施設端末50から送信される情報に含まれている。
車両IDフィールドには、車両10を特定するための情報(車両ID)が入力される。車種フィールドには、車両10の種類を特定するための情報が入力される。車種フィールドには、例えば、車名に関する情報が入力されていてもよい。車種よって人気度合いが異
なることがあり、残価に影響を与える要素となり得る。また、グレードフィールドには、車両10のグレードに関する情報が入力される。車両10のグレードは、装備、性能、内装、外装、エンジン、モータ、または、価格などによって分類されたランクを示している。グレードによって人気度合いが異なることがあり、残価に影響を与える要素となり得る。
オプションフィールドには、車両10に装備されているオプションに関する情報が入力される。オプションには、例えば、ナビゲーションシステム、または、安全運転支援システムなどが含まれる。また、ソフトウェアのみをアップグレードするオプションも存在し得る。装備されているオプションによって人気度合いが異なることがあり、残価に影響を与える要素となり得る。
年式フィールドには、車両10の年式に関する情報が入力される。車両10の年式は、車両10が製造された年、または、車両10が新規登録された年を示している。なお、年式フィールドには、新車登録からの経過年数または経過月数に関する情報が入力されてもよい。車両10が新規登録されてから経過した年によって劣化の進行度合いが異なることがあり、残価に影響を与える要素となり得る。なお、車種、グレード、オプション、及び、年式は、車両型式として1つにまとめて入力してもよい。走行距離フィールドには、車両10の総走行距離に関する情報が入力される。走行距離も、残価に影響を与える要素となり得る。
評点フィールドには、車両10の評点に関する情報が入力される。評点は、車両10の状態に相関する点数であり、車両10の査定結果に応じて付けられる点数である。例えば、車両10に存在する傷の大きさ、傷の数、凹みの大きさ、凹みの数などから、車両10の状態が良いほど点数が高くなるように評点が算出される。評点の算出は、施設端末50において行われる。なお、別法として残価算出部311が評点を算出してもよい。評点は、例えば5点からの減点方式によって算出してもよい。次に、落札額フィールドには、オークションでの車両10の落札額に関する情報が入力される。
そして、残価算出部311は、相場情報DB321に格納されている情報に基づいて、各車両の残価の算出及び残価テーブルの生成を実行する。なお、この残価の算出及び残価テーブルの生成は、例えば、所定の期間ごとに行われる。残価算出部311は、残価テーブルを生成すると、補助記憶部303に記憶させると共に、残価情報DB322を更新する。
ここで、図6は、残価情報DB322に格納される残価情報のテーブル構成を例示した図である。残価情報テーブルは、車両ID、車種、グレード、オプション、及び、残価テーブルの各フィールドを有する。
車両IDフィールドには、車両10を特定するための情報(車両ID)が入力される。この車両IDは、車種、グレード、及び、オプションが同じ車両に対して付与されるIDである。なお、本実施形態では、中古車リースの場合には、走行距離が所定距離以下、且つ、評点が所定評点以上の中古車をリースの対象とするため、走行距離及び評点にかかわらず残価テーブル及び月額を設定する。そのため、残価情報DB322には、走行距離及び評点に関するカラムは存在しない。ただし、残価テーブル及びリース料金を、走行距離または評点に基づいて設定することもできる。また、本実施形態では、車種、グレード、及び、オプションが同じ車両について同じ残価テーブルを利用している。そして、新車であっても、中古車であっても、同じ残価テーブルが設定される。ただし、車種、グレード、及び、オプションの全てが同一である必要は必ずしもない。例えば、グレードおよびオプションが残価に与える影響が小さい場合には、少なくとも車種が同一であれば、グレー
ドおよびオプションによらず同じ残価テーブルを設定してもよい。
車種フィールド、グレードフィールド、及び、オプションフィールドには、相場情報DB321の車種フィールド、グレードフィールド、及び、オプションフィールドと同様の情報が格納される。また、残価テーブルフィールドには、残価テーブルが格納されている場所を示す情報が格納される。
次に、料金算出部312について説明する。料金算出部312は、新車リースの第一プランにおける月額及び初期費用、新車リースの第二プランにおける月額及び中途解約金、及び、中古車リースの第一プランにおける月額及び初期費用を算出する。これらの額は、残価テーブルに基づいて算出される。ここで、新車リースおよび中古車リースの月額を設定するときの一般的な考え方について説明する。例えば、図4に示した車種A1の新車を、36か月契約でリースする場合を例に挙げて説明する。この場合、車種A1の契約時の残価はR0であり、契約から36か月後の車種A1の残価はR1である。したがって、36か月で車種A1の残価に差(R0-R1)が生じる。この差(R0-R1)を回収可能なようにリースの月額、初期費用、及び、中途解約金が設定される。
また、例えば、図4に示した車種A1の中古車を、新車の登録から36か月経過した時点で24か月契約でリースする場合を例に挙げて説明する。この場合、車種A1の契約時の残価はR1であり、契約から24か月後の車種A1の残価は60か月経過時の残価のR2である。したがって、24か月で車種A1の残価に差(R1-R2)が生じる。この差(R1-R2)を回収可能なようにリースの月額および初期費用が設定される。
また、車両10をリースする場合には、コストが発生する。このコストには、車両10を運搬するコスト、車両10を商品化するためのコスト、車両10を登録するためのコスト、車検のためのコスト、及び、納車コストなど様々なコストが含まれる。これらのコストを上乗せしてリースの月額、初期費用、及び、中途解約金が設定される。さらに、リース会社の利益を上乗せして最終的なリースの月額、初期費用、及び、中途解約金が設定される。
例えば、新車の36か月のリース契約の場合には、料金算出部312は、上記の残価の差(R0-R1)と、コストと、リース会社が設定する利益の額と、を36か月でユーザが支払うように月額、初期費用、及び、中途解約金を設定する。なお、初期費用及び中途解約金は、ユーザが中途解約したときに、リース会社に不利益にならない額に設定されていてもよい。例えば、初期費用には、車両をリース可能な状態とするまでに要した費用(例えば、車両10を運搬するコスト、車両10を商品化するためのコスト、車両10を登録するためのコスト、車検のためのコスト、及び、納車コストなど)が含まれていてもよい。
本実施形態では、上記のように新車リースに対応する第一プラン及び第二プランの料金を算出する。一方、本実施形態では、中古車リースの月額は、新車リースの月額に基づいて算出される。具体的には、中古車リースの月額が新車リースの月額よりも所定額低くなるように中古車リースの月額が設定される。そのため、料金算出部312は、中古車リースの月額を算出するときに、まず新車リースの第一プランにおける月額を算出し、その新車の月額から月額対応表323に格納されている差額を減算した月額を、中古車リースの第一プランの月額として設定している。このように、新車と中古車とで同一の残価設定に基づいて、新車における第一プラン、及び、中古車における第一プランの夫々における料金を算出している。図7は、月額対応表323を示した図である。月額対応表323は、中古車の月額と新車の月額との差額を表している。「使用年数」は、新車登録時からの経過年数を示しており、例えば「1年」は、所謂1年落ちの車両を示している。また、「月
額差」は、新車リースの月額からの減少値を示している。例えば「-1000円」は、新車よりも中古車のほうが、月額が1000円低いことを示している。
また、「コンパクト・ミドルクラス」及び「ラージクラス」は、車格を示している。「コンパクト・ミドルクラス」は、比較的小型の車両、中程度の大きさの車両を示しており、「ラージクラス」は、比較的大型の車両を示している。ラージクラスの車両は、コンパクト・ミドルクラスの車両よりも、新車販売時の価格が高い傾向にあるため、新車と中古車の月額差を大きくしている。これにより、「コンパクト・ミドルクラス」における新車の月額に対する中古車の月額の比と、「ラージクラス」における新車の月額に対する中古車の月額の比とに大きな差が生じないようにしている。図7において、例えば、使用年数が1年の車両10であってコンパクトクラスの車両10の場合、新車の月額よりも中古車の月額のほうが1000円低くなることが示されている。このように、新車に対応する第一プランの月額と、中古車に対応する第一プランの月額との差を、車種によらない定額の差に設定している。また、新車に対応する第一プランの月額と、中古車に対応する第一プランの月額との差を、車種によらず且つ車格に応じた定額の差に設定している。
なお、図7では、月額差を車格に応じて「コンパクト・ミドルクラス」及び「ラージクラス」の2つに分類しているが、これに限らず、例えば、車格にかかわらず全ての車両で同じ月額差を設定してもよいし、車格に応じて「コンパクトクラス」、「ミドルクラス」及び「ラージクラス」の3つに分類してもよい。さらに、別法として、車格に代えて、新車価格に応じて2つ以上に分類してもよい。
月額差は、使用年数が長くなるほど、新車に対する中古車の月額が低くなるように設定されている。すなわち、年式が古い車両ほど新車に対してより低い月額が設定されるため、ユーザは、より低額でリース契約を締結することが可能となる。このように、新車に対応する第一プランの月額と、中古車に対応する第一プランの月額との差を、車種によらず且つ年式に応じた定額の差に設定している。しかし、新車リースで設定される月額を基準に中古車リースの月額を設定すると、新車リースの月額及び残価テーブルによっては、中古車リースで設定される月額が赤字となる虞がある。すなわち、上記の差(R1-R2)とコストとリース会社の利益との一部を、リース会社が回収できない虞がある。このような車両は、例えばリースの対象から外すことにより、赤字が発生することを抑制できる。赤字が発生する車両10をリースの対象から外す処理は、例えば、制御部31が行ってもよい。
なお、図7に示されるように、本実施形態では、使用年数と車格に応じて、中古車の月額が設定される。そのため、中古車の走行距離及び中古車の査定の結果に応じて月額は変化しない。したがって、中古車に対応する第一プランにおいて、同一車種の場合には、中古車の状態にかかわらず同一の料金に設定している。しかし、同じ月額で状態のよい車両と状態の悪い車両が混在していると、ユーザが不公平に感じることもある。そのため、例えば、走行距離が所定距離以上の車両、または、評点が所定評点未満の車両を、中古車リースの対象から外すことにより、ユーザの不公平感を解消できる。走行距離が所定距離以上の車両、または、評点が所定評点未満の車両を、中古車リースの対象から外す処理は、車両10の査定を行った査定員の入力に基づいて、制御部31が行ってもよいし、施設端末50が行ってもよい。
次に、プラン提示部313は、ユーザに対して料金プランを提示する。ここで、ユーザが新車リースを希望する場合には、プラン提示部313は、第一プラン及び第二プランを提示する。このときには、料金算出部312が算出した第一プランにおける月額及び初期費用と、第二プランにおける月額及び中途解約金とを合わせて提示する。また、第二プランの場合には、契約期間に応じた月額及び中途解約金を提示してもよい。契約期間は、例
えば3年、5年、または、7年の何れかを選択可能としてもよい。
契約部314は、ユーザ端末40からリースの申し込みがあった場合に、契約を締結する処理を実行する。この処理については、公知の技術を利用することができる。
次に、ユーザ端末40の機能について説明する。図8は、ユーザ端末40の機能構成を例示した図である。ユーザ端末40は、機能構成要素として、制御部41を備える。ユーザ端末40のプロセッサ401は、主記憶部402上のコンピュータプログラムにより、制御部41の処理を実行する。
ユーザ端末40は、ブラウザを介してインターネットのウェブサイトにアクセスすることができる。制御部41は、入力部404へのユーザの入力にしたがって、リースサイトにアクセスする。このときに制御部41は、サーバ30へ、リースプランを表示させるリクエストを送信する。また、制御部41は、サーバ30から送信される指令にしたがって、新車または中古車の何れのリースを希望するのかを選択するためのページを表示させる。そして、ユーザがこのページに設定された新車リースに対応するボタン、または、中古車リースに対応するボタンをタップすると、制御部41は、ユーザの選択に応じた情報をサーバ30へ送信する。
また、制御部41は、サーバ30から送信される指令に従って、車種を選択するためのページを表示させる。そして、ユーザがこのページに設定された車種を選択するボタンをタップすると、制御部41は、ユーザの選択に応じた情報をサーバ30へ送信する。さらに、制御部41は、ユーザが新車リースを選択した場合には、サーバ30から送信される指令にしたがって、第一プラン及び第二プランに関する情報を表示させる。一方、制御部41は、ユーザが中古車リースを選択した場合には、サーバ30から送信される指令にしたがって、第一プランに関する情報を表示させる。
また、制御部41は、ユーザの入力にしたがって、リース契約を締結するための情報をサーバ30へ送信する。このときには、例えば、ユーザが選択したプラン、ユーザの氏名、住所、電話番号、Eメールアドレス、クレジットカード番号などに関する情報がサーバ30へ送信される。
次に、施設端末50の機能について説明する。図9は、施設端末50の機能構成を例示した図である。施設端末50は、機能構成要素として、制御部51を備える。施設端末50のプロセッサ501は、主記憶部502上のコンピュータプログラムにより、制御部51の処理を実行する。
制御部51は、オークションで落札された車両10の情報(相場情報)を取得してサーバ30へ送信する。この情報には、相場情報DB321に格納される相場情報が含まれる。ここで、オークションでは、入札者に対して車両に関する情報(例えば、車種、グレード、年式、走行距離、及び、評点)が提示され、入札者がこれらの情報を基にして入札が行われる。そして、最も高い価格で入札した入札者が落札者となり、落札額が決定される。制御部51は、中古車が落札されると、そのときの落札額を車両に関する情報と紐付けして取得し、補助記憶部503に記憶させ、さらに、サーバ30へ送信する。
制御部51は、オークションで落札された車両10およびリース対象となる車両10の評点を算出する。例えば、車両10に存在する傷の大きさ、傷の数、凹みの大きさ、凹みの数などから評点を算出する算出式が施設端末50の補助記憶部503に記憶されている。そして、施設において査定員が傷の大きさ、傷の数、凹みの大きさ、凹みの数などを含む査定の結果を施設端末50に入力すると、制御部51が算出式を用いて評点を算出する
。なお、評点の算出には公知の技術を利用することができる。
また、制御部51は、中古車リースの対象になり得る車両10の状態に関する情報をサーバ30へ送信する。この情報には、車種、グレード、年式、走行距離、及び、評点などが含まれる。この情報は、例えば、査定員によって施設端末50の入力部504を介して施設端末50に入力され、補助記憶部503に記憶される。
次に、サーバ30における残価テーブルを生成する処理の流れについて説明する。図10は、残価テーブルを生成する処理を示すシーケンス図である。図10において、施設端末50が中古車のオークションにおける落札額に関する情報を取得する。施設端末50は、中古車が落札されると、そのときの落札額を車両に関する情報と紐付けして取得し(S10)、補助記憶部503に記憶させる。さらに、この落札額に関する情報は、車両に関する情報と共に相場情報としてサーバ30へ送信される(S11)。
相場情報を受信したサーバ30では、その相場情報を相場情報DB321に格納することにより、相場情報DB321が更新される(S12)。また、サーバ30では、相場情報DB321に格納されている情報、及び、補助記憶部303に記憶されている算出式に基づいて、各車両の残価テーブルが生成される(S13)。なお、この残価テーブルの生成は、所定の期間(例えば半年)ごとに行ってもよいし、所定数の相場情報を受信した後に行ってもよい。残価テーブルは、例えば公知の技術を利用して生成してもよい。残価テーブルが生成されると、サーバ30の残価情報DB322に残価テーブルの格納場所を入力することにより、残価情報DB322が更新される(S14)。
次に、ユーザがリースサイトにアクセスしたときのシステム1の処理について説明する。図11は、ユーザがリースサイトにアクセスしたときのシステム1の処理を示すシーケンス図である。なお、残価情報DB322には、必要な情報が格納されているものとして説明する。ユーザは、ユーザ端末40にインストールされているウェブブラウザに所定の入力をする。これにより、ユーザ端末40は、リースサイトにアクセスする(S20)。このときに、ユーザ端末40ではリースリクエストが生成され、ユーザ端末40からサーバ30へリースリクエストが送信される。
サーバ30は、リースリクエストを受信したことに応答して、新車または中古車をユーザに選択させるための画像を表示させる指令をユーザ端末40へ送信する(S22)。この指令には、選択結果をサーバ30へ送信する指令も含まれる。ユーザ端末40では、サーバ30から受信した指令にしたがって、新車または中古車の何れか一方の車両を選択するためのページが表示される(S23)。ここで、図12は、新車または中古車の何れか一方の車両をユーザに選択するためのページの一例を示した図である。ユーザは、「新車」のボタンをタップすることにより新車リースを選択することができ、「中古車」のボタンをタップすることにより中古車リースを選択することができる。このページでユーザがいずれのボタンをタップしたかに基づいて、ユーザ端末40はユーザの選択を取得する(S24)。ユーザ端末40は、ユーザがタップしたボタンに応じて選択情報を生成してサーバ30へ送信する(S25)。
次に、サーバ30は、車種をユーザに選択させるための画像を表示させる指令をユーザ端末40へ送信する(S26)。この指令には、選択結果をサーバ30へ送信する指令も含まれる。このときにサーバ30は、選択可能な車種の一覧に関する情報、及び、車種の一覧をユーザ端末40に表示させる指令をユーザ端末40へ送信してもよい。ユーザ端末40では、サーバ30から受信した指令にしたがって、車種を選択するためのページが表示される(S27)。ここで、図13は、車種をユーザに選択させるためのページの一例を示した図である。このページに表示される車種は、リース可能な車種であって補助記憶
部303に記憶されている。ユーザが選択した新車または中古車に対応する車種の一覧が表示され、ユーザが何れかの車種が描かれたボタンをタップすると、ユーザ端末40はユーザの選択を取得する(S28)。このときに、ユーザは、例えば、車種の一覧に表示された複数の車種の中から、リースを希望する車種をタップする。このタップした車種に応じて選択情報が生成されてサーバ30へ送信される(S29)。
ユーザが選択した車種に関する情報を取得したことに応答して、サーバ30は、ユーザが新車または中古車の何れかを選択した情報に基づいて、プランを選定する(S30)。このときにサーバ30は、ユーザが新車を選択している場合には、第一プラン及び第二プランを選定し、ユーザが中古車を選択している場合には、第一プランのみを選択する。そして、サーバ30はプランに応じた料金を算出する(S31)。この料金は、第一プランにおける初期費用及び月額と、第二プランにおける中途解約金と月額とが含まれる。サーバ30は、残価情報DB322に格納されている対応車種の残価テーブルに基づいて、新車の場合のプランに応じた料金を算出する。また、ユーザが中古車を選択している場合には、新車に対応する第一プランに応じた月額と、月額対応表323とから中古車に対応する月額を算出する。
プランに応じた料金を算出したサーバ30は、ユーザ端末40へプランを提示するための画像を表示させる指令をユーザ端末40へ送信する(S32)。このときにサーバ30は、ユーザが選択した車種、この車種に対応する料金プラン、及び、ユーザが支払う料金覧をユーザ端末40に表示させる指令をユーザ端末40へ送信してもよい。この情報を受信したユーザ端末40では、ディスプレイ405にプランが表示されることにより、ユーザにプランが提示される。図14は、ユーザが新車を選択した場合にユーザ端末40のディスプレイ405に表示される画像の一例を示した図である。このように、解約金フリープラン(第一プラン)及び初期費用フリープラン(第二プラン)の夫々においてユーザが支払うべき料金に関する情報が表示される。なお、新車リースにおける第二プランの中途解約金は、例えば契約の残りの月数などに応じて決まるため、この時点では表示されないようにしてもよい。一方、図15は、ユーザが中古車を選択した場合にユーザ端末40のディスプレイ405に表示される画像の一例を示した図である。このように、解約金フリープラン(第一プラン)においてユーザが支払うべき料金に関する情報が表示される。これにより、ユーザには第一プランのみが提示される。
なお、図14及び図15に示される料金は、例えば、基準グレードにおいてオプションを装着していない車両に対応する料金であってもよい。そして、例えば、「見積もりへ」のボタンをユーザがタップすることにより、グレードおよびオプションを選択することができるページに変わり、このページでの選択に基づいて、料金を算出し直してもよい。また、中古車リースの場合には、更に、年式を選択できるようにして、年式に応じて料金を算出し直してもよい。
次に、サーバ30がユーザに対して料金プランを提示する処理について説明する。図16は、第1実施形態に係る料金プランをユーザ端末40のディスプレイ405に表示させる処理のフローチャートである。図16に示した処理は、所定の時間ごとにサーバ30において実行される。なお、残価情報DB322及び月額対応表323には、必要な情報が入力されているものとして説明する。また、残価算出部311、料金算出部312、プラン提示部313、及び、契約部314が実行する処理については、全て制御部31が実行するものとして説明する。
ステップS101において制御部31は、ユーザ端末40からリースリクエストを受信したか否か判定する。例えば、ユーザがユーザ端末40のディスプレイ405に表示されているウェブページにおいて、リースプランを表示させるためのボタン、リースの申し込
みをするためのボタン、リースに要する料金の見積もりを依頼するためのボタンなどをタップした場合に、リースリクエストがユーザ端末40からサーバ30へ送信される。また、別法として、ユーザ端末40においてウェブブラウザから所定のウェブページにアクセスしたことを以て、ユーザ端末40からサーバ30へリースリクエストが送信されたと判断してもよい。ステップS101で肯定判定された場合にはステップS102へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS102において制御部31は、新車または中古車を選択させる画像をユーザ端末40のディスプレイ405に表示させる指令を生成してユーザ端末40へ送信する。この指令を受信したユーザ端末40では、例えば、図12に示した画像が表示される。そして、ユーザが新車または中古車の何れかのボタンをタップすると、ユーザが新車または中古車の何れを選択したかに関する情報がユーザ端末40からサーバ30へ送信される。
ステップS103において制御部31は、ユーザが新車または中古車の何れを選択したかに関する情報をユーザ端末40から取得する。取得した情報は補助記憶部303に記憶される。
ステップS104において制御部31は、車種を選択させる画像をユーザ端末40のディスプレイ405に表示させる指令を生成してユーザ端末40へ送信する。この指令を受信したユーザ端末40では、例えば、図13に示した画像が表示される。ユーザが、表示されている車種の一覧のうち、何れかの車種のボタンをタップすると、選択した車種に関する情報がユーザ端末40からサーバ30へ送信される。
ステップS105において制御部31は、ユーザ端末40からユーザが選択した車種に関する情報を取得する。取得した情報は補助記憶部303に記憶される。なお、本実施形態では、最初に新車または中古車を選択させ、その後に車種を選択させているが、この順序は逆であってもよい。すなわち、最初に車種を選択させ、その後に新車または中古車を選択させてもよい。さらに別法として、同じウェブページで新車または中古車の選択、及び、車種の選択を同時に行えるようにしてもよい。
ステップS106において制御部31は、ユーザが中古車を選択したか否か判定する。すなわち、ステップS103において、ユーザ端末40から中古車を選択したことに関する情報が取得されたか否か判定する。ステップS106において肯定判定された場合にはステップS107へ進み、否定判定された場合にはステップS109へ進む。
ステップS107において制御部31は、中古車に対応する第一プランの料金を算出する。すなわち、ユーザが選択した車種に適用される第一プランの初期費用及び月額が算出される。ステップS108において制御部31は、料金プランが第一プラン(解約金フリープラン)であること、第一プランの初期費用及び月額をユーザ端末40のディスプレイ405に表示させる指令を生成してユーザ端末40へ送信する。この指令を受信したユーザ端末40では、例えば、図15に示した画像が表示される。これにより、ユーザには、中古車に対応する第一プランが提示される。
一方、ステップS109において制御部31は、新車に対応する第一プラン及び第二プランの夫々の料金を算出する。すなわち、ユーザが選択した車種に適用される第一プランの初期費用及び月額と、ユーザが選択した車種に適用される第二プランの中途解約金及び月額とが算出される。ステップS110において制御部31は、第一プランの初期費用及び月額と、第二プランの中途解約金及び月額とをユーザ端末40のディスプレイ405に表示させる指令を生成してユーザ端末40へ送信する。この指令を受信したユーザ端末40では、例えば、図14に示した画像が表示される。これにより、ユーザには、新車に対
応する第一プラン及び第二プランが提示される。なお、このときに送信される情報には、料金プランが第一プラン(解約金フリープラン)または第二プラン(初期費用フリープラン)を選択可能であることと、第一プランを選択した場合の初期費用及び月額と、第二プランを選択した場合の中途解約金及び月額とをユーザ端末40のディスプレイ405に表示させる指令が含まれる。
この後に、ユーザが図14及び図15に示した「見積もりへ」のボタンをタップすると、ユーザ端末40から見積もりを作成するリクエストが送信される。さらに、その見積もりに同意するための入力をユーザ端末40が受け付けると、ユーザ端末40からサーバ30へリースの申し込みに関する情報が送信される。そうすると、制御部31は、リース契約を締結する処理を実行する。このときに、新車の場合には第一プランまたは第二プランの何れか一方のプランでリース契約が締結され、中古車の場合には第一プランのみでリース契約が締結される。これらの処理については公知の技術を採用できるため説明を省略する。
このように、リース契約を希望するユーザであって、新車を希望するユーザには、第一プラン及び第二プランを提示することにより、ユーザの選択肢を増やすことができる。ここで、新車で第二プランを契約する場合には、中途解約金が発生するが、中古車よりも月額が高くなる新車を契約するユーザは、金銭的に余裕のあるユーザである傾向が高いため、中途解約金が発生したとしても他の車両に乗り換えることができる。したがって、選択肢を広げることにより、より多くのユーザを取り込める。
一方、リース契約を希望するユーザであって、中古車を希望するユーザには、第一プランのみを提示することにより、中途解約しても中途解約金が発生しなくなる。そのため、ユーザは、比較的気軽に他の車両に乗り換えることができる。ここで、中古車リースを選択するユーザは、中途解約金が発生する場合には、他の車両に乗り換えない傾向がある。したがって、中途解約金を発生させないようにすることで、他の車両への乗り換えを促進させることができる。他の車両への乗り換えを促進させることにより、例えば、より月額の高い車両に乗り換える機会も増え、さらには、新車に乗り換えることも考えられる。したがって、リース会社にしてみれば収益を増加させることができる。また、ユーザにしてみれば、より多くの車両を体験することができるため、満足度が高くなる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、ユーザが新車または中古車を選択し、さらに車種を選択すると、新車に対応する第一プラン及び第二プラン、または、中古車に対応する第一プランが表示されている。一方、第2実施形態では、同じ画面上に、新車に対応する第一プラン及び第二プラン、並びに、中古車に対応する第一プランが表示される。
図17は、料金プランを選択するためにユーザ端末40のディスプレイ405に表示されるウェブページの一例を示した図である。図17に示した例では、夫々の車種の新車に対応する第一プラン、新車に対応する第二プラン、及び、中古車に対応する第一プランの夫々の料金が表示させる。画面をスクロールさせることにより他の車種における新車に対応する第一プラン、新車に対応する第二プラン、及び、中古車に対応する第一プランの夫々の料金を表示させることもできる。
なお、図17に示される料金は、例えば、基準グレードにおいてオプションを装着していない車両に対応する料金であってもよい。そして、例えば、何れかの料金プランに対応するボタンをユーザがタップすることにより、グレードおよびオプションを選択することができるページに変わり、このページでの選択に基づいて、料金を算出し直してもよい。また、中古車リースの場合には、更に、年式を選択できるようにして、年式に応じて料金
を算出し直してもよい。
次に、サーバ30がユーザに対して料金プランを提示する処理について説明する。図18は、第2実施形態に係る料金プランをユーザ端末40のディスプレイ405に表示させる処理のフローチャートである。図18に示した処理は、所定の時間ごとにサーバ30において実行される。なお、残価情報DB322及び月額対応表323には、必要な情報が入力されているものとして説明する。また、残価算出部311、料金算出部312、プラン提示部313、及び、契約部314が実行する処理については、全て制御部31が実行するものとして説明する。また、図16に示したフローチャートと同じ処理が実行されるステップについては、同じ符号を付して説明を省略する。図18に示したフローチャートは、図16に示したフローチャートの代わりに実行される。
図18に示したフローチャートでは、ステップS101において肯定判定された場合にはステップS201へ進む。ステップS201において制御部31は、リース可能な各車種の新車に対応する第一プランの料金を夫々算出する。すなわち、各車種に適用される第一プランの初期費用及び月額を各車種について算出する。なお、リース可能な車種についての情報は、補助記憶部303に格納されている。ステップS202において制御部31は、リース可能な各車種の新車に対応する第二プランの料金を夫々算出する。すなわち、各車種に適用される第二プランの中途解約金及び月額を各車種について算出する。さらに、ステップS203において制御部31は、リース可能な各車種の中古車に対応する第一プランの料金を夫々算出する。すなわち、各車種に適用される第一プランの初期費用及び月額を各車種について算出する。そして、ステップS204において制御部31は、選択可能な車種、各車種の新車に対応する第一プランの料金、各車種の新車に対応する第二プランの料金、及び、各車種の中古車に対応する第一プランの料金を表示させる指令をユーザ端末40へ送信する。これにより、例えば、図17に示した画像がユーザ端末40のディスプレイ405に表示される。
このようにしても、リース契約を希望するユーザであって、新車を希望するユーザには、第一プラン及び第二プランを提示することにより、ユーザの選択肢を増やすことができる。一方、リース契約を希望するユーザであって、中古車を希望するユーザには、第一プランのみを提示することにより、ユーザは、比較的気軽に他の車両に乗り換えることができる。
<第3実施形態>
第1実施形態では、最初に新車または中古車の何れかをユーザに選択させ、その選択に応じて第一プラン及び第二プランを出力している。一方、第3実施形態では、最初に第一プランまたは第二プランの何れかをユーザに選択させ、ユーザが第一プランを選択した場合には、新車及び中古車に対応する第一プランの料金を夫々出力し、第二プランを選択した場合には、新車に対応する第二プランの料金を出力する。この場合であっても、新車のリースプランとして、第一プラン及び第二プランを出力し、中古車のリースプランとして、第一プランのみを出力しているといえる。
次に、サーバ30がユーザに対して料金プランを提示する処理について説明する。図19は、第3実施形態に係る料金プランをユーザ端末40のディスプレイ405に表示させる処理のフローチャートである。図19に示した処理は、所定の時間ごとにサーバ30において実行される。なお、残価情報DB322及び月額対応表323には、必要な情報が入力されているものとして説明する。また、残価算出部311、料金算出部312、プラン提示部313、及び、契約部314が実行する処理については、全て制御部31が実行するものとして説明する。また、図16に示したフローチャートと同じ処理が実行されるステップについては、同じ符号を付して説明を省略する。
図19に示したフローチャートでは、ステップS101において肯定判定された場合にはステップS301へ進む。ステップS301において制御部31は、第一プランまたは第二プランを選択させる画像をユーザ端末40のディスプレイ405に表示させる指令を生成してユーザ端末40へ送信する。この指令を受信したユーザ端末40では、例えば、図20に示した画像が表示される。ここで、図20は、第一プラン(解約金フリープラン)または第二プラン(初期費用フリープラン)の何れか一方の料金プランをユーザに選択するためのページの一例を示した図である。ユーザは、「解約金フリープラン」のボタンをタップすることにより第一プランを選択することができ、「初期費用フリープラン」のボタンをタップすることにより第二プランを選択することができる。このページでユーザがいずれのボタンをタップしたかに基づいて、ユーザ端末40はユーザの選択を取得する。そして、ユーザ端末40は、ユーザがタップしたボタンに応じて選択情報を生成してサーバ30へ送信する。
ステップS302において制御部31は、ユーザが第一プランまたは第二プランの何れを選択したかに関する情報をユーザ端末40から取得する。取得した情報は補助記憶部303に記憶される。
ステップS303において制御部31は、車種を選択させる画像をユーザ端末40のディスプレイ405に表示させる指令を生成してユーザ端末40へ送信する。この指令を受信したユーザ端末40では、例えば、図13に示した画像が表示される。ユーザが、表示されている車種の一覧のうち、何れかの車種のボタンをタップすると、選択した車種に関する情報がユーザ端末40からサーバ30へ送信される。
ステップS304において制御部31は、ユーザ端末40からユーザが選択した車種に関する情報を取得する。取得した情報は補助記憶部303に記憶される。
ステップS305において制御部31は、ユーザが第一プランを選択したか否か判定する。すなわち、ステップS302において、ユーザ端末40から第一プランを選択したことに関する情報が取得されたか否か判定する。ステップS305において肯定判定された場合にはステップS306へ進み、否定判定された場合にはステップS308へ進む。
ステップS306において制御部31は、新車に対応する第一プランの料金、及び、中古車に対応する第一プランの料金を夫々算出する。すなわち、ユーザが選択した車種に適用される新車及び中古車に対応する第一プランの初期費用及び月額が夫々算出される。ステップS307において制御部31は、料金プランが第一プラン(解約金フリープラン)であること、新車に対応する第一プランの初期費用及び月額、中古車に対応する第一プランの初期費用及び月額をユーザ端末40のディスプレイ405に表示させる指令を生成してユーザ端末40へ送信する。この指令を受信したユーザ端末40では、例えば、図21に示した画像が表示される。図21は、ユーザが第一プランを選択した場合にユーザ端末40のディスプレイ405に表示される画像の一例を示した図である。このように、新車の解約金フリープラン(第一プラン)及び中古車の解約金フリープラン(第一プラン)の夫々においてユーザが支払うべき料金に関する情報が表示される。これにより、ユーザには、新車及び中古車に対応する第一プランが提示される。
一方、ステップS308において制御部31は、新車に対応する第二プランの料金を算出する。すなわち、ユーザが選択した車種に適用される新車の第二プランの中途解約金及び月額が算出される。ステップS309において制御部31は、新車に対応する第二プランの中途解約金及び月額をユーザ端末40のディスプレイ405に表示させる指令を生成してユーザ端末40へ送信する。この指令を受信したユーザ端末40では、例えば、図2
2に示した画像が表示される。図22は、ユーザが第二プランを選択した場合にユーザ端末40のディスプレイ405に表示される画像の一例を示した図である。このように、新車の初期費用フリープラン(第二プラン)においてユーザが支払うべき料金に関する情報が表示される。これにより、ユーザには、新車に対応する第二プランが提示される。
この後に、ユーザが図21及び図22に示した「見積もりへ」のボタンをタップすると、ユーザ端末40からサーバ30へ見積もりを作成するリクエストが送信される。さらに、その見積もりに同意するための入力をユーザ端末40が受け付けると、ユーザ端末40からサーバ30へリースの申し込みに関する情報が送信される。そうすると、制御部31は、リース契約を締結する処理を実行する。このときに、新車の場合には第一プランまたは第二プランの何れか一方のプランでリース契約が締結され、中古車の場合には第一プランのみでリース契約が締結される。これらの処理については公知の技術を採用できるため説明を省略する。
このようにしても、リース契約を希望するユーザであって、新車を希望するユーザには、第一プラン及び第二プランを提示することにより、ユーザの選択肢を増やすことができる。一方、リース契約を希望するユーザであって、中古車を希望するユーザには、第一プランのみを提示することにより、ユーザは、比較的気軽に他の車両に乗り換えることができる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。例えば、サーバ30の機能の一部または全部を施設端末50が有していてもよいし、施設端末50の機能の一部または全部をサーバ30が有していてもよい。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1 システム
10 車両
30 サーバ
31 制御部
32 記憶部
40 ユーザ端末
50 施設端末
301 プロセッサ
302 主記憶部
303 補助記憶部
304 通信部

Claims (20)

  1. 新車のリースプランとして、初期費用が発生し且つ中途解約金が発生しない第一プラン、及び、初期費用が発生せず且つ中途解約金が発生する第二プランを出力し、
    中古車のリースプランとして、前記第一プランのみを出力する、
    制御部を備える情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記新車に対応する前記第一プランにおいて所定期間毎に支払う額と、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて前記所定期間毎に支払う額との差を、車種によらない定額の差に設定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記新車に対応する前記第一プランにおいて所定期間毎に支払う額と、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて前記所定期間毎に支払う額との差を、車種によらず且つ車格に応じた定額の差に設定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記新車に対応する前記第一プランにおいて所定期間毎に支払う額と、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて前記所定期間毎に支払う額との差を、車種によらず且つ年式に応じた定額の差に設定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて、同一車種の場合には、前記中古車の年式が古いほど前記定額の差を大きくする、
    請求項2から4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、リースの契約満了時の車両の価格を残価として設定し、前記新車と前記中古車とで同一の残価設定に基づいて、前記新車における前記第一プラン、及び、前記中古車における前記第一プランの夫々における料金を算出して出力することで、前記新車における前記第一プラン、及び、前記中古車における前記第一プランを出力する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて、同一車種の場合には、前記中古車の状態にかかわらず同一の料金に設定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記新車に対応する将来の評価額を予測するための残価と、
    前記残価に基づいて前記新車に対応する前記第一プラン及び前記第二プランにおける料金を算出する算出式と、
    前記新車に対応する前記第一プランについての料金と前記中古車に対応する前記第一プランについての料金との差額に関する情報と、
    を記憶する記憶部を更に備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. ユーザの端末と通信を行う通信部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記ユーザの端末からリースプランを表示させるリクエストを、前記通信部を介して受信したことに応答して、
    前記新車のリースプランとして、前記第一プラン及び前記第二プランに対応する画像を前記ユーザの端末に表示させる指令を、前記通信部を介して前記ユーザの端末に送信する
    ことで、前記第一プラン、及び、前記第二プランを出力し、
    前記中古車のリースプランとして、前記第一プランのみに対応する画像を前記ユーザの端末に表示させる指令を、前記通信部を介して前記ユーザの端末に送信することで、前記第一プランのみを出力する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. ユーザの端末と通信を行う通信部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記ユーザの端末からリースプランを表示させるリクエストを、前記通信部を介して受信したことに応答して、前記新車または前記中古車の何れかのリースを選択させる画像を前記ユーザの端末に表示させる指令、及び、前記ユーザが前記ユーザの端末に入力したリースの選択に関する情報を送信させる指令を、前記ユーザの端末に送信し、
    前記ユーザが前記新車のリースを選択したことに関する情報を前記ユーザの端末から受信したことに応答して、前記記憶部に記憶されている前記残価及び前記算出式に基づいて、前記新車に対応する料金を、前記第一プラン及び前記第二プランの夫々のプランについて算出し、算出した前記第一プラン及び前記第二プランの夫々のプランについての料金に対応する画像を前記ユーザの端末に表示させる指令を前記ユーザの端末に送信することで、前記第一プラン、及び、前記第二プランを出力し、
    前記ユーザが前記中古車のリースを選択したことに関する情報を、前記通信部を介して前記ユーザの端末から受信したことに応答して、前記記憶部に記憶されている前記残価及び前記算出式に基づいて、前記新車に対応する料金を前記第一プランについて算出し、算出した前記新車に対応する料金と前記記憶部に記憶されている前記差額に関する情報とに基づいて、前記中古車に対応する料金を前記第一プランについて算出し、算出した前記第一プランについての料金に対応する画像を前記ユーザの端末に表示させる指令を前記ユーザの端末に送信することで、前記第一プランのみを出力する、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 前記通信部は、更に、前記中古車の売買を管理する端末と通信を行い、
    前記記憶部は、更に、前記中古車の売買を管理する端末から受信した、前記中古車の売買の額に関する第一の情報と、前記第一の情報に基づいて前記残価を算出する第二の算出式と、を記憶し、
    前記制御部は、
    前記第一の情報を、前記中古車の売買を管理する端末から受信して前記記憶部に記憶させ、
    前記第一の情報と前記第二の算出式とに基づいて前記残価を算出し、
    算出した前記残価を前記記憶部に記憶させる、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. コンピュータが、
    新車のリースプランとして、初期費用が発生し且つ中途解約金が発生しない第一プラン、及び、初期費用が発生せず且つ中途解約金が発生する第二プランを出力し、
    中古車のリースプランとして、前記第一プランのみを出力する、
    情報処理方法。
  13. 前記コンピュータが、
    前記新車に対応する前記第一プランにおいて所定期間毎に支払う額と、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて前記所定期間毎に支払う額との差を、車種によらない定額の差に設定する、
    請求項12に記載の情報処理方法。
  14. 前記コンピュータが、
    前記新車に対応する前記第一プランにおいて所定期間毎に支払う額と、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて前記所定期間毎に支払う額との差を、車種によらず且つ車格に応じた定額の差に設定する、
    請求項12に記載の情報処理方法。
  15. 前記コンピュータが、
    前記新車に対応する前記第一プランにおいて所定期間毎に支払う額と、前記中古車に対応する前記第一プランにおいて前記所定期間毎に支払う額との差を、車種によらず且つ年式に応じた定額の差に設定する、
    請求項12に記載の情報処理方法。
  16. 前記コンピュータが、
    前記中古車に対応する前記第一プランにおいて、同一車種の場合には、前記中古車の年式が古いほど前記定額の差を大きくする、
    請求項13から15の何れか1項に記載の情報処理方法。
  17. 前記コンピュータが、
    リースの契約満了時の車両の価格を残価として設定し、前記新車と前記中古車とで同一の残価設定に基づいて、前記新車における前記第一プラン、及び、前記中古車における前記第一プランの夫々における料金を算出して出力することで、前記新車における前記第一プラン、及び、前記中古車における前記第一プランを出力する、
    請求項12に記載の情報処理方法。
  18. 前記コンピュータが、
    前記中古車に対応する前記第一プランにおいて、同一車種の場合には、前記中古車の状態にかかわらず同一の料金に設定する、
    請求項12に記載の情報処理方法。
  19. 前記コンピュータが、
    ユーザの端末からリースプランを表示させるリクエストを、通信部を介して受信したことに応答して、
    前記新車のリースプランとして、前記第一プラン及び前記第二プランに対応する画像を前記ユーザの端末に表示させる指令を、前記通信部を介して前記ユーザの端末に送信することで、前記第一プラン、及び、前記第二プランを出力し、
    前記中古車のリースプランとして、前記第一プランのみに対応する画像を前記ユーザの端末に表示させる指令を、前記通信部を介して前記ユーザの端末に送信することで、前記第一プランのみを出力する
    請求項12に記載の情報処理方法。
  20. ユーザの端末と、
    前記ユーザの端末に新車のリースプランまたは中古車のリースプランを送信する制御部を備えるサーバと、
    を備えたシステムであって、
    前記制御部が、
    前記新車のリースプランとして、初期費用が発生し且つ中途解約金が発生しない第一プラン、及び、初期費用が発生せず且つ中途解約金が発生する第二プランを前記ユーザの端末へ送信し、
    前記中古車のリースプランとして、前記第一プランのみを前記ユーザの端末へ送信する、
    システム。
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