JP2024010323A - 紹介支援システム - Google Patents

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【課題】地域医療連携を促進する紹介支援システムを提供する。【解決手段】複数のユーザと複数の医療機関とが登録されており、ユーザに対して医療機関を紹介する紹介支援システムであって、ユーザデータベースに格納されている健診情報を解析する解析装置が、ユーザAの健診情報に基づいてユーザAの病状を解析した場合、医療機関データベースに格納されている医療機関情報を参照し、当該病状の診察に適した医療機関を検索し、検索した医療機関をユーザAの通信端末に通知する、ことを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、ユーザに対して医療機関を紹介する紹介支援システムに関する。
地域医療連携とは、地域の医療機関が自らの施設の実情や地域の医療状況に応じて、医療機能の分担と専門化を進め、医療機関同士が相互に円滑な連携を図ることにより、患者が地域で継続性のある適切な医療を受けられるようにすることを目指す制度である。
地域医療連携を推進するには、それぞれの患者について日常的な診療を行うかかりつけの医療機関を定めてもらい、専門的な治療が必要となった場合には、かかりつけ医にその治療に適した医療機関を紹介し、その治療が終了したら再び元の医療機関や他の医療機関を紹介することによって、各医療機関が有する機能を有効活用することができる。
既に、地域医療連携を支援することを目的とする種々の支援システムが開発されている。
例えば、特許文献1には、患者用の端末と医療提供者用の端末とが地域医療サポートセンターに設置されているデータベースと通信接続可能になっており、医療提供者の要求に応じてデータベースから患者情報の提供を受ける支援システムが開示されている。
特開2002-56089号公報
ところで、我が国の地域医療の実態としては、十分な連携が実現されているとは言えず、より効果的な支援システムの実現が求められている。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、地域医療連携を促進する紹介支援システムを提供するものである。
本発明によれば、複数のユーザと複数の医療機関とが登録されており、前記ユーザに対して前記医療機関を紹介する紹介支援システムであって、前記医療機関に関する医療機関情報が格納されている医療機関データベースと、前記ユーザが健康診断において記載した問診票の内容又は前記ユーザの健康診断の結果である健診情報が格納されているユーザデータベースと、前記健診情報を解析して、当該健診情報に係る前記ユーザの病状を解析する解析装置と、を備え、前記解析装置は、特定のユーザの前記健診情報に基づいて前記特定のユーザの病状を解析した場合、前記医療機関データベースに格納されている前記医療機関情報を参照し、当該病状の診察に適した前記医療機関を検索し、検索した前記医療機関を前記特定のユーザの通信端末に通知する、ことを特徴とする紹介支援システムが提供される。
上記の発明によれば、特定のユーザの健診情報に基づいてそのユーザの病状を解析した場合、当該病状の診察に適した医療機関を機械的に(コンピュータ処理によって)見つけ出して、そのユーザに通知するので、ユーザが医療機関を探す手間を省くことができる。
従って、健康診断で再検査が必要である場合などにおいて、ユーザに適切な医療機関の受診を促すことができ、地域医療連携を促進することができる。
本発明によれば、地域医療連携を促進する紹介支援システムが提供される。
本発明に係る紹介支援システムと、当該システムと通信可能な各機器を図示した構成図である。 ユーザの通信端末に表示される画面の具体例を示す図である。 医療機関の通信端末に表示される画面の具体例を示す図である。 医療機関の通信端末に表示される画面の具体例を示す図である。 紹介支援システムの処理に関するシーケンス図である。 紹介支援システムの処理に関するシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
<紹介支援システムの構成について>
先ず、本実施形態における紹介支援システム10の構成について説明する。
図1は、本発明に係る紹介支援システム10と、紹介支援システム10と通信可能な各機器を図示した構成図である。
なお、図1に図示する機器、ユーザ、及び施設の数は、本実施形態の説明のため便宜的に示しており、本発明の実施において目的を達する範囲で適宜変更可能である。
紹介支援システム10は、複数のユーザと複数の医療機関とが登録されており、ユーザに対して医療機関を紹介するコンピュータシステムであり、ユーザデータベース11と、医療機関データベース12と、解析装置13と、を含む。
医療機関データベース12は、紹介支援システム10に登録されている医療機関に関する医療機関情報が格納されている。
ユーザデータベース11は、紹介支援システム10に登録されているユーザが健康診断において記載した問診票の内容又はユーザの健康診断の結果である健診情報が格納されている。
解析装置13は、ユーザデータベース11に格納されている健診情報を解析して、当該健診情報に係るユーザの病状を解析する。
ここで、解析装置13によって解析されるユーザの病状とは、具体的には、そのユーザが健康診断を受診してから1年以内に入院した場合に、何らかの病名が付く可能性の程度を示すスコアである。当該スコアは、ニューラルネットワークを活用したディープラーニングによって開発された人工知能エンジンによって導出されるものであり、以下の説明においてAIスコアと称する場合がある。
図1に図示されている通信端末21~25は、それぞれ紹介支援システム10を構成する各機器(ユーザデータベース11、医療機関データベース12、解析装置13)と通信可能に構成されており、相互のデータの授受が可能である。
通信端末21は、ユーザが健康診断を受けた施設(健診センター)が所有する機器であり、ユーザデータベース11に上記の健診情報を提供する。なお、ユーザが受診する健康診断は、定期的に(少なくとも1年ごとに)実施される定期健診であることが好ましく、通信端末21がユーザデータベース11に提供する健診情報は、健康診断の度に更新されることが好ましい。
通信端末22は、紹介支援システム10に登録されているユーザの一人であるユーザAが所有する機器であり、紹介支援システム10から種々の通知を受ける。また、通信端末22は、ユーザデータベース11に登録されている各種情報(ユーザAのアカウント情報やユーザAの健診情報)を読み込むことによって、読み込んだ情報を編集可能であってもよい。
通信端末23は、紹介支援システム10に登録されているユーザの一人であるユーザBが所有する機器であり、紹介支援システム10から種々の通知を受ける。また、通信端末23は、ユーザデータベース11に登録されている各種情報(ユーザBのアカウント情報やユーザBの健診情報)を読み込むことによって、読み込んだ情報を編集可能であってもよい。
通信端末24は、紹介支援システム10に登録されている医療機関の一つである医療機関Cが所有する機器であり、紹介支援システム10から種々の通知を受ける。また、通信端末24は、医療機関データベース12に医療機関Cの医療機関情報を提供する。
通信端末25は、紹介支援システム10に登録されている医療機関の一つである医療機関Dが所有する機器であり、紹介支援システム10から種々の通知を受ける。また、通信端末25は、医療機関データベース12に医療機関Dの医療機関情報を提供する。
解析装置13は、特定のユーザの健診情報を解析して特定のユーザの病状を解析した場合、医療機関データベース12に格納されている医療機関情報を参照し、当該病状の診察に適した医療機関を検索し、検索した医療機関を特定のユーザの通信端末に通知することができる。
これにより、特定のユーザは、健康診断を受診する度に病状の解析結果(AIスコア)を得ることができ、それに応じた医療機関の紹介を受けることができる。
<ユーザの通信端末に表示される表示画面について>
次に、ユーザの通信端末に表示される表示画面について説明する。
図2は、ユーザの通信端末に表示される画面の具体例を示す図である。なお、図2は、本実施形態におけるユーザの通信端末がスマートフォンであることを前提として図示したが、ユーザの通信端末はパーソナルコンピュータであってもよいし、タブレット端末であってもよいし、その他のコンピュータ機器であってもよい。
図2(a)は、「健康診断結果」に関する表示画面であり、そのユーザが受診した健康診断の検査項目、及び、検査結果の数値や判定結果(本実施形態ではA~Eの5段階)が示される。なお、ユーザが、図2(a)の表示画面に表示されている「AIスコア」の文字表示をタップすると図2(b)の表示画面に遷移する。
図2(b)は、「AIスコア」に関する表示画面であり、そのユーザが受診した健康診断の健診情報に基づいて、ユーザが近未来に罹患する可能性が比較的高いものと推定された疾患の名称と、それぞれの疾患に関するAIスコア(本実施形態では高・中・低の3段階)が示される。なお、ユーザが、図2(b)の表示画面に表示されている「健康診断結果」の文字表示をタップすると図2(a)の表示画面に遷移し、図2(b)の表示画面に表示されている「AIスコア一覧」の文字表示をタップすると図2(c)の表示画面に遷移する。
図2(c)は、「AIスコア一覧」に関する表示画面であり、解析装置13が解析可能な疾患の全てについて、それぞれの疾患に関するAIスコアが示される。なお、ユーザが、図2(c)の表示画面に表示されている「AIスコア」の文字表示をタップすると図2(b)の表示画面に遷移し、図2(c)の表示画面に表示されている「医療機関情報」の文字表示をタップすると図2(d)の表示画面に遷移する。
図2(d)は、「医療機関情報」に関する表示画面であり、そのユーザについてAIスコアが最も高い疾患の名称、医療機関データベース12から検索された医療機関の名称、その疾患の医療費(入院の場合の医療費と外来の場合の医療費)が示される。なお、ユーザが、図2(d)の表示画面に表示されている「AIスコア一覧」の文字表示をタップすると図2(c)の表示画面に遷移する。
<医療機関の通信端末に表示される表示画面について>
次に、医療機関の通信端末に表示される表示画面について説明する。
図3及び図4は、医療機関の通信端末に表示される画面の具体例を示す図である。なお、本実施形態における医療機関の通信端末がパーソナルコンピュータであり、図3及び図4は、そのコンピュータに接続される不図示のディスプレイ装置に表示される表示画面であることを前提として図示したが、医療機関の通信端末はスマートフォンであってもよいし、タブレット端末であってもよいし、その他のコンピュータ機器であってもよい。
図3(a)は、「健康診断結果」に関する表示画面であり、そのユーザが受診した健康診断の検査項目、及び、今年の検査結果(解析に用いた検査結果)の数値、昨年の検査結果の数値が示される。なお、ユーザが、図3(a)の表示画面に表示されている「AIスコア概要」の文字表示をタップすると図3(b)の表示画面に遷移する。
図3(b)は、「AIスコア概要」に関する表示画面であり、そのユーザが受診した健康診断の健診情報に基づいて解析されたAIスコアの高い順番で疾患の名称が示される。また、図3(b)は、上記で示された疾患の名称のうち、AIスコアが最も高い疾患の名称、その疾患の診察に適した医療機関の名称、その疾患の医療費(入院の場合の医療費と外来の場合の医療費)が示される。なお、ユーザが、図3(b)の表示画面に表示されている「健康診断結果」の文字表示をタップすると図3(a)の表示画面に遷移し、図3(b)の表示画面に表示されている「AIスコア詳細」の文字表示をタップすると図4(a)の表示画面に遷移する。
図4(a)は、「AIスコア詳細」に関する表示画面であり、図3(b)の表示画面に示したAIスコアより詳細な解析結果が示される。具体的には、国際疾病分類(ICD-10コード)の分類ごとに導出されたAIスコア(本実施形態では1点~100点の100段階)が、スコアの高い順(その疾病に罹患しているリスクが高い順)に示される。なお、ユーザが、図4(a)の表示画面に表示されている「AIスコア概要」の文字表示をタップすると図3(b)の表示画面に遷移し、図4(a)の表示画面に表示されている「疾患詳細」の文字表示をタップすると図4(b)の表示画面に遷移する。
図4(b)は、「疾患詳細」に関する表示画面であり、最も高いAIスコアが導出された分類の疾病を確定するために必要な検査と、解析対象となった健康診断の際に問診票に記入した内容(又は、ユーザデータベース11に格納された後にユーザの通信端末によって編集された問診票の内容)と、が示される。また、図4(b)の表示画面には、そのユーザがその医療機関を受診した後には、その医療機関の電子カルテシステムから取得されたカルテ情報が示される。なお、ユーザがその医療機関を初めて受診する際には、電子カルテシステムからカルテ情報を読み込むことができないので、この欄は空欄となる。なお、ユーザが、図4(b)の表示画面に表示されている「AIスコア詳細」の文字表示をタップすると図4(a)の表示画面に遷移する。
上述したように、本実施形態では、ユーザの通信端末に表示される内容と、医療機関の通信端末に表示される内容と、は異なる。前者は、一般人でも理解できるように平易な情報になっている。一方、後者は、その患者を診察する医者が診察に必要となる詳細な情報になっている。
これにより、紹介支援システム10は、そのシステムをユーザと医者のそれぞれに対して、必要な情報を適切に提供することができる。
<紹介支援システムの処理手順について>
次に、本実施形態の紹介支援システム10の処理手順について説明する。
図5及び図6は、紹介支援システム10の処理に関するシーケンス図である。
なお、図5及び図6は、ユーザAが紹介支援システム10を利用する際の処理手順を例示するが、ユーザBが紹介支援システム10を利用する際の処理手順も同じである。
ユーザAの通信端末22が、自身の健診情報の解析を要求すると(ステップS101)、解析装置13は、ユーザデータベース11を参照して(ステップS102)、ユーザデータベース11からユーザAの健診情報を取得する(ステップS103)。
解析装置13は、取得したユーザAの健診情報に基づいてユーザAの病状(AIスコア)を解析した場合(ステップS104)、医療機関データベース12に格納されている医療機関情報を参照して当該病状の診察に適した医療機関を検索し(ステップS105)、検索した医療機関の検索情報を取得して(ステップS106)、取得した検索情報に基づいてユーザAの通信端末22に検索した医療機関を通知する(ステップS107)。
ここで、ステップS107で通知された医療機関が医療機関Cと医療機関Dであり、ユーザAの通信端末22が医療機関Cの診察を受諾したものとする(ステップS108)。すると、解析装置13は、その受諾する旨の応答に基づいて、ユーザAに関する紹介情報を、医療機関Cに送信する(ステップS109)。ここで、ユーザAに関する紹介情報とは、ユーザAの診察に必要な情報であり、本実施形態においては、図3及び図4の表示画面に表示される情報が相当する。
ユーザAが医療機関Cを受診し、その情報が医療機関Cの電子カルテシステムに反映されると(ステップS110)、その受診が解析装置13に通知される(ステップS111)。この通知を受けた解析装置13は、ユーザデータベース11に格納されているユーザAの情報を更新して、ユーザAのかかりつけが医療機関Cである旨を登録する(ステップS112)。
続いて、ユーザAが新たに健康診断を受診し、健診情報が更新されてユーザAの病状(AIスコア)の解析結果が変化したものとする(ステップS201)。
このとき、解析装置13は、ユーザデータベース11から更新された健診情報を取得し(ステップS202)、更新後の健診情報を解析する(ステップS203)。そして、解析装置13は、医療機関データベース12に格納されている医療機関情報を参照して新たに検索し(ステップS204)、当該病状の診察に適した医療機関の医療機関情報を取得し(ステップS205)、取得した医療機関情報に基づいてユーザAの通信端末22に新たに検索された医療機関を通知する(ステップS206)。
ここで、ユーザAが医療機関Dの診察を受諾したものとする(ステップS207)。すると、解析装置13は、更新後の健診情報及び当該健診情報から解析された変化後の病状に基づいてユーザAに関する紹介情報を変更し、変更したユーザAに関する紹介情報を医療機関Dに送信する(ステップS208)。
ここで、ステップS208において送信される変更後のユーザAに関する紹介情報には、上述した更新後の健診情報及び当該健診情報から解析された変化後の病状に加えて、更に、医療機関Cの電子カルテシステムから取得したカルテ情報が反映された紹介情報(具体的には、図4(b)の図示した表示画面のカルテ情報の欄に、医療機関Cの電子カルテシステムから抽出した内容が追加されたもの)が生成されて、医療機関Dに送信されることが好ましい。
ユーザAが医療機関Dを受診し、その情報が医療機関Dの電子カルテシステムに反映されると(ステップS209)、その受診が解析装置13に通知される(ステップS210)。この通知を受けた解析装置13は、ユーザデータベース11に格納されているユーザAの情報を更新して、ユーザAのかかりつけが医療機関Cから医療機関Dに更新された旨を登録する(ステップS211)。
以上のような流れで健診情報の解析とその解析結果に基づく通知なされるので、ユーザAの病状(AIスコア)が変化して受診すべき医療機関が変化した場合には、そのことがユーザAに通知される。
そして、ユーザAが受診を希望する医療機関が変更となった場合には、紹介情報が自動的に変更先の医療機関Dに送信されるので、仮に変更前の医療機関Cの医者が作成する紹介状に記載される情報が不十分であったとしても、医療機関Dの医者は、ユーザAの診察に必要な情報を確実に得ることができる。
したがって、本実施形態に係る紹介支援システム10は、複数の医療機関Cと医療機関Dの連携を強化することができ、より包括的な医療体制をユーザAに提供することができる。
<変形例>
上述の実施形態は、本発明を実施可能な一態様を例示したに過ぎず、本発明の目的を達成する範囲において、いかような変更も可能である。
上述の実施形態では、本発明の紹介支援システムを構成する要素として、ユーザデータベース11、医療機関データベース12、解析装置13が含まれることを例示したが、これら以外の要素(例えば、通信端末21~25のいずれか)が、本発明の紹介支援システムに含まれてもよい。
上述の実施形態では、図5及び図6のシーケンス図を用いて、本発明の処理手順の具体例を例示したが、これらに図示した処理の一部が省かれてもよいし、図示していない他の処理が追加されてもよいし、これらに図示した処理の順番が変化してもよい。
上述の実施形態では、健診情報の解析結果(AIスコア)の変化に伴って、かかりつけとする医療機関を、医療機関Cから医療機関Dに変更する事例について説明した。この事例は、通常であれば、医療機関Cの医師の紹介状を持参の上、医療機関Dを受診する流れであるところを、本発明によってその流れをサポートした事例と言い換えることができる。
本発明の実施は上記に限られず、例えば、医療機関Dに転院した後に、健診情報の解析結果(AIスコア)が改善した場合に、医療機関Cの受診に戻す流れ(いわゆる逆紹介)をサポートするように、本発明が実施されてもよい。
本実施形態は以下の技術思想を包含する。
(1)複数のユーザと複数の医療機関とが登録されており、前記ユーザに対して前記医療機関を紹介する紹介支援システムであって、前記医療機関に関する医療機関情報が格納されている医療機関データベースと、前記ユーザが健康診断において記載した問診票の内容又は前記ユーザの健康診断の結果である健診情報が格納されているユーザデータベースと、前記健診情報を解析して、当該健診情報に係る前記ユーザの病状を解析する解析装置と、を備え、前記解析装置は、特定のユーザの前記健診情報に基づいて前記特定のユーザの病状を解析した場合、前記医療機関データベースに格納されている前記医療機関情報を参照し、当該病状の診察に適した前記医療機関を検索し、検索した前記医療機関を前記特定のユーザの通信端末に通知する、ことを特徴とする紹介支援システム。
(2)前記解析装置は、前記特定のユーザの通信端末に通知した前記医療機関のうち第一の医療機関への診察を受諾する旨の応答を前記特定のユーザの通信端末から受信した場合、前記特定のユーザに関する紹介情報を前記第一の医療機関の通信端末に送信する、(1)に記載の紹介支援システム。
(3)前記解析装置は、複数の疾患について前記特定のユーザがそれぞれの疾患に罹患しているリスクを解析した結果を含む前記紹介情報を、前記第一の医療機関の通信端末に送信し、前記第一の医療機関の通信端末は、受信した前記紹介情報を表示するとき、前記特定のユーザが罹患している可能性のある疾患を、リスクの高い順に表示可能である、(2)に記載の紹介支援システム。
(4)前記解析装置は、前記特定のユーザが罹患している可能性のある疾患のうちリスクの高い一部の疾患に基づいて、診察に適した前記医療機関を検索し、前記特定のユーザの通信端末は、前記医療機関の検索に用いた疾患の名称と、当該疾患に罹患しているリスクと、検索した前記医療機関と、を表示可能である、(3)に記載の紹介支援システム。
(5)前記解析装置は、前記特定のユーザが前記第一の医療機関を受診した旨の通知を前記第一の医療機関の通信端末から受信した場合、前記第一の医療機関が前記特定のユーザのかかりつけである旨を前記ユーザデータベースに登録し、前記ユーザデータベースに登録されている前記特定のユーザの前記健診情報が更新されて前記特定のユーザの病状の解析結果が変化した場合、変化後の病状および当該病状に基づいて新たに検索された前記医療機関を、前記特定のユーザの通信端末に通知し、前記第一の医療機関とは異なる第二の医療機関への診察を受諾する旨の応答を前記特定のユーザの通信端末から受信した場合、更新後の前記健診情報及び当該健診情報から解析された変化後の病状に基づいて前記特定のユーザに関する前記紹介情報を変更して、前記第二の医療機関の通信端末に送信し、前記特定のユーザが前記第二の医療機関を受診した旨の通知を前記第二の医療機関の通信端末から受信した場合、前記特定のユーザのかかりつけが前記第一の医療機関から前記第二の医療機関に更新された旨を前記ユーザデータベースに登録する、(2)から(4)のいずれか一つに記載の紹介支援システム。
(6)前記解析装置は、前記医療機関の通信端末を介して、当該医療機関が保有している電子カルテシステムからカルテ情報を取得可能であり、更新後の前記健診情報及び当該健診情報から解析された変化後の病状に加えて、更に、前記第一の医療機関が保有している電子カルテシステムから取得した前記カルテ情報に基づいて、前記第二の医療機関の通信端末に送信する前記特定のユーザに関する前記紹介情報を生成する、(5)に記載の紹介支援システム。
10 紹介支援システム
11 ユーザデータベース
12 医療機関データベース
13 解析装置
21、22、23、24、25 通信端末

Claims (6)

  1. 複数のユーザと複数の医療機関とが登録されており、前記ユーザに対して前記医療機関を紹介する紹介支援システムであって、
    前記医療機関に関する医療機関情報が格納されている医療機関データベースと、
    前記ユーザが健康診断において記載した問診票の内容又は前記ユーザの健康診断の結果である健診情報が格納されているユーザデータベースと、
    前記健診情報を解析して、当該健診情報に係る前記ユーザの病状を解析する解析装置と、
    を備え、
    前記解析装置は、特定のユーザの前記健診情報に基づいて前記特定のユーザの病状を解析した場合、前記医療機関データベースに格納されている前記医療機関情報を参照し、当該病状の診察に適した前記医療機関を検索し、検索した前記医療機関を前記特定のユーザの通信端末に通知する、
    ことを特徴とする紹介支援システム。
  2. 前記解析装置は、前記特定のユーザの通信端末に通知した前記医療機関のうち第一の医療機関への診察を受諾する旨の応答を前記特定のユーザの通信端末から受信した場合、前記特定のユーザに関する紹介情報を前記第一の医療機関の通信端末に送信する、
    請求項1に記載の紹介支援システム。
  3. 前記解析装置は、複数の疾患について前記特定のユーザがそれぞれの疾患に罹患しているリスクを解析した結果を含む前記紹介情報を、前記第一の医療機関の通信端末に送信し、
    前記第一の医療機関の通信端末は、受信した前記紹介情報を表示するとき、前記特定のユーザが罹患している可能性のある疾患を、リスクの高い順に表示可能である、
    請求項2に記載の紹介支援システム。
  4. 前記解析装置は、前記特定のユーザが罹患している可能性のある疾患のうちリスクの高い一部の疾患に基づいて、診察に適した前記医療機関を検索し、
    前記特定のユーザの通信端末は、前記医療機関の検索に用いた疾患の名称と、当該疾患に罹患しているリスクと、検索した前記医療機関と、を表示可能である、
    請求項3に記載の紹介支援システム。
  5. 前記解析装置は、
    前記特定のユーザが前記第一の医療機関を受診した旨の通知を前記第一の医療機関の通信端末から受信した場合、前記第一の医療機関が前記特定のユーザのかかりつけである旨を前記ユーザデータベースに登録し、
    前記ユーザデータベースに登録されている前記特定のユーザの前記健診情報が更新されて前記特定のユーザの病状の解析結果が変化した場合、変化後の病状および当該病状に基づいて新たに検索された前記医療機関を、前記特定のユーザの通信端末に通知し、
    前記第一の医療機関とは異なる第二の医療機関への診察を受諾する旨の応答を前記特定のユーザの通信端末から受信した場合、更新後の前記健診情報及び当該健診情報から解析された変化後の病状に基づいて前記特定のユーザに関する前記紹介情報を変更して、前記第二の医療機関の通信端末に送信し、
    前記特定のユーザが前記第二の医療機関を受診した旨の通知を前記第二の医療機関の通信端末から受信した場合、前記特定のユーザのかかりつけが前記第一の医療機関から前記第二の医療機関に更新された旨を前記ユーザデータベースに登録する、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の紹介支援システム。
  6. 前記解析装置は、
    前記医療機関の通信端末を介して、当該医療機関が保有している電子カルテシステムからカルテ情報を取得可能であり、
    更新後の前記健診情報及び当該健診情報から解析された変化後の病状に加えて、更に、前記第一の医療機関が保有している電子カルテシステムから取得した前記カルテ情報に基づいて、前記第二の医療機関の通信端末に送信する前記特定のユーザに関する前記紹介情報を生成する、
    請求項5に記載の紹介支援システム。
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