JP2024006581A - 設定情報送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部装置の初期設定の設定情報を簡単または短時間で設定できるようにする。【解決手段】設定情報送信装置は、過去の外部装置の初期設定の設定情報を保存する保存手段と、外部装置の情報と初期設定開始情報を外部装置から受信する第1の受信手段と、前記初期設定開始情報を受信した場合には、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報を参照し、前記外部装置の情報に応じて、初期設定の設定情報を前記外部装置に送信する送信手段とを有する。【選択図】図5

Description

本開示は、設定情報送信装置、システム、設定情報送信装置の処理方法およびプログラムに関する。
機器を初めて設置(以後初期設置と称す)する際、もしくは初期設置後に機器を使用する際、その機器に応じた必要な操作が不足していたり、その機器でエラーが発生していたりすると、ユーザがその機器を使用することができない場合がある。機器が印刷装置(以後プリンタと称す)である場合、印刷を行うことができない場合がある。
初期設置を正しく処理するために、機器が十分な大きさの表示装置を持つ場合、対処方法の作業手順を機器の表示装置において表示することで、ユーザに必要な手順を解説することが可能である。一方、機器が十分な大きさの表示装置を持たず、表示装置上で十分に作業手順の解説を行うことができない場合は、ユーザは説明書による解説に頼ることとなる。しかしながら、ユーザは、必ずしも説明書を参照するわけではない。そこで、十分な大きさの表示装置を持つ情報処理装置を機器に接続し、機器の状態に応じた作業手順を情報処理装置で表示する必要がある。
特許文献1には、情報処理装置で初期セットアップ処理を行う情報処理装置に関する技術が記載されている。また、特許文献2には、1台のプリンタから設定項目の設定値を取得し、他の複数のプリンタに設定処理を行う情報処理装置に関する技術が記載されている。
特開2006-201481号公報 特開2010-117843号公報
プリンタを一律の仕様で販売する既製製品とは別に、限定的に使用される環境に応じて仕様を変更する注文製品として販売する場合に、複数台のプリンタの初期設置時の設定を同じに設定したい場合がある。その場合、同じ作業を何度も実施する必要があり、手間がかかると言う課題がある。
さらに、初期設置処理は、設定値を設定する処理だけではなく、インクカートリッジやインクの装着、インク充填などの必ず作業が伴う処理が必須になる場合もあり、手間を省略出来ないと言う課題もある。
本開示の目的は、外部装置の初期設定の設定情報を簡単または短時間で設定できるようにすることである。
設定情報送信装置は、過去の外部装置の初期設定の設定情報を保存する保存手段と、外部装置の情報と初期設定開始情報を外部装置から受信する第1の受信手段と、前記初期設定開始情報を受信した場合には、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報を参照し、前記外部装置の情報に応じて、初期設定の設定情報を前記外部装置に送信する送信手段とを有する。
本開示によれば、外部装置の初期設定の設定情報を簡単または短時間で設定することができる。
通信システムの構成例を示す図である。 通信システムのハードウェア構成例を示す図である。 通信装置の初期設定処理を示すフローチャートである。 通信装置の初期設定ステータス処理を示すフローチャートである。 端末装置の初期設定ステータス処理を示すフローチャートである。 端末装置が表示する画面の例を示す図である。
以下に図面を参照して、実施形態を例示的に説明する。ただし、本実施形態については、その趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、適宜変更、改良が加えられたものについても、本実施形態の範囲に入ることが理解されるべきである。
本実施形態に係る通信装置について説明する。通信装置として、本実施形態ではプリンタ(印刷装置)を例示しているが、これに限定されず、後述の端末装置と接続を行うことが可能な装置であれば、種々のものを適用可能である。例えば、プリンタであれば、インクジェットプリンタ、フルカラーレーザービームプリンタ、モノクロプリンタ等に適用することができる。また、通信装置は、プリンタのみならず、複写機やファクシミリ装置、携帯端末、スマートフォン、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、スマートスピーカ等に適用可能である。PDAは、Personal Digital Assistantである。なお、スマートスピーカとは、ユーザが発する音声に従って、同一のネットワークに存在する機器に対して処理を指示したり、ユーザが発する音声に対応して、ネットワークを介して取得した情報をユーザに通知したりするための装置である。その他、通信装置は、複写機能、FAX機能、印刷機能を備える複合機にも適用可能である。また、端末装置として、本実施形態ではPCを例示しているが、これに限定されず、携帯端末、スマートフォン、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ等、種々のものを適用可能である。
図1は、本実施形態による通信システム100の構成例を示す図である。通信システム100は、通信装置101と、端末装置102と、アクセスポイント103を有する。通信装置101は、例えばプリンタであり、複写機やファクシミリ装置、携帯端末、スマートフォン、PC、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、スマートスピーカ等でもよい。端末装置102は、例えばPCであり、携帯端末、スマートフォン、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ等でもよい。
アクセスポイント103は、通信装置101と端末装置102の外部に存在する外部アクセスポイントである。端末装置102は、アクセスポイント103を介して通信することで、アクセスポイント103と接続している通信装置101や、インターネットと通信することができる。
なお、通信装置101は、端末装置102と、アクセスポイント103を介さずピアツーピアで直接接続するダイレクト接続方式によって無線接続することが可能である。また、通信装置101は、端末装置102と、アクセスポイント103を介して接続するインフラモードによっても無線接続することが可能である。なお、各接続方式おいて利用される通信方式は、特に限定されず、IEEE802.11シリーズの規格に基づく無線LAN104やUSB105、有線LAN106、BLE107等が用いられてもよい。
図2は、図1の通信装置101と端末装置102とアクセスポイント103のハードウェア構成例を示す図である。通信装置101は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、操作部204と、表示部205と、通信部206と、記録部212を有する。CPU201は、システム制御部であり、通信装置101の全体を制御する。
ROM202は、CPU201が実行する制御プログラムやデータテーブル、組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等の固定データを格納する。ROM202に格納されている各制御プログラムは、ROM202に格納されている組み込みOSプログラムの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウェア実行制御等を行う。
RAM203は、バックアップ電源を必要とするSRAM(Static Random Access Memory)等で構成され、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されている。RAM203は、プログラム制御変数等を格納する。また、RAM203には、無線LAN設定などのユーザが登録した設定値や通信装置101の管理データ、電源投入後の最初の通信装置101の設定時(以下、初期設定時)であるか否かを示す情報等を格納するメモリエリアも設けられている。なお、初期設定時とは、言い換えれば、通信装置(プリンタ)101が後述の初期設定時クリーニング処理を一度も実行していない初期設定状態である時である。
操作部204は、数値入力キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー、キャンセルキー、ホームボタン等のキーやボタンなどから構成される、ユーザから操作を受け付けるための構成である。操作部204に含まれる各種キーやボタンは、物理キーや物理ボタンであってもよいし、ソフトウェアによって表示されるソフトキーやソフトボタンであってもよい。
表示部205は、LED(発光ダイオード)やLCD(液晶ディスプレイ)などから構成される、ユーザに情報を提示するための構成である。本実施形態では、情報を提示するための表示部205は、LEDによるセグメントディスプレイで構成されており、ユーザからの操作を受け付ける操作部204は、物理ボタンで構成されているものとする。
通信装置101は、操作部204を介してユーザによって操作されることで、通信装置101の各種機能の起動や各種設定を行うことができる。なお、表示部205は、LEDやLCDで構成される表示部がない構成としてもよい。また、表示部205は、LEDで構成される表示部はあるが、LCDで構成される表示部がない構成としてもよい。また、通信装置101は、タッチパネル等で構成される操作表示部を用いることで、操作部204と表示部205とが一体となった構成が用いられてもよい。
本実施形態において、表示部205は、各種画面を表示する。具体的には、例えば、表示部205は、ホーム画面や各種通知画面を表示する。ホーム画面とは、通信装置101が、初期設定時でない状態における起動(通常起動)をしたことに応じて、表示部205に表示される画面である。また、ホーム画面とは、操作部204におけるホームボタンが押下されたことに応じて、表示部205に表示される画面である。また、ホーム画面とは、後述の初期設定処理が完了した後に表示される画面である。ユーザは、ホーム画面に含まれるキーやボタン等の各種アイコンを選択することで、通信装置101に対して各種処理を指示することができる。例えば、ユーザは、通信装置101に対して、印刷やコピー、スキャンを指示することができる。また、ユーザは、ユーザが選択するインターフェイスを、通信装置101に使用させるための設定処理を指示することができる。
記録部212は、レーザービームプリンタやインクジェットプリンタ等からなる記録部であり、CPU201で生成したカラー画像データ、またはモノクロ画像データに基づき、記録媒体上に記録剤を付加することによって画像を印刷する。なお、使用される記録媒体は、紙に限定されず、フィルム等の種々の媒体が利用されてよい。また、使用される記録媒体のサイズや形状も特に限定されない。また、使用される記録剤は、インク、トナー等である。
なお、本実施形態では、通信装置101は、例えばインクジェットプリンタであるものとし、記録部212は、記録媒体上にインクを吐出するための記録ヘッドおよび、記録ヘッドに供給されるインクを保持するインクタンクを含むものとする。また、記録部212は、記録ヘッドとインクタンクとが一体型に形成されているインクカートリッジを用いる形態であるものとし、記録部212は、インクカートリッジが着脱され、印刷時に記録媒体上を走査するキャリッジを含むものとする。通信装置101は、キャリッジにインクカートリッジが取り付けられているか否かを、不図示のカートリッジセンサ(検知部)によって検知することができる。なお、記録ヘッドとインクタンクとが別体として形成されており、記録ヘッドとインクタンクとが、記録部212内のそれぞれ異なる取り付け部に取り付けられる形態であってもよい。
また、通信装置101には、通信装置101の開口部を覆うカバーが備えられている。カバーは、通信装置101の開口部を開放する開放位置と、通信装置101の開口部を覆う閉じ位置との間で回動ないし移動可能である。カバーが開放位置に位置することで、ユーザは、通信装置101の開口部から通信装置101の内部を視認して、インクカートリッジを記録部212に取り付けることができる。通信装置101は、カバーが閉じ位置に位置するか否かを検知するための不図示のカバーセンサを有している。そして、通信装置101は、カバーセンサによりカバーが閉じ位置から移動したことを検知した場合、キャリッジを待機位置から開口部の位置(カートリッジ取り付け位置)まで移動させる。そして、ユーザは、キャリッジにインクカートリッジを取り付ける。その後、通信装置101は、カバーセンサによりカバーが閉じ位置に戻ったことを検知した場合、キャリッジをカートリッジ取り付け位置から待機位置まで移動させる。
通信部206は、他の装置と通信するための構成であり、USB制御部207と、無線LANユニット208と、有線LANユニット210と、BLEユニット211を有する。無線LANユニット208は、アクセスポイント209を有する。
USB制御部207は、USB(Universal Serial Bus)インターフェイスの接続制御を行うものであり、USB接続規格で定められたプロトコルで接続を行うための制御を行う。USB接続規格は、双方向のデータ接続を高速に行うことが出来る規格であり、該規格を利用することで、1台のホスト(マスタ)に対し、複数台のハブまたはファンクション(スレーブ)を接続することが出来る。具体的には、USB制御部207は、CPU201が実行するUSBファンクション制御タスクからのデータをパケットに変換し、端末装置102にUSBパケット送信を行う。さらに、USB制御部207は、端末装置102からのUSBパケットをデータに変換してCPU201に対し送信を行う。
無線LANユニット208は、無線接続によってネットワーク(TCP/IPに従った接続が可能なネットワーク)端末と接続および通信を行う。無線LANユニット208は、アクセスポイント103や端末装置102と無線接続を行うためのユニットである。無線LANユニット208は、例えばIEEE802.11シリーズに準拠したWireless LAN(以後、WLANという。)システムにおけるデータ(パケット)接続が可能である。すなわち、無線LANユニット208は、例えばWi-Fi(登録商標)によって、他の装置と接続および通信が可能である。
有線LANユニット210は、有線LANケーブルを用いてイーサネット(登録商標)(Ethernet)による通信を行うための構成である。BLEユニット211は、Bluetooth Low Energyを用いて他の装置と接続および通信が可能である。
通信装置101は、通信モードを設定することによって、通信モードに応じた接続形態によって、無線LANユニット208を介して通信可能に動作する。すなわち、本実施形態では、通信装置101は、設定された通信モードに応じた接続形態による通信を、WLANによって実行するものとする。通信モードを設定する処理である接続設定処理の詳細については後述する。
端末装置102は、CPU221と、ROM222と、RAM223と、通信部224と、操作部225と、表示部226を有する。端末装置102の各構成は、上述した通信装置101の各構成と同様であるため説明を省略する。端末装置102は、通信部224によって、通信装置101およびアクセスポイント103と、無線LAN104、USB105、有線LAN106、BLE107等の通信規格で接続することができる。
アクセスポイント103は、CPU231と、ROM232と、RAM233と、通信部234を有する。アクセスポイント103の各構成は、上述した通信装置101の各構成と同様であるため説明を省略する。アクセスポイント103は、通信部234によって、通信装置101および端末装置102と無線LAN104、USB105、有線LAN106、BLE107等の通信規格で接続することができる。
<接続設定処理について>
本実施形態において、端末装置102は、インフラ接続モードとダイレクト接続モードのうちの少なくとも1つの通信モードで、通信装置101を動作させるための設定(接続設定)を、通信装置101との無線通信を用いて実行する。本実施形態における接続設定処理は、無線通信によって実行されるため、ケーブルレスセットアップ(CLS)とも呼ばれる。なお、接続設定処理は、有線通信によって実行されてもよい。
通信装置101は、接続設定処理を実行するためのモードである接続設定モード(接続設定状態)で動作している状態で、接続設定処理を実行する。
端末装置102は、ROM222や不図示の外部記憶装置等に格納されている所定のプログラムが起動されているときに、接続設定処理を行う。所定のプログラムとは、通信装置101の接続先のアクセスポイント103の設定を行ったり、通信装置101に端末装置102内の画像データや文書データ等を印刷させるためのアプリケーションプログラムであり、以後セットアップ用プログラムという。なお、セットアップ用プログラムは、通信装置101の接続先のアクセスポイント103を設定する機能や印刷機能以外に、他の機能を備えていてもよい。例えば、セットアップ用プログラムは、通信装置101がスキャン機能を備えている場合に、通信装置101にセットされた原稿をスキャンさせる機能や、通信装置101の他の設定を行う機能、通信装置101の状態を確認する機能等を備えていてもよい。
端末装置102は、アクセスポイント103と通信装置101とを接続させ、インフラ接続モードとして通信装置101を動作させる場合、インフラ接続モードとして通信装置101を動作させるためのインフラ設定情報を通信装置101に無線送信する。インフラ設定情報には、例えば、アクセスポイント103に関する情報が含まれる。アクセスポイント103に関する情報は、例えばアクセスポイント103のSSID(Service Set Identifier)や、アクセスポイント103と接続するためのパスワード、アクセスポイント103が利用する周波数帯に関する情報等である。
一方、端末装置102は、ダイレクト接続モードとして通信装置101を動作させる場合、ダイレクト接続モードとして通信装置101を動作させるためのダイレクト設定情報を、通信装置101に無線送信する。ダイレクト設定情報には、WFD機能を有効化させ、Group Ownerとして動作させたり、通信装置101内部のアクセスポイント209を有効化させたりするための指示が含まれる。また、端末装置102は、通信装置101から、通信装置101とダイレクト接続するための接続情報を取得する。通信装置101とダイレクト接続するための接続情報には、例えば、通信装置101のSSIDや、通信装置101と接続するためのパスワード等が含まれる。
なお、接続設定用のダイレクト接続として、例えば、Classic Bluetooth等、Wi-FiやBLE以外の無線通信規格が用いられてもよいし、有線LANやUSB等の有線通信規格が用いられてもよい。
接続設定処理によって、端末装置102と通信装置101との間に、Wi-Fiによるインフラ接続またはダイレクト接続が確立した後は、確立した接続を介して、端末装置102と通信装置101との間で通信が可能となる。具体的には、例えば、端末装置102は、確立した接続を介して、通信装置101に印刷を実行させるための印刷ジョブや、ステータス、通信装置101にスキャンを実行させるためのスキャンジョブを通信装置101に送信することができる。
<初期設定時に実行される処理>
図3は、本実施形態による通信装置101が実行する初期設定処理方法を示すフローチャートである。なお、図3のフローチャートは、CPU201が、ROM202や外部記憶装置(不図示)に格納されているフローチャートに関する制御プログラムをRAM203にロードし、その制御プログラムを実行することにより実現されるものとする。なお、図3フローチャートは、通信装置101が電源オフ状態で開始されるものとする。
まず、ステップS301では、CPU201は、通信装置101が備える電源ボタンが押下された(電源オン操作が実行された)ことを検知した場合、通信装置101を電源オフ状態から電源オン状態(ソフトオン状態)に移行させる。
次に、ステップS302では、CPU201は、RAM203に保存されている初期設定時であるか否かを示す情報を参照して、初期設定時であるか否かを判定する。具体的には、ユーザが通信装置101を初期設定後に初めて起動した場合、RAM203において初期設定時フラグがオンとなっている。一方、初期設定後の2回目以降の通信装置101の起動処理では、RAM203において初期設定時フラグがオフとなっている。CPU201は、初期設定時フラグのオン/オフを参照することにより、ステップS302の判定が実現される。なお、この判定は、例えば、通信装置101が過去に初期設定時シーケンスを実行したか否かを判定してもよい。
CPU201は、初期設定時でない場合、接続設定処理を実行することなく、ステップS315に進む。通信装置101の接続環境が変化した等の場合を除いて、通常、初期設定時でない場合に、通信モードの設定が再度行われる必要はない。そのため、このような形態とすることで、通信装置101がソフトオン状態に移行する度に、通信モードを設定する処理を行うことを避けることができる。なお、このとき、CPU201は、ユーザに通信モードを設定する処理を行うか否かを問うUI等を表し、ユーザの返答に応じて、通信モードを設定する処理を行う構成としてもよい。一方、CPU201は、初期設定時である場合、ステップS303に進む。
ステップS303では、CPU201は、初期設定時であるか否かを示す情報を変更し、次回以降に通信装置101がソフトオン状態に移行した時が初期設定時でないことを示せるようにする。具体的には、CPU201は、初期設定時フラグの内容を変更する。なお、本実施形態では、CPU201は、初期設定時フラグのオン/オフを用いて、ステップS302の処理を実行するが、フラグ以外の情報を用いてもよい。その場合、例えば、CPU201は、初期設定時からRAM203に初期設定時であることを示す情報を保存しているものとする。そして、ステップS302では、CPU201は、初期設定時であることを示す情報がRAM203に保存されるか否かを判定し、その後の処理で、初期設定時であることを示す情報を削除する。また、ステップS303における処理は、初期設定時であるか否かの判定後であれば、いつ行われてもよい。
次に、ステップS304では、CPU201は、接続設定処理を開始する。接続設定処理によって、端末装置102と通信装置101との間に、Wi-Fiによるインフラ接続またはダイレクト接続が確立した後は、確立した接続を介して、端末装置102と通信装置101との間で通信が可能となる。その後、CPU201は、ステップS305およびS306を並列処理する。
ステップS305では、CPU201は、端末装置102と通信装置101の間の通信接続が完了(確立)したか否かを判定する。CPU201は、通信接続が完了していない場合には、ステップS305に戻り、通信接続が完了していない場合には、図4のフローチャートに進み、端末装置102との初期設定ステータス処理を開始する。図4のフローチャートの処理は、後述する。なお、ステップS306以降の処理は、図4のフローチャートの処理と並行して実行される。
ステップS306では、CPU201は、表示部205のLED(発光ダイオード)を点滅させたり、表示部205のLCDに特定の画面を表示させたりすることにより、ユーザに対して言語設定を促し、ユーザによる言語設定操作を受け付ける。その後の設定処理は、図4の説明で後述する。
次に、ステップS307では、CPU201は、表示部205のLEDを点滅させたり、表示部205のLCDに特定の画面を表示させたりすることにより、ユーザに対して国設定を促し、ユーザによる国設定操作を受け付ける。
次に、ステップS308では、CPU201は、表示部205のLEDを点滅させたり、表示部205のLCDに特定の画面を表示させたりすることにより、ユーザに対して日時設定を促し、ユーザによる日時設定操作を受け付ける。
次に、ステップS309では、CPU201は、検知部による検知結果に基づいて、記録部212にインクカートリッジが装着されているか否かを判定する。なお、記録ヘッドとインクタンクとが別体として形成されている形態であれば、CPU201は、記録ヘッドとインクタンクの両方が記録部212に装着されているか否かを判定、または、少なくとも記録ヘッドが記録部212に装着されているか否かを判定する。CPU201は、装着されている場合、ステップS310に進み、装着されていない場合、ステップS309に戻る。
なお、装着されていない場合は、通信装置101が電源オン状態に移行する前には(すなわち、通信装置101が電源オフ状態では)、記録部212にインクカートリッジが装着されていないことになる。
そこで、ステップS309では、CPU201は、表示部205のLEDを点滅させたり、表示部205のLCDに特定の画面を表示させたりすることにより、ユーザに対して記録部212に関する通知を行う。具体的には、CPU201は、通信装置101がインクカートリッジの装着待ちの状態であることを通知したり、インクカートリッジの装着方法を通知したりする。なお、通知の方法は、特に限定されず、例えばCPU201は、不図示のスピーカを用い音声によって通知を実行してもよい。
ステップS309の判定にタイムアウトはなく、装着された場合、または、通信装置101が電源オフ状態に移行したりするまで、ステップS309の判定は繰り返される。また、CPU201は、装着されたことを判定するまで、ステップS309における通知を継続して実行していてもよい。
ステップS310では、CPU201は、廃インク吸収帯や、記録ヘッドの吐出口をキャッピングするキャッピング機構等のクリーニング部材が設置されている位置へ、キャリッジを移動させる。その後、CPU201は、キャッピング機構によって記録ヘッドの吐出口をキャッピングし、キャッピング機構に接続されているポンプを作動させる。これにより、CPU201は、キャッピング機構内部に負圧を発生させて吐出口から増粘インクや気泡等の異物を吸引排出することにより、吐出口内のインクをリフレッシュさせる。また、CPU201は、記録ヘッドの吐出口面に付着したインク等の異物をワイパーによってワイピング(拭き取り清掃)する。
なお、このクリーニング処理は、例えば印刷開始前や、前回の印刷から所定の時間が経過した時、異常終了後のソフトオン時等、初期設定時以外のタイミングでも実行される。このような通常のクリーニング処理と初期設定時クリーニング処理とが異なっていてもよい。初期設定時クリーニング処理は、記録ヘッドからノズル、またはインクタンクから記録ヘッドまでの流路に対してインクを充填させることを目的とし、通常のクリーニング処理よりも負圧吸引力を強くしたり、吸引量を多くしたり、吸引回数を多くしたりしてもよい。あるいは、初期設定時クリーニング処理は、通常のクリーニング処理に対して、記録ヘッド内のインクを加熱して粘度を低下させてもよい。
なお、CPU201は、初期設定時クリーニング処理を実行する際に、記録部212において生じているエラーを検出する。このとき検出されるエラーは、例えば、ヘッド不完全装着エラーやキャリッジ位置エラーである。
ヘッド不完全装着エラーは、インクカートリッジ(記録ヘッド)が、キャリッジに不完全な形で装着されているエラーである。例えば、インクカートリッジがキャリッジに不完全な形で装着されていると、キャリッジの駆動経路にインクカートリッジがはみ出すことがある。この場合、キャリッジの移動時にインクカートリッジが通信装置101内部の所定の構成にぶつかり、キャリッジが当該構成の位置でストップしてしまう。CPU201は、例えば、キャリッジの移動量を検知し、検知した移動量が、カートリッジ装着位置から当該構成の位置までの移動量に相当すれば、ヘッド不完全装着エラーが発生していることを検知する。また、例えば、インクカートリッジがキャリッジに不完全な形で装着されていると、キャリッジの移動中やクリーニング処理中にインクカートリッジがキャリッジから外れることがある。CPU201は、例えば、カートリッジセンサによってインクカートリッジがキャリッジに装着されているかを検知する。そして、CPU201は、キャリッジの移動中やクリーニング処理中に、インクカートリッジがキャリッジに装着されていないことがカートリッジセンサによって検知されたら、ヘッド不完全装着エラーが発生していることを検知する。なお、ヘッド不完全装着エラーは、ユーザが再びカバーを開けてインクカートリッジを正しく装着し直すことで解消されるため、ヘッド不完全装着エラーの解消のために通信装置101が電源オフ状態に移行する必要はない。
キャリッジ位置エラーは、キャリッジの駆動経路に異物があるエラーである。例えば、キャリッジの駆動経路に異物があると、異物がキャリッジの移動を阻害するため、キャリッジの移動量が小さくなる。そのため、CPU201は、例えば、キャリッジの実際の移動量とキャリッジを駆動させるのに要した力(駆動力)を検知し、駆動力に対して実際の移動量が小さければ、キャリッジ位置エラーが発生していることを検知する。キャリッジ位置エラーは、通信装置101が電源オフ状態に移行し、異物が取り除かれることで解消される。
CPU201は、エラーを検知すると、検知したエラーを通知するためのエラー通知処理を実行する。具体的には、例えば、CPU201は、表示部205に、検知したエラーを通知するための画面を表示する。エラーを検知した際に、ステップS304で接続設定処理が開始されたことにより通信装置101が端末装置102と通信接続している時は、CPU201は、検知したエラーを端末装置102が備える表示部に表示させるための情報を端末装置102に送信する。なお、CPU201は、通信装置101が通信接続している端末装置102から問い合わせがあった場合に、エラー通知処理を実行する形態であってもよい。
なお、本実施形態においては、初期設定時に必要な処理が、初期設定時クリーニング処理であるものとして記載しているが、この形態に限定されない。例えば、初期設定時に必要な処理にレジ調整が含まれていてもよい。
次に、ステップS311では、CPU201は、表示部205のLEDを点滅させたり、表示部205のLCDに特定の画面を表示させたりすることにより、ユーザに対してサービス許諾処理を促し、ユーザによる許諾操作に応じてサービス許諾処理を行う。
次に、ステップS312では、CPU201は、表示部205のLEDを点滅させたり、表示部205のLCDに特定の画面を表示させたりすることにより、ユーザに対してアンケート処理を促し、ユーザによるアンケート操作に応じてアンケート処理を行う。
次に、ステップS313では、CPU201は、表示部205のLEDを点滅させたり、表示部205のLCDに特定の画面を表示させたりすることにより、ユーザに対して自動ファームアップデート設定を促し、ユーザによる操作を受け付ける。
次に、ステップS314では、CPU201は、表示部205のLEDを点滅させたり、表示部205のLCDに特定の画面を表示させたりすることにより、ユーザに対してインターネットサービス登録設定を促し、ユーザによる操作を受け付ける。
次に、ステップS315では、CPU201は、表示部205のLEDを点滅させたり、表示部205のLCDに特定の画面を表示させたりすることにより、ユーザに対して初期設定処理が完了したことを示す通知をする。そして、CPU201は、表示部205にホーム画面を表示し、図3のフローチャートの処理を終了する。
図4は、図3のステップS305の後の通信装置101の初期設定ステータス処理方法を示すフローチャートである。
まず、ステップS401では、CPU201は、通信装置101が端末装置102と通信接続できた状態で、通信装置101が初期設定中であることを示す初期設定ステータスを同一ネットワーク内に送信する。この初期設定ステータスを受信した端末装置102は、ステータスや設定コマンドを通信するための接続を開始する。なお、端末装置102が平行して処理する初期設定ステータス処理の詳細は、図5を用いて後述する。
次に、ステップS402では、CPU201は、端末装置102からの接続要求を受信したか否かを判定する。CPU201は、接続要求を受信していない場合には、ステップS402に戻り、接続要求を受信した場合には、ステップS403に進む。
ステップS403では、CPU201は、通信部206により、端末装置102に対して通信を開始する。
次に、ステップS404では、CPU201は、通信部206により、初期設定処理で実施される初期設定項目を端末装置102に送信する。端末装置102は、この初期設定項目を確認した上で、初期設定ステータス処理を進める。その詳細は、図5を用いて後述する。
次に、ステップS405では、CPU201は、初期設定処理で実施される初期設定項目情報(項目と実施順番)を取得する。
次に、ステップS406では、CPU201は、すべての初期設定項目の設定が終了したか否かを判定する。CPU201は、すべての初期設定項目の設定が終了していない場合には、ステップS407に進み、すべての初期設定項目の設定が終了した場合には、ステップS412に進む。
ステップS407では、CPU201は、端末装置102から次の初期設定項目の設定情報を受信していないか否かを判定する。CPU201は、次の初期設定項目の設定情報を受信していない場合には、ステップS408に進み、次の初期設定項目の設定情報を受信している場合には、ステップS409に進む。
ステップS408では、CPU201は、通信部206により、次の初期設定項目の設定情報の待ち状態であることを示すステータスを端末装置102に送信し、ステップS409に進む。
ステップS409では、CPU201は、通信部206により、端末装置102から初期設定項目の設定情報を受信したか否かを判定する。CPU201は、端末装置102から初期設定項目の設定情報を受信した場合には、ステップS411に進み、端末装置102から初期設定項目の設定情報を受信していない場合には、ステップS410に進む。
ステップS410では、CPU201は、操作部204のUI操作により初期設定項目の設定情報が入力されたか否かを判定する。この入力は、図3のステップS306~S314の処理に対応する。CPU201は、操作部204のUI操作により初期設定項目の設定情報が入力されていない場合には、ステップS409に戻り、操作部204のUI操作により初期設定項目の設定情報が入力された場合には、ステップS411に進む。
ステップS411では、CPU201は、受信または入力した初期設定項目の設定情報に応じて、通信装置101の初期設定項目の設定情報を更新および設定する。その後、CPU201は、ステップS405に戻り、次の初期設定項目の処理を開始する。
ステップS412では、CPU201は、通信部206により、通信装置101のすべての初期設定項目の設定情報を端末装置102に送信し、図4のフローチャートの処理を終了する。
図5は、本実施形態による端末装置102が実行する初期設定ステータス処理方法を示すフローチャートである。図6(a)~(c)は、端末装置102の表示部226に表示される画面の例を示す図である。
まず、ステップS501では、CPU221は、通信部224により、通信装置101から初期設定ステータスを受信したか否かを判定する。初期設定ステータスは、通信装置101の製品名情報を含む。CPU221は、初期設定ステータスを受信していない場合には、ステップS501に戻り、初期設定ステータスを受信した場合には、ステップS502に進む。
ステップS502では、CPU221は、図6の「初期設定開始確認」の画面601を表示部226に表示する。画面601は、「初期設定を実施しますか?」の表示を行う。ユーザは、画面601に従い、操作部225により、「はい」または「いいえ」を選択する。
次に、ステップS503では、CPU221は、「はい」と「いいえ」のいずれが選択されたのかを判定する。CPU221は、「はい」が選択された場合には、ステップS504に進み、「いいえ」が選択された場合には、図5のフローチャートの処理を終了する。
ステップS504では、CPU221は、ステップS501で受信した初期設定ステータスに含まれる通信装置101の製品名情報(機種情報)を基に、通信装置101の製品名(機種)を保持情報から検索する。CPU221は、過去に初期設定を行ったことがある通信装置の製品名情報と初期設定項目の設定情報を、保持情報として記憶している。
次に、ステップS505では、CPU221は、通信装置101の製品名が保持情報の中に存在するか否かを判定する。CPU221は、通信装置101の製品名が保持情報の中に存在する場合には、ステップS506に進み、通信装置101の製品名が保持情報の中に存在しない場合には、ステップS507に進む。
ステップS506では、CPU221は、図6(b)の「初期設定一括送信確認」の画面602を表示部226に表示する。画面602は、『「以前設定した製品名」と同じ設定にしますか?』の表示を行う。ユーザは、画面602に従い、操作部225により、「はい」、「いいえ」または「キャンセル」を選択する。その後、CPU221は、ステップS509に進む。
ステップS507では、CPU221は、ステップS501で受信した初期設定ステータスに含まれる通信装置101の製品名情報を基に、通信装置101の製品名に最も近い製品名を保持情報から検索する。
ステップS508では、CPU221は、図6(b)の画面602と同様に、通信装置101の製品名に最も近い製品名の「初期設定一括送信確認」の画面を表示部226に表示する。その画面は、『「以前設定した近い製品名」と同じ設定にしますか?』の表示を行う。ユーザは、操作部225により、「はい」、「いいえ」または「キャンセル」を選択する。その後、CPU221は、ステップS509に進む。
ステップS509では、CPU221は、「はい」と「いいえ」と「キャンセル」のいずれが選択されたのかを判定する。CPU221は、「はい」が選択された場合には、ステップS510に進み、「いいえ」が選択された場合には、ステップS507に進み、「キャンセル」が選択された場合には、図5のフローチャートの処理を終了する。
ステップS510では、CPU221は、図6(c)の「初期設定一括送信の内容確認」の画面603を表示部226に表示する。画面603は、保持情報の中のステップS506の製品名またはステップS508の近い製品名の初期設定項目の設定情報を表示し、「送信」または「戻る」の選択を促す。初期設定項目の設定情報は、例えば、図3のステップS306~S308、S313、S314の初期設定項目の設定情報を含む。ユーザは、画面603に従い、操作部225により、「送信」または「戻る」を選択する。CPU221は、「送信」が選択された場合には、通信部224により、保持情報の中のステップS506の製品名またはステップS508の近い製品名の初期設定項目の設定情報を一括で通信装置101へ送信する。
次に、ステップS511では、CPU221は、保持情報の中のステップS506の製品名またはステップS508の近い製品名の初期設定項目の設定情報を、通信装置101の初期設定項目の設定情報として更新する。
次に、ステップS512では、CPU221は、すべての初期設定項目の設定処理が終了したか否かを判定する。CPU201は、すべての初期設定項目の設定処理が終了していない場合には、ステップS513に進み、すべての初期設定項目の設定が終了した場合には、ステップS517に進む。
ステップS513では、CPU221は、図4のステップS408の送信に対応し、通信部224により、次の初期設定項目の設定情報の待ち状態であることを示すステータスを通信装置101から受信したか否かを判定する。CPU221は、そのステータスを受信してない場合には、ステップS513に戻り、そのステータスを受信した場合には、ステップS514に進む。
ステップS514では、CPU221は、ユーザ操作に応じて、次の初期設定項目の設定情報を選択し、その選択された次の初期設定項目の設定情報の送信の確認画面を表示部226に表示する。例えば、CPU221は、ユーザ操作に応じて、図3のステップS311のサービス許諾処理の設定情報と、図3のステップS312のアンケート処理の設定情報を選択する。これらの設定情報は、ユーザの操作作業が必ず伴うものである。
次に、ステップS515では、CPU221は、ユーザ操作により「送信」が選択された場合には、通信部224により、その選択された次の初期設定項目の設定情報を通信装置101に送信する。通信装置101は、図4のステップS409で、その設定情報を受信する。
次に、ステップS516では、CPU221は、その選択された次の初期設定項目の設定情報を基に、通信装置101の初期設定項目の設定情報を更新する。その後、CPU221は、ステップS512に戻り、次の初期設定項目の設定処理を開始する。
ステップS517では、CPU221は、図4のステップS412の送信に対応し、通信部224により、通信装置101のすべての初期設定項目の設定情報を通信装置101から受信する。
次に、ステップS518では、CPU221は、その受信した通信装置101のすべての初期設定項目の設定情報を保存するか否かの確認画面を表示部226に表示する。ユーザは、操作部225により、「はい」または「いいえ」を選択する。
次に、ステップS519では、CPU221は、「はい」と「いいえ」のいずれが選択されたかを判定する。CPU221は、「はい」が選択された場合には、ステップS520に進み、「いいえ」が選択された場合には、図5のフローチャートの処理を終了する。
ステップS520では、CPU221は、その受信した通信装置101のすべての初期設定項目の設定情報の中で、一括設定が可能な初期設定項目の設定情報を、通信装置101の製品名と関連付けて、保持情報として保存する。一括設定が可能な初期設定項目の設定情報は、例えば、図3のS306~S308、S313、S314の初期設定項目の設定情報であり、ステップS510で送信される情報である。その後、CPU221は、図5のフローチャートの処理を終了する。
なお、CPU221は、通信装置101の製品名の他、実施日時、設定したネットワーク環境なども関連付けて保存してもよい。その場合、CPU221は、通信装置101の製品名とネットワーク環境等に関連付けて、一括設定が可能な初期設定項目の設定情報を、保持情報として保存する。ステップS504では、CPU221は、通信装置101から通信装置101の製品名とネットワーク環境等を受信し、その受信した通信装置101から通信装置101の製品名とネットワーク環境等に対応する初期設定項目の設定情報を保持情報から検索する。そして、CPU221は、通信装置101の製品名とネットワーク環境等に対応する初期設定項目の設定情報を更新および設定することができる。
また、ステップS510では、CPU221は、一括設定が可能な初期設定項目の設定情報を通信装置101へ送信しているが、これに限定されない。例えば、CPU221は、言語設定の設定情報のみを先に送信して、通信装置101でのインクカートリッジの装着操作を促し、最後に残りの初期設定項目の設定情報を一括で送信してもよい。図3のステップS309では、通信装置101は、インクカートリッジが装着されていない場合には、インクカートリッジの装着方法を表示部205に表示する。そのインクカートリッジの装着方法を表示するためには、その表示のための言語設定がされていることが好ましい。そこで、CPU221は、言語設定の設定情報のみを先に送信ことが好ましい。
例えば、1台目の通信装置101の初期設定を行う場合には、まず、端末装置102は、通信装置101から製品名を含む初期設定ステータスを受信する。次に、端末装置102は、ユーザ操作に応じて、言語設定と国設定と日時設定のそれぞれの設定情報を順に選択して、通信装置101に送信し、通信装置101は、受信した設定情報の設定を行う。その後、ユーザは、通信装置101において、インクカートリッジの装着操作を行う。その後、端末装置102は、ユーザ操作に応じて、許諾処理とアンケート処理等のそれぞれの設定情報を順に選択して、通信装置101に送信し、通信装置101は、受信した設定情報の設定を行う。端末装置102は、1台目の通信装置101の製品名に関連付けて、上記の初期設定項目の設定情報を、保持情報として保存する。
2台目の通信装置101の初期設定を行う場合には、まず、端末装置102は、通信装置101から製品名を含む初期設定ステータスを受信する。次に、端末装置102は、保持情報を参照し、2台目の通信装置101が1台目の通信装置101と同じ製品名である場合には、1台目の通信装置101の言語設定の設定情報を通信装置101に送信する。通信装置101は、受信した設定情報の設定を行い、設定された言語で、インクカートリッジの装着方法を表示する。その後、ユーザは、通信装置101において、インクカートリッジの装着操作を行う。その後、端末装置102は、保持情報を参照し、2台目の通信装置101が1台目の通信装置101と同じ製品名である場合には、1台目の通信装置101の初期設定項目の設定情報のうちの残りの初期設定項目の設定情報を一括して通信装置101に送信する。通信装置101は、受信した設定情報の設定を行う。なお、端末装置102は、すべての初期設定項目の設定情報を一括して通信装置101に送信してもよい。これにより、ユーザは、2台目以降の通信装置101の初期設定を簡単かつ短時間で行うことができる。
以上のように、通信システム100は、通信装置101と、端末装置102と、アクセスポイント103を有する。通信装置101は、設定情報送信装置の一例である。端末装置102は、外部装置の一例である。通信装置101は、例えば、印刷装置である。
図5のステップS520では、CPU221は、保存部として機能し、過去の通信装置101の初期設定の設定情報を保存する。ステップS501では、CPU221は、受信部として機能し、通信装置101の情報と初期設定ステータスを通信装置101から受信する。通信装置101の情報は、例えば、通信装置101の機種情報である。初期設定ステータスは、初期設定開始情報の一例である。ステップS510では、CPU221は、送信部として機能し、初期設定ステータスを受信した場合には、過去の通信装置101の初期設定の設定情報を参照し、通信装置101の情報に応じて、初期設定の設定情報を通信装置101に送信する。通信装置101は、端末装置102から初期設定の設定情報を受信し、その初期設定の設定情報を設定する。
ステップS517では、CPU221は、受信部として機能し、ステップS510の送信の後、通信装置101の初期設定の設定情報を通信装置101から受信する。ステップS520では、CPU221は、通信装置101の情報に対応付けて、ステップS517により受信された通信装置101の初期設定の設定情報を保存する。
具体的には、ステップS517では、CPU221は、通信装置101の複数の初期設定項目の設定情報を通信装置101から受信する。ステップS520では、CPU221は、ステップS517により受信された通信装置101の複数の初期設定項目の設定情報のうちの一部の初期設定項目の設定情報を保存する。一部の初期設定項目の設定情報は、例えば、図3のステップS306~S308、S313、S314の初期設定項目の設定情報である。
上記の通信装置101の情報は、例えば、通信装置101の機種情報であり、通信装置101から受信される。ステップS505では、CPU221は、過去の通信装置の初期設定の設定情報の中に、通信装置101の機種情報に対応する初期設定の設定情報が存在する場合には、ステップS506に進む。その場合、CPU221は、通信装置101の機種情報に対応する初期設定の設定情報を通信装置101に送信する。
また、ステップS505では、CPU221は、過去の通信装置の初期設定の設定情報の中に、通信装置101の機種情報に対応する初期設定の設定情報が存在しない場合には、ステップS507に進む。その場合、CPU221は、通信装置101の機種情報に応じて、過去の通信装置の初期設定の設定情報を通信装置101に送信する。
なお、上記の通信装置101の情報は、通信装置101の機種情報とネットワーク環境情報でもよく、通信装置101から受信される。ステップS505では、CPU221は、過去の通信装置の初期設定の設定情報の中に、通信装置101の機種情報とネットワーク環境情報に対応する初期設定の設定情報が存在する場合には、ステップS506に進む。その場合、CPU221は、通信装置101の機種情報とネットワーク環境情報に対応する初期設定の設定情報を通信装置101に送信する。
また、ステップS505では、CPU221は、過去の通信装置の初期設定の設定情報の中に、通信装置101の機種情報とネットワーク環境情報に対応する初期設定の設定情報が存在しない場合には、ステップS507に進む。その場合、CPU221は、通信装置101の機種情報とネットワーク環境情報に応じて、過去の通信装置の初期設定の設定情報を通信装置101に送信する。
ステップS520では、CPU221は、過去の通信装置の複数の初期設定項目の設定情報を保存する。ステップS510では、CPU221は、複数の初期設定項目の設定情報を一括して通信装置101に送信する。なお、CPU221は、言語設定の設定情報を通信装置101に送信し、その後、残りの初期設定項目の設定情報を一括して通信装置101に送信してもよい。
図4のステップS404では、通信装置101は、複数の初期設定項目を端末装置102に送信する。CPU221は、その複数の初期設定項目を通信装置101から受信する。ステップS510では、CPU221は、その複数の初期設定項目の設定情報を通信装置101に送信する。具体的には、CPU221は、過去の通信装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報を通信装置101に送信する。
ステップS506では、CPU221は、図6(b)のように、過去の通信装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報の送信の可否の問い合わせの画面602を表示するように制御する。そして、CPU221は、送信の承諾の操作があった場合に、過去の通信装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報を通信装置101に送信する。
ステップS518では、CPU221は、図6(c)のように、過去の通信装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報の画面603を表示するように制御する。そして、CPU221は、送信の承諾の操作があった場合に、過去の通信装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報を通信装置101に送信する。
ステップS510では、CPU221は、過去の通信装置の複数の初期設定項目の設定情報を基に、通信装置101の複数の初期設定項目のうちの一部の初期設定項目の設定情報を通信装置101に送信する。上記の一部の初期設定項目の設定情報は、例えば、図3のステップS306~S308、S313、S314の初期設定項目の設定情報である。
ステップS515では、CPU221は、ユーザ操作に応じて、通信装置101の複数の初期設定項目のうちの他の初期設定項目の設定情報を通信装置101に送信する。上記の他の初期設定項目の設定情報は、例えば、図3のステップS311およびS312の初期設定項目の設定情報である。
以上、本実施形態によれば、端末装置102は、通信装置101の初期設定の設定情報を簡単または短時間で設定することができる。ユーザは、2台目以降の通信装置101に対しては、同じ初期設定の設定作業を繰り返す必要がなく、作業効率を向上させることができる。
(その他の実施形態)
本開示は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、上述の実施形態は、何れも本開示を実施するにあたっての具体例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されない。すなわち、本開示はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態の開示は、以下の構成、システム、方法およびプログラムを含む。
(構成1)
過去の外部装置の初期設定の設定情報を保存する保存手段と、
外部装置の情報と初期設定開始情報を外部装置から受信する第1の受信手段と、
前記初期設定開始情報を受信した場合には、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報を参照し、前記外部装置の情報に応じて、初期設定の設定情報を前記外部装置に送信する送信手段と
を有することを特徴とする設定情報送信装置。
(構成2)
前記保存手段は、前記外部装置の情報に対応付けて、前記外部装置の初期設定の設定情報を保存することを特徴とする構成1に記載の設定情報送信装置。
(構成3)
前記送信手段による送信の後、前記外部装置の初期設定の設定情報を前記外部装置から受信する第2の受信手段をさらに有し、
前記保存手段は、前記外部装置の情報に対応付けて、前記第2の受信手段により受信された前記外部装置の初期設定の設定情報を保存することを特徴とする構成1または2に記載の設定情報送信装置。
(構成4)
前記外部装置の情報は、前記外部装置の機種情報であることを特徴とする構成1~3のいずれか1項に記載の設定情報送信装置。
(構成5)
前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報の中に、前記外部装置の機種情報に対応する初期設定の設定情報が存在する場合には、前記外部装置の機種情報に対応する初期設定の設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする構成4に記載の設定情報送信装置。
(構成6)
前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報の中に、前記外部装置の機種情報に対応する初期設定の設定情報が存在しない場合には、前記外部装置の機種情報に応じて、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする構成5に記載の設定情報送信装置。
(構成7)
前記外部装置の情報は、前記外部装置の機種情報とネットワーク環境情報であることを特徴とする構成1~3のいずれか1項に記載の設定情報送信装置。
(構成8)
前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報の中に、前記外部装置の機種情報とネットワーク環境情報に対応する初期設定の設定情報が存在する場合には、前記外部装置の機種情報とネットワーク環境情報に対応する初期設定の設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする構成7に記載の設定情報送信装置。
(構成9)
前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報の中に、前記外部装置の機種情報とネットワーク環境情報に対応する初期設定の設定情報が存在しない場合には、前記外部装置の機種情報とネットワーク環境情報に応じて、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする構成8に記載の設定情報送信装置。
(構成10)
前記保存手段は、過去の外部装置の複数の初期設定項目の設定情報を保存し、
前記送信手段は、複数の初期設定項目の設定情報を一括して前記外部装置に送信することを特徴とする構成1~9のいずれか1項に記載の設定情報送信装置。
(構成11)
前記保存手段は、過去の外部装置の複数の初期設定項目の設定情報を保存し、
前記送信手段は、言語設定の設定情報を前記外部装置に送信し、その後、残りの初期設定項目の設定情報を一括して前記外部装置に送信することを特徴とする構成1~9のいずれか1項に記載の設定情報送信装置。
(構成12)
複数の初期設定項目を前記外部装置から受信する第3の受信手段をさらに有し、
前記送信手段は、前記複数の初期設定項目の設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする構成1~11のいずれか1項に記載の設定情報送信装置。
(構成13)
前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする構成1~12のいずれか1項に記載の設定情報送信装置。
(構成14)
前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報の送信の可否の問い合わせを表示するように制御し、前記送信の承諾の操作があった場合に、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする構成1~13のいずれか1項に記載の設定情報送信装置。
(構成15)
前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報を表示するように制御し、前記送信の承諾の操作があった場合に、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする構成1~14のいずれか1項に記載の設定情報送信装置。
(構成16)
前記保存手段は、過去の外部装置の複数の初期設定項目の設定情報を保存し、
前記送信手段は、前記過去の外部装置の複数の初期設定項目の設定情報を基に、前記外部装置の複数の初期設定項目のうちの一部の初期設定項目の設定情報を前記外部装置に送信し、ユーザ操作に応じて、前記外部装置の複数の初期設定項目のうちの他の初期設定項目の設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする構成1~15のいずれか1項に記載の設定情報送信装置。
(構成17)
前記第2の受信手段は、前記外部装置の複数の初期設定項目の設定情報を前記外部装置から受信し、
前記保存手段は、前記第2の受信手段により受信された前記外部装置の複数の初期設定項目の設定情報のうちの一部の初期設定項目の設定情報を保存することを特徴とする構成3に記載の設定情報送信装置。
(構成18)
前記外部装置は、印刷装置であることを特徴とする構成1~17のいずれか1項に記載の設定情報送信装置。
(システム1)
構成1~18のいずれか1項に記載の設定情報送信装置と、
前記設定情報送信装置から前記初期設定の設定情報を受信し、前記初期設定の設定情報を設定する外部装置と
を有することを特徴とするシステム。
(方法1)
過去の外部装置の初期設定の設定情報を保存する保存ステップと、
外部装置の情報と初期設定開始情報を外部装置から受信する第1の受信ステップと、
前記初期設定開始情報を受信した場合には、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報を参照し、前記外部装置の情報に応じて、初期設定の設定情報を前記外部装置に送信する送信ステップと
を有することを特徴とする設定情報送信装置の処理方法。
(プログラム1)
コンピュータを、構成1~18のいずれか1項に記載された設定情報送信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
101 通信装置、102 端末装置、221 CPU、222 ROM、223 RAM、224 通信部、225 操作部、226 表示部

Claims (21)

  1. 過去の外部装置の初期設定の設定情報を保存する保存手段と、
    外部装置の情報と初期設定開始情報を外部装置から受信する第1の受信手段と、
    前記初期設定開始情報を受信した場合には、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報を参照し、前記外部装置の情報に応じて、初期設定の設定情報を前記外部装置に送信する送信手段と
    を有することを特徴とする設定情報送信装置。
  2. 前記保存手段は、前記外部装置の情報に対応付けて、前記外部装置の初期設定の設定情報を保存することを特徴とする請求項1に記載の設定情報送信装置。
  3. 前記送信手段による送信の後、前記外部装置の初期設定の設定情報を前記外部装置から受信する第2の受信手段をさらに有し、
    前記保存手段は、前記外部装置の情報に対応付けて、前記第2の受信手段により受信された前記外部装置の初期設定の設定情報を保存することを特徴とする請求項1に記載の設定情報送信装置。
  4. 前記外部装置の情報は、前記外部装置の機種情報であることを特徴とする請求項1に記載の設定情報送信装置。
  5. 前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報の中に、前記外部装置の機種情報に対応する初期設定の設定情報が存在する場合には、前記外部装置の機種情報に対応する初期設定の設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項4に記載の設定情報送信装置。
  6. 前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報の中に、前記外部装置の機種情報に対応する初期設定の設定情報が存在しない場合には、前記外部装置の機種情報に応じて、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項5に記載の設定情報送信装置。
  7. 前記外部装置の情報は、前記外部装置の機種情報とネットワーク環境情報であることを特徴とする請求項1に記載の設定情報送信装置。
  8. 前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報の中に、前記外部装置の機種情報とネットワーク環境情報に対応する初期設定の設定情報が存在する場合には、前記外部装置の機種情報とネットワーク環境情報に対応する初期設定の設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項7に記載の設定情報送信装置。
  9. 前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報の中に、前記外部装置の機種情報とネットワーク環境情報に対応する初期設定の設定情報が存在しない場合には、前記外部装置の機種情報とネットワーク環境情報に応じて、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項8に記載の設定情報送信装置。
  10. 前記保存手段は、過去の外部装置の複数の初期設定項目の設定情報を保存し、
    前記送信手段は、複数の初期設定項目の設定情報を一括して前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の設定情報送信装置。
  11. 前記保存手段は、過去の外部装置の複数の初期設定項目の設定情報を保存し、
    前記送信手段は、言語設定の設定情報を前記外部装置に送信し、その後、残りの初期設定項目の設定情報を一括して前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の設定情報送信装置。
  12. 複数の初期設定項目を前記外部装置から受信する第3の受信手段をさらに有し、
    前記送信手段は、前記複数の初期設定項目の設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の設定情報送信装置。
  13. 前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の設定情報送信装置。
  14. 前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報の送信の可否の問い合わせを表示するように制御し、前記送信の承諾の操作があった場合に、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の設定情報送信装置。
  15. 前記送信手段は、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報を表示するように制御し、前記送信の承諾の操作があった場合に、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報と同じ設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の設定情報送信装置。
  16. 前記保存手段は、過去の外部装置の複数の初期設定項目の設定情報を保存し、
    前記送信手段は、前記過去の外部装置の複数の初期設定項目の設定情報を基に、前記外部装置の複数の初期設定項目のうちの一部の初期設定項目の設定情報を前記外部装置に送信し、ユーザ操作に応じて、前記外部装置の複数の初期設定項目のうちの他の初期設定項目の設定情報を前記外部装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の設定情報送信装置。
  17. 前記第2の受信手段は、前記外部装置の複数の初期設定項目の設定情報を前記外部装置から受信し、
    前記保存手段は、前記第2の受信手段により受信された前記外部装置の複数の初期設定項目の設定情報のうちの一部の初期設定項目の設定情報を保存することを特徴とする請求項3に記載の設定情報送信装置。
  18. 前記外部装置は、印刷装置であることを特徴とする請求項1に記載の設定情報送信装置。
  19. 請求項1~18のいずれか1項に記載の設定情報送信装置と、
    前記設定情報送信装置から前記初期設定の設定情報を受信し、前記初期設定の設定情報を設定する外部装置と
    を有することを特徴とするシステム。
  20. 過去の外部装置の初期設定の設定情報を保存する保存ステップと、
    外部装置の情報と初期設定開始情報を外部装置から受信する第1の受信ステップと、
    前記初期設定開始情報を受信した場合には、前記過去の外部装置の初期設定の設定情報を参照し、前記外部装置の情報に応じて、初期設定の設定情報を前記外部装置に送信する送信ステップと
    を有することを特徴とする設定情報送信装置の処理方法。
  21. コンピュータを、請求項1~18のいずれか1項に記載された設定情報送信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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