JP2024006057A - ソファ及びその組み立て方法 - Google Patents

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Hiroto Usumoto
友希 竹谷
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Abstract

【課題】美感に優れて組み立てが容易なソファを提供する。【解決手段】ソファは、座受け枠3で支持された座部1と、背支持フレーム4に固定された背部2とを有している。背部2は、背部本体(背ベース)19とその前に配置した背クッション材20,21、袋状の背張地23とを備えている。背支持フレーム4には上下のボス部27を前向きに突設しており、背部本体19は、ボス部27に前からねじ込まれたボルト30によって背支持フレーム4に固定されている。背張地23の下端にはスライドファスナ24で開閉できる開口25が形成されており、背部本体19を固定したら開口25を閉じる。【選択図】図4

Description

本願発明は、ソファ及びその組み立て方法(製造方法)に関するものである。ソファは座と背もたれとを備えており、背もたれが固定式になっているタイプと、ベッドに兼用できるように背もたれが可動式になっているタイプとがあるが、本願発明は、背もたれが固定されたタイプを対象にしている。
ソファは安楽性を第1の機能にしており、このため、座も背もたれも厚いクッション材を有していることが多い。ソファは、例えば特許文献1に開示されているように、本体に座部及び背部のクッション材を配置して、全体を張地で覆った構成が一般的であるが、この構成では、組み立ての最終工程にある張地を張る作業が面倒である等の問題がある。
他方、特許文献2には、フレーム構造体に座部と背もたれとを固定した構造のソファが開示されている。
特開2003-102583号公報 実用新案登録第3220358号のCD-ROM
特許文献2のソファは組み立て式であり、背もたれや座とフレーム構造体との固定手段としては、ボルト・ナット、接着剤、釘打ちが例示されている。このうち、接着剤や釘打ちは現実的ではなく、ボルト(ビス)やナットによる固定が現実的であるが、例えば背もたれをフレーム材にボルトで固定する場合、ボルトをフレーム材に後ろから挿通して背もたれの芯材にねじ込むことになり、すると、ボルトの頭が後ろに露出して美感を損なうことが懸念される。
本願発明はこのような現状を背景に成されたものであり、組み立てが容易に美感にも優れたソファを提供せんとするものである。
本願発明は多くの構成を備えており、その典型を各請求項で特定している。このうち請求項1の発明はソファの構造に関するもので、
「座と、
着座した人を後ろから支持する背部と、
前記背部の背後に位置する背支持フレームと、を備え、
前記背部は、背部本体と、前記背部本体の少なくとも正面側を覆う張地とを有しており、
前記背部本体は、固定部材によって前記背支持フレームの固定部に固定され、
前記背部本体のうち正面視で前記背支持フレームと重なる部位には、前記固定部材によって前記背支持フレームの固定部に固定するための取付穴が前後に開口するように形成され、
前記張地は、前記取付穴の正面側を覆うように配置されている」
という構成になっている。
請求項2の発明は請求項1の展開例であり、
「前記張地は、前記背部本体の背面側を覆うリア被覆部を有しており、
前記リア被覆部に、前記固定部材又は背支持フレームの固定部が通る逃がし穴が形成されている」
という構成になっている。
請求項3の発明は請求項1又は2の展開例であり、
「前記背部は、前記背部本体の少なくとも前面に重なるクッション材を更に含んでおり、
前記クッション材に、前記固定部材を挿通可能な貫通穴が前記取付穴と連通するように形成され、
前記張地は、前記貫通孔の正面側を覆っている」
という構成になっている。
請求項4の発明も請求項1又は2の展開例であり、
「前記背支持フレームは上下長手の支柱状に形成されて、前記背部と前後に重なる部位に、前記固定部として前向きのボス部が形成れており、
前記ボス部には、前記固定部材であるボルトを手前から受け入れる雌ねじが形成され、 前記ボス部の雌ねじに前記ボルトをねじ込まれることによって前記背部本体が前記背支持フレームに固定されている」
という構成になっている。ボス部は1本の背支持フレームに2か所のみを設けることも可能であるが、高さを変えて複数箇所に設けるのが好ましい。
請求項5の発明も請求項1又は2の展開例であり、
「複数の前脚と、
複数の後脚と、
をさらに備え、
前記背支持フレームは、前記後脚から上向きに延びている」
という構成になっている。
請求項6の発明も請求項1又は2の展開例であり、
「前記張地は、前記背部全体を覆う袋体に形成され、前記袋体の下端に、閉止手段を備えた開口が左右方向に長い姿勢で形成されている」
という構成になっている。閉止手段としてファスナが好適であるが、フックや紐なども採用できる。
請求項7の発明はソファの組み立て方法を対象にしている。すなわち、
「座と、着座した人を後ろから支持する背部と、前記背部を少なくとも手前から覆う張地と、前記背部の背後に位置する背支持フレームと、を備えて、前記背部は、背部本体と、前記背部本体を覆う袋状の張地とを有し、前記背部本体のうち正面視で前記背支持フレームと重なる部位に取付穴が空いている」
という構成のソファの組み立て方法であって、
「少なくとも前記背部本体の背面側部に前記張地を被せた状態で前記背部本体と前記背支持フレームとを所定の相対位置にセットする工程と、
前記取付穴に挿通した固定部材によって前記背部本体と前記背支持フレームとを固定する工程と、
前記張地を前記背部本体の前面側に被せた状態に保持する工程と、
を備えている、」
という特徴を備えている。
本願発明では、背部は背支持フレームに固定されるため、背部をユニット化しておくことができる。このため、ソファの組み立てを容易化できると共に、組付けに伴うバラツキを抑制して品質を安定化できる。
また、背部を固定するためのボルト等の固定部材は背部本体の前面側から操作するもので、固定部材は背支持フレームの後面には露出せず、また、背部本体の手前には張地が配置されていて背部本体(及び取付穴)が手前に露出することはないため、固定構造に起因して美感が損なわれることはない。従って、本願発明では、組み立てが容易なソファでありながら、美感を損なうことなく背部を背支持フレームに固定できる。
請求項2のように背部の背面を張地のリア被覆部で覆うと、背部の表裏を張地で美粧して美感を一層向上できる。そして、背支持フレームの固定部は張地のリア被覆部で隠れていて後ろから視認できず、背部を背支持フレームに接着したかのような外観を呈するため、シンプル性を追求して美感を更に向上できる。
請求項3のように背クッション材に逃がし穴を設けると、背部本体に背クッション材が張られた状態にユニット化して組み立てできるため、組み立ての作業性を向上できる。このように背クッション材に逃がし穴を設けた場合、背部本体を背支持フレームに固定してから、背クッション材の逃がし穴を背クッション材と同じ素材のクッション材より成るプラグで塞ぐことが可能である。
背支持フレームの固定部としては、例えば、背支持フレームに雌ねじを直接形成するといったことも可能であるが、請求項4のように固定部をボス部に形成すると、背支持フレームの強度低下を防止できる利点がある。また、ボス部を背部本体に設けた穴に嵌合させることにより、背部本体と背支持フレームとの一体性を高めて固定強度を向上できる利点もある。
請求項5の構成では、背支持フレームと後脚とが一連に延びているため、ソファをバックビューにおいてすっきりとさせて、美感を向上できる。また、構造を簡単にしてコストの抑制にも貢献できる。
請求項6のように張地を袋体に構成すると、張地はタッカー止めのような手間のかかる作業を要することなく簡単に装着できるため、請求項7のような手順で、ソファの組み立てを能率よく行うことができる。更に述べると、袋体は、固定部材が挿入される部分だけが露出した態で背部本体及び背クッション材に取り付けておいて、固定部材によって背部本体を背支持フレームに固定してから開口を閉じることにより、ソファを美麗な状態に仕上げることができる。従って、美感に優れたソファと成すことを確実化できる。
請求項7の組み立て方法は、既述のとおり、美感に優れたソファを簡単に組み立てることができる。
第1実施形態を示す図で、(A)は前方から見た斜視図、(B)は下後方から見た斜視図、(C)は下後方から見た斜視図である。 (A)(B)とも座部の分離斜視図である。 (A)は背部の前方視分離斜視図、(B)は背部の後方視分離斜視図、(C)は張地(袋体)を後ろから見た斜視図である。 (A)は図1(B)の IV-IV視断面図、(B)は(A)の要部拡大図、(C)は張地のひっくり返した状態での斜視図である。 第2実施形態を示す図で、(A)は前方から見た斜視図、(B)は上後方から見た斜視図、(C)は下後方から見た斜視図である。 (A)は背部の前方視分離斜視図、(B)は背部の後方視分離斜視図、(C)は座部の分離斜視図である。
(1).第1 実施形態
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1~4に示す第1実施形態を説明する。第1実施形態のソファは3人掛けタイプであり、図1(C)から把握できるように、ソファは、互いに分離した座部1と背部(背もたれ)2とを有しており、座部1は座受け枠3に取り付けられて、背部2は左右の背支持フレーム4に取り付けられている。
第1実施形態のソファは3人掛けであるため、座部1及び背部2は左右長手の形態になっている。デザイン的な特徴であるが、座部1の左右端部は平面視半円状に形成されて、背部2の左右端部は正面視半円状に形成されている。もとより、座部1及び背部2を長方形に形成することも可能である。
図2(B)(C)に示すように、座受け枠3は左右の脚装置5を有している。脚装置5は、前脚6と後脚7とこれらを繋ぐサイドフレーム8とを有しており、背支持フレーム4は後脚7の上端から上向きに延びている。サイドフレーム8に断面コ字形のアーム9を横向きに突設し、アーム9が中空角形のビーム10に嵌挿されて、ビス(皿ビス、図示せず)で固定されている。前後のビーム10は左右複数本のステー10aによって連結されている。
サイドフレーム8は、アーム9が固定されている部分が左右内側にずれるように平面視で曲がっている。このため、座部1の左右端部が平面視で円弧状の形態を成していても、脚装置5と座部1の下方に隠れていて美感を悪化させることはない。脚装置5を構成する脚6,7及びサイドフレーム8は金属製の丸パイプで構成されている。
座部1は、木製板より成る座ベース(座本体)11と、1つのリング状座クッション材12と、リング状座クッション材12の内部に配置された3段のインナー座クッション材13,14,15と、座クッション材12~15と座ベース11とを囲う座張地16とを備えている。リング状座クッション材12は座ベース11も抱持している。このため、使用者のふくらはぎに対する当たりが良い。座クッション材12~15は重ねただけでもよいが、隣り合ったものを互に接着すると共に、下段のインナー座クッション材15を座ベース11に接着しておくのが好ましい。
座ベース11は、上下の板材11a,11bとの間に配置された複数枚のスペーサ板11cで構成されている。ビーム10には下方からビスが挿通されて、これが座ベース11に設けた雌ねじ(鬼目ナット)にねじ込まれている。リング状座クッション材12によって座部1の形状が整えられている。インナー座クッション材13~15は、硬さ等を変えることによってクッション性を高めている。
前脚6の上端はサイドフレーム8から少し上方に露出しているが、上端は、リング状座クッション材12に当接している(めり込ませてもよい。)。なお、座クッション材は全体を1枚に構成してもよいし、1枚のリング状座クッション材12と1枚のインナー座クッション材とで構成してもよい。或いは、リング状座クッション材12を備えていない積層構造も採用可能である。
座張地16は、座クッション材12~15と座ベース11との積層体を抱み込んでいる。座張地16の下端縁は、座ベース11の下面にタッカーで固定することが可能である。或いは、座張地16の下端縁を紐材で絞り込むことも可能である。
(2).背部
図3に示すように、背部2は、合板等の木製板よりなる背ベース19と、その手前に配置されたリング状背クッション材20と、リング状背クッション材20の内部に配置されて背ベース19に重なったインナー背クッション材21と、背ベース19の後面(背面)に重なったリア背クッション材22と、これら背ベース19及び背クッション材20~22を覆う背張地23とで構成されている。背ベース19は、請求項に記載した背部本体の一例である。
インナー背クッション材21とリア背クッション材22とは背ベース19に接着剤で接着されており、リング状背クッション材20はインナー背クッション材21に接着されている。背ベース19の上端には、前後方向の撓みを防止するためのアングル材19cを固定している。例えば図4に示すように、背支持フレーム4の上端にはキャップ4aを装着している。
背張地23は、リア背クッション材22を後ろから覆うリア被覆部23aを有する袋体に構成されており、図4(C)に示すように、その下端に、スライドファスナ24を備えた開口25が左右略全長に亙って形成されている。スライドファスナ24は、敢えて述べるまでもないが、多数のエレメントを備えた一対のテープと、エレメントを係脱させるスライダー26とを有しており、テープが背張地に縫着されている。
図3,4に示すように、背支持フレーム4の上部には、固定部の例として上下2段の筒状のボス部27が前向きに突設されている一方、背ベース19の後面に、背面視で背支持フレーム4の上部と重なる角形の補強材(スペーサ材)19aが固定されており、補強材19aに設けた後ろ向きの嵌合穴19bにボス部27を密嵌している。例えば図3(C)に示すように、背張地23におけるリア被覆部23aには、背支持フレーム4のボス部27が貫通する逃がし穴28を空けている。
そして、背ベース19にはボス部27と連通する貫通穴29が空いており、貫通穴29に前から挿通したボルト(ビス)30をボス部27にねじ込んでいる。従って、ボス部27の内面は雌ねじになっている。ボス部27は背支持フレーム4に溶接されている。図3(A)(B)に示すように、リア背クッション材22には、補強材19aが貫通する逃がし穴31を形成している。
また、図4(A)(B)に示すように、インナー背クッション材21には、ボルト30を挿通するための逃がし穴32が前後に貫通している。なお、逃がし穴32には、インナー背クッション材21と同じ材質のクッション材より成るプラグを嵌め込むことも可能である。
以上の構成において、背部2は表裏からが張地で覆われているため、すっきりとして美感に優れているが、ボルト30はその全体が背部2の内部に隠れていて背支持フレーム4の後ろには露出しないため、背部2は宙に浮いているかのような外観を呈して、優れた美感を呈している。
そして、ソファの組み立ては、a:座部1をユニット化しておいてこれを座受け枠3にビス(ボルト)で固定する、b:背部2をユニット化しておきつつ、背張地23の部分的にめくってインナー背クッション材21の逃がし穴32を露出させておく、c:背部2を左右の背支持フレーム4に重ねて、ボルト30によって背ベース19を背支持フレーム4のボス部27に固定する、d:背張地23のスライドファスナ24を閉じる、という手順で行われる。
そして、ユニット化された座部1及び背部2を枠材に固定するものであるため、組み立て作業は容易で品質も安定する。従って、美感に優れたソファを容易に組み立てることができる。実施形態のように背ベース19に上下長手の補強材19aを設けると、上下のボス部27が補強材19aに連結された状態になって、補強材19aと背支持フレーム4とが一体化したような状態になるため、背部2の安定性・支持強度を格段に向上できる。この点、本実施形態の利点の一つである。
実施形態のように、背ベース19の背面にリア背クッション材22を配置すると、背張地23のリア被覆部23aが張った状態に保持されるため、美感を向上できる。また、人の身体がソファの後面に触れたときに、当たりを柔らかくできる利点もある。
(3).第2実施形態
図5,6では、1人掛けのソファに適用した第2実施形態を示している。この実施形態では、座部1は平面視で円形に形成されて、背部2は平面視で円弧状の形態に曲がっている。図5(C)のとおり、座受け枠3は、左右の脚装置5を前後のステー33で接合した形態を成している。背支持フレーム4は、第1実施形態と同様に後脚7を上向きに延長して形成している。
座部1の構造は第1実施形態と同じであり、木製の座ベース11と、3枚のインナー座クッション材13~15及びリング状座クッション材12とを備えており、座クッション材12~15は座張地16によって覆われている。
背部2の構造も第1実施形態と同様であり、木製の背ベース19と、リング状背クッション材20と、インナー背クッション材21と、リア背クッション材22と、これらを覆う背張地23とを備えている。背ベース19の後面には補強材19aを固定している。
補強材19aは背ベース19の略全高にわたって延びているため、リア背クッション材22は補強材19aによって左右に分断しているが、補強材19aを背ベース19の上端と下端との間に位置するように高さを短くして、リア背クッション材22に第1実施形態と同様の逃がし穴31を形成することも可能である。図6(A)では、リア背クッション材22は左右に一連に延びた状態に表示しているが、実際には、左右に分断しているか、又は逃がし穴が形成されている。
図5(C)に示すように、背張地23は袋体に構成されてその下端に、スライドファスナ24で開閉される開口25が左右略全長にわたって形成されている。第2実施形態の組み立て手順は第1実施形態と同じである。
以上、図示した実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えば、実施形態では座部と背部とは分離していたが、座部と背部とが一連に連続したタイプにも適用できる。この場合、張地も座部と背部とが一体に連続している。
背張地は完全な袋体でなくてもよい。例えば、背ベースの後面に重なるリア被覆部を、後ろ向きに開口した窄まり部に形成して、窄まり部を弾性変形する素材で編成したものも使用できる。この場合は、背張地は、窄まり部を広げることによって背部に着脱できる。
張地の開口の閉止手段として、紐類で絞ったり、多数のフックを配置したりすることも可能である。図示の例では脚装置の後脚を延長して背支持フレームと成したが、背支持フレームを専用品はとして配置することも可能である。背支持フレームを3本以上配置することも可能である。背クッション材は無くてもよい。肘当てを配置してもよい。
背部にヘッドレストを配置することも可能である。この場合、ヘッドレストを背もたれに一体に設けて、背もたれを背支持フレームに固定してもよいし、ヘッドレストと背もたれとを別体に構成して、両者を背支持フレームに固定してもよい。後者の場合、ヘッドレストは請求項に記載した背部と成して、その本体部を手前から挿通したビス(ボルト)て背支持フレームに固定できる。
背支持フレームの構成部材は丸パイプには限らず、丸棒や角パイプ、板材など様々な素材・形状のものを採用できる。固定部材としては、拡張式のプッシュリベッドも使用できる。背支持フレームにスタッドボルトを固定して、これにナットをねじ込む構造も採用できる。背部本体は、合成樹脂製としたり金属製としたりすることも可能である。
本願発明はソファに具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 座部
2 背部
3 座受け枠
4 背支持フレーム
5 脚装置
6 前脚
7 後脚
11 座ベース
12~15 座クッション材
16 座張地
19 背ベース
19a 補強材
20 リング状背クッション材
21 インナー背クッション材
22 リア背クッション材
23 背張地
23a リア被覆部
24 閉止手段の一例としてのスライドファスナ
25 背張地の開口
26 スライダー
27 固定部の一例としてのボス部
28 リア被覆部の逃がし穴
29 背ベースの貫通穴
30 固定部材の一連としてのボルト(ビス)
31 リア背クッション材の逃がし穴

Claims (7)

  1. 座と、
    着座した人を後ろから支持する背部と、
    前記背部の背後に位置する背支持フレームと、を備え、
    前記背部は、背部本体と、前記背部本体の少なくとも正面側を覆う張地とを有しており、
    前記背部本体は、固定部材によって前記背支持フレームの固定部に固定され、
    前記背部本体のうち正面視で前記背支持フレームと重なる部位には、前記固定部材によって前記背支持フレームの固定部に固定するための取付穴が前後に開口するように形成され、
    前記張地は、前記取付穴の正面側を覆うように配置されている、
    ソファ。
  2. 前記張地は、前記背部本体の背面側を覆うリア被覆部を有しており、
    前記リア被覆部に、前記固定部材又は背支持フレームの固定部が通る逃がし穴が形成されている、
    請求項1に記載したソファ。
  3. 前記背部は、前記背部本体の少なくとも前面に重なる背クッション材を更に含んでおり、
    前記背クッション材に、前記固定部材を挿通可能な貫通穴が前記取付穴と連通するように形成され、
    前記張地は、前記貫通孔の正面側を覆っている、
    請求項1又は2に記載したソファ。
  4. 前記背支持フレームは上下長手の支柱状に形成されて、前記背部と前後に重なる部位に、前記固定部として前向きのボス部が形成されており、
    前記ボス部には、前記固定部材であるボルトを手前から受け入れる雌ねじが形成され、 前記ボス部の雌ねじに前記ボルトをねじ込まれることによって前記背部本体が前記背 支持フレームに固定されている、
    請求項1又は2に記載したソファ。
  5. 複数の前脚と、
    複数の後脚と、
    をさらに備え、
    前記背支持フレームは、前記後脚から上向きに延びている、
    請求項1又は2に記載したソファ。
  6. 前記張地は、前記背部全体を覆う袋体に形成され、
    前記袋体の下端に、閉止手段を備えた開口が左右方向に長い姿勢で形成されている、
    請求項1又は2に記載したソファ。
  7. 座と、着座した人を後ろから支持する背部と、前記背部を少なくとも手前から覆う張地と、前記背部の背後に位置する背支持フレームと、を備えて、前記背部は、背部本体と、前記背部本体を覆う袋状の張地とを有し、前記背部本体のうち正面視で前記背支持フレームと重なる部位に取付穴が空いている、という構成のソファの組み立て方法であって、
    少なくとも前記背部本体の背面側部に前記張地を被せた状態で前記背部本体と前記背支持フレームとを所定の相対位置にセットする工程と、
    前記取付穴に挿通した固定部材によって前記背部本体と前記背支持フレームとを固定する工程と、
    前記張地を前記背部本体の前面側に被せた状態に保持する工程と、を備えている、
    ソファの組み立て方法。
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