JP2024005892A - 屋根構造 - Google Patents

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秀久 北
Hidehisa Kita
祐二 山本
Yuji Yamamoto
輝明 長澤
Teruaki Nagasawa
龍喜 松屋
Tatsuyoshi Matsuya
隆史 後藤
Takashi Goto
和人 梅田
Kazuto Umeda
理文 川脇
Masafumi Kawawaki
棚原 守
Mamoru Tanahara
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Almic Imai Co Ltd
YKK AP Inc
Mitsubishi Jisho Sekkei Inc
Iwaki Kasei Co Ltd
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YKK AP Inc
Mitsubishi Jisho Sekkei Inc
Iwaki Kasei Co Ltd
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Abstract

【課題】トップライト屋根の複数のフレームの集合箇所に設けられるシール材の劣化を抑制しつつ、複数のフレームの集合箇所におけるメンテナンス性を向上させる。【解決手段】屋根構造2は、複数の屋根面材5を備えたトップライト屋根1に設けられる。屋根構造2は、上方に突出して立設された立設部材7と、立設部材7を中心に放射状に配置されて立設部材7を囲んで集合し、屋根面材5を保持する複数のフレーム3と、複数のフレーム3と立設部材7の間の間隙部40に設けられた間隙部シール材44と、立設部材7に着脱可能に取り付けられ、間隙部シール材44の上方に配置されて間隙部シール材44を覆うカバー8を備える。【選択図】 図3

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 「赤坂二・六丁目地区開発計画(東棟)見積図」の納品による公開 公開日:令和4年2月25日 公開先:三菱地所株式会社、株式会社TBSホールディングス
本発明は、複数の屋根面材を備えたトップライト屋根に設けられる屋根構造に関する。
トップライト屋根は、屋外に設置される構造物の屋根に採用されている。トップライト屋根では、複数のフレームが屋根形状に合わせて設置されて、複数の屋根面材がフレームにより保持される。また、このようなトップライト屋根の屋根構造として、従来、透光板をフレームに嵌装して、複数のフレームを相互に連結する天窓のフレーム連結構造が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載された従来の天窓のフレーム連結構造(特許文献1の第2図~第4図参照)では、三角形に組んだフレームに透光板である硝子板を嵌装してパネルを形成し、複数のパネルを組み合わせて天窓を構成する。天窓の頂部では、複数のパネルのフレームが集合して互いに隣接して配置される。このような複数のフレームの集合箇所では、雨水への対処のため、フレーム同士の間の箇所を止水する必要がある。これに対し、例えば、シール材をフレーム同士の間の箇所に設けることで、複数のフレームの集合箇所での止水性能が確保される。しかしながら、従来の天窓のフレーム連結構造における複数のフレームの集合箇所にシール材を設けた場合には、シール材が太陽光の紫外線により劣化することが懸念される。また、複数のフレームの連結を解除するのが容易ではなく、劣化したシール材の取替えを含む複数のフレームの集合箇所のメンテナンスに手間が掛かる虞もある。
実開昭61-108729号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、トップライト屋根の複数のフレームの集合箇所に設けられるシール材の劣化を抑制しつつ、複数のフレームの集合箇所におけるメンテナンス性を向上させることである。
本発明は、複数の屋根面材を備えたトップライト屋根に設けられる屋根構造であって、
上方に突出して立設された立設部材と、
前記立設部材を中心に放射状に配置されて前記立設部材を囲んで集合し、前記屋根面材を保持する複数のフレームと、
前記複数のフレームと前記立設部材の間の間隙部に設けられた間隙部シール材と、
前記立設部材に着脱可能に取り付けられ、前記間隙部シール材の上方に配置されて前記間隙部シール材を覆うカバーと、
を備えた屋根構造である。
本発明によれば、トップライト屋根の複数のフレームの集合箇所に設けられるシール材の劣化を抑制しつつ、複数のフレームの集合箇所におけるメンテナンス性を向上させることができる。
本実施形態のトップライト屋根を示す平面図である。 本実施形態のトップライト屋根を図1のX-X線で切断して示す断面図である。 本実施形態のトップライト屋根の集合箇所の周辺部分を示す構成図である。 本実施形態のトップライト屋根の集合箇所の周辺部分を示す平面図である。 本実施形態のトップライト屋根の隣り合う2つのフレームの箇所を示す断面図である。 本実施形態のトップライト屋根の集合箇所の周辺部分を示す構成図である。 本実施形態のトップライト屋根の集合箇所の周辺部分を示す平面図である。 本実施形態のトップライト屋根の隣り合う2つのフレームの箇所を示す断面図である。 本実施形態のトップライト屋根の隣り合う2つのフレームの箇所を示す断面図である。 本実施形態のトップライト屋根の集合箇所の周辺部分を示す構成図である。 本実施形態のトップライト屋根の集合箇所の周辺部分を示す平面図である。 本実施形態のトップライト屋根の隣り合う2つのフレームの箇所を示す断面図である。 本実施形態のトップライト屋根の集合箇所の周辺部分を示す構成図である。 本実施形態のトップライト屋根の集合箇所の周辺部分を示す平面図である。 本実施形態のトップライト屋根の集合箇所の周辺部分を示す構成図である。
本発明の屋根構造の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の屋根構造は、トップライト屋根の構造であり、トップライト屋根に設けられる。従って、トップライト屋根は、屋根構造を備えており、屋根構造は、トップライト屋根の一部を構成する。トップライト屋根は、構造物のトップライト構造の屋根であり、構造物の屋根部分に設置される。また、トップライト屋根は、屋外に設置されて、構造物を覆う。
図1は、本実施形態のトップライト屋根1を示す平面図であり、構造物に設置されたトップライト屋根1及びトップライト屋根1の屋根構造2の一部を上方からみて模式的に示している。
図示のように、トップライト屋根1及び屋根構造2は、トップライト屋根1の屋根形状に合わせて設置された複数のフレーム3と、互いに組み合わされたフレーム3からなる複数のフレームユニット4と、それぞれフレーム3及びフレームユニット4に保持された複数の屋根面材5を備えている。なお、トップライト屋根1及び屋根構造2に関する方向は、トップライト屋根1を構造物に設置した状態での方向で特定する。
フレーム3は、格子状に配置される屋根フレームであり、フレームユニット4は、複数のフレーム3がユニットとして組み立てられた屋根フレームユニットである。また、フレーム3は、屋根面材5を保持する保持部材であり、屋根面材5の縁部に沿って配置されて、屋根面材5の縁部を保持する。フレームユニット4は、それぞれ複数のフレーム3を有し、複数のフレーム3により開口部4Aを形成している。フレームユニット4の複数のフレーム3は、端部同士が接続されて、所定形状に組み立てられる。
フレーム3及びフレームユニット4は、集合箇所6で集合して配置される。フレーム3及びフレームユニット4の集合箇所6は、トップライト屋根1の複数箇所に設けられ、複数の集合箇所6は、互いに間隔をあけて分散している。複数のフレーム3の端部及び複数のフレームユニット4の角部は、それぞれ集合箇所6で集合して、環状に配置される。その状態で、複数のフレームユニット4がトップライト屋根1に並べて設置されて、隣り合うフレームユニット4が互いに組み合わされている。隣り合うフレームユニット4のフレーム3は、互いに隣接した状態で並列して、平行に延びる。
ここでは、フレームユニット4は、三角形状に組み立てられた3つのフレーム3を有しており、三角形状に形成されている。フレームユニット4の3つのフレーム3により、三角形状の開口部4Aが形成される。屋根面材5は、開口部4Aの形状に対応して、三角形状に形成される。集合箇所6では、6つのフレームユニット4の角部及び6つフレームユニット4のフレーム3の端部が集合する。
複数の屋根面材5は、トップライト屋根1の板状の面材であり、それぞれフレーム3により形成されるフレームユニット4の開口部4Aに配置される。屋根面材5は、フレーム3及びフレームユニット4により、開口部4Aに保持されて、開口部4Aを塞ぐ。複数の屋根面材5により、トップライト屋根1の屋根面が形成される。屋根面材5は、ガラス製のガラス面材であり、トップライト屋根1の屋根面で、光を透過させる。
図2は、本実施形態のトップライト屋根1を図1のX-X線で切断して示す断面図であり、2つのフレーム3を含むトップライト屋根1の一部を示している。図3は、本実施形態のトップライト屋根1の集合箇所6の周辺部分を示す構成図であり、トップライト屋根1の一部を断面で示している。
図示のように、トップライト屋根1は、フレーム3の下方に設置された格子状のベース体10と、ベース体10に固定されたファスナー11と、フレーム3に取り付けられたブラケット12を備えている。ベース体10は、トップライト屋根1の基部であり、鋼材である鉄骨10Aを有している。ベース体10の鉄骨10Aが格子状に組み立てられて、ベース体10及び鉄骨10Aがフレーム3の下方でフレーム3に沿って延びる。屋根構造2は、ベース体10の上に設けられている。
ファスナー11は、ベース体10から上方のフレーム3に向かって突出している(図2参照)。ブラケット12は、フレーム3のそれぞれから下方に突出して、ファスナー11に取り付けられている。フレーム3及びフレームユニット4は、ファスナー11とブラケット12により、ベース体10に連結されて、ベース体10により支持されている。隣り合う2つのフレームユニット4において、一方のフレームユニット4のフレーム3と他方のフレームユニット4のフレーム3は、互いの間に隙間をあけた状態で隣接して、互いに対向して配置されている。
フレーム3は、ベース体10に支持されたフレーム本体20と、フレーム本体20に取り付けられた押縁30を有している。ブラケット12がフレーム本体20に取り付けられて、ファスナー11とブラケット12により、フレーム本体20がベース体10に連結されている。隣り合うフレーム3のフレーム本体20は、互いの間に隙間21をあけた状態で隣接して、互いに対向して配置されている。また、隣り合うフレーム3の押縁30は、互いの間に隙間31をあけた状態で隣接して、互いに対向して配置されている。隙間21、31は、それぞれ上方と下方に向かって開放されている。
フレーム3のフレーム本体20は、中空状のフレーム材であり、弾性変形可能なタイト材22と、上方に突出する支持部23と、支持部23の上端部に取り付けられたゴム製の受け材24と、上方に突出する突壁部25を有している。隣り合うフレーム3のフレーム本体20のタイト材22は、隣り合うフレーム3のフレーム本体20の間の隙間21に位置し、互いに当接して、上下方向において、隙間21を封止する。隙間21には、隙間バックアップ材26、27と隙間シール材28、29が設けられている。タイト材22、隙間バックアップ材26、27、及び、隙間シール材28、29は、フレーム3の長手方向に延びる。
隙間シール材28、29は、不定形シーリング材からなるシール材であり、不定形シーリング材が硬化して形成される。隙間バックアップ材26と隙間シール材28は、隙間21のタイト材22よりも下側の箇所(隙間21の下部)に設けられる下隙間バックアップ材と下隙間シール材であり、隙間シール材28は、隙間バックアップ材26の下に重ねて配置される。隙間シール材28は、隙間バックアップ材26に受けられて、隙間21に充填される。隙間シール材28は、隣り合うフレーム3のフレーム本体20に密着して、隙間21を下部において塞ぐ。隙間21は、下部で、隙間シール材28によりシールされる。
隙間バックアップ材27と隙間シール材29は、隙間21のタイト材22よりも上側の箇所(隙間21の上部)に設けられる上隙間バックアップ材と上隙間シール材である。ここでは、隙間21の上部には、上下の2つの隙間バックアップ材27と上下の2つの隙間シール材29が設けられている。隙間21において、隙間バックアップ材27と隙間シール材29は、下方から上方に向かって交互に設けられて、順に重ねて配置される。
下側の隙間シール材29は、下側の隙間バックアップ材27に受けられて、隙間21に充填される。また、上側の隙間バックアップ材27は、下側の隙間シール材29の上に重ねて配置される。上側の隙間シール材29は、上側の隙間バックアップ材27に受けられて、隙間21に充填される。隙間シール材29は、隣り合うフレーム3のフレーム本体20に密着して、隙間21を上部において塞ぐ。隙間21は、上部で、2重の隙間シール材29によりシールされる。
フレーム本体20の支持部23及び受け材24は、突壁部25に対してフレームユニット4の開口部4A側に配置されて、屋根面材5の下側に位置している。屋根面材5(ここでは、屋根面材5の縁部)は、フレーム本体20の受け材24に上方から載置される。受け材24は、屋根面材5と支持部23の間に挟まれて、屋根面材5を受ける。フレーム本体20は、受け材24を介して、支持部23により、屋根面材5を下方において支持する。その状態で、突壁部25は、屋根面材5から離隔して、屋根面材5の側方に位置している。セッティングブロック13は、屋根面材5と突壁部25の間に挟まれて、突壁部25に係止される。
押縁30は、下方に突出する係止部32と、屋根面材5を押える押え部33を有している。係止部32は、フレーム本体20の突壁部25に係止されて、突壁部25に連結される。押縁30は、係止部32により、突壁部25及びフレーム本体20に取り付けられる。押縁30の押え部33は、屋根面材5の上方に離隔して配置されて、押えバックアップ材34と押えシール材35を介して、屋根面材5を押える。屋根面材5は、フレーム本体20の支持部23と押縁30の押え部33の間に配置され、フレーム3は、フレーム本体20の支持部23と押縁30の押え部33の間に屋根面材5を保持する。
押えシール材35は、不定形シーリング材からなるシール材であり、不定形シーリング材が硬化して形成される。押えバックアップ材34と押えシール材35は、押縁30の押え部33と屋根面材5の間の箇所に設けられ、互いに重ねて配置されて、押え部33と屋根面材5の間に挟まれている。押えシール材35は、押えバックアップ材34に受けられて、押縁30の押え部33と屋根面材5の間の箇所に充填される。押えシール材35は、押え部33と屋根面材5に密着して、押縁30の押え部33と屋根面材5の間の箇所を押え部33の先端部において塞ぐ。押縁30の押え部33と屋根面材5の間の箇所は、押え部33の先端部で、押えシール材35によりシールされる。
隣り合うフレーム3の押縁30の間の隙間31には、隙間バックアップ材36と隙間シール材37が設けられている。隙間バックアップ材36と隙間シール材37は、フレーム3の長手方向に延び、隙間シール材37は、隙間バックアップ材36の上に重ねて配置される。隙間シール材37は、不定形シーリング材からなるシール材であり、不定形シーリング材が硬化して形成される。隙間シール材37は、隙間バックアップ材36に受けられて、隙間31に充填される。隙間シール材37は、隣り合うフレーム3の押縁30に密着して、隙間31を上部において塞ぐ。隙間31は、上部で、隙間シール材37によりシールされる。
トップライト屋根1及び屋根構造2は、上方に突出して立設された立設部材7と、立設部材7に着脱可能に取り付けられたカバー8及び付設物9を備えている(図3参照)。立設部材7、カバー8、及び、付設物9は、フレーム3及びフレームユニット4の集合箇所6のそれぞれに設けられている。立設部材7は、直立する直立部材であり、立てた状態で設置されて、上下方向に延びる。また、立設部材7は、ベース体10に固定され、ベース体10から上方に向かって突出する。立設部材7は、丸鋼からなる鋼製の柱部材であり、屋根面材5及びフレーム3よりも上方に突出する状態で、トップライト屋根1に立設されている。
立設部材7は、ベース体10に固定された円柱部7Aと、円柱部7Aの上方に位置する雄ネジ部7Bを有している。円柱部7Aは、立設部材7の円柱形状に形成された部分であり、立設部材7の長手方向(上下方向)に直交する断面の形状が円形状に形成されている。円柱部7Aは、ベース体10から上方に突出して、上下方向に延びる。雄ネジ部7Bは、立設部材7の雄ネジが形成された部分であり、立設部材7の上端部を含む上部に形成されている。雄ネジ部7Bの雄ネジは、雄ネジ部7Bの外周部に形成されて、上下方向に螺旋状に延びる。雄ネジ部7Bは、円柱部7Aから上方に突出して、上下方向に延びる。
カバー8は、立設部材7の雄ネジ部7Bに着脱可能に取り付けられて、立設部材7の全周にわたって、立設部材7から側方に向かって突出している。付設物9は、カバー8よりも上方の位置で、立設部材7の雄ネジ部7Bに着脱可能に取り付けられて、カバー8の上方に配置されている。付設物9は、立設部材7の上部に付設された上付設物であり、立設部材7から上方に突出している。
立設部材7は、フレーム3及びフレームユニット4が集合する集合箇所6に設置(立設)されている。集合箇所6のそれぞれで、複数のフレーム3(フレームユニット4)は、立設部材7(ここでは、円柱部7A)との間に間隙部40を形成した状態で、立設部材7を中心に放射状に配置されて、立設部材7を囲んで集合し、それぞれ屋根面材5を保持する(図1参照)。間隙部40は、複数のフレーム3(フレーム3の端部)と立設部材7(立設部材7の外周部)の間、及び、複数のフレームユニット4(フレームユニット4の角部)と立設部材7(立設部材7の外周部)の間に設けられる間隙である。間隙部40は、立設部材7を囲んで、立設部材7の周囲に環状に形成される。また、間隙部40は、複数のフレーム3により囲まれて、上方と下方に向かって開放されている。
複数のフレーム3は、立設部材7から離隔した状態で、立設部材7の周囲で集合して、立設部材7を中心に順に並べて配置される。立設部材7の円柱部7Aは、複数のフレーム3に囲まれる。また、複数のフレーム3は、立設部材7との間に隙間(間隙部40)をあけて配置され、立設部材7を中心に放射状に延びる。2つの屋根面材5が隣り合う箇所のそれぞれでは、2つのフレーム3が隣り合わせて配置される。フレーム3の立設部材7側の端部及びフレームユニット4の立設部材7側の角部は、立設部材7の外周部との間に隙間をあけて、立設部材7の外周部と対向して配置される。
複数のフレーム3と立設部材7の間の間隙部40には、間隙部バックアップ材41、42と間隙部シール材43、44が設けられている。間隙部バックアップ材41、42と間隙部シール材43、44は、それぞれ環状に形成され、立設部材7を囲む。間隙部シール材43、44は、不定形シーリング材からなるシール材であり、不定形シーリング材が硬化して形成される。間隙部バックアップ材41、42と間隙部シール材43、44は、フレーム3の立設部材7側の端部と立設部材7の外周部の間に設けられる。
間隙部バックアップ材41と間隙部シール材43は、間隙部40の下部に設けられる下間隙部バックアップ材と下間隙部シール材であり、間隙部シール材43は、間隙部バックアップ材41の下に重ねて配置される。間隙部シール材43は、間隙部バックアップ材41に受けられて、間隙部40に充填される。間隙部シール材43は、複数のフレーム3と立設部材7に密着して、間隙部40を下部において塞ぐ。間隙部40は、下部で、間隙部シール材43によりシールされる。
間隙部バックアップ材42と間隙部シール材44は、間隙部40の上部に設けられる上間隙部バックアップ材と上間隙部シール材である。ここでは、間隙部40の上部には、上下の2つの間隙部バックアップ材42と上下の2つの間隙部シール材44が設けられている。間隙部40において、間隙部バックアップ材42と間隙部シール材44は、下方から上方に向かって交互に設けられて、順に重ねて配置される。
下側の間隙部シール材44は、下側の間隙部バックアップ材42に受けられて、間隙部40に充填される。また、上側の間隙部バックアップ材42は、下側の間隙部シール材44の上に重ねて配置される。上側の間隙部シール材44は、上側の間隙部バックアップ材42に受けられて、間隙部40に充填される。間隙部シール材44は、複数のフレーム3と立設部材7に密着して、間隙部40を上部において塞ぐ。間隙部40は、上部で、2重の間隙部シール材44によりシールされる。
カバー8は、環状の覆い部材であり、間隙部40及び間隙部シール材44の上方に配置されて、間隙部40及び間隙部シール材44を上方から覆う。また、カバー8は、金属製(例えば、鋼製)の笠木50と、ゴム製の弾性変形可能な止水部材60を有している。カバー8、笠木50、及び、止水部材60は、立設部材7を囲む円盤形状に形成され、立設部材7と同心状に配置されている。このように、カバー8は、円盤カバーであり、笠木50は、円盤笠木である。
カバー8、笠木50、及び、止水部材60は、立設部材7の周囲に配置され、立設部材7から間隙部40及び間隙部シール材44の上方の位置を越えて複数のフレーム3及び屋根面材5の上方の位置まで張り出して突出する。また、カバー8、笠木50、及び、止水部材60は、間隙部40及び間隙部シール材44から上方に離隔して、間隙部40及び間隙部シール材44の上方に配置される。間隙部40及び間隙部シール材44は、上方において、カバー8により遮蔽される。
笠木50は、環状のカバー本体であり、複数のフレーム3のフレーム本体20及び屋根面材5から上方に離隔して、複数のフレーム3のフレーム本体20及び屋根面材5の上方に配置される。また、笠木50は、立設部材7に取り付けられる筒状の雌ネジ部51と、雌ネジ部51から張り出す円盤状の鍔部52を有している。雌ネジ部51の雌ネジは、雌ネジ部51の内周部に形成されて、上下方向に螺旋状に延びる。
笠木50の雌ネジ部51は、笠木50の回転(周方向の回転)に伴い、立設部材7の雄ネジ部7Bに上端部から下端部に向かって捩じ込まれて、雄ネジ部7Bに螺合する。また、雌ネジ部51は、立設部材7の円柱部7Aの上端面に接触して、雄ネジ部7Bの下端部で停止し、雄ネジ部7Bに着脱可能に取り付けられる。これにより、笠木50は、立設部材7に着脱可能に取り付けられる。雄ネジ部7Bは、笠木50の回転に伴い、ネジ作用で、雌ネジ部51及び笠木50を上下方向に変位させる。
止水部材60は、環状のレインバリアであり、ゴムの射出成型により成型される。止水部材60は、笠木50(ここでは、鍔部52)に着脱可能に装着されて、笠木50により支持され、笠木50を上方から覆う。また、止水部材60は、笠木50に装着される円盤状の装着部61と、笠木50の下側に位置する複数(ここでは、3つ)の環状の突片62と、装着部61から側方に突出する環状の覆い部63を有している。装着部61は、笠木50の上に重ねて配置されて、笠木50を上方から覆う。
止水部材60の複数の突片62は、ヒレ状の突部(ヒレ部)であり、立設部材7から離隔して、立設部材7を中心に3重に配置されている。突片62は、笠木50から下方に突出して、笠木50の下方の箇所をシールし、トップライト屋根1の上を複数のフレーム3の集合箇所6に向かって流れる水を止める。これにより、突片62は、間隙部40及び間隙部シール材44に向かう水を止めて、間隙部40の上方の箇所をシールする。また、突片62は、排水経路64を区画する壁部であり、立設部材7を囲んで環状に配置されている。
押縁30は、フレーム本体20及び屋根面材5よりも上方の位置まで配置されている。フレーム3の立設部材7側の端部では、押縁30の端部T1は、フレーム本体20の端部T2及び屋根面材5の端部T3よりも立設部材7から遠い位置に配置されている。そのため、押縁30の端部T1よりも立設部材7側の箇所では、フレーム本体20及び屋根面材5の上側で、水が押縁30により遮られずに上流側から下流側に向かって流れる。
ただし、止水部材60の突片62は、フレーム本体20及び屋根面材5の上側で、押縁30の端部T1よりも立設部材7側の位置に配置されて、水を止める。そのため、水は、突片62により遮られて、押縁30の端部T1と突片62の間の箇所を流れて排水される。このように、押縁30の端部T1と突片62の間の箇所、及び、当該箇所に連続する屋根面材5の上側の箇所が排水経路64になっている。
排水経路64は、複数のフレーム3の集合箇所6の上方に環状に区画されて、複数のフレーム3にわたって設けられている。止水部材60の突片62は、環状の排水経路64の内周部に位置して、環状の排水経路64の内周部を区画する。排水経路64は、突片62に沿って区画されて、突片62を囲む。水は、トップライト屋根1の上を複数のフレーム3の集合箇所6に向かって流れて、排水経路64に達する。排水経路64は、水を下流側に向かって流して排水する。
止水部材60の覆い部63は、ヒレ状の突出部であり、笠木50及び装着部61の全周にわたって、笠木50及び装着部61から側方に突出する。また、覆い部63は、笠木50及び装着部61から排水経路64の上方の位置を越えて複数のフレーム3の押縁30まで突出して、押縁30の上面部に接触する。覆い部63は、排水経路64の全体にわたって、排水経路64の上方に配置されて、排水経路64を上方から覆う。
図4~図15は、本実施形態のトップライト屋根1の施工の各段階を示す図である。また、図4、図7、図11、図14は、本実施形態のトップライト屋根1の集合箇所6の周辺部分を示す平面図である。図5、図8、図9、図12は、本実施形態のトップライト屋根1の隣り合う2つのフレーム3の箇所を示す断面図である。そのうち、図5、図9は、2つのフレーム3の押縁30が取り付けられない箇所を示し、図8、図12は、2つのフレーム3の押縁30が取り付けられる箇所を示している。図6、図10、図13、図15は、本実施形態のトップライト屋根1の集合箇所6の周辺部分を示す構成図である。
図示のように、トップライト屋根1の施工時には、ベース体10を設置して、複数のフレーム3の集合箇所6で、立設部材7をベース体10に立設する(図4~図6参照)。また、押縁30をフレーム本体20に取り付けていない状態で、フレーム3のフレーム本体20をベース体10に連結して、複数のフレームユニット4のフレーム3を設置する。続いて、隣り合うフレーム3のフレーム本体20の間の隙間21に、隙間バックアップ材26、27と隙間シール材28、29を設け、複数のフレーム3と立設部材7の間の間隙部40に、間隙部バックアップ材41、42と間隙部シール材43、44を設ける。
次に、複数の屋根面材5をフレームユニット4の開口部4Aのそれぞれに配置して、屋根面材5をフレーム3のフレーム本体20に載置する(図7~図10参照)。その状態で、複数のフレーム3の立設部材7側の箇所で、上方に向かって開放された複数の空所70、71に、空所バックアップ材72、73と空所シール材74、75を設ける。空所70、71のうち(図9参照)、一方の空所70は、屋根面材5とフレーム3のフレーム本体20(ここでは、突壁部25)の間に位置し、他方の空所71は、隣り合うフレーム3のフレーム本体20の間に位置している。一方の空所70には、一方の空所バックアップ材72と一方の空所シール材74が設けられ、他方の空所71には、他方の空所バックアップ材73と他方の空所シール材75が設けられる。
空所バックアップ材72、73と空所シール材74、75は、フレーム3のフレーム本体20及び屋根面材5の縁部に沿って配置され、空所シール材74、75は、空所バックアップ材72、73の上に重ねて配置される。空所シール材74、75は、不定形シーリング材からなるシール材であり、不定形シーリング材が硬化して形成される。空所シール材74、75は、空所バックアップ材72、73に受けられて、空所70、71に充填される。一方の空所シール材74は、屋根面材5とフレーム3のフレーム本体20に密着して、一方の空所70を上部において塞ぐ。一方の空所70は、上部で、一方の空所シール材74によりシールされる。他方の空所シール材75は、隣り合うフレーム3のフレーム本体20に密着して、他方の空所71を上部において塞ぐ。他方の空所71は、上部で、他方の空所シール材75によりシールされる。
次に、押縁30を複数のフレーム3のフレーム本体20のそれぞれに取り付ける(図11~図13参照)。その状態で、隣り合うフレーム3の押縁30の間の隙間31に、隙間バックアップ材36と隙間シール材37を設ける。続いて、カバー8の笠木50を立設部材7に取り付ける。笠木50は、押縁30から立設部材7側に離隔するとともに、フレーム3のフレーム本体20及び屋根面材5から上方に離隔して配置される。
次に、止水部材60を笠木50に装着する(図14、図15参照)。止水部材60の突片62は、笠木50から下方に突出して、空所シール材74、75、屋根面材5、及び、フレーム3のフレーム本体20に上方から接触する。止水部材60の突片62により、空所シール材74、75、屋根面材5、及び、フレーム3のフレーム本体20の上側に排水経路64が区画される、
空所シール材74、75は、排水経路64の下側に位置する複数の空所70、71のそれぞれに設けられて、空所70、71のそれぞれを塞ぐ。また、空所シール材74、75は、それぞれ隣接する屋根面材5の上面、フレーム3のフレーム本体20の上端面と連続するように、空所70、71に設けられる。屋根面材5の上面、フレーム3のフレーム本体20の上端面、及び、空所シール材74、75の上面は、互いに連続して、排水経路64の下面部を構成する。
止水部材60の覆い部63は、笠木50から笠木50の側方に突出し、排水経路64の下側に位置する空所シール材74、75、屋根面材5、及び、フレーム3のフレーム本体20の上方に配置されて、空所シール材74、75、屋根面材5、及び、フレーム3のフレーム本体20を上方から覆う。水は、覆い部63の下側の排水経路64まで流れて、屋根面材5、空所シール材74、75、及び、フレーム3のフレーム本体20の上を間隙部40及び間隙部シール材44に向かって流れる。止水部材60の突片62は、間隙部40及び間隙部シール材44に向かって流れる水を止めて、間隙部40への水の浸入を妨げる。その状態で、水は、排水経路64により、排水経路64に沿って排水される。
以上説明したトップライト屋根1の屋根構造2では、カバー8により、間隙部シール材44に向かう太陽光を遮り、間隙部シール材44が太陽光に晒されるのを防止することができる。そのため、間隙部シール材44が太陽光の紫外線により劣化するのを抑制することができる。また、間隙部シール材44に対するメンテナンスの頻度を低減することができる。複数のフレーム3と立設部材7の間の間隙部40に間隙部シール材44を設けており、間隙部40のメンテナンスを容易に行うことができる。カバー8は、立設部材7に着脱可能に取り付けられている。カバー8を立設部材7から取り外す、又は、カバー8を立設部材7への取り付け位置から変位させることで、複数のフレーム3の集合箇所6を容易にメンテナスすることができる。
このように、トップライト屋根1の屋根構造2によれば、トップライト屋根1の複数のフレーム3の集合箇所6に設けられる間隙部シール材44の劣化を抑制しつつ、複数のフレーム3の集合箇所6におけるメンテナンス性を向上させることができる。また、屋根面材5の交換も容易に行うことができる。複数のフレーム3の集合箇所6に設けられるシール材の量を少なくすることで、シール材から発生する汚れの原因となる物質(例えば、シリコーンオイル)を低減して、屋根面材5への汚れの付着を軽減することができる。
カバー8の笠木50を立設部材7に着脱することで、カバー8を立設部材7に対して容易に着脱することができる。また、笠木50に装着した止水部材60により、複数のフレーム3の集合箇所6の止水性能を確保することができる。笠木50により止水部材60を支持して、止水部材60による止水性能を安定して発揮させることもできる。
止水部材60の突片62により、間隙部40への水の浸入を妨げて、複数のフレーム3の集合箇所6の止水性能を向上させることができる。また、止水部材60の突片62により区画される排水経路64に沿って水を円滑に排水することができる。止水部材60に複数の突片62を設けており、複数の突片62により間隙部40への水の浸入を確実に妨げることができる。
空所シール材74、75により、排水経路64の下方への水の漏れを防いで、排水経路64に沿って確実に排水することができる。また、止水部材60の覆い部63により、空所シール材74、75に向かう太陽光を遮り、空所シール材74、75が太陽光に晒されるのを防止することもできる。そのため、空所シール材74、75が太陽光の紫外線により劣化するのを抑制することができる。
笠木50の雌ネジ部51と立設部材7の雄ネジ部7Bの螺合により、笠木50を立設部材7に簡単に取り付けることができる。また、笠木50の回転により、雌ネジ部51及び笠木50を上下方向に変位させて、複数のフレーム3の集合箇所6のメンテナンスを容易に行うことができる。複数のフレーム3の集合箇所6をメンテナンスするときには、笠木50及びカバー8を立設部材7から取り外して、集合箇所6のメンテナンスを行う。或いは、笠木50及びカバー8を立設部材7から取り外さずに、笠木50及びカバー8を上方に変位させた状態で、集合箇所6のメンテナンスを行う。
立設部材7は、複数のフレーム3に囲まれた円柱部7Aを有しており、複数のフレーム3は、角部のない立設部材7の円柱部7Aを囲んで集合する。そのため、複数のフレーム3を立設部材7の円柱部7Aの周りに様々な方向に向けて放射状に配置することができる。また、カバー8は、立設部材7を囲む円盤形状に形成されており、複数のフレーム3は、角部のないカバー8の下側に集合して配置される。そのため、複数のフレーム3をカバー8の下側で様々な方向に向けて放射状に配置することができる。
なお、トップライト屋根1に設けられる複数のフレーム3の集合箇所6の数は、特に限定されず、トップライト屋根1の屋根形状に応じて、1つのみであってもよく、複数であってもよい。また、屋根面材5は、ガラス面材に限定されず、ガラス製以外の屋根面材、例えば、合成樹脂製の樹脂面材、金属製の金属面材、木製の木面材、又は、コンクリート製のコンクリート面材であってもよい。コンクリート面材は、例えば、押出成型セメント板(ECP:Extruded Cement Panel)である。
以上のとおり、屋根構造は、
複数の屋根面材を備えたトップライト屋根に設けられる屋根構造であって、
上方に突出して立設された立設部材と、
前記立設部材を中心に放射状に配置されて前記立設部材を囲んで集合し、前記屋根面材を保持する複数のフレームと、
前記複数のフレームと前記立設部材の間の間隙部に設けられた間隙部シール材と、
前記立設部材に着脱可能に取り付けられ、前記間隙部シール材の上方に配置されて前記間隙部シール材を覆うカバーと、
を備えた屋根構造である。
従って、トップライト屋根の複数のフレームの集合箇所に設けられるシール材の劣化を抑制しつつ、複数のフレームの集合箇所におけるメンテナンス性を向上させることができる。
前記カバーは、前記立設部材に着脱可能に取り付けられて前記立設部材から前記複数のフレームの上方の位置まで突出する笠木と、前記笠木に装着されて前記笠木を覆う止水部材と、を有する。
従って、笠木を立設部材に着脱することで、カバーを立設部材に対して容易に着脱することができる。また、笠木に装着した止水部材により、複数のフレームの集合箇所の止水性能を確保することができる。
前記止水部材は、前記笠木の下方に突出して前記間隙部に向かう水を止めるとともに、前記立設部材を囲んで環状に配置されて、前記複数のフレームにわたって設けられる排水経路を区画する突片を有する。
従って、止水部材の突片により、間隙部への水の浸入を妨げて、複数のフレームの集合箇所の止水性能を向上させることができる。また、止水部材の突片により区画される排水経路に沿って水を円滑に排水することができる。
屋根構造は、前記排水経路の下側に位置する空所を塞ぐ空所シール材を備え、
前記止水部材は、前記笠木から側方に突出して前記空所シール材を覆う覆い部を有する。
従って、空所シール材により、排水経路の下方への水の漏れを防いで、排水経路に沿って確実に排水することができる。また、止水部材の覆い部により、空所シール材の劣化を抑制することができる。
前記笠木は、前記立設部材に取り付けられる雌ネジ部を有し、
前記立設部材は、前記雌ネジ部が螺合して取り付けられて、前記笠木の回転に伴い、前記雌ネジ部を上下方向に変位させる雄ネジ部を有する。
従って、笠木の雌ネジ部と立設部材の雄ネジ部の螺合により、笠木を立設部材に簡単に取り付けることができる。また、笠木の回転により、雌ネジ部及び笠木を上下方向に変位させて、複数のフレームの集合箇所のメンテナンスを容易に行うことができる。
前記立設部材は、前記複数のフレームに囲まれた円柱部を有する。
従って、複数のフレームを立設部材の円柱部の周りに様々な方向に向けて放射状に配置することができる。
前記カバーは、前記立設部材を囲む円盤形状に形成される。
従って、複数のフレームをカバーの下側で様々な方向に向けて放射状に配置することができる。
1・・・トップライト屋根、2・・・屋根構造、3・・・フレーム、4・・・フレームユニット、4A・・・開口部、5・・・屋根面材、6・・・集合箇所、7・・・立設部材、7A・・・円柱部、7B・・・雄ネジ部、8・・・カバー、9・・・付設物、10・・・ベース体、10A・・・鉄骨、11・・・ファスナー、12・・・ブラケット、13・・・セッティングブロック、20・・・フレーム本体、21・・・隙間、22・・・タイト材、23・・・支持部、24・・・受け材、25・・・突壁部、26・・・隙間バックアップ材、27・・・隙間バックアップ材、28・・・隙間シール材、29・・・隙間シール材、30・・・押縁、31・・・隙間、32・・・係止部、33・・・押え部、34・・・押えバックアップ材、35・・・押えシール材、36・・・隙間バックアップ材、37・・・隙間シール材、40・・・間隙部、41・・・間隙部バックアップ材、42・・・間隙部バックアップ材、43・・・間隙部シール材、44・・・間隙部シール材、50・・・笠木、51・・・雌ネジ部、52・・・鍔部、60・・・止水部材、61・・・装着部、62・・・突片、63・・・覆い部、64・・・排水経路、70・・・空所、71・・・空所、72・・・空所バックアップ材、73・・・空所バックアップ材、74・・・空所シール材、75・・・空所シール材。

Claims (7)

  1. 複数の屋根面材を備えたトップライト屋根に設けられる屋根構造であって、
    上方に突出して立設された立設部材と、
    前記立設部材を中心に放射状に配置されて前記立設部材を囲んで集合し、前記屋根面材を保持する複数のフレームと、
    前記複数のフレームと前記立設部材の間の間隙部に設けられた間隙部シール材と、
    前記立設部材に着脱可能に取り付けられ、前記間隙部シール材の上方に配置されて前記間隙部シール材を覆うカバーと、
    を備えた屋根構造。
  2. 請求項1に記載された屋根構造において、
    前記カバーは、前記立設部材に着脱可能に取り付けられて前記立設部材から前記複数のフレームの上方の位置まで突出する笠木と、前記笠木に装着されて前記笠木を覆う止水部材と、を有する屋根構造。
  3. 請求項2に記載された屋根構造において、
    前記止水部材は、前記笠木の下方に突出して前記間隙部に向かう水を止めるとともに、前記立設部材を囲んで環状に配置されて、前記複数のフレームにわたって設けられる排水経路を区画する突片を有する屋根構造。
  4. 請求項3に記載された屋根構造において、
    前記排水経路の下側に位置する空所を塞ぐ空所シール材を備え、
    前記止水部材は、前記笠木から側方に突出して前記空所シール材を覆う覆い部を有する屋根構造。
  5. 請求項2ないし4のいずれかに記載された屋根構造において、
    前記笠木は、前記立設部材に取り付けられる雌ネジ部を有し、
    前記立設部材は、前記雌ネジ部が螺合して取り付けられて、前記笠木の回転に伴い、前記雌ネジ部を上下方向に変位させる雄ネジ部を有する屋根構造。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載された屋根構造において、
    前記立設部材は、前記複数のフレームに囲まれた円柱部を有する屋根構造。
  7. 請求項1ないし4のいずれかに記載された屋根構造において、
    前記カバーは、前記立設部材を囲む円盤形状に形成された屋根構造。
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